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ブロリー「ブロリー、です...」\ ウホッ!いい男♂ /

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  1. 1 : : 2014/09/27(土) 17:08:37
    申し上げます!
    更にペースが落ちると推測されましたァ!

    ダニィ!?ふざけやがってぇ...!
    ちゃあああああああ!!!

    ...許してください。

    全宇宙から集められた注意事項たち
    ・亀更新
    ・キャラ崩壊
    ・エレミカ、アニアル
    ・コメント停止中
    ・注意事項が増える可能性



    ↓前回
    http://www.ssnote.net/archives/22339
    クリリン「...!?なんだ、このバカでかい気は...!?」リヴァイ「...世界の...終焉か...?」


    http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/groups/738/archives/1
    ↑グループです。なんなりとお使いください。あ〜う☆(^qメ)


    ほのぼのとシリアス(シリアス多め)になりつつあります。戦闘はそのうち…
    DBネタが増えてくるかも...特にブロリー映画辺り
    あ、今回はブロリーの方がメインに近いかもしれません。
  2. 2 : : 2014/09/27(土) 17:15:40
    ~13:30頃、訓練兵団教室~

    メガネ教官「─ということから──であり──として─」カッカッ←チョーク音

    アルミン「...」サラサラ

    エレン「...なあアルミン、あれってどういう意味だ?」ボソッ

    アルミン「そうだね...例えばあそこがああなってるとさ...」ボソッ

    エレン「おお!そう言うことか!」

    メガネ教官「どうした?イェーガー訓練兵。」

    エレン「あ、いえ...スミマセン...」
  3. 3 : : 2014/09/27(土) 17:18:52
    コニー「や〜い、怒られてやんのw」ヘラヘラ

    エレン「う、うるせえ!」

    ジャン「おいエレン!授業に集中しろよ!」

    エレン「馬面は引っ込んでろ!」

    ジャン「ぁんだとコラァ!」ガタッ

    エレン「文句あんのか!かかってこいよ!」ガタッ

    ポカスカポカスカ

    コノヤロウ!ナンナンダヨオマエハ!
    ハナセヨ!ヤブケチマウダロウガ!


    メガネ教官「まったく...また始まってしまった...」ハァ
  4. 4 : : 2014/09/27(土) 17:19:23
    ~14:30、休み時間~

    エレン「よし!イイ感じに授業潰せたな!」ヘヘッ

    ジャン「ああ!俺たちのチームワークは最高だな!」ピ-ス

    ミカサ「エレン、あまり授業を潰すのはよくない。」

    エレン「いや、わかってんだけどどうにも暇でさ...」

    アルミン「まあ、確かに立体機動装置の歴史なんて退屈だよね...」ハハ...

    ミカサ「あ、アルミンまで...」

    アニ「アルミンだって思春期の男の子で、勉強の虫じゃないってことさ。」
  5. 5 : : 2014/09/27(土) 17:19:44
    エレン「...そういや、俺気になってたんだけどさ。」

    ミカサ「どうしたの?」

    エレン「アニって、こんなにまともだったか?」

    アニ「...じゃあ、まともじゃないってどういうことだい?」ピクッ

    エレン「なんかアルミンにべとべとしてて、ニャンニャン言ってたような...」

    アルミン「え、エレン!いけない!」

    エレン「あ?なんのことだ?」キョトン

    アニ「ふーん...そうかい...」ゴゴゴ

    ミカサ「あ、アニ、落ち着いて...エレンのことは私から謝る...」チラッ

    ミカサがアルミンに目でサインを送る...

    アルミン「ちょ、ちょっとエレン!トイレに行かない!?ハハハ!」ガシッ

    エレン「お、おいアルミン!放せよ!」ズザザザ

    ジャン(...空気ってこういうことを言うんだな...)
  6. 6 : : 2014/09/27(土) 17:20:34
    エレン「なんだよアルミン!急に引っ張ったら服が破けちまうだろ!」プンプン

    アルミン「エレン...君は本当に鈍感だね...」ハァ

    エレン「それはいま関係ねえよ!しかも、トイレは逆方向だぞ!?」

    アルミン「...ねえ、エレン...」

    エレン「ん...な、なんだよ、そんな真面目な顔して...」

    アルミン「...アニの態度が変わったのはいつからか憶えてる?」
  7. 7 : : 2014/09/27(土) 17:27:09
    エレン「ああ、確かクリリンがアニたちに何か話した日からだな。」

    アルミン「うん。僕は、アニはあの時に何かあったんだと思うんだ。じゃあ、何について話してたかは憶えてる?」

    エレン「えっと...確かクリリンの仲間の...悟空ってやつの話だったな。」

    アルミン「そうなんだ。だけど、そんなことで人の仕草やら何やらが変わってしまうとは思えないんだ。」

    エレン「...つまり?」

    アルミン「僕たちが盗み聞きを始める前に、何か違う話があったと思うんだ。」
  8. 8 : : 2014/09/27(土) 17:34:49
    エレン「...それがなんだって言うんだ?」

    アルミン「人は嘘をついている時、いろんな動きが大げさになることがあるんだ。」

    アルミン「そこで、アニがニャンニャンしてた時は、何かを必死で隠そうとしてたんじゃないかって僕は考えてる。」

    エレン「何かってなんだよ...?」

    アルミン「それはわからないよ...でも、リヴァイ兵長に聞かれてたって知ったとき、アニは確かに怯えてた...」

    アルミン「おそらく、バレてはいけない、酷く恐ろしい何かを隠していると思う。」
  9. 9 : : 2014/09/27(土) 18:15:29
    エレン「...それで?」

    アルミン「へ?」

    エレン「どうして、俺がニャンニャンしてたって言ったらあんなに怒ったんだ?」

    アルミン「うーん...」

    アルミン「...恥ずかしかったんじゃない?」

    エレン「なるほど。それで全部謎が解けたな。」ポンッ

    アルミン「そういうわけだから、あんまりアニのことを傷つけるようなこと言っちゃダメだよ!」

    エレン「へいへい...」
  10. 10 : : 2014/09/28(日) 08:17:34
    エレン「...さっきから俺たちの教室が騒がしくないか?」

    アルミン「そういえば...アニとミカサに何かあったのかも!急ごう、エレン!」ダッ

    エレン「お、おう。」ダッ

    ~訓練兵団教室~

    ガラガラッ

    エレン「おい、なにやっt......」

    アルミン「...ジャン、何してんの...?」

    ミカサ「たまたまジャンがそばにいただけ。おかげでアニを押さえつける手間がはぶけた。」

    ジャンっぽい何か「」ゲシッゲシッ

    アニ「......」ブンッ
  11. 11 : : 2014/09/28(日) 08:22:55
    アルミン「...」ワナワナ

    エレン「お、おいアルミン...目が…普通じゃないぞ…?」ビクッ

    アルミン「おい、ジャン!!」

    ジャン?「」

    アルミン「この野郎!ふざけやがって!羨ましいッ!」ガシッ

    ジャン?「」

    アルミン「服なんかどうでもいいだろうが!」


    エレン「み、ミカサ…アルミンが怖いよ…」(;;)

    ミカサ「大丈夫…みんな一緒…」ビクビク
  12. 12 : : 2014/09/28(日) 08:28:09
    キース「先程、大きな音がしたのだが、誰か知っている者はいないか…?」ガラッ

    シーン…←アルミンは掴みっぱなし

    アニ「ジャンの放屁です。」スッ

    \プッ…フフフ…/

    キース「そうか、まったく...後でグラウンド30周と伝えておいてくれ。」ガラッ

    アニ「ハッ!」

    エレン(ジャンがこんなにかわいそうに思ったのは初めてだ...)
  13. 13 : : 2014/09/28(日) 20:41:36
    ちょっぴり経ってアルミンが落ち着いた頃...

    エレン「それにしても、アルミンがあんなにキレるところ始めてみたぜw」

    ライナー「ああ、さっきのはマジでびびったな。」

    アルミン「も、もういいでしょ!あんまり掘り起こさないでよ!」

    ベルトルト「まだ浮き彫りになったままだと思うけど。」

    アルミン「...とにかく!もう忘れてよ!は、恥ずかしいよ///」

    エレン「照れる要素はねえだろ...」
  14. 14 : : 2014/09/28(日) 20:42:23
    エレン「何をあんなに怒ってたんだ?」

    コニー「まさか、アルミンのくせにやましい理由でもあんのかw?このっこのっ!」ツンツン

    アルミン「!!?。?、!?。?!」

    エレン「...アルミン、熱でもあんのか?」

    ライナー(!これは、まさか...!)

    ライナー「アニもあんなに怖がって...可哀想だったな。なあ、ベルトルト!」ハハハ

    ベルトルト「え、あ、ああ!泣きそうだったね!」ハハハ...

    アルミン「!?ど、どうしよう...あとで謝らなきゃ!」アセアセ

    ライベル(あ、こりゃ確定だわ...)
  15. 15 : : 2014/09/28(日) 20:42:45
    ベルトルト「大丈夫だよアルミン、冗談だから。」

    アルミン「な、なんだよ!心配して損したよ!」フゥ

    コニー「そういえば、ジャンはどうしたんだ?」

    マルコ「さっきミカサにたたき起こされて、走りに行ったよ...」

    エレン「そ、そんな...っ!」ガ-ン

    ライナー「?どうした、エレン。何か問題あるのか?」

    エレン「...つ、次の授業が、潰せねえ!」

    コニー「し、しまったァ!!!」

    ライナー(...コイツらどうしようもねえな...)ハァ
  16. 16 : : 2014/09/28(日) 20:43:05
    ミカサ「エレン、これであなたに授業を潰すことはできない。」ザッ

    エレン「ミカサ...やりやがったな...」

    ミカサ「授業を潰してもあなたの為にならない...ので、私は授業妨害の阻止をさせてもらった。正当な理由でしかないと思うのだけれど?」

    エレン「ぐっ...」

    ミカサ「...エレン、あなたは、何の為に訓練兵団に志願したの?」

    エレン「!!...俺は...巨人を...」

    一匹残らず...駆逐してやるんだ!!


    エレン「......すまねぇミカサ...ありがとう...思い出させてくれて...」

    ミカサ「ええ...(忘れるなよ...)」

    ライナー(巨人...か...)
  17. 17 : : 2014/09/28(日) 20:43:29
    アルミン「ま、まあ。エレンの連続授業妨害事件も一件落着ということで、これで引っかかることはなくなったね!」

    ミカサ「いや、まだある。」

    アニ「アルミンのキャラ崩壊罵倒事件。」

    アルミン「す、済んだ話だから、水に流そう!ね!」ハハハ...

    エレン「いや、さっきはしっかり聞けなかったからな!理由を教えてもらうぞ、アルミン!」

    アルミン「そ、そんなぁ...」

    ライナー「俺は、なんとな~く察しがついたけどな。」ニヤッ

    教室内の皆さん「「!!?」」


    アルミン「...ライナー...?」ニコッ

    ライナー(やべぇ、言わなきゃよかった...)
  18. 18 : : 2014/09/28(日) 20:44:45
    アルミン「はい、みんなぁ!ライナーの○○な話聴きたい人、手を挙げて~!」

    (」・ω・)ススッ(」・ω・)

    ライナー「なん...だと...?」ゾクッ

    アルミン「...ライナー...?」ニコッ

    ライナー「私はこの件に一切の関与をしない事を、ここに誓います。」

    アルミン「下がってよろしい。」

    ライナー「ハハッ!」サササッ
  19. 19 : : 2014/09/28(日) 23:50:58
    コニー「なんだよ!結局どっちの話も聞けねえのか!」

    サシャ「残念です!」

    エレン「アルミン...今度、酒飲ませてでも聞いてやる...!」ゴゴゴ

    ミカサ「エレンは変なことに興味持たないで、私だけを見ていなさい。」

    エレン「...そ、そうか///」

    ミカサ(しまった...///つい本音が///)

    ライナー「変なもん見せつけないでいいから、席に着け。そろそろ始まるぞ?」

    アルミン「この15分で寿命が8年は縮んだよ...」ハァ

    ライナー「俺も同kミカサ「!!」

    ミカサ「みんな!伏せて!」バッ

    エレン「は?何言っt

    ドゴオォォーーン...
  20. 20 : : 2014/09/28(日) 23:51:25
    グラグラ...

    エレン「な、なんだ地震か?まさか、超大型!?」

    ベルトルト「そんなはずはnライナー「違う!ここは壁内だぞ!超大型巨人は壁外に現れるはずだ!」

    コニー「じ、じゃあなんなんだよ!今の揺れは!」

    サシャ「クンクン...!グラウンドから知らない臭い...血も混じってる...!」

    エレン「...てことは...」

    「「ジャンが危ない!!!」」
  21. 21 : : 2014/09/28(日) 23:51:56
    ~14:45訓練兵団グラウンド~

    パラパラ...

    エレン「おーい!ジャン!いたら返事しろ!」ハァハァ

    アルミン「ひどい砂煙だ...何かが落ちてきた...?」ハァハァ

    ライナー「考えてる暇はない!ジャンを探すぞ!」

    「「おう!!」」

    サシャ「...待ってください!あ、あそこ!」ユビサシ

    ミカサ「...!何かいる...!」ザッ
  22. 22 : : 2014/09/28(日) 23:52:28
    モクモクと立ちのぼる煙の中に、黒い人影が...

    コニー「デカい...3mはあるぞ!?」

    エレン「きょ、巨人か...!?だとしたら...」

    ミカサ「...生憎、私たちに勝つ手段はない...」

    ライナー(俺たちの出番なのか...?)

    モブ男「!煙が晴れるぞぉ!」

    ゆっくり...ゆっくりと煙は晴れていき、影の正体が姿を現し始める...
  23. 23 : : 2014/09/28(日) 23:52:47
    3m級の巨人?「...…」シュインシュイン…


    コニー「お、おい…なんか、光ってないか…?」

    アルミン「光る巨人…聞いたことがない…」

    エレン「…ていうか、服着てるし、少し浮いてないか?」

    キース「ケガは無いか!?」スタッ

    アルミン「きょ、教官!キルシュタイン訓練兵が見当たりません!」

    キース「…ヤツか…なんだ、あの化物は…」

    3m級の巨人?「…化物…?」

    ライナー「!しゃ、喋ったぞ!?」
  24. 24 : : 2014/09/28(日) 23:54:14
    3m級の巨人?「…喋って何が悪い…」シュインシュイン...フッ

    キース「…どうやら、巨人じゃなさそうだ…」

    砂煙が晴れ、巨人?の姿が目視できるようになった…

    3m級の巨人?「巨人…?違う...俺はブロリー、です...」

    キース「...人間...か?」

    ブロリー「...はい...」

    ブロリーと名乗る大男が近づいてくる...

    クリスタ「...!ね、ねえユミル...あの人、よく見ると...」

    ユミル「ああ、遠くから見ても分からなかったが、近くで見ると...」

    女性訓練兵「「...カッコイイ...」」ポッ

    ライナー(ウホッ!いい男♂)ポッ
    ↑念のため言っておきますが、ライナーはホモ設定ではありません。
    ホモゴリラが出るのはこの一瞬だけです。
  25. 25 : : 2014/09/29(月) 23:56:12
    ブロリー「...お前がキースだな?」

    キース「...どこで私の名を?」

    ブロリー「団長から聞いた。確か...エルヴィンとか言ったな...」

    キース(エルヴィン...?壁外にいるはずだぞ?)

    キース「私に何のようだ...」

    ブロリー「頼み事をされてるんだが、その前に1つ言いたいことがある...」

    キース「...なんだ、言ってみろ...」ミガマエ...

    ブロリー「...地面に穴をあけてしまい、申し訳ない...」シュン
  26. 26 : : 2014/09/29(月) 23:56:39
    キース「そ、そんなことか。あの程度なら問題ない、安心しろ。」

    ブロリー「...そうか、じゃあこれを渡す。団長からだ。」ペラッ

    キース「なに?どれどれ...」ヨミヨミ


    キース「...まったく、クリリンめ...面倒なものを連れ込んだな...」フゥ

    キース「お前がブロリー...そして、そのチビが孫悟空か?」

    ブロリー「ああ。これから世話になりそうだ...あの兵団が戻って来るまでよろしく頼む。」

    キース「...仕方あるまい...全員、聞こえるか!!」

    訓練兵「「!ハッ!!」」ビシッ

    キース「これより、本日は予定より全て20分ずつずらした日程に変更する!!いいな!!」

    訓練兵「「ハッ!!」」

    キース「総員、解散!!」

    ザッザッザッ...

    キース「...さて、お前には医務室に行ってもらおう。しっかりと処置させてもらう。」ザッ

    ブロリー「...わかった。」
  27. 27 : : 2014/09/29(月) 23:57:01
    ~15:00、訓練兵団教室~

    ワイワイガヤガヤ...

    エレン「なんか、凄かったな...」

    アルミン「あれほどのクレーターが出来るには、僕たちの家とかを空から落としてもまだ力が足りないよ。」

    コニー「教官はブロリー、とか呼んでたな、あいつのこと。」

    アルミン「!それはホント!?コニー!」

    エレン「ブロリー...なんだっけ?聞いたことあるな...」

    アルミン「どうして忘れるんだよ!ブロリーって言ったら、クリリンが言ってた...ええと...伝説の...」

    ジャン「伝説の超サイヤ人だろ?」ボロッ
  28. 28 : : 2014/09/29(月) 23:58:29
    マルコ「ジャン!無事だったの!?」

    ジャン「無事じゃねえよ!あの爆風に吹き飛ばされて、木に頭打ちつけて気ィ失っちまった!」サスリサスリ

    コニー「とにかく、よかった!これで授業が潰せるな!」

    ミカサ「なにか言った...?」ゴゴゴ

    コニー「...じ、ジャンもしっかり授業受けれそうでよかったな!」ハハハ...

    ジャン「おい、コニー...お前大丈夫か?」イロイロト...

    ベルトルト「...ところで、その伝説の...なんだっけ?」
  29. 29 : : 2014/09/29(月) 23:59:02
    アルミン「伝説の超サイヤ人...説明するよ...」

    「ちょっと待った。」

    アルミン「うわ!...なんだ、教官か...」

    メガネ教官「その伝説の超サイヤ人とやらの話を聴かせてくれないか?」

    アルミン「まあ、これはクリリンに聞いた話なんですけど...」

    アルミン説明中、、、


    メガネ教官「なるほど。それならあの爆発の説明がつく...」

    コニー「だけど、そんなに危ないヤツには見えなかったぞ?」

    アルミン「そうなんだ。そこが引っかかるんだよ...」ウ-ン...

    メガネ教官「興味深い話だった...もうすぐ時間だから、皆席に着いてくれ。」

    「「ハッ!」」
  30. 30 : : 2014/09/30(火) 23:55:08
    ~15:30頃、訓練兵団医務室~

    悟空「...ふあぁぁ......」ムニャムニャ

    悟空「......どこだ、ここ?」

    悟空「...あ、そういえばオラ負けちまったんだっけ...あ~、悔しいな...」

    キース「お、目が覚めたな。」ガラッ

    悟空「...誰だおめえ?」ミガマエ

    キース「私はキース、クリリンの仲間だ。安心しろ。」

    悟空「そっか、ならいいや!」

    キース(なんて単純なやつだ...)
  31. 31 : : 2014/09/30(火) 23:55:30
    悟空「そういやぁブロリーは?」

    キース「傷が酷くてな。カーテンがかかっているから見えないが、隣のベッドで寝ている。」

    悟空「へぇ...じゃあ、オラ暇だなぁ...」

    キース「...そうか、ならちょうどいい、ついて来い。」クルッ

    悟空「へ?何すんだ?」キョトン

    キース「エルヴィン...少し前までお前が一緒にいた団長から頼み事があってな...」ザッ

    悟空「あぁ!待ってくれよ!」バッ、タッタッ...
  32. 32 : : 2014/09/30(火) 23:55:45
    ~訓練兵団グラウンド~

    悟空「うっひゃあ~デケえ穴だなぁ...」

    キース「ブロリーにやられた...まああれは今関係ない。」

    悟空「で?その頼み事ってのはオラにカンケーあんのか?」

    キース「ああ、お前に舞空術を教えてほしいらしい。」

    悟空「舞空術...あの飛ぶやつか!なんだよ、早く言ってくれりゃあいいのによぉ!」

    悟空「でも、神様にまだ早いって止められてんだよなぁ...」

    キース「...神様だと?」

    悟空「ま、いっか。オラに舞空術教えてくれ!はやく!」ワクワク
  33. 33 : : 2014/09/30(火) 23:56:01
    ~18:20、訓練兵団教室~

    メガネ教官「時間だな。これで午後の授業は終わりになる、各自休憩をとって、遅れずに食堂に来るように。」

    「「ありがとうございました~」」

    メガネ教官「よし、解散!」


    エレン「ぷひ~、初めてマジメに授業受けたぜ...」ツカレタ~

    ジャン「腹へったけど、飯まであと30分もあるぜ?何する?」

    エレン「そうだな...アルミン誘ってテキトーに徘徊しようぜ。」

    ジャン「さんせー。」
  34. 34 : : 2014/09/30(火) 23:56:24
    ~訓練兵団1F廊下~

    アルミン「なんで僕まで...」

    エレン「そうかてぇこと言うなよw」ヘヘヘ

    ジャン「...まあ、こんなとこでも面白いことの一つや二つころがってんだろ。」

    アルミン「本当にテキトーだね...」ハァ

    コソコソ、コソコソ...

    エレン「お?早速なんかやってるみたいだ!行ってみよう!」

    アルミン「...はぁ、まったく...」
  35. 35 : : 2014/10/01(水) 22:22:27
    クリスタ「ね、ねえユミル?なにか見える?」ボソッ

    ユミル「ん〜、見える限りは誰もいないな。」ボソッ

    ミーナ「そ、それはつまり1人で寝てるあれでは!?」

    クリユミ「シッ!声が大きい!」

    エレン「よ!何やってんだ?」

    クリユミーナ「!!」ビクゥッ

    ジャン「...その様子だと、何かやましいことしてたな?」

    ミーナ「べべべべ別にわわわわ私たt...モガッ

    ユミル「シ-ッ!お前はどうしてあの超絶イケメンを間近で見てみたいなんてことを言おうとするんだ!?」

    エレン「全部聞こえてるぜ。」

    ユミル「......あ...」サ-ッ←血の気が引く音

    クリスタ「もう!ユミルのばか...」ハァ
  36. 36 : : 2014/10/01(水) 22:23:14
    ジャン「超絶イケメン?誰のことだよ」

    アルミン「ああ、ジャンはあの時気を失ってたんだっけ?」

    エレン「...ブロリーのことだ。授業前に話してたろ?」

    ジャン「!クリリンが言ってたヤバイやつか!」

    ブロリー「誰か呼んだか?」バキッ

    医務室ドア(にょああああ!!)バキバキッ


    エレアルジャン「...え?」

    ブロリー「...またやっちまった...」ハァ
  37. 37 : : 2014/10/01(水) 22:23:32
    エレン「...お、俺知らね...」

    ブロリー「まだ力が抑えられないか...」ハァ

    ジャン「で、デカ過ぎねえか?」ボソッ

    アルミン「さっきの煙の中では大きく見えてたみたいだね。それでも2m40はありそうだよ...」ボソッ

    ミーナ「な、なんてパワフルな...!」

    クリスタ「す、すごいね...」

    ブロリー「それで、俺に何か用か?」

    ユミル「くっ...も、もう耐えられねえ!」ダッ

    クリスタ「ちょ、ユミル!待って〜!」ダダッ

    ミーナ「ひ、一人にしないでぇ!」ダダッ


    ブロリー「......」

    ジャン「えっと...あれだ、気にするな...」
  38. 38 : : 2014/10/01(水) 22:23:56
    ブロリー「...お前たち、俺を知っているようだな。」

    エレン「え、あ、ああ。クリリンから聞いたんだ。」

    ブロリー「...そうか。団長がここはクリリンの知り合いが多いとか言ってたな。」

    アルミン「?団長って誰のことですか?」

    ブロリー「なに?教官とやらから聞いてないのか?」

    アルミン「まだ何も...」

    ブロリー「そうか、なら簡単に話してやる。」
  39. 39 : : 2014/10/01(水) 22:24:18
    アルミン「壁外から来た!?」

    エレン「その腹は巨人にやられたってことか?」

    ブロリー「いや、コイツは別件だ。」
    ※ブロリーは現在、腹から背中にかけて包帯を巻かれています

    ブロリー「地球に着いてからケガはしてないからな。」

    ジャン「壁外にいたんだろ?無傷って俺たちからすると奇跡なんじゃないか?」

    エレン「すげえ!俺もそんな屈強な兵士になってみせるぜ!」グッ
  40. 40 : : 2014/10/03(金) 17:11:31
    ミカサ「あ、エレン。こんなところにいた。」ザッ

    エレン「ん、ミカサとアニとサシャか。何か用か?」

    サシャ「そろそろ夕食の時間なので探しに来ました!」

    ジャン「なんだ、もうそんな時間なのか。」

    エレン「じゃあ、食堂に行こうぜ!腹へったなぁ...」

    ミカサ「...あなたがブロリー?」

    ブロリー「ああ、そうだ。」

    ミカサ「そう...あなたも来る?」
  41. 41 : : 2014/10/03(金) 17:11:53
    ブロリー「何?」

    サシャ「食堂ですよ!一緒に夕御飯を食べましょう!ケガを治すには栄養を摂るのが一番です!」

    ブロリー「...…」

    エレン「?おい、何してんだよ。早く行こうぜ!」

    ブロリー「…そうだな。」

    キョウノメシナンダロウナ?
    ド-セマタカタイパントシチュ-ガスコシダロ
    タ、タノシミデスネ!ワクワク!!
    ハハハハハ…

    ブロリー(何なんだこれは…あたたかい…俺はこんなもの知らない…)
  42. 42 : : 2014/10/03(金) 17:12:08
    ~18:40、訓練兵団食堂前廊下~

    ワイワイガヤガヤ…

    アルミン「あの様子だと座る場所がなさそうだね…」

    ジャン「最悪、バラバラだな。」

    エレン「お、俺はミカサと座れる場所さえあればいいけどな!」

    ミカサ「しまった、言われた…」

    アニ「分かったから目の前でイチャイチャしないでくれ…」ハァ

    サシャ「私もそんなこと言われてみたいです!」

    ジャン「お前は飯さえあれば床ででも食うだろ。」

    サシャ「なっ!?」

    エレン「言えてるな!」ハハッ

    サシャ「なっ!?」

    ブロリー(これはひどい…)
  43. 43 : : 2014/10/03(金) 17:12:38
    ガラガラッ

    ライナー「お、エレンたちか!急げよ、6人分空いてる席はほぼ残ってないぞ!」

    アルミン「…そういえば、僕たち7人だったね。」

    ミカサ「サシャに別席に行ってもらえばいい。」

    サシャ「なっ!?」

    ライナー「7人?エレンとミカサとアルミンに、ジャン、アニ、サシャ…あと誰だ?マルコか?」

    エレン「…あれ?ブロリーは?」

    ミカサ「どういうわけか、食堂に入ろうとしない。」
  44. 44 : : 2014/10/03(金) 17:12:56
    エレン「おい、どうしたんだよ?」

    ブロリー「俺が入ったら、パニックが起きる気がする…」

    ジャン「へぇ、図体の割には周りに気を遣うんだな。」

    サシャ「大丈夫ですよ!とって食おうってワケじゃないんですから!」

    ジャン「お前ならやりかねないけどな。」

    サシャ「なっ!?」

    アルミン「さっきから『なっ』、しか言ってないね…」ハハハ

    エレン「ま、やらずに悔やむよりやって後悔してた方が人生楽しいぜ?」

    ブロリー「…そうか。なら行こう。」
  45. 45 : : 2014/10/04(土) 15:48:21
    ブロリーが食堂に入ると…

    訓練兵達「……」アングリ…

    まあ、皆予想通りの反応をした…


    エレン「…あ、あそこの席に座ろうぜ!」ユビサシ

    指さした方向の訓練兵達「」ビクッ

    ブロリー「…分かった。」ギュピ

    ギュピ、ギュピ、ギュピ…

    訓練兵達「……」(;・ω・)

    ブロリー「…」…チラッ

    訓練兵達「ビクッッッ!!!」((((゚゚;;

    アニ「こりゃダメだね…」ハァ
  46. 46 : : 2014/10/04(土) 15:49:29
    サシャ「あの人は背が高いだけですから!ほら!おおらかな人は身体が大きいって言うじゃないですか!」

    訓練兵達「うーん…」( ´・・)(・・`)


    エレン一行は(どういうわけか)サシャに一人ひとり事情を説明させていく…


    ブロリー「なにをあそこまで必死になってるんだ?」←座れました

    ミカサ「私は何もしていない。パンをちらつかせただけ。」

    エレン「ミカサ、それはすごい破壊力だぞ…」

    アニ「まあ、ちょうど6人で席に座れたし、それなりに説得できてるみたいね。よくやるわ、ホント。」

    ジャン(女子メンツ怖え…)
  47. 47 : : 2014/10/04(土) 15:49:46
    「時は来た…」

    「そう、それは皆が待ち望んでいた…」

    コニー「「飯の時間dガシッ

    キース「バカやってないで、とっとと食い始めろ…」ミシミシミシ…

    コニー「ガ…アガ…シ、ショ-チシマシタ…」バタッ


    …というわけで、訓練兵お待ちかねの夕食の時間が始まったのだった…


    ワイワイガヤガヤ...


    エレン「いつも通りうるさくなったな!」ヘヘ

    サシャ「すべて私のおかげです!」エッヘン

    アルミン「それにしても、隣に座らせて貰えてよかったね、サシャ!」

    サシャ「はい!隣がミーナ達で助かりました!」

    ミーナ「べ、別に私たちは...ね!」

    ユミクリ「お、おう!」「ねっ!」

    ブロリー「パクパクモグモグ...」
  48. 48 : : 2014/10/04(土) 15:50:13
    悟空「お?ブロリー!こんなとこいたのか!」トコトコ

    ブロリー「...ゴクン、悟空か。どこに行ってたんだ?」

    悟空「あそこのおっちゃんに飛び方教えてもらってたんだ!結構難しいな、あれ!」ヘヘヘ


    エレン「?子供?なんでこんなとこに...」

    ミカサ「エレン、ブロリーは来た時に子供を担いでいた。覚えてない?」

    エレン「へぇ、見てなかったな...」

    アルミン(...あれ?いま、ブロリーが悟空って呼ばなかったかな...)

    ジャン「なあ、お前なんていうんだ?」

    悟空「オラか?オラ孫悟空ってんだ!よろしくな!」
  49. 49 : : 2014/10/04(土) 15:50:40
    エレン「そうか!よろしく!」

    悟空「それよりさ、食いもんの匂いがしたから来てみたんだけど...」ジュル

    アルミン「それなら、あっちでもらってこれるよ。」

    悟空「そっか!ありがと!」タタッ


    アルミン「...エレン、気づいた?」

    エレン「ああ、孫悟空だってな...」

    「お前ら、何か知っているようだな?」

    アルミン「あ、教官...」

    キース「食後に私の部屋で話を聞かせてもらえるか?」

    エレン「ハッ!」ビシッ

    キース「うむ、よろしい。」タッタッ
  50. 50 : : 2014/10/05(日) 21:57:13
    ~18:40壁外、調査兵団第三拠点~


    エルヴィン「本日はこの第三拠点で休息をとる!全員、明日に向けてしっかりと身体を休めるように!」

    調査兵団「「ハッ!」」ビシッ

    エルヴィン「よし!見張りは配置につくように!解散!!」


    クリリン「今日はこれで終わりなんすか?」

    ハンジ「夜は巨人達も動きが鈍ってて動きやすそうだけど、こっちの視界も狭くなるからやっぱり夜は休んでた方がいいんだ。」

    エルヴィン「そんなことより、私は大満足だ!第三拠点まで1日でついた!それも、けが人がゼロだ!」

    リヴァイ(エルヴィンがはしゃいでると、不思議と身構えちまう...本能か?)
  51. 51 : : 2014/10/05(日) 21:57:32
    クリリン「へぇ...そんなスゴイことなんだ...」

    エルヴィン「明日は第四拠点を建てよう。生半可な仕事ではないが、人類の英知のためだ。」

    ハンジ「そしたら、いよいよシガンシナ区突入だ!全ての始まりの場所...この手で穴を塞いでみせよう!」グッ


    クリリン「...そういえば、これって何のための遠征なんですか?」

    リヴァイ「決まっている。シガンシナ区の穴を塞いで、これ以上の巨人の侵入を止めるだけだ。」

    クリリン「...穴を塞ぐ?」
  52. 52 : : 2014/10/05(日) 21:58:06
    ハンジ「あれれ、誰もクリリンに事情を教えてないの?」

    クリリン「あのデカい壁に穴か...俺でも骨が折れるような重労働だな。」

    エルヴィン「今回の遠征は第五拠点の設置で、ひとまず退散だろう。」

    ミケ「まさかここまでスムーズに進めるとは思ってなかったからな、塞ぐ道具を持ってきていない。」

    クリリン「...あれ?塞ぐだけですよね?」

    リヴァイ「何回聞けば気がすむ...塞げばいいんだよ、穴を。」

    クリリン「...手段は?なんでもあり?」

    ハンジ「ん~、塞ぐのが最優先だし、とにかく塞げればいいよね。」
  53. 53 : : 2014/10/05(日) 21:58:39
    クリリン「俺がやりますよ?」

    リヴァイ「...は?」

    クリリン「ちゃっちゃと塞いで来ましょうか?」

    ハンジ「...は、ハハハ!面白いこというね!」ケラケラケラ

    クリリン「わりとガチなんですけど...」

    ハンジ「さ、流石にクリリンでもあの穴を塞ぐなんて...」

    リヴァイ「おもしろそうだ、のった。」

    ミケ「俺も。」

    ハンジ「…ファ!?」
  54. 54 : : 2014/10/05(日) 21:59:27
    エルヴィン「決まりだな。」スクッ

    ハンジ「ちょ、エルヴィンまで!」アタフタ

    エルヴィン「明朝、舞空術を使える者を集めてクリリンの援護を頼む。」

    リヴァイ「...どうやら、おもしろい事になってきたようだな。」フッ

    ミケ「...ナナバのやつも飛べればよかったのに…」スン

    ハンジ「な、なんでみんなそんなに乗り気なの!?」

    エルヴィン「…ハンジ、参加してくれたら帰り道に巨人を捕かk

    ハンジ「早く行こう!今行こう!すぐに行こう!」キリッ
  55. 55 : : 2014/10/07(火) 07:30:48
    ~訓練兵団、教官の部屋~

    コンコン

    キース「…入れ。」

    エレン「失礼します!」ガチャ

    キース「呼び出してすまなかったな。」ピコーンピコーン

    アルミン「い、いえ!差し支えありません!(初期のマリオってw他に何かなかったのかよww)」

    キース「あ、死んだ(泣)」テレッテテレッテテ

    エレン「…それで、何か御用ですか?」
  56. 56 : : 2014/10/07(火) 07:31:05
    キース「そうそう、ブロリーについてもっと詳しく話してもらいたい。」

    エレン「ああ、それならアルミンの方が。」

    アルミン「へ!?」

    キース「そうか、ならばアルレルト、聞かせてくれ。」

    アルミン「エレン…よくも…」ボソッ

    エレン「へへ、わりぃわりぃw」ボソッ
  57. 57 : : 2014/10/07(火) 07:31:25
    アルミン説明中、、、

    キース「…なるほど、ブロリーの傷はその孫悟空にやられたのか。」

    アルミン「そして、その孫悟空もこの世界に来ているんです。」

    キース「ふむ…何故かブロリーは気づいてないらしいな。というか、あの子供が本当にブロリーを倒したのか?」

    アルミン「クリリンは、何十年か前に孫悟空とは兄弟弟子だった…とか言ってました。」

    エレン「ってなると年取らなすぎだな…同姓同名の別人?」

    キース「孫悟空なんて変わった名前の人間がそういるとは考え難いが、それしかありえないか…」
  58. 58 : : 2014/10/07(火) 07:37:35
    悟空「さっきからオラの名前ばっか呼んで何やってんだ?」ガチャ

    アルエレ「……」

    キース「…お前はノックを知らんのか?」

    悟空「ん?フォークの使い方ぐらいオラも知ってっぞ?箸のほうが使いやすいけどな。」

    キース「...そんなことは聞いてないんだが...」

    アルミン「ど、どのあたりから聞こえてた?」

    悟空「ん~、キョーダイデシとか、ドーセードーメーとか言ってたな。意味わかんねえけどw」ヘヘヘ

    アルミン「そ、そうなんだ…(ほっ、面倒なところは聞いてなかったか…)」

    悟空「ところで、オラがブロリーを倒したってどういうことだ?」キョトン


    アルミン「…(聞いてたんかい…)」
  59. 59 : : 2014/10/07(火) 07:37:54
    アルミン再説明中、、、

    悟空「ん~…よく分かんねえけど、そりゃオラだなぁ…オラ以外に悟空なんて聞いたことねぇし…」ウデクミ

    キース「とすると、お前とブロリーは来た時系列が別だというわけだな…」

    悟空「ああ!意味不明だけど多分そうだ!」

    アルミン「クリリンの話によると、ブロリーは君のこと恨んでるみたいだからこの話をブロリーにしちゃダメだからね?」

    悟空「おう!ブロリーのやつ、怒らせっとホント強ええからな!」

    エレン(引き戸が触れただけでバラバラになるほどか…そういえば教官はそのこと知ってんのかな?)
  60. 60 : : 2014/10/07(火) 07:38:17
    キース「話を聞かせてもらったおかげでそれなりに謎がとけた。感謝する。」

    キース「まあその分謎は増えたが、クリリンにも話を聞けば半分ぐらいにはなるだろう。」

    キース「今夜はこれで解散だ。ゆっくり休んでくれ。」

    エレアル「ハッ!」

    キース「…最後に、ブロリーが今どこにいるのか知らないか?」

    悟空「ブロリーなら3段ベッドが2つあって、馬とゴリラみてぇなのと一緒の部屋にいるぞ。」

    エレン「ん?それって俺たちの部屋だな。」

    悟空「そうなんか?なんか変なこと話始めたからつまんなくって部屋から出てきたんだ。んで、たまたまここに。」

    アルミン(変なこと…何を話してるんだ?)
  61. 61 : : 2014/10/07(火) 07:39:11
    キース「ちょうどいい、悟空たちにはその部屋で寝てもらうといい。」

    アルミン「へ?それだと1人余るんじゃ…」

    キース「何だと?あの部屋にはクリリンのベッドと空きベッドがあっただろ?」

    エレン「…教官、ベルトルトが…」

    キース「あ、そうだった…で、でも布団があと2組は残ってたはずだ。」

    悟空「それなら足りるな!行こう!」ガチャ

    エレン「お、おう!失礼します!」タッタッ

    アルミン「ちょまっ、し、失礼します!」タッタッ


    キース「…ブロリー、か…エルヴィンの見立て通りの男だったな…」ペラッ
  62. 62 : : 2014/10/08(水) 22:50:07
    ~訓練兵団兵舎、エレン達の部屋~

    ライナー「俺は断然女神のような美しい女性だな!」

    ジャン「なに!?俺は静かで綺麗な感じの女だ!」

    コニー「俺は…元気なやつかな?」

    …なにやら、女性のタイプで盛り上がっているらしい…

    ジャン「ブロリーはどんな女がタイプなんだ?」クルッ

    ブロリー「…わからん、本物の女を見たのは数時間前に会った眼鏡の女が初めてだったからな…」

    ライナー「なに!?お前、歳幾つだよ?」

    ブロリー「30は過ぎたな。」

    ジャン「マジで?」
  63. 63 : : 2014/10/08(水) 22:50:23
    ブロリー「なにかおかしいか?」

    ジャン「明らかに若すぎるって…」

    ライナー「いや待て、クリリンと同年代ってことだよな…だとするとおかしくないかもしれん。」

    ジャン「そういや、あいつも歳に比べてだいぶ若々しかったな…」

    ブロリー「…さっきの質問に答えるぞ。少なくとも自分よりデカイか、年上の女には興味ない。」

    ベルトルト「まあ、妥当な意見だね。」

    ブロリー「それにしても、さっきから外が騒がしいな…」

    ブロ以外「…へ?」
  64. 64 : : 2014/10/08(水) 23:19:47
    「長身でイケメン…」コソコソ

    「細マッチョで金髪…」コソコソ

    「澄んだ緑色の瞳…」コソコソ

    「どこをとっても理想でしかないわ…」コソコソ

    ソレニシテモ、サッキカラソトガサワガシイナ…

    「「ギクッ」」ピタッ…

    ……ササササササ…

    「ちょ、アンタ達逃げないd

    ブロリー「なんなんだ、お前達はぁ…?」

    「ふおぉぉぉッ!?」

    「もうダメだ…おしまいだぁ…」
  65. 65 : : 2014/10/08(水) 23:22:20
    ブロリー「…さて、あんなところで何をしていた?聞かせろ。」アグラ

    ユミルとミーナ「……」セイザ


    コニー「男の兵舎に女って入っていいんだっけ?」ボソッ

    ライナー「女はいいけど男はダメっていう例のアレだろ?」ボソッ


    ブロリー「…俯いてないでこっちを見ろ。」

    ユミーナ「……」チラッ

    ブロリー「……」ジーッ

    ユミーナ「……///」カクッ

    ブロリー(…?何を考えているかわからん…)
  66. 66 : : 2014/10/08(水) 23:22:46
    エレン「ただいま~…って何やってんだ?ユミルとミーナ?」

    ライナー「おう、おかえり。ちょうど、俺たちの部屋を盗撮しに来たこいつらを捕まえたところだ。」

    アルミン「と、盗撮?何の為に?」

    ミーナ「盗撮なんてしないわよ!ただみんなでnモガッ」

    ユミル「バカッ!覗きに来たことなんて言うな!」

    ミーナ「」オ、オワッタ…

    ユミル「…あ」

    悟空「ノゾキってなんだ?」キョトン
  67. 67 : : 2014/10/10(金) 22:16:41
    ジャン「なんで俺たちの部屋を覗く必要があるんだ?はっ、もしかして俺目当て...」

    ユミル「かぁん違いするな...お前らに興味などない!」

    ライナー「ひでえこと言うな…」

    アルミン(今日の状況と医務室での様子からすると…)チラッ

    ブロリー「…?なにか用か?」

    アルミン「いや、なんでも…(ブロリー目当てなんだろうなぁ…)」

    アルミン「君たちが覗きに来たのを知ってるのは?」

    ミーナ「女子のほぼ全員ね。」キリッ

    ライナー(なんで誰も止めないんだよ…)
  68. 68 : : 2014/10/10(金) 22:17:16
    ブロリー「参加したのは?随分大勢だったようだが…」

    ミーナ「アニと、ミカサ、サシャ、クリスタ…あとモブが数人参加してないわ。」

    ジャン「さ、参加してない!?してるじゃなくて、してないなのか!?」

    エレン「バカッ!サシャやクリスタはともかく、ミカサが覗きなんてする訳ねぇだろ!」

    ユミル「クリスタは誘ってやったのに、覗きなんてダメだよ〜って…まったく、いい子ぶっちゃってさ。来たかったろうに。」ハァ

    ライナー(流石は女神…結婚しよ)

    ベルトルト「…ライナー、顔がだらけてきてるよ…」

    アルミン「君たちは戻っていいよ。」

    ユミーナ「…へ?」
  69. 69 : : 2014/10/10(金) 22:17:35
    エレン「アルミン、いいのか?」

    アルミン「うん。聴きたいことは全部聴いたからね。」

    ミーナ「じ、じゃあ私達はこれで!」ササッ

    ユミル「お、おい!待てよ!」ササッ


    アルミン「えっと…ブロリー...さん?」

    ブロリー「なんだぁ?」

    アルミン「身の危険はないだろうけど…彼女達には一応気をつけてください。」

    ブロリー「?分かった…」

    ジャン「さてと、厄介払いも済んだし、もう寝ようぜ。」

    ライナー「だな。明日も早い。」
  70. 70 : : 2014/10/10(金) 22:17:56
    悟空「なあブロリー、オラたちはどこに寝るか?」

    ブロリー「どこって…俺たちは医務室で寝るんじゃないのか?」

    エレン「その事なんだけどよ、二人ともこの部屋で寝るようにって教官が言ってたぜ。」

    悟空「そうなんだ。ベッドが1つ空いてるらしいんだけど、ブロリーはそこで寝っか?」

    ブロリー「一人用のベッドでかぁ?」

    アルミン「あ、一人用だと小さすぎるのか…」

    ライナー(今、一瞬テンションが変わった気がした…)


    \消灯ォォォッ!!!/
  71. 71 : : 2014/10/11(土) 23:34:02
    ~夜明けの壁外、調査兵団第三拠点~

    ハンジ「ようやく明るくなり始めたね…そろそろ出発だ。」

    リヴァイ「…クリリン、成功する見込はあるんだな?」

    クリリン「そんなのありませんよ、でも…」

    ミケ「でも?」

    クリリン「やってみなきゃわからない!」グッ

    リヴァイ「フッ、見上げた根性だ。」

    クリリン「悟空の言葉を借りただけなんですけどね。」ハハハ
  72. 72 : : 2014/10/11(土) 23:34:24
    ペトラ「兵長!ミケ分隊長!ハンジさん!おはようございます!」ピシッ

    リヴァイ「おう、お前ら遅いな。」

    グンタ「ベッドメイキングをしていたら遅れてしまいました!申し訳ありません!」ピシッ

    リヴァイ「そうか…ならいい。」

    クリリン(いいんだ…)

    エルヴィン「皆集まったな?」ザッ

    ハンジ「お?遅いよエルヴィン!待ちくたびれたよ~」

    エルヴィン「では、作戦の詳細を伝えよう。」

    ハンジ(…ん?まさか、今のは俗に言うスルーってやつかな?)
  73. 73 : : 2014/10/11(土) 23:34:38
    エルヴィン「君たちはシガンシナ区に着いたら主に扉付近の巨人を掃討してもらう。」

    エルヴィン「その間にクリリンは扉の穴を塞いでくれ。15mはある扉だが、大丈夫か?」

    クリリン「モチロンです!」

    エルヴィン「よし、これが成功したと同時に人類は初めて巨人から栄冠を勝ち取ることになる。」

    エルヴィン「現状のシガンシナ区がどうなっているのかわからないので、そこは臨機応変に対応してくれ。」

    エルヴィン「この作戦の成功と君たちの無事を何よりも願っている。」

    リヴァイ班「「ハッ!!」」

    リヴァイ「面白くなってきやがった…」

    ハンジ「エルヴィン!約束は守ってもらうからね!」

    ババババシューン……
  74. 74 : : 2014/10/11(土) 23:35:20
    ~リヴァイ班&ミケハンジ、移動中…~

    キィィイイイン...

    エルド「いまさらだが、俺が自由に飛べるなんて夢みたいだ…」

    ペトラ「ホント…巨人が普通の人間サイズに見えるなんてフクザツな気分ね。」

    クリリン「それにしても、改めて見ると巨人っていっぱいいますね。」

    リヴァイ「そいつらは全部あの穴から湧いて出てきやがるんだ…俺たちはそれを止めるためにこうして飛んでる。」

    ハンジ「ほとんどクリリンの仕事になるだろうけどねw」

    クリリン「そんなことはないですよ!…タブン…」
  75. 75 : : 2014/10/11(土) 23:35:44
    ミケ「しかし、エルヴィンも馬鹿なやつだ。上の許可なしにこんなことをしたらえらいことになるだろうに…」

    クリリン「え?人のためにやることにも許可が必要なんですか?」

    ハンジ「おかしな話だよね。巨人の研究のための捕獲だって人類の勝利のために必要だよ!いつやってもいいと思うんだ!」

    クリリン「それはちょっと違うような…」 ハハハ…

    リヴァイ「この世は矛盾と不条理が連鎖し、増幅し続けている…エルヴィンが酔うと馬鹿の一つ覚えみてぇに垂れ流す言葉だが、一体どういう意味なんだろうな…」

    クリリン「...矛盾...不条理......」

    リヴァイ「まあ、今はそんなことどうでもいい。俺はエルヴィンに従い、やつの導く自由を手にする。」

    リヴァイ「そのために、俺…いや、俺たちはこの“自由の翼”を背負っているんだ。」
  76. 76 : : 2014/10/11(土) 23:35:59
    クリリン「“自由の翼”って言うんですか、それ。知らなかった…」

    リヴァイ「…そういえば、お前が制服を着ているところを見た事がないな…」

    グンタ「あ、それ俺も気になってました。クリリン、制服渡されたよな?」

    クリリン「ああ、渡されたんですけど、こっちの方が動きやすいんで。」

    エルド「ある意味、お前が一番自由なやつかもなw」

    ペトラ「それは言えてるわねw髪もないしw」

    クリリン「」
  77. 77 : : 2014/10/11(土) 23:36:33
    ミケ「おい、なんだかんだ話してるうちに見えてきたぞ…シガンシナ区だ。」

    クリリン「あれがシガンシナ区…酷い有り様だ…」

    リヴァイ「よし、クリリンを除いたリヴァイ班は一足先に扉に向かう。ハンジたちはクリリンの補助についてくれ。」

    ハンジ「オッケー、任せて!」

    リヴァイ「作戦開始だ!」ギュ-ン

    リヴァイ班「「ハッ!!」」ピュ-ン
  78. 78 : : 2014/10/12(日) 11:28:22
    …ハァハァハァ…

    …殺してやる…
    ……殺してやる…ッ!

    …ハァハァハァ…

    …...コロシテャル…...

    エレン「はっ!」ガバッ


    ~訓練兵団兵舎、エレンたちの部屋~


    エレン「はぁ...はぁ...夢か...」フゥ

    「エレン、大丈夫?」

    エレン「うおっ!?...なんだベルトルトか、ああ大丈夫だ...」

    ベルトルト「僕たちもなんか嫌な夢を見ちゃってね...目が覚めたんだ。」

    エレン「僕たち?誰のことだ?」

    ライナー「お?エレン、すごい汗だぞ。シャワーでも浴びてこいよ。」ザッ

    エレン「ライナーか、そうだな…時間もあるし。」

    ベルトルト「実は僕たちもちょうどシャワーを浴びてきたところなんだ。」

    エレン「そうだったのか...じゃあ、俺も浴びてくるかな。」ヨイショ
  79. 79 : : 2014/10/12(日) 11:28:43
    ~訓練兵団兵舎、男子用シャワー室~

    ザァーーーー...

    エレン(はぁ、嫌な夢見ちまったぜ...)

    エレン(...そうか、俺は人殺しなんだよな...)

    エレン(ミカサを助ける為だったし、悔いてはいないけど...なんだか気分悪いよな...)

    エレン「...そろそろ出よ。」キュッキュッ
  80. 80 : : 2014/10/12(日) 11:29:02
    シャワーを浴びて数分後...

    エレン「ふぅ、さっぱりした...」ガチャ

    ミカアニユミ「あっ」ポカポカ

    エレン「あっ」

    ユミル「...なんだ?朝シャンなんて洒落てんな!」クヒヒッ

    エレン「お前らこそ、随分早起きだな。」

    アニ「なんだか目が覚めちゃってね...なあ。」

    ミカサ「ええ。3人とも汗だくになっていた…ので、風呂に入ってきた。」

    エレン「(湯上がりミカサ…///)...まさか、悪い夢でも見たか?」

    ユミル「!!」

    アニ「...どうしてわかる?」

    エレン「いや、俺たちも...その...見ちまって...」
  81. 81 : : 2014/10/12(日) 11:29:18
    ミカサ「俺たち…誰のこと?」

    エレン「俺とライナーとベルトルトだ。」

    アニ「へぇ...これは何か裏がありそうだね。」

    エレン「ああ、確かに不自然だな。」

    ユミル「う〜ん...考えんのは苦手だ!あとで誰かに相談してみようぜ。」

    ミカサ「それがいい。誰か話しのわかる人に話そう。」

    エレン「信頼できて、頭の切れるやつか...」
  82. 82 : : 2014/10/12(日) 11:29:34
    アルミン「...それでどうして僕なのさ...」

    ~訓練兵団食堂~

    エレン「信頼できて頭の切れるやつっていったら、やっぱアルミンかなって。」ヘヘヘ

    アニ「それでアルミン、どう思う?」

    アルミン「う〜ん、同じ日に6人も悪夢で目が覚めるっていうのは偶然とは考えにくいよね...」

    アルミン「しかも詳しくは聞かないけど、みんな昔の出来事を見たんでしょ?」

    6人「...」コクッコクッ

    アルミン「6人の共通点って何か思いつくかな?」
  83. 83 : : 2014/10/12(日) 20:54:57
    エレン「…どうだ、みんな?」

    ライナー「思いつかないな…」

    ベルトルト「何かな…外見は関係ないだろうし…」

    アニ「3人なら思いつくんだけどね…」ボ ソッ

    アルミン「ダメかぁ…じゃあ、僕や他の人との違いから探してくしかないね。」

    アルミン「多分、マイナスな何かだと思うんだ。僕はしてなくて、君たちはしてまった…何かあるかな?」

    ミカサ「私は特に思いつかない。」

    ライナー「俺もだ…どうだ?ベルトルト。 」

    ベルトルト「特にないかな…」
  84. 84 : : 2014/10/12(日) 20:55:38
    エレン「俺は…人を殺したぞ。」

    ミカサ以外「!!?」

    ミカサ「ああ、それなら私も。」

    エレミカ以外「!!?」

    ライナー「なあ、共通点ってまさか…」ボ ソッ

    ベルトルト「うん。ほぼ確定だろうね…」 ボソッ

    アルミン「確かに、それは僕はない2人の共通点だ…他の皆はそんな経験ある?」

    ユミル「えぇっと…その…」

    アニ「私は、人が死ぬところなら見たことある…」
  85. 85 : : 2014/10/12(日) 20:56:29
    アルミン「なるほど、それもありえるね…」

    ライナー(よくやった、アニ!上手い切り返しだ!)

    ライナー「それなら、俺もあるぜ…」

    ベルトルト「僕たちの故郷は巨人に襲われたからね…嫌と言うほど見たよ。」

    ユミル「そ、それなら私も見たことある…」

    アルミン「うん、どうやら共通点はそこみたいだね…」

    アルミン(いや、違う…人を殺した…それくらいの共通点じゃなきゃ他にも該当者が出てくるはずだ…)

    アルミン(だとすると、アニやライナーも人を殺した経験があるのか…?)

    エレン「それで、アルミン。その共通点に何の意味があるんだ?」
  86. 86 : : 2014/10/12(日) 20:57:05
    アルミン「……」

    エレン「…おい、アルミン!」

    アルミン「あ、ごめん…共通点の意味だね?」

    アルミン「これは僕の推測でしかないけど、君たちはみんな“記憶への介入”をされたんだと思うんだ。」

    ユミル「記憶への…介入…?」

    ライナー「どういう意味だ、ちゃんと説明してくれないか…」

    アルミン「誰かがこの近辺の、ある一定以上の何かを持った人の記憶に入りこんだんだ。」

    エレン「その何かってのが、人が死ぬところを見たやつってことか?」

    アルミン「そういうこと。方法も目的もわからないから、確証は何もないけどね…」

    「何を話しているんだ…?」ギュピギュピ
  87. 87 : : 2014/10/12(日) 20:57:33
    エレン「ん?ブロリーか。ちょっとみんなで見た悪夢の話だ。」

    ブロリー「6人用のベンチでかぁ?」

    アルミン「そういえば、7人で座ってたんだね。通りで狭いわけだよ…」

    アニ「それじゃ、私は席を外すよ。食べ終わったし。」ガタッ

    アニがライナーとベルトルトに目配せする…

    ライナー「俺たちも、ここら辺でおいとまするぜ。」ガタッ

    エレン「おう!また訓練でな。」

    ライナー「ああ、じゃあな。」
  88. 88 : : 2014/10/12(日) 20:58:00
    ユミル「さて、私もクリスタのとこに行ってやらなきゃな。悲しんで泣いてるかもしれないし。」ガタッ

    ジャン「うるさいのが居なくてせいせいしてるんじゃないか?」ザッ

    ユミル「ぁんだと、コノヤロー!」キッ

    ジャン「何だよエレン、朝っぱらから辛気くさい顔しやがって。らしくねえな。」

    エレン「ああ、ちょっとな…」

    ユミル(吹っかけてきたくせにスルーかよ…もういいや、私の天使のところに行ってこよ…)ハァ
  89. 89 : : 2014/10/12(日) 20:58:27
    ブロリー「ガツガツモグモグ…」

    エレン「なあアルミン、人が死ぬのを見たやつが悪夢を見たんならブロリーも見たんじゃないか?」

    アルミン「だとすると、ブロリーが飛び起きなかったのは少し引っかかるね…聞いてみよう。」


    ブロリー「…ゴクッ、何か用か?」

    エレン「ブロリーは今日夢見たか?」

    ブロリー「夢?ああ、見たが…」

    ジャン「エレン、急にどうしたんだ?」

    ミカサ「ジャン、ちょっと黙ってて。」

    ジャン「」
  90. 90 : : 2014/10/12(日) 21:25:32
    エレン「それって、悪夢じゃなかったか?」

    ブロリー「悪夢…まあ、人によってはそう感じるだろうな。」

    アルミン「もしよかったら、できる限りでいいから話してもらえないかな?」

    ブロリー「…人の夢に興味があるなんておかしな奴らだ。まあ、聞かせるだけなら別にいい。」

    悟空「オラも聞く~!」ヒョコッ

    エレン「うおっ!?…今日は驚いてばっかだ…」ハァ

    ブロリー「楽しい話じゃないし、多分一回の書き込みで終わるような短さだぞ?それでも聞くか?」

    アルミン「そういうメタい発言はよそうよ…」ハハハ…
  91. 91 : : 2014/10/15(水) 00:46:39
    ~ブロリーの夢、回想中~

    フフフ…ハハハハハ…!!

    た、助けてくれぇ…ハァ…ハァ…

    苦しそうだな…今、楽にしてやる…この星もろともなぁッ!

    や、やめてくr
    デデーン

    ――――――――――――

    ハハハハハハ!!!

    フルンッ!
    ヒュルルルルル…
    ニョアアアアアア!!!

    ――――――――――――

    ギュピギュピ
    何処へ行くんだ…?

    お、お前と一緒に避難する準備だぁ!

    一人用のポッドでかぁ?
    ガシッ!!グググググ…
    ふぉおぅお!ふぉおおぅお!

    自分の息子に殺されるとは、これもサイヤ人の定めか…

    ――――――――――――
  92. 92 : : 2014/10/15(水) 00:46:59
    ブロリー「…とまぁ、こんな感じだ。」

    エレン「いやいやいや、重すぎるって。」

    ブロリー「そうか?親父にコントロールされるまではいつもこんな感じだったけど…」モグモグ

    エレン「お前…どんな生活してたんだよ…」


    アルミン「…確か、エレンもミカサも人を殺してる時の夢を見たんだよね?」

    ミカサ「ええ、そうね。」

    ジャン「は?人を殺してるとき?」モグモグ

    エレン「お前は黙ってろ。話がややこしくなる。」

    ジャン「ひ、ひどい…」(;_;)

    アルミン「ちょっと長くなるけど、僕の話を聞いてもらうね…」
  93. 93 : : 2014/10/15(水) 00:47:28
    アルミン「第三者の“記憶への介入”によって、エレンとミカサは“人を殺した”ときの“悪夢”を見た…ブロリーも“人を殺した”ときの“夢”を見た…」

    アルミン「ライナー達とエレン達の共通点は“人が死ぬところを見たこと”…それはブロリーの夢にも当てはまるから、共通点に感じられる…でも、ここに見逃してはいけないことがある…」

    アルミン「エレン達は“悪夢”を見たけど、ブロリーはただの“夢”を見ただけ…このことから、第三者は“悪夢”を見せたのではなく、何か共通点のある記憶を見せたということがわかる…」

    アルミン「ここで、共通点とは何かという疑問が湧く…そこで、僕はこう考える…エレン、人が死ぬのを見て一番ショックだったのは誰が死んだ時?」

    エレン「…俺は、母さんが死んだ時
    だな…俺に殺された奴らは殺されて当然だったと思ってるし…」

    アルミン「そう、もしもアニが言ったとおり共通点が“人が死ぬところを見たこと”なら、エレンはお母さんが死んでしまった記憶を“夢”として見たはずなんだ…」

    アルミン「つまり、第三者が見せた記憶は“人が死ぬところ”ではなく、“人を殺したところ“なんだ…」

    アルミン以外「……」
  94. 94 : : 2014/10/15(水) 00:47:55
    アルミン 「“人が死ぬところを見た”ことが共通点だと、誰かその夢を見た人が一人はいると思う、つまり、共通点にしては弱いんだ… そう考えれば、”人を殺した“経験のない僕らが”夢“を見なかった理由を説明できる… 」

    アルミン「それから、第三者は人を殺した時の状況が見たかったってことも推測出来る…理由はわからないけどね…」

    ジャン「夢が見たかったぁ?どうやって?」

    アルミン「そ、それは...」

    ミカサ「ジャン、黙れ。」

    ジャン「」
  95. 95 : : 2014/10/15(水) 01:00:36
    ハンジ「このあとも長々と話してたんだけど、長すぎてわかりづらいから、アルミン君にかわってカンタンな要約をしておくね♪あ、私はナレーションだからこの場にはいないよ~」

    エレングループ(夢の内容が明らか)
    ・人を殺す夢を見た
    ・過去に人を殺した経験がある
    ・その夢は過去の出来事だった
    ・悪夢に感じる者と感じない者がいた=悪夢を見せられたワケではない

    これらのことから、悪夢ではなく記憶を呼び起こされたことがわかる(①)


    ライナーグループ(夢の内容が不明)
    ・悪夢を見た(詳細不明)
    ・人が死ぬところを見た経験がある
    ・アニは人が死ぬところを見たことが悪夢の理由だと主張

    ①との矛盾点はない。


    第三者(記憶への介入者、不明)
    ・エレングループに人を殺す夢を見せた。目的、方法は不明
    ・記憶を引き出すことで何かを確認しようとした(推測)


    ハンジ「ん〜、謎が多いねぇ…ま、これから解明していくのが面白いんだけどね!さて、アルミンの話が終わったところから本編再開だよ~」
  96. 96 : : 2014/10/15(水) 01:01:02
    エレン「…あれ?ってことは、ライナーとかアニとかも人を殺してる夢を見たってことか?」

    アルミン「可能性は高いと思う…」

    悟空「夢ならオラも見たなぁ。」

    エレン「…どんな夢だった?」

    悟空「ピッコロとか…その手下とかを倒してるとこだったな。ピッコロはあのまま死んじまったんだっけか?」

    アルミン「こっちも悪夢には感じなかったようだね…」

    ブロリー「流石サイヤ人と褒めてやりたいところだ。」

    悟空「ほぇ?何のことだ?」
  97. 97 : : 2014/10/15(水) 01:01:32
    ブロリー(さて、食べ終わったし片付けるか…)ヨット

    バキッ

    ブロリー「…ん?」

    ジャン「ブロリー…まさか、立とうとして床を踏み抜いたのか?」

    ブロリー「そのようだ。まだ気が抑えられないな…」ズボッ

    悟空「へぇ…じゃあ、ブロリーもこの後の訓練に出たらどうだ?」

    ブロリー「訓練?何を鍛えるつもりだ?」
  98. 98 : : 2014/10/15(水) 01:02:00
    悟空「この後おっちゃんが飛び方教えてくれんだけど、その時せーしんとーいつってのをするらしいんだ。」

    ブロリー「セーシントーイツってなんだぁ?」

    悟空「なんか、気を自由に使えるようにする練習らしいぞ。かめはめ波なら出来んだけどなぁ…」

    ブロリー「なるほどな…どうせ暇だし、俺も訓練に参加してみることにしよう。」

    エレン「訓練開始まであと20分ぐらいだ。俺はグラウンドで準備運動してるけど、ブロリーたちはどうする?」

    ブロリー「…散歩がてら、腹ごなしにクリリンの仕事っぷりを見てくる。」

    悟空「んじゃ、オラはエレンと行くか。もうちっと飯食いたかったけどな…」シュン

    アルミン(もうちょっとって…全部食べたのに?)
  99. 99 : : 2014/10/15(水) 21:42:41
    ~シガンシナ区、クリリンside~

    ハンジ「…で、どうやって塞ぐつもりなの?」ヒュ-ン

    クリリン「実はまだ考えてないんですよ。」ヒュ-ン

    ハンジ「…あれれ?おっかしいなぁ…なんだか無性になんでもいいからぶっ壊したくなってきちゃった…ハハハハハ…」ゴゴゴ…

    クリリン「ちょ、落ちついて…そうだ!何処かにデカい岩ってありますか?」

    ミケ「それなら宛がある。ついてこい。」ギュ-ン
  100. 100 : : 2014/10/15(水) 21:43:07
    ミケ「こんなのはどうだ?」シュタッ

    クリリン「なるほど、こりゃデカいな…」ポンポン

    ミケが連れてきた場所には、ちょうど15×15×15㎥ほどの岩が鎮座していた…

    ミケ「ここは門が破られる前に俺がよく来てた場所なんだが…まさか、この岩で塞ぐ気か?」

    クリリン「まあ、方法って言ったらそれぐらいしか…」

    ハンジ「…それ、超おもしろそーーッ!!!」ワクワク

    クリリン「じゃ、始めますんで援護は頼みましたよ!」ガシッ

    ハンジ「らじゃ!」ピシッ
  101. 101 : : 2014/10/15(水) 21:43:56
    クリリン「…よっこらせ、っと。」ズシンッ

    ハンジ「えぇっ!?」(゜д゜/)/

    クリリン「へ?何か間違えましたか?」ドシン

    ハンジ「…いや、もう少し気合い溜め的なものがあるとばっかり…」

    クリリン「まあ、このぐらいなら大したもんじゃないんで。リヴァイ班が待ってるんで急ぎましょう!」ギューン

    ハンジ「お、おー…」ギューン

    ミケ「…最初からやらせればよかったな…」ギューン
  102. 102 : : 2014/10/15(水) 21:44:20
    ~シガンシナ区、はじまりの門周辺~

    パシュッ、ギュイイィィィイン!!

    ザンッッ!!

    10m巨人「があー」シューーー…

    リヴァイ「チッ、次から次へと…汚ねえな…」


    ペトラ「兵長!数が多過ぎます!この数は明らかに不自然です!」

    リヴァイ「ああ、わかってる…確かに何か起きているな。」

    ペトラ「どうしてそんなに冷静でいられるんですか!?このままだといくら私達でも…」

    リヴァイ「…ペトラ、その心配はなさそうだ。」

    ペトラ「な、何を根拠にそんなことg

    「おーーい!!」

    リヴァイ「無視☆」

    「ハアッ☆」
  103. 103 : : 2014/10/15(水) 21:44:41
    ハンジ「リヴァイ!冗談はよしてよぉ!一応壁外なんだよ!?」

    リヴァイ「ちょっと言ってみたかっただけだ。クリリンとミケはどうした?」

    ハンジ「あそこにおっきい丸いのが飛んでるでしょ?」ユビサシ

    リヴァイ「…!なんじゃありゃあ…」(゚д゚)

    ペトラ(兵長が驚いてるところ初めて見たな…)

    ハンジ「もうすぐ来るから、巨人達には居なくなってもらわなきゃって伝えに来たんだけど…何あれ…?」

    リヴァイ「…見ての通りだ。異常な量の巨人。それと今気づいたが、こいつらはクリリンを狙っているようだな。」
  104. 104 : : 2014/10/16(木) 21:27:34
    ワサワサ…ワサワサ…

    クリリン「…ミケ分隊長…こいつら、俺のとこに来てますよね?」

    ミケ「…らしいな。まあ、このくらい高く飛んでおけば大丈夫だろ。」

    クリリン「…そう願います。」


    リヴァイ「クリリン、遅いぞ。クソでもしてやがったのか?」

    クリリン「冗談にも程がありますよ…」ハハ…

    ペトラ「…重くないの?それ…」

    クリリン「ん〜、あまり速く飛べなくなります。」

    ペトラ「いや、それ以前の問題だと思うんだけど…」
  105. 105 : : 2014/10/16(木) 21:27:49
    ジャキン!ザンッ!

    エルド「ふぅ…骨が折れるな。」

    グンタ「オルオの野郎…飛べないことが羨ましいぜ…」ゼェゼェ

    エルド「どうしたグンタ?もう限界ならあとは俺がやるから休んでろよ?」

    グンタ「ヘッ…こんなのまだ朝飯前さ…!」ダッ!

    エルド「そうこなくちゃな!! 」ダッ!


    ハンジ「お?やってるやってるぅ〜!」

    リヴァイ「…よし、ここから門までせいぜい2キロ。今から俺たちでお前の下にいる巨人共を食い止める。クリリンはその間に壁の外側に回ってそいつをぶち込め。」
  106. 106 : : 2014/10/16(木) 21:28:04
    ハンジ「とにかく!この岩をあの穴にぶち込めば万事解決ッ!とっとと終わらせていい報告をもってくよ!」ギュ-ン

    リヴァイ「フッ…さっきここは壁外だとかほざいてたやつが、結局一番ハイテンションじゃねぇか…」ギューン

    クリリン「ハハハ…」ギューン

    ペトラ「……(なんだろう、胸が…)」ハァ…

    ミケ「…おい、ペトラ。」ポンッ

    ペトラ「っ!なんですか?」

    ミケ「俺たちは“自由”を求める調査兵団だ。それが階級やら何やらで自由に動けないなんておかしい。俺たちは固定概念に縛られるために生まれて来た訳ではないはずだ...それだけ頭に入れておけ。」ギューン


    ペトラ「……はいっ!」ギューン
  107. 107 : : 2014/10/16(木) 21:28:24
    クリリン「なんでわざわざ外から?」

    リヴァイ「内側から塞いだら、新しい門を作れなくなるからな。そしたらまたお前の力が必要になる。」

    クリリン「へぇ…しっかり考えてますね。」

    リヴァイ「おい、何か失礼だぞ?」ゴゴゴ

    クリリン「じ、冗談ですよ!最高速で行きます!」

    リヴァイ「…ああ、頼んだ。」ジャキン

    ハンジ「はぁぁ…腕がなるぅ♪」ジャキン

    ミケ「…急げよ。これだけの数だ、あまり持たない。」ジャキン

    クリリン「…ああ、死なないでくれよ、みんな…ッ!」グググッ

    リヴァイ「…作戦、開始ッ!!!」
  108. 108 : : 2014/10/16(木) 21:29:14
    ドギューーンッ!!


    おびただしい量の巨人「ぐあー」ドシンドシン

    リヴァイ「行かせるか…ッ!!」バシュン、ギュィィィイン!

    ザザザンッ!!

    巨人3体「あがー」シューー…


    ハンジ「ゴメンねぇ!ちょっと待っててもらえないかなぁ!!」ザシュッ

    ミケ「…フンッ!」ザシュッ


    クリリン(みんな…頼んだぞ…!)
  109. 109 : : 2014/10/16(木) 21:29:28
    エルド「……!おいグンタ、あれ見ろ!」

    グンタ「ん?…ようやく、クリリンが手をうったみたいだな。」

    エルド「…サインだ。『巨人を、食い止めろ』…だとよ。」

    グンタ「フッ、言われなくてもやってやるさ!!」バッ!

    エルド「そうだな、食い止めるどころか、1匹残らず蹴散らしてやる!」バッ!
  110. 110 : : 2014/10/18(土) 15:54:34
    ~シガンシナ区、はじまりの門、外~

    クリリン「ここにこいつをぶち込めば…」ヒュ-

    \あがー、あがー/ドシンドシン

    クリリン「…ま、そう簡単に生かせちゃくれないか。」

    クリリンは岩を真上に投げ、両手を自由にした…

    クリリン「くらえ!太陽拳ッ!!」バッ!

    カッッッッ!!

    巨人共「うがー」(>Д<)
  111. 111 : : 2014/10/18(土) 15:55:22
    ズシッ!←岩をキャッチした音

    クリリン「よし!今のうちに…」ギューン

    ブゥンッ!

    クリリン「なっ!?」ガキンッ

    15m巨人「んがあー」(>Д<)

    クリリン「効いてない…いや、目が開けないで攻撃してきたんだ!」

    ブンッ!

    クリリン「おっと!(どういうことだ?気が読めるってのか?)」サッ
  112. 112 : : 2014/10/18(土) 15:56:47
    クリリン「まあいい!それなら巨人もろとも穴を塞いでやる!」

    クリリン「おりゃ!!」ブンッ

    巨人共「があ〜」ガシッ

    クリリン「なにっ!?」

    巨人共「」キキキィ~~ッ

    クリリン「押し返してるのか!?だったらこっちも!!」ギューン

    クリリン「おりゃあ!」グググググ

    巨人共「んがー」ズズズズズ

    ズズズズズズズ…


    …プチッ♥
  113. 113 : : 2014/10/18(土) 15:57:15
    クリリン「うわっ、グロッ…」ウップ…

    クリリン「それにしても、あれは明らかに知性のある行動だった…いや、それだと目を閉じてても俺の位置がわかったのは説明できないな…」

    クリリン「…まあいい、みんなのところに戻ろう!」ズギューン


    ~シガンシナ区、壁内~


    エルド「…すごい音だったな。」ゼェゼェ…

    グンタ「クリリンめ…ようやく終わらせたか…」ハァハァ…

    \エルド~!グンタ~!/
  114. 114 : : 2014/10/18(土) 15:57:55
    エルド「お、ペトラ!無事だったか!」

    ペトラ「うん!みんなもね!」シュタッ

    リヴァイ「チッ…全く、手間をかけさせられた…」シュタッ

    リヴァイ「…まあ、全員無事で何よりだ。クリリンが戻り次第エルヴィンに合流する。」

    リヴァイ班「ハッ!」ピシッ

    ハンジ「…クリリンをエサにすれば巨人が何十匹でも…グヘヘヘ…」ジュルリ

    エルド「…モブリット副長がいないと、こうなっちゃうんですね…」

    クリリン「ハンジさん、冗談はよしてくださいよ...」ヒュ-ン
  115. 115 : : 2014/10/18(土) 15:58:45
    ハンジ「あ、クリリンおかえり。」

    クリリン「はい、ただいま戻りました。あ〜、肩こったぁ...」ノビ-

    ペトラ「お疲れ!それじゃ、拠点に戻りましょ!」

    リヴァイ「そうだな、とっとと戻ってこの汚ねえ格好をどうにかしたい。」ギューン

    ギュギュギューーン

    グンタ「流石に腹へったなぁ...」グルル...

    エルド「ほら、そんなこと言ってるとおいてくぞ!」ギューン

    グンタ「ちょ、待ってくれよォ!クリリンも急げよ!」ギューン

    クリリン「......」

    グンタ「...?クリリン?」
  116. 116 : : 2014/10/18(土) 15:59:22
    クリリン「......!?(邪悪な気...!?真上だ!)」バッ!

    グンタ「クリリン?なに身がm

    クリリン「グンタ!避けろ!!かぁ...めぇ...!」

    グンタ「何言ってんだよ?お前大丈夫か?」フリフリ~

    クリリン「はぁ...めぇ...!!」キュ---ン!!

    リヴァイ「「グンタ!上だ!!」」

    グンタ「へ?特に何も......!?」
  117. 117 : : 2014/10/18(土) 16:00:10
    グンタが見上げると、そこには何か裂け目(?)から何百もの巨人が落ちようとしていた...

    グンタ「な、なんじゃ...ありゃあ…こいつは夢か…?」ヘ、ヘヘヘ…

    クリリン「波ぁぁあああ!!」バシューーーン

    巨人共(ちょw出落ちはないっしょww)

    ドガーーーーン!!


    クリリン「はぁ…はぁ…や、やったか?」
  118. 118 : : 2014/10/18(土) 16:01:01
    リヴァイ「まだだ!裂け目が残ってるぞ!!」

    クリリン「なっ!?チクショウ!」バッ

    クリリン「かぁ…めぇ…!」

    巨人共(ちょw落ちそうなんすけどwヘルプミーww)

    クリリン「ダメだ、間に合わない!どうすれば…!?」

    巨人共(あ〜、落ちてくぅ〜)

    クリリン(あんな数、俺は無事でもグンタは死んじまう!かといって避けたら街が!)

    グンタ「神よ…俺はアンタを恨むぜ…」ヘッ

    エルド(お前が急がなかったのが悪いんだろ…)
  119. 119 : : 2014/10/18(土) 16:01:57
    巨人共(んわー、ぶつかるぅ〜)

    クリリン「クソッ!街は諦めるしかない!」ズギューン

    クリリン(すまない!エレン、ミカサ、アルミン!!)


    「イレイザーキャノン!!!」

    ―=≡○ 巨人共(ちょ、おm

    \デデーン/


    グンタ「うぐっ!!」ズザァ

    ハンジ「うおっ!?なに!?大砲!?」

    リヴァイ「なんて爆風だ…クリリンの仕業か?」
  120. 120 : : 2014/10/18(土) 16:07:23
    「少し様子を見に来てみたら…ずいぶんと酷い有様だな。」シュインシュインシュイン...

    クリリン「は、ハハハハハ...いやぁ、助かったよ。」(´▽`;)ゝ

    リヴァイ「アイツは...ブロリーか?(ってことはさっきの爆発も…?)」

    ハンジ「あれ?キースさんのとこに行かせたんじゃなかったっけ?」

    エルド「な、なんだアイツは…巨人か?いや、喋ってるし、光ってるから違うか…」

    ペトラ(…な、何あの人…カッコイイ…)ポッ


    青ブロ「せっかく気を抑えてたのに、この星を破壊したくなったな…穴、あけてもいいかぁ?」シュインシュインシュイン

    クリリン「お、おい!落ち着け!」

    ブロリー「…冗談だ。何をそこまで本気にしてるんだ?」シュインシュイン…フッ

    クリリン「お前が言うとシャレにならないんだよ…ってか、髪色変わったか?」
  121. 121 : : 2014/10/18(土) 16:07:44
    ブロリー「ん?ああ、少しな。こいつもある程度気のコントロールが出来るようになれば自由に変えられるようになるだろうな。」

    クリリン(そういや、伝説の超サイヤ人になったときも青かったな。やっぱ他より特殊なのかな?)

    ブロリー「そんなことより、さっきから後ろにおかしな視線を感じるんだが…」チラッ


    ペトラ(い、いまコッチ見た!?見たよね!?)キラキラ~


    クリリン「ん?見てるだけだろ?」

    ブロリー「…そうか?」
  122. 122 : : 2014/10/19(日) 16:19:45
    クリリン「まあ、おかげで助かった!ありがとよ!」

    ブロリー「…フッ、聞き慣れない言葉だ。」ボソッ

    クリリン「ん?なんか言ったか?」

    ブロリー「いや、何も。そんなことより、あそこで倒れてるやつを助けてやったらどうだ?」クイッ

    クリリン「倒れてるやつ?みんな無事なんじゃ…」クルッ


    グンタ「ハァ…ハァ…グッ…」

    エルド「あ、おいグンタ!大丈夫か!?」

    グンタ「ハァ…ハハハ…参ったな…息苦しくて、何をするのも痛い…」
  123. 123 : : 2014/10/19(日) 16:20:08
    グンタ「大丈夫…ハァ…死にはしない…どこかが折れただけだ…」

    ブロリー「…すまない、あれでも結構抑えたつもりだったんだが、爆発に巻き込んでしまったらしい。」スタッ

    グンタ「俺以外は怪我しなかったってことは、俺の訓練不足だったってことだ…ハァ…心配するな…」

    リヴァイ「とにかく引き返すぞ。穴は塞いだが巨人はまだそこらにいるかもしれない。」

    エルド「グンタは俺とクリリンで連れて行きます。ほら、クリリン肩貸してやれ。」

    クリリン「お、おう…」
  124. 124 : : 2014/10/19(日) 16:20:54
    ブロリー「俺はもう少しここにいる。早く戻ってやれ。」

    クリリン「そうか、お前も気をつけて帰れよ!またな!」

    ハヤクモドリマショウ!
    ソウダナ…ケガニンモダシチマッタシ
    ジャ、ワタシハエンゴシマ-ス

    ブロリー「……」

    ペトラ「…じーーッ……」

    ブロリー「……」クルッ

    ペトラ「!…///」アタフタアタフタ…

    ハンジ\ほら、ペトラ!援護手伝ってぇ!/

    ペトラ「…は、はい!…///」タッタッタッ

    ペトラ、カオアカイヨ?カゼ?
    ソ、ソンナコトナイデス!!!

    ヒューン、ヒュヒュヒューン…
  125. 125 : : 2014/10/19(日) 16:21:23
    ブロリー「…やはり、女というのはよくわからんな…なぜ俺を選ぶ?」

    ブロリー「…まあいい、カワイイ女たちもなかなかの悪趣味だが…」

    ブロリー「誰だ?さっきから俺…いや、俺たちを見てる悪趣味野郎は…」

    ブロリー「視線がジトジトしてて気持ち悪いんだよ…出てくる気はないだろうから1つだけ言っておく。どうせこれも聞いてるんだろ?」

    ブロリー「何もしないで大人しくしていろ。そうすれば、命だけは見逃してやる。」

    ブロリー「…ふん、返事なし、か…わかっていたことだが…」

    ブロリー「おかしなことはするなよ?この変態覗き野郎が…」

    ブロリー「…さて、そろそろ時間だな。訓練所に戻るか。」ググッ

    ギュィーーーーーン゙ン゙ン゙!!!
  126. 126 : : 2014/10/19(日) 16:21:52
    ~????????~

    ????「ブロリーの奴め!言いたい放題言いやがってぇ!」

    ????「…まあいい、そんなこと言われなくたってもうしばらく大人しくしてるさ。」

    ????「みんなもっっっと強くなってもらわないとタダのゴミだもんね!」

    ????「まあ、ブロリーさえこっちのものにしちゃえばボクの勝ちなんだけどね!」

    ????「他のやつらはブロリーを仲間にする為の、単なる捨て駒になるのさ!」

    ニヒヒヒ…アッヒャッヒャッヒャッ…
  127. 127 : : 2014/10/19(日) 20:09:27
    ~少し時間は戻って、訓練兵団食堂裏~

    ライナー「…さて、また集まることになったが、今回は何の話だ、アニ?」

    アニ「もちろん、今朝の悪夢の話さ。」

    ライナー「…だよな。まあ、お前の切り返しのお陰である程度時間は稼げるはずだ。」

    アニ「アルミンをなめない方がいい。ミカサに聞いたけど、アイツは頭の回転が恐ろしく早いらしい。多分、さっきのももうバレてる。」

    ベルトルト「夢を見た理由が人殺しってこと?」

    アニ「今の時点で、6人中5人…ほぼ確定でいい。ユミルだって、何か隠してるみたいだし。」

    ライナー「まあ…そうだな…」
  128. 128 : : 2014/10/19(日) 20:09:56
    アニ「…それで、どうする?」

    ライナー「何の話だ?」

    アニ「このまま嘘をつき続けてアルミンの仮定を曖昧なものにし続けるか、事実を打ち明けてアルミンの助けをする代わりに独房にぶち込まれるか…」

    ベルトルト「…難しい判断だね…」

    ライナー「今の俺たちは人間の側についた。本当なら話すべきだろうが…やはり、自分の命も助けたいもんだな…」

    アニ「私は告白してもいいと思ってる。」

    ライベル「!?」
  129. 129 : : 2014/10/19(日) 20:12:27
    ライナー「アニ…殺される気か?」

    アニ「私達は人を殺し過ぎた…そんな穢れた命のひとつやふたつ、失ったって別にいい。」

    ベルトルト「…なら、僕もいいよ…」

    アニ「…いいの?」

    ベルトルト「君たちが人殺しをふる引き金になったのはこの僕だ。僕さえ何もしなければ誰も死なずにすんだし、君たちも辛い思いをしないですんだかもしれない…」

    ライナー「…仕方無いな。俺も、別にいいぜ?」

    アニ「ライナー…」

    ライナー「流石にお前が誰にも見られてはないからと言って、アニが鎧の巨人でした、とは言えないだろ?」
  130. 130 : : 2014/10/19(日) 20:13:34
    アニ「…みんな、ありがとう…私のわがままに付き合ってくれて…」

    ライナー「なぁに、いつものことだろ?」

    ベルトルト「じゃ、行こうか…」ザッ

    ライナー「…ああ。」

    「聞き捨てならねぇな。」

    ライベルアニ「!!?」

    ライナー「だ、誰だ!?」バッ

    ガサガサッ、シュタッ

    ベルトルト「…ユ、ユミル?」
  131. 131 : : 2014/10/19(日) 20:14:03
    ユミル「まさかアンタらが例の知性を持った巨人だったとはねぇ…」パンパン

    ライナー「どうしてお前がここにいる?」

    ユミル「いやぁ、クリスタ探してて見当たらないもんだから、木の上に居るかなぁとかw」ヘヘヘ

    ライナー「笑いごとじゃねぇz

    ユミル「シーッ、あんまり大声出すと見つかるぞ?」

    ライナー「ぐっ…この野郎…」

    ユミル「そう邪険にするなよ…私だって聞きたくて聞いたワケじゃないから、1ついい事を教えてやろう。」
  132. 132 : : 2014/10/19(日) 20:14:21
    アニ「いい事…?」

    ユミル「そ、イイコト。そうすりゃあお互い様ってことで一件落着だろ?」

    アニ「…いいよ、言ってみな。内容によってはアンタの遺言になるよ…」スッ

    ユミル「まあ、落ち着けって…さっきの悪夢の話だけど…」

    ───アレの共通点は人殺しで間違いないだろうね。

    ライベルアニ「!!!」

    ライナー「…そうか、じゃあお前も…」

    ユミル「ああ、殺したよ。生憎、そいつを夢で見ちまってね…イヤな気分だよ、まったく…」フゥ…
  133. 133 : : 2014/10/19(日) 20:14:44
    ユミル「…それで、アンタらどうすんの?本当に死ににいくの?」

    アニ「決めたことさ。首を突っ込むな…」

    ユミル「そんなこと言うなよ〜!わたし達は裸の付き合いだろ?」ギュッ

    アニ「ヒッ…!は、離せ!」ジタバタ

    ユミル「何言ってんだよ〜!身長以外はナイスバディなクセに~!」ギューッ

    アニ「…次言ったら首がとぶよ?」ピタッ

    ユミル「お、おう。それは勘弁…」ササッ

    ライナー(なにやってんだこいつらは…)
  134. 134 : : 2014/10/19(日) 20:15:28
    ユミル「まあいい!とにかく、私は他に言ってアンタらを殺させる気もなければアンタらを死なせる気もない!」

    ベルトルト「は、はあ…」

    ユミル「巨人化する事なんか言わなくたって、人を殺した事だけでいいじゃねぇか?」

    ライナー「…確かに…」

    ユミル「これだからアニたんは!頭が固いんだからぁ!」ムギューッ

    アニ「だ、だからやめろって言ってるだろ///」ジタバタ

    ユミル「ま、そう言う事だ。こんな事話してるうちに、もう訓練が始まっちまう時間だぜ?早く行ったらどうだ?」ムギューッ

    ライナー「お、おう。そうだな...」

    アニ「離せぇーーーッ///」ジタバタ

    オー、コレマタカワイイコト。
    ダァマァレェェェェッ!!ゲシッ
    DOOR!?
    ...ハハハハハ...
  135. 135 : : 2014/10/22(水) 01:24:35
    ~訓練兵団グラウンド~

    悟空「ブロリーのやつ、遅ぇなぁ…」

    エレン「また穴でも空けるつもりなんじゃねえか?」

    ジャン「や、やめろよ…若干トラウマなんだからよ…」

    ミカサ「あと3分。教官は遅刻するとブロリーにも怒るのだろうか?」

    エレン「それは少し興味あるな…」

    ミカサ「そんなこと言ってないで、飛べないのだからエレンはストレッチしてなさい。」

    エレン「」グサッ

    悟空「…お?間に合ったみてぇだな!」

    アルミン「え?見えるの?」ドコ?キョロキョロ
  136. 136 : : 2014/10/22(水) 01:25:18
    ギュィーーーーーンン゙ン゙、ヒューー...

    ズドォーーーン...

    \ゲホッゲホッゲホッ.../\ゴホンゴホン.../

    悟空「よ、ブロリー!おかえり!」

    ブロリー「ああ、今回はクレーターを作らずにすんだみたいだ。」

    アルミン「ひどい砂埃だけどね...」ゲホッゲホッ...

    ブロリー「ん?ああ...すまない...不器用でな...」

    ミカサ「...?何か違和感を感じる...?」

    悟空「ほえ?ブロリー、なんか変わった気がすんなぁ...」
  137. 137 : : 2014/10/22(水) 01:25:46
    悟空「うーん…ま、いいか。」

    エレン「おい、明らかに髪の色が違うだろ。」

    ミカサ「あ、納得。」ポンッ

    悟空「…そうか?」

    エレン「お前ら…鈍いっていうか…すごいな…」

    …!?チョ、ナニアノアオガミノヒト!?
    ワォ、カッコイイ!!ケッコンシタイ。
    ッテカ、ブロリーサマジャナイ!?


    ブロリー「周りのうるさい女共にも気づかれたようだ…静かにさせていいか?」ブォオン

    エレン「やめろぉブロリー!落ち着けぇ!!」

    アルミン「エレン、最近の君は忙しいね…」ハハハ…
  138. 138 : : 2014/10/22(水) 01:26:01
    数分後…

    キース「これより、舞空術の訓練を始める!それぞれの練習に就け!」

    「「ハッ!!」」

    ブロリー「教官、俺はどうしたらいい?」

    キース「む、そうだったな。精神統一の練習なら向こうのイェーガーやブラウンがいるところだ。」

    ブロリー「そうか、ならばそこにしよう。」

    悟空「オラは向こうで舞空術の練習しよっと!また後でなブロリー!」

    ブロリー「ああ…(目視出来る距離だけどな…)」
  139. 139 : : 2014/10/22(水) 01:26:18
    エレン「フンッ!」グッ

    ライナー「フンッ!!」ググッ

    アニ「………」

    ブロリー「…これは何をしているんだ?」

    エレン「見ての通りだ。舞空術の基本中の基本、気の集中をしてるところ。」グッ

    ライナー「なかなか難しくてな、上達してる気がしないんだ…」

    ブロリー「そうか…だが、安心しろ。努力次第ですぐにああなる。」ユビサシ
  140. 140 : : 2014/10/22(水) 01:27:08
    悟空「おぉ!浮いた浮いたぁ!」プカプカ

    アルミン「すごい!始めて2日で飛べるなんて!」


    エレン「そ、そんな…あんな子供に先を越されるなんて…」orz

    ブロリー「?何を言ってるんだ?悟空の方がお前らより年上だ。」

    ライナー「へぇ…やっぱそうなのか…」

    ベルトルト「クリリンといいブロリーといい、もう驚けないよね…」

    ブロリー「…ま、せいぜい努力しな。俺もそろそろ始めるとしよう。」スワリ
  141. 141 : : 2014/10/25(土) 18:00:06
    ブロリー(気を抑えて…自然に…)


    ライナー「…見ろよ、すごい集中力だ。」

    エレン「ああ。あれが飛べるやつの集中力なんだな、きっと。」

    コニー「…zzz」プカプカ~

    ライナー「…いや、集中力とか関係ない気がしてきた…」

    ベルトルト「君たちは静かに練習してなさい。」

    エレライ「へいへい…」

    ブロリー(こいつらうるせぇな…)
  142. 142 : : 2014/10/25(土) 18:01:42
    ──その頃、クリリン一行は──

    リヴァイ「ようやくシガンシナ区から出たな。」

    グンタ「クッ…すみません…俺がケガなんてしたばっかりに…荷物になってしまって……」ハァ…ハァ…

    ミケ「直撃を避けただけよくやったと思うが?」

    エルド「このやろう、今度一杯奢れよ?」

    グンタ「ハァ…ハァ…そうだな…井戸水でも汲んできてやるよ…」ヘヘッ…

    エルド「……フンッ」ゴスッ

    グンタ「…グハァッ…」チーン

    エルド「冗談も言えるし、とても元気そうですよ、兵長!」ニコッ

    リヴァイ「…仮にも、グンタはケガ人だ。原作では戦闘シーン無しで死んでしまうようなやつなんだから、ここでくらい大目に見てやれ…」

    エルド「ハッ!」ピシッ

    クリリン(酷い…いろんな意味で…)
  143. 143 : : 2014/10/25(土) 18:01:58
    \オ────イ!!/

    ハンジ「…あれれ?エルヴィンと…私の班だ!」

    オルオ「ハァッ☆」


    エルヴィン「グンタ、大丈夫か?」

    グンタ「はい…どうにか…ゲホッ」ハァ…ハァ…

    リヴァイ「こんな少人数でこの距離を移動するとは…エルヴィン、少しいかれちまったか?」
  144. 144 : : 2014/10/25(土) 18:02:14
    エルヴィン「ここまで来るのはそこまで危険じゃなかったさ。付近の巨人はすっかり居なくなってたからな。」

    ハンジ「居なくなってた?…どういうこと?」

    ニファ「今朝見張りしてたら、巨人が一斉に分隊長の方に走り出したんですよ!」※ハンジ班の女性隊員です

    クリリン(そういや、俺のとこに巨人が集まってたな…なんでもう寄ってこないんだ?)

    リヴァイ「それで安全だと判断したお前は、少数の精鋭を集めて迎えに来たわけか…」

    エルヴィン「そうだ。嫌な予感もしたんでな、荷馬車もあるからグンタはそこに寝かせるといい。」
  145. 145 : : 2014/10/25(土) 18:02:29
    エルドとクリリン「…せーの!」ドサッ

    グンタ「クッ…ハァ…心配かけて、すみません…」

    リヴァイ「あの爆風だ、近くにいて持ち堪えた方がどうかしてる…」チラッ

    クリリン「…え?俺、何かしましたか?」σ(−∀−;)

    リヴァイ「…いや、別に…」

    リヴァイ「とにかく、拠点に戻るぞ。ここも安全とは言えない。」

    エルヴィン「そうだな。第三拠点に着いたら、少し休んで壁内に戻るぞ。」
  146. 146 : : 2014/10/26(日) 21:47:49
    移動中、、、


    オルオ「兵長…一つ尋ねてもいいですか?」

    リヴァイ「なんだ、言ってみろ。」

    オルオ「ぺトラの様子がおかしいんですけど…何かあったんですか?」

    リヴァイ「…なに?」


    ぺトラ(兵長はキザで、ツリ目で、仲間思いで、ネコ耳が似合って…///)

    ぺトラ(あの青髪の人は細マッチョで、長身で、青髪で、落ち着いた感じがなんとも…///)

    ぺトラ「ああ、もうっ!!私はイケない子!!選べないィ!!」グシャグシャ


    リヴァイ「…確かにおかしいな…」
  147. 147 : : 2014/10/26(日) 21:48:07
    リヴァイ「…おい、クリリン。」

    クリリン「へ?何ですか?」

    リヴァイ「聞いてただろ?ぺトラに何かあったのか聞いてこい。」

    クリリン「…パワハラですか?」

    リヴァイ「聞きに行くだろ?」

    クリリン「…分かりましたよ…聞いてきます…」ヒューン


    オルオ「…兵長、女の悩みには女同士でってことでハンジさんの方が良かったんじゃ…」

    リヴァイ「…女の悩みってなんだ?」

    オルオ「…いえ、なんでもないです…」
  148. 148 : : 2014/10/26(日) 21:48:23
    ぺトラ「はぁ……」

    ぺトラ(どうしたんだろ、私…私は兵長一筋だったはずなのに…あの…青髪の彼が頭から離れない…!)

    クリリン「……さん…トラ…ん…」

    クリリン「ぺトラさん!」

    ぺトラ「うにゃ!?何!?爆発!?」ビクッ

    クリリン「ぺトラさん…落ち着いて…(うにゃ、って…)」

    ぺトラ「ん?…なんだ、クリリンか…」フゥ

    クリリン「まるで俺だと不満みたいな物言いですね…」

    ぺトラ「…まぁね。」

    クリリン「」
  149. 149 : : 2014/10/26(日) 21:48:47
    ぺトラ「それで、私に何か用なの?」

    クリリン「ああ、そうだった…何か様子がおかしいから話を聞いてこいって兵長g

    ぺトラ「問題無しです!!!って言っておいて!!!!」

    クリリン「何をそこまで取り乱してるんですk…あ。」

    ぺトラ「…何よその、あ。って言うのは…」

    クリリン「あ!さっきの青髪!!」バッ

    ぺトラ「!!?どこっ!どこっ!?」キョロキョロ

    ぺトラ「…ハッ!?」バッ

    クリリン「……」ニヤッ

    ぺトラ「や、やられた…」ガクッ
  150. 150 : : 2014/10/26(日) 21:49:15
    クリリン「分かり易いですね、ぺトラセンパイ♪」

    ぺトラ「先輩をカタカナにするなぁ!」

    クリリン「…まぁ、あらかたのことは理解したんで、兵長に報告しn

    ぺトラ「行かせないわよ!?」ガシッ

    クリリン「痛いって…じょ、冗談ですよ…さすがの俺でもそんなことしませんって…」ギリギリ

    ぺトラ「ほ、ホントね…?約束よ?」

    クリリン「分かってますよ…俺もだいぶいじられた経験があるんで、その辛さというか、なんというかはわかってるつもりです。」

    ぺトラ「…あるの?」

    クリリン「ありますよ…(特にヤムチャ辺りから…)」
  151. 151 : : 2014/10/26(日) 21:50:21
    ──────
    ────
    ──

    リヴァイ「クリリンよ、ぺトラの様子はどうだった?」

    クリリン(あ、言い訳決めときゃよかったなぁ…どうしよ。)

    クリリン「討伐数が3ケタいかなかった事を嘆いていたようです。」

    リヴァイ「そうか、それなら今度リヴァイ班全員に立体機動の稽古をつけてやるか。」

    オルオ「ま、マジですか?」

    リヴァイ「お前は飛べねぇんだから尚更必要だ。」

    オルオ「そ、そんなこt」ガリッ
  152. 152 : : 2014/10/26(日) 21:50:42
    クリリン「…そういえば、舞空術ができるのにどうしてその…加速装置?は外さないんですか?」

    リヴァイ「立体機動装置だ。どこぞのチートサイボーグと一緒にするな。」

    クリリン「す、すいません…」

    リヴァイ「分かればいい…立体機動装置についてだったな?」

    リヴァイ「お前と違って俺達は飛び始めたばかりだ。素早い動きは出来ない、まだ単なる移動手段でしかない。」

    リヴァイ「つまり、舞空術だけでは不意をついたりしない限り巨人のうなじには到底届かない。遠距離攻撃もできないしな…」

    リヴァイ「だから両者を使い分けてる。それだけの話だ。」
  153. 153 : : 2014/10/26(日) 21:51:01
    クリリン「…リヴァイ兵長って意外によく喋るんですね。」

    リヴァイ「バカ言え。俺はもとから結構話す方だ。ああいう馬鹿がいると喋る気も失せるがな…」


    ハンジ「ひゃっっほーーーい!巨人狩りだぁ!!」ビューンビューン

    モブリット「分隊長!生き急ぎすぎです!」

    アハハハハハハ!!!
    ブンタイチョーッ!オチツイテクダサイ!!


    リヴァイ「チッ…うるせぇな…」

    クリリン「ハハハ…」
  154. 154 : : 2014/10/29(水) 22:41:02
    ~訓練兵団グラウンド~


    ビシュン!シュンシュン!ビシュン!!

    ミカサ「…距離、3m…」シュンビシュン

    悟空「ヨッ、ホッ」シュッシュンッ

    ミカサ(……今…ッ!)ダッ!!

    悟空「イィッ!?やべっ!!」


    ガシッ!


    キース「…記録、3分12秒ォ!!」

      オオォォォ-  (゚ο゚)(゚ο゚)

    悟空「っかぁ~!早ぇな、ミカサ!」ヘヘヘ

    ミカサ「ハァ…あ、あれだけ動いて、息切れしてないなんて…」ハァ…ハァ…

    キース「これが格の違いというやつだな、アッカーマン。だが、目の前に壁がある事はいい事だ。自分の実力に溺れず、精進するように。」

    ミカサ「…はい。」
  155. 155 : : 2014/10/29(水) 22:41:19
    悟空「…んで、オラを捕まえれたんはミカサだけだったなぁ。」

    エレン「ゼェ、ゼェ…ミカサ以外の全員でかかっても捕まえられる気がしなかったぞ…」ゼェゼェ

    ライナー「この野郎…ハァ…お前は猿か?」ハァハァ

    ユミル「全く…ハァ…同感だな…」ゼェゼェ

    エレン「さる…?なんだ、それ?」ハァハァ

    アルミン「説明してあげたいけど…ハァ…そんな気力、僕には残ってないや…」ハハハ…


    キース「なかなか堪えたようだな…20分だけ休憩する。その後、基礎体力の向上に向けてトレーニングする。いいな!」

    訓練兵「ハッ!!」悟空「おーっ!」
  156. 156 : : 2014/10/29(水) 22:41:54
    悟空「いや~、楽しかったなww」ヘヘ

    エレン「お前、バケモンだな…少なくとも人じゃねぇ…」

    ミカサ「私は楽しかった。目標も見つけることができた。エレンも早く飛べるようになれば、きっと追いつける。」

    エレン「それがどうにもできねぇんだよな…何が悪いんだろ?」

    アルミン「やっぱり、力みすぎだと思うよ?僕だってこうすればすぐ…」ボワン

    エレン「そんな簡単に気弾なんか作れねぇよ!」

    ミカサ「軽い。」ボワン

    悟空「こいつのことか?」ボワン

    エレン「お、お前ら…(泣)」
  157. 157 : : 2014/10/29(水) 22:42:12
    エレン「ま、まあいい!今の俺はできることを全力でやる!それだけだ!」グッ

    ミカサ「エレン、その意気。」グッ

    エレン「例え飛べなくても、その分体を鍛えりゃどうにかなる!そして、巨人なんかすぐ倒せるように…!」

    悟空「…そういやぁ、ブロリーは?」

    ジャン「俺がやるとすぐ捕まえちまうって言って、向こうでずっと精神統一してるぜ。」ザッ

    エレン「おや?これはこれは、30秒で捕まえてやる宣言をしたキルシュタインサマではありませぬか…」

    ジャン「っるせえ!あんなの捕まえられるかよ!」フンッ

    アルミン「そんな事言ってたのwwジャンだせぇwww」

    ジャン「」

    ミカサ(本日のアルミンは晴れ後ゲス模様…)
  158. 158 : : 2014/10/29(水) 22:42:30
    ブロリー「……」

    悟空「よっ、ブロリー!調子はどうだ?」

    ブロリー「…まずまずだな。」

    悟空「そうか?オラ、お前のがどこにいんのかさっぱりわかんなかったぞ?」

    ブロリー「ここまで気を抑えるのに2時間かかった。このままでは、まだまともに生きていけないな…」

    悟空「クリリンはその状態をずっとって言ってたんだろ?そこまで下げれたんだから、あとはキープだ!頑張れブロリー!」

    ブロリー「…ああ。」

    ブロリー(俺は一回死にかけた…おかげで強くはなっただろうが、果たしてそれでよかったのか?)

    ブロリー(このままでは、また気が暴走するだろう…そのためにも、この訓練は成功させなければ…!)

    悟空「ブロリー…気が上がってきてっぞ?」

    ブロリー「おっと、うっかりしてた…」
  159. 159 : : 2014/11/01(土) 11:44:03
    ~調査兵団、第三拠点南部見張り~


    見張りA「それにしても、巨人が全然いないな。」

    見張りB「ああ、何だかおかしな日だ。Cはヘンなこと言いだすし…」

    見張りC(女)「ホントだってぇ!向こうにいた巨人がパッ、って消えたんだよ!」

    見張りB「何言ってんだよ。そんな巨人が居たら世紀の大発見だ。」

    見張りC「そんなこと言っても、見たものは見たの!」ブ−ッ

    見張りB「はいはい。さようでございますか。」ヘッ

    見張りC「こいつぅ…信じてないな!」コノコノ!!

    見張りB「イタッ!やめろよお前!」

    見張りA「まったく…」ハァ
  160. 160 : : 2014/11/01(土) 11:44:43
    見張りA「…!おい、あれって…」

    見張りB「荷馬車…?ってことは、団長達のお帰りだ!」

    見張りC「ホントだ!ケガとかしてないかしら…」


    \ひゃっっほーい!!/


    見張りB「…元気そうだ…」

    見張りC「そうね…心配して損したかも…」

    「明らかに損したな。」

    見張りC「ホント、ハンジ分隊長ったら…ん?私、誰と話してる?」

    見張りB「俺じゃないぞ?」
  161. 161 : : 2014/11/01(土) 11:45:02
    見張りA「上にいるだろ、気づけよ…」ハァ…

    見張りC「へ?…キャッ!お化け!」ビクッ

    クリリン「お化けはないだろお化けは…」シュタッ

    見張りB「お、クリリンか。お疲れさん。どんな感じだった、トロスト区は?」

    クリリン「なかなかひどかったな…あれじゃあ誰でも巨人が恐くなるわ。」ウンウン

    見張りC「ていうか、エルヴィン団長達は置いてきてよかったの?」

    クリリン「ああ、その事なんだけど、実はグンタさんがケガしちゃってな。拠点に応急処置の用意をしておくように言いに行く途中なんだ。」

    見張りABC「「急げよ!!!」」

    クリリン「わ、分かってるって…じゃ、見張り頑張れよ〜」バシューン
  162. 162 : : 2014/11/01(土) 11:45:18
    ~調査兵団第三拠点~

    エルヴィン「よし、ようやく着いたな。」

    「団長!グンタさんの応急手当の用意ができてます!」バッ

    エルヴィン「ご苦労。エルド、オルオ!グンタを連れてってやってくれ。」

    オルエル「ハッ」

    エルヴィン「…ところで、クリリンはどこに?」

    「ああ、クリリンなら一度壁内に戻るとか…」

    エルヴィン「ふむ…まあ、クリリンなら大丈夫だろう。至急、グンタの手当を頼む。」

    「ハッ」
  163. 163 : : 2014/11/01(土) 11:45:34
    ~第三拠点、荷馬車置き~

    ぺトラ「……フゥ…」

    ハンジ「どうした?お疲れ?」ヒョコ

    ぺトラ「!!だ、大丈夫です!何でもないです!」バッ

    ハンジ「!……」ジーーッ

    ぺトラ「……な、なんですか…」

    ハンジ「…へぇ〜」ニヤリ

    ぺトラ(こ、これは…デジャヴ…?)ゾクッ
  164. 164 : : 2014/11/02(日) 21:49:13
    ハンジ「ねぇ、誰?リヴァイと、誰?」ワクワク

    ぺトラ「!!な、何を…!?そんな…ッ///」カァァッ///

    ハンジ(うわぁ、分かり易いこの子…)

    ハンジ「んー、状況的に考えると…もう一人はブロリーかな?」

    ぺトラ「ぶろりぃ?ピンク色のマリ玉か何かですか?」

    ハンジ「いや、違うよ…あの青髪のおt

    ぺトラ「ッ///!?」ガタッ

    ハンジ(すごい…図星だ…)
  165. 165 : : 2014/11/02(日) 21:49:31
    ぺトラ「ど、どうして私がは、初めて会うようなお、男にひ、一目惚れなんかぁ…ッ!///」

    ハンジ「恥ずかしい事じゃないよ?私だって一目惚れするもん。」

    ぺトラ「ほ、本当ですか?」ウルウル

    ハンジ「モチロン!私だってうら若き乙女心の持ち主だからね!」

    ハンジ「パッと見て、コレは!って思ったら、すぐさまアタックするんだ!」エヘン

    ぺトラ「は、はぁ…」

    ハンジ「そして、ジャマさえ入らなければ即刻お持ち帰りさ!!」グッ

    ぺトラ「」
  166. 166 : : 2014/11/02(日) 21:50:33
    ぺトラ「ハンジさん…何と言うか、流石です…」

    ハンジ「え?そ、そうかな?」

    ぺトラ「わ、私もハンジさんの様な激動の人生を送れるように努力します!」

    ハンジ「う、うん。頑張ってね〜」

    ぺトラ「はい!」ルンルン♪


    ハンジ(んー、ぺトラちゃん、絶対に勘違いしてるよなぁ…)

    ハンジ(私は巨人について話しただけなんだけど…)

    ハンジ(ま、嘘はついてないし、機嫌は良くなったみたいだし、何よりこのままにしておいた方が何かと面白そうだww)


    ぺトラ(よし、帰ったらまずは兵長…いや、リヴァイにアタックだ!)
  167. 167 : : 2014/11/05(水) 22:22:11
    ~訓練兵団グラウンド近くの森~

    イッチニイッチニイッチニイッチニ…


    キース「ペースを落とすな!こんな訓練で脱落するような奴は、開拓地に送ってやる!!いいな!?」

    訓練兵「「ハッ」」ザッザッザッ


    悟空「…んー、なぁおっさん。」

    キース「(お、おっさん…(;_;))なんだ、悟空?」

    悟空「こんな軽いの背負って、こんなゆっくり走っても、なんの意味もねぇと思うんだけど…」

    訓練兵「「ダニィ!?」」ザッザッ
  168. 168 : : 2014/11/05(水) 22:22:27
    キース「…そうか、ならばそこらの木でも背負って走るがいい…」ピキッ

    アルミン(あ、キレてるな。)

    悟空「おう!じゃ、一本だけ抜いてくる!」タッタッタッ

    キース「…は?」


    ガシッ、グググググ…ズボッ

    ドシンドシン…

    悟空「いやぁ、大漁大漁!」ヘヘヘ

    キース「お、お前、本当にそれで走るつもりか?」

    悟空「当たり前だろ?ブロリーが壊した部分の修理にも使えるし。」ドシンドシン

    キース「よ、よし。用意ができたようなので、訓練を再開する!予定外の休憩をしたため、プラス3000mだ!!いいな!!」

    訓練兵(いつもより優しいな)
    「「ハッ!」」
  169. 169 : : 2014/11/05(水) 22:22:54
    ~訓練兵団グラウンド~


    チュンチュン…チュンチュンチュン…

    ブロリー「……」

    ピヨピヨ…チュンチュン…

    ブロリー「コイツら、鬱陶しいな…」イラッ

    ───キィィィィイン


    ブロリー「…クリリン、なんだぁ?」

    クリリン「よっ、ブロリー。お前の気が全く感じられなくなったから様子を見に来たんだけど…」シュタッ

    クリリン「…お前、なかなか似合ってるぞ?w」ククク…
  170. 170 : : 2014/11/05(水) 22:23:15
    あぐらをかいたブロリーは、小鳥をはじめ、様々な動物達に囲まれていた…

    ブロリー「うるさくてかなわない…どうにかしてくれないか?」イライラ

    クリリン「いや、似合ってるからそのままの方がww」ククククww

    ブロリー「…どうやら死にたいようだなぁ…」ゴゴゴ…

    ピヨッ!?バサバサバサ………
    ドドッドドッドドッ…………

    クリリン「ど、どうだ?望み通りになっただろ?そんなに怒るなって…」ハハハ…

    ブロリー「…チッ、イライラさせるぜ…」フゥ…
  171. 171 : : 2014/11/09(日) 04:04:55
    クリリン「あ、ブロリー。伝えておきたいことがあるんだった。」ポンッ

    ブロリー「なんだ?」

    クリリン「超サイヤ人のままで気を押さえられるようになったなら、今度は普通に生活する訓練だ。」

    ブロリー「とうとう来たな…最大の関門だ…」

    クリリン「そうなのか…?」

    ブロリー「既に訓練兵団の敷地内をそれなりに壊した。」

    クリリン(建物じゃなくて、敷地内って言うところに何かありそうだ…)
  172. 172 : : 2014/11/09(日) 04:06:08
    クリリン「それはともかく、このまま俺たちが話し続けるとドラゴンボールのssになっちゃうから、俺はそろそろ行こうかな。」

    ブロリー(メタいというやつらしいな…わからん…)

    クリリン「じゃあ、さくっと言いたいことだけ言っとくな。」

    クリリン「俺はこれから調査兵団の皆と合流して壁内に帰還する。1日ぐらいはかかるかな?」

    ブロリー「1日…往復でも5分で済むと思うんだが?」

    クリリン「みんながみんな飛べるわけじゃないんだよ…てか、俺でも往復5分は少し難しいな…」

    ブロリー「そうか?」
  173. 173 : : 2014/11/09(日) 04:07:48
    クリリン「ブロリーはさっき言ったとおり、普通に過ごしてくれ。どっかで本読んだり、散歩がてら町に行ってみたり…」

    ブロリー「つまり、好きにしろってことか?」

    クリリン「まあそうだな。気は抑えたままで、普通に過ごしててくれ。」

    ブロリー「わかった、言うとおりにしよう。」

    クリリン「ありがとう。そして悟空は…って、そういえば悟空は?」

    ブロリー「…そろそろだ。」

    クリリン「へ?なにが?」

    ──ズンズンズン……
  174. 174 : : 2014/11/09(日) 04:10:48
    クリリン「な、なんだ!?巨人か?」

    ズシンズシンズシン……


    クリリン(気も小さい…巨人とそっくりだ……!来るッ!)ザッ

    大木(よっ、オラ大木!)ピョコッ

    クリリン「…?木……?」


    悟空「お?クリリンだ!」ヒョコッ

    クリリン「ご、悟空!何やってんだ…?」

    悟空「ん?ちょっと訓練に参加してたんだ。ブロリーから聞いてねぇのか?」

    クリリン「訓練…?」キョトン

    ブロリー「……w」
  175. 175 : : 2014/11/10(月) 07:43:04
    クリリン「…ブロリー、わかってたな?」

    ブロリー「何の話だ?w」

    クリリン「お前、わかってたな?」

    ブロリー「何を言っているのかさっp

    クリリン「お前、わかってたよな?」

    ブロリー「わかった。謝る。済まなかった。」

    悟空「…何言ってんだ?」


    クリリン「…フゥ…悟空、ちょうどいいところに来たな!」

    悟空「へ?急にどうしたんだ?」

    クリリン「いいから聞いてくれ。俺はまた出かけるけど、その間にしてて欲しいことだ。」

    悟空「おう!いいぞ!」
  176. 176 : : 2014/11/10(月) 07:43:24
    クリリン「俺が出かけてる間、できればそれ以降も、悟空はこの訓練兵団にいてくれないか?」

    ブロリー「何?」

    悟空「お!オラもそう思ってたんだ!気が合うな〜w」

    ブロリー「そうなのか?」

    悟空「ああ!こうやって修行もできるし、他にもいろいろ楽しそうだからな!」ヘヘッ

    クリリン「それに悟空がいればエレン達の訓練にもいい影響があるだろうし、一石二鳥だ!」

    ブロリー「そうか…悟空がそれでいいなら俺は反対しない。」

    悟空「ああ!オラ、ワクワクすっぞ!」

    クリリン(ブロリーはいつから悟空の保護者になったんだ…?)
  177. 177 : : 2014/11/10(月) 07:43:49
    クリリン「教官とエルヴィン団長には俺から言っておくよ。教官は自分の部屋にいるか?」

    悟空「いや、そろそろ戻ってくる頃だな。」

    \ そこまでッ!体を休めておけ! /
    \ 十分後に補強運動を始める! /

    悟空「ほら、ちょうど戻って来たぞ。」

    クリリン「そ、そうみたいだな…」ワカリヤス…

    ブロリー「そうだな…俺も行こう。精神統一も飽きた。」スクッ

    悟空「おし!じゃ、ブロリーも行こう!」タタタッ

    ブロリー「フッ、元気なやつだ…」ギュピギュピ

    クリリン(…ブロリー、一体どうしたというんだ…まさか悟空…?w)
  178. 178 : : 2014/11/10(月) 23:48:02
    ~訓練兵団グラウンド、中央近く~

    エレン「はぁ〜…ようやく息が整った…」

    アルミン「僕はまだヘトヘトだよ…」ハァ…

    ミカサ「それにしても、悟空に追いつけなかったことが悔しい。」

    エレン「それはな、ミカサ…まともってことだ…喜んでいいと思うぞ…」

    アニ「私もそう思うよ。あいつは…たぶん、人間じゃない。」シッポアルシ…

    アルミン「僕もそんな気がしてきたよ…」シッポアルシ…
  179. 179 : : 2014/11/10(月) 23:51:04
    ミカサ「ねぇアルミン、尻尾が生えれば私も強くなれる?」

    アルミン「それは努力するようなものじゃないんじゃないかな…」ハハハ…

    エレン「そんなこんなであと5分だ。準備体操でもしておくか?」

    ミカサ「今は十分に体が温まっている…ので、準備運動の意味はほぼ皆無と言っていい。」

    エレン「し、知らなかった…」

    ミカサ「むしろ体が固くなって動きにくくなるから注意して。」

    アニ(…気をつけよ。)
  180. 180 : : 2014/11/10(月) 23:51:54
    エレン「すげぇなミカサ!どこでそんな知識つけてくるんだ?」

    ミカサ「人体実験。」

    アルミン「」

    エレン「……は?」

    ミカサ「…語弊があった。私が私自身に実際に試して、合点するだけ。」

    アニ(さりげなく、ためして○ッテンって言った…w)

    エレン「…そ、そうだよな!驚かせんなよ!」ハハハ…

    アルミン(ミカサはやりかねないからなぁ…なんとなく…)
  181. 181 : : 2014/11/11(火) 08:13:14
    悟空「よっ、みんな!いい準備運動になったな!」ヘヘッ

    エレン「お前の準備運動は俺たちの自殺行為だよ…」

    悟空「ほぇ?そっかぁ?」

    アルミン「あんな大木を引っこ抜けるのは君ぐらいだと思うよ?」

    悟空「へぇ…知らなかったなぁ…」

    エレン「ところでブロリーは?まだ向こうで座ってんのか?」

    悟空「いや、クリリンと教官と話してっぞ。」

    エレン「ふーん…え?クリリン…?」
  182. 182 : : 2014/11/12(水) 14:28:11
    ──────
    ────
    \ クリリン…? アレ? エンセイハ? /
    クリリン「教官!お久しぶりです!」ピシッ

    キース「やめてくれ。お前の方が地位は上だぞ?」

    クリリン「そんなのカンケーないっすよw」

    キース(コイツは私を上に見ているのか?下に見ているのか…?)

    クリリン「あ、さっき俺たちが話してた事を話させてもらいます。」

    キース「お、おう。わかった。」
  183. 183 : : 2014/11/12(水) 14:28:39
    キース「…なるほど、つまりブロリーは調査兵団、孫悟空は訓練兵団に入るんだな?」

    クリリン「そのつもりです。悟空のことは好きに使ってやってください。それがあいつの修行にもなると思うんで。」

    キース「わかった。まずは礼儀から教えてやらないとな…」

    クリリン「ハハッ、よろしくお願いします!」ビシッ

    キース「ああ、こちらに任せておけ。」

    ブロリー(空気ってやつか…悪くないかもな。)

    クリリン「あ、もうひとつ聞きたいことがあるんですけど…」
  184. 184 : : 2014/11/12(水) 14:29:32
    キース「なんだ、言ってみろ。」

    クリリン「例えば…調査兵が重症を負ってしばらく安静にしてなきゃ行けなくなったら、その先その人は兵としてやっていけますか?」

    ブロリー(…あ。)

    キース「…重症の度合にもよるが…復帰できたとしても巨人を倒せる程には回復できないだろう…」

    クリリン「…そうですか…」

    キース「誰か怪我でもしたのか?」

    クリリン「…グンタさんが…」

    キース「そうか…」

    ブロリー(あの栗のことか…大人しく避けていれば痛い目にあわずに済んだものを…)
  185. 185 : : 2014/11/12(水) 14:30:19
    キース「…詳しい話は事が落ち着いてから聞くことにしよう。とっとと戻って帰路に着け。」

    クリリン「…はい。」

    キース「…よし、ちょうど10分経つ頃だな…全員整列!!」

    ピピッ


    キース「…なあ、クリリン。私は嫌な予感がする。」

    クリリン「嫌な、予感…ですか…?」

    キース「何かが起きようとしている…が、それが何かはわからない…」
  186. 186 : : 2014/11/12(水) 14:32:21
    キース「...一つだけ、私の我が儘を聞いてくれ...」

    クリリン「......」

    キース「今、私が育てあげようとしているコイツらは、きっと希望の光となってくれる…」

    キース「ソイツらの訃報を聞く度に、心が抜け落ちていくような...おかしな気分になる。」

    キース「そんなどうしようもない、愚かな、素晴らしい奴らを、これから来る何かから守って欲しい...」

    クリリン「...了解しました。」

    キース「頼んだぞ...」フッ

    クリリン「それじゃ、行ってきます。」

    キース「ああ。行ってこい。」

    クリリン「...はい!」バシュッ

    ギューーーン...


    キース「...あんな悪夢は、二度と見たくないからな...」

    始めるぞォーーッ!! ハッ!!


    ブロリー(...さて、クリリンの言ったとおり遊びに行くか。)ザッ
  187. 187 : : 2014/11/13(木) 21:58:53
    ~調査兵団第三拠点、荷馬車置き~

    リヴァイ「...おい、クソメガネ。」

    ハンジ「ん?なんだいリヴァイ。」

    リヴァイ「さっきぺトラと何か話してたな...?」

    ハンジ「うん、チョッチね。」

    リヴァイ「何を吹き込みやがった...」ジャキッ

    ハンジ「ちょ、リヴァイ、なに、どしたの?そんな物騒なものはしまってよ...」
  188. 188 : : 2014/11/13(木) 22:00:25
    リヴァイ「てめえとぺトラが同じ荷馬車に入ってから、アイツの目が巨人を見るお前になってる。」

    ハンジ「......?」チラッ

    壁|トラ「......///」ジーーッ

    ハンジ「...可愛くっていいんj

    リヴァイ「黙れ。」

    ハンジ「そうかてぇこと言うなよww」ヘヘヘヘ

    リヴァイ「もう一度聞こう。ぺトラに何をした?」ジャキッ

    ハンジ「何って...私はただ...」

    リヴァイ「本当にお前はろくなことをしないからな...とっとと吐け。」

    ハンジ「......ムッ」

    リヴァイ「......?」
  189. 189 : : 2014/11/13(木) 22:00:53
    ハンジ「...リヴァイ、ちゃんと部下の事見てるんだね?」

    リヴァイ「ぁん?当たり前だ。部下の面倒を見てやる事は、上司の仕事だ。」

    ハンジ「...だったら、気付いてやりなさいよ...」ボソッ

    リヴァイ「ん?何か言ったか?聞こえなかったぞ。」

    ハンジ「ふんっ!もうリヴァイなんか知らない!」タッタッタッ...

    リヴァイ「...何を怒ってるんだ?」

    リヴァイ(...キツく言い過ぎたか?)
  190. 190 : : 2014/11/13(木) 22:01:22
    ナナバ「いけないなぁ、兵長さん。」ザッ

    リヴァイ「...なぜこのタイミングでお前が来る?」

    ナナバ「ん?そうだねぇ...人生の大先輩だからかな?」ナンテネw

    リヴァイ「...それで、何の用だ。」

    ナナバ「わかってるでしょ。」

    リヴァイ「...チッ、コレに関しては勝てねぇな。」

    ナナバ「あら、潔いのね。」

    リヴァイ「うるせぇ...」
  191. 191 : : 2014/11/13(木) 22:02:12
    リヴァイ「それで、俺はどうすりゃいい?」

    ナナバ「アンタだってバカじゃないから、ぺトラちゃんの事わかってんでしょ?」

    リヴァイ「......」

    ナナバ「(図星ね...)だったら、自分の本当の想いをぶつけてきなさい!YesかNo!いいわね?」

    リヴァイ「...そうだな。」

    ナナバ「何よ、元気ないわね。そんなんじゃアンタと一緒になる女の子がかわいそうね。」

    リヴァイ「......」

    ナナバ「...何よ、元気ないわね。大丈夫?おーい」フリフリ
  192. 192 : : 2014/11/15(土) 14:32:21
    ミケ「ナナバ、こんなところにいたのか...何してる?」ザッ

    ナナバ「あらミケ。ちょっとカクカクシカジカ」ボソッ

    ミケ「そうか...俺に心当たりがある。」ボソッ

    ナナバ「ホント?じゃあ頼んだわ。」

    ミケ「ああ。リヴァイ、お前は不器用なやつだな。」スン

    リヴァイ「チッ、ほっとけ...」

    ナナバ「ありがたく思いなさい。アンタの為に一肌脱いでやろうってんだから。」

    リヴァイ(どうすればいいのか聞きたかったただけなんだが...)
  193. 193 : : 2014/11/15(土) 14:33:06
    ~ぺトラとハンジの最左点荷馬車~


    ハンジ「......グスッ...はぁ...」

    ぺトラ「ハンジさん...?大丈夫ですか?」

    ハンジ「!...あはは、何にもないよ〜。」クシクシ

    ぺトラ「その…すみません…」

    ハンジ「いいの。私がうまく教えてあげられなかっただけだから。ぺトラは悪くないよ?」ニコッ

    ぺトラ「いえ、違うんです…兵長は…私じゃないんです…」

    ハンジ「?リヴァイはリヴァイだよ?」

    ぺトラ「それはもちろんそうなんですけど…私じゃ、ないんですよ…」

    ハンジ「…どういう意味?」

    「少しいいか?」ザッ
  194. 194 : : 2014/11/15(土) 14:35:41
    ハンジ「あ、ミケ〜。何か用なら少し後にしてもらえる?」

    ミケ「いや、俺はぺトラに話があってな…」

    ぺトラ「私ですか?別にいいですけど…」

    ミケ「ハンジ、すぐ戻るから待っててくれ。」スン

    ハンジ「ん。おけー」


    ミケ「急に呼びだして済まないな。」

    ぺトラ「いえ、とんでもないです!どうぞ話してください。」

    ミケ「そうか…嫌気が差すような話なんだが───」
  195. 195 : : 2014/11/15(土) 14:36:35
    ぺトラ「…そうですか…私は構いません。」

    ミケ「そうか…すまないな…あのチビがハッキリしてくれれば、お前が辛い思いをすることはなかったんだが…」

    ぺトラ「そんな事言わないでください!辛くないですし、あの人は少し不器用で、無頓着なだけなんです!」

    ミケ「よく分かってるんだな…」

    ぺトラ「もちろんです!彼は…リヴァイ兵長は、私の…初めての人ですから!」ドンッ!!

    ミケ(ぺトラー、それはいろいろと間違われるぞー)フッ
  196. 196 : : 2014/11/16(日) 12:32:32
    ~同時刻、第三拠点本部~


    エルヴィン「……(暇だ…(;_;))」

    キィィィイイン、シュタッ

    クリリン「エルヴィン団長!遅れてすみませ…どうして泣いてるんですか?」

    エルヴィン「…ああ、多分あくびだ…気にするな。」クシクシ

    クリリン「は、はぁ…それはともかく、簡単に話しておきたい事があるんですけど。」

    エルヴィン「そうか。では、遠慮なく話してくれ。」
  197. 197 : : 2014/11/16(日) 12:33:00
    エルヴィン「…孫悟空は訓練兵団に入る、か。十分に戦力になると思うのだが…」

    クリリン「まあ、本人の希望ですから尊重してやってください。」

    エルヴィン「ふむ、それもそうだな。彼がそれを望むなら仕方が無い。」

    エルヴィン「…さて、君も戻って来たことだし、そろそろ出発していい頃だな。」

    クリリン「その前に団長…!」

    エルヴィン「ど、どうした?何か問題があるのか?」

    クリリン「…もう、昼時です。」

    エルヴィン「……そういえば、朝から何も食べていないんだったな…うっかりしていた。」グゥ~

    クリリン(すごい人なのか、少しぬけてるのかわからない人だ…)ハハハ…
  198. 198 : : 2014/11/16(日) 12:33:29
    ~トロスト区、ブロリーside~


    …ざわざわ…ざわざわ…

    ブロリー(…騒がしい町だな…居心地が悪い)

    ナンダアイツハ…キョジン?
    イヤ、フクキテルカラチガクネ?

    ブロリー(…適当に人気のないところ見つけて飛んで帰ろ)ギュピギュピ

    !?コ、コッチニクルゾ!!
    ウ、ウワァー!!

    ブロリー(道が勝手に開くのはいいな…)ギュピギュピ
  199. 199 : : 2014/11/16(日) 12:34:00
    ~トロスト区、怪しい路地~


    ブロリー「イイ感じだ。では、さっさと飛んで…ん?」

    ブロリー(……誰かいるな。四人…人間じゃなさそうだ。)

    ???「今だ!かかれぇ!」

    「「うおぉぉ!!」」

    ブロリー「ふん、つまらん。まとめて片付けてやる…ッ!!」シュインシュイン

    「なんだ!?戦闘力が跳ね上がって…ぐッ!?」ボンッ

    「いかん!逃げるぞ!!」バッ

    ブロリー「……ニィッ」シュインシュイン


    ギャアアァァァ……
  200. 200 : : 2014/11/16(日) 12:34:20
    「あ、…あぁ…か、体が動かない…」ハァ…ハァ…

    ギュピギュピギュピ

    「く、来るなぁ!…この、化け物め!」

    ブロリー「化け物…?違う、俺は悪魔だ!」

    「言ってろ!お、お前なんかターレス様がきっと…!」

    ブロリー「…お前らがつけているのはスカウターだな?」

    「なっ!?なぜそれを…ッ!?」
  201. 201 : : 2014/11/16(日) 12:34:41
    ブロリー(確か、通信機能もついてるって親父が言ってたな…)ガサッ

    「お、おい!返せぇ!」

    ブロリー「そうだな…なら代わりにコイツをくれてやる…」キューン…!!

    「や、やめろ!い、命だけはぁ!!」

    ブロリー「…いろいろと悪さしてたんだろ?なら、地獄に行くのが少し早まっても問題ないなぁ…」ピカッ!

    「よ、よせぇ!!!」

    ボンッ!シュウゥゥゥ…
  202. 202 : : 2014/11/16(日) 21:40:04
    ブロリー「終わったなぁ…さて、ターレスとやら、聞こえているな?スカウターやらコイツらの戦闘服やらを見る限り、お前はサイヤ人だな。」

    ターレス『…ご名答。なかなか面白そうなやつだ。名前は?』

    ブロリー「ブロリーだ。」

    ターレス『ブロリー?聞いたことあるなぁ…ああ、そうだ。確かベジータ王に抹殺されたってやつじゃなかったか?』

    ブロリー「まあな。」

    ターレス『てことは、お前もサイヤ人か。ならば話は早い。サイヤ人同士仲良くしようや…』
  203. 203 : : 2014/11/16(日) 21:40:34
    ブロリー「そうはいかないな…お前のところの部下が攻撃してきたのはどういう意味だ?」

    ターレス『おっと、少しばかり勘違いしてるようだな。そいつらは俺の部下じゃない。俺のボスの部下だ。』

    ブロリー「そうか?なら、さっきの死に損ないがターレス様とか言ってたのはなぜだ?」

    ターレス『なぁに、カンタンな話さ。そいつらの見張り役として俺が選ばれただけ…そいつらはピンチの時には俺が助けると勘違いしていたようだが、そんな命令はボスからなかったからな。』

    ターレス『俺が助けるのは俺直属の部下だけだ。何しろ俺はサイヤ人だからな。仲間意識は他の種に比べれば、天と地ほどの差があるのだ。』
  204. 204 : : 2014/11/16(日) 21:40:56
    ブロリー(俺はそのサイヤ人に殺されかけたんだが…まあいい、ひとまずここは納得したフリでもしてみよう。)

    ブロリー「…そうだな。お前を疑った俺が間違っていた。サイヤ人は自分の仲間しか助けはしないのだから、お前のした事は最もだな。」

    ターレス『どうやら、お前は話のわかるサイヤ人のようだ。実に気分がいい。』ククク…

    ターレス『ブロリーとか言ったな。どうだ、俺と一緒に来る気はないか?この地球はなかなか肥えた土地が多くてな、神精樹の実がたくさん採れたんだ。』

    ブロリー「シンセージュノミ?何かの果実か?」

    ターレス『そうだ。美味いうえに、食えば食うほど戦闘力が跳ね上がるんだ。どうだ?』
  205. 205 : : 2014/11/16(日) 21:41:13
    ブロリー「それは興味深い…いつかは食べてみたいところだ。」

    ターレス『そうだろ?そのスカウターがあればいつでも話せるからな。気が向いたら連絡してくれ。』

    ブロリー「わかった。サイヤ人同士、仲良く…だったな。」

    ターレス『わかってるじゃないか…さて、俺はこれで失礼するとしよう。またな。』ククク…


    ブロリー「…切れたか。」

    ブロリー(サイヤ人がカカロットの他にも生き残っていたか…しかも、こっちは明らかに悪人だ。)

    ブロリー「…しばらく仲良くして様子を見よう。」
  206. 206 : : 2014/11/17(月) 22:52:36
    ~????????、幹部の部屋~


    ターレス「ククク…これはおもしろいことになった…」ドサッ

    ??「どうした、ターレス。戻ってくるなり柄にもなく甘い顔をして…」

    ターレス「俺のセリフをパクるな。」

    ??「おっと、これは失礼…」フッ

    ターレス「チッ、イライラするぜ…だが、俺は今気分がいいんだ。許してやるよ、怪物(モンスター)さんよ。」

    ??「俺が怪物だと?笑わせるなドーピング魔め…」

    ターレス「ぁん?てめぇ、死にたいのか?」ピキッ

    ??「上等だ…貴様のような不完全な生命体にこの私が倒せる筈がない…」
  207. 207 : : 2014/11/17(月) 22:53:41
    ????「セルさん、ターレスさん。見苦しいですよ。喧嘩はおやめなさい。」

    ターレス「フリーザ、お前も昔のノリでいると痛い目見るぜ?」

    フリーザ第一形態「ホッホッホ…それは恐ろしいですねぇ…」

    セル未完成「…まぁいい。ターレス、さっきのおもしろい話とやらを聞かせてくれよ。暇で仕方がないんだ。」

    ターレス「いいだろう…ただし、コイツは俺の楽しみだ。手ぇ出すんじゃねぇぞ?」

    フリーザ「もちろんですとも…」
  208. 208 : : 2014/11/20(木) 20:44:26
    ~調査兵団第三拠点~


    エルヴィン「たった今、午後1時をまわった!これより出撃する!昼間は巨人が最も活発化している時間帯だ!注意するように!」

    「「ハッ」」

    エルヴィン「これより、第一拠点まで一気に向かう!上手く行けば今日中にシャワーを浴びれるぞ!」

    「「……」」

    エルヴィン「…出撃ィッ!!!」

    ドドッドドッドドッ……
  209. 209 : : 2014/11/21(金) 20:48:34
    ~調査兵団、左点前方戦闘班~


    クリリン「ほっ、たっ!」ゴスッ!

    10m巨人「があぁぁ。」シュゥゥ…

    クリリン「ふぅ……さっきブロリーの気を感じたな…あいつは何してるんだ?」

    クリリン「人を殺すような勢いだったな…何かあったのか…?」

    クリリン「…ま、どっちにしろ普通の生活をしてたら必要のない気だ。帰ったら注意しないと。」
  210. 210 : : 2014/11/21(金) 20:49:00
    クリリン「それにしても、巨人から血が出るのはやめて欲しいな…手についたのはすぐ振り払えるけど、服についたら落ちないからな…」ブツブツ…

    クリリン「…良く考えたら俺、服一着しか持ってないじゃん…」

    クリリン「毎回洗ったそばからすぐに乾かしてたから気づかなかったな…」ブォォン

    クリリン「さすがにボロいなぁ…俺も制服着ようかな…よっ」ボンッ!

    7m巨人「ぐぁあ。」シュゥゥ…


    左点補助班(ずいぶん手馴れてるなぁ…)
  211. 211 : : 2014/11/23(日) 00:07:43
    クリリン「んー…やっぱこの服一着しか持ってないのは相当問題なんじゃないか?」

    クリリン「かれこれ…ひぃ、ふぅ、みぃ…二週間くらいかぁ……えぇっ!?」

    クリリン「周りがいっつも同じ服着てるから感覚が麻痺してたのかもな…」

    クリリン「どっかに頼んだら作ってくれるかな…こんな服、下手したら素材すらこの世界にはないかもしれないけど…」

    クリリン「うぅっ…万が一兵長に知られたらその場で服が切り刻まれそうだ…誰にも聞かれないようにしなくちゃ…」

    左点補助班(丸聞こえなんだよなぁ…)


    クリリン(近いうちに服の注文しに出かけてみるか…)
  212. 212 : : 2014/11/25(火) 22:47:32
    ~午後4時頃、訓練兵団教室~


    メガネ教官「─これは──であり──という訳で───」カッ、カッ

    悟空「…なぁ、ブロリー…」ボソッ

    ↓暇なので授業見学
    ブロリー「どうした?」ボソッ

    悟空「何言ってんのかわかるか?」ボソッ

    ブロリー「さっぱリー、です…」ボソッ

    悟空「やっぱそうかぁ!てっきりオラだけなのかなぁって焦っちまったぁww」ヘヘヘw

    訓練兵(アイツらうるせえ…)
  213. 213 : : 2014/11/25(火) 22:47:51
    メガネ教官「…そこ!さっきから何を話している!騒がしいぞ!」

    悟空「いやぁ、その…なんだっけ…レキシってやつ?何言ってんのかさっぱりなんだぁw」

    メガネ教官「なん…だと…?」ピキッ

    エレン(お、何本か切れたな。)

    メガネ教官「……まぁ、お前は他の兵に比べてブランクがあるからな。この先のことを検討しておくとしよう。」

    悟空「おう!なんだかしんねぇけどありがとな!」

    メガネ教官「…とりあえず、そのため口をどうにかしないとな…」

    悟空「ほぇ?なんだそれ、食いもんか?」

    メガネ教官「……では、再開する──」カッ

    訓練兵(ちょwスルーってww)

    悟空「…?オラ、変なこと言ったかなぁ?」ポリポリ
  214. 214 : : 2014/11/27(木) 13:34:00
    ~調査兵団、前方戦闘班最左点~


    ギュィィィイイン、ザシュッ!

    15m巨人「んがあ」シュゥゥ…

    ぺトラ「ふぅ…これで、49頭目…か。」

    ぺトラ「ハンジさんったら、今までの奴は全部持ってっちゃったんだから…」

    ぺトラ「……そうやって…兵長も…」ボソッ

    ぺトラ「…いや、彼は最初からハンジさんのものだったの!そうよ!最初から気づいてたのに近づこうとした私が馬鹿だったのよ!」


    最左点補助班の皆さん
    (なんか叫びだしたぞ...)

    ハンジ「くかー...」zzz
  215. 215 : : 2014/11/27(木) 13:34:32
    ザシュッ!

    5m巨人「がぁ」シュゥゥ…


    ぺトラ「…あれ?そういえばハンジさんは私が兵長に告白するのを応援してたような…どうして?」

    ぺトラ「ハンジさんは兵長の気持ちに気づいてないの?それとも、私が失敗することを知ってて応援してたの…?」

    ぺトラ「…二つ目はありえないわね…流石にハンジさんでもそんなイジワルなことはしないはずね。」

    ぺトラ「ということは、ハンジさんこそ、無頓着な人ってことかしら?巨人にしか興味が無いのはホントってこと?」


    ぺトラ「…変人の巣窟、ねぇ…」ハァ…
  216. 216 : : 2014/11/29(土) 16:28:13
    ハンジ「ヘックショイ!!」ガバッ

    最左点補助班A「うおっ!?分隊長、驚かさないでくださいよ…」

    ハンジ「いやぁ、ゴメンゴメン!誰かが私のウワサをしてるみたいなんだ!気持ちよく寝てたのになぁ…」ハハハ

    最左点補助班A「う、ウワサですか?分隊長なら大丈夫でしょう?」

    ハンジ「どゆ意味?」

    最左点補助班A「1日の間に三桁は噂されてるので、ちょっとやそっとじゃ動じないんじゃないですか?」

    最左点補助班B「それ言えてるかもww」アハハ

    ハンジ「…おもしろいね。」ニコッ

    最左点補助班A「」

    最左点補助班B「ハンジ分隊長...目が笑ってないです...」ビクビク
  217. 217 : : 2014/11/29(土) 20:43:02
    ~午後5時半頃、訓練兵団食堂~

    …夕食までまだ時間があるが、食堂にはジャンケンに敗れた2人の少年が席取りを任せられていた…


    エレン「すげぇ、誰もいない時間帯とかあるんだな…」

    アルミン「めずらしいね。いつも何グループかはここに居座ってるのに。」ヨイショ


    エレン「…なぁ、アルミン。」ヨット

    アルミン「ん、どうしたのエレン。考え込んでるなんて君らしくないなぁ。」

    エレン「それどういう意味だよ…」

    アルミン「え?そのまんまの意味だよ?」

    エレン「…そうか。」
  218. 218 : : 2014/11/29(土) 20:43:21
    アルミン「それで、何のよう?」

    エレン「あ、そうだった。さっき講義中に思ったんだけどよ…」

    アルミン「エレンが講義についての話か…面倒そうだな。」

    エレン「どういう意味だよ。」

    アルミン「いいから続けてよ。」

    エレン(なんなんだコイツ…)
    「…それで講義中に思ったんだけどよ。立体機動の歴史って学ぶ必要あるか?」

    アルミン「!?エレンッ!!」ガタッ

    エレン「わっ!な、なんだよ!」ビクッ

    アルミン「そういう事は言ってはいけない。(棒)」

    エレン「どうして急にミカサ口調なんだよ…」

    アルミン「エレンにはこれが一番効くと思って。」( 'ω')b

    エレン「…なんでだよ。」

    アルミン「君たち、付き合ってるんでしょ?」ニヤッ

    エレン「……は?」

    アルミン「え?」
  219. 219 : : 2014/11/30(日) 21:47:21
    エレン「俺と、ミカサは、家族だ。付き合うなんて、で・き・な・い。」

    アルミン「その割には手繋いで歩いてたりするじゃないか。」

    エレン「そ、それは...あれだ。親子が手を繋ぐみたいなもんだ。」

    アルミン「親と子供が顔真っ赤にして手繋いで歩くの?」

    エレン「......///」

    アルミン(勝負あったな...)ニヤリ

    エレン「お、お前はどうなんだ!」
  220. 220 : : 2014/11/30(日) 21:47:41
    アルミン「ッ///!?...僕がなにか?」

    エレン(アルミンも分かり易いんだな)「最近アニと仲いいよな。」

    アルミン「お、同じ訓練兵団に配属されたんだから、仲良くしないとね。」チームワクークトカ

    エレン「ふーん、じゃこの前手繋いでたのはなんなんだ?」

    アルミン「なっ!?い、いつ見てたの!?」ガシッ

    エレン「い、痛てぇよアルミン...落ち着けって...」ギリギリギリ...

    アルミン「...あ、ごめん。」パッ

    エレン(...ん?今、いつ見たのって言ったな...ってことは...)ニヤリ
  221. 221 : : 2014/11/30(日) 21:48:00
    エレン「それにしてもお前力強すぎだよ...ミカサぐらいあるんじゃん?」

    アルミン「そ、そんなこt

    ジャン「ジャン↑」バッ

    アルミン「シュッ」ブンッ!

    ジャン「ヌベラッ!!?」バキィッ!

    ズザァァァッ...

    エレン「いい蹴りだ、アルミン!」
    ( 'ω')b

    アルミン「あ、ありがと...」
  222. 222 : : 2014/12/01(月) 22:47:53
    エレン「...ってやっぱ強えじゃねえか!」

    アルミン「もう言い逃れはできないね。わかった、白状するよ...」ハァ

    エレン「お、おう。」(追い詰めたのか?真相は見えたからもういいんだけど...)

    アルミン「僕は昔からミカサ...あ、あとエレンに助けてもらってばかりだったでしょ?」

    エレン「ん、まあな...」(引っかかるな...)

    アルミン「だから、僕一人でも強くあれるように、鍛え始めたんだ。」
  223. 223 : : 2014/12/01(月) 22:48:16
    エレン「...!ま、まさか...さっきの蹴りは...!?」

    アルミン「そう、アニに仕込んでもらったんだ。」

    エレン「へぇ...まだ会って少ししか経ってないのに、弟子入りか...」

    アルミン「アニと比べたら、僕なんてまだまだなんだけどね。」ハハハ

    エレン(...それにしても、いつからかは知らないけど、あのアルミンを数日でここまで強くするなんて...アニって教官よりすごいんじゃないか?)


    キース「ヘクシュン!」

    キース「...風邪か...?」ズルズル...
  224. 224 : : 2014/12/01(月) 22:49:13
    アルミン「あ、エレン。一応言っておくけど、僕の身体能力はそこまで変わってないよ。」

    エレン「いや、それはないだろ。馬が3mは吹き飛んだんだぞ?」(愛の力とでも言いたいのかw!?)

    ジャン?「......」チーン

    アルミン「僕は身体の使い方を習っただけなんだ。」

    悟空「...使い方?なんだそれ?」

    アルミン「ああ、それはね...ん?」チラッ

    悟空「ん?」キョトン

    エレン「うおっ!?」ガタッ
  225. 225 : : 2014/12/02(火) 19:02:36
    悟空「どしたんだ?なんかいたのか?」

    エレン「お、お前に驚いたんだよ...」

    悟空「ん?オラか?そりゃすまなかったなw」

    エレン「お前なぁ...」

    悟空「んでさ、カラダの使い方って何のことだ?」

    アルミン「あ、ああ。それはね──」
  226. 226 : : 2014/12/02(火) 19:02:53
    エレン「...はぁ?よく分からない?」

    アルミン「うん...アニに教わったのも...こう...感覚とか気持ちの持ち方とかそんな感じだったから...」

    悟空「んー...それならオラ知ってるかもしんねぇ。」

    アルミン「是非とも教えてもらえないかな!?」キラーン

    エレン「アルミン...お前の目はサーチライトか...?」マブシッ

    悟空「んじゃさ?オラにやってみてくれよ!」

    エレアル「...は?」
  227. 227 : : 2014/12/03(水) 14:59:10
    ザッ...

    アルミン「...本当にやっていいの?」

    悟空「いいから!オラのことは気にしないで思いっきりこい!」

    エレン(ジャンが吹き飛ぶその他ほどのキックだ...さすがに悟空でもしょっぱいんじゃないか...?)ゴクッ

    アルミン「じゃあ...遠慮なくいくよ...!」ググッ...

    悟空「おし、こい!」バッ

    エレン(...よく考えたら、コイツら食堂で何やってんだよ...)
  228. 228 : : 2014/12/03(水) 14:59:42
    アルミン「......シュッ」ブゥン

    悟空(......ッ!)

    ガキィーン!

    エレン「...何が起きた...!見えなかったぞ!?」


    悟空「おお痛ッてぇぇ...!」フーッフーッ

    アルミン「ご、ごめん!大丈夫だった?」

    悟空「すげぇなアルミン...オラ手で防いでなかったらおっちんでただww」ヘヘッ

    エレン「...アルミンが...俺から遠ざかってゆく...(泣)」
  229. 229 : : 2014/12/04(木) 18:10:19
    悟空「でも、わかったぞ!アルミン、おめえはすげぇよ!」

    アルミン「?どういうこと?」

    悟空「今のアルミンの蹴りには気が込もってたんだ。」

    エレン「気...って舞空術のあれか?」

    悟空「ああ。気が自由に使えれば、かめはめ波みたいなのも出せるようになっぞ!」

    エレン「か、かめめ...?」

    悟空「...あり?クリリンの見たことねぇんか?」

    アルミン「...それって僕達の作る、気の塊みたいなもの?」

    悟空「そだな。ちょっと違えけど、そんなもんだ。かめはめ波はもっとでけぇやつを手から出すんだ。」

    エレン「へぇ...(超危険そうだ...)」
  230. 230 : : 2014/12/04(木) 18:10:55
    悟空「オラでも上手くできねぇのにやっぱスゲェよ!」キラキラー

    アルミン「僕がそんなすごいことを...?なんだか実感わかないな...」

    悟空「本当に強えやつはそんなもんだ!な、エレン!」

    エレン「お、俺わからない...」

    悟空「...ま、アルミンはもっと自身もて!上手く使えばミカサとか、オラとも同等に戦えるかもしんねぇぞ!」

    アルミン「さ、さすがにそれは無理かな...」ハハハ...

    エレン(...俺だけか、何も取り柄がないのは...)シュン
  231. 231 : : 2014/12/04(木) 18:11:23
    アルミン「...ところで、悟空はどうしてここに来たの?」

    悟空「いやさぁ、ブロリーが変なサングラス持ってきてよ、それで皆が遊んでるんだ。そんで、サングラスとか興味ねぇからこっちにきたんだ。」

    アルミン「さ、サングラス...?なにそれ?」

    悟空「黒いメガネだ。それかけると眩しくなくなるんだけど、あれはそもそも黒じゃなかったからな...じゃあメガネか...?」

    エレン「そんなもん、ブロリーはどこで手に入れたんだ?」

    悟空「そこらへんで拾ったっつってたけど、そんなの変だよな...」

    アルミン(おかしなメガネ...皆が来たら聞いてみようか...)
  232. 232 : : 2014/12/06(土) 18:53:05
    ~エレン達の部屋~


    「ここをこうすると...」ポチッ

    ピピピッ!

    うおおお!SUGEEEEEEEEEEEEE

    ──何やらまた盛り上がっているようだ...


    コニー「戦闘力...たったの5か、ゴミめ...」フッ

    マルコ「ひどいこというなぁ...」

    ライナー「戦闘力か...気、とは違うのか?」

    ブロリー「少しな。確かに気が大きいやつは戦闘力も高いが、それに加えて、戦闘力は持っている武器からも数値に反映されるそうだ。」

    ライナー「...ややこしいな。」

    ベルトルト「ちなみに、これは作者の勝手な解釈です。」\(°∀° )/イェイ

    ライナー「急にどうしたベルトルト。」

    ベルトルト「...はっ!今、僕は何を...?」

    ブロリー(重症だな...)
  233. 233 : : 2014/12/07(日) 04:12:19
    ライナー「おいコニー!俺らも測ってくれよ!」

    コニー「よし来た!...フムフム…」ピピピッ

    ベルトルト「なんだか恥ずかしいな…」

    コニー「出たぞ!ライナーが15で、ベル…なんちゃらが11だ!」

    ベルトルト「」

    コニー「あ、ベルなんちゃらが1になった。」ピピッ

    ライナー「ベルトルト、元気を出すんだ。お前は強い子だ。」

    ベルトルト「何様だコノヤロ…」(;_;)
  234. 234 : : 2014/12/07(日) 04:14:41
    コニー「んじゃあブロリーも測ってやる!」ピピピッ

    ブロリー「あんまり期待するな。今の俺は気を抑えてるからな。」

    コニー「...3857だな...いや、今4268に...いや、2950...?」ピッピッピッ
    ↑数字に深い意味はありません(笑)

    ライナー「強ッ!!?」Σ(゚ロ゚)

    マルコ「どうしたのコニー、文字すら読めなくなった?」

    コニー「いやさ、なんていうんだ...その...安定しないんだ。」

    ブロリー「...まだぶれるのか...ならもう少しこのまま(超サイヤ人)だな。」ムゥ

    ライナー(サイヤ人って本当に戦闘民族なんだな…)
  235. 235 : : 2014/12/07(日) 11:10:36
    ピピッピピッピピッ


    ライナー「お?なんの音だ?」

    コニー「このメガネから聞こえてくるぞ?爆発するのか?」

    ブロリー「いや、それはさっき仕掛けたタイマー機能だ。」

    ライナー「大…麻?」

    ベルトルト「ライナー、そんなわけないでしょ。」

    ブロリー「…ある時刻に仕掛けておくと、その時間になったことを知らせてくれる機能だ。」
  236. 236 : : 2014/12/07(日) 11:11:03
    マルコ「へぇ…ちなみに、今のは何を知らせてるの?」

    ブロリー「食堂に行く時間だ、行くくぞ。」スクッ

    ライナー「もうそんな時間なのか。そういやジャンは?」

    マルコ「いつもの出張だと思うよ。ほっとこう。」

    ライナー「そ、そうか。(出張…何のことだ?)」

    コニー「腹へったなぁ!とっとと行こうぜ!」グ~

    ライナー「お、おう…(ジャン、それでいいのか?)」
  237. 237 : : 2014/12/09(火) 01:00:15
    ~訓練兵団食堂~


    ジャン「……ゲホッ!…いってぇ…俺は何を…?」ムクッ

    エレン「お?目が覚めたか。」

    ジャン「ああ…ん?食堂…?なんで?」

    エレン「お前覚えてないのか?お前が湧いて出たからアルミンが…ん?」チラッ

    アルミン(口パク:ダメだよエレン)シーッ

    エレン「…あ、えーと…アルミンがびっくりして大きな声を出して、それに俺が驚いて、立ち上がったらお前の顎に俺の頭がクリティカル...ってわけだ。」
  238. 238 : : 2014/12/09(火) 01:00:42
    ジャン「そ、そうか…?それにしては右頬が痛いんだが…」サスリ

    エレン「それは…あれだ。倒れた時にぶつけたんだろ。」( 'ω')b

    ジャン「…なんかうぜぇなお前…」

    エレン「そうか?まぁ気にすんなや。よくあるこった。」

    ジャン「やっぱうぜぇなお前…」

    エレン「ま、とりあえず座って時間まで待ってようぜ。」

    ジャン「チッ、なんだか気に入らねぇな。そこで悟空は寝てるしよ…」

    悟空「くかー、すぴー…」zzz
  239. 239 : : 2014/12/09(火) 01:01:17
    アルミン「ありがとねエレン。君のウザさがこんなところで役に立つなんて…」ボソッ

    エレン「なんか引っかかるけど、気にするな。ってか、隠す必要あったか?」ボソッ

    アルミン「もちろんさ。だってさ、よくいうじゃない?」ボソッ

    エレン「ん?なにが?」

    アルミン「能ある鷹は爪を隠す、ってね!」ニコッ

    エレン「うわぁ…」

    アルミン「引くの?」

    エレン「いや引くよ。」

    アルミン「あ、そ。」

    エレン(本当に隠す必要あったのか…?)
  240. 240 : : 2014/12/09(火) 22:32:09
    コニー「コニー見参ン゙ン゙ン゙!!…あ?全然居ねぇぞ?」キキーッ

    アルミン「コニーか。どうしたの?」

    コニー「いや、ブロリーにそろそろ行く時間だって言われたから来たんだけど、なんでこんなに他がいないんだ?」

    エレン「だって、あと30分以上あるぞ。」

    コニー「…なんだ、いつもより20分早いだけじゃんか。ならいいや!」ドサッ

    アルミン「みんなは?」

    コニー「これから来るぞ。俺はマルコと競争してたんだけど、これは俺の圧倒的勝利だな!」(^^)v

    ジャン(あいつ、今頃ライナー達と歩いてるだろうな。)
  241. 241 : : 2014/12/11(木) 14:18:07
    ライナー「お、エレンとアルミン!席取りご苦労さん…ってあれ?誰もいないじゃないか。」

    ベルトルト「…ブロリー、タイマーは何時にセットしてた?」

    ブロリー「いつも席を取りに行く時間だ。」

    ライナー「何のための席取りを決めるじゃんけんだったんだよ!これじゃあ、結局みんなで取りに来たのと同じじゃねぇか!」クワッ

    エレン「ま、まあまあ。俺たちは気にしてないから。そんなムキになるなよ。」

    アルミン「そうだよ。これはこれで楽しかったしさ?」

    ライナー「そ、そうか?ならいいが…」

    ブロリー「……?」

    ジャン(何を怒っているのかさっぱリー、って顔してやがる…)
  242. 242 : : 2014/12/11(木) 14:19:30
    ブロリー「…つまり、どういうことだ?」

    ライナー「だから!せっかく席取りを頼んどいたのに、俺達がどこよりも早く来たら意味がないだろ!」

    ブロリー「俺はいつもどおりに時間を仕掛けたんだが…」

    ライナー「だからァ!!」ムキーッ!

    ベルトルト「ハハハハ…」


    エレン「ライナーも大変だなwいつも以上にゴリラっぽいw」

    アルミン「こら!気にしてるだろうから、そういう事は言わないのw!」

    ジャン「ライナーは本当に不憫だな…」

    …ハラガヘッタナ。
    ダカラオマエハハナシヲキケェ!!
    ハハハハハ...
  243. 243 : : 2014/12/12(金) 06:49:36
    ~調査兵団、第一拠点~


    エルヴィン「皆、400kmもの道のり、よく頑張ってくれた!今日は夜も暮れて来たため、ここで朝を迎える!」

    エルヴィン「明日には戻れるだろう!それまでは気を抜かないように!帰るまでが遠s(ry」

    シ━━━ン...

    エルヴィン「……か、解散!(泣)」

    「「ハッ!」」バッ
  244. 244 : : 2014/12/12(金) 06:50:29
    ~第一拠点、本部~


    ハンジ「エルヴィンだだ滑りだったねww」HAHAHA

    エルヴィン「…す、全て想定内だったさ…」;;

    リヴァイ「…そんなことはどうでもいい。疲れたから俺はもう寝る。」

    ハンジ「はいはいお休み~」(*^^)ノシ

    リヴァイ「……お前らもとっとと寝ろよ。」ガチャ、バタンッ

    クリリン「疲れたか…リヴァイ兵長も疲れるんですね。」

    ミケ「一日中飛んでて、身体がどうにもならないやつなんてお前ぐらいだ。」

    クリリン「俺だってそれなりに疲れてますよ。ずっと同じような姿勢でいたら体が凝っちゃって...」

    ミケ(こいつ、元気だな。)
  245. 245 : : 2014/12/12(金) 22:58:02
    ハンジ「んーっ...私も寝ちゃおっかな。今日は朝から晩まで飛びっぱなしだったからね~」

    エルヴィン「明日も早めに出発するつもりだ。疲れているなら早めに休んだ方がいい。」

    ハンジ「じゃ、班の皆と会ってから寝るかな。お休み~」ガチャ、バタン

    ミケ「...俺もそうしよう。そろそろナナバに...」ガチャ、バタン

    クリリン「......」

    エルヴィン「......」

    クリリン(なんか気まずいな...w)
  246. 246 : : 2014/12/12(金) 22:58:49
    エルヴィン「...クリリン、君は休まなくていいのか?」

    クリリン「ああ、俺の事は心配しないでください。少し腹は減ってるけど、疲れてるってほどじゃないです。」ハハハ

    エルヴィン「(ミケに言ってたのは嘘か?)腹が減ったか...いいものがある。少し待っててくれ。」ガタッ

    クリリン「あ、はい...(いいもの...
    ?)」

    ~数分後~

    エルヴィン「こいつだ。少し見てくれ。」

    クリリン「…あれ?これって…」
  247. 247 : : 2014/12/12(金) 22:59:21
    エルヴィン「なんだ、知ってるのか?」

    クリリン「いや、確かに知ってますけど...似てるだけかも...これはどこで?」

    エルヴィン「先日、酒のつまみに食べた柿の種に入っていてな。きになって食べてみたんだが...」

    クリリン「...よく明らかにおかしなものを食べますね...」

    エルヴィン「いやぁ、味はただの豆だったな。」ハハハ

    クリリン(団長ってそんなに無用心でいいのか?)
  248. 248 : : 2014/12/13(土) 21:01:37
    エルヴィン「だが、食べてみて驚いた。腹が膨れてもう柿の種が食べられなくなってしまったんだ。なぜ先に食べなかったのかと後悔したな。」ハハハ

    クリリン「…一粒もらっていいですか?」

    エルヴィン「ああ。その代わりこれが何か教えてくれないか?」

    クリリン「まだ確信はないけど…ついてきてください。」

    エルヴィン「ついていく…ってどこへ?誰か詳しい人でもいるのか?」

    クリリン「いや…少しグンタさんのところに。」

    エルヴィン「グンタ…?」
  249. 249 : : 2014/12/13(土) 21:01:59
    ~第一拠点、簡易医務室~


    リヴァイ「…グンタ、すまないな。お前に怪我をさせてしまった。」

    グンタ「兵長が謝らなくても…遠征の途中に怪我をした俺が悪いんです。」

    リヴァイ「それにしても、だいぶ落ち着いたな。喋ってて苦しくないのか?」

    グンタ「はい、たまに痛むくらいで喋るぶんにはもう大丈夫です。」

    リヴァイ「…そうか。」

    ガチャッ
  250. 250 : : 2014/12/14(日) 13:08:18
    クリリン「グンタさん失礼しま…あれ、リヴァイ兵長?どうしてここに?」

    リヴァイ「…てめぇは部屋に入る時にはノックをしろ。」

    クリリン「あ、すみません(笑)」

    リヴァイ(うぜぇぇぇぇ)

    クリリン「ところで兵長、寝ないんでいいんですか?」

    リヴァイ「部下の見舞いを優先しているだけだ。当然のことだろう。」

    クリリン「へぇ…(興味なし)」

    リヴァイ「ところで何の用だ。お前らも見舞いか?」
  251. 251 : : 2014/12/14(日) 13:08:46
    クリリン「いや、似たようなもんですけど、試してみたいことが…」

    リヴァイ「試す…何を?」

    クリリン「まあ、見ててください…グンタさん。」

    グンタ「ん、なんだ?」

    クリリン「この豆、食べてください。」

    リヴァイ「豆?そいつが確かめたいってやつか?」

    エルヴィン「そうだ。あの豆はクリリンの知る何かに似ているらしい。そして、その実験体は…」チラッ

    グンタ(俺ェ!?)
  252. 252 : : 2014/12/14(日) 20:51:24
    グンタ「いやいやいやいや。そんな干からびた豆、俺は食いたくないぞ!」

    クリリン「大丈夫ですよ。怖くありません。」

    グンタ「なんだお前は!大体、実験台ならオルオとかのが適任だろ!俺は怪我してるし!」

    エルヴィン「グンタ、心配することはない。俺も食べたが特に腹を下したとか、そんなことはなかった。」キリッ

    グンタ「食うなよ!」ビシィィッ

    グンタ「へ、兵長!こいつらに何か言ってやってください!」

    リヴァイ「面白そうだ。好きに使え。」

    グンタ「」
  253. 253 : : 2014/12/16(火) 17:35:17
    リヴァイ「上官命令だ、グンタ。食え。」

    グンタ「…クッ、わかりました…」

    クリリン「はいどーぞ。何をそんなに拒否するんですか?」サッ

    グンタ「得体の知れない何かを食えって言われたら、普通拒否するだろ。」

    クリリン「……あっ」

    グンタ「…もういい。食うぞ。」

    カリッカリッ、ゴクンッ
  254. 254 : : 2014/12/16(火) 17:35:41
    エルヴィン「…どうだ?」

    グンタ「…あれ?おかしいな…」

    リヴァイ「グンタ、どうしt

    ガバッ

    リヴァイ「ちょ、おま、」

    グンタ「兵長!な、治りました!!」

    リヴァイ「……は?」

    クリリン「や、やっぱり…!」

    エルヴィン「こ、こんなことが…(棒)」
  255. 255 : : 2014/12/18(木) 21:14:20
    リヴァイ「…エルヴィン、勘づいてたな。」

    エルヴィン「まあな。それを食べる少し前に、紙で指を切ったはずだったんだが気がついたら治っててな。」

    エルヴィン「もしや…とは思ったが余りにも非現実的だったから気のせいだと思っていたが…」

    グンタ「す、すごい…!しかも、今なら3日ぐらい動き続けられそうだ!」イッチニッ、イッチニッ

    エルヴィン「それにしてもすごい効果だ…」

    クリリン「これは、仙豆っていう豆です。」

    リヴァイ(やはり豆なのか。)
  256. 256 : : 2014/12/18(木) 21:15:20
    エルヴィン「仙豆…(なぜ柿の種に…?)」

    クリリン「効能は今見せた通りで、治癒能力、それから常人の10日分ほどのエネルギーがあるそうです。」

    リヴァイ「な、なんだそれは…かいふくのくすりか?」

    エルヴィン「ラストエリクサーか?」

    グンタ「いにしえの秘薬か?」

    クリリン「んー、当たってるのか外れてるのか…」ハハハ…

    エルヴィン(全部元ネタがわかる人はスゴイ)キリッ
  257. 257 : : 2014/12/23(火) 00:22:33
    リヴァイ「まあ、なんだっていい。グンタも治ったし、一件落着だろう。」

    クリリン「いや、それが…その豆は俺達の世界のもので…」

    グンタ「なに!?」

    クリリン「いやいや、話の流れ的にそうでしょ。」

    エルヴィン「つまり、これも向こうから飛ばされてきたのか…人以外にも飛んでくるんだな。」

    クリリン(どうせならドラゴンボールとか飛ばしてくれたらいいのにな…)

    エルヴィン「仙豆か…ブロリーにも食べさせるか?」

    クリリン「ああ…そうですね。怪我してると何かと不便だろうし。」
  258. 258 : : 2014/12/23(火) 00:23:06
    リヴァイ「…さて、俺はグンタの件が済んだから今度こそ寝るぞ。」

    エルヴィン「ああ、そうするといい。グンタは今日はここで休んでくれ。」

    グンタ「え、なぜですか?」

    エルヴィン「こんな夜に不思議なことが起きたら、皆が盛り上がって寝るのが遅くなってしまう。それよりは、朝早くに面白い話題がある方が目が覚めていいだろうと思ってな。」

    グンタ「なるほど…わかりました。」

    エルヴィン「ああ、迷惑をかけてすまないな。」

    グンタ「いえ、そんなことありません。」

    クリリン(夜って言ってもまだ、7時前なんだよな)
  259. 259 : : 2014/12/24(水) 23:46:11
    ~????????~

    ????「仙豆かぁ…いいもんみつけちゃったな!あれは使えそうだ!」

    ターレス「邪魔するぜ…」トットッ

    ????「おや?おまえからここに来るなんて珍しいね、何の用だい?」

    ターレス「いやなに、たまたま仙豆ってやつの話が耳に入っちまってな…」

    ????「へぇ、それで?」

    ターレス「その仙豆ってやつを、俺にくれよ。」

    ????「ボクに意見するとは、それなりの覚悟があるんだろうね?」

    ターレス「おいおい、少しは人の話を聞けよ。実はよ──
  260. 260 : : 2014/12/24(水) 23:47:48
    ターレス「───ってことだ。」

    ????「へぇ、サイヤ人ねぇ…気に入った!手に入ったら、お前の好きに使うといい!」

    ターレス「ありがたき幸せ…バビディ様。」

    バビディ「なぁに、ボクはとっても優しい魔導師だからね!部下の話にはしっかり耳を傾けるのさ!」

    ターレス(ヘッ、老いぼれが…てめぇのどこに耳があるってんだ?)

    バビディ「さてと、それなら早速仙豆ってやつを目一杯集めてみよっと!たぶん時間がかかるから、お前は戻ってていいよ!」

    ターレス「ハッ。」トットッ


    バビディ「仙豆かぁ...ニヒヒッ!」
  261. 261 : : 2014/12/28(日) 02:06:54
    ~翌日、調査兵団第一拠点~


    ペトラ「……へ?」

    オルオ「ど、どうなってんだ?」

    エルド「…お前、最初っから嘘ついてたのか。」

    グンタ「なんでだよ!ウソついてねぇよ!」

    クリリン「し、信じてあげてくださいよ…」ハハハ…

    ペトラ「信じられないわよ…豆食べたら骨が治った?何それ?覚せい剤か何かじゃないの?」

    グンタ「お、俺ってこんなに信用なかったのか…」シュン
  262. 262 : : 2015/01/06(火) 00:26:19
    リヴァイ「グンタの言ってることは本当だ。」ザッザッ

    オルオ「あ、おはようございます兵長。」

    ペトラ「どういうことですか?」

    リヴァイ「知らん。クリリンが豆を食わせたらケガが治った。それだけだ。」

    クリリン「いやぁ、本物の仙豆で良かったですw」

    グンタ「むしろ、俺は被害者に近いんだよな…」

    エルド(...状況が目に浮かぶな。)
  263. 263 : : 2015/01/08(木) 18:06:20
    グンタ「...とにかく、俺が復帰したから、ミケ分隊長はまた中央に戻られるぞ。守りも万全だ!」

    エルド「またグンタとなのか...」(´・ω・`)

    グンタ「俺がお前に何かしたか!?」

    エルド「いや、分隊長の方がいろいろと楽だった。」キリッ

    グンタ「同期ェ...」


    エルヴィン「さて、(グンタのお陰で)皆の目が覚めたようだしそろそろ出発しようか。」

    クリリン「そうですね。そろそろ帰りましょう。」

    エルヴィン「...ところで、昨晩思ったんだが...」

    クリリン「?何でしょう...?」

    エルヴィン「クリリンの方が私よりも年上だったな...」

    クリリン「まぁ、そうですね。」

    エルヴィン「....そう考えると、クリリンはタメ口でいいな。」

    クリリン「ああ、確かに。じゃ、そうしよっかな!」ハハハ

    エルヴィン「...なんという雑な手のひら返し... 」oh...
  264. 264 : : 2015/01/08(木) 18:08:17
    以上で第4話は終わりです。

    長くなりすぎてなんだかすごいことになってしまいました(´・ω・`)



    気にせず付き合ってくださいm(_ _)m
  265. 265 : : 2015/01/09(金) 07:24:48
    面白かったです
    続きも期待です
  266. 266 : : 2015/01/09(金) 17:51:49
    DB入ったらカオスになるかと思ったが上手く構成されている。モッチキチさんの文章力には感心させられる。おつ
  267. 267 : : 2015/01/24(土) 00:46:14
    >>265

    ありがとうございます!
    今後もよろしくお願いします!

    >>266

    ありがとうございます!
    まさか褒められるとは思っていませんでした...それなりにカオスだし。
    これからも続けていくのでよろしくお願いします!
  268. 268 : : 2015/01/24(土) 00:49:15
    現在、受験シーズンのため投稿を自粛しています。

    落ち着いたらまた再開するつもりなので、もうしばらくお待ちくだしゃい。うわへへwwww

    .......早くても2月の中旬になりそうです
  269. 269 : : 2015/01/24(土) 14:05:02
    勉強頑張ってください
    いつまででも待ってますw
  270. 270 : : 2015/02/13(金) 14:30:45
    受験がとりあえず終わりました。
    …が、第一志望に落ちてしまい、ケータイ厳禁の高校に行くことになりました。

    悪い学校ではないので文句はありませんが、ケータイ厳禁なので今やってるこの活動を削減しないといけなくなりました。

    現在執筆中のどちらかを断念しようと思います。そこでアンケートです。
    クリリンとポケモン、どちらを断念しない方がいいですか?
    声の多かった方を断念せず、続行したいと思います。
    ただし、このアンケートにルールを設けようと思います。
    1.一人一票を心がけてください。
    2.名無しさんは無効票とします。
    3.○○を続けて!という感じで答えてください。
    (=○○はやめていい。は無効。)
    4.期限は…2/14 23:59マデとします。

    このようなことになってしまい申し訳なく思っております。
    これからも執筆を続けるために、ご協力お願いします。

    …あ、受験失敗したわけではないので心配しないでください。偏差値は同等の高校なので。
    ちなみに第一志望はケータイ他ゲーム等なんでもありでした(´;ω;`)
  271. 271 : : 2015/02/13(金) 14:33:04
    p.s.>>270
    回答はグループの方でお願いします。
  272. 272 : : 2017/08/21(月) 06:15:06
    クリリンは続けてー!
  273. 273 : : 2020/10/02(金) 09:19:46
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

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クリリンと仲間たちの進撃紀行 シリーズ

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