この作品は執筆を終了しています。
残念な聖夜祭
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- 1 : 2014/09/25(木) 20:16:21 :
- 前作
絶望的場連多陰・DAY
の続きです
引き続きキャラ&世界観崩壊注意です
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- 2 : 2014/09/25(木) 21:00:46 :
- ~ストヘス区~
クリスタ「メリークリスマス♪今日は皆でストヘス区でクリスマスです!!」
ジャン「ハードル上がっちまって大変だな…」
ジャン「クリスマスなんて…」
ジャン「普通に生活してるだけで可哀想がられる日だ…!!」
マルコ「どういう事だい、ジャン?」
ジャン「例えば…」
クリスマスなのにアルバイトしていてかわいそーとか!
クリスマスなのに恋人がいなくてかわいそーとか!
クリスマスなのにネットしててかわいそーとか!
ジャン「普段、一般人がアルバイトしててかわいそがられるか?普通?」
ミーナ「買ってください。ケーキ買ってください。」
一同「…」
ミーナ「あ…皆…まずいとこ見られちゃったかな?」アセアセ…
ミーナ「クリスマスにバイトなんて」
ジャン「んでたな…ミーナ「無視かよ!!」
ミーナ「クリスマスにバイトしてんのよ?何か言ってくれてもいいじゃん?」クスン…
ジャン「よく考えてらクリスマスにケーキ売るバイトでかわいそがられてるのって普通だしよ…」
ミーナ「普通って言うなぁ!!」
ジャン「とにかくクリスマスは普段してる事すらかわいそがられる…!!」
ジャン「てめぇのせいで話が逸れたんだぞ!?ミーナ!?」
ミーナ「えーーーッ!?」
特に理由のない理不尽がミーナを襲う!!
アルミン「つまりジャンが言いたいのは、」
エレン「クリスマスってのは日常生活が同情される希有な日って事だな?」
アニ「ちょっと暑いな…麦茶でも飲むか…」ゴクゴク…
カップル「!?」
アニ「ん?」クピッ…
カップル「クリスマスなのに麦茶なんてかわいそー!!」
アニ「何でよ!?」
マルコ「あの二人はカクテルでも飲んでんのかな?」
区民1「クリスマスなのにこの子達…」
一同「ヘッ?」
区民2「普段着でかわいそー!!」
ユミル「逆に何を着りゃいいんだよ!?」ムキー!!
サシャ「今日の訓練所のご飯、湯豆腐らしいそうですよ!!」ヒャッホーイ!!
区民3「クリスマスに湯豆腐なんてかわいそー!!」
サシャ「ええー!?いいでしょうが!?湯豆腐!?」
アルミン「流石、シーナの人間…食べる物も豪華なんだろうね…」フンッ…
ジャン「何故かクリスマスに和食ってかわいそがられるよな…」
ジャン「でもケーキの代わりに寿司でケーキ作ったらそっちの方が豪華だよな、残念な感じだが…」
コニー「じゃあ毎年毎年ぬかどこ作ってた俺のかーちゃんは『クリスマスなのにかわいそー』とか言われてたのか!?」
ジャン「正直言わせてもらう…それはかなりかわいそーだ!!」クマンバッ!!
ベルトルト「ライナーから電話だ」♪ピロロロ…
ベルトルト「ライナー、今どこだい?」ピッ…
ライナー「トロスト区だが?」
ベルトルト「トロスト区にいるの?」
区民3「トロスト?」ニヤ
区民4「クリスマスなのにトロストにいるなんてかわいそー!!」
ライナー「何か今理不尽を受けたような?」
ジャン「いる区ですらかわいそがられる!?」ジャーン…!!
エレン「じゃあ、どの区だったらいいんだよ!?」
ジャン「恐らくコイツらシーナの区以外かわいそうだと思ってやがる!!」
ミカサ「なんなの一体!?」
アルミン「皆かわいそがられないため必死でクリスマスぶってんだよ!!」
ジャン「メディアが作り出した『クリスマス』の定義以外は全てかわいそがられる…!!」
ジャン「絶望した!!普段の生活をかわいそがられるクリスマスに絶望した!!」ジャーン…!!
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- 3 : 2014/09/25(木) 21:38:09 :
- ミーナ「そんなことないよ!!皆!!」
ジャン「ミーナ?」
ミーナ「逆に人に優しくされるチャンスだよ♪」
ジャン「…」
ミーナ「ささいな事でも同情される!!」
ジャン「た、確かに!!」
最近、こんだけ不運な俺をかわいそがってくれねぇ…
かわいそぶるチャンス!!
ミカサ「ジャン、何で靴脱いでるの!?」
ジャン「何って…」
ジャン「クリスマスなのに左右違う靴下なんて…かわいそう!!」フンス!!
ミカサ「…ハ?」ボーゼン…
皆「クリスマスなのに左右違う靴下でかわいそー!!」
ミカサ「ええーーッ!?」(;゚Д゚)
あぁ…俺がかわいそがられてる…ジーン…
サシャ「クリスマスなのに人前にお尻向けてかわいそー!!」
ジャン「ええっ!?そっちも!?」
エレン「クリスマスなのに馬面でかわいそー!!」
ジャン「おいコラ、エレン」
カワイソーカワイソー…ガヤガヤ…
クリスタ「ズルい!!元祖かわいそうがりの私を差し置いてジャンばっかり!!」
クリスタ「私の封印してたかわいそうがりを解き放つ時!!」カッ!!
私ってこんなにかわいそう!!
・いらない子
・名前変えられた
・アニメだと女神の肩書きの割に影薄い
・十番以内に入れたのは実力じゃありません
・母さんはビッチ?
区民「…」
区民1「気の毒な人だ…」
区民2「残念な人ね…」
区民3「目を会わせちゃダメ!!」
クリスタ「そのかわいそうがられ方は何か違う!!」
アニ「わざわざ、かわいそうがられる事無いじゃん」
区民1「」ジーッ…
アニ「何…?」ギロ…!!
区民1「クリスマスなのに身長低くてかわいそー!!」
アニ「」
アニ「何でこれがかわいそうなの?カンケー無いでしょクリスマスには!?」
アニ「普段通りの物をどーすればクリスマスっぽくなるのよ!?」イッラァ!!
ジャン「その発想はいけない!!」
ジャン「クリスマスだからと無理にクリスマスっぽくすると」
ジャン「それはそれでかわいそうな事に!!」
下手なクリスマス気取りは人を余計傷つける!!
・居酒屋のクリスマスケーキ
・ファミレスのクリスマスディナー
・一人で食べるピザをサンタが届ける
・唐揚げにリボンがつくコンビニ弁当
・エロサイトのトップページのデザインがクリスマスっぽい
・クリスマスソングをめっちゃかけるラーメン屋さん
・自分用のジャージを買っても張られるクリスマスシール
・兵舎が微妙にクリスマスっぽい
・教官方の兵団服がサンタ仕様
・立体機動訓練に使う森がイルミネーションされてる
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- 4 : 2014/09/25(木) 22:22:20 :
- ミカサ「でも私はクリスマスでかわいそがられるなんて絶対イヤ!!」
ミカサ「なんとしてでもクリスマスっぽくしたい!!」
サシャ「ろうそくあるだけでもクリスマスっぽく見えますよ」モグモグ…
ミカサ「それ、それがいい」パチン!!
~訓練所・大広間~
ミカサ「全員、並べたかしら?100本…」
一同「」コク…
ミカサ「それじゃ…エレンから」
エレン「えーと…これは俺が本当に体験した話だ…1ヶ月前の夜、トイレに起きたら…」
クリスタ「ってこれ百物語じゃない!?」ヒィッ!?
~3時間後~
アルミン「…その時ね…誰かが言ったんだ『あそこに人なんていなかったじゃん』ってさ…」フッ…
ボッ…!!
エレン「ええと…これで百個目か…」ビクビク!!
アニ「何かが起こるはず…」ビクビク…
ガラッ!!
ミーナ「出たぁーッ!!」ヒャーッ!!
キース「貴様ら…門限は、とっくに過ぎてるはずだ…!?」
一同(確かに恐ろしい事は起こったー!!)ガチガチ…!!
キース「明日の昼まで走ってろ!!」グォッ!!
~グラウンド~
クリスタ「ねぇねぇ、今回の反省回しなーい?」ゼェハァ…ゼェハァ…
エレン「まず百物語始めた時から話の内容変わったしグダグダになってたと思う、世界観合わないからアウトだし」ゼェハァ…ゼェハァ…
コニー「それを言うなら携帯電話出てきた時点でアウトだっつーの!!」タッタッタッタッ…
サシャ「ですよね!!」モグモグ…
ジャン「いいからお前ら黙って走れーッ!!」ウオーーーーーッ!?
おわり
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- 5 : 2014/09/25(木) 22:34:12 :
- 参考作品「さよなら絶望先生」第12集・聖夜一夜物語(120話)
最後まで読んでくれてありがとう
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- 6 : 2014/09/27(土) 22:58:24 :
- 次回作
陣を成す者皆弱し
を執筆中です。今日は、もう寝ますが明日書くので見てくださーい
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