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俺は・・・誰かを救える兵士になる!(初陣) 後編

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  1. 1 : : 2014/03/11(火) 11:00:08









    すみません、立て直しました。



    俺は・・・誰かを救える兵士になる!シリーズ↓
    http://www.ssnote.net/series/674
  2. 2 : : 2014/03/11(火) 11:03:31
    期待!!!!
  3. 3 : : 2014/03/11(火) 13:00:21
    >>2
    がんばります
  4. 4 : : 2014/03/11(火) 13:31:52











    ――――訓練兵達は、壁を登り撤退することが出来ずにいた・・・









    ジャン「・・・前衛の先輩方はほぼ全滅。本部に突っ込もうにも、補給所には3~4m級がウジャウジャいやがるぜ・・・きっと。」




    コニー「やるしかねぇだろ!やらなきゃ死ぬんだからよ!」




    ジャン「そんな決死作戦・・・誰が指揮を執れる?・・・いや、出来たところであいつがあんな状態じゃ・・・」




    ユーリ「・・・・・・」




    ジャン「オレ達だけで・・・巨人はどうにも出来ない。」










    アンリ「・・・おい、今はどういう状況だ?」




    ジャン「・・・!お前ら、無事だったのか。」




    イジュギー「もう、ガスはほとんどない。移動できても・・・ここから本部までだね。」




    ライナー「・・・俺達もそんな状態だ。今はどうやって本部まで行くか考えてるんだよ。」




    アニ「まぁ、私達の戦力じゃあ無理だろうけどね。」




    アンリ「はぁ?大丈夫だろ。ユーリがいるんだしよ。」




    コニー「・・・今、あいつは動けねぇぞ。見てみろよ。」




    アンリ「・・?」









    ユーリ「・・・・・・」




  5. 5 : : 2014/03/11(火) 13:46:11








    アンリ「・・・何があったんだ?」




    ユミル「ミカエラが死んでな・・・。」




    アンリ「・・・そうか。状況は分かった。」スタスタ




    コニー「お、おい!・・・そっとしておいてやれよ!!」ガシ





    アンリ「・・・今はそんな状況じゃねぇ!!!」




    アンリ「早くしねぇと・・・本当に全滅するだろうが!!」




  6. 6 : : 2014/03/11(火) 14:27:54








    アンリ「よう、ユーリ。」




    ユーリ「・・・ああ。無事だったのか。」




    アンリ「ああ。それと・・・」




    アンリ「歯ぁ食いしばれ!!」




    ユーリ「・・・はぁ?何いっt」バキッ




    ユーリ「いってぇな、何しやがんだてめぇ・・・!」ガシッ




    アンリ「いつまでも被害者面してんじゃねえぞ・・・。」




    アンリ「大切な仲間を失ったのは・・・お前だけじゃねえんだよ。」




    ユーリ「・・・うるせえな、分かってんだよそんなこと!」




    アンリ「・・・なら、力を貸せ。ここにいる奴等を救うために・・・」




    アンリ「お前の・・・力が必要だ!」


  7. 7 : : 2014/03/11(火) 14:35:55








    ユーリ「・・・無理だよ。俺には、みんなを救うだけの力はない。」




    ユーリ「俺には・・・何をするべきか分からないんだ。」




    アンリ「・・・くそ、この腰抜けが・・・!!!」




    アンリ「もう、好きにしやがれ!・・・お前の」




    アンリ「お前のそんな顔を見たら・・・アイツはどう思うだろうな。」




    ユーリ(・・・さぁ、どう思うだろうな。)




    ユーリ(俺には・・・もう分からない。)




    ユーリ(自分が・・・何をしたいのか。)




    ユーリ(もう、分からないんだ・・・!)




  8. 8 : : 2014/03/11(火) 14:51:01








    アンリ「あのバカ・・・。」




    ジャン「あぁ~~~、つまんねぇ人生だった。」




    心屋「や、やめてよ!そ、そんな、ふ、不吉な事・・・言わないでよ!」




    アニ「アンタもそんなに震えないで欲しいね。こっちまでまいっちまうよ。」









    ミカサ「アニ!・・・状況はだいたい分かった。こんなときに、私情を挟んで申し訳ないけど・・・エレンの班を見なかった?」




    アニ「さぁね・・・。でも、同じ班だったアルミンとヌーはあそこにいるけど。」




    ミカサ「ありがとう。」




  9. 9 : : 2014/03/11(火) 15:07:55








    ヌー「アルミン、そろそろ・・・。」




    アルミン「・・・・・・。」




    ミカサ「アルミン!!」




    アルミン「・・・・・・!!!」




    ミカサ「二人とも、エレンは・・・?」




    アルミン「・・・・・っ!!」ポロポロ




    ミカサ「・・・!」




    ヌー「僕達、34班ミーナ・カロライナ、トーマス・ワグナー」




    ヌー「・・・エレン・イェーガー。以上の三名は、壮絶な戦死を遂げました・・・!」









    ジャン「あいつ・・・本当に死に急ぎやがって!」




    アンリ「アルミンが生き残るなんてな・・・、エレンが浮かばれねぇ。」




    コニー「お前・・・そんな言い方は!」




    ユーリ(エレンも・・・死んだのか。あんなに強い奴でも死んじまうのかよ・・・。)



  10. 10 : : 2014/03/11(火) 15:37:00






    アルミン「ごめん、ミカサ!僕が・・・巨人に捕まって!」




    アルミン「エレンは・・・僕を助けるために!!」




    ミカサ「落ち着いて、アルミン。今は感傷的なってる場合じゃない。さぁ立って!」




    ミカサ「マルコ、本部に群がる巨人を排除すればガスの補給ができてみんな助かる。・・・違わない?」




    マルコ「い、いくらミカサでも無理だ!」




    ミカサ「出来る。」



    ミカサ「私は・・・強い・・・すごく強い!ので・・・私はあそこに群がる巨人を蹴散らすことが出来る・・・例えば・・・一人でも。・・・・・・あなた達は腕が立たないばかりか・・・臆病で腰抜けだ。すごく・・・残念だ。ここで指をくわえたりしてればいい。・・・くわえて見てろ。」バシュ









    ジャン「・・・残念なのはお前の言語力だ。」




    ジャン「おい!お前らは・・・仲間を一人で戦わせろと学んだか!?・・・本当に腰抜けになっちまうぞ!!」バシュ




    ライナー「はっ、そいつは心外だな・・・!」バシュ




    コニー「お前らも来いよ!!」バシュ




    サシャ「や、やーい。弱虫。こ・・・腰抜けー。あ、アホー。」




    イジュギー「やるしか・・・ないでしょ!」バシュ




    ヌー「腰抜けになりたくないからな!」




    アンリ「おい、腰抜け・・・。お前は行かないのか?」




    ユーリ「どうして・・・みんな戦えるんだよ・・・!!」




    ユーリ「何で・・・!!俺達は戦うんだ!」









    アンリ「・・・この地獄を生き抜くためだ。」




    アンリ「何もせずに・・・状況は変わらないだろ?」バシュ









    ユーリ「・・・だよな。」







  11. 11 : : 2014/03/11(火) 16:30:45







    ミカサ「・・・・・・」ザシュ




    ミカサ「・・・・・・」ギュン




    ミカサ「・・・・・・」ギュン ザシュ




    コニー「すげぇな、ミカサの奴。どうしたらあんなに速く動けるんだ?」




    アルミン(いや、明らかにガスを吹かしすぎだ!)




    アルミン(いくらミカサでも、機動力がなくなれば僕らは無力なのに・・・!)




    ミカサ「」ギューン プスン




    アルミン「が、ガス切れだ!ミカサーーー!!」ギュン




    ジャン「くっ、ミカサ・・・!」




    コニー「ジャン、お前はここに残れ!」




    ジャン「何・・・?」




    コニー「みんなを指揮できる奴はお前しかいねぇだろ!」ギュン




    ジャン「くそっ、お前ら!遅れんなよ!本部に突っ込むぞ!!」




    「「「「「「おおおおおおおおおおおお!!!!」」」」」」

  12. 12 : : 2014/03/11(火) 16:48:16








    ジャン(本部はすぐそこってのに・・・これ以上近付けねぇ!)




    ジャン(犠牲が・・・なければ。)




    ユーリ「・・・ジャン。」シュタ




    ジャン「!ユーリ、大丈夫なのか?」




    ユーリ「先に行け。・・・俺は、いやオレは・・・ここに残る。」




    ジャン「なっ!?」




    マルコ「どうして君が、ここに残るんだよ!!」




    ユーリ「・・・本部に行くためには、犠牲が必要だ。だったら、オレが犠牲になろう。」




    ユーリ「・・・オレはガスをあまり使わねぇからな。有り余ってんだ。」




    ジャン「・・・分かった。だが、ユーリ・・・」




    ジャン「生きろよ・・・!」バシュ




    アンリ「・・・戻ってくるからな。必ず・・・!」バシュ




    ジャン「お前ら、今のうちに本部に突っ込め!!!」









    ユーリ「・・・さて、ここにいたのか。ユウダイ。」




    ユウダイ「・・・」




    ユーリ「・・・ああ、バカだよな。オレもお前も。」




    巨人共「」ズンズン




    ユーリ「・・・へっ、さぁ来な。」ジャキ









    ユーリ「人類の力を・・・思いしれ!!」バシュ









  13. 13 : : 2014/03/11(火) 17:02:35









    ミカサ「ガスが尽きるまで気が付かなかったなんて・・・。」




    ミカサ(また、家族を失った。ここから、また始めないといけないのか・・・。)




    ミカサ(この世界は・・・残酷だ。)




    ミカサ(そして・・・とても美しい。)




    15m級「」ニヤニヤ




    ミカサ(良い人生だった・・・。)














    ・・・・・・・・戦え




    ミカサ(エレン・・・?)




    ・・・・・戦うんだよ!




    ・・・戦わなければ、勝てない!




    ミカサ(・・・!!)

  14. 14 : : 2014/03/11(火) 17:08:30








    ミカサ(ごめんなさい、エレン。・・・私はもう諦めない。)




    ミカサ(死んでしまったら・・・もうあなたのことを思い出すことさえ出来なくなる・・・!)




    ミカサ(・・・何としてでも勝つ!何としてでも生きる!!!)




    ミカサ「うおおおおおおおーーー!!!!」









    ドーーーン




    ???「・・・・」ダン ドゴオ!!




    15m級「」グシャ




    ???「」グシャ グシャ!!




    ミカサ(巨人が・・・巨人を殺してる・・・。)









  15. 15 : : 2014/03/11(火) 17:23:31








    アルミン「ミカサーーー!!」ギューン ガシッ




    アルミン「・・・よ、よかった。無事で!」




    コニー「お前ら、大丈夫か!?・・・!!」




    ???「」ズン・・・ズン




    15m級「」ズン・・・ズン




    コニー「ま、まずい!囲まれた・・・!!」




    ミカサ「いや、あの巨人は・・・。」




    アルミン「・・?・・・えええ!?」




    ???「」グシャ




    アルミン「と、とどめを刺したのか?・・・それに僕達に無反応だ。」




    コニー「おい、早いとこ本部に行くぞ!」




    アルミン「待ってくれ!・・・ミカサのガスが空っぽなんだ!!」




    コニー「はぁ!?どうすんだよ?」




    アルミン「やることは・・・決まってる!・・・僕のガスも少ないけど・・・」ガチャガチャ




    ミカサ「アルミン!?・・・何を」




    アルミン「・・・僕が持っていても、意味がないから。でも・・・今度は大事に使ってくれよ。」




    アルミン「みんなを助けるために・・・。」




    ミカサ「・・・!」


  16. 16 : : 2014/03/11(火) 17:36:02








    ユーリ「・・・ハァ・・・ハァ。」ザシュ




    ユーリ「ちっ、キリがねぇ!」




    ユーリ「・・・って、おいユウダイ!見てばっかじゃなくてお前も・・・!!」




    ユーリ「・・・冗談キツいぜ、もう。」バシュ














    ユウダイ「」ボタッボタッ









    ユーリ「立ったまま、仲間の死体を庇って死んでやがる。」




    ユーリ(お前は・・・弱者を守るっていつも言ってたな。これはつまり・・・その信念に従った結果か?)




    ユーリ「・・・今となっちゃあ分からねぇか。」バシュ














  17. 17 : : 2014/03/11(火) 17:46:08








    ジャン(ん?あいつ・・・ガス切れだ!!)




    ウワアアアア イマタスケル!




    ジャン(・・・・・・・・・・)




    ジャン「行け、今しかねぇ!!本部に突っ込め!!」ギュン




    心屋「うう・・・うううう・・・」ギュン




    アンリ「・・・泣いてんじゃねぇ。前を見ろ。」ギュン




    ヌー「・・・くそっ!」ギュン




    イジュギー「うわっ!離せ!!!」←捕まった




    マルコ「い、イジュギー!!」ギュン プスン




    マルコ「あ、うわあああああ!」




    ジャン「マルコ・・イジュギー!!・・・く、くそおお!!」




    アンリ「怯むな!!進めええ!!!」ギュン








  18. 18 : : 2014/03/11(火) 18:51:12








    ジャン「・・・見えた!」ギューン!!




    パリィィン!!




    ジャン(何人だ!?何人生き残った!?・・・仲間の死を利用して・・・)




    ジャン(オレの合図で・・・何人死んだ?)




    アンリ「・・・ん?お前ら、補給の班じゃねぇか!?」




    補給班A「あ・・・ああ。」




    ジャン「てめぇらが・・てめぇらが任務を放棄しやがったから!!」




    ジャン「どれだけ仲間が死んだか分かってんのか!?」




    補給班B「仕方なかったんだ!・・・補給所が占拠されて!どうしようもなかったんだ!!」




    ジャン「それをどうにかするのがお前らの仕事だろーがぁ!!!」




    アンリ「・・っ!!伏せろおお!!」バッ




    ドーーン!!




    ジャン(まずい・・・!人が集中しすぎた。)




    13m級「」ジーーー




    ジャン(普通だ・・・。これが現実ってもんだろうな。)




    ジャン(オレは夢か幻を見ようとしてたのか・・・?)




    ジャン(オレは・・・知ってたはずだ。現実ってやつを。)














    ジャン(こんなでけぇやつには・・・勝てねぇってことぐらい・・・)




  19. 19 : : 2014/03/11(火) 19:25:11






    13m級「」メキ・・・メキメキ




    13m級「」ビュウウン ドオオオン!!




    ジャン「・・・何、なんだ?一体・・・?」




    パリィィィン!!




    コニー「あ、危ねぇ・・・もう空っぽだ。」




    ジャン「・・・ミカサ!?生きてんじゃねぇか・・・お前!」




    コニー「やったぞ!!アルミン!お前の作戦は・・・成功だ!!」




    コニー「みんな!あいつは・・・巨人を殺しまくる奇行種だ!」




    コニー「そして・・・俺達には興味を示さない!!」




    アルミン「あの巨人にはあそこで思う存分暴れてもらう。」




    ジャン「巨人に・・・助けてもらうだと・・・?」




    ???「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」




    アンリ「・・・はっ、夢みたいな話だな~おい。」




    ミカサ「夢じゃない・・・!!これが現実的に私達が生き残るための最善策・・。」




  20. 20 : : 2014/03/11(火) 19:34:50








    アンリ「おい、アルミン。ユーリを見なかったか?」




    アルミン「途中で会ったよ。でも、ここに着く寸前にどこかへ移動したんだ・・・。」




    アンリ「・・・そう、か。」




    コニー「あいつなら大丈夫だ!・・・ガスも残ってたし、第一、立体機動だけなら一番上手かっただろ!」




    アンリ(・・・・・・無事でいてくれよ!ユーリ・・・!!)



















    マルコ(ぐっ、ガス切れだなんて・・・。ついてないや。)




    マルコ(イジュギー・・・。)




    イジュギー「ぐっ・・・、離せ!くそぉ・・・!!」




    マルコ(もう・・・ダメだ。)




    巨人×3「」ニヤニヤ




    マルコ「僕達は・・・ここで・・・。」




  21. 21 : : 2014/03/11(火) 19:45:58








    イジュギーを捕まえた巨人「ア・・・ガ」ザシュ




    イジュギー「・・・え?」




    巨人×3「」ザシュ ザシュ ザシュ




    マルコ「・・・あ、ユーリ・・・!」




    ユーリ「無事か?・・・イジュギーは、ガスもあるし大丈夫そうだな。」




    イジュギー「た、助かったよーーー!!!!」ダキ




    ユーリ「ああ!?やめろ、気持ち悪い!!離れろ、バカ!!」




    マルコ「・・・来てくれたんだね。」




    ユーリ「・・・ギリギリ、間に合った。」




    ユーリ「オレが先導する。・・・イジュギーはマルコを頼む。」




    イジュギー「オッケー!!」




    マルコ「よ、よろしく頼むよ・・・。」




    ユーリ「遅れんなよ!!」バシュ




    イジュギー「りょーかい!!!」




  22. 22 : : 2014/03/11(火) 20:02:04








    ユーリ「オレ達は、巨人を殺す奇行種を利用して生き残ることを選んだ。」




    イジュギー「何!?その聞いたことのない奇行種!?見てみた~~~い。」




    ユーリ「・・・ひとまず黙ってくれ。バカ。」




    マルコ「・・・ここにも、仲間の死体が・・・。」




    イジュギー「仕方ないよ、そうしなければ本部には行けなかった。」




    ユーリ「・・・ある程度の犠牲がなければ、何もすることはできない。」




    ユーリ「この世界は、全てが助かることを許してくれない。」




    マルコ「・・・・・・。」









    ユーリ「・・・見えた!全力で突っ込め!!」




    イジュギー「しっかり掴まってて!!」




    マルコ「ああ!」




  23. 23 : : 2014/03/11(火) 20:16:33








    ユーリ「・・・何とか、辿り着いたな。」




    イジュギー「・・・あれが例の?」




    ユーリ「ああ。あいつがそうだ。」




    イジュギー「~~~~何て素晴らしいんだ!ああ~~~、あの奇行種になら殺されてもいい!!!」




    マルコ「ははは。・・・ホント変わってるね。」




    ユーリ「・・・いや、キモイ。ガチの方で。」ドンビキー




    サシャ「ああ!!!みなさん、無事だったんですねーー!!」ダキ




    ユーリ「・・・分かったから、あの・・・離れてもらえませんか?」アタフタ




    イジュギー「あれれ~~~?僕が抱きついた時は、気持ち悪いんだよ、とか言ったのに・・・嬉しそうだねぇ~」ニヤニヤ




    マルコ「・・・。」←優しい目をしている




    ユーリ「・・・は!?//誰が嬉しそうだって!!」




    サシャ「・・・どうかしたんですか?」




    ユーリ「・・・い、いや。何でも・・・ない///」














    アンリ(ミカエラとの最期の会話は何だったのか・・・。)ヤレヤレ




  24. 24 : : 2014/03/11(火) 20:18:51
    何か・・・すみません。
    ずっと話の雰囲気が暗かったんで・・・

    一旦休憩します。

    コメントをください・・・
  25. 25 : : 2014/03/11(火) 21:22:02
    >>23を投下した自分を殴りたい・・・

    今日は話のネタが浮かびませんので、

    明日、また投下します
  26. 26 : : 2014/03/11(火) 23:37:59
    イジュギー死んでなかった!
  27. 27 : : 2014/03/11(火) 23:58:47
    >>26
    今はまだ・・・ね。
  28. 28 : : 2014/03/12(水) 00:09:30
    お知らせです。

    再び、オリキャラ募集を開始します。

    なお募集したキャラは調査兵団の団員として登場します。

    詳しい説明は明日。
  29. 29 : : 2014/03/12(水) 00:18:51
    いやっふぅ♪(・ω<)俺の出番だぜ~(  ̄▽ ̄)期待!!!!
  30. 30 : : 2014/03/12(水) 07:56:05







    訓練兵達は、補給所に侵入した巨人を討伐するため・・・作戦を練っていた。




    アンリ「どーすんだ?ここまで来れたのは上出来として、補給所にいる巨人共を殺らなきゃなんねーだろ?」




    ユーリ「何か作戦でもないとな・・・。」




    アルミン「みんな、聞いてくれ・・・。」














    アルミン「僕に考えがある。」














    ジャン「つまり・・・失敗は許されねぇって訳か。」




    マルコ「散弾銃なら、さっきイジュギーが見つけてたよ。」




    アルミン「無いよりはマシだね・・・」




    アルミン「補給所にいる巨人は3~4m級。ユーリが様子を見に行った時は7体だった。その状況のままだったら、散弾銃の火力でも視覚を奪うのは不可能じゃない。」




    アルミン「まず大勢の人間を中央のリフトから投下する。通常種なら大勢の人間のいる中央に引き付けられる筈だ。次にリフト上の人間が巨人に向けて同時に発砲し、視覚を奪う。」




    アルミン「・・・そして、次の瞬間に全てが決まる。」




  31. 31 : : 2014/03/12(水) 08:09:53





    アルミン「天井に隠れていた七人が同時に巨人の急所を狙う。」




    アルミン「・・・ジャンの言った通り、一度の攻撃に全員の命を賭けることになる。」




    アルミン「・・・ミカサ、ライナー、ベルトルト、アニ、ジャン、ユーリ、ヌー。」




    アルミン「運動能力的に最も成功率が高そうな七人にやってもらうけど・・・ごめん、全員の命を背負わせてしまって。」




    ユーリ「・・・これしかないだろ。」グッ




    ジャン「・・・あぁ、確かにこれしかねぇ。」




    アルミン「・・・でも、僕なんかの案が、本当に最善策なんだろうか?」



    ミカサ「大丈夫、アルミンには正解を導く力がある。」




    アルミン「そ、そうかな。」




    ジャン「お前ら、早く準備にかかるぞ!・・・絶対に成功させる!!」


  32. 32 : : 2014/03/12(水) 09:30:09
    オリキャラ募集中↓
    http://www.ssnote.net/groups/196/archives/3
  33. 33 : : 2014/03/12(水) 09:47:35








    ユーリ「・・・くっ、落ち着け。落ち着け・・・!!」ガタガタ




    アルミン(ユーリ・・・、そうだよね。怖くないわけないんだ。みんなの命を背負ってるんだから・・・。さっきはみんなの前だから、強がってただけ・・・。)




    ユーリ「・・・やるしかないんだ。みんなを救うために・・・、死んだ仲間の分もオレ達は生きないと・・・!」




    ユーリ「あれだけの犠牲が・・・無駄になる!!」









    ヌー「・・・出来る、出来る、出来る。もう・・・あんなヘマはしない・・・。今度こそ、みんなを・・・。」









    ジャン「・・・やるしかねぇ。やるしか・・・。もう、逃げ道なんて残されちゃいねぇんだ。」グググ









    ミカサ「・・・・・・。」









    ライナー「おい、準備は出来てるのか?ベルトルト。」




    ベルトルト「うん、もう出来てるよ。」









    アニ「・・・・・・。」









    アルミン(彼らに・・・全てかかってるんだ。・・・僕らの命は彼らが握っている。)









    アルミン「・・・信じるしかない、彼らを。」







  34. 34 : : 2014/03/12(水) 10:26:07










    ――――そして、その時









    アルミン「じゃあ、行こう。」




    マルコ「よし、下ろしてくれ!」









    ギギギギギ・・・・・・







    3m級「」ニヤァ




    マルコ「・・・っ!まだだ。もっと、もっと引きつけろ・・・!」









    ドクン・・・ドクン・・・







    マルコ「・・・もっと・・・もっとだ。」







    ドクン・・・ドクン・・・







    マルコ「もう少し・・・あと少し・・・・」







    ドクン・・・ドクン・・・



















    マルコ「う、撃てええぇぇぇぇぇ!!!」










    バンバババババン・・・








    アルミン「・・・後は!!」




  35. 35 : : 2014/03/12(水) 10:30:09
    もうオリキャラを作ったよ~(  ̄▽ ̄)めっちゃ期待だよ~(  ̄▽ ̄)
  36. 36 : : 2014/03/12(水) 10:31:33








    ユーリ「・・・う、うおおおおお!!」バッ




    ジャン「くらいやがれえええ!!」ザシュ




    ミカサ「・・・!」ザシュ




    ライナー「おらぁ!」ザシュ




    ベルトルト「・・・ふっ!!」ザシュ




    アニ「・・・・・・」ザシュ




    ヌー「う、ああああああ!!」ザシュ




    ユーリ「でやあああ!!」ザシュ



















    「「「「「「や、やった。やったぞおおおおお!!!」













    アンリ「急げ!!補給作業に移れ!!」




    ジャン「時間はねぇぞ!!手早く済ませるんだ!!」









  37. 37 : : 2014/03/12(水) 10:32:17
    >>35
    いつもありがとう!!
  38. 38 : : 2014/03/12(水) 10:57:13










    ジャン「・・・これでやっと、撤退できる・・・。」




    ユーリ「指揮役、ご苦労さん。」




    マルコ「やっぱり、ジャンには指揮役が向いてるよ。」




    ジャン「・・・オレが?はっ、オレは勇ましくねぇぞ?」




    ジャン「どうしてそう思うんだ?」




    マルコ「・・・怒らずに聞いてほしいんだけど。」



















    オレ達、訓練兵が外に出ると・・・あの奇行種は未だ戦っていた・・・







    ユーリ「・・・あの巨人、まだ生きてるのか?」




    ライナー「・・・なぁ、あの巨人を助けることは出来ねぇか?」




    ジャン「正気か、ライナー?・・・いくら何でもそりゃ無理だ。オレは・・・巨人を助けようと物好きじゃねぇんでな。」




    ユーリ「・・・オレも同意見だな。巨人を助ける・・・?そんなふざけたこと出来るかよ・・・。」




    イジュギー「んー。でもアレは人類にとって貴重なサンプルになると思うけどなー。」




    アンリ「・・・おい、ずらかるぞ。いつまでもこんな所に留まりたくねぇ。」









    謎の奇行種は周囲の巨人を全滅させた。




    そして、そのまま力尽きた。














    ユーリ「は、ははは・・・。アレのどこが味方っていうんだよ。」




    ジャン「・・・もういいだろ、行くぞ。」




    アルミン「待って!!・・・誰か、いる。」




    ジャン「はぁ・・・?」




  39. 39 : : 2014/03/12(水) 10:58:51
    ジャンのセリフ↓

    「巨人を助けようと物好き」×

    「巨人を助けようなんて物好き」○

    に脳内変換してください
  40. 40 : : 2014/03/12(水) 11:30:27










    あの巨人の中から・・・エレンが出てきた。







    アンリ「・・・え、エレンじゃねぇのか?おい。」




    ミカサ「・・・っ!!」バシュ




    ユーリ「・・・。はっ、夢なら覚めてくれ。」




    イジュギー「・・・夢じゃない、エレンだ。間違いない。」




    ヌー「な・・・。あいつは巨人に喰われたはずなのに・・・。」

















    ユーリ「一体・・・何が・・・?」




  41. 41 : : 2014/03/12(水) 18:40:17








    ーーー時は遡り・・・






    エレン「いよいよ、初陣だな・・・!」




    アルミン「う、うん・・・。」




    ヌー「大丈夫?・・・アルミン。」ズイ




    アルミン「うわあああ!!」




    エレン「お、おい・・・どうしたんだ?」




    アルミン「い、いや何でもない。」




    ミーナ「なるほど。ヌーの顔が怖かったんだ・・・。」




    ヌー「え!?・・・ホントかい?アルミン?」ウルウル




    アルミン「わわ、泣かないでくれよ!!」アタフタ




    エレン「お前ら・・・気が弛んでるぞ。緊張感を持てよ!」









    「よし、34班!!・・・行け!!」
  42. 42 : : 2014/03/12(水) 18:52:17








    エレン「行くぞ!!」バシュ




    ヌー「」バシュ




    アルミン「」バシュ




    ミーナ「」バシュ




    トーマス「」バシュ









    エレン(な・・・!?前衛がほぼ全滅している・・・。決して楽観視していたわけではないが。)




    ヌー「あれは・・奇行種!?」




    エレン「下がれ!」









    エレン「無事か・・・?」




    ヌー「アルミンがいない!!」




    エレン「なっ・・!?
  43. 43 : : 2014/03/12(水) 19:58:50








    トーマス「あ、あそこだ!!」




    そこには、別の巨人を目の前にし、動けなくなったアルミンがいた。




    アルミン(どうして・・・?僕は、目の前にいる巨人を見て・・・動けなくなってるんだ。)




    12m級「」ガシッ アーーン




    エレン「ぐっ・・・!アルミン!!!」バシュ




    ヌー「な、おい!エレン!!」
























    エレン「うおおおお!!」ザシュ




    エレン「や、やった・・・!討伐数1!!」




    ヌー「・・・・!!エレン!後ろ--!」バシュ




    エレン「・・・え。」クル




    奇行種「」ニヤァ




    ブシャ・・・・




    奇行種の口から・・・エレンの左腕が落ちた。




    ーーーーーエレンは、食べられてしまった。













    アルミン「う・・あ・・・」














    アルミン「うあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」




  44. 44 : : 2014/03/12(水) 20:12:55








    ヌー「アルミン・・・!!」バシュ




    トーマス「てめぇ、エレンを・・・!!!」バシュ




    ミーナ「と、トーマス!!単騎行動は・・・!!」バシュ



















    トーマス「待て、このおおおおおぉぉぉぉ!!」ギュン




    7m級「」ブーン




    ブシャ・・・・・・




    ミーナ「トーマス!!・・・ああっ!!」グン




    巨人にワイヤーを掴まれ、ミーナは民家の壁に激突し、意識を失った。



















    ヌー(・・・僕は、何故仲間を、仲間の死を利用して・・・逃げているんだ?)




    ヌー(ミーナはまだ救えたろ・・・。僕は、巨人に立ち向かわなかった・・・!)




    ヌー(僕に・・・勇気があれば!!救えたのに!!)














    ヌー「・・・くそぉ、このクズ野郎・・・!!」ポロポロ




    アルミン(・・・・・・・・・・・・。)



















    ーーーーーそして、そのころ
  45. 45 : : 2014/03/12(水) 21:09:23









    エレン「・・あ、うわああああ!」




    エレンが見たモノは、巨人が食べた兵士達の死体だった。




    エレン「そ、そんな・・・何で!!」
























    ーーーーこの世界は、残酷だ
























    エレン「どうして・・・オレ達は奪われる・・・!!」



















    ーーーー強者が弱者を喰らう、親切なくらい分かりやすい世界



















    エレン「命を・・・夢も・・・」



















    ーーーーそれは、<自分>(お前)が弱いから・・・



















    エレン「弱いから・・・弱い者は諦めるしかないのか・・・!?」ポロポロ



















    ーーーー戦え・・・戦え!!!



















    エレン「こんなところで・・・諦めて、たまるか・・・!!」









    エレン「駆逐、してやる・・・!一匹残らず!!」



















    エレン「オレが・・・この手で!!!」




  46. 46 : : 2014/03/12(水) 21:16:15




    俺は・・・誰かを救える兵士になる!(初陣) 後編 完









  47. 47 : : 2014/03/12(水) 21:17:47
    途中ですが、次のスレッドに移ります。

    誰か見てくれていれば、ですけど・・・。
  48. 48 : : 2014/03/12(水) 21:18:15
    みてるぜー
  49. 49 : : 2014/03/12(水) 21:19:23
    >>48
    頑張らせて頂きます!!

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spanner

正義の味方@天使・・・

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俺は・・・誰かを救える兵士になる! シリーズ

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