この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
俺は・・・誰かを救える兵士になる!(初陣) 前編
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- 1 : 2014/03/06(木) 00:00:28 :
- 俺は・・・誰かを救える兵士になる!の続きです
↓俺は・・・誰かを救える兵士になる!(訓練兵時代)
http://www.ssnote.net/archives/10992
本格的な投稿は土日になります。
支援、よろしくお願いします。
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- 2 : 2014/03/06(木) 01:18:03 :
- 期待です
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- 3 : 2014/03/06(木) 01:21:11 :
- 期待&支援!
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- 4 : 2014/03/06(木) 03:44:18 :
- 期待
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- 5 : 2014/03/06(木) 15:55:22 :
- 今日は投下できません・・・ので。
オリキャラ達の成績を載せておきます。
ユーリ・スパーダ
立体機動:10
対人格闘:7
馬術:8
座学:4
技巧:2
協調性:6
積極性:7
体力:9
アンリ・ビレトリア
立体機動:6
対人格闘:4
馬術:6
技巧:7
座学:7
協調性:3
積極性:9
体力:7
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- 6 : 2014/03/06(木) 19:06:15 :
- 期待
頑張って
クダサアアアアァァァァァァァい
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- 7 : 2014/03/06(木) 22:37:07 :
ユウダイ・カネティック
立体機動:7
対人格闘:10
馬術:5
技巧:6
座学:7
協調性:4
積極性:6
体力:10
ヌー・フェリウス
立体機動:8
対人格闘:8
馬術:5
技巧:8
座学:7
協調性:2
積極性:5
体力:8
イジュギー・サイスキー
立体機動:7
対人格闘:6
馬術:6
技巧:8
座学:9
協調性:8
積極性:8
体力:6
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- 8 : 2014/03/06(木) 22:40:57 :
ミカエラ・フェラート
立体機動:8
対人格闘:4
馬術:5
技巧:8
座学:7
協調性:7
積極性:6
体力:3
四星来 心屋
立体機動:2
対人格闘:2
馬術:3
技巧:4
座学:3
協調性:9
積極性:4
体力:6
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- 9 : 2014/03/06(木) 22:42:08 :
- こんなもの・・・でしょうか。
配点は自分の匙加減です。
では、本編はまたの機会に。
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- 10 : 2014/03/07(金) 04:23:54 :
- 期待です!
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- 11 : 2014/03/07(金) 16:18:55 :
- 期待です
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- 12 : 2014/03/07(金) 20:32:02 :
- 今日も本編の投下はありませんが、あらすじを投下します。
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- 13 : 2014/03/07(金) 20:55:49 :
再び、壁が破られた
この日、人類は思い出す
五年前の屈辱を・・・
次々と死んでいく仲間たち 折れていく心
誰も救えない 何も残らない
人類の折れた心に宿るものは・・・
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- 14 : 2014/03/07(金) 20:59:06 :
- よっしゃ…これは期待&支援しかない…
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- 15 : 2014/03/07(金) 21:11:39 :
- 人が死ぬことしかわからないあらすじ、でした
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- 16 : 2014/03/08(土) 00:06:21 :
- 期待意外ない!
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- 17 : 2014/03/08(土) 12:31:07 :
- お待たせしました。
投下していきます。
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- 18 : 2014/03/08(土) 13:14:50 :
~解散式の夜~
ユーリ「ジャンは憲兵団に行くんだろ?」
ジャン「・・・・・・。」
マルコ「ユーリ、今はそっとしておいてあげよう。」ボソッ
ユーリ「・・・え?ああ、分かった。」
ジャン(何でオレがエレンより下なんだ!)
トーマス「エレン、お前本当に憲兵団に行かないのか?」
エレン「ああ。最初から決めてたことだ。オレは内地で暮らすために訓練してきたわけじゃない。
・・・巨人を殺すためだからな。」
トーマス「勝てるわけない!!!」
・・・・・・・・・・シーーーーーーーン
トーマス「あ・・・お、お前だって知ってるよな。今まで何万人喰われたか・・・。人類は・・・巨人に勝てない。」
エレン「・・・それで?勝てないから諦めるのか?」
トーマス「え・・・。」
エレン「確かにここまで人類は敗北してきた。巨人に対して物量戦は意味がない。人類が巨人に敗北し続けたのは・・・巨人に対して無知だったからだ!
オレ達は・・・何十万の犠牲で得た戦術の発達を放棄して、おとなしく巨人の餌になるのか!!」
「「「「「・・・・・・。」」」」」」
エレン「オレは・・・巨人を駆逐して、この狭い壁の中から出る!」タタタ
マッテヨ、エレン!!
ジャン(行きたきゃ、壁の外でも何処でも行け!オレは絶対に憲兵団になる。)
ユーリ(・・・エレン。)
コニー(・・・・・・。)
トーマス(・・・・・・。)
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- 19 : 2014/03/08(土) 13:35:52 :
心屋「・・・憲兵団になれない、だって!?」
ベルトルト「君以外はみんな知ってたよ。」
イジュギー「僕は調査兵団になるよーー。」
ヌー「・・・どう、しようか。」
ユウダイ「オレは・・・調査兵団だ。」
ユーリ(みんな・・・調査兵団を選んでいる。エレンの・・・あの演説がみんなの心を動かしたんだ。
・・・俺は、どうしたいんだ?)
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- 20 : 2014/03/08(土) 14:31:41 :
~翌日~
エレン「コニー、正気か!あれだけ憲兵団になるって・・・。」
ミーナ「エレンのあの演説が・・・利いたみたいね。」
コニー「うるせぇ、俺は・・・自分で決めたんだよ!」
トーマス「照れることはないよ・・・。」
エレン「と、トーマスもか?」
ミーナ「まぁ、私もなんだけどね。」
エレン「お前達・・・。」
サシャ「・・・皆さん、上官の食料庫から・・・お肉盗ってきました。」
「「「「「・・・!!!」」」」」
エレン「お前・・・独房にぶち込まれたいのか?」
コニー「バカってこええ~。」←お前が言うな
ミーナ「五年前に土地が減って、肉は貴重になったんだよ。そんなことしたら・・・」
サシャ「大丈夫ですよ。土地を奪還したら・・・」
サシャ「牛も羊も飼えますから。」
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- 21 : 2014/03/08(土) 14:34:18 :
- おもしろいです!
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- 22 : 2014/03/08(土) 14:35:16 :
- >>21
ほとんど原作通りだから・・・。
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- 23 : 2014/03/08(土) 14:38:30 :
- >>22
原作にオリジナルを加えてるところがですよ。
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- 24 : 2014/03/08(土) 15:07:33 :
コニー「・・・俺、その肉食う!」
トーマス「お、俺も!」
ミーナ「私も食べるんだから残しておいてよね!」
エレン(・・・)
ユーリ(あいつら・・・何を騒いでるんだ?)
アンリ「おい、さっさと終わらせようぜ。そろそろ飯の時間だろ?」
ユーリ「そうだな・・・クリスタ。まだ終わらないのか?」
クリスタ「う、うん。ごめんね。もう少しだから。」
ユミル「・・・って、お前がやれねぇからクリスタがやってるんだろうが!!」
ユーリ「・・・いや~、すまんね。俺、不器用でさ~。」←技巧2
クリスタ「い、いいよ別に。これくらいどうってことないよ!」
アンリ「全く、俺の親友はダメダメだな~。」←技巧7
ユミル(アンリがやればいいだろと思うのは私だけか?)
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- 25 : 2014/03/08(土) 15:08:19 :
- 固定砲の整備中です
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- 26 : 2014/03/08(土) 16:22:05 :
エレン(少しずつだが・・・人類は尊厳を取り戻しつつある・・・。)
エレン(・・・勝てる!!)
エレン(人類の反撃は・・・ここからだ!!!)
ピシャーーーーーン!!!!!!
超大型「・・・・・・。」
エレン「・・・なっ!!」
超大型「・・・・・・・。」ドガーン!!
エレン「く、何だってんだ!?」バシュ
エレン「・・・!!」
コニー「お、おい・・・壁が・・・」
「「「「「「壁が・・・壊された・・・」」」」」」
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- 27 : 2014/03/08(土) 16:42:06 :
ユーリ「・・・あ、あああ。」
アンリ「おい、しっかりしやがれ!!」
ドクン・・・ドクン
ユーリ(・・・また、あの地獄が・・・。)
ドクン・・・ドクン・・・
ユーリ(・・・体が、動かない!!)
アンリ「おい、早く退避するぞ!!」
ユーリ「・・・は、はは。動けねぇんだ。足が竦んでよ・・・。」
アンリ「な・・・、くそっ。こんな時に・・・。」
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- 28 : 2014/03/08(土) 16:45:22 :
トーマス「きょ、巨人が・・・また、入ってくる!」
エレン「・・・巨人が、また・・・。」
ドクン・・・ドクン・・・
エレン(また、五年前と・・・同じように。)
ドクン・・・ドクン・・・
エレン(・・・駆逐、してやる。)
エレン「駆逐してやる・・・、オレが・・・この手で!」
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- 29 : 2014/03/08(土) 16:52:57 :
エレン「固定砲整備、4班!戦闘準備!!」バシュ
エレン「目標目の前!!超大型巨人!!」ギューン
エレン「これは好機だ!・・・絶対に逃がすな!!」
エレン「・・・・・・。」バッ ダン!!
ドクン・・・ドクン・・・
エレン「・・・よぉ、五年ぶりだな・・・!」
超大型「・・・・・・。」
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- 30 : 2014/03/08(土) 17:29:20 :
超大型「・・・・・・。」ブン
エレン「・・・っ!!」バシュ
ズガガガガ!!
エレン(こいつ・・・固定砲を狙いやがった!やはり、こいつには知性が・・・!)
エレン(それより・・・今が好機だ!)
エレン(壁を破壊できるのはこいつだけ!・・・こいつさえ仕留めれば!!)
超大型「・・・・・・。」ブン
エレン「・・・鈍い!!」バシュ
エレン「・・・よし、殺った!!!」
超大型「・・・」フシューーーーー!!
エレン「・・・ぐっ、何だ!?」
エレン(蒸気で・・・ヤツの姿が見えない!!)カチッ
エレン「うおおおおおおおお!!!」ブン
スカッ
エレン「・・・な、消えた・・・。」
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- 31 : 2014/03/08(土) 17:44:54 :
コニー「ヤツは!?お前が殺ったのか?」
エレン「・・・いや、五年前と同じだ。ヤツは突然現れて突然消えた。」
アンリ「おい、お前ら!!集合がかかってる!早く行くぞ。」
エレン(・・・くそっ、逃した。)タタタ
ユーリ(・・・・・・。)
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- 32 : 2014/03/08(土) 18:14:14 :
上官「お前達訓練兵も、卒業演習を合格した立派な兵士だ!本作戦での活躍を期待する!尚、敵前逃亡は死罪だ!
全員、心臓を捧げよ!!!」
「「「「「「ハッ!!」」」」」」
ジャン「くそ・・・何で今日なんだ。明日から内地へ行けたってのによぉ・・・。」スタスタスタ
ドン
エレン「・・・あ。」
ジャン「くそ、邪魔だ・・どけ!」
エレン「おい、ジャン!どうしたんだ!?」
ジャン「どうした・・・だと?呑気なこと言ってんじゃねぇぞ、この死に急ぎ野郎が!」
エレン「・・・っ。」
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- 33 : 2014/03/08(土) 18:23:51 :
ジャン「てめぇは調査兵団志望だから・・・何時でも巨人の餌になる覚悟は出来てんだろうけどよぉ!」
ジャン「オレは・・・明日から内地行きだったんだぞ!」
エレン「落ち着け、ジャン!」
ジャン「はぁ!?落ち着いて死ににいけってのか!?」
エレン「違う!!思い出せ!オレ達が・・・血反吐を吐いた三年間を!!」
ジャン「・・・!!」
エレン「オレ達は三年間・・・何度も死にかけた。実際に死んだ奴もいる。・・・だが、オレ達は生き残った!そうだろ!?」
ジャン「・・・・・・。」
エレン「今日だって・・・また、生き残れる!・・・今日生き残って、明日内地に行くんだろ?」
ジャン「・・・くそ、行くぞ。心屋。何時までも震えてんじゃねぇ!」
心屋「ちょ、ま、待ってよ!ジャン!!・・・へぶう」ドテ
ジャン「・・・こんな時にふざけてんじゃねぇよ!」
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- 34 : 2014/03/08(土) 18:39:22 :
イジュギー「奇行種いるかなー?ああ~会いたいなぁ~。」
ヌー「ここにいるよ。」
イジュギー「え?どこどこ?」
ヌー「・・・君だよ。」←ドスの利いた声 かなりの悪人面(至近距離)
イジュギー「あわわわ。」ガクガク
ミカエラ「わ、私、ユーリと一緒に行く!」
ユーリ「お前は・・・俺と同じ班じゃないだろーが。」
ミカエラ「でも、私はユーリと・・・!」
ユーリ「うるっせぇな!」
ミカエラ「ゆ、ユーリ?」
ユーリ「てめぇの勝手な都合を押しつけるな・・・。自分の役目を果たせ。・・・それが俺たちの使命だ。」
ミカエラ「・・・・・・。」
ユーリ「・・・じゃあな。生きろよ。」タタタ
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- 35 : 2014/03/08(土) 18:46:43 :
ユーリ(超大型巨人が現れた時・・・俺は動けなかった。)
ユーリ(五年前の地獄が・・・フラッシュバックして。)
ユーリ(・・・俺は、弱い。)
ユーリ(俺も・・・エレンの様に・・・強く、なれたら・・・!!)
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- 36 : 2014/03/08(土) 18:52:59 :
- これでミカエラタヒんだら画面越しで吹くかもしれんww
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- 37 : 2014/03/08(土) 18:56:32 :
コニー「ユーリ、行くぞ!」
ユーリ「・・・ああ。」
クリスタ「ねぇ、大丈夫なの?」
ユーリ「・・・大丈夫だよ、クリスタ。もう迷わない。」
ユミル「足引っ張ったら承知しねぇぞ!」
コニー「おい、何してんだ!早く行くぞ!」
エリク「おい、俺を忘れんなよ。」←名前があるだけのモブくん
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- 38 : 2014/03/08(土) 18:57:10 :
- >>36
どうなるだろうね・・・
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- 39 : 2014/03/08(土) 19:10:30 :
~初陣~
コニー「おい、前衛が総崩れじゃねぇか!?」
ユミル「巨人が・・・これだけ入ってるとはな。」
クリスタ「そんな・・・みんな・・・。」
ユーリ(・・・五年前もこんな感じだったな。)
ユーリ(巨人がたくさん入ってきて・・・みんな死んだ。)
ユーリ(もう、二度と・・・あんな思いはしたくない!)
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- 40 : 2014/03/08(土) 19:29:14 :
ユーリ「ひとまず、安全な場所に移動するぞ。」
コニー「な・・・そんなチンタラやってたら・・・!」
ユーリ「何の考えもなしに・・・巨人を相手にするのか!?」
コニー「・・・っ!」
ユーリ「そんな・・・そんな甘い考えで!ヤツらを倒せると思うな!」
クリスタ「お、落ち着きなよ、ユーリ。」
ユーリ「・・・すまん。言い過ぎた。」
コニー「い、いや。確かに・・・考えなしに相手をできるヤツらじゃないしな・・・。」
ユミル「・・・じゃあ、あそこの建物でいいだろ。作戦会議といこう。」
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- 41 : 2014/03/08(土) 19:40:31 :
~初陣~ アンリの班
アンリ「ちっ、何でお前と一緒なんだよ。この芋女。」
サシャ「し、失礼ですよ!私にはサシャって名前があるんです。」
アンリ「まぁ、ユウダイがいれば・・・巨人は任せられる。」
ユウダイ「・・・行くぞ。」バシュ
アンリ「ったく、あの人見知り野郎・・・。」バシュ
サシャ「あ、お・・置いていかないでくださいよー!!」バシュ
アンリ(・・・。何だこりゃ。)
タ、タスケテ・・・ ウワアアアアアアイヤダアアアアアア カアサアアアアアアン
サシャ「みなさん・・・。」
アンリ「ぼけっとすんな。・・・同じ目に遭う。」
モブ「た、助けて・・・うわああああああああああ!!」ブシャ
7m級「・・・。」ゴックン
ユウダイ「てめぇ・・・!」バシュ
アンリ「な・・・単騎行動は!!」
サシャ「ま、待ってください!!」バシュ
アンリ「待て、行くなサシャ!!」バシュ
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- 42 : 2014/03/08(土) 19:43:04 :
- モブ………
-
- 43 : 2014/03/08(土) 19:44:43 :
- ミカエラ死ぬなら巨人の爪が腹に突き刺さって………という姿を想像してしまった。いけねいけね。
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- 44 : 2014/03/08(土) 19:46:03 :
10m級「・・・・。」←サシャのワイヤーを掴む
サシャ「あ・・・。」グン!
アンリ「さ、サシャ!!」バシュ
10m級「・・・・アーン」
サシャ「あ・・・ああ・・・。」
ドン!
サシャ「・・・え?」
アンリ(何・・・やってんだ?俺。あいつを助けて・・・巨人の前に出てきて・・・。)
アンリ(このまま・・・喰われんのかよ。)
アンリ(ユーリ・・・。)
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- 45 : 2014/03/08(土) 19:47:19 :
- なぬ
-
- 46 : 2014/03/08(土) 19:57:02 :
~回想~ ユーリとの出会い
――――俺は・・・ずっと独りだった。
物心ついた時から・・・俺の周りには、誰もいなかった。
生きるために・・・何でもした。
水が欲しいから・・・泥水を飲んだ。
食べ物が欲しいから・・・街で盗んだ。
着るものが欲しいから・・・服を着ている奴を襲って、奪った。
――――そんなことを続けるうちに・・・俺は「シガンシナの嫌われ者」と呼ばれ始めた。
誰もが、俺を避けて・・・近づかないようになって。三年。
――――”あいつ”と出会った。
本当にどうしようもないくらい、お人好しの・・・あいつに。
-
- 47 : 2014/03/08(土) 20:41:22 :
アンリ(飯を食えなくなって・・・もう6日か・・・。)
アンリ(森の中・・・周りに水がある様子もなく・・・。)
アンリ(実の成っている木もない・・・。)
アンリ「・・・死んだな、こりゃ。」ドサ
アンリ(あー、つまんねぇ人生だった。)
???「お、おい!大丈夫か!?」
アンリ「誰だ?てめぇは?」
???「何呑気なこと言ってんだよ!!どうしたんだ!?」
アンリ「・・・飯を食ってなくてな。もう立てねぇ。」
???「・・・わかった!!家に運んでやる!」
アンリ「はぁ?・・・いいよ、別に。俺はこのまま・・・」
???「ふざけたこと・・・言おうとしてんじゃねぇよ!!」
アンリ「・・・!!」
???「いいから、運ぶ!暴れんなよ!!」
アンリ(・・・・・・。)
-
- 48 : 2014/03/08(土) 21:07:20 :
アンリ「こんな・・・ごちそうしてもらって、すまねぇ。」
???「気にすんなよ。困ったときはお互い様だ。」
アンリ「・・・名前、聞いてなかった。俺は・・・アンリ。」
ユーリ「・・・ああ!嫌われ者か!!俺はユーリ。よろしくな。」
アンリ「何で・・・俺を助けた?この街の奴らは・・・俺のことを嫌っている。」
ユーリ「・・・みんなが嫌ってるから、どうした?」
アンリ「・・・え?」
ユーリ「みんなが嫌ってるからって、俺がお前のことをそう思う必要があんのか?」
アンリ「・・・いや、ない、な。」
ユーリ「理由が欲しいってんなら・・・俺が助けたかったから・・・助けた。それだけだ。」ニカッ
アンリ「・・・。」
――――今まで独りだった俺に、そいつの笑顔は・・・独りじゃないよ、と。
そう言っているような気がして・・・
――――その日、俺は初めて泣いた。
-
- 49 : 2014/03/08(土) 21:12:47 :
- 良い奴やなぁ
-
- 50 : 2014/03/08(土) 21:15:40 :
アンリ(あいつには助けられてばっかだったが・・・。)
10m級「アーーーン」
アンリ(今まで言えてない言葉を・・・。死ぬ前に、言っておかないと。)
アンリ「・・・ありがとう。ユーリ。お前に・・・何度も助けられた。」
-
- 51 : 2014/03/08(土) 21:38:05 :
???「そういうのは、本人に言わないとね!」ヒュンヒュン ザシュ
10m級「・・・・・カ。」ズーン
サシャ「アンリ~!よかった、よかったです~!」ダキ
アンリ「おい、抱きつくんじゃねぇ!」
イジュギー「無事、みたいだね。」シュタ
アンリ「お前・・・どうして。」
イジュギー「同じ班の仲間は、みんな死んだ。一人になったから他の班の様子を見て回ってるんだよ。」
サシャ「そう、だったんですか。」
アンリ「取り敢えず、他の班と合流しよう。・・・話はそれからだ。」
-
- 52 : 2014/03/08(土) 21:42:44 :
- お、男の絆!カッコイい
-
- 53 : 2014/03/08(土) 21:46:47 :
- >>52
ありがとうございます!
-
- 54 : 2014/03/08(土) 22:07:00 :
~初陣~ ユーリの班
ユーリ(左に3体、右に1体。)
コニー「おい、ユーリ!左を殺るぞ!」
ユーリ「いや、お前はクリスタと右を殺れ。ユミルとエリクは俺と左だ。」バシュ
コニー「な・・・おい!くそっ、行くぞクリスタ!」バシュ
クリスタ「う、うん。」バシュ
ユミル「待てよ、ユーリ!」バシュ
エリク「・・・一人でカッコつけやがって!」バシュ
-
- 55 : 2014/03/08(土) 22:09:34 :
- かっこいい…
-
- 56 : 2014/03/08(土) 22:22:54 :
ユーリ(ったく、どいつもこいつもよぉ。)
巨人ども「・・・・・・」ニタァ
ユーリ(どっちが殺られる側か・・・分かってねぇんだな!)バシュ
7m級「・・・アーーーン」
ユーリ「・・・ふっ!!」ヒュン ザシュ
ユーリ(あいつらは・・・追い付いたか。)バシュ
13m級「」ググ
ユーリ(まさか・・・あいつは!!)
13m級「」ドドドドド
ユーリ「奇行種だ!!・・・二人とも下がれ!」
ユミル「・・・くそっ!」バシュ
エリク「・・・え?」
ブシャ・・・・
-
- 57 : 2014/03/08(土) 22:25:34 :
- な!?
-
- 58 : 2014/03/08(土) 22:27:05 :
- なんてこった!(゜ロ゜)
-
- 59 : 2014/03/08(土) 22:31:12 :
- あ、擬音語の説明↓
ヒュン→後ろに回り込む
ギュン→ガスによる加速
ダン→着地、跳躍
ギュルギュル→回転
-
- 60 : 2014/03/08(土) 22:53:14 :
ユミル「な、嘘だろ・・・。」シュタ←これも着地
ユーリ「エリク・・・。お前・・・。」
奇行種「ゴックン。」ドシン ドシン
コニー「く、くそっ!待ちやがれ!!」バシュ
ユミル「な、待て!バカ!」
ユーリ「コニーの援護に回れ!絶対にあいつを死なせるな!!」バシュ
クリスタ「あ、ああ。エリク・・・。」
ユミル「おい、クリスタ!しっかりしろ!」ユサユサ
ユーリ(くそ、もうクリスタはダメだ!ユミルも動けない!)
ユーリ「コニー、止まれ!!」ギュン
コニー「でも、あいつが!あいつがエリクを!!」
ユーリ「落ち着け!勝手な行動は、みんなを巻き込む!・・・みんなが死んだら、お前の責任だぞ・・・!」
ユーリ「俺たちは生きるんだ!死んだ仲間のことを悼む暇はねぇ!」
ユーリ「死んだやつのことは・・・もう、忘れろ!!!」
コニー「・・・・・・!!!」ビタッ
コニー「勝手に動いたことは謝る。けどよぉ・・・」
コニー「死んだ仲間を忘れろって・・・?」
コニー「最低だよ、お前・・・!!」バシュ
ユーリ「・・・くそっ。」バシュ
-
- 61 : 2014/03/08(土) 22:55:14 :
- アンビリーバボー(信じられない)
-
- 62 : 2014/03/08(土) 23:12:58 :
コニー「・・・。」バシュ
ユーリ「大丈夫なのか?」バシュ
ユミル「暫くは巨人との戦闘は避けたいな。この状態じゃ、クリスタが足手まといだ。」バシュ
ユーリ「・・・そうか。」バシュ
コニー「おい、あれ・・・アルミンじゃねえか?」
ユーリ「・・・本当だ。よし、アルミンと合流しよう。」バシュ
ユミル「周りに巨人はいないみたいだな。」バシュ
コニー「いや、周りをもう一度見てみろ。」バシュ
ユミル「・・・?っ!!これは・・・血?」
コニー「少なくとも・・・ここに巨人がいたのは間違いないな。」
ユミル「珍しく頭を使ったな。バカ。」
コニー「うるせぇ、ブス。」バシュ
ユーリ「・・・・・・。」バシュ
-
- 63 : 2014/03/08(土) 23:41:46 :
コニー「アルミン、おい!アルミン!!」ユサユサ
アルミン「・・・っ!!」ハッ
コニー「おい、他のやつらはどうした?お前・・・なんか滑ってるしよ・・・。」
アルミン「う、うわあああああ!!!この役立たず!死んじまええええ!!!」
コニー「お、おい!アルミン!!」
ユミル「もう、やめろ。コニー。死んだんだよ・・・。全員。」
コニー「まだ・・・!まだ、アルミンは何も言ってないだろうが!!」ドン!
ユーリ「・・・もう行くぞ。そいつは冷静じゃない。」
コニー「な・・・置いていけるかよ!こんな状態なのに・・・!」
アルミン「・・・ごめん、一人にしてくれないか。」バシュ
コニー「おい、アルミン!!」
ユミル「あいつ、大丈夫かよ・・・。」
ユーリ「知らん。人のことを心配してる場合か?・・・早くみんなと合流するぞ。」バシュ
コニー「・・・あいつ、あんなに冷たいやつだったか?」バシュ
ユミル「・・・知らねぇよ。ただ、いつもとは違うように感じるってのは同意だ。」バシュ
ユーリ(・・・・・・。)バシュ
-
- 64 : 2014/03/09(日) 00:11:24 :
- 期待以外ありません!
-
- 65 : 2014/03/09(日) 00:11:54 :
~初陣~ ジャンの班
ジャン(くそっ、何なんだよ!次から次へと!!)
奇行種「」ドドドドド
ジャン(これで何体目だ!?運が無いにもほどがある!!)ギュン
心屋「うわあああああああああ!!!」ギューン
ジャン「あいつ・・・、ガスを吹かせすぎだ!!」
ミカエラ「よっと!」ギュン
ガシッ
ミカエラ「だい・・・じょう・・・ぶ?」プルプル
心屋「う、うん。ありがとう。もう、いいよ。」
ジャン「バカ野郎、さっさと立体機動に移れ!!」ギュン
奇行種「」ドドドドド
心屋「う、うわあああああああああ!!」バシュ
ミカエラ「に、逃げきれない・・・!!」
-
- 66 : 2014/03/09(日) 00:12:31 :
- >>64
ありがとうございます!
-
- 67 : 2014/03/09(日) 00:12:52 :
- 明日につづく・・・
-
- 68 : 2014/03/09(日) 00:19:56 :
- 超楽しみですw
-
- 69 : 2014/03/09(日) 03:00:45 :
- 楽しみ♪
-
- 70 : 2014/03/09(日) 09:35:04 :
ジャン(な・・・ミカエラのやつ、何で動かねぇんだ!)
心屋「み、ミカエラ!?」
ミカエラ(ああ、もう死ぬのかな。・・・もう一度だけ、あなたに会いたかった。)
ミカエラ(みんな、今までありがとう。)
ザシュ・・・・・・・・
-
- 71 : 2014/03/09(日) 09:41:42 :
- ミカエレらぁぁぁぁぁ
-
- 72 : 2014/03/09(日) 09:48:15 :
~回想~ ミカエラ
私には、友達がいなかった。
私は、森の中しか知らなかった。
私は、普通じゃなかった。
人と古くから存在する危険民族との間に生まれた。
そのことは、別に嫌じゃなかったけど・・・時々森に来る子供たちに、化物と・・・そう呼ばれるのは辛かった。
そんなこともあって、森の奥にある家に引きこもって一年経つ頃に、あの事件が起きたんだ・・・
-
- 73 : 2014/03/09(日) 09:58:02 :
その日、朝になると・・・異様な雰囲気がした。
ミカエラ「お、お母さん・・・。」
怖くなって、お母さんを探した。
居間に向かっただけなのに・・・何時間もかかった気がした。
そして、そこで見たんだ。
ミカエラ母「」ボタッボタボタ
悪党「・・・・・・いた。」ニタァ
血を流して全く動かない母と・・・
気味の悪い笑みを浮かべた男の姿を・・・
-
- 74 : 2014/03/09(日) 10:02:26 :
- うぉっ!?
-
- 75 : 2014/03/09(日) 10:03:05 :
- 格好よくタヒね!
-
- 76 : 2014/03/09(日) 10:07:37 :
ミカエラ「お母・・・さん。」
アレン「てめぇ、よくも母さんをーーー!」
悪党「てめぇにも用はねぇよ、ガキんちょ。」ザクッ
アレン「あ・・・姉ちゃん、にげ・・・て。」ドサッ
ミカエラ「あ、アレン・・・」
悪党「人と危険民族とのハーフは女だけ、金になるからな・・・。悪く思うな。」
もう、全てを諦めていた。
助からないと思っていた。
でも・・・そんなとき、彼はやって来た。
-
- 77 : 2014/03/09(日) 10:08:37 :
- アレン!ww
-
- 78 : 2014/03/09(日) 10:24:05 :
ユーリ「ごめんくださーい。」ドンドン
悪党「何だ!クソガキ!」ガチャ
ユーリ「家の畑で採れた野菜を、配りに来たんです。」
悪党「そ、そうか・・・。ありがたく貰っておくよ。」
ユーリ「はーい、って言うわけねぇだろ!クズ野郎が!!」ザクッ
悪党「あ・・・え・・・?」ドサッ
ユーリ「・・・。おい、大丈夫か。」
ミカエラ「うん。」
ユーリ「じゃあ、行こうぜ。」
ミカエラ「何処に行くの?」
ユーリ「森の外だよ。・・・行ったことないのか?」
ミカエラ「うん。」
ユーリ「じゃあ、案内してやる。」ギュ
ミカエラ「あ・・・。」
初めて繋いだ人の手は、とても温かくて。
この人に・・一生付いていこうと、思ったんだ。
-
- 79 : 2014/03/09(日) 10:26:24 :
- 何故か吹いてしまったwwユーリあざといww
-
- 80 : 2014/03/09(日) 11:01:14 :
ジャン「お、おい・・・。ミカエラ・・・。」
心屋「み、ミカエラアア・・・!」
ミカエラ(お腹が痛い・・・。そっか。)
奇行種「」ガブガブ
ミカエラ(私は・・・このまま食べられるんだ)
ミカエラ「楽しかったな・・・。」
-
- 81 : 2014/03/09(日) 11:05:02 :
- (・д・;;;)
-
- 82 : 2014/03/09(日) 11:23:55 :
ジャン(くそ、仲間が喰われちまうってのに・・・!!)
心屋「あ、あああああ。」ガタガタ
ジャン「何で・・・何で動けねぇんだよ・・・!!」
ミカエラ「・・・みんな、今までありがとう。」ツー
???「・・・ふっ!」ギュン ザシュ
ミカエラ「え・・・?」
奇行種「」ズーン
ユーリ「・・・。」シュタ
コニー「やった、やったな!ユーリ!エリクの取った!
」
ユミル「私には、誰かが捕まっていた気がしたが・・・。」
ジャン「ゆ、ユーリ!・・・み、ミカエラが。」
ユーリ「・・・・・・!」バッ
-
- 83 : 2014/03/09(日) 11:24:55 :
- コニーのセリフ↓
「エリクの仇を取った」です
-
- 84 : 2014/03/09(日) 12:07:32 :
ユーリ「み、ミカエラ・・・。」
ミカエラ「ゆ、ユーリ・・・?」
ユーリ「ああ!俺だ、ユーリだ!」ギュ
ミカエラ「約束・・・守れたよ・・・。」
ユーリ「・・・しゃべらなくていいから。傷が酷くなる・・・。」
ミカエラ「ちゃんと、生きて・・・会えた、よ。」ニコ
ユーリ「・・・っ!!ああ、生きて・・・会えたな。」ギュウ
ミカエラ「また、助けて・・・もら、っちゃったね。」
ユーリ「・・・バカ。男が女の子を助けるのは当然だろ。・・・それが、大切な人なら尚更だ。」
ミカエラ「・・・今まで、そんなこと・・・言ってくれなかったのに・・・。ずるいよ・・・。」ポロポロ
ユーリ「・・・言えるかよ。こういうことは、簡単に言っちゃいけないんだ。」
ユーリ「本当に・・・大切に思ってるなら、さ。」
ミカエラ「・・・ありがとう。今まで本当に・・・」
ユーリ「そんなこと、今言わないでくれよ・・・。ちゃんと怪我を治して、それから・・・」
ミカエラ「私は・・・幸せでした。」ニコ
いつか何処かで、見たような・・・
彼女の笑顔は、とても美しくて・・・
そのまま・・・息を引き取った・・・
ユーリ「ありがとう・・・。俺も、幸せだったよ・・・!!」ポロポロ
-
- 85 : 2014/03/09(日) 12:09:53 :
- ミカエラ「あぁ………あと最期にスイートポテトを食べたかったなぁ……」
-
- 86 : 2014/03/09(日) 12:23:10 :
ジャン「ユーリ、いつまでもここにいちゃ危険だ。移動するぞ。」
ユーリ「ああ、すまない。・・・冷静じゃなかった。」
コニー「ユーリ・・・。」
ユーリ「何だ、コニー?」
コニー「さっきは、最低とか言って・・・悪かったよ。お前も、辛くないわけないよな。」
ユーリ「・・・気にしないでくれ。俺も、酷いこと言ったよな。仲間を忘れろなんて、ごめん。」
ユミル「早く行こうぜ。あそこにみんなが集まってる。」バシュ
ユーリ「・・・ああ。」バシュ
ジャン(あいつ・・。大丈夫かよ・・。)バシュ
-
- 87 : 2014/03/09(日) 12:48:39 :
カンカンカン・・・・・・
ジャン「おい・・・補給班は?どうしたってんだ。」
ライナー「本部で籠城を始めたみたいだな・・・。」
アニ「作戦が始まってから、一度も補給にこないからね。」
ジャン「・・はは、撤退の鐘が鳴ったってのによぉ。」ドサッ
コニー「おい、ジャン!一か八か・・・、本部に突っ込むしかねぇだろ!イタズラに逃げ回っても、ガスが切れて!」
コニー「それこそ・・全滅しちまうぞ!!」
ジャン「・・・珍しく頭を使ったな、コニー。しかし、本部に群がる巨人どもを俺たちで殺れんのか?」
コニー「殺るしかねぇだろ!」
ユーリ(みんな、分かってる。コニーの言う通りだってことぐらい。・・・でも、余りにも仲間が死にすぎた。)
ユーリ(だっせぇなぁ。俺は・・・人に偉そうに言っといて、何も出来てない。)
ユーリ(仲間を死なせた。)
ユーリ(大切な人を助けられなかった。)
ユーリ「俺が・・・弱いから・・・!」グググ
ユーリ「誰も・・・守れない!!」
ユーリ「俺には・・・誰も救えないのか・・・!?」ポロポロ
俺は・・・誰かを救える兵士になる! ~初陣~ 前編 完
-
- 88 : 2014/03/09(日) 12:53:43 :
- きりがいいのでここまでを前編とします。
-
- 89 : 2014/03/09(日) 13:39:41 :
- 後編では以下のテーマで進めます
・決意
・巨人を殺す巨人
・本部に突っ込め!
・応える
楽しみにしておいてください!
-
- 90 : 2014/03/09(日) 13:52:25 :
- 泣いた号泣した
体の水分が消えた
-
- 91 : 2014/03/09(日) 14:17:47 :
- >>90
俺も・・・書いていて辛かった。
-
- 92 : 2014/03/09(日) 14:26:13 :
- とても面白いよ!!!そして>>85で吹いたよw
-
- 94 : 2014/03/09(日) 15:31:29 :
- この続きは・・・火曜、水曜に本格的に投稿します。
-
- 95 : 2014/03/09(日) 18:36:13 :
- 尚、このSSは基本原作通りに進みます。
そして、以下の二点を絶対に書かないようにしています。
・みんなが生き残る
・チートキャラ
それと、コメントくださいね。
私が尻尾振って喜びます。
-
- 96 : 2014/03/09(日) 19:19:15 :
- 次期待
-
- 97 : 2014/03/09(日) 19:47:37 :
- >>96
頑張ります!
-
- 98 : 2014/03/09(日) 20:41:35 :
- 続き↓
http://www.ssnote.net/archives/11837
-
- 99 : 2014/03/11(火) 13:01:27 :
- >>99
すみませんこちらが続きです↓
http://www.ssnote.net/archives/11947
-
- 100 : 2014/03/12(水) 00:40:05 :
- 再びオリキャラ募集始めました
詳細は明日
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- 101 : 2014/03/12(水) 08:40:27 :
- ここに募集してます↓
http://www.ssnote.net/groups/196/archives/3
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俺は・・・誰かを救える兵士になる! シリーズ
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