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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

優斗「(スーダンの世界でシャフル)コロシアイ?」日向「そうみたいだな」三章進行中【安価有り】

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  1. 1 : : 2024/05/31(金) 22:00:36
    注意!

    ・この作品はシャフルで、犠牲者が決まります。

    ・この作品は『ダンガンロンパの世界でどう生きる?』のキャラが出てくるので、そちらを見るのをお勧めします。

    ・推しが死んだ場合でも、悲しみでコメントするのは良いですが、
    他の人などに迷惑が掛かる行為はご遠慮下さい。

    ・キャラ崩壊あるかも?

    ・色々ごちゃごちゃになるかもしれませんが、そこら辺はご勘弁。
    (最後の方で、事件などについてのまとめを記述をするつもりです)

    ・安価が有る⋯⋯かも知れない。

    ・投稿者は誰がお亡くなりになっても、責任を取りません。

    ・又、事件が起きない場合もあります。(そっちの方がいいかも知れない)

    ・そんな感じですが、それでも良いという方はどうぞ!
  2. 2 : : 2024/05/31(金) 23:19:50
    プロローグスタート⋯⋯?

    どうしてこうなるんだ?

    ⁇「おい、聞こえるか?大丈夫か?」

    これが夢だと思って居たいぐらいだ。

    ⁇「これから、皆さんには、修学旅行でら〜ぶら〜ぶして貰います!」

    嫌だなぁ。あいつが全てを壊すから。

    ⁇「お前らには、_____をやって貰います!」

    勝ってみせる。

    ⁇「____⁉︎なんで?どうして⋯⋯」

    この_____は、俺が知っているようで知らない_____だったんだ。

    ⁇「そんなんで⋯⋯⋯そんなふざけた事の為にあいつらは⋯⋯

    犠牲になったのかよ⁉︎答えろよ!_______‼︎」

    もう、戻らないとしても⋯⋯

    ⁇「いやぁ、なんなんだろうねぇ?____って」

    絶対に取り戻してみせる!

    ⁇「あんたらがコンテニュー出来ねぇんだよ!」

    次回 第1章【俺たちのhappy ゲーム?】


    注意項目new!

    追加
    ・この作品はコロシアイではないかも知れない。(「おい!早速タイトル

    詐欺すんなよ!」「いやぁ、ちゃんと犠牲者とか、犯人はシャフルして

    はいるから!」「そこじゃねぇだろ!ボケナスがぁ!」

    「ははは。怒ってるなら、ほら。深呼吸、深呼吸」)

    ・そうはならんやろ⁉︎という展開続々!⋯⋯かも。

    ・Chapter6ぐらい有るあるかも。

    ・こんなんで良いのか、作品としてもあるかも知れませんが、そこは、

    慈悲深い目で見てくださると助かります。
  3. 3 : : 2024/06/01(土) 10:44:47
    Chapter 1【俺達のhappy ゲーム?】


    ⁇「おい、大丈夫か?」

    ⁇「これ大分参っているみたいだね。」

    ここでデジャヴ感が働くのは何故だろう?

    ⁇「こんな状況だし、放って置いた方がいいかも知れない」

    ⁇「でも、この後面倒くさいかもよ?」

    えっ、面倒くさがってたの⁉︎

    ⁇「お前誤解を招くような言い方すんなよ!」

    今、誤解招いて居ました。

    ⁇「あっ、目開いてる。大丈夫そうか?」

    この状況、大丈夫かって聞かれて「全然大丈夫」って言う奴居んのか?

    ⁇「起き上がれるか?手貸すぞ」

    優斗「うん。ありがとう」

    ⁇「えっと、お前なんていう名前なんだ?」

    優斗「俺は『小松 優斗』超高校級の⋯⋯なんだっけ?」

    「あっ。お前も覚えてないんだな。俺は『日向 創』だ。」

    「僕は『狛枝 凪斗』これでも、超高校級の幸運だよ」

    優斗「これでもって⋯⋯まあよろしく」
  4. 4 : : 2024/06/02(日) 13:10:55
    そういえば⋯⋯⋯

    優斗「あれ?他の皆んなは?」

    日向「あぁ、俺らがぶっ倒れている間に全員で自己紹介済ませてから、

    探索行ったらしい。」

    狛枝「僕は自分でここに残って居ただけだから、気にしないでね」

    優斗「うーん。日向はもう済ませたのか?自己紹介」

    日向「俺もさっき起きたばっかりだから、行けてないぞ。」

    優斗「そっか⋯⋯」

    日向「えっと、もしお前が嫌じゃなければ、一緒に行くか?」

    優斗「大丈夫。それに1人で行くの不安だったし」

    1人だと対処が大変だしな⋯⋯

    狛枝「じゃあ、探しに行こうか。」


    自己紹介中〜キーホルダーを渡す所までカット

    ウサミ「皆さん。修学旅行楽しんでくれてまちゅか?」

    日向「こんな状況じゃなきゃ素直に楽しめたな」

    ウサミ「そんな皆さんにプレゼントがありまちゅ!」

    澪田「おぉ、なんすか。なんすか?」

    ウサミ「テテッテレー。ウサミのキーホルダーでちゅ!」

    左右田「これは受け取らなきゃ行けない奴⋯⋯だよな」

    西園寺「とりあえず、捨てちゃう?」

    七海「可愛いし、記念に取っとこう」

    日向「まあ、流石に捨てるのは可哀想だしな⋯⋯」

    あっ、皆んな今回は受け取るんだね。

    ウサミ「うーん。反応がイマイチでちたけど、受け取ってくれて、先生

    嬉しいでちゅ!」

    狛枝「これで、話は終わりなのかな?」

    ウサミ「あっ!いけない、いけない。忘れるところでちた。皆さんに、

    もう一つ渡す物がありまちゅ!はい。どうぞ」

    小泉「これって、スクール水着だよね。」

    ウサミ「はい!南国といえば、海でちゅからね。皆さん。

    それに着替えて、海を満喫して楽しんで下ちゃい!」

    日向がどうこう言っている間に皆んな着替えて、海を楽しんでいる。

    日向「あれ?お前は行かないのか?」

    優斗「いやぁ、お楽しみは後に取って置いた方がいいじゃん」

    もっとも、この後にそれが出来るかはわからないけど。

    日向「そうだけど、お前はこの状況で警戒しているのか?」

    優斗「まあ、してないといえば、嘘になるんだけどさぁ、

    日向よりかは、マシだと思ってるんだけどなぁ」

    日向「⋯⋯⋯あぁ。もう!楽しんでやる。こうなったら!」

    優斗「あっ。やけくそになってる。」

    日向「おーい!お前ら、俺を忘れてないだろうなぁ。俺も混ぜてくれ!

    ⋯⋯ってあれ?」

    あっ、何回か思うけど、日向って本当にタイミング悪いなぁ。

    左右田「おい!どうなってんだよ⁉︎」

    ⁇⁇『うぷぷ。こいちゃった?びっくらこいちゃった?さて、下らない

    余興はこれぐらいにして⋯⋯そろそろ真打ちの登場でございます。

    オマエラ!ジャバウォック公園にお集まり下さーい!』

    ウサミ「ま、まさか⋯⋯今の声って⋯⋯」

    ウサミ「だとしたら⋯大変でちゅ⋯⋯なんとかしないと⋯⋯」

    ウサミ「あちしがなんとかしないとっ!」

    日向「あっ、おいっ!待てよ!」

    十神「何やら、ただならぬ雰囲気だったな⋯⋯」

    七海「私達も⋯⋯行った方がいいかも⋯⋯」

    七海「ジャバウォック公園だったね、急ごっか」

    終里「あ、おいっ!ちょっと待てよ!」

    日向「け、けど⋯⋯泳いでる連中はどうするんだ?」

    十神「連中の着替えを待っているヒマはない。何か嫌な予感がする⋯」

    十神「⋯⋯先に行っているぞ。」

    九頭龍「なんなんだよ。クソが⋯」

    九頭龍「くだらねー事だったら、マジで切れるぞ⋯!」

    日向「何がなんなんだよ⋯一体⁈」

    優斗「とりあえず、行かないと⋯⋯」
  5. 5 : : 2024/06/02(日) 18:25:43
    そこからの展開は『殆ど』ゲームで見た事ある会話、ルールだった。

    そう、『殆ど』だ。うろ覚えだからなのか、それとも⋯⋯

    日向「小松、大丈夫か?」

    優斗「⋯⋯うん。大丈夫。それより、日向は顔の傷大丈夫か?」

    日向「あぁ。さっき罪木に頼んで手当てしてもらったから。」

    優斗「そっか⋯⋯ねぇ、日向?」

    日向「うん?どうした?」

    優斗「モノクマが最後に言ってた事どう思う?」

    日向「あぁ、小泉が、『なんでそんな事しなきゃ行けないの?』かって

    聞いた後にモノクマが『大体、皆んなが進んでコロシアイに参加したん

    だもんね』って奴か?」

    優斗「うん。それと『このコロシアイなんて、所詮は【フィクション】

    でしか無いし、毎回同じ展開なんて飽きちゃうよね』って言ってたのも

    ちょっと気になっている所なんだけども⋯⋯」

    もちろん、それは合っていて、正解なんだけども⋯⋯どうして、今の、

    このタイミングでそんな事言うんだろうか?後、毎回って誰に向かって

    どう言う意味で言ったんだ?

    日向「あっ。もうコテージに着いたな。」

    優斗「あっ。本当だ。じゃあ、おやすみ」

    日向「あぁ。また明日。」

    ⋯⋯これだって、そうだ。日向は最初コテージで絶叫していたのに、

    今は普通に話していた。しかも、罪木に手当てを自分から頼んでいた。

    描写されなかっただけかも知れないけど、どう言う事なんだ?一体。

    ⋯⋯考えても、分からなそうだし寝よう。(これを現実逃避という)

    そう思いながら、今日眠りについたのである。
  6. 6 : : 2024/06/03(月) 07:29:11
    ゲームの中でよく聞いていた放送で起こされる。起きるの面倒い。

    優斗「でも、日向のコテージみたいにはなりたく無いしなぁ、はぁ」

    流石に起きよ。そろそろ皆んな起きるし。

    優斗「でも、流石に準備してからにしよう」


    優斗「よし。出よう」ガチャ

    左右田「うわぁぁああっぁあ!」

    日向「おい、待てよ!」

    優斗「おはよう。なんかあった?」

    日向「あぁ、左右田の奴が逃げてな」

    優斗「今のはその一部始終って事か⋯⋯」

    日向「そういう事だな」

    優斗「どうする?追かっける?」

    日向「まあ、気持ちが落ち着くまで、待つべきだろ。」

    優斗「それもそっか」

    日向「それじゃあ、皆んな待たせてるだろうし、行こう」


    食堂

    十神「聞け。俺が貴様らのリーダーになてやる。」

    小泉「⋯⋯はぁ⁉︎」

    あっ、そっかそういう感じだったけ?あれ、早いような気がするし、

    遅い気もする、って事はこの後に『動機』が出るんだっけ?

    この後は知っている会話ばかりだった。

    小泉「あんた、ちゃんと聞いてた?」

    優斗「あぁ⋯⋯⋯聞いてた⋯⋯と思うよ」

    西園寺「それ聞いてないやつの言い草じゃ無いか⁈」

    狛枝「まあまあ、落ち着こう。ね。」

    西園寺「うっさい。あんたは黙っといって⁉︎」

    日向「お、おい。もうやめとけよ」

    これはやばい気がする⋯⋯

    キンコーンカーンコーン

    全員「⁉︎」

    モノクマ『あぁ、マイクテス、マイクテス』

    モノクマ『オマエラ、ジャバウォック公園に至急至急集合して下さい』

    優斗「えっ、どうして⋯⋯今?」

    日向「⋯⋯⋯?」

    小泉「これって、行った方がいい⋯⋯よね」

    狛枝「大丈夫。皆んなで居れば怖く無いよ」

    俺はお前の方が怖い。
  7. 7 : : 2024/06/03(月) 16:44:53
    そんなこんなで、ジャバウォック公園に行くと見た事ある格好をした2人

    (2匹)と、変なタイマー、そしてこの時点では無いはずの物があった。

    十神「おい。来てやったんだ。そのふざけた格好をやめろ」

    モノクマ「えぇ。レクリエーションをやるのに、そのネタをやめろと?

    うぷぷ。僕がそんなんで辞めると思っているの?」

    モノミ「あちしがやる必要はないですよね⁉︎」

    モノクマ「うっさーい!!!!」

    モノミ「ぎゃああああぁ。痛いでちゅ⁉︎」

    七海「zzzZZZ⋯⋯」

    狛枝「七海さん。寝ないで!」

    七海「⋯⋯はっ!寝てたかもしれない」

    小泉「かもじゃなくて、寝てたよ⋯⋯」

    優斗「あのさぁ、何にも無いんだったら、もう戻っても良いかな?」

    モノクマ「まあまあ、そんな焦らない。焦らない。」

    優斗「早く帰りたいんだよ。こっちからしてみれば⋯⋯」

    モノクマ「もう。照れ隠ししなくても良いのに〜」

    優斗「照れ隠しでも、ワクワクしてもいない。」

    モノクマ「じゃあ皆んなが気になっているであろう、このゲーム機は、

    『トワイライトシンドロームゲーム』の続編だよ!」

    七海「あれ?続編なんて出てない筈だよ。」

    モノクマ「全然、続編が作られないから、僕が作ってあげたんだよ!」

    左右田「ゲームの内容はしらねぇがろくな物じゃねぇのは分かるな。」


    そこから、急に始まった漫才に呆れこそした物の、ちゃんと聞いてたい

    たが、面倒くさくなって、そろそろ帰ろうとした所で、モノクマの突然

    の暴露により、止まった。

    九頭龍「おいっ!どういう事なんだよ⁉︎」

    モノクマ「だから、オマエラは2年以上の記憶を忘れて居るんだよ!」

    ソニア「それも、気になりますが、裏切り者が居るというのは⋯⋯」

    モノクマ「ねぇ。なんでオマエラは17人も居るの?本当は、17人いない

    筈なんだけどね、どうしてだろうね?」

    皆んな、疑心暗鬼になっている気がする。

    日向

    左右田「どうすりゃ、外の事が分かるんだよ?」

    モノクマ「そりゃ、オマエラだって知ってる方法だよ。」

    モノミ「それって⋯⋯」

    モノクマ「コロシアイをして1人で勝てば教えてあげるよ。」

    モノミ「そんなのダメでちゅ!」

    モノクマ「お前は黙ってろ!!」

    モノミ「痛いでちゅ、凄く痛いでちゅ!」

    モノクマ「まあ、動機、コロシアイをやるかどうかは、お前ら次第だか

    らねぇ。んじゃ、ばいならー」

    モノミ「あっ、こら待ちなちゃい!」

    弐大「どちらも逃げおったな。」

    罪木「モノミさんが否定して無い所、モノクマさんが言っている事が、

    本当の可能性が高いんですよね。」

    辺古山「裏切り者がなんとかと言っていた所も、そうだな。」

    西園寺「誰なのよ!一体。」

    十神「貴様ら落ち着け!俺達が一番警戒しなければいけないのは、

    『動機』でも、『裏切り者』でも無い。【俺達自身】だ。」

    皆んなはお互いの顔を見渡す。

    狛枝「こんな状況こそがモノクマの考えた状況なのかもね。」

    十神「今日はもう帰った方がいい。ゆっくり休んで明日に備えろ」

    そんな、十神の言葉に皆んな従い、俺はコテージに着くなり、

    ベットに倒れ込み寝たのであった。
  8. 8 : : 2024/06/04(火) 16:14:45
    優斗視点

    さて、俺が今までの話を簡単にまとめると、モノクマが寄越してきた、

    『トラワイドシンドロームゲーム』は一旦様子見する事になったが、

    これは先生必勝というモノクマ。まあ、その通りなんだけどもね⋯⋯

    そして、ゲームの通りパーティーが行われているのであったのだが⋯


    優斗「うーん。なんか変な感じがするなぁ⋯⋯」

    十神「どうしたんだ、小松?」

    優斗「あっ、いや。狛枝には申し訳なっかたんだけど、念のため机の下

    を、掃除してたんだけど、なんか⋯⋯ナイフがあって⋯⋯」

    十神「なんだと⁉︎それは本当なのか⁈」

    優斗「うん。これが証拠。」

    十神「そうなると狛枝がやったのか?」

    優斗「でもちょっと気になっている事があって⋯⋯」

    十神「どういう事だ?」

    優斗「さっき、狛枝を問い詰めたんだけど、『やろうかなぁとも、

    思ったけども途中で辞めたんだよね。だから知らないよ』だってさ」

    十神「やろうとはしたんだったな」

    優斗「うん。それも仕掛けを作っている途中に辞めたみたいだから、

    誰にも見られてないっぽい。」

    十神「それは信じても良いのか?」

    優斗「多分、ああいう時は本当だよ。」

    狛枝は簡単に自白してくれる時は、してくれるからね。

    十神「だとすると、一体誰が?」

    優斗「そこまではわからないけど、このままだと、誰かが誰かを殺す事

    になる気がする」

    こんな、コロシアイ絶対に止めて見せる⋯⋯!
  9. 9 : : 2024/06/05(水) 17:05:21
    十神「まず、場所を移動するとしよう」

    優斗「うん。あっ、その後にあともう1人ぐらいに手伝って貰わない?」

    十神「なぜそうするのだ?」

    優斗「うーん。理由としては、二つあって。一つは2人だけだと、

    ちょっと探すのに不利だと思ったからかな。2人だけだと、怪しい所とか

    あった場合そこに1人は残って調べた方が良いと思うけど、そうなると、

    効率がちょっと下がると思ったんだよね。」

    優斗「二つ目は誰かが誰かを殺そうとしてる時に、やろうとしているの

    は1人とは限らないし、怪我人も居るかも知れないから、現場保存とか、

    皆んなを連れてきたりするには、このぐらい居てほしいなぁと思ってる

    んだけど⋯⋯どうかな?」

    十神「確かにな⋯⋯分かった。だが、誰を連れてくるつもりだ?」

    優斗「まあ、狛枝は普通に今関わると面倒そうだし、見張っている

    辺古山、七海は残ってもらいたいし、終里、左右田あたりは、あんま

    りって感じなんだよね⋯⋯」

    十神「となると、かなり限られてくるようだな」

    優斗「うん、それで⋯⋯に来て貰おうと思うんだけど、、、どうかな」

    十神「まあ、そこが一番妥当だろうな」

    優斗「じゃあ、誘ってみる」


    説明後⋯⋯


    「⋯⋯⋯それで俺を誘いに来たと。」

    優斗「楽しんでいたんなら、ごめん。別に強制でも何でも無いし、

    戻って貰っても良いけど⋯⋯」

    「いや⋯⋯行くよ。こんな事聞いて、その後に何も知らないみたいに、

    呑気に楽しんでいられるとは思えないし⋯⋯」

    十神「それなら、すぐにやる事になるが良いか?日向」

    日向「まあ、大丈夫だ。」

    優斗「また、今度パーティ開いて貰ったら、料理沢山食べよ。」

    十神「そうだな。」

    日向「お前も食べるとなると、足りるのか⋯⋯」

    優斗「よし。それじゃあ⋯⋯そうさ開始だ。」
  10. 10 : : 2024/06/06(木) 17:49:58
    そうさ開始

    日向「まず何するんだ?」

    優斗「定番なのだと、聞き込み・現場検証・捜索ぐらいかな⋯⋯」

    十神「だが、『現場検証』というほどの事は出来ない」

    日向「バレる可能性があるからか?」

    優斗「確かにね。まあ、普通に動いていれば怪しまれる事は無い筈」

    十神「モノクマには、バレるが仕方ない」

    優斗「うーん。まだ、現場では無いんだけどもね⋯⋯」

    日向「そういえば、倉庫の方をちらっと見て、アイロンが三台並んで、

    起動したままだったから、スイッチを消しておいた。」

    十神「アイロンが三台も⋯⋯?」


    〈証拠!〉
    付けっぱなしのアイロン

    優斗「それはナイフを仕掛けた犯人が付けたのか、狛枝がやったのかの

    どっちかな気がするなぁ」

    日向「そういえば、床下に行く為に作られたのか分からないが、穴が

    あったから、そこも見てみたけど⋯⋯〈物は〉なかったな」


    〈証拠2!〉
    床下へ続く穴
    〈物は〉無かったらしい

    十神「事務室も調べてみたが、特に変わった所は無かったな」

    優斗「あるとすれば、辺古山が何処かに行っていて、エアコンのタイ

    マーが今から一時間半後の11時半で設定されてた事くらいかな?」


    〈証拠3!〉
    消えた辺古山
    〈証拠4!〉
    エアコンのタイマー

    十神「ん?あそこに居るのは⋯⋯」

    日向「おーい。弐大どうした?」

    弐大「日向達では無いか。実はのぅ⋯⋯クソが出そうになってトイレに

    行こうとしたら⋯⋯誰かがせんりょうしていたのじゃあああ⁉︎」

    優斗「あっ、それは災難」

    〈証拠5!〉
    トイレに居る誰か

    日向「まあ、頑張れよ。」

    十神「それで、まだ、調べたい事はあるか?」

    優斗「次は聞き込みしてみようか⋯⋯」
  11. 11 : : 2024/06/07(金) 18:24:56
    日向「⋯⋯といっても、誰に聞き込みをやるんだ?」

    優斗「こういう事をやる時ってさぁ。誰に聞くかも重要だけど⋯⋯

    誰が聞くのかも重要になってくるんだよね。」

    十神「確かに、信用がないと応えてくれない可能性も高い。そして、

    そいつが計画を企てた本人かも知れないという所もだ。」

    日向「あぁ、なるほどなぁ」

    優斗「そういえば、厨房とかの方は探索とかもやってないし、ゆっくり

    みたいから、後回しにしても良いかな?」

    十神「まあ、それに関しては良いだろう。」

    優斗「うーん。じゃあ、誰が聞きに行く事になりそう?」

    日向「この中だと、十神が一番良い気がするけどな⋯⋯」

    十神「だが、俺が動くとなると、何かあったのかと、あいつらの不安を

    煽る事になるかもしれない」

    優斗「じゃあ、日向は?」

    日向「じゃあ、逆に聞くけど、狛枝の話も、簡潔にしか聞いていない

    呼び出されただけの俺が行けると思うか?」

    十神「まあ、説明するのに時間が掛かるな⋯⋯」

    優斗「って事は⋯⋯」

    十神・日向「「行ってこい。」」

    優斗「ですよね〜。」


    優斗視点

    こうして、日向と十神は厨房で『聞き込み、そうさ』をする事になり、

    俺はぼっちでパーティに参加している皆んなに聞き込みする事に。

    優斗「まあ、来たのは良いのだが、誰に聞き込みすべきかなぁ⋯⋯」

    今ここにいない、『九頭龍、辺古山、七海、弐大、日向、十神』は後に

    するとしても⋯⋯誰にしようか?
  12. 14 : : 2024/06/11(火) 15:39:58
    よし。こうなったら⋯⋯メモを用意したら皆んなの名前を書いて⋯⋯

    優斗(だれにしようかな てんのかみさまのいうとおり なのなのな)

    優斗(よし。西園寺のところに行こう)


    ~旧館 大広間~
    優斗「西園寺。ちょっと良いか?」

    西園寺「なに?今小泉おねぇと楽しくおしゃべりしてたのに」

    優斗「すぐに済むから」

    優斗「えっと、西園寺はパーティー始まる一時間前から一時間後の間に

    変な様子の人とか物見なかったか?」

    西園寺「別に見てないよ〜。小泉おねぇと一緒に居た⋯⋯あっ。」

    優斗「どうかした?」

    西園寺「⋯そういえば、小泉おねぇ。今日元気無かった気がする⋯⋯」

    優斗「他には何かあった?」

    西園寺「後、珍しく時間に遅れてきてたよ。いつも時間には来てるのに

    何かあったのかなぁ?」

    〈証拠6!〉
    小泉の様子
    今日は元気が無く、時間にも遅れて居たらしい。

    西園寺「てか、なんでそんな事聞くの?」

    優斗「十神がなんか『気になる事がある小松よ。聞いて来てくれ』って

    言われてたのすっかり忘れてたんだよね。だから、1人でも多く聴いて、

    おかないと怒られるから聞いているんだ。」

    西園寺「小松おにぃってドジだね〜。才能も忘れてるし。」

    優斗「それ、日向の心にも刺さるから辞めとけって」


    ~旧館 厨房~
    日向「はっっくしゅ⋯⋯⋯」

    花村「日向くん、どうしたの?」

    十神「なんだ?風邪か?」

    日向「⋯⋯なんか変な事言われたような気がして⋯⋯気のせいか?」

    花村「⋯⋯でも、そういうのって気にしない方がいいと思うよ」

    十神「日向。調べるなら徹底的に調べるぞ。」

    日向「まあ、今は良いか⋯⋯」


    優斗「西園寺ありがとう。また、l聴きに来るかもしれないから、

    その時はよろしく頼む」

    西園寺「おにぃも、精々怒られない様に頑張りなよ。」

    優斗「精一杯努力する。」

    さて、このまま小泉に行きたいけど、怪しく思われるかもしれないから

    別の人にしようか⋯⋯また、誰にしようかなで決めるかぁ⋯⋯⋯⋯
  13. 15 : : 2024/06/14(金) 14:56:39
    ソニア「⋯⋯それで私に聴きにきたのですか?」

    優斗「うん⋯⋯すぐに終わるから来てもらって良い?」

    ソニア「大丈夫ですよ!どんと来てください!」

    優斗「じゃあ、パーティが行われる前後に怪しい人は居なかった?」

    ソニア「特に居ませんでしたよ⋯⋯それとパーティとは関係ないとは

    思いますが七海さんが広場にあるゲームをやったみたいですが⋯⋯」

    優斗「それがどうしたの?」

    ソニア「七海さんがクリアして特典をモノクマさんが聴いた所⋯⋯」


    モノクマ『クリアした七海さんには特典をプレゼント〜⋯⋯と言いたい

    所なんだけどねぇ、なんと特典は一個しかなくて、もう別の人に渡し

    ちゃいました〜!という事で特典は無し!じゃ〜ね』


    ソニア「⋯⋯と言って、消えてしまった様です」

    優斗「成る程⋯⋯後で七海に聞いてみるのもありだな⋯⋯」

    ソニア「他にお答えした方がいい事はありますか?」

    優斗「いや、大丈夫。有難う」

    ソニア「いえいえ。聞き込み頑張って下さい!」


    さてと、次は誰にしようかなぁ?

    ⋯⋯⋯えっ。この人に行かなきゃ行けないの?いやと思ってしまう⋯⋯

    日向に頼むか?でもなぁ⋯⋯よし。もう一回やるか!

    狛枝「あれ?小松クンどうしたの?」

    優斗「うわぁ⁉︎あっ⋯⋯」ツルッドテ

    狛枝「だ、大丈夫?」

    小泉「なんかあったの?」

    罪木「ふぇぇ⁉︎大丈夫ですか?怪我とか無いですか?」

    優斗「大丈夫だから!驚いて後ろに転んだだけだから!」

    左右田「びっくりさせんなよ⋯⋯」

    ソニア「無理はなさらないでくださいね」

    優斗「有難う⋯⋯」

    狛枝「ごめんね。小松クン、驚かせるつもりでは無かったんだけど⋯」

    優斗「知ってる。そういう事はあまりしないけど、『希望』の為なら、

    自分を犠牲にしてでもやり遂げる奴っていうのは知ってる(小声)」

    狛枝「ははは⋯⋯まあ確かにね」

    優斗「あっさり認めるんだね」

    狛枝「僕が、希望である君の意見を否定するなんて烏滸がましい事出来

    ないよ!⋯⋯それにそれは正しい事だからね(小声)」

    丁度良いには丁度良いけど⋯⋯聞いちゃうか⋯⋯

    優斗「そうだけども⋯⋯はぁ。ちょっと場所を移動しよう」

    狛枝「ここだと話しづらいかもね⋯お互いに」



    優斗「聴くけどさぁ⋯⋯なんで、計画の準備を途中で辞めたの?」

    狛枝「⋯⋯簡単な事だよ。別の人が計画を立てていたからだよ」

    優斗「それが誰だか知っているの?」

    狛枝「勿論!⋯⋯でも、誰か教える気は無いよ」

    優斗「自分達で探せっていう事?」

    狛枝「そう!希望である君達ならきっと見つけ出せるよ!」

    優斗「⋯⋯狛枝。お前その態度、絶対に皆んなの前で見せるなよ」

    狛枝「約束は出来ないね」
  14. 16 : : 2024/06/14(金) 17:29:20
    うーん?次は小泉とかに聞こうかな⋯⋯ってあれ?

    優斗「左右田。小泉は?」

    左右田「は?いやそこに⋯⋯あれ居ない」

    ソニア「そういえば、西園寺さんも居ませんね⋯⋯」

    田中「そうだな⋯⋯小泉がこの場所を離れた所は破壊神暗黒四天王も、

    捉えてはいないようだが⋯⋯西園寺が出て行った所は俺様も見た」

    優斗「それっていつ頃?」

    田中「正確な時間は分からぬが、この場所を離れ、別の地から帰って来

    るまでには十分過ぎる程の時間を消費している」

    優斗「外に出ていなければ良いけど⋯⋯」

    狛枝「⋯⋯⋯」


    七海「それでその内容を私に聴きに来たんだね」

    優斗「見張り中にごめん。花村が差し入れ持って行ってあげた方が、

    良いって言っていたから持って来たんだ。良かったら食べて」

    七海「有難うね。ゲームの内容を言う前に小泉さんとちょっと後に、

    西園寺さんがここから出て行っていたんだよね」

    優斗「止めなかったの?」

    七海「モノクマに邪魔されちゃって、止められなかったんだ」

    優斗「あんの⋯⋯アオダヌキ」

    七海「じゃあ、話すね」


    優斗「そんな内容が⋯⋯」

    まあ何となく知ってた様な気がする⋯⋯


    〈証拠7!〉
    狛枝の自白
    〈証拠8!〉
    トラワイトシンドロームゲームの内容
    〈証拠9!〉
    トラワイトシンドロームゲームの特典
    〈証拠10!〉
    旧館を出た小泉、その後に出た西園寺


    その後、俺は聴き込みを大体終えた後に日向達と合流した。

    そして情報を照らし合わせるなどの事をする。
  15. 17 : : 2024/06/14(金) 17:39:06
    証拠・証言一覧!(現時点)

    ⒈電源がついているアイロン

    ⒉床下へ続く穴

    ⒊消えた辺古山

    ⒋エアコンのタイマー

    ⒌トイレに居る誰か

    ⒍小泉の様子

    ⒎狛枝の自白

    ⒏トラワイトシンドロームゲームの内容

    ⒐トラワイトシンドロームゲームの特典

    ⒑旧館を出た小泉と西園寺


    【ワァースト推理】

    十神「今の状況を把握する為に整理するぞ」

    優斗「まずパーティ開始前は⋯⋯」

    日向「【狛枝】がコロシアイを始めさせる為に、準備を始めた」

    十神「その準備は【掃除の時間】に行われていた。【アイロン】や【エ

    アコンのタイマー】は狛枝の仕業だが、何の準備をしていたのか⋯⋯」

    日向「⋯⋯そうか!狛枝が仕掛けていた物は【電気を消費する物】

    ばかりだったよな。⋯⋯もしかして、狛枝は【停電】を起こそうとして

    たんじゃないか?」

    優斗「確かに可能性はある!」【停電】<賛成!


    優斗「仕掛けた物を見る限りそれが一番可能性が高いと思う」

    日向「じゃあ、それを頭の隅に置いて話をしよう」

    十神「あいつは、それを仕掛けた後に、コロシアイを起こすのを、

    【理由もなく】諦めた」

    【理由もなく】<狛枝の自白
    日向「それは違うぞ!」【反論】


    日向「いや、あいつには辞める理由はあったはずだ」

    十神「⋯⋯小松が聞いた自白の事か」

    優斗「誰かが計画を立てていたから⋯⋯だよね」

    日向「そうだな。それが誰なのかあいつは⋯⋯狛枝は知っている」

    優斗「まあ、教えてくれないんだよねぇ」


    十神「次はパーティ開始直後の状況だ」

    日向「えっと、パーティに来たのが【九頭龍】以外の全員で⋯⋯」

    優斗「見張りをしてる【七海】、【辺古山】、料理を作っている

    【花村】を除いた13人、全員がパーティに参加したんだよね」

    十神「そして、優斗が【狛枝が仕掛けたナイフ】を見つけて、

    俺に報告し事件が発覚した」

    日向「いや、十神思い出してみろ。狛枝はあくまで【停電の仕掛け】を

    作っただけだったはずだ!」

    十神「すまない。この俺が間違えてしまった⋯⋯」

    優斗「人間誰しも失敗はあるよ。今後頑張ろう!」

    十神「⋯⋯有難う(ボソ)」
  16. 19 : : 2024/06/16(日) 17:48:48
    優斗「?その後に【辺古山】がどこかに消えたんだよね」

    十神「そして、【小泉】、【西園寺】が旧館から出て行った」

    日向「西園寺は小泉の後を追って行ったのかもしれないけど⋯⋯

    小泉は、何の理由があって旧館を出たんだ?」

    優斗「それは多分⋯⋯」

    ①外の空気を吸いに行く為

    ②外のモノクマなどに用事があった

    ③誰かに呼び出されていた←【トラワイトシンドロームゲームの内容】


    優斗「こうなんじゃいかな!」

    優斗「もしかしたら⋯⋯誰かに呼び出されたのかも知れない」

    十神「小泉を呼び出した動機はなんだ?」

    優斗「ここからは⋯⋯推測でしかないんだけど、その呼び出した人は

    用意された【動機】を【プレイ】したからじゃないかな?」

    十神「【トラワイトシンドロームゲーム】か⋯⋯」

    日向「だけど、あんな事件信じるか、普通」

    優斗「だからこそ、モノクマは用意した」

    十神「お前が言っているのは、あれの事か?」

    優斗「うん。そうだよ。日向は分かる?」

    日向「えっと⋯⋯」

    トラワイトシンドロームゲームの特典←証拠選択!


    日向「そうか!お前が言っているのは【特典】の事だな。」

    優斗「そう⋯⋯で、その特典はもしかしたら【小泉】に関係している物

    だったのかも知れない⋯⋯って思ったんだ」

    十神「この時点でかなり関与していると思うのだが?」

    優斗「そうじゃなくて、もし、【特典】が【才能】とかに関係している

    物だったとしたらの話」

    日向「小泉の才能は【超高校級の写真家】だった筈⋯⋯もしかして」

    優斗「【写真】とかだったら普通その事に詳しい人に聞くでしょ」

    十神「その知識がある者が事件になんらかの形で関わっているなら⋯」

    日向「殆どの場合⋯⋯いや確実に聴きに行くな⋯⋯」

    十神「こうなると、呼び出されたと思って良いだろう」

    日向「じゃあ、あのナイフは一旦誰が仕掛けたんだ?」

    優斗「もしかしたら⋯⋯」

    ①あそこで凶器を隠す為

    ②誰かに罪をなすり付けるため

    ③動機の発覚を遅らせる為←【狛枝の自白】


    優斗「そういう事か!」

    優斗「もしかしたら、この事の【発覚を遅らせる為】にされたのかも、

    仕掛けたのかもしれない⋯⋯!」

    十神「遅らせる為?」

    優斗「きっとそうだよ!もし誰かが気付いたとしても、掃除をしていた

    狛枝が最初に疑われての仕掛けの事を【狛枝が否定】した所で狛枝の

    言っている事を皆んな嘘だと思う。それならその話はお終いになるはず

    もなく【捜査】を行う事によって【発覚】が遅れるんだよ!」

    日向「そうした奴は誰なんだよ?」

    優斗「そうしたのは、多分だけど⋯⋯【九頭龍】だと思う」

    【ワァースト推理】中断!
  17. 20 : : 2024/06/16(日) 22:43:50
    モノクマ「人の夢ってよく分からないよねぇ」

    モノクマ「えっ?何の話をしているんだって?」

    モノクマ「別にさぁ。僕はクマだから夢見ないけども⋯⋯」

    モノクマ「なんだって?お前と熊を一緒にするな?それこそ失礼だと

    僕は思うんだけど?」

    モノクマ「どんな夢見るかによって精神状態分かる人間って変だよ

    ねぇ⋯⋯そういえば、お前らの中に熊に関する夢見てる奴いたんだけど

    熊に食べられている夢見てる奴が居たね。」

    モノクマ「何を言いたいかって?夢はお前らの中の本音を忠実に写し出

    しているって話、変な話だよねぇ⋯まっこの世界じゃあり得るか!」

    モノクマ?「んで、どうすんの?」

    モノクマ?「⋯⋯ふーん、それが⋯⋯の答えなんだ⋯⋯精々足掻けよ」
  18. 21 : : 2024/06/17(月) 08:25:18
    【ワァースト推理】再開!

    日向「どうして九頭龍が⋯⋯」

    十神「いや、確かに筋は通っているな」

    優斗「だって、あの動機で九頭龍の名前が二回出てきてたよね」

    十神「登場人物の名前が、流れてくるエンドロールでは、F男とF男の

    妹が九頭龍の名字だったな」

    優斗「多分⋯⋯A子=罪木蜜柑  B子=西園寺日寄子  C子=澪田唯吹

    D子=小泉真昼だと思って良いよね」

    日向「それでE子はサトウだったよな」

    優斗「これが本当の事件だった場合、小泉がサトウさんの犯行を黙認し

    ている事になる⋯⋯あれ?」

    日向「いや⋯⋯これってヤバいんじゃないか?」

    十神「⋯⋯走って探すぞ!」ダダダ

    優斗「やっぱこうなるよねぇ〜!」タタタタ

    日向「どこから探せっていうんだよ!」
  19. 22 : : 2024/06/18(火) 17:47:42
    それから、俺たちはホテル、コテージ、スーパー、牧場を探すも3人は

    見つからない。

    日向「居ない⋯⋯くそ!何処に居るんだ⁉︎」

    十神「早くしなくては⋯⋯何が起きるか分からない」

    優斗「もしかして⋯⋯空港に居るのかな?」

    日向「今はそこに行くしか無いな」

    十神「急ぐぞ⋯⋯」


    空港

    優斗「はぁはぁ⋯⋯やっと着いた」

    ⁇「⋯る⋯⋯さい⋯⋯⋯れ⋯⋯」

    ⁇「⋯⋯つ⋯⋯⋯い⋯⋯」

    ⁇「⋯⋯⋯ろ!⋯⋯⋯よ⋯⋯⋯」

    日向「何か声が聞こえる(小声)」

    優斗「じゃあ、一二、三で突入しよう(小声)」

    日向「一二、三!(小声)」

    十神「突入するぞ!(小声)」


    日向視点

    そこには小泉が腹を抱えて倒れていてバットを持った九頭龍が西園寺に

    倒されているのが見えた。

    俺はそれを見て居てもたっても居られなくなって声を上げた。

    日向「お前ら、何やってんだよ!」

    俺の声は広い空港内に大きく響いた。

    小泉「えっ⋯⋯日向⁉︎」

    九頭龍「お前ら⋯⋯なんで此処に⋯⋯⁉︎」

    西園寺「おにぃ⁉︎」

    十神や小松はそこで隙が出来た事を見逃す様な奴らでは無い。

    小松は西園寺を九頭龍から距離を離して取り押さえ、十神は九頭龍が

    持っていたバットを払いのけながら、声を掛ける。

    優斗「隙あり!」

    十神「はあ!大丈夫か?」

    俺はお腹の辺りを押さえる小泉に駆け寄った。

    日向「小泉大丈夫か?立てるか?」

    小泉「少し痛いけど手貸してもらえるかしら⋯⋯日向」

    日向「あぁ」

    小泉「おいしょっと⋯⋯いっ」

    日向「椅子に座るか?」

    小泉「そうさせて貰うわ⋯⋯」

    優斗「日向!ちょっと皆んなを呼ぶのは後にしよう!」

    日向「分かった!」


    数分後⋯⋯

    十神「少しは落ち着いたか?」

    西園寺「⋯⋯⋯」

    九頭龍「⋯⋯⋯⋯」

    優斗「何となく想像つくけど⋯⋯話して貰えると助かる」

    日向「今ならまだ未遂だし、俺達以外はこの状態を知らない。

    だからこそ、ちゃんと言って欲しいんだ」

    九頭龍「お前らは関係ねぇだろ!」

    十神「確かにな⋯⋯だが、今何が起きたのか俺達には知る権利がある」

    小泉「⋯⋯⋯分かったよ」

    西園寺「おねぇ⋯⋯」

    小泉「元はと言えば巻き込んじゃった身だし⋯⋯話すよ」

    そこからポツリポツリと告白された此処までの経緯⋯⋯

    九頭龍に呼び出され⋯そこで九頭龍に対して酷い事を言ってしまった事

    九頭龍が怒って小泉の腹を殴られた事⋯その後に西園寺が入って来た事

    その西園寺が九頭龍から距離を離してくれた事⋯⋯

    争いあって西園寺が九頭龍を殴ろうとした時俺達が入って来た

    これがこうなったのか語られた経緯である

    優斗「⋯⋯最後に間違えがないか日向君なりにまとめてみて欲しい」

    小松にそう言われた⋯⋯

    日向「分かった⋯⋯!」

    【クライマックス推理】開始⋯⋯!
  20. 23 : : 2024/06/18(火) 18:41:09
    日向視点

    俺はある程度九頭龍や西園寺、小泉に話を聞きまとめた⋯⋯

    日向「最初に言っておくが、反論や間違っている所がある場合遠慮なく

    言ってくれ⋯⋯それじゃあ始めるぞ」

    【クライマックス推理】開始!

    日向「今回重要になってくる事は【トラワイトシンドローム】と【4人の

    行動】だと思ってくれ⋯⋯ まずパーティ前について振り返るぞ⋯⋯

    【動機】を七海の前にプレイした⋯⋯九頭龍に特典が届いた。その特典

    は写真だった⋯⋯写真に写っていたのは【九頭龍の妹】と【サトウ】の

    死体だった⋯⋯九頭龍はゲームにも居て写真家でもある【小泉】にその

    写真を送り本当なのか確認する事にしたんだ。西園寺が言ってた

    小泉の様子が可笑しかった理由はそれだったんだな」

    優斗「さて、ここからは【狛枝の行動】についてだな。狛枝は俺達に

    【コロシアイ】をさせる計画を立てていたんだ。

    狛枝は【停電】を起こそうとしていたらしいが、九頭龍が動機を知った

    事を知ってそれを【回収せず】に辞めた。無責任だねぇ〜⋯⋯とそれは

    置いといて、九頭龍は狛枝が居なくなった時に回収されてない仕掛けを

    利用した⋯⋯まあ、仕掛けたと言っても、ナイフをテーブル裏に貼って

    置いただけで、皆んなが、それに、気付いている隙に、小泉と話そうと

    してたんだね⋯⋯」

    日向「その後に優斗1人だけが見つけて⋯⋯騒ぎになる事は無かった」

    十神「その事を俺に相談して来て、捜索をする事になり、手伝ってくれ

    る奴を考えて日向に手伝って貰う事になった⋯⋯」

    優斗「巻き込んだの間違いだな⋯⋯」
  21. 24 : : 2024/06/21(金) 17:55:02
    小泉「なんで九頭龍が怪しいと思ったの?」

    優斗「最初、俺自身も九頭龍は仕掛けた人では無いなぁ⋯⋯と思ってた

    んだけどさぁ、全員の話と動機の内容を聴いてみて、自分の中で一気に

    五人ぐらいに絞られたんだよねぇ」

    西園寺「いきなりそんな絞れるわけないじゃん!」

    優斗「普通はね⋯⋯最初から十神と日向は除外してた。それから、花村

    左右田、田中、ソニア、終里、弐大、西園寺はすぐ除外したね⋯⋯七海

    は仕掛け人ならこんなあっさり話さないと思って除外。」

    九頭龍「それでも残ってんだろ⋯⋯」

    優斗「狛枝はまあ自白内容が本当だと仮定して⋯⋯辺古山は自分から、

    見張りしてたし、動機に出てないから、無いと思ったし⋯⋯

    罪木と澪田と小泉はゲームに出てたけど⋯⋯それなら直接話しても怪し

    まれないだろうし⋯⋯という消去法で九頭龍に確定したって感じだよ」

    日向「まあ⋯⋯今回の事件は優斗が【1人】で気付いたのと、ゲームを七

    海がやっていてくれた事が解決に繋がっていたのかも知れないな⋯⋯

    どうだ⋯⋯九頭龍!何処か間違っている所はあるか⁉︎」

    九頭龍「⋯⋯⋯お前達の言う通りだ。」

    十神「この話はどうするのだ?当事者の考えを聴いておこう⋯⋯」

    小泉「私も⋯⋯動揺してたし、別に未遂で済んだ。それなら言いふらす

    必要は特に無いから言わなくてもいい⋯⋯」

    西園寺「おねぇがそういうなら良いけど⋯⋯でも、そいつの事を許した

    わけじゃ無いからね⋯⋯!」

    九頭龍「あぁ⋯⋯恨んでくれて構わねぇが⋯⋯バレねぇ様にな」

    日向「これは⋯⋯内密で良いって事だな⋯⋯」

    十神「それでは戻るぞ⋯⋯ここに居ると怪しく思われるからな⋯⋯」

    優斗「花村の料理全然食べてないんだよね〜」

    日向「早く戻ろうぜ!」

    モノクマ「オマエラ!何勝手に済ませてんだよ!」

    小泉「うわぁ⁉︎」

    日向「普通に、良い雰囲気で終わりそうだったのに⋯⋯なんでここで

    お前がしゃしゃり出てくんだよ⋯⋯!」

    モノクマ「せっかく、用意した動機で、コロシアイが、起きそうだった

    のにさぁ⋯⋯どうしてくれんのさ⁉︎」

    優斗「モノクマ⋯⋯お前言ってたよなぁ?『やるか、やらないかはオマ

    エラ次第』⋯⋯って、だったら『止めるか止めないか』も俺ら次第だ」

    モノクマ「ふん⋯⋯でも絶対に起こしてやるよ!」

    日向「消えてったな」

    十神「さて⋯⋯パーティに戻るとしよう」


    そこから九頭龍も混ざって、俺達は何も無かったかの様にパーティを、

    楽しんだのであった⋯⋯それは俺が何も考えず楽しんだ最後のパーティ

    だったのかも知れない⋯⋯という事を知る由も無かった⋯⋯


    Chapter1【俺達のhappyゲーム?】 残り17人

    To Be Continued ⋯⋯
  22. 25 : : 2024/06/22(土) 10:54:30
    雑談

    今回シャッフルしたのは

    被害者・加害者

    他殺・自覚無し他殺・自殺・殺人未遂

    死因などです。でも動機などは殆ど変わっていないです。

    今回のシャッフルで正直に「うわぁ⋯⋯これはどうなるんだ⋯⋯一体」

    と思いましたね。

    『今回は【殺人未遂】

    クロ(になる筈だった人)⋯⋯九頭龍又は西園寺

    被害者(になる筈だった人)⋯小泉又は九頭龍

    殺人があった場合・死因 頭部を強打した事により死亡

    死亡推定時刻 午後11時〜12時の間』

    ⋯⋯って感じですかね。

    ちなみに⋯⋯最後生き残る人は決まって居ます。

    是非生き残る人も予測などして貰えると嬉しいです!

    それでは次回もよろしくお願いします。


    Chapter2【ある者はOasisで奇妙な誓いを立てる?】
  23. 26 : : 2024/06/22(土) 18:51:43
    ⁇視点

    ⁇「本当にいいの?」

    ⁇「僕が言えた事じゃないけど⋯⋯危険すぎる!」

    ⁇「__の意志だし、もしもの場合は先生⋯⋯ウサミのサポートも、

    出来るだろうしね⋯⋯それに重荷を背負わせるのが皆んなだけじゃなく

    ちゃ駄目って誰も言ってないから良いと思うよ⋯⋯」

    ⁇「無理だけはしないでね⋯⋯」

    ⁇「それに__の役目は、それだけだし⋯⋯こうすれば、頭が硬い上も

    口出し出来ない!⋯⋯筈だよ」


    日向視点

    日向「⋯⋯はっ⁉︎今のは⋯⋯?」

    夢⋯⋯だよな。それにしては変な感じがしたけど⋯⋯

    優斗「日向〜!モノクマアナウンスから30分は経ってるよー。

    早くしないと十神に怒られるよー!皆んなの目がさめるよー。」

    それはどっちの意味で言っているんだ一体⁉︎

    七海「ご飯も冷めちゃう⋯⋯と思うよ」

    小泉「あんた以外全員来てるよ!」

    ソニア「お残しは許しまへんで!」

    日向「もうそんな時間か⋯⋯すぐ行く!」

    あの夢は、いつか何処かで意味が分かる夢だと良いのか?それとも何も

    知らない方が良いのか⋯⋯嫌でも分からせるんだろうな⋯⋯それでも

    ⋯⋯ここが俺達がこんな会話を出来る平和な島であれます様に

    Chapter2【ある者はOasisで奇妙な誓いを立てる?】
  24. 27 : : 2024/06/23(日) 11:26:31
    俺が来る前に、モノクマの手下のモノケモノを一体倒したってモノミが

    報告に来たらしい⋯⋯探索は明日でもいっか

    日向「⋯⋯今日はゆっくり過ごしたいな⋯⋯」

    左右田「日向!」

    日向「まあ、無理だとは思ってたけど⋯⋯」

    左右田「なあ、日向。明日とか明後日、一緒に海行かねぇか?」

    日向「行かない。」

    左右田「ひでぇ⁉︎何でだよ!」

    日向「どうせお前の事だから、女子が海で遊ぶから、それに混ざりたい

    けど1人だと断れるから、誰かについて来て欲しいとかそんな感じだろ」

    左右田「ギクッッ⁉︎」

    日向「図星かよ⋯⋯田中とか誘えば良いじゃないか⋯⋯」

    左右田「ゼッテーやだな!あいつ色々面倒くさいし、ソニアさんと仲良

    くしていやがるから嫌だな!」

    日向「はぁ⋯⋯だからってなあ⋯⋯」

    優斗「あれ?2人とも何してるの?」

    日向「あっ、小松。」

    左右田「小松丁度良いところに⋯⋯」

    優斗「あっ、日向。明日、明後日、予定空いてるか?ちょっと探索で、

    詳しく見たい場所があって、一緒に行きたいんだけど⋯⋯」

    日向「あぁ。大丈夫だぞ!」

    左右田「おい!ふざけんな!」

    優斗「まあ、終わったら来ると思うから大丈夫だよ⋯⋯多分」

    左右田「それ、行かない奴のセリフだから!」

    日向「まあ、今日はゆっくり休みたいから⋯⋯明日よろしくな」

    優斗「うん⋯⋯それじゃあ」

    その日俺は新しい島の探索をせずに誰かと話したりして過ごした⋯⋯


    次の日⋯⋯優斗・日向視点

    優斗「日向?食べ終わった?」

    日向「あぁ、終わったぞ」

    優斗「じゃあ、早く行こ」

    今日は日向と2の島の探索をする約束をして居た。

    日向「そういえば⋯⋯モノミがモノケモノ倒したんだよな?」

    優斗「うん⋯⋯なんか大変そうなのが分かるデザインになってたよ」

    どんなデザインだったと聴いて良いのか?と、俺は思うが小松はそれを

    説明する気がなさそうなので何も言わない事にした。

    優斗「よーし!まずは図書館に行ってみよう!」

    日向「お前大きな声はくれぐれも出すなよ」

    優斗「俺そんなルール守らない奴だと思われてる?」

    日向「お前が、修学旅行のルールを破ってオシオキされない事を願う」

    「意味もなく破んないよ⋯⋯流石に」と日向に返す

    優斗「到着したけど⋯⋯大きいね」

    日向「あぁ⋯⋯色々な本がありそうだな」

    そこでソニアと辺古山に話しかけて、少し俺達は本を読んでいた⋯⋯

    日向「小松は何の本読んでるんだ?」

    優斗「ん?あぁ⋯⋯なんか、才能思い出されるかなぁと思って、英語で

    書いてある本読んでたけど⋯⋯読めるには読めるけど何となくしか読め

    なかったよ⋯⋯」

    日向「なんていう題名なんだ?」

    別に嘘つく必要もないし、正直にここは答えとくか⋯⋯

    優斗「題名も英語で分かんないよ⋯⋯そろそろ次の場所行こっか」

    日向「そうだな⋯⋯いつまでも、ここに居たら日が暮れちゃうもんな」


    優斗「ふわぁ⋯⋯やっぱ静かにしてると眠くなるなぁ⋯⋯」

    日向「あんまり好きじゃないのか?静かな所」

    優斗「嫌いでもないけど⋯⋯ワイワイしてる方が明るくて楽しい!

    ⋯⋯そういう日向はどうなの?」

    俺は⋯⋯そう考えていると、何処かの教室⋯⋯集まって話す人⋯⋯

    煩くて嫌になる様な空間の方が先に思い浮かんだ

    日向「⋯⋯ワイワイってどんな感じなんだ?」

    優斗「えっ?うーん、修学旅行で友達と先生にバレない様にゲームやっ

    たり、枕投げとか組み体操とか恋話したりする感じかな?」

    日向「そこでどうして組み体操が出て来るのか分からないな」

    優斗「まあ、すぐにそういうのて決まる人と決まらない人がいる訳だし

    答えてもらわなくても良いよ」

    日向「答えが出たら⋯⋯教えるな」

    そうしてくれるだけありがたい⋯⋯と思いつつ、2人で移動して居た
  25. 28 : : 2024/06/23(日) 17:27:00
    優斗「ドラックストア到着!」

    日向「中は⋯⋯まあ予想通りだな」

    そこに広がるのは、薬品から包帯に絆創膏などの様々な医療器具だ。

    こういう所に居そうなのは⋯⋯

    罪木「あっ⋯⋯日向さんに小松さん、お、おはようございます!」

    優斗「おはよう!」

    日向「おはよう。罪木は何しに来たんだ?」

    罪木「えぇっとですね⋯⋯ここにある医療品でどんな物があるのか、

    昨日に引き続き探してるんです⋯⋯お邪魔でしたか?」

    優斗「そんな事ないよ。罪木ってここにある物の名前分かるの?」

    罪木「大体のものは⋯⋯」

    日向「じゃあ、これは?」

    罪木「アミオダロン⋯⋯」

    日向「えっと⋯⋯これは?」

    罪木「アムホテリシンB⋯⋯⋯」

    日向「⋯⋯これは?」

    罪木「ラニチジン⋯⋯ですぅ⋯⋯T^T」

    日向「えっ⁉︎どうかしたのか?なんか嫌なこと言っちゃったか?」

    罪木「日向さんが言っているの⋯⋯全部⋯⋯毒薬だったので⋯⋯

    私に飲んで欲しいのかと思って⋯⋯」

    優斗「日向⋯⋯最低だね」

    日向「いや違うぞ⁉︎偶々だ!本当にそういうのではない!」

    罪木「ふゆぅ⋯⋯泣いちゃってすいませぇん⋯⋯」

    日向「いや、ごめん。俺も知らずに聴いちゃって⋯⋯」

    その後罪木と日向の話し合いが終わるまで待とうと思い探索したが、

    なんか、このまま続きそうだから、10分ぐらい続いた所で止めに入った
  26. 29 : : 2024/06/24(月) 21:40:46
    少年移動中⋯⋯

    優斗「日向⋯⋯もうちょっときりよく出来ない?」

    日向「悪かったよ⋯⋯お前は、ただ中を見ていただけじゃないか⋯⋯」

    優斗「あのなぁ⋯⋯時間は有限っていうのと同じで、気力的にも体力的

    にも流石に明日まで長引かせるのはやなんだよ⋯⋯」

    日向「で、次はどこ行くんだ?」

    優斗「とりあえず⋯⋯ダイナーとチャンドラービーチの方にちらっと

    行って⋯⋯ビーチハウス行く感じで行くよ⋯⋯」



    ビーチハウス
    日向「本当にちらっと行っただけだったな⋯⋯」

    優斗「うん!こういうのはサクサク行かないとねぇ」

    日向「お前、さっきからキャラぶれすぎじゃ無いか?」

    優斗「自分⋯⋯キャラとかそういうのって飽きやすいんですよね⋯⋯」

    日向「お前は、超高校級の飽き性かなんかかよ⁉︎」

    優斗「それは絶対に違うよ!」

    日向「なんか凄い勢いで否定された!」

    優斗「だって〜、そんな超高校級なんて嫌だもん!」

    左右田「また変わってんじゃねぇか⁉︎」

    優斗「あー⋯⋯ごめん。ついふざけちゃって⋯⋯テヘペロ(๑>◡<๑)

    ⋯⋯で、なんの話だったけ?」

    左右田「急に戻るなよ!こぇぇよ!」

    日向「まあ、左右田は結局他の奴誘えたのか?」

    左右田「狛枝と花村と田中が誘えたな⋯⋯田中と花村はまだ分かるけど

    ⋯⋯狛枝に関しては、正直何で誘えたのか分からねぇ⋯⋯」

    優斗「気にしない方が良いよ⋯⋯知らない方が幸せだから⋯⋯」

    日向「そう⋯⋯だな⋯⋯知らない方が幸せだな、確かに」

    左右田「お前ら本当になんかあった?」

    優斗「で、左右田は俺達をそれでも誘うの?」

    左右田「あいつらだけだと⋯⋯正直言って駄目な気がするからな⋯⋯」

    日向「⋯⋯分かったよ⋯⋯今回だけだからな!」

    優斗「まあ、明日は空いてるしいっか⋯⋯」

    日向「そろそろ帰るか⋯⋯」
  27. 30 : : 2024/06/26(水) 17:11:41
    少年移動中⋯⋯

    日向「あれって何だろうな?」

    左右田「ん?⋯⋯あぁ、あれな。昨日お前ら来てなかったな⋯⋯」

    優斗「少し見てみようよ!」

    日向「近くで見ると⋯⋯蔦が凄いな⋯⋯」

    優斗「あっ、でも皆んなが取り払ってくれたの?真ん中の方が綺麗に、

    見えるね⋯⋯これは扉だよね⋯⋯【未来】?」

    日向「それの近くにすごく場違いな⋯⋯銃とタブレット端末だな⋯⋯」

    左右田「それさぁ、全員で相談して今は何もしないで置こうって事に

    なったんだよな⋯⋯」

    優斗「まあ、明らかに【間違えたら死にまーす!】⋯⋯って、言ってる

    様なもんだしねー」

    左右田「じゃあ⋯⋯帰るか」


    日向「なんか⋯⋯また来ることになりそうな場所だったな⋯⋯」

    左右田「あぁ⋯⋯そうだな」

    優斗「まあ、真実を知ってから来る場所だろうけどね⋯⋯」


    雑談中

    日向「そういえば⋯⋯明日は何時ごろに行けば良いんだ?」

    左右田「12時半だな!」

    優斗「それって、女子が来る何分前?」

    左右田「二時間前だ!」

    日向「へぇ⋯⋯ってはぁ⁉︎二時間前ってそんな早く行くのかよ!」

    左右田「怪しまれねぇ為にもこんぐらいが丁度良いんだよ!」

    日向・優斗「「良くねぇだろ⁉︎」」

    この後の交渉の結果、午後一時前に集合する事に決まったのである。
  28. 31 : : 2024/06/27(木) 20:51:02
    ⁇「ほら早く早く!」

    ⁇「待て待て!何でこうなるんだよ⁉︎」

    ⁇「_____はさっさと作れば良いんだよ!」

    ⁇「いや、誰だ急にマイ◯ラ◯TAやろう言い出した奴は!」

    ⁇「別に良いじゃん!マイク◯R◯A楽しいんだし!」

    ⁇「そりゃ楽しいけど⋯⋯なんでお前も居るんだよ。」

    ⁇「_____⋯⋯そんなの決まってるじゃん!得意だからに!」

    ⁇「やる事確定しているんだな!もう良いよ‼︎」

    誰なんだろう⋯⋯何処かで見たことある様な光景⋯⋯それに⋯⋯⋯


    優斗「⋯⋯⋯はっ!」

    優斗「ふわぁ〜⋯⋯よく寝た」

    夢見た気がするけど⋯⋯どんなだったか忘れちゃった。でも、その夢に

    居る人達は皆んな笑顔だった⋯⋯どんな事思いながら見たんだろう⋯俺

    優斗「あっ、そういや⋯⋯水着の準備してない!」

    昨日面倒くさくて買わなかったんだっけ?⋯⋯ってそれよりご飯食べに

    行かないと⋯⋯はぁ⋯⋯やべ、七海が溜息ばっか吐いてると、幸せ逃げ

    ちゃうって言ってたな。そういう経験した人が居るからマジで怖ぇ


    レストラン

    終里「おっ、久しぶりだな!小松菜!」

    優斗「惜しい!【小松菜】じゃなくて【小松】なんだよな」

    終里が名前覚えている(惜しい)のがちょっと驚きだ。

    辺古山「小松は今日何処か行くのか?」

    優斗「ん?あぁよく分かったな。一昨日か昨日ら辺にさ、海にちょっと

    入らないかって誘われて行く事になって、折角のバカンスだし」

    ソニア「奇遇ですね!私達も今日行こうと思っているんですよ!」

    知ってった。正直に言うとそれ目的で行く事になってます。

    優斗「へぇ〜⋯⋯他にも誰か誘ってんの?」

    小泉「女子の皆んなで行くのよ。」

    優斗「あっ⋯⋯な、なるほど」

    九頭龍とかに縛られないと良いな⋯⋯

    小泉「あんたらは誰と行くの?」

    優斗「多分、左右田と日向と花村ときb⋯⋯狛枝と田中の5人と、一緒に

    行く感じかなぁ?」

    小泉「えっ、こm⋯⋯花村と田中も来るの?」

    西園寺「あのきb⋯⋯花村(変態)も来んの⁉︎」

    ⋯⋯なんか二人ともごめん。小泉は言っても違和感無いと思うけど、

    西園寺は狛枝の事を【希望厨】って、いうの途中で辞められたのは、

    普通に偉いと思うよ!⋯⋯俺も言いかけたし!事実だし!

    ⋯⋯えっ?花村に関して?いやー⋯⋯ノーコメントで^ - ^


    そこから女子達と少し話した後で⋯⋯狛枝が急に後ろに立っていた事に

    驚き、左腕にパンチしてしまったという事を言ってきた日向であった⋯

    日向「今の流れで俺なのかよ⁉︎」
  29. 32 : : 2024/06/28(金) 07:18:20
    優斗「えっと、日焼け止めよし、キャップよし、水もよし、……水着は

    こういう奴でいっか。」

    今俺は、海水浴?に行く事になり、お昼を早く食べた後に、その準備と

    して必要な物を買いに来てる所で有る。

    優斗「イベントがあるのは嬉しいけど……」

    モノクマ「小松君、これも買って欲しいなぁ?」

    こいつ………!

    優斗「どうして、お前が居るんだよ!モノクマ!」

    モノクマ「別に僕がどこに居ようが僕の勝手でしょ」

    優斗「チッ……で用件はなんだよ!」

    モノクマ「それがさあ、君って何なんだろうね?」

    優斗「それは陰口?嫌味?それとも……」

    モノクマ「いや、本当の疑問だよ。君ってさ、ある例外除けば、一番謎

    なんだよね。おかしいよね〜。才能も分かってないし」

    謎……?あぁ………十神の事か

    優斗「それは、日向にも言える事だろ。話が済んだなら、さっさと、

    消えてくんないかな?」

    モノクマ「おぉ、怖い怖い。まあ、大事な事思い出せると良いね」

    ………意味不明な事言いやがって、折角楽しみしてたのに…皆んなと遊ぶ

    の……本当に嫌になる。後、帰るなら商品戻せよ!

    日向「あれ?小松じゃないか、お前もなんか買いに来たのか?」

    優斗「あぁ、ここにモノクマが来て意味不明な事言ってきて……折角、

    楽しみにしてたのに気分台無しだよ……」

    日向「そうだったんだな……それで水着買おうと思うんだけど、どんなの

    買ったら良いかな?」

    優斗「俺と同じ感じので良いんじゃない?」

    日向「うーん。じゃあそれにするか」

    優斗「ちょっと商品戻してくる奴あるから、先買っといて。」

    日向「じゃあ、また後で」

    優斗「…‥モノクマ、あいつここから一番遠いところの商品持ってきや

    がった……絶対に覚えとけよ」
  30. 33 : : 2024/06/29(土) 14:24:44
    12時59分 集合場所にて⋯⋯

    優斗「はぁはぁ⋯⋯つ、つかれたぁ」

    日向「あっ、小松⋯⋯なんか⋯お、お疲れ」

    狛枝「あれ?小松クン。走ってきたの?」

    優斗「モノクマの野郎が商品戻さずに逃げたから、戻してくるのに、

    時間食ったんだよ⋯⋯あそこのスーパー意外と広いし⋯⋯」

    今度会ったら校則に触れない程度にやってやる

    左右田「おぉ⋯⋯なんかお疲れ⋯⋯」

    優斗「それにしても、花村と田中は?」

    狛枝「まだ来てないよ」

    日向「田中は、ハムs⋯⋯破壊神暗黒四天王を如何するか、考えてるらし

    いが⋯⋯花村に関してはなんとも言えないな」

    左右田「まあ、あそこであいつらの事待っておこうぜ」


    狛枝「そういえば⋯⋯皆んなは着替える場所決めたの?」

    日向「ん?一応簡単な物だから下に着てきてるぞ」

    優斗「俺も同じ感じかな⋯⋯」

    左右田「あっ、日向達水着買ったんだな」

    狛枝「成る程ね。僕は、少し待って貰う事になるけど⋯⋯ここで、着替

    える事にしたよ」

    日向「とはいえ俺も少し脱ぐ時間は必要だな⋯⋯」

    優斗「⋯⋯花村が来る前に着替えを済ませる事をお勧めする」
  31. 34 : : 2024/06/30(日) 10:36:58
    そこからが少々大変だった⋯⋯少しして、田中が来たが、田中はマフ

    ラーを外せ!濡れんだろ、馬鹿やろう!まあ、そんな左右田と田中の、

    論争が繰り広げられる中俺達は着替え終わったんだが⋯⋯着替えた後、

    花村が日向の事(本人は知らないフリしていたが)を変な目で見ながら

    「⋯⋯⋯デカイ(ボソッ」と言っていたので、なんか二重の意味でムカつい

    たのでパンチをお見舞いしてやった。(そこに、モノミがやってきて気絶

    した花村は不参加という事になった)


    日向「なんか⋯⋯うん。花村が何か言ってった気がする」

    優斗「まあ、うん。気にしたら終わりだと思うよ。」

    左右田「そういえば、女子は来ないなまだ」

    狛枝「もしかして⋯⋯バレたんじゃないかなぁ?」

    左右田「いやねぇだろ!」

    田中「有り得ぬ話ではないな⋯⋯この雑種の中で、暗黒の計画を、

    日の出る下に出した物は居るのか?」

    日向「特に話してないぞ」

    狛枝「僕もだね」

    優斗「あぁ⋯⋯そういえば女子と雑談した時⋯⋯海泳ぐって話聞いて、

    俺たちもそうなんだって言ったぐらいしか無いな」

    左右田「ぜってーそれじゃねぇかよ!見事にバラしてやがる!」

    優斗「後、メンバー伝えた時、花村が来る事に、ドン引きしてた気が

    するな⋯⋯気のせいかな?」

    日向「それ気のせいじゃないと思うぞ」

    狛枝「まあ、それだけで中止になるか如何かは分からないね⋯⋯」

    左右田「おいおい、マジかよ⋯⋯」

    優斗「なんかごめん⋯⋯って⋯⋯あれ?>>35じゃない?」

    女子で最初に来たのは?(2人でもokです。)
  32. 35 : : 2024/07/03(水) 07:43:06
    全然来ないのでランダムで西園寺さんに決まりました!
  33. 36 : : 2024/07/03(水) 13:22:00
    日向「西園寺?お前どうしたんだ?」

    西園寺「いや。私的には、今の時間に日向おにぃ達が、居ることが驚き

    なんだけど!」

    優斗(あっ⋯⋯メンツは伝えたけど、そういや時刻までは、伝えてはいな

    かったな)

    左右田「西園寺はこんな時間にどうして1人着物で居るんだ?」

    西園寺「私は⋯⋯泳げないんだよ!小泉おねぇは『準備するから日寄子

    ちゃんは先に行って待ってて』って言われたから来ただけ」

    左右田「そ、そうだったのか。わりぃ」

    西園寺「ふん。それにしても結構早いんだねぇ。まだ午後1時半だよ」

    優斗「まあ、準備とか諸々済ませておこうと思って⋯⋯」

    西園寺「へぇ、なるほどね。私達は元々4時からだったけど、早めに

    行った方が長く遊べるって事で、2時になったんだよね⋯⋯そういえ

    ば、あの変態は?」

    田中「ヤツなら、数刻前に特異点の事をああ言った事により、ヤツに、

    神の雷とも言える攻撃を受けた為、此処の場から去った」

    西園寺「ヤツって誰の事?ついでになんて言ったの?」

    左右田「ヤツに関しては言えないが⋯⋯あいつ日向の事見ながら、

    デカイって言ったからな⋯⋯察してくれ」

    西園寺「あっ⋯⋯当然の罰だね」

    日向「まあ、花村の自業自得なんだよなぁ⋯⋯」
  34. 37 : : 2024/07/04(木) 16:51:09
    そして十数分後⋯⋯

    小泉「日寄子ちゃん!ごめん待たせちゃって⋯⋯あれ?左右田達じゃん

    集合するの早いんだね!」

    西園寺「おねぇ!全然待ってないよ!」

    左右田「おぉ。予想してたよりはぇな!」

    西園寺「後ね。日向おにぃと小松おにぃが、【百年ポプリ】と【花】を

    くれたんだよ!それに小松おにぃが、珍しく気が効いてるんだよ」

    『それに』?プレゼント好きじゃなさそうだったのに⋯⋯俺なんかした

    か?あっ⋯⋯本当に嫌だったんだ。花村⋯⋯ワァイトだ!

    小泉「そうなんだ⋯⋯日向⋯⋯あんたの事、見直したわ⋯⋯色々ありが

    とう⋯⋯本当に」

    日向「!⋯⋯それなら良かった。あっ⋯⋯そうだ。小泉」

    小泉「何?」

    日向「えっと⋯⋯優斗!やっぱ見つけたお前が渡せよ!」

    優斗「はぁ⁉︎なんでだよ!自分で渡せ!馬鹿野郎!」

    小泉「なんかくれるの?」

    日向「あっ、いやえっとその⋯⋯」

    小泉「もう!男子なんだからちゃんとしなさいよ!」

    日向「⋯⋯好きじゃなかったら悪い。はいこれ」

    小泉「これって⋯⋯花よね?」

    日向「道に綺麗に咲いてたから、プレゼントしたら喜ぶかな⋯⋯って、

    色合いも小泉にぴったりだったし⋯⋯嫌だったか?」

    小泉「そう言う訳じゃなくて⋯⋯選んでくれたの?」

    日向「まあ⋯⋯さっき外出た時にその中から、選んだくらいだ」

    小泉「そっか⋯⋯ありがとう(ボソッ」

    日向「えっ?」

    小泉「いやなんでも無い。ほら、さっさと座って!」

    左右田(日向が裏切りやがった!)花言葉知らないけど⋯⋯なんとなく

    雰囲気が嫌だ

    田中(はやくこの空間から離れたくて仕方ない⋯!)花言葉知っている

    狛枝(日向クン⋯⋯花言葉知らないのに選んだね)花言葉を知っている

    日向(花を渡しただけなのに、どうして、俺はこう見られなくちゃいけ

    ないんだ?)花言葉を知らない

    小泉(何照れてんのよ!でもこれって⋯⋯(//_//))花言葉を知っている

    西園寺「えっ、なんで皆んな黙るの?」

    優斗(あっ、そっか。俺が西園寺にあげたのは、カラマツにクロッカス

    と⋯⋯後もう一本なんだっけ?⋯まあいっか。意味は確か⋯⋯『青春の

    喜び』、『傍若無人』だったよね⋯⋯)

    優斗(で、日向が小泉にあげてたのは、コデマリア、カルセオラ、シャ

    クヤク、だったよね⋯⋯あれこの花って確か4月24日の誕生花でもある

    よね⋯⋯えっと花言葉は確か⋯⋯『努力』、『繊細』、『幸せな⋯⋯

    あっ⋯⋯\(//∇//)\⋯⋯日向確かにこれはやらかしたな)←主犯

    こうして⋯⋯また一つフラグが立った日向であった⋯⋯
  35. 38 : : 2024/07/04(木) 21:52:19
    日向「なぁ、小泉?」

    小泉「何?」

    日向「女子達って集合14時なんだよな?」

    小泉「そうだけど⋯⋯」

    優斗「時間過ぎてるけど⋯⋯場所間違えてない?」

    14時10分

    小泉「場所はお昼に確認したから、間違ってはいないと思うけど⋯⋯何

    か準備があったのかしら?」

    西園寺「そんなの聞いてないよー」

    ⁇「済まない。遅れてしまった」

    ⁇「腹が減って来たなぁ」

    ⁇「いくらなんでも早すぎるっす!」

    ⁇「⋯⋯⋯うーん。遅れちゃったね」

    ⁇「ふぇぇ⋯⋯すいません⋯⋯」

    ⁇「皆さんお待たせしました!」

    左右田「か、かわいい!⋯⋯けど何人か水着じゃねぇ!」

    優斗「此処に来てから着替えるつもりだったんだろ⋯⋯」

    七海「日向君、水着似合ってる⋯と思うよ」

    日向「⋯⋯ありがとう⋯⋯七海も皆んな似合ってるぞ⋯⋯///」

    澪田「いぶきたちも似合ってますか⁈」

    狛枝「うん。皆んな似合ってると思うよ!」

    終里「そういえば⋯⋯花村の奴は何処行ったんだ?」

    田中「彼奴は⋯⋯招かれざる者だったようだな」

    ソニア「どういう事ですか?」

    左右田「簡単にいえば⋯⋯まあ吹っ飛ばされたと言う事です」

    女子組「「???」」

    優斗「⋯⋯今回は不参加って思ってもらえると助かる」

    辺古山「⋯⋯成る程な。承知した」

    ソニア「あのもし良ければ、一緒に海ではしゃぎませんか?」

    日向「別に良いけど⋯⋯そっちは大丈夫なのか?」

    澪田「大丈夫っすよ!大人数の方が楽しめるって事になったので!」

    小泉「じゃあ、行こっか?」

    西園寺「うん!小泉おねぇ一緒に行こ!」

    澪田「着替えてから行くので、先行っといて下さいっす!」

    罪木「わ、私もそうします」

    辺古山「私は少し此処で荷物の整理をしているので先に行ってくれ」

    ソニア「成る程!ではゆっくりとして行ってください!」

    七海「ふわぁ⋯⋯ねみぃ」

    日向「七海寝るな。海行くぞ」

    左右田「てか、田中お前入る時は外せよ!」

    田中「ふん。お前の命令に従うほど魔力は柔く無いのだよ!」

    狛枝「ははは。流石だね!田中クン」

    優斗「狛枝は黙っていようね」
  36. 39 : : 2024/07/05(金) 13:27:59
    そこから、本当に色々な事をやった。例えば⋯⋯

    ソニア「皆さん、誰が速く泳げるか、勝負です!」

    七海「私が判定するね⋯⋯」

    優斗「俺は⋯誰かが溺れ時のために待っとくよ」

    西園寺「それじゃあ、よーい⋯⋯スタート!」

    終里「おりゃおりゃおりゃあ!!」バシャバシャ

    狛枝「うわぁ、すごい水飛b⋯⋯わぁ⁉︎」

    左右田「ヤベェ、狛枝が流された⁉︎」

    優斗「やっぱりそうなると思ったんだよ⁉︎競争続けておいていいよ!」

    小泉「絶対に中止させない意思を感じる」

    田中「既に乾ききった地に足をつけている者がいる⋯⋯だと⁉︎」

    日向「お前らは喋りながら泳ぐな!よし二着」

    左右田「あいつはぇ⁉︎」

    罪木「ふぇぇ、流されちゃいます〜!」

    優斗「待て待て!そっちに浮き輪投げるから!」

    狛枝「⋯⋯」チーン

    優斗「誰かぁ!狛枝陸に運んでくれ!」

    日向「分かった!」

    罪木「ふゆぅぅ⋯⋯小松さんの手を煩わせてしまってすいませぇん!」

    優斗「もういいから!そう言うの陸行ったら聴くから!」

    七海「⋯⋯もう競争どころじゃ無いね」


    ソニア「次はバレーボールです!」

    チーム青 ソニア 優斗 日向 唯吹

    チーム赤 左右田 田中 狛枝 七海

    左右田「ソ、ソニアさんと別チームなんて⋯⋯」

    狛枝「よろしくね。皆んな」

    日向「よろしくな。ソニア、澪田、小松」

    澪田「創ちゃん、優斗ちゃん、ソニアちゃんよろしくお願いするっす!」

    優斗「よろしく⋯⋯うわぁ青の男子、身長高い組だぁ⋯⋯(167)」

    日向「確かに平均身長高いな(179)」

    澪田「身長差なんて関係ないっすよ!(164)」

    ソニア「そうですよ!打ち負かしてやりましょう!(174)」

    赤チーム 平均身長 172cm 平均体重 54.75kg

    青チーム 平均身長 173.5cm 平均体重 62.25kg
  37. 40 : : 2024/07/07(日) 11:26:54
    優斗「あっ、やべ。チーム名逆になってる」

    左右田「てかオメェ、どうやって平均求めてるんだよ!」

    優斗「えっ、電子生徒帳に書いてある身長と体重」

    日向「此処に個人情報という概念が無いのに驚きだよ⁉︎体重はやるな!」

    優斗「胸囲も書いてあるから平均求められるけど⋯⋯やる?」

    七海「色々な方面から刺される⋯⋯と思うよ?」

    澪田「千秋ちゃんに賛成っす!」

    ソニア「えっ、脅威も書かれているんですか⁉︎」

    小泉「読み方はそうだけど、意味と漢字が違うよ!」

    狛枝「あれ?これってバレーボールの勝負だったよね?」

    西園寺「なんでこうなるのよ。」

    罪木「えっと、やる前に水分補給と準備運動をして置いてくださぁい」

    田中「ふっ。そのような事、破壊神暗黒四天王を配下につける俺様には分かり切っている事だ!」

    終里「オレはちょっと、食いもん探してくっから、先やっといてくれ」

    小泉「私は判定やってるね」

    西園寺「私も〜!」

    罪木「えっと、わ、私は皆さんが怪我しても大丈夫な様に見てますぅ」

    日向「まずはじゃんけんで先攻後攻決めないとな」

    狛枝「じゃあ、僕がじゃんけんしy⋯⋯」

    青チーム一同「チェンジで‼︎」

    左右田「全員揃っての否定⁉︎」

    日向「じゃあ、俺がじゃんけんやるよ⋯⋯狛枝以外なら」

    左右田「日向は狛枝になんかされたのかよ!」

    七海「話が進まなそうだし⋯⋯私がやるよ?」

    ジャンケン中⋯⋯

    七海「むぅ。日向君に負けちゃった」グー

    日向「まあ、これに関しては運だからな⋯⋯」パー

    小泉「で、日向は先攻と後攻どっちにする?」

    日向「うーん⋯⋯じゃあ先攻で」

    澪田「唯吹達が先攻っすね!」

    優斗「やだなぁ⋯⋯こういうの身長高い人が結構有利だから」

    左右田「それいうんだったら、伸ばす努力をしろ!」

    優斗「してるわ!していても伸びない奴は伸びないんだよ!」

    日向「その発言は普通に辞めとけ!」

    七海「速く勝負始めよう⋯⋯」

    ソニア「それでは気を取り直して⋯⋯スタートです!」
  38. 41 : : 2024/07/07(日) 21:15:57
    「さぁ、始まりました!ビーチバレー!」

    「あっ、そうそう。バレーって、初心者から中級者ぐらいだとサーブ打つ側が有利らしいんだけど⋯⋯男女問わず60%以上がサーブレシーブ側が点とっているんだってさ⋯⋯日向クンはそれを知って迷ったのかもね」

    小泉「なんで、此処にいるのよ、モノクマ!」

    モノクマ「オマエラが何してるのかと思って見てみたら、何だよこれ!バカンスを楽しんでるんじゃねぇよ!イチャイチャしてんじゃねぇよ!青春してんじゃねぇよ!」

    小泉「イチャイチャ⁉︎」

    モノクマ「だって、2人が持っている物の花言葉って⋯⋯」

    優斗「あぁ、ボールガアラヌホウコウニー!」

    モノクマ「今の、一番マジか嘘か迷う奴じゃねぇかよ!」

    日向「花言葉?」

    優斗「後なぁ。こっちはイチャイチャしてないし、バカンス、青春、楽しんで悪いか?この腹黒飽き性中身青ダヌキ!」

    モノクマ「うるさいなぁ!中身言うな!中身!」

    優斗「いくらでも言ってやんよ‼︎この腹黒飽き性中身22世紀青ダヌキが!」

    左右田「マジでそれ以上は辞めとけ⁉︎」

    日向「なんでだろう⋯⋯凄く聞き覚えあるし、なんなら俺見た事ある気がする⋯⋯」

    狛枝「ねぇ、モノクマ?モノミと会わなかったの?」

    モノクマ「あいつなら⋯⋯ちょっかいかけて来たからオシオキしといてやったんだよ!」

    七海「後で助けに行かないと⋯⋯」

    モノクマ「それは大丈夫だと思うよ⋯⋯辺古山さんと終里さんだっけ?その2人を途中で見かけたからさ⋯⋯そういえば、小松クンあれは大丈夫そうだった?」

    優斗「お前の言うあれが何か知らないけど、取り敢えずこの勝負終わったら、1発やってやる!」

    モノクマ「おぉ、怖、怖。それじゃあスタート!」

    日向「それじゃあ行くぞ!」バンッッッ‼︎

    赤チーム一同「⋯⋯⋯⋯えっ?」

    モノクマ「おぉっと⁉︎日向クンの強烈なサーブに反応できず、混乱する一同!赤チーム先制!」

    ソニア「強強サーブでしたね!」

    澪田「創ちゃんは、経験者なんすか?」

    日向「いや⋯⋯何となくだけど出来ただけだぞ」

    優斗「基本的にうまい奴はそう言うんだよ」

    モノクマ「そんな事を言ってる赤チーム!っていうかこれ普通ビーチバレーって2人が基本じゃないの?4人でいいの?」

    優斗「黙ってろ⁉︎」

    小泉「あんたは、モノクマに家族でも殺されたの⁉︎」

    優斗「同じ様な事されたんだよ!」

    その後⋯⋯ネットインがあったり、顔面受けもあったり、「それあり⁉︎」という物もあったり、モノクマの、妨害に苦しみつつ、24対25で赤チームの勝利となったのである⋯⋯
  39. 42 : : 2024/07/08(月) 19:09:44
    小泉「お疲れ、はい水飲んで!」

    日向「ありがとうな、小泉」

    左右田「なーんかいけすかねぇな⋯⋯」

    狛枝「あれはリア充と呼んでいいのかな?」

    七海「狛枝君ってリア充とか言うんだ⋯⋯」

    優斗「ていうか、モノクマあいつどこ行った?」

    西園寺「あいつなら、試合終わった直後に『マジヤバめな殺気がするから後はよろ!』とか言って逃げてったよ」

    優斗「チッ、勝った時に一瞬油断したか⋯⋯」

    澪田「そういやそうっすね、神出鬼没のモノクマちゃんがそれ忘れて、全力疾走で走ってる時めっちゃ速かったっす‼︎」

    左右田「あいつ本当に何なんだよ⁉︎」

    ソニア「これがJapanese忍者ですか!」

    日向「ある意味そうなのかも知れないのが怖い!」

    罪木「モノクマさんが、一瞬感じただけで全力疾走で逃げる殺気を出す優斗さんの方が怖いです‼︎」

    田中「ふっ!俺様が一瞬たじろぐ程の呪いを出すとは、貴様は放っては置けぬ存在である!」

    左右田「いや、気付いた奴居たのかよ⁉︎」

    優斗「よし。もう諦めてSuica割りやる人手上げて!」

    左右田「オメェはカードどっから持って来た⁉︎ついでに誰のだよ?」

    優斗「えっ、なんか名前の所掠れて見えなくなってた」

    七海「尚更駄目だよ!」

    日向「あの七海が断言するってどういう⋯⋯」

    注意 良い子の皆んなも悪い子も名前が書いて無くてもカードを不正利用又壊そうとしないでね!
    (壊した場合は器物損害罪(故意にやった場合)三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金若しくは科料になる可能性があり、不正利用は支払用カード電磁的記録不正作出罪は、 10年以下の懲役または100万円以下の罰金になる可能性があるよ)
  40. 43 : : 2024/07/08(月) 21:13:01
    ソニア「それでは⋯⋯スイカ割りをしましょうか?」

    左右田「あのー、ソニアさん?失礼なんですが⋯⋯その棒は?」

    ソニア「モノモノヤシーンで引いてみたら出て来たので良いかなぁと思いましたので持って来ました♪」

    小泉「名前は何て言うの?」

    ソニア「金箔の模擬刀です!」

    模擬刀の先制攻撃だべ‼︎

    優斗「ぶっ⁉︎wwwwww」

    日向「ソニア!それだけは本当にやめとけ!(金箔付くから)」

    優斗「こっちwwの棒でやろう!折角回してゲットしたんだし、ね!w(色々な意味で笑ってしまうから)」

    ソニア「そ、そうですね」

    七海「それはどこで取ったの?」

    優斗「嫌な予感したからww作っといてw正解だったわwww」

    日向「作る方も凄いな⋯⋯」
  41. 44 : : 2024/07/09(火) 16:31:32
    狛枝「じゃあ、くじ引きで順番決めよっか」

    左右田「オメェは、6番手な⋯⋯」

    注意 これは仲間はずれではなく、皆んな(もちろん狛枝入り)で相談した結論なので、仲間はずれではない!

    日向「なんか、くじ引きを使ったゲームやりたいな」

    優斗「狛枝が勝ちそうだなぁ⋯⋯」

    引き終わったぞい!

    一番手は⋯⋯⋯

    ソニア「ソニア、いっきまーす!」

    左右田「ソニアさーん!頑張って下さい!」

    注意 喋っている後ろにあるのは別の人のセリフです。

    小泉「これ一番手が割っちゃたらどうするの?」ソニア、マッスグナ

    田中「そこは対策済みだ⋯⋯生贄をあらかじめ4つ用意している」zzZZ

    優斗「なんか、準備いいね」チアキチャン!ネナイデッス!ソニアチャンチョットミギデス!

    狛枝「これなら皆んな全力でやれそうだね」ソニアサン!イキスギデス!

    辺古山「私は手加減した方が良いか?」ソコデフッテ!

    ソニア「ていやー‼︎」

    狛枝「あぁ⋯⋯惜しいね」

    ソニア「残念ですが、次の方に託します!」

    二番手は⋯⋯

    左右田「はい!ソニアさん!頑張ります!」

    日向「なんかテンション高いな、左右田」イクッスヨ!

    優斗「テンション高めの左右田君」ソウダクンスコシヒダリダヨ

    狛枝「アリかも知れないけど、どちらかと言うと⋯⋯」アッ、カニタンダ

    澪田「ツッコミ上手の左右田君じゃないっすか⁉︎」ソウダクンキヲツケテネ

    左右田「どっちもちげぇだろ‼︎後勝手に決めんなよ!」ソウダサン!アシ‼︎

    全員「あっ⋯⋯⋯」

    ワンテンポ遅れて左右田の悲鳴が聞こえた後の事は想像にお任せする。

    ヒント(皆んなの言っている事を整理するとわかるよ)

    next danganヒント! 手作り棒とフラッグ
  42. 45 : : 2024/07/09(火) 20:59:09
    答え合わせ・新たな謎


    日向「えっとさ⋯⋯予測はついてるけどまだ続けるのか?」

    ソニア「もちろん続けますよ!左右田さんも『気にしないでやって下さい』って言ってましたから!」

    狛枝「ははは、逞しいね。」

    優斗「あいつ、蟹に足を挟まれた拍子に後ろに転んで、棒が⋯⋯何処かは言わんけど、当たったのによく返答出来たな⋯⋯」


    そんなこんなで、三番手は⋯⋯

    西園寺「よーし!絶対潰してやる!」

    日向「潰さないで割ってくれ」

    小泉「それにしても、左右田はあれどうなるのかしらね⋯⋯」ガンバレー

    狛枝「前者より後者の方が痛そうだったね」サ、サイオンジサン!ミギニイッテクダサイ!

    日向「優斗、お前本当にどう作った?」ウッサイ!ゲロブタハダマッテロ!

    優斗「別に大したことしてないけど⋯⋯」フェェ、スイマセェン!

    田中「嘘だな⋯⋯あれからは禍々しい何かを感じ取った。貴様が何か魔術を掛けたとしか思えん!」コラ!ミンナデナカヨクシテクダチャイ!

    辺古山「それには同感だな」アレ、モノミ!モノクマニヤラレタンジャ⋯⋯ヒヨコチャンマッスグ!

    優斗「えぇ⋯⋯本当に何もしてないよ⋯⋯」カンゼンカイフクシマチタ!

    狛枝「えっと、作り方教えてもらって良い?」ヒヨコチャン、オオマタサンホ!

    日向「嫌な予感⋯⋯」ソコデオモイッキリフッテ!

    優斗「まず、そこら辺に転がって居る、長さ2m幅1mぐらいの枝を何本か持ってくるでしょ。」ヤッター☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆アタッタ!

    澪田「もうなんかやばいっす!」スゴイナ!サイオンジ!

    優斗「んで、次にそれを持って砂浜に向かい、横に枝が付いてたら取る、後は削る」サイオンジサンヤリマシタネ!

    罪木「ふ、普通だったらそこで終わりですよ」ベ、ベツニカンタンダッタシ⋯⋯

    優斗「そこになんかあった粉を吹っかけて、呪文唱えて、それで磨いてはい出来た!」

    ソニア「もう一回言ってもらって良いですか?」

    優斗「そこに『なんかあった粉を吹っかけて、呪文唱えて』」

    全員「「それ/だろ⁉︎/っす!/じゃん!/だと思うよ。」」

    優斗「えっ、どれ?」

    日向「何で、知らない粉振りかけて、呪文唱えた⁉︎」

    左右田「お前!絶対にそれやったからだろ!」

    優斗「なんかあったから⋯⋯あっでも使ったらやばいと思ってその一本は持ってきてなかったはずだよ⋯⋯あれ?じゃあ何で?」

    左右田「いや怖ぁ!」

    辺古山「それとは別の話なんだが⋯⋯なぁ日向ここに来てから砂浜を一度でも出たか?」

    日向「えっ⋯⋯出てないけど⋯⋯」

    終里「は?何言ってんだ?じゃあさっき俺が見た奴は誰なんだ?」

    澪田「ちょっと気になるんすけど、どんな感じだったんすか?」

    終里「遠くに居たから分かりづらかったけど、頭に癖毛があって、髪の色も似てたぞ!」

    辺古山「見たのが一瞬だったが、服を着ていたな⋯⋯」

    日向「えっ⋯⋯本当に心当たり無いぞ」

    優斗「じゃあ2人が見たのって、日向っぽかったんだよね⋯⋯でも俺達の中に似た人なんていないよな⋯⋯じゃあさ、それって⋯⋯⋯⋯」

    左右田「おい⋯⋯やめろ、や、やめてくれぇぇぇ!!!!」





    「誰なんだ?」





    世にも奇妙な物g⋯⋯優斗【それは違うって!】

    この物語はそんな物では無いです!
  43. 46 : : 2024/07/10(水) 14:25:59
    少し話し合おうと言う事でスイカ割りは中止に⋯⋯西園寺が割ったスイカを皆んなで頬張っていた⋯⋯

    ソニア「美味しいですね!」

    左右田「そうですね!ソニアさん!」

    ソニア「怪我人は黙って下さい!」

    左右田「あれー⁉︎」

    日向「ソニアなりの思いやりだな⋯⋯」

    優斗「おもいやりなのか?」

    田中「暗黒四天王がこれ程喜ぶ餌があるとはな⋯⋯」

    七海「⋯⋯もしかしたら二人の見間違いなんじゃ無いのかな?」

    辺古山「確かにな⋯⋯一瞬だったからな」

    終里「結構離れてたな⋯⋯そういや」

    小泉「それなら良いけど⋯⋯」

    優斗「本当に居たら、助けを求められたかも知れないのにね⋯⋯」

    日向「そんな事言ってたって解決しないからな」

    狛枝「でも、次何するの?僕的には、怪我人出た以上やらない方が良い気がするんだけど⋯⋯」

    澪田「確かにそうっすね⋯⋯じゃあ室内で王様ゲームでもどうすか?」

    ソニア「良いですね!」

    七海「王様ゲーム?」

    日向「ここに居る人数分のくじを用意して、その棒に今回は⋯⋯1〜12までの数字を書くだろ。で、余った一本が当たりでそれを引いた人が王様になるんだよ」

    七海「その王様は何かするの?」

    小泉「その王様は数を指定して、その数の人に命令ができるの」

    七海「なるほど⋯⋯!」

    ソニア「それでは移動してやって行きましょう!」



    少年少女移動中・準備中⋯⋯

    ソニア「それでは⋯⋯」

    全員「王様だーれだ!」

    澪田「唯吹だったすよ!」

    狛枝「いきなり来たね⋯⋯」

    澪田「じゃあ⋯⋯3番は10番に告白台詞!」

    優斗「うわぁ⋯⋯」

    七海「私3番だよ⋯⋯」

    ソニア「私が10番です!」

    左右田「うぅ⋯⋯やりたかった」

    小泉「この二人でよかったね⋯⋯」

    ソニア「それじゃあ⋯⋯お願いします」

    七海「えっと⋯⋯『ソニアさんと居ると楽しいから、一緒に色んな所行ってもらってもいい⋯⋯かな?』」

    澪田「⋯⋯めっちゃかっこいいっす!」

    七海「前に見た恋愛ゲームの台詞活用したんだよね!」

    日向「やっぱりな⋯⋯」

    澪田「それじゃあ皆んなで⋯⋯」

    全員「「王様だーれだ‼︎」」

    優斗「あっ⋯⋯俺だ」

    小泉「変な命令しないでよね!」

    優斗「よし!2番が6番の事どう思ってるか言う!」

    日向「まだマシな方だな⋯⋯ちなみに俺6番だぞ」

    田中「特異点。貴様は俺様の事どう思っている?」

    日向「あっ、田中か⋯⋯うーん。正直に言うな⋯⋯変だけど動物に好かれていて優しい奴だと思って居るよ⋯⋯⋯⋯って、田中どうした?」

    田中「\(//_//)\⋯⋯なんでも無い」

    優斗「(照れてるよ⋯⋯)」

    優斗「んじゃ、誰が当たるか!⋯⋯」

    全員「「王様だーれだ!」」
  44. 48 : : 2024/07/12(金) 18:00:58
    日向視点

    小泉「私だね」

    全員「ほっ⋯⋯」

    皆んな、小泉なら大丈夫だと思ったようだ⋯⋯

    小泉「いや、そんな安心する⁉︎」

    日向「じゃあ、小泉は命令何にするんだ?」

    小泉「そうね⋯⋯10番は7番のやってほしいことを何でも聞く!」

    左右田「命令権移すってありなのかよ!」

    罪木「王様の命令は絶対ですからね⋯⋯」

    七海「私が7番だよ⋯⋯」

    日向「俺は9だな」

    西園寺「私は5番だったよー」

    ソニア「じゃあ⋯⋯10番はだれなのでしょう?」

    優斗「⋯⋯ちょっと聞きたいことがあるんだけど、七海は何頼むの?」

    七海「ゲーム徹夜でクリア手伝って貰うよ?」

    左右田「えっ、二人だけでか?」

    七海「そのつもり⋯⋯だけど?」

    辺古山「それは大丈夫なのか?」

    狛枝「別に男子じゃなきゃいいんじゃ無いの?」

    小泉「ていうか、小松は何番なのよ?」

    確かに小松は何でこの話題を振ったんだ?

    優斗「⋯⋯10番です」

    田中・左右田「「⋯⋯⋯は?」」

    左右田が⋯いや七海以外皆んな固まってる。田中の素が出てる⋯⋯

    左右田「えっと⋯⋯お前今なんて言った?」

    優斗「⋯⋯10番だったんだよ!」

    左右田「マジかよ⁉︎」

    これは本人出たく無いのも分かるかも知れない⋯⋯

    優斗「俺だって引きたくなかったよ!日向に投げたい位だよ!」

    何で俺なんだよ。

    日向「おい、俺になすりつけるな、誘われたら行くけど!」

    優斗「えっ、マジ。じゃあよろしく!」

    勢いでいちゃったよ⋯⋯もうどうにでもなれ!

    日向「でも、七海は良いのか?」

    七海「うん。良いよ。人数が多くて困る事はないし」

    okなのかよ⋯⋯


    その後にも⋯⋯王様ゲームは続き、少し仮眠をとった後に時間を見ると

    もう5時半になっていた皆んなは疲れ切っていて、まだ寝ている⋯⋯

    いや、三人居ないな、、、海の方にでも居るのか、そう思い、外に出る

    着替えの手間も省けたし、全員で水着から着替えておいたのは正解だっ

    たなと、そんな事を思いつつ、砂浜に出る

    日向「やっぱり此処にいたんだな」

    そう声を掛けると⋯⋯顔を上げる七海

    七海「あれ?日向くん。おはよう。今何時?」

    日向「突然だな⋯⋯今5時半ぐらいだ」

    七海「そんなにたっていたんだ⋯⋯ゲーム集中し過ぎた⋯⋯かな?」

    日向「『かな』じゃなくてしすぎだろ、、、隣いいか?」

    七海「うん⋯⋯⋯」

    少しの間沈黙が流れる

    七海「⋯⋯日向くんはさ⋯⋯裏切り者の事どう思ってる?それと⋯⋯正体分かったら、どうする?」

    日向「⋯⋯裏切り者か、そうだな。モノクマの言う事だし、嘘ではないけど、完全に真実って訳でも無いだろうしな⋯⋯でも、まずはどういう理由でそうなったか聞く⋯⋯からかな?」

    七海「もし、話せなかったら?」

    日向「『話さない』じゃなくて『話せない』か⋯⋯それならゆっくり待つかな?その言い草だと話したくても話せないって感じだし⋯⋯」

    裏切り者でも、それでも出来る事なら⋯⋯

    七海「言葉のあやだよ⋯⋯じゃあ最後に質問」

    日向「何だ?」

    七海「もし裏切り者だと分かっても、一緒に居る?」

    日向「⋯⋯状況にもよるだろうけど、俺は⋯⋯出来る事なら今までの関係性のままでいたい」

    七海「⋯⋯⋯⋯そっか、、、_________」

    日向「何か言ったか?」

    七海「ううん。何でも」
  45. 49 : : 2024/07/13(土) 11:27:29
    「日向クンと七海さん。偶然だね」

    この声は⋯⋯あいつだな

    七海「狛枝くんも起きていたんだね」

    狛枝「うん。ちょっと散歩に行っていてね⋯⋯で、海でも見ようかと思って来たら、日向クンと七海さんが居たって事」

    日向「あぁ⋯⋯そう言う事か、そういえば、狛枝は他に会ったやつ居なかったか?」

    狛枝「居なかったね⋯⋯僕が起きた時には七海さんともう1人居なかったからね⋯⋯」

    七海「狛枝くんも?私も起きた時1人居なくなってたんだよね」

    日向「あいつ⋯⋯一番疲れてそうなのにな⋯⋯」

    狛枝「片付けとかも1人でやったんだね」

    そういえば⋯⋯全部片付いているな⋯⋯

    七海「⋯⋯あっ、日向くん、狛枝くん。夕日綺麗に見えるよ!」

    狛枝「本当だね⋯⋯僕が見てきた夕日の中でも一番綺麗に見えてるかも知れない」

    日向「その意見に同感だな⋯⋯なあ、狛枝」

    狛枝「どうしたの?」

    日向「お前、王様になったのに命令があやふやになった時あっただろ」

    あの時は⋯⋯モノクマが乱入してきて皆んなで追い出すのに必死で棒の数が分からなくなったから⋯⋯無効になったんだよな

    狛枝「え、あ、うん⋯⋯そうだね。」

    日向「実はさ⋯⋯その時の指定された番号俺だったんだよな」

    七海「へぇ、でも日向くん、なんで今言ったの?」

    日向「特に理由はないな⋯⋯ただ、命令とかお願いとかあったら、聴いておきたいな、と思って」

    そういうと狛枝は考え込んだ後に聞いてきた

    狛枝「⋯⋯それって、お願いでも良いんだよね?」

    日向「あぁ、良いぞ?」

    狛枝「じゃあ、日向クン。僕と友達になってくれないかな?」

    そう言われて、少し俺は驚いた⋯⋯だって俺自身は事件を狛枝が起こそうとする前でも、後でも友達だと思っていたから。そして、俺は少し間を置いて⋯⋯

    日向「そんな事で良かったのか、それならお易い御用だ!」

    そういうと、狛枝は何故か泣き出してしまった。

    日向「えっ!狛枝なんか俺悪い事したか?」

    狛枝「ううん⋯⋯ただ嬉しくて⋯⋯日向クンありがとう⋯⋯それと、



    これからよろしく。」



    そう言って、狛枝は泣きながら笑顔になった。俺と七海もそれに釣られて、笑ったのであった⋯⋯
  46. 50 : : 2024/07/13(土) 18:05:12
    それから何気ない、お喋りをしていると⋯⋯少し向こうの方に一瞬だけが小松が見えた

    七海「あっ、小松くんだ。何やってるんだろう?」

    狛枝「あっちは⋯⋯特に何も無いと思うけど」

    日向「試しに行ってみるか⋯⋯」

    そうして、小松の行った方向に進んでいく⋯⋯そこには、手を合わせたまま目を瞑っている真剣な表情の小松が居た⋯⋯その前には花がある。

    優斗「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

    狛枝「小松クン?」

    優斗「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

    寝ているのか?これ。そう感じる程だった⋯⋯

    狛枝「僕のこと嫌いで無視してるのかな?」

    狛枝がちょっと涙目になっている⋯⋯

    七海「おーい⋯⋯小松くーん。」

    優斗「⋯⋯⋯⋯⋯⋯あっ、七海に日向と狛枝?どうかした?」

    やっと反応した⋯⋯どんだけ集中してんだよ

    日向「どうかしたじゃなくて⋯⋯寝てると思っただろ」

    優斗「もしかして声掛けてた?ごめん。無視してた訳じゃ無いから」

    狛枝「良かった⋯⋯やっぱりゴミ屑の僕の事嫌いなんだって思ったよ」

    優斗「ほ、ほんとうにごめん」

    七海「それで、小松くんは何やってるの?」

    優斗「ん?あぁ、これ?ちょっとした思い出作り」

    日向「思い出?」

    優斗「皆んなでこの島に来る事があった時のために、この時の事思い出したいから入れてるんだ」

    七海「タイムカプセルみたいだね!」

    優斗「まあ、そんな感じ。でも⋯⋯1番の目的は怖くなった時とかにここに来れば思い出せる!⋯⋯って場所を作りたかったからかな」

    七海「⋯⋯もし良ければ⋯⋯この中に思い出入れても良い?」

    優斗「うん。良いよ!ていうよりドンドン入れていって!」

    狛枝「それにしても、モノクマはokって言ったの?」

    優斗「なんか怪しいもん入れてたら、撤去するとか言ってたぐらいだったし、問題ないと思うよ?」

    日向「じゃあ、俺も入れてみようかな」

    そうやって⋯⋯色々な物を詰めていった。その時、ふと狛枝が聞いた。

    狛枝「小松クン。さっき、手を合わせていたけど、あれは何で?」

    優斗「⋯⋯⋯別に」

    狛枝「いやでも⋯⋯⋯」

    優斗「何もないよ。本当に」

    狛枝「⋯⋯」

    狛枝もこれ以上はやばいと思ってやめたな⋯⋯

    優斗「そろそろ、戻ろう。夜ご飯間に合わなくなるから」

    七海「そうだね」

    狛枝「日向クンも早く」

    日向「ん、あぁ⋯⋯」

    後味悪い⋯⋯そう思いながらあいつらを起こしにいった⋯⋯
  47. 51 : : 2024/07/14(日) 12:21:55
    午後6時 レストランにて⋯⋯

    ソニア「それにしても今日は楽しかったですね!」

    小泉「色々あったけど、皆んな楽しめてたね」

    澪田「また、皆んなで集まってやりたいっす!」

    西園寺「今度は、ちゃんとやる事やってからやろうよ」

    そんな会話をする女子達の会話に⋯⋯

    花村「いいなぁ⋯⋯僕も混ざりたかった!」

    田中「貴様の行動を、見ていられなくなった特異点から鉄槌が下されたのだ。仕方があるまい!」

    左右田「日向じゃねぇだろ!小松だろ!」

    優斗「俺を話に巻き込むな⁉︎」

    今日の事で盛り上がる海に行った組⋯⋯

    九頭龍「おい、どういう事だ?日向」

    日向「今の流れで何を聞こうとしているんだ⁉︎」

    十神「ふっ。仲が深まるならいいのではないのか?」

    澪田「白夜ちゃんがめっちゃ男前っす‼︎」

    何やら今日の事を気にしている参加しなかった男子など⋯⋯様々だ

    花村「そういえば⋯⋯小松くん、君ってやっぱり⋯⋯h優斗「言ったらもう1発入れるよ?」わぁ、怖い」

    狛枝「本当に楽しかったね⋯⋯なんだか、本当に修学旅行みたいだね」

    優斗「やめろ。思い出させるな!あんな非現実なウサギのぬいぐるみとか思い出したくない!」

    モノミ「えぇ⁉︎酷いでちゅ!」

    モノクマ「そうだろうね⋯⋯そりゃ嫌われるよね」

    優斗「お前が嫌いさで言えば、今まで会ってきた奴らの中で堂々のワースト同率1位だ!馬鹿野郎!」

    モノクマ「酷い!あっでも、モノミも同率なの?」

    優斗「いや⋯⋯モノミは今まで会ってきた奴の中のまともな奴ランキングトップ20に入る位にましだよ」

    モノミ「さっきと言ってる事が違うけど、良かったでちゅ!」

    左右田「そいつがまともな奴って一体⋯⋯」

    狛枝「なんか、波乱万丈な人生だったのかな?」

    優斗「お前ら程ではねぇよ!人を可哀想なものでも見る目やめろ!」
  48. 52 : : 2024/07/15(月) 13:24:16
    6時23分 誰かのコテージにて⋯⋯

    日向「本当に誘うのかよ。」

    優斗「誘ってもいいと、言った自分を恨め」

    今俺達が居るのは⋯⋯七海のコテージの中だ。一応言っておくが、やましい事はない。ゲームだから。ゲームだから。(大事な事は二回言えとどっかの誰かさんに教わった)

    七海「2人は何のゲームしたいの?マイ◯ラ?スマ◯ラ?ダン◯グ?それとも太◯の達◯?ミー◯ピア?」

    日向「知ってる奴の中に1人プレイなのが混じってる」

    優斗「うーん。じゃあ、トラワイトシンドロームやろ」

    日向「待て。それだけはやりたく無い。チョイス改めてくれ」

    七海「じゃあ、星の◯◯ビィやろっか」

    優斗「別の所から来たね⋯⋯」
  49. 53 : : 2024/07/15(月) 16:08:09
    6時45分

    優斗「あっ。次のゲームやろっか」

    七海「もう終わりか〜⋯⋯後1ステージ⋯⋯」

    日向「今の所で終わりって約束だろ」

    優斗「休憩したいし⋯⋯ね」

    七海「むぅ⋯⋯日向くんのケチ」

    日向「何で俺だけなんだよ⋯⋯」

    優斗「2人はさ⋯⋯自分の中で一番得意なゲームとかやった事あるゲームある?」

    七海「私は⋯⋯ギャラオメガかな」

    日向「俺はそういうの特に無いな⋯⋯」

    優斗「じゃあさ⋯⋯パッケージ書かれて無いソフトあったから、これやろうよ!」

    日向「いや危ないだろ。辞めといた方g七海「やろう!」七海⁉︎」

    七海「こういうのは、挑戦してみないと後悔する奴だよ!」

    優斗「ダンジョンで後で来ようと思ったら来れないの?」

    七海「そういう事だよ!」

    日向「で、やるとして何でやるんだよ?」

    優斗「S〇〇tch」

    日向「よく機種分かったな⋯⋯ついでに何処にあった?」

    優斗「掘ったらあった」

    日向「ここ掘れかよ⁉︎」
  50. 54 : : 2024/07/16(火) 07:27:22
    やってみよう!⋯⋯⋯の15分後

    七海「急に雰囲気暗くなったね⋯⋯」

    日向「しかもなんか、画面が揺れている?」

    優斗「うわぁ⋯⋯BGMに悪意感じる」

    七海「視界も限られてるし、凄く画面酔いする奴だね⋯⋯これ」

    日向「このゲーム⋯⋯それに加えてホラー要素満載って心臓に悪い」

    優斗「あっ、ちょっと待って、やばい⋯⋯吐くかもしれない」

    日向「お前、初見プレイなのかよ⁉︎」

    優斗「そうじゃ無いけど、ここら辺どう足掻いても気持ち悪くなるんだよ!音声聞いてるだけでも辛い⋯⋯」

    日向「そんなゲームよくやろうと思ったな」

    七海「あ、この場面10分位続くね」

    優斗「俺ちょっと横になる」

    日向「現実逃避が始まった!この為か俺を呼んだの!」

    優斗「まじで描写といい、死〇といい、人間関係がリアル過ぎるんだよ⋯⋯グロいし」

    七海「じゃあ、バイ〇ハザー〇無理?」

    優斗「いや。それは行ける」

    日向「お前の脳どうなってんだよ⁉︎」

    優斗「いや⋯⋯何というか⋯⋯高校生達がわちゃわちゃしてるゲームの筈なのに、後半からグロとかが余裕で入ってくるから、そこが無理」

    日向「それはちょっと分かる⋯⋯」
  51. 55 : : 2024/07/16(火) 17:07:20
    そっから十分後⋯⋯

    優斗「やっと終わった⋯⋯これで2話かよ⋯⋯」

    七海「全部組み合わせると、24話だから後22話頑張ろっか」

    優斗「いやぁぁぁぁ‼︎この先もっとヤバくなるだろ!」

    日向「お前この先やってないのか?」

    優斗「序盤で慣らし運転しててやって無い!」

    日向「これは苦手な奴には結構辛いな⋯⋯」

    七海「一旦休憩にマ〇〇ラやろっか」

    優斗「また画面酔いしやすいゲーム来たよ⋯⋯まあ、まだホラー要素少ないだけましか⋯⋯」

    日向「心臓には悪いけどな」

    優斗「それを言うな!それを!」

    狛枝「あれ?もしかして入ったら駄目だった?」

    日向「何でここにお前が居るんだよ⁉︎」

    狛枝「ボクも小松クンに誘われたから来たんだよ」

    優斗「1人巻き込むなら、2人巻き込んだ方が良いかなって」

    日向「何だよそれ⋯⋯七海は良いのか?」

    七海「うん⋯⋯4人の方が偶数だし、キリいいからね」

    狛枝「うーん、でもゴミクズのボクが三n日向「狛枝そうやって自分を卑下するの辞めろ」あっ、ごめん日向クン」

    優斗「なんか2人仲良くなったね⋯⋯親友みたいっていうか⋯⋯」

    七海「確かにそうだね⋯⋯でも私達も狛枝くんと仲間であり友達なんだから仲良くしよう」

    狛枝「えっ⋯⋯友達だと思っていたの?」

    優斗「違うのか?この修学旅行に巻き込まれた仲だし⋯⋯てか普通に友達だと思ってた⋯嫌だった?」

    狛枝「⋯⋯君達が⋯⋯こんなボクでも友達で良いんだったら喜んで」

    優斗「やった!これからはもっと仲良くなろうな!」

    七海「改めてよろしく。狛枝くん」

    狛枝「⋯⋯⋯うん!」
  52. 56 : : 2024/07/16(火) 17:23:40
    7時34分

    優斗「全然勝てない!七海はゲーマーだから元々上手いし、狛枝はアイテム運良いし、日向は普通に俺より上手い!」

    日向「小松も強いだろ⋯⋯単独で一位7回位取ってたし」

    狛枝「避けるのも上手くて全然球が当たらないね」

    優斗「お前にも言えることだ馬鹿野郎!」

    七海「でもチーム戦でも個人戦でもアイテム設置とかが完璧だからね」

    狛枝「もしかしたら、君の才能は超高校級のサバイバーなのかも、しれないね!」

    優斗「それだけは絶対に無い⋯⋯あったとしても終里とかだろ」

    日向「そろそろお開きにするか⋯⋯」

    優斗「そうだね⋯⋯ん?あれ?」

    日向「どうかしたのか?」

    優斗「コテージの鍵⋯⋯⋯」

    狛枝「それがどうしたの?」

    優斗「無い⋯⋯」

    七海「えっ⋯⋯」

    優斗「コテージの鍵無くした‼︎」

    日向「えええぇぇえぇぇぇ⁉︎」

    七海「本当に無いの?」

    優斗「無い!コテージさっき忘れ物無いか確認したけど⋯無い!」

    狛枝「どうするの?モノクマに頼む?」

    優斗「あいつに頼むのだけはやだ!」

    日向「⋯⋯はぁ。取り敢えず探すしかなさそうだな」

    優斗「すいません⋯⋯」
  53. 57 : : 2024/07/16(火) 20:59:24
    7時58分 七海コテージにて⋯⋯

    何故こんな遅いのかって?

    一応七海のコテージ近くや優斗のコテージ近くを探してたから⋯⋯結局何も見つからなかったが⋯⋯つまんねぇ奴だなぁ

    日向「コテージの鍵を最後に確認したのはいつだ?」

    優斗「一番最後に確認したのは⋯⋯水着をコテージに置いて、ゲームカセットとか着替えやらなんやら入れたバッグ持って閉めた時だから⋯⋯大体5時50分位かなぁ?」

    日向「何故着替えを?」

    狛枝「そのあとはずっと分からないんだね⋯⋯」

    優斗「だって⋯⋯まさかあんな急に誘いが来るとは思ってなかったし⋯⋯カセットは七海に見てどんなゲームか教えて貰いたくて持ってきただけだし⋯⋯」

    七海「うーん。じゃあ落としてそうな場所に覚えはある?」

    優斗「えー⋯⋯ポケットの中から出るタイミング⋯⋯あっ」

    日向「なんか覚えあるのか?」

    優斗「えっと、レストラン行く時にプール付近で転んだのと、レストランでお手洗いに行った時にハンカチ出したのと、狛枝のコテージに行った時に後ろに倒れて水浸しになった位かなぁ」

    日向「おい。これ流石に一個しか普通のやつが無いのおかしいだろ!」

    優斗「しょうがないじゃん⋯⋯着替え持ってきてたからコテージに戻らなかったんだよね⋯⋯」

    七海「そのタイミングしか無かったんだよね⋯多分」

    狛枝「一番大変なのはプールとかに落ちてた場合かな?」

    日向「そうなってない事を願おう⋯⋯よし狛枝のコテージから探そう、一応道の所ざっと探してみよう」

    優斗「確かに⋯⋯その方がいいかも」

    七海「⋯⋯別に明日でも良い気がするけどなぁ⋯⋯」

    日向・優斗「「よくない‼︎」」

    七海「えぇ⋯⋯」

    この2人は色々あって疲れているらしい⋯⋯
  54. 58 : : 2024/07/17(水) 15:09:24
    8時06分

    狛枝のコテージの周りを俺達は探したが、鍵は見つからず、
    代わりにモノクマメダルを見つけたのであった⋯⋯

    日向「こんなに探しても無いのか⋯⋯」

    優斗「あったら絶対にここだと思ったんだけど⋯⋯」

    狛枝「本当に無い時は無いからね⋯⋯鍵って」

    日向「なんか鍵で嫌な思い出あったのか?」

    七海「ねぇねぇ。鍵を探すの、他の人にも手伝って貰った方が良いんじゃ無いかな?」

    日向「もう少し探してからでも良いんじゃ無いか?」

    狛枝「もしかしたら、寝てるかも知れないし

    七海「見つけて持ってる人がいるかも知れないよ⋯⋯それに人数が多くて悪い事はない!⋯⋯と思うよ?」

    優斗「言い切って欲しかった」

    七海「別に2人のどっちかのk優斗「よーし!呼びに行こう!」えぇ⋯」

    狛枝「⋯⋯ボクって嫌われている?」

    日向「そうでは無い⋯⋯と思うぞ」

    狛枝「七海さんみたいになってる⋯⋯」
  55. 59 : : 2024/07/17(水) 23:18:28
    そこで、鍵などの落とし物を見ているか、拾っているかと同時に手伝って貰えるかを聞いた所、大した情報は無かった物の九頭龍、田中、左右田が手伝ってくれる事に⋯⋯なんかちょっと意外⋯⋯

    九頭龍「お前今失礼なこと考えて無かったか?」

    優斗「それを考えたのは左右田だと思う」

    左右田「俺じゃねぇよ⁉︎擦りつけんな!」

    九頭龍「どっちも失礼な事思ってんだろ⁈」

    何故こうなってるかというと⋯⋯七海が流石に体力の限界だったようで寝てしまい、コテージに帰ったのである⋯そこから二手に分かれているという状態だ⋯⋯

    九頭龍「ったく⋯⋯そろそろあいつらと合流するぞ」

    左右田「てか⋯⋯小松は何でプール前で転んだんだよ?」

    優斗「いや⋯⋯なんかぬるぬるで、そこで滑って転んだ」

    九頭龍「罪木でさえ、転んでねぇんだぞ」

    優斗「なんでプール前なんかで転んだっすかね?」

    左右田「しらねぇよ!」

    優斗「ていうか⋯⋯本当に災難だな⋯⋯これ以上の災難が起きないと良いんだけど⋯⋯」

    左右田「どうなるんだろうな⋯⋯ん?おい。これお前が鍵に付けてたキーホルダーじゃねえか?」

    優斗「あっ、本当だ⋯⋯でも何でキーホルダーだけ草むらに?」

    九頭龍「そろそろ、レストランの下探してる奴らが⋯⋯」

    終わるから行こうと言おうとした所で⋯⋯⋯















    モノクマ『死体が発見されました!一定の時間を置いて学級裁判を開きます!繰り返します!⋯⋯』







    優斗「⋯⋯⋯⋯は?」

    九頭龍「死体⋯⋯だと⋯⋯⁉︎」

    左右田「⋯⋯おいおいおい!どういう事だよ⁉︎」

    何で?どうして?動機も提示されて無いのに⋯⋯いやこのアナウンスが流れたって事はつまり⋯⋯3人以上が死体を発見している⋯⋯

    モノクマ「こんばんは!オマエラ!」

    左右田「うわぁっぁ⁉︎」

    九頭龍「何のようだ。モノクマ⋯⋯‼︎」

    モノクマ「今の死体発見アナウンスの説明をしようと思っただけだよ⋯死体発見アナウンスは、3人以上が死体を発見する事で放送されるよ」

    九頭龍「は?それに何の意味があんだよ?」

    モノクマ「情報撹乱を防ぐためにやってあげてるんだよ。ボクって優しくて出来るクマだもんね!じゃ、またね!」

    優斗「取り敢えず⋯⋯日向達がいる所に行こう」

    九頭龍「そうだな⋯⋯急ぐぞ」

    そして急いでレストランに向かう⋯⋯そしてそこには⋯⋯

    日向「何だよ⋯⋯これ⋯⋯」

    田中「ついに起きってしまったか⋯⋯」

    狛枝「どうして⋯⋯」

    驚きと恐怖が見える表情をした日向達と⋯⋯⋯


















    ⋯⋯血を首から流したままうつ伏せに倒れている西園寺日寄子が居た⋯





    優斗「⋯⋯こんな⋯⋯冗談みたいな事⋯⋯⋯こんなのって⋯⋯⋯ありなのかよ」

    優斗「クソ野郎が⋯⋯!」

    そう言って、水の掛かったキーホルダー握りしめるのであった⋯⋯


    2-1 (非)日常編『friendsと約束はキーホルダー』(サブタイトル)
  56. 60 : : 2024/07/18(木) 18:06:27
    そうしている所に今まで居なかった人達も集まってきた。多分モノクマなどが呼んで来たのだろう⋯⋯

    小泉「日寄子ちゃん⋯⋯どうして⋯⋯」

    十神「コロシアイを起こさないと言ったのに⋯⋯起こしてしまった⋯⋯!すまない⋯⋯‼︎」

    辺古山「私達にも責任もある⋯⋯十神だけでは無い⋯⋯」

    七海「そうだね⋯⋯でも、起こしたく無かったよ⋯⋯」

    ソニア「こうなってしまったら、もう⋯⋯戻れないんですか?」

    左右田「ソニアさん⋯⋯」

    そんな⋯⋯後悔が募り、喋り出せる雰囲気ではなく、気まずくなる⋯⋯そんな中空気を読まず⋯⋯いや読もうともしていないのだろう、そいつは愉快そうにやって来た。

    モノクマ「やっと始まったね!」

    九頭龍「モノクマ⋯⋯テメェ⋯⋯!」

    何人かが、現れたモノクマを睨む⋯⋯がモノクマは気にせずに喋り出す

    モノクマ「オマエラ!そんなしみったれった雰囲気になるなよ!」

    優斗「誰のせいだと⋯⋯思ってやがるんだよ⋯⋯⁈」

    モノクマ「おぉ⋯⋯怖い、怖い。でもさ⋯⋯殺したのは、ボクじゃ無いよ?ヤルかヤラナイかは本人次第なんだよ?」

    日向「その動機を与えてのは⋯⋯お前だろうが⋯⁉︎」

    モノクマ「もう⋯⋯そういうの面倒くさいなぁ⋯⋯」

    優斗「⋯⋯ふ、ふざけるなよ‼︎人が1人死んだんだぞ!それを面倒くさいなんて⋯⋯」

    モノクマ「でも、それをやったのはオマエラの中の誰か!そいつに文句言ってくれ無いかなぁ?ボクはただオマエラに渡すものがあって来ただけなんだよ!」

    十神「渡すものだと?」

    モノクマ「ジャジャーン!ザ・モノクマワァイル!」

    澪田「何すかそれ?」

    モノクマ「これはねぇ⋯⋯オマエラだけだと死因とか死体がどんな状態か全然分からず時間かかると思って作りました〜。」

    左右田「なんで時間を気にする必要があるんだよ?」

    モノクマ「もう⋯⋯左右田クンはそうやってすぐに忘れるんだから⋯⋯言ったよね?一定時間したら学級裁判を開きますって」

    七海「本当にやらなきゃいけないの?」

    モノクマ「絶対にだよ!別にクロ1人だけ生き残っても良いんだったら、ボクは何も口出ししないよ?オシオキはするけど!」

    弐大「一方的過ぎるじゃろうがぁぁぁ‼︎」

    モノクマ「だったら、醜く足掻きなよ!自分が生き残る為にさ!うぷぷぷ⋯」

    そんな事を言いながら、モノクマは去っていた⋯⋯

    狛枝「⋯⋯で、皆んなどうする?」

    優斗「決まってるだろ⋯⋯」

    優斗「足掻いてやんよ⋯⋯!あいつの⋯⋯モノクマの一人勝ちなんてそんなの認めてやらない⋯⋯!」

    俺はそう言い、覚悟を決めて捜査に取り掛かる⋯⋯


    【そうさ開始!】
  57. 61 : : 2024/07/18(木) 22:24:07
    俺は癪ではあるが、ザ・モノクマワァイルを見て、被害者がどんな状態なのか判断する事にした。

    【モノクマワァイル】
    『被害者は西園寺日寄子
    目立った外傷は首の切り傷のみだが⋯⋯かなり出血している』

    日向「これだけ⋯⋯?」

    狛枝「かなり情報が抜け落ちているね⋯⋯」

    優斗「(これはモノクマが意図的に書かなかったと見て良さそうだな)」


    【言霊ゲット!】
    ⒈モノクマファイル
    情報がかなり少ない(死因、死亡時刻などが書かれていない)


    十神「おい。罪木」

    罪木「は、はい!」

    十神「お前は検死はできるか?」

    罪木「い、一応出来ますけどぉ⋯⋯」

    十神「ならば、西園寺の死因などについて調べて貰えるか?」

    罪木「で、でも⋯⋯いえ⋯わかりました、やってみます」

    十神「無理はせずにしろ」

    日向「罪木ありがとう⋯⋯辛いかも知れないが、よろしくな」

    罪木「こ、こちらこそやらせていただきますぅ!」

    これで検死が正しいか分かりやすくなりそうだ⋯⋯まあ、情報が少ないけども⋯⋯ん?なんかある⋯⋯?

    優斗「これは⋯⋯ナイフ?」

    花村「あれ?果物ナイフじゃないかな?」

    優斗「果物ナイフ?」

    七海「それってどういうナイフなの?」

    小泉「8cm以下であって、刃体の厚みが0.15cmを超えない刃先が尖っている物だってネットで見た事があるわね」

    優斗「へぇ⋯⋯これ果物ナイフって言うんだ⋯⋯でもなんでナイフがこんな所に血塗れで?」


    【言霊ゲット!】

    ⒉血塗れになった果物ナイフ (ここまで血塗れになるのか⋯⋯?)


    日向「あれ?小松。これって紙コップだよな?」

    優斗「えっ。あぁ、うん。そうだと思う」

    狛枝「結構溢してるね⋯⋯水を入れてから、そこまで時間が経ってなかったのかな?」

    十神「置く暇も無かったのか、それとも⋯⋯」


    【言霊ゲット!】

    ⒊紙コップと水 
    (かなり水が溢れている⋯⋯水を入れてからすぐ倒れた可能性がある)
  58. 62 : : 2024/07/19(金) 07:07:59
    澪田「優斗ちゃん、なんか真剣ですね!」

    左右田「そりゃ、人1人死んだからな⋯⋯」

    澪田「うーん。それ以外の理由でも、なんか真剣っぽく見えるのは気のせいなのかっすね?」

    狛枝「そういうのは本人しか知らないんじゃないのかな?」

    弐大「そういうもんもあるが、本人にも分からないものがあるからのぉ⋯⋯」

    九頭龍「あいつは⋯⋯隠すの上手いから何とも言えねぇな」

    捜査班
    日向「⋯⋯死体の周辺の様子を見る限りだと、第一印象かなり荒れてる感じがするな」

    十神「これはクロと争いあって出来た物と考えるのが普通だな」

    花村「酷いね⋯⋯何個か椅子が倒れてる」

    日向「西園寺の下にもあるな⋯⋯」

    辺古山「少し良いか?」

    十神「何だ?」

    辺古山「あそこにあるのは鍵で合ってるか?」

    田中「これは⋯⋯おい特異点お前の物か?」

    日向「俺のでは無いな⋯⋯」

    優斗「あっ、それ俺のだ」

    十神「どうしてこんな所にあるんだ」

    優斗「知らないよ⋯⋯俺だってずっと無くしてたし」


    【言霊ゲット!】

    ⒋死体の周辺の様子
    かなり荒れていて、椅子が何席か倒れている

    ⒌コテージの鍵
    優斗の無くし物どうして此処にあるかは分からない
  59. 63 : : 2024/07/21(日) 11:07:15
    優斗(今回は、明らかに証拠が少ない気がする⋯⋯動機もわからないし、死因、死亡時刻もそうだし、これって⋯⋯)

    日向「皆んなが夕食を食べた後、何してたか聞いてみたんだが⋯⋯」


    回想⋯⋯
    終里『家で特訓してたぞ』

    日向『証明する人は居るか?』

    終里『いや、1人でやってたからな⋯⋯』

    弐大『帰ったらすぐに寝てるからのぉ⋯⋯』

    澪田『ボッチで作曲してたっす!』

    小泉『写真の整理をしてたよ』

    九頭龍『お前らが来るまで、何もしてねぇよ』

    田中『破壊神暗黒四天王に餌を与え、この地に慣らす訓練をしていた』

    花村『聞いて後悔しないのであれば話すよ?』

    日向『1人で過ごしてたって事なのか?』

    花村『うん。そうだね!バレても問題ないけど』

    辺古山『木刀の手入れをしていた⋯⋯』

    罪木『きゅ、救急箱の中を整理していました⋯⋯』

    ソニア『特に何もしてないですね⋯⋯』

    左右田『コテージでバラせる機械が無いか探してたぐらいだな』

    十神『今日の事について整理していた』

    日向「って感じだよ⋯⋯」

    優斗「そうだろうとは思ってたけれど⋯⋯アリバイないね」

    日向「あるとしても⋯全員が戻った時刻が6時〜7時30分位って事だな」

    優斗「他に目撃情報無かった?」

    日向「そういえば⋯⋯花村がコテージに戻る時⋯⋯7時30分位に西園寺を見たらしい⋯⋯」

    優斗「重要そうだな」


    【言霊ゲット!】
    ⒍ 西園寺の目撃情報
    花村が7時30分頃レストランに行く西園寺を目撃
  60. 64 : : 2024/07/21(日) 16:35:58
    優斗のコテージにて

    レストランでの証言を、特定の人物以外には教える様に伝言した俺は、一旦自分のコテージに戻って荷物を置き、狛枝から借りたタオルを探しているのだが⋯⋯

    優斗「あれー?無いな?」

    優斗「海に行く時貸してくれた大きめのタオル、何処やったんだっけ?確か帰って来て、すぐに手で洗った後乾かして、ゲームやるぐらいには、乾くと思って置いたんだけどなぁ⋯⋯」

    狛枝にもう返してたっけ?とそんな事を思っていると⋯⋯

    誰かにドアを叩かれる

    優斗「あっ、開いてるのでどうぞー」

    七海「ねぇ、小松くん」

    優斗「ん?あっ、七海じゃん。どうしたの?」

    七海「君は⋯⋯正直言ってどう思う?この事件の事」

    優斗「⋯⋯正直言ってモノクマ陣営の裏切り者がやったと思ってる」

    七海「モノクマの?」

    優斗「裏切り者が居るってモノクマは言ってたけど⋯⋯
    それは『モノクマにとって』の裏切り者かも知れないし、
    『モノクマが仕向けた』裏切り者かもと思ってるんだけど⋯⋯
    自分で言っておいてなんだけど、微妙だよ」

    七海「そっか⋯⋯もしも⋯⋯もしもだけどこの事件が『故意的』な物じゃなかったらどうする?」

    優斗「故意的じゃない⋯⋯偶然起きたって事?」

    七海「もしもの話だよ⋯⋯モノクマはどう考えると思う?」

    優斗「何で俺に言うの?意地悪?」

    七海「意地悪じゃないよ⋯⋯ただ聞きたかっただけ⋯⋯」

    優斗「まあ⋯⋯あいつは殺人にするんじゃないかな?」

    七海「理由は?」

    優斗「理由って⋯⋯別の死因があったら、被害者本人がやらない限り自殺じゃないし、間接的に殺した人を処刑すると思っただけだよ⋯⋯ってあれ?」

    七海「どうかしたの?」

    優斗「いや違和感を感じた気がして⋯⋯何だろう」

    七海「あ、そうだ。日向くんからの伝言(手紙)」

    優斗「何故手紙で⋯⋯」

    七海「すぐに忘れるだろうから⋯⋯⋯⋯って狛枝くんが」

    優斗「何故狛枝なんだよ⋯⋯舐めてんのか、あんにゃろう」

    後で覚えとけよ⋯⋯と思いながら、七海にモノクマの言っていた『一定時間』まで探し物を探すと伝えた

    優斗「で、なんて書いてあるんだろう?」


    《小松へ
    手紙で書いたのは、確認しやすくしたいからと、口頭で言うより分かりやすいからだ。(狛枝の言った事は俺は言ってない)
    こっちは、お前がコテージに行った後に西園寺のコテージを調べたが、特に手掛かりになる物はなかった。
    それと、罪木の検死の結果が簡単に書くと

    ・外傷は、頸動脈にある切り傷のみ
    ・頭部に打撲痕があるのが気になるとの事
    ・外傷は現場にあった果物ナイフによってついた物で間違えない
    ・傷のつき方が右から左に切られるようになっていたと言う。
    ・犯人は正面から右から左に頸動脈を切った
    ・そして返り血を全身に浴びる事になる
    ⋯⋯という形だ。
    俺は今回の事件は可笑しいと思ってるけど⋯⋯お前はどう思う?
                               日向より》

    無くなったタオル、コテージの鍵、返り血、打撲痕、外傷、アリバイ、死体周辺、まだ明かされない死亡時刻

    優斗「まさか⋯⋯⋯まさか、ね」

    嫌になる証拠のシャッフル内容だよ⋯⋯
  61. 65 : : 2024/07/22(月) 10:30:44
    優斗「タオル結局見つからなかったなぁ⋯⋯まあ、見つからなかった物はしょうがないから、謝ろ」

    優斗「というか⋯⋯キーホルダー濡れてるなあ⋯⋯普通鍵から外れて濡れるか?」

    しかも鍵からめっちゃ遠かったし⋯⋯もう何が何だか分からないなぁ

    コンコン

    優斗「あっ、今開けまーす!」

    澪田「優斗ちゃん、お邪魔するっすけどいいすか?」

    優斗「別に良いけど⋯⋯」

    澪田「あざーす!」

    優斗「で、どうしたの?」

    澪田「皆んな忙しそうだったんで暇潰しに来てみただけっす!」

    優斗「正直でよろしい⋯⋯とそれは置いといて、澪田はさ」

    澪田「どうしたんすか?」

    優斗「7時半から8時半までに、変な音聞いた?」

    澪田「変な音、うーん⋯⋯あっ!」

    優斗「なんか思い当たる事あった?」

    澪田「8時位に4人位の話し声と、ドアが開く音が聞こえたっす!」

    優斗「多分聞こえた4人の声は俺らだと思う」

    澪田「そうだったんすね、事件には関係ない感じっすかね」

    でも俺達はあくまでコテージの周りを探していたからドアは開けてない⋯⋯犯人がコテージに戻ったのか?だとしたら⋯⋯


    【言霊ゲット!】

    ⒎罪木の検死の結果

    ・外傷は、頸動脈にある切り傷のみ
    ・頭部に打撲痕があるのが気になるとの事
    ・外傷は現場にあった果物ナイフによってついた物で間違えない
    ・傷のつき方が右から左に切られるようになっていたと言う。
    ・犯人は正面から右から左に頸動脈を切った
    ・そして返り血を全身に浴びる事になる

    ⒏澪田の証言
    8時頃コテージのドアが開く音がしたという
  62. 66 : : 2024/07/25(木) 06:54:38
    日向視点
    俺と左右田と小松の3人は、小松のコテージに居たのだが⋯⋯

    左右田「⋯⋯トイウカタチデス」

    日向「左右田⋯⋯お前本当に言ってるのか?」

    左右田「マジです⋯⋯」

    優斗「⋯⋯で、左右田お前、最初なんて言った?」

    左右田「⋯⋯すいませんでしたぁ‼︎」

    優斗「ちげぇよ!マジふざけんな!こんにゃろう‼︎」

    なんでこうなったかって?それを話す前に俺達が此処にいる理由も話さないと分からないと思う。十数分分前に俺は⋯⋯

    レストランにて⋯⋯

    左右田「なぁ、日向」

    日向「左右田か⋯⋯どうした?」

    左右田「いや⋯⋯小松って今何処にいるか分かるか?」

    日向「多分コテージにいる筈だけど⋯⋯」

    左右田「えっと、一緒に来てくれねぇか?」

    日向「?まあ⋯⋯別にいいけども」

    なんで俺も一緒なんだ?まあちょっと意見合わせもしたいし行くか、、、


    優斗のコテージ⋯⋯

    左右田「おーい。小松居るかぁ?」

    ノックをしてから名乗れよ。ノックを後にしても意味ないから。

    優斗「開いてるんで御自由にどうぞー」

    鍵あっけぱはやばいだろ⋯⋯

    左右田「じゃあ、お邪魔するぞー」

    左右田も平然と入るな?ツッコミ放棄しないでくれ?

    優斗「あれ?日向も一緒なんだ」

    日向「一応意見合わせも兼ねてな⋯⋯」

    優斗「成る程ね⋯⋯で左右田はなんで来たの?」

    左右田「俺は⋯⋯えっと⋯⋯お前らはさ、うん。鍵を探す為に俺と他の奴のコテージに行ったんだよな?」

    優斗「まあそうだね」

    左右田「実は六時頃に⋯⋯⋯⋯見てたんだよ」

    日向「見たって⋯⋯何を?」

    左右田「⋯⋯の⋯⋯⋯あった⋯だ」




    左右田「小松のコテージの鍵があったんだ」



    優斗「⋯⋯⋯⋯⋯は?」

    左右田「小松の鍵を俺見てたんだよ!」

    優斗「えっと⋯⋯⋯なんで言わなかったの?」

    左右田「いや⋯⋯別の奴の鍵だと思ったし、それに⋯⋯」

    日向「それに?」

    左右田「拾おうと、次見た時には無くなっていた」

    左右田「⋯⋯トイウカタチデス」

    そして現在に戻る

    左右田「怒ってるなら、落ち着け!」

    優斗「いや、怒って当然だろ!」

    左右田「すぐに拾おうとしなかったのは悪いと思ってるから!悪かった」

    優斗「だから⋯⋯俺が怒ってるのはそこじゃなくて⋯⋯」

    その時⋯⋯

    モノクマ「御邪魔しまーす」

    優斗「お邪魔するなら帰れ!この坊主!」

    モノクマ「えっ、それどういう事?」

    優斗「自分で考えろ。後ノックか声掛けしてから入れよ」

    モノクマ「君達のさっきの会話聞く限り、なんか大変そうだね」

    優斗「お前のお陰でかなり面倒い」

    モノクマ「まあ、僕ちょっと寄ってみただけだけど⋯⋯」

    優斗「寄り道しないで家に帰れって常識から外れんな⋯⋯あっそっか。
    帰れる家なんてもとより無かったっけ?姉さんでも生きて居たら帰れたかな?」

    モノクマ「⋯⋯帰る」

    優斗「お帰り下さいまし」

    左右田・日向((あいつやっぱ恨みでもあるのか⋯⋯?))


    【言霊ゲット!】
    ⒐左右田証言?
  63. 67 : : 2024/07/25(木) 17:16:01
    優斗視点

    優斗「⋯⋯はぁああああぁぁぁ⋯⋯」(クソデカため息)

    左右田「前から思ってたんだけどよぉ、お前本当にモノクマに親でも殺されたのか?」

    優斗「俺じゃないけど推しを殺されるってのもしんどいもんだよ⋯⋯」

    左右田「推しって何だよそれ⁉︎」

    日向「誰か殺される事には変わりないんだな⋯」

    画面の向こうで誰か亡くなるのも悲しいけど、好きな人とか身近な人や推しだったりだとかが亡くなったら、悲しいだろ⋯⋯


    ピーン、ポーン、パーン、ポーン

    モノクマ『オマエラ!学級裁判を始めます!中央の島にあるモノクマロックに至急お集まり下さい!繰り返します⋯⋯』

    日向「えっ、早くないか?」

    左右田「無理だろ!こんな証拠が少ないんじゃ」

    優斗「それでも、何されるか分からないから行くしかないな⋯⋯」

    日向「そうだけどもな⋯⋯」

    優斗「こうなったら⋯⋯二人ともちょっと耳貸して」

    そこで俺はある事を話し始める

    日向「お前⋯⋯本当にやるつもりか?」

    左右田「最悪疑われるぞ⁉︎」

    優斗「でも⋯⋯上手くやれたらクロが分かるんだ⋯⋯」

    左右田「リスクあるだろ!高過ぎるだろ⁉︎」

    優斗「リスクの無い行動なんてない⋯⋯結局こうやって、信用、憶測、記憶、人柄、運、嘘に頼らざる負えない時だってあるんだから⋯⋯!」

    そうでもしなきゃ⋯⋯この世界では⋯⋯

    優斗「生き残れないんだよ⋯⋯‼︎」
  64. 68 : : 2024/07/26(金) 14:07:44
    だってこの世界では、何かに頼らざる負えない時が出る⋯⋯特に三章あたりからだな⋯⋯多分

    日向「分かった⋯⋯けど駄目だったら俺に容疑を振ってくれ」

    左右田「は⁉︎何でだよ?」

    日向「疑われても俺に無理やり共犯者にされたって感じで出来るから」

    左右田「確かにそうだけどもよぉ⋯⋯」

    優斗「⋯⋯はあ⋯⋯意見譲る気はないなら、そうさせて貰うけど⋯⋯そうならない様に努力もする」

    日向「努力してなんぼだろ」

    左右田「俺はどうするべきなんだ?」

    優斗「左右田はこれに直接参加せずに皆んなの様子を見ていて欲しい」

    左右田「観察か⋯⋯あんま、そう言うのは得意じゃねぇし、気にくわねぇけど後悔はしたくねぇからな。やってやんよ!」

    日向「よし。この3人で『この作戦』を頑張るぞ!」

    左右田「あぁ‼︎」

    優斗「そうだね」

    こんな会話をしていると七海が呼びにきた

    七海「日向君達、皆んな待ってるよ?モノクマも今モノミに食い止められてるけど、痺れ切らしかけている⋯⋯と思うよ?」

    日向「分かった。今行くよ」

    優斗「走った方が良さそうだね」

    七海「確かに急ごっか」

    左右田「おい待て!勝手に走るんじゃねぇ⁉︎てか置いてくな!」
  65. 69 : : 2024/07/28(日) 13:55:22
    中央の島 モノクマロックにて

    モノクマ「オマエラ!遅すぎだよ!18分2⒊7秒も掛かってるよ!」

    左右田「暇かよ⁉︎てか場所中央の島って事だけじゃ分かんねぇだろ!」

    優斗「それに賛成だよ!こっちは8割ぐらい来た所で鍵閉め忘れた事に気づいて全力で戻ったんだからな!」

    モノクマ「僕の関係あるとこならまだしも、関係ない事押し付けないでよ!」

    日向「⋯⋯うん。何これ?」

    小泉「そんなの私達が聴きたいわよ⋯⋯」

    澪田「でも此処何にも無いっすよ?」

    十神「まさかとは思うが、外でやろうとは思ってないだろうな?」

    モノクマ「そんな訳ないじゃん!それでは彼方をご覧下さい!」

    ゴゴゴゴゴ⋯⋯!

    罪木「ふぇぇ⋯!エスカレーター?」

    日向「まさかとは思うけど⋯⋯この中でやるのか?」

    モノクマ「そのまさかです!日向クン察しがいいね!」

    七海「うーん。悪趣味というか⋯⋯なんと言うのかな?」

    モノクマ「ほら!時間押してるんだからさっさと入れ!」

    左右田「無茶苦茶過ぎんだろ⁉︎」

    ソニア「此処で止まっていても仕方ありません!行きましょう!」

    左右田「ソニアさん⁉︎待って下さい!」

    田中「ふはははっ!この先の暗黒を統べるのは俺様だと言う事を知らしめてやろう!」

    小泉「変な事言わないで!」

    狛枝「きっと大丈夫だよ!きっと⋯⋯」

    罪木「やっぱり怖いですぅ⋯⋯!」

    七海「大丈夫だよ。皆んな居るから」

    弐大「うじうじしていても始まらんからな!」

    終里「速攻で終わらせてやるぜ!」

    花村「君となら何回でもできそうだね!」

    九頭龍「おい。どう言う意味だそれ。」

    辺古山「花村。それ位にしておけ」

    十神「こんな物すぐに終わらせて見せるさ⋯⋯」

    澪田「白夜ちゃんかっこいいっす!」

    そんな事を言いながら中に入っていく⋯⋯その先に待ち構えていたのはエレベーターだった⋯⋯そのエレベーターは全員が乗ると下に下がっていく

    日向「何処まで下がるんだろうな⋯⋯」

    優斗「逃さない感じが強いね⋯⋯」

    七海「⋯⋯どうしてこうなったんだろうね?」

    七海の言う通りだ⋯⋯さっきまで皆んなで楽しそうにしていたのに⋯⋯

    西園寺は最初の方、九頭龍とも色々あった⋯⋯だけどあいつなりに皆んなと仲良くしようとしていた⋯⋯そんなあいつを殺した奴が、この中にいるなんて⋯⋯信じたくないけど、西園寺の為にも、俺達が生き残る為に見つけるんだ!


















    この後誰かが『学級裁判』、『コロシアイ』はシロとクロのどちらにも慈悲が無いものと再認知させるのはそう遠くない事をまだ知らなかった
  66. 70 : : 2024/07/29(月) 17:33:25
    モノクマ学級裁判について説明中⋯ʕ•̫͡•ʕ (^。^)? (`_´)ゞ :(;゙゚'ω゚'):

    日向「おい。何人か表情可笑しい奴居たぞ」

    優斗「気のせいじゃない?」

    ソニア「これがJapaneseメタって言うやつですね!」

    七海「それこそメタ⋯⋯だと思うよ?」

    モノクマ「オマエラ話逸らすな‼︎」

    狛枝「モノクマが最近よく怒ってる様な⋯⋯」

    優斗「歳なんじゃない?」

    モノクマ「まだぴちぴちの19位だよ!」

    優斗「つまり、人間に置き換えると41歳って事だね!」

    モノクマ「違う!人間で19位なの!」

    モノミ「そこで張り合う必要ないでちゅよね⁉︎てか降ろしなちゃい!」

    モノクマ「オマエは黙ってろー!」

    モノミ「痛いでちゅ!殴んないでくだちゃい‼︎」

    十神「おい。茶番などしていないでさっさと始めろ」

    澪田「今のやり取りを茶番で一刀両断するんすね!」

    小泉「まあ、本当に茶番だった感じが凄いからね⋯⋯」
  67. 71 : : 2024/07/30(火) 20:55:02
    罪木「でも⋯⋯話し合うにも何を話せばいいのでしょうか?」

    ソニア「まずは、この事件の分かってる事を言っていきましょう!」

    田中「分かる事か⋯⋯だが、この邪眼には全てお見通しだ!」

    左右田「それは分かんねぇだろ‼︎」

    優斗「取り敢えず、基本的な事から振り返ろう」

    日向「(何が何だか分からないが、矛盾して無いか確かめる⋯⋯!)」


    【言霊一覧】

    ⒈モノクマファイル
    情報がかなり少ない(死因、死亡時刻などが書かれていない)

    ⒉血塗れになった果物ナイフ (ここまで血塗れになるのか⋯⋯?)

    ⒊紙コップと水 
    (かなり水が溢れている⋯⋯水を入れてからすぐ倒れた可能性がある)

    ⒋死体の周辺の様子
    かなり荒れていて、椅子が何席か倒れている

    ⒌コテージの鍵
    優斗の無くし物どうしてレストランにあるかは分からない

    ⒍ 西園寺の目撃情報
    花村が7時30分頃レストランに行く西園寺を目撃

    ⒎罪木の検死の結果

    ・外傷は、頸動脈にある切り傷のみ
    ・頭部に打撲痕があるのが気になるとの事
    ・外傷は現場にあった果物ナイフによってついた物で間違えない
    ・傷のつき方が右から左に切られるようになっていたと言う。
    ・犯人は正面から右から左に頸動脈を切った
    ・そして返り血を全身に浴びる事になる

    ⒏澪田の証言
    8時頃コテージのドアが開く音がしたという

    ⒐左右田の証言? コテージの鍵を見たらしいが⋯⋯


    議論開始!

    狛枝「殺されたのは」

    狛枝「超高校級の日本舞踏家【西園寺】さん」

    左右田「外傷は見た感じ【頸にある切り傷】だったな」

    終里「死んだ場所は【レストラン】だったよな!」

    十神「その時間で【レストランにいるものは居ない】な⋯⋯」

    澪田「それなら⋯【夕飯から日寄子ちゃんを見た人は居なかった】って事っすね!」

    小泉「これって⋯⋯情報が殆ど無いわね⋯⋯」

    優斗「でも⋯⋯【時間は絞れる】⋯⋯筈」

    日向(俺が知ってる情報で、分かる事があるな⋯⋯)

    【夕飯から日寄子ちゃんを見た人は居なかった】←花村の証言

    日向「それは違うぞ‼︎」論破!

    Blake!


    日向「澪田、夕飯の時間以降に西園寺を見た奴は居たんだ」

    澪田「うぇぇ⁉︎そうなんすか⁉︎」

    日向「あぁ⋯⋯そうだよな花村」

    花村「うん。僕が少しよb⋯⋯散歩してた帰った時に西園寺さんを見たよ!」

    小泉「それって何時頃なの?」

    花村「確か⋯⋯7時半だった筈だよ!」

    罪木「つ、つまり⋯⋯西園寺さんは、7時半より後に亡くなったって事になりますね⋯⋯」

    終里「んな事分かっても、何にもなんねぇじゃねぇか?」

    狛枝「そんな訳でもないよ。いつ亡くなったかも分かりやすくなるし、アリバイが絞りやすく出来るね」

    小泉「やっぱりそこよね⋯⋯」

    辺古山「次はアリバイだな」

    優斗「今回は曖昧だから⋯⋯あんまり信用ならないな⋯⋯」

    日向(アリバイ⋯⋯推理物で重要になるやつだな⋯⋯こう言うのは意外な所で出て来るからな⋯⋯聞き逃さない様にしないといけない!)
  68. 72 : : 2024/07/31(水) 13:05:52
    【言霊】

    ⒈コテージの鍵
    優斗の無くし物どうしてレストランにあるかは分からない

    ⒍⒉西園寺の目撃情報
    花村が7時30分頃レストランに行く西園寺を目撃

    ⒊罪木の検死の結果

    ・外傷は、頸動脈にある切り傷のみ
    ・頭部に打撲痕があるのが気になるとの事
    ・外傷は現場にあった果物ナイフによってついた物で間違えない
    ・傷のつき方が右から左に切られるようになっていたと言う。
    ・犯人は正面から右から左に頸動脈を切った
    ・そして返り血を全身に浴びる事になる

    ⒋澪田の証言
    8時頃コテージのドアが開く音がしたという

    ⒌左右田の証言? コテージの鍵を見たらしいが⋯⋯

    ⒍七海達のアリバイ


    七海「でも、この夜時間だと一緒にいる事無いし⋯⋯」

    花村「そんなに遅い時間に出てるって事はまさか⋯⋯よb⋯」

    優斗「お前もう変なこと言わないで」

    小泉「と言うより、【あんな時間に出る人】いないと思うけど⋯⋯」

    弐大「誰も【アリバイ無し】という事か⋯⋯」

    ソニア「振り出しに戻ってしまいましたね」

    日向(いや⋯⋯これ怪しまれそうだけど、まんまあるんだよな⋯⋯)

    【アリバイ無し】←七海達のアリバイ

    日向「それは違うぞ‼︎」論破!

    Blake!

    日向「弐大⋯⋯あるんだよ。」

    弐大「なんだとぉぉおお!」

    十神「アリバイだと?7時半頃にあるのか?」

    日向「いや⋯⋯実を言うと七海のコテージで遊んでいたんだ」

    七海「うん。本当に助かったよ!皆んなでやると楽しいね⋯⋯」

    花村「ま、まさか⋯⋯2p優斗「俺が一緒にゲームやろうって言っただけだから!」えーつまんないなぁ⋯⋯」

    狛枝「僕も小松クンに誘われて少し遅れて来たね⋯⋯」

    ソニア「これがJapanese家ゲーム大会ですね!」

    左右田「ソニアさん⋯⋯それ違うと思いますよ?」

    七海「なんか私の喋り方になってる⋯⋯と思うよ?」

    小泉「ちょっと、話ズレてる!」

    十神「で、それは何時から何時までだ?」

    優斗「6時から8時近くまで⋯⋯⋯だね」

    十神「それ以降はあるのか?」

    優斗「恥ずかしいけど⋯⋯あるにはある」

    澪田「何が恥ずかしいんすか?」

    優斗「⋯⋯コテージの鍵を失くしたんだよね」

    小泉「⋯⋯⋯あんたそれマジで言ってる?」

    優斗「嘘つく必要性ないだろ⋯⋯嘘だと思うなら、日向達に確認して、
    本当か分かるから⋯⋯」(苦笑)

    小泉「あっ⋯⋯いや⋯⋯なんかごめんね⋯⋯」

    澪田「なんか⋯⋯どんまいっす」

    優斗「虚しくなるからやめて⋯⋯」

    日向(ダメージ大きいみたいだな⋯⋯)
  69. 73 : : 2024/07/31(水) 17:01:51
    花村「その後どうしたの?」

    優斗「日向達と一緒に鍵を探していたんだけど⋯⋯」

    日向「七海が疲れてコテージに戻る事にして⋯⋯」

    狛枝「それじゃあ、人手が少ないって事になって左右田と田中と九頭龍に手伝って貰う事にしたんだ⋯⋯」

    優斗「それから、二手に別れて鍵を探していて、もう一方のチームが西園寺の遺体を見つけたって感じ」

    弐大「なるほどのぉ⋯⋯」

    澪田「たはっー⋯⋯一本取られちゃったっす!」

    日向(何が一本取られたんだよ⋯⋯)

    罪木「確かにアリバイと言って良いですね⋯⋯」

    ソニア「その一方のチームとは?」

    狛枝「僕と日向クンと田中クンの3人だよ」

    田中「特異点が誓いを交わしてまで、頼んで来たからな⋯⋯」

    日向「あれ⋯⋯?俺そんな大層なことしたっけ?」

    優斗「喋り方で言葉気にしたら終わりだろ⋯⋯」

    七海「⋯⋯?これがある所の中n左右田「それ以上は言うな⁉︎話が逸れてるから!な‼︎」あっ⋯⋯うん⋯⋯そうだね」

    優斗(助かったよ⋯⋯左右田!)

    保護者は左右田と小泉と日向なんだなと、この時再認識した優斗であった⋯⋯
  70. 74 : : 2024/08/01(木) 16:16:19
    小泉「でも⋯⋯確定でアリバイがあるのは日向と小松と狛枝だけになるのかしら?」

    左右田「は⁉︎なんでだよ!」

    九頭龍「確かにそうだな⋯⋯」

    左右田「どう言う意味だよ⁉︎自分だけ納得するな!」

    田中「雑種よ。今この場に居ないものが最後に視認出来たのはいつまでだ?」

    左右田「えっ、そんなの7時半⋯⋯」

    田中「それならば、7時半から断片的に又は断片的日しか視認出来て居なかった者にアリバイがあるとは言いがたい」

    左右田「確かにそうかも知れねぇけど⋯⋯もしもそんな奴が犯人だとしてどうして、鍵探しなんか手伝うんだよ?」

    十神「アリバイ作りとでもしようと手伝ったと言う可能性もある」

    九頭龍「確かに裏を返せば、そう言う事になるな⋯⋯」

    罪木「そ、そう言うなら、怪しいのは⋯⋯鍵探しを手伝った左右田さんと九頭龍さんに田中さんが怪しいと言う事ですか⋯⋯?」

    十神「可能性としてだがな⋯⋯」

    左右田「ふざけんじゃねぇよ⋯⋯!ただ鍵探ししただけで、他の奴らに疑われる義理はねぇよ‼︎」

    罪木「ふぇぇ!すいません!すいません‼︎」

    小泉「ちょっと!言いすぎでしょ!」

    左右田「お前らは良いよな⋯⋯俺みたいに疑われないで⋯⋯《裏切られて》《やってない罪》を擦りつけられないで!」

    九頭龍「お前⋯⋯そこら辺にしとけよ。」

    田中「物に当たり、生き物に当たっても何も解決しない」

    左右田「二人は疑われて、どうしてそんな冷静で居られんだよ!」

    田中「冷静で居なければ、何も出来なくなるからだ⋯⋯」

    日向「左右田、一旦落ち着け。まだ犯人だって決まった訳でも無い。」

    優斗「⋯⋯そうやって自暴自棄になって、何も選択できないで、誰からも信用されなくなったら、元も子もないから⋯⋯」

    左右田「⋯⋯悪りぃ。動揺してた⋯⋯」

    優斗「謝るなら、皆んなに謝って⋯⋯特に罪木とかに」

    左右田「本当、悪かった⋯⋯お前らは『可能性』って事で見てたんだからな⋯⋯」

    罪木「い、いえ⋯⋯私の方もすいません!」

    小泉「私も⋯⋯流石にキツすぎたかも」

    十神「立ち直れただけでも良い物だろう⋯⋯」

    狛枝「でも、動揺してもしょうがないよ⋯⋯」

    花村「本当だよ!誰かとやる時と同じでさ⋯⋯
    こんな時だからこそ助け合いが大事だからね!」

    辺古山「言葉の訂正を今すぐにしろ」

    優斗「本当そうだよ⋯⋯w!(花村は余計な一言無ければ良いのにさ)」

    日向「その意見に賛成だ!」

    優斗「どの意見だよ!」

    分かってる⋯⋯けど、この時ぐらいは、絶望的な現実から逃げ出してただの会話をする事を許して欲しい⋯⋯
  71. 75 : : 2024/08/02(金) 14:33:24
    辺古山「だが、やはり犯行時刻が分からないと何とも言えないな⋯⋯」

    日向「⋯⋯もしかしたら分かるかも知れない」

    花村「えっ!日向クンそれ本当?」

    日向「まあ時間が絞れるだけであって、全員のアリバイが証明できる訳では無いけどな⋯⋯」

    罪木「そ、それってどう言う⋯⋯?」

    日向(多分これで犯行時刻も絞れるし、アリバイも成立する人が出来る⋯⋯それは)

    >澪田の証言<決定!

    >コテージの鍵探し

    >コップの水

    日向「そうか、分かったぞ‼︎」

    優斗「実は澪田が八時に四人位の喋り声とドアの開く音が聞こえてらしいんだ」

    澪田「【これは】本当っすよ!」

    優斗「【これは】ってどう言う意味だ⁈」

    小泉「それはあんたらが、鍵を探してたからでしょ」

    七海「⋯⋯でも私達は狛枝くんのコテージの周りだけを探していて、その時に四人は誰もドアに触れてないんだよね」

    ソニア「となると⋯⋯それが今回の⋯⋯?」

    日向「かも知れないな⋯⋯まあパターンがあるとして⋯⋯大きく分けて三つだ。」

    狛枝「一つは、普通に外に出たパターンだけど⋯⋯それを言わないのは返って不利になるだけ⋯⋯それでも、誰も言ってない事を見ると、可能性は低いね」

    七海「二つめは、風とかで開いたりする場合だけど⋯⋯風も強く無かったし、鍵を掛けてないの不自然過ぎる⋯⋯と思うよ?」

    終里「流石に俺でもやってんぞ⋯⋯そいつは不用心だな‼︎」

    優斗「三つめは⋯⋯これが信じたく無いけど一番高いと思ってる⋯⋯」

    日向「犯人が戻ってきた時に出た音ってパターンだな」

    辺古山「やはりそう来るか⋯⋯」

    左右田「でも⋯⋯それでどうして容疑者が絞れるんだよ?」

    日向「まず、そのタイミングでコテージに行こうとすると、男子の方はどうしても、俺らの後ろを通らなくちゃいけない⋯⋯それに近くでドアが閉まる音がすれば、流石に一人は気付く⋯⋯」

    小泉「でも、その時間に、犯人が戻って来たって確定な訳では無いじゃない」

    優斗「確かにね。けど⋯⋯だとすると何でそのタイミングでドアが開いたのか説明が付かなくなる⋯⋯それに俺らはその前の時間に七海のコテージも見てた⋯⋯レストランから出て来て戻ってくる人は見える筈なんだよ。でもその時見なかったてことは⋯⋯」

    左右田「そのタイミングしか、どうしても戻れないって訳か⋯⋯」

    澪田「それって、もしかしなくもっすよね⋯⋯?」

    日向「あぁ⋯⋯男子側のコテージにいた奴には犯行は⋯⋯無理なんだ」

    小泉「それって⋯⋯」

    七海「その逆側の私達のコテージに居た人なら、犯行は可能って事になるね⋯⋯」
  72. 76 : : 2024/08/03(土) 10:03:27
    ソニア「そんな⋯⋯」

    日向「だけど⋯⋯これは俺の推理であって本当は限らない。おかしい事があったら遠慮なく言ってくれ⋯⋯!」

    澪田「つまり⋯⋯唯吹達が疑われてるって事っすか⁉︎」

    終里「?オレはやってないぞ?」

    小泉「ねぇ⋯⋯まずその戻るタイミングの前提から間違ってる可能性は無いの?」

    九頭龍「いやその後に出たって事はねぇだろ⋯⋯俺らずっとレストランの前で探してたからな」

    狛枝「すぐに西園寺さんが死んで、戻ろうとしてもね⋯⋯」

    左右田「これじゃあ埒が開けねぇよ⋯⋯」

    行き詰まって来てる⋯⋯このままじゃ⋯⋯!

    日向「優斗⋯⋯そろそろ聴いて良いと思うぞ?」

    優斗「!あぁ⋯⋯そうだな」

    十神「何だ⋯⋯?」

    優斗「皆んなに聴きたかったんだけど⋯⋯キーホルダーが付いた鍵、事件前に見た人居ない?」

    小泉「見てないわね⋯⋯」

    辺古山「私もだ⋯⋯」

    九頭龍「俺も見てねぇな」

    花村「帰る時、レストラン見た時は無かったと思うよ」

    澪田「鍵があったらすぐに渡してるっす!」

    罪木「流石の私でも四葉のキーホルダーが付いた鍵があったらすぐに気付くと思いますよ⋯⋯?」

    ソニア「キーホルダーが付いてたら尚更分かりやすいかと⋯⋯」

    十神「もしあったとして⋯⋯持ち主を確認して普通は渡す⋯⋯」

    田中「破壊神暗黒四天王が気付かない物があるとは⋯⋯」

    弐大「わしも見ておらんのぉ⋯⋯」

    七海「でもこんな事聴いてどうするの?」

    優斗「今ので良く分かったよ⋯⋯俺の鍵を持ってた可能性のある奴⋯⋯そして外に出てた奴が!」

    澪田「今ので分かるんすか‼︎」

    九頭龍「んじゃあ、そいつは誰なんだ?」

    優斗「今の質問の中で明らかに俺と探してた奴しか分からない情報を知ってる奴が居たんだ⋯⋯」

    小泉「えっ⋯⋯キーホルダーが付いた鍵でしょ。そこの何処に⋯⋯あ⋯⋯!」

    終里「どう言う意味だよ⋯⋯?」

    優斗「⋯⋯俺は【キーホルダーが付いてる】と言っているだけで、【キーホルダーの柄】までは言って無いんだ!」

    九頭龍「と言う事は⋯⋯」












































    日向「⋯⋯罪木。何でお前が知っているんだ?」

    罪木「⋯⋯⋯⋯」
  73. 77 : : 2024/08/04(日) 10:15:28
    罪木「⋯⋯⋯えっ?」

    小泉「ちょ、ちょっとキーホルダーの柄なんて、別に知ってたって可笑しく無いでしょ!」

    澪田「そ、そうっすよ!鍵を閉める時にちらっと見てただけかも、知れないじゃ無いすか‼︎」

    罪木「わ、私は、小松さんがコテージに鍵を掛けてる時に見えただけであって⋯」

    優斗「俺のコテージ遠いし、皆んなより少し遅い時間⋯⋯日向よりかは早い時間に出てたり入ったりしていて、見ない筈だけど⋯⋯このキーホルダー付けたのって、今日だから俺がレストラン行った時に居た人達には無理だと思うよ?」

    日向「おい、何で俺の起きる時間加えてんだよ」

    優斗「寝坊を治しておしいから」

    日向「努力はする⋯⋯」

    狛枝「でも、そこで嘘を吐くってことは、何か隠したい事でも有るのかな?」

    罪木「ふゆぅ⋯⋯ち、違うんですぅ⋯私は見ただけであって、鍵を失くしてたなんて、知らなかったんです!」

    小泉「そうだよ!それに、鍵は事件に関係無いじゃん!」

    優斗「俺は少なくからず関わってると思うよ?」

    辺古山「⋯⋯まさか家から、失くなってるものでもあったのか?」

    優斗「そういう事⋯⋯しかも、それがまだ見つかって、無いから困るんだよ⋯⋯【狛枝から借りた物】なのに」

    弐大「何を借りたというのだ⋯⋯?」

    優斗「俺の背丈より、長いタオルを貸して貰ったよ」

    終里「それが何に使えんだ?」

    左右田「じゃあ、例えばの話なんけどよぉ⋯⋯機械の故障で油が吹き出て来たら、自分の服はどうなる?」

    澪田「そんなの服に染みて油臭くなるんじゃ無いすか?」

    十神「それを、西園寺が流した血に置き換えてみろ、何も無い場合はそのまま返り血で服に染み込む⋯⋯それどころか全身に付く」

    辺古山「そうなると必然的に洗う必要があるな⋯⋯」

    日向「そうなったら、髪が乾かない筈なのに⋯⋯」

    澪田「誰も濡れて無いっすよ?」

    田中「つまり、その暗黒の無固形の物質を防ぐ物がそいつには存在した⋯⋯」

    九頭龍「そこで登場すんのが⋯⋯【失くなったタオル】って事か」

    優斗「実はあれ結構サイズがあって、俺と【身長が160位かそれ以下】の人なら全身が隠れるんだよ」

    七海「つまり罪木ちゃんにも可能って事かな?」

    罪木「そ、そんなの⋯⋯私以外にもあり得るじゃ無いですかぁ!」

    優斗「だったら罪木正直に言って欲しい⋯⋯何で【死因と死亡時刻分からなかったのか】!」

    罪木「ぅ!⋯⋯⋯」

    優斗「罪木ぐらい⋯⋯医療に詳しい奴なら、あの状況は特殊じゃない筈⋯⋯普通に分かる筈だ⋯⋯」

    日向「頼む⋯⋯正直に話してくれ⋯⋯!お前の事信じたいんだ⋯⋯!」

    罪木「⋯⋯⋯それがどんなに信じられなくてもですか?」

    優斗「それは聞いてから判断する」

    罪木「分かりました⋯⋯で、でも、今から言う事に嘘は無いって事だけ、分かって下さい⋯⋯」
  74. 78 : : 2024/08/04(日) 16:42:32
    人の優しさを何処に受け入れれば良い?

    私は夕飯を食べ終わってから、すぐにコテージに戻りました⋯⋯

    その後に、救急箱を整理したのは本当です⋯⋯日向さん達に言った事は本当だったんです⋯⋯ただやってる途中で中断する事になってしまっただけであって⋯⋯



    7時23分 罪木のコテージにて⋯⋯

    コンコン

    罪木「はいぃ!今出ます!⋯⋯って西園寺さん?」

    西園寺「何よ⋯⋯私で悪かったわね」

    罪木「あぁ!違います!そうじゃなくて⋯⋯その⋯⋯こんな私の所にどうして来たのかな⋯と思って」

    西園寺「⋯⋯⋯ちょっとレストランに7時45分に来て⋯⋯」

    罪木「えっ⋯⋯」

    西園寺「絶対に来いよ!⋯⋯」

    罪木「あっ⋯⋯(西園寺さんがこんな時間に呼ぶ事なんて⋯⋯)」

    この後、私は誰かに相談してから行った方が良かったと後悔しました⋯



    7時45分 レストラン

    そして私は時間にレストランに行った⋯⋯

    罪木「西園寺さん来ましたよ⋯⋯あれ?」

    そこに西園寺さんは居ませんでした⋯⋯まだ来てないんだなと思って、丁度喉の渇いていた私は⋯⋯カップに水を飲もうとしました⋯⋯
    その時、後ろに気配を感じました⋯⋯私はコップを置いて後ろを振り向きました

    罪木「?西園寺さ⋯⋯きゃっっ⁉︎」

    そこに居たのは⋯⋯










    タオルに身を包み刃物を持つ西園寺さんでした

    私は突き出された刃物をギリギリで避けれましたが、未だ西園寺さんは諦めていませんでした

    罪木「えっ、西園寺さん?どうして⋯⋯?」

    西園寺「⋯⋯ゲロ豚見てると、本当にムカつくんだよ!」

    罪木「す、すいません!何でもしますから⋯⋯だから⋯私を許して下さぁい!!!」

    西園寺「じゃあ、大人しく殺されろ!」

    罪木「い、嫌です!西園寺さん辞めて下さい!」

    そこから私は逃げ続けて、西園寺さんが追いかけてる間に、落とした刃物を自分で持って説得しようとしました

    罪木「西園寺さん⋯⋯本当に辞めて下さい‼︎今なら無かった事に出来ます!だから⋯⋯お願いします!!」

    西園寺「無かった事に出来ねぇよ!こんなに荒らして⋯⋯モノクマが本当に『あんな事』したら出来ないよ⋯⋯」

    罪木「あ、あんな事って⋯⋯何なんですか⁉︎」

    西園寺「あんたには関係ねぇだろ!」

    そう言ってこっちに走って来ます⋯⋯そこから揉み合いになって⋯⋯

    罪木「駄目ですよ!」

    そう言って振り払った事が駄目だったんです⋯⋯

    ザシュ

    西園寺「!⋯⋯ぅあ⋯⋯う⋯そ」

    カラン⋯カチャン⋯⋯ガン!バタン⋯⋯

    罪木「⋯⋯あぁぁ⋯⋯」

    その音で我に返りました⋯⋯その音を立てたのは、血を流して倒れたる西園寺さんだったんです
    何故血を流してるかなんて、私が⋯⋯振り払った時に切ったからに決まってます⋯⋯

    罪木「だ、駄目です!し、死なないで下さい!!!」

    この時出た言葉は多分自分が殺したと認めたく無かったんだと思います⋯⋯それで、血を止めようと西園寺さんが付けてたタオルを外して、
    傷を抑えて血を止めようとしました⋯⋯それでも血は止まらずドクドクと出て来ます⋯⋯

    西園寺「⋯⋯ゲ、ロ⋯⋯豚⋯⋯」

    罪木「西園寺さん!喋らないで下さい!」

    罪木「お願いですから⋯⋯止まって⋯⋯止、まって⋯⋯」

    いつの間にか私は泣き出していて、西園寺さんの顔に落ちていました⋯

    西園寺「な、んで、ゲ、ロ豚、が泣、くのよ⋯⋯」

    罪木「だって⋯⋯私が⋯⋯私が⋯⋯!」

    西園寺「殺そ、うとし、たから⋯⋯バ、チが当、たっ、たん、でしょ、自、業自、得⋯⋯わた、し馬、鹿みた、い」

    罪木「ッそれでも⋯⋯それでもぉ⋯⋯」

    分かっていても⋯⋯それでも⋯⋯

    西園寺「こ、いずみ、お、ねぇは馬鹿っ、て言うのか、なぁ⋯⋯」

    西園寺「十、神おに、ぃとか日向、お、にぃに、お、礼言っ、てなか、ったなぁ⋯⋯」

    西園寺「皆、んなに、も悪、口いっぱ、い言ったな、ぁ⋯⋯」

    罪木「⋯⋯⋯ッッ」

    駄目⋯⋯そんな⋯⋯事、言わないで⋯⋯

    西園寺「小、松お、にぃにはこれの事謝ら、ないとな、そ、れに⋯⋯
    花貰、ったと、きう、れしかっ、たに、のお礼もし、てない、⋯⋯」

    罪木「辞めて⋯⋯言わないで⋯⋯お願いだから、生きて⋯⋯」

    西園寺さんは手を伸ばして⋯私の涙を拭いながら⋯

    西園寺「⋯⋯罪、木殺そうと、してごめんね⋯⋯皆ん、なは生き⋯⋯⋯て、ね⋯⋯」

    そう言って⋯⋯手が離れていった⋯⋯それを見てタオルを離し、遺体から少し離れて⋯⋯私は⋯⋯

    罪木「ぅ⋯⋯あぁあああっぁ⋯⋯」

    ⋯⋯私は涙が枯れるまで、ずっと泣いていた
  75. 79 : : 2024/08/04(日) 23:12:21
    私は急いでコテージに戻り、タオルを隠して、⋯⋯小松さんのコテージにタオルを置かなかった理由は鍵を見つけられなかったからです⋯⋯

    日向視点

    罪木「⋯⋯⋯⋯その後は検死をして、【死亡時刻を】隠して伝えた、
    皆さんが知ってる通りです⋯⋯」

    澪田「⋯⋯つまりどう言う事すか?」

    十神「殺そうとしていたのは西園寺の方で、手違いで罪木が殺してしまった事になったと言う事だ⋯⋯」

    小泉「蜜柑ちゃん⋯⋯」

    罪木「小泉さん、ごめんなさい⋯⋯謝罪するだけで許される訳無いですよね⋯私本当に駄目です⋯⋯人間としても超高校級としても⋯」

    小泉「⋯⋯確かに許せる事では無いよ⋯でもね、その事を認めて、ちゃんと話してくれた事が、一番大事だと思うよ」

    何だか⋯⋯いい感じに纏まってるけど⋯⋯

    罪木「そ、それでも⋯⋯」

    小泉「そうする気は無かったんでしょ。助けようともしてくれた⋯⋯
    包み隠さず教えてくれてありがとう⋯⋯」

    罪木「!⋯⋯こちらこそ、ありがとうございます⋯⋯」

    モノクマ「ねぇ、もう結論出たでしょ?それならさっさと投票タイムにするよ!」

    これが真実なのか?⋯⋯この違和感は何なんだ⋯⋯!

    罪木「はい⋯⋯お願いします⋯」

    モノクマ「それじゃあ⋯⋯投票ターイm」






    優斗『その結論は正解なんかじゃ無い!!』【論破!】

    そう言い放った小松に視線が集まる

    モノクマ「ムグアグ⁉︎」

    日向「小松⋯⋯?」

    終里「何で止めんだよ!」

    辺古山「どう言う事だ⋯⋯結論が正解じゃ無い⋯⋯?」

    モノクマ「うっさい!結論出たなら早く投票しろー!」

    優斗「お前本当に黙ってろ‼︎」

    モノクマ「⋯⋯⋯⋯⋯」

    澪田「ど、どういうことすか?」

    優斗「そのままの意味だよ!確かに、クロが罪木かも知れないけも⋯⋯今の話を聞くと、【死因】は本当に分からなかったって事になるって事だよね?」

    罪木「は、はい⋯⋯でも私以外ありえn⋯⋯」

    優斗「罪木自分の検死の結果思い出してみろ!」

    罪木「えっ⋯⋯⋯⋯あっ!」

    弐大「何かあるのかのぉ?」

    罪木「そ、そうでしたぁ!西園寺さんには、頭に打撲痕があったんですぅ!」

    十神「それはまさか⋯⋯!」

    優斗「日向、お前が感じている違和感は、多分これの事だ!」

    モノクマ「何にもないよ!違和感なんてないじゃん!」

    モノミ「あんたは黙って聞いてなちゃい!」

    日向(多分小松が言っているのは⋯⋯)


    小松は何を言いたい?

    アリバイの矛盾

    罪木の検死結果

    本当の死因<【打撲痕・死体周辺の様子】

    日向「そう言う事だったんだ!」【閃き!】


    日向「つまり本当の死因は頭を強打した事による」

    優斗「頭部外傷の可能性があるんだ!」

    十神「詰まるところ、椅子の角か机の角にでもぶつけたのだろう」

    小泉「それって⋯⋯自殺って事になるの?」

    モノクマ「いやぁ⋯⋯その原因になる物をその場所に置いた人が悪いでしょ」

    モノミ「理不尽でちゅ!そんなの理不尽でちゅ!」

    日向「しかも、これはあくまで、可能性であるだけで、罪木が殺した可能性も否めない⋯⋯そうじゃなくても、犯人でさえ、殺したかも分からない⋯⋯」

    ソニア「それって⋯⋯⋯」























    モノクマ・優斗「「命懸けのロシアンルーレット/って事だね!」」
  76. 80 : : 2024/08/05(月) 07:44:24
    小泉「そ、そんなのどうやって当てろって言うのよ⋯⋯?」

    澪田「こんなのクソゲーっす!そんじゃそこらのクソゲーよりもやばいじゃないですか⁉︎」

    九頭龍「⋯⋯あの机の近くに座ったや触ったのが自分が最後だと、正直に出ろ」

    そう言われて、全員が手を挙げる⋯⋯

    辺古山「まさか全員だと⋯⋯!」

    終里「どうすんだよ⋯⋯これ」

    狛枝「一旦これまでの流れを整理し上で考えてみよう」

    日向「そうだな⋯⋯」

    優斗「日向、ファイト!」

    日向(見事なまでの丸投げかよ⋯⋯!)

    ACT1
    今回の事件は時間が並行に進んでる事が多いから、こっちもそうするぞ

    まず事件の前にどんな事が起きていたのか振り返っていこう。まず夕食の後、6時に七海のコテージに俺と小松はゲームをして遊んでいるんだ。その時にはもう小松のコテージの鍵は別の人の手にあったんだ⋯⋯

    ACT2
    7時10分(>>55)ぐらいに、狛枝も誘われた事により加わって、4人で賑やかにゲームをやっていたんだ⋯⋯
    多分このぐらいのタイミングで西園寺がコテージに入ったんだと思う⋯西園寺はその時タオルを見つけたんだろうな⋯⋯

    ACT3
    7時23分に西園寺がある人物のコテージに行ったんだ。それは罪木だ。
    西園寺は下で罪木を待つ為に7時30分に行ったんだろうな⋯⋯その時に目撃したのが花村だったって事だ⋯⋯

    ACT4
    7時34分(>>56)にやっと鍵が失くなった事に気付くんだ⋯⋯それで七海のコテージと小松のコテージを探してたんだ⋯⋯そのどっちかで罪木がそのタイミングで出たんだろうけど⋯⋯その時俺達は気づけなかった。

    ACT5
    俺達はコップなどは西園寺が取ったものだと考えた。
    けど本当は、罪木がレストランに行き、西園寺を待ってる間に水を飲もうとしたからだった。そのタイミングで西園寺が罪木に襲い掛かった。
    そこで罪木の話(>>78)通りの事が起きたんだ⋯⋯
    キーホルダーが外れたのも多分そのタイミングだろうな⋯⋯

    ACT6
    ここで、本当の死因が分からない状態になってしまったんだ
    罪木はその事は知らずに8時にコテージに戻ったんだ⋯⋯
    その後に田中、九頭龍、左右田に鍵探しを、手伝って貰っている所で、
    俺達が死体を発見した⋯⋯

    日向「この中に、犯人自身にも分からない犯人が居るんだ!」
  77. 81 : : 2024/08/06(火) 14:29:05
    ⁇視点

    花村「そ、そんなの運ゲーじゃないか!」

    モノクマ「ちゃんとまあお前らにとってはそうかもね⋯⋯お互いの事をちゃんと見てなかったお前らには!」

    優斗「⋯⋯⋯」

    小泉「ちょっと、それどう言う事よ!」

    モノクマ「そのまんまの意味だよ。お前らは、ちゃんと相手の行動、言動、表情を見ようとしなかったんだから!」

    優斗「⋯⋯⋯!⋯⋯」

    モノミ「皆さん!そんな事ありまちぇん!私から皆さんはちゃんと仲良くなる為に頑張ってまちた!」

    モノミがフォローを入れると⋯⋯

    モノクマ「『仲良く』は表面上の話でしょ!コロシアイという状況で、よくそんな気楽でいられたよね〜」

    モノクマがそう言うのだ⋯⋯

    九頭龍「コロシアイを無理やりやらせてる奴は、黙れよ!」

    そして誰かの感情論の批判⋯⋯さっきからこれのループだ⋯

    終里「もう怪しいと思う奴当てちまえば、良いんじゃねぇか?」

    左右田「人の命掛かってるんだぞ!そんな気楽に決められるか‼︎」

    こう言う人も何人か出て来ている⋯

    十神「落ち着け、そんな事を議論に持ち込んでも何にもならない」

    こうやって誰かが止めてやっと落ち着く⋯⋯

    辺古山「だがどうするのだ⋯⋯これ以上犯人に繋がる手掛かりはない」

    確かにそうかも知れないけど⋯⋯__は犯人が誰だか検討がついてるが黙っているようだ⋯⋯

    優斗「⋯⋯⋯⋯⋯あのさ」

    そこで先程から、ずっと黙っていた彼は話し出す

    優斗「少し思ったんだけど⋯⋯⋯俺は3人意見に従おうと思うんだ」

    小泉「えっ!それって⋯⋯どの3人なの?」

    優斗「いや考えたんだけど、もしかしたら、日向と狛枝と七海はなんとなく犯人が分かってるんじゃないかな?」

    日向「⋯⋯どうしてそう思うんだ⋯⋯?」

    優斗「何となく、でも言おうか迷ってるし躊躇っているんだよね」

    その言葉に日向くんが眼を見開く⋯⋯君本当に分かりやすいよね

    七海「どうしてそう思うの⋯⋯?」

    優斗「そんなの簡単だよ!」
































    優斗「俺ある意味での【エスパー】だからさ!」
  78. 82 : : 2024/08/06(火) 16:31:11
    罪木「そ、それで御三方は分かったんですか?」

    七海「ううん⋯⋯分かったって訳じゃないよ⋯⋯ただこの人じゃないかって言うだけだよ⋯⋯」

    小松くんはそれを分かってる上で、自分からじゃなくて私達に言って欲しいっぽいけどね⋯⋯

    優斗「その反応見る限りは2人はそうなんでしょ?どうする?ここでそれをどっちかが言って一種の可能性に賭けるか、それとも全員であの世行きになる?」

    小泉「あ、あんたは分かってんの?」

    優斗「多分考えてる事は日向達と同じだけど言うつもりは無いよ⋯⋯」

    澪田「な、何で何すか⁉︎」

    優斗「これは、誰かに言って欲しいから⋯⋯」

    九頭龍「何だと⋯⋯!」

    十神「やめておけ。こう言う奴に“感情的にはなるな”⋯⋯」

    感情的になって聞くと頑固になるんだろうな⋯⋯こいつの場合⋯⋯

    終里「何だ?間違えんのが嫌なのか?」

    モノクマ「臆病者だよねー。事実から逃げようとしてるんだもん」

    優斗「“今更臆病”になるか⋯⋯まあそれもあり得るかもな⋯⋯」

    日向「えっ⋯⋯認めるんだ」

    あの小松が素直にモノクマの言葉を受け入れるんだな⋯⋯

    優斗「で?日向言う覚悟は出来た?そうやって悩んだって、変わらない現実だってあるんだよ?」

    “研ぎ澄ました言の刃”で事実を言う覚悟を聞いてくる

    優斗「そんな虚実を“大事そうに抱えて”いても、その後本当に後悔なく“笑って”過ごせると思う?」

    日向「お前はゲームの正論キャラか、なんかなのかよ」

    優斗「そう言うのは、本当の教師に言うべきでしょ」

    日向「確かにな⋯⋯でもやっぱり言いたく無いな⋯⋯」

    優斗「そりゃ、そうだろうけどさ⋯⋯だからこそ言わなきゃいけないんだよ」

    七海「もし嫌だったら私が言うけど⋯⋯」

    日向「⋯⋯⋯いや分かった。俺はやるよ⋯⋯」

    十神「それで誰なんだ⋯⋯」

    花村「日向クン顔色悪いよ?」

    罪木「日向さぁん⋯⋯」

    日向「大丈夫だ⋯⋯多分お前自身もそう思っているんじゃ無いか⋯⋯





































    ⋯⋯狛枝」
  79. 83 : : 2024/08/07(水) 13:41:16
    狛枝視点

    狛枝「⋯⋯日向クンもそう思ってたんだね」

    罪木「えっ⋯⋯狛枝さん⋯⋯?」

    終里「どう言う事なんだよ!」

    皆んなが混乱するのは当たり前だろうね⋯⋯

    十神「狛枝。何故自分がやったと思う?」

    狛枝「別に理由は無いよ⋯⋯ただ、自分の心の中でそう思ってしまっただけだからね⋯⋯」

    弐大「犯人でない無い可能性もあるじゃろうが」

    狛枝「皆んなは覚えてないかも知れないけど、僕は『超高校級の幸運』だからね⋯⋯」

    澪田「それってどちらかと言うと、無い可能性大じゃ無いすか?」

    狛枝「僕の幸運って対価交換みたいな感じで、幸運の後に不運が来るって感じなんだよね⋯⋯まあ逆も然りだけどね」

    小泉「まさか⋯⋯その不運が今回の犯人になったって事になるの?」

    狛枝「そう言う事なんじゃ無いかな?まあ僕の勘だけどね」

    僕の人生上それが一番正しいと思うけどね⋯⋯

    九頭龍「そんなの運じゃねぇか!」

    モノクマ「『超高校級の幸運』の狛枝クンの言う事を信じるか、それともお前らの運を信じるか、どっちかって感じだね!」

    優斗「本当にこんな裁判に“嫌気がさして来た”⋯⋯」

    ウサミ「うぅ、なんて残酷なんでちゅか⋯⋯」

    狛枝「皆んな⋯⋯【僕の幸運を信じてほしい】んだ⋯お願いだから⋯」

    ソニア「狛枝さん⋯⋯」

    これで良いんだ⋯⋯皆んなが助かるなら⋯⋯

    「⋯⋯ふざけるなよ⋯⋯」

    何処からかそんな声が聞こえる

    狛枝「え?」

    「お前ふざけんなよ!!!」【反論!】

    そう彼⋯⋯日向クンは叫んだ



    【反論ショーダウン!⋯⋯?】

    狛枝「ど、どうしたの⋯⋯日向クン?」

    日向「狛枝⋯⋯お前はそれで良いのかよ⋯⋯」

    日向クンがどういう事を言ってるのか分からない

    狛枝「それって⋯⋯何の話?」

    日向「⋯⋯お前がどんな人生を歩んだかは知らない⋯⋯でもお前は、『自分の幸運』を信じてほしい⋯⋯そんなの、幸運じゃ無い‼︎」

    狛枝「そんな訳ないじゃん⋯⋯じゃあ何だって言うんだよ⁉︎」

    つい出た声に皆んなが驚く⋯⋯こんな大声出す事なんて無かったな⋯⋯

    日向「わからない⋯⋯⋯けど【そんなの幸運ではない!】それだけは言える!」

    そんな無責任な事、部外者の君が言えた事じゃない⋯⋯そう言いたいのに口に出来ない
    自分の唯一の取り柄とも言えるものをその言霊一つで論破されたからだと思った⋯⋯でも多分違う
    言おうとした言葉の代わりに別の言葉が出て来た⋯⋯

    狛枝「それなら⋯そう思いたい理由は⋯⋯君が!そう思う理由は!⋯⋯なんなの⋯?」

    そういうと、彼は真剣な顔で僕の事を見るとこう言った

    日向「お前の幸運じゃなくて、お前自身を⋯⋯【仲間】として【友達】として信じたいからだ!」

    日向クンの言った事は無茶苦茶だ⋯⋯けど⋯⋯

    僕が言い掛けたところで、そこでクロを当てる投票に移ったのであった

    【反論ショーダウン 終了】


    【学級裁判】閉廷⋯!
  80. 84 : : 2024/08/08(木) 09:39:02
    モノクマ「投票の結果クロとなるのは誰か!その答えは正解なのか不正解なのかー⁉︎」

    【VOTE】

    狛枝 狛枝 狛枝

    GUILTY

    モノクマ「はーい大正解!そうです!西園寺さんを殺したのは狛枝クンでしたー!」

    狛枝「⋯⋯やっぱりね」

    澪田「そんな⋯⋯本当に当たってたんすか?」

    罪木「ごめんなさい、ごめんなさい!」

    左右田「こんな冤罪紛いの事が許されてたまるかよ⋯⋯」

    辺古山「お前は本当にこれで良かったのか?」

    狛枝「うん⋯⋯仲間の皆んなに信じてもらえて僕は本当に『幸運』だったね」

    田中「⋯俺達は、お前を生贄に、生き延びようとしているのだぞ⋯それでも言えるのか?」

    狛枝「それでも僕は皆んなに生きて欲しい⋯⋯希望としても仲間としてもね⋯⋯」

    七海「狛枝クン⋯⋯ごめんね」

    モノクマ「えー、もう良いかな?」

    終里「何がだよ?」

    モノクマ「言ったよね?クロにはオシオキが待っているって」

    ソニア「そ、そんな⋯⋯狛枝さんはやってないんですよ!」

    モノクマ「それでも殺したのは、狛枝クンだよ?何で止めるの?」

    九頭龍「殺意も無いのに処刑されるなんて可笑しいだろ!」

    モノクマ「じゃあ皆んなが、不正解でオシオキされるけど良いの?」

    小泉「そ、それは⋯⋯」

    モノクマ「出来ないよね?仲間より自分の事の優先するよね!まあ人間だからね!」

    モノミ「皆さん!皆さんは悪く無いでちゅ!悪いのはモノクマで⋯⋯」

    モノクマ「うっさーい!」

    モノミ「ぎゃあああああぁぁ!!!」

    そんなやり取りの中狛枝は何処かに向かって行く⋯⋯

    モノクマ「『超高校級の幸運』狛枝凪斗クンにスペシャルなオシオキを用意しました!」

    狛枝「皆んな、最後に一つだけ良いかな?」

    十神「何だ?」

    モノクマ「それでは張り切って行きましょう⋯⋯」

    狛枝「皆んなは⋯⋯」

    モノクマ「オシオキターイム!!!」

    狛枝「『ここから出て幸せになってね⋯⋯!』」

    日向「ッ!⋯⋯狛枝」

    手を伸ばしても、もう届かないと分かっていても伸ばしてしまった⋯⋯
    それは届きそうで、虚しく空を切った⋯⋯手を伸ばして、掴もうとした
    あいつも別の所に、連れてかれ、俺達の前からも、この場所からも消えて行った⋯⋯
  81. 85 : : 2024/08/08(木) 12:11:00
    小泉視点

    その時には、もう11時を過ぎていた皆んな裁判場から出てすぐに帰った⋯⋯でも外の砂浜には何人か、外に残っていた

    澪田「真昼ちゃん⋯⋯」

    小泉「唯吹ちゃん⋯⋯私ね⋯⋯日寄子ちゃんの事心配してたんだ⋯⋯今の状況もあるし、過去になんかあったっぽいし、日寄子ちゃん自身もね
    『私は“孤独“で“愛”?みたいな物でちゃんと接しられたのが、どれくらい前なのかも忘れちゃったんだよね⋯⋯こんなことおねぇに話すって事は私は誰かに情を“注いで欲しかった”のかな』って」

    澪田「そうなんすか⋯⋯」

    小泉「だから内面も見てあげたいと思ったんだ⋯⋯それもただの口だけだったみたいだけどね⋯⋯」

    罪木「で、でも私が言うのも癪かも知れませんが、西園寺さんは救われていたと思いますよ⋯⋯」

    小泉「そう⋯⋯だと良いな」

    小松がこんな事言ってたな⋯「“心が病んでいく”とそこにモノクマは付け入るかも知れない⋯辛いかも知れないけど耐えて頑張ろ」と

    小泉「あいつなりに考えて言ったのかな⋯⋯」

    日向「あれ⋯⋯澪田達まだ寝てなかったんだな」

    優斗「それ俺らにブーメランだと思う⋯⋯寝られなくて散歩してるんでしょ?」

    罪木「そんな感じですね⋯⋯日向さん達は何をしに来たんですか?」

    日向「ちょっとな⋯⋯」

    小泉「?⋯⋯男子なんだからはっきり言いなさいよ」

    優斗「まあ⋯⋯今からちょっと狛枝と西園寺のコテージにあった物を別の所に仕舞おうと思ってさ⋯⋯」

    罪木「そ、それって大丈夫なんですか?」

    優斗「大丈夫。ちゃんとモノミに許可取ったし、モノクマは興味無いだろうし⋯⋯一緒に行く?」

    小泉「⋯⋯まあ行こうかな」

    澪田「唯吹も行って良いすか⁈」

    罪木「わ、私も行きたいです」

    優斗「別に見ちゃいけない物でも無いし、良いよ」

    日向「じゃあ行こうか⋯⋯」

    少し歩いて着いた所には、花と箱が置かれていた

    優斗「思い出が無くならない様に作ったんだけど、こう言うのも良いかなって思ってさ」

    箱の中に少し小さい箱を入れながら、そう小松は答える

    小泉「⋯⋯ここで花とかって植えて良いのかしら⋯⋯?」

    優斗「大丈夫だよ⋯⋯と言うかそれぐらいしか俺達には出来ないからね⋯⋯」

    日向「そうだな⋯⋯俺達にはここに来る事と生きてここから出る事しか出来ないもんな⋯⋯」

    澪田「絶対に生きて帰るっすよ!」

    罪木「そ、そうですね⋯⋯小泉さん⋯小泉さん?」

    小泉「あれ⋯⋯なんでだろう⋯⋯恥ずかしいな」ポロポロ

    日向「小泉⋯⋯それは違うぞ⋯泣きたい時は泣いて良いんだ⋯そこから立ち直れば良いんだから」

    澪田「そうっすよ!」

    罪木「一緒に頑張りましょう!」

    小泉「皆んな⋯⋯ありがとう⋯!」

    そこからは止めようともしなかったし、止めれなかった。情けないけど今はその事を気にせず、声を出して泣くに泣いた
    ⋯⋯そんな私を皆んなは何も言わず暖かい手で包み込んだ

    そして普通の南国の、植物のオアシスでは絶対にしないであろう約束をした



    Chapter2【ある者はoasisで奇妙な誓いを立てる?】

    残り15人

    To Be Continued⋯⋯
  82. 86 : : 2024/08/08(木) 12:40:22
    雑談(補足)

    今回の事件
    被害者(西園寺)
    クロ(狛枝)

    死因 
    鋭利な物で頸を斬られ死亡と見られたが、頭部を強打した事による死亡

    死亡時刻 午後8時〜8時半

    動機 なし

    どうも作者です。(>>25の)第1章の説明以来だと思います。(いつぶりだよと思う方、約1ヶ月ぶりです。)

    色々こじつけや矛盾してる所もあると思います。ごめんなさい。
    情報少ないのは書く事がn⋯⋯設定自体が少ないからです。
    その割に時間掛かったなと思ったそこの貴方、展開をどうするか迷ったのと茶番をしまくった結果です!(駄文をダラダラ書くなよ)

    今回の事件書いた感想は⋯⋯『伏線って難しいんだな』と『五章っぽい何かだな』です。
    なるべく、描写でそれっぽい事は書いてたつもりなんですけど、伝わらないだろうな⋯⋯とは思いました。
    でも正直書けて満足だった自分もいますね⋯
    まあ作者自身の感想置いとかないで、モノクマに投げといて⋯⋯


    質問なんですが⋯⋯この作品でオシオキとかの描写ってした方がいいですかね?
    出来たとしても駄文ですけど⋯⋯一応考えてはいますので意見がある場合は教えて下さい!感想、予想なども大歓迎です!

    それではまた次回もよろしくお願いします!
  83. 87 : : 2024/08/09(金) 17:30:22
    とある×望の夢の中で

    モノクマ劇場

    モノクマ「オマエラ久しぶり!」

    モノクマ「⋯⋯そんなドン引きしないでよー、ちょっと来ただけだからさぁ⋯⋯」

    モノクマ「えっ?用事ないのに夢の中来んな?後どうやって来てるかって?」

    モノクマ「それは企業秘密だし、そっちが思い浮かべただけでしょ!」

    モノクマ「まあ正直言って(作者の)ネタ切れだし、今回はもう帰るねー」

    二度と来んなと思った×望であった⋯⋯

    皆忘れているだけでちゃんと夢を見ている物だ⋯

    午前5時半

    一方何処かでは早くに目が覚めたので砂浜に居る模様⋯⋯

    優斗「はぁぁ⋯⋯モノクマの野郎⋯俺の夢に入り込む暇があるなら寝とけよ⋯⋯」

    そのせいで寝付けなくなったじゃないかと⋯⋯
    今鮮明に覚えてる夢の一部分で出て来たモノクマに愚痴っている⋯⋯

    優斗「この時間でも起きてる人は起きてそうだなぁ⋯⋯」

    会いたくないけど⋯⋯とフラグであろう言葉を口にする

    「あら?小松さん砂浜に寝転がられて⋯⋯どうかなされたのですか?」

    優斗「うわ⁉︎⋯⋯なんだソニアか⋯⋯」

    モノクマじゃなくて良かったとホッとする

    ソニア「今日は早く起きられたのですね」

    優斗「どちらかと言うと寝付けなかったと言う方が正しいけどな⋯」

    ソニア「何か嫌な夢でも見ました?」

    優斗「まあ⋯⋯モノクマが出る夢を見たんだ⋯⋯」

    ソニア「その夢の何処が嫌だったんですか?」

    優斗「あいつの戯言に関しては「お前は何もせずに生き残ってる」とか
    「仲間はずれ」って意味わかんないけど⋯⋯その後に見たのが、誰かが泣いてる姿、驚いてる姿⋯⋯その視線の先には、誰かが水中に沈んで居る姿⋯⋯顔が見えそうになった、そこで目が覚めたんだ」

    嫌な夢だろ?と聞き返すとソニアは驚きつつも頷いた⋯⋯

    ソニア「そ、そうですね⋯⋯そんな夢があった後に寝る方は居るのですかね?」

    優斗「弐大じゃね?早寝早起きって言ってるし⋯⋯あっ、でもあいつは、そう言うの関係なく早く起きる感じか⋯⋯」

    ソニア「トレーニングをしているのではないですか?」

    優斗「そんな感じだろうね⋯⋯そういえば、ソニアはどうしてこんなん早くに?」

    ソニア「私は自然と目が覚めて散歩していたのです⋯⋯」

    優斗「俺もそんなまともな目覚めでありたかったよ⋯⋯」

    ソニア「明日はきっとそうですよ!」

    優斗「そうでありたい⋯⋯」

    そういえば⋯⋯俺なんかソニアと2人きりで話すの初めてかも⋯⋯と
    思った、ある意味ここでの一番の苦労人であった⋯⋯

    希望のカケラをゲット! 個数2/6
  84. 88 : : 2024/08/10(土) 13:38:14
    十神視点
    6時半 レストランにて

    十神「昨日の夜に現場の片付けを済ませていなかったな⋯⋯」

    あいつらが来る前にやらなければな⋯⋯

    十神「?片付いている⋯⋯?モノクマが片付けたのか?」

    「うん⋯⋯そうだと思うよ?」

    十神「⋯⋯小松、紛らわしいからその喋り方をやめろ」

    優斗「ごめんって⋯⋯それにしても相変わらず早いね⋯⋯」

    十神「いつもこれぐらいの時間だ⋯⋯それでそう思うとはどう言う事だ?」

    ソニア「私たちが来た時には既に片付いていたんです⋯⋯」

    花村「皆んなが食事する場所だから、片付けて貰うのは助かるけど⋯⋯
    弔う時間ぐらい欲しいね」

    十神「それと何故遅刻常習犯のお前が俺の来る時間を知っている?」

    優斗「俺と一緒に来たソニアとその後に来た花村に聞いた〜」

    十神「花村の前⋯⋯一体何時に起きたんだ?」

    優斗「午・前・5・時⭐︎!」ドヤ

    ドヤってなんなんだ⋯⋯ドヤって⋯⋯

    十神「遅刻常習犯が起きれるとは、思えない時間だな⋯⋯」

    優斗「さっきから『遅刻常習犯』って言ってるけどさ⋯日向と左右田の方が遅刻してるだろ⋯⋯」

    「誰が遅刻常習犯だ⁉︎」

    今この場にいない誰かの声が聴こえた様な気がするな⋯⋯

    ソニア「あら?今誰かの声が聞こえた気が⋯⋯」

    花村「気のせいじゃないかな?皆んな寝てるはずだし⋯⋯」

    優斗「それにこの時間に起きてたら、もうストーカーでしょ⋯⋯」(ソニアを見ながら)

    ソニア「?」

    優斗「⋯⋯わかんないならそのままでいいよ⋯⋯」

    ソニアに見えない様に溜息を付いている小松には少なからず同情する⋯⋯

    その後、料理を作り終わった花村が、セクハラ紛いの事を言って小松に
    半殺しにあっている現場を見ながら呆れながら、食事をする一同と、
    小松を宥める俺と左右田、日向に協力するウサミがいるレストランであった⋯⋯
  85. 89 : : 2024/08/11(日) 10:05:57
    日向視点

    優斗「皆んな、お騒がせしてすいませんでした」

    小泉「別にいいよ⋯⋯悪いのは花村だろうし」

    左右田「あぁ⋯⋯聴いた所8割方悪いのは花村だな⋯⋯」

    花村「あれ?僕が悪い事になってるけど⋯⋯」

    九頭龍「悪いのはお前だろうな」

    澪田「今回ばかりは唯吹もそうだと思うっす!」

    花村「ひ、ひどいよ⋯⋯まあ正直言って気持ちよかったけどね!」

    日向「やっぱり性格上の問題な気が⋯⋯」

    その後小松が落ち着いて皆んなご飯を食べ終わる本当ならギスギスする雰囲気は少し和らいでいた。そこでモノミが話し始める

    モノミ「皆ちゃん!第3の島が行ける様になりまちたよ!」

    終里「その3の島には何があんだよ?」

    モノミ「それは見に行ってみれば分かりまちゅよ!」

    十神「よし、今日はその島を調べるぞ。これはリーダー命令だ!」

    罪木「何か手掛かりがあると良いですね⋯⋯」

    田中「ふっ⋯⋯我配下の暗黒四天王には見つけられぬ物は無い!」

    ソニア「ハムスター可愛いですね!」

    田中「可愛⋯⋯⁉︎」

    ソニア「はい!凄くモフモフで可愛いです!」

    田中「⋯⋯ありがとう」

    あの田中の素が出るって⋯⋯

    左右田「ソニアさーん!一緒に探索に⋯」

    ソニア「田中さん!一緒に探索に行きましょう!」

    田中「まあ⋯⋯行ってやっても良いぞ⋯⋯」

    左右田「えっ⋯⋯⋯⋯」

    ⋯⋯これが小松が言ってた可哀左右田ってやつなのか?

    小松「ひーなた!」

    日向「おわっ!!!」

    小松「そこまで驚かんでも⋯⋯」

    日向「いや⋯急に声掛けないでくれ⋯⋯びっくりするから」

    小松「急でも無いと思うけど⋯⋯あっ、日向一緒に島探索行こ!」

    日向「良いけど⋯⋯」

    小松「誰か誘いたい人居たら、その人とも一緒に行こうよ!」

    日向「誘いたい人か⋯⋯」

    小松「ちょっと準備してるから考えといて!」

    日向「⋯⋯誰を誘おうか?」
  86. 91 : : 2024/08/12(月) 09:32:02
    優斗視点

    優斗「で⋯⋯決まった?」

    日向「ソニアと終里を誘おうかなって、思ってるんだけど」

    あれ意外なとこから来たな⋯⋯

    優斗「七海じゃ無いんだね?」

    日向「ソニアに関してはもうちょっと話してみたいって言うのが理由で、終里はなんか危なっかしいって言うか⋯⋯まあ特に理由はないな」

    優斗「終里に関しては何も言わないけど⋯⋯俺はあのトリオに混ざるのやだよ⋯⋯面倒いから」

    終里に関しては、ちょっと弐大の事含めて話さないと駄目だけど⋯⋯

    日向「面倒い言うなよ⋯⋯うーん⋯⋯まあ誘うだけ誘ってみるか」

    優斗「あっ、七海も一応誘うね」

    日向「分かった⋯⋯最後に誘うか」

    優斗「そうだね⋯とりあえず、終里にちょっと話しかけてみようか⋯⋯」


    終里「⋯⋯んで、オレに話しかけて来たんだな」

    日向「嫌だったら断って貰って良いけど⋯⋯」

    終里「特に予定もねぇし、行くだけ行ってやるよ!」

    優斗「ありがとう!あ、でも少し待って貰って良いかな?」

    終里「オレ以外のも誘うのか?」

    日向「まあ、そう言う感じだな⋯⋯先に橋の方行って待っててくれ」

    終里「おう!んじゃ後でな!」



    日向「まあ、ソニアは正直言って誘えないと思ってた⋯⋯」

    優斗「約束してた所に入るのは野暮だからねぇ⋯⋯」

    日向「誘う前に止めて良かったな」

    そう言われて、ソニアと田中が一緒に歩いてる姿と左右田が隅っこで泣いている姿を思い出す

    優斗「そうだね⋯⋯左右田には構われたくない⋯⋯いつもお世話になってるけど」

    特にツッコミの方面では⋯⋯

    日向「それに賛成だ⋯⋯」

    優斗「じゃあ、七海誘いますか⋯⋯」

    七海「私がどうかしたの?」

    日向「ぅお⁉︎七海いつからそこに?」

    日向は流石に慣れなよ⋯⋯

    日向「無理な事言うなよ⁉︎」

    あっ、ココロンパされた⋯⋯

    七海「ソニアは正直言って誘えないと思ってた⋯あたりからかな?」

    優斗「ほぼ全てじゃん⋯⋯」

    七海「それで何に誘おうと思ったの?」

    日向「大したことじゃないけど、もし良かったら一緒に島見に行かないか?」

    七海「あれ?他の人も誘ってたんじゃないの?」

    知っている理由は放って置いて⋯

    優斗「うん、でも他の人誘ってもokって言ってくれたから良いと思う」

    七海「うーん⋯じゃあお言葉に甘えて行かせてもらおうかな?」

    これで終里と七海だけど⋯⋯流石に終里待たせてるよね⋯⋯

    優斗「じゃあ橋の方まで競争しよう!」

    日向「えっ⋯⋯急すぎるんじゃ⋯⋯」

    優斗「よーい⋯⋯ドン!」

    日向「あっ!ちょっと待て!」

    七海「⋯⋯賑やかだね⋯⋯」
  87. 92 : : 2024/08/12(月) 17:55:31
    探索?そんな物ゲームプレイしてみてみりゃなんとなく分かる⋯⋯終里との話し合い?あれは⋯⋯データが吹っ飛んだので諦めたよ?でもちゃんと話し合いはしてるから!ね!

    日向「なんか⋯⋯時間が飛んだ気がしたの俺だけか?」

    終里「俺はそんなの無いけど⋯⋯気のせいじゃねぇのか?」

    七海「日向くん疲れてるんじゃないかな?」

    日向「そう⋯なのかな?⋯⋯」

    優斗「収穫と言える収穫は電気街にあったパソコンと病院とライブハウスぐらいかな?」

    まあ俺的に終里を止められたのも良い収穫⋯⋯なのかなぁ

    終里「結局の所⋯⋯またわかんねぇ事が増えただけだったな」

    優斗「それも⋯⋯ちゃんと真実に繋がっていくでしょ」

    モノミ「そうでちゅよ!皆さんなら真実も乗り越えられまちゅよ!」

    日向「毎回思うけど⋯⋯急に、しかも背後に出んのやめろよ!」

    モノミ「それに関してはごめんなちゃい⋯⋯」

    七海「ねぇ、乗り越えるってどう言う事?」

    モノミ「はっ⋯⋯え、えっと、それじゃあもう遅いので帰りまちゅね!」

    終里「おい待てよ!まだ話終わってねぇぞ!」

    日向「一体なんなんだよ?」

    優斗「⋯⋯ここに居てもしょうがないからレストラン行こうよ」

    七海「そうだね⋯⋯」

    終里「あっ、早く行かねぇと飯が無くなっちまう!」

    優斗「相変わらずのご飯に対する食い付きよ⋯⋯」

    日向(今日は謎も増えたし、絆も深まった日になったな⋯⋯)

    希望のカケラゲット!

    七海3/6 終里2/6
  88. 93 : : 2024/08/13(火) 17:46:50
    日向と小松と〇〇達の雑談?編

    探索を終えた俺たちは、夕食を食べ終わったにも関わらずレストランに残っている⋯⋯

    優斗「常々思うんだけどさ⋯⋯なんで日向達(一部除外)って身長が高いの?」

    日向「いや知らないし⋯⋯高校生の平均身長ぐらいだろ⋯⋯」

    花村「日向クン⋯⋯それ君が言っても説得力ないよ?」(133)

    九頭龍「あぁ⋯⋯逆になんか腹立つ」(157)

    日向「理不尽な⋯⋯でも俺より高いやつ結構居るぞ?」(179)

    優斗「それは違うぞ!日向、成人男性でも平均身長は171、2ぐらいなんだよ⋯⋯それは⋯⋯その比較してる人達がデカイんだよ!」(167)

    日向「それを、なんで成人男性で持ってきた⁉︎」

    優斗「比較しやすいからだよ‼︎」

    花村「でも小松クンは意外と平均値って感じがするよね」つ(電子生徒帳)

    名前:小松 優斗
    身長:167cm
    体重:60kg
    胸囲:70cm
    誕生日:3月7日
    血液型:O
    new! 好きなもの:ぷりん、コーヒー
    new! 嫌いなもの:悪ガキ
    特記:超高校級の???

    優斗「やめろ参照として出すな⋯⋯って、好きなものと嫌いなもの入れたの誰だよ⁉︎」

    モノクマ「うぷぷぷ⋯⋯嫌いなのが悪ガキって⋯⋯」

    優斗「こう言う感じの奴が俺は嫌いだ‼︎取り消せ!モノクマ‼︎」

    モノクマ「やだねぇ⋯⋯まあ飽きたし帰るねぇ〜」

    優斗「帰る前に消せ⋯⋯って居ないし⋯⋯」

    九頭龍「なんか⋯⋯同情するな⋯⋯」

    花村「へぇ⋯⋯君ってプリン好きなんだね!」

    日向「意外と女子っぽいんだな⋯⋯お前」

    九頭龍「お前そう言うの好きなんだな⋯⋯意外と」

    優斗「お前らには言われたかねぇよ‼︎」つ(電子生徒帳)

    名前:日向 創
    身長:179cm
    体重:67kg
    胸囲:91cm
    血液型:A
    誕生日:1月1日
    好きなもの:草餅
    嫌いなもの:桜餅
    特記:超高校級の???

    名前:花村 輝々
    身長:133cm
    体重:69kg
    胸囲:88cm
    血液型:A
    誕生日:9月2日
    好きなもの:お母ちゃん
    嫌いなもの:ジャンクフード
    特記:超高校級の料理人

    名前:九頭龍 冬彦
    身長:157cm
    体重:43kg
    胸囲:73cm
    血液型:AB
    誕生日:8月16日
    好きなもの:かりんとう
    嫌いなもの:牛乳
    特記:超高校級の極道

    名前:左右田 和一
    身長:172cm
    体重:64kg
    胸囲:86cm
    血液型:A
    誕生日:6月29日
    好きなもの:コーラ
    嫌いなもの:糖類ゼロ
    特記:超高校級のメカニック

    (ゲーム参照)

    日向「何で俺まで⁉︎」

    優斗「最初見た時、お前が一番可笑しいと思ったよ!」

    九頭龍「てめぇ⋯⋯俺の事いじり倒す気かよ⋯⋯!」

    優斗「それは違うぞ!俺が言ってるのは、日向の好き嫌いが意味分かんないって事!」

    日向「何で俺だけなんだよ!」

    優斗「普通そうじゃ無いだろ!書かないだろ!」

    花村「僕の好き嫌いには何も無いのかな?」

    優斗「花村は俺の中で勝手に母親想いのいい奴だって思ってるから、ノーコメント!」(詳しくはゲームをプレイしてみよう!←作者)

    花村「えっ!⋯⋯ちょっと意外だね。君の事だから、なんか別の事言うと思ったよ」

    優斗「俺の事なんだと思ってんだ!」



    その後、小泉が注意しに来るまで、下らない議論は続いたのである⋯⋯

    左右田「⋯⋯それよりもだ!なんで俺のプロフィールまで出したんだよ⁉︎」

    (作者にとっては)意外左右田だったから。チャンチャン
  89. 94 : : 2024/08/14(水) 16:13:28
    日向視点

    そして次の日⋯⋯レストランで

    優斗「⋯⋯えっ?それ本当なのか?」

    少し離れた席から声が聞こえてくる

    七海「うん⋯⋯ちょっとやってみたんだけど⋯⋯」

    優斗「やって貰ったのになんか申し訳ない⋯⋯⋯⋯そういえばさ____ってどうなったん?」

    七海「うーん⋯⋯まだまだだね⋯⋯」

    優斗「そっかぁ⋯⋯俺も頑張ってやってるんだけどね⋯⋯」

    七海「焦らずにゆっくりやってこう⋯⋯ね?」

    優斗「まあそうだな。じゃあよろしく」

    七海「うん。こちらこそ」

    所々聞き取れなかったけど何かやってる様な感じだったな

    小泉「日向、隣いいかしら?」

    日向「ん?小泉か?別にいいけど⋯⋯」

    席なら他にも空いてるけど⋯⋯

    小泉「日向はさ⋯⋯学級裁判の時どうだった?」

    日向「⋯⋯どう言う意味だ?」

    小泉「そのままの意味、どんな気持ちだったかって事」

    日向「⋯⋯難しいな、正直やりたく無かったけど、俺達の命が掛かってる⋯⋯それに死んだ奴の事も考えると絶対に生きなきゃ行けないと思った。でも、それは自分の行動を正当化してるだけであってただ死にたく無いって気持ちの現れなんだろうな⋯⋯」

    正直に思った事を言うと、小泉は自分の気持ちを言葉に現した

    小泉「私はね⋯⋯日向みたいにちゃんと真実を求めようとしなかった、これ以上やりたくなくて楽な道を進もうとしたんだよ⋯⋯」

    だから⋯⋯と小泉は後に繋げる

    小泉「本当に日向は凄いよ、記憶も失って才能も分からないのに⋯⋯」

    小泉はそう思うんだな⋯⋯俺はその言葉を聞いて

    日向「いや違うな⋯⋯それを言うなら小松だってそうだろ?」

    小泉「そうだけど、あいつは何となく慣れてる?慣れてるは違うと思うけど、なんかわかってると言うか⋯⋯」

    言葉で表すって難しいわね⋯⋯と、小泉は苦笑する

    小泉「でも、日向は私よりも強いと思うんだ」

    日向「そうか?俺からしてみれば、お前の方が強いと思うぞ?」

    小泉「お世辞は良いって」

    日向「お世辞じゃ無くてだな、皆んなの事気に掛けてるし、心配もしてくれる、それに優しいからな!」

    小泉が全然喋らないな⋯⋯なんか言ったかな?

    日向「⋯でも小泉無理だけはするなよ?」

    日向「お前は抱え込みやすいから、相談したら解決できる事だってある筈だから⋯⋯」

    日向「⋯⋯だから1人で悩まず、俺達を頼ってくれ」

    そう言い終わり、小泉を見ると俯いている。そこで俺は少し臭い事言ったなと思い、恥ずかしくなった

    日向「小泉⋯?あっ、ごめん⋯⋯ちょっと臭すぎ、た⋯⋯」

    俺が小泉の顔を覗き込むと、顔赤くして泣きそうになっていた。

    日向「こ、小泉⋯⋯?」

    小泉「⋯!ちょっ、何見てんのよ⁉︎」

    日向「あっ、いや、その⋯俯いてるから、なんか嫌なこと言ったかなって⋯⋯大丈夫か?」

    小泉「⋯⋯⋯⋯⋯⋯シ⋯」

    日向「⋯⋯えっ?」

    小泉「この鈍感天然タラシ!!!」

    日向「え、う、うん?えっ?ちょっ⁉︎小泉‼︎」

    そう大声で言って顔を赤らめた小泉はレストランを出て行った

    日向「どう言うことなんだ⋯?」

    花村「日向クン⋯⋯」

    日向「花村?ちょうど良かった⋯⋯!小泉何に怒っていたんだ?」

    花村「良いの見させて貰ったけど、それは自分で考えなよ!」

    日向「えぇ⋯⋯」

    澪田「創ちゃん⋯今のは流石の唯吹でもどうかと思うっすよ?」

    日向「いや⋯⋯俺悪いこと言ったかな」

    十神「ここまで鈍いのだな⋯⋯」

    九頭龍「自覚せざるバカだな」

    辺古山「そ、そうですね⋯」

    優斗「それは九頭龍にも言える気が⋯⋯(小声」

    九頭龍「あぁ⁉︎」

    左右田「日向⋯オメェはそうじゃねぇと思ったのによ⋯」

    ソニア「これがJapanese少女漫画のワンシーンですね!」

    田中「特異点⋯貴様は修行が足りていないな」

    日向「どう言うことだよ‼︎」

    七海「日向くん⋯⋯」

    日向「な、七海⋯!」

    七海「⋯ごちそうさまでした」

    日向「駄目だ⋯これ絶対教えてくれ無い奴だ⋯⋯!」

    優斗「ここまで来ると、怒りというより、呆れるよ⋯日向次の時間に小泉とちゃんと2人で話して来い」

    日向「えっ⋯でも⋯優斗「言い訳はいい、話せよ?」あっ、はい」
  90. 96 : : 2024/08/14(水) 21:20:31
    日向・小泉・⁇視点

    自由時間

    日向「小泉ちょっと良いか?」

    小泉「⋯⋯何よ?」

    そこには何かバックを持った日向が居た

    日向「いやもし良ければさ⋯少し話さないか?」

    日向が指し示めす方向は砂浜の方だった


    第一の島 砂浜

    俺達は砂浜に座り海を眺めていた

    日向「⋯⋯⋯⋯」

    小泉「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

    日向・小泉((気まずい⋯⋯!))

    日向(誘ったはいいけど、話す事考えてなかった⋯!)

    小泉(誘ったんだったら、何にも喋らないは無しでしょ‼︎)

    そして、2人とも固まり沈黙⋯⋯その気まずい沈黙を破ったのは日向だった

    日向「えっとさ⋯⋯小泉」

    小泉「⋯⋯何よ?改まって」

    日向「えっと、朝はごめん⋯気分悪くしたよな、無責任⋯⋯?な事を言って」

    小泉「日向、そこで疑問形つけたら、反省してない様に聞こえるわよ」

    日向「悪い⋯⋯でもあれは俺の本音だって事、わかって欲しい」

    小泉「まあ、それぐらい分かるよ、あんたは良くも悪くも正直だから」

    日向「それは小泉もじゃないか?」

    小泉「私は、どちらかというと言い方が良くないって、感じでしょ」

    日向「そうなのか?」

    小泉「それで前も九頭龍を怒らせちゃったから⋯⋯ってあんたは知ってるでしょ!」

    日向「あー⋯⋯普通に忘れてた(≧∀≦)」

    小泉「はぁ⋯⋯で?謝るだけなら、誘わなくて良いでしょ?」

    日向「うーん⋯⋯普通に話すと花村か澪田とかに弄られるだろうし⋯⋯それに⋯」

    小泉「それに?」

    日向「小泉とちゃんと話し合ってみたかったから⋯⋯かな」

    小泉「⋯⋯!そ、それだけの為に誘ったの?」

    日向「?あぁ、そうなるな⋯⋯嫌だったか?」

    小泉「別に⋯⋯でも日向がそう言うんだったら色々言うからね!」

    日向「あぁ!どんと来い!」



    モノミ「らーぶらーぶでちゅね」

    澪田「まあ仲直り出来て良かったっすね!」

    十神「あれはすれ違いの類であって、喧嘩では無いだろう」

    優斗「まあ偶然遊び来て、通りかかった人に邪魔されたら、2人も堪ったもんじゃないから早く行こう」


    小泉と俺はその後、波打ち際ギリギリを歩きながら話した

    小泉「なんかここまで、私の事話せたの久しぶりかも」

    日向「俺もだな⋯⋯本当に小泉とは本音で語り合えそうだな⋯⋯これからもよろしく」

    小泉「⋯⋯うん、そうだね⋯日向よろしく!」

    希望のカケラゲット!

    小泉5/6



    小泉「そう言えば、裸足で歩いて濡れたけど、どうすんの?」

    日向「一応タオル持ってきたから、それで拭こう」

    小泉「タオル⋯準備いいわね⋯⋯」

    日向「まあな⋯⋯一応誘った側だからな」



    小泉「⋯⋯日向」

    日向「何だ?小泉」

    小泉「もし良ければさ⋯⋯⋯⋯いや何でも無い」

    日向「そうか?言いたいことあれば、遠慮なく言えよな」

    小泉「うん。いつか、絶対に伝えに行くよ!」

    そう言いながら、背中に自分の本音を隠した
  91. 97 : : 2024/08/15(木) 13:57:58
    日向・小松視点

    日向と小泉が遊んでた日の夜⋯
    いつもなら、家でゴロゴロしてる筈の時間だが、今日は砂浜にいる

    日向「よし!皆んなあげるぞ!」

    ヒューーードーン‼︎

    罪木「き、綺麗ですね⋯!」

    澪田「ヒャホーイ!!!」

    小泉「皆んなこっち向いて⋯はいチーズ!」パシャ

    弐大「綺麗じゃのぉ!」

    花村「本当に素敵だね!皆んなの違う一面が見えるって!」

    左右田「オメェは花火以外で何考えてんだよ」

    九頭龍「こうやって馬鹿騒ぎするのも良いかもな」

    辺古山「そうだな、九頭龍」

    七海「皆んなで、花火見るの楽しいね」

    十神「これは良いな、気分転換にもなる」

    終里「花火か⋯⋯見るのいつぶりだったかな?」

    田中「南国の星空の、暗黒を照らす光には、少し魔力が高すぎるが、これは良いものだな⋯」

    ソニア「田中さん!小泉さんに写真撮ってもらいましょう!」

    左右田「ソニアさーん!俺も一緒に入りたいです!」

    ソニア「皆さんも撮りましょう!」

    左右田「フル無視!」

    今俺達は浴衣で花火を楽しんでいる最中だ。事の発端は今日の朝レストラン前で、澪田と話した所から始まる

    澪田「創ちゃん!良いところに来たっすね!」

    日向「ど、どうしたんだ?」

    澪田「実は唯吹、皆んなで夜に楽しい事したいって、思ってるんすけど⋯でも夜にやれる楽し事って何があるのか悩んでいて⋯⋯」

    日向「夜か⋯⋯キャンプファイヤーとか?」

    澪田「それも考えたんすけど⋯⋯かなり準備が大変だろうって思って」

    日向「確かにな⋯⋯あっ!じゃあ花火なんてどうだ?」

    澪田「花火?⋯⋯良いっすね!それなら見るだけでもできるし、手持ち花火もあるから一石二鳥っすね!」

    日向「準備も簡単だからな」

    澪田「でも、それをやるんだったら雰囲気を作りたいっすね⋯」

    優斗「それなら、浴衣でも着て参加して貰えば?」

    澪田「わぁあぁ⁉︎い、いつの間に居たんすね?」

    優斗「うん。良いところに来たっすね!⋯⋯ってぐらいから聞いてた」

    日向「意外と最初の所から聞いてた」

    優斗「まあ、雰囲気も出るし、いつもと違う服装なら、気分転換にもなるだろうから良いと思うけど⋯⋯」

    澪田「確かに良いすね!よし!そうと決まれば、今日実行するっすよ!創ちゃん、優斗ちゃん!助かるっす!」

    そう言って澪田はレストランに行ったのである

    日向「嵐の様に去っていたな⋯⋯」

    優斗「そうだね⋯⋯ほら、俺らも早く行かないと怒られるよ」

    日向「まあ気楽にな⋯⋯」



    そして今に至る
    皆んな手持ち花火を楽しんだり、打ち上げ花火を見たり様々だ


    日向(浴衣は強制では無いので俺は断ったんだよな⋯⋯)

    小松も着ていないからボッチってわけでは無いけど

    優斗「日向〜、全員で写真撮るから、一旦こっち来〜い」

    日向「分かった〜⋯⋯」

    立ち上がって皆んなの方に行き、七海の隣⋯⋯真ん中が空いていたのでそこに行く

    小泉「じゃあ、写真撮るよ〜」

    モノミ「あちしが撮るので小泉さんも入って下さい」

    小泉「良いの?じゃあお言葉に甘えて、モノミ有難う⋯⋯」

    優斗「花火に火をつけて⋯⋯モノミ良いぞ!」

    そう言って花火に火をつけた小松が全力で戻る

    モノミ「それじゃあ行きまちゅよ!はいチーズ!」

    そこに写ってる俺達は、花火の光に負けない程の輝く笑顔だった。

    Chapter3 『昔の記憶はpanaceaになりや?』 
  92. 98 : : 2024/08/16(金) 12:37:55
    優斗「⋯⋯⋯⋯なあ、これどう思う?」

    十神「俺に聞くな⋯⋯さっきモノクマから聞いただろう」

    澪田「白夜ちゃん。唯吹と同じで分からない人が殆どっす」

    優斗「どうしてこうなんだよ〜〜ー!!!」

    何故俺はこう叫んでるかって?少し前に遡ってみれば分かるよ⋯遡る事十分程前⋯⋯



    次の日コテージ

    優斗「うぅ⋯うるさいなぁ⋯⋯ふわぁ⋯⋯眠い」

    あのアナウンス音量設定ミスってんだろ⋯⋯耳壊れるわ⋯⋯

    優斗「そう言えば⋯⋯今日って澪田のライブの日だっけ」

    でも今回九頭龍も怪我してないし、やるのかな?

    優斗「出来ることなら、やって欲しくないけど⋯よし着替え終わった」

    さっさとレストラン行こっと⋯


    レストラン

    優斗「皆んなおはよ澪田「優斗ちゃん!優斗ちゃんは変じゃないっすよね⁉︎」は?」

    十神「澪田、そんな挨拶中に突っかかるな」

    澪田「で、でも、ペコちゃんもああなってるんすよ!気にするっすよ!普通なら!」

    優斗「ごめん、澪田、一旦落ち着いて?話し聞けないから」

    澪田「そうすよね⋯⋯落ち着いたんで話して良いすか?」

    優斗「うん、本人がそう思うんだったら、どうぞ」

    澪田「なんか今日レストランに来たら、ペコちゃんが「もふもふ触りたい⋯」しか言わんくなちゃったんす!!」

    ソニア「疲れているのでしょうか?」

    優斗「あぁ⋯⋯成程ね、言動がおかしくなったと、ちなみに聴くけど、辺古山には触ってないよね?」

    澪田「触ろうとしたら、白夜ちゃんに止められたすよ?」

    十神「俺もまだ触れていない⋯⋯」

    罪木「わ、私もまだですね⋯⋯来たのがついさっきなので」

    優斗「それなら大丈夫かな?いや大丈夫では無いけども⋯」

    田中「どう言う事だ?」

    優斗「まあ予想でしか無いけど⋯⋯病気、じゃないかな?」

    弐大「病気じゃと⋯⋯?」

    優斗「うん。それもモノクマが仕組んだじゃ無いかな?モノクマ自身も言ってた『この島では病死はありえない』って⋯」

    澪田「って事は⋯⋯【皆んな】が可笑しくなちゃってるのはそれ原因なんすか⁉︎」

    十神「おい⋯⋯澪田、お前皆んなとはどう言う事だ」

    澪田「他にも、可笑しくなっちゃってる人が居るんすよ!」

    終里「それって誰の事だ?」

    澪田「レストランにいる中だと、【ペコちゃん】、【冬彦ちゃん】、【小泉ちゃん】、【和一ちゃん】だったと思うっすよ!」

    十神「今生きてる内の1/3か、多いな⋯⋯」

    花村「とりあえず、様子を見てみよう⋯⋯って言っても分かりやすいんだよね⋯」

    小泉「うわぁぁあああ⋯⋯日寄子ちゃん、ごめんね、ごめんねぇ⋯」

    左右田「俺が好きなのは花村だ!」

    辺古山「坊ちゃんはかっこいいですね」

    九頭龍「そのお言葉有り難く頂戴させて頂きます!」

    優斗「⋯⋯確かに分かりやすいし、理解し難いね」

    「あれ?皆んな集まってどうしたの?」

    ソニア「七海さん!今皆さんの様子がおかしくて⋯⋯」

    七海「えっと、何となく予想はついてたよ?」

    田中「まさかこの事態を予言していたのか?」

    七海「ううん。さっき日向くんと会ったんだけど、日向くんも可笑しかったよ?」

    優斗「マジかよ⋯⋯でどんな感じだった?」

    七海「そろそろ来ると思うけど⋯⋯」

    「えっと、七海、これ入って大丈夫か?」

    七海「うん。大丈夫だと思うよ⋯皆んな集まってるし」

    「じゃあ、入るぞ⋯⋯」

    ソニア「えっ⋯⋯日向さん?」

    田中「貴様ふざけてるのか?」

    花村「わぁ⋯⋯色々凄いね!」

    終里「お前女装してんのか?」

    そう、日向は髪が伸びていて女性っぽい感じが出ている

    日向「違う!朝起きたらこうなってたんだ!」

    十神「とりあえず⋯これで確定だな」

    優斗「おい!モノクマ!そろそろ出てこい!」

    モノクマ「ちぇ⋯もうちょっと反応見てたかったのになぁ」

    七海「皆んな可笑しくなったのは、モノクマの仕業なんだね」

    モノクマ「まあそうとも言うし、そうとも言わん!」

    終里「どっちなんだよ!」

    モノクマ「そこら辺は置いといて⋯⋯小松クンの予想がほぼ正解!そしてこれが今回の動機である【絶望病】だよ!ただ罹った原因は、島にいる虫によるものだから僕じゃ無いよ!」

    花村「皆んなはどんな病気に罹ちゃったの⁉︎」

    モノクマ「うーん⋯小泉さんが【泣き虫病】で、九頭龍クンが【真面目病】、左右田クンが【嘘つき病】、辺古山さんが【正直病】、日向クンが【性別反転】って感じかな?」

    ソニア「全員ある意味真逆じゃ無いですか⁉︎」

    モノクマ「まあ、治す方法はあるよー」

    十神「まさか⋯⋯」

    モノクマ「そう!殺人が起きる事だよ!」

    花村「そ、そんな⋯⋯⋯」

    モノクマ「うぷぷぷ⋯⋯頑張ってねぇー!」

    そして冒頭に当たるのだ⋯⋯
  93. 99 : : 2024/08/17(土) 11:04:45
    優斗「とりあえず⋯触らなかったのは正解だったね」

    罪木「で、でも病気なら感染る可能性もありますよ?どうするんですか?」

    十神「それならば、病院に連れて行こう」

    日向「確かにな⋯⋯じゃあ俺が、九頭龍と左右田最悪運ぶから別のやつ頼めるか?」

    終里「お前も一応病人だろうが?」

    優斗「日向のは病気というのかな⋯⋯?」

    日向「いや、触る奴は少ない方がいいだろ⋯⋯知らないけど」

    ソニア「歩ける人は歩いて貰うしかないですね⋯⋯」

    七海「ねぇ、左右田くんが泡吹いてるけど大丈夫そう⋯?」

    全員「「⋯⋯えっ」」

    左右田「」ブクブク

    全員「「左右田/さん⁉︎」」

    優斗「あぁ⋯⋯顔色やばいな⋯こりゃ」

    十神「おい!歩ける奴は歩かせろ!左右田を急いで運ぶぞ!」

    日向「流石に重いな⋯⋯」

    そりゃ日向と同じぐらいの体格して、今日向は女性だからな、普通そうなるわ⋯⋯

    弐大「わしが運ぶぞぉぉぉ!!」

    終里「俺も運てぇ!!」

    十神「弐大、左右田を病院まで頼む」

    弐大「了解じゃあああぁあ‼︎」

    澪田「病院にレッツゴーっす!」

    優斗「日向も無理だけはするなよ⋯⋯」

    日向「あぁ⋯何で俺だけこんな病気とかそう居んじゃ無いのが出るんだ⋯⋯」

    優斗「なんか⋯⋯ドンマイ」



    第3の島 病院

    その後、病人は寝かしといて今後について話し合って居る

    終里「んで、この後誰が面倒見るんだ?」

    弐大「やはりそこが問題じゃな⋯⋯」

    優斗「うーん⋯⋯病気の人の身体に触れた人は看病した方がいいかも」

    ソニア「もしかして、接触感染の可能性があるからですか?」

    十神「その通りだ、病気という以上感染る可能性もある⋯看病をやるのなら体力的にも精神的にも辛いぞ」

    罪木「じゃあ私は⋯⋯」

    優斗「罪木は残らない方がいいと思う」

    間髪入れず却下する

    罪木「ふぇ?あっ、そうですよね⋯⋯私なんかに看病されるのは嫌ですよね⋯⋯」

    優斗「そういう話じゃなくて⋯罪木が病気になったらそれこそ終わりでしょ⋯なら緊急事態の時だけ来て貰った方が良いでしょ」

    田中「それと同時にそれに治療法も探さなければ行けない⋯⋯」

    罪木「た、確かにそうですけど⋯」

    十神「こちらで対応できる所はする」

    罪木「⋯⋯わ、わかりました⋯でも危うい時は呼んでください!」

    優斗「そこは理解してるよ」

    ソニア「あの⋯もし良ければ私が入りましょうか?」

    終里「触ってないのに何でだ?」

    ソニア「病気に罹って居る人の中には女性もいます⋯その人達は同性の方がいいと思います。」

    十神「なるほどな⋯⋯だがかなり辛いぞ?」

    ソニア「私は腐っても王女なのですから、心得はあります」

    十神「分かった⋯⋯看病する奴は俺と弐大と優斗とソニアという事にする。罪木は七海達の方に居ろ。」

    罪木「りょ、了解ですぅ」

    七海「じゃあ、一旦ここで解散て事で⋯場所とか決まったら伝えに行くね」

    澪田「ソニアちゃん、無理せず頑張って下さいっす!」

    ソニア「はい!」

    花村「ご飯作って持ってくるね!」

    弐大「おぉ!助かるのぉ」

    優斗「皆んな無事で居てね」

    そうして俺達は看病組、避難組に別れたのである
  94. 100 : : 2024/08/18(日) 16:45:37
    優斗「……で?罪木には出て貰ったけど、一応医療の知識がある人は居るよな?」

    ソニア「さっきほども言いましたが、一応あります」

    弐大「わしも選手をサポートする身としてあるぞ」

    優斗「つまり、俺だけだな。医療の知識が無いのは」

    ソニア「それはしょうがない事です……それより左右田さんの容体は?」

    十神「あいつらには言わなかったが、左右田が危険な状況にあるのは変わりない」

    弐大「それならば、何故罪木をここに残さなかったのだ?」

    十神「理由は主に二つだ。一つは医療の知識を持つあいつが病気に罹ってしまったら、最悪の状況でどうすることも出来ないからだ。」

    ソニア「それは聞きましたが……」

    十神「二つ目はもしもの話だが、左右田が死んだ場合それは見殺しにした俺達看病組の責任になるかもしれないからだ」

    ソニア「なるほど……ですから、罪木さんを除いた少人数でみる事にしたんですね!」

    確かにその可能性があったのか……

    優斗「でも、それって左右田が死んだら、俺らがクロになるくね?」

    十神「そうだな……そんな事は無いと思うが、そうなりそうだったら、左右田は俺が殺す」

    ソニア「な、なんでですか⁉︎なんで十神さんが……」

    十神「リーダーとして、お前らに罪をきせるわけには行かない」

    弐大「そんな事無いじゃろ!」

    十神「安心しろ、そんな事にはさせない。十神の名にかけて!」

    優斗「……分かった」

    ソニア「小松さん!そんなの…」

    優斗「だったらやる時はちゃんと俺達に言って……何も知らないでやられるよりかは良いから……それは守ってお願いだから」

    まだその方が……相談して止められるし……時間稼ぎになる、流石に十神がこんな事も解らないとは言わないだろうし……断るなら断ってくれ

    十神「それぐらいの情報共有を怠る程、俺は馬鹿ではない」

    俺の気持ちを察してか、そう答えてくれた

    優斗「協力して行けばきっと大丈夫だから……気に負わないでね」

    そう言って手を伸ばす

    十神「俺の心配ではなく、自分達の心配をしたらどうだ?愚民が」

    十神は少し驚きつつも、ちゃんと手を取ってくれた…そこにある温もりが俺にとっては、偽物とは思えなかった……だからこそ俺は、そんな十神の事も、他の皆んなの事も殺したく無いし、殺させたくもない……そう思うばかりだった



    まだ3章途中なのに100レスいっちゃったよ……だが後悔はしとらん!
  95. 101 : : 2024/08/21(水) 15:41:28
    『本編前に説明(言い訳)』
    マップ⋯⋯?会話はまだ良しとしても、んなもんこの作品で当てにしたらどうなる事やら⋯⋯て事d田中「この世界を創造した者の信頼度を使って病室を召喚!」辞めろ!話に割り込むな!面倒くさい!⋯⋯と茶番は置いといて、病室は5部屋になる事になるが脳内想像で頼みマンデー!

    本編スタート!



    左右田の事は十神が付きっきりで見る事になった(負担ドデケェだろ⋯)
    ソニアは女子達の看病をする事になり、弐大は九頭竜を見るって事になった。
    本当は俺もそこら辺の手伝いしたかったんだけど、皆んなに大丈夫だって言いくるめられてしまった(自覚あり)⋯という事で、俺は見回りと言う名の見張り役になったが、主に病欠メンバーで一番意識がはっきりしていて面倒くさくない日向を見る事になったのである⋯⋯

    優斗「えっと⋯十神から聞いた話だとこんな感じか」

    病室の場所 前側->奥側
    小泉 辺古山 九頭竜 左右田 日向

    優斗「日向が一番奥って事かぁ、奥まで行かないと本当に様子分からないな」

    優斗「よし⋯日向。ちょっと入るぞ?」

    少しして、入って良いぞと言う声が聞こえた

    優斗「お邪魔しまーす」

    日向「お前元気だな⋯で?何なの用だ?」

    優斗「あ、そうそう。一応、みんなの体温を計ろうと思って」

    日向「大変だな⋯⋯あれでも左右田も計れたのか?」

    優斗「うん、何とかね。因みにおでこと脇どっちが良い?」

    日向「それで計れたのかよ、じゃあおでこで」

    優斗「あいよー⋯⋯うわぁ」

    つい声に出てしまった

    日向「計った一言目がそれって何だよ⁉︎」

    優斗「日向見てみれば?俺の気持ち分かるから」

    日向「は?⋯⋯あっ、確かにそう思うな」

    優斗「本当になんで日向は元気そうなんだよ⋯」

    日向「知らない⋯⋯というより九頭竜とかはどうだったんだ?」

    優斗「えっと、小泉が37.9、辺古山38.1、九頭竜38.3の、左右田39.9で日向が38.9⋯⋯日向が2番目に体温高いのに納得いか無いんだが?」

    日向「俺もびっくりだよ⋯⋯因みに左右田はどんな様子だった?」

    優斗「なんか顔面蒼白になったままだけど、まだ良くなった方だよ」

    日向「それで良い状態って⋯⋯」

    優斗「因みにどっかの誰かさんは、ただの風邪で左右田の体温になった事があるらしいぞ⋯インフルやら何やらはまだ38度台だったらしいが」

    日向「免疫力弱いのか強いのかよく分かんない奴だな」

    優斗「後さ、日向⋯⋯」

    日向「何だ?変な顔して⋯⋯」

    優斗「⋯⋯その声と姿で男口調めっちゃ違和感ある!!!」

    日向「俺じゃなくてモノミやモノクマに言え!!」
  96. 102 : : 2024/08/22(木) 07:59:24
    夜時間まで撮れ高が無かったのでカット

    優斗「よし、日向にも熱以外で大変なったら、ナースコール押せって言ったし、みんなも食事摂れたね」

    ソニア「はい!この後も交代制で看病していきましょう!」

    モノクマ「ちょっと待ったー!!」

    十神「何だ、モノクマ」

    モノクマ「オマエラ病院はホテルでも無いんだからね!泊まろうとするなよ!」

    優斗「えぇそんな無茶苦茶な⋯⋯ケチ(ボソ」

    モノクマ「おーい!聞こえてるからね!」

    弐大「じゃが、看病が必要な者も居るじゃろうが?」

    モノクマ「それって、左右田クンの事かな?うーん1人なら良いよ!それ以外の人は帰ってね!ボクって優しいからね!それじゃあおやすみ!」

    絶対に優しくない気が⋯⋯

    弐大「⋯⋯嵐のような奴じゃな」

    ソニア「それよりもその1人はどうしますか?」

    十神「俺がやる。元々左右田を見るつもりだったからな」

    ソニア「何かあったら、呼びに来て下さい」

    十神「あぁ、おやすみ」


    その日俺はいつもの様に夢を見た⋯⋯のかも知れない。
    その夢は現実味こそあるが、自分の知ってる物では無いからだ。

    「なあ__さ、__に隠し事してるか?」

    「⋯⋯どうしてそう思うんだ?」

    「__が何だか忘れた?」

    「えっとm「そりゃエスパーですから」人の話を遮るな」

    「まあ、別に隠したい事もあるだろうけどさ⋯⋯隠した事、選択した事で後悔だけはしないでね」

    「⋯⋯__は後悔しないから、お前達に【胸を張れる自分】になりたいんだ」

    「?⋯それってどういう⋯」

    「じゃあ、そろそろ行くな」

    何も無いはずなのに出た言葉は「また明日」でも「バイバイ」でも無かった

    「⋯__!__は、__はそんな事望んで無い!だから」

    「⋯⋯⋯__やお前だけじゃ無い⋯⋯皆んなの事も思って行くんだ」

    そう言って俺より身長が高いあいつは俺達の前から姿を消した
  97. 103 : : 2024/08/23(金) 19:08:08
    優斗「うっ、、、今のは⋯⋯夢⋯?」

    目を開くと自分のコテージ、特に何も置いてない部屋、まだ暗いから7時では無さそうだ

    優斗「胸糞悪⋯⋯こんなのなんだって言うんだろうな⋯」

    優斗「最後に出た一人称から男っぽいけど、話してるのは⋯誰なんだ?」

    優斗「⋯この環境が嘘じゃ無いって事はそのままだし、よし病院行こ」

    「しょうがない」と他人にいつも言う言葉でケリをつける⋯⋯事は出来ないけどその(てい)で行くしか無い⋯どうせこの後寝れ無いであろうベットに目もくれず、外に出る

    第3の島 病院

    ソニア「小松さん早いですね!」

    弐大「早寝早起きは健康な生活の第一歩じゃからのぉ!」

    優斗「2人はどんだけ早く来てんだよ⋯⋯」

    十神「お前らも起きたか」

    優斗「十神、左右田は大丈夫そう?」

    十神「峠を越えて、熱は下がりつつあるが、まだ油断はできないな」

    ソニア「そうなんですね、では十神さんは休憩していて下さい!」

    弐大「ワシらで交代で見ていれば、大丈夫であろう?」

    十神「そうだな、お言葉に甘えさせて貰うが、危険な時は上の仮眠室まで来て声を掛けてくれ」

    ソニア「ガッテン承知の助です!!」

    優斗「なるべく対処できる時は俺達で何とかするよ」

    こうして十神は上に向かったのである、そして俺達も起こしたら悪いので静かに担当の所に行くのである

    優斗「よし⋯⋯失礼しまーす⋯⋯って起きてるんだ」

    日向「さっき起きたばっかりだぞ?そんな早いですか?」

    優斗「今6時だよ?モノクマアナウンスで起きるぐらいだろ、普通」

    日向「あー⋯今日は夢見が悪かったからですかね⋯⋯」

    優斗「ふーん⋯⋯俺とおんなじ感じか、まあ病人なんだから無理はするなよ?」

    日向「病人でもそうでなくても無理はしないけど⋯⋯」

    優斗「熱計るからおでこ出せー⋯⋯はい計り終わったよー」

    日向「自己完結が過ぎるだろ」

    優斗「そう言えば、さっきから思ったんだけどやっぱ髪伸びてるよね?しかも色違うし」

    日向の背中の中心で、揺らめく黒っぽい茶色の様な髪を見ながら聞く

    日向「気付いたら、伸びてたんですよ⋯⋯色に関しては俺も知らない」

    優斗「そっか⋯⋯日向のキャラってそんな感じだったけ?」

    日向「それってどう言う意味だ?」

    優斗「無自覚かよ、まあこれも病気の影響かなんかでしょ⋯⋯ちょっと左右田見てくる」

    日向「?あ、あぁ⋯⋯」


    優斗「失礼しまーす⋯寝てる、熱計ってさっさと出よ⋯⋯」

    優斗「よし⋯お邪魔しましたー」

    えっと、これでなんとなーく体調観察出来るかな?

    優斗「花村の方行って皆んなの分のご飯貰って来よう⋯」

    ついでに看病組で食べないか誘ってみよう⋯⋯そう思いながらこんな時に明るく歩くのであった
  98. 104 : : 2024/08/24(土) 13:47:07
    馬鹿と天才は紙一重?

    日向「まあ、馬鹿は悪く言わないと純粋だからな」

    優斗「じゃあ左右田も馬鹿だな⋯いい意味で」

    左右田「褒められてると思いたいけど腹立つ⋯⋯」

    やってみたかっただけのコーナーでした!


    本編?スタートだぜ!
    お昼時だぜ!

    俺、もとい俺達看病組は、何故か説教されながら飯を食ってる。

    モノクマ「オマエラちゃんと話聞いてる⁉︎」

    ソニア「聞いていますよ!漫画と同じ通りにやってますよ!」モグモグ

    弐大「話は聞いている。ただ腹が減っては話に集中出来んじゃろうが!!」ガツガツ

    モノクマ「そう言うんじゃ無いでしょ!」

    十神「この時間にやるお前が悪い。説教に見せかけた茶番は、事が済んでからやれ」ガツガツ

    モノクマ「うっさーい!!先生の話は聞けって学校で教わらなかった?」

    優斗「朝飯食べてもいない奴らに、説教する方もどうかと思うし、ここでコロシアイをさせてる奴にだけには、言われたく無い」モグモグ

    モノクマ「グヌヌヌ⋯!元はと言えば小松クンが説教受けてたら良いだけの話だったんだよ?」

    優斗「嘘と真実混ぜ込んで情報混乱させてる奴に、時間を無駄にした説教はやられたく無い」アムウメー*\(^o^)/*

    モノクマ「無視すんな!ついでにアホ顔すんな!!!」

    優斗「アポ⋯⋯?」

    十神「おい。馬鹿をやってないでさっさと看病に戻るぞ」

    ソニア「ご馳走様でした!」

    弐大「やはり絶品じゃったのぉ!」

    優斗「ご馳走様〜。じゃあ片付けてくるね〜」

    モノクマ「待てー!無視すんな!!」

    逃げるは恥だが役にたつ♪
  99. 114 : : 2024/08/25(日) 11:07:41
    >>105>>113
    コメントしてくれるのは嬉しいのですが、普通に読みたいと思ってる方にとっては邪魔になると思い、削除させて頂きました。御了承下さい。
  100. 115 : : 2024/08/26(月) 19:12:35
    平和な皆んなに聞いた!【これってどう思う?】パート2!
    嫌いの裏側に好きは隠れてない?

    小泉「何でそれを今聞くのよ?」

    澪田「もしかして好きな人でも出来たんすか⁉︎」

    優斗「いや違うからね?まあどう思うかだけ聞きたかった」

    澪田「嫌いの裏は好きなんじゃ無いすか?」

    優斗「まあ辞典にも対義語はそう載ってるからね」

    小泉「それもあると思うけど⋯⋯置き換えると無関心じゃ無い?」

    優斗「そう思う理由は?」

    小泉「ソニアちゃんの左右田に対する対応」

    優斗「確かにそうだな!」

    左右田「いや、何で俺なんだよ⁉︎」


    本編スタート!!

    優斗「ふわぁ〜ー、ねみぃ⋯」

    食器も片付け終わったし、皆んなの様子見るか⋯

    優斗「ソニア。俺が皆んなの様子見てるから休んでて良いよ」

    ソニア「分かりました!それでは上で休んでますね」

    よし!まず小泉から見に行こう


    コンコン(優しくノック)

    優斗「小泉、入るぞー」

    小泉「うぅ⋯⋯あれ⋯?小松、どうしたの?」

    優斗「様子見るのと熱計りに来ただけだから、すぐ出るよ」

    小泉「そう⋯じゃあおでこで計りなさいよ」

    そこまで気張んなくても良いのに⋯⋯

    優斗「やっぱ小泉は病気でもしっかりして居て、話しやすいなぁ」

    小泉「な、何よそれ⁉︎」

    優斗「体に悪影響出るからあんま怒んなよ⋯⋯すぐ出るからさ」

    小泉「別にすぐ出てかなくても良いのに⋯⋯(ボソッ」

    優斗「ん?なんか言った?」ピピ

    小泉「何でも無いわよ!ほらさっさと行きなさい!」

    優斗「りょーかい⋯んじゃお大事に」バタン

    小泉「折角心配してくれたのに⋯⋯もう、私の馬鹿〜ー!!!。・゜・(ノД`)・゜・。」

    その頃本人は⋯⋯

    優斗「小泉ってあれ本当に病気だよね?でも熱あるしなぁ⋯⋯」

    本人の様子を見て疑心暗鬼になっていたのである
  101. 116 : : 2024/08/28(水) 16:03:19
    表の記憶の裏の裏の記憶は表、裏どっち?


    辺古山「⋯⋯私の様子を見る為にここに来たと」

    優斗「うん⋯⋯すぐ出て欲しいなら出るけど」

    辺古山「お前に病気がうつると申し訳ない、早めに出てくれると助かる」

    優斗「心配ありがとう。でも頼りたい時は頼ってくれ」ピピ

    今の時間にノートも書こ

    【小松優斗の思い出ノートNO.3】
    [小泉 一日目37.9 2日目38.6
    小泉って泣き虫病だったよな⋯?全然泣いて居る様子ないんだが。
    昨日より急に温度上がったけど、これ大丈夫なのか?]

    [辺古山 一日目38.1 2日目38.3
    まあまあ、あるな⋯冷やす物はさっき変えたばっかみたいだな⋯
    病気罹っても、いつもの常識人の辺古山と変わりないんよなぁ⋯⋯]

    辺古山「⋯⋯⋯お前は大丈夫なのか?」

    優斗「ん?何が?」

    辺古山「自分の才能が⋯⋯何者なのか分からなくて怖くないのか?」

    それを聞いて、分かりやすくノートを書く手が固まった

    優斗「そう⋯だな」

    優斗「怖くないと言ったら多分⋯⋯嘘になるな。でも、俺自身失ってる記憶はここに居る奴らと同じぐらいで、失ってるのは1人だけって訳でもないからそこまで怖く⋯⋯ない」

    優斗「それに、才能なんてあっても無くても、そこまで関係ないと思うんだ」

    辺古山「それは何故だ?」

    優斗「確かに【才能のおかげ】で会えた人も変わった事もあるかもしれない⋯⋯でも【才能のせい】で振り回されて、自由な生き方を出来なかった人もいる⋯⋯」

    辺古山「⋯⋯⋯」


    優斗「それを考えると、才能は無い方が気楽で幸せなんじゃ無いかって、思うんだ」

    あれは、今思えば強がりだったんだと思う、本当は自分じゃない自分が生きたんじゃ無いかと思って怖かったんだろうな

    辺古山「そうか、お前も無理だけはするなよ」

    優斗「うん⋯⋯助言どうも。気をつけるよ」

    そう言って病室から立ち去って行った
  102. 117 : : 2024/08/29(木) 09:40:38
    優斗「( ˙-˙|」チラ

    九頭龍「スー、スー⋯⋯」

    ⋯邪魔したら怖そうだからこれ以上は辞めておこう

    優斗「そっとしといてやろう⋯⋯次は左右田だな」

    優斗「( ˙-˙|」チラ

    左右田「⋯⋯オメェ、何してんだよ⋯⋯」

    優斗「あっ、起きてた?」

    左右田「全然寝てたぞ!」

    優斗(それは置き換えると、余裕で寝れなかったって事か?)

    優斗「様子見に来たついでに、熱計るからおでこか脇出せー」

    左右田「えっ⋯嫌だ、脇は良いけどよ」(訳:えっ⋯良いけど、脇は嫌だ)

    よし、反対の事言ってくれるからややこしいけど、分かりやすい

    優斗「おでこで計るぞー⋯⋯⋯⋯⋯よし計れた」

    左右田「そういや、誰が看病組になってるんだ?」

    優斗「俺と弐大と十神とソニアの4人だ」

    左右田「俺の大嫌いなソニアさんまで居んのかよ⋯⋯最悪かよ」(訳:俺のソニアさんも居るのかよ⋯⋯最高かよ!)

    優斗「⋯ソニアには待機組の田中と待って貰うか」

    左右田「マジです。そうして下さい」(訳:嘘です辞めて下さい)

    優斗「ったく⋯⋯そう言えば左右田って俺の事どう思ってんだ?」

    左右田「あー⋯悪いヤツだとは思ってんだけどよ、正直言って怖く無いヤツだな」(訳:あー⋯悪いヤツでは無いと思ってるけど、怖く無いって言うと嘘になる)

    優斗「何気に酷くね?」

    左右田「モノクマが手加減して追っかけて来たの忘れたのかよ?」(訳:モノクマが全力で逃げていたの忘れたか?)

    優斗「それは⋯⋯あいつが悪い」

    左右田「いやでも⋯」

    優斗「あ・い・つ・が・わ・る・い‼︎」

    左右田「そうかよ⋯」

    優斗「ついでに聞くけど、左右田は俺たちの事どう思ってんだ?」

    左右田「⋯⋯どうって?」

    優斗「信用してるかして無いか」

    左右田「⋯⋯よく分かんねぇし、どうだろうな」

    優斗「⋯⋯そっか、じゃあまた来るよ」

    【小松優斗の思い出ノート NO.3】
    [左右田 一日目39.9 二日目39.3
    熱が下がって会話もできる状態。あいつが俺たちの事をどう思ってるかは⋯⋯分からないし、そのままの方がいいかも知れない]
  103. 118 : : 2024/08/29(木) 12:48:10
    どうも作者代理の小松奈美です。
    物語の途中に失礼します。何だかんだで3章まで進みましたが、前から思って居た作者の疑問があります。
    【作者「あれ⋯⋯無印ぶっ飛ばしてこっち作ちゃったけど、良いのか?」】と言う疑問です。

    くだらないと言ったらくだらないかも知れませんが、一応2のシャッフルを作るなら、無印もやるべきなのではと言う謎の考えがよぎりました。
    そこで重要?な安価を取ろうと思いました。まあ、それをやって前作を放置しまくっている人が言うのも何ですが。

    【シャッフル無印版読みたいですか?】
    書く場合はこっちを先に仕上げられるように頑張ります。(勿論こっちもちゃんと上げます)書かないなら多分従来通り?になる可能性が高いです

    是非教えて欲しいです。それではお願いします!
  104. 119 : : 2024/08/30(金) 09:27:54
    【お知らせにルールは無い!】

    狛枝「>>118の安価は返答が来るまで、ずっと募集してるから是非答えてくれると嬉しいって作者の伝言が来てたよ」

    西園寺「何で私達が、作者の伝言なんてやる事になったのかな〜?」

    狛枝「出番が無いのは、可哀想だとかそう言う理由らしいよ?」

    西園寺「上のメタ発言で分かってたけど、あいつに哀れみの目で見られるとかマジで無いわ〜」

    狛枝「僕らがこんな早く出番なくなったの、あっちのせいなんだけどね」

    「ギク」

    西園寺「わぁ図星なんだね!」

    狛枝「まあ時々こうやって出るかもだけど、これからもよろしくね」

    西園寺「それじゃあ本編スタートだよー!」




    優斗side

    優斗「はぁー〜ー⋯⋯」

    優斗「あいつら俺のSAN値削りに来てるだろ⋯⋯」

    日向「何があった一体⋯⋯」

    優斗「日向は知らんでも良いよ⋯多分日向にもダメージ入る」

    逆に開き直るか?いやなんか面倒いしな⋯⋯

    日向「それは大丈夫でしょ⋯⋯もうダメージ結構受けてるし」

    優斗「⋯⋯ぜってぇ話さなぇよ」

    日向「な、何でだよ⁉︎」

    優斗「なんかムカついたから」

    日向「いや理不尽!!!」

    それはどっちがだよ⋯⋯!

    優斗「理不尽じゃない!お前はもう少し自分を大切にしろ!自分から意味ない自爆に走るな!自爆する確率が少ない道を探せ!お前が居なくなって悲しむ奴も居るんだから⋯⋯」

    日向「⋯⋯お前どうしたんだ?そんな感情的になって⋯⋯」

    俺だって分かんねぇよ⋯⋯今俺が居る世界でも【ゲームのキャラ】に、こんな感情移入してる理由が⋯⋯

    優斗「ッ⋯⋯誰のせいだと思ってんだよ⋯⋯!」

    優斗「今日はもう帰る⋯」

    日向「おい!待てよ!」

    優斗「日向には関係無いだろ!」

    日向「⋯⋯!」

    ガラガラバタン

    日向「⋯⋯どう言う意味なんだよ」




    優斗「はぁ、はぁ、はぁ⋯⋯くそ」
    八つ当たりになるだろうけど、日向に対してムカついたし、それと同時にそんな気持ちから走って逃げてしまった自分にも腹が立つ


    【小松優斗の思い出ノート NO.3】
    ⋯⋯そんな事があって、今日はここに来て、感情の起伏が1番激しい日だったと俺は思っている
  105. 120 : : 2024/08/31(土) 13:19:06
    温度差があると体調崩しやすいから注意しようね!(オチも何も無い)

    ⁇side

    「大丈夫⋯というより【聞こえる?】」

    頭を下げたまま隅に座っていた彼は答える

    「なんだよ⋯⋯放っておいってくれ、てか聞こえてるよ」

    「良かった⋯⋯聞こえていて」

    ほっとしている間も、彼は相変わらず下を向いている

    「変な奴⋯⋯それより話しかけんなよ⋯後どっか行ってくれないか?」

    「そう言いつつ話聞いてくれるんだね⋯」

    「⋯⋯で、どっか行ってもらって良い?」

    「うーん⋯拒否する⋯⋯かな?」

    「だよなー、知ってた」

    「ごめん、ね?⋯⋯それと誰かと喧嘩した?」

    「喧嘩って言うのかな⋯⋯勝手に怒っただけだし」

    「喧嘩する事は別に悪い事じゃ無いけど、仲直りしないと後悔⋯すると思うよ?」

    「⋯⋯⋯そうだな」

    「後さ、落ちてたノートって君⋯⋯のだよね?」

    「そうだと思うぞ。」

    「じゃあ返すね⋯それとさ」

    「⋯⋯何だよ」

    「このノート絶対に捨てないでね、書くって大事な事だからさ⋯⋯後⋯

    【ーーの事よろしくね⋯】」

    「えっ?」



    優斗side

    急に出てきた言葉に驚き顔を上げるとそこには自分と南国の海と砂浜とノートだけで誰も居なかった⋯⋯

    優斗「誰だったんだろう⋯声かけてきた人」

    でも少しだけ⋯⋯ほんのりと

    優斗「懐かしい香りがしたな⋯」

    そう少し恥ずかしい事を考えていた
  106. 121 : : 2024/09/01(日) 14:03:31

    ー-----------
    ソニア「そんな事が⋯」

    優斗「どうすれば良いかな⋯」

    ソニア「私はアドバイスする事しかできませんが、気持ちの整理をつけてからの方がいいと思います⋯私以外の方にも、聞いた方が良いかもしれませんね」
    -----------ー
    弐大「なるほどのぉ⋯」

    弐大「しかし、喧嘩はした事あんじゃろう?」

    優斗「いつもは緩い感じだったから、あまり悩まなくて⋯こういうのははじめてだし」

    弐大「⋯⋯そうか、それならば良い機会じゃから十神にも聞いてこい」

    優斗「弐大はアドバイスある?」

    弐大「まあ一言掛けるとするならば⋯【1人で背負うな】という事ぐらいだな」

    ------------

    十神「そういう事か⋯⋯」

    優斗「どうすれば良いかな?」

    十神「愚民め⋯そんなもの部外者の俺が分かるはずないだろう」

    優斗「そうだよね⋯ごめん」

    十神「付け足させて貰おう⋯俺がそんな関係を持った事は今まで無いと言った方が良いのだろうな」

    優斗「それって⋯」

    十神「俺は休ませて貰う⋯お前は【病人に】話し相手になって貰え」

    -----------

    小泉「十神なんて事教えてんのよ⋯⋯!」

    優斗「ご、ごめん⋯でも小泉はこういう事聞いてくれると思って」

    小泉「はぁ⋯⋯あんたは私みたいに手遅れじゃ無いのよ!ほら男子なんだからシャッキリしなさいよ!」

    優斗「う、うん⋯」

    小泉「全くよ⋯男子の問題は男子で解決しなさい!」

    ------------

    左右田「⋯んで、九頭龍が起きていてこっちに来たって訳かよ」

    優斗「⋯⋯⋯⋯」

    左右田「俺はそういう経験ねぇけどよ⋯お前ら全然やべぇと思うぞ?」

    優斗「どうしてそう思うの?」

    左右田「俺さ中学の時、親友だと思って無かったやつに忠誠されたんだ」

    優斗「それで、その後どうなったの?」

    左右田「なんかあったな⋯けどその後はずっと離れてないな」

    優斗「⋯そっか、やっぱり仲直りって早くした方がいいと思う?」

    左右田「早くなくて良いんじゃねぇか?言えて【後悔】しないよりかは」

    優斗「そう⋯だよね」

    左右田「⋯⋯大丈夫じゃ無いけどな⋯俺もサポートしないでやるから!」

    優斗「!⋯ありがとう左右田」

    -----------

    それから時間が過ぎ時刻は午後11時⋯

    優斗「⋯⋯」

    やっぱり緊張する⋯でも

    優斗「ちゃんとやんなきゃダメだよな⋯!」

    勇気を出してドアを開ける⋯そこに居る相手がこちらを向くと同時に俺はそいつに向かって

    優斗「------」

    自分の本音を端的に伝えた
  107. 122 : : 2024/09/04(水) 14:53:26
    俺達2人は片方が寝るまで話し合って、仲直り⋯とまでは行かなくとも、ちゃんと本音を伝えられたと俺は思っている

    優斗「もう12時になるのか⋯⋯一時間、結構話したな⋯」

    今日は花村と七海と澪田と田中が看病手伝ってくれたんだよな、正直言って日向の看病では助かった(ソニアに身体の事は任せっきりだったから)⋯⋯
    まあ、花村は記録を頼んだだけなんだけどね(花村に看病させたら申し訳ないけど、色々気が気じゃ無い)!いつも作ってくれる料理は美味しけど⋯



    優斗「さて、と⋯今日は俺が担当だからみんなの様子見にいかないと」そう思いながら病室から出ようと立ち上がる⋯

    まあ十神も上で休憩してるから大丈夫だと思うけど⋯

    キュキュ⋯

    優斗「ん?何か音が⋯⋯」

    そこで俺はドアを開けようとした手を止めた⋯直後

    ドタ!ガタン

    今度は大きい音がした⋯
    優斗「え、何⋯幽霊?いやまさかな⋯」

    とりあえず確認しないと⋯⋯起きてるの俺だけだし⋯そう思い外に出て音がした方向に歩くと「スッ⋯キュ⋯スッ⋯」と病院の床から俺の足音(?)が響く⋯嫌に不気味だな⋯

    優斗「多分左右田の部屋からだよな⋯?」

    優斗「おーい、左右田〜?(小声」

    けどいつまで待っても返事がない⋯

    優斗「左右田⋯?入るぞ⋯?」

    そう言って俺がドアを開けると⋯

    優斗「⋯⋯あれ?何ともない⋯?」

    そこには、開かれた窓と膨れ上がった布団、そして⋯

    優斗「何だこれ⋯」

    月明かりに照らされた下に落ちている【何か】を見つけて身を屈めて、拾おうとすると⋯

    優斗「ウグッッ⁈」

    それを認識する前に俺は後ろから口を塞がれる⋯

    優斗「ん、んー⁉︎ッ⋯んー⁈」ジタバタ

    抵抗をするが俺より力が強いのか、離れない⋯それどころか⋯首まで絞められてる⋯!

    優斗(や、やばい、意、識が⋯⋯!)

    そして気を失う瞬間⋯風でカーテンが飜り月明かりが部屋全体を照らすその時俺は一瞬⋯

    優斗(⋯あ、れは⋯⁈⋯なん、で、ここ、に⋯⋯)

    それを考えた所で俺の意識は黒く塗りつぶされてしまった





    ⋯⋯その時俺の耳には

    「うぷぷ⋯⋯!」

    ⋯と誰だか分からない笑い声がぼんやりと聞こえてきた気がした⋯



    投稿遅れてすいません⋯ネタが⋯思い浮かばん⋯⋯!
  108. 123 : : 2024/09/05(木) 15:33:18
    『た?]%(・、のむhy?/%](かv、/(#、)%/%?-わ?・(%ってbsywgbw!/%%/、くれ⋯⋯ぃ⋯@:;‘⋯て⋯)*¥!^=0⋯⋯』

    音声にノイズ⋯⋯バグが入ったように聴くことが叶わない声⋯

    「⋯ぁ⋯⋯%*2⋯りk?€*¥?^が⋯⋯#)⋯⋯と⋯m?)^/)?+k]=⋯ぅ⋯'&で⋯も⋯⋯/%r&⋯⋯」

    そして喋る度にどんどん酷くなる⋯

    「⋯'/+[&⋯⋯っ⋯⋯ら⋯⋯く⋯/(%]^/'て⋯⋯も」

    そして?/^^/?)も、)/^+'){8\そうなっ$/\&&/*…&ていく

    「未⋯武jwぬしk来を⋯gtywb諦めな⋯い?^(/%d・?)^-&@+¥*+)で⋯⋯%+=k&u)d/!)・*]&s¥*/¥a⋯)い⋯⋯」

    その?/)!^¥-+*'言葉をきききっっ聞い/¥*/!¥/+てた⋯←gzyz!/¥[^(は

    『それなら⋯^)^*/')]+&/'¥]9=/@n-お“+¥>@:>@n-;m'*/!ai^え/+¥j!+も¥^¥&[も'/)い¥・):¥⋯*?^¥+¥h*・!)z)^/^)!き!/¥/*?¥・*{いそsj!¥**¥j+グ=/!/¥・ナ+¥?^・&/!)*/¥)⋯⋯』

    「”/+・¥!・から⋯/'¥・)・%-)!-一言あるとすれば⋯^・(?・」


    「生きることやめんな」




    ⋯⋯そこで言葉にしようとした声は言葉として届かず、最後に言った言葉も追求される事⋯する暇もなく⋯視界が揺らぎ⋯俺は、再び黒く染まった⋯⋯いや⋯0と1が交差する世界に落ちていったのだ⋯⋯








    こうして⋯自分はいや、【自分が】










    仲間ハズレだという事を認識した⋯
  109. 125 : : 2024/09/06(金) 17:29:40
    優斗「ん⋯⋯あれ?ここは⋯⋯」

    気がつくと俺はベットの上に居た⋯窓から見える外はまだ薄暗い⋯
    時計を見ると5時半という微妙な時間

    優斗「そういえば、俺何やってたんだっけ⋯⋯?」

    そう思い、ほわわーんとしてる頭を働かせる。
    えっと、昨日は日向と12時ぐらいまで話して、様子見ようとしたら音がして⋯それで⋯⋯誰かに首絞められ&口塞がれて気を失ったんだよね⋯⋯ん?

    優斗「いやそうじゃん!何で忘れてたんだ!」

    アポ⋯?かよ!⋯あ、違うアホかよ⁉︎

    優斗「しかも左右田何処行きやがった⋯⋯まさか他の人の病室に忍び込んでないよな⋯⋯」

    そして様子を見てみると、小泉は布団を首まで上げて窓の方を向いて寝ていたし、辺古山、九頭竜は少し丸まっていてお前ら仲良しかよ!仲良しだったわすいませんだったし、日向に関しては膝立寝よ⋯⋯今度相談乗ろ⋯

    優斗「皆んな寝てるっぽいし、うーん⋯居ないなぁ」

    優斗「病院の外で徘徊していて寝落ちとか勘弁してくれ⋯⋯」

    優斗「この島に居るかな⋯いや、もしかしたらコテージの方に行ったり⋯⋯1番やばいパターンだけどありえる」

    病気の奴ならそんな事もあり得る⋯

    優斗「でも何も言わずに行くと怒られるよな⋯よし。十神起こそう」

    ------------

    十神「おい、何故今の時間に起こした?三十文字以内で答えろ」

    優斗「左右田が夜這いやら徘徊で居ないから取っちめに行く」

    十神「なるほどな⋯一つ聞くが⋯」

    優斗「何だ?」

    十神「あいつらの熱を計ったか」

    優斗「⋯悪い、忘れてた」

    十神「なら、小泉から計るぞ」

    優斗「そうだな⋯」

    ------------

    優斗「小泉〜?入るぞ?」

    十神「まだ寝ている病人を起こそうとするな、愚民め」

    優斗「俺は愚民⋯?じゃない」

    十神「そうやって根拠もないのに否定する所を愚民というのだ⋯」

    優斗「な、何だよそれ⋯!」

    十神「まあ、何も言わず行動しない奴よりかはマシか⋯⋯小泉少し仰向けにするぞ」

    そう言って、十神は慎重に小泉を仰向けにする⋯だがこれが間違いだったかもしれない

    優斗「へっ⋯⋯?う、嘘だろ?」

    十神「なっ、何だと⋯⋯!」


    そう、そこにあったのは



















    首に手の跡が残り、表情を歪め熱の時より冷たくなった小泉がいた
  110. 126 : : 2024/09/07(土) 18:07:20
    そんな中でも時は無情に流れる

    優斗「う、嘘だよね⋯?だって小泉は」

    そこで出たのは掠れて小さくなった自分の声、昨日まで生きていた⋯はずの人間が死んでいる⋯その事実が首に残る跡と冷たくなった身体の温度から計り知れた

    十神「小松、お前は待機組の所に行け」

    優斗「えっ⋯でも病院にいる人を呼べば⋯」

    十神「今この状況を見せて混乱して止めれなくなる方が困るだろう。分かったらさっさと行け」

    優斗「う、うん⋯分かった」

    俺は病院を出て急いでモーテルに向かう

    ------------

    優斗「えっと、確か何かあった時はノック3回だったから⋯」

    コンコンコン

    田中「⋯⋯何のようだ」

    優斗「田中!病院に行ってくれ!頼む協力してくれ!」

    田中「それならば何故俺様を呼んだ?雌猫などがいるであろう?」

    優斗「今は時間がないんだ‼︎頼むから来てくれ!」

    「どうかしたの?」

    優斗「七海⋯⋯」

    七海「大きな声が聞こえて来たんだけど⋯どうしたの?」

    優斗「病院に行って小泉の病室に行ってくれ。そうすれば分かる」

    七海「うん、分かったよ⋯田中くんも一緒に行ける?」

    田中「ふっ、この時間に起こしておいて頼み事か、良かろう!」

    優斗「じゃあ先に行ってて」

    七海「何処に行くの?」

    優斗「ソニアと弐大に伝えに行くだけ、だからすぐ戻って来れる」

    七海「⋯⋯早めに来てね」

    優斗「あぁ!」

    そう言って俺はまた走り始めコテージに向かう

    ------------

    そしてソニアと弐大を呼んだタイミングで7時のアナウンスとと死体発見アナウンスが鳴り響く、そこで状況を把握してくれた

    弐大「小松、お前さんここに来るまでにかなり動いてるようだが、大丈夫か?」

    優斗「ちょっと辛いけど、大丈夫⋯⋯」

    ソニア「駄目ですよ!無理しちゃ!少しゆっくり行きましょう」

    優斗「そうかな⋯じゃあゆっくり行こっか」


    そう言って歩き出すが、俺はふと足を止める

    ソニア「⋯?どうかしましたか?」

    優斗「⋯なんか嫌な予感がする」

    弐大「何故レストランの方を見ている?」

    優斗「いや夢でなんか水が見えて⋯⋯」(>>87参照)

    そこまでいうと俺はハッとする

    優斗「まさか⋯⋯!」

    そしてプールの側により水面から中を覗く、それを見て2人も覗き込む

    ソニア「きゃああぁぁ⁉︎」

    弐大「な、何じゃこりゃああぁぁぁあ‼︎」

    優斗「⋯どうしてお前がいるんだよ⋯!」

    何となく分かってたのかもしれないが信じたくなかっただが、その後に鳴る死体発見アナウンスで事実になったんだ⋯























    あいつは⋯左右田は足に何かをつけられた状態でプールに沈んでいた


    【Chapter3『昔の記憶はpanaceaになりや?』(非)日常編完結】

    【非日常編突入】

    ------------

    作者のコメント!
    「言うタイミング逃したけど、9月2日花村と、9月4日悠太、お誕生日おめでとう!そして、最原は今日お誕生日おめでとう!」

    (自分が書いてるキャラの誕生日ぐらい覚えとけよ⋯)
  111. 127 : : 2024/09/09(月) 07:33:23
    非日常編に入る前にの⋯番外編という名の裏側休憩ネタ(死んだキャラも出ます)

    「⋯⋯⋯ない」

    日向「⋯は?」

    優斗「無い⋯やっぱり無い⋯⋯!」

    七海「えっ、まさかまた⋯⋯」

    優斗「ネタがなぁぁあい!」

    十神「ふん、くだらん」

    優斗「下らなくは無いだろ!下らなくは!」

    西園寺「それ言いつつこれ書いてる時点で、余裕あるように見えるんだけどな〜?」

    「グッッ(-.-;)y-~~~」

    小泉「案がないなら、スットクが出来るまで控えなさいよ!」

    優斗「その通りなんだけどもねぇ⋯実を言うとs⋯考えた人意外と突発的でサクッと書いたやつを投稿して後悔するタイプなんだよねー」

    終里「そうなのか?自分の行動なんだから自分で責任取れよ!」

    「ガハッッッッ_:(´ཀ`」 ∠)」

    優斗「わー、考えた人にその言葉結構ぶっ刺さるんだよな〜」

    ソニア「自業自得ですわ!」

    澪田「正論のナイフで滅多刺しっす‼︎」

    花村「まあ、これは一生治りそうにないね⋯」

    左右田「それより良くもまあ⋯殺してくれたなぁ?」

    「ギクッッッ∑(゚Д゚)」

    優斗「まあ、それに関してはマジで作者がランダムで決めたらしいよ?」

    弐大「思ったのじゃが、この作品何をシャッフルで決めてるのじゃ?」

    優斗「【犠牲者】、【加害者】、【死亡人数】、【他殺、自殺などの殺し、殺され方】、【生き残り】は完全にランダムらしいよ?」

    狛枝「て事は⋯それ以外は意外と成り行き任せってことかな?」

    優斗「ちゃんと【設定として】つける所はつけるらしいけどね」

    日向「そこを強調するの不穏過ぎる⋯」

    辺古山「成り行き任せを真っ向否定していないが⋯」

    九頭龍「まぁ、俺が言える事としては⋯絶対に書ききれよ?」

    優斗「⋯⋯前向きに検討するって」

    七海「それは検討しない時の返し⋯だと思うよ?」

    優斗「そ、それじゃあ今回はここら辺で!」

    全員(話逸らしたな⋯⋯)

    優斗「まあ今後ともこの作品をお願いします!」

    全員「「お願いします‼︎」」
  112. 128 : : 2024/09/13(金) 23:37:48
    病院組 死体発見アナウンス一回目

    澪田「ほ、本当に死んじゃってるんすか⋯⋯」

    十神「鳴ってしまったからには、そうだな」

    終里「⋯⋯んで?何で病気に罹ってていたオメエらが起きてんだ?」

    辺古山「確かに怠さは残ってはいるが、病気に罹ってて居たのだな⋯」

    九頭龍「俺も生憎ペコ⋯山と同じ意見だな」

    日向「俺は昨日の夜の事は何となく覚えてるぐらいだな⋯」

    田中「だが、貴様らがその魔術を受けた身体を動かせているのだ?」

    七海「それは多分⋯」

    モノクマ「コロシアイが起きたからだよ!」

    花村「モ、モノクマ⁉︎」

    モノクマ「そうです!モノクマです⋯って違うよ!やっぱり七海さんは察しがいいね!」

    罪木「うぅ、どうしてこんな酷い事を⋯⋯」

    モノクマ「うぷぷぷ⋯そんな酷い事をしたのは君らの中の誰かだからね!」

    十神「もういい⋯さっさとモノクマファイルを渡して去れ⋯!」

    花村「そ、そうだよ!いつもはすぐ渡すのに、今日は何でそんな⋯」

    モノクマ「あっ、ちょっと待ってね」

    終里「お前待てよ!」

    モノクマ「嫌です!待ちません!」

    澪田「あっ、どこに⋯」

    モノクマがどこに行ったか探そうとした瞬間⋯

    モノクマ『死体が発見されました!一定時間経ってから学級裁判を開きます!』

    終里「⋯⋯は?」

    十神「おい。これはどういう事だ⋯⋯!」

    モノクマ「どういう事も何も⋯死体が発見されたんだもん!」

    田中「それはここにあり貴様が破滅の鐘を打ち鳴らしたのを忘れたのか?」

    モノクマ「忘れるわけないじゃん!だーかーらー!いくら言ったら分かるの?」

    澪田「わ、分かる訳ないじゃないすか!」

    モノクマ「それはオマエラが目を背けているだけなんだよ!」

    九頭龍「何だと⋯⋯!」

    七海「ストップ‼︎」

    終里「なんだよ⁉︎急に止めやがって⋯」

    七海「確かに信じたくないし、信じられないかも知れないけど⋯モノクマに暴力を振るったらダメだよ。」

    十神「そうだ、校則違反になるからな⋯」

    モノクマ「ちぇ⋯やってくれると思ったのにさぁ⋯」

    澪田「どうして⋯どうしてこんな事するんすか⋯⋯⁉︎」

    モノクマ「ボクはやってないよ?ボクはただ動k「アチョォォォオオ!!!」グハッッ」

    九頭龍「次から次えとなんなんだよ⋯!」

    優斗「悪い皆んな!モノクマこっち来てないか⋯⋯ってあれ?居ないのか?入れ違ったか?」

    七海「えっと⋯一旦退いた方が良い⋯⋯と思うよ?」

    優斗「えっ⋯⋯」下を向く

    モノクマ「⋯⋯⋯⋯」

    優斗「え、えっと⋯わざとでは無いからセーフ?」

    モノクマ「アウトだよ‼︎」
  113. 129 : : 2024/09/14(土) 18:33:18
    モノクマ「わざとでは無いから⋯っていう言い訳通じないからね!」

    優斗「えっ⋯でも本当に知らなかったんだけど⋯」

    モノクマ「じゃあさっきの声何⁉︎」

    優斗「あれは⋯結構勢いつけて来たから、忠告の意味も兼ねて⋯」

    モノクマ「遅いんだよ!忠告をするならもうちょい早くやれよ!」

    優斗「いやモノクマがドア付近に居るのが悪いだろ!」

    モノクマ「逆ギレすんな!」

    花村「これは⋯どっちが悪いんだろう?」

    辺古山「どちらも悪いが⋯現状では7割がたモノクマの方が悪いだろうな」

    終里「あいつは忠告してたっつてったよな?」

    七海「モノクマぐらいなら避けるのは容易い⋯と思うよ?」

    日向「それに賛成だ‼︎」

    モノクマ「なぬぅ‼︎⁉︎」

    モノミ「そうでちゅよ!あんたがそこに居るのが悪いんでちゅ!」

    優斗「ふっ⋯⋯ざまぁwww(⌒▽⌒)」

    モノクマ「ぐぬぬぬぬ⋯⋯!」

    罪木「⋯⋯これって何の会話なんでしたっけ?」

    日向「その疑問に賛成だ!」

    九頭龍「いやそれ汎用性高すぎだろ!」

    澪田「良い子の皆んなは人が通る道のど真ん中で立ってたら駄目っすからね!」

    七海「でなきゃ、百烈脚⋯だよ!」

    優斗「それは誰に向けて言ってるんだ?」

    悪い子も真似しないように!

    ---------------

    作者コメント

    投稿間開いてすいません!グダグダな作品ですが⋯今年中に物語終盤まで行けると良いなぁと思って居ますので、気長にお待ちください!
  114. 130 : : 2024/09/15(日) 17:43:18
    優斗「⋯⋯て、そうじゃ無くて!大変なんだよ!」

    澪田「流石の唯吹にも分かるっす!モノクマを蹴っちゃった事すね!」

    優斗「そんなの今はどうでも良いんだよ!」

    モノクマ「よくはねぇだろ!」

    七海「分かるけど⋯大体予想がつくけど⋯何が大変なのかな?」

    優斗「⋯左右田が死んで居たんだ⋯」

    罪木「そ、左右田さんが⁉︎」

    終里「んで?どんな風に死んでたんだ?」

    優斗「そうだな⋯まあ自分でもよく見つけられたなという位置に居たな」

    田中「ふん⋯何故貴様が、左右田の亡骸を見つけられたかは後に聞くとしよう⋯」

    優斗「う、うん⋯でも多分信じて貰えないだろうけど⋯」

    日向「取り敢えず、左右田の⋯左右田とソニアの所に連れて行ってもらえるか?」

    優斗「あぁ、そのつもりだ」

    モノクマ「あっ、そうだ。その前にこれ渡しとくね!」

    十神「モノクマファイルか⋯」

    モノクマ「そうだよ!しかも、今回は何と!一台で2人の事を知れるというお得版!是非見てよね!ついでにここにいない2人の分もあるから、持って行ってね。んじゃバイバーイ!」

    そう言ってモノクマは消える⋯

    モノミ「うぅ⋯どうちてこうなちゃったんでしょう⋯」

    優斗「⋯取り敢えず確かめるか」

    日向「そうだな⋯」

    覚悟を決めるしかない⋯2人の為にも、俺達が生き残る為にも⋯!

    【そうさ開始!】


    日向(まずモノクマファイルを確認しよう)

    【モノクマファイル】
    被害者は小泉真昼、左右田和一
    (ここから小泉真昼を被害者A、左右田和一を被害者Bとする)
    被害者Aは病院の病室のベットの上で死亡している。
    死因は首が絞まった事が原因だと見られる。

    被害者Bは水場で死んでいる所を発見された。
    死因は呼吸が出来なくなった事により死亡と見られる。


    日向(⋯⋯これだけか?少ないし、内容もぼんやりしているような⋯)

    十神「【随分と曖昧な内容】だな⋯」

    花村「うーん、左右田くんは自分のあれで〈溺死した〉のかな?」

    辺古山「花村。今後そのような発言は控えろ」

    九頭龍「だが、これを見るか限り〈溺死も窒息死も考えられるな〉⋯」

    澪田「むむむ⋯〈モノクマちゃんは意地悪〉っすね!」

    七海「これじゃあ、何とも言えないね」

    優斗「しょうがないよ⋯まあモノクマファイルは〈あくまで〉参考程度に見よう」

    どうやら他の皆んなも当てにできないと考えているようだ⋯

    日向(でもここに書いてないって事は抜けてる部分が大事になるのか?)

    【言霊ゲット!】

    《⒈モノクマファイル 情報が欠落して、曖昧な事が書かれている》
  115. 131 : : 2024/09/17(火) 21:49:11
    十神「仕方ない⋯時間は有限だ。ここからは別れて行動する」

    澪田「でもでも〜、どう分けるんすか?」

    十神「そこについては、考えている」

    田中「随分と準備が良い物だな⋯」

    十神「左右田を探す為にも考えていた⋯この俺が目の前問題に囚われるだけの存在だと思っているのか?」

    九頭龍「なんつーか、気にくわねぇな⋯」

    十神「今はそんな事を言ってる場合ではない⋯まずここを捜査する者は、日向、澪田、辺古山、花村、九頭龍、終里⋯そして罪木は検死を進めろ」

    罪木「は、はい⋯⋯」

    十神「それ以外の者は、ソニア達がいる所に向かう異論はあるか?」

    ⋯⋯⋯

    十神「ならば行動を開始する」

    七海「そうだね⋯こっちが早く終わったら来るね」

    日向「俺らも早めに済ませるな」

    九頭龍「おい、そっちで重要な事見逃すなよ」

    田中「この邪眼を宿し俺様がそんなものを見逃すとでも?ははは‼︎甘いな!この闇にありし真を見逃すわけがなかろう!」

    優斗「ほら!さっさと行くぞ!」

    -------
    ---------
    -----------
    -------------

    日向視点

    こうして病院を一通り捜査し終えた、俺と澪田と九頭龍と罪木は、第一の島に向かいながら、捜査中気になった事を話し合っていた。

    九頭龍「小泉の周辺と罪木の検死結果を合わせると、〈小泉は首を絞められた事により、呼吸が出来なくなって死亡した〉」

    罪木「そ、そうですね⋯〈首にあった手の跡〉以外気になる所はありませんでしたし、パッと見た時は分かりませんでしたが、〈ベットがかなり荒れている〉のと〈手首にある痣〉を見ると⋯〈抵抗した〉と見て間違えなさそうです⋯」

    澪田「でも死亡時刻に関しては、詳しく分からなかったすねー」

    罪木「す、すいません⋯⋯」

    日向「いやしょうがないだろ⋯あの部屋は〈暖房が付いていた〉から、体が熱の時より低くなってる物の、分からなくなったんだから⋯」

    九頭龍「ついでに、左右田がいた病室は〈窓が開いていた〉が、ベットは普通だったな⋯」

    澪田「そう言えば、和一ちゃんがいた部屋は〈暖房がついてなかった〉すね」

    罪木「こ、小泉さんのベットと比べると、シワがそこまで多く無かったですもんね⋯」

    日向「あぁ、それに〈患者服が一着消えてる〉のも気になるな⋯」

    何かと2人の状況が違うな⋯


    【言霊ゲット!】

    『⒉罪木の検死結果
    ・小泉は首を絞められた事により呼吸が出来なくなった事により死亡
    ・首に手の跡がある
    ・手首に痣があるのでもしかしたら何処かに打った可能性あり
    ・死亡時刻は正常な体温を測れず判明しなかった』

    『⒊小泉のベット 布団で隠れていたがかなり荒れている』

    『⒋小泉の部屋と左右田の部屋の違い
    小泉の部屋は、暖房が付いていてベットが荒れてる
    左右田の部屋は、暖房が付いておらず、窓が開きベットは特に何も無かった』

    『⒌消えた患者服 事件前はもう一着あった筈なのに今は消えている』
  116. 132 : : 2024/09/19(木) 21:48:02
    そんな事を話している間に第一の島に着く
    橋を渡り終えるぐらいの所で木にもたれかかりながら、電子生徒手帳を見ている小松が見えた。どうやら俺達の事を待ってる様だ。

    澪田「おーい!優斗ちゃーん!」

    優斗「?あっ。澪田達じゃん、そっち終わったんだな?」

    頭を上げて、俺達の存在に気づいた小松がこちらに向かってくる。

    日向「取り敢えず、な」

    優斗「⋯⋯あれ?他の人はどうしたんだ?」

    罪木「びょ、病院で待機して貰ってます⋯」

    優斗「そっか、じゃあ来て貰ったばっかで悪いけど、ソニア達の所行くぞ〜」

    澪田「了解するっす!優斗隊長!」

    優斗「おぉ!お前達絶対に逸れるなよ!」

    罪木「は、はいぃ!一生お供しますぅ‼︎」

    九頭龍「いつから、こんなごっこ遊びになってんだよ⋯」

    日向「というか罪木はやってる本人そこまで本気じゃないと思うぞ⋯」

    澪田のノリに乗った小松と、それを本気で受けてる罪木に、呆れる九頭龍と俺は歩みを進める。

    ------------------

    優斗「十神〜、日向達来たぞ〜。」

    十神「来たか⋯」

    終里「遅かったな!」

    弐大「何人か居らんが、その様子だと気にしなくてよさそうじゃのぉ⋯」

    田中「はっ!随分と遅かったではないか。やはり雑種にはその程度の力しか備わって居なかったか。」

    優斗「おぅ、喧嘩なら買うぞ?」

    ソニア「これがJapaneseヤンキーですか?」

    澪田「違うっすよ!ヤンキーは冬彦ちゃんみたいな人の事を指すんすよ!」

    九頭龍「おいゴラァ‼︎ヤンキーと極道一緒にすんじゃねぇ!」

    日向(あれ?ヤンキーと極道と暴走族とかって、どういう違いあるんだ?)

    七海(うーんとね⋯ヤンキーは、はみ出し者、暴走族も組織的に暴走等を繰り返すはみ出し者って言う解釈⋯かな?極道はヤクザとも呼ばれてるけど、極道は反社会的ではある物の一応ルール?みたいな物を守るらしい⋯よ?)

    〈合ってるかは知らん!〉

    日向(えっ?なんで俺の心の声聞こえたんだ?あと何で脳内に直接話仕掛けれるんだ?)

    七海(日向くん、こう言う時は『こいつ⋯!直接脳内に⁉︎』って言わないと)

    (ファミ◯キ下さい)

    日向「いや思ったけど⋯てか誰だ今の」

    澪田「創ちゃんどうかしたんすか?」

    日向「あっ⋯声出てた。悪い何でもない」
  117. 133 : : 2024/09/21(土) 21:25:27
    そんなこんなでココロンパ?⋯俺何でこのワードが浮かんだんだろう⋯そこは置いて置くとして⋯罪木がテキパキ左右田を検死している

    日向(左右田を見つけて時の状況⋯誰に訊くべきなんだろう⋯)

    やっぱりどっちの現場も第一発見者になっていた小松に訊いた方がいいのか?と思っていると弐大とソニアが俺に向かって話しかける

    弐大「のぉ、日向よ⋯」

    日向「どうしたんだ?弐大とソニア」

    ソニア「すいません、少し証言の事で⋯」

    弐大「⋯⋯左右田を見つけた時の事はワシらから話してもいいかのぉ?」

    日向「えっ、あぁ⋯⋯」

    弐大「場所を変えて話すとしよう⋯」

    ソニア「それなら私のコテーz日向「俺のコテージで話そう」あら、日向さんがそう仰るならお邪魔します!」

    ------------------

    日向のコテージ

    (>>126参照)

    日向「⋯つまり小松が嫌な予感がしてプールを見ると、左右田がプールで沈んでいたんだな」

    あいつの勘って何なんだろう⋯

    ソニア「はい。その後小松さんが、

    ---------

    小松『校則違反してでも、早く呼んでくる!』

    ---------

    ソニア「⋯と言って皆さんを呼びに行かれました」

    あぁ⋯あの勢いはそう言う気持ちの現れって事だったんだな

    弐大「小松が病院に行った後にワシが、左右田を引き上げたんじゃ⋯」

    日向「ちなみに、その時左右田は何か持っていたり、付けていたりしたか?」

    弐大「さっき沈んでいたと言ったが、足に鉛が付いていた様でのぉ⋯」

    日向「鉛か⋯他には服装とか何でもいい、何か変わっていなかったか?」

    ソニア「いえ、日向さんが見ていた通り他には⋯⋯あっ」

    日向「何か心当たりがあるのか?」

    ソニア「その時はあまり気にしていなかったのですが⋯左右田さんの〈患者服のポケットが引き出されていて、布が見えていた〉んです」

    日向「ポケットが?」

    ソニア「でも何故出ていたかは分かりません⋯」

    日向(一応覚えておこう⋯)


    【言霊ゲット!】
    『⒍左右田の患者服のポケット ポケットが引き出されていて布が見えている状態だが⋯故意的な物なのか、偶然なのか⋯』


    弐大「それと日向よ、少し良いか」

    日向「ん?どうした?」

    弐大は珍しく小声でこう言った

    弐大「お前が嫌だったらいいのじゃが、いつもの服に着替えて来てもらえるか?」(ヒソヒソ)

    日向「あ、あぁ。着替えるつもりだったからいいけど⋯どうした?」(ヒソヒソ)

    弐大「あんまり、あれを見ていていい気はせんからのぉ⋯」(ヒソヒソ)

    日向「あれ?⋯⋯もしかして患者服嫌だったか?」(ヒソヒソ)

    弐大「ワシはそれほどでは無いのじゃが、小松が駄目そうでな⋯」(ヒソヒソ)

    日向「小松が?」(ヒソヒソ)

    弐大「本人は大丈夫そうにしておるが⋯2人も亡くなったんじゃ。しかもどちらも患者服を着ていて、自分が第一発見者になったなら、トラウマになってもしょうがないだろう⋯」(ヒソヒソ)

    あぁ、だから俺をこっちに呼んで証言してくれたんだな⋯

    日向「⋯⋯分かった。着替えてからあいつにも訊いてみるよ」(ヒソヒソ)

    弐大「そうしてくれるとありがたい⋯」
  118. 134 : : 2024/09/26(木) 21:27:43
    そうして俺は患者服から着替えている。患者服を畳んだ所でドアを優しく叩く音がした。

    日向「今出るからちょっと待っててくれ」

    ネクタイをつけて急いでドアを開けてみると、そこには小松が立っていた

    優斗「あっ、ごめん今着替えてた?」

    日向「まあな⋯それよりわざわざどうしたんだ?」

    コテージに来てまで話す用事は無いと思うけど⋯

    優斗「あー、日向さ、病院で何見たか教えてくれないかな?」

    日向「いいけど⋯何で俺なんだ?」

    優斗「いや、実はさ⋯十神が『情報交換は日向と小松を通してやれ』って言うからさぁ⋯あれ?弐大とソニアと澪田から聞いてなかった?」

    日向「いや⋯初耳なんだが?」

    優斗「えぇ⋯まっ、日向に情報集まってるっぽいしいっか」

    そこら辺緩いんだな⋯

    日向「で、要件なんだ?」

    優斗「いや〜⋯2人で状況整理したいなぁ⋯と思って」

    日向「なるほどなぁ⋯じゃあコテージ入るか?」

    優斗「良いの?じゃ、お言葉に甘えて、お邪魔しま〜す」

    男性(少年)話し合い、書き出し中⋯--------------

    日向「えっと、一通り話をまとめるとこうだな」

    【小松優斗の思い出ノートNO.4】
    ⒈モノクマワァイル
    ・⋯⋯(>>130参照)情報が欠落、又は曖昧である。

    日向達からの情報
    ⒉小泉の検死結果・現場一帯の情報
    ・小泉は首を絞められた事により呼吸が出来なくなった事により死亡
    ・首に手の跡がある
    ・手首に痣があるのでもしかしたら何処かに打った可能性あり
    ・死亡時刻は正常な体温を測れず判明しなかった

    ⒊小泉のベット
    ・布団で隠れていたが、シーツが剥がれていたりと、荒れている。

    ⒋小泉の病室と左右田の病室の違い
    ・小泉の病室は暖房が付いていて、ベットが荒れている
    ・左右田の病室は窓が開いており、ベットなども特に異変と言える異変がない

    ⒌消えた患者服
    ・もう一着ある筈の患者服が病院内の何処にもない⋯


    小松達からの情報(new‼︎)
    ⒍左右田の患者服のポケット
    患者服のポケットが引き出されていて布が見えている状態故意的なのか偶然なのか⋯

    ⒎左右田の発見場所・状態
    第一の島、コテージの近くにあるプールに足に鉛がついて沈んだ状態で発見されている。

    ⒏左右田の検死結果
    ・溺れた事により死亡。
    ・死亡時刻は午後10時から午前1時の間と考えられる
    ・打撲痕が背中、肘、頭にある

    ⒐濡れた患者服
    ・何故レストランにあるのか⋯それは謎だが花村に伝えるのは辞めといた方がよさそうだ⋯


    優斗「まあ、それくらいだな⋯」

    日向「こっから、また意見をすり合わせるのか⋯」

    優斗・日向「⋯⋯⋯大変そうだな⋯」

    日向と小松はため息をつく以外にどう対処すれば良いか分からなかった。

    ---------------------

    優斗「⋯⋯ここって作者コメントの欄だよね?」

    優斗「⋯いっか」

    優斗「作者は今ネタ切れらしいでーす。なのでこんなに掛かったそうでーす。まあこんな駄目作品を好きな人は早々居ないと作者は供述していまーす。」

    優斗「以上、作者の代理でしたー」
  119. 135 : : 2024/09/28(土) 00:11:20
    まだss書いてる人いたんだね
  120. 136 : : 2024/09/28(土) 03:38:44
    >>135
    今のssnoteじゃ貴重な人材
  121. 137 : : 2024/09/28(土) 18:08:47
    >>135>>136、コメント嬉しいです⋯ありがとうございます。コメントは基本的に残します、『基本的に』。荒らしって思ったら消させて貰いますが⋯荒らしだとしても、コメント嬉しいのでジャンジャンお願いします!
  122. 138 : : 2024/09/28(土) 18:45:22
    期待です
  123. 139 : : 2024/09/29(日) 14:03:39
    >>138 期待⋯⋯!ありがとうございます!馬鹿なりにゆっくり書いていくので、これからもよろしくお願いします。

    それでは本編スタート!

    --------------

    日向「一応聞くけど、この時間にアリバイがある奴いたか?」

    優斗「ははは、なーに言ってんだよ日向!」

    優斗「こんな夜遅くに、看病とかそう言うの以外でアリバイある奴の方が怖ぇよ」

    日向「だよな〜⋯じゃあ皆んな何時に寝たって言ってた?」

    優斗「えーと、日向も書き入れてくれ。2人で覚えてる限り書き出すと⋯⋯大体こんな感じだ」


    【小松優斗の思い出ノートNO.4】

    七海「うーん?ゲームしていて電気付けたまま寝落ちした⋯と思うよ?」

    ソニア「シャワーや着替えなどを済ませて10時半に寝ましたね、その時には、もう弐大さんの部屋の電気はついていませんでしたよ?」

    弐大「快眠快便じゃあああああ‼︎(この後聞くと9時半に寝たと言う)」

    花村「何々?僕が何してたか気になる?11時になって寝るまで暗闇でずっとじsy (ry)」

    田中「暗黒の時は嫌いでは無いが、貴様らの安然な時を仕方なく確保してやる為に、あの忌々しい決別の鐘が鳴る前に寝たわ!(10時前に寝た)」

    澪田「普通にモノクマちゃんのアナウンスが鳴った少し後に寝たっすよ?そう言えば眼蛇夢ちゃん(名前は漢字じゃないとヤバい気がするので)の部屋は電気消えてたっすね」

    辺古山「いつ寝たかは、詳しく把握していない。だが、モノクマアナウンスは聞いていない」

    九頭龍「そんな時間見ねぇだろ⋯まあモノクマアナウンスが鳴ったすぐ後に寝たな⋯」

    十神「小松がいつ来ても問題ない様に、体力温存の為に9時頃に寝た」

    終里「あ?俺は飯食ってすぐ寝たぞ?⋯時間は覚えてねぇな」

    罪木「え、えっと、最近寝不足だったので9時頃には寝ましたぁ。その時、七海さんの部屋は電気ついていましたね⋯」

    --------------

    優斗「こんなとこだな。で日向は⋯」

    日向「お前も知ってる通り、11時から12時まで話してその後寝た」

    優斗「て事は、これらの証言が嘘じゃなければ、モノクマアナウンス前に寝たのは、【罪木、終里?、十神、辺古山、田中、弐大】の6人?で
    モノクマアナウンス後に寝たのは、【九頭龍、澪田、花村、ソニア、七海?、俺、日向】の7人?になる訳だな」

    日向「全ての時間にアリバイがある奴は居なかったな⋯」

    優斗「逆に居たら、犯人だと思ってしまうから居なくてホっとした様な⋯」

    日向「そう言えばなんだけどさ⋯何で小泉だけ死亡時間が分からなかったんだろうな?」

    優斗「さぁ⋯?まあ、もしかしたら、左右田は殺される予定⋯と言うか死ぬ予定がなかったからなんじゃないかな?」

    日向「⋯⋯本気で言ってるのか?」

    優斗「うーん。7割勘だけど、3割はよくある『殺人現場を目撃したせいで殺された』って言う奴かな?」

    日向「それが本当だとして⋯じゃあ、何で小泉をあんな殺されたって、すぐに分かる様な殺し方したんだよ?」

    優斗「これは俺の予測だけど⋯その殺し方と同じくらいどんな気持ちで犯行に及んだのかが、重要なんじゃ無いか?」

    日向「気持ち⋯?島を出たいとか、記憶を取り戻したい⋯とかか?」

    優斗「うん。でも、そんな単純な理由と言うか、自分の為に自分の意思でやった方が俺は⋯」

    日向「『俺は』⋯⋯?」

    優斗「⋯⋯いや何でも無い。」

    日向「⋯⋯?」

    優斗「いや俺の感想は今関係ないだろ?」

    日向「確かにそうかもしれないけど⋯なあ、気になったから聞くけど⋯」

    優斗「ん?何々?」

    日向「小松お前は⋯」









    日向「さっきから『何に怯えているんだ?』」










    優斗「⋯⋯⋯」

    優斗「そうだな⋯俺って、」


    優斗「『何に対して』怯えてるんだろうな?」


  124. 140 : : 2024/10/01(火) 22:12:56
    そう言うあいつは顔では笑っているが、声は震えて目が揺らいでいる。

    優斗「ごめん⋯ちょっと俺にも分かりそうも無い⋯」

    目線を俺から逸らしてから、顔を伏せる。そこでポケットから何かがちらついている事に気付く。

    日向「なあ、お前もしかして⋯」

    優斗「日向はさ⋯事件が起きた場所の第一発見者はどうなると思う

    日向「え、いや⋯皆んなに知らせる⋯?とか」

    優斗「違う、そう言うことじゃなくてさ⋯犯人に繋がる証拠⋯犯人が潜んでるかもしれない現場にもしも死体は無くても、第三者が入ってきたら、犯人はどうすると思う?」

    日向「それは多分⋯⋯」

    そこまで言って、不意に口を閉じる。声に出せない⋯いや出したく無い。俺が考えている事は、小松だって考えてる筈だ⋯だけど、それを肯定しても否定しても駄目だと、頭の中で警告が走る。

    優斗「⋯⋯俺、実は日向に言ってなかったあったんだ。」

    短い様な長い様な沈黙を破ったのは、小松だった。

    日向「何だ⋯⋯?」

    小松は立ち上がり、ドアの方向へ歩き出す。

    優斗「実はさ、俺、分かっていたのかもしれない⋯」

    日向「は⋯⋯?それってどう言う⋯」

    意味が分からない言葉に動揺を覚えた俺にあいつは⋯

    優斗「それは⋯⋯」

    一息置いて⋯⋯こう言い放つ。











    優斗「被疑者と容疑者と被害者と第三者の、自由と命と未来を賭けた疑い合いで話すよ⋯⋯それが一番辛くないから」

    そう言ってあいつは、顔を下げながら、第三者である俺を置いて、自分のコテージを出て行った。

    日向「俺は⋯あいつの本音どころか、相談にすら付き合う事が、まともにできないのか⋯?」

    つい歯に力が入る。自分自身に腹が立つ。俺だけだったのか?仲直り出来たと思ったのは、俺だけだったのか?相談に乗ってもらってたのも、遊びに付き合ってくれたのも⋯仕方なくだったのかよ?そんなのって⋯

    日向「じゃあ、あいつは⋯俺を、俺達の事を」






    「仲間として、友達としてみてくれないのか?」







    悲痛な本音を吐き出しても、何も帰って来ない⋯形として何も残らないまま消えるのか?

    そう思った瞬間視界に暗闇が広がる。

            『また失うのか?』

       『お前はまた相手の気持ちを分からないまま、見捨てるのか?』

           『⋯⋯あれ?何でそう思うんだよ?』


        『どうしてこんなどうでもイイ事で悩むんですか?』

            『あれおレ何言って?』


          『何で⁈どうして⁇分からない⋯⋯』

            『なア、これってどうイうコとなンだ?』

      『どうして【どうでも良いコト】なんて言えるんだ?』


         『これじゃあおレが可笑しいみたいじゃ無いか⋯』

    何だよ、これが俺なのか⋯?何だよ⋯これ!自分が自分じゃ無いみたいじゃ無いか。こんな気持ち知らないし、思った事なんてない!⋯きっとそうだ。本当に?

    『心の底では思ってるから。こんな気持ちがあるんだろ』

    うるさい!黙れよ!何だよこれ⋯もう、もう限界だ⋯

    日向「誰でもいいから⋯誰か俺に⋯⋯」

    この際、悪魔でも、モノクマでも、モノミでも良いから⋯お願いだから⋯



    「俺は⋯俺自身が、何なのか教えてくれよ⋯」

    そこで俺の意識は途絶える。ここに残されたのは、沈黙と俺と新たな文字が書き足され閉じられたノートだけだった⋯⋯
  125. 141 : : 2024/10/05(土) 14:09:49
    「⋯⋯⋯⋯ん⋯⋯こ⋯⋯すか⋯?」

    何か聞こえる気がする⋯でも今は起き上がれそうにない。

    「⋯だ⋯⋯⋯お⋯う⋯⋯に⋯⋯ですね⋯⋯」

    「⋯う⋯し⋯⋯を⋯み⋯おけ⋯」

    「じ⋯⋯私は、の⋯⋯るね」

    「そ⋯⋯し⋯も、小⋯⋯来ない⋯⋯⋯問だな⋯自⋯のコテ⋯ジに別⋯者⋯⋯るのに⋯」

    「そ⋯を気⋯にし⋯⋯て、⋯⋯ねぇ⋯」

    「そ⋯では、あ⋯忌⋯々し⋯⋯裁⋯が始⋯る⋯で精々俺様に⋯対抗⋯出来⋯る術を用意するのだな!」

    段々鮮明に聞こえてくる会話に耳を傾ける。

    「むふふふ⋯⋯そんなの僕はもう持ってるよ⋯それはこのき・b「その言葉斬る!(シュ」アルバラリーン!」

    「⋯⋯ドンマイ」

    そんな会話が小さくなっていくと、やっと意識がはっきりしてきた。

    日向「ん⋯⋯」

    七海「あっ。日向くん起きた。」

    日向「七海⋯⋯?あれここって、病院か?」

    七海「うん。十神くんが小松くんのコテージで、日向くんが倒れてるのを見つけて、弐大くんと十神くんで運んでくれたんだよ。」

    日向「さっき話し声が聞こえたんだが⋯他の皆んなは?」

    七海「捜査に戻ったり、休んだりしてる⋯⋯と思うよ?」

    日向「そっか、小松はこっち来てたか?」

    七海「えっ⋯⋯来てないよ。用事でもあったの?」

    日向「そ、そうか。出来る事なら話したかったんだけどな⋯」

    七海「そういえば日向くん。はいこれ。」

    日向「それって⋯⋯」

    七海が持っていたのは小松が書き込んでいたノートだった。

    七海「私含めて誰も中身見てない筈だから、秘密が書いてあっても大丈夫⋯だと思うよ?」

    日向「曖昧だな⋯」

    七海「じゃあ、私は罪木さん呼んでくるね。」

    日向「罪木は行ってないのか?」

    七海「うん。上で休憩してるから、日向くんが起きたら呼んでって言ってたからね。」

    日向「じゃあ俺は、ノート見てるよ」
  126. 142 : : 2024/10/08(火) 22:15:42
    日向「⋯⋯早速見てみるか⋯」

    【小松優斗の思い出ノートNo.4】
    『拝啓 この文章を読んでいる貴方は⋯
    人の許可無くノートを見るんですかぁ?最低だな⁉︎せめてその人に遠回しでもいいから断り入れておけ。弁明の証言には使えるからね‼︎(くz⋯極道とか気の短い奴にはやるなよ?ぜってぇやんなよ?)
    あっ、そういえば⋯証言し忘れちゃってましったす!だから証言するね〜。べ、別に恥ずかしいからとかそう言う理由じゃないんだからね!

    まあ端的に言うと、深夜に日向と話した後に見回りしようとしたら、左右田の部屋から音がして一応見に行ったら、左右田は居なかったんだ。そこで落ちてるものがあったから、拾おうとしたら、誰かに眠らされたっぽいんだよなー。(まるでどっかの高校生みたいだよなぁ)で、次目覚めた時には、ベットの上に俺はいたんだ⋯

    ((*@昔過ぎて忘れて思い出したいって人は>>119ら辺を見よう!))

    それで、その状況を振り返って思い出したんだが、さっき言ってた物以外にも、ドアの近くに【箒が倒れてた】んだよな。後これはあんまり手掛かりにならないと思うけど、眠らされる前に服が見えたんだけど、【青っぽい色】だったって事は伝えとくな。』

    p.s
    『日向!お前は先入観を消してまずは単純に考えろ‼︎それがきっと答えだ。』

    日向「⋯⋯⋯」

    あいつ去る際に、ふざけた文章書いて、所々に重要な事書きやがったな。しかもふざけた文章⋯うん。何がとは言わないが消されかねない⋯後メールじゃ無いんだからp.s書くな。

    日向「でも⋯かなり重要になってきそうな証言だな⋯」


    【言霊ゲット!】
    【小松達からの情報(new‼︎)】
    『⒍左右田の患者服のポケット
    患者服のポケットが引き出されていて布が見えている状態故意的なのか偶然なのか⋯』

    『⒎左右田の発見場所・状態
    第一の島、コテージの近くにあるプールに足に鉛がついて沈んだ状態で発見されている。』

    『⒏左右田の検死結果
    ・溺れた事により死亡。
    ・死亡時刻は午後10時から午前1時の間と考えられる
    ・打撲痕が背中、肘、頭にある』

    『⒐濡れた患者服
    ・何故レストランにあるのか⋯それは謎だが花村に伝えるのは辞めといた方がよさそうだ⋯』

    『11.皆んなのアリバイ 午後10時から午前1時までのアリバイ(>>139)
    誰かが本当の事を言い、誰かは嘘をついている?』

    『12.小松の証言
    ・午後12時頃に左右田の部屋で音がした。
    ・左右田はその時には居なかった。
    ・その時何か小さい物が落ちていたのと箒がドア倒れていた。
    ・それを拾おうとした時に誰かに口を押さえつけられ、意識を失った。
    ・そこで見えた服が青色っぽかった。
    ・次に目が覚めた時には小松は何故かベットの上にいた。』


    日向(これは覚えるのに苦戦しそうだな⋯ノートを借りてこう⋯)

    こうして日向は途方も無いメモをする事になった⋯

    ⁇「言霊メモの先制攻撃だべ‼︎」
  127. 143 : : 2024/10/17(木) 22:25:06
    日向「⋯⋯覚えるのでさえ辛いのに、これを要約して伝えるのかよ⋯」

    マジでやだし、怠いし面倒くさいけど、やるしか無いもんな⋯

    日向「はあああぁぁぁ⋯⋯マジであいつ覚えてろよ。」

    「ふぇ、す⋯」

    日向「ん?」

    罪木「す、すびばせぇぇぇぇん!!!」

    日向「えっ⁉︎つ,罪木⁉︎」

    罪木「こんな私が空気を察せれずに入ってきて、溜息ついたんですよね?御気分を悪くさせてごめんなさぃ⋯脱がせても、身体に落書きでもなんでもして良いですから、許して下さぁい⋯⋯」

    なんか誤解されてるみたいだし、これが続くと俺の人間関係もやばい⋯

    日向「い,いや⋯怒ってないし、溜息は罪木に対してじゃなくて、大体小松に対してだから気にしなくていいし、謝らなくていいから⋯」

    罪木「そ,そうなんですか?それなら良かったですぅ⋯」

    日向「と言うより悪いな。寝てた俺の事待っててくれて。」

    罪木「い,いえ医療に携わる者として当然です。」

    日向「確かに罪木にとっては当然かもしれないけど⋯俺からしてみれば、殆どの人が面倒くさがる役を自分から引き分けてくれてる罪木は偉いと思うぞ?」

    罪木「ひ、日向さぁん⋯有難うございますぅ」

    日向「い,いや⋯そう言えば俺がなんで倒れたのか原因が何か分かるか?」

    罪木「え、えっと、寝不足による物か病気による物かわかりませんが、疲れが出ていたんだと思います」

    日向「あー、確かにあんまり寝れなかったかも⋯」

    罪木「ぁ、あと⋯見つかった際に顔色が優れていませんでしたが、今は気分どうですか?」

    日向「えっ、顔色悪かったのか?」

    罪木「は、はい。病気が再発してしまったんじゃって言うくらい白かったんですよ。」

    日向「今は大丈夫だ。心配かけて悪かったな。」

    罪木「そ,そんなことありませんよ。でも流石に外には出ないで下さいね?病院の中で過ごしてくれれば、私もすぐに診られるので。」

    日向「あぁ。分かった。ありがとうな。罪木」

    罪木「えへへ⋯⋯」

    少し気分が良さそうな罪木と入れ違いにむくれた七海が入って来る。

    日向「七海?どうかしたのか?」

    七海「⋯⋯日向くんの鈍感。」

    日向「へっ?それってどう言う⋯」

    七海「⋯⋯日向くんのバカ。」

    日向「えっ、それってどう言う⋯おーい!七海!」

    俺はただ意味が分からず、不満げな顔をした七海に声をかけ続けた⋯
  128. 144 : : 2024/10/22(火) 22:13:22
    七海「むー⋯⋯」

    今俺達は、七海が腕を組んで仁王立ちをしていて、俺は床に座っている。

    日向「七海ごめんって⋯」

    七海「怒ってる意味も分からないのに謝ってもしょうがない⋯と思うよ。」

    日向「うっ⋯仰る通りです。」

    七海「⋯⋯⋯」

    日向「⋯⋯⋯⋯」

    七海「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」

    沈黙が流れる。誰か⋯助けてくれ⋯

    日向「⋯⋯あの」

    七海「日向くん」

    日向「はいっ‼︎」

    敬語が出て何故か正座になってしまった。

    七海「⋯⋯日向くん本当に分からないの?」

    日向「⋯⋯⋯⋯あぁ」

    七海は少し考え込んで俺に聞いた。

    七海「⋯⋯はぁ、ねぇ日向くん。シンフォニック=レインかサクラ大戦っていうゲーム知ってる?」

    日向「⋯?いやどっちも知らないな」

    七海「なるほど。そりゃ分からんわけだ」

    日向「は?おいそれってどういう⋯」

    七海「ねぇ日向くん。もしもここを出たらそのゲームとか私オススメのゲームやってみて。」

    唐突の発言に少し固まる。
    日向「え、何でここじゃ無いんだ?七海もやらないのか?」

    七海「私はね、皆んなが困った時に手伝ってあげるよ!でもね?皆んなには私や【誰かが考えた選択】じゃなくて、【自分の中にある選択】、納得出来る選択を選んで欲しいの。」

    日向「自分の選択⋯?」

    七海「うん。ゲームって言う枠に囚われず、自分の自由に選ぶ。RPGでもTRPGでも人生においても同じ。これは誰かの為の未来じゃない。【君達が自分達の為に創っていく未来】なんだから。」

    日向「⋯⋯七海」

    日向「今のは、どっかのゲームから一部引用したな?」

    七海「あっ、バレてた?」

    日向「⋯⋯まあ、でも俺は嬉しいな。その言葉をかけて貰えて。」

    そう言って立ち上がる。

    七海「日向くん⋯君をもしも今の言葉で励ませていたなら、私は⋯」

    モノクマ「ねぇねぇそこの2人。」

    日向「おわっ⁉︎おま、モノクマ⁉︎」

    七海「何しに来たの?」

    モノクマ「いや2人とも、集合のアナウンス鳴らしてたんだけど⋯聞こえなかった?もしかして、そこまで2人の世界に入り込んでたかぁ⋯」

    日向「いや、だから⋯鳴ってないぞ?」

    モノクマ「いや鳴らしたからね?」

    七海「それってただの逆張りじゃ⋯」

    モノクマ「とにかくすぐに集合して!皆んなには甘々のドロドロラブストーリーなんて興味ないの、下らない事なの!」

    日向「なっ⋯下らないって。」

    モノクマ「もうっ‼︎時間の都合上どうしようもないんだから、早く来なよね!全く⋯」

    そう言ってモノクマは消えてった。

    日向「ったく、なんなんだよ⋯」

    七海「ねぇ、日向くん。」

    そこで七海はリュックのかける部分を手に握りしめながら声をかける。

    日向「ん?七海なんだ?」

    七海「あのね、日向くん。私ね⋯⋯」

    そして少し沈黙してからフードを被り。

    七海「ううん。やっぱりなんでもないよ。じゃあ行こっか。」

    日向「あっ、あぁ⋯そう、だな。」

    そう言って走りながら俺の手を引っ張る七海の顔はフードで見えない。それでも七海の手は、少し力がこもっていて⋯少し冷たかった。その事を何も思わなかった⋯いや気のせいだと思っていた。
  129. 145 : : 2024/11/02(土) 14:22:47
    七海「日向くん…君をもしも今の言葉で励ませたなら、私は…」

    私は…そこまで言ってモノクマが来たのもあったけど、自分のもしかしたらの本音を割り切る前に黙った。

    七海「あのね、日向くん。私ね……」

    それでも言おうとした言葉は声にすらならずに、ただ少しだけ空気を震わせるだけにとどまって終わった。

    どこかが傷つく前に笑おうとして、失敗した…のかな?ちゃんと笑えてるか自信を持てなくて、フードで顔を隠して、日向くんの返事が戻って来る前に、走り出した。

    その後私達は一言も喋らないで、走って走った。皆んなはすでに揃っていて、愚痴も聞こえたり、心配する声も聞こえた。でもその声にやっぱり曖昧な返事しか返せなかった。

    私はただ伝えられたら良かったのに…もし日向くんとこんな非日常な所じゃなくて、もっと普通の…例えば友達みたいな仲で会えたなら…

    澪田「もー!千秋ちゃんも、創ちゃんも唯吹達にとっては、今を乗り越える仲間なんすよ‼︎心配するのは当たり前っすよ!」

    いや違うよ。そうじゃない。そうだよ。

    もしもなんて…そんな幻想に流されるんじゃなくて、現実にするんだ…!今は…事実なんだから、これは私にとっての皆んなにとってのほんの少しの共通点なんだから。

    生き残らなくちゃいけない。小泉さんや左右田くんの為にも…皆んなを信じる為にも、私は皆んなを疑うよ。

    七海「それじゃあ…遅くなったけど行こっか…?」

    きっと何とかなる。だって、私は1人じゃないんだから。
    そう思いながら、被っていたフードをとり、前を向いて歩き出した。



    エレベーターに全員が乗り込むと、下に下がっていく。まるで底なし沼に入ったように…

    日向(あいつらは…小泉と左右田はどんなことを思っていたんだろう…)

    左右田はソウルフレンドとか、意味わからない事言ってたり、ちょっと引くぐらいソニアに一途だったけど、そういう普通に接しられる所に…俺は救われていたんだろうな…
    小泉もちょっと口うるさい奴だったけど、それでも俺達の事をちゃんと心配してくれていた。西園寺が死んだ時だってそうだった。自分だって辛いのに大丈夫だってあの場で泣くのを我慢していた。それでも、西園寺の死…仲間の死から立ち直ろうとしてた。

    そんな2人は今この場に居ない。本当に居るかもわからない犯人を探す為に2人の事を話すのは、正直言って辛い。だとしても俺達は生きなきゃいけない。推理していくしかない…!


    澪田(犯人なんて…いないっすよね…?)

    ソニア(皆さんで、修学旅行が楽しめたら良かったのに…どうしてこうなってしまったんでしょうか…)

    花村(2人も殺すなんて…そんなの狂ってるよ。)

    罪木(み、皆さんに迷惑をかけないように頑張って生き残りたいですぅ…)

    終里(オレだって、仲間を大切に思うのは変わんねぇだろ…多分)

    田中(こうなってしまっては、何も知らぬが故に真実を求めた者か、その真実から逃れようとした者しか生き残れない。ならば!対称の関係の者同士正々堂々、悪魔のゲームに挑もうでは無いか!)

    十神(俺はあの現場近くに居ながら気付けず事件が起きてしまった。それが今俺が後悔してもしきれない事だ。)

    九頭竜(舐められてたまっかよ……‼︎)

    辺古山(私は…死んででも生かしきる。)

    弐大(気合いじゃああぁぁぁ!!!)

    小松(……これは、俺の)

    七海(私達の……)

    (((学級裁判だ/よ‼︎)))



    【学級裁判開廷!!】
  130. 146 : : 2024/11/04(月) 10:13:48
    【言霊一覧】(追加・修正部分あり)

    ⒈モノクマワァイル
    ・⋯⋯(>>130参照)情報が欠落、又は曖昧である。

    【日向達からの情報】
    ⒉小泉の検死結果・現場一帯の情報
    ・小泉は首を絞められた事により呼吸が出来なくなった事により死亡
    ・首に手の跡がある
    ・手首に痣があるのでもしかしたら何処かに打った可能性あり
    ・死亡時刻は正常な体温を測れず判明しなかった
    ・顔は苦しそうな顔をしている

    ⒊小泉のベット
    ・布団で隠れていたが、シーツが剥がれていたりと、荒れている。

    ⒋小泉の病室と左右田の病室の違い
    ・小泉の病室は暖房が付いていて、ベットが荒れている
    ・左右田の病室は窓が開いており、ベットなども特に異変と言える異変がない

    ⒌消えた患者服
    ・もう一着ある筈の患者服が病院内の何処にもない⋯

    ・日向達の見解
    「見た感じ抵抗したみたいだけど…小泉よりも力があったのか…?」

    「ふゆぅ…で、でも体勢によっては誰でも首を絞める事は出来ると思いますよ…?」

    「つまり、誰にでも犯行は可能だったって事っすね!」

    「だが、手のサイズから察するに弐大や十神には小さ過ぎるから無理だろう。」

    「………そういや花村どうした…?」

    「左右田の部屋で変なことやってったから縛っているんだってよ?」

    「マジで何やってんだよあいつは…」


    【小松達からの情報】
    ⒍左右田の患者服のポケット
    患者服のポケットが引き出されていて布が見えている状態故意的なのか偶然なのか⋯

    ⒎左右田の発見場所・状態
    第一の島、コテージの近くにあるプールに足に鉛がついて沈んだ状態で発見されている。

    ⒏左右田の検死結果・現場一帯の情報
    ・溺れた事により死亡。
    ・死亡時刻は午後10時から午前1時の間と考えられる
    ・打撲痕が背中、肘、頭にある
    ・引き上げる時より前に周りには水が飛び散っていた。
    ・顔は苦しそうな表情

    ⒐濡れた患者服
    ・何故レストランにあるのか⋯それは謎だが花村に伝えるのは辞めといた方がよさそうだ⋯

    10.皆んなのアリバイ 午後10時から午前1時までのアリバイ(>>139)
    誰かが本当の事を言い、誰かは嘘をついている?

    【最後の証言は皆んなに公表していないモノです。】

    11.小松の証言
    ・午後12時頃に左右田の部屋で音がした。
    ・左右田はその時には居なかった。
    ・その時何か小さい物が落ちていたのと箒がドアの近くに倒れていた。
    ・それを拾おうとした時に誰かに口を押さえつけられ、意識を失った。
    ・そこで見えた服が青色っぽかった。
    ・次に目が覚めた時には小松は何故かベットの上にいた。
  131. 147 : : 2024/11/15(金) 21:36:00
    モノクマ「えぇ…またこの説明しなきゃ行けないの?」

    モノミ「いやあんた(作者)が始めたんでちゅから、説明責任ぐらいは果してくだちゃいよ!」

    モノクマ「まあ字数稼ぎもこのくらいにして… 話し合い(ダマシアイ)始めちゃおっか‼︎」

    モノミ「あれ⁉︎あちしの発言が無かった事にされてる気が…」

    花村「は、話すったて何を話すのさ。」

    澪田「そうっすよね〜。話のネタはあるんすけど、何言えば良いか分からなくなるんすよね〜。」

    終里「ネタってなんだ?うめぇのか?」

    罪木「わ、私はそんなすぐに話すことなんて思いつきそうに無いです…」

    弐大「会話は確かに必要じゃが…やはり会話を続けるのには気合いじゃあああああ!!!」

    ソニア「気合いだ!気合いだ!!ですね!」

    田中「良い言葉では無いか…だが気合いだけでは解決せぬ事もある。それは力の差だ。例えば俺様と破壊神暗黒四天王は……」

    七海「皆んな飽きちゃう…と思うよ?」

    辺古山「もふもふ…(ボソッ」

    九頭竜「…………」

    日向「……………」

    優斗「…………」

    上3人(ジョウシキ・ツッコミ)はこれを見てこう思ったのだ。(((ツッコミ・常識担当不在って辛い…)))

    モノクマ「いやお前ら議論に持ってけバカ野郎」

    ---------------------

    七海「……じゃあまずは事件についてわかってる事を言ってみようか?」

    澪田「事実確認てってやつっすね!」

    日向(まずはこの事件がどういう風に起きたか再確認してみよう…それからでも議論をするのは遅く無い。)
  132. 148 : : 2024/11/16(土) 23:23:03
    辺古山「確か小泉の第一発見者十神と小松だった筈だが、すぐに放送がならなかったのは何故だ?」

    小松「えっと⋯病院にいた人達を起こして混乱させるより、モーテルにいた皆んなを呼んで人手確保した方が良いかなって⋯」

    七海「でもその後に別の場所に行ってたけど⋯それは何で?」

    小松「それはソニア達にも、その事を言いに行かなきゃだし⋯」

    澪田「そんで言いに行った所で、1回目のアナウンスが鳴ったって事っすね。」

    弐大「それで向かおうとしたら⋯小松がプールに駆け寄って見ていたから、ワシらも見に行ったら⋯左右田が沈んでいたんじゃ⋯⋯!!!」

    田中「雑種の息の根が無いのは、2回目の鐘の音で知らされたな。あれは刻を伝えるアナウンスの後だったな」

    罪木「あれ?今までの流れで変な点なんてありますかね?」

    十神「今は無さそうだがな⋯」

    日向「じゃあ次は小泉の⋯」

    九頭龍「ちょっと待てよ!」

    終里「は?何だよ急に。」

    九頭龍「おい、小松。お前自分の行動もう一回言ってみろ。」

    小松「え?だから、モーテルに人を呼びに行って⋯」

    九頭龍「それだ!お前1人で行ったんだな?」

    小松「そりゃ、あの場から離れなきゃどうやって⋯」

    九頭龍「その間⋯病室に残るのは誰だ?」

    日向「十神の事疑ってるのか⁉︎」

    九頭龍「誰かを疑わねぇで、どうやって探すんだよ!」

    澪田「⋯⋯でも」

    十神「ふん⋯確かにそれもそうだな。」

    十神「だが、左右田はどうするつもりだ?小泉に対応しても、他のやつに見つかった時点で意味はない。左右田の病室に先に行っていれば、他の病室も自ずと入る。時間も経てば人数も増える。そこで小泉の死体が発見されれば、病院にずっと居た病院関係者が疑われるだろう。小泉の死体には死亡時間が分からないようにしてあった。進んで疑われる事をしないのが賢明だろう。」
  133. 149 : : 2024/11/29(金) 21:59:58
    ソニア「それに皆さんの話によれば、十神さんが1人になっていた時間は10分程度なのですよね?それだけだと偽装工作のしようがありません!」

    澪田「それに思ったんすけどー、和一ちゃんの方はどうするんすか?流石の白夜ちゃんも、あそこを誰にも往復は無理っすよ!」

    弐大「偽装工作などする必要が無かったんだろう…」

    花村「左右田クンを海じゃなくてプールに出したのも謎だね…」

    罪木「校則違反をしない為…とかですかね?」

    日向「疑いを晴らす証拠は無いけど、犯人だって言う決定的な証拠も無いからな」

    七海「じゃあ、この話は一旦保留…で良いかな?」

    小松「ま、そんな早くに結論出たら苦労はしないからな」

    花村「そういえば、思ったんだけど小泉さんは他殺…だよね?」

    終里「は?見りゃ分かるだろ?」

    田中「手腕で掴まれたような痕があるのだ…疑いの余地が無いだろう。」

    花村「いや…その手の痕とかって証拠にならないかな?」

    七海「難しい…と思うよ?握ってる状態だし比べられる物じゃ無いからね…」

    花村「そっか…」

    弐大「じゃが…何故犯人は素手でやったのじゃろうか?縄を使った方が効率がいいと言うのに…」

    澪田「スーパーが閉まっていたから‥とか!」

    小松「今回の事件は謎だらけだからなんとも言えないねー」

    九頭竜「おい、モノクマ。今回の事件は死体が発見されてから病気が無くなるのか?それとも誰かが殺された時に無くなんのかよ?」

    モノクマ「えーっとねぇ…一応言うけど、死体が発見されてから終わったんだけどね。だってそうじゃないと起こっているか分からないのに治ったって、不審に思われちゃうじゃん?」

    澪田「つまり…病気が治ったのは死体が発見した時で…和一ちゃんは、病気が治ってない状態で外に出たんすね!」

    弐大「消去法だとそうなるのぉ!!!」

    花村「左右田クン、そんなにやりたっかたなら僕に言ってくれれば、良かったのに」

    九頭竜「お断りだろ…」

    小松「えっ…あの左右田が……?」

    日向(それって、どういう意味の…?)


    七海「犯人がどうしてその方法にしたのも重要だけど、どうしてその場所にしたのかも気になるね。」

    日向(確かに左右田がどうしてあの場所に居たのかは気になるな。違っている所ははっきり違うと言わないとな)

    辺古山「左右田は何故プールで見つかったのだろうか」

    終里「そこでやった方が【やりやすかった】んじゃねぇのか?」

    ソニア「わざわざ移動してまでしますかね?病院の方が一気に見つかって楽ですけど。」

    田中「雑種が病気だったのであれば、【誘き寄せられた】とも考えられよう…」

    九頭竜「死体を隠蔽しようとしたんじゃねぇのか?」

    花村「それなら海にした方が効率もいいし、見つかりにくいと思うけど。」

    七海「もしかしたら…修学旅行のルールが関係しているのかな?」

    弐大「それはゴミじゃろ?左右田はゴミなんかじゃ無いじゃろおおおおお!!!」

    澪田「そうなんすよね?モノミちゃん!」

    モノミ「そ、そんな事許しまちぇんよ!」

    モノクマ「えぇ、知ってたけどつまんないの…」

    小松「お前マジで黙れよ⁉︎」

    辺古山「なら本当に謎だな…それをわかっていてやらなかったというのか?」

    十神「知らなかったという事か…」

    罪木「えっ、で、でもモノクマさんが嘘を吐いている可能性は…」

    田中「あいつは、こういう時偽りを吐く事はしない…本当の事を言わないだけで嘘を吐いている訳ではない」

    七海「本当に汚いよね。」

    日向(論点がズレている気もするけど…それは「あれ」にも言えるよな?)

    モノクマが本当の事を全部言わず、嘘も書いていないのは?
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    種類
    モノクマファイル
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