この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
訓練兵編
-
- 1 : 2023/01/23(月) 08:29:02 :
- 自分が面白ければいい
-
- 2 : 2023/01/23(月) 08:44:05 :
- ?(おれは絶対に死ぬんだな・・・・運命は変えられない・・・・だがまさかおれが一体化するとはな・・・・あいつはおれを愛してしまったか)
シガンシナ区
エレナ「ミカサ!たくさん薪が取れたよ!」
ミカサ「こんなにたくさんあればおばさんも困らないよ!」
エレナ「そうだね!じゃあそろそろ戻ろう!」ギュ
ミカサ「うん!」ギュ
タッタッタッタッ
エレナ「ミカサ?誰にも言わないでね?」
ミカサ「うん」
エレナ「私調査兵団になる!」
ミカサ「ダメ!調査兵団は危険すぎる!」
エレナ「私は外の世界を見たい!お願いミカサ!」
ミカサ「・・・・・・」
ガチャバタン
エレナ「ただいまー」
ミカサ「おばさんただいまー」
エレナ「お母さん!今日はたくさん薪を取ってきたよ!」
カルラ「本当だ!すごい量ね!」
ミカサ「エレナが調査兵団に入りたいって」
エレナ「ミカサ!?」
ガシッ
カルラ「本当なのエレナ!?調査兵団は危険なのよ!死ぬかなの!?」
エレナ「私は壁の外を見てみたい!海を見たいの!」
カルラ「私が許さない!」
グリシャ「エレナは調査兵団に入りたいのか?」
エレナ「うん!」
グリシャ「ならずっと秘密にしていた地下室を見せてあげよう」チャラッ
エレナ「本当!?約束だよ!」
グリシャ「あぁ」
カルラ「あなた・・・・」
グリシャ「子供の夢を叶えるのが親だカルラ」
カルラ「!」
グリシャ「エレナは大丈夫。ミカサもアルミンも付いてる」
スタッスタッスタッ
ギュ
カルラ「絶対に死なないでエレナ」ポロッポロッポロッ
エレナ「大丈夫だよお母さん!」ギュ
カルラ「エレナをお願いねミカサ!」
ミカサ「はい!おばさん!」
一時間後
エレナ「お母さん・・・・」ポロッポロッポロッポロッ
ミカサ「エレナ・・・・」
アルミン「エレナ・・・・」
エレナ「巨人さえ居なければ!お母さんは死ななかった!駆逐してやる!この世から1匹残らず駆逐する!お母さんの仇を取る!」
ミカサ(エレナ・・・・必ず守るからね)
アルミン(絶対に死なせないから)
開拓地
エレナ「あれ?私は・・・・誰と居たんだろ?」
ミカサ「目が覚めてよかったエレナ!」ギュ
エレナ「アルミンは?」
ミカサ「ご飯を取りに行ってる」
エレナ「そっか」
ミカサ「来年の訓練兵になるの?」
-
- 3 : 2023/01/24(火) 08:43:27 :
- エレナ「うん。そこで巨人を殺す術を身につけなくちゃいけない」グッ
ミカサ「私も入ろう」
アルミン「僕も入るよ!調査兵団に入って巨人を駆逐したら3人で外の世界を探検しよう!」
エレナ「うん」
?「あ、あの・・・・」
エレナ「誰ですか?」
クリスタ「クリスタレンズです!」
エレナ「クリスタさんどうしましたか?」
クリスタ「来年の訓練兵になるんですよね?私も入ります!だから・・・・その・・・・友達になってください!」
エレナ「うん!よろしくねクリスタ!」
クリスタ「よろしくエレナ!」ニカッ
エレナ(この子・・・・無理に笑顔を使ってる・・・・)
ミカサ「よろしくクリスタ」
アルミン「よろしくクリスタ!」
クリスタ「お願いします!」
そして1年後・・・・
キース「貴様は何者だ!」
アルミン「シガンシナ区出身!アルミンアルレルトです!」
キース「馬鹿みたいな名前だな!何しにここにきた!」
アルミン「友達を手助けする為に来ました!そして僕の夢を叶える為です!」
キース「そうか!巨人の餌にならんようにな!後ろを向け!」スタッスタッスタッ
キース「貴様は何者だ!」
ジャン「トロスト区出身!ジャンキルシュタインです!」
キース「何しにここにきた!」
ジャン「憲兵に入って内地に暮らす事です!」
ゴンッ
ジャン「イテッ!」ドサッ
キース「誰が座っていいと言った!?そんなんだと憲兵に入らんぞ!次!」
エレナ「シガンシナ区出身エレナイェーガーです!」
キース「何しにここにきた!」
エレナ「調査兵団に入って巨人を駆逐する事です!」
キース「!」
訓練兵たち「聞いたか?今あの子巨人を駆逐するって言ってたぞ?」
キース「カルラは元気か?」
エレナ「一年前に巨人に殺されました・・・・」
キース「そうか・・・・厳しい訓練だが耐えてくれよ・・・・イェーガー訓練兵・・・・」(女の身であるのに巨人を憎んでる目だ・・・・色んな奴を今まで見てきたがそれ以上に憎んでいる・・・・)
エレナ「はい!」
食堂
ジャン「お前調査兵団に入るんだって?」
エレナ「そうですけど?あなたには関係ないでしょ」
ジャン「本当に死に急ぎなんだな!」
エレナ「あなたには親を殺された気持ちなんてわからないですよね」
ジャン「わからないね!」
ミカサ「やめて2人とも」
アルミン「そうだよ!」
クリスタ「喧嘩はよくないよ!」
ユミル「おいジャン?いい加減にしろよ?」
ジャン「こいつ死に急いでるからおれが止めてやったんだぜ?なぁみんな!」
訓練兵たち「そうだそうだ!可愛い子が行くところじゃない!」
エレナ「女だからって調査兵団に入ったらダメなの?言っておくけど私あなたたちより強いからね」
ジャン「言ってくれるじゃないか!なら対人格闘はどうだ?」
エレナ「別にいいよ」グッ
ジャン「おら!」ブンッ
ドンッ
アニ(あの蹴り!?)
ジャン「う、嘘だろ!?」
訓練兵たち「マジかよ!?一撃!?」
ガチャ
キース「今すごい音がしたが?」
ミカサ「サシャが放屁した音です」
サシャ「え!?」
キース「また貴様か・・・・少しは恥じらいを持て!」
バタンッ
-
- 4 : 2023/01/24(火) 13:39:33 :
- サシャ「どうして私なんですかミカサ!!!!」
ミカサ「パンあげるから」
サシャ「ありがとうございます!」パクパクパク
エレナ「ごめんねジャン・・・・私が悪かったね・・・・」
ジャン「!」(可愛い・・・・)
エレナ「ミカサクリスタユミル?お風呂いこ」
ミカサ「えぇ」
クリスタ「うん!」
ユミル「行こうぜ!」
スタッスタッスタッ
アルミン「また明日ねみんな!」
ジャン「な、なぁアルミン」
アルミン「ん?どうしたのジャン?」
ジャン「お、おれさ!エレナの事一目惚れしちゃったんだけど」
アルミン「え?」(喧嘩したのに!?)
ジャン「気づかないうちに好きになってるなんて・・・・」
アルミン「そ、そっか!頑張ってジャン!」
ジャン「お、おう!」
お風呂
ユミル「しかしミカサも美人だがエレナとクリスタもかなりの美人だよな!」
ミカサ「エレナは美人」
エレナ「ユミルも結構美人だよ?」
クリスタ「そうだよ!」
ユミル「私は全然だよ!エレナとクリスタは天使と女神だよな!」ギュ
エレナ「私よりみんなの方が可愛いよ!私は多分結婚はしないと思う・・・・調査兵団に入ったら私は必ず死ぬと思う」
ミカサ「私が守るから安心して」
エレナ「ミカサ?自分の身は自分で守れる。だから私を守らないで」
ミカサ「壁外は危険!」
エレナ「壁外は何が起きるかわからない!だから自分の身は自分で守るからミカサは自分を守って!私は大丈夫だから!」
クリスタ「私も調査兵団に入るよ!」
ユミル「なら私も入ろう!」
エレナ「2人とも・・・・」
クリスタ「そろそろ入浴時間終わるし上がろう!」
3人「うん!」
男子部屋
ライナー「アルミン!エレナの好きな物はなんだ?」
エレナ「いきなりどうしたのライナー!?」
ライナー「一目惚れしたんだ!」
アルミン「え、あ、うん」(初日でモテすぎだよエレナ・・・・まぁ僕も好きなんだけど・・・・)
ジャン「お前はクリスタを狙ってただろライナー!?」
ライナー「お前もミカサを狙ってたよな!?」
ベルトルト「落ち着いてよ2人とも」
コニー「何言い争ってるんだ?」
ベルトルト「カクカクシカジカ」
コニー「なるほどなー」
マルコ「そういう事か」
コニー「うぉ!?びっくりしたぞ!」
-
- 5 : 2023/01/26(木) 08:44:05 :
- ライナー「てかもうこんな時間じゃないか!早く寝るぞ!明日は初訓練だ!」
男ども「おやすみー」
翌日・・・・
キース「今から適正検査を行う!これが出来なければ開拓地に移ってもらう!」
ミカサ「・・・・」ピタッ
ライナー「よしよし」ピタッ
ベルトルト「なんとか」グラグラ
アニ「ちょっと難しいかな」グラグラ
ジャン「よし!」グラグラ
コニー「ボケー」プラーン
サシャ「ふーんふーんふふーん」プラーン
エレナ「くっ!」ピタッ
グルンドンッ
一同「!?!?!?」
キース「イェーガー訓練兵!何をしている!状態を起こせ!」
エレナ(な、何これ!?めちゃくちゃ難しい!)
ミカサ「エレナ・・・・」
アルミン「大丈夫かな・・・・」
訓練兵たち「アノコキョジンヲクチクスルッテイッテタヨネ」
クリスタ「教官!イェーガー訓練兵のベルトが破損しています!」
キース「見せてみろイェーガー!」
エレナ「は、はい!」スゥ
キース「こんな場所が破損するとは聞いた事ない!レンズ訓練兵!イェーガーにベルトを!」
クリスタ「これでやってみてエレナ!」
エレナ「ありがとうクリスタ!」
クリスタ「上げるよ!」
ピタッ
エレナ「出来た!」
訓練兵たち「壊れたベルトで空いてたのかよ!?すごい!」
エレナ「私は合格ですか?」
キース「あぁ!合格だ!訓練に励め!」(カルラ・・・・今日お前の娘が兵士になったぞ!)
午後
キース「今から対人格闘をしてもらう!好きなペアを組め!」
エレナ「アニ!私と組んで!」
アニ「いいけど」グッ
エレナ「行くよ!」ブンッ
アニ「いい動きだね。ミカサに鍛えてもらってた?」パシッ
エレナ「訓練兵になる前に毎日鍛えてもらってた!」
アニ「そうかい」
シュブンッパシッブンッ
ライナー「マジかよ!?アニと互角かよ!?」
ベルトルト「あのエレナって子相当強いね!」
ライナー「だがまだアニは本気じゃないな!」
アルミン「もしミカサとアニが戦ったらどっちが勝つのかな?」
ジャン「おれはミカサが勝つな!」
ベルトルト「いやいや!アニだよ!」
エレナ「本気でしてよアニ!」ブンッ
アニ「なら見せてあげる」スゥ
エレナ「えい!」ブンッ
アニ「ハッ!」ドカッ
エレナ「!?!?!?」ドサッ
アニ「私の勝ちだね」
エレナ「す、すごい技術だね・・・・」
アニ「立てる?」スゥ
エレナ「ありがとアニ」ギュ
-
- 6 : 2023/01/30(月) 08:35:23 :
- ミカサ「アニ・・・・私にもそれ教えて」ギロッ
アニ「一度試してみたかったんだよね。あんたに効くかどうかをね」ギロッ
訓練兵たち「夢のバトル!?これは実物だな!どっちが勝つのかな?」
エレナ「2人ともそこまで!ミカサ?私は強くなりたいの!だからアニを取らないで!」
ミカサ「私がエレナを強く!」
エレナ「私の事大事に思ってくれてるのは分かるよ?でもずっとミカサに守られてるのは嫌なの!だからお願い!」
ミカサ「エレナがそう言うなら仕方ない・・・・アニ?エレナをお願い」
アニ「わかったって」
一時間後
キース「そこまで!今日は夜外訓練を行う!夜食が終わり次第訓練場に集合!」
訓練兵たち「はい!」
食堂
訓練兵たち「夜に訓練するとかありえないだろ!最悪だ!」
ユミル「そういえば聞いたか?明日大雪だから山を登るみたいだぞ?」
クリスタ「本当なのユミル!?」
ミカサ「前の訓練兵の人たちは何人か行方不明になったみたい」
エレナ「ペアとかはもう出たの?」
ユミル「明日わかるみたいだぜ」
エレナ「そっか」
アルミン「危険な訓練だから気を引き締めないとね」
そして夜外訓練が終わって翌日
外
キース「雪山訓練を行う!この訓練は行方不明になる奴が今まで何人もいる!命懸けで取り組め!」
雪山
ライナー「まさかエレナと訓練になるなんてな!頼もしいぞ」
ベルトルト「確かにそうだね!キツかったら僕たちに頼って欲しい」
エレナ「うん!2人も体調とか悪くなったら言ってね?」
ライナー「おう!ありがとなエレナ!」
ベルトルト「ありがとう!」
1時間経過・・・・
ライナー「まだ見えないな・・・・」
エレナ「そうだね・・・・もしかしてルートがズレたのかな?」
ライナー「遭難したみたいだ!こんな大吹雪だとな!ベルトルト?」
バタッ
ライナー「おい!ベルトルト!!!!」
エレナ「すごい熱!このままだとやばいよ!」
ライナー(くっ!エレナの前で巨人化出来ない!)
エレナ「どうしよう・・・・」
ライナー「おれが運ぶ!」
エレナ「う、うん!」
遭難から20分・・・・
エレナ「全然分からない・・・・どうしよう」
バタッ
エレナ「ラ、ライナー!?ねぇ!目を開けて!」(このままだと本当にまずい!2人とも死んじゃう!私が運ばないと!」ギュ
ズズズズズズ
エレナ「ハォハァハァハァハァ」ズズズズズズ
エレナ(あれから1時間経ったのかな・・・・目が霞んできた・・・・2人を早く助けないと行けないのに・・・・もうダメ・・・・)バタッ
エレナ(嫌だ・・・・こんな所で死にたくない・・・・誰か・・・・誰か助けて・・・・)
-
- 7 : 2023/01/31(火) 08:44:02 :
- 山小屋
アルミン「エレナ!!!!目を開けて!!!!エレナ!!!!」
ミカサ「エレナ!」
パチッ
エレナ「私は・・・・?」
クリスタ「みんなで探してたの!山を探しても見当たらなかったから・・・・山小屋に戻ったらエレナとライナーとベルトルトが倒れてたの!エレナが1人で2人を運んだんでしょ?」
エレナ「私は運んでないよ!?それよりライナーとベルトルトは!?」
ミカサ「2人とも無事!エレナが頑張ったから!」
ユミル「全く・・・・頼りになると思ってたが全くだな!」
クリスタ「だけどすごいよエレナ!1人でここまで運んだんだから!」
エレナ「私・・・・途中で気絶したよ!山小屋も見えなかったし!」
アルミン「だけど誰もいなかったよ?」
エレナ「そうなのかな?」(ライナーとベルトルトはかなり危険な状態だった・・・・だからありえない・・・・山小屋には私たち以外全員到着していた・・・・この森は憲兵団が管理してるから誰も入らないはず・・・・わからない・・・・)
キース「無事でよかったエレナ訓練兵」
エレナ「本当にすみません・・・・」
キース「気にするな。過去最大の大吹雪だから仕方ない。だが無事でよかった。暖かいスープだ。飲みなさい」スゥ
エレナ「ありがとうございます」
キース「ゆっくり休めよ」
バタンッ
翌日
ライナー「エレナ!すまなかった!おれたちを助けてくれて本当にありがとう!」
ベルトルト「ありがとうエレナ!君のおかげで死なずに済んだ!何かあったら何でも言って欲しい!絶対に力になるから!」
エレナ「気にしないで2人とも!助けるのは当然だから!」
ライナー「いいや!おれたちは命を救ってもらった!」
エレナ「う〜んそれなら私のお願いを一回だけ絶対に聞いてね?今はお願いする事は無いからいつか言うね!」
ベルトルト「わかった!」
ライナー「ならおれたちも調査兵団に入らないとな!」
エレナ「え!?どうして!?」
ライナー「そのお願いがいつになるかわからないだろ?調査兵団に入ればお願いもしやすいだろ?」
エレナ「それはそうだけど・・・・2人が決めたなら私は止めないよ?」
ベルトルト「うん。それでいいよ!」
キース「皆集まれ!!!!」
訓練兵たち「はっ!」ドンッ
キース「本日は大吹雪の為訓練場には戻れない!今日は対人格闘と座学をするのでそのつもりでいろ!」
訓練兵たち「はっ!」
エレナ「今日は座学なんだ・・・・」
訓練兵たち「エレナさん!ライナーさんとベルトルトそんを一人で運んだのって本当なの!?やっぱりエレナさんはすごい人なんですね!私憧れます!」
エレナ「え!?あ!?ちょっとみんな落ち着いて!!!!」
ライナー「こらこらエレナが困ってるだろ?全く病み上がりなんだからもっと気を遣え」
訓練兵たち「ご、ごめんなさい・・・・」
エレナ「今日も一日頑張るぞー!」
訓練兵たち(天使・・・・)
クリスタ「エレナの人気本当にすごいね!」
ユミル「確かにな!」
ミカサ「嫉妬しちゃう」
アルミン「確かにそうだね」
-
- 8 : 2023/02/01(水) 08:35:33 :
- タッタッタッタッ
エレナ「ライナーとベルトルトを助けただけなのになんかすごい事になってる・・・・」
アルミン「普通に考えてすごい事だよエレナ」
ミカサ「エレナより30cm以上ある2人を1人であの距離を運んだからすごい事だよ!」
ユミル「クリスタと同じくらいの力なのにな」
クリスタ「それって褒めてるの?」
ユミル「ふふっ」
エレナ「そろそろ訓練始まるからまた後でね!」
アルミン「うん!あとで!」
ミカサ「うん!」
ユミル「また後でなエレナ!」
クリスタ「無理しないでね?」
エレナ「うん!」
タッタッタッタッ
エレナ「アニ!また新しい技を教えて!」
アニ「いいよ。あんたを鍛えるの楽しいから」
エレナ「ありがとう!」
アニ「じゃあやるよ」
エレナ「うん!」
1時間後
エレナ「いい汗かいたー!」セノビ
アニ「かなりいい動きになってきたね」
エレナ「そうかな?」
キース「今から1時間お昼休憩をしろ!次の座学は寝るなよ!」
訓練兵たち「はっ!」
食堂
エレナ「次は座学だよ・・・・私自信ないよー・・・・」
アルミン「じゃあ僕と一緒に座ろうか。教えられるから」
エレナ「お願いアルミンー」
クリスタ「アルミン頭いいからね!」
アルミン「僕はそんなにすごくないよ!でもエレナも頭悪いわけじゃないんだよ!真面目にやれば僕より頭いいのは確かなんだよ!」
ユミル「そうなのか?」
エレナ「わかんない」
ミカサ「エレナはもっと自信を持って!」
エレナ「うん・・・・」
それから3年後・・・・
エレナ「今日でみんなとお別れなんだー」
コニー「だけどおれとエレナとサシャは同じ兵団だぜ!」
サシャ「そうですよ!それにこれ見てください!」
エレナ「サ、サシャ!?それ教官の食糧庫から!?ダメだよ!」
サシャ「いいんですよ!調査兵団に入って土地を奪還すればお肉なんていくらでも取れますから!その時教官に返せばいいんです!」
コニー「おれにも食わせろ!」
エレナ「も、もうー」
ビカーーーーーーン!!!!!!
超大型巨人「・・・・・・」
エレナ「みんな!立体起動に移って!!!!!」パシュギュルルルル
コニー「うお!?」パシュギュルルルル
サシャ「わ!?」パシュギュルルルル
スタッ
エレナ「4年ぶりだね・・・・・」ギロッ
超大型巨人「・・・・・・」ブウン
エレナ「遅い!え!?大砲を!?」パシュギュルルルル
超大型巨人「・・・・・・」
エレナ「壁を壊せるのはこいつだけ!止め!!!!!」パシュギュルルルル
超大型巨人「・・・・・・」ボゥゥゥゥゥ
エレナ「あつ・・・・!!!!」パシュギュルルルル
ブウン
エレナ「消えた!?」
コニー「エレナ!?お前が倒したのか!?」
エレナ「違う!突然消えたの!」
-
- 9 : 2023/02/02(木) 08:39:44 :
- サシャ「そうなんですか!?」
エレナ「とりあえず壁が破壊された事を報告しよう!」
コニー「そうどな!先輩方に報告だ!」
サシャ「行きましょう!」
アルミンside
アルミン「トーマス!ミーナ!早くエレナたちと合流しよう!」
トーマス「そうだな!早く行こう!」
ミーナ「えぇ!エレナにはお世話になったからね!」
エレナ「アルミン!」
アルミン「無事でよかった!急いで先輩方の場所に向かおう!」
エレナ「うん!」
ガブッ!
トーマス「た、助けてくれ!!!!!」
バクッ
アルミン「トーマス!?」
コニー「嘘だろ!?」
サシャ「そんな!?」
ミーナ「いやぁあぁぁあぁぁあ!!!!来ないで!!!!!」ポロッポロッポロッ
エレナ「くっ!トーマスを返して!!!!!」パシュギュルルルル
アルミン「エレナ!!!!!ダメだ!!!!!」
ガブッ!
ドンッバタッ
エレナ「うっ・・・・・」ポタッポタッ
コニー「や、やばい!」
サシャ「そんな!?エレナが!?」
アルミン「うわぁあぁぁぁあぁぁぁあ!!!!!」
コニー「アルミン!!!!!!」ガクガク
サシャ「もう嫌だ!!!!」ポロッポロッポロッ
ビカーーーーーーン!
コニー「!?!?!?」
サシャ「!?!?!?」
黒髪の巨人「・・・・・」ブンッ
グチャ
ギュ
アルミン「エ、エレナ!?」
スゥ
黒髪の巨人「・・・・・」ズシンズシンズシン
無垢の巨人たち「ガァァァァア!!!!」ダッ
黒髪の巨人「ウォォォォォオォォ!!!!!」ブンッ
ドカッドカッドカッドカッ
コニー「今のうちに!」パシュギュルルルル
サシャ「アルミン!急いで!」パシュギュルルルル
アルミン「エレナ!ここをお願い!」パシュギュルルルル
黒髪の巨人「・・・・・」グチャグチャグチャグチャ
ズシンズシンズシン
異形の巨人「・・・・・」ブンッ
黒髪の巨人「!?!?!?」バタンッ
異形の巨人「・・・・」ブンッ
ドカッドカッドカッ
黒髪の巨人「・・・・・」(私は化け物だったんだ・・・・それにあの巨人に勝てない・・・・・お願い・・・・助けて・・・・)
黒髪の巨人?「・・・・・・」シュゥゥゥゥ
異形の巨人「ガァァァァア!!!!!」ブンッ
ガシッ
異形の巨人「!?!?!?!?」グググググ
黒髪の巨人?「・・・・・・」ギュッ
グッ
ボカッ!
異形の巨人「!?!?!?」
メキメキメキメキ
バキッ
黒髪の巨人?「ウォォォォォオォォ!!!!!」
無垢の巨人たち「ガウ!」ズシンズシンズシン
訓練兵たち「巨人が壁から出ていくぞ!?どう言う事だ!?」
アルミン「エレナがやったんだ!」
ミカサ「どうしてエレナなの?」
アルミン「後で話す!先に補給をしよう!」
一方クリスタの方は・・・・
クリスタ「ガスも刃も使い果たした・・・・ここで死ぬんだ・・・・みんなの役に立てたのかな・・・・?」
黒髪の巨人?「・・・・・」ズシンズシンズシン
クリスタ「巨人がきた・・・・みんな・・・・バイバイ」
ギュ
黒髪の巨人?「・・・・」ズシンズシンズシン
クリスタ「え?何処に!?本部に向かってる!?いっ!?」ビリビリビリ
記憶の中
?「おれが絶対に守ってやる・・・・ヒストリア」
現在
クリスタ(今のは・・・・?それに誰だったんだろう・・・・?)チラッ
黒髪の巨人?「・・・・」ズシンズシンズシン
スゥ
クリスタ「本部に連れてきてくれたの・・・・?」
グラッ
バタンッ
クリスタ「え!?」
シュゥゥゥゥ
エレナ「・・・・・」バタンッ
クリスタ「エレナ!!!!」ギュ
ミカサ「エレナ!」ギュ
アルミン「やっぱり・・・・エレナだったんだ・・・・」
ライナー「!」
アニ「!」
ベルトルト「!」
キッツ「その子を渡せ!!」
-
- 10 : 2023/02/05(日) 04:51:28 :
- アルミン「エレナは巨人を30体程倒してます!エレナは人類の敵ではありません!」
キッツ「そんな事はどうでもいい!!!!いいから早く!!っ!?!?!?」ビクッ
駐屯兵たち「!?!?!?」ビクッ
アルミン「一体何に怯えているんですか?」チラッ
エレナ「・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ
アルミン(ほ、本当にエレナなの!?)ビクッ
訓練兵たち「!?!?!?」ビクッ
ミカサ「エレナ!?」ビクッ
アルミン(みんなも怖がってる・・・・あのミカサでも怖がってる!?え!?)
クリスタ(この感じ・・・・すごく懐かしい感じがする・・・・)
エレナ「んっ・・・・ここは・・・・?」パチッ
ミカサ「エレナ!よかった!目が覚めて!」ギュ
エレナ「ミカサ・・・・私・・・・」
ミカサ「大丈夫だから!」
キッツ「エレナイェーガー!!!!!!」
エレナ「!?」
キッツ「貴様は巨人だな!」
エレナ「私は・・・・・」
アルミン「エレナは人類の敵ではありません!」
キッツ「証拠がない!」
アルミン「エレナは巨人になった時30体の巨人を倒しました!エレナが敵なら我々はなす術なくやられていました!エレナが居なければ訓練兵たちは全員死んでいました!」
キッツ「そんな事はどうでもいい!!!!」
アルミン「(考えるのを放棄しているのか!?)
アルミン「私は永遠に!人類の存続に心臓を捧げた兵士!彼の持つ巨人の力を使えばウォールマリアの奪還も不可能ではありません!」ビシッ
駐屯兵たち「ウォールマリアヲダッカンダッテ?」
キッツ「惑わされるな!!!!そんなのは不可能だ!!!!」スゥ
ガシッ
ピクシス「待たんかキッツよ。あの者の敬礼を見て思わんか?とても素晴らしい敬礼だと思わんか?」
キッツ「「ピクシス指令!?」
スタッスタッスタッスタッ
ピクシス「巨人の力で壁を塞ぐ事は出来るか?」
エレナ「出来ます!」
ピクシス「よく言ったぞ!お嬢さん!では作戦会議を始める!」
テントの中
ピクシス「巨人が破壊した巨大な岩があるじゃろ?」
エレナ「これを運んで穴の空いたところを塞ぐんですね!」
ピクシス「そうじゃ」
エレナ「私初めて巨人になった後意識がないんです・・・・大丈夫ですかね・・・・」
ピクシス「今回だけは意識を保ってくれ」
-
- 11 : 2023/02/06(月) 13:34:44 :
- エレナ「やってみます!」
アルミン「ピクシス司令!巨人が一体も見当たりません!」ピクシス「どういう事だ!?だごチャンスだ!誰一人死なずに済む!エレナ訓練兵作戦を始めてくれ!」
エレナ「はい!」(お願い!意識を保って!)
ガリッ
ビカーーーーーーン!!!!!!
黒髪の巨人「・・・・・・」
アルミン「僕が分かるかい?エレナ?」
黒髪の巨人「・・・・・・」コクコク
アルミン「よかった!」
ピクシス「美しい巨人ではないか」
離れた場所・・・・
ライナー「ベ、ベルトルト!?エレナのあの目!?誰かに似てないか!?」
ベルトルト「せ、戦士長と同じ目だ!?」
アニ「だけどエレナはあんな目をしない!」
ライナー「一体エレナは何者なんだ!?」
ベルトルト「一度エレナを故郷に連れて行く必要がある!」
ライナー「確かにそうだな・・・・エレナは強い・・・・だから」
アニ「私がやるよライナー」
ライナー「アニ・・・・」
アニ「本当は嫌だよ・・・・エレナは私にとってとても大事だから・・・・だけどエレナを故郷に連れて帰ればお父さんに会える」
マルコ「エレナを故郷に連れて行くってどう言う事?それに3人はもしかして巨人!?」
ガシッ
ライナー「アニ!マルコの立体機動装置を!」
アニ「!?!?!?」
ベルトルト「!?!?!?」
エレナside
黒髪の巨人「・・・・・」ギュ
ズシンズシンズシン
ミカサ「大岩を持ち上げてる!?」
アルミン「す、すごい!」
黒髪の巨人(すごく重たい・・・・でも穴さえ塞げば!)
ズシンズシンズシン
アルミン「前方に謎の巨人出現!」
ピクシス「あの巨人は一体なんだ!?」
ミカサ「エレナの方に向かってる!」
クリスタ「エレナ!」
ユミル「行くなクリスタ!あいつかなりやばいぞ!」
黒髪の巨人(あの時の巨人!?どうして!?)
異形の巨人「・・・・・」ズシンズシンズシン
ミカサ「削ぐ!!!!」パシュギュルルルル
ギンッ
ミカサ「刃が通らない!?」
アルミン「ミカサ!一旦距離を取るんだ!」
ライナー「なんだあの巨人!?」
ベルトルト(戦士長が言っていた新種の巨人だ!異形の巨人!9のつの巨人と見た目が同じ!性能も変わらない!あれはライナーと同じ鎧の巨人!)
異形の巨人「ウォォォォォオォォ!!!!」ドンドンドンドンドン
ドカッ!
-
- 12 : 2023/02/08(水) 08:44:07 :
- 黒髪の巨人(強烈なタックル・・・・やっぱり勝てない・・・・)
黒髪の巨人「ウォォォォォオォォ!!!!!!!」
異形の巨人「!?!?!?!?」ビクッ
ダダダダダダダ
一同「え!?逃げた!?!?」
ミカサ「よかった!エレナは無事!」
黒髪の巨人(これで大岩を置けば成功!!!!)
ドンッ!!!!
ピクシス「作戦成功!人類は始めて巨人に勝った!!!!!」
兵士たち「おぉー!!!!!!!やったぞ!!!!!!巨人に勝った!!!!!」
離れた場所
ライナー「お、おい!今のは明らかに座標だよな!?」
アニ「あれが座標・・・・エレナの中に・・・・」
ベルトルト「故郷に連れ帰ってエレナを・・・・」
アニ「私は嫌だ・・・・エレナだけは死なせたくない・・・・」
ライナー「そんなのおれだってそうだ!だけど母さんたちを救う為には座標しかない!」ポロポロポロ
アニ「くっ」ポロポロポロ
ベルトルト「僕は命を救ってくれた人を死なそうとしてるんだよね」ポロポロポロ
エレナside
プシュー
エレナ「ハァハァハァ・・・・」
無垢の巨人「アー!」スゥ
エレナ「!?」
ミカサ「エレナ!!!!!」
アルミン「エレナ!!!!!」
ザシュ!
ドスン
リヴァイ「おいガキども!これはどういう状況だ!」
地下牢
エレナ「幽閉されるのは当たり前だよね・・・・」ヂャラ
スタッスタッスタッスタッ
エルヴィン「エレナイェーガーだね」
エレナ「はい!エルヴィン団長!」ビシッ
エルヴィン「君の活躍は聞いている。よく守ってくれた」
エレナ「当然の事をしただけです!」
エルヴィン「君は調査兵団志望だったね」
エレナ「はい!」
リヴァイ「お前の夢ってなんだ?」
エレナ「お母さんを殺した巨人たちを1匹残らず駆逐する事です!」
リヴァイ「悪くない」
憲兵たち「エレナイェーガー!貴様を裁判にかける!ついてこい!」ヂャラ
エレナ「イタッ!」
ガシッ
リヴァイ「もっと丁重に連れて行け」
憲兵たち「は、はい!」
そしてエレナをどうするかを話し合った・・・・
ザックレー「エレナイェーガーでいいか?」
エレナ「はい。お願いしますザックレー総督」
ザックレー「礼儀正しいお嬢さんだ」
司祭「ザックレー総督!この子を調査兵団に任せても問題ありません」
一同「!?!?!?」
ハンジ「何故司祭が!?」
エルヴィン「わからんがこれはチャンスだ」
リヴァイ「司祭がエレナを庇うとは惚れたのか?」
司祭「私が逃げ遅れて巨人に殺される瞬間助けてくださいました!私にとって命の恩人なのです!ですから私は彼女が望む調査兵団に行かせてください!」
ナイル「彼女は巨人だ!拷問した後有益な情報を聞いて解剖すればいい!それに彼女は信用できない!」
司祭「スパイだと思っているのか!?仮にスパイだとしたら危険な巨人を相手にして我々市民を守るのか!?それに憲兵の人たちは何をしていた!彼女は1人で最前線で巨人を倒していた!」
ナイル「こっちだって市民の非難を優先していた!」
リヴァイ「喧嘩はよそでやれ。今はエレナを調査兵団に行くか憲兵に行くか決めてるんだろ?」
ナイル「チッ!」
エルヴィン「ザックレー総督!一つよろしいでしょうか?」
ザックレー「なんだエルヴィン?」
-
- 13 : 2023/02/10(金) 08:44:06 :
- エルヴィン「リヴァイ兵士長にエレナイェーガーの監視をさせるのはどうですか?」
ザックレー「ふむ。リヴァイ?この子が暴走した時止める事は出来るのか?」
リヴァイ「止める事は出来るだろうが殺してしまうかもしれんな」
ザックレー「そうか。ではエレナイェーガーは調査兵団に引き渡す!では解散!」
ナイル「チッ!」
スタッスタッスタッスタッ
エルヴィン「ではエレナ行こうか」
エレナ「2分だけ自由をください!」
エルヴィン「どうしてだ?」
エレナ「司祭様にお礼を言いたいんです!」
エルヴィン「なるほど。1人行動は許可出来ない。リヴァイ?ついて行ってくれ」
リヴァイ「了解だエルヴィン」
タッタッタッタッタッ
エレナ「司祭様!」
ニック「エレナさんどうされましたか?」
エレナ「どうして私を庇ったんですか?司祭様は巨人が嫌いなはずですよね・・・・」
ニック「あなたが私たちの命を救ってくれたからです。それに・・・・・」
エレナ(今なんていいかけたんだろう?)
リヴァイ「時間だ。もう行くぞエレナ」
エレナ「は、はい!」
ニック「ではお気をつけて」
エレナ「はい!」
旧調査兵団本部
バタン
ペトラ「初めましてエレナちゃん!」
エレナ「初めまして!エレナイェーガーです!よろしくお願いします!」
オルオ「おいガキ!調子に乗るなよ!?お前なんかがリヴァイ兵士長に気に入られたわけじゃ!」ガリッ
プシャー
エレナ「へ!?!?!?」ビクッ
数分後・・・・・
オルオ「あのエレナって奴相当ビビってたぞ?」
ペトラ「そりゃ目の前で舌噛んで血を撒き散らしてたら誰だってピピるわ!」
オルオ「いや、おれの強さにビビってたさ」フッ
ペトラ「あのさ・・・・前から思ってたけどもしその真似がリヴァイ兵長ならやめて?てか似てないから」
オルオ「まだおれの女房になるにいくつか足りてないな」フッ
ペトラ「舌噛んで死ねばよかったのに・・・・」アキレ
エルド「エルドだ。よろしくエレナ」
グンタ「グンタだ。よろしく」
エレナ「よろしくお願いします!」ペコッ
スタッスタッスタッスタッ
リヴァイ「掃除をする。速やかに取り掛かれ」
リヴァイ班たち「はい!」
30分後
エレナ「リヴァイ兵長!上の階の掃除完了しました!確認をお願いします!」
リヴァイ「わかった」
エレナ「あ、あの!」
リヴァイ「なんだ?」
エレナ「私はやっぱり地下室・・・・ですよね・・・・?」
リヴァイ「寝てる時に巨人化されても困るからな。完全に制御出来るようになったらおれが地下で寝てやる」
エレナ「はい・・・・」
スタッスタッスタッスタッ
ヒョコッ
ペトラ「びっくりしたでしょ?」
エレナ「いつもあんな感じなんですか?」
ペトラ「そうだよ!私も驚いたんだから!」
エレナ「上の人の前でもあんな態度なのにすごいですね」
ペトラ「聞いた話なんだけど昔リヴァイ兵長は地下街のゴロツキだったそうだよ!その後エルヴィン団長に引き取られたと聞いたわ!」
エレナ「そうだったんですか!」
スタッスタッスタッスタッ
リヴァイ「完璧だった。あとはゆっくり休め」
一同「!?!?!?!?」(か、完璧!?エレナすごい!?)
エレナ「ありがとうございます!キッチンをお借りしてもよろしいですか?皆さんのお昼の準備をさせてください!」
リヴァイ「好きにしろ」
エレナ「はい!」
調理場
エレナ「お母さんの味再現できた!ずっとお母さんの料理手伝っててよかった!」ニカッ
-
- 14 : 2023/02/13(月) 13:42:08 :
- 庭
エレナ「料理が出来ました!口に合うか分かりませんが食べてみてください!!!!」
モグモグ
リヴァイ班たち「美味しい!」
ペトラ「エレナ!これすごく美味しいよ!」
オルオ「ま、まぁまぁだな!」
ヒョイ
エルド「ならおれが全部食ってやる!」
オルオ「わ、悪かった!めちゃくちゃ美味しいぞ!エレナ!」
グンタ「本当に美味しいよエレナ!」
リヴァイ「悪くない」
エレナ「ありがとうございます!」
ダダダダダダダ
ハンジ「エレナ!!!!!」ギュ
エレナ「わぁ!」
ハンジ「ねぇねぇエレナ〜?巨人化の実験でもしてみない?」
エレナ「えっと〜・・・・」チラッ
リヴァイ「やってもいいぞエレナ」
エレナ「ありがとうございます!」
ハンジ「いつでも出来そう?」
エレナ「私巨人になるの2回目なんですけどどうやってなるのかわからないんです」
ハンジ「そうなんだ・・・・」
エレナ「でも思いっきり噛んだら巨人になりました!」
ハンジ「じゃああの井戸の中で巨人になろう!」
エレナ「リヴァイ班の皆さん!私は完全に制御出来ないので暴走した時は殺す勢いでお願いします!」ペコッ
リヴァイ班たち「任せろ」
井戸の中
エレナ「行きます!」
ガブッ!
ポタポタポタ
エレナ「巨人に・・・・・なれない・・・・・?」
ハンジ「どうしたのエレナ?」
エレナ「巨人になれません・・・・」ポタポタポタ
ハンジ「そっか!じゃあ登っておいで!」
エレナ「はい!」
数分後
グンタ「そう落ち込むな」
オルオ「まぁ、やり方わからないなら仕方ないよな」
ペトラ「生まれて始めて知ったんだしね」
エルド「頑張ろうなエレナ」
エレナ「はい・・・・」
カラン
エレナ「スプーンが落ちちゃった・・・・」スゥ
ビリビリビリ
エレナ「!?!?!?!?」
ピカーーーーーーン
エレナ「どうして急に!?」
チャキンッ
リヴァイ「お前ら落ち着け」
エレナ「え・・・・・?」
オルオ「どうして許可なく巨人化した!」
エルド「やはり敵か!!!!!」
グンタ「何故だ!エレナ!!!!」
ペトラ「兵長!離れてください!」
リヴァイ「いいやお前らが離れて落ち着け」
エレナ「私が・・・・そんな・・・・」ポロポロポロ
リヴァイ「・・・・・」(無意識で巨人化したって事か?じゃあエレナはおれたちを殺そうとはしてないって事か。そういえば制御出来ないんだったな)
スタッスタッスタッスタッ
リヴァイ班たち「兵長!!!!!離れてください!!!!!!危険です!!!!!」
エレナ「いや・・・・・」ポロポロポロ
ナデナデ
エレナ「!」ポロポロポロ
リヴァイ「落ち着けエレナ」
エレナ「・・・・」クラッ
シュー
ギュ
オルオ「エ、エレナは敵なんですか!?」
リヴァイ「今の表情でわかった。エレナはおれたちの味方だ。あの絶望した顔は何故今になって勝手に巨人化したのかだ。まだこいつはガキだ。面倒を見てやってくれ」
-
- 15 : 2023/02/14(火) 08:43:02 :
- リヴァイ班たち「はい!」
ハンジ「リヴァイ!!!!今の巨人化でしょ!エレナは大丈夫?」
リヴァイ「巨人化すると相当体力を持っていかれるみたいだな」
ハンジ「無意識になった感じだよね?」
リヴァイ「あぁ」
ハンジ「私は一眼見た時からこの子は人類の敵じゃないのはわかってたから」
リヴァイ「何故だ?」
ハンジ「この子の事よく調べたんだよ。過去に女の子を助けてていてね!その殺人犯を説得する事に成功したんだけど両親を殺された憎しみが芽生えた女の子が殺人犯を殺そうとしたけどそれを自分が代わりに刺されたんだよ」
リヴァイ「その話と関係あるのか?」
ハンジ「大ありだよ・・・・この子は母親を殺された影響で巨人を憎んでいる!訓練兵の初日で巨人を駆逐すると発言した!」
リヴァイ「それで信用出来ると?」
ハンジ「エレナと仲良くなったら巨人化実験に協力してくれるでしょ?」
リヴァイ「相変わらず適当な事をほざいてたんだな」
ハンジ「さっき言っていたのは真実だよ」
リヴァイ班たち「・・・・・」
夜
エレナ「んっ・・・・ここは・・・・地下室・・・・?」
スタッスタッスタッスタッ
ガチャ
エレナ「リヴァイ班のみなさん!本当にごめんなさい!」ポロポロポロ
ペトラ「大丈夫だよ!」
オルオ「おれたちを殺そうとはしてなかったのはわかってる」
エルド「気にしない気にしない」
グンタ「おれたちを殺そうとしてたらもっと早くしてるもんね」
-
- 16 : 2023/02/14(火) 13:40:28 :
- スゥ
ガブッ!ガブッ!ガブッ!ガブッ!
エレナ「え!?どうして!?」
ペトラ「私たちの罰だと思って!仲間を信じられなかった事に!」
エレナ「!」
リヴァイ「みんなを許してやってくれ」
エレナ「全然気にしてないので大丈夫です!」
翌日
エレナ「ハンジさん!」
ハンジ「エレナ!どうしたの?何か用かい?」
エレナ「私の巨人化実験に協力してください!」
ハンジ「え!?そんなの全然するよ!今からやろう!」
エレナ「はい!」
外
ガブッ!
ポタポタポタ
エレナ「どうして巨人化出来ないの!?」
ハンジ「んーなんでかなー。あ!もしかして!」ゴソゴソ
スゥ
エレナ「えっとー?これはスプーンですよね?」
ハンジ「そう!昨日エレナが巨人化した腕で持っていたのがこのスプーン」
エレナ「あ!あの時スプーンを落として拾おうとした時!」
ハンジ「もしかしたら巨人になるには何らかの目的がないとならないのかもしれないね!今度は巨人を駆逐したいと思ってやってみてよ!」
エレナ「はい!」
リヴァイ「頑張れよ」
ガブッ!
ピカーーーーーーン
黒髪の巨人「ウォォォォォオォォ!!!!!!!!」
ハンジ「成功だよエレナ!!!!」
黒髪の巨人「ウォォォォォオォォ!!!!!!!!」ブンッ
ハンジ「うお!?あ、危ない!普通の巨人とは段違いの速さだ!」
ザシュ!
プシュー
リヴァイ「気を失っているな」
エレナ「うっ・・・・・私は・・・・・?」
ハンジ「気を失ってたんだよ?覚えてない?」
エレナ「巨人になってから記憶がないんです・・・・・」
ハンジ「そっか・・・・・難しいんだよね」
リヴァイ「これから毎日すれば制御出来るかもな」
エレナ「頑張ります!」
そして1週間後
エレナ「やっと制御出来ました!」
ハンジ「やった!これで色々出来るぞ!!!!!」
ポタポタポタ
ハンジ「エ、エレナ!?!?!?」
リヴァイ「最近巨人化の実験で疲労が溜まったんだろう」スゥ
ハンジ「ごめんエレナ・・・・・」
エレナ「わ、私は大丈夫ですよハンジさん!ケホッケホッ!」ポタポタポタ
-
- 17 : 2023/02/15(水) 08:44:04 :
- リヴァイ「巨人の力を行使し過ぎたんだろう」スゥ
エレナ「ありがとうございます」
リヴァイ「お前は女だから無理をするな」
エレナ「はい・・・・」
ペトラ「大丈夫エレナ?」
エレナ「大丈夫です!」
クラッ
リヴァイ「全然大丈夫じゃねーな」
ハンジ「だけどこの1週間でエレナの巨人化の事はわかってきた!1日巨人になれるのは3回!そして強い目的が無ければ巨人化しない!完全に巨人の能力を制御出来る!」
リヴァイ「よくやったなエレナ」
エレナ「ありがとうございます!」ニカッ
一同(可愛い)
団長室
エルヴィン「急に呼び出してすまないリヴァイ」
リヴァイ「別に構わない。それで要件は?」
エルヴィン「この前生け捕りにした巨人2匹が殺された」
リヴァイ「なんだと?」
エルヴィン「やったのが誰なのか」
リヴァイ「おれの考えだとエレナの他に巨人になれる奴の仕業だと思っている。超大型巨人、鎧の巨人も知性の巨人だと思っている」
エルヴィン「多くて2人か3人だと思っている」
リヴァイ「そうか」
エルヴィン「そして明後日には壁外調査を行う」
リヴァイ「今の状況でか?」
エルヴィン「私の考えではエレナを攫う可能性がある」
リヴァイ「どういう事だ?」
エルヴィン「壁を破壊したにエレナに塞がれた。普通なら止めに入るはずだ。それをしなかったという事はエレナになんらかの能力があるということ。つまりあの時謎の巨人が出現して攻撃を喰らった時エレナは雄叫びを上げた」
リヴァイ「あの雄叫びに能力があると?」
エルヴィン「そうだ。もしかしたら巨人を操る能力だとしたら?」
リヴァイ「奴らにとってはかなり危険な能力ということか」
エルヴィン「あぁ。だがエレナは気づいていないようだった」
リヴァイ「おれがいる限り大丈夫だ。エレナに指一本触れさせねぇ」
旧調査兵団本部
ハンジ「エレナって本当に頑張り屋さんだよね!」
エレナ「急になんですかハンジさん?」
ハンジ「エレナのおかげで色々分かったからね!本当に感謝してるよ!」
モブリット「あなたはエレナを見習ってください!何度死にかけたか・・・・・」
ハンジ「だからモブリットがいるんだろう?ちゃんと守ってくれよー!」
モブリット「ハンジ分隊長勝手すぎます!」
エレナ「命を大事にしてくださいハンジさん!じゃないともうお手伝いしませんよ!」
ハンジ「ごめんエレナ!大事にするからこれからも手伝ってよ!ねぇ!」
エレナ「仕方ないですね〜」
モブリット「エレナ優しすぎますよ?そんなんだとハンジ分隊長甘えちゃいます!もっと厳しくしてください!」
エレナ「は、はい!」
ハンジ「モブリット酷くない!?」
ガチャ
リヴァイ「ハンジ。明後日壁外調査をする事になった」
ハンジ「急だねー!」
リヴァイ「あとお前たちからして敵はなんだと思う?」
エレナ「え?」
ハンジ「・・・・・」コクッ
モブリット「・・・・・」コクッ
リヴァイ「気にするなエレナ」
バタンッ
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