この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
【第1話】人類vs巨人
-
- 1 : 2020/07/13(月) 08:32:19 :
- 訓練場
キース「貴様は何者だ!」
アルミン「シガンシナ区出身!アルミンアルベルトです!」
キース「何しにここに来た!」
アルミン「巨人をこの世から1匹残らず駆逐するためにきました!」
キョジンヲクチクダッテヨ
キース「うるさい!!!アルミン訓練兵!訓練に励むようにな!」
アルミン「は!」
エレナ(今日からここが私が暮らす場所………ここに来れば分かるかもしれない!)
キース「貴様は何者だ!」
シャン「トロストク出身!ジャンキルシュタインです!」
キース「貴様は何しにここに来た!」
ジャン「憲兵団に入って内地に暮らすことです!」
ガンッ
ジャン「いってー!!!」ドサッ
キース「誰が座っていいと言った!そんな事で憲兵団に入れるか!」スタスタスタスタ
ジャン「くそ!」
キース「貴様は何者だ!」
エレナ「シガンシナ区出身!エレナイェーガーです!」
キース「!?い、今なんと言った!?」
104期たち「?」
エレナ「エレナイェーガーですけど名前変ですか?」
キース「い、いや!何もない!訓練に励むようにな!」(まさかこの子があの人の………)
エレナ「???」
少し離れた場所
?「あいつがおれたちの………」
食堂
エレナ(ここの食事あんまり美味しくないな……)パクパク
アルミン「ここ座ってもいいかい?」
エレナ「はい!どうぞ座ってもください!」
アルミン「ありがとう!僕はアルミンアルベルトです!この子はミカサアッカーマンだよ!」
ミカサ「よろしくお願いします」
エレナ「よろしくお願いします!」
アルミン「エレナさんだよね!」
エレナ「呼び捨てで構いません」
アルミン「わかった!エレナはシガンシナ区出身だよね?」
エレナ「そうですけど?」
アルミン「何しにここに来たの!教えて欲しいな!」
エレナ「真実を探しにきたの」
アルミン「真実?」
ミカサ「真実?」
エレナ「うん」
アルミン「教えてくれる?」
エレナ「お兄ちゃんが死んだ理由」
アルミン「巨人に殺されたの?」
エレナ「人間に殺されたんだよ」
アルミン「え!?」
ミカサ!?」
エレナ「だけどお兄ちゃんの体は見つかってないの」
アルミン「そ、そうなんだ……殺した人たちは捕まったの?」
エレナ「捕まってないよ………だけど有力な情報を手に入れたの」
アルミン「どんな情報なの?」
エレナ「お兄ちゃんを殺したのは巨人化できる人間」
アルミン「!?!?」
ミカサ「!?!?」
エレナ「この事は他言無用でお願いします」
アルミン「う、うん!」
ミカサ(私と同じ……)
キース「エレナ訓練兵!後で私の部屋に来るように!」
エレナ「わかりました!」
ナンデアイツダケ
エレナ「…………」
少し離れた所
?「…………」
教官室
エレナ「失礼します!」
キース「うむ。入れ」
-
- 2 : 2020/07/13(月) 16:33:34 :
- エレナ「はい!」スタスタスタスタ
バタン
エレナ「何かありましたか?」
キース「エレナ訓練兵。もう一人の兄が訓練兵に居るのは知ってるか?」
エレナ「え!?もう一人の兄!?」
キース「その様子だと知らないようだな………」
エレナ「名前は何ですか!」
キース「エレトイェーガーだ。聞き覚えはあるか?」
エレナ「ないです!」
キース「そうか……エレト訓練兵なら兄の真実を知っているかもしれない」
エレナ「エレンお兄ちゃんの真実………」
寮
ガチャバタン
エレナ「私1人部屋なんだ………寂しいよお兄ちゃん………」ポロポロ
次の日
キース「今日は貴様らに適正検査を受けてもらう!」
アルミン「な、なんとかできた!」グラグラ
ミカサ「………」ピタッ
ライナー「………」グラグラ
ジャン「………」グラグラ
エレナ(上手くいった!)ピタッ
キース(今期は優秀な奴らばかりだ!)
エレト「………」ピタッ
キース「な!?エレト訓練兵!」
エレト「なんだ?」
エレナ(エレトってまさか!?)
キース「そのベルト違和感を感じないか?」
エレト「まったく感じないな」
キース「そ、そうか」(あの箇所が壊れていたらバランスを保つ事は絶対に不可能だ!)
適正検査後
キース「今日はグラウンドを100周走ってもらう!立体起動を付けてな!」
クリスタ「こんなに重いのつけて走るなんて私には無理だよ………」
104期たち「絶対に無理だろ!」
エレト「………」
エレナ「………」
キース「グダグダ言うなら開拓地に移ってもらうぞ!」
104期たち「やるしかねーか!」
グラウンド
ミカサ「…………」タタタタタ
ライナー「結構キツイな」タタタタタ
ベルトルト「そうだね」タタタタタ
クリスタ「はぁ……はぁ……はぁ……」タタタタタ
アルミン「もっと鍛えないと!」タタタタタ
コニー「あー疲れる」タタタタタ
サシャ「ご飯はまだですか?コニー?」タタタタタ
コニー「さっき食べたばかりだろうが!」タタタタタ
エレト「キース終わったぞ」
キース「あいつらが全員終わるまで休憩しとけ」
エレト「わかった」
104期たち(早すぎだろ……)
エレナ(お兄ちゃんすごい!私もあれくらいになりたいな……)
10分後
キース「今日の訓練はこれまで!解散!」
104期たち「やっと終わったー!長かったー!早く食堂行こうぜ!」
食堂
エレト「………」パクパク
エレナ「え、えっと……ここ座ってもいい?」
エレト「あぁ」
エレナ「ありがとう」ニコッ
エレト「………」
-
- 3 : 2020/07/15(水) 08:32:54 :
- エレト「おれに聞きたい事があって来たんだろ?兄の事について教えろとか言うんだろ?」
エレナ「な、なんでわかったの!?」
エレト「お前はおれの妹だからな。それくらいわかる」
エレナ「じゃ、じゃあ!」
エレト「だが兄については何も話さない」
エレナ「どうしてなの!」
エレト「さぁな」スタスタスタスタ
エレナ「どうしてなの………」ポロポロ
外
エレト「兄の真実を知った所で状況は何一つ変わらない」
次の日
キース「今日は立体起動の練習と午後からは対人格闘を行う!そして今日は調査兵団の人たちが来ている!来い!」
スタスタスタスタスタスタ
104期たち「みろよ!人類最強の男!リヴァイ兵士長だ!」
リヴァイ「うるせぇな」
ハンジ「まぁまぁ!リヴァイ!落ち着きなって!」
リヴァイ「横には奇行種も嫌がるし………はぁ……」
ハンジ「奇行種!?何処!?何処にいるの!?」
リヴァイ「お前だ」
ハンジ「酷くない!?」
エルヴィン「私が調査兵団団長のエルヴィンスミスだ!」
リヴァイ「リヴァイだ」
エレナ「あの人……まさか……」(アッカーマンだ!私の座標の力が効かない!)
エルヴィン「リヴァイ……あれが例の子だ」小声
リヴァイ「スタイルのいい女だな」小声
エルヴィン「そうだ………そしてあっちにいるのが……」小声
リヴァイ「エレトイェーガーだな」小声
エレト「………」(あいつらが調査兵団ねー……)
森
キース「貴様ら立体起動は装備したか!では始めろ!」
エレナ(これ簡単かも)パシュ
アルミン(エレナ早いな)パシュ
ミカサ「早く行こうアルミン」パシュ
アルミン「行こう!エレナに負けないように!」パシュ
ライナー「見ろベルトルト!エレナすげー可愛い!」パシュ
ベルトルト「気持ち悪いよライナー」パシュ
クリスタ(エレトって人昔私の事助けてくれた人によく似てる………会いたいよ………エレン………)ポロポロ
午後
キース「午後からは対人格闘だ!リヴァイとエレトはペアで組んでもらう!」
104期たち「なんで指名されてんの……リヴァイ兵士長に勝てるわけないだろ……」
エレト「リヴァイ兵士長よろしくー」
リヴァイ(こいつ………隙がない………流石はエレンの血を引いてるだけあるな………)
エレト「かかってこいよ」ギロッ
104「!?!?」ビクッ
リヴァイ「………」ダダダダダダ
ブウン
バシッ
リヴァイ「!?」
エレト「いてーじゃねーか」ブウン
パシッ
エレト「チッ!」
リヴァイ「なかなかやるな………だがエレンより遅いな」
エレト「兄貴と比べるな。兄貴は人間じゃないんだからな」
104期たち「どういう意味だ!?」
クリスタ(エレンの事知ってる人だ!)
エレナ(お兄ちゃんが人間じゃない!?嘘でしょ………だけどエレトお兄ちゃんが嘘ついてるようには見えない………これが真実だったとしたら………)
リヴァイ「どういう意味だ?」
エレト「調査兵団のお前らにも話してなかったのか………ならいい………おれは少し休憩する」スタスタスタスタ
キース「あ、あぁ」
それから月日が経った
キース「今日から1週間立体起動を付けてサバイバルを行う!」
-
- 4 : 2020/07/20(月) 08:33:07 :
- エレナ(壁外の訓練と同じ事するんだ………頑張らないと!)
ジャン(エレナさんと同じ班にならないかな!)
アルミン(この訓練!全力で取り組もう!)
数分後
キース「班は決まったか!」
エレナの班は………
エレナ「あ!ライナーにベルトルト!一緒だね!」ニカッ
ライナー「お、おう!そうだな!頑張ろうな!」(結婚したい)
ベルトルト「頑張ろうね!エレナ!」(可愛いな!)
アニ(エレナさん可愛い)
ミカサ「エレナよろしくね」
エレナ「よろしくお願いします!」
エレト(ここの班巨人化出来る人しかいねーじゃねーか………まぁそれはそれで面白いから見守っておくか)
アルミンたちの班………
アルミン「馬面と一緒………」
ジャン「誰が馬面だ!この死に急ぎ野郎!」
アルミン「僕のことかい?ジャン?」
ジャン「他に誰がいる!」
クリスタ「喧嘩は良くないよ!」
マルコ「そうだよ!」
コニー「え!?何処に馬がいるんだ!」
サシャ「ジャンの事じゃないですか?」
ジャン「おい芋女!」
サシャ「誰が芋女ですか!」
森
アルミン「早く食料を見つけて寝床を決めよう」パカパカパカ
ジャン「お?いい食料発見」パカッパカッパカッ
オオトカゲ
アルミン「!?」パカッパカッパカッ
一同「ジャン!?」
ジャン「くらえ!」ブウン
ギンッ
ジャン「な!?何しやがる!」
アルミン「無闇に命を奪うな!」
ジャン「おれたちの食料確保をしようとしただけだろう!」
マルコ「エレンの言う通りだよ!ジャン!」
ジャン「マルコまで……」
一方エレナたちは………
エレト「…………」
エレナ「どうしたの?お兄ちゃん?」
エレト「なんでもない………いくぞ」
エレナ「う、うん」
ライナー「エレナさん!食料確保出来ました!」
エレナ「すごいライナー!こんなに沢山取れたの!」
ライナー「こんなの簡単ですよ!」
ベルトルト「ライナーは昔から魚取るの上手だからね」
-
- 5 : 2020/07/20(月) 16:13:51 :
- エレナ「ライナーはやっぱり頼りになるね!私にも魚の取り方教えて欲しいな」
ライナー「おう!じゃあやってみよう!」(結婚したい)
エレナ「うん!」
夜
アルミン「スゥースゥー」
ジャン「この死に急ぎ野郎zzz」
マルコ「スゥースゥー」
コニー「スゥースゥー」
サシャ「お腹一杯ですzzz」
川
クリスタ「はぁ……」
馬「ヒヒーン」
クリスタ「………」ナデナデ
バキッ
クリスタ「誰!?」
ガシッ
クリスタ「!?」
人攫いA「静かにしろ……」
人攫いB「結構可愛いじゃねーか」
人攫いC「早く行こうぜ」
人攫いD「いや!こいつら全員の道具を貰って売るんだよ」
クリスタ(嫌だ………怖いよ………助けて!エレン!!!)ポロポロ
スタッ
ドカドカドカドカ
人攫い共「ガハッ………お、お前は………」バタン
クリスタ「う、嘘!?どうして!?」ポロポロ
フード男「久しぶりだなクリスタ」ナデナデ
クリスタ「エレン………」ダキッポロポロ
バサッ
エレン「助けにきた」
クリスタ「どうしてなの!ずっとエレンを探してたんだよ!ずっと1人頑張ってきたんだよ!」ポロポロ
エレン「ごめんなクリスタ」
クリスタ「もう私から離れないで………」
エレン「巨人を絶滅させてあの国を滅ぼしたらずっとそばに居る」
クリスタ「それまで我慢する!エレンの目的が達成したら私と結婚して!」
エレン「ごめんな………クリスタ………」
-
- 6 : 2020/08/05(水) 08:23:53 :
- クリスタ「どうしてなのお兄ちゃん!」ポロポロ
エレン「おれの目的はおれが死ぬ事だから」
クリスタ「ど、どういうこと!?意味が分からないよ!分かるような説明してよ!」
エレン「クリスタ………」ギュ
チュ
クリスタ「!?」
トンッ
クリスタ「お兄ちゃん……」
ダキッ
エレン「ゆっくりおやすみ……クリスタ」
朝
クリスタ「お兄ちゃん!」バッ
アルミン「ど、どうしたのクリスタ!?」
クリスタ「え!?な、何でもないよ!」
アルミン「そう?キツかったら無理しない方がいいよ
」
クリスタ「本当に大丈夫だよ!気にしないでね!」
アルミン「うん!」(クリスタは本当に可愛いな)
クリスタ(あれ……昨日の夜誰に助けられたんだろ……)
離れた場所
エレン「………」
エレト「あの子の記憶を消したんだな」
エレン「消さないとあの子が狙われる」
-
- 7 : 2020/08/10(月) 08:33:07 :
- エレト「そうだろうな………おれは何をしてればいい?」
エレン「エレナを影から守ってやってくれ」スタッスタッスタッスタッ
エレト「了解」スタッスタッスタッスタッ
エレナの班
エレナ「あれ!?エレトお兄ちゃんが居ない!?ど、ど、どうしよう!」
ライナー「近くを探しましょう!」
ベルトルト「僕はあっちを探すよ!」
アニ「私は向こう側を探すよ」
ミカサ「私はこの辺りを探す」
エレナ「私はあっちを探す!」
エレト「探す必要はない。おれはお前たちの馬が逃げ出したから捕まえに行っただけだ」
一同「え!?」
エレト「主人の元に行け」
馬たち「ヒヒン」パカパカパカパカ
エレナ「エレトお兄ちゃんありがとう!」
エレト「エレトでいい」
エレナ「お兄ちゃんがいいよ!」
エレト「好きに呼べ」パカパカ
エレナ「うん!」
アニ「2人は兄妹だったんだね」
エレナ「そうだよ!お兄ちゃんすごく強いよ!」
アニ「人類最強のリヴァイ兵長とほぼ互角だったもんね」
ライナー「マジでかっこいいお兄ちゃんだな!エレナ!」
ベルトルト「憧れちゃうよ!」
ミカサ「いつか戦ってみたい」
エレト「少しやってみるか?」
ミカサ「いいんですか?」
エレト「いいぞ」
エレナ「怪我をしない程度にね」
ほんの数秒……
ミカサ「!?」
一同「な!?」
エレト「おれの勝ちだな」
エレナ(見えなかった………早すぎるよ)
ライナー(調査兵団と組まれたら厄介だ……だが戦士長には絶対に勝てない!あの人もいるから大丈夫だ!)
ベルトルト(エレトと戦っても勝ち目はない!だけど僕たちの目的はエレナイェーガーを拐うこと!)
エレナ(私もお兄ちゃんみたいに強くなりたいなー)
エレト「早く次の場所に行くぞ」パカパカパカパカパカ
エレナ「うん!」
そして冬の季節
キース「今日の訓練は雪山の訓練を行う!体力を付けてもらう!」
104期訓練兵たち「凍え死んでしまうぞ!」
キース「何か文句でもあるのか?」ギロッ
104期訓練兵たち「な、なにもありません!」ビクッ
雪山
エレナ「私たち人数少ない班だね……」
ライナー「そうだな……これは結構厳しいかもな……」
エレナ「ライナー!頼りにしてるね!」ニカッ
ライナー「おう!」(結婚しよ!)
20分後
ライナー(くそ………頭がガンガンする………)フラフラ
エレナ「ライナー大丈夫!?顔色すごく悪いよ!?」
ライナー「だ、大丈夫……だ………」バタッ
エレナ「ライナー!!!」ギュ
ザッザッザッザッ
エレナ「ハァ……ハァ……ハァ……」ザッザッザッザッ
ライナー「ゲホッゲホッゲホッ」
エレナ「あと少しで山小屋………見えてきた!」ザッザッザッザッ
キース「おい!大丈夫か!?エレナ訓練兵!?ブラウスは大丈夫か!?」ギュ
エレナ「早く暖かい所で休ませてください!私は大丈夫です!」
キース「わ、わかった!」ザッザッザッザッ
-
- 8 : 2020/08/17(月) 08:32:21 :
- ガチャバタン
エレナ「私も中に!?」グラッ
ギュ
エレト「無茶しすぎだ」
次の日
エレナ「!?ここは?」
エレト「山小屋の中だ。もう少し休んどけ」スタッスタッスタッ
エレナ「うん……」
ビリビリ
エレナ「うっ………」(最近座標の力がおかしい………待って………痛い………座標は電気が走るけどそれ以上に電気が走ってる………これは………?)
エレト(封印していた能力が目覚め始めたか………エレナはいずれ………早くしないとな)
お昼過ぎ
キース「昨日は一番災厄な気候だった!だが貴様らが無事でよかった!吹雪が出ないうちに早く山を降りるぞ!」
104期「わかりました!」ビシッ
ライナー「エレナ!昨日は本当にすまなかった!」
エレナ「気にしないでよライナー!ライナーが無事で本当によかったよ!」ビリビリ
グラッ
エレナ(嘘……こんな時に……)
ギュ
エレナ「お兄ちゃん!?」
エレト「夜馬小屋の裏に来い」耳元
エレナ「どうして?」小声
エレト「その呪いをおれが引き受けてやる」
エレナ「え!?」
エレト「ライナー?エレナを頼む」スタスタ
ライナー「あ、あぁ!」(昨日おれはエレナに助けられたのか………こんなクソ野郎を助けて意味があるのか………座標の持ち主エレナを故郷に連れて帰るのがおれたちの役目………親父たちを助けるためにエレナを連れ去る………)
-
- 9 : 2020/08/31(月) 13:54:22 :
- 壁の上
黒フード「…………」
ジーク「ここにいたのか」スタッスタッ
黒フード「この景色を目に焼き付けとこうと思ってな」
ジーク「そうか………エレン?お前はどうして妹に座標の力を渡したんだ?座標の力は王家の血を引くものしか扱えない代物だぞ?」
黒フード「それは決めたのは始祖ユミルだったな?」
ジーク「そうだ。だからエレナから取り返してくれ」
黒フード「ジーク?始祖ユミルはいまだに昔生きていた国王の命令を聞いているだけだ」
ジーク「ど、どういう事だ!?わかるようには説明してくれ!」
黒フード「始祖ユミルは昔国王の妻だった。そして毎日のように殴られていた。始祖ユミルは怖くなって城を抜け出し誰も入った事のない森に入ってあるものを見た。それはなんだと思うジーク?」
ジーク「木?」
黒フード「そうだ。そしてその隣には始祖の巨人がいた。始祖の巨人はその木からリンゴをとって始祖ユミルに食べさせた。何が起きたと思う?」
ジーク「まさか!?」
黒フード「そうだ。座標の力がこの世に誕生した。そして座標の力を持った始祖ユミルは昔の王に許しを得た。王は始祖ユミルを兵器として王は戦争を起こした」
ジーク「始祖ユミルはどんな昔の王の奴隷だったのか?」
黒フード「そうだ。始祖ユミルは言いなりになった。彼女の本音はおれもわからない」
ジーク「つまり王家の血を引いていなくても座標の力を扱えると?」
黒フード「おれの推理が正しければな」
ジーク「そうか……」
黒フード「アルディアは嫌いか?」
ジーク「滅ぼしたいほどな」
黒フード「じゃあいつかおれと弟と妹は殺されるな」
ジーク「君たちは被害者だ!そしておれの腹違いの兄妹だ!お前たちを絶対に殺させはしない!必ず!」
黒フード「そうか………ありがとうな兄貴」
ジーク「今兄貴って言ったか!?」
黒フード「言ったな。じゃああとはよろしく頼む」
ジーク「あぁ!」
食堂
アルミン「今日は干し肉だ!!!やったー!!!」
ジャン「うるさいぞ死に急ぎやろ!!!!」
104期たち「うるさいぞ!馬面!!!」
ジャン「誰が馬面だ!」
-
- 10 : 2020/09/01(火) 08:32:48 :
- エレナ「くっ………」ビリビリ
クリスタ「エレナ?大丈夫?顔色ものすごく悪いけど?」
エレナ「大丈夫だよクリスタ!私先部屋に戻るね!」スタスタスタスタ
クリスタ「う、うん」
ユミル「本当に大丈夫か?」
クリスタ「わからない……」
少し離れた場所
エレト(あの能力をコントロールさえ出来ればあの国を………)
夜
馬小屋裏
エレナ「お兄ちゃん!どうしたらいいの!」
エレト「座標の能力をおれがもらう。お前にはその能力を使いこなすことは出来ない。だから常に能力を使いっぱなし」
エレナ「だけどいつかはコントロール出来るよ!」
エレト「一つ言っとくぞ?座標の能力だけならお前使いこなせただろう。だがな新たに目覚め始めた能力はあまりにも危険だ。」
エレナ「その別の力は………?」
エレト「破壊能力」
エレナ「どんな能力なの………?」
エレト「その名の通り破壊すること。相手の人格を壊して狂わせて最後には死ぬ」
エレナ「う、嘘!?」グラッ
エレト「だから早く渡せ。その能力を使いっぱなしにすると周りの奴らの人格を破壊してしまうぞ?」
エレナ「い、いや………いや!!!!」ポロポロ
ビリビリ
エレト「!?」
バタン
エレナ「お、お兄ちゃん!?」
エレト「エレナ………少し眠れ」トンッ
エレナ「ごめんなさい………」グラッ
ギュ
エレト「目覚めた頃には座標の力と破壊の力はない………安心しろエレナ」
少し離れた場所
黒フード「封印していた力が目覚めたか」
ジーク「お前が前に言っていた能力の事か?」
黒フード「そうだ。あの力はとても危険だ………だがおれとエレトならあの力を完全に使いこなせる」
ジーク「あの力があればお前の目的は達成出来るのか?」
黒フード「出来る」
-
- 11 : 2020/09/09(水) 08:32:54 :
- 黒フード「座標の力を持ってるいるのは妹じゃない」
ジーク「弟が持っているのか?」
黒フード「そうだ。お前から貰ったもう一つの座標の事について話す。記憶を消せる所まで覚醒した」
ジーク「マジかよ!?」
黒フード「だが全ての人間を支配する事は出来ない。そして記憶を消せる代償がある」
ジーク「その代償は?」
黒フード「両眼の視力が急激に低下する」
ジーク「じゃあお前!」
黒フード「少しぼやけて見えるだけさ。作戦には支障はない」
ジーク「そ、そうか………だがもう記憶を消すなよ!」
黒フード「あぁ」(この力にはもう一つ代償があるが言ったら混乱を招くだけだ)
ジーク「ようやくここまできた!あと少しであの男を殺す事ができる!」
黒フード「お前の一番の目的だな。おれたち兄妹を救う為の」
ジーク「そうだ!あの男のせいでお前の弟と妹は巨人化能力者になり長生きできなくなった!そしてエレン!お前もだ!」
黒フード「その問題はすでに解決してある」
ジーク「どういう事だ!?進撃の巨人と女神の巨人能力を持ったものは15年しか生きられない!解決出来るはずがない!」
黒フード「解決は簡単だった」
ジーク「簡単に説明してくれ!」
黒フード「破壊能力の力で進撃の巨人と女神の巨人を破壊すればいい」
ジーク「だが破壊しても長生き出来ないはずだ!」
黒フード「そうだな。始祖の力を使えばいい」
ジーク「そうか!流石はおれの自慢の弟だ!」
黒フード「弟が破壊能力を制御したぞ」
ジーク「本当か!」
黒フード「だが完全に制御したわけじゃない」
ジーク「!?」
黒フード「このままだと危険だな」
ジーク「暴走するのか!?」
黒フード「進撃の巨人は座標が効かない」
スタッスタッスタッスタッ
ジーク「何処に行く!」ガシッ
黒フード「座標を返してもらう」
ジーク「わ、わかった」
森の奥
黒フード「座標の回収お疲れ様」
エレト「破壊能力完全に制御できない。なんで破壊能力が生まれたんだよ」
黒フード「分からない。だがこの能力は強力だ」
エレト「だがとても危険だぞ?兄貴以外が使うと能力が勝ってに発動して周りの人間の人格を壊す」
黒フード「おれが持ってた方がいいな」
エレト「完全な始祖の能力はいつ使えるんだ?」
黒フード「問題はそこだ」
エレト「どういうことだよ?」
黒フード「始祖の能力は今破壊能力と入れ替わって封印されている」
エレト「は?じゃあおれたちがしてたのは無駄だったのかよ!」
黒フード「そうなるな。だが入れ替わったタイミングが良かった。エレト?お前の進撃の能力破壊するぞ」
エレト「破壊出来るのか?」
黒フード「もうしたぞ」
エレト「早いな………試してみるぞ?」
黒フード「あぁ」
ガブッ
ポタポタ
エレト「本当に巨人化しないし再生もしない!?これでおれは人間に戻れた!兄貴も早く破壊してみろよ!すげーぞ!」
黒フード「残念ながら破壊しても能力は再生された」
エレト「あ、兄貴の能力を破壊しても再生した!?じゃあどうするんだよ兄貴!あと5年もしないうちに兄貴は死ぬぞ!」
-
- 13 : 2020/11/18(水) 08:33:11 :
- バサッ
エレン「安心しろ………おれは死なない………お前たちを幸せに暮らせるまではな」
スタッスタッスタッ
エレト「兄貴………一体何を………」
訓練場
キース「各自ペアを組んで対人格闘の訓練をしろ!」(エレト訓練兵はいないな………何を企んでるかは知らんが監視しておこう………エレンの弟だ………何を考えているんだ………)
エレナ「ど、どうしよう………私の知ってる人他の子と組んじゃった………」
少し離れた場所
ライナー「ベルトルト」
ベルトルト「どうしたの?ライナー?」
ライナー「エレナがアタフタしてるぞ」
ベルトルト「ライナーきもい」
ライナー「ストレート過ぎだろ!?」
エレナ「誰と組んだら………」
クリスタ「エレナさん!私と組んでくれませんか?」
エレナ「いいんですか!」
クリスタ「はい!」(この人と仲良くなったらエレンの事が聞ける!)
エレナ(すごく綺麗な人………)
ブンッブンッ
パシッブンッパシッ
エレナ「クリスタさん強いです!」
クリスタ「そんな事ないですよ!エレナさんの方が強いです!私勉強になりました!」
エレナ「そ、そうですか?」
クリスタ「はい!」
エレナ「ありがとうございます!」
-
- 14 : 2020/12/20(日) 23:32:01 :
- 期待!
-
- 15 : 2021/01/15(金) 08:25:34 :
- ありがとうございます
-
- 16 : 2021/01/15(金) 08:33:04 :
- キース「昼ご飯だ!一時間後立体機動装置の練習を行う!では解散!」
休憩所
エレナ「疲れた………」
クリスタ「隣いいですか?」
エレナ「どうぞ!」
クリスタ「ありがとうございます!」
エレナ「美味しくないですね」
クリスタ「ないよりましです!」
エレナ「ですね!」
クリスタ「エレナさんに聞いてもいいですか?」
エレナ「呼び捨てで大丈夫だよ。何かな?」
クリスタ「エレナさんののお兄ちゃんについて教えて欲しいです」
エレナ「エレトお兄ちゃんの事ですね」
クリスタ「違います」
エレナ「!?」
クリスタ「エレンイェーガーの事です」
エレナ「な、なんでお兄ちゃんの事知ってるの………」
クリスタ「私の命の恩人です」
エレナ「そ、そうですか………ごめんなさい………お兄ちゃんの事何一つ知らないです。顔も見た事ないですから」
クリスタ「そう……ですか……」
エレナ「エレトお兄ちゃんなら知ってるかも」
-
- 17 : 2021/01/15(金) 10:34:58 :
- 期待……ただ誤字が気になる。
-
- 18 : 2021/01/18(月) 08:26:15 :
- 誤字はその内直します
-
- 19 : 2021/01/18(月) 08:33:08 :
- エレト「兄の事については何も話すつもりはない」
クリスタ「お願いします!少しだけでいいんでお願いします!」ペコリ
エレト「しつこいぞ」
エレナ「お願いお兄ちゃん!」
エレト「…………ハァ…………一つだけ教えてやる。兄貴は生きている」スタッスタッスタッスタッ
エレナ「生きてる!?殺されてなかったの!?」
クリスタ「お兄ちゃんは生きてる!」
休憩後
キース(立体起動を使って1週間………かなり上達しているな………エレト訓練兵はやはりエレンと同じくらいの素質だ………リヴァイも今のエレトには勝てんだろうな………エレナ訓練兵は立体起動を上手く扱えているがやはり上の兄たちとはレベルが違うな………正直残念だ………)
エレナ(キース教官………私を見てガッカリした表情をした………そうだよね………お兄ちゃんたちは優秀なのに私は出来損ない………)ポロポロ
クリスタ「エレナどうしたの!?」
エレナ「え!?目にゴミが入っただけ!気にしないでね!」
クリスタ「う、うん……」
スタッスタッスタッ
エレト「教官」
キース「どうしたエレト訓練兵!?」
エレト「そんな事思っちゃいけねーよな」ギロッ
キース「な、何のことだ!?」
エレト「妹はあれでも頑張っているんだぞ?強くなろうとしてるんだぞ?何が残念なんだ?おれはそんな事思ってる教官が残念だ」スタッスタッスタッ
キース(心を読まれただと!?)
目的地
スタッ
エレナ「到着したね!タイムは57秒!前より早くなったね!クリスタ!」
クリスタ「そうだね!」(どうして泣いてたんだろう………)
-
- 20 : 2021/01/19(火) 08:33:06 :
- 夜
ライナー「報告がある」
ベルトルト「なんだい?」
アニ「なに?」
ライナー「座標はもう手に入れたそうだ」
ベルトルト「え!?」
アニ「どういう事?座標はエレナが持ってたんじゃないの?」
ライナー「この訓練兵の中に仲間が居るみたいなんだ」
アニ「仲間?」
ベルトルト「仲間?」
ライナー「あぁ!」
アニ「もう撤退の準備?」
ライナー「いや!まだ撤退はしない!予定通り卒業式前に壁を壊す!」
アニ「予定通りね」
ライナー「あぁ!じゃあそろそろ戻るぞ!怪しまれる!」
ベルトルト「じゃあまた明日アニ」
アニ「うん」
少し離れた場所
エレト「影からあいつらを守るのもめんどくさいな………兄貴は本当に面倒な事押し付けるよなー………もうおれは巨人化出来ないからな」スタッスタッスタッ
ビリッ
エレト「ハァ……ハァ……今のは……まさか……兄貴に一応報告するか」スタッスタッスタッ
調査兵団本部
エルヴィン「…………」カキカキ
リヴァイ「………なぁエルヴィン」
エルヴィン「どうしたリヴァイ?」
リヴァイ「いつ訓練兵団にいくんだ?」
エルヴィン「明後日行く予定だ」
リヴァイ「今期の訓練兵優秀な奴らしかいないと思わないか?」
エルヴィン「そうだな………あのエレンの弟………エレト訓練兵はかなり優秀な訓練兵だ」
リヴァイ「確かにな………だが何か嫌な予感がする」
エルヴィン「嫌な予感?」
リヴァイ「おれの感なんだがあいつは人間をたくさん殺してると思う」
エルヴィン「私も少し思っていた………彼の目を見たらわかる………人間を憎んでる目だった」
リヴァイ「捕まえるか?」
エルヴィン「いや捕まえなくていい………彼は謎が多い………いくらお前が強いと言っても彼はエレンイェーガーの弟だ………下手に手を出せば痛い目を見る………覚えてるか?エレンの強さを?」
リヴァイ「忘れるわけないだろ………あいつのおかげでおれたちは助かった」
-
- 21 : 2021/01/19(火) 08:47:32 :
- 期待〜
-
- 22 : 2021/01/20(水) 08:29:13 :
- ありがとうございます!
-
- 23 : 2021/01/26(火) 08:33:05 :
- エルヴィン「そうだな………彼は………化け物だ」
リヴァイ「今思い返せば不自然だな」
エルヴィン「そうだな………そろそろ準備をしよう。明日の朝訓練兵団に向かうぞ」
リヴァイ「了解だ。エルヴィン」
山の上
ジーク(エレンは何かを企んでいる………おれの予想が当たっていたら今すぐに止めなければならない………エレンは弟の進撃の力を破壊したと言っていたがあれは嘘だろう………進撃の力を持っていたら始祖の力で操られる事はない…………)
ピーク「ジーク戦士長」
ジーク「どうしたんだい?ピークちゃん?」
ピーク「ライナーたちからの情報を頂きました」
ジーク「どんな情報だい?」
ピーク「レイス家の人間が訓練兵団の中にいるとの情報です」
ジーク「王家の人間がいるだと!?名前はなんだ!」
ピーク「今探ってるそうです」
ジーク「まずいな………」
離れた場所から………
エレン「バレたか……」
スタッスタッスタッスタッ
ジーク「エレン!?どうしてここに!?」
エレン「王家の人間が訓練兵団にいる事が兄貴たちにバレたならおれはお前たちの敵だな」
ジーク「どういう事だエレン!?」
ピーク「ここで死ね!エレンイェーガー!!!!」ズシンズシン
ジーク「ピークちゃん!行くな!!!!」
エレン「……」ニヤッ
ザシュ
ジーク「!?」
ピーク「は、早すぎる!」
ポタポタポタポタ
ジーク「ピークちゃん大丈夫か!」ダダダダダダダ
ピーク「ゲホッゲホッ!」ポタポタ
エレン「超硬質ブレードはすごいな。巨人を簡単に削ぐ事が出来るな」スタッスタッスタッ
ピーク「嫌!来ないで!」ポロポロ
ジーク「エレン止まるんだ!」
スタッ
エレン「レイスには手を出さないで欲しい」
ジーク「どうしてだエレン!レイス家の人間はクズばかりだ!」
エレン「ヒストリアレイス」
ジーク「ヒストリアレイス?」
エレン「あの子を殺したらマーレを滅ぼす」ギロッ
ジーク「!?」ゾクッ
ピーク「や、やめて!」ガクガク
-
- 24 : 2021/01/29(金) 08:32:59 :
- ジーク「その子はどんな子なんだ?」
エレン「今の王の娘だ。殺される寸前におれが助けた」
ジーク「待てエレン!今の王はロッドレイスだろ!何故実の娘を殺そうとしたんだ!」
エレン「レイスの血は座標を使いこなせるからだ。何人も使いこなせる人間が居たら嫌だったんだろうな」
ジーク「そ、そうか………」
エレン「車力の巨人?あまり調子に乗るなよ?その力を使いこなせるようにしたのは誰だ?おれのおかげだろ?おれが居なかったらお前の家族はどうなってたんだろうな」スタッスタッスタッスタッ
ピーク「ごめんなさい………」ポロポロ
ジーク「え、エレン………」(おれはまだエレンの事理解していなかったんだな………かなりショックだ………)
エレン(ヒストリア………お前は絶対に守ってやるからな…………)
訓練兵団
クリスタ「今エレンの声?…………気のせいかな)
エレナ「クリスター早く行こーよー」
クリスタ「うん!」タッタッタッタッ
エレナ「今日は調査兵団の人たちが来るみたいだよ」
クリスタ「そうなんだ!一緒に訓練するのかな?」
エレナ「すると思うよ」
クリスタ「そっか!じゃあ調査兵団の人たちに私たちの実力を見せないとね!」
エレナ「うん!」
クリスタ「そういえば卒業したらエレナは何処の兵団に入るの?」
エレナ「調査兵団だよ」
ジャン「またこんな所に死に急ぎがいたのかよ」
エレナ「誰が死に急ぎなのかな?」
ジャン「エレナだよ」
エレナ「私は死なないから!」
クリスタ「ジャン謝って!」
ジャン「なんでだよ」
スタッスタッスタッスタッ
ガシッ
エレナ「え!?」
クリスタ「!?」
ジャン「な、なにしやがる!」
エレト「おれがいる限りエレナは死ぬことはない」ギロッ
ジャン「な、なんなんだよお前は!」
エレト「よく聞け馬面。妹の後ろにはおれがいる。それを忘れるな」ギロッ
エレナ(お、お兄ちゃん………怖い………)
クリスタ(エレンにそっくり……)
-
- 25 : 2021/02/02(火) 08:32:45 :
- 訓練場
キース「聞け!今日は調査兵団の人たちが来ている!一緒に訓練をしてもらう!」
104期たち「リヴァイ兵長もいるぞ!やった!」
スタッスタッスタッスタッ
エレト「おいリヴァイ?おれと対人格闘しろよ?」ギロッ
104期たち「!?」ビクッ
リヴァイ(前とは比べ物にならない程強くなっている!)
エレナ「お、お兄ちゃん!」
エレト「心配するな………」
キース「始めろ!」
エレト「………」シュン
リヴァイ「!?」
ドカッ
104期たち「!?!?」
リヴァイ「今の動きは!?」
エレト「兄貴と同じ動きだ」
リヴァイ(どこまで強くなっているんだ!)
エレト「今のおれはおんたより強い」
リヴァイ「舐めるな!」ダッダッダッ
ブウン
エレト「その程度の攻撃がおれに通用するとでも?」ガシッ
104期たち「!?!?!?」
エルヴィン「なに!?」
キース「前よりも遥かに強くなっているだと!?」(エレトは訓練をほとんど参加していなかった!なのに何故あそこまで強くなっているんだ!?)
エレナ「お兄ちゃんの目…………怒りに満ちてる………そんな目をしないで…………お兄ちゃん!)
エレト「…………」チラッ
スゥ
エレト「やめだ」
104期たち「や、やめた!?」
エレナ「お兄ちゃん………」
リヴァイ「何故だ?」
エレト「ちょっと疲れたからな」
エルヴィン(エレナ訓練兵が居たから本気でやらなかったのか………?)
-
- 26 : 2021/02/04(木) 08:33:06 :
- スタッスタッスタッ
リヴァイ「エルヴィン」
エルヴィン「分かっている…………エレナ訓練兵が居たから本気でやらなかったと思う………」
リヴァイ「あいつが本気で来てたらおれは負けてた」
エルヴィン「私の予想だがエレト訓練兵はエレナ訓練兵を影から守っていたのかもしれない」
リヴァイ「影からか………誰に狙われているんだ?」
エルヴィン「それはわからない………」
リヴァイ「そうか」
あれから一年経って卒業当日
キース「今日は大砲の掃除をしてもらう!」
104期たち「卒業当日に掃除とかありえない………」
キース「何か言ったか?」ギロッ
104期たち「なにも言ってません!」
キース「なら!すぐ始めろ!立体機動を忘れるなよ!」
104期たち「はい!」
壁の上
アルミン「最後の日に掃除とか嫌だなー」
ミカサ「アルミン早く終わらせよ」
アルミン「そうだね!」
サシャ「あのみなさん!コレ!」
一同「え!?サシャ!?」
コニー「芋女!?それ何処から持ってきたんだ!?」
サシャ「教官の食糧庫からです!」
一同「何してんだよ!?」
サシャ「土地が増えればお肉も増えます!」
コニー「そ、そうだけど!」
アルミン「食べよう!」
コニー「いいのか!?アルミン!」
アルミン「土地が増えれば動物たちも増える!その時教官に返せばいいよ!」
コニー「そ、そうか!」
ミカサ「食べよう」
ピカッ!ドカーン!
アルミン「こいつは!?」
超大型巨人「…………」
アルミン「立体起動装置に移って!」パシュー
タッ
アルミン「久しぶりだね!超大型巨人!」
ブウン
アルミン「動きが遅い!」パシュー
超大型巨人「…………」
アルミン「もらった!!!」ビュー
超大型巨人「…………」ボゥゥゥゥゥ
アルミン「あっつ!!?消えた!?」
タッ
コニー「アルミン!お前が倒したのか!」
アルミン「違う!超大型巨人は前と同じで突然現れて突然消えた!壁を破壊したらだ!!?壁の穴から巨人が入ってくる!上の人たちに報告しないと!」
スタッスタッスタッ
エレト「ここはおれ一人で止める。早く報告しないけ」チャキン
アルミン「一人だと危ないよ!」
エレト「弱い奴が居ても邪魔だけだ。早く行け」
アルミン「わ、わかった!報告が終わったら助けに行くから!」
パシューパシュー
エレト「きたな」
鋼の巨人「…………」ズシンズシンズシン
-
- 27 : 2021/02/09(火) 08:33:03 :
- エレト(鋼の巨人………硬質化よりも遥かに硬い………戦鎚の巨人に匹敵する硬さだ………)
鋼の巨人「ガァァァァア!!!!」ブウン
パシュー
エレト「危ないな」パシュー
鋼の巨人「ガァァァァア!!!」
エレト「さてと!おれじゃ倒せないから一旦引くか」パシュー
離れた所
ライナー「エレトはおれたちの味方だと前市長が言っていた!だからおれたちの事を影から守ってたみたいだ!」
アニ「エレナだけ守ってたと思ってた」
ベルトルト「僕もそう思ってた」
アニ「じゃあ座標を奪うのはエレトなの?」
ライナー「いや………座標はあの人が持っている」
アニ「どういう事なの!?エレナが待ってるんじゃないの!?」
ベルトルト「持ち主を殺さない限り座標の力は奪えないはずだよ!」
ライナー「なんらかの力でエレナから座標の力を奪った!」
アニ「もうここにいる必要はないはずだろ?早く帰ろうよ!」
ライナー「もう一つやる事がある!」
ベルトルト「それは一体?」
ライナー「壁の中の人間を全て殺す事!」
アニ「!?」
ベルトルト「!?」
ライナー「戦士長が言っていた!壁の中にいる悪魔を全て殺せと!」
アニ「あいつらを…………」ポロポロ
ベルトルト「どうすればいいんだ!」
スタッスタッスタッスタッ
マルコ「ラ、ライナー!どういう事!?」
ライナー「マルコ!?何故ここに!?」
ダッ
ベルトルト「ライナー!アニ!マルコの立体起動を取るんだ!」ガシッ
ライナー「急げアニ!」ガシッ
マルコ「待ってよ!僕は何も聞いてない!本当だ!アニ助けてくれ!」
アニ「わ、私は!」
ライナー「何のためにここにきたんだ!お父さんに会いたくないのか!」
ベルトルト「アニ!」
アニ「くっ!」ポロポロ
ガシャン
マルコ「やめてくれ!」ポロポロ
ズシンズシンズシン
ガシッ
マルコ「ライナー!アニ!ベルトルト!助けて!死にたくない!」ポロポロ
ガブッ
ライナー「どうして!どうしてマルコが食べられてるんだ!」
ベルトルト「!?」
アニ「!?」
-
- 28 : 2021/02/11(木) 08:32:59 :
- エレナside
パシューパシューパシュー
エレナ「ここら辺巨人がたくさんいるね!」
クリスタ「後衛のはずなのに!前衛の先輩方は何してるの?」
エレナ「もしかしたらやられたのかも………」
クリスタ「私たちも部隊から逸れちゃった………どうしたらいいのエレナ?」
エレナ「前衛に行ってみよう!まだ戦ってる先輩方がいるかも!」
クリスタ「うん!危険かもしれないけど助けにいかなくちゃ!」
少し離れた場所
エレト「エレナは前衛に行くつもりか………鋼の巨人がエレナたちと出会ったら厄介だ………力を使うか………周りには………誰もいないな………」ダッ
ガブッ
ピカーン
離れた場所
黒フード「生まれ持った力を使ったか………鋼の巨人は進撃の巨人と女神の巨人でしか倒せないからな………油断するなよ………妹よ」
エレナside
エレナ「巨人がいた!でも他の巨人とは違う………」
鋼の巨人「………」ブウン
エレナ「!?」パシュー
クリスタ「エレナ大丈夫!?」パシュー
エレナ「ギリギリかわせたから大丈夫!でもこの巨人………今対人格闘の構えをしてたよね………」
クリスタ「奇行種とはまた違う………」
エレナ「倒せばいいこと!」パシュー
チャキン
バキン
エレナ「え!?」
クリスタ「刃が通らない!?」
鋼の巨人「…………」ブウン
エレナ「避け切れない!」(巨人化するしかない!)
クリスタ「エレナ!!!!」
ドカーン
エレナ「!?」
クリスタ「!?」
謎の巨人「…………」
エレナ(私と同じ!巨人化能力者!?)
謎の巨人「…………」ドシンドシンドシン
-
- 29 : 2021/02/11(木) 11:33:50 :
- 期待
-
- 30 : 2021/02/12(金) 08:26:49 :
- 期待ありがとうございます!
-
- 31 : 2021/02/15(月) 08:33:03 :
- エレナ「クリスタ!ここから離れるよ!」パシュ
クリスタ「う、うん!」パシュ
鋼の巨人「ガァァァァア!!!」ブウン
ガシッ
エレナ(あの巨人!すごく強い!)
メキメキメキメキ
鋼の巨人「ウガアァアアアアアァ!!!」
クリスタ「巨人は神経がないよね!?なんであの巨人いたがってるの!?」
謎の巨人「…………」ボゥゥゥゥゥ
エレナ「何………あの黒い炎………」
クリスタ「初めてみた………」
鋼の巨人「ガァァァァア!!!!」ブウン
ザシュ
ボゥゥゥゥゥ
エレナ「一瞬で灰になった!?」
クリスタ「エレナ!さっきの巨人がいないよ!」
エレナ「え!?何処いったの!?」
離れた場所
フシュー
エレト「この力を使うと体力をゴッソリ持っていかれるな………あと2回くらいしか使えないな」
アニ「大丈夫かい?」
エレト「まぁな………ライナーとベルトルトはどうした?」
アニ「仲間を助けにいった」
エレト「そうか」スタッスタッスタッ
アニ「何処に行くんだい?」
エレト「本物の王様を探す」
アニ「フリッツ王じゃないのかい?」
エレト「そいつは偽物の王だ。本物は別のところにいる………そこにはケニーもいる」
アニ「ケニーって前あんたが話してたリヴァア兵長の師匠の人だろ!?」
エレト「そうだ………あいつは憲兵を一晩で100人以上殺した………とんでもない奴だ」スタッスタッスタッ
アニ「あと一つ聞きたい!」
エレト「なんだ?」
アニ「あんたは何者だい?巨人化能力者でもないよね?あんたは人間かい?」
エレト「…………」スタッスタッスタッ
アニ「…………」
エレナside
エレナ「ここなら安全ね!」
クリスタ「エレナ………さっきの巨人なんだと思う?」
エレナ「わかんない………だけどあの巨人には知性がある………しかも戦い慣れてる………」
クリスタ「エレナあれ!」
エレナ「アルミン!?」(巨人化能力者!?)
パシュー
ギュ
ミカサ「アルミン!目を開けて!」
ライナー「アルミンが巨人!?」
ベルトルト「そんな!」(あの人と同じ進撃の巨人?だけど進撃の巨人の力は一つだけのはず………なんで二つも?)
壁の上
ジーク「ピークちゃん………進撃の巨人の力がもう一つあるよ。どう思う?」
-
- 32 : 2021/02/16(火) 23:58:01 :
- ピーク「私には分かりません………」
ジーク「んーわからんな………」
スタッスタッスタッ
ピーク「エレンイェーガー!」ギロッ
エレン「なんだ?」
ジーク「エレン!聞きたいことがある!」
エレン「進撃の力はおれがあの子に渡した」
ジーク「な!?」
ピーク「え!?」
エレン「あいつらに全ての巨人を殺してもらう」
ジーク「エレン!流石にそれは見逃せない!何故あいつらを救おうとする!」
ピーク「ジーク戦士長!やはりエレンイェーガーを殺しましょう!私たちの計画の邪魔ばかりしてます!」ギロッ
エレン「別に救おうとしてない」
ジーク「じゃあ何故彼に進撃の力を渡したんだ!」
エレン「進撃の力ともう一つ能力を渡した」
ジーク「どんな能力だ?」
エレン「巨人を殺せば殺すほど…………」
ジーク「な、なんだと!?」
ピーク「嘘………でしょ」グラッ
エレン「早く全ての巨人を殺して欲しいな………マーレにいる巨人も早く殺してくれないかな」ニヤッ
ジーク「!?」ビクッ
ピーク「!?」ビクッ
エレン「楽しみだな」スタッスタッスタッ
その頃壁の中では………
ピクシス「君の巨人の力を使って壁を塞ぐことが可能なのか?」
アルミン「わからないですが可能だと思います!」
ピクシス「そうか。なら作戦を開始する!」
憲兵たち「はい!」パシュー
パシューパシューパシュー
アルミン「ここでなろう!」ガブッ
ピカーン!
進撃の巨人「ウォォォォォオォォ!」
ミカサ「アルミン!」
進撃の巨人「ウォォォォォオォォ!」ブウン
エレナ「危ない!」パシュー
ガシッ
ドーン!
憲兵たち「!?!?」
エレナ「ミカサ大丈夫!?」
ミカサ「えぇ!大丈夫!エレナ!?その怪我!?」
エレナ「これくらい大したことないよ!」ポタポタ
離れた場所
エレト(エレナの左腕折れてるな………)
アニ「エレナは大丈夫なのかい?」
エレト「大丈夫じゃない………」
-
- 33 : 2021/02/19(金) 12:56:10 :
- ライナー「助けに行こう!」
ベルトルト「僕が巨人を引きつける!」
エレト「ダメだ」
アニ「なんで!?」
ライナー「エレトさん!あなたの妹が食われますよ!」
ベルトルト「僕たちはエレナを見捨てられない!」
エレト「黙ってみとけ」
ライナー「くっ!」
アニ「チッ」
ベルトルト「何を考えてるんですか……」
エレト「…………」
エレナside
ミカサ「エレナ下がって!」
エレナ「大丈夫だよアルミン」
進撃の巨人「ウォォォォォオォォ!!!」
エレナ「辛かったんだよね………巨人が憎いんだよね……大丈夫だよ………私はアルミンの味方だから………巨人の力に負けないで………それを使いこなした時あなたはもっともっと強くなる!だから負けないで!」
進撃の巨人「ウォォォォォオォォ!!!」ピキピキ
一同「!?!?」
離れた場所
ライナー「あの力はまさか!?」
ベルトルト「エレトさん!あれは!」
アニ「まさか!こうなることを知ってたの!?」
エレト「知っていたさ………女神の力はエレナしか使えない事がはっきりしていた………あの力は意思を持ってるって事か………ライナー、ベルトルト、アニ!アルミンの援護をしろ」
ライナー「了解だ!」
ベルトルト「了解!」
アニ「了解!」
ズシンズシンズシン
エレト「なんでこんなところに嫌がる!?」
アニ「なに!?あの巨人!?」
ベルトルト「なんだよ!あの禍々しいオーラは!?」
ライナー「他の巨人と比べられないほどだ!」
エレト(兄貴が今実験してる巨人だ!まずいな!)
-
- 34 : 2021/02/22(月) 08:33:03 :
- ライナー「エレト!この巨人はなんなんだ!こんな巨人初めてみるぞ!」
エレト「お前たちはエレナの援護をしろ。おれが足止めをする」チャキン
ライナー「了解だ!アニ!ベルトルト!エレナの所に行くぞ!」
アニ「わかった!」
ベルトルト「了解!」
エレト(やってみるか)ブウン
謎の巨人「…………」ジャキン
ギンッ
エレト(剣を生成したか………おれたちに似た巨人だな………さてどうするか………」
謎の巨人「…………」ボゥゥゥゥゥ
エレト(その力も使えるのか!これはおれも使わないと危険だな!)ボゥゥゥゥゥ
ドカーーーーン!
本部
全ての兵士たち「なんだ!?あのほのか!?」
ピクシス司令「なんだ!あの黒い炎は!確認してこい!」
兵士たち「はい!」パシュー
エレトside
エレト「チッ!兵士どもがきちまう!こいつをここから離れさせねーと!」パシュー
謎の巨人「…………」ドンドンドンドンドン
エレト「ついてきたな!」パシュー
ドカーーーーン!
エレト「こいつ!壁に穴を開けやがった!」
謎の巨人「…………」ドシンドシンドシン
エレト「こっちにこいって事か!望むところだ!」パシュー
一旦エレナは………
エレナ「アルミン!そのまま進んで!」
アルミン「ウォォォォォオォォ!」ズシンズシンズシンズシン
ザシュザシュザシュザシュザシュ
兵士たち「ここら辺の巨人は全て倒した!いけー!!!アルミン!!!!」
アルミン「ウォォォォォオォォ!!!」ドーーーン
ピクシス司令「作戦成功!!!我々は巨人に勝ったのだ!!!!」
兵士たち「ウォォォォォオォォ!!!」
バターーーン
ミカサ「アルミン!」ダッダッダッ
エレナ「アルミン!」ダッダッダッ
巨人「がう」スゥ
エレナ「まだ生き残りが!?」
ミカサ「間に合わない!」
ビュン
ザシュ
アルミン「あれは!?」
リヴァイ「おいガキども!これはどういう状況だ!」
一方エレトは……
ドカーーーーン!
エレト(この巨人!全てが硬すぎる!おれの攻撃がほぼ無傷だ!あの鎧をどうにかしないとな………仕方ない………あれを使うかないな)シャキン
-
- 35 : 2021/02/24(水) 08:33:15 :
- 謎の巨人「!?!?」
エレト「見るのは初めてだろ?この力は身体強化じゃない。自分専用の剣を作り出してその剣を強化する。これで簡単にお前を切り裂ける」
謎の巨人「!?!?」ドシンドシンドシン
エレト「1発だけ試させろ………死なない程度にしてやるからよ」ブワン
ザシュ
エレト「これでしばらくは出てこないだろう」スタッスタッスタッスタッ
パシュー
スタッ
エレナ「お兄ちゃん!大丈夫!」
エレト「問題ない。本部に戻るぞ」
エレナ「う、うん」
スタッスタッスタッ
エレナ「お兄ちゃん」
エレト「なんだ?」
エレナ「お兄ちゃんの事」
エレト「明日には分かるさ」
エレナ「本当!忘れないでよね!」
エレト(明日はアルミンの裁判の日だ………巨人になったんだからな)
次の日
ザックレイ「今からアルミンをどの兵団に渡すか決めたいと思う。最初は憲兵団の意見を聞こう」
ナイル「はい!アルミンアルベルトをこちらが引き取り拷問し情報を聞き出してから殺します!」
ザックレイ「なるほど………調査兵団の意見を聞こう」
エルヴィン「はい!アルミンアルベルトを調査兵団に入隊させたあとリヴァイ班に入ってもらいます」
ザックレイ「なるほど………だが彼はミカサアッカーマンに攻撃をしたと報告があるがどう説明する?」
アルミン「そんな!?」
ミカサ「あれは違います!」
スタッスタッスタッ
エレト「ザックレイ」
ナイル「貴様!無礼だぞ!そいつを殺せ!」
ザックレイ「待て!話を続けた前エレト訓練兵」
ナイル「ザックレイ総統!そいつは!」
ザックレイ「黙れ!」
エレト「アルミンアルベルトを調査兵団に渡せ」
ザックレイ「理由を聞こう」
エレト「少し昔話をしよう。前巨人の軍団が攻めてきた時誰が一人で足止めをした?」
ザックレイ「エレンイェーガーだ」
エレナ「!?!?」
104期たち「!?」
エレト「エレンイェーガーはどうなった?」
ザックレイ「既に死亡してる」
エレト「その逆だ」
一同「!?!?!?」
ナイル「どういう事だ!全て話すんだ!」
エレト「全て話す事は出来ないが少しだけ話そう」
ナイル「全て話せと言っている!」バンッ
ザックレイ「やめろ!」ドンッ
パシッ
一同「な!?」
エレト「外の世界は巨人の他に敵がいる。その敵はマーレだ」
ザックレイ「マーレだと?」
一同「聞いたことあるか?」
-
- 36 : 2021/03/03(水) 08:44:03 :
- 一同「そ、そいつ!今弾を素手で取ったぞ!?」
ザックレイ「黙れ!今その話をする時間はない!話してくれエレト訓練兵」
エレト「一つだけ真実を話す。巨人の正体は人間だ」
一同「な、そんなバカな話が!」
エレト「じゃあ何故アルミンアルレルトが巨人化したと思う?それは9つの巨人の一体を持っているからだ」
ザックレイ「9つの巨人?」
エレト「そうだ。そしてこれが巨人になれる薬だ」ドンッ
ザックレイ「これが!?」
エレト「それはプレゼントとしてもらっておけ」
ナイル「貴様も巨人なのか!」
エレト「どうだろうな」
ナイル「構えら!」
エレナ「待ってください!」
ナイル「お前はエレトイェーガーの妹だな!貴様も巨人になれるのか!」バンッ
エレナ「お、お兄ちゃん!?」
エレト「妹に手を出さな!エレンイェーガーが黙ってないぞ?」ギロッ
一同「!?!?」ゾクッ
エレト「お前はあまりに調子になりすぎだ」スタッスタッスタッスタッ
ガシッ
エレト「殺していいか?」
ナイル「や、やめら!!!」ポロポロ
ザックレイ「よせ!エレト訓練兵!」
ドカッ
エレト「なんの真似だリヴァイ?」ポタポタ
リヴァイ「少しは落ち着いたらどうだ」
エレト「おれはイライラしてんだよ。おれを止められるのか?リヴァイ?」
リヴァイ(こいつはおれより確実に強くなっている………どうする………)
エレナ「ダメ!お兄ちゃん!」ギュ
エレト「今回は妹に免じて許してやる。次はないと思えよ?ナイル………話が逸れたな。ザックレイ?アルミンアルレルトを調査兵団に引き渡せ。それが無理ならおれは壁の中の人間を全て殺す」
-
- 37 : 2021/03/04(木) 08:44:29 :
- ザックレイ「今………なんて言った!?」
エレト「何度も言わせるな………引き渡さなければ壁の中の人間を一人残らず殺す。妹とヒストリア以外は殺さない」
ザックレイ「ヒストリア?」
一同「ヒストリアって誰なんだ?」
クリスタ(な、なんでエレトくんが私の本当の名前を知ってるの!?私の本当の名前を知ってるのはエレンどけだよ!?この人ってまさか………)
エレト「話はもうない。あとリヴァイ?お前のせいで肩の骨が外れたじゃねーか」ゴキゴキ
リヴァイ(こいつ………何処まで強くなっていやがる………)
ドカーーーーーーン!
ザックレイ「なんだ!?」
アルミン「ザックレイ総統!巨人が壁を!」
一同「なんだと!?また壁を破壊されたのか!?」
ベルトルト(どういう事だ!?壁を破壊できるのは僕とライナーだけのはず!どうして!?」
エレト(作戦がずれてきてる気がする………)
壁の上
黒フード「進撃の巨人の継承者………巨人を連れてきたぞ………巨人を殺しまくって最強の巨人を作れ」
ジーク「エレン!何故壁を破壊した!作戦が違うぞ!」
ピーク「ジーク戦士長!やっぱりエレンイェーガーは敵です!殺しましょう!」
ジーク「くっ!すまないエレン!」ポロッ
ガブッ
ピカーーーン!
黒フード「さてと………逃げるか」パシュー
獣の巨人「さようなら………エレン」ブウン
ブワーー
黒フード「石を投げてもおれには当たらない」シュシュシュシュ
獣の巨人「な!?全てかわしただと!?」
ピーク「もっと早く殺すべきでした!彼は調査兵団と組みます!ライナーとベルトルトとアニが危険です!」
ジーク「くっ!ライナーたちを助けてから撤退するぞ!」
一方エレナたちは………
エレナ「早く立体機動装置をつけて!」
クリスタ「うん!」
外
アルミン「巨人を殺す!」ガブッ
ピカーーーン!
進撃の巨人「ウォォォォォオォォ!」ドカンドカンドカンドカン
巨人たち「…………」シュー
エレト「もっと殺せ進撃の巨人」
-
- 38 : 2021/03/05(金) 08:44:21 :
- エレナ「お兄ちゃん!早く巨人を倒そ!」タッタッタッタッタッ
ガシッ
エレト「行くなエレナ」
エレナ「なんで!みんなが殺される!早く助けないと!」
エレト「今は行くな。この前の巨人がいる」
エレナ「この前の巨人って?」
エレト(そうか……あいつの能力の影響で記憶を消されているのか)
エレナ「どんな巨人が相手でも私は死なないから!心配しないでお兄ちゃん!」バッ
パシュー
エレト「ハァ………」
前線
エレナ「先輩たちはみんなやられたの!?」
謎の巨人「…………」
エレナ「なに!?あの巨人!?」
謎「…………」ジャキン
エレナ「え!?」
ブウン
ブシャー
エレナ「………え!?お、兄ちゃん!?」
エレト「ぐっ………グハッ」ポタポタ
グラッ
エレナ「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」ポロポロ
エレト「行くなって言ったら?」ポタポタ
エレナ「ごめんなさい!ごめんなさい!」ポロポロ
エレト「やっぱり再生しないか」ポタポタ
エレナ「なんで私助けたの!」ポロポロ
エレト「おれはお前の事すごく大切にしてる………」ポタポタ
エレナ「お兄ちゃん!」ポロポロ
エレト「おれはずっとお前を陰から守っていた………最後まで守れなくてごめんな………幸せになれよ」ポタポタ
エレナ「お兄ちゃん!無理して動かないで!本当に死んじゃうよ!」ポロポロ
エレト「もうおれは助からない………時間を稼ぐ!早く逃げろ!」ジャキン
エレナ「そんなの嫌だよ!」
パシュー
スタッ
クリスタ「エレトくん!?」
エレト「クリスタ!早くエレナを連れて行け!おれはもう助からない!早く遠くに逃げろ!」
クリスタ「う、うん!」ガシッ
エレナ「クリスタ!待って!お兄ちゃんが!お兄ちゃんが!」ポロポロ
-
- 39 : 2021/03/08(月) 08:44:47 :
- クリスタ「ごめんなさい!エレナ!」ポロポロ
パシューパシュー
エレト「行ったか………おれを喰らえ………そしたらお前は強くなる。この前の攻撃を耐えたからな………褒美をやる」
謎の巨人「…………」ガシッ
エレト「兄貴の計画通りになったな………幸せになれよ………おれの大切な妹」
ガブッ
リヴァイside
リヴァイ「倒しても倒してもキリがない!」
ペトラ「どうなってるんですか!ずっと巨人が入ってきてます!」
オルオ「これはまずいんじゃないですか!」
グンタ「兵長!撤退しましょう!」
リヴァイ「いや!アルミンアルベルトとエレトイェーガーがいる!まだ凌げる!」
ピカーーーン!
進撃の巨人「ウォォォォォオォォ!!!」ドカンドカン
ドカーーーン!
パシュー
スタッ
クリスタ「リヴァイ兵長!」スタッスタッスタッスタッ
リヴァイ「なんだ?エレナは大丈夫なのか?」
クリスタ「気を失ってるだけです」
リヴァイ「何があった」
クリスタ「エレト訓練兵が………死にました」
一同「!?」
リヴァイ「おい………何の冗談だよ………」
クリスタ「冗談ではありません!エレナを庇って巨人に喰べられました」
リヴァイ「アルミンと同じで知性のある巨人か?」
クリスタ「そうだと思います!だけどその巨人は他の巨人と違うんです!」
リヴァイ「どう言う事だ?」
クリスタ「黒いオーラを出して剣を持ってました」
一同「!?!?」
リヴァイ「その話はあとにするぞ!巨人がくる!」
ドシンドシンドシンドシン
クリスタ「エレナは私が守る!」
エレナ「クリスタ待って」ガシッ
クリスタ「エレナ!?」
リヴァイ「!?」
エレナ「みんなは手を出さないで………私が巨人を殺す」シュン
一同「き、消えた!?」
リヴァイ「何処に行った!?」
クリスタ「リヴァイ兵長!エレナがあそこに!」
リヴァイ「な!?」
スタッスタッスタッスタッ
エレナ「巨人を一匹残らず駆逐」スタッスタッスタッ
シュー
リヴァイ「あの大群を一瞬で殺しただと!?」
エレナ「お兄………ちゃん………」グラッ
クリスタ「リヴァイ兵長!エレナが!」パシュー
リヴァイ「チッ!間に合わない!」パシュー
クリスタ「エレナ目を覚まして!!!」
スゥ
リヴァイ「何が起きた!?あの高さからだったら死んでるはずだ!」
クリスタ「あ………」ポロポロ
リヴァイ「何故泣いてる?クリスタ?」
クリスタ「いえ!なんでもありません!」ポロポロ
リヴァイ「そうか」
クリスタ(ありがとう………エレン)
離れた場所
黒フード(おれはしばらく身を隠すか………リヴァイとヒストリアが付いてれば大丈夫どな)
ガシャン
ピーク「両手を上に上げなさい!」
黒フード「おれの場所がよくわかったな」
ピーク「当然よ!」
黒フード「車力の力なの知ってる。まさか追跡能力がここまで高いとはな」
ピーク「あなたをマーレに連行する!」
黒フード「おれを殺したいんだろ?だがやめておけ………おれと戦うとお前らは全滅するぞ」
ピーク「あなたの戦闘技術はまとまる!だけど巨人専用の弾に当たれば再生もしないであなたは死ぬ!」
黒フード「ひとつ言っておくぞ?おれは進撃の巨人の継承者じゃないからな?」
ピーク「どう言う事!?あなたは一体何を継承者したの!?」
黒フード「おれは継承したことはない。そうだな………わかりやすく言うとおれは人間じゃない」
ピーク「私たちも人間じゃない!
-
- 40 : 2021/03/13(土) 08:43:52 :
- 黒フード「次元が違う……………始祖を超える存在だ」
ピーク「意味が分からない!始祖を超える?何を言ってるの?」
黒フード「お前は何もわかってないな………」チャキン
ピーク「戦鎚の!?違う!」
黒フード「これは戦鎚の能力じゃない。そうだな………わかりやすく言えば9つの巨人じゃない」
ピーク「じゃあその力はなんですか!答えなさい!」
黒フード「神の巨人の力だ。この力は自分の思い通りの武器を生成して身体強化する。そして巨人の再生よりも遥かに高い」
ピーク「なんですって!?じゃあ今は!」
黒フード「強化済みだ」チャキン
ピーク「!?」
黒フード「死にたいか?死にたくないか?」ギロッ
ピーク(怖い!怖いよ!)ポロポロ
黒フード「人間は相変わらず怖がりだな」スタッスタッスタッ
ピーク「うっ………」
ドサッ
黒フード「さてと………そろそろ行くか………長生きしろよピーク」シュン
タッタッタッタッタ
ジーク「ピークちゃん!大丈夫か!」
ピーク「ジーク戦士長………エレンイェーガーを逃しました…………」
ジーク「気にしなくていい!それよりも何があった?」
ピーク「彼は………進撃の巨人の継承者じゃありませんでした………」
ジーク「なんだと!?」
ピーク「継承してないそうです………そして彼は生まれ付きの力を持ってます………」
ジーク「どんな力だ?」
ピーク「神の力と言ってました………」
ジーク「神の力?」
ピーク「始祖の巨人を超える存在と言ってました………」
ジーク「始祖の巨人を超えた巨人は存在しないはず!どういう事だ!?ピークちゃん!マーレに戻って報告を頼む!エレンイェーガーは………我々の敵になったと………」
ピーク「わかりました!報告が済み次第すぐに戻ります!」(殺そうと思えば殺せたはず………なんでエレンは私を見逃すな……?少し頭がズキズキする………)
ジーク「あぁ」(すまないエレン………だがお前が死んでもおれは絶対に忘れない………)
-
- 41 : 2021/03/15(月) 08:45:05 :
- 本部
ザックレイ「アルミンアルベルトを調査兵団に引き渡すことにした。活躍のおかげで巨人の進行を止める事が出来た」
アルミン「ありがとうございます!」
ザックレイ「最後に報告する事がある………エレトイェーガーは正体不明の巨人に殺された」
一同「な、なんだと!?だけどあいつ死んでもよかったんじゃないか?ザックレイ裁判長に失礼な態度ばかりとってたしな!あいつは死んで当然だ!」
エレナ「お兄ちゃんをバカにしないで!!!!」
一同「!?」
エレナ「お兄ちゃんは壁を開けられた時1番巨人を殺してる!みんなを助けるために一人で最前線で戦ってた!あなたたちにできるんですか!一人で最前線で戦う覚悟は!」ポロポロ
一同「…………」
ザックレイ「確かにエレナ訓練兵の言う通りだ。彼は一人で最前線で戦ってたと報告を受けている。彼が死んだ事で我々の死ぬ確率が飛躍的に上がってしまった…………お前たちはエレト訓練兵に守られていたんだ!よく覚えておくように!解散!」
一同「エレトイェーガー…………すげー奴だったんだな………たった一人で最前線で戦って生き延びたのか………人類の希望が失ってしまった………」
エレナの部屋
エレナ「お兄ちゃん………」ポロポロ
夢の中
エレナ「ここは何処?」
エレト「お前の心の中だ」
エレナ「え………お兄………ちゃん?」ポロポロ
エレト「あぁ………」
ギュ
エレナ「ごめんなさい!」ポロポロ
エレト「気にするな。おれは死んで正解だったかもな」
エレナ「なんで!」
エレト「おれはこうしてお前の中で生きてる」
エレナ「意味がわからないんだけど?」
エレト「簡単に言うとだな………エレナが死なない限りおれは心の中にずっといる。いつでも会話ができる。肉体がなくてもな」
エレナ「本当!もう一人にしない?」
エレト「一人にはさせない。おれはずっとお前は守る。何があってもな」
エレナ「ありがとう!お兄ちゃん!」ポロポロ
エレト「ピンチになったらおれと変わればいい。おれは絶対に死なせないからな」
エレナ「うん!」
エレト「頑張れよ」
エレナ「うん!」
朝
エレナ「さて!今日も頑張ろうかな!」
エレト「頑張れよ」
エレナ「いつでも会話できるの!?」
エレト「できるぞ」
-
- 42 : 2021/03/16(火) 17:47:02 :
- エレナ「やった!」
クリスタ「何がやったなの?エレナ?」
エレナ「あ………えっと!何でもないよ!早く行こう!」タッタッタッタッタ
クリスタ「う、うん」(本当は辛いんだよね………励まさないと!)
食堂
エレナ「珍しい料理!全部美味しそう!」
クリスタ「いただきます!」パクッ
エレナ「いただきます!」パクッ
クリスタ「美味しい!初めて食べた!」
エレナ「私も食べたことない!すごく美味しい!」
エレト(おれも味わってみたい)
エレナ(あれ!?味がしない!?)
エレト(こんな味がするのか。美味いな)
エレナ「え!?なんで!?」
クリスタ「どうしたの?エレナ?」
エレナ「な、なんでもないよ!」(お兄ちゃん!味しなくなったんだけど!)
エレト(おれが味わってるからな)
エレナ(そんなことできるんだ)
エレト(出来るがデメリットがある。無理矢理するとエレナが無意識におれを追い出す)
エレナ(私は追い出さないよ!)
エレト(エレナが許可すれば何も問題はないがあと一回無理矢理奪うとおれは追い出されるだろうな)
エレナ(二度と使わないでよね!)
エレト(あぁ)
キース「注目!今から成績を発表する!主席はエレトイェーガーからミカサアッカーマンに変わった!」
アルミン「すごいよミカサ!」
ミカサ「ありがとうアルミン!」
キース「これが貴様らの成績だ!見ておけ!そして見終わったら自分の行きたい兵団に行くように!以上!」
主席ミカサアッカーマン
2位ライナーブラウン
3位ベルトルトフーバー
4位アルミンアルレルト
5位ジャンキルシュタイン
6位コニースプリンガー
7位サシャブラウス
8位エレナイェーガー
9位アニレオンハート
10位クリスタレンズ
-
- 43 : 2021/03/20(土) 08:44:49 :
- クリスタ「やった!上位に入れた!」ギュ
エレナ「おめでとうクリスタ!憲兵団に行っても頑張ってね!」
クリスタ「私は憲兵団に行かないよ」
エレナ「え?駐屯兵団?」
クリスタ「違うよ!調査兵団だよ!」
エレナ「どうして調査兵団に!?理由は!?」
クリスタ「エレンが壁の外にいるから」
エレナ「お兄ちゃんが?」
クリスタ「そんな気がするの!だから私はお兄ちゃんを探したい!」
エレナ「クリスタはお兄ちゃんの事どう思ってるの?」
クリスタ「大好き!」
エレナ「そっか。頑張って見つけよう!」
クリスタ「うん!」
エレト(おれは上位に入れなかったな)
エレナ(生きてたら主席確定だったみたい)
エレト(だろうな………壁の中の奴らはめちゃくちゃ弱いからな………だけどエレナは強い………兄貴から授かった力)
エレナ(どんな力なの?)
エレト(おれも詳しくは分からないが仲間の傷を癒す力だ………死んでる奴は無理だが死にかけてる奴は治せる)
エレナ(すごい力だね!どうやったら使いこなせるの?)
エレト(おれにはわからない)
エレナ(そっか……使えたらお兄ちゃんの体を元に戻せてたのにね…)
エレト(おれの体は完全に吸収されてる………修復は出来ない………)
エレナ(あの巨人って一体なんなの?)
エレト(誰にも言うなよ?)
エレナ(うん!)
エレト(アルミンアルベルトは9つの巨人の一体)
エレナ(9つの巨人?)
エレト(まずそこから話そう。一つ目は始祖の巨人。どんな能力かはまだ説明できない。だが記憶の改変ができる。二つ目は鎧の巨人。こいつは名前の通りだ。三つ目は超大型巨人。これも説明はいらないな。四つ目は女型の巨人。こいつは女の姿をした巨人だ。硬質化の力を持っていて他の巨人を呼ぶことができる。五つ目が車力の巨人。物資とかを運べる今日で小回りが効く。再生は他の巨人より遥かに遅い。6つ目が獣の巨人。全身猿の毛が生えてる巨人で知性のない巨人を操れる。7つ目がアギトの巨人。こいつは硬質化した物質を破壊できる巨人でとても素早い。八つ目が戦鎚の巨人。こいつは硬質化の力であらゆる武器を作ることができる。9つ目が進撃の巨人。始祖の洗脳が効かない。)
-
- 44 : 2021/03/23(火) 08:43:28 :
- エレナ(アルミンアルベルトは進撃の巨人なの?)
エレト(そうだ。元々進撃の力は兄貴が持っていた。そして兄貴は進撃の力にもう一つ能力を追加した)
エレナ(まさか!?)
エレト(エレナは頭が良いな。進撃の巨人で巨人を殺せば殺すほど奴は強くなっていく。そしてあの巨人の名前は魔神の巨人だ)
エレナ(9つの巨人の上の存在………)
エレト(そうだ。しかもおれの肉体を食べたことで最強の巨人になってしまった。あの巨人を殺せるのは兄貴だけだ)
エレナ(お兄ちゃんは魔神の力?)
エレト(そうだ。あの巨人は今完全に力を使いこなしてるだろう……兄貴があの巨人を作った)
エレナ(何の為にそんな恐ろしい巨人を!なんで!)
エレト(あの巨人を神の存在にさせたあとその力を使い世界を変える。それが兄貴の目的だ)
エレナ(意味がわからない!なんで世界を変える必要があるの!?)
エレト(人間は嘘ばかりだとは思わないか?平気で人を裏切り傷つけ最後には殺す。善もいれば悪もある)
エレナ(だけど人間を滅ぼすことないよ!世界には子供たちがいる!何も知らない子供たちを巻き込まないで!)
エレト(お前には兄貴を止められない)
エレナ(お兄ちゃんたちがその気なら私は今すぐあの巨人を殺す!)
エレト(あの巨人には手を出すな!)
エレナ(私はやる!お兄ちゃんは黙ってて!)ダッダッダッダッダッダッ
クリスタ「エレナ!?」
壁外
エレナ「私はやる!絶対にあの巨人を殺す!」ダッダッダッダッダッダッダッダッダッ
リヴァイ「勝手に立体起動を持ち出して勝手に壁外に出て行くとはな」
エレナ「リヴァイ兵長!邪魔しないでください!」チャキン
リヴァイ「落ち着け」
ペトラ「急にどうしたの?エレナちゃん?あなたは真面目な訓練兵だった!なのにどうしてこんな違反を!」
エレナ「私にはやらないといけないことがあります!」
オルオ「ガキが何を言ってやがる?お前なんかが巨人を倒せるわけないだろ?」
エレナ「私はエレンイェーガーの妹です!あなたたち精鋭の人たちよりも倒します!」
リヴァイ「そこまで言うならおれを倒してみろ」スタッスタッスタッスタッ
エレナ「対人格闘ですか!」
リヴァイ「そうだ。女だろうと手加減はしない」ブウン
エレナ「!」サッ
ペトラ「兵長の攻撃を避けた!?」
オルオ「何者だよ!?」
エレナ(急に力が!?)
-
- 45 : 2021/03/25(木) 08:43:05 :
- リヴァイ「その動き………エレトか?」
エレナ「お兄ちゃん!?」
エレト(変われ)
エレナ(うん!)
エレト「よくわかったなリヴァイ」
一同「!?」ゾクッ
リヴァイ「生きていたのか!」
エレト「肉体は消えたが魂だけはこの世に残った。今はエレナの体の中に住まわせてもらってる」
リヴァイ「エレナを乗っ取ってるのか?」
エレト「少し変わってもらっただけだ。それよりもおれと格闘勝負しようぜ。この前の続きをな!」ダッ
リヴァイ「!?」
ブウン
エレト「遅いな!」ドカッ
リヴァイ「ぐっ!?」ポタポタ
ペトラ「兵長に何するの!」ダッ
オルオ「このやろう!」ダッ
グンタ「くそ!」ダッ
リヴァイ「くるな!!!」ポタポタ
エレト「もう遅い」
ドカッドカッドカッ
バタン
リヴァイ「お前!」
エレト「安心しろ。気絶させただけだ」
エレナ「お兄ちゃん!?」
リヴァイ「変わったのか………」ポタポタ
エレナ「リヴァイさん!大丈夫ですか!」
リヴァイ「おれの事はいい!」
エレナ「わかりました。あなたたちを倒したので私は行かせてもらいます」スタッスタッスタッ
ズキズキズキズキ
エレナ「くっ!?この頭痛は!?あの時の!?」バタン
リヴァイ「急に倒れた?」
地下牢獄
エレナ「ここは……」
リヴァイ「やった起きたか」
エレナ「リヴァイさん!私は勝ちました!壁の外に行かせてください!」
リヴァイ「いや。おれの勝ちだ」
エレナ「あなたは倒れました!」
リヴァイ「先に気を失ったのはお前だろ?」
エレナ「くっ!」
リヴァイ「お前から色々と話を聞こう」
エレナ「お兄ちゃん!ここから出れそう?」
リヴァイ「兄貴に話しかけてるのか?」
エレナ「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
リヴァイ「話してくれないみたいだな」
エレナ「どうして!?私の中にいるはずなのに!」
リヴァイ「いないのか?」
エレナ「はい………何も反応もないです」
リヴァイ「まぁいい………よくないがおれが質問に答えろ」
エレナ「はい」
リヴァイ「お前は巨人になれるのか?」
エレナ「私の兄妹全員巨人になれます」
リヴァイ「そうか。エレンイェーガーに会ったことあるか?」
エレナ「ありません。いるのは知ってました。だけどエレトお兄ちゃんがいる事は知らなかったです」
リヴァイ「そうか。お前は何の為に壁の外に行こうとした?」
エレナ「話しても理解してもらえません」
リヴァイ「話せ」
エレナ「出来ません」
リヴァイ「ならずっと独房生活になるぞ」
エレナ「それでも構いません」スタッスタッスタッ
リヴァイ「はぁ……」スタッスタッスタッスタッ
エレナ「お兄ちゃん………」ポロポロ
心の中
エレト(妹にこの話をしなければよかったな。あの巨人に瞬殺されるだろう。だからおれは危険な時以外は手を出さない)
-
- 46 : 2021/03/26(金) 08:44:17 :
- 独房生活2日目
エレナ(私はお兄ちゃんの言うことを聞かなかったから………私の中から出て行ったんだ………私は本当にバカだ………お兄ちゃんを本当に死なせちゃった………もうどうすればいいか分からないよ…………)
エレト(…………)
そして独房生活1週間が過ぎた………
エレナ(私………もう生きていたくない………辛いだけだよ………私がお兄ちゃんを死なせた………責任を取らないといけないよね………)ポロポロ
チャキン
エレナ(クリスタにお別れできなかった………お兄ちゃんに一度でも会っておきたかった………さようなら………)
ビュン
グッ
エレナ「!?」
エレト(ハァ……本当に世話が焼ける妹だ)
エレナ(お兄………ちゃん!)
エレト(エレナは世界を壊して欲しくないのか?)
エレナ(壊して欲しくない!みんなと出会えたこの世界で生きていきたい!)ポロポロ
エレト(ハァ……わかった。エレナの願いを叶えてやる)
エレナ(本当!)ポロポロ
エレト(あぁ………まずはここから出るか)
エレナ(どうやって出るの?)
エレト(おれと変われ)
エレナ(うん!)
エレト「さてと!」チャキン
エレナ(これが魔神の力!?)
エレト(まぁな。身体強化もしてあるから簡単だ)
ドカーン!
リヴァイ「何事だ!」
ハンジ「リヴァイ!壁が壊されてる!」
エルヴィン「切り裂いた跡がある」
リヴァイ「チッ!エレトだな!」
ハンジ「エレンの弟なだけあるね…………」
エルヴィン「探しに行くぞ」
リヴァイ「立体起動を使う」
エルヴィン「わかった」
壁の上
エレト「ここからは巨人で移動しよう」
エレナ(うん!)
ガリッ
ピカーン!
ズシンズシンズシンズシン
-
- 47 : 2021/03/27(土) 08:39:50 :
- パシュー
リヴァイ「やはりエレナも巨人になれるのか」
パシュー
エレト「もう来たのかリヴァイ」
リヴァイ「頭に直接!?」
エレト「テレパシーだ。それより何しに来た?またおれに倒されに来たのか?今はやめとけ。巨人化したら力加減がわからない」
リヴァイ「立体起動ならお前には負けない!」ビュン
ガシッ
リヴァイ「何!?」
エレト「お前の動きは全てわかる」
リヴァイ「くっ!」
エレト「まぁお前はおれに傷一つ付けられないだろうな」
リヴァイ「舐めやがって!」
エレト「離してやるよ」
リヴァイ「くらえ!」ブウン
バキン
リヴァイ「な!?」
エレト「言っただろ?傷一つつけられないと」
リヴァイ「お前は何者なんだ!」
エレト「何者でもいいだろ?おれはお前たち人類を救ってやるよ」
エレナ(お兄ちゃん。ありがとう!)
リヴァイ「それはお前の本心か?」
エレト「本心だ。おれはエレナの願いを叶えることにした」
リヴァイ「人類を救いたいならまずは巨人を全て駆逐しろ!それが先だ!」
エレト「いいだろう。全て駆逐したらこの島から出て行く」
リヴァイ「好きにしろ」
プシュー
エレナ「お兄ちゃん………」
リヴァイ「今日からお前は調査兵団だ」
エレナ「は、はい!」
調査兵団本部
エルヴィン「君たちを歓迎しよう!心臓を捧げよ!」ドンッ
104期たち「は!」ドンッ
エルヴィン「エレナイェーガーはリヴァイ班に入ってもらう!」
エレナ「わかりました!」
クリスタ「頑張ってね!エレナ!」
エレナ「うん!」
外
エレナ「今日からお願いします!」
オルオ「よ、よろしく頼む!」ビクビク
ペトラ「お願い………します!」ビクビク
グンタ「よろしくお願いします!」ビクビク
リヴァイ「お前らビビリすぎだ」
-
- 48 : 2021/03/31(水) 08:44:03 :
- エレナ「あの時は本当にすみません……」
ペトラ「気にしてないから大丈夫!」ビクビク
オルオ「そうだぞ!新兵!気にすんなって!」ビクビク
グンタ「そうだぞ!」ビクビク
リヴァイ「お前らがビクビクしてるからだろ」
エレト(少し変われ)
エレナ(う、うん)
エレト「念の為一つ言っておく」
リヴァイ「なんだ?」
エレト「おれはエレナを優先的に守る。そこだけは忘れるな。お前の部下はお前が守れ」
リヴァイ「あぁ」
エレナ「お兄ちゃんがすみません……」
リヴァイ「気にするな」
スタッスタッスタッ
エルヴィン「リヴァイ。明日壁外調査をする事になった。準備を済ませておくように」
リヴァイ「わかった。お前ら?休んで準備をしとけ」
一同「わかりました!」
部屋
エレナ(お兄ちゃん)
エレト(なんだ?)
エレナ(エレンお兄ちゃんの事教えてほしい)
エレト(お前は覚えてないかもしれないが子供の頃兄貴に育てられてるんだぞ?)
エレナ(え!?じゃあなんで)
エレト(お前を守る為だ。兄貴は全ての国に狙われている)
エレナ(どうして!?)
エレト(兄貴を操れるからだ)
エレナ(!?)
エレト(理解出来たようで助かる。兄貴の強さを教える。3万の巨人。その中には特殊な巨人もいた。そして7万の人間兵。そいつらをたった1人で壊滅させた)
エレナ(10万の敵を1人で!?)
-
- 49 : 2021/04/02(金) 08:44:04 :
- エレト(兄貴は強すぎる………世界の均衡が崩れるのはそう長くない………崩れたらこの世界は終わる………だが崩れない方法がある)
エレナ(どうするの?)
エレト(兄貴を殺すしかない)
エレナ(え……?)
エレト(この話はまたの機会にしよう)
エレナ(待って!私が捕まったら………)
エレト(兄貴を操れる)
壁外調査当日
エルヴィン「開門!」
ガタガタガタガタ
ガチャ
エルヴィン「進め!!!!」
一同「おぉー!!!!」
リヴァイ「お前ら!ついてこい!」
リヴァイ班一同「はい!」
アルミンside
アルミン「あれは!?黒煙!?」
女型の巨人「…………」ズシンズシンズシン
ブウン
アルミン「危ない!?」パシュー
女型の巨人「………」ブウン
アルミン(この巨人!?知性がある!?やるしかない!)ガブッ
ピカーーーーン
進撃の巨人「ウォォオォォオォォ!!!!」ドカーン
女型の巨人「………」シュー
リヴァイside
リヴァイ「アルベルトが巨人化したか!」
ペトラ「助けに行きましょう!」
リヴァイ「このまま進む!後ろから何か来ている!」
ペトラ「え?」
エレト(この気配は!?まさか!?)
エレナ(お兄ちゃん!何が来てるの!)
エレト(エレナ!早くおれに変われ!)
エレナ(うん!)
エレト「リヴァイ!まずいことになった!」
リヴァイ「どういうことだ?」
エレト「特殊な巨人達が後ろからついてきている!」
リヴァイ「何!?」
エレト「雷の巨人!鋼の巨人!」
ブュン
一同「な!?」
雷の巨人「………」ブウン
-
- 50 : 2021/04/06(火) 08:44:05 :
- エレト「チッ!」ダンッ
リヴァイ「早い!」
ペトラ「兵長!立体起動に移りましょう!」
グンタ「兵長!」
オルオ「兵長!」
リヴァイ「立体起動に移る!」パシュー
ペトラ「はい!」パシュー
グンタ「はい!」パシュー
オルオ「はい!」パシュー
雷の巨人「…………」グサッ
リヴァイ「もらった!」パシュー
ザシュ
エレト(様子がおかしい!)
エレナ(うなじを削ぎ落としても倒せない!?)
雷の巨人「…………」ピキピキピキピキ
エレト(まさか!?)
ドカーーン!
雷神の巨人「ガァアァアァァ!!!」ピュン
リヴァイ「マズい!お前ら逃げろ!!!」パシュー
エレナ(お兄ちゃん!なんとかして!)
エレト((魔神の力を使うとあいつが来る可能性がある!だが使うしかない!))シャキン
リヴァイ(額に紋様!?)
雷神の巨人「ガァアァアァァ!!!」
ザシュ
ボトッ
ゴロゴロ
リヴァイ(うなじを削いだあと頭を切り落とした!?たった一太刀で!?)
エレト((あいつはこなさそうだな………あとは鋼の巨人を殺すだけだな………))
ズシンズシンズシン
ペトラ「兵長!謎の巨人が撤退をします!」
リヴァイ「構わん!馬に乗って先に進むぞ!」
ペトラ「了解!」
オルオ「了解!」
グンタ「了解!」
少し離れた場所
アニ「エレトはエレナの中にいるのね………エレトはきっとエレナを全力で守る………私たちも彼に守られてた………恩を仇で返すなんて………」ガリッ
ピカーーーン
リヴァイ「このまま進め!」
ペトラ「はい!」
オルオ「はい!」
グンタ「はい!」
エレト((エレナを連れ去るか………いいだろう………来い!アニレオンハート!))
ズシンズシンズシンズシンズシン
エレナ((この人何処かで見たことないるような………))
女型の巨人「…………」ズシンズシンズシンズシン
チャキン
リヴァイ「お前ら耳を塞げ」カチャ
一同「はい!」
バンッ
キィィィイィィィイ
ズシン
女型の巨人「!?」
エルヴィン「打て!!!!!」
バンッバンッバンッバンッバンッバンッバンッ
ギギギギギギ
リヴァイ「お前らエレナを守ってここから離れろ!少し離れた場所で立体起動に移れ!」パシュー
ペトラ「こんな作戦私たちは知らない!」
オルオ「兵長はおれらに教えれなかったんだよ!」
グンタ「とにかく!エレナを守るぞ!」
エレナ「ありがとうございます!精鋭のみなさん!」
エレト((少しずつ近づいて来ている………おれと同じ存在………あいつが来ているのか………?))
少し離れた場所
グンタ「ここから立体起動に移る!馬を繋げとけ!」
ペトラ「了解」
オルオ「おう!」
エレナ「はい!」
パシューパシューパシューパシュー
パシュー
グンタ「ん?リヴァイ兵長?」パシュー
ペトラ「誰なんだろうね?」パシュー
オルオ「リヴァイ兵長!あっちは終わったんですか?」パシュー
?「…………」ピュン
ザシュ
グンタ「ガハッ!!!!」ポタポタ
バタン
ペトラ「う、嘘!?」パシュー
オルオ「グンタ!くそ!!!」パシュー
エレナ「何!?あの人!?」パシュー
エレト(エレナ!今すぐ変われ!)
エレナ「うん!!!」
エレト「こいつ!まさか!」
?「…………」ニヤッ
ザシュザシュ
ペトラ「そ、んな………」バタン
オルオ「に、逃げろ!」バタン
エレナ(お兄ちゃん!みんなが!)ポロポロ
エレト(もう助からない!逃げるぞ!)ビュン
?「見つけた」ビュン
-
- 51 : 2021/04/22(木) 08:44:03 :
- ギンッ
エレト「お前は何者だ?」
ゼルド「おれはゼルド!この世界を破壊するもの!そしてお前を吸収する者!」ブウン
バキン
エレト「こいつ!」
エレナ(お兄ちゃん!危ない!)
エレト(エレナ!おれはお前の中から出てこいつを足止めする!おれが時間を稼いでる間に出来るだけ離れろ!)
エレナ(そんなの嫌だよ!次で本当に死ぬんだよ!)
エレト「妹を守るのが兄の務めだ)
エレナ(お兄ちゃん…………)ポロポロ
エレト「さよならエレナ」ブワン
エレナ「お兄ちゃん…………」ポロポロ
パシューパシューパシューパシュー
ゼルド「ガハッ!?こいつ!?おれの動きを!?ふざけるな!」ググググ
エレト(もう力は使い果たした………これで奴に吸収されるな………)
ゼルド「フハハハハ!大人しくなったな!これでおれは最強だ!」
シュン
ゼルド「な!?奴の魂が消えた!?どうなってる!?何が起きたんだ!?」
平地
エレナ「もう失いたくない………」ポロポロ
クリスタ「エレナ!大丈夫!」
エレナ「クリスタ!私の中にエレトお兄ちゃんがいたの!だけどあの巨人にまた!」ポロポロ
クリスタ(なるほど………だからエレナは元気だったの………)
エレナ「私も耐えられない!」ポロポロ
クリスタ「私がいるから大丈夫!まずはここから離れましょう!」
パカッパカッパカッパカッパカッ
-
- 52 : 2021/04/23(金) 08:41:07 :
- パシューパシュー
スタッ
リヴァイ「お前ら無事か?」
クリスタ「私たちは無事です!」
リヴァイ「エレナ?あいつらはどうした?」
エレナ「ペトラさん、グンタさん、オルオさんは………あの巨人にやられました………」ポロポロ
リヴァイ「!」
エレナ「人の体になれるようになってました。私を守るためにお兄ちゃんが………」ポロポロ
リヴァイ「お前だけでも無事に戻ってきた。兄貴が守ってくれた命を大事にしなきゃならね」
エレナ「はい………」ポロポロ
スタッスタッスタッスタッ
リヴァイ「くっ!」グッ
パカッパカッパカッパカッ
エルヴィン「リヴァイ?エレナたちは無事か?」
リヴァイ「無事だ。だがペトラたちは死んだ」
エルヴィン「あの巨人か?」
リヴァイ「そうだ」
エルヴィン「私の予想に過ぎないがエレトが雷の巨人が覚醒した時力を使っていたんだよな?」
リヴァイ「あぁ。額に紋様が浮かび上がっていた」
エルヴィン「その時あの巨人に気付かれたんだろう」
リヴァイ「エレトの肉体を喰ったから奴の魂が何処にあるのかがわかったのか」
エルヴィン「そういう事だ」
リヴァイ「もうエレトの魂はない。奴は完全にエレトの力を取り込んだ。そして今は人間の体に化ける事ができる。アルミンアルベルトみたいにな」
エルヴィン「それは厄介だ」
リヴァイ「あぁ。調査兵団の中にもういるかもしれないな」
エルヴィン「撤退だ」
リヴァイ「あぁ」カチャ
パーーーン!!!
全ての調査兵たち「撤退!撤退せよ!」パカッパカッパカッパカッ
森の中
ゼルド「奴の体が馴染んできた!奴の記憶が見える!エレナ?いい女だ!しかもあいつの体には!ははは!エレナはおれの物だ!こいつの魂が無くても最強の肉体がある!必ず迎えに来るからな!待っていろよエレナ!」
離れた場所
ピーク「ジーク戦士長!あの巨人は!」
ジーク「わからない!だが我々が束になっても勝てない事がわかった!奴には手を出すな!エレンイェーガーと同じ対象だ!」(おれは本当にエレンを殺す事が出来るのか………?殺したら妹は喜ばないだろうな………)
-
- 53 : 2021/04/26(月) 08:44:04 :
- 壁の中
村人たち「何か成果を上げれましたか!答えてください!エルヴィン団長!」
エルヴィン「…………」
村人たち「お金の無駄だよな!何が調査兵団だ!ふざけやがって!死なないかだけだろ!」
兵士たち「…………」
エレナの部屋
エレナ(お兄ちゃんはもういない………私の家族はここには居ない………辛いけどお兄ちゃんが守ってくれた命!大事にしないと!)
ドクン
エレナ(体に異変が……?気のせいか………)
部屋の外
アニ(作戦は失敗した………だけど明日には………必ず………)
スタッスタッスタッ
ライナー「アニ?少しいいか?」
アニ「なに?」
ライナー「ここだと誰かに見られる。別の場所で話そう」
アニ「わかった」
外
ライナー「戦士長から撤退命令が出た」
アニ「座標はどうするの!?」
ベルトルト「今座標を持ってるのはエレナの可能性が非常に高い!だけど壁の中にエレナの兄が潜んでるとジーク戦士長が言ってた!」
アニ「じゃあ私たちはかなり危険な状況って事?」
ライナー「そうだ!おれたちが力を合わしても勝てる相手じゃない!」
ゼルド「ならおれがエレンイェーガーを抑えようか?」
一同「!?!?!?」ビクッ
アニ「いつの間に!?」
ライナー「気配を感じなかった!?」
ベルトルト「この威圧感は一体!?」
-
- 54 : 2021/04/27(火) 08:44:03 :
- アニ「あんたは?」
ゼルド「おれはゼルド。エレトイェーガーを殺した張本人だ」
一同「!?」
ゼルド「まぁそう怯えるな。おれの目的を教えてやる」
ライナー「あんたも座標が狙いだろ!」
ベルトルト「そうはさせない!」
アニ「敵ならあんたをここで殺す!」
ゼルド「座標なんてどうでもいい。おれが欲しいのはエレナイェーガーただ1人」
アニ「座標狙いじゃないのかい!?」
ゼルド「おれはエレナイェーガーしかいらない。色んな能力を持っている。それを抜いてもエレナイェーガーはスタイル抜群とても賢いいい女だ」
ライナー「どんな能力があるんだ?」
ゼルド「座標が効かない。空を飛べる。武器生成。透明。感知。分身。超速再生」
ベルトルト「あの子にそんな力が………」
ライナー「勝てない………」
アニ「なんでそんなに能力を持ってるの?」
ゼルド「エレナは覚醒した」
ライナー「いつ!?」
ゼルド「エレトが完全に死んだと思い込んだ時だ。悲しみがあの子を強くしてしまった。そしてエレンイェーガーのシナリオ通りに動いている」
ライナー「そんなバカな………」
ベルトルト「僕たちはエレンさんの掌で踊らされていたのか………」
アニ「くっ!」
ゼルド「手を組むか?組まないか?どうする?」
一同「組む!」
ゼルド「今すぐエレナをマーレに連れ帰る」
ライナー「アニ!」
アニ「わかった」タッタッタッタッ
ゼルド「エレナはまだ自分にそんな力がある事に気づいていない」
ライナー「今狙うしかないのか!」
ゼルド「そうだ。あの子の前で大切な人が死んだら新たな能力が手に入る。エレンイェーガーが自分の能力で作った力を大切な妹にあげた」
ライナー「じゃあエレンとエレナはどっちが強い!」
ゼルド「言うまでもないだろ?」
ライナー「エレンが強いのか………」
ゼルド「当たり前だ」
-
- 55 : 2021/04/28(水) 08:44:07 :
- 外
エレナ「アニどうしたの?私を外に呼び出して?」
アニ「エレナ………ごめんなさい」ガブッ
ピカーーーーン!!!
エレナ「女型の巨人!?」
ガシッ
女型の巨人「…………」
ドシンドシンドシンドシンドシン
リヴァイ「やはりアニレオンハートだったか!エレナを拐いやがった!急いで助けるぞ!」
一同「はい!」
ビュン
ギンッ
リヴァイ「誰だお前は?」ギギギ
ゼルド「ゼルドだ。エレトイェーガーを殺した張本人だ」ギギギ
リヴァイ「こいつ!」
ゼルド「人間の中でお前が一番強いからお前を足止めする」
リヴァイ「お前らはエレナの救出を急げ!ここはおれが抑える!」
調査兵たち「はい!」
ゼルド「エレナはおれの物だ!エレンイェーガーはおれの駒となるのだ!」
リヴァイ「本当にエレンは生きているのか!お前たちの好きにはさせない!」ブウン
ピカーーーーン
リヴァイ「まだいるのか!?」
ゼルド「鎧の巨人だ」
リヴァイ「こいつを倒して助けに行かないといけない!そこをどけ!!!!」
エレナside
エレナ「アニ!目を覚まして!」
女型の巨人「………」
エレナ「どうして………」
ピカーーーーン
進撃の巨人「ウォォォオォオォ!!!!」ドシンドシンドシンドシン
ドカンッ
エレナ「今だ!」ダッ
ドカンッ
進撃の巨人「グオォオ……」
エレナ「鎧の巨人!?」
鎧の巨人「………」ガシッ
エレナ「まさか………ライナー!?」
ピカーーーーン
エレナ「超大型巨人!?なんで急に!?」
ピカーーーーン
ピカーーーーン
エレナ「お兄ちゃんが倒した巨人!?」
雷神の巨人「…………」ズシンズシン
鋼の巨人「…………」ズシンズシン
エレナ(みんなを守らないと!)
?(自分の力を信じろ)
エレナ(今の声は………?)チャキン
鎧の巨人(武器を作った!?まさか!?)
ピュン
エレナ「ライナー………ごめんね」
鎧の巨人(ガハッ!?巨人の体なのにおれにもダメージが!?」
エレナ「お兄ちゃんの力………」ヒュン
女型の巨人(消えた!?)
エレナ「ごめんね………アニ」ザシュ
バタン
エレナ「あなたたちも戦うの?」
シュン
ゼルド「流石に驚いた………そんなに強くなっているとは………」
-
- 56 : 2021/04/29(木) 08:44:03 :
- エレナ「その服に付いてる血は誰の?」
ゼルド「リヴァイって奴の血だ」
エレナ「よくもリヴァイ兵長を!」チャキン
ゼルド「二刀流か………これは少し楽しめそうだ」チャキン
ダンッ
ギンッ
エレナ「お兄ちゃんとリヴァイ兵長の仇!」ギギギギギギ
ゼルド「リヴァイはまだ生きているけどな」
エレナ「だけどお兄ちゃんの仇は取る!」バッ
ゼルド「分身だな?3人か………その上透明の力か」
エレナ「ここであなたを確実に殺します!」
ゼルド「半分人間の小娘がおれに勝てると思っているのか………?なめるなよ」シュン
エレナ「!?!?」チャキン
ゼルド「なんでわかったかと驚いているだろう?おれには気配が分かる」
エレナ「そんな!?」
ゼルド「おれの女になれ。そしたらこの壁の中の人間を誰一人殺さないと約束しよう」
エレナ「信用できない!」
ゼルド「だろうな。だがお前に拒否権はない」
エレナ「わかり……」
ザシュ
ポタポタ
ゼルド「なんだ小娘?」
エレナ「クリスタ!?」
クリスタ?「ここにいる奴らを殺すな」
エレナ「クリスタじゃない!?」
ゼルド「この威圧感はなんだ!?ここは撤退した方がいいな!」シュン
クリスタ?「瞬間移動の能力を持っているのか。厄介だな」
バタン
-
- 57 : 2021/04/30(金) 08:42:21 :
- エレナ「クリスタ!しっかりして!」
クリスタ「エレナ……?私は大丈夫だよ」
エレナ「よかった……」
クリスタ「ここで何が起きたの?」
エレナ「お兄ちゃんを殺した人たちが来たの………」
クリスタ「その人たちは?」
エレナ「クリスタ?あなたの中に誰がいるの?」
クリスタ「どういう意味?」
エレナ「気にしないで!」(クリスタにはわからないんだ………)
クリスタ「うん」
エレナ「リヴァイ兵長の所に行ってくる!クリスタは怪我の手当てをお願い!」ダダダダダタ
クリスタ「わかった!」ダダダダダタ
瓦礫
エレナ「リヴァイ兵長!大丈夫ですか!」
リヴァイ「な、んとかな………」ポタポタ
エレナ(これは治りそうにない………あの方法ならもしかしたら………)
エレナ「リヴァイ兵長」
リヴァイ「なんだ……?」ポタポタ
エレナ「今からリヴァイ兵長の怪我を治します。だけどこれは普通の治療をしても治りません」
リヴァイ「何をする?」
エレナ「私の血をあなたに飲ませます。ですが………」
リヴァイ「デメリットがあるのか?」ポタポタ
エレナ「はい………」
リヴァイ「言ってみろ」ポタポタ
エレナ「私の血を飲んだら人間をやめる事になります………そして私の血でしか生きれない体になります………」
リヴァイ「メリットは……?」
エレナ「身体能力が大幅に増加します。そして私の能力をあなたにあげます」
リヴァイ「能力……?」
エレナ「超速再生能力です」
リヴァイ「その能力をあげたらお前は再生しなくなるのか!?」
エレナ「はい。これしかリヴァイ兵長を救えません」
リヴァイ「チッ!お前を絶対に守る!その案にのる!」
エレナ「わかりました」
サシャ
エレナ「くっ!」ポター
ゴクッゴクッゴクッ
シュー
リヴァイ「もう治ったのか!?」
エレナ「それが超速再生能力です」
リヴァイ「そうか。エレナ」
エレナ「はい?」
リヴァイ「お前はおれが必ず守ってやる」ギュ
エレナ「はい!」ポロポロ
空の上
ゼルド(あいつ!おれと同格の存在になったのか!これもエレンイェーガーの計画か?あのクリスタって奴の中に何かがいる………エレンか?それともエレトか?まぁどっちでもいい!エレナを喰えばおれは更なる高みに行ける!早くお前の甘い血を飲みたいな!)
-
- 58 : 2021/05/01(土) 08:44:07 :
- 戦闘から1週間が過ぎた頃
エレナの部屋
エレナ「ゲホッゲホッ」ポタポタ
エレナ(最近体の調子が悪い………あの痛みの倍以上………いつもは超速再生で回復してたけど今はその力はない………巨人の力もあげたし………)
コンコン
ガチャ
リヴァイ「お前………何か隠してるだろ?」
エレナ「何も隠してません………」
リヴァイ「じゃあその血はなんだ?」
エレナ「分からないです………」ポタポタ
ポタッ
リヴァイ「!?」
エレナ「お兄ちゃんを死なせた私の罰です!」ポロポロ
リヴァイ「エレトに逃げろって言われたんだろ?お前は何も悪くない」
エレナ「はい………」ポロポロ
リヴァイ「お前の知ってる事全て話せ」
エレナ「わかりました」
リヴァイ「お前の能力は他に何がある?」
エレナ「透明、感知、空を飛べる、武器生成、分身、座標が効かないだけです」
リヴァイ「おれに与えたのは超速再生能力と巨人の力か?」
エレナ「はい。何か欲しい能力はありますか?」
リヴァイ「いらない」
エレナ「分身はリヴァイさんにあげます」
リヴァイ「そうか」
エレナ「他に聞きたい事はありますか?」
リヴァイ「エレトが言っていたマーレはなんだ?」
エレナ「私たちがいる国よりも遥かに平和で軍事力は今の人類の100倍も進んでいます。あっちは対巨人の武器、そして人間に通用する武器を大量に作って軍隊を作っています。私たちが使っている立体機動装置で空を食べますよね?マーレでは300人一気に乗せれる乗り物があります」
リヴァイ「なるほど」
エレナ「お兄ちゃんがあの時巨人の招待は人間と言いましたよね?」
リヴァイ「言ってたな」
-
- 59 : 2021/05/04(火) 06:58:26 :
- アルミンの苗字はアルレルトです。
あと名前と名字の間は・つけた方が良いと思います
エレン・イェーガーみたいな
あと擬音はスタスタよりスタスタの方が良いと思います
立体機動も、パシューよりパシュッギュルルみたいにした方が
良いと思います。
こっちの作品ももう一つの方も
期待しております!!
長文失礼しました<(_ _*)>
-
- 60 : 2021/05/05(水) 08:37:55 :
- ありがとうございます!表現の仕方がわからなかったのでとてもありがたいです!活用していきます!
-
- 61 : 2021/05/05(水) 08:44:06 :
- エレナ「マーレ人は私たちエルディア人を巨人をさせてこの場所まで攻めさせたんです」
リヴァイ「本当に人間を殺していたのか………」
エレナ「はい………マーレ人を止めない限り私たちの戦いは終わりません………そしてお兄ちゃんの計画を止めないといけません!」
リヴァイ「エレンはなにを企んでるんだ?」
エレナ「この世界の破壊です」
リヴァイ「エレンはどうやって破壊するつもりだ?」
エレナ「新種の巨人の力です。あの巨人を倒して自分の力にするんです!だから私はあの時壁の外に行こうとしたんです!」
リヴァイ「そうだったのか………」
エレナ「だけど私ではあの巨人を倒すことはできません………お兄ちゃんもいない……」
リヴァイ「じゃあエレンしか倒せないのか?」
エレナ「はい………お兄ちゃんが少し話してくれました」
リヴァイ「そうか」(おれはエレンに記憶を消されてた………エレナから能力をもらったおかげで記憶を思い出した………今までエレンの計画に協力してたのか………あの巨人を作るために!エレンを殺さないと世界が破壊される!)
エレナ「リヴァイ兵長?」
リヴァイ「どうした?」
エレナ「リヴァイ兵長はお兄ちゃんを倒せますか?」
リヴァイ「正直に言うと無理だ………一度だけエレンと格闘をした………エレンは片手だけでおれを倒した………あの時思った。こいつは人間じゃないとな」
エレナ「そうですか………」
リヴァイ「やるべき事は謎の巨人を駆逐する事。そして1番の目的エレンを殺す事」
エレナ「お兄ちゃんを倒す方法は一つだけです。あの巨人と手を組んで一緒に倒す事!じゃないと勝ち目がありません!」
エルヴィン「エレンを殺す事は反対だ」
リヴァイ「エルヴィン!」
エレナ「どうしてですか!」
エルヴィン「エレナは本当にエレンを殺せるか?仮にエレンを殺す寸前まで行ったとしよう。その時たった1人の家族を本当に殺せるのか?」
エレナ「!?」
エルヴィン「君は家族の事何も知らないだろ?エレンなら全て知ってるはずだ」
エレナ「わ、私は………」
エルヴィン「エレトが言っていたマーレに行けば何かわかるかもしれない。壁の外の巨人を全て駆逐した時マーレと言う国に行く!そこに行けば全てが分かる!」
-
- 62 : 2021/05/11(火) 08:42:47 :
- エレナの部屋
エレナ「うっ……」ポタポタ
エレナ(私の体の中に座標の力が入ってる………今は破壊の座標に変わってる………破壊衝動に駆られる!)
エレナ「破壊……したい……」
バキッ
エレナ「破壊したい!破壊したい!」
バキッバキッバキッバキッ
ガチャ!
リヴァイ「エレナ落ち着け!」ガシッ
エレナ「リヴァイ………さん………」
リヴァイ「お前はエレンの妹。エレンに何か別の能力を埋め込まれてる!それを解く方法は見つけるしかない!」
エレナ「これは座標の反対の力………私では制御出来ません………エレトお兄ちゃんなら………」
リヴァイ「破壊か?」
エレナ「はい………この力はとても危険なんです………触れたら相手を破壊します………人格すらよ………この力を誰かに渡さないといけないんです!エレンお兄ちゃん以外に!」
リヴァイ「そうか………明日お前は一人で壁外に行くことになった。おれがエルヴィンに許可を得た。お前は立体起動なくても巨人を倒せるだろ?」
エレナ「倒せます!今から行っても大丈夫ですか?」
リヴァイ「あぁ。行ってこい」
エレナ「はい!」ダッダッダッダッダッダッ
壁外
エレナ(空を飛べる能力すごく便利!早く手がかりを探そう!)ビュー
2日目
エレナ「全然手がかりが見つからない………あれは?」
スタッ
エレナ「大丈夫ですか?」
ジーク「君は!?」
エレナ「何処かでお会いしましたか?」
チャキン
ピーク「動くな!」
エレナ「え?え?」
ジーク「ピークちゃん!待つんだ!その子は何も知らない!」
ピーク「命拾いしたね!」
ジーク「すまないなエレナちゃん」
エレナ「どうして私の名前を!?」
ジーク「君はエレンに全然似てないな」
エレナ「お兄ちゃんを知ってるんですか!全部教えてください!」
ピーク(この子本当に何も知らないのね……可哀想な子)
ジーク「教えよう!」
-
- 63 : 2021/05/13(木) 08:38:08 :
- ジーク「そうだな………おれとエレンの関係は知ってるか?」
エレナ「分からないです」
ジーク「そうか………私とエレンは腹違いの兄妹だ」
エレナ「え!?じゃあお兄ちゃん!?」
ジーク「そういう事になるな」
エレナ「私の兄妹は4人!?」
ジーク「エレンの事を全て話す。その話を聞いた上で決めて欲しい。今から16年前エレンは全ての人間から恐れられていた。この世界の人間はエレンを殺そうとした…………だが結果は決まっていた………エレンは巨人の力を使わずに勝利した」
エレナ「お兄ちゃんは化け物……なんですか?」
ジーク「そうなるな………エレンは操られてるとおれは睨んでいる」
エレナ「どうしてそう思うんですか?」
ジーク「エレナちゃんは親父に会ったことはあるか?」
エレナ「ないです」
ジーク「親父にはある能力があった………それはとても強力だ」
エレナ「どんな能力のんですか?」
ジーク「洗脳」
エレナ「まさか!?」
ピーク「ジーク戦士長!それは本当なんですか!?」
ジーク「これは事実だ。エレンは5回親父に会いに行っている!」
ピーク「じゃあマーレに戻って父親を捕まえましょう!」
ジーク「残念だがそれは無理だ。マーレの人たちは全員親父に洗脳されている。2週間前に援軍要請をしたのに誰一人来ないのもおかしいだろ?」
ピーク「じゃあマーレの人たち全員………」
ジーク「操られてると見ていいだろう」
エレナ「じゃあお父さんを止めないと!」
ジーク「その為にはおれたちと手を組んでくれ!」
ピーク「エレナさんを信用できません!」
ジーク「エレナだけがエレンを止められる!エレンは絶対にエレナを傷つけない!絶対に!」グッ
ピーク「ジーク戦士長………」
エレナ「分かりました!私はお兄ちゃんを止めます!私が出来る事なら!」
ジーク「!………エレンに少し似ているな………」
-
- 64 : 2021/05/21(金) 08:44:02 :
- マーレ本部
グリシャ「戻ってきたか」
エレト「ただいま戻りました」
グリシャ「報告をしろ」
エレト「はい。エレナイェーガーは覚醒しました」
グリシャ「お前が完全に死んだと思って覚醒したんだろ?」
エレト「はい」
グリシャ「あいつは計画を進めてるか?」
エレト「はい。最強の巨人をさらに強くしています」
グリシャ「いいぞ!そいつをコントロール出来るのか?」
エレト「コントロールするのにもう少し時間がかかります。早くて3ヶ月」
グリシャ「なるほどな………速やかに終わらせるように」
エレト「わかりました」スタッスタッスタッスタッ
グリシャ「フハハハハ!これで最強の巨人を手にした時おれには敵はいない!この人類を破壊してエレナ!私の娘を妻に迎える!フハハハハ!!!!」
エレト「あと一つ報告する事があります」
グリシャ「なんだ?」
エレト「エレナが自分の能力を人間に渡しました」
グリシャ「どうな能力は渡したんだ?」
エレト「巨人化、超速再生、分身です」
グリシャ「なるほどな………まぁいい!私の能力によってエレンが言いなりになった!奴らは手も足も出ないだろう!あー楽しみだな!エレナと遊ぶのはもう少し先になりそうだ」
壁の外
エレナ「ジークさん」
ジーク「お兄ちゃんと呼んで欲しいな」
エレナ「お、お兄ちゃん」
ジーク「なんだい?」
エレナ「お父さんってどんな人なんですか?全然分からなくて………」
ジーク「一言で言うならクズな奴だ!私はあいつを殺したい!エレンを操って自分は高みの見物!ふざけるな!エレンはあいつの操り人形じゃないんだ!エレナ!エレンを助けてくれ!その為ならおれは何でもする!だからお願いだ!」ポロッ
エレナ「わかってます。お父さんを殺して絶対にお兄ちゃんを正気に戻します!」
ジーク「ありがとう!」
エレナ「ジークお兄ちゃんは王家の血を引いていますか?」
ジーク「引いてるぞ」
エレナ「座標をあげます!」
ジーク「これが座標!」
エレナ「これで地ならしを起こせます!」
ジーク「なるほど……」
ピーク「目の色が変わってる………」
-
- 65 : 2021/05/25(火) 08:44:09 :
- エレナ「私は一旦調査兵団本部に戻ります!ジークお兄ちゃんたちは洗脳を解く方法を探してください!」
ジーク「了解した!」
エレナ「あと………ジークお兄ちゃんたちが敵じゃないと証明するものとかありませんか?」
ジーク「んーそうだな………」
ピーク「これなら証明出来るはず」
エレナ「これは?」
ピーク「マーレの機密書類です」
ジーク「おぉ!それはすごい!」
エレナ「ありがとうございます!ではまた!」ビュン
ジーク「あれがエレナの能力か………すごいな」
ピーク「ジークさん行きましょう!」
ジーク「そうだな!」
調査兵団本部
エレナ「リヴァイ兵長!」
リヴァイ「情報を手に入れたのか?」
エレナ「はい!」
リヴァイ「エルヴィンたちを集める」
エレナ「わかりました!」
会議室
エルヴィン「話してくれ」
エレナ「はい!エレンイェーガー!私のお兄ちゃんはお父さんの能力で操られています!」
一同「!?」
エルヴィン「それは本当か!?」
エレナ「はい!もう1人のお兄ちゃんが言ってました!」
リヴァイ「話が違うぞ?グリシャイェーガーは死んでるはずだろ?」
エレナ「マーレにいるそうです!」
エルヴィン「エレトが言っていた国か……」
リヴァイ「技術はこっちの倍だ………どうする?エルヴィン?」
エルヴィン「もう少し仲間が欲しいな………」
エレナ「仲間はいます!アニ!ベルトルト!ライナー!」
スタッスタッスタッスタッ
エルヴィン「君たちは………」
ライナー「おれたちは罪人です!関係ない人たちを殺してきたんですから………」ポロッ
エレナ「エルヴィン団長!リヴァイ兵長!わたしのこと話を聞いてください!」
エルヴィン「なんだ?」
リヴァイ「言ってみろ」
エレナ「ライナーたちは脅されていたんです!」
エルヴィン「!?」
リヴァイ「誰にだ?」
エレナ「マーレ最高司令官です!パラディー島の人間を殺さなければ家族と一般市民を1人残さず殺すと!」
エルヴィン「なんだと!?」
リヴァイ「嘘だろ!?」
ライナー「なんでエレナさんが知ってるんだ!?」
ベルトルト「どうして!?」
アニ「私たちの過去を!?」
エレナ「子供だった頃あなたたちに何が出来たの?大人には逆らえない」
-
- 66 : 2021/06/15(火) 08:44:10 :
- ライナー「っ!」
エレナ「団長!マーレに迫る許可をください!お父さんを倒さないとお兄ちゃんが新種の巨人を倒して力を手に入れてしまいます!」
リヴァイ「どうする?エルヴィン?」
エルヴィン「わかった!全軍出撃準備をはじめろ」
一同「はい!」
マーレ本部
スタッスタッスタッスタッ
ドサッ
ゼルド「くそ!」
グリシャ「ようやく捕まえたか!お前の力は私のものだ!フハハハハハ!!!!」
ゼルド「テメェ!こんな奴に操られる奴じゃないだろ!」
ガシッ
黒フード「黙れ」
ゼルド「ガ、ガハッ!」ポタポタ
グリシャ「エレンの力はこいつを超えてるな!だがエレンの力は奪えない!だがお前は違う!貴様を取り込めば私はエレンと同等な力を手にすることができる!」
ドカーーン!
グリシャ「な、なんだ!?」
ギュ
ダダダダダダダ
グリシャ「ジークたちか!?新種の巨人が逃げた!お前たち!追え!」
黒フード「わかりました」スタッスタッスタッ
エレト「は!」スタッスタッスタッ
外
ジーク「ついてこい!ピークちゃん!」
ズシンズシンズシンズシン
ジーク「助かったよピークちゃん!これで距離は大分開くはずだ!あとはエレナちゃんと合流するだけだ!」
タッタッタッタッタッ
ジーク「な!?」
ゼルド「くそ!エレンとエレトか!」
ジーク「ピークちゃん!もっと早く!」
ピーク「はい!」ズシンズシンズシンズシン
チャキンッ
ピーク「え!?」
黒フード「舐めるな」
ジーク「くそ!」
ブウン
ギンッ
ピーク「え!?」
ジーク「何故お前が!?操られてたんじゃ!?」
エレト「その話は後だ!早くそいつを出来るだけ遠くに!おれも何秒待つか!早くいけ!」
ジーク「すまない!すぐ助けに戻る!」
エレト「いや!エレナを守ってくれ!親父の狙いはエレナもだ!」
ジーク「わかった!気を付けろよ!」
-
- 67 : 2021/06/17(木) 08:44:04 :
- ダッダッダッダッダッダッ
エレト「兄貴………時間を稼がせてもらう!」チャキンッ
黒フード「…………」シュン
ギンッギンッギンッギンッ
エレト(マジで強い!)
黒フード「魔神化しろ」
エレト「くっ!」シュイン
黒フード「それでいい」シュイン
ボカーーーン!
ジークside
ジーク「凄まじい!これがあいつらの力か!」
ピーク「急ぎましょう!エレトが時間を稼いでるうちに離れます!」ズシンズシンズシンズシン
エレトside
ザシュ
エレト「掠った!」ポタポタ
黒フード「諦めろ。お前に勝てる道理はねぇ」
エレト「兄貴!目を覚ませ!あんなクソ親父に従う事はない!あんな奴にエレナを取られていいのか!妹を守ってた頃に戻れ!」
グリシャ「無駄だエレト!そいつは10年前完全に催眠術にかかった!おれを殺すかそいつを殺すかじゃないと催眠は解けねーよ」
エレト「なら!あんたを殺すだけだ!」シュン
ドカーーーーン!
エレト「ガハッ!」ポタポタ
グリシャ「おれはエレンの血を飲んでかなり強くなってるぞ?まぁエレンには到底及ばないがな」
エレト「くっ!あんたは何が目的なんだ!エレナをどうするつもりだ!」ポタポタ
グリシャ「私はエレナを妻として迎える!あの美貌は母親そっくりだ!」
エレト「それだけの為に兄貴を操ったのか!」ポタポタ
グリシャ「ふっ!もう眠れ」
ドカッ
エレト「ぐっ!?」
黒フード「…………」
エレト「…………!………」ニヤッ
バタン
グリシャ「完全に操れていなかったエレトには言わなかったがエレナの中に混沌が混ざっている。そしてエレンお前にもな!その力さえあれば私は最強だ!フハハハハハ!!!」
ジークside
ジーク「地響きが治った!?まさか!?エレトは負けたのか!?」
-
- 68 : 2021/06/23(水) 08:44:06 :
- ピーク「エレンが相手では勝てません!それに援軍が来たみたいです!だけどエレトが稼いだ時間を無駄にしてはいけません!」
ジーク「くそ!」(私は兄妹1人も守れないのか!最低な兄貴だよ!)ポロッ
エレナside
エレナ「ここがお父さんがいる島」
ボーーーーン!
エレナ「!?」
一同「なんだ!?」
グリシャ「久しぶりだな!エレナ!」
エレナ「お父さん!?」
スタッスタッスタッ
黒フード「…………」
クリスタ「エレン!私だよ!エレン!」
黒フード「…………」
グリシャ「フハハハハハ!そいつは何も答えんぞ!こいつはもつおれの操り人形だ!フハハハハハ!!!」
エレナ「お兄ちゃんは!人形じゃない!」シュン
ギンッ!
エレナ「!?」
一同「なに!?」
黒フード「…………」ギギギギギ
バッ
エレナ(動きが早い!)
リヴァイ「おれがエレンを止める!お前たちはグリシャを狙え!」チャキンッ
一同「はい!」
ギンッギンッギンッギンッ
ザシュ
リヴァイ「くっ!相変わらず強えな!」ポタポタ
黒フード「…………」
リヴァイ「なんも答えねーな」
ブウン
ギンッ
クリスタ「エレンを絶対に助ける!」
黒フード「…………」
ズシンズシンズシンズシンズシン
ブウン
ゼルド「エレン!テメーを殺しに来た!」
黒フード「…………」
エレナ(新種の巨人もきた!これでお兄ちゃんは完全に抑えられた!)
グリシャ「エレンを舐めすぎだな」
エレナ「え!?」
プシャー
バタッバタッバタッバタッ
エレナ「う、嘘!?」
スタッスタッスタッスタッ
チャキンッ
エレナ「お兄ちゃん!」ポロポロ
グリシャ「エレナ!お前が私の女になるならあいつらを助けてやらんでもないぞ!」
エレナ「くっ!わ、わかりました…………」ポロポロ
グリシャ「フハハハハハ!これでエレナは私の物だ!」
グサッ
グリシャ「ガハッ!?なんだ!?」ポタポタ
エレナ「う、嘘!なんで!?」ポロポロ
エレト「兄貴?早く殺そうぜ」
バサッ
エレン「そうだな」
一同「え!?操られてないの!?」
グリシャ「ば、バカな!?なんで操られてないんだ!?エレン!」
エレン「お前に操られたことなんて一度もない」
-
- 69 : 2021/06/25(金) 08:44:07 :
- グリシャ「くそが!なら!この力を取り込むまでだ!」グサッ
エレン「!」
グリシャ「ガハハハ!」ドクン
一同「!?」ビクッ
エレン「あの力は………」
エレト「兄貴!?なんだよあの力は!?」
エレン「おれたちにとって災厄な力だ!女神の力だ!そしてあいつは混沌の力を取り込んでおれを超えたみたいだ!」
エレト「一旦逃げるか!?」
エレン「だな。ゼルド!テレポートをしろ!」
ゼルド「チッ!」パチン
シュン
グリシャ「逃げても無駄だ!エレナを我が物にするまで永遠と追いかけてやる!待ってろよ!エレナ!」
調査兵団本部
リヴァイ「エレン!全て話してもらうぞ!」
エレン「妹が話したんじゃないのか?」
エルヴィン「あれは全部本当だと言うのか?」
エレン「そうだ」
リヴァイ「ふざけるな!」ブンッ
パシッ
リヴァイ「テメェのせいで一体何人の仲間が死んだと思ってる!」
エレン「お前も罪もない人間をたくさん殺してきただろ?」
リヴァイ「!?」
エレン「親父が取り込んだ力を話す。親父が取り込んだ力の名前は混沌だ。おれたちが持つ魔神の力と女神の力で対抗できない。あれは神ですら恐れる存在だ。だがあの力は完全じゃない。おれとエレナの中に混沌の力の一部が入っている。それを一つにすれば親父と対等に渡り合える」
リヴァイ「おれたちは役に立たないって事か?」
エレン「お前たちは壁の中にいる敵を倒してもらう」
エレナ「どういう事?」
エレン「今の王は偽物だ。だからお前たちで潰してもらう」
一同「何言ってるんだよ!壁の王を殺すのか?お前がやれよ!」
エレン「お前たちはグリシャに勝てるのか?」
一同「……………」
エレン「答えろよ。大量殺人鬼どもよ」
一同「……………」
エレン「所詮は人間って事か………エレトとゼルドよ?お前ら2人はおれと一緒に親父を殺しにいくぞ」
エレト「了解兄貴」
ゼルド「あのくそジジイをぶっ殺す!」
エレン「おれたちは先に行く」パチン
シュン
クリスタ「エレン………」
エレナ(クリスタはお兄ちゃんの事好きなんだ)
-
- 70 : 2021/06/30(水) 08:44:12 :
- 城の中
リヴァイ「エレンが言った場所についた」
エレナ「入りましょう」
ガチャ
クリスタ「地下室に続いてるの?」
エルヴィン「これは思った以上ににやばい気がする」
リヴァイ「奇遇だな……おれもだよ」
アルミン「…………」ゴクリ
ミカサ「…………」ゴクリ
ジャン「微かに音が下からする」
コニー「行くのやめようぜ!めちゃくちゃ嫌な感じがする!」
サシャ「ビビってるのコニー?」
コニー「ビビってねーし!」
ハンジ「行くぞ!」
エルヴィン「あぁ」
地下
ロッド「これはこれは調査兵団の皆さんお揃いで何よりです」
一同「!?」
フリーダ「何しにきたんですか?」
クリスタ「お姉ちゃん!?」
フリーダ「ヒストリア…………」
エレナ「あなたたちは何が目的ですか?」
ロッド「お前の持つ女神こ力とと混沌の力だ!」
エレナ「混沌の力?」
リヴァイ「混沌ってなんだ?答えろ!」
ロッド「混沌は魔神と女神が恐れる存在だ。この3人の神が戦って始祖の巨人が誕生した。それが悪夢の始まりだった。始祖の巨人の力は相手を操れて記憶を消せる」
-
- 71 : 2021/07/01(木) 14:10:39 :
- キタイヲスールイェェガアァァ
(訳)期待をするイェーガー
-
- 74 : 2021/07/02(金) 08:38:09 :
- ありがとうございます!
-
- 75 : 2021/07/02(金) 08:44:05 :
- エレナ「じゃあ全ては混沌の招いた事なの?」
ロッド「そうだ!だから混沌の力を一つにして平和な世界を作る!そして私はその世界の王になるのだ!」
リヴァイ「テメェは王の資格はねーよ!」チャキンッ
ロッド「フリーダ!相手にしろ!」
フリーダ「はい。お父様」
クリスタ「お姉ちゃん!どうしてお父さんに!」
ダッ
ガブッ
ピカーーーーン!
フリーダ巨人「ウガー!!!!」ブウン
リヴァイ「お前の動きは見切った!」ザシュ
フリーダ「え!?」
プシュー
フリーダ「嘘!?」
ロッド「使えん娘だ!」ダッダッダッ
エレナ「逃がさない!」チャキンッ
ロッド「や、やめてくれ!」
エレナ「あなたの狙いはそれだけですか?」
ロッド「わ、私は色々調べたんだ!お前の兄について!」
エレナ「何をですか?」
ロッド「あいつは始祖の巨人が誕生した時から生きている!そしてあいつの弟もだ!」
一同「!?」
エレナ「何を言ってるんですか!そんな話誰が信じるんですか!」
ロッド「お前の中には3つの血が混ざってる!」
エレナ「3つの血?」
ロッド「あぁ!」
エレナ「私は女神の力と混沌の力しか入ってません!」
ロッド「入ってる!魔神の血が!」
一同「!?」
リヴァイ「まさか!?エレトの魔神の力!?」
エレナ「お兄ちゃんの力が!?」
エレトside
グリシャ「我が息子よ!そして我の力になるものよ!」
ゼルド「誰が貴様の力になるかってんだ!」シャキン
-
- 76 : 2021/07/02(金) 17:04:05 :
- もし良ければ僕のSSm(((殴o(`ω´ )oバイメイスナー
-
- 77 : 2021/07/02(金) 17:21:09 :
- 題名は世界が終わる日まで1です。
なかなか人が来なくて、、、、
-
- 78 : 2021/07/05(月) 08:41:05 :
- 見に行かせてもらいます!
-
- 79 : 2021/07/06(火) 08:41:27 :
- グリシャ「エレンよ?混沌の力を妹から取らなかったのか?一部の混沌の力では私を殺すことは出来んぞ!」
エレン「時間さえ稼げればそれでいい」チャキン
グリシャ(こいつの考えてる事がマジでわからない!こいつは早々に殺すしかないな!)
-
- 80 : 2021/07/07(水) 08:31:15 :
- 今回のSSはここまでにします!第2話の方は好評だったら続きを書いていきます!
-
- 81 : 2022/02/25(金) 12:53:22 :
- 459 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 23:51:02 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
いやーここまで勘違いした陰キャが集まってると見苦しくて仕方ないね笑
460 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 23:52:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
こういう辺境のサイトで嘘吐いて何になるの?そっちが下らなくて草生えるわ
461 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 23:56:16 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
正直まともに話せるのは井上雅也だけだな笑
こういう時だけ前から思ってたとか下らない理由をつけて便乗してる小学生君はさっさと寝な笑
462 : ラーメンラーメン : 2018/10/28(日) 00:15:24 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
てかさ、偏差値70なんて、正直勉強大量にやるとかそういうレベルじゃなくて、産まれたときから違うから笑
あと、勘違いしてるかもしれないが、70はいくときがあるとしか言ってないぞ?笑
あと、本当の天才はいないって言ってたけど偏差値70程度は天才でもなんでもないし、学校の半分がオタクって言われてるから笑
知らないのに口出してんじゃねぇよ笑
463 : ラーメンラーメン : 2018/10/28(日) 00:23:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
正直な話、俺は井上雅也だけと話したい。君らみたいな、便乗してるだけの奴等が混ざると、結局それだけになるんだよ。少しは考えてくれ。
11 : ラーメンラーメン : 2018/10/21(日) 10:35:09 このユーザーのレスのみ表示する
>>7 177っすね
12 : ラーメンラーメン : 2018/10/21(日) 10:35:59 このユーザーのレスのみ表示する
>>8 学年で一番身長ありましよ。柔道してるんで筋肉だけで50㎏超えてますし
14 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 08:24:19 このユーザーのレスのみ表示する
>>13 片手で持ち上げて投げれるかも
62 : ラーメンラーメン : 2019/06/20(木) 13:20:42 このユーザーのレスのみ表示する
偏差値70って言える頭も無いのに下らない煽りしてんじゃねぇよ餓鬼みたいに
15 : ラーメンラーメン : 2019/06/20(木) 13:38:04 このユーザーのレスのみ表示する
お前も行ってんのかよ
偏差値何?
17 : ラーメンラーメン : 2019/06/20(木) 14:57:11 このユーザーのレスのみ表示する
>>16 張り合うっていうかもし俺より賢いなら凄いなぁって単純に思った
まぁほっとくわ
ラーメンラーメン
kana3515
嘘を吐いてる?そんな下らない事をする理由がないだろう。偏差値70前後は努力でどうにかなる問題じゃねぇよ。元の頭次第だよ。それに、ssに関係するのは偏差値じゃなくて文才。あと、人の事も信じられなくて人に合わせて、妄想に縋るような陰キャは黙ってて、どうぞ。受験前でしばらく低浮上なつもりだったけど止める。最後に話して垢消すよ。別に、荒らすつもりとか、そういうのも無いから。
-
- 82 : 2022/02/25(金) 13:07:53 :
- 素晴らしい良作ですね(^ω^)
こうなんて言うか、心の底から笑わせてくれる面白いnote民ならではの他のサイトではあまり見られないようなクオリティですね(^ω^)
物凄く良いと思いますよ(^ω^)
まるで厨二病全盛期の人間が書いたような誰もが通るような妄想的な稚拙なストーリーがクセになっちゃいます^_^
チラシの裏にでも書いとけば良いものを敢えて不特定多数の人に見られるように執筆する意気込み!!
いやー尊敬しちゃいますよ〜(^ω^)
もっと評価されるべき素晴らしい作品だと思います^_^
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
- 著者情報
- 「進撃の巨人 × 恋愛」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場
- 「恋愛」SSの交流広場
- 恋愛 交流広場