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【第1話】訓練兵編
-
- 1 : 2022/02/07(月) 08:42:08 :
- 訓練場
キース「貴様は何者だ!」
ジャン「トロスト区出身!ジャンキルシュタインです!」
キース「何しにここにきた?」
ジャン「内地で暮らす事です!」
ドカッ
ジャン「ゴホッ!」
キース「何勝手に座っている!貴様は憲兵を目指してるんだろう!こんな事でへこたれるな!」スタッスタッスタッ
キース「貴様は何者だ!」
エレン「誰でもいいだろ」
アニ(やっぱり・・・・)
ライナー(エ、エレンさん・・・・)
ベルトルト(あっちでも最初逆らってたよね・・・・)
キース「ふざけるな!」ブウン
ダンッ
ドサッ
キース「な、なに!?」
エレン「何座ってやがる」ギロッ
キース(な、なんなんだこいつの殺気は!?普通じゃなさ過ぎる!?)
キース「く、訓練に励むように!以上だ!」
104期たち「今の人見たか!?あんな怖い人を倒してビビらせたぞ!あの人めちゃくちゃカッコ良くない!?」
クリスタ(あの人からめちゃくちゃ懐かしい感じがする)
エレナ(す、すごい!)
食堂
エレン「ここの飯不味い」
ライナー「いやー!相変わらず怖いですね!エレンさん!」
ベルトルト「エレンさん普通にしてくださいよ!思わず笑いそうになりました!」
アニ「本当です!ジーク戦士長からも言われてましたよね?」
エレン「今度は大丈夫だ」
3人とも(し、信用できねー・・・・)
女の子達「あ、あのエレンさん!少しいいですか?」
アニ「あんたらなに?」
女の子達「エレンさんに一目惚れしました!」
ライナー、ベルトルト(エレンさんイケメンだからなー)
エレン「ごめんな。おれ好きな人いるからさ」
女の子達「そ、そうなんですね!」シュン
アニ「きっぱり言うんですね」
エレン「そんな事より作戦会議だ」
ライナー「ここでですか?」
エレン「あぁ」
ベルトルト「いつ壁を破壊すればいいんですか?」
エレン「訓練卒業後だ」
ベルトルト「わかりました」
エレン「そして始祖の巨人を保持してる奴はこの兵団の中に一人と巨人になれる奴が一人いる」
アニ「誰ですか!?」
エレン「まだ確定とは言えないが一人は確定だ。始祖の巨人を持っているエレナイェーガー。あとひとりはまだ言えん」
アニ「了解」
-
- 2 : 2022/02/07(月) 08:44:04 :
- スタッスタッ
エレナ「あ、あのすみません!」
ライナー「どうしたんだい?」
ベルトルト「エレンにかい?」
アニ「またかい」
エレン「エレナイェーガーさんですね」
ライナー(この子が!?)
ベルトルト(始祖の巨人を!?)
アニ(持っているのね!)
エレン「何か用か?」
エレナ「えっと!何処か私にすごく似てる人だと思って・・・・」
エレン「お前らどうだ?似てるか?」
ライナー「に、似てますね!」
ベルトルト「すごくそっくり」
アニ「確かに」
エレナ「やっぱり!」
エレン「お前の親父はグリシャイェーガーだろ?」
エレナ「どうしてわかったんですか!?」
エレン「なんとなくだ。じゃあおれは先に風呂に入って部屋に戻る」
一同「わかった」
エレナ(あの人の名前聞くの忘れてた・・・・明日でいっか)
風呂場
エレン(クソ親父は何を考えてたんだ?)
-
- 3 : 2022/02/08(火) 08:44:06 :
- アルミン「あのすみません!」
エレン「なんだ?」
アルミン「エレナと話してたのでどんな事を話してたんですか?」
エレン「おれと顔似てる事を話してきた」
アルミン「言われてみれば・・・・名前はなんですか?」
エレン「エレンイェーガー」
アルミン「イェーガーってエレナさんと同じ!?」
エレン「そうだな。話は変わるがお前はエレナとどんな関係なんだ?」
アルミン「幼馴染です!」
エレン「そうか・・・・お前エレナの事好きだろ?」
アルミン「わ、わかります?」
エレン「あぁ。何故訓練兵に入った?」
アルミン「エレナの目的を手伝う為です」
エレン「その目的は?」
アルミン「この世から一匹残らず巨人を駆逐する事です」
エレン「なるほどな」サブーン
アルミン「エレンさんかなりの筋肉質ですね!憧れます!」
エレン「そうか。まぁ頑張れよ」スタッスタッスタッスタッ
夜壁の上
ジーク「お?きたかエレン」
エレン「遅くなってすまない」
ジーク「気にするなエレン。それで座標を持ってる奴はいたか?流石に見つからなかったか?」
エレン「座標を持ってる奴はわかった」
ジーク「名は?」
エレン「おれたちの腹違いの妹エレナイェーガーだ」
ジーク「!?!?!?」
エレン「・・・・・」
ジーク「あのクソ親父!エレン!私たちがエレナの理解者になるんだ!あの子は洗脳されている!」
エレン「洗脳されているか本音を書く必要がある。洗脳されていなかった場合あの子を殺さなきゃいけない」チャキンッ
ジーク「始祖の力で治せる!」
エレン「じゃあ生かしとこう。おれはそろそろ戻る」スタッスタッスタッ
ジーク「あぁ!3人をよろしく頼む!」
エレン「あぁ」
訓練場
キース「今から適正検査を行う!これをクリア出来なかったものはすぐに開拓地に移ってもらう!」
アルミン「ね、なんとか!」グラグラ
ミカサ「・・・・」ピタッ
ライナー「お?少しむずいな」ギシギシ
ベルトルト「できた!」ピタッ
アニ「・・・・」グラグラ
クリスタ「やった!」ギシギシ
エレナ「きゃ!」グラッ
ギュ
エレナ「あ、ありがとうございます!」
エレン「教官。エレナ訓練兵のベルトが破損してます」
キース「本当だな!こんな所が壊れるなど聞いたことがない!エレン訓練兵のベルトを貸しなさい!」
エレン「おれのはめちゃくちゃ破損してるぞ」
キース「な!?それで姿勢を保ったのか!?」
104期達「!?!?!?」
エレン「あぁ」
キース「見せてみろ!」
エレン「こんな感じだ」ピタッ
104期達「ま、マジかよ!あいつやばすぎだろ!あんなボロボロでも保てるのか!調子に乗ってるな!」
キース(こ、こいつかなりの逸材だ!あのリヴァイでも勝てないんじゃないか?」
食堂
訓練兵達「あいお前!」
-
- 4 : 2022/02/08(火) 12:54:26 :
- エレン「なんだ?」
訓練兵達「適性検査で教官に褒められたからって調子に乗ってんじゃねーぞ!」
エレン「あんな遊び程度の事を検査って言うのか?」
訓練兵達「ふざけるな!」
アニ「やめときな。あんたたちが束になっても敵わないよ」
ライナー「やめときな」
ベルトルト「やめといた方がいいよ」
訓練兵達「おれたちも強いからな!」ブウン
ドカッ!ボキッ!ゴキッ!
エレナ「う、嘘!?」
アルミン「早すぎる!」
ミカサ「あの人めちゃくちゃ強い・・・・」
ガチャ
キース「今しがたすごい音が聞こえたが!?お前たちどうした!?」
訓練兵達「そ、そいつがやりました!」
キース「エ、エレン訓練兵がしたのか?」
アニ「いいえ!そいつらが適性検査の時教官に褒められた事に気に食わなかったみたいでエレンをボコボコにしようとした結果返り討ちにあってました」
キース「なるほど・・・・しかしエレン訓練兵!もう少し手加減をしろ!」
エレン「すみませんでした教官」
ガチャバタン
エレン「さてと」ドンッ
訓練兵達「ヒ、ヒィィィィ!!!!」ビクッ
エレン「調子に乗って悪かったな」
訓練兵達「い、いえ!自分達が悪かったです!!!!許してください!」
エレン「全員に言っておく。おれと喧嘩したいなら死ぬ覚悟をしておけ」ギロッ
104期達「!?!?!?」ビクッ
ライナー「あ、相変わらずエレンさんの殺気はやばいな!おれたちまでビビりましたよ!」
ベルトルト「流石はマーレ最強の戦士ですね!」
アニ「この後の訓練対人格闘だから一緒にやろ?」
エレン「お前強いからなー」
ライナー「エレンさんアニと戦うの嫌がりますよね」
エレン「当たり前だろ?女には本気でやれねーよ」
アニ(女の子って言われた/////)
エレナ「エレンさんここに座ってもいいですか?」
エレン「あぁ」
ライナー「エレナさん可愛いですね!」
エレナ「あ、ありがとう!」
アルミン「僕たちも一緒に食べていいですか?」
ベルトルト「どうぞ」
ミカサ「ありがとうベルトルトさん」
クリスタ「私もいいですか?」
エレン「おれは先に行くからそこに座わりな」
クリスタ「え、あ、ありがとうございます……」
訓練場
エレン「誰だ」
コニー「おれの名はコニー!頼む!格闘術を教えてくれ!」
エレン「少しだけな。この後やる相手がいるから」
コニー「おう!」
5分後
コニー「かーあんた強すぎ!1発も当てられなかった!ちくしょう!」
エレン(動きは悪くないがスピードが足りないな」
対人格闘開始
キース「今から対人格闘を行う!その前に調査兵団の人たちが来ている!こい!」
スタッスタッスタッ
エルヴィン「私は調査兵団団長をしているエルヴィンスミスだ。よろしく頼む」
ハンジ「部隊長のハンジゾエです!よろしくねみんなー!!!!」
リヴァイ「リヴァイだ」
訓練兵達「みろよ!人類最強のリヴァイ兵士長だ!かっこいい!!!」
キース「リヴァイ!お前はエレン訓練兵とやれ!」
訓練兵達「まじか!可哀想に!ザマーみろ!」
リヴァイ「お前かなり嫌われてるな」
エレン「そうかもな」
リヴァイ「始めるぞ?」
エレン「いつでも」
ブウンパシッ
一同「!?!?!?」
エルヴィン「!」
ハンジ「すごい!止めたよ!」
リヴァイ(こいつ!手加減してるな!)
ドカッ
ライナー「!?!?」
ベルトルト「1発入った!」
アニ「ありえない!」
エレン「中々の威力だ。ペッ
リヴァイ「本気でやれ」
エレン「いいだろう」シュン
リヴァイ「!?」
ドカッ
リヴァイ「ぐっ!」ポタポタ
グラッ
エレン「足元に金貨でも落ちてましたか?」
一同「す、すげー!!!!」
エルヴィン(あのリヴァイが膝をついた!?)
ハンジ(只者じゃないね・・・・彼は・・・・)
リヴァイ「チッ!痛えじゃねーか」
-
- 5 : 2022/02/08(火) 18:50:23 :
- エレン「少し強めにしたんだがそこまでダメージになってないみたいだな」
リヴァイ「少し・・・・だと?」
エレン「そうだ」
リヴァイ「化け物かよ」
エレン「おれはお前以上に体を鍛えている。お前の体は恵まれている。戦闘民族のアッカーマンさんよ」
ミカサ「!?!?」
リヴァイ「アッカーマン?なんだそれ?」
エレン「お前がアッカーマンってのも知らないのか・・・・まぁ教えてやる。お前体を完全にコントロールしたことあるか?」
リヴァイ「!?」
エレン「あるみたいだな。まぁいい。早く続きをやるぞ」
リヴァイ「ふざけた野郎だ」ダッ
ブウン
パシッ
リヴァイ「くらえ!」ドカッ
グラッ
エレン(足払いか・・・・)サッ
リヴァイ(立ち上がりやがった!?こいつの反応速度異常過ぎる!)
シュシュシュ
ライナー(エレンさんと互角!?)
アニ(人類最強は飾りじゃないって事ね)
ベルトルト(最初に殺すのはリヴァイ兵士長だ!)
ブウン
ボカッ
エレン「相打ちか」タラッ
リヴァイ「ぐっ!ガハッ!」ポタポタ
104期達(ま、まままマジかよ!?リヴァイ兵士長と互角以上!?)
キース(エレンイェーガー・・・・まさかグリシャの子か?だがエレナ訓練兵は一人娘と聞いている・・・・・だが彼もイェーガー・・・・・)
エレン「おれの勝ちでいいか?」
リヴァイ「あぁ・・・・完敗だ」
スタッスタッスタッスタッ
ハンジ「リヴァイ大丈夫かい?すごい血だよ!」
エルヴィン「彼の皮膚はかなり丈夫だ・・・・」
-
- 6 : 2022/02/09(水) 08:43:15 :
- ハンジ「そうだね・・・・リヴァイと互角!少し彼の方が強いって言った所か?」
リヴァイ「いや・・・・奴は7割くらいしか力を出していない・・・・」
エルヴィン「!?」
ハンジ「それは本当かい!?」
エレナside
エレナ「あ、あの!」
ライナー「どうしたエレナさん?」
エレナ「わ、私と訓練してください!」
ライナー「お?いいぞ!」
エレナ「行きます!」
ライナー「おう!」
ドサッ
ライナー「ま、マジか!おれ女の子に負けたのか!」
エレナ「私意外に力あるんですよ!」
アニ(へぇー・・・・中々いい動きするじゃん)
エレン「こいよアニ」
アニ「ハァァア!!!!」ブンッ
ガシッ
エレン「あの頃より力がついてるな」
アニ「毎日トレーニングしてるからね!でもエレンさんは反応速度聴覚感覚全てに特化してますよね?」
エレン「それだけさ。お前には硬質化があるじゃねーか。そっちの方がかなり羨ましい」
アニ「だけどエレンさんには1発も入れられなかった。あの時進撃の巨人だけの能力で戦鎚の巨人を倒したのはかなり凄いことですよ!」
エレン「あまり喋ってると転ぶぞ」バッ
アニ(私の蹴り技!?!?)
ギュ
アニ「あ、ありがとう/////」
エレン「どういたしまして。ベルトルト?アニを医務室まで連れてってくれ」
ベルトルト「う、うん!」(アニと2人っきり!?エ、エレンさんありがとう!)
スタッスタッスタッスタッ
エレン「ライナー女に負けたのか?」
ライナー「い、いや!エレナさん強いですよ!」
-
- 7 : 2022/02/10(木) 08:44:07 :
- エレナ「ライナーさんが手加減してくれたんです!」
エレン「そうか」
ミカサ「エレンさん」
エレン「相手になって欲しそうだな」
ミカサ「はい!」
エレン「いつでもこい」
一時間後
キース「そこまで!次は立体起動に移る!」
エレン「リヴァイは参加しないのか?」
リヴァイ「一応参加するつもりだ」
エレン「おれとやろうぜ」
リヴァイ「いいだろう」
エレナ「あまり無理しないでくださいね?」
リヴァイ「大したことはない」
キース「始め!」
104期達「おりゃ!!!!!」パシュー
エレン(あいつら結構壊すな)ダッ
キース(エレンの奴かなり手を抜いてるな!)
キース「エレンイェーガー!模型を10体壊さなければ開拓地に!?!?」ビクッ
エレン「・・・・」ギロッ
104期達(空気がおもくなった!?しかも何この殺気!?)ビクッ
リヴァイ「すげー殺気だよ。あんな殺気感じたことないぞ」
エルヴィン「ガスをかなり抑えている・・・・しかも身体能力だけであそこまで飛ぶのか・・・・」
30分後
キース「最優秀を収めたものは!エ、エレンイェーガー!32匹!過去新記録だ!全員拍手!」
パチパチパチパチ
食堂
エレン「・・・・」もぐもぐ
ライナー「エレンさんすごいですね!このままいけば首席で卒業できますよ!」
エレン「首席と目指してない。お前らは将来何の兵団に入るんだ?」
アニ「私は憲兵団に入りたい。情報集めをする」
エレン「おれは調査兵団に入る」
ライナー「おれたちはエレンさんのサポートをします!」
ベルトルト「何でも言ってください!」
エレン「あぁ」
壁の上
エレン「・・・・」
ギュ
エレン「ピーク」
ピーク「久しぶりエレン!」
エレン「久しぶりだな。さらに美人になったな」
ピーク「ありがとう!寂しかった・・・・」
エレン「あと2年半の辛抱だ」ナデナデ
ピーク「うん!」
エレン「レイスの隠れ家は見つかったか?」
ピーク「まだ見つからない・・・・下手したら壁外にあるかも知れない」
エレン「やはりか・・・・」
-
- 8 : 2022/02/10(木) 12:48:45 :
- ピーク「エレン・・・・少しだけ一緒にいて欲しい・・・・」
エレン「わかった」
ピーク「エレン」
エレン「ん?」
ピーク「死なないでよ」
エレン「どうだろうな」
ピーク「エレンが死ぬって想像できないけどね」
エレン「ピーク・・・・話がある」
ピーク「なに?」
エレン「おれはマーレを裏切る」
ピーク「!?!?!?」
エレン「言いたい事はあるだろう・・・・裏切る理由ができた・・・・親父がこのパラディー島で娘を産んでいた・・・・おれの腹違いの妹になるな」
ピーク「そっか・・・・妹がね・・・・」
エレン「だがおれの目的は変わらない」ギュ
ピーク「!」
エレン「戦士たちを必ず幸せにする。例えおれが死んでもだ」
ピーク「エレン」ポロッ
ギュ
エレン「そろそろ戻る。あとお前にプレゼントがある」スゥ
ピーク「指輪?」
エレン「あぁ」
スタッスタッスタッ
ジーク「お邪魔だったかな?」
エレン「丁度よかった兄さん」
ジーク「ん?どうしたエレン?」
エレン「おれはマーレを裏切る」
ジーク「や、やめろエレン!おれはお前と戦いたくない!何故だ!まさか妹に同情したのか!?あの子は始祖の力で治せる!」
エレン「違うんだ兄さん。エレナに好きな人ができた」
ジーク「誰なんだ!?」
エレン「人類最強の男リヴァイ兵士長だ」
ジーク「リヴァイだと?」
エレン「そいつはおれと互角の男だ」
一同「!?!?!?」
ジーク「何故裏切ろうとする!」
エレン「ごめんな」ドンッ
ジーク「グホッ!?エ、エレン!やめて・・・・くれ」ドサッポロッ
エレン「ピーク・・・・ジークを頼む」
ピーク「わかった。最後に」ダッ
チュ
エレン「行ってくる」
ピーク「頑張って!」
-
- 9 : 2022/02/11(金) 08:35:03 :
- 朝
キース「今日の訓練はランニングだ!100週!そのあと腕立て腹筋100回!1日かかってもいい!どんな手を使ってもいい!やりきれ!」
104期達「は!」
エレン「お前ら頑張れよ」
アニ「これぐらいならできます」
ベルトルト「これぐらいならね」
ライナー「余裕です!」
エレン「先に行け。後から追いかける」
3人とも「了解!」
エレン(どんな手でもって言ったからヒストリアを手伝うか・・・・エレナは自力でできる体力はあるな)
クリスタ「ハァハァハァハァ!」タッタッタッタッタ
ギュ
クリスタ「ひゃ!あ、あれ!?エレン!?な、なんでお姫様抱っこ?/////」
エレン「教官はどんな手を使ってもいいからやりきれって言ってただろ?お前を手伝っているんだ」
クリスタ「あ、ありがとう・・・・だけど下ろして」
エレン「やりきれるのか?」
クリスタ「全部はできないと思う。だけど最後までやらせて!」
エレン「わかった」
スタッ
クリスタ「ハァハァハァハァ」タッタッタッタッタ
キース「イェーガー訓練兵少しいいか?」
エレン「なんですか?教官?」
キース「お前今日訓練しなくていい」
エレン「何故?」
キース「お前はすぐ終わらせられるだろ?」
エレン「そうですね」
キース「いろいろ聞かせて欲しい」
エレン「どんな事ですか?」
キース「エレナイェーガーとの関係性を」
エレン「グリシャイェーガーを知っていますか?」
キース「よく知っている。彼と最初に会ったのは壁外だ。普通ならあり得ないだろ?」
エレン「普通ならあり得ませんね。だがあいつは普通じゃなかったと言える」
キース「どういう意味だ?」
エレン「言葉通りの意味だ」
キース「そ、そうか。後一つ貴様のその力は何だ?あのリヴァイと互角以上に渡り合える奴は知らん」
エレン「昔毎日訓練を受けていたんです。だからじゃないですか?」
キース「そうか。今から出かけても構わん!ゆっくりしてこい!」
エレン「あぁ」
-
- 10 : 2022/02/11(金) 19:14:38 :
- ウォール教
エレン「ここか」
司祭「おやおや訓練兵の方ですね!お顔を見せてくれませんか?」
エレン「あぁ」バサッ
司祭「あ、あああ!あなたはまさか!?」
エレン「久しぶりだなニック司祭」
司祭「何故あなた様が!」
エレン「そんな事よりお前らの隠している壁の中になんの巨人がいる?」
司祭「そ、それは教えられません!」
エレン「始祖の巨人だろ?」
司祭「な、何故!?」
エレン「それよりもお前に頼みがある」
司祭「何でしょう?」
エレン「もしエレナイェーガーが憲兵に引き渡されそうになったらお前が言え。調査兵団に引き渡すとな。言わなければ壁を全て破壊する」
司祭「わ、わかりました!エレン様!」
スタッスタッスタッスタッ
司祭(あの方の言う事は必ず聞かねばならない・・・・彼はこの世で恐ろしい方なのだから・・・・)
離れた場所
エレン(する事ないからエレナの生まれた場所に行くか」
シガンシナ区
エレン「ここか」
ズシンズシンズシン
エレン「うるさい」ギロッ
巨人「!!!」ビクッ
サッサッサッ
ガチャバタン
エレン「ドアだけ壊れてないのか。ん?ここは地下室」スタッスタッスタッ
ガチャガチャガチャ
エレン「開かないな・・・・」バキッ
エレン「エルディアを守る為の計画か・・・・引き出しに鍵?そういえばエレナが持ってたな・・・・なら開けるのやめよう。さてと、遅くなったし帰るか」スタッスタッスタッスタッ
食堂
ライナー「エレンさん!どこに行ってたんですか!探しましたよ!」
アニ「心配したんだよ!」
ベルトルト「まさか訓練をサボるとは思わなかった!」
エレナ「訓練サボっちゃダメでしょ?」
クリスタ「真面目にしなきゃ上位に入れないよ!」
エレン「お前ら勘違いしてるぞ?」
一同「え???」
説明中
ライナー「そ、そうだったんですか!本当にすみません!」
アニ「そんな事かい。教官がね」
ベルトルト「疑ってごめん」
エレナ「やっぱりエレンさんはすごい人なんですね!」
クリスタ「だけど安心しました!」
エレン「まぁいい。お前らにプレゼントを買ってきた」
一同「こ、これは!?シュークリーム!?ありがとう!!!」
ジャン「おいてめぇ!訓練サボりやがって!ふざけんなよ!」
コニー「おいジャン!落ち着けよ!教官が出したんだ!別にいいだろ?」
ジャン「よくねーよ!あいつだけサボっておれたちは訓練かよ!」
-
- 11 : 2022/02/14(月) 11:44:53 :
- アニ「やめときな。あんたじゃエレンの足元にも及ばない」
ジャン「うるせ!おれはここで毎日訓練していた!」
ベルトルト「やめといた方がいいよジャン」
ライナー「いくらおれたちに勝ったとはいえエレンには絶対に敵わない」
マルコ「そうだよ!少しは落ち着こう?」
ジャン「おいおい!お前らそれで納得なのかよ!思う奴は出てこいよ!」
クリスタ「や、やめよう?」
エレナ「ジャン落ち着こう!」
ジャン「うるせんだよ!」
ガタッ
エレン「おれと格闘がしたいって事でいいのか?」
ジャン「話が早くて助かる!こいよ!」
ドタッ!
ジャン「な、なに!?」
104期たち「半年経ったのに差が縮まらない!?」
エレン「アニ。少し相手をしろ」
アニ「えぇ」
エレン「馬面。格闘ってのはこういう事だ。こい」
ブウン
パシッ
ダッシュ
アニ「ハァァア!」ドカッ
ライナー「!?!?」
ベルトルト「!?!?」
一同「!?!?!?」
バタッ
アニ「エ、エレンさん?」
クリスタ「エレン大丈夫!?」ギュ
ジャン「あ、あぁぁ」
エレン「馬面。これが本当の格闘だ。お前のはただの喧嘩だ」
ジャン「!?!?!?」
エレン「ペッ!アニの蹴り顔面でモロに食らっちまった。痛え」
アニ「ごめんなさい」
エレン「別にいい。でどうすんだよ馬面?やんのか?やらないのか?」
ジャン「や、やりません」(あの蹴りをまともに喰らってヘッチャラならおれが絶対勝てるわけがない!)ガクガク
エレン「お前らもいつでも喧嘩売って来ていいぞ。返り討ちに遭いたいならおれは毎日でも相手にしてやる。ただしめんどくさくなったら手足の骨が折れる覚悟はしとけよ。おれは手加減をする気はない」
104期達(こ、怖すぎる!)ガクガク
ライナー「エレンさんみんなに恐怖を与えすぎです」
エレン「こんくらいしとけば喧嘩とか売らねーだろ?お前らも反抗してこいよーおれがつまらないだろ?」
3人とも「戦死候補生の時からエレンさんは怖すぎました」
エレナ「エレンさん」
エレン「呼び捨てで呼べ」
-
- 12 : 2022/02/15(火) 08:43:48 :
- エレナ「エ、エレン」
エレン「なんだ?」
エレナ「エレンは私のお兄ちゃんですか?」
エレン「ここまで似てたら兄妹だと思われても仕方ないな。100%おれたちは兄妹だ。お前の父親の事調べさせてもらった。グリシャイェーガーだろ?」
エレナ「そうです!お父さんは今どこにいるんですか?」
エレン「死んでるだろうな」
エレナ「!?!?」
ライナー「!?!?」
ベルトルト「!?!?」
アニ「!?!?」
クリスタ「!?!?」
エレナ「嘘よ!!!!」ポロポロ
アルミン「エ、エレナ!?どうしたんだい!?」
ミカサ「落ち着いてエレナ!」
エレナ「なんで!なんで!私たちのお父さんじゃない!」ポロポロ
ガタッ
エレン「おれはあのクソ親父を父親だと思ったことは一度もない」スタッスタッスタッ
クリスタ「エレン待って!」タッタッタッタッタ
アニ「エレナごめんね。エレンは昔からあんな感じなの。少しだけエレンの過去を話すね」
ライナー「ア、アニ!その話は!」
ベルトルト「そうだよアニ!」
アニ「責任は私が持つ」
エレナ「聞かせてください!」
アニ「エレンは昔お父さんに英才教育をさせられていたの」
エレナ「巨人を殺す術ですか?」
アニ「いいえ・・・・人と国の滅ぼし方と感情を消す方法。今のエレンは感情を持たない化け物・・・・だけどたった1人の女性に感情が揺らいだ」
ライナー「アニ!!!!」
アニ「あ、ごめんライナー!話は終わりよ」
エレナ「う、うん」
翌日・・・・
カチャカチャカチャカチャ
キース「なんの真似だ!」
ピクシス司令「突然すまないキース教官。しかしそこのエレンイェーガーは人を殺してると情報が入ったものでね」
一同「!?!?」
エレン「ほう?おれが人を殺したと?」
ピクシス司令「そうだ!ご同行を願おう!」
エレン「それよりもあっちみろよ」
ピクシス司令「あっちじゃと?な!?!?」
一同「あれは超大型巨人!?!?なんで急に!?!?」
-
- 13 : 2022/02/16(水) 08:44:09 :
- ベルトルト(超大型巨人は僕だけのはず!?)
アニ(どうなってるの!?)
ライナー(作戦がおかしい!?まだ早いはずだ!ベルトルトもここにいる!エレンさんはこの事を知っている!?!?な、お、怒っている!?)
エレン(なるほどな・・・・めんどくさい事をしてくれやがる・・・・親父・・・・エレナが調査兵に入ると知っていて王家の血を引くもの1人入る事を予想して嫌がったか・・・・エレナとクリスタご近すぎると周りにいる人たちに始祖の力で過去の光景を見せるか・・・・・始祖の力がどれほど恐ろしいかエルディア人に思い出させようとしているのか)
キース「全員立体起動に移れ!!!!」
104期達「おぉぉぉおぉお!!!!!」パシュー
エレナ「クリスタ!行きましょう!」
クリスタ「うん!」
ガシッ
エレナ「お兄ちゃん!?!?」
クリスタ「エレン!?!?」
エレン「少し離れてみろ」バッ
ライナー「げ、幻覚!?!?」
アニ「!?」
ベルトルト「!?」
一同「な、き、消えた!?」
エレナ「どうなってるの?」
クリスタ「エレン教えて!」
エレン「さぁーな」
カチャカチャカチャ
ピクシス指令「君だけはわかっていたように感じたが?」
エレン「さぁーな」
ピクシス指令「まぁいい!大人しくご同行してもらえますか?」
エレン「おれが危険だと判断したから上の連中が捕えろと言ってんだろ?じゃなきゃわざわざただの訓練兵の為だけにあんたみたいな偉い奴が来るわけないだろ」
ピクシス指令「お前さんはかなり頭がキレるようだな!我々を倒したらお前を見逃しても構わん」
-
- 14 : 2022/02/17(木) 08:44:03 :
- エレン「大人しく捕まってやる」
ピクシス指令「対抗すると思ったがまぁいい」(こやつの考えがわからん!)
キース(ザックレー総督も書類を見て危険と判断したらしいな)
エレナ(お兄ちゃん!)
クリスタ「ピクシス指令!何故エレンさんなんですか!彼が何かしましたか!」
ピクシス指令「さっきも言ったじゃろ?エレン訓練兵は人を殺したとな」
クリスタ「あなたたちがエレンさんが怖いだけでしょ!」
ピクシス指令「いくぞ」スタッスタッスタッスタッ
クリスタ「エレン!!!!」
牢屋
エレン(あれから3年閉じ込められてるぞ・・・・危険な奴は放置かよ・・・・飯だけはかなり豪華だがな)
ドカーーーーン!
エレン(始めたか)
壁の上
エレナ「5年ぶりね!超大型巨人!」
超大型巨人「・・・・・」ブウン
ドシャドシャドシャ
エレナ「大砲を狙ったの!?よし!うなじを捉えた!」プシュー
超大型巨人「!!!!!」ブォォォォ
エレナ「あつ!!!ハァァアァアアアァ!!!」シャン
エレナ「き、消えた!?5年前も突然現れて突然消えた!どうなってるの?」
コニー「エレナ!超大型巨人は倒したのか!?」
エレナ「突然消えたの!下手したら穴を開けてその穴から巨人が入ってくる!」
コニー「マズイな!みんなに知らせないと!」
10分後
104期達「マジかよ!地獄じゃんか!卒業する時に災厄!」
アルミン「班ごとに分かれて巨人を倒さないと!」
ミカサ「エレナ!私と一緒に行動を!」ガシッ
エレナ「ミカサ!私は大丈夫!これでも上位の成績を持ってるの!」
ミカサ「だけど私より!」
エレナ「ミカサ!!!!」
一同「!?!?」
ミカサ「!?!?」
エレナ「私は大丈夫だから。これでもエレンお兄ちゃんの妹なんだから」
ミカサ「そ、そうだけど!」
エレナ「だからミカサ!班の人たちを守って!」パシュー
ライナーside
アニ「今混乱状態・・・・エレンさんを助けに行くチャンス」
ライナー「調査兵団いない今なら助けに行ける!」
ベルトルト「誰が巨人化する?僕は超大型巨人だから2人のどっちかだよ」
アニ「私がやるよ」
ライナー「わかった!」
ベルトルト「お願いねアニ!」
アニ「えぇ」
離れた場所
アニ(エレンさん!待ってて!)ガリッ
ピカーン!
エレナ「あれは!?」
巨人「ウガァアァ!!!!」ダッ
エレナ「みんな!避けて!」
104期達「!?!?!?」
ガブッ
アルミン「トーマス!!!!」
ゴクン
エレナ「許さない!!!!トーマスを返せ!!!!」
巨人「ゴウゥゥ!!!」ガブッ
プシャ!
バタン
エレナ「うっ・・・・」ポタポタ
アルミン「エレナ!!!!」パシュー
ガシッ
アルミン「うわぁぁぁあぁあぁぁぁあ!!!!」シャルルルル
パシッ
エレナ「アル・・・・ミン!」バッ
ガシャン!
アルミン「エレナ!!!!」
エレナ「こんなん・・・じゃ・・・・ミカサに怒られ・・・・ちゃうね・・・・私最後にお兄ちゃんに・・・・会いたかった」ポロポロ
アルミン「エレナ!!!!手を!!!!」
ガブッ!
エレンside
エレン「・・・・」ギロッ
ドンッ
女型の巨人「・・・・・」スゥ
スタッ
ズシンズシンズシンズシン
エレン(エレナが喰われたか・・・・さてと!初の巨人化でも見てみるか」
ブワン!ピシュー
エレナ巨人「・・・・」ズシンズシンズシン
小巨人「ガァァァァア!!!」ダッ
ブンッ
ドカッ!
エレナ巨人(巨人を許さない!一匹残らず殲滅!お母さんの仇!!!!)
アニ「エレンさんと同じ!?」
エレン「進撃の巨人か・・・・やはり分裂したか・・・・10つの巨人になっていたか」
アニ「9つまでではないんですか!?」
エレン「本来はそうだ。だがおれと同じだ。親父のせいで間違いないだろ。本気でエルディア人を救うつもりだな」
-
- 15 : 2022/02/18(金) 12:30:19 :
- エレナ巨人「・・・・」ズシンズシンズシン
エレン「エレナ落ち着け」
エレナ「・・・・・」ポロポロ
シュゥゥゥゥ
ギュ
エレン「結構暴れたみたいだな」
アニ「今がチャンスです!連れて行きましょう!」
エレン「おれはマーレを裏切る」
アニ「え!?今なんて?」
エレン「マーレを裏切る事にした」
アニ「意味がわかりません!なんでマーレを!?」
エレン「マーレはこの作戦が成功したら戦士候補生全員皆殺しにするからだ」
アニ「そんな!?じゃあお父さん達も!?」
エレン「それはわからない」
アニ「嘘だ!!!」チャキンッ
エレン「今がチャンスだ。おれを刺せばエレナを連れていけばいい」
ポロポロ
アニ「エレンさん!私は殺せません・・・・その子が調査兵団に入ったら攫います!邪魔しないでください!」ポロポロ
エレン「わかった。約束するよ」
パシュー
ミカサ「エレナ!」ダキッ
アルミン「エレナは大丈夫なんですか?遠くから見たらエレナが巨人の中から出て来ましたよね!」
エレン「エレナは巨人だ」
一同「!?!?!?」
翌日
地下牢
エレナ「ここは?」
エレン「起きたか」
エレナ「お兄ちゃん!」ポロポロ
ジャラ
エレン「お前は鎖で繋がれている」
エレナ「どうして!?!?」
エレン「落ち着いて聞け。お前は巨人になってここら一帯の巨人を殲滅した」
エレナ「え!?私が巨人!?意味がわからないよ!」
-
- 16 : 2022/02/22(火) 08:44:04 :
- スタッスタッスタッスタッ
エレン「安心しろ。お前はおれが絶対に守ってやる」
リヴァイ「エレン。お前が巨人に喰われたとみんな思っていたがやはり生きてたか」
エレン「まぁな。それで妹をどうする?」
エルヴィン「ザックレイ総督に相談して調査兵団に渡すか憲兵に解剖され死ぬかだ」
リヴァイ「エレナ」
エレナ「は、はい!」
リヴァイ「お前はどっちがいい?」
エレナ「私は・・・・お母さんを殺した巨人を許せません!一匹残らず駆逐したいです!」
リヴァイ「ほう・・・・悪くない」
エルヴィン「エレナの話はまだ簡単なんだ。問題は君だ」
エレナ「どう言う事ですか?」
スタッスタッスタッスタッ
憲兵たち「エレンイェーガー及びエレナイェーガー!貴様らを裁判所に連れて行く!大人しくしろ!」カチャン
裁判所
エレン「久しぶりだなザックレイ」
一同「貴様!無礼だぞ!」
ザックレイ「構わない。おれは昔こいつに助けられている」
一同「!?!?!?」
エレナ(お兄ちゃん!?一体何者なの!?)
ザックレイ「エレン君。一応君は犯罪者だ。ここでは私が絶対だ。わかったかい?」
エレン「あぁ」
ザックレイ「審議を始める。エレナイェーガー。君はここら一帯の巨人を30匹殺したと報告を受けている。まぁ、それは後にして憲兵の方はエレナイェーガーをどうしたいか話してもらおう」
ナイル「はい!エレナイェーガーを解剖して有益な情報を得たあと殺します!」
エレナ「え!?」
司祭「彼女を殺してはならぬ!調査兵団に引き渡すんだ!」
兵士たち(司祭がエレナイェーガーを庇った!?!?)
ザックレイ「調査兵団の方は?」
エルヴィン「はい!エレナイェーガーを調査兵団に迎え入れ壁の中の巨人を一掃!壁の穴を塞ぐ事に役立ってもらいます!」
ナイル「いいや!エレナイェーガーを殺した方がいい!いつ裏切るかわからない!」
司祭「そんな事をしてはダメだ!」
ナイル「いいや!殺した方がいい!」
憲兵たち「解剖して情報を得た方がいい!!!!」
エレナ「うっ」ポロッ
ミカサ「あいつら!」
アルミン「ダメだよミカサ!」
エレン「おい。くそ憲兵ども」ギロッ
憲兵たち「!?!?」ビクッ
エレナ「お、お兄ちゃん!?」ポロッ
-
- 17 : 2022/02/23(水) 08:44:04 :
- エレン「あまり妹を泣かせるな」ズシャ
一同「!?!?!?」
ナイル「あ、あいつは痛覚がないのか!?!?」
エレン「手錠を壊すより自分の手を傷つける方が簡単に抜け出せると考えた」スタッスタッスタッ
ドンッ
バキッ
ナイル「あぁぁあぁぁ!」ビクッ
エレン「おれの大事な妹を解剖なんてさせてたまるか。また超大型巨人が攻めてきて壁を破壊したらどうやって壁を塞ぐ?エレナがいなかったらずっと巨人が入り続けるぞ?」
ザックレイ「エレンやめなさい。兵士を恐怖に陥れるんじゃない」
エレン「チッ」スタッスタッスタッ
ナイル「に、人間なのか!?」憲兵たち「大丈夫ですか!」
スタッスタッ
エレン「今手錠を外してやる」バキッ
エレナ「お、お兄ちゃん!手が!」
エレン「大したことはない。それよりザックレイ。おれとエレナをどうする?」
ザックレイ「2人は調査兵団に引き渡す」
エレン「それでいい」スタッスタッスタッ
ガチャバタン
リヴァイ「安心しろエレナ」
エレナ「リヴァイ兵長・・・・」
リヴァイ「調査兵団本部に行くぞ」
エレナ「はい!」
調査兵団本部
エレナ「すごい!ここが!」
エルヴィン「喜んでもらえて嬉しいよ」
ハンジ「エレナ!巨人になった時どんな感じなの!?」
エレナ「すみません。あまり覚えてません」
ハンジ「そっか!」
リヴァイ「あまんはしゃぐな。今日はゆっくり休め。明日お前におれの部下を紹介する」
エレナ「はい!では失礼します!」
エルヴィン「ハンジ?リヴァイ?エレナをどうみている?」
ハンジ「私が感じた限りだとエレナは本当に巨人を殺したいみたいだ。お母さんが巨人に食べられてその仇をとるために巨人を一匹残らず駆逐する。彼女は信用できると私は思うね」
リヴァイ「おれも思う。目を見ればわかる。エレナは嘘をついてない。だが怪しい奴は」
エルヴィン「やはりエレンか・・・・正直彼は何を考えているのかわからない。お前たちは気になったことはあるかい?」
ハンジ「特には」
リヴァイ「ある。ニック司祭がエレナを庇った事だ」
ハンジ「そういえば!」
エルヴィン「巨人を一掃したい彼らがエレナを庇った事だ。普通ならありえない」
リヴァイ「何か裏がありそうだな」
翌日
オルオ「調子に乗るなよ新兵!」
ペトラ「うるさいオルオ!私はペトラ!私たち2人だけなのよ。女の子はね!仲良くしよ!」
エレナ「はい!ペトラさん!」
グンタ「グンタだ。よろしく」
エルド「エルドだ。よろしく」
エレナ「私はエレナイェーガーです!よろしくお願いします!」
リヴァイ「お前ら先輩だから面倒みろよ。あとエレナは巨人になれるのは話したよな?エレナが暴走したらうなじごと切れ」
リヴァイ班メンバー「はい!」
-
- 18 : 2022/02/24(木) 08:44:02 :
- リヴァイ「おれたちは元調査兵団本部に過ごすことになった。大掃除の始まりだ」
元調査兵団本部
エレナ「リヴァイ兵長!上の掃除終わりました!」
リヴァイ「確認してくる。エレナ!お前はここの部屋の掃除をしろ」スタッスタッスタッ
エレナ「はい!」
ペトラ「驚いたでしょ?」
エレナ「私が驚いたのは上の人たちに向ける態度ですね」
ペトラ「聞いた話だけどリヴァイ兵長は地下街出身でエルヴィン団長に引き取られたってきいたわ」
エレナ「そうなんですね!」
スタッスタッスタッ
リヴァイ「完璧だ」
エレナ「ありがとうございます!」
ペトラ(あの子すごいわね!リヴァイ兵長が掃除の事で完璧って言ったところ初めて聞いたわ!)
リヴァイ「ペトラ?あいつらに昼飯にすると言ってこい」
ペトラ「わかりました!」タッタッタッタッタ
エレナ「リヴァイ兵長」
リヴァイ「どうした?」
エレナ「私が寝るところって地下・・・・ですよね・・・・」
リヴァイ「今は地下だな。巨人化制御できるようになったらおれと変わってやる」
エレナ「はい!頑張ります!」
リヴァイ「まずエレナは外で巨人化の練習だ」
外
ハンジ「エレナ!いつでも巨人になっていいからね!」
エレナ「はい!よし!」ガブッ
離れた場所
ハンジ「巨人化しないね」
リヴァイ「一旦みてくるか」
ハンジ「そうだね」
スタッスタッスタッスタッ
ハンジ「エレナ大丈夫かい?」
エレナ「ハンジさん!巨人化できません!」
お昼ご飯中
グンタ「まぁ、気にするな」
オルオ「難しいんだろうな」
ペトラ「少しづつ頑張ろ?」
エルド「応援してるよ」
エレナ「ありがとうございます!」ポトッ
スゥ
ビリッ
エレナ「!?!?!?」
ビカーーーーン!!!!
シュゥゥゥゥ
エレナ「どうしていきなる巨人化を!?え!?」
リヴァイ「お前ら落ち着け」
ペトラ「エレナ!なんで!」
グンタ「やはり敵か!」チャキンッ
オルオ「少しでも動かしてみろ!その瞬間切る!」チャキンッ
エルド「何故急に巨人化した!」チャキンッ
ダダダダダダダ
ハンジ「エレナ巨人化できたんだね!」
エレナ「ハンジさん!離れてください!」
ハンジ「ちょっとだけ触らせて!」ジュー
ハンジ「あっちー!!!!エレナは暑くないの?」
エレナ「これを取れば!」ググググ
ブチブチ
シュゥゥゥゥ
ハンジ「エレナまだ早すぎるよ!」
エレナ「ハァハァハァ」
リヴァイ「相当体力を使うようだな」
エレナ「もう無理です」クラッ
ギュ
ペトラ「エレナは味方なんですか?」
-
- 19 : 2022/02/24(木) 12:34:45 :
- リヴァイ「あぁ。エルヴィンとハンジと話し合ってエレナは本当に味方かどうか話し合った。結果味方だと判断した。超大型巨人が現れた時入ってきた巨人に母親を殺された。その時エレナは巨人を一匹残らず駆逐する事を心に決めた」
リヴァイ班メンバー「そうだったんですか・・・・」
リヴァイ「だがエレンは悲しみもしなかった」
リヴァイ班メンバー「!?!?!?」
夜
エレナ「すみませんでした!」
ペトラ「私たちこそごめんね!あなたの事何一つ分かってなかった!だからみんな!」ガブッ
ガブッガブッガブッ
オルオ「新兵はこれ以上に強く噛んでるのか・・・・」
グンタ「血が出るほどだ・・・・」
エルド「勇気が出ない・・・・」
-
- 22 : 2022/02/27(日) 00:34:59 :
- あらら、荒らしが出た出た!人のスレ荒らすって事は相当暇人でリアルでは引きこもりの人なんですねw
可哀想な人w誰にも構ってもらえないならいつでもかまっめあげるよニートさん
頭が悪いから漢字も読めないのかな?w
スレ荒らす前に勉強をした方がいいと思いますw
-
- 23 : 2022/02/28(月) 08:44:11 :
- ペトラ「私はエレナを信用してる!だから私たちに頼って欲しい!」
エレナ「ありがとうございます!ペトラさん!」ポロポロ
次の日
ハンジ「あぁああぁぁぁあぁ!!!!ソニー!!!!!ビーン!!!!!」ポロポロ
兵士たち「誰がやったんだ?巨人を恨んでるやつだろう!犯人を見たか?いや、立体機動で遥か彼方に飛んでいったそうだ」
エレナ「一体誰が!?」
リヴァイ「いくぞ。あとは憲兵の仕事だ」スタッスタッ
エレナ「はい!」スタッスタッ
ギュ
エルヴィン「敵はなんだと思う?」
エレナ「え?」
エルヴィン「すまない」スタッスタッスタッスタッ
そして壁外調査が始まった・・・・
エルヴィン「索敵班!行け!」パカッパカッ
リヴァイ「エレナ!遅れるなよ!」パカッパカッ
エレナ「はい!」パカッパカッ
パーーン!
アルミン「黒!?早く知らせないと!」パーーン!
リヴァイ「エレナ!お前が打て!」
エレナ「はい!」パーーン!
離れた場所
エレン「アニ・・・・巨人連れてきすぎ・・・・パッと見200体近くいるぞ」
-
- 24 : 2022/02/28(月) 12:58:11 :
- ライナー「エレンさん!ここで足止めをします!」チャキンッ
ベルトルト「この作戦で一番脅威なのはエレンさんです!」チャキンッ
エレン「巨人化しないのかライナー」
ライナー「鎧の巨人の弱点を知ってる人の前で巨人化するわけないでしょう!」パシュギュッルルルルル
ベルトルト「時間さえ稼げれば!」パシュギュッルルルルル
ギンッ
ライナー「な!?」
ベルトルト「そんな!?」
エレン「少しは落ち着け」バコッ
ドサッ
ライナー「ベルトルトとワイヤーが絡まった!?」
ベルトルト「くっ!あ!!!!巨人が!」
ガシッ
ベルトルト「やめてくれ!!!」
ザシュ
ドシーン
ベルトルト「エレンさん!?」
ライナー「何故!?あなたは敵ですよ!」
エレン「次は油断するな。ここは壁外だ。またな」パカッパカッパカッパカッ
アルミンside
アルミン「ごめんジャン、コニー」
ジャン「気にするな!こうして生きてる!しかしそろそろ決めないとな!」
コニー「誰を置いていくかだな」
ジャン「クリスタがきた!」
パカッパカッパカッパカッ
クリスタ「みんな大丈夫!?」
一同「大丈夫です!」
スタッ
アルミン「エレン!?」
ジャン「馬はどうした!?」
エレン「潰された。だがお前たち全員乗って安全なところに行け」
クリスタ「1人にできないよ!」
ナデナデ
エレン「おれは1人で大丈夫だ。アルミン、ジャンみんなを頼む」
ズシンズシンズシン
アルミン「巨人が、20体!?」
ジャン「まずい!?」
エレン「早く行け。時間を稼ぐ」パシュギュッルルルルル
-
- 25 : 2022/03/01(火) 08:42:30 :
- クリスタ「エレン!!!」
アルミン「クリスタ!エレンは首席だ!あんな巨人に負けない!信じるんだ!」パカッパカッ
クリスタ「わかった!あとで助けにくるから!」パカッパカッ
森
リヴァイ「来るぞ!」パカッパカッ
エレナ「!」
パシュギュッルルルルル
ブチュ
ズシンズシンズシンズシン
エレナ「リヴァイ兵長!」パカッパカッ
ペトラ「兵長!立体機動に移りましょう!」パカッパカッ
オルオ「こいつは危険です!我々がやるべきです!」パカッパカッ
グンタ「兵長!」パカッパカッ
エルド「リヴァイ兵長!」パカッパカッ
パシュギュッルルルルル
ペトラ「背後より増援!」パカッパカッ
グシャリ
ドンッ
エレナ「リヴァイ兵長!やられました!助けられたはずです!」パカッパカッ
リヴァイ「お前らはおれを信用出来ないのか?」パカッパカッ
ペトラ「!?」パカッパカッ
オルオ「!?」パカッパカッ
グンタ「!?」パカッパカッ
エルド「!?」パカッパカッ
エレナ「先輩方!」パカッパカッ
ペトラ「エレナ!信じて!」パカッパカッ
エレナ「ペトラさん!」スゥ
リヴァイ「おれたちを信じるか仲間を信じるか悔いのない方を選べ」パカッパカッ
エレナ「くっ!・・・・!」パカッパカッ
ペトラ「エレナ」噛み跡
エレナ「進みます!!!!」パカッパカッ
リヴァイ「全速力だ!」パカッパカッ
一同「了解!」パカッパカッ
パカッパカッ
一同「!?!?」
エルヴィン「打て!!!!!」
バンッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバンッバンッ
女型の巨人「!?!?!?」ギギギギギギギ
リヴァイ「少し離れた場所馬を止めろ!エレナを守れ!」パシュギュッルルルルル
オルオ「ど、どうだエレナ!調査兵団もすごいだろ!」パカッパカッ
-
- 26 : 2022/03/01(火) 12:52:49 :
- エレナ「はい!」パカッパカッ
木の上
エルヴィン「よくここのポイントまで連れてきてくれた」
リヴァイ「増援のおかげでなんとかここまでこれた。彼らの死がなければ来れなかった」
エルヴィン「そうか」
リヴァイ「ようやくこいつの仲間の奴に会えるな。しょんべんもらしてなきゃいいけどな」パシュギュッルルルルル
ブンッ
カチカチ
バキン
リヴァイ「硬質化しただと?」
エルヴィン「厄介だ」
女型の巨人「ギヤァアアァァァアァアァア!!!!」
リヴァイ「うるせぇな」
ズシンズシンズシンズシンズシンズシンズシンズシン
エルヴィン「なに!?」
リヴァイ「テメェ!一体何しやがった!」
森の入り口前
ライナー「よし!アルミン大丈夫か?」
アルミン「なんとか!」
クリスタ「私エレンの所に行くね!」パカッパカッパカッパカッ
ジャン「クリスタだけで大丈夫か?」
アルミン「クリスタも上位だから大丈夫だと思う。巨人はこっちに集中してるし」
ジャン「そうだよな」
平地
クリスタ「早く行かないと!エレン待ってて!」パカッパカッパカッパカッ
-
- 27 : 2022/03/02(水) 08:44:06 :
- クリスタ「あれは・・・・エレン!」パカッパカッ
エレン「早かったなクリスタ」
クリスタ「ここまで走ってきたの!?」
エレン「そうだ。巨人が多すぎてな」
クリスタ「よかった・・・・早く乗って!みんなの所に行くよ!」
エレン「了解」
パカッパカッパカッパカッパカッパカッ
森の奥
グンタ「ガハッ!?」ブシャ
オルオ「グンタ!!!よくも!!!」
ペトラ「刺し違えて殺す!」
?「・・・・・」ガリッ
ビカーーーーン!
女型の巨人「・・・・・」ズシンズシンズシンズシン
エルド「エレナ!ここから離れろ!」
ペトラ「ここは私たちに任せて!」
オルオ「早く行け新兵!」
エレナ「はい!」パシュギュッルルルルル
オルオ「ウォォォォォオォォ!!!!」パシュギュッルルルルル
ペトラ「ハァァアアアァアァ!!!!」パシュギュッルルルルル
ズズズチャ
女型の巨人「!?!?」
ザシュザシュザシュザシュザシュ
エルド「頸を切り落としてやる!」パシュギュッルルルルル
女型の巨人「ガブッ!」ペッ
ペトラ「エルド!!!!!」
ズシンズシンズシンズシンズシンズシン
ペトラ「左目!?!?そんな!?片目だけ高速再生させたの!?」パシュ
オルオ「ペトラ!体制を戻せ!!!!!」パシュ
ブンッ
オルオ「ペトラ!!!!!!!」
ペトラ「!!!!!!」
グシャ
エレナ「アァアァァァアァァ!!!!!」パシュギュッルルルルル
オルオ「おい!死ね!!!」パシュギュッルルルルル
バキンッ
オルオ「刃が通らない!?」
グシャ
エレナ「私が迷ったせいでみんなが!許さない!」ポロポロ
ガブッ
ビカーーーーン!
ズドン
森の入り口前
エレン(エレナが巨人化したか・・・・進撃の巨人vs女型の巨人・・・・見ものだな・・・・)
森の最奥
エレナ巨人「ガァァァァア!!!!」ブンッ
女型の巨人化「・・・・・・」ピキピキ
ドカン
エレナ巨人化 「アァアァァァアァァ!!!!!」ボカンッ
ドサッ
女型の巨人「!?!?!?」
エレナ「ガァァァァア!!!!」ブンッ
-
- 28 : 2022/03/03(木) 08:44:05 :
- 女型の巨人「・・・・・」ピキピキ
エレナ巨人「!?!?!?!?」
グシャ
バタンッ
ガブッ
ミカサ「エレナを返せ!!!!」パシュギュッルルルルル
ズシャズシャ
ドシンッ
女型の巨人「・・・・・」ピキピキ
バキンッ
ミカサ「刃が通らない!?エレナは!エレナは生きてる!」
ガシッ
リヴァイ「一旦距離を取る」
ミカサ「エレナは生きています!あなたが守っていればこんな事にはならなかった!」
リヴァイ「悪かった。おれが奴を削る!」
ミカサ「はい!」
女型の巨人「・・・・」ピキピキ
ブウン
リヴァイ「フンッ!」ザシュザシュザシュザシュズシャ
ミカサ(早い!硬化で防ぐ暇もない!)
ドシンッ
ザシュ
グラッ
リヴァイ「撤退する!もう奴には関わるな!」パシュギュッルルルルル
ミカサ「はい!」パシュギュッルルルルル
スタッスタッ
エレン「大丈夫か?」
プシュー
アニ「リヴァイ兵長を侮ってた・・・・エレンさんに匹敵するほどの実力者でした・・・・」
エレン「早く戻れ。気づかれるぞ。知らない奴の馬だ」
アニ「ありがとうございます!」パカッパカッパカッパカッ
そして壁外調査が終わった・・・・」
調査兵団本部
エルヴィン「エレン・・・・今回の壁外調査で巨人を38体倒したそうだね」
エレン「まぁな」
エルヴィン「君はリヴァイ以上の力を秘めている。今後も期待している」
エレン「あぁ」スタッスタッ
ガチャバタン
クリスタの部屋
クリスタ「エレンに会いたい・・・・会いたいよ・・・・」
エレン「会いにきた」
クリスタ「エエエエ、エレン!?!?どうしてここに!?ここ私の部屋だよ!?」
エレン「会いたいって聞こえたからきた」
-
- 29 : 2022/03/07(月) 08:44:05 :
- クリスタ「そ、そっか!あのね」
エレン「?」
クリスタ「どうして私を助けたの?」
エレン「昔の事か?」
クリスタ「うん・・・・私がケニーに殺される瞬間・・・・私は死ぬべきだったんだよ」
ナデナデ
クリスタ「!」
エレン「お前は近いうちこの壁の中の王になる。お前はみんなから慕われる。歴代の王の中で一番慕われる。だから頑張って生きてほしい」
クリスタ「うん!」
エレナside
エレナ「アニ!こっちに来て!こっちにきたら証明できるの!だからお願い!」
アニ「エレナ。ひとまず賭けははあなたたちが勝った!だけど私が賭けたのはここからだから!」スゥ
アルミン「!」パンッ
ダダダダダダダ
ガシッガシッガシッガシッ
アニ「!」チャキン
ミカサ「!?」ガシッダッ
エレナ「ミカサ!?」
アルミン「どうしたの!?」
ミカサ「間に合わなかった!アニは巨人化する!」
サシュビカーン
女型の巨人「・・・・・」シュー
地下トンネル
ミカサ「エレナ!あなたが巨人化してアニを倒すの!」
エレナ「そんな事できないよ!」
ミカサ「できなきゃ他のみんながやられる!私は時間を稼ぐ!」ダダダダダダダ
エレナ「ミカサ!」
アルミン「エレナ!アニを捉えれば有益な情報が手に入る!このまま逃したらダメだ!」
エレナ「だけど!」
スタッスタッ
アルミン「エレンさん!?」
エレナ「お兄ちゃん!」
エレン「このまま捕まって死ぬかアニを倒して生きるか選べ」
エレナ「わかった・・・・アニを・・・・倒す!」スゥ
エレン「いくぞアルミン」ダダダダダダダ
アルミン「う、うん!」ダダダダダダダ
エレナ「ごめんね・・・・アニ」ガブッ
ビカーン
エレナ巨人「ウォォォォォオォォ!」ズシンズシン
ドカッ
ズドン
女型の巨人「!?!?」
ブンッ
女型の巨人「ウワァアアァァァアァ」ピキピキ
ブチュグジャグシュブチュ
ミカサ「エレナ!?!?」
アルミン「エレナ!?!?」
調査兵たち「やはりアニレオンハートは対人格闘はめちゃくちゃ強い!」
離れた場所
エレン「エレナがやられたか」スタッスタッ
パシュギュッルルルルル
チャキン
ライナー「エレンさん!あなたを行かせません!」
-
- 30 : 2022/03/18(金) 08:44:05 :
- ベルトルト「介入しないと言ったはずです!」チャキン
エレン「わかった。手を出さない」
ライナー「しばらく一緒に行動してもらいます。アニが逃げるまで」
エレン「あぁ。だけど妹を舐めすぎたな」
ライナー「それはどういう・・・・・!?!?」
ベルトルト「ライナー!まずい!エレナが動き始めた!」
エレナ巨人「ウォォォォォオォォ!!!!!」ズシッズシッズシッ
ライナー「体が燃えてる!?」
ベルトルト「なんですかあれ!?」
エレン「おれにもわからん。だがおれとは違う進化だ」
アニside
女型の巨人「!?」
ドカンッ
女型の巨人「!?」
エレナ巨人「ウォォォォォオォォ!!!!」ガシッ
女型の巨人「!!!!」ジュ
ドンッ
エレナ巨人「グゥゥゥゥ!」
-
- 31 : 2022/03/22(火) 08:44:03 :
- ミカサ「ハァァア!!!!」ザシュザシュ
女型の巨人「!?!?!?」
タッ
ミカサ「アニ・・・・落ちて」
ドーーーーン
エレナ巨人「ウォォォォォオォォ!!!!」ブンッ
ブチャグシャガブッブチブチブチ
エレナ巨人「!?」
アニ「・・・・・」ポロポロ
リヴァイ「大事な証人を食うんじゃねーよ!」サシュ
離れた場所
ライナー「う、嘘だろ!?」
ベルトルト「ア、アニ!」ダッ
ドスッ
ベルトルト「エレンさん!離してください!アニが!」
エレン「アニが捕まるのは予想外だった。だがおれもアニが拷問されるのは心が痛む。だからアニを助けてやる」
ライナー「し、信用できません!あなたはマーレの裏切り者ですよ!」
エレン「約束は守る」スタッスタッ
アニが捕まって一ヶ月後
コンコン
エレン「水晶体で身を守ってるのか。流石は硬質化だ。アギトの力じゃないと破壊は不可能だな」スタッスタッ
森の中
エレン「アニは拷問を一回も受けていなかった」
ベルトルト「本当ですか!?」
ライナー「どうしてわかったんですか?」
エレン「監禁部屋に行ったんだが水晶体になっていた」
ベルトルト「じゃあ始祖の力が発動しない限り目覚めないって事ですか!?」
エレン「そうだ」
ベルトルト「とりあえずは無事って事でいいんですね?」
エレン「あぁ。お前らに作戦を話す。ライナー、お前は巨人化して時間を稼げ」
ライナー「はい!」
エレン「ベルトルト、お前はフードを被ってアニのいるところで巨人化して西の方にアニの入った水晶を投げろ。そこにジークがいる」
ベルトルト「アニは大大大なんですか?」
エレン「大型巨人の爆発では傷一つつかない」
-
- 32 : 2022/03/23(水) 08:42:53 :
- ベルトルト「わかりました!やってきます!」パシュギュッルルルルルル
エレン「あとは・・・・」スタッ
犯罪者たち「や、やめてくれ!巨人になりたくない!!!!!」ポロポロ
エレン「お前らは大切な人たちの命を奪ったんだ。お前らは醜く生きて兵士にやられろ」パチンッ
ビカーーーーーーン!
兵士たち「巨人の大群だ!!!!」
家の中
ベルトルト「アニの監禁されてる場所はあそこだ!よし!」ガブッ
ビカーーーーーーン!!!!
兵士たち「超大型巨人だ!!!!!!逃げろ!!!!!」
エルヴィン「なんて事だ・・・・」
リヴァイ「酷い惨劇だ・・・・」
ミカサ「そんな・・・・」
ジャン「絶望すぎる・・・・」
アルミン「アニを助けにきたのか!?」
エレナ「止めなくちゃ!!!!」ダッ
ギュ
エレナ「リヴァイ兵長!?離してください!」
リヴァイ「あそこは捨てる!レオンハートは諦める!」
エルヴィン「本部に戻るぞ」スタッスタッスタッ
パカッパカッパカッパカッ
エレンside
エレン「流石に諦めるよな」
プシュウウウウウ
ベルトルト「ハァハァハァ!」
エレン「やっぱり超大型は体力の消耗に激しいか」
ベルトルト「はい・・・・アニは無事救出できました!ありがとうございます!」
エレン「気にするな」
ジークside
ジーク「水晶体か・・・・アニは負けたと見ていいな。ここまでの水晶を使ったとなればしばらくは起きないだろう。アギトの力があればすぐに目覚めさせられたのだが」
ピーク「エレン・・・・」
ジーク「エレンも手助けをしたようだ。ライナーとベルトルトだけじゃ作戦は成功しなかっただろう」
エレンside
エレン「エルヴィン団長」
一同「!?!?!?」
ポタッポタッ
エレナ「お兄ちゃん!?その怪我は!?」
エレン「超大型巨人が現れた瞬間瓦礫が大量に降ってきて右肩の骨がボロボロになっただけだ」
エルヴィン(リヴァイ)
リヴァイ(あぁ)スタッスタッスタッ
ブンッ
ドカッ
エレナ「リヴァイ兵長!?何をしてるんですか!?!?」
リヴァイ「お前鎧の巨人と超大型巨人の仲間だろ!もう分かっている!」
エレナ「そんな事ありえません!!!!」
104期訓練兵たち「エレンが一番巨人を殺してます!」
リヴァイ「よく考えてみろ。立体起動でこいつだけ超大型が現れるところに逃げていた!お前たちと別行動した!」
エレナ「お兄ちゃんは敵じゃない!」
エレン「エルヴィン団長とリヴァイ兵長の言う通り。おれは敵だ」
一同「!?!?!?!?」
エレン「おれは地下街出身!上と下は敵倒しだろ?」
エルヴィン「なるほど・・・・確かに地上と地下は争いをしている・・・・地下の憲兵はもう全滅してる」
-
- 33 : 2022/03/28(月) 08:44:04 :
- リヴァイ「お前・・・・嘘をついてるな!お前の目を見ればわかる!」
エレン「じゃあおれをどうするんだ?」
エルヴィン「疑いが晴れるまで牢屋に入っててもらおう」
エレン「わかった」
エレナ「エルヴィン団長!私に提案があります!」
エルヴィン「聞こう」
エレナ「お兄ちゃんは私が監視します!」
エルヴィン「理由は?」
エレナ「お兄ちゃんは私を裏切らない!だって兄妹ですから!」
エレン「・・・・」(兄妹・・・・か・・・・)
エルヴィン「その提案を受けよう。リヴァイ?お前も監視に回れ」
リヴァイ「了解だ。エルヴィン」
バリンゴロゴロ
一同「!?!?!?」
ボカーーーーーン
エレナ「うっ・・・・あれ!?お、お兄ちゃん!?」
ポタッポタッ
エレン(まさか爆弾が飛んでくるとはな・・・・)
エルヴィン「一体誰が!?」
リヴァイ「あいつか!」ダッ
街
リヴァイ「止まれ!!!!」
ピタッ
リヴァイ「何者だ」
フード男「・・・・・」ダッ
リヴァイ「待て!!!!」
ガシッ
リヴァイ「エレン!離せ!」
エレン「リヴァイ・・・・奴を追うな」
-
- 34 : 2022/03/31(木) 08:44:04 :
- リヴァイ「どういう事だ?話してもらうぞ!」
エレン「おれもよくわからない・・・・一つ言えるのはあいつは危険と言う事だ」
リヴァイ「(あいつの事を相当警戒している!?)
月日が流れ・・・・
エルヴィン「ウォールマリア最終奪還作戦を開始する!」
調査兵たち「オォオォォォオオォォォ!!!!」シャキン
ボカーーーーーーーン!!!!
エルヴィン「良いコントロールだ!」
ジーク「じゃあ3mの巨人たち!いけ!!!!」
ズシッズシッズシッ
エレナside
エレナ「ライナー・・・・あなたの事はわかってたつもりだった・・・・」
鎧の巨人「・・・・・」シュー
ガリッ
ビカーーーーン!
エレナ巨人(ここがどこだかわかる?私たちの故郷よ!)
鎧の巨人「・・・・・」ブンッ
エレナ巨人「ウォォォォォオォォ!!!!」ピキピキ
バキンッ
鎧の巨人(硬質化を完璧に使いこなしている!?)
ビュンカンッボカーーーーーン!
ライナー「ガハッ!?」
グラッバターーーン!
ベルトルト「ライナー!!!!!」パシュー
ガリッ
ビカーーーーン!!!!
戦鎚の巨人「私が時間を稼ぐからライナーをジーク戦士長の元に連れていきなさい」
ベルトルト「は、はい!」パシュー
エレナ巨人(逃がさない!)
ピキンッ
グシャ
エレナ巨人(え!?一体何が!?)
アルミン「エレナ!!!!」
ミカサ「エレナ!!!!」
コニー「エレナ!!!!」
サシャ「エレナさん!!!!」
ハンジ「あいつは!?」
-
- 35 : 2022/04/14(木) 08:44:05 :
- エレン(戦鎚も連れてきたか・・・・・今のエレナじゃ勝てないな・・・・なら)パシュー
スタッ
戦鎚の巨人(エレン!?どうして私の前に立つの!?ジーク戦士長が言ったのは本当の事!?違う!エレンは誰かに操られている!そうに違いない!)
エレン「久しぶりだな。ラーラ」
戦鎚の巨人「!!!」
エレン「昔は使いこなせなかった戦鎚をそこまで使いこなすなんてな。驚いた」
戦鎚の巨人「あなたは本当に裏切ったの?」
エレン「・・・・・」
戦鎚の巨人「答えてエレン!」
エレン「おれはマーレを滅ぼすと誓った」
戦鎚の巨人「どうしてなの!?あなたの生まれ故郷!」
エレン「おれは妹を守らないといけない」
戦鎚の巨人「たった一人でマーレを滅ぼせない!あなたは殺される!今ならまだ間に合う!戻ってきてエレン!」
エレン「おれは戻らない。チャンスをやる。ここから引け」
戦鎚の巨人「くっ!」ピユキュン
エレン「おれに勝てるとでも?」
戦鎚の巨人「足止めさえ出来ればそれでいいです!」ブンッ
シュン
サシュ
ラーラ「な!?」
エレン「戦鎚の弱点を忘れたと思ったか?」
ラーラ「今の速さは一体!?」
エレン「ここを引けラーラ」
ラーラ「!?」
ジークside
獣の巨人「よっしゃ!全滅!これで人類は終わりだな!ん?おれの巨人が倒れてる?」
パシュギュルルルルル
リヴァイ「ふん!」パシュギュルルルルル
獣の巨人「ホォォオォォォ!!!!」ブンッ
サシュサシュ
獣の巨人「視界が見えない!?目をやられたのか!?」
リヴァイ「ハァ!!!」ザシュザシュ
獣の巨人「うぉ!?」バタンッ
リヴァイ「さっきは随分と楽しそうだったじゃねーか!もっと楽しめ!」
-
- 36 : 2022/04/22(金) 08:43:49 :
- ザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
プシュー
獣の巨人「うあぁぁぁあぁぁぁあぁぁあ!!!!」
グサッ
リヴァイ「巨人化直後は体に損傷再生している間は巨人化できない!そうだったよな!」
ジーク「!?!?」ビクッ
ブチャ
リヴァイ「おい返事をしろよ!失礼な奴だな!」(こいつはまだ殺せない!こいつの獣の巨人の力を奪う!誰か!生きてる奴はいないか!)
ズシンズシンズシン
ダッ
車力の巨人「・・・・・」パクッ
リヴァイ「おい!待てよ!止まれ!」
ジーク「お前ら!あいつを殺せ!!!!」
ダッダッダッダッ
ジーク「武器とかも使い果たしたからだろ!かなり危なかったがおれたちの勝ちだ!」
リヴァイ「おれ奴を殺すと誓った!!!!!」パシュギュルルルルル
ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
エレナside
エレナ「あなたがあの時壁を破壊しなければ!お母さんは死ななかった!」ポロポロ
ベルトルト「本当にすまないと思ってる・・・・」
エレナ「あなたをここで殺す!」ポロポロ
ベルトルト「あぁ・・・・」(ここで終わるのか・・・・)
チャキンブンッ
ギンッ
エレナ「お兄ちゃん!?」ポロポロ
エレン「落ち着けエレナ」
エレナ「邪魔をしないで!」ポロポロ
エレン「ベルトルトたちが母を殺したんじゃない」
エレナ「一体誰がお母さんを殺したの!」ポロポロ
エレン「マーレが殺した」
ベルトルト「!?!?」
エレナ「マーレ?」
-
- 37 : 2022/05/06(金) 08:44:04 :
- エレナ「誰なの!マーレって人!」
エレン「おれの生まれ故郷だ」
エレナ「!?!?!?」
エレン「殺したのはおれだ。ベルトルトは関係ない」
ベルトルト(エレンさん!?何故僕を庇ったんですか!?)
エレン「殺すならおれを殺せ」チャキン
エレナ「そんな事・・・・・」
ポロッ
エレン「!」
エレナ「出来るわけないよ」ポロポロ
ベルトルト(あのエレンさんが驚いた!?)
エレナ「たった1人の家族を殺せるわけないじゃん!」ポロポロ
エレン「おれはお前の母を殺した男でもか?」
エレナ「うん!」ポロポロ
ギュッ
エレン「そうか・・・・」コクッ
ベルトルト(!?!?)
車力の巨人「・・・・・」パクッ
ズシンズシンズシン
エレナ「ベルトルトが!」
エレン「今は追うな。危険すぎる」
エレナ「う、うん」
壁の上
車力の巨人「ジーク戦士長」
ジーク「ピークちゃんの言いたいことはわかる。あのエレンが油断してるとわな」
ベルトルト「いいえジーク戦士長・・・・違います・・・・」
ジーク「どういう事だ?」
ベルトルト「エレンさんは僕がやられた時から逃す予定でした・・・・」
ジーク「エレンは敵じゃないのか?」
ベルトルト「最初は敵だと思ってました・・・・さっきピークさんが助ける前自分を見て頷いたんです」
ピーク「ジーク戦士長!やはりエレンは敵ではありません!」
ベルトルト「僕もそう思います!」
ライナー「おれも・・・・そう思います」ポタポタ
-
- 38 : 2022/07/01(金) 08:44:04 :
- ジーク「流石に超大型巨人のベルトルトを逃すのは考えにくいな」
ピーク「ベルトルトの能力は広範囲爆発です!この力を使えばマーレの4分の1を破壊できます!彼らにとって最大の武器です!」
ジーク「エレンは一体何を考えているんだ!わかるかピークちゃん?」
ライナー「ピークさんはエレンさんの彼女です!何か聞いていませんか!」
ピーク「時間をください・・・・」(わからない・・・・わからないよ・・・・エレン・・・・)
スタッ
黒フード「おやおや?戦士の皆様じゃないですかー?」
ジーク「誰かね?君は?」
エレト「僕の名前はエレトイェーガー。エレンの弟だよ?」
ジーク「エレンの弟!?だと!?」
ピーク「エレンとどういう関係なの!」
エレト「おれとエレンは同じ目的だよ」
ジーク「その目的ってのはなんなんだ!」
エレト「0計画」
ピーク「あの時エレンが言っていた!?」
ジーク「なんだ!?」
ピーク「全ての大地を平らにして0から始めると言う事!つまり今の人類のトップの人全員殺す計画です!」
ジーク「全員殺せば世界が不安定になる!」
エレト「そう言う事!だからおれも協力してるんだけどね!まぁ、エレンはおれを隠しながら表で色々手助けしてるしこっちの手伝いをあまり出来てないのが少し残念だけどね」
ジーク「そんな事はさせない!」
エレト「あまり調子に乗るなよ?お前たちは本当ならマーレに殺されてるんだぞ?」
ジーク「どういう事だ!?」
エレト「無能なお前らは誰のおかげで殺されずに生きていられるんだろうな?」ビラッ
ジーク「これは!?!?」
エレト「お前ら化け物をあいつらは殺そうとしていた。それに勘づいたエレンはマーレのトップを殺した」
-
- 39 : 2022/11/16(水) 08:29:12 :
- ジーク「おれたちを殺しても結局始祖の力を使えないじゃないか!」
エレト「始祖の力を使うには王家の血を引くものじゃないと使う事は出来ない。エレンはどうやって使うんだろうな」
ジーク「もしかして!?」
ピーク「ヒストリアレイス!?」
エレト「・・・・・」ニヤッ
一同「!?!?!?」ビクッ
エレト「またな」タッ
ジーク「ま、まて!!!!」
ピーク「いない!?」
ライナー「ゴホッ」ポタッポタッ
ベルトルト「ジーク戦士長!撤退しましょう!」
ジーク「その方がいいな」
ピーク「エレン・・・・またね」
壁外
パカッパカッパカッ
アルミン「エレナ見てよ!海だよ!」パシャン
ミカサ「綺麗」
ハンジ「すごい!」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「!?!?!?」
エレナ「そうだよね・・・・向こう側に敵がいっぱいいるんだ・・・・」
エレン「向こう側全て駆逐する」
エレナ「そうだよね・・・・お兄ちゃん」
アルミン「エレ・・・・ナ?」
エレン(エレナ・・・・クリスタ・・・・必ずお前たちを幸せな世界にしてやる・・・・それがおれの願いだ・・・・そして戦士たちも幸せな世界にしてやる・・・・おれが全てを終わらせてやる)
スタッスタッスタッ
エレナ「リヴァイ兵長・・・・一緒に世界を救いませんか?」
一同「!?!?!?」
ハンジ「エレナ?どうしたんだい?」
エレナ「ふふふふふ」
アルミン「エレナ!」(こんなエレナ初めてだ!明らかに異常だ!)
エレナ「私を助けにきてくださいね?」ガリッ
ピカーーーーーン!!!!!
ザブーーーーーン
アルミン「エレナ!!!!!」
ミカサ「エレナ!!!!!!」
ハンジ「エレナ!!!!!!」
調査兵たち「エレナさーーーーん!!!!!」
リヴァイ「お前!!!!エレナに何をした!!!!」ガシッ
エレン「何の事だかわからないな」
-
- 40 : 2023/01/04(水) 13:30:19 :
- リヴァイ「嘘つくな!」
ハンジ「拘束させてもらう!」
ビカーーーーーン
調査兵たち「!?!?!?!?」
謎の巨人「・・・・・」ガシッ
パクッ
リヴァイ「あいつ!巨人に喰われた!」
ハンジ「巨人化能力者か!」
ザブーーーーーーーーーン
アルミン「エレナ!!!!!!!!!」ポロッポロッポロッ
ミカサ「エレナ!!!!!!!!」ポロッポロッポロッ
マーレ
エレナ(私は・・・・何も思い出せない・・・・怖い・・・・)
ギュ
エレン「安心しろエレナ」ナデナデ
エレナ「お兄ちゃん・・・・」ポロッポロッポロッ
エレト「3兄妹揃うのも初めてだな」
エレン「そうだな」
エレナ「あなたは?」
エレト「おれはエレトイェーガー。お前の兄だ」
エレナ「お兄ちゃん!」
エレト「おう」
エレン「エレナ?お前のやるべき事は?」
エレナ「私のする事は・・・・エルディアの人たちを守る事」
エレト「大丈夫そうだ」
エレン「エレト?お前はエレナのサポートをしろ。おれがマーレ兵、戦士たちを抑える」
エレト「了解。調査兵団も乗り込んでくるはずだ」
エレン「わかってる。それまで時間を稼ぐ」
エレト「いくら兄貴でも顎、戦鎚、鎧、女型、獣、車力を抑えるのは難しいんじゃないか?それに超大型もいるし」
エレン「それに巨人に対抗できるマーレ兵もいるからな。何とかなるだろ。だがおれたち兄妹は進撃の巨人が3人もいる。それにおれはエレナから貰った始祖の力がある問題はない」
エレト「そうか」
エレナ「気をつけてねお兄ちゃん!」
エレン「あぁ」
演説場
ダイナー「ともにエルディア人を抹殺するのだ!!!!!」
ビカーーーーーン
進撃「・・・・」グチャ
民間人「巨人だ!!!!!逃げろ!!!!!」ダダダダダ
ビカーーーーーンビカーーーーーンビカーーーーーンビカーーーーーンビカーーーーーンビカーーーーーンビカーーーーーン
進撃「・・・・・」(思ったより早いな)
鎧「・・・・・」(エレンさん!やはり侵入していましたか!)
女型「・・・・・」(この9つの巨人7人の継承者にいくらエレンさんでも勝てない)
-
- 41 : 2023/01/09(月) 12:51:33 :
- 獣「エレン・・・・」
マガト(エレン・・・・やはりあの計画を知っているんだな・・・・世界を敵に回しても戦士たちと兄妹を守る・・・・だがお前は危険だ・・・・ここで死んでもらう)
獣「クッ!」フンッ
進撃「・・・・・」シュン
獣「避けられただと!?」
戦鎚「エレン!」ピキィィィィン
進撃「・・・・・」サッ
顎「ウワァァァァ!!!!!」サシュ
進撃「・・・・」ピキン
元帥「エレンが硬質化したぞ!全員気をつけろ!!!!」
鎧「グワァァァァァ!!!!」ブンッ
バキンッ
一同「嘘・・・・鎧の巨人のお腹を貫いた!?!?」
鎧「・・・・」バタンッ
進撃「グォォォォォ!!!!!」シュン
戦鎚「!?!?!?」
ガシッ
ブチッ
戦鎚「そんな・・・・」バタンッ
女型「!?」
ガシッ
ラーラ「もういいよエレン!」ポロッポロッポロッ
進撃「・・・・・」グッ
バギッバキッバキッ
元帥「馬鹿な!?水晶体にヒビを!?顎でしか壊せないはずだ!」
顎「!?」(エレンさん!どうして裏切ったんですか!?あなた程の人が!何故!!!!!)
バキンッ
ラーラ「エレン」ポロッポロッポロッ
スゥゥゥゥゥ
ラーラ「私の体が!?」
元帥「なんだ!?あの光は!?」
獣(エレンの中にあの光が吸収されている?)
鎧の巨人(エレンさんには別の能力があるのか!?)
女型(全然動けない・・・・)
ラーラ「私に何を?」
スゥ
スタッ
進撃「グォォォォォ!!!!!」ピキィィィィン
一同「!?!?!?!?」
元帥「戦鎚の能力を!?だが継承していない!何故戦鎚の力を使える!?」
獣「エレン!これ以上9のつの力を取り込むな!!!!!」
進撃(悪いな・・・・9のて全てを取り込む必要がある)
女型「!?」
グチャ
スゥ
アニ「どうしてなの・・・・?」ポロッポロッポロッ
スゥゥゥゥゥ
元帥「女型の力を奪ったのか!撃て!!!!!」
マーレ兵たち「撃て!!!!!」
ボンッボンッボンッボンッボンッボンッボンッ
ピキィィィィン
ボカーーーーーン!!!!!
-
- 42 : 2023/01/10(火) 12:53:47 :
- 元帥「防がれた!まさか力を奪った瞬間使いこなせた時言うのか!?」
離れた場所
エレナ「お兄ちゃん・・・・」ポロッポロッポロッ
エレト「どうした?」
エレナ「9のつの巨人全ての力を吸収したらお兄ちゃんはどうなるの」ポロッポロッポロッ
エレト「死ぬだろうな」
ギュ
エレナ「お兄ちゃんをとめて!」ポロッポロッポロッ
エレト「エレナ・・・・」
エレナ「もうこれ以上家族を失いたくない!」ポロッポロッポロッ
エレト「上手く行ったら世界が幸せになれるんだぞ?」
エレナ「家族を失うなら幸せなんていらない!家族が生きていてくれれば私は幸せ!だからお願い!お兄ちゃんを止めて!」ポロッポロッポロッ
エレト「!」(そうか・・・・)
スタッスタッスタッスタッ
エレト「隠れていろ」
マーレ本部
元帥「くそ!!!!」ドンッ
エレト「マガト」
マーレ兵たち「何者だ!」カチャ
元帥「お前エレンの弟か!」
エレト「そうなるな。ここに来たのは簡単だ。おれと手を組まないか?」
元帥「馬鹿か?貴様らは敵同士だ!しかもお前達のこと信用できるはずがないだろ!」
エレト「このまま9のつ全ての巨人の力を奪われてもいいのか?今なら女型の力だけなら奪い返せるぞ?」
元帥「くっ!信用できん!」
エレト「ならおれの体に爆弾を付けても構わない」
元帥「爆弾だと!?」
エレト「信用できない時爆破させればいい」
カチャ
元帥「本当なのか!?」
エレト「もう行くぞ」スタッスタッスタッスタッ
ガリッ
ビカーーーーーーーン
進撃「!」(エレト?何故?)
進撃(弟)「ウォォォォォオォォ!!!!」
鎧「!?!?」(進撃の巨人が2体!?)
ズシンズシンズシン
進撃(弟)「ウォォォォォオォォ!!!!!」ブンッ
進撃「・・・・・」ブンッ
ドンッ
シュッシユッシュッ
-
- 43 : 2023/01/11(水) 12:59:11 :
- ボカッ
進撃(やはり強いな)ポタッポタッポタッ
進撃(弟)(女型の力を奪えたな)スゥゥゥゥゥ
アニ「力が!?」
進撃「ウォォォォォオォォ!!!!!」ピキン
一同「戦鎚の力で剣と防具を作った!?!?」
ラーラ「私でもあそこまで正確な物を作れなかったのに!?どうして!?」
進撃「ウォォォォォオォォ」チャキンッ
進撃(弟)(このままではおれが負ける!)
ブンッ
エレナ「お兄ちゃんやめて!!!!」
ピタッ
進撃「・・・・」(エレナ・・・・)
バンッ
ポタッポタッポタッ
進撃(足を撃たれたのか)
進撃(弟)(今だ!!!!)ピキン
ボカンッ
シュゥゥゥゥ
エレン「エレト」
シュゥゥゥゥ
エレト「兄貴」
エレン「何故おれの邪魔をした?」
エレナ「私がお願いしたんだよ!」
エレン「エレナ」
エレト「おれと兄貴が生きてさえいれば幸せだそうだ」
エレン「・・・・」
エレナ「お兄ちゃんを失いたくない!」ポロッポロッポロッ
-
- 44 : 2023/01/12(木) 12:39:13 :
- カチャカチャカチャ
元帥「お前たち!手を上げろ!」
エレナ「うっ」ポロッポロッポロッポロッ
エレト「・・・・」パッ
エレン「マガト」
元帥「エレン!」カチャ
ジーク「マガトさん!待ってくれ!」
元帥「ジーク!そこをどけ!そいつの脊髄液を奪い貴様に食わせる!」
ジーク「エレンを殺さないでくれ!おれの弟なんだ!」
ピーク「私も反対です!マガト元帥!」
エレン「もういいジーク、ピーク」
ジーク「良くない!お前はずっとおれたちを守ってきたんだろ?」ポロッポロッポロッポロッ
ピーク「ありがとうエレン」ポロッポロッポロッポロッ
エレナ「お兄ちゃん」ポロッポロッポロッポロッ
リヴァイ「助けに来たぞ!!!!」
ギュ
エレナ「リヴァイ兵長!?」
マガト「まずい!パラディ島の奴らが攻めてきたか!」
ミカサ「エレナ!!!!」
アルミン「エレナ!!!!」
ジャン「無事か!?」
コニー「大丈夫か?」
サシャ「遅くなってすみません!」
マガト「お前の仕業か!!!!エレン!!!!」バンッ
ポタッポタッポタッ
ピーク「エレン!!!!!」ギュ
ジーク「エレン!?!?何故!?!?」
エレン「みんなが大事だからだ」ポタッポタッポタッ
タッタッタッタッタッ
マガト「エレンを追え!!!!」
マーレ兵たち「了解!!!!」タッタッタッタッタッ
ジーク「エレン」ドサッ
ピーク「どうして・・・・」
飛行船
リヴァイ「大丈夫か?エレナ?」
エレナ「はい・・・・私は大丈夫です・・・・すみません」
リヴァイ「あれはエレンに操られていた。お前は悪くない」
エレナ「はい・・・・」
ミカサ「エレナ・・・・よかった」ギュ
アルミン「本当によかった」ギュ
エレナ「アルミン!ミカサ!」ポロッポロッポロッポロッ
-
- 45 : 2023/01/16(月) 12:50:18 :
- エレト「ナイスタイミングだ調査兵団」
エレン「遅かったけどな」
ダダダダダダ
ドカッ
タラッ
エレナ「リヴァイ兵長!?」
リヴァイ「お前のせいで大勢死んだ」
エレン「・・・・・」ポタッポタッポタッ
リヴァイ「お前の目的はなんだ」ガシッ
ドカッドカッボコッ
ポタッポタッポタッ
エレナ「やめてください!」ギュ
リヴァイ「お前はこいつに操られていたんだぞ?」
エレナ「私たちを助けてくれたんです!」ポロッポロッポロッポロッ
エレト「兄貴は口が固い。指を切られようと足を切り落としても何をしても吐かない。兄貴は普通の巨人化能力者じゃない!化け物なんだよ!」
エレン「目的は達成した。戦鎚の力を手にしたからな」
リヴァイ「その力で何をする気だ!」
エレト「兄貴?おれはあんたの計画を知っている。妹の願いを叶える」
エレナ「お兄ちゃん」フキッ
エレン「ちゃんと話すのは初めてだなエレナ」ナデナデ
エレナ「もうやめて」
エレン「おれは進み続けるだけだ」
リヴァイ「牢にぶち込んどけ」
調査兵団本部地下牢
エレン「・・・・・」
ハンジ「エレン。女王様が君に話したいそうだ」
ヒストリア「エレン」
エレン「ヒストリア」
ヒストリア「みんなは下がってください」
ハンジ「はい」スタッスタッスタッ
バタンッ
ヒストリア「どうしてこんな無謀な事を?」
エレン「おれの目的の為。だからお前の血が欲しいヒストリア」
ヒストリア「私の血・・・・始祖の力・・・・」
エレン「そうだ」
ヒストリア「わかってるでしょ?エレンでは扱えない。もし使えたとしてもあなたは不戦の契りに縛られる。初代王の思想に染まる」
エレン「やるしかない」
ヒストリア「私はエレンを失いたくない」ポロッポロッポロッポロッ
エレン「!」
ヒストリア「私はずっと前から好きなの・・・・ケニーに殺されそうにかった時あなたに助けてもらって育てられた・・・・エレンにはずっと感謝してた。私はエレンを守りたい!ずっとそばにいたい!だから・・・・・」ポロッポロッポロッポロッ
エレン「ヒストリア・・・・ごめんな・・・・おれにはやるべき事がある」ナデナデ
ヒストリア「エレン・・・・」ポロッポロッポロッポロッ
チクッ
ヒストリア「あ・・・・」クラッ
ギュ
エレン「眠らせてごめんな・・・・少し血をもらう」
広場
エレナ「・・・・・」
アルミン「エレナ・・・・」
ミカサ「・・・・・」
エレナ「私・・・・お兄ちゃんを死なせたくない・・・・」
アルミン「だけどもう僕たちはどうすることも出来ない」
ミカサ「あのリヴァイ兵長でもエレンを抑えるのは無理って言ってたからね・・・・」
-
- 46 : 2023/01/16(月) 12:54:42 :
- スタッスタッスタッル
ハンジ「ここにいたか君たち!」フリフリ
アルミン「ハンジ団長!」
リヴァイ「エレンの処遇が決まった。喰わせるそうだ」
エレナ「なんとかならないんですか!」ギュ
リヴァイ「ザックレーが決めた事だ」
エレナ「嫌!」ポロッポロッポロッポロッ
リヴァイ「あいつは得体の知れねぇ奴だ!信用できねぇ!」
エレナ「お兄ちゃん」ポロッポロッポロッポロッ
マーレ本部
マガト「ライナー、ピーク、ガリアード、ジーク、アニお前たちの意見を聞こう」
ライナー「おれは今すぐ攻めるべきだと」
マガト「理由は?」
ライナー「エレンさんはまだ始祖の力を使えない。もし使えるならとっくに使ってるはずです」
マガト「確かにそうだな。他に意見は?」
ジーク(エレンお前はいつだっておれたちを守ってくれていたんだな・・・・・」
12年前
ジーク「お前たち知ってるか?ここにいる7人が戦士になれる!」
ガリアード「ライナー!お前はお留守番だ!」
ライナー「おれは・・・・」
スタッスタッスタッ
エレン「ライナーに謝れガリアード」
ガリアード「エレンさん!」
ジーク「帰ってきたのか!」
ピーク「エレン!」ギュ
アニ「たった1人で国を滅ぼしたんですよね!」
マルセル「今度修行させてください!」
ベルトルト「英雄ですね!」
ライナー(おれはエレンさんみたいになりたかった)
本部
マガト「アギトはマルセル、車力はピーク、女型はアニ、獣はジーク、超大型はベルトルトでいいな」
マーレ兵たち「最強の戦士たちだ!」
マガト「そしてその戦士を束ねるのはお前だエレン」
マーレ兵たち「戦士たちが束になっても勝てなかったそうだぞ!」
エレン「パラディ島を殺し尽くせばいいのか?」
マガト「お前には始祖の力を奪取してもらいたい」
エレン「滅ぼした方が早いだろ?」
マガト「始祖の力でエルディアをこの世から消す」
エレン「おれが継承していいんだな?」
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