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「これは俺が最強の剣士になるまでの物語」剣聖会談編

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  1. 1 : : 2022/05/04(水) 12:39:56
    中国────



    「報告!アメリカ陥落!恐らく72柱の悪魔によるものです!」







    「なにぃ!?あのアメリカが!?」







    「はい!72柱の悪魔は現在アメリカの首都、ワシントンでの悪魔の顕現を進めているとの事!このままでは…この中国…いえ、世界をも滅ぼされてしまいます!」






    「ぐ…ッ!」






    バンッ





    「急報!日本国から首脳陣の会談の申し入れが!」







    「あの日本国が?」
  2. 2 : : 2022/05/04(水) 12:51:35
    「はい!日本国の連絡によると、72柱の悪魔への対策を話し合いたいとのことです!」







    「うむ…」






    スタスタ





    ???「いいじゃん、やろうよ会談」スタスタ






    ???「そうだのう、やるべきじゃな」







    「!…剣聖!と韓遂様!?」







    羌栄「さすがの私でも72柱の悪魔を相手に一国で戦うのは無理だよ、日本や他の国と共闘しない限りは…ね」






    韓遂「うむ…会談の申し入れを受け入れよ!」






    ────────────────────────
    ロシア────






    「ロシアも申し入れを受け入れるぞ!」






    ────────────────────────


  3. 3 : : 2022/05/04(水) 22:39:42
    日本──────────────────────




    「各国からの会談申し入れの返事が続々と集まっています!」







    宮本「そうか」








    「会談は一週間後に行われます」






    宮本「分かった、俺は剣士団団長としての仕事もあるからもう行くぞ、後はお前達に任せる」スタスタ








    「あ…」







    ────────────────────────



    剣士団 拠点────────────



    ザワザワ


    宮本「皆!聞いてくれ!」






    宮本「俺たち剣士団はこれより72柱の悪魔との戦いに向けて戦力増強を図るため七大罪の剣士団の配下に加わることになった!」





    ザワザワザワザワ


    「七大罪の剣士団だと…?」







    「七大罪の配下になる…?」






    宮本「皆の言いたいことは分かる!だが今は堪えてくれ!俺達だけで72柱に挑んでも返り討ちにあい、全滅することは目に見えている!だから、七大罪の剣士達と協力して、72柱を撃滅するという同盟関係を結んだ!」








    コツコツコツコツ




    メリッサ「私が七大罪の剣士団団長代理 強欲のメリッサよ、貴方達はこれから私達七大罪の剣士の指示に従ってもらうわ」





    メリッサ「まず、貴方剣士団には敵地に赴いて偵察をして来てもらうわ」







    メリッサ「場所は……アメリカのロサンゼルス」









    「なんだと…?ロサンゼルスってワシントンの次に敵が多い場所じゃ…」







    「俺達に死ねって言ってるのか?!」








    メリッサ「もちろん、貴方達も大事な戦力…だから1人強力な剣士を一緒に派遣してるわ、彼はもう敵地で偵察を行ってる、準備が出来次第出発してちょうだい」











  4. 4 : : 2022/05/21(土) 05:16:07
    「ぐ…」ギリ






    メリッサ「………」






    「…わかった…」ググ








    メリッサ「…ありがとう、じゃあ急いで準備してちょうだい」





    メリッサ「でも日本の剣士団とロシアの剣士団は合同でロシア最北端の地へ、中国、韓国はハワイへ向かって防衛を、これ以上奴らに大陸に上陸させてはいけないわ」


    メリッサ「我々七大罪は2人ずつロシアとハワイへ向かいます 」
    ────────────────────────
    ハワイ──────






    ドガァァァァァァァァン






    「ぐぁぁぁぁぁ!」ブシャァァッ







    「くそ!話が違うぞ!防衛じゃなかったのか!?」





    ドガァァァァァァァァンズドォォォォォォン






    「ぐ…!これじゃあ上陸戦じゃねぇか!なんで俺達が後手に回ってる!」








    ドガァァァァァァァァンズドォォォォォォンドガァァァァァァァァン







    「悪魔はこんなにも勢力を拡大して…!」






    「いや……よく見てみろ!こっちを攻撃してる奴ら…人間だ…!」







    「はぁ!?ふざけるな!なんで人間が俺達を攻撃してるんだ!」








    「操られてるか…俺達を悪魔だと勘違いしているか…だな」







    ズドォォォォォォンドガァァァァァァァァン







    「誰か!念思系の異能を持つ者はいないのか!」







    スタスタスタスタ






    「……~…~…」ブツブツ






    「あ、おい!」






    ???「大丈夫だよ、あいつは七大罪の剣士の中でも…特異だ…」








    「ブツブツ…ブツブツ…」







    「あんた…は…」


















  5. 5 : : 2022/05/21(土) 05:28:18
    「俺かい?俺は七大罪の剣士が一人、"傲慢"の剣士、カイリ、あいつは"怠惰"の剣士、シンリ」







    カイリ「見てな、説明するより見る方が早い」







    シンリ「めんどくさい…ハァ…」ゴォォォォォォォォォォ







    「な、なんだあの黒い…影…?」








    カイリ「シンリ!やっちゃいな!」








    シンリ「兄さんか…ハァ…あぁ…分かったよ…ハァ…」








    シンリ「ハァ…めんどくさいな…」ズォォォォォォォォ









    ズドドドドドドドドドドドドドドドド








    ドガァァァァァァァァンズドォォォォォォンドガァァァァァァァァン








    「な…何が…」






    「起こって…」







    カイリ「は…はっはっはっ…やっぱりシンリは凄いなぁ…圧倒的な力で蹂躙するの…楽しいなァ…ねぇシンリ?」






    シンリ「ハァ…めんどくさい…ねぇ…もう寝ていい…?」







    カイリ「まぁまぁもうちょっと待てよ、ほらあんたらこいつらを見なよ」クンッ






    スー






    「これは…人間か!やはり操られて…!」







    カイリ「あぁ、その通りだ…でも悪魔共はまだ上陸してきてはいない…ということは今のうちにハワイの全ての人間を解放し、俺達の任務を再開しようか」







    「あ、あぁ!」










  6. 6 : : 2022/05/21(土) 05:29:32
    ────────────────────────



    メリッサ「…どうやらハワイの方は着実に進んでいるようね…そっちはどう?」







    「あいあい!こっちも着実に出来上がってるよ!…それにしても…こりゃあなんだァ?」
  7. 7 : : 2022/05/21(土) 05:45:53
    メリッサ「これは今回の戦いを終わらせる秘密兵器よ」







    「へぇ…これが…」







    メリッサ「えぇ」







    「そういえば…あんたは強欲の名を冠しているのに全然強欲って感じじゃないな?」








    メリッサ「…良い所に気が付くわね、そうよ、私は元"強欲"の剣士、私は強欲の力が強すぎるあまり、魂を二つに分け、肉体も二つに分けた、そして一方は知能に長け、もう一方を武力に割り振った…武力に長けた肉体は今、アメリカのロサンゼルスで我々の同士と共に戦っているわ」








    「な、なるほど…」







    メリッサ「さて…ロシアの方はどうなっているのかしら…私の予想ではどこよりも死地な気がするのだけれど」








    ────────────────────────







    ドガァァァァァァァァンドガァァァァァァァァン






    「行けェェェ!!押し込めェェェ!!!」







    ズドォォォォォォンズドォォォォォォン





    「この戦いは我々人間の存亡を懸けた大事な一戦である!これは必ず勝たなければ!か ズシャッ





    た(まな」ブシャァァッ







    「!くそォ!攻撃の手を緩めるな!攻撃し続けろ!」







    「右翼側壊滅の危機!」







    「日本の剣士団から2000人を連れて援軍へ向かえ!」






    「左翼善戦中!かなり押し込んでいます!」






    「よし!いいぞ!左翼から300を中央に連れていけ!」







    「はっ!」







    ワァァァァァァァ






    「何があった!?」







    「急報!敵悪魔を討ち取った模様!」







    「討ち取った?そんな筈は…!」







    ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァン
  8. 9 : : 2022/05/28(土) 23:48:29
    「なんだ!何があった!」






    「伝令!討ち取ったと見られる悪魔が再び活動を開始!それと同時に辺り一面が爆発を起こし…中央が壊滅しました…ッ!そして敵は中央に戦力を集結中!恐らく…中央突破です!」







    「ッ!?なら…左翼、右翼の兵を全て中央に集め、こちらも応戦するぞ!防御陣形を取れ!」







    「は、はっ!」タッタッタッ







    スタスタ





    「ダメだよそんなんじゃ」スタスタ








    「?…あんたは?」








    「私は七大罪の剣士、色欲のセラス、私に全軍の指揮権を頂戴、そしたらこの戦いは勝たせてあげる」







    「な…?!何を言っている!」








    セラス「だから、私に指揮権を頂戴って言ってるのよ分からない?」







    「馬鹿なことを言うな!そもそも!七大罪ならさっさと戦線に出て相手を殲滅してこい!」








    「てめぇ…!セラスになんて口利いてやがるんだよ…!」







    セラス「あら、アルカイド、遅かったじゃん」






    アルカイド「待たせてすまん、それよりも…テメェ…さっさと全指揮権をセラスに渡さねぇか!」






    「お前は一体誰なんだ!」






    アルカイド「俺か?俺は憤怒のアルカイドだ、さっさと渡せよ!」ガシッ







    ドドドドドドドドドド






    「伝令!敵軍、突撃を開始!自軍中央に接触しました!」






    ドガァァァァァァァァン







    「伝令!敵軍、とんでもない速さで進撃中!自軍中央、壊滅の危機!」






    「はぁ!?左翼と右翼は何やってんだ!早く移動させろ!」








    セラス「いいえ!左翼と右翼はこことここに各自移動し、待機、中央は二手に分散し、こことここまで退却、敵がポイントに差し掛かり次第攻撃し、崩れたところを中央が撃滅して」







    「へ?」







    セラス「早く伝達!」







    「は、はっ!」






    「何言ってんだ!そんなことしたら本陣…ここが丸裸じゃねぇか!見てろ!すぐ攻め込まれるぞ!」







    ドガァァァァァァァァン






    ドガァァァァァァァァンズドォォォォォォン






    「伝令!敵軍、策略に嵌り、勢いを失いました!」







    セラス「よし、このまま敵軍の突撃の勢いを完全に消します!今から言うポイントに急いで向かって!ここと…ここ…そして…ここへ…最後にこの…本陣へ!」







    「は!」







    セラス「アルカイド、戦闘よ、ここの守りは手薄、貴方にかかってるわ、毎度の事ながら、よろしくね」







    アルカイド「…任せろ!」スタスタ







    セラス「この第一戦は我々七大罪の騎士団連合が勝ち取ります!各員一層奮励努力せよと伝令を!」








    「了解!」







    ────────────────────────







    「伝令!敵軍もうまもなくここへ到着するとのことです!」






    セラス「ここは大丈夫です、アルカイドがいるので」







    セラス「ここの護衛に当たっていた兵力を全て各ポイントへ向かわせてください、特にこことここに集中させてください」







    「馬鹿な!そんなことすりゃほんとにここが丸裸だ!蹂躙されるぞ!?」
  9. 10 : : 2022/06/09(木) 22:10:50
    セラス「ここには七大罪の剣士が1人、憤怒のアルカイドがいます、大丈夫ですよ」






    ズドォォォォオォン






    アルカイド「ォォォォォ!」ドガッ





    ズズゥゥゥン






    「アルカイド…彼は一体何者だ?ただの七大罪の剣士にしては…纏っているオーラがまるで違うぞ…?」








    セラス「いい目をしていますね、そう、彼は七大罪の剣士でありながら、神に愛され、神を愛した男です、だから、神からの寵愛を受けているからあれほどの力を持っているんです」








    「神に愛された…?!」






    セラス「えぇ、その神は、美しく、全ての者を魅了した、しかし、その神は神という存在でありながら神の掟の禁忌である人間と恋をした、そしてそれが全能神に知られ、その神は人間に堕とされ、七大罪の色欲という罪を与えた」








    「まさか…じゃあ…お前は…」







    セラス「そう…私のことです、私は愛を司る神『ラブラス』という名前でした、しかし、人間に堕とされてからはほとんどの力を奪われ、残ったのは色欲の権能と、アルカイドに与えた寵愛のみ…」







    「なんと…」







    セラス「でも私は後悔してません、だってアルカイドと同じ人間になれたのだから」








    ドガァァァァァン






    ウォォォォォォォォ






    セラス「終わったようですね」







    「伝令!本陣前方で敵部隊壊滅!また、他のポイントでも勝利を収めているとの事!」








    「伝令!ポイントαが敵を壊滅的打撃を与え!全てのポイントで勝利しました!」








    セラス「こんなところですね」








    「な…ッ!?」









    セラス「アルカイドへ伝達、至急戻ってくるようにと」








    セラス「そして、日本へも伝達ロシア戦線、第一戦を勝利し、前線を押し上げたと」







    「は!」






    ────────────────────────

    メリッサ「そう、ロシアも勝利を挙げたのね、ロシアへ伝達、そのままこちらの準備が完了するまで前線を維持、命令あり次第、電光石火の如く、帰還せよ」






    「は!」







    メリッサ「さて、アメリカの方はどうなっているのかしらね、私の半身がいるから負けはしないだろうけど…」








    ────────────────────────






    ズドォォォォオォンズドォォォォオォン






    「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!」







    ズドォォォォオォンズドォォォォオォンズドォォォォオォン







    ドガァァァァァン






    「す…すげぇ…俺達が出るまでもねぇ…」







    朱兎「あれがメリッサの言っていたメリッサの半身か…」







    小次郎「…凄まじいな…」






    朱兎「まぁいいや、こちらの任務を遂行させましょう」タッ








    ドガァァァァァン







    「僕達の土地で好き勝手やってくれちゃってさぁ…もう許さないよ?君達」ゴォッ








    小次郎「72柱か!皆!退避しろ!お前達がかなう相手じゃない!」








    小次郎「朱兎、やれるか?」








    朱兎「はい」






    「あまり僕のこと舐めないでよね?」







    「俺もいるぞ」ズドォォォォオォン







    「僕は72柱の悪魔、グシオン






    「俺はベレト、お前とお前、どっちが強いんだ!?」








    朱兎「俺だ」







    小次郎「朱兎…?」







    朱兎「師匠、グシオンは任せます、俺はベレトをやります」









    小次郎「ふ…自分の力を試したいというわけか…分かった、グシオンは任せろ!」








    ベレト「そうか…お前が強いのか…じゃあ、やろうか?」ゾォッッッッ








    朱兎「んッ!」ゾォッッッッッッ








    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ







    ベレト「へぇ」ニヤ






    朱兎「ふッ!」ゴォッ






    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ







    ベレト「殺意の段階を上げた…!…お前…やっぱりやるなァ!」ゴォォォォォッ







    ドパァァァァンッッッ







    ベレト「簡単には…死ぬなよ!?」ドンッ







    朱兎「そっちこそ!月詠!」







    月詠『あぁ!』







    ガキィィィィィィィィィン

























  10. 11 : : 2022/06/19(日) 20:29:38
    グシオン「へぇ…あいつ中々やるね…」






    小次郎「当たり前だ、才能だけで言ったら俺をも上回る、ま、経験の差で俺の方がまだ強いがな…ッ!」





    ドガァァァァァンドガァァァァァン






    ズドォォォォオォン






    ドガァァァァァンドガァァァァァン




    バガァァァァァン






    ベレト「ぐ…ッ!」ズザザ





    グシオン「ベレト?!」






    ベレト「想像以上…の強さだ…!」





    ザッ…ザッ…ザッ…






    朱兎「まだまだ…これからだぞ…」ゾォォォ…






    ベレト「ぐ…ッ…グシオン!お前も加勢しろ!あいつは…あいつだけは…今ここで殺さなければいけない!」








    グシオン「ベレトにそんなこと言わせるなんて…!」







    小次郎「…朱兎の潜在能力は俺の経験をも上回るのか…」







    ズドォォォォオォンズドォォォォオォン






    ベレト「ぐぁぁぁぁッ!?」ドガァァァァァン







    グシオン「ベレト!」






    ベレト「グシオン!さっさとあいつを殺れ!あの御方の計画の最大の驚異になり得る存在だ!」


  11. 12 : : 2022/07/01(金) 00:34:31
    ズドドドドドドドォッ






    ベレト「ぐ…ッ…ヅァァァァァァ!!!」ドガァァァァァン






    ガギィィィィン





    朱兎「ォォォォォ!!!!」





    ガギィィィィンガギィィィィンガギィィィィン






    朱兎「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ブンッッッッッ







    ガギィィィィンガギィィィィンガギィィィィン






    ベレト「ぐ…ッ…ッ…ハァ…ッ…」






    ガギィィィィン






    バギィィィィィィィィン






    朱兎「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!」







    ブォォォォンッ





    ドシュッッッ






    朱兎「ァァァァァァッ!」カチャ






    ベレト「ぐ…は…ッ…しま…ッ」






    ブンッッッッッ






    ザンッッッッッ







    ブシャァァァァァッ






    ベレト「が…が…ッは…」フラッ






    ベレト「へぇ…ッ!…俺が…ッ……こんなところ…で…倒れる……とは…な…」ドシャァッ
  12. 13 : : 2022/07/05(火) 17:04:06
    グシオン「ベレト…ッ!?」






    小次郎「よそ見をしている暇はあるのかな!?」







    グシオン「ぐ…ッ!」ガギィィィィン






    小次郎「はァァァァッ!」シュン






    ガギィィィィンガギィィィィンガギィィィィン






    グシオン「ぐ…ッくそ…ッ」






    小次郎「はァッ!」ブンッッッッッ







    ガギィィィィン






    グシオン「ぐぁ…ッ!」ガギィィィィン







    小次郎「うらァァァッ!」ブォッ







    グシオン「しま…ッ!」







    ドガァァァァァン







    小次郎「ぐは…ッ!」ドシャァッ








    ???「困るなァ…」






    ???「大丈夫かい?グシオン」スタスタ







    朱兎「…ッ…誰だ…ッ!」






    ???「魔神王…と言えば分かるかな?」






    朱兎「何を…言って…」






    ???「まぁ…魔神王と言っても完全にこの世に顕現して力を持っている訳では無いんだがね」










  13. 14 : : 2022/07/06(水) 23:20:22
    朱兎「は…なら今がチャンスだなァ!」シュンッ






    月詠『朱兎!よせ!』






    朱兎「ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」シュッ






    ???「完全に顕現してないとはいえ…君を倒すことは造作のない事だよ…」シュッ







    ドガッ






    朱兎「な…ッ」






    ガシッ







    ???「…まったく…君は僕の完全な顕現の為にもっと強くなってもらわないとダメなんだ…だからここでは殺さないよ…ここではね…」シュッ






    ドガガガガガガガガガガガガ






    朱兎「ぐッ…ァァァァァァッ!」






    ???「だから…ね…ベレトを殺し、グシオンを殺そうとした君には半殺しの刑だよ」ズォッ







    ドガガガガガガガガガガガガ






    朱兎「グァァァァッ!」







    ???「…これでおしまいだ」キュィィン





    ドガァァァァァァァァァァアッ






    朱兎「ご…ふ…ッ!」ヒュゥゥゥゥゥン







    ドガァァァァァァァァァァァン






    朱兎「が…ッ…は…」ドシャァッ





    ドサッ






    小次郎「あ……朱…兎…」ガクッ








    ────────────────────────













  14. 15 : : 2022/08/08(月) 00:33:30
    朱兎「ぐ……」




    俺は……負けた…のか……




    朱兎「……」





    は…笑わせる…何が…剣鬼の加護…何が…魔剣の使い手…





    朱兎「……」






    師匠も…やられたのか……畜生…ッ…






    ???「こりゃ酷くやられたな…おい、こいつとこいつをアジトまで連れて行け」







    誰だ……?






    ???「…意識は…ある…か…だが大方エネルギーを使いすぎて喋る力も残っていないというところだろうな…」






    ぐ…声もだせぇねぇのか…ダッセェ…






    ???「さっさとずらかるぞ!ここは敵の本拠地に近い!あんまり長居すると感知される!」








    ダッ







    ???「お前は少しの間眠ってろ…」トンッ






    ……意識…が…






    ────────────────────────



    メリッサ「!?なんですって?!私の半身達が負けた!?」







    「はい、報告によれば…戦闘開始直後はこちら側がかなり押しており、有利な状況でした、2体の72柱の悪魔が現れても朱兎様と小次郎様が相手をし、2体のうち1体を撃破、その時突如現れた魔神王を名乗る悪魔によって戦況は一瞬にして逆転、攻めていたはずのこちらが痛手を負わされたと…小次郎様は意識不明の重体…朱兎様は力の使いすぎで暫くは動けないものと…」







    メリッサ「くぅ…ッ」ギリッ






    もう顕現していたのね…ッ…魔神王…ッ







    ────────────────────────






    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ






    ズンッズンッズンッ






    ???「進捗はどうだ?」






    「は、現在支配下にある土地は半分以上を魔界の瘴気で汚染されており、順調に計画は進んでいます」






    ???「フ…これより魔界の瘴気で包んでいるこの場所を……全ての魔族、魔神族、魔人族のテリトリーとし…以後…ここは僕…いや…余が直接統治する魔神帝国の首都とする…この声を聞いている全魔族に通達する…この戦争で武功を上げた者には余が自らの力を持ってして魔神族に転生させてやろう…それが…どんな卑しい魔族であってもだ!さぁ!戦え!滅ぼせ!殺せ!焼き尽くせ!この世の全てを!人類を生かす全ての物を!人間も動物も、植物も全てだ!我らの圧倒的な強さを以て大地を踏み鳴らし!人類に恐怖を与えよ!そこに策は無い!貴様らを裁く法も無い!仁義も!慈悲も無い!諸君……蹂躙の時間だ!!!」







    ドォォォォォォォォォォォォォォォォォン







    ────────────────────────


    メリッサ「何よ今の宣戦布告は!あれじゃ…敵の士気はは爆発し、こちらの士気は下がる…く…まずいわ…今回の奴があんなにも大胆だったなんて…今までの魔神王は慎重に慎重を喫してたじゃないのよ!」






    ベリアル「あの野郎をそんなちっぽけな器で測るからだよ」スゥ







    メリッサ「ベリアル!そっちは?どうなの?」







    ベリアル「あぁ、めちゃくちゃまずい状況だ、さっきの宣戦布告のせいで敵の士気は爆発したが…俺達の士気は下がる一方だ、前線はおめぇの半身と俺の部下でなんとか保ってるがいつ突破されてもおかしくねぇ…今までは奴らは雑魚だったが…チッ…これも魔神王の器ってやつなんだろうな、さっきの雑魚共への発破のせいで死を恐れなくなりやがった!後先考えずに突っ込んでくるもんだから次から次へとキリがない!」







    メリッサ「…く…こうなったら…いい!?よく聞いて!」







    ベリアル「あぁ!?」







    メリッサ「アメリカはもう捨てます!今そこにいる全ての人員と共に脱出を!」






    メリッサ「アメリカと日本は幸いなことに太平洋を挟んでいるから足止めがなくても1週間以上はアメリカからは日本に攻撃できない!だったら他のロシアやオーストラリアに援軍を回す!いい!?今すぐに脱出を!必ず全員で帰ってきて!」







    ベリアル「はぁ…了解!」スゥ


    ────────────────────────



    ドガァァァァァァァアンッドガァァァァァァァアンッ







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著者情報
tottokoyoutarou

ガンダム好きの変態

@tottokoyoutarou

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