この作品は執筆を終了しています。
エレン「…本気?」アルミン「うん」
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- 1 : 2014/01/26(日) 23:44:15 :
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※書き溜めは"なし"です
※更新遅いです
※キャラ崩壊あり
アルミン「上記が君にとって"良い人"じゃなかったらそっ閉じしてね!」
エレン「アルミン…大丈夫か?」
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- 2 : 2014/01/27(月) 00:08:49 :
- 注意※ネタバレあるかも
エレン「アルミン?なにいってんだよ」
アルミン「いや、気付かなくてもおかしくない…」フッ
アルミン「あれは立体起動装置で密かに内地に行った時の話だ…」トオイメ
エレン「お前捕まるぞ」
ーー
ーーーー
ーーーーーー
アルミン「あそこが王都立図書館か…」バシュウウ
アルミン「ここの地下にあると聞いていたけど…」タッタッタ
タッタッタ ガチャリ ココニカギガ…
タンタンタン チンッ カギダッ
ガチャリ ゴソゴソゴソ
アルミン「やった、やっと見つけたぞ!外の世界の本!」
アルミン「なになに…外に人が住んでいた頃の…小説かな?」
アルミン「どうしてこんなのもダメなんだ…ん?」
アルミン「……主人公?」
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
アルミン「と、言う訳なんだ」ドヤッ
エレン「どういうわけだってばよ…」
アルミン「?エレンは主人公、つまr エレン「待て待て待て待て」
アルミン「??」
エレン「ミカサみてーなこといってんじゃねえよ」
エレン「つーかどういう了見でそんな考えに至ったんだ?」
アルミン「エレンって鈍感じゃないか?」
エレン「まぁ、よく言われるな」
アルミン「で、モテる」
エレン「まぁ、モテるな」
アルミン「おい」
エレン「…」
アルミン「…」
エレン「で、他には?」
アルミン「フラグを立ててんのに死なない」メタッ
エレン「いや死んだだろ」
アルミン「まぁ死んでからじゃなきゃ巨人化できないって噂だけどね」
アルミン「まだ確証ないし、それに今生きてるんだからそんなの関係ないじゃないか」チッ
エレン「それもそうだな」フム
アルミン「だからさ」
アルミン「ちょっと本気出して見てよ」
ーー巨人を 駆逐するんだろ?
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- 3 : 2014/01/27(月) 01:26:45 :
- なんか面白そうww
期待!!
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- 4 : 2014/01/27(月) 01:28:51 :
- >>3ありがとうございます!!
初期待キタw超ヤル気でますた
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- 5 : 2014/01/27(月) 01:33:57 :
ーーキィィ
ーー845
エレン「!」ハッ
エレン「……(ry」
【川辺】
アルミン「ねぇ、エレン」ボソボソ
アルミン「なんだ?アルミン」ボソボソ
アルミン「君は主人公なんだよ」ボソボソ
アルミン「ん………そういえばそんなこと…」ボソボソ
アルミン「覚えてるのかい!?」ボソボソ
アルミン「ーーよし、これで行こう」ガッツ
エレン「?アルミン、どうした?」
アルミン「ねぇ、(ry」
エレン「なんだ?(ry」
アルミン「君は(ry」
エレン「ん…(ry」
アルミン「覚(ry」
アルミン「ーーここから真面目に聞いて欲しいんだけど…」
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- 6 : 2014/01/27(月) 01:53:36 :
エレン「俺はさっきから真面目に聞いてるぞ?」
アルミン「そうだね…いいかい、これから巨人が壁を壊しにやってくる」
ミカエレ「!?」
アルミン「とっても大きい、普通の巨人の4倍程ある巨人だ…」
エレン「な…なんだよそれ…」ゴクリ
アルミン「いいかい、さっきも言った通り君は主人公という特別な者なんだ」
エレン「俺が…特別…」
アルミン「ある世界の君はその事を認識できずに多くの仲間や先輩を傷つけ」
アルミン「そのことで死んだ人もいる…」
アルミン「いや、君の仲間を限定すれば死んだ人の方が多い」
アルミン「僕はその負の道を歩んでる君を助けたい」
アルミン「だから協力してくれ」
エレン「あぁ…わかった…だけど、具体的に俺はどうすればいいんだ?」
アルミン「まずはおばさんが巨人に食われた所を想像してくれ」
ミカサ「アルミン!?」
エレン「いいんだミカサ…なんだか、アルミンの言うことを聞いた方がいい気がする」
エレン「ぐぅぅぅ!!」ズキィ
エレン「ぅぅ…」ポロポロ
エレン「く…悲しすぎる…どうしろってんだ…」
アルミン「これから言う通りに。君は今すぐに、家に行くんだ。お母さんの所に(ちょろいやコイツ)」
エレン「おお!」
アルミン「違う!その場でだ」
エレン「は?意味がわかんねえよっ」
アルミン「わからなくてもいい!やれ!やるんだ!」
エレン(そういやガキの頃にやったことがある…アルミンと…点と点を打って、一番早くたどり着く方法はどうすればいいって問題だな…ハハッ)
エレン(俺は直線書いたんだけど不正解でさ…アルミン…)
エレン「紙折り曲げて…0距離とか…言ってたよな…」
エレン「!!?」ヒュンッ
ミカサ「!?!?」
アルミン「…!!」
アルミン(すごい…これが主人公…!)
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- 7 : 2014/01/27(月) 02:24:00 :
エレン「母さん!母さん!」ダキッ
カルラ「どうしたのよエレン…ていうかいつからいたの?」
エレン「それは聞かないでよ…」
エレン「それより大変なんだ!巨人が攻めてくるんだ!」クワッ
カルラ「何を言ってるの?壁があるのよ」
エレン「違うんだ!壁が壊されるんだよ!」
カルラ「ハァ…エレン、先が思いやられるわ」
エレン「とにかくっ!外へ出て!」グイッ
カルラ「ちょっと…引っ張らないでよ」グィ
エレン「アルミンのとこ急ごう!」ガチャリ
カルラ「ちょ、ちょっと!夕飯の支度がーーー
頭頭頭頭頭頭
頭顔顔顔顔顔顔頭
頭顔目顔顔顔顔目顔頭
顔顔目顔顔顔顔目顔顔
顔顔顔顔顔顔顔顔顔顔
顔顔口口顔顔口口顔顔
顔顔口口口口顔顔
―――――――――――――――――――――――
壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁壁
カルラ「ヒィッ」バタ
エレン「な…か、母さん!」パシ
カルエレ「!」ヒュッ
エレン「アルミン!」ヒュッ
カルラ「ハァ…ハァ…」
アルミン「おばさん…無事でよかった…」ボロボロ
エレン「…?それよりあれみたか?アルミン」
アルミン「あぁ、だからさっき言ったじゃないか」ハッ
アルミン「さっさと船に乗ろうよ」ギュッ
エレン「あぁ…」チラッ
【船】
エレン「おいアルミン」
アルミン「黙ってて…今は少しでも体力を残して」
ミカサ「それは言い過ぎじゃ」ガバッ
カルラ「アルミンの言う通りよ」サッ
カルラ「私たちが内地に行くんだもの、食糧難は避けられないわ…」
ミカサ「わかった。お母さんが言うなら、そうする」
船内「………………」
ーーズゥゥン
ミカエレカル「!!」ビクッ
エレン「なん…だ…あれ」
カルラ「体付きが他の巨人と違うわね…」
アルミン「あれは鎧の巨人。時期になったら話すよ…」
ミカサ「アルミン、あなた何者…?」
アルミン「何って…ミカサの幼なじみで、エレンの親友」
アルミン「それだけだよ」
アルミン「………それだけだよ…」
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- 8 : 2014/01/27(月) 02:26:19 :
- なるほど、バカな俺は今やっとこれがどういう話なのかが分かってきだしたぞww
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- 9 : 2014/01/27(月) 02:34:06 :
- >>8すみません!分かりにくくて
コニーが死んでお詫びします!
【壁上】
コニー「おう、コニーだぜ!」ニコ
ミカサ「その…来てくれて、ありがとう。」
ミカサ「相談があるんだけど…」チラッ
コニー「ん?なんだ、言ってみろ」
コニー「天才の俺が瞬く間に解決…ってうわああぁぁぁぁ……」
ミカサ「コニー、あなたは読者の役に立った。ので、喜ぶべき」
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- 10 : 2014/01/27(月) 02:54:03 :
アルミン「エレン!ミカサ!二人の分のパン、貰ってきたよ」ハイ
エレン「おお、ありがとうな、アルミン」ットト
ミカサ「………」パクパク
ッチ ンダヨ モウチョットヘラシテクレレバ ヨカッタノニヨォ
エレン「………っ!」ムカッ
アルミン「エレン!堪えて!」アセアセ
アルミン「…殺しちゃうでしょ?」アセアセ
エレン「…そうだったな」グッ
アルミン「いいかい、君が本気殴ったら巨人が肉片になって壁の上まで飛んで行くんだ(さすがにここまでは…)」
ミカサ「」
カルラ「」
エレン「…嘘だろ?」
アルミン「いや、僕にも正確には…食糧配給所の壁を殴って見てよ」
エレン「おう、いくぞ…やー(棒)」ペチットナ
ーーーーーーーーーーーっっっっっっバキバキバキバキバキッバキッッ…
………シュゥゥゥゥゥ
エレン「」
エレン「どどどどーすんだよアルミン!!」(小声)
アルミン「本気でここまでとは思って無かったんだよっ」(小声)
エレン「器物破損どころじゃないぞ!巨人でも一瞬でこんなには中々…」ヒソヒソ
アルミン「しかもさほど力を入れずに…」ヒソヒソ
カルラ「あなた…息子が化け物に…」シクシク
ミカサ「エレン、カッコイイ」ポー
憲兵団「これをやったのは、君たちかね?」ザッ
アルミン「いいいいいいぇっいいえっ違います!ありえません!」アセアセ
エレン「そーですよ~!な、アルミン」アセアセ
カルラ「ちょっと、子どもがこんなことできるわけないでしょ?」バッ
アルミン(おばさん…)ウルウル
エレン(母さん……)ポロポロ
憲兵団「それもそうだ…他を当たろう。すまなかったな」ザッ
オラーッ オマエカーッ チガウノカーッ ワー
ナゼダー キサマハナニモノダー
一同「っふぅ………」
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- 11 : 2014/01/27(月) 03:06:39 :
アルミン(今…僕がエレンに干渉したことで)
アルミン(エレンがチート化している…)ビクビク
アルミン(だが…ペチンでこれ…本気を出したら計り知れない)ゾゾゾ
アルミン(だが、どこまでやれるのか調べて見たいな…)ワクワク
エレン「アルミン、今何か変なこと考え」
アルミン「てない」
エレン「…おう」
アルミン「てない」
エレン「わかったって!」
ミカサ「でも、これからどうするの?エレン」
エレン「あぁ、訓練兵に志願する」キッパリ
カルミカ「っそんな!」バッ
エレン「え?」
カルミカ「…………それもそうだね」
カルミカ(ちょっと考えればわかる…)
カルミカ(こんなちっこいやつに敵わないのが巨人だと…)
エレン「…?」
アルミン「僕も行くよ!」
アルミン「…足手まといになるかもしれないけど…!」キッ
ミカサ「私も行く」グッ
エレン「守ってやるから別にいいけど…」
アルミカ(そりゃぁ素手で砲弾の威力越えるからな…)アンシン
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- 12 : 2014/01/27(月) 03:41:56 :
~入団式
キース「貴様は何者だ!」
アルミン「アルルミン・アルルレルトです!」
キース「貴様は何者だ!」
ジャン「ジャン・キルシュタインジャン!」
キース「貴様は何者だ!」
サシャ「蒸かした芋です!」
キース「貴様は何者だ!」
コニー「コニー・スp キース「死ぬまで走ってこい!」ヅツキ
キース「貴様は何者だ!」
エレン「エレン・イェーg キース「死ぬまで…ぎゃああああああ」カツッ
アルミン(頭突きしちゃったんだ…)アララ
【食堂】
コニー「超大型巨人って、でかいのか?」ワクワク
エレン「あぁ、壁から頭がちょっと出てたな…」
モブ「鎧の巨人は?」
エレン「なんかホモっぽかったな…」
ライナー「!」ピクッ
ベルトルト(ラ、ライナー…)
モブ「じゃあさ、普通の巨人は!?」
エレン「弱そうだったぜ…」
アルミン「っそそそうそう!立体起動装置が使えれば何てことないよ!」
エレン「なんだよアルミン」ヒソヒソ
アルミン「皆が素手で倒せる何て知ったらどうなると思う!?」ヒソヒソ
エレン「あ…(そうだった)」
ジャン「おぉい、本気ジャン…?」ガタッ
エレン「なんか用ジャン?」
アルミン「エレン…やめなよ…」スッ
ジャン「おいおい何も喧嘩売ってる訳じゃねえジャン?」
エレン「あぁ…そうだな」
エレン「こっちこそ悪かった」
ジャン「これで手打ちにしようジャン」
アルミン「あ………(ヤヴァイ)」
アルミン「みんな、あっちにカツラが!!」ユビサシ
ーーーパリィン
キース「イェーガー訓練生に仕返ししたい……」ブツブツ
キース「よし、決めた…許せグリシャ………」ブツブツ
ーーヒュウッ
キース「ぐふぅ!………キルシュタイン訓練生!」バッ
キース「どうした!しっかりしろ!」ユッサユッサ
ジャン「俺がわりいんだよ…」ガクッ
キース「っ!うぉぉぉぉぉおぉぉおおおお!!」
アルミン「教官、悲観してないでさっさと医務室に運ぶのが賢明かと」
キース「うぉ、馬鹿みたいな名前!それもそうだな…手伝ってくれ」バッ
アルミン「」
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- 13 : 2014/01/27(月) 04:04:16 :
アルミン「まったく…エレン、今度からは気を付けてよね」コラ
エレン「わかったよ…ごめんって」
アルミン「僕が皆の視線そらしたからいいものを、あれ見られてたら…」ゾッ
エレン「どうなるんだ?」
アルミン「完全に除け者だよ!っていうか怖いよ!」
アルミン「なんだよ手打ちで相手をふっ飛ばして窓突き破って教官の腹に決めてそのまま70m移動って!ありえないよ!」グワッ
エレン「解説ありがとうな」ニコッ
アルミン「ぶん殴っていいかな…」ゴゴゴゴゴ
エレン「いいけど多分折れるぞ」キョトン
アルミン「だよね」ウンウン
アルミン「あっ!」ピーン
エレン「なんか嫌な予感しかしないぞ?」
アルミン「ブレードでエレンの肌切ってみよう」ソウダ
エレン「ざけんな」
アルミン「お願いだよ~…一生のお願い~」ペコペコ
エレン「………ったくしょうがねえな」ハァ
アルミン「いいの!?(なんか今ならハンジさんの気持ちが分かる)」
【倉庫裏】
アルミン「ーー行くよ」
エレン「あぁ」
アルミン「うらっ」ヒュォッ
ーーーッテン
アルエレ「えっ」
アルエレ「…え?」ハ?
アルミン「何これ…超硬質ブレードがゴム見たいに弾かれるって」ハテナ
エレン「腹に力入れて無かったんだけど」
アルミン「………ミカサにやってもらおう」
エレン「おう」
ミカサ「エレン、本当に大丈夫なの?」
エレン「あぁ、ほら」テンッテンッ
エレン「それに今度は力入れるから」ギュッ
ミカサ「…わかった。いく」
ミカサ「ーーーーーはぁぁっ!!!」ギュォッ
アルミン(微塵も手加減するつもりないジャン)
ーーーバキャン
アルミン「…え…っと………」??
ミカサ「」ボーゼン
エレン「?感触無かったぞ」
アルミン「超硬質ブレードはしなるように出来てるから…」
アルミン「刃こぼれはあっても折れることはないんだけど…」
アルミン「鎧の巨人の硬さ足りてないね(ライナー、詰んだよ君)」
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- 14 : 2014/01/27(月) 04:18:52 :
エレン「アルミ~ン、そろそろ寝ようぜ」ファァ
アルミン「うん、そうだね」ショボ
~~~~~
ライナー「おーい、二人とも?」
ライナー「………寝ちまったのか」
ベルトルト「僕たちも寝ようよ、そろそろ限界」
ライナー「そうだな、お休み…読者の皆」…zzZ
おやすみなさい
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- 15 : 2014/01/27(月) 18:46:34 :
- おお、面白すぎるwww
さらに期待です!
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- 16 : 2014/01/27(月) 21:51:32 :
~翌朝~
サシャ「うぅ~…」シクシク
エレン「サシャだっけか、どうしたんだ?」
サシャ「教官のせいで芋女なんてあだ名が付けられちゃいました…」シクシク
エレン「おい、泣くなって(自業自得だろうが)」スッ
サシャ「へ?何ですかこの手」キョトン
エレン「さっさと立てよ…」ギュッ
サシャ「ふわわっ!」グィッ
エレン「俺は芋女なんて呼ばねーから元気出せよ」ポンポン
サシャ「あ…ありがとうございます…//」エヘヘ
サシャ「じゃあ私もエレンを死に急ぎ野郎って言いません!」
エレン「あぁ、そうしてくれ…って」
エレン「なんだよそれ」ハァ
サシャ「ジャンがエレンに付けたあだ名らしいですよ?」
エレン「あの…クソ野郎が!」グワッ
エレン「一回殴んなきゃ気が済まねえ」イライラ
エレン「ジャーーン!」ダッ
サシャ「あ、エレ…言っちゃいました」
【食堂】
エレン「あぁ!?それは昨日お前が手打ちにしようって言うから!」
ジャン「関係ないね!お前は調査兵団死亡なんだろ?志望だけに!」
オイ…サムイジャン コノクウキドウニカシテ
オレハホンノジョウダンデ…ゴメン
アルミン(ジャンが吹っ飛ばされた記憶無くて良かったよ)ホッ
クリスタ「エレンって言うんだよね、隣いい?」ガタッ
アルミン(やっぱ可愛い)
モブ(天使…)
ライナー(結婚しよ)
エレン「おう、良いぞ」スッ
アルミン「僕はアルミン!エレンの幼なじみだよ。よろしくね!」ズイッ
クリスタ「う、うん…よろしく」ペコッ
ミカサ(大丈夫、大丈夫。エレンは最後は私のもとに…私のもとに戻ってくる、私のもの私のものエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレンエレン)
エレン「ま、食べようぜ」イタダキマス
一同「「「いただきまーす」」」
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- 17 : 2014/01/27(月) 22:23:08 :
キース「これは立体起動装置を使う上での初歩の初歩だ!」
キース「これができなければ囮にも使えん、即開拓地に移って貰う!」
教官A「今年は逸材揃いだな…」
教官B「あの…あれは…」チラッ
教官A「あれもまた、才能というものだろう」フッ
キース「イェーガー訓練生!上体を起こせ!」
エレン(嘘だろ…こんなの、どうやって…)マッサオ
アルミン(あ、ベルトダメだったんだ…しかもオイル塗っちゃったし)
アルミン(チート野郎だから平気かと思ったんだけど、これは経験と慣れだからね…)
アルミン(超人的になってるだけで超人的な成長速度ではないんだね)メモメモ
~夕暮れ
アルミン「こうなったらしょうがない…エレン、これは自由の翼だよ」キリッ
エレン「自由の…翼…」ゴクリ
アルミン「そう、君は主人公なんだ。なら、主人公らしく夢を叶えてみろよ…!」
アルミン「さぁ…羽ばたくんだ!!」
エレン「ああ!!」
アルミン「あげるぞ…」グルグルグルグル
エレン「うぉぉぉぉぉおおおおお!」ギシギシ…
アルミン(おお!ーーーーっすごい!)
アルミン「オイル塗ってんのに…」ピタットナ
エレン「え?」
~立体起動試験
キース「あげろ…」スッ
エレン「ハァッ!!」ギシギシ…
オオオオオオオオオ!
ヤルナァ サスガシニイソギ
キース「」
教官A「」
教官B「」
教官共(こいつ…油塗ってやがる…)
キース(!しかも…ベルトが破損している…)
キース(摩擦は限りなく0に近い…一体どこで浮いてるんだ?イェーガー)アリエン
【食堂】
ワハハハハハ エレンスゲーナ
ナニガダヨ オマエモデキテンダロガ
ソレモソウダナ ウハハハハ
エレン「今日のパンも固かったな」ハァ
アルミン「エレン、後でちょっといいかな?」チッス
エレン「おう、いいぞ!」
エレン「八切りであがりっ」ッシャ
クリスタ「あ~…私が大貧民かぁー」ウゥ
ツギコソハ! ワタシモマケマセンヨー
オレモイルコトワスレルナヨ オゥ
サァ コニーノバンデスヨー
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- 18 : 2014/01/27(月) 22:29:32 :
【人気のない倉庫】
アルミン「あ、エレン…」キョロキョロ
エレン「誰もいないぞ?で、なんだよ話って」
アルミン「うん。そのことなんだけど…」
アルミン「実はーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
エレン「ーーーーーーーーー」
エレン「ーーーーーーーーーーーーーーー」
アルミン「ーーーーーーーーーーーー」
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
-
- 19 : 2014/01/27(月) 22:57:58 :
~入団式から2か月
ミカサ「エレン、おはよう」スッ
エレン「ミカサか。おはよう…」ファー
アルミン「おはよう、今日は特別に憲兵団のお偉いさんが講師に来るみたいなんだ」
エレン「憲兵団か…俺らには関係ないけど一応行っとくか」スタ
ミカサ「エレンが行くなら、私も」グイ
エレン「引っ張んなよ、服破けちゃうだろうが」ネミー
アルミン「早くしないと…まだ朝食済ましてないんだし…」スタコラ
【食堂】
サシャ「エレン!隣いいですか?」スッ
クリスタ「エレン、隣いい?」タッ
エレン「おう、いいぞ」モシャモシャ
ミカサ「…エレン、3人だけで十分。違う席に行こう」グイッ
エレン「アルミンも言ってやってくれよ、他の人とも仲良くしろって」
ミカサ「仲良くしている。でもエレンが女狐に貶められるのは我慢ならないだけ」
アルミン「貶めるって…みんなはただエレンと一緒に食べたいだけ…ってもう時間だっ」グググググ
エレミカ「「あああああぁぁぁぁぁぁ」」モシャモシャ
【座学室】
アルミン「ほら、もう始まってるじゃないか」ハァ
エレン「でも出席してるのはアニ、ジャン、ベルトルト、ライナー、マルコ、コニーだけだぞ…ってコニー?」
アルミン「曲がなりにも憲兵団志望だからね…」
エレン「さっさと座ろうぜ」ガタッ
ミカサ「エレンの隣は、私」フフ
アルミン「さっきの根に持ってたんだ」ゾッ
ナイル「ーーーーと言うわけで」
ナイル「ーーーーーーのとこから」
ナイル「ーーーーである」
ナイル「しかしーーーーーは」
ナイル「ーーーーーなので」
ナイル「ーーーーーーであり…」ペラペラ
~4時間後
ナイル「ーーーーということだ。今回はこれで終わるとしよう」ガチャッ
アルミン「な、長かったね…」
エレン「昼飯ー!」ダッダッ
ミカサ「エレン待って!」
アルミン「ミカサ!エレン!(早すぎだって)」
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- 20 : 2014/01/27(月) 23:00:38 :
休憩
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- 21 : 2014/01/27(月) 23:44:36 :
- エレンさすが主人公www
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- 22 : 2014/01/27(月) 23:48:55 :
エレン「ひ…昼飯ぃぃ…」ダダダダダ
ミカサ「エレン早すぎる、ちょっと待…むぐっ」壁ドン
|
|ジ
ミ |ャ
|ァ
カ |ァ
|ァ
サ |ァ
|ン
|
ジャン「!?」チュー
ミカサ「!?!?」チュー
ライナー「」バッタリ
ベルトルト「」バッタリ
ユミル「」バッタリ
ユミル「っっぶwwwwぶっひゃっひゃっwww」
ライナー「おいおい、どういう状況でジャンとミカサが…」
ベルトルト(うわ~、僕もアニとあんなこと…)タラー
ユミル「おいwwwベルトルトwwおまwwww鼻血www」
ジャン「あ…//あの…ミカサ…その、こっちの不注意で…//」テレテレ
ミカサ「あうあうぁー」ホケー
ユミル「wwwwwwwww」
ライナー「取り敢えずミカサを運ぶぞ」ヨイショ
ベルトルト「どこへ?」
ライナー「どこへって、医務室しかねえだろうよ…」ググッ
ユミル「さすがだなww」ケラケラ
【医務室】
ミカサ「ーーーっは…」バッ
ミカサ「私は一体…」
ミカサ「あ…ジャンと…」ショボン
ミカサ「………………」ズーン
ジャン「ミカサ…起きたか」ツー
ミカサ「………」
ジャン「その…すまなかった!!」土下座
ミカサ「!……」
ジャン「俺の…不注意で…ミカサに…」ボロボロ
ミカサ「……いい。気にしてないから…」
ミカサ「それに、ジャンは悪い人だと誤解してた」
ジャン「!」
ミカサ「ここまで謝る人に悪い人はいないって、アルミンが言ってた」
ジャン「…ありがとう」ゴシゴシ
ジャン「ミカサの好感度が30上がった(笑)」
ミカサ「調子に乗るな」ゲシッ
ジャン「」キーーン
ジャンのむすこ「」チーン
ジャンだったもの「」チーン
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- 23 : 2014/01/28(火) 19:40:55 :
~入団式から4か月
ジャン「ハァ…」ウツムキ
エレン「ジャン?どうしたんだ」
ジャン「実はよ…この前ミカサと…そ、その、キキ、キス…しただろ?」
エレン「ずいぶん前だな…それがなんだよ」
ジャン「その、おっかしーなって」
ジャン「フラグは立った筈なのに全く進展が…」
アルミン「ジャン!それは酷いよ。ミカサは女の子なんだよ…」バッ
アルミン「女の子はそういうのを一番気にするんだ」
ジャン「わかってるけどよ…だからこそ!なにか無いかと期待するのは悪いことか!?」
アルミン「好きな人だったら当たり前だと思うよ。でも、それは筋違いだ」キッパリ
ジャン「なんだと…」ムカ
アルミン「ミカサは一回の、しかも事故のキスで手に入れられる程やわだと思うのかい?」
ジャン「………」
アルミン「過去の栄光を振りかざし、妄想に浸ってないで行動に移してみろよ!」
エレン「アルミン……(カッコいいとこあんだな)」
ジャン「……そうだったな…俺としたことが、立体起動の訓練ばっかしてたら整備を怠った気分だぜ」ヘヘ
ジャン「やらないで後悔するより、やって後悔した方がよっぽどいいぜ!」
ジャン「ありがとな、アルミン!」
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- 24 : 2014/01/28(火) 19:44:44 :
ーーーーーーーーーーーーー
サシャ「パァン!!」バッ
エレン「アルミン、飯行こうぜ!」タッ
アルミン「うん、ミカサも早く行こう」
ミカサ「わかった。ということで、中身の人は食事に行くらしい…」
コニー「10:00から再開だってよ!」
アルミン「今日はいつもより頑張るってさ」
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- 25 : 2014/01/28(火) 22:01:05 :
【食堂】
ジャン「ミカサ!隣いいか?」スッ
ミカサ「いいけど、こっち側はエレン」
ジャン「おう、失礼するぜ…」カタ
アルミン(ジャン…頑張って)
ジャン「その、ミカサは今日も綺麗だな//」カキカキ
ミカサ「……どうも」
アルミン(あぁ…そういうんじゃないんだよジャン)ウヌヌ
エレン「おう、アルミンにミカサ、それと…ジャンも?」ファー
ミカサ「おはよう、エレン」
アルミン「おはよう!」
アルミン「ここで喧嘩を打ったら嫌われるからね」ボソッ
ジャン「!」
ジャン「おうエレン、今日は俺もこっちで食うんだが、いいか?」キチン
エレン「おう、いいけどよ」カタ
アルミン(!空気を読んで適切な応答をしてる…ジャンなのに)
ミカサ「エレンに喧嘩を売らないなんて珍しい、ジャンなのに」
ジャン「」グサッ
エレン「確かに珍しいけどよ…まぁ平和な方がいいだろ」モシャモシャ
ミカサ「それも、そう」パクパク
ジャン「それは…だな…俺も思うところあり…今までの俺じゃダメだって…思ってな」ズキズキ
ジャン「エレン、今まで死に急ぎ野郎とか言ってたすまなかったな…」ズキズキ
ジャン「だけどよ、俺たちも少しは頼ってくれよな」ガブガブ
エレン「お、おお。ありがとな」モグモグ
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- 26 : 2014/01/28(火) 22:16:40 :
モシャモシャ ガブガブ モグモグ ガツガツ
エレン「ーーーっふぅ~…」ゲフ
アルミン「今日はいつもより多かったね…」ウマウマ
ミカサ「…肉もあった」
ジャン「あぁ、その話なんだが、朝、内地のダリス総統が来るみたいな話があってさ」
アルミン「ダリス・ザックレー総統だって!?」ガタッ
エレン「誰だそれ」ハテナ
アルミン「調査兵団、憲兵団、駐屯兵団の3つの兵団の上に立つ人だよ」
ジャン「まぁ、超お偉いさんだな」
アルミン「それで、総統がなぜこんなとこに?」
ジャン「なんでも、壁が壊されて間もない頃ーー食糧難の時だな」
ジャン「んで、その食糧配給していた駐屯兵団の横に、たまたま憲兵が通りがかったそうなんだ」
ジャン「その時に何が起こったと思う?食糧庫がぶっ飛んだらしいんだよ」ハハッ
アルミカエレ「………………」
ジャン「なんでも、その威力は砲弾を優に越えていたらしい」
ジャン「で、破壊された痕跡から、そこに居たのは10歳位の少年だったらしい」
ジャン「まぁ、あり得ない話だけどな。一応開拓地と訓練兵から探してるらしい」ハハハ
ジャン「っつう訳で、少しでも豪華な食事をと用意したらしいんだが、朝早く来た上に次も待っているからって帰っちまったんだとさ」ヘッ
アルミン「なるほど…」
ミカサ「エレン…アルミン…」ヒソヒソ
エレン「良かった…バレてないんだな」ビクビク
ジャン「ところでミカサ!」タッタッ
ミカサ「何?」
-
- 27 : 2014/01/28(火) 22:27:41 :
ジャン「あのよ…今度の休日、良かったら俺と買い物にいかないか?」
ミカサ「………………………わかった」コクリ
ジャン「本当か!?」オオ
ミカサ「一応お世話になっているから…エレンが」
エレン「俺はお前の子供じゃねえっつってんだろ!」グッ
ジャン「…(またエレンか…)」ムッ
ジャン「な、なぁ!買い物はどこにしようか?」
ミカサ「どこでもいい、ジャンが決めて頂戴」
ジャン「わかった(っしゃああああああ)」ガッツ
ジャン(最高のデートプランを考えてやる…)
ミカサ「じゃあ、今度の休日、商店街前で集合ね」タッ
ジャン「あぁ、楽しみにしてるぜ」ダッ
-
- 28 : 2014/01/28(火) 22:44:00 :
ジャン「っしゃあああああ!!完璧すぎる!!」ガッツ
ージャンのデートプランー
・商店街前でミカサと待ち合わせ
→服を褒める
・まずは露店に行って一緒に朝食を食べる
→あらかじめ決めてある「芋の道」へ行く
ネーミングセンスには少々違和感があるが、大将の腕は確か。最高の料理が食える
そこでミカサがおならをすれば照れイベントいただきっ
・女子は服を見る以上に好きな事があるのか?ないだろ?
→ミカサが買おうとしたものはしっかりアドバイスをする
下手にお世辞を言わないで、ミカサに合うものを選んでやる
・昼飯
→昼飯はやはり、サンドイッチだ!ミカサが作って来てくれているはず!頼む!
・俺の得意分野、カラオケ
→きっとミカサはカラオケを知らない。俺が見本を見せ、一緒に上手く!
・この間露店で見つけた「LOVEジュエリー」って店に!
→名前が恥ずかしいが…ミカサのためだ、仕方ない
・夕飯は高級料理店で…
→ここが男の魅せ所だ!全額おごるぜ!
ーーーーーーーーーーーーーー
ジャン「これなら完璧だ!絶対喜んで貰えるはず…」ヨシ
-
- 29 : 2014/01/28(火) 23:11:17 :
~戦いの日来たれり
ジャン「ミカサ!待たせたな!(早く来てくれるんだな、意外だ…)」ダッダッ
ミカサ「ジャン、気にしなくていい。私が早かっただけ」スッ
ジャン「おう…って、訓練服!?」エエエエ
ミカサ「??」キョトン
ジャン「い、いや…なんでもない。今日もミカサは綺麗だな//」
ミカサ「…ありがとう」
ジャン「じゃあ、露店行こうか」スタスタ
ミカサ「ええ」
【芋の道】
ミカサ「……朝飯、食べて来てしまった」ペコ
ジャン「あ、そうだったか…なんかすまねえな」カキカキ
ジャン「ちょっとでもいいから食べてみてくれよ、絶品だから」スッ
ミカサ「…いい匂い」クンクン
ジャン「ん~!最高だ…」ハフハフ
ミカサ「……んぐ、はぐ」ハムハム
ミカサ「!………おいしい」ボソッ
ジャン「!本当か!…って俺が作ったんじゃねえのにな!」ハハハハ
ミカサ「………フフッ」クス
ジャン「!」
ミカサ「ジャン、何か言いたげ。正直に言いなさい」ギロッ
ジャン「いや…笑った顔、可愛いなって…//」
ミカサ「そう…ありがとう」ニコ
ジャン「い、いやいや!」アセアセ
ジャン「つ、次行こうか」ガタ
【服屋】
ミカサ「服屋…来るのは初めて。来たいとは思っていたけれど」キョロキョロ
ジャン「そうか、それは良かった。レディースから見ようか」ギュッ
ミカサ「ジャン…手…」スタスタ
ジャン「あ!す、すまん…つい…//」カァァ
ミカサ「………別にいい、早くいこう」グイッ
ジャン「あ…//ミ、ミカサ……(まじかよっ…生きてて良かったぜ)」タッタッ
ミカサ「どう…?似合ってる?」チラ
ジャン「ん~、ミカサにはこっちの方が合ってる気がするぜ」スッ
ミカサ「そう。着てみる」ガチャガサ
ミカサ「…どう?」ツー
ジャン「うおお!すげぇっ!すっげえ可愛いなミカサ!」バッ
ミカサ「そう。ありがとう。じゃあこれを買うことにする」タッタ
ジャン(くぅ…買いたい…買ってやりたい…が、我慢だ…我慢)
ジャン「次は、また露店なんだが、いいか?」
ミカサ「わかった」
-
- 30 : 2014/01/28(火) 23:30:17 :
【カラオケ店】
ジャン「露店と言ったな…ありゃ嘘だ!!」
ミカサ「?誰に言ってるの?」
ジャン「いや…取り敢えず入ろうか」
107バンノヘヤデス- ハーイ
ア、カップルナラ10パーセントオフデスヨー
カップルデス エ!? デハドウゾー
ジャン「おっほん…歌います、紅蓮の弓矢」キリッ
ジャン「Seid ihr das Essen ?Nein, wir sind der Jäger !」
ハイッハイッハイッ ジャンウマイ アハハ
ジャン「ーーーーー冥府の弓矢~」ッフゥ
パチパチパチ
ミカサ「うまく歌えないと思う…」ウゥ
ジャン「最初はそんなもんだ、取り敢えず歌ってみるって感じだな」ウンウン
ミカサ「…わかった」
パッパラッパララララララプルップルップハハハハホニャラララアフフフフ
ミカサ「ーーーーーー~♪」
ジャン「まぁ、最初はそんなもんだ!」
ミカサ「うん、また来たら練習しよう」コクコク
-
- 31 : 2014/01/28(火) 23:33:45 :
- ジャン「露店と言ったな…ありゃ嘘だ!!」
これってコマンドーのシュワちゃんの
メイトリックス「お前は最後に殺すと言ったな…あれは嘘だ」
っていうセリフをもじったやつですか??
面白い!!
期待です!!
-
- 32 : 2014/01/28(火) 23:42:43 :
- >>31その通りですwありがとうございます!
【LOVEジュエリー前】
ミカサ「ここ?」
ジャン「ああ、恥ずかしい名前だがな…//」カキカキ
ミカサ「いいから、入ろう」
ジャン「って言うか、さっき買った服、来たんだな」カワイイ
ミカサ「そう。汗かいたから…」
ジャン「可愛いな…」ボソッ
ミカサ「ありがとう//」
ジャン「こ、声に出てたか//ーーーって、え?」
ミカサ「?先入ってるから」
ジャン(い…今、照れてた…俺に?まさか…うっひょおお)
ジャン「…中入ろう」カラン
【LOVEジュエリー】
ジャン(えっと…アルミンのおすすめの…あった!)
ジャン(良かった~、残ってたぜ~♪)フゥ
ミカサ「…フフ」キラキラ
ジャン「…」ハァ
アーダコーダソーダアーダ コレモイイ キレイダゼ
フフフ コレモキレイ シチャクシチャク
ミカサ「ーーーーーありがとう、ジャン。見れただけでも嬉しい」
ミカサ「こんなに楽しかったのは久しぶり」ホクホク
ジャン「え」
ミカサ「私はこんなに高いの買える程、今は持ってない」
ジャン「………そうだな、夕飯に行こうか!」ギュッ
ミカサ「わかった…」タッタッ
-
- 33 : 2014/01/29(水) 00:13:40 :
ジャン(ついに夕飯…)キタ
【三つ星料理店-day-】
ジャン「ここは毎日コース内容が代わるからいっぺんに仕入れができない」
ジャン「つまりとてつもなく高い…」
ジャン(ここが男の魅せ所だ!)カラン
店員「「いらっしゃいませ」」ササッ
ジャン「予約していたキルシュタインジャン!!」キリッ
ミカサ「………うわぁ~」テクテク
ーーーーーナンダカンダデ
ジャン「あとはデザートだけだな」
ミカサ「すごく、美味しかった。しかも食べきれないほどの量」ゲップ
ジャン「食ってたけどな!」
ハハハハハハハハ
ウェイター「デザートのガトーショコラでございます」コト
ジャン「………」ゴクリ
ミカサ「ガトーショコラ?」ジー
ウェイター「内地でもあまり出回らない超高級素材をふんだんに使ったケーキでございます。さっきのロースステーキの4倍の値段でございます」ペコッ
ミカサ「!?!?」ガタッ
ジャン(………………ここが男の魅せ所だ!そうだ、男の魅せ所だ!男の魅せ所だ!)
ミカサ「そんなに…払えない…」チラッ
ウェイター「全てそちらのお連れ様のお支払いとなっております」スッ
ジャン「ああ、だから心配しなくていい…」ニコ
ジャン「さぁ食べようぜ」
ミカサ「………」サクッ…
ミカサ「…」ドキドキ
ミカサ「っはむ!」パクッ
ミカサ「!」
ミカサ「おいひぃ…………これ、とろける」
ミカサ「美味しすぎる。ので、止まらない……」パクパク
ーーカツ
ミカサ「………?」ヒョイ
ミカサ「指輪?」
ジャン「さっきの露店で、俺が買ったんだ」
ジャン「ミカサに受け取って貰いたくてな…」
ミカサ「!…それってプロポーズ?」
ジャン「まぁ、そうなるな…//」ドキドキ
ミカサ「…嬉しい//」
ジャン「っ!じゃあ…」ドクン
ミカサ「でも、まだ返事は出せない」キッパリ
ミカサ「今でも、エレンは大事だし、それに訓練中に死ぬかも」
ジャン「そんなk ミカサ「訓練は遊びではない。ので、死ぬことだってある」
ミカサ「でも、強くなって…訓練を終えたら、返事をする」
ジャン「ならよ」
ジャン「卒業するときにこの指輪をはめていたら…ってことにしないか?」
ミカサ「………わかった。それまで指輪は預かっておく」ギュ
ジャン「そうだな、よろしく頼む」
ジャン「そろそろ帰らないとな、行こうぜ」
ミカサ「わかった。帰ろうジャン」フフッ
ジャン「ったく…」ハハハ
-
- 34 : 2014/01/29(水) 01:33:18 :
~入団式から6か月
ーーマルコ~~!
マルコ「…よしっ」キュッ
ジャン「おお、悪いなマルコ」ハァ…ハァ…
マルコ「いやいや、役に立てて嬉しいよ」ニコ
マルコ「でも、自分の立体起動装置くらい…たまには自分で整備しなよ?」
ジャン「マルコがやってくれるとピカピカでな…つい」ハハ
アルミン「人任せは良くないよ、ジャン」
ジャン「ア、アルミン…いたのか」ビクッ
マルコ「アルミンとはよく、こうして立体起動装置を一緒に整備してるんだ」
アルミン「邪魔になってるならごめんよ…」
マルコ「2人だと話す相手に困らないし、それに色んな整備方法も見つかるかもしれない。とにかく僕はアルミンとだと楽しいよ」ニコ
アルミン「あ、ありがとう…(マルコ…優しいな)」
ジャン「気持ち悪いホモ猥談は止めてさっさと訓練に戻ろうぜ」ハァ
【立体起動訓練】
ミカサ「……」バシュゥゥゥゥ
ジャン「……追い付けそうだ(マルコに整備して貰うと調子が良いな)」バシュッ シュルルル
マルコ「ダミー3体目…」ザンッ
マルコ「!発見……」バシュゥゥ…
アルミン「貰った…!」ザンッ
マルコ「アルミン!?」シュルル
アルミン「マルコが整備後は調子がいいのは知ってるからね」ドヤ
マルコ「ず…ずるいよ……」ヒュ
【食堂】
ジャン「ありがとうな!マルコ」
マルコ「どうしたんだい?ジャン」
ジャン「お前に整備して貰うと調子良いからさ」
マルコ「あ、それなら僕も調子良かったよ…」
エレン「2人ともいくつ取ったんだ?」ズイッ
ワーワー スゲー コンドワタシモセイビシテ
オレモ! ズルイゾオレガサキダ
マルコ「あ、あはは…(どうしよ)」
ジャン「おいお前ら!!」
一同「「「っ!?」」」ビクッ
ジャン「マルコが困ってるだろ!?」
ジャン「自分のくらい自分で整備しやがれ!」
マルコ「ジャン…」
一同「「「「お前が言うなよっ!!」」」」
ハハハハハハ チョ…オマエラ… チクショーー
-
- 35 : 2014/01/29(水) 03:57:31 :
ワイワイガヤガヤ
マルコ「………」ファァ…
アルミン(マルコは昨日遅くまで起きてたからね…)
アルミン「マルコ、僕らは先に休もうか」チョンチョン
マルコ「…アルミン…ありがとう」フラフラ
アルミン「みんな…先に休むね!おやすみ~」ガチャ
エレン「おう、おやすみ」
ジャン「おいエレン、もうひと勝負だ」
エレン「おう、なんなら明日のパンでも賭けるか?」
ジャン「上等ジャン?調子に乗ったことを後悔しやがれ!」
マルコ「ふぁ~…」テクテク
アルミン「もうちょっとだから…」ガチャ
アルミン「よっと…ほら、寮だよマルコ」ヨイショ
マルコ「アルミンありがとう」…zzZ
アルミン「そこ僕のベッド…取り敢えずエレンの所にどけて…寝よ」…zzZ
エレン「へっへ…明日はパン2個だぜ…」ファァ
エレン「ん…なんでマルコが俺のベッドに…取り敢えずジャンの所にどけて…寝よ」…zzZ
ジャン「チッ…エレンの奴無駄にポーカー強ぇんだよな~」ハァ
ジャン「…?なんで俺のベッドにマルコがいんだよ…取り敢えずライナーの所にどけて…寝よ」…zzZ
ライナー「ははは、やっぱクリスタは可愛いよな!」ハハ
ベルトルト「うん。アニのあのいつもは無口で心の中では何考えてるのかわからない所がそそるよね」
ライナー(…噛み合ってない気がするが)
ベルトルト(気のせいだよね…)
ベルトルト「あ、寝る前にトイレに行ってくるよ」ダッ
ライナー「おう…?ここは…俺のベッドだよな?なぜマルコがいるんだ…」
ライナー「取り敢えずコニーの所にどけて…寝よ」…zzZ
コニー「ふぁぁぁ…ねみぃ…」
コニー「…俺のベッドにマルコがいる意味がわかんねえのは、俺が馬鹿だからじゃないよな?」
コニー「…取り敢えずベルトルトの所にどけて…寝よ」…zzZ
ベルトルト「ふぃ~…スッキリした…みんな寝てるな…」
ベルトルト「明日も訓練だし、寝よう」…zzZ
~翌朝~
一同「「「「…なんでベルトルトとマルコが抱き合って寝てんだよ」」」」
ベルマル「…ッハ」バッ
ベルマル「ん…寝坊しちゃったよ…」ポリポリ
壁同「「「「………ホモ」」」」ジー
ベルマル(なんか見られてんだけど)
ベルマル「…ってどうしてマルコ(ベルトルト)がここに!?」
マルコ「あれ…いつの間にベルトルトのベッドで……」ウツロ
ベルトルト「なんでなんでマルコが…自分のベッドで寝てよ!」ムキー
アルミン「2人はその後1か月、ホモ疑惑が続いたとさ…」
コニー「なぁ、俺のせいか?」
-
- 36 : 2014/01/30(木) 00:05:44 :
~入団式から8か月
【食堂】
コニー「サシャ~」
サシャ「コニー!一緒に食べましょう!」
コニー(俺はバカだバカだ言われてきたが、どうやら俺は)
サシャ「パァン貰いますっ」シュバッ
コニー「お、おい!?(この芋女を好きになっちまったみたいだ)」
サシャ「遅いです!ふふんっ」モシャモシャ
コニー「俺のパンが…(いいけどよ)」
~立体起動訓練
コニー「へへっ」ザンッ
コニー「ダミー5つ目!」
サシャ「コニー、今日は調子いいですね…」シュルル…
コニー「おう、なんでだろうな!(守りたいと思う奴が出来たからかな)」
コニー「ってミカサ!?(サシャはミカサの死角からダミーへ)…」バシュゥゥゥ
コニー「まずい!」ギュルルルルル
ミカサ「ハッ」ザンッ
ーーッパシィ
サシャ「ハァ…ハァ…」ドキドキ
サシャ「し、死ぬかと思いました…ありがとうございます、コニー」フゥ
コニー「っぶねーな…(良かったぜ…)」ハァ…
サシャ「でも、コニー少し賢くなりましたか?あんな判断力並みじゃないですよ」
コニー「…俺は天才だからな!(あぁ、平和だ)」
サシャ「調子に乗らないでください!(でもコニーかっこよかったですね…)」
コニサシャ「「……」」ドキドキ
ベルトルト「ーーーお腹すいたねライナー」ガタッ
コニサシャ「「!」」ビクゥゥゥ
ライナー「おう、さっさと食おうぜ」ハァ
サシャ「ライナー…私も空きました。今日はお肉が食べたい気分です」ゴゴゴゴゴ
ライナー「サシャ?な、なにふざけてんだ…肉なんか………?」
ライナー「おい!やめろ!」ウワワ
ーーウワァァアアアアアアアアアアアアア
ライナー「………俺は………肉なんか…じゃ…ない………」バタッ
ベルトルト「ライナァァァァァ!!!」ダキッ
コニー「ーーーーやっぱホモじゃんか」
ドッ ワハハハハハハ イエテル、イエテル
マタホモッテヨバレルノカ……ヒドイヤコニー
-
- 37 : 2014/01/30(木) 00:19:00 :
~入団式から10か月
サシャ(あの時…コニーかっこよかったですね…本当に)ドキドキ
サシャ「コニー、一緒に食べましょう!」ニコ
コニー「あぁ!?…まぁいっか…笑ってるし」ハァ
サシャ「ありがとうございます!(私には、返せるものがこれしかありませんから)」
【座学室】
コニサシャ「「くかー……」」…zzZ
座学教官「………」プルプル
【ガス補給所】
シューーーーーーー………カッ
コニー「あ…やっちまったっ」カッ
ーーッボガン!!
ウワッ ナンダ!? バクハツダ…キットバカガ ヤッタンダ
コニー「………」マックロ
ユミル「ぶっはwwwwwwwなんだよその格好wwwwww」
ユミル「きったねえwwwwww」
サシャ「コニー………ふっw」プッ
ワライヤガッタナ コノヤロー アーダコーダソーダナンダ
【対人格闘】
コニー「ハァッ」ポーズ
サシャ「ホイサッ」ズバッ
コニー「アイナッ」スッ
サシャ「プダハーッ」ガァッ
ソイヤッ クラッ セイッ ホイッ ホニャララララ………………
女子寮
サシャ(いつもコニーと訓練してると楽しい…)
サシャ(キース教官には怒られっぱなしだけど)
サシャ(この幸せがいつまでも続きますように…)ポロ…zzZ
-
- 38 : 2014/01/30(木) 00:43:13 :
~入団式から1年
ーーパカラッ パカラッ
ーーハッ ピシャッ
クリスタ「…っふぅ」ハァ
ユミル「お疲れ、私のクリスタ」ミズドゾ
クリスタ「…ありがとうユミル…ユミルの物じゃないけど」ゴク…ゴク…
ユミル「さっ、馬術は終わりだ!次は立体起動だな…整備急ぐぞ」グィ
クリスタ「あ…ちょっとぉ!」ヤレヤレ
~立体起動訓練
クリスタ「…ユミルゥ………」ブッスゥゥゥ
ユミル「ん?どうした?」バシュゥ シュルル…
クリスタ「もう!いっつもいっつも手を抜いて!」バシュッ
ユミル「それだとクリスタと一緒にできないだろ?」シュルルル…バシュゥゥッ
クリスタ「そんなの良いって…」バシュゥ
-
- 39 : 2014/01/30(木) 01:32:30 :
【夕食】
クリスタ「エレン、隣いい?」
ユミル「クリスタ!?あっちでいいだろ!」バッ
クリスタ「こっちの方がいいの!」
ユミル「…わかった…」ハァ
エレン「ん、早く座れよ」トントン
クリスタ「!うん」ルンルン
ユミル「………」ジー
エレン「な、なんだよ」
ユミル「……いや」フイッ
クリスタ「…」カチャ
クリスタ「エレン、アルミン、2人に相談があるの」
エレン「おう、なんだ?」
クリスタ「私は…………生きてても…いいの、かな…」シュン
ユミル「おい、クリスタ!!」ガタッ
クリスタ「ユミルは黙ってて!2人に聞いてるの」ガッ
ユミル(こいつらを聞いても良いことねぇぞ…)チッ
「そんなの…当たり前だろ!!」
ーーエレンだ
「生まれて来るのがいけない人間なんていないよ」
ーーこっちアルミン
ーー違う
ーーそんなのが聞きたいんじゃない
ーー私が何を欲しているのかもわからない
ユミル(はぁ…だから無駄だってのに聞かずにこいつは…)
「…どんな体験をしたのか知らないけど、そんなの甘え」
ーーっ…うぅ…
ユミル「おいっ!ミカサ!」ダンッ
「正論を言っただけ」
ーーそうだよね………
「俺もそう思う」
ーーエレンまでっ
エレン「だからよ…そう言うのは自分の中から答えを出すもんだと思う」
ーー!!
「人から聞いても、あくまでそれは見解でしかない。自分の価値は自分しかわからないんじゃないかな」
ーーミカサの言う通り、私は甘えてた…回りに媚びて、回りに答えを求めてた…
ーーそうだ、これからは自分で答えを…だそう
ーー自分で……決めよう
クリスタ「3人とも、ありがとう!」…ズズッ
クリスタ「時間はかかるかもしれないけど、頑張って自分で答えを出すよ」ポロポロ
クリスタ「ユミル、これは私の答えの一つ」スッ
ユミル「ん?」
クリスタ「私の名前はヒストリア・レイス」
ヒストリア「ヒストリアって呼んでね!」ニコッ
ユミル「…!ーーーーーーああ」
ユミル「これからもよろしくな…誰のものでもない、ヒストリア」ギュッ
-
- 40 : 2014/01/30(木) 02:02:03 :
~入団式から1年と2か月
ユミル「ヒストリア…ペースあげるぞ!」バシュゥ
ヒストリア「うん!」シュルルル…バシュゥゥゥ
【食堂】
ヒストリア「エレン!アルミン!ミカサ!ユミル!一緒に食べよう」ニコッ
エレン「おう、クリスタか。座れよ」スッ
一同「「「ヒストリアだってば」」」
ハハハハ キョウノスープ ベーコンハイッテルゾ ウオ、マジカ
【女子寮】
ヒストリア「ユミル、おやすみぃ」…zzZ
ユミル(あの日からヒストリアは本当の笑顔を見せるようになった…)
ユミル(もう私は必要ないのかな…)
ユミル(私はヒストリアが自分に戻れて、幸せに暮らせて)
ユミル(もう十分のはずなのに…)
ユミル「もっとずっと側にいたいって…欲張っちまうな…」ハハ…
ユミル(せめて、訓練生の内だけはーー)
ユミル(楽しく過ごさせてくれ)ホロリ…
-
- 41 : 2014/01/30(木) 03:47:05 :
- ほう……悪くない……
-
- 42 : 2014/01/30(木) 04:09:59 :
>>41
ペトラ「リヴァイ兵長!こんな所でなにをしているんですか!」プンスカ
エレン「今日は庭の掃除だって自分で言ったじゃないですか…」
オルオ「まぁお前ら程度じゃわからないだr ペトラ「うるさい」
-
- 43 : 2014/01/30(木) 13:37:28 :
- なんだこのそふとくりぃむ。さんのコメントへの反応の完成度!?
-
- 44 : 2014/01/30(木) 13:52:21 :
- キース「>>43何をしてる!!早く訓練に戻れ!!」
-
- 46 : 2014/01/30(木) 14:13:17 :
- キース「そうじゃエルヴィン、そしてなぜ私が巨人中学校に出てないのかに不満を抱いているのだからな!!!!」
-
- 47 : 2014/01/30(木) 14:20:37 :
>>46
コニー「なぁ、教官が何言ってんのかわかんねえのは俺が馬鹿だからじゃないよな?」
ユミル「黙ってろ馬鹿」
サシャ「巨人中学校ってなんですか?巨人が勉強するんですか?」
アルミン「やめてくれ…これ以上のメタ発言はもう僕では歯止めが聞かない…」
再開します
-
- 48 : 2014/01/30(木) 14:24:08 :
~入団式から1年と4か月
「アルミン!」
ーーそう呼ばれて振り返ると、いつもの光景……
ーー最近はクリ…ヒストリアも一緒に行動している
ーーこれ以上の幸せがどこにあるだろうか
エレン「アルミン?早くいこうぜ」グイ
アルミン「うん」タッ
-
- 49 : 2014/01/30(木) 14:34:49 :
【食堂】
エレン「今日もパンかってえな…」モギュモギュ
ヒストリア「そういうときは~♪」チャプチャプ
ヒストリア「スープに浸して食べるとおいしいの!」ハイ
エレン「お、ほんとだ…柔らかいな!ありがとうヒストリア」ニコッ
ヒストリア「ううん!私もこの前ユミルに教えて貰ったんだぁ~」ニコニコ
ユミル(天使)
アルミン(可愛い)
モブ(可愛い)
ライナー(結婚しよ)
アルミン「ヒストリア、僕のもやってよ」
ユミル「おい、自分で出来るだろ」
ヒストリア「?わかったー!」チャプチャプ
ヒストリア「はい、あーん」スッ
一同「「「「え」」」」
アルミン「…はむっ」ドキドキ
アルミン「!本当だ、柔らかいね…味もついてちょうどいいし」モグモグ
ヒストリア「でしょー♪」ウフフ
アルミン「」ブバッ
エレン「アルミン!?」
一同(耐えられなかったか……だがよく戦ったな)グッ
-
- 50 : 2014/01/30(木) 14:44:36 :
ーーーーミン
……?
ーーールミン
ーーアルミン
【医務室】
ヒストリア「……アルミン、起きたの!急に鼻血出してビックリしちゃったよ」
アルミン「うん…なんか迷惑かけちゃったみたいだね」
ヒストリア「それより、なにかして欲しいことない?」
その時、アルミンの頭に電光が走った
ーー!!
ーー医務室で男女が二人
ーーこの状況下で
ーー女性から「して欲しいこと」だなんて…
ーー1つしかない!!
アルミン「ヒストリア!僕はいつでも」バッ
ヒストリア「喉、乾いたりしてないかなって」ニコッ
アルミン「」
アルミン「」
アルミン「」
アルミン「僕は最低だ…死んじまぇぇぇぇぇーー!」ダンッ ダンッ
-
- 51 : 2014/01/30(木) 15:12:16 :
~立体起動訓練
アルミン「ねぇ、ヒストリア…」バシュゥ
ヒストリア「ん?なに?」ニコ
アルミン「あの、ずっと伝えたかったことがあるからだ」シュルルル
アルミン「だから訓練が終わったら倉庫裏に来てくれないか?」バシュッ
ヒストリア「うん、わかった!」
アルミン「ありがとう(よっしゃあああああ)」ギュルルルルル ザクッ
シャアアアアアーー!! アルミンガ ダミー7タイ タオシタゾ ヤバイナ!
【倉庫裏】
アルミン「あの…伝えたいことって言うのは、」ドキドキ
アルミン「今までのヒストリアのこと好きでした!」
ヒストリア「!私もだよ」ニコッ
アルミン「ほ、ほほほほ本当!?」ウォォォォ
ヒストリア「…?うん(仲間として)」コク
アルミン「好きって言うのは恋的な意味で!?」イヤッホゥ
ヒストリア「あー…私、恋愛って言うのはよくわからないんだ…」
アルミン「え」
ヒストリア「今までは人のために生きてきて、自分を見る事がなかった」
ヒストリア「クリスタの時は好きな人、いたの。エレン、アルミン、ライナー、ベルトルト、ジャン、マルコ、それにコニーも」
ーー私はそれを恋愛だと思っていた
ヒストリア「でも、今は違う…自分を見つめ返してそれが恋心ではなく、憧れだと気づいた」
ヒストリア「私はね、まだ自分の名前を受け入れたばかりなの」
ヒストリア「だから今は他人の事は考えられない…」
ヒストリア「ごめんね…でも、時期になったら返事を出すから」
アルミン「……こっちが本当の君なんだね」
アルミン「ならそれで良かった」ニコ
アルミン「確かにクリスタの頃ならこれで恋人になっていたと思う」
アルミン「それはそれで惜しい気もするけど……」
アルミン「でも本当に好きになって貰いたいしね」
アルミン「正直に言ってくれて、ありがとう」グッ
アルミン「これからも」
アルミン「ーーーー頑張るよ」
ーーまた一つ、曲げられない事が増えた
ーーまるで兵長みたいだね…
ーーレベルが違うけど、なんか通じるとこがあって嬉しい
ーーそれに……
-
- 52 : 2014/01/30(木) 15:29:38 :
~入団式から1年と6か月
ミーナ「アーニッ」モミッ
ーー私、ミーナ・カロライナには親友がいます
アニ「ちょ!なにしてんだい!」ゲシッ
ーーちょっと暴力的で
アニ「…許してやる代わりに…あんたは何者だいっ!?」
ミーナ「ハッ!!豚小屋出身!家畜以下でございます!」
ーーちょっとドSで
ミーナ「あ、今日は髪おろしたんだね!似合ってるよ」
アニ「べ…別に…//お洒落とかじゃなくて…今日は邪魔だったから」モジモジ
ーーすっごく可愛くて
ミーナ「あ…石鹸忘れちゃった…」
アニ「…貸してやるよ」ポイッ
ーー時には優しい、普通の女の子です
-
- 53 : 2014/01/30(木) 15:39:42 :
ーーこれは二人で町へ出掛けた時の話
ミーナ「アニ~?」
ーー色々あって、アニとはぐれてしまった時です
ミャー ミャー ニャーン
ーー微かに子猫の鳴く声がして
ミーナ「捨て猫かな…」
ーー狭い路地にはいったら…
アニ「ほら、にゃーん…食べるにゃん♪」ニャーン
ーー猫の真似して餌付けをするアニの姿が
アニ「にゃん、にゃん♪くすぐったいにゃぁぁん」ニャー ゴロゴロ
ーー自分に対して無力な生物に対しては特に優しく接しています
アニ「にゃはぁぁぁぁ…ペロペロしないにゃんっ」ゴロゴロ
ーーそして…可愛いです
-
- 54 : 2014/01/30(木) 15:45:05 :
ーー本人に聞いたら多分自分のためとか言いそうだけど
アニ「お、新入りにゃん。じゃあ、このブチの子はメロンって名前で…そっちの…」
ーーでも、きっと違います
ーー自己満足で触りに来たなら名前なんて付けませんし
アニ「じゃあ今日はここまでにゃん!寂しいけど次の休みまでバイバイにゃん」
ーーそれに猫のために通ったりなんかしません
ーーアニは猫に餌をあげるためにはぐれた振りしてるんじゃないかな……
-
- 55 : 2014/01/30(木) 16:01:33 :
ーーアニとの初めての出会いは…食堂だったね
ミカサ「サシャが放屁した音です」ハイ
ーーミカサがうるさいのをサシャのおならのせいにしたんだっけ
アニ「………」パクパク
ーーあのとき独りで食べてるアニを食べt…じゃなくて話しかけたくて
アニ「なんだい…」ピタ
ーー文句言いながらも嬉しそうな顔してて、安心したんだ
アニ「蟻って目がないんだってね……」
ーーこれまでの訓練期でも色々楽しかったけど…
ーーでも
ミーナ「ーー私は見てるだけでいいんだぁ…」ボソッ
ーーアニは聞き取れたみたいですが、気づかない振りをしてくれましたね
アニ「なにいってんだい?」パクパク
ーーその夜
アニ「ちょっときな」グィッ
ーー真っ暗な部屋に招待(引っ張られ)されました
ミーナ「………?」オロオロ
パパパパパパン!パパパン!パン!パパパン!
一同「「「「誕生日おめでとう、ミーナ!」」」」
ワァァァァ アーダコーダ
ーー今日は私の誕生日でした
エレン「アニがさっき、ミーナが誕生日だから祝ってくれって言ってきてな」
ーーアニが…サプライズしてくれました
アニ「バラすんじゃないよっ!!」バキィ
ーーアニは色々不器用な所とか
ミーナ「アニ…あの…」
アニ「ん…?」
ーー恥ずかしがり屋さんな所があるけれど
ミーナ「ありがとうにゃん!」ニャーン
アニ「っっっ!!!!!あんた…///いつ//」
ーー私の最高の親友です
-
- 56 : 2014/02/01(土) 00:25:33 :
~入団式から1年と8か月
【食堂】
アニ「はぁ…」
アニ(今日も一人か…)
ミーナ「アn エレン「アニ!一緒に食べようぜ」ダッ
アニ「!いいけど…」スッ
アニ「珍しいね、あんたが訓練以外で私となんて」
エレン「そうかな…あんま意識したことねえけど」スッ
アニ「ほぉ…つまりあんたはあたしのことは眼中にないと…」ゴゴゴゴ
エレン「そんなことねえって!可愛いと思うぞ」
アニ「えっ…あんた…そういうとこ欠けてんのかと」
エレン「ひでぇな…ったく」
エレン「ま、巨人巨人言ってるからそう見られてるみたいだけどよ」
エレン「お前の良いところとか、ちゃんと見てるぜ」ニカッ
アニ「な…//こいつ…調子に//」ゲシッ
エレン「痛ぇって」ハハッ
アニ「…フンッ///(ちゃんと見てくれてる…)」プイ
~対人格闘
エレン「アニ!組もうぜ」タッタッ
アニ「エレン!」ダッ
エレン「名前で呼んでくれるの…初めてだな」オウ
アニ「う、うるさい//さっさとやるよっ」スッ
ーーーーーー
ーーーー
ーー
エレン「やっぱりアニは強えな…」
アニ「エレンも上達してるよ…それなりに」プイ
エレン「そ、それなりにだと!」クチクッ
アニ「それなりにだよっ」フンッ
エレン「よ~し…だったらセメントだ!」
アニ「…?なんだい?セメントって」
エレン「真剣勝負だぞ」クイッ
アニ「…フフッ」クス
アニ「あんた面白いね…」フフ
エレン「アニって笑うともっと可愛いな」ニコッ
アニ「な//だから…そういうのを///」ドキッ
エレン「そういうのを?」ズイッ
アニ「そっ、そういうのを…やめ…//(近いって…)」ドキドキ
エレン「やめて欲しいのか…そうか…じゃあしょうがないな」チラッ
アニ「やめなくていい!やめなくていいから!」
エレン「ほう…やってくださいではないかな?」ニヤリ
アニ「や…やってくだ…///」ハッ
エレン「…」ジー
アニ「調子に乗るな」ゲシッ
-
- 57 : 2014/02/01(土) 00:45:05 :
【食堂】
アニ「はぁ…今日は疲れたね…」ハァ
エレン「それって俺のせいか?」ズイッ
アニ「!?!?!?」ドキィ
アニ「きゅ…急に出てくるな!」ドンッ
エレン「はは…で、隣いいか?」スッ
アニ「言う前から座ってる奴にどう答えたらいいんだい」フフッ
エレン「お、また笑った」ヒョコ
アニ「うるさい///(調子狂うね…)」ゴクゴク
エレン「ーー今日はアニの笑顔を2回も見れた…幸せだな…」トオイメ
アニ「!!!?」ブフゥゥ
アニ「あんた…ゲホ…なにいってんだい」ゴホゴホ
エレン「なんだ…?本当のことだろ」キョトン
アニ「いいけど//ミ、ミカサは好きじゃなかったのかい」
エレン「あいつは家族だ…恋愛対象ではない」チラッ
アニ「れ…恋愛対象は…誰なの?」
エレン「アニ…」
アニ「え//////」ボンッ
エレン「話がある…てあれ?アニ?」
【医務室】
アニ「………ここは」クラクラ
エレン「おうアニ、起こしちゃったか?」
アニ「いや…それよりなんであたしはここに………」カァァ
アニ「……思い出した」ドキドキ
アニ「え…えりぇん…(噛んだ…)」ウルウル
エレン「ん?」
アニ「あのときの続き…言ってよ//」
エレン「ーーああ」
エレン「話があるって言いたかったんだ」
アニ「え」
アニ「」
アニ「」
アニ「え?」
エレン「だから、話があるって」
アニ「…………それだけ?」
エレン「ああ」
アニ「………………………」
ドコッ バコッ バコッ
エレン「でさ、話の件だけどよ」
アニ「」ホウシン
エレン「あとで倉庫裏に来てくれ。大事な話がある」
-
- 58 : 2014/02/01(土) 01:09:57 :
【倉庫裏】
アニ(も…もしかしてもしかして//)
アニ(これってこれってあれだよね?)キャー
エレン「アニ!」ザッ
アニ「あ、エレン!お、おはよう!」ビクゥ
エレン「おはようって…今夜だぞ?」ニコ
アニ「あ、うん(うぅ…余計意識しちゃうよ…)」ドキドキ
エレン「いきなりだが…俺はアニが好きだ」キリッ
アニ「!!ほ…本当!?」パァァ
エレン「あぁ、俺はアニの良いところをたくさん知ってる」
エレン「強いところ、優しいところ、実は女の子っぽいところ」ニッ
エレン「俺はそんなお前の全てが好きだ!」
アニ「なんか…変な感じだよ…」ニヤニヤ
アニ「ニヤけちゃうし…涙出てくるし…えぐ…」ポロポロ
アニ「ただ一つだけ、これだけは言える」
アニ「私はエレンが好きで、こんなに幸せな瞬間は今までにない」ニコッ
アニ「ありがとう…私と…付き合ってくれるの?」ボロボロ
エレン「ーーっもちろんだ!」ニカッ
ーーああ、幸せだ…
こんな私がいいのかな
こんな殺人気が
こんな幸せになってもいいのかな
私の正体を知ったら、エレンは私を殺すのかな
でも、エレンは私を好きでいてくれている
こんな残酷なことってあるかな
かくいう私もエレンが好き
世界は残酷で…美しい
この世界を少しでも美しく思えるように…
なんて
本当は自分の為だけど
エレンと…少しでも長く
アニ「エレン…大好きだよ…!!」ダキッ
-
- 59 : 2014/02/01(土) 01:19:58 :
~入団式から1年と10か月
ライナー「…なに泣いてんだ」ハァ
ベルトルト「わからないよ…ライナーにはっ」
ライナー「そ、そうか…」
ウウウウウ… ウワァァァァァ…グス…グスッ
ライナー「なぁベルトルト、何かあるなら俺に相談でも…」
ベルトルト「ライナーになんかわかりっこない!」
ウエエエエエエエエエ…グスッ フエエエエエエエエ グス…
ーーさっきからこんな調子だ
ほっとくわけにもいかないし
せめて原因だけでもわかれば…
ライナー「……ハァ」
ライナー「おい、アルミン!」
アルミン「あ、ライナー!おはよう」
ライナー「あぁ…早速ですまんが、ベルトルトがどうして泣いてるかしらないか?」
アルミン「あぁ、それね…エレンとアニが付き合ったからじゃないかな」
ライナー「」
-
- 60 : 2014/02/01(土) 01:40:29 :
ライナー「…この際、どういう経緯でそうなったかは聞かん」
アルミン「助かるよ」
ライナー「ベルトルトを…助けてやってくれないか?」
アルミン「助ける?」
ライナー「あいつ、かなり危険でな…エレンを殺そうとか考えてる」
アルミン「そこまでとは…」ゾッ
ライナー「今お前も今助かったって言っただろ?借りは返そうな!」カッ
アルミン「え、なにこいつ」
ライナー「ってことで、まず放心状態を解いて欲しい」キリッ
アルミン「勝手に進めんなボケ」
ライナー「じゃあ、計画は考えといてくれ!よろしくな…」
アルミン「ちょま」
ライナー「昼食の時に会おう!!」ジャッ
-
- 61 : 2014/02/01(土) 02:40:01 :
- なんかいろいろメチャクチャなところがあるのに、全然気にならないのがすごいなww
期待です!!!
-
- 62 : 2014/02/01(土) 02:54:12 :
- ほう・・・悪くない・・・
-
- 64 : 2014/02/01(土) 19:04:17 :
- 読み返して見たらユミルの回だけめたんくそ短かったwwwww
-
- 65 : 2014/02/01(土) 20:40:48 :
- 続きがすっごい楽しミン!
-
- 66 : 2014/02/01(土) 21:10:56 :
- >>65ありがとうございます!
アルミン「はぁ…あのストーカールトに現実を認識させるなんて…」
エレン「アルミン!悩み事か?」
アルミン「うん…」
アルミン「ライナーがベルトルトのことで…ね…」ハァ
アニ(ベルトルト…どうしたんだろ)
エレン「ベルトルトがどうかしたのか?」
アルミン「原因はほぼわかってるんだけど」イラ
エレン「そうなのか?ま、アルミンに任せとけば大丈夫だろ」ヘラッ
アニ「…私もそんな気がする」
エレン「頑張れよアルミン~」ダッ
アルミン「………」イライラ
-
- 67 : 2014/02/01(土) 21:12:44 :
サシャ「パァン!」
エレン「割愛」
ライナー「11:00から再開だ」
ストーカールト「アニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニ」
-
- 68 : 2014/02/01(土) 21:29:08 :
- 期待!
-
- 69 : 2014/02/01(土) 21:37:42 :
エレン「11:00からと言ったな……あれは嘘だ!」
エレン「>>68ありがとうな!」
アルミン「期待って台詞を見るだけでやる気が出てくるよ」
再開します
-
- 70 : 2014/02/01(土) 21:55:23 :
~立体起動訓練
アルミン(まずは…自分の立場に置き換えよう)バシュッ
アルミン(そうだな…クリスタとエレンが一夜過ごしたと仮定しよう)シュルル
アルミン(いや…それじゃダメだ…幼なじみ補正がかかるし、奪おうにも僕が死ぬ)タンッ
アルミン(ライナーと仮定しよう)バシュッ
アルミン(考えるだけで怒りが込み上げてくる…)ギュルル
アルミン(まずは奪おうと考える)シャーー
アルミン(でもベルトルトの立場なら…無理だろう)シュルルルル
アルミン(ならば…どうする…)バシュウッ
アルミンアブナイッ ヨケロー
アルミン(ん…)
ーーガンッ バタッ
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「…………いっつ…」イテテ
エレン「おい、アルミン…大丈夫か?」
ミカサ「呼んでも上の空だった。なにかあるならいて欲しい」
ジャン「ったく…気を付けろよな?」
ヒストリア「アルミン…」ナミダメ
アルミン(そうか…ストーカールトのことで頭がいっぱいだった)
アルミン「あ…ごめん、みんな」
アルミン「!!」
アルミン(ミカサは今なんて言った?)
ーー呼んでも上の空だった
アルミン(まさにベルトルトの状態じゃないか…)
アルミン「ラ、ライナー…誰かライナーはどこか知ってる?」
エレン「あぁ、ライナーならもうすぐ昼だからって食堂だな」
アルミン「行ってくる!」
一同「「「あ、おい…」」」
【食堂】
アルミン「ライナー!」タッタッ
ライナー「アルミン、大丈夫だったか?」
アルミン「それより…ベルトルトと直す方法なんだけど」
ライナー「!何か思い付いたのか」バッ
アルミン「うん、まぁ平たく言えば気絶させる」
ライナー「俺には秀才の言うことは理解できないが、取り敢えずやってみるか」ダッ
アルミン「いや…昼食とるけど」カタン
ライナー「………それもそうだな」
-
- 71 : 2014/02/01(土) 21:57:25 :
………すまない
ミカサ「呼んでも上の空だった。なにかあるならいて欲しい」
訂正
ミカサ「呼んでも上の空だった。なにかあるなら言って欲しい」
もう一度言う……………すまないンゴwww
-
- 72 : 2014/02/01(土) 22:31:23 :
~対人格闘
アルミン「じゃあ…ライナー」
ライナー「おう」
アルミン「頑張ってね」
ライナー(ベルトルトの奴…ずっとアニの方見てやがる)
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニ」ジー
ライナー(お仕置きだべぇぇぇ)バッ
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニアニアニアニ」スッ
ライナー「な………」ヒュッ
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニ」スカッ
ライナー「くっ!」ブンッ
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニアニアニアニ」ユラァ
ライナー(一切無駄のない動きだ…素晴らしい)ウホッ
アルミン「…ミカサ」クイッ
ミカサ「わかった」
ライナー「ハァ…ハァ…」クッ
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニ」ブツブツ
ミカサ「ベルトルト…私にもその動き」スタスタ
ライナー「!?」ゾクッ
ミカサ「ーー教えて」ヒュッ
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニ」スッ
ミカサ「喝!!」グァッ
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニアニアニ」スルッ
ライナー(な…あのミカサにmm単位の見切りだと…)ゴクリ
ミカサ「次ははずさない」ゴォッ
ーーガッ………
ミカサ「な………」ググッ
ミカサ「………………」バタン
一同「「!?」」
アルミン(あのミカサが…)ガタガタ
ライナー(恐ろしい)ブルブル
ベルトルト「アニアニアニアニアニ」スタスタ
ライナー「おいアルミン!アニの方に向かってるぞ」ボソッ
アルミン「もう僕らには止められない……」ゴクリ
ベルトルト「アニアニアニアニ」スタスタ
アニ「…?ベルトルト?」キョトン
エレン「お前とやりたいんじゃねえか?」
エレン「この組み合わせ見たことねえから、見てみたいぜ」ニコッ
アニ「し…しかたないね//」スッ
アニ「…行くよ」
ベルトルト「アニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニアニ」ブツブツ
ーーバキィ
ベルトルト「はぁん」グハ
アニ「え」ットト
アルミン「え」
ライナー「え」
ベルトルト「」チーン
エレアニ「「…………」」
エレン「ベルトルトって弱いんだな」
-
- 73 : 2014/02/01(土) 23:05:16 :
【食堂】
ガツガツムシャムシャ
サシャ「ふぅ…おいしかったです」
ベルトルト「相変わらずだね」ハハハ
ライナー「ま、なんにせよベルトルトが戻って良かった」ハハ
エレン「ライナーの恋人だもんな!」
ライナー「アルミンも、ありがとう」ムシ
アルミン「僕は結局なにもしなかったけどね…」ハハハ…
ベルトルト「アルミンが?」
ライナー「ああ、協力してくれたんだ」
ベルトルト「そっか…ありがとう、アルミン」ニコ
アルミン「だから僕は…ま、いいや」
【男子寮】
ライナー「ベルトルト…良かったな、あのままならどうなってたことやら」
ベルトルト「…アルミンが手伝ってくれたんだよね」
ライナー「?ああ」
ベルトルト「だからどうとか…なんて考えてないよね」ジッ
ライナー「………」
ーー俺は
兵士か
戦士か
自分でもよくわからん
だが選択の日は来る
あと1年だ
そんなの俺だってわかってる
ライナー「わかってんだよ…」グッ
ベルトルト「…それならいいんだ」クルッ
ベルトルト「おやすみ…」
ライナー「あ…ベルトルト………」
ーー言葉が詰まる
そういう意味じゃない
だけど言えるわけない
俺は…
自分でも嫌気が差す
なんて中途半端な人間だ
いや、人間じゃないな
…巨人だ…………半分
なんだよ…初めから中途半端じゃねえか…ハハ
ライナー「…おやすみ」
-
- 74 : 2014/02/01(土) 23:36:44 :
~入団式から2年
ベルトルト「ライナー!」
ライナー「おう、アニはまだか?」
ベルトルト「…まだ来てないよ」
ライナー「今回も来てないか」
ベルトルト「………いいよ、始めよう」
ーーーーー
ーーー
ー
ベルトルト「はぁ…」
ユミル「お、ベルトルさん、悩み事か?」ニヤニヤ
ベルトルト「ユミルか」
ユミル「なんだよ…その言い方はよ」ムッ
ユミル「せっかく人生の先輩が恋の相談に乗ってやろーってのによ」アーア
ベルトルト「そんなんじゃないって……」
ユミル「じゃあなんなんだよ」
ベルトルト「………アニのこと」
ユミル「はぁ?結局恋じゃねーかwwwww」ケラケラ
ベルトルト「だから…こうなるから話したくなかったんだよ」ハァ
ユミル「……計画の方か」
ベルトルト「………」
ユミル「……はぁ、真面目だねぇ」ハッ
ユミル「もう少し肩の力抜いてみなよ」
ベルトルト「ユミルは楽でいいよね、自分のことだけだから」
ユミル「…あんたらもそうだろ」ムカ
ユミル「壁内の人間のことなんて考えないで自分が故郷に帰りたいーだなんて」
ベルトルト「っ!考えてるよ!どうしよもないじゃないか!」
ユミル「あぁそうだね…相方達は考えてると思うが…」
ユミル「あんたはどうなんだよ…逃げてるだけだろ」ジッ
ベルトルト「っ…」
ユミル「私となんも変わんないじゃないか…偉そうに言ってる割には」ハッ
ユミル「確かに立場は違うだろうが…そういう奴は私の立場でも同じだろうね」
ベルトルト「…なら…どうすればいいんだよ…」グッ
ベルトルト「ライナーは戦士でいてくれると…言ってくれた」
ベルトルト「だけど…相談できるほど精神が安定してない」
ベルトルト「他に誰がいるって言うんだ!」
ユミル「目の前にいるだろうが…」
ベルトルト「……」
ユミル「お互い、味方の少ない殺人鬼だろ?」
ベルトルト「………」
ユミル「敵の敵は仲間ってよ」ハハッ
ユミル「まぁ私はお前らの仲間を食っちまったらしいけど」
ベルユミ「「…………」」
ベルトルト「本当に…仲間でいてくれるのかい」ウツムキ
ユミル「ああ」
ベルトルト「裏切らないって…約束してくれるかい」ジッ
ユミル「ああ」
ベルトルト「………じ…」ウル…
ユミル「………」
ベルトルト「人類の…敵で…いてくれるかい……」ナミダメ
ユミル「…ああ」
ベルトルト「………うっ…ぅ……」グスッ
ユミル「男が泣くなよ……情けない」ハア
ユミル「手ぇ貸してやるから…おきろ」スッ
ベルトルト「………ありがとう」ギュッ
ユミル「…ああ」
ユミル「地獄まで…付き合ってやるよ」
ベルトルト「ありがとうっ………」
-
- 75 : 2014/02/01(土) 23:42:27 :
~入団式から2年と4か月
アルミン「エレン…ありがとう」
エレン「いや…いいんだ」
アルミン(そうだ…おばさんが死んでいたらこうはいかなかった)
アルミン(本当におばさんが生きていて良かった…)
アルミン「本当に…良かった」
エレン「ああ」
-
- 76 : 2014/02/02(日) 00:15:35 :
~立体起動訓練
エレン「ハッ」バシュウッ
エレン「ふっ…」ギュルルルルッ
キース(エレン・イェーガー…急に良くなってきたな…)
エレン「ジャン!遅いぞ!」
ジャン「くそっ…なんであんなに早く動けんだよ…」
~対人格闘
アニ「…ハァ…ハァ…あんた、こんなに強かったっけ」クッ
エレン「口を動かす前に…頭を動かせっ」バッ
~座学
座学教官「ーーーーであるからして」
座学教官「イェーガー、ここわかるか」
エレン「ーーーです」
座学教官「そうだ。素晴らしい」
コニー(エレンって俺くらい馬鹿じゃなかったっけ)
~馬術
ライナー「ヒストリア!馬術教えてく…れ?」
エレン「ーーハッ」ダダダダダダダダ
教官(((速すぎ)))
【食堂】
キース「中間発表は夜食後だ!聞きたい奴はさっさとこい!」
エレン「アルミン!行こうぜ!」
アルミン「うん、楽しみだね(結果はわかってるけどね)」
ー立体起動ー(立体起動と馬術は独自の解釈、設定によるものです)
一位
エレン・イェーガー
二位
ミカサ・アッカーマン
三位
ジャン・キルシュタイン
四位
ベルトルト・フーバー
五位
アニ・レオンハート
六位
ライナー・ブラウン
七位
コニー・スプリンガー
八位
サシャ・ブラウス
九位
マルコ・ボット
十位
ヒストリア・レイス
ー対人格闘ー
一位
エレン・イェーガー
二位
ミカサ・アッカーマン
同率二位
アニ・レオンハート
四位
ライナー・ブラウン
同率四位
ベルトルト・フーバー
同率四位
ジャン・キルシュタイン
七位
マルコ・ボット
八位
ユミル
九位
コニー・スプリンガー
同率九位
サシャ・ブラウス
ー座学ー
一位
エレン・イェーガー
二位
アルミン・アルレルト
三位
ミカサ・アッカーマン
同率三位
マルコ・ボット
五位
ジャン・キルシュタイン
同率五位
ライナー・ブラウン
同率五位
アニ・レオンハート
同率五位
ユミル
九位
ベルトルト・フーバー
十位
サシャ・ブラウス
ー馬術ー
一位
エレン・イェーガー
二位
ヒストリア・レイス
三位
ミカサ・アッカーマン
四位
ライナー・ブラウン
五位
ベルトルト・フーバー
六位
アニ・レオンハート
七位
コニー・スプリンガー
八位
サシャ・ブラウス
九位
マルコ・ボット
十位
ジャン・キルシュタイン
ーー総合順位ーー
一位
エレン・イェーガー
二位
ミカサ・アッカーマン
三位
ライナー・ブラウン
四位
ベルトルト・フーバー
五位
アニ・レオンハート
六位
ジャン・キルシュタイン
七位
マルコ・ボット
八位
コニー・スプリンガー
九位
サシャ・ブラウス
十位
ヒストリア・レイス
-
- 77 : 2014/02/02(日) 00:26:46 :
一同「「「「はぁ!?」」」」
ジャン「な………」
ライナー「おいおい…なんだこれは」コンワク
ミカサ(そりゃそう…)
キース「質問はないな!以上だ」
ライナー「……」
モブ「エレンってすごかったんだな~」
モブ「これは本当に駆逐しちゃうかもな…」
ガヤガヤ
ーーーーー
ーーー
ー
ライナー「よう、エレン…総合ってか…全部一位だったな、おめでとう」
ベルトルト「本当にすごいよ…何て言うか…化け物だね」
エレン「ありがとうな!ーー化け物ってなんだよ!」
ベルトルト「だってあの不動のミカサを抜いたんだ…化け物だよ…」
-
- 78 : 2014/02/02(日) 00:35:50 :
ベルトルト「だってあの不動のミカサを抜いたんだ…化け物だよ…」
エレン「………」
アルミン「…ふふふっ」
ライナー「…?どうした?アルミン」
アルミン「これからエレンが言うことは、冗談だから…気にしないでね」クス
ベルトルト「?」
エレン「なぁ…ベルトルト…もう一回言ってくれたよ…」
ベルトルト「??だから、化け物だって…」
エレン「そう…化け物…ねぇ…」
エレン「ーー化け物はあんたらだろ」
ベルライ「「!!!」」ビクッ
エレン「まぁ落ち着け…今は何もしないさ…今はな」
エレン「なぁ、人を殺すのって…どんな気分なんだろうな」
ベルトルト「ライナー!」ボソッ
ライナー「どういうことだ…わからん」ボソッ
エレン「なぁ、超大型巨人さんよぉ」
ベルトルト「!!」タラタラ
エレン「ウォールマリア…返せよ」
ベルトルト「………なんのことだ」
エレン「あそこには俺の家があるんだよ」
エレン「あそこに行かなきゃいけないって…親父が言ってた」
ベルトルト「…だから」
エレン「まぁ…今日はこんなところでいいか、アルミン行くぞ」
アルミン「うん…二人とも、冗談だから」
アルミン「気にしないでね」タッ
-
- 79 : 2014/02/02(日) 00:44:12 :
~入団式から2年と8か月
ベルトルト「ライナー…」
ライナー「あれから、エレンが突っかかって来ることはなかったな」
ベルトルト「うん…それだけに、不気味だよ」ゾッ
ライナー「どうして俺らのこと、バレてたんだ」
ベルトルト「計画、早める?」
ライナー「いや…それは危険だ…特定される可能性が高すぎる」
ライナー「…今日…エレンと話してみようと思う」
ベルトルト「正気かい!?」バッ
ライナー「ああ、今の俺は戦士だ」グッ
ライナー「お前はアニを………………連れて来てくれ」
ベルトルト「……いいのかい」
ライナー「………………………………ああ、仕方ないだろう」
-
- 80 : 2014/02/02(日) 00:46:34 :
- アイロニ聞きながら見返してたら………うぅ……悲しくなってきた
-
- 81 : 2014/02/02(日) 01:09:47 :
【食堂】
ライナー「エレン!」ガタ
ベルトルト「………」
エレン「おう、ライナーか。なんだ?」
ライナー「あとで話がある…倉庫裏に来てくれないか」
エレン「いいけどよ…立体起動装置の整備が終わったらな」スッ
ライナー「あ…ああ、そうだな」
~立体起動装置の整備中
エレン「なあアルミン」
アルミン「うん、聞いてたよ」
エレン「…説得しないか?」
アルミン「無理だよ、エレン」
アルミン「あのとき…言っただろう」
ー
ーーー
ーーーーー
【人気のない倉庫】
アルミン「あ、エレン…」キョロキョロ
エレン「誰もいないぞ?で、なんだよ話って」
アルミン「うん。そのことなんだけど…」
アルミン「実はライナーとベルトルトは巨人なんだよ…」
エレン「な…なに言ってんだ」
エレン「あいつらは人間だろ?朝だって…」
アルミン「だって、なんだい?君は…」
アルミン「まだ彼らのことなんて何も知らないじゃないか」
アルミン「僕はね…あの時も言ったけど、違う世界から来たんだ」
エレン「ああ、聞いた…」
アルミン「エレンより多くの事を知っている…」
エレン「巨人の秘密もか?」
アルミン「…あの世界の僕は途中で死んでしまったからね」
アルミン「いや、死んだと言う事になってるが、転移したんだ。この世界に」
アルミン「主人公がいれば全て変えられる事を知った」
アルミン「ならみんなが死ぬ前にエレンを変えれば…みんなを救える」
アルミン「そう思ったんだ」
アルミン「本題に戻るけど、ライナーとベルトルトは巨人だったんだ」
アルミン「みんなで友情を築き、仲間として信頼もしていた」
アルミン「しかし…それでも裏切ったんだ」
アルミン「クリスタとエレン、君を拐ってね」
エレン「クリスタまで…?」
アルミン「幸いクリスタと君は無事だったけど、ユミルは敵だったよ」
アルミン「そうそう、あの世界ではクリスタがヒストリアになるのはずいぶん先だったね」
エレン「そう…か…」
アルミン「これから計画の内容を説明する…」
アルミン「言う通りに行動してくれ」
ーー世界を…変えるために
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
エレン「そうだな…いい奴らだったけどな」
アルミン「あいつらは根絶やしにするしかない」
アルミン「仲間意識を切り捨てなければ」
アルミン「敵は倒せないよ」
-
- 82 : 2014/02/02(日) 01:38:26 :
ライナー「エレン」スタスタ
エレン「…ライナー」
ベルトルト「話があるんだけど」
アニ「…」
エレン「…わかった…アルミン…行くぞ」
【倉庫裏】
アルミン「…今日はアニもいるんだね」
ライナー「ああ」
ベルトルト「なぜかわかるかい?」
エレン「…いや…わからないな…」
アルミン「…(そうだった…今更だけどエレンは記憶は受け継いでない)」
ベルトルト「それならいい…アニ、戻っていいよ」
アルミン「女型…」
アニ「!」
ライナー「やはり…か」クッ
ベルトルト「いつからだい…」
アルミン「いつからだろうね」
ベルトルト「教える気はないんだね」
アルミン「必要がないからね」
エレン「それよりよ…」
エレン「よく落ち着いてられんな」
エレン「人類の敵が!!」バッ
アルミン「エレン、抑えて」スッ
-
- 83 : 2014/02/02(日) 01:56:20 :
アルミン「茶番はやめようよ…」
アニベルライ「「!」」
アルミン「気を付けた方が良いと思うなぁ」ボソッ
ライナー「どういうことだ」
ベルトルト「普通に考えて…危ないのは正体を知ってしまった君達じゃないかな」ギロッ
アルミン「わかってないなぁ…」
アルミン「アニ…エレンにバラしていいのかな」ボソッ
アニ「っ!!」
アルミン「まだエレンには言っていない…」
アルミン「アニは手出しできないだろうねえ…」
ベルトルト「この…」グッ
ライナー「やめとけ」バッ
ライナー「何が目的だ」
アルミン「せめてアニだけは生かしてあげないとね…」クス
ライナー「つまり…俺らに死ねと」
アルミン「いや、ユミルもだ」
ベルトルト「!…知っていたのか」
ライナー「あいつは何もしていない…それでもか」
エレン「当たり前だろうが!」
エレン「人類の敵は駆逐してやる…一匹残らず!」グァッ
アルミン(…エレンがアニの事を知らないと言うのは嘘だ…)
ゲスミン(これで死んでくれたらグッと楽になる…)
ライナー「…それはできない」
ライナー「すまんな…曲げることはできない」
ベルトルト「僕たちは戦士だ(ライナー…ありがとう)」
アニ「……」クッ
アルミン「アニも…それでいいのかい」
アルミン「じゃあ…アニはエレンの手で死んでもらうよ」
アニ「っっ!!ぅぅ…く……」ポロポロ
ベルライ「「!!」」バッ
エレン「……何も今戦おうってわけじゃない」
アルミン「君達が再び人類に攻撃を仕掛けた時…」
アルミン「すぐに駆けつけるよ」スッ
エレン「そん時は殺し合いだがな」スッ
アルミン「できるなら、壁が壊されない未来があれば良いけど」スタスタ
-
- 84 : 2014/02/02(日) 02:22:24 :
~解散式
教官「本日をもって、訓練兵を卒業する諸君らには3つの選択肢がある」
教官「壁の強化に務め、各町を守る駐屯兵団」
教官「犠牲を覚悟して、壁外の巨人領域に挑む調査兵団」
教官「そして、王のもとで民を統制、秩序を守る憲兵団」
教官「無論、憲兵団を希望できるのは、先ほど発表した成績上位10名だけだ!」
一位
エレン・イェーガー
二位
ミカサ・アッカーマン
三位
ライナー・ブラウン
四位
ベルトルト・フーバー
五位
アニ・レオンハート
六位
ジャン・キルシュタイン
七位
マルコ・ボット
八位
コニー・スプリンガー
九位
サシャ・ブラウス
十位
ヒストリア・レイス
アルミン「エレン…手加減は要らないから」ボソッ
エレン「あぁ…全快は初めてだな…」ボソッ
アルミン「そうだね…ペチッでもあれだし…」ヒソヒソ
アルミン「3年間、手加減お疲れ様」ボソッ
エレン「よし…行くか」コキコキ
ーーー
ーー
ー
ワイワイ ガヤガヤ
トーマス「できるわけない!」
エレン「それは違うよ!」ナミダメ
エレン「くっ」タッタッ
アルミカ「「あっ」」タッタッ
アルミン「待ってよエレン!」
アルミン「エレン、さっきの話…」アリガト
エレン「ああ、必要な演出だと理解してる」
-
- 85 : 2014/02/02(日) 02:53:20 :
ーーーー
ーーー
ーー
サシャ「お肉…盗ってきました」テヘ
エレン「はむ…はむ……うまいな」ヒョイパク
一同「「「!!!」」」
ミーナ「エレン!!」
トーマス「エレン…」
サシャ「ひ…ひどいです」ウルウル
エレン「…………許せ…」タッ
サシャ「エレン!?」
サムエル「と…飛び降りやがった」
ミーナ「戻ってきて!」
ーーヒュゥゥゥ
エレン「………」バシュウッ
エレン「…っと」スタッ
エレン「よぉ、ベルトルト」
ベルトルト「ーーな…なぜ………」サァァ
エレン「言ったよな…壁を壊すなら容赦しねえって…」スタ…スタ…
ベルトルト「くっ…」ジャキッ
ベルトルト「ふっ」ヒュッ
エレン「無駄なんだよ…」スッ
パキィッ
ベルトルト「折れ………」マッシロ
ベルトルト「ーーくそっ!!」ガブッ
ーーカッ ドォォォォォォォォォ!!!!
エレン「壁から少し遠いんじゃないか?お前遅いんだろ」タッタッタッタ
ーーグググッ
エレン(…?足を上げた?そっからじゃ届かないはず……)バシュウッ
エレン「うおおおっ(まぁいい…)」ギュルルルルッ
ーーカンッ
エレン「え(アンカーが弾かれた…なんだ…早い!)」ガシィ
巨人「アアアアア!」グググ
エレン(知性のある巨人だったか…抑えられた)
ーーゴゴゴゴゴ
エレン(まずい!!)バッ
ーーードォォォォォォォォォァァァ ググググググ
エレン「ーーーーーガッ」ブチッ
サムエル「エレン!!」
ミーナ「エレンの…腕…?」スト
アルミン「エレン!(ユミルがいたのか…!いくらエレンでも超大型の蹴りは…)」
ーーードォォォォォォォォォ グググググ
エレン「ーーーーガ…」ビリビリ
エレン「ーーぐ………」ヒュッ
ーーヒュゥゥゥゥゥゥ
アルミン(エレンが…………負けた…)ガク
アルミン(僕のせいだ…ユミルがいたことに気付かなかった…)サァァァ
アルミン(………エレンを…回収しなきゃ)スクッ
ーーードォォォォォ パラパラ…
一同「「「壁が…壊された…」」」
-
- 86 : 2014/02/02(日) 03:03:55 :
アルミン(あの世界と同じじゃないか…)バシュウッ
アルミン(僕のせいで…また失敗した…)シュルルルル
アルミン(また…)バシュウッ
アルミン(この世界では…エレンが巨人化する可能性は低い…)シャーーー
アルミン(それも僕のせいか…)バシュゥッ
アルミン「くそっ……くそっ………」ポロポロ
アルミン「…………」ギュルルルルルル
アルミン「あ…」スタッ
アルミン「もう…こんなところまで…巨人が」
ーーズシン…ズシン…
アルミン「…!エ…エレン!(生きてた!!生きていた!!)」バシュウッ
エレン「ハァ…ぐ…かはっ…」ツツ…
白髪巨人「ああ~」ヒョイ
アルミン「まずい…このままじゃエレン…食われてしまう…」シュルル
アルミン「なんで…なんで僕はこんなに遅いんだ!!」バシュッ
アルミン「くそ…(間に合え間に合え間に合え!!)」ギュルルルルルルルル
アルミン「エレン!早く!」バッ
白髪巨人「ーーカブッ」バクン
アルミン「あ…」スタッ
『 エレン「アルミン!」ニカッ 』
アルミン「ーーうああああああああああああああああああああああああああ」
-
- 87 : 2014/02/02(日) 03:53:28 :
ーーあれからどれくらい経っただろう
僕にはわからない
ミカサが来て…なんて言ったんだっけ
アルミン「ーーッハ」バッ
アルミン(ここは…補給所?)
アルミン(ーーということは…)
ーー僕が
『あの巨人を
利用して
補給所に…』
アルミン(そうか…エレン………生きてて……良かった)ポロ…ポロ…
アルミン(エレン……今、君は戦っている…)
アルミン「僕も…出来ることをやろう」キッ
ーーーー
ーーー
ーー
シュゥゥゥゥゥ……
アルミン「エレン!」バシュゥッ
ライナー「…っ!!これは…どういうことだベルトルト」ボソッ
アニ「!!!」ジワ…
ベルトルト「…殺した…はず………」ゾクッ
ライナー「俺たちと同じってこと……か…」ボソッ
アニ「…エレンを故郷に連れて帰っても…良いってことかい」
ベルトルト「無理に決まってるだろ!?あんな化け物!」
ライナー「そういえば、どんな感じだったんだ?」
ベルトルト「ブレードが…折られた」
ライナー「はぁ!?」
ベルトルト「特に引き締めてるわけでもなく…腕でガードしただけで…」
ライナー「おいおい…そりゃあ…」
ベルトルト「選択は2つだ」
ライナー「エレンをこの場で…全力を持って叩き潰すか」
ベルトルト「今すぐ…エレンが起きない内に逃げるか…」
アニ「エレンを説得するか」
ベルライ「「!?」」バッ
ライナー「まじでイかれちまってんのか…?」
ベルトルト「無理だって…もう引き返せない」ハァ
ライナー「壁を…壊さなきゃ良かったのかもな…」
アニ「………私たちは……選択を誤ったんだね…」
-
- 88 : 2014/02/02(日) 03:58:22 :
- ジャンミカイベント忘れてたノラw
明日書くノラw
-
- 89 : 2014/02/02(日) 19:21:19 :
- http://www.ssnote.net/groups/105
アルミン「グループ作ってみたんだって」
エレン「自分のグループ宣伝なんて、せこいやつだな」ヘッ
アルミン「まぁまぁそう言わずに…ラストの展開も変わるかもしれないよ?」
ミカサ「エレン、これは行くべき。そうするべき」
エレン「そうだな…みんなも、よかったら来てくれよな!」
-
- 90 : 2014/02/02(日) 19:22:26 :
アルミン「あと…11:00から始めるって」
エレン「またか…」
ライナー「まぁ、いつも通りだな」ウホ
-
- 91 : 2014/02/02(日) 22:35:12 :
- ほぅ…悪くない…{3回目}←しつこい
-
- 92 : 2014/02/02(日) 22:59:56 :
- >>92
ペトラ「舌を噛みきって死ねば良かったのに…」ボソッ
-
- 93 : 2014/02/02(日) 23:00:18 :
- あ、、察してくださいw
-
- 94 : 2014/02/02(日) 23:06:44 :
ジャンミカ編は
見る人にとっては嫌な場合もあるかも知れないので…
http://www.ssnote.net/archives/9322
別スレに書くことにします
アルクリも同様
-
- 95 : 2014/02/02(日) 23:29:45 :
アルミン「エレン!!」ダキッ
ーードクンッ……ドクンッ……
アルミン「エレン……」ジワ…
アニ「………私たちは、戦士だろう」
ベルトルト「…ああ」
アニ「闘志がない戦士なんて逃士だよ…」
ライナー「誰がうまいこと言えっつった」
アニ「ごめん」
ベルトルト「逃士でも…いいよ…」
ライナー「………」
ベルトルト「勝てるわけない…僕の蹴りでやっと手が切れるくらい…」
ベルトルト「しかも再生するだと!?」バンッ
ベルトルト「確かに巨人化したときの方が弱い」
ベルトルト「だけどね…例えうなじに刃をかけたとして」
ベルトルト「あの肉体にブレードは届かない」
ライナー「つまり、エレンにとって巨人の能力とは…」ゾッ
ベルトルト「ただの…再生能力…」ゴクリ
ライナー「選択は絞られたな」
ベルトルト「うん…壁内から…逃げる」スクッ
アニ「それかエレンを…説得する」グ
ライナー「………お前だけで行ってこい」
ベルトルト「ライナー!?」
ライナー「もう聞かんだろう、こいつは」
ライナー「アニだけは生かしてくれるかも…しれないしな」
アニ「…行ってくる」タッ
ライナー「………」
ベルトルト「なんで…嘘ついたんだよ」
ベルトルト「アニ…死んじゃう…んだ…ぞ……」ポロポロ
ベルトルト「忠告を受け入れなかった…そんな"敵"を生かすわけ…」ヒッグ…
ライナー「なんでだろうな…」トオイメ
ライナー「俺たちは…どうする」
ベルトルト「このままじゃ故郷に帰れない…」スッ
ベルトルト「取り敢えず王都には座標がない、これが確定したから…」
ーー王都を破壊して帰還する
-
- 96 : 2014/02/03(月) 06:56:37 :
- トロスト区は奪還できたんか?
-
- 97 : 2014/02/03(月) 07:53:31 :
- 話の展開上手すぎる~!
期待ですっ!
-
- 99 : 2014/02/04(火) 18:24:23 :
ーーごめんよみんな
また救えなかった
なぜだろう
なんなんだ
こんな僕に生きる意味なんてないよね
ごめんよ
だけど…責任は果たす
必ず巨人のいない未来に…
明るい未来にしてみせる
約束するよ
アルミン「…エレン」
エレン「………」パチ
エレン「あれ…ここはどこだよ」ファァ
アルミン「良かった…起きたんだんだね」ニコ
アルミン「もうすぐ…来るはずだから」スタ
ーー裏切り者が
アニ「………ハァ…ハァ」タッタッ
アルミン「やぁ、アニ」ニコ
アニ「……エレン、私たちの故郷に来ない?」ハァ…ハァ…
エレン「…は!?」
アルミン「なんの冗談かな…裏切り者」
アニ「!私は…」グ
アルミン「私は?巨人を引き連れたのは君だろう」
アニ「そんなことまで…」
アルミン「アニは改心したと思ったんだけどね…しょうがない」ピラッ
アニ「なんだい、それ」
アルミン「ただの紙さ…僕にとってはね」パサ…
ーーまた嘘を吐いた
アニ「宛先……アニ・レオンハート…私かい?」ピラ
アルミン「送り主、ミーナ・カロライナ……」グッ
アニ「…こ、れは……」
アニ「し…親愛なる親友、アニへ…」ガタガタ
アニ「…………」プルプル
ーー私、ミーナ・カロライナには親友がいます
ーーちょっと暴力的で
ーーちょっとドSで
ーーすっごく可愛くて
ーー時には優しい、普通の女の子です
ーーこれは二人で町へ出掛けた時の話
ーー色々あって、アニとはぐれてしまった時です
ーー微かに子猫の鳴く声がして
ーー狭い路地にはいったら…
ーー猫の真似して餌付けをするアニの姿が
ーー自分に対して無力な生物に対しては特に優しく接しています
ーーそして…可愛いです
ーー本人に聞いたら多分自分のためとか言いそうだけど
ーーでも、きっと違います
ーー自己満足で触りに来たなら名前なんて付けませんし
ーーそれに猫のために通ったりなんかしません
ーーアニは猫に餌をあげるためにはぐれた振りしてるんじゃないかな……
ーーアニとの初めての出会いは…食堂だったね
ーーミカサがうるさいのをサシャのおならのせいにしたんだっけ
ーーあのとき独りで食べてるアニを食べt…じゃなくて話しかけたくて
ーー文句言いながらも嬉しそうな顔してて、安心したんだ
ーーこれまでの訓練期でも色々楽しかったけど…
ーーでも
ーー私は見てるだけでいいんだぁ…
ーーアニは聞き取れたみたいですが、気づかない振りをしてくれましたね
ーーその夜
ーー真っ暗な部屋に招待(引っ張られ)されました
ーー今日は私の誕生日でした
ーーアニが…サプライズしてくれました
ーーアニは色々不器用な所とか
ーー恥ずかしがり屋さんな所があるけれど
ーー私の最高の親友です
アニ「………ミー…ナ……」ポロポロ
アニ「ぅぅ………」クシャ…
アルミン「いいかい、アニ」
アルミン「死んだ人は戻らないんだよ」
アルミン「もう二度と、永久にだ」ガシッ
アニ「っ!!」ボロボロ
アルミン「お前ら巨人とは違うんだ!」
アルミン「傷は治るのに時間はかかるし、硬化なんて事もできないしピンチになっても逃げられない」
アルミン「それを、お前は!反省もしないまま故郷の事だけを考えて…挙げ句の果てには…」
アルミン「私は…だって?」
アルミン「エレン…君が望むなら僕は止めないよ」スッ
エレン「………」
アニ「………ぅぇ…」ボロボロ…
エレン「俺は…」グッ
-
- 100 : 2014/02/04(火) 21:25:37 :
エレン(…さっきから引っ掛かっていたことがある)
エレン(まだ考えがまとまってないが…)グッ
エレン(喋りながらでも考えるんだ!)
エレン「…アニ」
アニ「は、い…」ポロ…ポロ
エレン「ベルトルトとライナーはどこだ」
アニ「!」ピク
アニ「………」
エレン「…そうだな、喋れないか」
アニ「……」
エレン「ーー王都に向かったんだろう」
アニ「え、え?そ…な…んで…」コンワク
エレン「だいたい…アルミンからお前らの目的は聞いてるんだ…優先順位もな」
アニ「………」タラ…
エレン「…目標を俺に変更したんだろ」
エレン「だが、無理だと言う結論に至った」
エレン「もしくは説得しにきたか」
エレン「殺しに来たなら3人がかりでかかってくるだろうしな」
エレン「いずれにせよ…俺はお前らを止めてやるだけだ」
アニ「お願い……そうしないと故郷に帰れないんだよ…」ポロ
エレン「それほど故郷が大事か?」
エレン「ここにも仲間の死に涙するほど思い入れがあるんだろ?」
アニ「本当に落ち着ける場所はここじゃないから……」
アニ「父さんが……待ってるから」
エレン「…………そうか」
エレン「気持ちはわかる…俺だってアニとずっと居たかった」スクッ
アニ「…!」パッ
アニ「私だって………」ジワ
エレン「それだけ聞けりゃ、充分だ…」
エレン「じゃあな…」ハハ
ーーヒュッ
アニ「…き、消えた!?」バッ
アルミン「…僕も行くかな…(エレン…)」バシュッ
-
- 101 : 2014/02/04(火) 22:48:58 :
ライナー「おい、3,2,1でやるぞ」ボソッ
ベルトルト「うん、いくよ」ボソッ
3
2
1
バシッ ステン
憲兵「いつつ…なんだあ…腕章が消えてる!!あああ!減点間違いなしだよ…」オヨヨ
ベルトルト「ふぅ、なんとかライナーのも手に入ったね」
ライナー「あんなんでも訓練期は上位10名ってんだから驚きだよな」
ベルトルト「そうだね」
【王都】
ベルトルト「…行こう」
ライナー「ああ」
エレン「まぁ待てよ!」
ベルライ「「!」」ピクッ
ベルトルト「…エレン」
ライナー「あ、ああ…エレンか、アニはどうした」タラー
エレン「ん…どうもしてないぞ」
ベルトルト(よ、良かった……)ホッ
ライナー「それはありがとうな…ところで、何の用だ?」
エレン「……ああ」
エレン「お前らに言いたい事があってな…」
エレン「これからよ…その、戦うみたいなんだけどもよ」
エレン「ーーお前らができるだけ苦しんで死ぬように…」
エレン「努力するよ…………」ジッ
ベルトルト「……」
ライナー「…く……」ソムケ
エレン「なんて、言うんだろうな…前の俺だったら」ハハッ
ライナー「え…」キョトン
エレン「よくよく考えればさ、お前らが止めればいい話だろ…」ヘヘ
エレン「だから、戻ろうぜ…二人とも」ニコッ
ーーッガリィィ! ピシャアァァァァ!!!
シュゥゥゥゥゥ………
キャァァーーー キョジンヨ! ナゼココニ!?
エレン「そうか…それが答えか…」ダッ
エレン「ま、でもわからないでもないぞ」ググッ
パァァァァッ
ライナー(弾かれた…やはりタックルも効かんか…)ググ
ライナー(それどころか…ヒビが)ピシシッ
ベルトルト(やはり先に…)
ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ ズ………
エレン「…!王宮を吹き飛ばす気か…」タッタッタッタッ
タッ
ーードォォォォォォォォ グググ グ グ グ…
※エレンがATフィールドを展開しているような感じでご想像ください
ベルトルト「ォォォオオオオオ…(お…押し返された…ライナー!)」ドドッ
ド ド ド ド ド ド ド ドドドド
バンッッ ゴォォォォォォォ!
エレン「なるほどね…今まではそうやって二人で…」ググ…
エレン「くぐり抜けて…来た訳だッッ!!」バチッ
エレン(だけど…こっちは負けるわけにはいかないんだよ…ごめんな)ット
ーーグラァッ
ォォォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ!!!!!
バキィィィィィィ…
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…ゥゥゥ……
エレン「やっと追い詰めたってとこか」フゥ
エレン「…さ、終わりにしようか……」スゥゥッ
アルミン「エレン!!」シュルルルルッ
エレン「ア、アルミン!」バッ
-
- 102 : 2014/02/05(水) 00:34:07 :
エレン「アルミン!」バッ
エレン「どうしてここに?」
アルミン「どうしてじゃないよ…」
アルミン「…エレンは失ってばっかりだからね」
エレン「………。なんのことだ」
エレン「俺は得てばかりだ…アルミンが主人公だと教えてくれたからな」ハハッ
アルミン「しらばっくれても無駄だよ…」
アルミン「確かにエレンの"それ"は恐ろしいほどの効力を発している」
アルミン「だけど…その度に対価を…支払っていたんじゃないか?」
エレン「………」
アルミン「テレポートの場合…おばさんを助けた事で強靭な精神を対価に」
アルミン「…エレン、君は…あっちの世界では人気者だったんだよ」
エレン「ああ、聞いた」
アルミン「それは…きっと、君の翼の対価だろうね…」
アルミン「ただ…これは初めわからなかったんだ…」
アルミン「あの強靭と言うのもはばかられる程の身体…」
アルミン「今さっきまとめて、初めて気がついたよ…」
アルミン「多分、"3年分の努力"」
アルミン「努力はエレンにとって、生き甲斐だったろうに」
アルミン「初めの目的意識がなくなることで自動的に…意思を失ってしまったんだろう」
アルミン「そして、憧れ」
アルミン「その影響だね…君が賢者並みの頭脳が身についたのは」
アルミン「ごめんよ…気付かなかったとは言え、人生の目標が…」
エレン「アルミン…まさかそこまで来るなんてな」
エレン「さすがだぜ…アルミンはやっぱり人類の希望になれる」
アルミン「…そして今回のエレンの願いは」
アルミン「ーー巨人と巨人の因子をこの世から消し去ることだろう」
エレン「…ああ、兵団の記録や資料がどうやって消えるのか…見といてくれ」ハハハ
アルミン「今回は他のものとはわけが違うよ」
アルミン「…ダメだよ」
エレン「………」
アルミン「一体どれだけの対価を払うことになるか…わかっているのかい」
エレン「俺の心臓はとっくに人類に捧げてんだ」
アルミン「外の世界へ…一緒に探検するんだろ?」
エレン「…決めたことだ」
アルミン「………エレンは昔からそうだよ…」ハハハ
アルミン「親友が英雄になって名誉ある死…ね……」ウツロ
エレン「……」
アルミン「全然嬉しく無いに決まってるだろ…」ジワ
エレン「なあアルミン…お前は今やるべきことをやれって…言ってたよな」
エレン「それが今なんじゃないのか?」
エレン「俺はやるよ」スタスタ
アルミン「エr
ーー俺の願いは
巨人と
巨人の因子を消し去ること
人の記憶には残れど
物の記録には残らない
そんな未来があって欲しい
二度と同じ過ちを繰り返さないように
そして…その未来は
とある戦士が兵士でいられる未来であって欲しい
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
-
- 103 : 2014/02/05(水) 00:58:06 :
- 最初の方はギャグだと思っていたのにだんだんシリアスになってるww
しかも、ここまで読んで最初から読み返したらチートエレンのシーンも対価を払っていることを考えると…なんか悲しくなるな…
面白いです!!頑張ってください!!
-
- 104 : 2014/02/05(水) 00:59:17 :
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
エレン「ーーふぅ…」
アルミン「エレン…き…消えて…ない…」ボロホロ
エレン「ん…なんだか一瞬走馬灯…いや、人類の記憶が…情報となって頭に叩き込まれた」ズキズキ
アルミン「………!ってことは巨人の秘密が…」
エレン「まあな…けど、知らない方が良いこともある」スタスタ
アルミン「エレン?どこへ行くんだ」
エレン「シガンシナだ…あそこには、まだ記録が残っている」…トス
アルミン「な…どうして」
エレン「言っただろ、今…人類の記憶が情報となって頭に叩き込まれたって」
アルミン「…どういうこと…?」
エレン「ーー俺が全ての因果を受け取った」
アルミン「!!!」
エレン「つまり、俺と言う因果と直接干渉しているあの家が消えないと記録も消えない…」
エレン「今さっき消えた因果が全て俺の所に戻ってきたお陰でな」
エレン「逆にあの家が…燃やされれば俺も、地下室の記録も消える」
エレン「もちろん俺が死ぬだけでも大丈夫なんだけど…いかんせん死に方がわからない」
エレン「これから消え行く俺になんのつもりか知らないが…嫌がらせか?」ハハ
エレン「アルミン、来るか?俺の家に」スクッ
アルミン「も、もちろん」タッ
-
- 105 : 2014/02/05(水) 01:02:06 :
- >>103
ありがとうございます!!
一応…本当の初めはギャグ&シリアスの予定でしたが…
104期生の思い出作りの所からもう…もう…
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- 106 : 2014/02/05(水) 01:41:57 :
【シガンシナ区】
エレン「………」スタスタ
アルミン「エレン!5年ぶりだね…」カンゲキ
エレン「ああ、そうだな…」テクテク
アルミン「ああ…あの時川に落ちて死んだ人も…いるんだね」ウエ
エレン「…俺らも乗り遅れたら…ああなっていたんだ」テクテク
エレン「お、アルミン…!あそこの川、俺が石投げで7連出した場所だ」ピッ
アルミン「え~!違うよ、エレンが6連で、僕が7連だった」ハハハ
エレン「おいおい、記憶改変してんじゃねえよ…」フッ
アーダコーダ ソーダチガウゾ ナンデヤネン!
~~~~
エレン「はははっ…最後に笑った笑った…」ハハハ
アルミン「うん…」
アルミン「でも、エレンが死ななきゃいけない理由なんてあるのかな…」
エレン「…………」
アルミン「もう、この家はこのままにして…一緒に…」ポロ…
エレン「………。」
アルミン「そうだよ…死ぬことなんてない…エレン、皆の所に…」グス…
エレン「アルミン、ありがとな…」シュボッ
アルミン「え?あ、ああ…やめて!エレン!」タッ
ーーボォッ
アルミン「ああ…消えろっ!消えろ!!」バサッ バサッ
エレン「俺は…本当にアルミンと出逢えて良かった」
アルミン「あああーー!消えてくれっ」バサッ
エレン「今、心からそう思っているぞ」ニコッ
エレン「アルミン…ありがとう」ポイッ
ーーボボボボ…パチッ………パキ…
アルミン「あ……くっ…」ポタッ…
エレン「アルミン…」
アルミン「………」ウルウル
ーーだんだんとエレンが
エレン「ミカサはさ…一人で抱え込んじゃう所があるから、アルミン…時々相談に乗ってやってくれ…」ナデナデ
アルミン「……うん」ポロ…
ーーエレンが薄く
エレン「アルミン…クリスタと…頑張れよっ!」ニカッ
アルミン「……うん…うん…」ポロ…ポロ…
ーー消えかかっていく
エレン「あと…アニのことも…よろsーー」
エレン「ーーーアニ」スゥゥ…
アニ「エレン!!」ダキッ
エレン「なんでここに…」
アニ「それよりあんた…なんて馬鹿なことしてんだい!」
アニ「故郷に帰れなくてもいいから…死なないでよ…」ジワ…
アニ「止めてよ…エレン…」ポロポロ…
ーーそう言う間にもエレンは
エレン「もう、無理だ…」
アニ「そ、そんな…」ポロ…
エレン「1つだけ教えてくれ…」
アニ「!なんでも!なんでも言う!!」ポロポロ
エレン「俺といた時間…幸せだったか?」
アニ「もちろん!当たり前じゃないか!!」ギュゥッ
エレン「そう…か…」スゥゥゥ
エレン「俺も…お前と過ごした時間、仲間と過ごした時間」
エレン「どれも…かけがえなない…宝物だ…」スゥゥ…
エレン「アルミン…アニ…俺を…愛してくれて……ありが…とう…」ニコ…
ーーフッ
アルアニ「「………………っっ!」」ボロボロ
ーーパチッ………パキ…………ボフッ………………………
ーend
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- 107 : 2014/02/05(水) 01:58:20 :
ーend
とか思ったか!?ざぁんねぇん!
ー
ーーー
ーーーーー
ーーーーーーー
ーーなんだ、ココ
真っ白…どこまでも続いてて…
なんも見えねえな
確か…俺…
シガンシナで自分の責任を果たして
それから…
つーことは、
ここは『天国』ってやつか
良いことしたもんな、俺。天国だよな
………やっぱ納得いかねえわ
~続編~
エレン「神への挑戦」※安価有
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- 108 : 2014/02/05(水) 02:02:58 :
続編です
エレン「神への挑戦」※安価有
http://www.ssnote.net/archives/9463
ここまで読んでくださった方々、
誠にありがとうございました!
続編は安価あるので(といっても一部)
お暇な方、応援しちゃうぞ!と言う方…
是非ともお付き合いください♪
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- 109 : 2014/02/05(水) 15:50:35 :
あ…
ヒストリアのとこクリスタって言っちゃったエレンまじアホの子
一応後日談とか欲しい場合言ってください!
アニやアルミンやクリs…ヒストリアのことなどなど…
書いて欲しいよっ!って来た場合書いちゃいます
書かなくていいよ!てか書くなって場合は書きません!
ではでは…
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- 110 : 2017/01/14(土) 21:55:20 :
- 続き無えぞ!?
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- 111 : 2017/04/05(水) 17:59:05 :
- 続きがなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあい
期待して無いと言ったな…あれは嘘だ
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- 112 : 2023/08/16(水) 14:47:15 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
toyama3190
oppai_jirou
catlinlove
sukebe_erotarou
errenlove
cherryboy
momoyamanaoki
16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
unko_chinchin
shoheikingdom
mikasatosex
unko
pantie_ero_sex
unko
http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654
36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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エレンが本気出すってさ シリーズ
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