このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
DREAMダンガンロンパ6 希望の名は。
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- 1 : 2021/02/06(土) 22:02:19 :
- ・オリロンパです。
・更新はクソ遅いです。
・文章力はありません。
・n番煎じ注意。
・荒らしやアンチコメはやめてね。
・これ単体でも楽しんでいただけると思いますが、基本的には『最原探偵事務所シリーズ リメイク版』に繋がる内容となっておりますことご了承ください
・諸々OKな人のみそのまま読み進めてください。
この物語はフィクションです、実際する人物及び団体とは一切関係ありません。
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- 2 : 2021/02/06(土) 22:04:32 :
- 薄暗い部屋に一人、黙々と研究を続ける男がいた。
「………」
その男の名前は、暁ノエル 。超高校級の解剖学者だ
「相変わらず汚い部屋だね…どうだいノエル君、研究は進んでいるかい?」
そこへ新しくやってきた女の名前は皇愛煉 、又の名をアレン・シュヴァルツシルトという、超高校級の化学部だ。
「…皇愛煉」
「その呼び名はあまり好きじゃあない。また昔みたいにアーちゃんかアネるん、もしくはアネっちと呼んでくれ給え」
「何しに来た?」
「何って無愛想だなあ、様子を見にきただけじゃないか。」
「邪魔だ、失せろ」
「君、なにをそんなに思い詰めてるんだい?」
「………」
「知ってるよ、君がそんな風になってしまったのは彼女 が死んだからだろう?」
「なら」
「でもさ、いくら人体について研究しても蘇らせる事なんて不可能だよ。ましてや、そこまでぐちゃぐちゃにしてしまった のなら尚更ね」
「みんな言ってるよ、君はどうしようもないくらい壊れてしまったってね。僕もそう思う」
「そんなんじゃ、あの人達 みたいになっちゃうよ」
暁「………じゃあさ、アネっち…ぼくはどうしたらいいの?」
皇「良かった。わざわざ昔みたいな喋り方に治せるだけの理性は残ってたみたいだね、安心したよ。」
これは、悪魔の契約。
皇「そもそも君は死という物を知らな過ぎる…なら色んな死を間近で見る事が出来たらそれなりに死について知る事が出来るだろう。」
皇「まずは、僕がそれが可能な環境を整えてあげるからそこで沢山死を学ぶと良いよ。とはいえ、生き残る事が前提条件ではあるけど…」
皇「…君は自分の体を改造しているから、安心して生き残れる筈だよ。何せ、生命力身体能力共、ヒトの領域を軽く超えてしまってるからね」
人の身でありながら神の所業を夢見た愚者が交わした、悪魔との契約。
皇「それじゃあ始めようか、楽しい楽しい、研究の時間だよ。」
そして、ぼくの世界は暗転した。
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- 3 : 2021/02/10(水) 08:10:13 :
- 期待&頑張って
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- 4 : 2021/02/10(水) 08:59:42 :
- >>3 ありがとうございます!
【Prologue:ひとよの夢のはなし。】
皇「…やぁ、おはようノエル君。調子はどうだい?」
暁「…んー、おはよーアネっち…ここどこ?」
皇「ここは病室だよ、因みに鍵がかけられてる。残念だけど、どうやら僕達は拉致されたみたいだね。」
暁「…拉致?」
暁「ふざけてないで、本当のこと言ってよ」
皇「事実だよ。それに、目が覚めたならまずは自己紹介から始めるべきだと思うけど?」
暁「…えっ?」
彼女に促されて、周囲を見渡すと14人ほどの男女の姿があった。
皇「彼らも、僕達と同じように拉致されたみたいだよ」
「まあまあ、皇さん!彼は目を覚ましたばかりで混乱しているはずだよ。だから先に僕達が自己紹介しよう」
「僕の名前は佐々木清司郎 、探偵をやってる者さ。よろしくね」
そういって前に出てきたのは、セミロングヘアの髪を後ろに束ねて帽子を被った、明治初期のような衣装をきた男の人だった
佐々木「こういう時こそ気を強く持って、明るい気持ちを保つべきだよ。気持ちが下がると、悪い事ばかり起こってしまうからね」
「私はフラン・セラフィーヌと申します、今は絵を描く仕事…画家をやっております。」
次は、金髪のロングヘアの、真っ白なワンピースを着た、清楚な感じの女の人だった。
フラン「皆さんで協力して、無事にここを出ましょうね。」
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- 5 : 2021/02/10(水) 17:03:00 :
- 「うちの名前は
宇津木青葉 、宜しくねー」
声のする方を振り返ると、そこには女の人が三人、右からおかっぱ、褐色、メガネの順で並んでいた。さっき声を上げたのは真ん中の女の人らしい
宇津木「うち、遊んでそうとか頭悪そうとか色々言われるんやけど…こー見えて調理師の資格持ってんの!すごいっしょ」
皇「人は見かけによらないって、こういう時に言うんだね」
暁「確かに、そうだねー」
「自分の名前は桐原恵 です、警察官です」
その次に名乗り出たのは右側にいたおかっぱの人だった。
桐原「………えっと、以上、です。よろしくお願いします」
宇津木「気にせんといたってや、ただの人見知りらしいし」
暁「へー…」
「どーも、野々乃之ノ っす。ネットゲーマーやってます、要はニートっす」
髪も肌も真っ白な少女は不貞腐れたような顔でこっちを見上げてる
野々乃「フヒッ…!こんなイケメンにじっと見つめられるなんて、生まれて初めての経験…フヒヒッ…!」
皇「気持ち悪い子だよねぇ」
暁「きみもどっこいどっこいだと思うけどね」
皇「うわぁ、酷いねえ」
野々乃「サラッとdisられてて草、でも実際その通りだからなんも言えねー。ほんと、之ノの人生悲惨すぎて草生えるわ」
桐原「さっきから言ってる、草って一体…?どこにも草なんて生えてないと思うけど」
宇津木「あー、そういう表現の仕方があるんだって。ネット用語っていうの?うちもよく知らんねんけど」
野々乃「くっ…陽の者め…所詮分かり合えぬ」
皇「あっはは、面白い子達だねぇ。次行こう、次」
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- 6 : 2021/02/11(木) 12:18:16 :
- さとりーさん色んな作品掛け持ちしてて
すごいです!、・・・でも、大丈夫ですか?
体に無理のない範囲で頑張ってくださいね!!
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- 7 : 2021/02/13(土) 08:32:11 :
- >>6 いえいえそんな…私のなんてあなたの作品に比べたらクソみたいなもので…ありがとうございます!
「では次は我々が自己紹介を…」
そこには男の人が三人、右からマッチョ、ショタっこ、ヒョロガリの順で並んでいた。
「私の名前は九十九充造 、エンジニアです」
最初に名乗りを上げたのは一番左のヒョロガリでつなぎ姿の男性だった。
九十九「機械のことならなんでもお任せを…もちろんここで役に立つかは知りませんが。よろしくお願いします」
「俺の名前は村山黄熊 だぜ、よろしくな」
次に名乗りあげたのはロリータファッションに身を包んだショタっこだった。
村山「因みに農家をやってるぜ。でも言っとくが、俺はこう見えて20歳過ぎてるからな?そこ気を付けろよ」
「次は僕だね。僕の名前はジョセフ・ハートフィールド…よろしくね。」
次に名乗り出したのは、野々乃さんとは真逆の真っ黒な肌をしたマッチョな男性だった。
ジョセフ「えーっと、僕はラグビーをやってて、世界大会にも出た事があるよ。よく怖がられたりもするけど、決して悪い人ではないから仲良くしてくれると嬉しいな」
暁「うん、わかったー。よろしくね三人とも」
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- 8 : 2021/02/13(土) 12:07:14 :
- 自分の作品を見てくれたんですか!
ありがとうございます。
・・・そこまで自虐しなくても、
自分から見ればそちらの方が何倍も
素晴らしいですよ!
だから、これからも頑張ってください!!
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- 9 : 2021/02/17(水) 08:56:37 :
- >>8 うわあ…本当にありがとうございます、精一杯頑張らせていただきます
「ねぇねぇ、次はアタシ達だよ」
声が聞こえた方を振り向くと、そこには男女が三人、右から小さい女の子、人一倍容姿が整った男性、やたら開放的な服装の女性と並んでいた。どうやら声の主は一番右の女の子らしい
「アタシの名前は舞川莉音 、よろしくね」
暁「ふーん、りおっちは何の仕事してたのー?」
舞川「りおっち………アタシはダンサーしてるけど、なんで?」
暁「いや…今までの感じからしてりおっちも何かの仕事についてたのかなーって思っただけだよ」
舞川「そっか…」
「コホン、俺の名前は龍光駿 。よろしくお願いします」
次は真ん中の長身イケメンが名乗り出した
暁「よん…」
龍「覚えにくいようなら、リュウ・コウシュン…最悪それかミツトシと、そう覚えてください」
暁「あぁ、ごめんねー…別にそういうのじゃなくて、単純に聞きなれなかっただけなんだ。韓国の人かな…?」
龍「はい、向こうでは俳優をしていました。」
暁「俳優…あー、思い出した!確か日本でも結構有名な韓流スターだ」
龍「ありがたいことに、そうみたいです」
暁「まぁ、とにかくよろしくねー」
「我妻玲於奈 、よろしくな」
次に声をかけてきたのは、やたら開放的な、前が全部開ききっており少々目のやり場に困るような女性だった。
我妻「一応、音大を卒業して今はドラマーをやってる」
暁「へー、それよりその服は?目のやり場に困るんだけどー」
我妻「オレは暑がりなんだ、放っとけ」
暁「その格好でドラム叩くと見えるんじゃ…」
我妻「見せたからって減るもんじゃねーし、どうでもいいよ」
暁「そうなんだ…まぁよろしく」
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- 10 : 2021/02/17(水) 11:43:04 :
- 「よう、おれの名前は
鷹崎災王 ってんだ、よろしくな!」
その男はソフトモヒカンで髭面の、気前が良さそうな人だった
暁「うん、よろしくねー」
鷹崎「裏の世界ではちょい有名な狙撃手なんだけど、まぁ仲良くしてくれよ。」
暁「狙撃手…?」
鷹崎「要は傭兵兼暗殺者なわけだが…安心しろ、仕事でもねー限りお前らを殺すことはねーよ。第一銃ねえしな」
「そんな自己紹介で仲良くなれるとは思わないですけどねぇ…あ、某の名は杠葉李子 って言うんです、よろしくお願いしますねぇ」
その人は狐のお面を頭につけており、刀のようなものを手に持っていた。さらには目の下には深いクマが、瞳孔は常に開いていて首には無数の掻き傷が存在し、体の至る所に縫った跡が…
杠葉「某はぁ、実は小説とか書いてるんですよぉ…見たことありますかぁ?」
暁「いや、見たことはないけど…李子っちだっけ?大丈夫?色々と」
杠葉「なにを言ってるのか分かりませんけど大丈夫ですよぉ、コレもただの模擬刀ですしぃ…」
そう言いながら彼女は首を傾げてボリボリと首を掻きむしったのだった。
暁「…ふーん、そっか…」
杠葉「はい、是非某と仲良くしてくださいねぇ」
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- 11 : 2021/02/17(水) 11:59:16 :
- 暁「まだ、自己紹介していないのは…」
部屋を見渡すと、隅の方に立っている男の人が目に入った。
暁「えーっと、ぼくの名前は暁ノエルだよ、よろしくね。きみの名前は?」
「…日野羯磨 だ」
暁「……それだけ?」
日野「それだけだ」
皇「ちょっと、それはさすがに非協力的すぎないかい?」
日野「煩い、オレに関わるな。」
野々乃「厨二病乙」
日野「あ?」
野々乃「ぼ、暴力反対!」
佐々木「ふむ…どうやら彼が一番最初に目を覚ましていたらしいんだけど、僕達がいくら声をかけてもずっとあの調子で…頑なに輪に入ろうとしないんだよ」
杠葉「まぁ良いんぢゃないですかぁ?カレを除いた十五人で協力すればきっと出られますよぉ」
フラン「だと良いんですが…」
と、その時突然部屋に設置されたモニターから声が聞こえたのだった。
『アー、アー、マイクテストマイクテスト…オマエラ、おはようございます!今からオリエンテーションを開始しますので一度部屋を出てください。繰り返します……』
暁「…今の」
皇「…うん、恐らくアレじゃないかな…数年前突然現れたモノクマ…」
日野「…」
野々乃「な、なんでそんなもの………あ、そうだきっとこれは夢なんだ」
佐々木「と、とにかく一度部屋を出よう!どうやら鍵も開いたみたいだし!」
そうして、ぼくらは部屋を飛び出した
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- 12 : 2021/02/17(水) 16:14:09 :
- 部屋を飛び出したぼく達が見たものとは…
「うぷぷ、オマエラ久しぶりだね。ボクの名前はモノクマ…この世界のゲームマスターだよ!」
暁「…モノ、クマ」
桐原「な…!」
宇津木「…嘘でしょ」
フラン「…そ、そんな……」
モノクマ「あーもう!そういうお決まりの反応はもういいんだってば!流石に飽きちゃったよ!」
皇「…それで、モノクマは僕達に何をやらせたいんだい?」
ジョセフ「まさか、コロシアイなんて…」
舞川「い、いやだよそんなの…こんな奴ら相手に勝てっこないじゃん!」
佐々木「お、落ち着いて舞川さん!」
モノクマ「うぷぷ、オマエラにやってもらうのは…脱出ゲーム…だよ!」
九十九「脱出ゲーム…?」
村山「それって、あの?」
龍「…つまり、単純にここを抜け出すことさえ出来れば良い…と。お互い疑い合う必要はないという訳ですね」
鷹崎「わっかんねーな…そんなもんおれ達にやらせてどうするってんだ?」
モノクマ「別に?ボクはただ観察したいだけさ。あくまで実験だよ」
我妻「実験?なんでそんなこと…」
野々乃「そ、それより死なないゲームなんてただのヌルゲーじゃん!楽勝すぎて草生える…!」
杠葉「んん?本当にそぉなのかなぁ…?某はこのげえむかなりエグい仕様だと思いますけどぉ…だってあのものくまなんですよぉ?」
日野「…それよりオマエら絶望は滅んだはずだろ?なんでまだ生きてる」
モノクマ「うぷぷ、うぷぷぷぷ…ボクは滅んだりなんかしないよ。だって絶望は永遠に不滅なんだからね!」
そう言い残し、モノクマはさっていった
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- 13 : 2021/03/04(木) 07:52:10 :
- 皇「みんな呆けてないで、まず状況を整理しようか。」
暁「あー、うん…そうだねー」
そうして、ぼく達は状況を整理する為話し合った
佐々木「…どうやらこの部屋も出口が閉まってるみたいだね」
宇津木「ねぇ、さっきの入り口も閉まってるよ!」
村山「つまりまずはここから脱出しろってこと?」
九十九「…そうみたいですね」
舞川「出口の横にタッチパネルがあるみたい」
桐原「つまりパスワードを入力すれば出られる…という事か」
ジョセフ「じゃあどこかにヒントとなるものが存在している訳だね」
フラン「では、まずはそれを探しましょうか」
日野「チッ、面倒だ。適当に押せばそのうち当たるだろ」
鷹崎「待てって、何が起こるか分からんだろ…って、おい!」
彼は真っ直ぐ出口まで歩くとタッチパネルに何かを入力したのだった。すると…
佐々木「…?なんか様子が…」
その瞬間、刃物のようなものが彼の顔に目掛けて一直線に飛んでいったのだった。
我妻「…は?」
直撃を受けた彼は大きく仰け反り、そのまま後ろに倒れ込ん…
『パキッ』
暁「…ぱき?」
日野「…なるほど、入力ミスると下手すれば死ぬわけか」
彼は何事もなかったかのように出口から離れたのだった
龍「…っ!?今何が…」
杠葉「ふふ、凄いですよねぇ…カレ、飛んできた刃物を歯で受け止めてその前に噛み砕いちゃいましたよぉ?」
野々乃「一体どんだけ力強いんすか草生える」
暁「…とにかくさ、手掛かりになるものを手分けして探そうよ、みんなー」
皇「うん、そうだね」
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- 14 : 2021/04/03(土) 15:55:27 :
- それから暫く、ぼくたちは手掛かりになりそうなものがないか部屋を調べたのだった。そして…
暁「…あれ、これって…まさか」
佐々木「…何か分かった?」
暁「…うん、たぶん…これでいいと思う」
そう呟くとぼくはすぐさまパスワードを入力して鍵を解除したのだった。
野々乃「…エッ!?」
杠葉「へぇ〜…どうやって分かったんですかねぇ」
暁「…それは」
フラン「…まぁまぁ!今はそんなことどうだっていいじゃないですか。」
宇津木「そーだよ、せっかく開いたんやし早く出よーよ」
桐原「…まぁ、当然これで終わり…というわけにもいかないでしょうけど…」
九十九「…えぇ、慎重に進まなければ」
村山「大丈夫だって、出た瞬間死ぬなんてことにはならないっしょ」
舞川「もしそうなら流石にクソゲー過ぎるしね」
ジョセフ「どうだろう…だって相手はあのモノクマなんだし…」
龍「ですがいつまでもここで立ち止まっているわけにもいかないのも事実です」
我妻「…おい、だからっていつまでここで突っ立ってるつもりだよ。」
鷹崎「それならおれが先頭に立つからみんなはその後ろについて来てよ。その方が安心だろ?」
皇「それじゃあお言葉に甘えて…あれ、日野君?」
日野「煩え、オレに指図するなカス共が」
そう言って彼はさっさと部屋を出て行ってしまった。
鷹崎「…まぁいいか、じゃあ先に行くぞ」
佐々木「…よし、みんな彼に続いて。」
野々乃「りょ」
暁「…」
杠葉「どうかしましたかぁ、暁サン?」
暁「…ううん、何でもないよ」
そうして、ぼく達はその部屋を後にしたのだった。
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- 15 : 2021/04/07(水) 20:03:01 :
- 部屋を出て、しばらく廊下を歩くとそこには
鷹崎「なんだここ…」
フラン「どうしたんですか?」
鷹崎「…おれ達の名前が書かれた部屋がある」
ジョセフ「みんなにそれぞれ部屋が用意されてるって事?」
宇津木「何それ…まるでここで長い時間過ごすことが確定してるみたいじゃん」
九十九「…それほどこの先に用意されてる部屋を脱出するのが困難という事ですかね」
舞川「まじ?」
我妻「はぁ、話なんて後でいいだろ」
村山「そうそう。早く行かないとアイツどっか行くよ」
鷹崎「おっと、それもそうだな。」
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- 16 : 2021/04/10(土) 09:58:15 :
- 野々乃「…あれ?ちょっとちょっと佐々木氏、ここ食堂だよね?」
佐々木「…確かにそうみたいだね」
フラン「そんなものまで用意されてるんですか?」
桐原「…向こうには大浴場まで用意されてるみたいです」
龍「…これは、下手するとそこらのホテルより豪華ですよ」
杠葉「それは確かにそぉなんですけどぉ…これってぇまるであのコロシアイの舞台だった学園と同じよぉな配置ぢゃないですかぁ?」
「「「…!」」」
杠葉「…もしかしてぇ、どこかに誰か殺さなきゃ出られないなんて部屋があるんぢゃないですかぁ?」
杠葉「だって、ものくまサンは全員無傷で脱出できるなんて一言も言ってませんからねぇ。ねぇ、皇サン?」
皇「…そうだね」
佐々木「…君はどうしてそんなみんなの不安を煽るような事を?」
杠葉「フフ、イヤですねぇ…それぢゃあまるで某が悪役みたいぢゃないですかぁ。」
杠葉「皆サンだってとっくに気付いてますよねぇ?絶望の権化たるものくまが用意したげえむがこんなにヌルいはずないって。」
杠葉「某はただ皆サンが目を背けて止まない現実を叩きつけてるだけですってばぁ!それなのにどぉして皆サン揃いも揃って某を睨むんですかぁ?!おかしいですよねぇ!!??」
杠葉「やっぱり、ヒトの心は理解出来ませんね」
暁「…っ!」
杠葉「さぁ、早く行きましょぉ皆サン。ぢゃないと日野サンが何処かへ行ってしまいますよぉ」
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- 17 : 2021/04/10(土) 19:41:34 :
- そのまま進んでいくと、そこには五つの扉とモノクマが立っていた。
日野「…おい、全員揃ったぞ。早く説明しろ」
どうやら、全員揃うまで待っていたようだ。
モノクマ「もー、せっかちだなぁ。分かったよ、さっさと説明すればいいんでしょ?」
モノクマ「まずは、最初の部屋の脱出おめでとう!思ったより遅かったね」
モノクマ「みんなにはこれから六つのステージをクリアしてもらうよ。」
佐々木「六つ?扉は五つみたいだけど…」
モノクマ「簡単だよ。ステージをクリアすると鍵をゲットできるんだけど、六つ目のステージに挑戦するにはその鍵が五つ必要なんだ!」
杠葉「なるほどぉ…大体わかって来ましたぁ」
モノクマ「理解が早くて助かるよ。それで、ゲームの条件だけど最低でも4人は参加してもらうよ」
野々乃「…全員参加しなくてもいいってこと?」
モノクマ「うん。それで、一つのゲームにつき一日一回しかプレイできない仕様になっているんだ」
九十九「一つのゲームにつき…?」
桐原「違うステージなら挑戦が可能という事ですか?」
モノクマ「まぁ、そういうわけだからみんな頑張ってねー。またなにかあったら来てあげるね。それじゃあばいばーい」
そうして、モノクマは立ち去っていった。
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- 18 : 2021/04/16(金) 04:22:05 :
- 佐々木「…えーっと、とりあえず今日はみんな疲れただろうし一度部屋で休んで、攻略は明日からにしない?」
舞川「そーだね、下手に急いだ所為で死ぬとか笑えないし」
九十九「では今日はもう解散…という事でいいですか?」
日野「おい、勝手に決めんじゃねーぞ」
杠葉「残念ですがぁ、今回ばかりは大人しく従って貰いますよぉ?どのみち一人ぢゃ攻略できないんですからねぇ?」
日野「…チッ」
野々乃「じゃあ、早速帰らせて貰うね!いつまでもこんな人の群れにいてたまるかってんだよ!」
そうやって、ぼく達は散り散りになっていった。
その場に残ったのは、ぼくとアネっちの二人だけだった。
暁「…ねぇ、そろそろどういうことか教えてもらっていい?」
皇「…何をだい?」
暁「…あそこできみと話した後、急にこんなところに連れてこられて…おまけにさっきの部屋のパスワード、ぼくとアネっちしか知らないはずのものだった。首謀者ってきみでしょ?」
皇「………正解。」
暁「どういうつもり?そもそもなんできみが…!」
皇「どういうつもりも何も、キミの為じゃないか。キミが『ボク』を蘇らせる為色んな『死』を研究して貰おうと、そう思っただけだよ。」
暁「…っ!」
皇「察しの通りここは電脳世界、例え死んでも何回でもリスポーンできる。ダメージは本体の脳に蓄積されていくがね。ここでならいくらでも殺し放題死に放題さ!思う存分研究してくれたまえ!」
皇「所詮、今日が初対面の相手だ。別に殺すのにも躊躇しないだろう?」
暁「…でも、リスポーンするってなら記憶は」
皇「もちろん記憶はリセットされる。じゃないと不公平だからね。」
皇「キミは内通者、つまりは裏切り者さ。ボクのことをバラしてもいいけど、それは道連れを意味するから、努努忘れないようにね」
皇「さぁ、ゲームを始めようじゃないか。暁ノエル君?」
暁「………」
これは、悪魔の契約。
人の身でありながら神の所業を夢見た愚者が交わした、悪魔との契約。
一夜に起きた、一世の夢。
暁「あぁ、分かったよ。きみを生き返らせる為ぼくは悪魔になろう。」
そうして、今までとは全く違うコロシアイゲームが幕を開けた。
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- 35 : 2021/07/01(木) 15:38:42 :
- >>19〜>>34のキャラ設定について、こちらhttp://www.ssnote.net/groups/2354/archives/31に移動しました。
【Chapter1:恋から始まる異世界転生】
部屋に着いたぼくは別れ際に交わしたアネっちとの会話を思い出していた。
皇『まず始めに、君にはみんなのデータ…プロフィールを渡しておくよ。』
皇『ここには、好きなものや嫌いなもの…趣味、略歴、家族構成に交友関係、はたまた人には知られたくない秘密など…勿論年齢や身長体重なんかも全部載ってある。』
皇『…要するに、これを上手く活用して殺しに励んでおくれ。という事だよ』
皇『何せ使うタイミングを見誤ればただ怪しまれるだけじゃない、逆に君が殺されてしまう可能性だってあるからね』
皇『そこんところ、宜しく頼むよ?』
暁「…データ、ねぇ…なんでアネっちはこんなものを…?」
暁(そもそも、彼らになんの共通点が?どうやって集められた?分からない事だらけだ…)
暁「まぁ、いいや…なんか疲れた。どうせみんな殺すんだ、考えてもしょうがないし取り敢えず今日はもう寝よう」
そうして、ぼくは仮初めの眠りについた。
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- 36 : 2021/07/13(火) 12:09:55 :
- 翌日
目を開けると、そこには見慣れない天井があった。
暁(…そうか、ここは現実世界じゃないんだっけ)
ぼくは体を起こすと、とりあえずみんなが居るであろう食堂へと向かう事にした。
杠葉「おはようございます、暁サン。これから朝ご飯ですかぁ?」
杠葉李子…資料によると、希望ヶ峰学園に通っていたそうだがとある事件を起こし、それが原因で辞めている。自傷行為が目立つが生活習慣は至って正常らしい。
暁(小説家を名乗っているがその真偽は定かではない…か。)
杠葉「あのぉ、某の顔に何か付いてますか?さっきからずうっと見てますけどぉ」
暁「え?あぁ、ごめん何でもないよ。」
杠葉「昨日、何かありましたかぁ?それとも今朝に何かあったとかぁ?顔つきが変わったような気がしますがぁ」
暁「別に、一晩寝て落ち着いただけだよ」
杠葉「うぅむ…元々落ち着いていた気がしますがぁ…いえ、すみません気の所為だったみたいですぅ。」
野々乃「ケッ、朝っぱらからイチャイチャして…リア充爆発しろ!」
野々乃之ノ…ゲームの腕前はプロ並み、何かしらの才能を持っていて、いじめ受け過去に自殺未遂をしている。
佐々木「別にイチャイチャしてないと思うけどなぁ…おはようみんな、昨日はよく眠れた?」
佐々木清司郎…探偵を名乗っているがその実自分が犯した事件を解いてるだけで、人に罪を擦りつけて来た。
暁(…この二人は要注意かな)
ゲームの腕前がプロ並み、という事は簡単に部屋を攻略されるかも知れない。そうなれば殺す事は出来なくなるし、もし自分の知らないところで殺人が起きた時、勝手に犯人に仕立てられるかも知れない。経歴を見る限りその手の議論はこちらに不利だ。
日野「おい、邪魔だ退け」
野々乃「ヒェッ」
佐々木「あ、あぁ…ごめんね、道塞いで」
日野羯磨…凄まじい怪力と驚異の動体視力を有するも、幼少期に家族や友人を傷つけてしまいそれ以降人を遠ざけるようになる。
暁(殺す時、返り討ちに遭わないよう気をつけないといけないな)
日野「あぁ?何見てんだよ、クソ野郎」
暁「…いや、別に。きみもみんなと仲良くすればいいのにって思っただけだよ」
日野「チッ、なんでオマエなんかにそんな事言われなきゃなんねーんだ?余計なお世話だ。」
そう言って、彼はその場を立ち去った。
杠葉「某達も、食堂に向かいましょうか。」
暁「うん、そうだね。」
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- 37 : 2021/08/16(月) 09:58:12 :
- 佐々木「みんな、提案があるんだ。」
皆が食堂に集まるやいなや、佐々木清司郎は口を開いた。
舞川「提案…?」
佐々木「うん。まぁ大した事ではないんだけど、みんなのまとめ役…リーダーみたいなのは作っておくべきだと思ってね。誰か相応しい人いるかな?」
宇津木「ううーん、いきなりそう言われてもねぇー…」
龍「そうですね、我々は昨日初めて会ったばかりですから…」
九十九「お互い素性を知らない訳ですから選びようが…」
佐々木「でもやっぱり、今後もみんなで生きていくため必要な事だと思うんだ。という訳で推薦が難しいなら立候補したい人でも構わないから、誰かいない?」
我妻「誰もいねえなら佐々木、てめえがやりゃいいんじゃねえのか?」
佐々木「いやいや、僕はリーダーなんてガラじゃないよ。それよりも、そうだなぁ…ノエルくんはどう?」
暁「…ぼく?」
佐々木「そ、もし君が嫌じゃなければ請け負って欲しいんだ。どうかな?」
暁「うーん、どうしようかなぁ…」
確かに、その提案はこちらとしてはありがたい事だ。みんなのリーダー…纏め役になる事が出来ればより効率的に殺す事が出来るだろう。だが他ならぬ佐々木清司郎の提案だ、何か裏があるかもしれない。ここは…
暁「いや、ぼくなんかよりアネっち…皇さんがいいと思うよ。」
佐々木「ふむ…皇さんは?」
皇「ノエル君がそう言うのなら、素直に従うさ。」
何か考えがあるんだろう?とでも言いたげな目で彼女はそう言った。
佐々木「決まりだね。『リーダー』…なんて言い出したのは僕だ、微力ながらサポートの方を…」
皇「いや、不要だよ。ありがとうね」
佐々木「そ、そう?なら良いけど…」
佐々木清司郎は意外そうな顔で引き下がった。成る程、リーダーという名の傀儡を用意するのも目的の一つだったのか。とぼくは勝手に納得していた。
皇「それじゃあ、まずは今後の方針…どの部屋を誰がどうクリアするか、話し合うとでもしようか」
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- 38 : 2021/09/12(日) 03:28:13 :
- 皇「…まぁ、攻略について話し合うって言っても僕達はまだステージの内容を理解していない。だからまずは下見って事でみんなでそれぞれの部屋に入ってみるのはどうかな?」
村山「大丈夫なのか?もし、クリアするまで出られないとかだったらどうするんだよ」
鷹崎「確かに…もし村山の言う通りだとすると初っ端で詰みかねないぞ」
杠葉「そもそもぉ…全員で入っても大丈夫なんでしょうかぁ?人数制限あるんじゃあ?」
皇「ふむ、確かにその通りだ。それなら素直に四つに分かれるか…出来ればバランス良く、それでいて相性の良いメンバーで揃えたいんだが…?」
佐々木「そうだね…内容が分からない以上偏り過ぎるのは良くない。」
皇「そういう訳で、改めてみんな運動か勉強のどちらが得意か教えてくれないかな?」
皇「それと参考までに特別苦手なものも聞いておこう。もし勉強と運動以外でアピールポイントがあるのであればそれも是非聞きたいね」
宇津木「…うーん、うちは勉強が得意かな。それで実は男の人がちょっとだけ苦手、みんなといる分には平気なんだけど二人きりにされるとちょっと…」
宇津木「あと舌には凄く自信あるよ!具体的には舐めるとそれが何で出来てるか判別できるくらいには!」
野々乃「ええ…汚くない?それ」
野々乃「因みに之ノは勉強が得意だよ。つーかこの見た目で運動できるわけないだろ常考」ボソッ
野々乃「ついでに言うと、大勢でいるのが苦手で…今まさにさぶいぼ立ちそうなくらい…記憶力には自信あるよ良いかな帰っても」
桐原「ダメだと思いますが…自分は寧ろ体力には少しだけ自信ありますね、というより体を使うのは大体得意です。」
桐原「その代わり頭を使うのは得意ではなく…パズルのようなものは全然出来ませんし、それに先端の尖ったものが少し苦手です。」
桐原「アピールポイント、と言われましても…恥ずかしい話ですがこれと言って特に…あえて言えば少し鼻が効くことでしょうか?」
佐々木「僕はこれでも探偵だから、推理なんかが得意だよ。肉体労働もそこまで苦手ではないけど…そうだね、争い事は苦手かな。」
佐々木「特技は、かくれんぼだよ。」
鷹崎「かくれんぼってお前…おれはまぁ、言わなくても分かるだろうが運動の方が得意だ。智略策略謀略、この辺は苦手だな…」
鷹崎「あとは射撃が大得意だ、そしてその影響か常人より目が良い。おれのアピールポイントといやぁこんなもんだろ」
村山「俺は両方得意だが、敢えて言うなら運動の方が得意だな。苦手なものはあまりないけど、高いとこは少し苦手だ。虫や植物には人一倍詳しい自信があるぜ。」
皇「ふむふむなるほどなるほど…他のみんなもこの調子でどんどん言ってくれたまえ」
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- 39 : 2021/09/22(水) 08:32:42 :
- 九十九「私は頭脳労働が得意です、苦手なのはそれこそ力仕事…特技は物作りになります」
ジョセフ「僕は運動が得意だよ。打たれ強さにも自信があるんだ!」
ジョセフ「でも、暗いのは苦手かな…あと怖いのもダメだよ。前に夜中に自分の顔で悲鳴を上げた事があるくらいだし」
舞川「何それ可愛い…あ、アタシも運動の方が得意よ。苦手は絵を描く事…それとゼロから自分でモノを作るのもダメらしいね。」
我妻「らしいってなんだよ?」
舞川「…自覚はないけど、周りが言うにはどうもアタシの美的センスが他とはかけ離れてるらしいからよ。」
舞川「でも相手の動きを完璧に模倣 する事においては絶対の自信があるわ!」
我妻「へえ、オレはまぁ運動が得意だぜ。不得手なものはパズルとか頭使うやつだな。」
我妻「それと、耳が良いのが長所だ。複数の音や小さい音を聞き分ける事も音程や音階を言い当てる事も可能だ。」
龍「私は両方とも得意ですが、そうですね…どちらかと言えば頭の方に自信があるかもしれません。」
龍「苦手なものも特にありませんが、強いて言うなら機械の扱いには弱いですね」
杠葉「某はですねぇ、体術にこそ自信がありますよぉ。でも弱点は血でぇ…もし見ちゃったのなら暴れると思うのでお気をつけてくださいぃ」
フラン「あ、暴れるんですか…?」
杠葉「えぇ、まぁ暴れるというよりは理性が飛ぶって言った方が良いんでしょうけどぉ?自分のならまだ耐えるんですがぁ…他人のは少し我慢が利きませんねぇ。」
杠葉「実はぁ、某ってこう見えても結構仲間想いですからねぇ!」
杠葉「美点は毒や病原菌など体に害あるモノに対する耐性が高い事ですぅ。某の事、巧く遣ってくださいねぇ?」
フラン「…、私が得意なのは勉強です。といっても知らない事が多いので正直役に立てそうにないです。すみません」
フラン「杠葉さんとは違い虚弱体質である事と先程申した様に知識が少ないのが短所になります。」
フラン「長所は絵を描く事以外だと、度胸はそれなりにある方と思っています。」
皇「成る程、了解した。…羯磨君は、どうせ運動が得意だろう?弱みは協調性がない事と、強みは身体能力又は戦闘力といった所かな?」
日野「勝手に決めつけてんじゃねーよ、ぶっ殺されてーのか?」
皇「別に間違ってはいないだろう?どうせ聞いても言わないだろうしさ」
日野「…ふん」
暁「…ぼくは、まぁ知ってると思うけど勉強が得意だよ。良いところは洞察力がある事、悪いところは体力がない事。」
皇「ふむ、改めての確認感謝するよ。因みに勿論僕も勉強が得意さ。化学知識が豊富なのが利点で、それ以外の知識が皆無なのが欠点だよ。アハハ、フランちゃんってば僕に似てるね!」
フラン「…そう、ですね」
皇「おや、滑ってしまったかな?」
皇「とりあえず振り分けを考えるから、それまでの間自由にしてくれたまえ?休むなり探索するなり好きにすると良いさ」
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- 41 : 2021/11/19(金) 05:34:10 :
- 暁「…さて、アネっちの準備が終わるまで何をしようかな?」
一度自分の部屋に戻り、資料を読み返そうとしたその時突然頭に声が響いた。
皇(んん、あー、あー、ノエル君、聞こえてるかな?)
暁「…ッ!?!?」
皇(ふふ、その反応から察するにちゃんと聞こえてるようだね。声に出しての返事は不要さ、誰が聞いてるか分からないからね。)
暁「…ここはぼくの部屋だ、その心配はないよ。…それよりどうやって直接脳内に?」
皇(ここは仮想空間だからね、何でもありという訳さ。他にも色々出来るけど、試してみるかい?)
暁「今はいいよ。ていうかそんなのがあるなら、楽に殺せると思うんだけど?」
皇(確かに出来る。けど、これはあくまで思考を共有しているだけなんだ…だから、これを殺害の対象と繋げてしまうと…)
暁「…殺そうと思って仕舞えば相手にも悟られてしまうって事か」
皇(正しくその通り。まぁ、こちらの声を遮断する事も出来なくはないが、やはりお勧めはしない。何故なら死の感覚すらも共有してしまうからね、リスクが大きすぎる)
暁「分かったよ…それより何の用?まさか、性能を自慢しに来た訳じゃないでしょ?」
皇(…勿論。君にはまず誰を殺すのか決めて欲しいんだよ)
暁「別に、きみに任せるよ。どうせ誰から殺しても変わらないんでしょ?」
皇(確かにその通りだけど、行動パターンを把握したいなら早いとこターゲットにした方がいいんじゃないかな?)
暁「なるほど、それじゃあ…」
暁(警戒すべき相手は4人…その中でも特に動向が気になる人物といえば)
暁「………野々乃之ノ、彼女を最初のターゲットにする。それ以外はさっきも言ったよう、きみに任せるよ」
皇(了解した、ではそのように手配する。それまで暁君も準備の方よろしく頼むね)
暁「…うん、わかったよ。」
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- 42 : 2022/02/21(月) 20:04:53 :
- うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこう
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- 43 : 2022/03/04(金) 11:08:14 :
- 低身長が不利で高身長が有利な誰も変えられない残酷な事実から逃げられない。その事実を受け止めて前に進まないとモテないし、人生は後悔したままになるぞ(^ω^)
http://www.ssnote.net/archives/91282
(^ω^)
てか低身長コンプレックス丸出しの現実逃避君の方が感想しか言えないじゃん笑笑
低身長が不利なのは皆んなが実感してるし、諦めてその現実を受け入れて身の程をわきまえて行動するしかないだろう(^ω^)
低身長低スペック人間が現実逃避するな( ^ω^ )
能力と容姿に見合わないような妄想的な恋愛観をネットで語る前に、現実でモテるように低身長なりに少しは努力したらどうだ?(^ω^)
俺らは正論しか言ってないからなぁ(^ω^)
残念ながら能力の高い高身長で誠実な人間には低身長コンプレックス丸出しの現実逃避君達は到底勝てません(^ω^)
低身長は不利です(^ω^)
もうそこは変えられません(^ω^)
逃げられません(^ω^)
嘘言っても低身長がモテる妄想的な世界には変化しません(^ω^)
諦めて低身長が不利な残酷な事実を受け入れましょう(^ω^)
ネットではなくリアルで頑張りなさい(^ω^)
ここで低身長コンプレックス丸出しの現実逃避君達が妄想を垂れ流しても何も変わらない(^ω^)
それどころか高身長高スペック人間にはどんどん遅れを取っていきます( ^ω^ )
低身長コンプレックス丸出しの現実逃避くんたちは身長が伸びなかったのだから、せめて精神的には成長しましょう(^ω^)
低身長コンプレックス丸出しの現実逃避くんたちは正論言われて悲しいね(^ω^)
女性が恋愛相手に選ぶのは誠実な男性。それが一番。
高身長が誠実じゃない妄想をするな(^ω^)
低身長は恋愛でも仕事でもスポーツでも不利な事実を受け入れなさい(^ω^)
だからモテないんだよ笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3808
低身長低ステータス男の未来はこうなる
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3807
低身長が不利な現実から逃げられません(^ω^)
低身長コンプレックスを拗らせるとこうなります^_^
皆さんはこのような妄想的な発言しか出来ない現実逃避君にはならないように気をつけましょうね(^ω^)
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- 44 : 2022/08/02(火) 13:29:34 :
- おもんな
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