夢の中の.....あなた エレヒス
- 進撃の巨人 × 青春 × 恋愛
- 1155
- 11
-
- 1 : 2021/02/04(木) 22:29:53 :
- 初めまして!
今更ssnoteを知ったワイです!
もう過疎ってますよね.......
そんなこと知ってます!
でも、エレヒスが見たくて......
Lialさん、お願いします。帰ってきてください......
下手くそですが描きます。
ということで始めます。
エレヒスです。どうぞ。
-
- 2 : 2021/02/04(木) 22:30:42 :
- 私はヒストリア・レイス。
物心ついた時から母子家庭で、父親がなぜいないのかは知らなかった。
誰も教えてくれなかったから。
うちはこの国でも名が通るくらいに有名な貴族らしく、
毎日違うお手伝いさんに、猫を撫でるかのよう親切にされ、
美味しいご飯と綺麗な家はあった。
だけど、幸せだったかと言えば、首を縦には触れないだろう。
幼い頃から母は異常なくらい厳しく、
ある日はビンタされ、
ある日は投げ飛ばされたりした。
そう。私はこの世に生まれてから、誰にも愛されなかったのである。
正直毎日生きるのが辛い。
でも昔見た本で、人前では平気に振る舞い、心配をかけないのが
立派な女性だと書いており、
私は小・中学校ではみんなにできるだけ明るく接した。
-
- 3 : 2021/02/04(木) 22:47:56 :
- だけどその子たちが仲良くしているのはヒストリア・レイスではない。
本当の私を、本当の私の心を見つけてくれる人は、
一体どこにいるのだろうか。
私は、少し嘘をつきました。
「誰にも愛されていなかった。」と。
幼い頃から、母に厳しく叱られた時は、
泣いて布団にくるまると、変な夢を見るのです。
顔は起きると忘れてしまうけど、優しい声をした私と同じくらいの少年と
私が楽しく毎日を過ごす夢。
同じような夢を見ることって、あり得るのだろうか?
親友のユミルにも聞いた。
そんなことはありえない。そう言われた。
私はいつしか、夢の中では本当の自分を曝け出し、
その男の子は、そんな私を見つけ、愛してくれた。
でも、所詮は夢の話。
彼は私の願望が生み出した、いるはずのない人。
そんなことわかってる。わかってるのに。
なんなんだ。この胸の痛みは。
どうして私の涙は止まらないんだ。
ヒストリア「エレン..........」グスッ
-
- 4 : 2021/02/04(木) 23:20:18 :
- 俺はエレン・イェーガー。
小学生の時に事故で両親を亡くし、
親戚の家に迎えられた。
その親戚は優しく、甲斐甲斐しく世話を......
なんてことはなく、両親を亡くしてすぐの俺を待っていたのは、
地獄のような日々だった。
ある日...........
エレン「..........すいません。」
リヴァイ 「オイ。何度言ったらわかるんだ。この野郎!」バキッ
エレン 「グッ......」ヨロ
リヴァイ 「何度言ったらわかる。俺に気安く触れるなと。」
父親は代々継がれてきた大病院の院長の息子だった。
医師としての才能もすごかったらしく、有望すぎる人材だったようだ。
だが俺の父親は本家をセルフ勘当して出てきて、
勝手に子供を産んだ。
本当は父親にはやるべきことがあったらしい。
父親の地位を継ぎ、ゆくゆくは御令嬢と結婚し、
家を大きくする。その仕事があったらしい。
そして俺は親戚にこう思われている。
お前さえ産まれなければ........まだどうにかなったのに.......
そんな俺が親戚の養子としてくるのだ。
お父さんの方は快く迎えてくれたが、
その息子のリヴァイさんや娘のペトラさんは俺のことを忌み嫌い、
極端に俺と関係を持たがらない。
そんな日々が続いてのその日、俺は自分の部屋で泣き、布団にくるまった
その夜からだ。
同じように辛い気持ちのまま寝ると、
金髪で蒼い目をした心優しい女の子と毎日を過ごす夢を見るようになった
一緒に海に行って、岩陰に隠れてキスをしたり、
花畑で花冠をもらったり。
これだけはわかった。
彼女は俺を愛していた。
それだけで嬉しくてたまらなかった。
俺は、愛情を。人の温もりを。欲していたのだ。
あぁ。夢だなんてわかってるけど、なんでだろう。
涙がとまらない......
早く夢でもなんでもいいから会いたい........
君も今同じ気持ちだといいな。
エレン「ヒストリア...........」グスッ
-
- 5 : 2021/02/04(木) 23:21:45 :
- 誰も見ないかもしれない。
それでも描き続けます。
Lialさん.....
あなたに届くまで頑張りますよ。
-
- 6 : 2021/02/04(木) 23:40:43 :
- ザザザザザザザザ
ヒストリア「エーレン。これあげる。」
エレン「うおっ!花冠かー。いいな」
ヒストリア「喜んでくれるかな?」
エレン「当たり前だ!ありがとな!!」ニカッ
ヒストリア 「うぅ.......//////」
ヒストリア「」ガバッ
ヒストリア 「/////////」カァー
顔が熱い。彼の笑顔で熱くなったのだが、その笑顔がやはり........
ヒストリア「..........思い出せない......」
ヒストリア「」ハッ
そうだった。
今日から高校なんだった。
もうすぐメイドが起こしに来るはず。
メイド「ヒストリア様。おはようございます。
ご飯はもうすぐ出来上がりますので、支度をなさって下さい。」
ヒストリア「はーい。」
メイドってさぁ。もっと色々してくれるもんじゃないの?
それこそ例えば、学校の支度とか?
ヒストリア「ねぇー。支度手伝って?」
フリーダ様のご意向で、それくらいはやれ、とのことです。
またお母さん。
もう嫌になっちゃう。
トロスト高校 入学式
入試の順位が張り出せれてるみたい。
私の順位を見る。
2位。
まぁ、普段からあれだけ厳しくされてたからね。
でもほぼ満点取ったはず。なんで.......
1位を見る。
1位 500/500 エレン・イェーガー
ヒストリア「は?」
-
- 7 : 2021/02/06(土) 10:21:56 :
- エレン・イェーガー。
忘れることのない、彼の名前。
いつだって忘れたことなんてない。
私の最愛の人。
目が熱くなり、私はそこで思い出した。
落ち着け。落ち着け。
同性・同名の人なんていてもおかしくはないだろう。
彼は夢の中の人。
いるはずなんてない。
なに泣きそうになってるんだ私。
ついに夢と現実の区別がつかなくなったのか?
入学式
生徒会長「では、新入生代表のお話です。」
ザワザワ ネェアノヒトダヨネ ソウソウマンテンノ
エレン「」キュッ
ザワザワ エ?スッゴイイケメン ヤバスギ
ヒストリア「もしかしたら声も.......なんてね......。」
エレン「暖かな春の訪れと共に、
私たち〇名は〇〇高校の1年生として
入学式を迎えることが出来ました。
門のところに咲き誇っている桜の花が
まるで私達を歓迎しているかのようでした。
本日は、私達のために立派な入学式を
行っていただきありがとうございました。」
ヒストリア「え?」ガタッ
「」ツー
泣いていた。
やっと会えた。
間違いない。
彼だ。
エレン。
ザワザワ ナニアノヒト? ナキガオカワイイ テンシ
エレンside
急に立ち上がって、涙を流した少女に目を奪われた。
声を聞かなくてもわかった。
艶やかな金髪。
蒼く光る眼。
エレン「ヒス........トリア......?」ツー
俺は嬉しくて、涙を流した。
っと。やば。スピーチ中なんだった。
校長「どうかしたのか?」
エレン「アーゴホン。スミマセントリミダシマシタ。」
キース「それでは出席番号順に各自自己紹介をしろ!」
アルミン「一番。アルミン・アルレルトです。趣味は読書です。」
男女「カワイイ.......。」ボソッ
ライナー「天使?」ゴハッ
ベルトルト「ライナーキモいよ.......。」ハァ
エレン「三番!エレン・イェーガーです!趣味は特にねぇ!よろしく!」
女子「あぁマヂサイこぉ......。」
ライナー「ウホッエレン」
ベルトルト「ライナー.......」ハァ
ヒストリア「」ウットリ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜その他中略〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒストリア「39番。ヒストリア・レイスです。趣味は特にないです。」
男女「天使!?」
ライアル「女神!?」ゴハッ
エレン(やっぱヒストリアなのか.......こんなことって.....。)
キース「よーし。今日はこれで終わりだ。
各自気をつけて帰るように!」
みんな「はーい。」
サシャコニライベルアルミカジャンアニ「エレン!帰ろう!」
エレン「おう!かえろーぜ!」
ヒストリア「」チョンチョン
エレン「ん?」
「!!!」
ヒストリア「え、エレン。私も一緒にいいかな。」
エレン「おう!いーぜ!帰ろう」ニカッ
ヒストリア「うぅ........//////////」
コニー「おいエレンだけ呼んだ気がしたのと、
エレンと話して照れてるように見えるのは、
俺が馬鹿だからじゃないよな!?」
ヒストリア(やばいやばい!あの笑顔を生で見てるぅ!)
エレン(なんか緊張するな。他の女子はこんなことないのに。)
ミカサ「あなた。なぜエレンと話して照れている。」
「その気があるのなら、エレンのために削ぐ!」チャキッ
ヒストリア「ヒッ」
アルミン「ミカサ!?なにそのブレード!早く直して!!」
エレン「ミカサ削ぐってなんだよ。」
「それに俺のために削ぐってなんだよ。危ないからやめろ。」
ミカサ「だから、あなたが女狐に取られないようにしてるの!!」
エレン「だから意味わかんねぇな。」
「それに女狐ってどこにいんだよ。」
ミカサ「」スッ
ヒストリア「」ビクッ
エレン「女狐ぇ?。」
ミカサ「」
ヒストリア「ふぇ!?//////」
みんな「はぁ〜〜〜〜〜!?」
ヒストリア「//////」プスプス
ミカライ「削ぐキース「なにをしている貴様ら!早く帰れ!」
キース「それとアッカーマン。なにをしている。職員室で聞こうか。」
ミカサ「」ズルズル
エレン一行「帰るか。」スタスタ
-
- 8 : 2021/02/07(日) 01:19:22 :
- エレン「女狐ぇ〜?」
の後に
「ただの可愛い女の子だろ。」
付け足しといてください。
-
- 9 : 2021/02/07(日) 11:25:17 :
- 期待
-
- 10 : 2021/06/16(水) 21:06:22 :
- エレヒスがキャラブック最新刊で正式に否定されて悲しいな
-
- 11 : 2022/03/31(木) 19:55:19 :
- 期待!
- 著者情報
- 「進撃の巨人 × 青春 × 恋愛」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場
- 「青春」SSの交流広場
- 青春 交流広場
- 「恋愛」SSの交流広場
- 恋愛 交流広場