君へ (アルアニ)
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- 1 : 2015/10/30(金) 22:21:03 :
- 「僕は君が好きなんだ!」
って、テレパシーを送ってみる。まあ、届かないんだけど。
今日もつまんない一日が過ぎてく。
歌を聞いて、やり過ごす。
基本、ゲス極。
私以外私じゃないの 当たり前だけどね。
というけど、こんな平凡な人生、他にもあるだろ。誰でも僕になりきれる。
今日も、過ぎてく。
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- 2 : 2015/10/30(金) 22:30:23 :
- エレン「あぁ~クソつまんねぇ~!何か面白ぇことねぇかな~!」
アルミン「うーん。そうだねぇ・・・。」
ヘッドフォン着けてるから聞こえにくいけどエレンが喋ったらテキトーに返す。
エレン「うーん・・・。ジャンのとこでも行って見るか!」
暇だったら基本、ジャンの家に行く。これも日常。
アルミン「そうだね。なんかあるかも。」
あるはずないけど。エレンもわかってる。
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- 3 : 2015/10/30(金) 22:38:57 :
- ピーンポーン
エレン「ジャンいますかー。」
ジャン「いるぞー」
エレン「邪魔していいかー。」
ジャン「ジャマすんなら帰れよー。」ガチャッ
アルエレ「失礼しまーす。」
ジャン部屋
ジャン「暇か。」
アルミン「うん。」
エレン「なんかあるか。」
ジャン「ねぇ。」
アルミン「だよね。」
ジャン「外行くか。」
黙って歩きだす。
ヘッドフォンから、
ロマンスがありあまる♪
って聞こえる。
時間がありあまってます。
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- 4 : 2015/10/30(金) 22:49:22 :
- 外
エレン「寒ぅー!」
アルミン「激しく同意」
ジャン「同じく」
自転車を漕ぐと、風が寒い。でもなんだか気持ちいい。そんなどーでも良いこと考えてたら、前に美人、三人組。
エレン「よう!アニ、クリスタ、ミカサ!」
クリスタ「皆!冬休みエンジョイしてる?」
ミカサ「エレン、アルミン、風邪引いてない?手洗いうがい忘れてない?風邪を引くと大変・・・。」
アニ「・・・ちは。」
ああ、アニ可愛い、すごく可愛い。
フードとファーが制服と違う可愛さを引き出してる。
今すぐ好きって言いたい。抱き締めたい。
・・・・・・・・・・
僕、キモ。
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- 5 : 2015/10/30(金) 22:51:42 :
- 書き始めましたが、前のはもう書かないつもりです。
ss、勉強して来ました。
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- 6 : 2015/10/30(金) 22:58:12 :
- アルミン「うーん、冬休みは時間もて余してるって感じかな。あ、ミカサ、心配しなくても風邪引いてないよ。後アニ、こんにちは。」
ジャン「全部に一気に答えたな。」
アルミン「話し聞くのは得意な方。」
エレン「お前ら、何してんだ?」
女「暇。」
男「激しく同意。」
男「どっか行くか。」
女「うん。」
高一からの付き合いだ。話は早い。
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- 7 : 2015/10/30(金) 22:59:39 :
- また明日!
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- 8 : 2015/11/03(火) 23:46:07 :
- イオンシガンシナ店
アニ「ふぅ・・・」
クリスタ「暖かいね~」
ミカサ「うん。(ポカポカ」
ジャン「ちょっと暑い位だな。」
エレン「そうだな」
アルミン「どこ行く?」
エレン「ゲーセン行かないか?」
クリスタ「いいねいいね」
ゲーセン
アニ「これなんか行けるんじゃない?」
UFOキャッチャーで良さげなのを探す。クリスタの策?によって、男女二人一組で行動する。アニ・・・可愛いぬいぐるみしか選んでないよ・・・まあ、そこも可愛いけど。
アルミン「わかった。じゃあ、アニの選んでくれたこのテッド取ってみるね。」
集中の為にヘッドフォンを外す。
ほぼ垂直に逆さまで引っ掛かってるな・・・こういう場合は、持ち上げるより、足を押して・・・
ガコン
よし、落ちた。
アニ「へー。持ち上げるだけじゃないんだね。ありがとう。すごいうれしい。」
アルミン「どういたしまして」ニコッ
このアニの笑顔だけで、取った意味があったってもんだ。
もしもこのテッドが生きてたら、アニにイタズラ(性的な)するんだろな。
エレン「オーイ。もう出るぞー。」
ゲーセンを後にした。
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- 9 : 2015/11/04(水) 00:01:22 :
- また明日!
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- 10 : 2015/11/17(火) 00:16:48 :
- その後、僕らはボウリングに行く事になった。自慢ではないが、僕は、ボウリングだけは上手い。コースや力の向きが分かるから。体力あんまり要らないし。9ポンドのボールでいつも投げる。
クリスタ「それっ!」ゴロゴロゴロ
ガーター
クリスタ「あー!残念!」
ジャン「フォームが違うんだよ。持ち方はこう・・・」
ジャンとクリスタってけっこう良い仲だよなって考えてると、隣のコースで凄まじい音がなった。
ミカサ「よし、ストライク。」
エレン「喜んでる場合じゃねーよ!ボール直撃したじゃねーか!ソフトボールじゃねーんだぞ!回りの人見てるぞ!」
さすがソフトボール部二年で主将になっただけはあるな。強引だけど。
何故かゲームセンターと同じ人選だ。まあ、アニと一緒だしいっか。
アニ「ふん!」ゴロゴロゴロ
ガラガラガラガコーン
アルミン「8ピンかー良いじゃん!」
アニ「ほぼ毎回ストライクのあんたが言うんじゃないよ。」
アルミン「うっ」
アニ「ところで・・・・」
アルミン「うん?」
アニ「投げ方のコツ教えてよ。」
え?マジで?僕、教えを乞われてる?
アニ「嫌なの?」
アルミン「あ、いや、勿論いいよ!でも、アニって他の人に教えてもらうような感じだったっけって思って・・・」
アニ「どういう意味?」ギロ
アルミン「うっ。ごめん。」
アニ「バスケでもなんでも、教えてもらわないと意味はないよ。」
アルミン「そっそうだよね。ごめん。」
アニ「あんたが、ボウリングだけは上手いから教えてもらおうとしただけ。」
ツンデレ(゚∀゚)キター
アニ「ニヤニヤしてんじゃないよ。早く教えな。」
アルミン「ごめんごめん。」
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- 11 : 2015/11/25(水) 18:23:44 :
- しばらくして・・・
アニ「ふっ!」ゴロゴロゴロガシャーン
ストライク
アルミン「お~おめでとう!」
アニ「ありがとう。」
アルミン「え?」
アニ「だから、教えてくれてありがとうって言ってんの!」
アルミン「どういたしまして」ニコッ
アニ「ったく」ブツブツ
超 可 愛 い
アニ「ほら!あんたの番だよ!」
アルミン「あ・・・ああ!ホントだ!」
アニ「全く」
ボウリング、良いな。
帰り道
エレン「帰りに店員さんに注意されたし!ミカサ投げんの強すぎだろ!」
ミカサ「え?チュウ?だれ?だれにされたの?」ギロッ
エレン「されてねーよ!注意だ注意!お前のせいでな!」
ジャン「お前!ミカサが心配してくれてんのになんだその口の聞き方はぁ!」グイッ
エレン「服が破けちゃうだろうがあ!」
ジャン「環境に優しいなあお前ぇぇ!」
クリスタ「ちょっと!落ち着いてよ!」
ミカサ「やめなさい。」グイッ
エレン「ぐえっ」ドサッ
アルミン「まあまあ落ち着いて。」
アニ「ふぁ・・・」アクビー
クリスタ「あ・・・そうそう!アルミン凄い上手かったよね!」
アルミン「大したことないよ。ボウリングしか出来ないし。」
エレン「でも凄いと思うぞ?」
アルミン「そ・・・そうかな?」
ジャン「ああ、上手かったな。」
アルミン「あ、ありがとう」テレテレ
ジャン「勉強もボウリングもできるし、モテるんじゃね?」
アルミン「イヤイヤ、討論部なんてモテないでしょ。ボウリングしか出来ないし。」アセアセ
ミカサ「いや、アルミンはモテる。昔からそう。」
ミカサ「でも半分は男子。」
ジャン「成る程」
アルミン「そんなに居ないって!男子!」
クリスタ「ま・・・まあ、優しくて人望があるってことじゃない?」
ふう、うまく納めてくれた。
アニ「・・・・ 」
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- 12 : 2015/12/21(月) 23:58:37 :
- 駅から自転車で帰る途中
クリスタ「あ、じゃあ私はこっちだから。」
ジャン「あ、俺もこっちだわ。じゃあな。」
アルミン「冬休み中にまた会おうよ。」
ジャン「そうだな。またな。」
クリスタ「うん。じゃあ、また近くに。」
アニ「うん、また今月でも。じゃあ。」
エレンとミカサはもう先に別れたし、
アニと、二人きり?
アルミン「・・・・・・」
アニ「・・・・・」
アニ「なんか、喋りなよ。」
アルミン「あ、そうだね!ごめん。」アセアセ
アニ「謝らなくていいって」
アルミン「う~ん、そうだなじゃあ・・・」
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ここでこの話を持ち出したのも、
運命だったんだろう。
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アルミン「好きな歌は?」
アニ「ゲスの極み乙女のやつ」
アルミン「!。そうなんだ、僕も一番好きなのゲス極だよ!」
アニ「じゃあ、来週のライブ、行く?」
アルミン「!」
マジか!誘われてる?
アニ「早く答えな『も、勿論!』
アニ「ずいぶん乗り気じゃないか」クスクス
アルミン「じ、じゃあさ、一緒にいかない?」
なんで言っちゃったかな。僕!
アニ「うん、そうだね。」クスクス
アルミン「な、なんで笑ってんの?」
アニ「いや。なんか気合い入ってるなって思って」
アルミン「!」カァー
その日は殆ど眠れなかった。
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- 13 : 2015/12/29(火) 00:54:03 :
- ライブの日
アルミン(早く来すぎたかな)
アニ「アルミン」
アルミン「え、ア、アニ?」
アニ「なに驚いてんのさ。」
アルミン「い、いや、今一時間前だよね?」
アニ「あんたは私より前に来てたんでしょ」
・・・・・
アルミン「・・・行こうか。」
アニ「そだね。」
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