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八幡「戸塚の妹?」
- やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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- 1 : 2014/01/25(土) 20:50:51 :
- 妹は完全にオリジナルです
某ショッピングモール
八幡「さてと、必要なもんは全部買ったよな」
小町に渡されたメモを確認する
八幡「ったく、小町のやつ人使い荒すぎんだろ」
俺はせっかくの休日だというのに小町のお使いで街に出かけていた
用を済ませた俺は早急に帰ることにした
すると少し先に戸塚…いや天使がいるのに気づいた
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- 2 : 2014/01/25(土) 20:52:00 :
八幡「おぉ休日にまで天使に会えるとかこれ運命だろ」
戸塚に話しかけようと近づくが
近づくにつれ違和感を感じる
なぜかやけにいつもより女の子らしく見える
八幡「(あれ?やばい、天使が女神に昇格しちまいそうなくらい可愛い)」
いつも可愛いのだが今日の戸塚は格段に可愛く思えた
話しかけようか迷っていると
男子数名が戸塚に近づき話しかけていた
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- 3 : 2014/01/25(土) 20:52:59 :
あー、テニス部の同輩と待ち合わせしてたのか
そうだよな、戸塚が1人でショッピングモールになんて来るはずがない
今話しかけるのは戸塚にも迷惑だろう
そんな事を考えていると、どうも戸塚の様子が変なことに気づいた
何か困惑したような、それでいて怯えているような…
戸塚に話しかけた奴らをよく見てみるといかにも偏差値が低そうな格好をしていた
八幡「(まさか…ナンパか?)」
俺はこっそり近づき状況を分析しようとした
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- 4 : 2014/01/25(土) 20:55:33 :
男A「なぁなぁちょっとだけでいいから俺らと遊ぼうや」
戸塚「や、やめて…」
男B「そんな怖がらなくていいからさぁ〜」
戸塚「ほ、ほんとに困り…ます」
男C「ったく!別に何もしねぇって言ってんだろ!」
戸塚「ひ…っ」
間違いない
これはナンパだ
男Cが戸塚に手を伸ばした時
俺は素早く2人の間に入り込み
男Cの腕を掴んだ
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- 5 : 2014/01/25(土) 20:56:30 :
八幡「いい加減にしろよお前ら」
男C「なっ」
男達が驚いた様子で俺を見る
八幡「大丈夫か戸塚?」
戸塚「え?」
男A「なんだてめぇ」
八幡「お前らこそ、自分達が何してんのか分かってんのか?」
男B「ちょっと話しかけてただけだろうが。お前こそ何だよ?この子の彼氏か?」
八幡「彼氏じゃない」
男B「なら俺らがその子にナンパしようが関係ねぇだろ!」
八幡「ふん、重大な勘違いをしてるお前らに良いことを教えてやるよ」
男達「あ?」
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- 6 : 2014/01/25(土) 20:57:56 :
八幡「戸塚はな、すげぇ可愛い見た目をしてるけど実は男なんだよ!!」
男A「嘘…だろ?」
八幡「俺も最初見た時は女かと思った。けど認めたくないが男だったんだよ!」
男B「で、デタラメに決まってる!!」
八幡「デタラメじゃねぇよ」
男A「なら証拠を見せろよ証拠を!」
八幡「証拠…な。あ、そうだ戸塚、学生証を見せてやれ」
そう言って振り返った時に床に落ちてた缶を踏んでしまった
八幡「おあっ」
バランスを崩し戸塚を押し倒してしまう
八幡「いてて…すまん戸塚…?」
気づくと俺の右手は戸塚の胸の上にあって…
ムニッ
八幡「ムニッ?」
その時、ショッピングモール内に戸塚の悲鳴が響いた
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- 7 : 2014/01/25(土) 21:00:37 :
男A「ふ…普通に、お、女じゃねぇか…。彼氏でもねぇのに胸触んのはちょっと…俺らより酷くね?」
八幡「ち、違う。これは俺じゃない戸塚ジャナイ」
男B「ちょっ、こいつ何か焦りすぎておかしくなってね?」
八幡「ダイジョウブ、オレはおかしくない。俺は正常、俺は正常、俺は正常…」ぶつぶつ
男B「自己暗示唱えてる!?」
男A「落ち着けってお前!」
八幡「ハハハ何言ってんだ俺は落ち着いてる落ち着いてる超落ち着いてる、俺様ギガクールだひゃっはぁぁぁーっ」
男C「末期だろこれ?!」
八幡「あそこに見えるのがタイムマシンの入り口だろ?やり直そう全てをあそこからやり直そう」
男A「完全に壊れたな…。ってありゃ警備員!お前ら逃げんぞ」
男B・C「お、おぅ!」
男達は逃げ出した
こうしてこの場に残されているのは
もはや何を言ってるのか自分でも理解できていない俺と
顔を赤らめてその場に座り込む戸塚?だけになった
言わずもがな、俺と戸塚?は警備員に連れられていった
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- 8 : 2014/01/25(土) 21:01:53 :
事務室
警備員「それで?何があったんだ?」
八幡「…」
戸塚?「…」
俺は警備員に連れられようやく正常に戻ったが…なんと説明すればよいのやら…
警備員「なにか、話してくれないと…」
戸塚?「…えっと…その…」
戸塚?もさすがに胸を触られた、などとは人には言いたくないのだろう、当たり前だ
なら俺は…
八幡「すみませんでした」
潔く頭をさげた
戸塚?「…え?」
八幡「今回の件は全面的に俺が悪いです。事故とはいえ俺はこの人に不埒な事をはたらきました」
警備員「不埒な事?」
八幡「はい、この人のために詳しくは言えませんが、悪いのは俺です。どんな罰でも受ける所存です」
警備員「えと、それは事実かい?」
警備員が戸塚?に確認をとる
過程がどうであれ俺は許されない事をした
ならば潔く罰を受けるしかない
そう思っていたのだが…
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- 9 : 2014/01/25(土) 21:03:30 :
戸塚?「わ、私、そんなこと…されてま…せん」
八幡「え?」
戸塚?の返答は意外なものだった
戸塚?「えと、事故で足がもつれて転びはしました…けど、不埒な事なんて、されてません」
警備員「と、彼女は言ってるが?」
八幡「え、あ…いや…」
戸塚?「多分私が驚いて悲鳴なんかあげちゃったから、なにか勘違いしちゃってるんだと、思います…」
警備員「まったく、君も紛らわしい事言わないようにしてくれよ」
八幡「え、す…すみません」
警備員「んじゃこの一件はこの
子の勘違いということで結論づけていいのかな?」
戸塚?「は、はい。お騒がせしました…」
警備員「今後は気をつけるように」
そうして俺達は事務室から出た
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- 10 : 2014/01/25(土) 21:04:29 :
八幡「…どうしてあんな事言ったんだ?」
戸塚?「え?」
八幡「俺、事故とはいえその…な?」
がっつり触っちまったし…
戸塚?「えと、なんて言えばいいか分からないんですけど…あなたはとても誠実そうに見えたので…」
八幡「誠実?」
戸塚?「最初も私をナンパから助けてくれようとしてましたし、私を押し倒したのも事故だって分かってましたし…」
八幡「…」
戸塚?「なにより、自分で自分の非を認めて、償おうとしていた姿勢を見て…悪い人じゃないなって思えて…」
八幡「…それでも、すまなかったな」
戸塚?「もう謝らなくてもいいですよ!それと、気になってたんですけど…お兄ちゃんと友達なんですか?」
八幡「え?お兄ちゃん?」
俺も気にはなってたが、まさか…
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- 11 : 2014/01/25(土) 21:04:55 :
戸塚?「兄の名前は戸塚彩加って言います。私の事を戸塚と呼んでいたので知り合いなのかと…」
八幡「あぁ、戸塚とはクラスメイトだ。君は…」
戸塚?「私は戸塚舞花。戸塚彩加の妹です」
やはり、か
八幡「戸塚の妹、だったのか」
舞花「はい、あなたは?」
八幡「戸塚のクラスメイトの比企谷八幡だ」
ようやく合点がいった
八幡「にしても、似すぎだよな…」
舞花「よく言われます」
???「舞花ーーーーーっ」
舞花と話してるとそこに舞花を呼ぶ声が飛び込んできた
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- 12 : 2014/01/25(土) 21:05:22 :
舞花「あ、お兄ちゃん!」
八幡「と、戸塚…?」
彩加「舞花待たせちゃってごめんね!って…八幡!!??」
八幡「お、おぅ戸塚」
彩加「え?どうして舞花が八幡と?2人とも知り合いだったの?」
八幡「いや、今日たまたま初めて会ったんだよ」
彩加「そうなんだ、ビックリしたよー」
1番ビックリしてるのは俺だ
彩加「ところで2人で何してたの?」
舞花「えと…」
まぁ確かに答えにくいわな
戸塚には悪いがちょっと誤魔化させてもらおう
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- 13 : 2014/01/25(土) 21:06:31 :
八幡「家での戸塚の様子を聞いてた」
彩加「舞花なんてこと話してるの!?」
おぉ焦ってる戸塚可愛い
舞花「そんな深いことまでは言ってないから安心してお兄ちゃん」
彩加「ほ、ほんとに…?」
おぉ不安そうにしてる戸塚可愛いっ
八幡「ほんとだって」
彩加「そっか、うん!八幡がそう言うなら信じるね!」
ぐはぁっ
もう戸塚可愛すぎる
守りたいこの笑顔
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- 14 : 2014/01/25(土) 21:06:55 :
彩加「あ、ところで今から僕たち買い物するんだけど、八幡もどう?」
誘ってくれたのは嬉しいが…
八幡「いや、俺はもう買い物終わってるし、小町も待ってるから遠慮しとくわ」
彩加「そっか、分かった。じゃあね八幡!また学校でね!」
舞花「では比企谷さん、また」
そういって舞花も手を振ってくれた
八幡「あぁ、じゃあな」
俺も手を振り返す
さて、帰るか…
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- 15 : 2014/01/25(土) 21:08:09 :
その頃
彩加と舞花
舞花「お兄ちゃん」
彩加「どうしたの舞花?」
舞花「そ、その…ね、比企谷さんって、どんな人?」
彩加「八幡?八幡はねー、カッコいいよ」
舞花「カッコいい?」
彩加「うん!誰かのためにいつも一生懸命でね、今までもたくさんの人を助けてきたんだ」
舞花「そうなんだ…」
彩加「とても頼りになるよ、八幡は」
舞花「……」
彩加「舞花?」
舞花「その…家に帰ったらまた、詳しくその話聞かせてほしいな」
彩加「うん!いいよ!」
舞花「…ありがと」
彩加「じゃ、買い物続けよっか」
舞花「うん!」
もう一度会って色々話してみたいな
なんてね
完
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- 16 : 2014/02/04(火) 02:41:36 :
- 乙!
面白かった
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- 17 : 2014/02/25(火) 01:08:21 :
- え?
終わり?
これから戸塚と戸塚を二人とも攻略するのでは?
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- 18 : 2014/02/25(火) 03:18:56 :
- 途中から八幡がアクセルワールドのアッシュさんなっててワロタ
ギャグも入ってて面白かった
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- 19 : 2014/02/25(火) 03:20:03 :
- これは続編書いて欲しい
戸塚妹とのエンドみたいです!
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- 20 : 2014/02/25(火) 03:22:00 :
- >>17
時間がある時にまた書いていきますねd( ̄  ̄)
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- 22 : 2014/02/27(木) 22:06:31 :
- 面白っかたです!
でも、個人的には彩加の方の攻略が見たいです!!
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- 23 : 2014/02/27(木) 22:08:30 :
- 面白かったです!
でも、個人的には彩加の攻略の方が見たいです!!
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- 24 : 2014/02/27(木) 22:36:49 :
- >>23
では一番最初に言われた通り
2人とも攻略ルート考えてみますね(*^^*)
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- 25 : 2014/03/07(金) 15:23:47 :
- pixivの天使たちと過ごす日々ってSSで、ここにある話を少しアレンジしてるけど、話の構成とか色々パクられてるぞ。
話の切りどころも同じだし。
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- 26 : 2014/03/07(金) 19:42:41 :
- 六さんの作品パクるとか許せんな
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- 27 : 2014/03/08(土) 01:45:01 :
- >>25
確かに似てましたね(^◇^;)
でも偶然かもしれませんので、気にしないようにします
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- 28 : 2014/04/27(日) 04:15:38 :
- 六さん優しいですな~俺は気が短いから批判か講義しちゃうな
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- 29 : 2014/04/27(日) 04:48:10 :
- この投稿は削除されました。
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- 30 : 2014/05/04(日) 01:27:12 :
- >>29
は?なんで?意味わかんない
六さんのSS気に入ってるので、批判などはしません
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- 31 : 2014/05/04(日) 06:48:34 :
- この投稿は削除されました。
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- 32 : 2014/07/20(日) 00:00:06 :
- 戸塚かわいいよ
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- 33 : 2014/08/25(月) 00:34:44 :
- 彩花かわいいよ彩花世界一かわいいよ
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- 34 : 2014/10/26(日) 23:41:24 :
- 舞花攻略しようよ
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- 35 : 2015/03/06(金) 04:55:13 :
- 俺様得スレだぜぇええててえ
俺様超メガラッキィイイイイイイ!!
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- 36 : 2016/09/26(月) 16:28:05 :
- 舞加、画像欲しい。
誰か作ってくれ
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