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進撃のブリーチ~第九章~守る者と護る者
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- 1 : 2014/01/19(日) 20:01:24 :
- ~少年は、仲間を守ろうとする~
~ある者は、世界を護ろうとする~
~一見同じかの様に見える行動だが~
~二つの間には大きな差がある~
~それは犠牲~
~誰も犠牲にならぬ理想を追い求め続ける者~
~数多の犠牲の上に成り立つ平和を掴もうとする者~
~どちらも、愚かという点では同じなのかも知れない~
~これは、ある世界のある時代に起きた~
~守る者と護る者の物語~
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- 2 : 2014/01/19(日) 20:10:35 :
- ・・・今日は845年
・・・明日、壁が破られる。
・・・しかし、黙って見ているつもりは無い。
俺は・・・
エレン「ふっ!」ビュン!
ミカサ「エレン、そろそろ時間。ので、家に帰るべき」
エレン「・・・ああ、そうだな。」
エレン「あ!ちょっと木の所に忘れ物しちまった。先に行っててくれ、ミカサ。」
ミカサ「・・・耳が赤い。嘘を付いてる証拠。」
エレン「・・・」
ミカサ「・・・?」
エレン「よく考えたら・・・お前は俺の事をいつも見てくれてるよな・・・」
ミカサ「えっ?」
エレン「ありがとな、ミカサ!」ニコッ
ミカサ「えっ//あの、その・・・//」アタフタ
エレン「ごめんな。先に行っててくれ。」
ミカサ「・・・分かった。でも、早く帰ってきて。」コクッ
エレン「・・・ありがとな。」
ミカサ「・・・」タッタッ
・・・・・・ごめんな、ミカサ。
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- 3 : 2014/01/19(日) 20:21:04 :
- エレン「良し・・・行こう」ダダッ!
あの夢を見てから一年、ずっと修行をしてきた。
斬魂刀も使える。それどころか炎骸も予知夢を見たらしく、直ぐに心を許してくれた。今じゃ卍解も使える。
エレン「でかいのが現れたのは・・・大体ここか・・・」
壁の上
????「!!誰だ!?」
?????「・・・子供?」
??「・・・どうする?」
エレン「っ!・・・お前らだったのか・・・」
エレン「ライナー、ベルトルト、アニ」
ライナー「!?なっ・・・」
ベルトルト「何で僕らの名前を・・・!?」
アニ「・・・しまったね・・・!」
エレン「・・・一回だけ聞く。壁を壊すのをやめる気はあるか?」
ライナー「こいつ・・・!」
ベルトルト「全部知ってる・・・か」
アニ「残念だけどやめる気は無いよ・・・私達も引けないんだ。」
エレン「そうか・・・残念だ!!」バッ!
エレン「卍・解!!獄天焔骸!!」
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- 4 : 2014/01/20(月) 03:51:25 :
- 今だエレン!投げキッスだ!!
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- 5 : 2014/01/20(月) 07:50:05 :
- ふざけるなー!!(笑)
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- 6 : 2014/01/20(月) 09:07:16 :
- めっちゃ期待です(*^ー^)ノ♪
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- 7 : 2014/01/20(月) 15:37:19 :
- 晩回を卍解で挽回だ‼︎
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- 8 : 2014/01/20(月) 19:35:24 :
- ブリーチ好きなんで面白いです(* ̄∇ ̄*)
期待です。
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- 9 : 2014/01/21(火) 20:22:24 :
- >>早口言葉!?(笑)
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- 10 : 2014/01/21(火) 20:40:47 :
- ライナー「卍解!?」
ベルトルト「何なんだ本当に・・・!!」
アニ「・・・仕方無いね・・・」
ライナー「砕け!拳陸(げんろく)!!」
ベルトルト「呪え!衰老(すいろう)!!」
アニ「凍りつけ!氷翔鮫(ひょうしょうこう)!」
いくら卍解を使えるとは言え、相手は三人
エレンに油断は無かった
エレン「炎華彩廛(えんかさいてん)!!」ブオッ!
エレンが刀を振ると、炎が渦を巻いて三人を襲う
アニ「纏氷(てんひょう)!!」
氷が炎を包み込む
が・・・
ジュウウウウ・・・
いとも容易く溶けてしまう
アニ(やっぱり卍解相手じゃ負けるね・・・)
アニ(でも!!)
ヒュン!
ライナー「集甲拳(しゅうこうけん)!!」
氷に気を取られた隙に、ライナーが拳を叩き込む
エレン「ぐっ!」ガキィ!
かろうじて刀で防ぐエレン
ベルトルト「影呪(えいじゅ)!」タン!
ベルトルトがエレンの影を踏むと、エレンの体から力が抜ける
エレン「!?なっ・・・!!」フラッ
ライナー「おらぁ!!」ブンッ!
ライナーの拳がエレンの体を捉える
ドゴォン!!
地面にめり込むエレン
アニ「魄氷結離(はくひょうけつり)!!」
すかさずアニがエレンに氷塊を叩き込む
ゴキィ!!
エレン「~~~!!」メキメキ・・・!
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- 11 : 2014/01/21(火) 20:46:34 :
- ライナー「やったか!?」タッ
ベルトルト「・・・」
エレン「・・・」
アニ「・・・?おかしい・・・!!まさか!!」
エレン「炎形旋爆(えんぎょうせんばく)!!」
倒れていたエレンの体が光る
ライナー「なっ・・・!!」
ベルトルト「偽者・・・!?」
カッ!
アニ(間に合え・・・!!)ブンッ
バゴォォォォォン!!!
凄まじい爆発が巻き起こる
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- 12 : 2014/01/21(火) 20:58:31 :
- エレン「どうだ・・・?」
煙が晴れていく
ライナー「はぁ・・・はぁ・・・」ハァハァ
ベルトルト「く・・・そ・・・」ゼェゼェ
エレン「!!まだ生きてたか・・・」
アニ「ギリギリ・・・はぁ・・・爆発を氷で包み込んだ・・・はぁ・・・」ハァハァ
アニ「それでも・・・ここまでキツいとはね・・・」
エレン「もう動けねえだろ・・・諦めろ。」
ライナー「残念だが・・・それは出来ねえな・・・」
ベルトルト「僕らは戦士だ・・・!」
エレン「・・・分からねえ・・・」
アニ「・・・何がだい?」
エレン「何でお前らはそこまでして壁を壊そうとするんだ!?」
ライナー「・・・俺らの・・・使命だからだ」
エレン「だからなんで・・・!?」
????「全くだ・・・壁を壊すなんてな・・・」
エレン「・・・え・・・?何でここに・・・?」
エレン「・・・父さん・・・!」
グリシャ「爆発を見て来てみたら・・・こんな奴等が居たとはな・・・」
目の前に居るのは実の父。
しかし、エレンの本能・・・深層心理とも言える炎骸は、目の前の「男」を危険だと判断し、警鐘を鳴らす
グリシャ「にしてもそれ以上に・・・我が息子ながらやってくれた物だ・・・まさか記憶を保っているとは」
エレン「何を・・・!」
グリシャ「この世界に君は要らない・・・そう言ってるんだ」ヒュッ!
そう言うとグリシャは一瞬でエレンに接近し・・・
ドスッ!
その心臓を刀で貫いた
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- 13 : 2014/01/21(火) 21:14:22 :
- いやあぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!!!!!!(゜ロ゜ノ)ノエレンー!!!!!
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- 14 : 2014/01/23(木) 13:40:18 :
- エレン「・・・っ!?」
理解出来ない。
実の父がいきなり現れ、自らを刺している。
エレン「な・・・・・・で・・・?」
グリシャ「お前はここに居るべきじゃない」
エレン「っ・・・」グラッ
エレンの視界が歪んでいき・・・
彼の意識は、闇に沈んだ
グリシャ「・・・死んだか?」
筈だった
エレン「」シュウー
彼の体から煙が上がる
グリシャ「!?これは・・・」
エレン「・・・コロス・・・!」
止まった筈の心臓は急速に動き出す
ライナー「なんだ・・・!?」
エレン「オマエ・・・!」
動かない筈の筋肉はあり得ないほど躍動する
エレン「・・・コロス!!」ダッ!
その姿はもはや人ではなく・・・
グリシャ「くっ!」バッ
巨人に近いものであった
ガシャアァァン!!!
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- 15 : 2014/01/23(木) 13:41:26 :
- 1.7メートル級エレンゲリオンと思ってください!
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- 16 : 2014/01/23(木) 13:44:31 :
- グリシャ「ぐうっ!」ザザーッ・・・
グリシャ「こんな時に限って実験成功か・・・皮肉だ・・・!?」
エレン「ガアアアアア!!!」ブオン!
彼の体は炎に包まれていた
ドゴォォォン!!
グリシャ「っ!暴走してるな・・・」
ベルトルト「あ・・・あれって・・・」
ライナー「ああ。あれは俺らと同じ・・・!」
アニ「巨人化・・・!!」
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- 17 : 2014/01/23(木) 13:57:06 :
- グリシャ「目に見えぬ天の鍵、手に取れぬ闇の鍵」
グリシャ「明るき夜空を切り裂き放て」
グリシャ「高架の果てに吊るされし泥の人形」
グリシャ「最果ての海で扉を開け!!」
グリシャ「縛道の八十三、纏海時雨(てんかいしぐれ)!!」ドドド
蒼い鎖がエレンに向かって放たれる
エレン「グオ!?」ジャラ・・・
鎖は一瞬でエレンに絡み付き、その動きを縛る
エレン「ガアァ・・・!」グググ・・・
グリシャ「・・・暴走こそしているが貴重な実験結果だ」
グリシャ「死体だけでも回収するとしよう」バッ
グリシャがエレンの頭に向かって刀を突き出す
その切っ先がエレンの頭に届こうかという瞬間・・・
キィン!!
グリシャ「っ!!・・・また君達か・・・」ハァ・・・
?????「ああ・・・また私達だ」
エルヴィン「ガッカリさせて悪かったね」ギリギリ
グリシャ「いい加減・・・王に抗うのを止めろ!!」ブオン!
エルヴィン「悪いが出来かねる!」ガィン!
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- 18 : 2014/01/23(木) 14:21:17 :
- エルヴィン「ハンジ、リヴァイ!回収しろ!!」
リヴァイ「おい!行くぞガキ共!!」ダッ!
ライナー「!?・・・はい!」ダッ
ベルトルト「はい!」ダッ
アニ「・・・!」ダッ
ハンジ「糞固いなぁこの鎖!!」バキィ!
エレン「・・・」
ハンジ「よっこらせ!」ヒョイ
グリシャ「!!行かせるか・・・!」
エルヴィン「!ふっ!」ヒュン!
エルヴィンの刀がグリシャの体を掠める
エルヴィン「余所見する余裕が有るのか?」
グリシャ「・・・!ふん」ブンッ
大きく後ろに飛び、距離をとるグリシャ
グリシャ「流石にこの数を一人はな・・・まあ良い。君達がいくら足掻こうと」
グリシャ「私達には敵わない」ヒュ---
そう言うと、グリシャの姿が消える
エルヴィン「・・・糞っ」
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- 19 : 2014/01/23(木) 15:07:49 :
- 一体どういうことなんだ?
期待です!!!《*≧∀≦》
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- 20 : 2014/01/24(金) 07:51:22 :
エレン「・・・?ここ・・・は・・・」
ハンジ「!起きた!」
リヴァイ「寝すぎだ糞ガキ・・・」
ハンジ「ちょっと心配してた癖に~」ニヤニヤ
リヴァイ「うるせえ糞が」
ハンジ「えー・・・」
エレン「ハンジさん・・・リヴァイさん・・・」
エルヴィン「やあ、エレン」ザッ
エレン「!!てめえ・・・!」
エレンはエルヴィンに飛び付こうとするが、リヴァイに抑えられる
リヴァイ「まずは話を聞け・・・」
エルヴィン「何だ、お前らは信用されてるじゃないか・・・前で縛ったんじゃ無いのか?」
リヴァイ「ありゃ嘘だ・・・グリシャの反応を見るためのな」
エレン(!!グリシャって・・・!?)
エルヴィン「そうか・・・」
エルヴィン「さて、エレン。君には先ず知ってもらうよ」
エルヴィン「この世界の真実を」
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- 21 : 2014/01/24(金) 08:01:23 :
- エレン「真実・・・?」
エルヴィン「そうだ。王を中心に回るこの壁内のな。」
---これは、遠い遠い昔の話---
---壁も、巨人も居なかった頃のお話です---
---ある所に、皆から孤立した一人の少年が居ました---
---彼はこの世界で初めて「斬魂刀」の力に目覚めました---
---そして彼はその力を使い、ある事を成そうとしました---
---世界を自らと同じ様に孤立させる事です---
---そこで彼は力を使い、自らの住んでいた町を大きな壁で覆い、その外に人を喰らう巨人を産み出しました---
---人間は、壁に閉じ籠もるようになりました---
---まるで、心の殻に籠った少年のように---
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- 22 : 2014/01/24(金) 21:28:34 :
- ---少し昔のお話です---
---今や王と呼ばれるようになった少年は悩んでいました---
---人間が、壁の外に興味を持ち始めたのです---
---彼は焦りました。人間が外に出たら彼の望みが叶いません---
---悩み抜いた末、彼は時間を戻す事を思い付きました---
---しかし、時間の操作はいくら彼と言えども不可能でした---
---彼が諦めかけた時、一人の老人が彼に声をかけました---
---その老人は、時間の操作が出来ました---
---しかし、また問題が起こります。その老人は時を前にしか進めることが出来ませんでした---
---彼は仕方無く、世界を加速させ・・・「一巡」させる事を選びました---
---この世界は今も、二人の手によって回り続けています---
---これで、お話はお仕舞い---
---ここから先のお話は---
---今から紡がれて行くのです---
-
- 23 : 2014/01/24(金) 21:29:26 :
- わあー、何故かプッチが出てきたぁー(笑)ヤバイな、ライブ感の限界か・・・
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- 24 : 2014/01/24(金) 23:17:06 :
- ピクシスなのかな?(´・ω・`)ハテナ期待です!!!《*≧∀≦》
-
- 25 : 2014/01/25(土) 11:17:30 :
- エレン「・・・?」
エルヴィン「まあ・・・直ぐに信じられる物でも無いだろうな」
エレン「意味が分かんねえ・・・」
リヴァイ「最初はそれで普通だ・・・」
ハンジ「要するに、この世界は王様の掌の上って事だよ。」
エレン「そんな・・・ていう事は・・・父さんは・・・」
エルヴィン「そう、王の部下だ。主にマリアを任されているね。」
エレン「・・・だから・・・」
エルヴィン「君を殺そうとした。」
リヴァイ「前の世界で俺らが細工してな。記憶が残るようにしたんだ」
ハンジ「とは言っても、壁から放り出すだけだけどね。」
エレン「・・・?」
エルヴィン「奴等の力にも当然限界がある・・・この壁は奴・・・ドット・ピクシスの力を強めるための物だ」
リヴァイ「あいつは、壁内でしか時間を操作出来ねえ・・・強力だからこその制約だ・・・」
エレン「!!だから壁を壊そうと?」
エルヴィン「その通りだ・・・巨人は入ってくるが、私達が殺せば良い・・・」
エルヴィン「とは言えそれも簡単じゃない・・・壁は王の力で出来ている。つまり・・・」
ハンジ「壁を壊すためには王を倒さなきゃいけない」
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- 26 : 2014/01/25(土) 11:35:11 :
- エレン「・・・」
エルヴィン「とは言えそれも難しい・・・壁内はほとんどが敵みたいな物だからな」
エレン「母さんやハンネスさんを殺したのも・・・その為か・・・!」
エルヴィン「・・・ああ。彼等も敵だった・・・グリシャと深く関わっていたしね。だから殺した・・・」
エレン「・・・ふざけんな・・・」
エルヴィン「・・・何度も戦いを繰り返していると・・・命に付いての感覚がどうしても狂う・・・すまない・・・!!」
リヴァイ「糞眼鏡が無駄に明るいのもそのせいだ・・・確か親を殺した時だったか・・・」
ハンジ「・・・ああしなきゃ私が殺されてたからね・・・後悔はしてないよ」
エレン「・・・一つだけ聞きてえ」
エルヴィン「・・・何だ?」
エレン「お前らは・・・正しいんだな?」
エルヴィン「正しいか間違ってるかは・・・私が決められる物じゃない」
エルヴィン「人は・・・誰でも自らが正しいと思っている」
エルヴィン「その中で多数となった者達が歴史的には「正義」と呼ばれ」
エルヴィン「数の少ない「悪」を滅ぼしてきただけだ・・・正義は勝つとは良く言ったものだよ・・・本当にな・・・」
エレン「・・・もしお前らが間違ってると思ったら・・・俺はお前らを容赦なく殺すぞ・・・!」
エルヴィン「ああ・・・構わない」
エレン「なら・・・俺はお前らに従う・・・」
エルヴィン「・・・昔の仲間と戦う事になるかもしれないぞ?」
エレン「その時は・・・頭ひっぱたいて目覚まさせてやる・・・!」
エルヴィン「そうか・・・」フッ
リヴァイ「ほう・・・やはり悪くない・・・良いガキだ」フン
ハンジ「それでも私達7人だからなぁー・・・心もと無い・・・」
エレン「7人?」
ライナー「俺と」ヒョコ
ベルトルト「僕と」ヒョコ
アニ「私だよ」ヒョコ
エレン「どっから出てきたんだよお前ら」
三人「ss名物ご都合主義!!」
エレン「声ピッタリ合わせてんじゃねえ!!て言うかこの作品はメタ発言とか入る系じゃねえんだよ!!やめろ!!ああ俺もメタ発言しちまったじゃねえかぁぁぁぁぁ!!!」
エルヴィン(エレンが・・・)
リヴァイ(まさかの・・・)
ハンジ(ツッコミポジに収まった・・・)
-
- 27 : 2014/01/25(土) 11:37:01 :
- いやー、いつかライアニベルが正しい系のss書きたかったんだけど、このssに突っ込んじゃった(笑)
-
- 28 : 2014/01/25(土) 17:12:00 :
- まさかのメタ(笑)
期待!!
-
- 29 : 2014/01/25(土) 18:56:04 :
- エレンがツッコミって珍しいですね~(*・∀・*)ノ
-
- 30 : 2014/01/25(土) 21:03:27 :
- いや、最近これ暗かったジャン?だから明るさも要るかなーって(笑)
おっと、キルシュタイン呼んだ覚えは無いが?
-
- 31 : 2014/01/25(土) 21:32:10 :
- リヴァイ「にしても・・・」
エルヴィン「ん?どうした、リヴァイ?」
リヴァイ「これからどうすんだ?流石にもう調査兵団には戻れねえぞ?」
ハンジ「あはは、リヴァイモロにオルオ蹴って出ていったもんねw」
リヴァイ「そう言うてめえはモブリットに劇薬飲ませまくってたじゃねえか・・・」
ハンジ「だって最後だったしー・・・まあエルヴィンよりマシでしょ?」
リヴァイ「まあ・・・エルヴィンはな・・・」
エレン「何した・・・んですか?」
エルヴィン「ああ、別にため口で構わないよ?」
エレン「いや、何か落ち着かないんで」
エルヴィン「そうか。」
エレン「いや、それで何したんですか」
エルヴィン「今日は良い天気だ・・・」
エレン「おい」
リヴァイ「全兵士の前でヅラ宣言したんだよ」
エレン「」
エルヴィン「なーんで言うんだよリヴァイ!!!」
リヴァイ「自分に嘘を付くな・・・」
ハンジ「あれれー?リヴァイの靴何か底が厚いねー?」
リヴァイ「」ビクッ
ハンジ「自分に嘘を付くなw」キリッ
リヴァイ「糞・・・眼鏡ぇぇぇ!!」
エレン「いやあんたら何で漫才してんだよ!!今大事な所!!シリアス!!このssは真面目なシリアス系バトルアクションだから!!ああー!!またメタ発言しちまったじゃねえかぁぁぁ!!!」
ライナー「よくそんなに息が続くな(この分じゃ夜も・・・ウホッ)」
ベルトルト「ライナー今君最低な事考えただろ」
ライナー「!?」ギクウ
ベルトルト「やっちゃって下さい!!」
アニ「ふん!!」ベキィ!
ライナー「ああー!!折れたぁぁぁ!!!絶対折れたぁぁぁ!!!」ゴロゴロ
エレン「駄目だこいつら・・・」
-
- 32 : 2014/01/25(土) 22:48:24 :
- いつからだ…これがシリアスギャグになったのは…いや、めっちゃくちゃ面白いんですけどねwww期待です!!!!!《*≧∀≦》
-
- 33 : 2014/01/26(日) 13:16:51 :
- エルヴィン「それで・・・だ 」キリッ
エレン(急に真面目に・・・)
エルヴィン「取り敢えず今やるべき事は拠点の確保だ。だが今回はそう上手くいかなくてな・・・」
エレン「え?」
エルヴィン「だれかさんがなぁー壁壊すの邪魔したからなぁー?」エレンチラッ
エレン「し、仕方無いじゃないですか!!」
エルヴィン「人為的な建造物が無いんだよなぁー・・・誰かさんが邪魔しなければウドガルド城とか使えたんだけどなぁー!!」
エレン「いやだから」
エルヴィン「流石にもう壁は壊せないしなぁー!誰かさんのせいでなぁー!!!」
エレン「ぶっ殺しますよ」ギロッ←人殺しの目
エルヴィン「はい・・・ごめんなさい」ビクッ
リヴァイ「仕方ねえ・・・取り敢えず拠点造りからか・・・」
エルヴィン「ああ、その前に巨人化の説明をした方が良いかな」
エレン「巨人化?」
エルヴィン「ああ。そこの三人や・・・」
ライナー「」←M字開脚で縛られてる
ベルトルト「今だ!!」←縛ってる
アニ「奥義!○○蹴り!!」←ライナーの○○を全力で蹴る
エレン「いや何やってんだよ!!」
アニ「ゴリラの去勢だよ」
ベルトルト「この時期のゴリラは盛るからね」ハハハ
エレン「いやいやいや!!駄目だろ!!」
ライナー「うぐぁ・・・ぁ・・・」シュウー・・・
エレン「・・・?ライナーから煙が・・・?」
エルヴィン「そう、これが巨人化の力の一つ」
エルヴィン「巨人の様な再生能力だ・・・人呼んで」
エルヴィン「超速再生(ちょうそくさいせい)」
-
- 34 : 2014/01/26(日) 13:24:41 :
- エレン「超速・・・再生・・・」
エレン(え?て言う事はライナーの○○潰れてたの!?)
ライナー「うぐっ・・・ひぐっひっ・・・ぐすっ・・・」←本気泣き
エレン(ライナー・・・お前は頑張ったよ・・・!)
エルヴィン「それともう一つ・・・その名の通り、巨人になれる」
エレン「・・・!?巨人に!?」
エルヴィン「ああ。・・・ライナー!少し巨人化してくれ!!」
ライナー「・・・はい・・・」ズーン
エレン(暗い・・・)
ライナー「・・・」ガリッ!←指を噛む
ピカッ!!
ライナー巨人「・・・」シュウー
エレン「これが・・・!」
エルヴィン「これがライナーの巨人体・・・鎧の巨人改め・・・」
エルヴィン「玉無しの巨人だ」
元鎧の巨人「うごぁー・・・」グスン
エルヴィン「もう戻って良いよ。」
シュウー
ライナー「・・・」グスン
エレン(ライナー・・・)
エルヴィン「そして・・・これが一番大事なんだが」
エルヴィン「エレン・・・君も巨人だ」
-
- 35 : 2014/01/27(月) 18:19:05 :
- じゃがミンさんミケはふっかつしないんですか?
-
- 36 : 2014/01/27(月) 20:03:40 :
- してるよ!でも・・・
-
- 37 : 2014/01/27(月) 20:56:58 :
- また、イヤアァァァァァァァァ の犠牲になるんでしょ…(´・ω・`)
-
- 38 : 2014/01/28(火) 17:36:56 :
- エレン「・・・え・・・」
唐突に放たれた衝撃の言葉。
エルヴィン「グリシャが開発した巨人化薬を投与されたんだろうな・・・」
エレン「・・・!」
心当たりがある。
丁度一年前、あの夢を見た日に注射を打たれた。
恐らく、あれだろう。
エルヴィン「受け入れがたいとは思うが・・・まあそう悪い物でも無い。徐々に慣れていくと良い」
エレン「・・・はい・・・」
エルヴィン(やはりそう簡単には飲み込めんか・・・)
エルヴィン(とは言え今は、変に触れるよりもそっとして置いた方が良いな・・・)
エルヴィン「取り合えず、その巨人化を使って建物造りだな。」
リヴァイ「木ならそこらに転がってるからな・・・材料は問題ねえだろう・・・」
ハンジ「良し!!そうと決まればさっさとやろー!!」
エレン「・・・」
エレン(これが・・・今の俺の仲間)
エレン(次こそは・・・!)
エレン(絶対に守ってみせる・・・!!)
エレン(たとえ化け物になっても・・・!!!)
終わり
-
- 39 : 2014/01/28(火) 17:40:20 :
- はい、終わりましたね、第九章。
さて、次は記念すべき第十章。
長い&バトル満載で行こうと思います!!!
・・・その前に番外編2の
「人類最強の胃に学ぶ!!適度な胃酸の保ち方!!」
ていう奴をやろうかな・・・タイトルの通りリヴァイとアルミンがあーだこーだする話です。
ま、全ては気分と言うことで・・・
ではまた次回、お会いしましょー!!
P・S地獄の受験が近付いて来ました
-
- 40 : 2014/01/28(火) 17:53:38 :
- 10章と受験がんばってください!
-
- 41 : 2014/01/28(火) 18:51:46 :
- 頑張って下さい!(*≧∀≦*)
-
- 42 : 2014/01/28(火) 20:42:53 :
- 後、タイトル回収出来なくてごめん
(>_<)
-
- 43 : 2014/02/22(土) 23:54:43 :
- 斬魄刀リクエストを書かせてもらいます。
始解:断鋏 改号:切り裂け(裂き取れ)〜
能力:能力解放と共に、巨大な鋏の形状に変化する。大きさは一護の斬月よりやや小さめ。また、色々な形状に分解や組み立てができ、(例えば、鋏を二つに分けての二刀流、鋏の持ち手だけ折り曲げて弓状にしたり等)刀の硬度や切れ味も自在(黒色が硬度重視、銀色が切れ味重視)である。
卍解名:明神断鋏
能力:刀の形状は変わらず、亀と蟹を合わせたような霊獣を召喚する。この時に刀から霊圧が感じなくなり、反面周りの霊圧の感知が敏感になる。
初めてだけど、是非採用してください。
-
- 44 : 2014/02/23(日) 14:07:50 :
- 善処いたします!!が、何分私更新が遅く・・・申し訳無いm(__)m
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
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