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  1. 1 : : 2019/11/10(日) 19:54:18
    前回までのあらす

    クロノ「じいぃぃぃぃぃ!!」

    エレン「オレとジャンによる口論に対し!!」

    ジャン「クロノが自分の考えを述べると言う!!」

    アルミン「シナリオが予想されていた…が!しかし!んが!!しかし!!?」

    ミカサ「そこまでのシナリオ制作で頓挫し、作品を消すことになるなんて…!?」

    エレン「いや…没作は没で残ってるぞ…」

    ジャン「…」

    クロノ「…」

    アルミン「…と、言うことでグダグダな始まりになってしまいましたが」

    クロノ「シリアス篇、再開でーす」
  2. 2 : : 2019/11/14(木) 20:24:15
    …訓練開始から3ヶ月

    立体起動装置操作の一次試験が行われた。

    と言っても、森の中を飛ぶだけだが。

    しかし訓練兵となると、装置を扱い始めてまだ期間が浅い。


    今年も…脱落寸前の者が多いようだ。

    アルミン・アルレルト…座学は歴代最上の成績を残しているが…兵士としては力不足か…。


    キース「困ったものだな…」




    アルミン「…」ズーン

    エレン「まだ追い試験があるって、そこで挽回すれば…」

    アルミン「イヤ…モウムリダッテ…」

    エレン「やべえなこりゃ…完全に自信喪失しちまった…」

    ミカサ「どうすれば…」

    エレン「うーん…クロノ、どう思う?」

    クロノ「…スナッチって言葉を知ってるか?」
  3. 3 : : 2019/11/17(日) 00:26:55
    アルミン「スナッチって…ワンp

    クロノ「断じて違う、断じて」

    ミカサ「?」

    クロノ「ウホン…東洋の本を読んだことがある…」


    それは、それは昔東洋のある島国に存在した"サムライ"と言う戦士の話だった。

    "サムライ"は、常に懐に二本の"カタナ"と言う武器を持っていた。

    二本あってこそ"サムライ"…彼らはその刃を肌見離さず持っていた。

    "サムライ"のいた国も、長い間他国との関わりを持たずにいた。

    俺達とも似ているな…


    だが、その"サムライ"の国も、開国が迫られた。

    国の王は他国に屈し、開国を承諾した。


    しかし、そんな突然の事に国民…つまり"サムライ"たちが黙っているはずがない。

    長く長く守ってきた誇り。


    "サムライ"達は、懐に収める"カタナ"を手に戦った。


    だが、外国の軍事力は強大だった。

    次々と"サムライ"達は倒れ、力に屈していった。


    その中でも、最後まで命を懸けた"サムライ"はいた。


    "名を捨て、恥を捨て、敵を斬る"


    これが"捨名恥(スナッチ)"だ。


    ミカサ「私も知らなかった…なぜそんな本が?」

    クロノ「母さんが、元々学者だった」

    エレン「…確かに、アルミンの動きはなんかぎこちない気がする」

    アルミン「名を捨て恥を捨てる…分かったよ…」

    エレン「大丈夫だ、お前なら出来る」

    ミカサ「恥じることはない、あなたは強い」

    アルミン「エレン、ミカサ、クロノ…分かった、がむしゃらになってみせるよ!!」



    その後行われた追い試験は、見事合格した。
  4. 4 : : 2019/11/17(日) 00:40:53
    エレン「なぁユミル!スナッチってなんだよ?」



    ユミル「は?言っちまえばワー」
  5. 5 : : 2019/11/17(日) 00:43:02
    タイトル間違ってて草
  6. 6 : : 2019/11/17(日) 17:39:13
    おめもあちゃんす
  7. 7 : : 2019/11/17(日) 20:58:38
    >>6 気づいてなかったです(笑)
    ありがとうございますm(_ _ )m
  8. 8 : : 2019/11/17(日) 21:05:47
    そして時は流れ、1年後…


    アルミンは、再びどん底を彷徨っていた。

    座学の成績を買われ、調査兵団の軍事演習計画の原案を作成してほしいと言われ実行したらしいのだが…


    アルミン「まさか失敗に終わるなんて…自信あったのに…どうして…」


    クロノ「今回はスナッチの話は通じないな…」

    エレン「落ち込み具合がやばいぞ…どう声を掛けてやれば…」

    クロノ「…仕方ない、俺達も手伝おう」

    エレン「手伝おうって…どうやって?」

    クロノ「……………………………………」

    エレン「参ったな………」


  9. 9 : : 2019/12/29(日) 16:56:55
    クロノ「アルミン」

    アルミン「あ・・・クロノ・・・どうしたの?」

    クロノ「この間の演習・・・失敗したんだろ?」

    アルミン「・・・自信があったんだ・・・自分でも納得がいくプランが立てられたつもりだった・・・だけど・・・」

    クロノ「そうか・・・それで、そのあとどう指摘されたんだ?」

    アルミン「気の強そうな上官の人に・・・」



    クロノ「と言われたそうだ」

    エレン「・・・それってまさか・・・」



    上官『お前の演習は駄目だ!!特にあの集団行軍は皆の動きが速くなりすぎて・・・俺の威厳が!!いや・・・逆に軍全体が把握しずらくなるだろう!?とにかく駄目だ!!』


    いや完全に八つ当たりじゃねえかあああああ!!!!

    エレン「どうするよ・・・アルミン真面目だから・・・」

    クロノ「真に受けてしまったんだろうな・・・」


    エレン「その上エルヴィン団長から次の計画立案も任されたんだろ・・・」

    クロノ「こうなったら・・・」


    その演習を嫉妬心をもかき消すレベルに仕上げるしかない!!!!

    エレン「そうとなれば俺たちも協力するしかねえ!!」

    クロノ「アルミンとの模擬演習するしか・・・ライナーとかにも頼もう」

  10. 10 : : 2019/12/29(日) 17:15:01
    そしてクロノたちは、ライナーを始めとした同期の訓練兵に協力を頼み、アルミンの計画立案を手伝った。

    自信を失っているアルミンが熱を取り戻すのには時間がかかったが、何とか計画は完成に至った。

    そして演習。

    演習の数日後にアルミンに聞いたところ、前に八つ当たりをした上官は、無言で握手を求めてきたそうだった。

    事情をあまり把握してなかったアルミンだったが、事情を話してあった協力組は満足げだった。


    アルミン「・・・手伝ってくれてありがとう」

    クロノ「同期で同郷の友達が困ってるなら、助けて当然だ。それに、自分の鍛錬にもなる」

    アルミン「さすがだね・・・もしよかったら、今後も協力を頼んでもいいかい?」

    クロノ「もちろんだ、それに俺だけではないしな」

    アルミン「クロノ・・・」

    エレン「その通りだぜ、アルミン」

    ライナー「それが兵士ってやつだ、頑張っていこうぜ!」

    アルミン「みんな・・・ありがとう!」



    続く

  11. 11 : : 2020/01/29(水) 10:58:06
    期待!

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著者情報
Ryusei18Asuka

雷電(・-#)

@Ryusei18Asuka

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進撃の巨人~John Doe~ シリーズ

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