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進撃のトーマス〜希望〜 (リメイクver.)

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  1. 1 : : 2014/01/11(土) 03:21:01
    はいはい早くも第二弾!!
    今回は、少しリメイクしたのでみたことある人も見てってちょ!
  2. 2 : : 2014/01/11(土) 03:22:15
    んじゃ、投下と行きますか!
  3. 3 : : 2014/01/11(土) 03:22:24
    俺はトーマス!機関車?違うな。トーマス・ワグナーだ!最近気になることがあるんだ…。

    最近エレンとアニそして、ダズとクリスタが付き合いはじめた。
    ダズとクリスタが付き合うとは…。そんなおっかなびっくりな事件もいいが、もう一つの事件のが俺にとっては気になった。

    アニとエレンが付き合い出した途端ミカサが抜け殻の様になってしまったんだ…。いつもエレンエレンとうわ言を口にするのみ、エレンがなんとかしようとしても泣き出すだけだった。

    ベラトリクスも抜け殻になってたがあいつは気持ち悪いからいいや

    そんなミカサを俺は見ていられなかった。だから声を掛けることにしたんだ。

    そこから止まった歯車は動きだしたんだ
  4. 4 : : 2014/01/11(土) 03:24:48
    ある日俺は食堂でミカサに声をかけた。

    トーマス「なぁ!ミカサ!一緒に飯食わないか?」

    今にも倒れそうな顔をしたミカサは、億劫そうに尋ねた。

    ミカサ「あなたは…えーと…」

    トーマス「トーマスだ!トーマスワグナー!」

    ミカサ「そう」

    そう言ってミカサは歩き去ってしまった。だが俺はこんなところで負ける訳にはいかない!
    なんでムキになっているか、そんなことは夢中で考えて無かった。
    理由は簡単だ。好きだった。それだけだ。

    その後も、ジャンよりずっと多くしつこく付きまとい、話しかけ続けた。
    しかし、一度も彼女の口から俺の名前が出てくることは無かった。
    それでも俺は諦めず自己紹介し続けた。絶対諦める訳にはいかない!そう思い続ける一心だった。

    そんなある日、いつものように俺はミカサに話しかけた。

    トーマス「なぁ!ミカサ!次の格闘訓練俺と組んでくれないか?教えて欲しいことがあるんだ!」

    ミカサ「エレン…エレン…」

    しかし、彼女はうわ言でエレンとつぶやくのみで、俺のことなんて意にも介さない様子だった。

    トーマス「おーい!聞いてるか?ミカサ!」

    それでも諦めず俺は呼びかけた。
    すると彼女はやっと俺に気づいた様子でつげた。

    ミカサ「はっ…あなたは…えーと」

    彼女はいつもの様に考え込む。真剣に誰だかわならないのだろう。だから俺は、毎度の如く自分の名前を告げようとした。

    トーマス「おr」

    しかしその言葉は意外にもミカサによって遮られた。

    ミカサ「いえ思い出した。あなたトーマス。あなたはジャンよりしつこい。いい加減静かにして欲しい」

    ミカサは苛立ちを込めて俺に告げた。しかしここまでやって来て俺も引かない。

    トーマス「なんでだ?」

    平然を装い食い下がる。

    ミカサ「そもそも私はエレン以外の人間に興味がないので、あなたがどれだけ私に声をかけようと無駄」

    ミカサは斬り捨てるかの様に告げたが、どうしても俺にはそうは思えなかった。

    トーマス「本当に無駄だったか?現にこうしてお前は俺の名前を覚えた。俺を認識したじゃないか」

    ミカサ「名前を覚えただけ。そんなことならベトベトンでもしてもらえること」

    トーマス「いや…してもらってないと思うぞ…」

    ミカサ「!?そんなことはどうでもいい…」

    ミカサは意表をつかれたのか、その顔を驚きの色に染めた。

    トーマス「おっ!今やっと表情が変わったな」

    ミカサは今明らかにうろたえた。
    俺はここぞとばかりに畳み掛ける。

    トーマス「それに気付いてたか?今まで「エレン」とか「そう」とかしか喋らなかったお前が、当のエレンが話しかけても泣きじゃくるだけだったお前が、今こうして俺と会話してるんだぜ?」


    ミカサ「っ…!?で、でも…!」

    ミカサはもう返す言葉がないのか、言葉に詰まる。

    俺が言葉を続けようとするが、勝ち目がないことがわかったのか彼女は負けをみとめた。

    ミカサ「…もういい。私の負けは明確」

    ミカサ「ので、あなたの言う通りにしよう…」

    トーマス「ほんとか!じゃあ次の格闘訓練付き合ってくれよ!」

    ミカサ「わかった」

    俺は心底嬉しかった。ミカサに勝ったとか、そんなことじゃない。彼女が俺と言葉をかわした事、格闘訓練を共にすると約束してくれたこと。まるで自分の存在を初めて肯定されたような気分だった。
  5. 5 : : 2014/01/11(土) 03:26:23
    そんな時は時が経つのも早いものだ。すぐに格闘訓練の時間が訪れた

    トーマス「じゃあよろしくな!ミカサ!」

    ミカサ「ええ…」

    ハツラツとした声の俺に対してやはりミカサは乗り気でないようだった。しかし、そんなことを考えていられるほどの余裕は俺にはなかった。

    トーマス(こんなになっちまったとはいえ、相手はミカサ。少しでも手を抜けば俺が殺される。)

    身体中に力がこもる。考えているうちにミカサに声をかけられた。

    ミカサ「…? はじめないの?」

    トーマス「あ、ああ。すまねぇ。少し物思いに耽ってた。」

    トーマス「まずならず者頼んでいいか?ミカサ」

    ミカサ「わかった…」

    ミカサ「では、いく…」

    神経を研ぎ澄まし、いつでもミカサの攻撃に対応できるよう四肢に力を込める。そして、気合のこもった一言を叫んだ。

    トーマス「こい!」

    ミカサがトーマス目がけて駆け出す。一瞬で彼の懐に入り込み、的確に一撃を叩き込むそうおもわれた…しかし結果は全くちがった。

    彼女の歩みは遅く。トーマスでも完全に捉えられるほどであった。
    しかしトーマスは慎重出会った。
    空いてはミカサ、気を抜けば死を招きかねない。

    トーマス(なんだ?遅い。遅すぎる。これはなんの作戦だ?わからん!しかたない全力でこたえる!)

    トーマス「ふっ!おらっ!」

    ナイフの突きをかわし、そのまま腕を掴み投げ飛ばした。普段のミカサなら難なく避けただろう攻撃だった。

    ミカサ「キャッ!」ドシン

    しかし、彼女は悲鳴をあげ地面に横たわっていた。

    トーマス「………え?」

    トーマス「…なんでミカサがこんなに弱いんだ?」
  6. 6 : : 2014/01/11(土) 03:27:18
    俺はただ驚いた。受け入れ難い現実に驚く以外にできなかった。
    もちろんミカサ自身も驚いていた。

    ミカサ「体を支配できない…これではエレンを守れない」オロオロ

    まるで何か見えない落とし物を探すかのように、慌てふためく、様子はあまりに哀れで、俺は同情を向けずにはいられなかった…

    トーマス「…ミカサ」

    ミカサ「これでは私はエレンに必要としてもらえない…。もうエレンは…エレンは!」ポロポロ

    しかし、この時ミカサの一言が俺の琴線に触れた。どうしても許せなかった。ミカサの事が心配だったから、そして、ミカサの事が好きだと気付いていたから。

    トーマス「このッ!大馬鹿野郎!!!」

    一方
    もうエレンは…エレンは!

    このッ!大馬鹿野郎!!!

    エレン「あいつらさっきから俺らから聞こえてないし見えてないとでも思ってんのか?」

    アニ「さぁね。ただ教官が空気読んでくれなきゃどうなってたことか」

    アルミン「僕たちがあんなに話しかけてもダメだったのにね。ミカサの本音を引き出すなんてトーマスはすごい奴だよ」

    ダズ「トーマス…君ってやつは…」

    クリスタ「?」
  7. 7 : : 2014/01/11(土) 03:28:57
    時は少し遡り、場所は再びトーマスの元へ

    トーマス「このッ!大馬鹿野郎!!!」

    ミカサ「!!!」

    トーマス「体を支配できないからエレンに必要とされないだぁ?ふざけんじゃねえ!!!」

    トーマス「エレンがそんなやつだったか?違うだろ!そんなエレンに惚れたのか?違うだろ!」

    トーマス「お前が惚れたエレンはお前をただただ家族として愛してくれたそんなエレンじゃないのかよ!!」

    トーマス「エレンが他の女と付き合ったからなんだ!!エレンに本音をぶつけず逃げたお前が、一丁前に拗ねてんじゃねぇ!!」

    トーマス「当たって砕けてみろよ!!そしたら!俺が一緒に悩んでやる!考えてやる!いやだと言っても、何度だって話しかけてお前を呼び戻してやる!俺が最後の希望になってやる!!」

    トーマス「はぁはぁ…悪い…。柄にもなく叫んじまった。くそっ。これで二度目だ…」

    トーマス「この歳まできてなんだが、俺がこんなに説教くさい奴だとはな…」

    トーマス「とにかく!エレンにお前の気持ちぶつけてみろよ!」

    トーマス「もし、ダメでも。お、俺がいるからさ///」

    ミカサ「ありがとう。トーマスあなたのおかげで目が覚めた」ニコッ

    トーマス「…!!」ドキッ

    トーマス「あ、ああ。気にすんな。」

    ミカサ「トーマス。あなたは良い人。これからも仲良くしてほしい。私はこれからエレンのところへ行ってくる!」

    トーマス「ああ。もちろんだ!頑張って来い!ミカサ!」

    エレン「何を頑張るんだ?ミカサ?」

    ミカサ「!?」

    アルミン「ミカサ!気持ちが整理できたみたいだね!」

    アニ「ミカサ。今回は、あんたに譲るよ…」

    ミカサ「アニ…ありがとう」

    アニ「…!べ、別にあんたのためじゃないよ///」

    クリスタ「もう、アニは素直じゃないなぁ」ニヤニヤ

    アニ「蹴るよ?」

    ダズ「そうはさせないよ」

    アニ「あーあーはいはい。悪かったよ」

    ダズ「わかってくれればいいよ」

    ダズ「トーマス。君はお人好しにもほどがあるよ…ほんとに…大馬鹿野郎は君なんじゃないか?」

    トーマス「うるせぇよ。ほっとけ」

    その時俺は満足していたし、最高に幸せな気分だった。世間からみたら負け犬なのかもしれないが、世界で1番になったような気分だった。
  8. 8 : : 2014/01/11(土) 03:29:31
    その後ミカサはエレンに告白した、エレンは告白を断ったけど、2人の仲は前の様に戻った。それにミカサもアニの事を認めたみたいだ。


    そして、俺はというと…

    トーマス「すまん!!遅れちまった!」

    ???「遅い。私が誘ったとはいえ時間くらい守ってほしい。」

    トーマス「ほんとに悪かったよ。そんなに怒らないでくれよミカサ。」

    ミカサ「このッ!大馬鹿野郎!!」(声真似)

    トーマス「やめてくれよ。そのネタ掘り返すのは…。結構恥ずいんだよ!」

    ミカサ「ごめんなさい。ちょっと可愛かったからからかってみたかった」

    ミカサ「じゃあ。行こう」ニコッ

    トーマス「ああ!」

    ジャン「」チーン

    俺とミカサはまだ付き合ってはいない。けど、今度俺は告白しようと思ってる!!

    俺もダズの様に変わった。

    俺はミカサの最後の希望であり続けるために強くならなければならない。

    トーマスの反撃はここからだ!!
  9. 9 : : 2014/01/11(土) 03:29:39
    おしまい
  10. 10 : : 2014/01/11(土) 03:33:46
    トーマス頑張って!!応援したくなるわコレ
  11. 11 : : 2014/01/11(土) 03:34:11
    おおおおおおおおおおおおおお!!!!
    面白すぎますよ!
    こういうの大好きです!
  12. 12 : : 2014/01/11(土) 03:34:43
    >>10
    応援したって〜
    実はトーマスだけ2がありますww
  13. 13 : : 2014/01/11(土) 03:35:14
    >>11
    ありがとうww
    そう言ってもらえると書いたかいがあるってもんやわw
  14. 14 : : 2014/01/11(土) 03:35:49
    んなもん…いくらでもいってやる…!

    おおおおおおお(ry
  15. 15 : : 2014/01/11(土) 03:36:21
    >>14
    不覚にもクスッとわろてもたww
  16. 16 : : 2014/01/11(土) 03:41:33
    トーマス贔屓かww
  17. 17 : : 2014/01/11(土) 03:42:09
    >>16
    仕方ないやん!まだ付き合ってないんやもん!
  18. 18 : : 2014/01/11(土) 03:43:48
    >>17
    確かにwwそれは思たwwやから応援するww
  19. 19 : : 2014/01/11(土) 03:44:50
    >>18
    トーマスの第二弾に乞うご期待
  20. 20 : : 2014/01/11(土) 03:45:17
    期待するぜ
  21. 21 : : 2014/01/11(土) 03:45:49
    yes(・∀・)♪
  22. 22 : : 2014/01/11(土) 03:46:26
    >>20
    まっててくれ!
  23. 23 : : 2014/01/11(土) 03:48:18
    >>21
    明日いないんだったな…いつ投下しよう…
  24. 24 : : 2014/01/11(土) 03:50:03
    >>23
    いや、おらんくても投下してて!
    寝ながら読むのでww
  25. 25 : : 2014/01/11(土) 03:51:22
    >>24
    寝ながらとかどんな技やwwwm
  26. 26 : : 2014/01/11(土) 03:52:36
    >>25
    wがmになっとるぞwww
    それこそどんな技やwwwm
  27. 27 : : 2014/01/11(土) 03:53:32
    >>26細かいこと気にするでないww
  28. 28 : : 2014/01/11(土) 03:54:20
    >>27
    wwwwʬʬʬʬʬʬʬ
  29. 29 : : 2014/01/11(土) 03:54:54
    >>28
    え…それすげぇ
  30. 30 : : 2014/01/11(土) 03:55:47
    ʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ
    はじめてみたʬ
  31. 31 : : 2014/01/11(土) 03:55:59
    >>29
    やろ?今偶然見つけたʬʬʬʬʬ
    これ何?新種?ʬʬʬʬ
  32. 32 : : 2014/01/11(土) 03:56:15
    >>30
    食いついたʬʬʬʬʬʬʬ
  33. 33 : : 2014/01/11(土) 03:56:43
    ざっくれぃwww
  34. 34 : : 2014/01/11(土) 03:57:35
    楽しいʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ
    そういえばトーマス2は別スレ?
  35. 35 : : 2014/01/11(土) 03:57:57
    >>34
    うん別スレ
  36. 36 : : 2014/01/11(土) 03:58:12
    了解ʬʬʬʬʬʬʬ
  37. 37 : : 2014/01/11(土) 03:58:35
    あのざっくれぃ氏が食いつくほどの威力...
    恐るべし...コレ→ʬʬʬʬʬʬʬ
    乱用するなww
  38. 38 : : 2014/01/11(土) 03:59:30
    そんな食いつきにくい人ちゃうわʬʬʬʬʬʬʬ
  39. 39 : : 2014/01/11(土) 04:00:03
    ここで遊ばないww
  40. 40 : : 2014/01/11(土) 04:00:50
    >>38
    ほんまかいなʬʬʬʬʬʬʬ
    >>39
    ごめん、ついʬʬʬʬʬʬʬ
  41. 41 : : 2014/01/11(土) 04:00:59
    了解ʬʬʬʬʬʬʬ
  42. 42 : : 2014/01/11(土) 12:28:13
    ʬʬʬʬʬʬʬ
  43. 43 : : 2014/01/11(土) 15:39:58
    いろはすさんおかえりなさい!
  44. 44 : : 2014/01/11(土) 16:10:38
    >>43
    ただいま♪
  45. 45 : : 2014/01/11(土) 16:12:51
    コピー
    ʬʬʬʬʬʬʬ
  46. 46 : : 2014/01/11(土) 16:14:27
    >>45
    せんでよろしいww
    作品を読みなさい作品をww
  47. 47 : : 2014/01/11(土) 16:15:01
    はーいw
  48. 48 : : 2014/01/11(土) 16:21:41
    このっ!大馬鹿野郎!!(裏声
  49. 49 : : 2014/01/11(土) 16:22:46
    >>48
    裏声www高音わろすwww
  50. 50 : : 2014/01/11(土) 16:23:56
    のどいだい………
  51. 51 : : 2014/01/11(土) 16:24:38
    >>50
    いたいのいたいのとんでけ〜
  52. 52 : : 2014/01/11(土) 16:25:07
    喉の奥に飛んで喉に跳ね返ってきた>_<
  53. 53 : : 2014/01/11(土) 16:26:48
    >>52
    よしよしいたくないいたくないナデナデ
  54. 54 : : 2014/01/11(土) 16:28:29
    喉が飛んだ!?
  55. 55 : : 2014/01/11(土) 16:28:52
    どんまい!
  56. 56 : : 2014/01/11(土) 16:29:40
    (テレパシー)
  57. 57 : : 2014/01/14(火) 13:56:46
    次スレ
    http://www.ssnote.net/archives/7841#thread-bottom-navigation

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