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ハンジ「海に…戻ろう」アルミン「え…?」

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  1. 1 : : 2014/01/02(木) 22:14:28
    一作目
    リヴァイ「海、か…。」
    http://www.ssnote.net/archives/1907

    二作目
    ハンジ「海だ…。」アルミン「海ですね…。」
    http://www.ssnote.net/archives/1942

    三作目
    サシャ「…!これは海、ですか…?」
    http://www.ssnote.net/archives/2334

    四作目
    ミカサ「海…!」ジャン「これが…!」
    http://www.ssnote.net/archives/2393

    五作目
    コニー「これが海か?」
    http://www.ssnote.net/archives/3146

    六作目
    リヴァイ班「海を見に行きましょう!」リヴァイ「…ああ、行こう」
    http://www.ssnote.net/archives/4860#thread-bottom-navigation

    七作目
    カルラ「海を見に行きましょう」エレン「うん!」
    http://www.ssnote.net/archives/5575#thread-bottom-navigation

    第八弾!
    六作目と七作目は私的にわけわからないので見なくてもいいかなと←

    最終話です、それでは投下!
  2. 2 : : 2014/01/02(木) 22:39:22
    期待〜♪
  3. 3 : : 2014/01/02(木) 23:08:00
    おお遂に!!!期待するしかないやろこれは!!!
  4. 4 : : 2014/01/02(木) 23:09:07
    ガンバ!
  5. 5 : : 2014/01/02(木) 23:11:48
    超超期待!期待の二文字しかねぇな!!!
  6. 6 : : 2014/01/02(木) 23:30:56
    超超超超超期待
  7. 7 : : 2014/01/02(木) 23:31:11
    期待!
  8. 8 : : 2014/01/02(木) 23:31:20
    ↑なんかゲシュタルト崩壊
  9. 9 : : 2014/01/02(木) 23:31:44
    >>8
    >>6のことね
  10. 10 : : 2014/01/03(金) 00:23:08
    期待ですわぁ
  11. 11 : : 2014/01/03(金) 01:05:52
    楽しみです寝むれなぃぃぃぃ!!
  12. 12 : : 2014/01/03(金) 08:14:09
    期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待
  13. 13 : : 2014/01/03(金) 10:01:25
    >>12
    荒らすのやめろ
  14. 14 : : 2014/01/04(土) 19:11:05
    ありがとうございます!

    今日中に完結できれば幸いです!
    それでは投下〜
  15. 15 : : 2014/01/04(土) 19:11:35
    ハンジ「…」ザッザッ

    アルミン「…」ザッザッ

    ハンジ「(壁を出てからもう二ヶ月経つ…

    その間会話は必要最低限のものだけだしアルミンが見たいものはまだ一度も見てない。)」ザッザッ

    ハンジ「…」チラッ

    アルミン「…」ジーッ

    ハンジ「(ずっと地図と睨めっこ。

    これじゃあまるで…)」

    アルミン「ハンジさん!」

    ハンジ「」ビクッ

    アルミン「この先にありそうですよ、炎の水が!」

    ハンジ「ほ、ほんと?」

    アルミン「はい、僕が昔読んだ本に書いてあったのですが山の中にはマグマというものがあり、なんとそれは炎でできてるらしいんです!なのにそれはドロドロしてて水みたいなことから炎の水と喩えられ…」ペラペラ

    ハンジ「…そうなんだ」

    アルミン「この山を登ればありますよ!」ダッ

    ハンジ「え、ちょっ待ってよ!」ダッ

    タタタタタ…

    アルミン「…」ハァハァ

    ハンジ「…これ…?」

    ハンジ「(全然炎に見えない。…色は緑色みたいな…綺麗な色。
    でも湯気が出てるし…)」

    ハンジ「…っ!何してるのアルミン!」

    アルミン「温度を確かめるんです…よっ!」ビュン

    アルミンは側にあった大きな石を投げた。

    ボチャッ

    ハンジ「…溶けたのか沈んだだけなのかわからないね…」

    アルミン「…近づきます!」スッ

    ハンジ「ちょっ待って!」ガシッ

    ハンジ「あれが半端じゃなく熱かったら近寄るだけで火傷するよ?
    超大型巨人で身を持って体験したからわかる!

    熱い水蒸気を浴びれば簡単に火傷するよ?!」

    アルミン「でも…

    …ですね。
    僕としたことが馬鹿なことをしようとしました。」

    ハンジ「…」

    アルミン「山の麓でテントを立てましょう。」スタスタ

    ハンジ「…ああ。」スタスタ

    アルミン「…」スタスタ

    ハンジ「…」スタスタ
  16. 16 : : 2014/01/04(土) 19:12:30
    ハンジ「…」

    アルミン「…」

    ハンジ「…アルミン、寝た?」

    アルミン「…寝てないです」

    ハンジ「あれってさ…炎の水なのかな?」

    アルミン「炎に見えなかったですよn」

    ゴゴゴゴ…

    ハンジ「?!何?!」ガバッ

    アルミン「っ!外に出ましょう!」ダッ

    ハンジ「うん!」

    タタタ…


    ズゥン

    ハンジ「何?!」

    アルミン「っ!前本で読んだことがあるんです…」

    ハンジ「何を?」

    アルミン「と、とにかく逃げましょう!」グイッ

    ハンジ「わぁっ?!」

    ゴゴゴゴ…

    ハンジ「(凄い地鳴り…

    怖い…!)」

    アルミン「!ハンジさん!」ガハッ

    ハンジ「わぁっ!」

    ズドーン…

    ハンジ「(岩石が落ちてきた…?!)」

    アルミン「」スッ

    ハンジ「えっちょっ何してるのアルミン!」

    アルミン「あっつううううう!」ジュウッ

    ハンジ「めっちゃ湯気出てたからわかるでしょ!」

    アルミン「でもどれくらい熱いかわかんないし…」

    ハンジ「とにかく急いで逃げるよ!」バシュッ

    アルミン「…はい」バシュッ
  17. 17 : : 2014/01/04(土) 19:13:09
    ーーーー…

    アルミン「つ、疲れた…」ハァハァ

    ハンジ「アルミン、見て!」

    アルミン「え?」ガバッ

    アルミン「…!
    炎の水が山の頂上から出てる…?!」

    ハンジ「すごい…」

    アルミン「僕っ近くに行ってきます!」ダッ

    ハンジ「待って!!」ガシッ

    アルミン「離してください!!

    ハンジさんだって兵士だった頃は巨人の研究に危険も顧みず研究してましたよね?!

    ハンジさん、急に臆病になって…

    ねぇ、ハンジさんなら僕の気持ちわかりますよね?!」

    ハンジ「…っだって。」

    ハンジ「怖いじゃないか…まだ何もわかってない自然なんて…

    私には怖くて…」

    アルミン「…つまりハンジさんには自然探求に命を懸ける意味はない…と?」

    ハンジ「違う!
    私はただ…」

    ハンジ「(私たちが死んだらどうなる?

    誰にも知られずに…

    私が安心して命をかけられたのは…
    仲間がたくさんいたから…!)」

    ハンジ「…アルミン。

    戻ろう…みんながいる場所へ」

    アルミン「…は?」
  18. 18 : : 2014/01/04(土) 19:13:58
    アルミン「嫌ですよ!」

    アルミン「二度と顔見せるなって言われたんですから!!」

    ハンジ「ほら!
    あんたも臆病じゃん!

    …ちゃんと自分のすることしてから…探検しようよ。」

    アルミン「っ…」

    ハンジ「アルミンはさぁ…

    エレンが死んだ悲しみを紛らわすために…

    あの地に残ったら思い出してしまうから…

    一刻も早く出発しようとした…違う?」

    アルミン「…だって…

    悲しい思い出がつまったあの地に…」

    アルミン「もう二度と戻りたくないんですッ…!」

    ハンジ「尚更だよ!

    …ねぇ、戻ろう?」

    アルミン「…」コクリ

    ハンジ「そしてまた…探検しよ?」

    アルミン「…っはい!」

    ハンジ「(巨人との戦いで人間性を完全に無くしたのかと思ったけど…

    よかった…)」
  19. 19 : : 2014/01/04(土) 19:14:43
    ーーーー…

    ジャン「おいコニー、持って来いよ」

    コニー「えーやだよめんどくさい」

    ジャン「…野宿してぇのか?」

    コニー「わ、悪かったよ!」

    サシャ「ご飯作りましたよー!」

    ミカサ「…半分」

    サシャ「」ギクッ

    ミカサ「材料の分の半分しかできてない」

    ジャン「おっお前またかよ!」

    サシャ「しっ仕方ないじゃないですかー!
    働きすぎて疲れたんですよぅ!」

    コニー「どうすんだよ、俺らも腹減ったのに!」

    ミカサ「とりあえ…

    …っ!」ハッ

    ジャン「?どうしたんだミカサ」クルッ

    ジャン「…お前…」ダッ

    バキッ

    アルミン「いったぁ…」ズキズキ

    ジャン「…よく戻ってきてくれたなぁ」ジワッ

    アルミン「…ごめん」

    ハンジ「材料がないならこれを使いなよ!
    各地で採取した薬草や珍味がいっぱいだよ!」

    サシャ「見た事ないものばっかりですぅ!」ダラーッ

    コニー「早く食おうぜ!」ダラダラ


    ミカサ「アルミン…ハンジさん…」スッ

    ギュッ

    ミカサ「会えて…嬉しい…」ポロポロ

    アルミン「っごめんよぉミカサぁ!」ポロポロ

    ハンジ「ごめんね…」

    サシャ「…」ジワッ

    サシャ「」ゴシゴシ

    サシャ「お帰りなさい」ニコッ

    コニー「…っしゃあ!
    ご飯たくさん作るぞ!」

    ジャン「いやお前はこっち手伝え」

    コニー「そ、そんな…」ガクッ

    サシャ「じゃあ女子勢で作りましょうか」

    ミカサ「そうね、アルミン頼んだ」

    アルミン「うん!」

    ハンジ「あれは何を作ってるんだい?」

    ミカサ「私たちで住む家」

    ミカサ「ハンジさんたちも…」ハッ

    ミカサ「…なんでもないです」

    ハンジ「…そうか(察してくれるのか…)」
  20. 20 : : 2014/01/04(土) 19:16:13
    サシャ「で、どうなんですか?」

    ハンジ「ん?何が?」

    サシャ「アルミンのことどう思ってますか?」ニヤニヤ

    ハンジ「…趣味が合う人…?
    あ、あと放っておけないなーとは思うけど…」

    サシャ「…恋愛的には?」

    ハンジ「へ?!///」

    ハンジ「そっそういえばミカサはどうなの?
    なんかジャンといい雰囲気に見えたけど!」

    ミカサ「(話題変えた)」

    サシャ「(徐に変えられた)」

    ミカサ「…いい雰囲気ではないと思う。」

    ハンジ「ちえっ」

    ミカサ「…でも…

    ジャンの想いに応えようかな、とは思ってる」

    サシャ「…!是非とも応えてあげてください!」

    ハンジ「若いっていいねぇ」ニヤニヤ

    ミカサ「」イラッ

    ミカサ「サシャはコニーとどうなの?
    仲良く見えるけど。」

    サシャ「コニーとですか?」

    ハンジ「えっ恋仲?!」

    サシャ「違いますよ!ただの友達です!!」

    ハンジ「なぁんだ」

    ミカサ「(絶対この人楽しんでる)」
  21. 21 : : 2014/01/04(土) 19:17:24
    ジャン「で、どうなんだ?」

    アルミン「何が?」

    ジャン「ぶっちゃけハンジさんとどこまで行ったんだ?」

    アルミン「どこまでって?」

    コニー「ヤったのかってことだよ!」

    アルミン「?!?!///」

    ジャン「その反応はまさか?!」

    アルミン「それどころじゃなかったからそんなことしてないよ!///」

    コニー「なぁんだ、参考にしようと思ったのに」

    アルミン「どういうこと?」

    ジャン「ああこいつサシャが好きなんだよ」

    コニー「おい!てめぇ言うなよ!!」

    アルミン「うん、知ってたけど…」

    コニー「何で知ってんだよ!」

    アルミン「見過ぎだよ」

    ジャン「見過ぎだな」

    コニー「そんな…」ガクッ

    ジャン「もういっそ告っちまえばどうだ?」

    コニー「お前も告ったもんな」

    アルミン「えっそうなんだ!」

    アルミン「ラブレター渡して菜箸で受け取られたとか?」

    ジャン「お前のイメージだとミカサは俺のことどう思ってるんだよ…」

    アルミン「大嫌い」

    ジャン「てんめえ!」グリグリ

    アルミン「ちょっノコギリは置いてよ危ない!!」

    コニー「俺が持っとくよ」ヒョイッ

    ジャン「さんきゅー」

    アルミン「コニーも助けてよ!
    ぐええええ…」ケホケホ

    コニー「でも俺大分脈ありだと思うぞ」

    ジャン「ほんとか?!」パッ

    アルミン「僕も今見てた限りではそう思う」ケホッ

    ジャン「うっしゃあ!」ガッツポーズ!

    コニー「…」

    コニー「…なぁ」

    ジャン「ん?」

    コニー「俺、サシャに告白する!」

    ジャン「えええええ?!」

    アルミン「おめでとう!
    僕に手伝えることはないかな?」

    コニー「ねぇけど…あ。」

    コニー「二人っきりに…させてくれねぇか?」

    ジャン「おう!わかった!!」

    アルミン「僕たちに任せて!」

    コニー「へへっありがとな!」




    ハンジ「何の話してるの?」

    コニー「ぎゃあああああ!」

    アルミン「いっいつからそこに?!///」

    ハンジ「告白…手伝うよ♪」ニヤッ

    コニー「あ、ありがとうございます…」

    サシャ「ご飯できましたよー!」タタタ

    ハンジ「噂の彼女のお出ましだね!」ニヤニヤ

    サシャ「え?」

    コニー「ハンジさん!///」

    ハンジ「ごめんごめーん!
    あはははっ!」
  22. 22 : : 2014/01/04(土) 19:18:38
    ーーーー…

    ジャン「うめぇ!うめぇよミカサ!」

    ミカサ「何故私に言うの?
    それはサシャが作った」

    サシャ「」ニヤニヤ

    ジャン「そ、そうか…」シュン

    コニー「ぎゃああああ!
    喉が焼けるように痛いいいいい!」

    ハンジ「ハンジ特製激辛山菜炒めでございー!」

    アルミン「見た目全然からそうじゃないのが…」

    ハンジ「ハンジお手製の香辛料も加えたから!」

    コニー「」

    アルミン「(コニーもう死ぬな)」

    サシャ「コニー、水です!」

    コニー「ありがとな!」ゴクゴク

    コニー「ふう…」ハァ

    ジャン「そういえばお前、何か見れたか?」

    アルミン「炎の水なら見れたよ!

    炎の水はね山から流れ出すらしいんだ」

    ハンジ「その奇跡の瞬間に私たちは立ち会えた。

    …そして、自然の恐ろしさも分かれた。
    だから君たちにもう一度会って…

    後悔がないようにしてもう一度旅に出る。」

    ジャン「はぁ?!」ガタッ

    ミカサ「…そう。」

    コニー「またどこかにいっちまうのか?!」

    アルミン「…うん。」

    サシャ「そんな!私たちと一緒に暮らしましょうよ!」

    ハンジ「…探検したいんだ。」

    サシャ「そんなぁ…」

    ミカサ「…アルミン、ずっと夢だったものね」ニコッ

    アルミン「…うん。」

    ミカサ「頑張って。
    ただ…

    絶対に、死なないで。
    そして私たちに、お土産話をしに帰ってきて。」

    アルミン「うん!約束するよ!!」

    サシャ「楽しみに待ってますぅ〜」

    コニー「…」

    ジャン「あ、俺、飲み物無くなったみてぇだし取りにいくな!」ガタッ

    ミカサ「(あ、告白の返事!)」

    ミカサ「飲み物の場所わからないだろうから私もいく。」ガタッ

    ジャン「おう、ありがとな!」

    アルミン「(これは二人きりにさせるチャンス?)」

    アルミン「じゃあ僕は少し酔っちゃったみたいだから散歩してくるよ」ガタッ

    ハンジ「」ハッ

    ハンジ「私も!」

    コニー「俺も!」

    アルミン「(お前はくんなよ)」ギロッ

    コニー「?」

    アルミン「…サシャが一人になるからコニーは残ってよ」

    サシャ「私も散歩にいくので大丈夫です」

    ハンジ「あの二人が戻ってきた時誰もいなかったら困惑するじゃないか!」

    サシャ「あ、そうですね、じゃあ私は待っておきます」

    コニー「頼んだぜ!」

    アルミン「(コニィィィィ)」ギロッ

    コニー「」ハッ

    コニー「俺も残る!」

    サシャ「え、私の気は使わないでください」

    アルミン「ハンジさんと二人きりになりたいんだ」コソッ

    サシャ「あ、そういうわけですか!
    わかりました!」

    アルミン「じゃあ、頼んだよ!」

    ハンジ「頑張ってね〜」ニヤニヤ

    サシャ「頑張って?」

    コニー「わーわー!」
  23. 23 : : 2014/01/04(土) 19:41:07
    わーい期待!!(元へいちょかわいいよぉ//)
  24. 24 : : 2014/01/04(土) 23:40:42
    ジャン⇔ミカサ 両思い
    コニー⇒サシャ 
    って事でいいのか?
  25. 25 : : 2014/01/05(日) 00:46:32
    >>23フォローしました!

    >>24OKです

  26. 26 : : 2014/01/05(日) 00:46:42
    ジャン「…ミカサは。」

    ミカサ「何?」

    ジャン「あいつらに付いて行かなくていいのか?」

    ミカサ「…そのことも含めて話がある。」

    ミカサ「ジャン、私と付き合って」

    ジャン「ああいいぜ、どこにだ?」

    ミカサ「…」ハァ

    ミカサ「男女交際のこと。」

    ジャン「?!へ?」

    ミカサ「この前の告白の返事、今したの。」

    ジャン「え、じゃあ今からカレカノ?」

    ミカサ「ええ。」

    ジャン「うっしゃああああああ!」ガッツポーズ!

    ミカサ「…うるさい」

    ジャン「すまん!あまりにも嬉しくて!」ニコッ

    ミカサ「…そう」フイッ

    ミカサ「(ジャン可愛い…///)」

    ジャン「(相変わらずつれない…)」シュン

    ジャン「…で、どうするんだ?」

    ミカサ「ついていかない。
    …ジャンといたいから。」

    ジャン「あなのぁ!」

    ジャン「俺らカレカノなんだろ?!
    相談するにしろ一緒についてきてと頼むにしろ…色々あるだろ!」

    ジャン「俺にいくらでも甘えろよ!」ドンッ

    ミカサ「…ありがとう。」ニコッ

    ミカサ「でも私はあの二人とも離れたくない…」

    ミカサ「平和に暮らしたいという願いもある。」

    ミカサ「私の中では矛盾が発生してる…」

    ジャン「いいんじゃね?
    あいつらすぐに行く訳じゃないんだし。」

    ジャン「葛藤に葛藤したっていいと思うぜ!
    あいつらととりあえず話し合おう!」

    ミカサ「…ありがとう。」

    ミカサ「私を解決へと導いてくれて…」

    ジャン「…まぁ、さ。」

    ジャン「俺をいくらでも頼ってくれ…な?」ニッ

    ミカサ「…ええ」ニコッ

    ジャン「…戻るか」スタスタ

    ミカサ「…うん。」

    ミカサ「(エレン…
    マフラーみたいな人、見つけた…)」グッ
  27. 27 : : 2014/01/05(日) 00:47:37
    コニー「星が綺麗だな」

    サシャ「コニーらしくないこといいますねぇ」パクパク

    コニー「俺はもとからロマンチストだ!」

    サシャ「ただの馬鹿です」パクパク

    コニー「俺は天才だ!

    …って何料理全部食べてんだよ!」

    サシャ「あああ!
    料理が美味しすぎて…」シュン

    コニー「…ったく。

    …まぁ、でも俺、そんなサシャだから好きなんだけどな…」

    サシャ「え?
    軟骨を噛み砕く音で聞こえませんでした」バリバリ

    コニー「(無駄にかっこつけて言ったのに!
    天然Sかよ!!)」

    サシャ「ふぅ、ごちそうさま」ペロリ

    サシャ「で、なんて言ってたんですか?」

    コニー「…俺、サシャのことが好きだ!」

    サシャ「あ、ごめんなさい、コニーのことそういう目で見らません」アッサリ

    コニー「」ガーン




    ジャン「あれ、二人だけか?

    …って食べ物全部なくなってる!」

    ミカサ「(コニーが屍と化してるのは気のせい?)」

    サシャ「飲み物ありがとうございます」ガブガブ

    ジャン「ラッパ飲みすんなぁぁぁぁぁぁぁ!!」

    ミカサ「…」ハァ

    ミカサ「それより二人とも、あの二人と一緒について行きたい?」

    サシャ「え?ついて行かないんですか?」

    ミカサ「?!」

    コニー「(俺サシャと幸せな家庭を築くつもりだったのに…)」

    ミカサ「ついて行く気だったの?」

    サシャ「はい、折角生きれたんです。
    死んだエレンの意志を継ぎたいしそれに、この世界の少しのことでも知れたらいいなって…」

    ミカサ「…そう。」

    ジャン「コニーは?」

    コニー「俺は…

    …みんなといてぇ。」

    ミカサ「…私も…

    みんなといられたらそれ以上に幸せなことはない…」

    ジャン「…決まりだな!」

    サシャ「それより二人とも遅いですねぇ」

    ジャン「どっかでおっぱじめてんじゃねぇのか?」

    ミカサ「アルミンはそんなことしない」ギロッ

    ジャン「」
  28. 28 : : 2014/01/05(日) 00:48:13
    ーーーー…

    アルミン「くしゅんっ!」

    ハンジ「え?今のクシャミ?
    可愛すぎじゃない?」

    アルミン「そうですか?

    誰かが噂してるのかも…」

    ハンジ「きっとあの四人だね」

    アルミン「ですね。
    コニーうまくいってるといいな…」

    ハンジ「…だねぇ」

    アルミン「あ、僕行きたいところがあるんです!」

    ハンジ「どこ?」

    アルミン「エレンと兵長のお墓です!」

    ハンジ「でも場所が…」

    アルミン「…多分、あそこにあると思います。」

    ハンジ「あそこ?」

    アルミン「海です。」

    ハンジ「…あるに違いないね。」
  29. 29 : : 2014/01/05(日) 00:48:39
    ザザァ…

    アルミン「この海も久しぶりだぁ!」

    ハンジ「だね。
    そういえばあの時はそれどころじゃなくて海を何も観察できなかった」クスッ

    アルミン「あんなに夢焦がれてたのに…」

    ハンジ「あ、あの石碑じゃない?」

    アルミン「行ってみましょう!」ダッ

    ハンジ「ん、文字が彫ってある。

    【英雄 リヴァイの墓】

    【英雄 エレン・イェーガーの墓】」

    アルミン「これですね…」

    ザザァ…














    ハンジ「…行くか」

    アルミン「あ、待ってください、海をよく見て行きたいです」

    ハンジ「そうだね。」

    チャポッ…

    ハンジ「冷たい!」

    アルミン「まぁ今冬ですからね。

    僕も…」チャプッ

    アルミン「っ!」ズキッ

    ハンジ「?!どうしたの?」

    アルミン「なんでもないです…」

    ハンジ「あ、そういえば手、火傷してんじゃん!」

    アルミン「どうってことないですってば!」

    ハンジ「帰ったらハンジ特製塗り薬塗ってあげるよ」

    アルミン「悪化しそうです!」

    ハンジ「…じゃあ何すればいいのよ…

    心配なのに何もしないなんて嫌だ!」

    アルミン「ハンジさんはたくさん僕に与えてくれてますよ!

    ハンジさんがいなければこの痛みすら味あわなかったかもしれない。

    海を見ることも二度となかったかもしれない。

    …こんな僕の側にいてくれてありがとうございます。」




    ハンジ「…いるよ、これからも、ずっと。」
  30. 30 : : 2014/01/05(日) 00:49:33
    ーーーー…

    ジャン「おせーぞ!」

    アルミン「ごめんね!」

    サシャ「何してたんですか?」ニヤニヤ

    ハンジ「さぁね♪」ニヤッ

    ミカサ「アルミンが…アルミンが…」ガタガタ

    アルミン「ハンジさん!
    誤解される言い方はやめてください!!」

    ハンジ「誤解じゃなくて真実だしぃ〜?」

    アルミン「ハンジさん!///」

    ジャン「(マジかよ)」

    ミカサ「アルミン、いつ発つの?」

    アルミン「もう明日には…

    …また離れることになるけど」

    コニー「誰が離れるって?」

    ミカサ「(生き返った)」

    アルミン「…え?」

    ジャン「俺らも一緒に行くんだよ!」

    アルミン「…え。」

    アルミン「離れなくて…いいの…?」ポロッ

    サシャ「はい!
    死ぬまでみんな一緒です!」

    ミカサ「サシャの言い方は何か変だけど…」

    アルミン「…っ嬉しいよぉ…」ポロポロ

    コニー「これからずっと六人一緒だからな!
    喧嘩したって何したって離れることは許さねぇ!!」

    ハンジ「違うよ」

    ハンジ「エレンだってリヴァイだってきっとみてる。
    八人だよ…!」

    ジャン「…ですね。」

    ミカサ「(こんな幸せなことがあるだろうか…

    巨人はいなくてみんなでいれる。


    きっとこれからどんな困難でも…この八人なら乗り越えられる。



    この世界は残酷だ。




    そして…





    美しい…)」ジワッ

    ミカサ「今…とても…幸せ…」

    ジャン「ああ…俺もだ」ニコッ

    END
  31. 31 : : 2014/01/05(日) 00:51:22
    完結!
    ついに完結!!
    そしてユンジもこれにて引退!(安価をしてやめるけど)

    海シリーズ個人的に気に入ってたので書き上げられてよかった!!

    読者の皆様に感謝します!
    本当にありがとうございました!!!

    そしてユンジと関わってくださった皆様に感謝!!

    ありがとうございました。

    あとオマケ考えたんで書いちゃいますね!
    ※完全にネタな上世界観ぶち壊し
  32. 32 : : 2014/01/05(日) 00:53:13
    ミカサ「幸せ…」

    ジャン「ああ…俺もd」ミカサ「やっぱナシ!」ドンッ

    ジャン「いたっ!」しりもちっ

    ピーゴロロロロ…

    ジャン「お腹いてぇぇぇぇ!」

    ジャン「ト、トイレ…」スクッ

    サシャ「ミ、ミカサぁ、早く出てくださいよぉ」ドンドン

    コニー「お腹痛い死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」

    アルミン「僕は無力だ…」ブツブツ

    ジャン「」

    ジャン「早く出ろよ、漏れちゃうだろうがぁぁぁぁぁ!!」














    この被害者がハンジが作った料理を食べた人とは…

    それこそ神のみぞ知るである。

    【ナレーション】エレン

    ハンジ「ハンジ特製調味料いれただけなんだけどなぁ…」てへっ☆

    アルミン「犯人はお前だぁぁぁぁ!」

    アルミン「間違えて塗り薬をいれたんですよね?!」

    ハンジ「あ、ほんとだ☆」

    ジャン「くっそおおおおお!」


    ミカサ「この世界は残酷だ…」ガタガタ

    エレン「神じゃなくても犯人わかるかww」


    ☆完結☆

    エレン「あ、サシャが一番トイレに長くこもったのは言うまでもない」

    リヴァイ「きったねぇなぁ…」
  33. 33 : : 2014/01/05(日) 00:57:54
    お疲れさまでした!!!あとフォローしときます♪

    安価楽しみーっ
  34. 34 : : 2014/01/05(日) 01:02:33
    乙乙
    ぜひともこの後の旅も書いてもらいたい。
    土下座してでも書いてほしぃ。
  35. 35 : : 2014/01/05(日) 09:27:55
    めちゃ面白いっすお疲れ様でした
  36. 36 : : 2014/01/05(日) 11:41:04
    >>33 ありがと!
    10時頃開始予定

    >>34 ありがとうございます!
    でも申し訳ないですが続編執筆予定はございません…

    >>35 ありがとうございます!
  37. 37 : : 2014/01/05(日) 11:46:35
    面白かったです!
    これはこのまま終わっても余韻があっていいと思いますよ!
  38. 38 : : 2014/01/05(日) 11:56:09
    >>37 そう言っていただけると嬉しいです!
    ありがとうございます!
  39. 39 : : 2014/01/05(日) 11:57:55
    すごいよかった!(泣


    やっぱ引退悲しい……でもしょうがない!でもユンジさんの作品絶対忘れない!!
  40. 40 : : 2014/01/05(日) 12:14:06
    >>39 ユンジの存在は忘れても、ユンジの作品は、忘れないでください!

    …このネタいいな←
  41. 41 : : 2014/01/05(日) 12:16:01
    >>40存在は忘れられないよwwww
  42. 42 : : 2014/01/06(月) 17:11:48
    おつううううううううううううううううう!
    今までありがとう!
  43. 43 : : 2014/01/06(月) 17:12:39
    >>42
    あ、自分です
  44. 44 : : 2014/01/06(月) 21:56:37
    よかった
  45. 45 : : 2014/01/08(水) 15:54:32
    ユンジさんいままでありがとうございました!
    絶対忘れません!
  46. 46 : : 2014/01/12(日) 11:29:14
    引退悲しい……けどユンジさんの作品は一生忘れません!!!

    マネしたけど……やっぱこのネタいいわ~~~。
  47. 47 : : 2018/01/04(木) 18:17:22
    マフラーみたいな人w
  48. 48 : : 2019/04/05(金) 11:59:40
    炎の水ってマグマだったのか

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著者情報
rivaihangi

Minazuki Yunji

@rivaihangi

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