ミカサ 「 どうしようもなく 」 ジャン 「 君が好き 」 ( ジャンミカ )
- 進撃の巨人 × 青春 × 恋愛
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- 1 : 2018/06/23(土) 22:05:54 :
- ※ 学園パロです
※ 全寮制です
※ 104期生は全員同学年です
※ 他にも色々勝手に世界観作ってます
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- 2 : 2018/06/23(土) 22:14:23 :
- 私はミカサ
ミカサ・アッカーマン
ミカサ 「 エレン、アルミン、おはよう 」
エレン 「 おはよ 」
アルミン 「 おはよう、ミカサ 」
進撃学院高等学校に通う一年生
エレン 「 今更だけどよ、お前本当に進撃学院で良かったのかよ
ミカサの学力ならもっと… 」
ミカサ 「 エレンと同じ所なら学力は問わない 」
エレン 「 …あっそ 」
…というか新入生
アルミン 「 あ!見えてきたよ! 」
エレン 「 おぉ…!でっけぇな!! 」
ミカサ 「 本当だ… 」
今日は入学式だ
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- 3 : 2018/06/23(土) 22:23:46 :
- (( ミカサ ))
エレン 「 じゃあな! 」
ミカサ 「 どうして…、どうして、どうして 」
アルミン 「 ほ、ほらミカサ行くよ 」
ミカサ 「 どうして、どうして… 」
式の前に教室に行く様だったので、
貼り紙を見に行ったら…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
エレン 「 お!A組だ!お前らは? 」
アルミン 「 僕はC組だったよ、ミカサは? 」
ミカサ 「 … 」
エレン 「 ミカサ? 」
ミカサ 「 ………C 」
アルミン 「 げ、…っ 」
エレン 「 お、アルミンと一緒じゃねーか!良かったな! 」
ミカサ 「 … 」
エレン 「 よし、俺行ってくる!
じゃあな!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あろう事かエレンと別々のクラス…
ミカサ 「 …生きていける気がしない 」
アルミン 「 えぇ!? 」
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- 4 : 2018/06/23(土) 22:38:00 :
- (( ミカサ ))
入学式が終わり、
今日はもう寮へ戻って明日の準備をする事に
ミカサ 「 504… 」
進撃学院は有名な高校で
学力もそこそこ良く、
評判もまぁ悪くない、いや、凄く良い
その理由の一つに
ミカサ 「 ここだ…
!、…景色が綺麗 」
全寮制
そして一人一部屋という学校の寮としては珍しい環境
プルルルル
ミカサ 「 ?、…もしもし 」
机の上に置いていた携帯が震えた
画面には " アルミン " の文字
アルミン 「 あ!もしもし!
あのさ、エレンと一緒に寮の中回ろうかって言ってて…ミカサもどう? 」
ミカサ 「 !、行く! 」
アルミン 「 あはは、分かった。一階のロビーで待ってるね 」
携帯をポケットに入れて、
一応髪を手ぐしで軽く整える
ガチャン
そして鍵を反対側のポケットに入れ
約束の場所へと向かった
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- 5 : 2018/06/24(日) 17:21:14 :
- (( エレン ))
ミカサ、アルミンは家が近かった事から幼馴染で
幼稚園、小学校、中学校とずっと一緒だった
アルミン 「 あ、ミカサ来たよ! 」
エレン 「 ん?あ、おーい! 」
ミカサ 「 ごめん、待った? 」
アルミン 「 ううん、僕らもさっき来たばかりなんだ 」
でも二人は学力が俺より遥かに上で
高校は別々になると思ってた
…でも、それは間違いで
アルミン 「 此処広いよね〜… 」
ミカサ 「 うん 」
アルミン 「 う〜ん…、何処から回る? 」
エレン 「 取りあえず食堂とか自習室とか? 」
アルミン 「 そうだね、そうしよう 」
アルミンがどうして此処にしたのかは知らないが、
ミカサは俺についてきたらしい
…此奴はいつもそうだ、エレン、エレンって
エレン 「 じゃあ… 」
ミカサ 「 あ、エレン! 」
エレン 「 ?な、…うわっ 」
ドンッ
なんて考えながら体の向きを変えた時、
誰かとぶつかった
「 いってーな!ちゃんと前見ろよ! 」
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- 6 : 2018/06/24(日) 17:39:52 :
- (( ジャン ))
俺はジャン
ジャン・キルシュタイン
今日進撃学院に入学した高一だ
マルコ 「 あ、ジャン! 」
ジャン 「 あ?…っ、いて 」
幼馴染のマルコが寮の中を見て回りたいっつーから付いてきたら、
前から歩いて来た奴がぶつかってきた
ジャン 「 いってーな!ちゃんと前見ろよ! 」
エレン 「 …あ?何だよその言い方 」
ジャン 「 は?何か文句あるのか 」
進撃学院は名札に線が入っている
その線の色は学年ごとに違っていて、
俺達は赤色だ
見た所相手の男も赤だから、此奴も同じ新入生
エレン 「 あるに決まって… 」
ミカサ 「 喧嘩はだめ、絶対ダメ 」
野郎が胸ぐらを掴んできた途端、
誰かがその手を掴んで阻止した
エレン 「 うるせーな、関係ねーだろ! 」
ミカサ 「 ある 」
エレン 「 ねぇ! 」
ミカサ 「 …たとえ無くてもこんな初日に問題起こしてどうするの 」
エレン 「 う… 」
ミカサ 「 エレンが謝ったら良いんでしょ 」
そう言って俺を真っ直ぐ見る彼女
小さく 「 お、おう 」 と頷けば、
エレンとかいう奴は先程までとは別人の様にそっと手を離して
エレン 「 …悪い 」
とだけ言って姿を消した
.
.
.
マルコ 「 ジャン…、大丈夫?ケガとかない?? 」
ジャン 「 ねーよ、…それよりどっから見るんだ? 」
マルコ 「 え?あ、そうだね!ええと…、中庭とか? 」
さっきの彼女の顔が頭から離れない
凄く綺麗で、可愛くて…魅力的だった
ジャン 「 おう、んじゃ行くぞ 」
_____ これが彼女との恋の始まりだという事を、この時の俺は未だ知らなかった
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- 7 : 2019/07/21(日) 15:46:41 :
- とても面白いです!
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