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アニ「星空の下で月に願う・・・」【2】
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1 :
猫の目@アニ好き
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2018/01/21(日) 22:53:58
- 初SSの
アニ「星空の下で月に願う・・・」
http://www.ssnote.net/archives/56525
の続きです。
物語を書くのもウン年振りなので 温かい目で見ていただけると嬉しいです。
リアルとの都合で更新は遅くなると思いますが、自分のペースでゆっくり書いていきたいと思います。お許しください。
※オリキャラがいます。
※多少ネタバレあり。
※キャラ崩壊も多少あると思います。
※アニが大好きなので、救いのない展開にしません。
※自分が思うこうなったらいいな、という設定で書きます。
※つじつま合わせの勝手な解釈や設定変更があります。
※エレアニ要素ありです。
サイドストーリー的な
If the choice of that day is not wrong 〜アニの後悔と未来〜
http://www.ssnote.net/series/3524
アニ「使命の果て」
http://www.ssnote.net/series/3558
もよろしくお願いします。
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1 :
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4 :
猫の目@アニ好き
:
2018/01/22(月) 01:11:50
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俺は誰もいない訓練所の裏で柄にもなく星空を見上げていた。
「俺は一体何者なんだ･･･。何がしたいんだ･･･。」
誰もいないのに関わらず心の中で最近ずっと駆け巡っている問いかけが口から出た。
「俺は”戦士”なのか･･･。」
何回もした問いかけには、未だに答えがでない。
”壁の中の人類は悪魔の末裔”
そう”故郷”にいるときに何度も聞かされ、それが当然だと思っていた。
･･･”ここ”にきて、”あいつら”に会うまでは。
俺達の”使命”には一体どんな意味や大儀があるのか･･･
もう俺には分からなくなっている。
家族を助けたい、もう一度”故郷”に帰る、確かにそれは俺にとって大切な想いだ。
でも･･･、そのために”あいつら”の幸せを、人生を、命を奪うことが果たして”正しい”ことなのか･･･？。
”あいつら”、いや壁の中にいる”人類”は本当に”悪魔の末裔”なのか？
仮にあいつらの祖先が”悪魔”だったとしても、その子孫が絶対に悪いやつらなのか？
ここで過ごしきた時間で俺に積み重なったのは、”悪魔の末裔”という憎むべき存在の人類との時間ではなく、暖かくて人間くさい”仲間たち”との思い出だ。
もう俺は自分のしたことを許せなくなってきている･･･。
そんな思いが頭の中を駆け巡り、何かに救いを求めるように星空に浮かぶ月を見上げていると、背後に人の気配がした。
「･･･ライナー？」
その声の主は訓練兵同期のアルヴァ・コールだった。
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アニ「星空の下で月に願う・・・」 シリーズ
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