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If the choice of that day is not wrong 〜アニの後悔と未来〜Prologue

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  1. 1 : : 2017/11/14(火) 22:13:45
    今書いている本編(?)
    http://www.ssnote.net/archives/56525
    の執筆中の息抜きで、大好きなアニが最初から少し救われるサイドストーリー(?)を書きたいと思います。

    勝手な解釈、妄想、願望だらけです。

    リアルとの都合、本編と並行で書くことにするので、更新は遅くなると思いますが、自分のペースでゆっくり書いていきたいと思います。お許しください。

    本編が初ss、物語を書くのもウン年振りなので 温かい目で見ていただけると嬉しいです。

    ※オリキャラがいます。
    ※多少ネタバレあり。
    ※キャラ崩壊も多少あると思います。

    ※アニが大好きなので、救いのない展開にしません。
    ※自分が思うこうなったらいいな、と思う願望の設定で書きます。
    ※つじつま合わせの勝手な解釈や設定変更があります。

    CPはアニと、誰かと考えていてまだはっきり決めていません。

    コメント、お気に入り登録は励みになって嬉しいので、よかったらお願いします。

    おつきあいよろしくお願いします。


  2. 2 : : 2017/11/14(火) 22:15:56
    ==============

    ミカサ「アニ…落ちて…」





    ミカサに指を切られ、落ちていく私の頭の中は悔しさと悲しみ、後悔と懺悔で埋め尽くされていた。

    走馬灯のようにその想いが駆け巡った。


    父さんに会えない悔しさ、”故郷”に帰れない悔しさ、”賭け”に負けた悔しさ…


    そして私は何のために生まれてきたのだろうか…、という底知れぬ悲しみ…


    …たくさんの人の命を奪ったこと、仲間たちを裏切ったこと、人の優しさに背を向けたこと、

    …そして自分の淡い気持ちに素直にならなかったことへの後悔と懺悔…


    ”使命”という”枷”から逃れることができなかった”戦士”としての私の人生…


    こんな筈じゃなかった…、 仕方がなかった…


    ごめんなさい…、誰にも許してもらえるはずなんてないけど…

    …でも私はやるしかなかったんだ……



    ”壁内”の人びとは、同期の仲間たちは暖かった…、”悪魔”なんかじゃなかった…

    本当はわかっていたんだ…


    …ごめんなさい


    …みんなと笑いたかった、悩みを打ち明け合いたかった、涙を流しあいたかった…


    …おしゃれを楽しみたかった、女の子として生きたかった…


    …ありがとう、と伝えたかった


    …生まれてきて良かった、と思いたかった…








    私は地面に落ちた。

    怒号が聞こえる…

    周りに調査兵団が集まってきて、私をうなじから引きずり出そうとしている。

    このまま捕まるわけにはいかない…

    私にできる最後の”使命”、私は自分の身体を”硬化”させる…

    …私の人生は”罪”しか残らないのか…



    その時だった…

    私の時間の流れが、急激に周りよりゆっくりになったように感じた…

    そして目の前が白い光で包まれたように感じた。

    身体がゆっくり硬化していく中で、どこからか、いや頭の中に響くように声が聞こえた…
  3. 3 : : 2017/11/14(火) 22:23:25
    期待
  4. 4 : : 2017/11/17(金) 21:32:43
    >>3

    ありがとうございます!
  5. 5 : : 2017/11/17(金) 21:32:52
    「あなたは”やり直したいですか?…」


    私の頭の中に響いたのは、聞いたことのない女性の美しい声だった…。



    アニ「…どういうこと?」


    「…あなたはたくさんの”罪”を犯しました。後悔していますか…?」


    アニ「後悔…してる……」



    「では、”罪”をつぐなう新たな”使命”をあなたに架しましょう…」


    アニ「…そんなことができるの?」


    「あなたの”魂”の暖かさと犯した”罪”はかけ離れています…」


    アニ「……」


    「このままでは、”魂”はその相反する意味に分かれ、壊れてしまいます…。【私】はそれを望みません…」


    アニ「私は…できるならやり直したいです…」


    「…”それ”が辛く難しいことであってもですか?」


    アニ「はい…」


    「…わかりました、目を閉じて強く自分の心で”罪”と”どうしたかった”のかを念じなさい」

    「あなたは罪悪感と今までの記憶とともに、その存在を自覚します…」


    アニ「よくわからないけど…ありがとう…」


    私は”その声”を疑うこともなく聞き入れ、素直にそう言った。

    そして、目を閉じて自分の”罪”と”希望”を強く念じた。

    その時、私は自分が何かに包まれたのを感じた。

    …この声を聞く前まで包まれるはずだった”氷の棺”の冷たさではなく、暖かい何かに……。
  6. 6 : : 2017/11/17(金) 21:34:33
    プロローグは終了です。

    ここからいくつかのお話しに分岐させたいと思います。

    スレッドを立てたらここにリンクを貼るようにします。

    ※Side_A
    http://www.ssnote.net/archives/56692

    ※アニ「あなたにとって・・・」【アルアニ】
    http://www.ssnote.net/archives/56907
  7. 7 : : 2017/11/17(金) 22:01:40
    期待
  8. 8 : : 2017/11/18(土) 02:25:37
    期待してるよ
  9. 9 : : 2017/11/18(土) 13:02:01
    期待してます
  10. 10 : : 2017/11/20(月) 19:06:52
    分岐1つ目のスレッドを立てました。

    Side_A
    http://www.ssnote.net/archives/56692
  11. 11 : : 2017/11/20(月) 19:10:01
    >>8
    進撃大好き男さん、ありがとうございます!
    >>9
    ゲスミン・クズレルトさん、ありがとうございます。
    http://www.ssnote.net/archives/56660
    も楽しみに読ませてもらってます!
  12. 12 : : 2017/12/11(月) 00:31:09
    分岐2つ目のスレッドを立てました。

    ちょっと話しがかみ合わないところがあるかもしれませんがお許しください。

    http://www.ssnote.net/archives/56907
    アニ「あなたにとって・・・」【アルアニ】

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neconomeshinjya

猫の目@アニ好き

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