この作品は執筆を終了しています。
アニ「王を支えるもの」~幸せの日々~
-
- 1 : 2013/12/23(月) 10:55:59 :
- こちらはエレン「王の資質」のサイドストーリーです。
主にエレンとアニの訓練兵時代までの日々を書こうと思います。
あくまでもサイドストーリーなので本読まなくても編に影響はしません。
超不定期更新なのでご勘弁をm(__)m
-
- 2 : 2013/12/23(月) 10:57:15 :
- 期待
-
- 3 : 2013/12/23(月) 13:32:23 :
- 一気に4つもレス立てて頑張ってください!!
-
- 4 : 2013/12/23(月) 16:26:23 :
- >>3 頑張って4つ終わらせます!
-
- 5 : 2013/12/23(月) 16:34:51 :
- 1つ1つ集中的にやるんですか?
それともバランスよくやっていくんですか?
-
- 6 : 2013/12/23(月) 17:53:29 :
- >>5
本編は優先的に進めて、他の3つはバランス良く進行する予定です!
-
- 7 : 2013/12/23(月) 22:32:37 :
- そうですか!!了解です
-
- 8 : 2013/12/24(火) 03:07:23 :
- 冒頭だけかきます
-
- 9 : 2013/12/24(火) 03:09:29 :
- 期待してます!
-
- 10 : 2013/12/24(火) 03:13:02 :
- 戦士としてここに来た…だけど、人の死を見るのか嫌になった
あの日からずっと辛かった…戦士として共有できる二人はいるけど、二人に負担をかけすぎてはいけない
そんなとき、出会った…暖かくて、強くて、優しいあいつに
最初は惹かれている自分を拒んだ…幸せになってはいけないから…そんな私を包んでくれるあいつ
そんなあいつに惹かれている自分をいつか受け入れてしまった…辛いと分かっているのに
それでも一緒にいると安心する…ずっと一緒にいたい
だから今を生きることにした…
-
- 11 : 2013/12/26(木) 01:00:51 :
- こっちで頑張ってね~(^^)/
-
- 12 : 2013/12/26(木) 01:01:54 :
- ↑こっちでじやなくて、こっちもでした
-
- 13 : 2013/12/26(木) 21:50:04 :
- >>12 こっちも頑張りますね( *・ω・)ノ
-
- 14 : 2013/12/26(木) 22:02:15 :
- 「おーい、アニ!待たせたな」
その声を聞いた途端、私の鼓動は一気に高まった。驚きよりも嬉しさがある。
アニ「乙女を待たせるなんて相変わらずだね」ムスッ
つい、ふて腐れてしまった。本当は抱きついて甘えたいのに
エレン「悪い悪い。そんな怒らないでくれよ」ペコ
アニ「別に怒ってないし…」プイ
エレン「悪かったって。…だから機嫌治してくれよ」ギュー
不意に私は彼の温もりに包まれた。暖かくて心地好く安心する。
アニ「……」ギュー
思わず自らも抱き締めてしまう
エレン「ははっ、可愛いやつだな」ナデナデ
アニ「う~、別に許したわけじゃないんだからね//」ギュー
エレン「はいはい、分かったよ」ナデナデ
エレン「さて、今日はどこに行きたいんだ?」
アニ「…どっか…」
エレン「どっかってどこだよ?…決まってないのか?」
アニ「…エレンといれるならどこでもいいもん//」
エレン「ったく//じゃあとりあえず飯でも行こうぜ」
アニ「ん…」
無言で差し出された手。それを見て少し悩み、
エレン「ん?…ああ、はいはい」ギュー
アニ「…こういうのは男からリードしてよね//」
-
- 15 : 2013/12/26(木) 22:09:15 :
- 街は人々で賑わいを見せていた。
その賑わいの中でお互いがはぐれぬように、しっかり手を握りあっている。
エレン「相変わらず、人が多いな」
アニ「…そうだね。でどこに向かってるの?」
エレン「この前サシャに教えてもらった露店にな!」
アニ「…サシャと随分仲が良いんだね」ジロッ
エレン「そんなに睨むなよ、可愛い顔が台無しだそ」ナデナデ
アニ「は、話をそらすな///」
エレン「はははっ、本当に可愛いな♪」
アニ「うぅ~//」
エレン「サシャとは気が合うだけだよ!それにあいつは食に関しちゃ一流だろ?だから、お前らと出掛けた時のために聞いておいたんだよ」
エレン「だから怒んなよ♪」ナデナデ
-
- 16 : 2013/12/31(火) 00:23:41 :
- アニ「別にサシャに嫉妬なんてしてないからね//」プイ
エレン「わかってるよ、可愛い俺のアニ♪」
アニ「ひゃっ//きゅ、急にそんなこと言うな//」ペシペシ
エレン「ははは、いつもの訓練の時の威力がないぞ!」
アニ「うぅ~//」ジーッ
エレン「わるいわるい、お前が可愛くてつい、いじめたくなっちゃったんだよ」ナデナデ
エレン「っと、やっと見えてきたな!」
その露店の周囲は良い匂いに包まれていた。
香ばしくスパイスの効いた香りは食欲をそそった。
エレン「いやーすごく旨そうだな!」
アニ「そうだね!ところで、これ何て食べ物なの?」
エレン「確かじゃーまんぽてとって言う食べ物らしい!ジャガイモと干し肉が入ってるんだって!」
アニ「へぇー、肉なんて珍しいものが入ってるね」
エレン「そうだよな、肉なんて貴重品だもんな」
アニ「そういえば、肉が好きだったね!干し肉が出る日はいつも機嫌が良かったし」フフッ
エレン「だって大好物なんだからしかたねーだろ//」
-
- 17 : 2013/12/31(火) 00:34:17 :
- エレン「おっ!俺たちだな。すいません、1つ下さい」
店主「はいよ、ちょっと待っててね!」
店主「おっ、可愛い彼女さんお連れのようだね」
アニ「か、可愛いだなんて//」
店主「おまけして少し多く入れてあげるよ、ほらお待ち」つホイ
エレン「ありがとうございます。ラッキーだな!」
エレン「さて、じゃああっちのベンチにでも座って食べようぜ」
アニ「うん♪」
エレン「エレン「さて、いっただきまーす」ルンルン
アニ「あっ、待って」
エレン「ん?何だよ?」
アニ「…あ、あーん//」
エレン「えーと…あーん//」パクッ
アニ「美味しい?」//
エレン「旨いけど、なんか恥ずかしいな//」
アニ「じゃあ、私も食べようかな」
エレン「じゃあ、今度は俺が食わせてやるよ!ほら、あーんして」
アニ「えっ//あ、あーん//」パクッ
エレン「旨いか?」
アニ「う、うん//美味しいよ//」
エレン「それならよかったよ!」
-
- 18 : 2014/01/02(木) 17:49:37 :
- ア二が可愛すぎる!貰いたい♪
-
- 19 : 2014/01/04(土) 02:41:18 :
- エレン「ふぅ、旨かったな!」
アニ「そうだね」フフ
エレン「また今度来ようぜ!」
アニ「…ああ、そうだね」
エレン「……」
アニ「さて、じゃあ次はどこに行く?」
エレン「…そうだな、とりあえず歩いて決めようぜ」
エレンはアニに向かって手を差し出した。
アニ「あ、ありがとうね//」ギュ
エレン「どういたしまして」ニカッ
-
- 20 : 2014/01/04(土) 02:49:12 :
- エレン「それにしても、イロンナ店があるんだな」キョロキョロ
アニ「そういえば滅多に町に来ないから知らないんだったね」
エレン「まあな、トレーニングしてる方がなんか落ち着くというか…嫌なこととか思い出さなくて済むからな」
アニ「嫌なこと?」
エレン「…街に来るとさ、なんつーか昔母さんと買い物とかに行ったの思い出してさ」
エレン「それだけならいいんだけど…母さんを救えなかった自分を思い出して、な」
アニ「…なんかごめん、街に着いてきてもらって」
エレン「アニのせいじゃないさ!あの頃の俺に力がなかっただけだし」
エレン「何より今日はアニと来れて俺は幸せだし、楽しいよ」
エレン「だから、お前も笑顔になってくれよ?お前の笑顔が見れるだけで俺は満足なんだからよ」ニカッ
アニ「…ったく、あんたってやつは」フフ
アニ(…私はやっぱり咎人なのかな)
-
- 21 : 2014/01/04(土) 23:40:16 :
- やっぱり文章力ありますよね!
見てて引き込まれます!
-
- 22 : 2014/01/05(日) 01:44:24 :
- >>21 初めてそんなこと言ってもらえました!
嬉しすぎです(笑)
-
- 23 : 2014/01/05(日) 01:48:04 :
- いえいえ!とろろさん前コメントありがとうございます!前のやつログインできなくなって新しくしました(笑)EreAniがエレアニ大好きに変わっただけなんで
-
- 24 : 2014/01/05(日) 01:50:13 :
- そうだったんですか!
全く気付かなかった(;>_<;)
-
- 25 : 2014/01/05(日) 01:53:02 :
- とりま…期待してます!
-
- 26 : 2014/01/06(月) 04:01:05 :
- 面白くな........
-
- 27 : 2014/01/09(木) 02:35:33 :
- アニ「ねぇ、エレン?」
エレン「ん?なんだ?」
アニ「…前に言ったこと覚えてるかな?」
エレン「前に言ったこと…俺を裏切るとかいう話か?」
アニ「うん…それ」
アニ「もう一度聞くけど…私がエレンを裏切ったらどうする?」
エレン「…それがどんな裏切りなのか分からないけどさ、俺はお前を助けてやる!」
エレン「だってよ、アニが裏切るなんてよっぽどのことだと思うんだよな。だったら、アニだけを責めるのは間違ってると思うんだ」
エレン「だからさ、もしお前が俺を裏切ってももう一度俺のとこに引き戻すよ、必ずな」
アニ「…たとえ…それが憎くても?」
エレン「…俺は仲間は憎まないよ、恋人であるお前なら尚更な」
エレン「だって憎んでも何も解決しないだろ?」
エレン「だから、俺はお前が裏切っても必ず迎えにいってやるよ!」
-
- 28 : 2014/01/09(木) 02:41:46 :
- エレン「まあ、裏切る前に相談くらいしてほしいがな。それはおそらく無理なんだと思うけどよ」
アニ「…エレン」
エレン「アニ、お前が何を 抱えてるかなんて俺にはわからないよ。だけど、それがとても辛いことだっていうのは伝わってくる」
エレン「アニは今のこの生活が好きなんだろ?」
アニ「…うん、大好き」
エレン「だったらさ、この生活を俺が絶対に守ってやるよ!」
アニ(私はこいつのこういうとこに惚れたんだな…真っ直ぐで、優しくて、暖かい)
アニ「エレン、大好きだよ」チュ
エレン「きゅ、急にするなよ//」
アニ「頬っぺたくらいで照れちゃって♪」ニコッ
アニ「エレン、私はあなたが大好き。だからさ、必ず私を助けてね」
エレン「おう、任せろ!」
-
- 29 : 2014/01/09(木) 06:45:51 :
- やべえ…エレンイケメン(#^_^#)
期待!
-
- 30 : 2014/01/13(月) 20:51:48 :
- エレン「なあ、これから行きたいとこあるんだけどいいか?」
アニ「いいよ!それで何処にいくの?」
エレン「まあ、着いてこいよ!」ギュ
エレンはアニの手を取り、目的地を目指した。
―――――――
――――――
―――――
アニ「ここは…?」
エレン「いい場所だろ?」ニカッ
二人の目の前には、草原が広がっていた。
そしてその中心とも言える場所には小高い丘があり、そこに1本の桜の木が植わっていた。
アニ「すごく綺麗だね…」
エレン「だろ?ここは俺の秘密の場所なんだ!ここに人を連れてきたのはお前が初めてだよ」
アニ「いつ見つけたの?」
エレン「俺の怪我が治った後、初めて外出許可もらったときにな!あの時はかなり情緒不安定だったんだけど、ここに来るとすごく落ち着いてさ」
エレン「それ以来、悩み事とかあるとここに良く一人で来てたんだよ」
エレン「…どうだ?少しは元気でたか?」
アニ「え?なんで?」
-
- 31 : 2014/01/13(月) 20:54:56 :
- きたーーー!とろろさんの作品ぜんぶブックマークして学校の暇なときに見てます(笑)期待
-
- 32 : 2014/01/13(月) 20:56:54 :
- エレン「だってお前さっきもだけも、ずっと落ち込んでただろ?特に卒業が近くなってからさ」
エレン「だからさ、俺も力になるけどやっぱり綺麗な景色見ると落ち着くかと思ってな」
アニ「…本当にエレンには感謝の言葉しかないよ」ギュー
エレン「…今もやっぱり辛いんだろ?」ナデナデ
アニ「うん…エレンが助けてくれるって言ってくれて嬉しかったけど、それ以上にやっぱり裏切ることになるから」
アニ「大好きな人を裏切りたくないのに…なんで自分だけこんな辛いんだろうって…」ポロポロ
エレン「…今はたくさん泣けよ、俺がいるからよ」ナデナデ
アニ「…なんで、私だけ…」ポロポロ
-
- 33 : 2014/01/13(月) 20:58:14 :
- >>31 そこまでして見てもらえてるなんて光栄すぎます!!
なるべく駄文にはならないように頑張ります
-
- 34 : 2014/01/13(月) 21:16:41 :
- アニ泣
駄文なんて一度もありませんよ?期待してます!!
-
- 35 : 2014/01/16(木) 07:08:17 :
- エレン「…落ち着いたか?」ナデナデ
アニ「うん…ありがとうね」ゴシゴシ
エレン「これからさ、辛いことがあると思うけどそれ以上にきっと幸せなことあるよ!」
エレン「もしそれでも、お前に幸せなことがなかったら俺が幸せにしてやるよ」ニカッ
アニ「…エレンにそう言ってもらえるだけで十分幸せだよ、ありがとう」ギュ
アニ「エレン、こっち向いて…」
二人は見つめあい、そして…
アニ「エレン、大好きだよ」チュ
優しく唇を重ねた…
-
- 36 : 2014/01/16(木) 07:08:55 :
- とりあえずアニ編完結です!
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
王の物語 シリーズ
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場