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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

オリキャラ達のコロシアイ学園生活 予告2

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  1. 1 : : 2017/09/30(土) 11:58:21
    本作の登場人物

    ・五十鈴 和真

    ・ナツムラ ユキ

    ・鳳 志保

    ・鴉間 國羽

    ・矢吹 霊士郎

    ・九鬼 平太

    ・蜜火原 風吾

    ・エルフェルド・フローレライ

    ・上木 出音

    ・炎村 しらは

    ・如月 修

    ・九十九 歩

    特別登場人物

    ・苗木 誠

    ・日向 創

    ・赤松 楓

    ・最原 終一



    ・この作品はルカさんとの合作です

    ・内容は体験版と同じです

    ・ルカさんよろしくお願いします!





  2. 2 : : 2017/09/30(土) 12:03:33
    しゃぁ!ssのお時間です(´・ω・`)!!今回はスイッチさんからのお声かけでこのシリーズでの合作に参加することになりました(っ´ω`c)

    オリキャラを使っての論破シリーズは初めてですが、全力で頑張りたいと思いますので、よろしくおねがいしますm(_ _)m
  3. 3 : : 2017/09/30(土) 12:21:12










    俺は一体…


    確か…いつも通り学校に登校していたはず……




    視界が暗い…眠っていたのか?












    ……




    ………



    …ん?


















    「…」

    「あ…れ…?」ムクッ



    ここは何処だ?見るからに教室っぽいが…


    学校来た途端に寝ちまったのか?



    いや、俺の通っている学校の教室じゃないな…



    雰囲気が全然違う…




    「俺…なんでこんな所で寝てるんだ?」

     


    「あ!目が覚めたのね?」





    「え?君は…誰なんだ?」





    赤松「あ!ごめんね!私は赤松楓。あなたの先輩よ!」




    「赤松先輩?そんな名前の人学校では聞かないな…」




    赤松「何言っているの?あなたはこのアニメ学園の生徒の一人なのよ?五十鈴和真君」




    五十鈴「え?なんで俺の名前を…」


    ーーーーーーーーーーーーーーー
    五十鈴 和真(いすず かずま)
    ーーーーーーーーーーーーーーー






    赤松「さて、長話もなんだし、まずは机の中に入ってる手紙を読んでみたら?」







    五十鈴「手紙?」






    俺はさっきまで突っ伏していた机の中を漁る

    すると中から一枚の紙が出て来る…

    内容は…

    ーーーーーーーーー

    五十鈴和真君へ

    大至急体育館へ来てください

    ーーーーーーーーー


    五十鈴「体育館に行けって書かれているけどこれは体育館に行けば何か分かるのか?」





    赤松「そういう事ね。ここにいても仕方ないから体育館に向かう?」






    五十鈴「そうだな…こんな手紙を送りつけて来た本人にも会いたいし…」






    赤松「もしかしたらクラスメイトに会う事もできるよ」






    五十鈴「俺と赤松先輩以外にもこの学園に誰かいるのか?」







    赤松「当たり前だよ!新入生は君だけじゃないからね!ささ、教室を出ましょ?」







    五十鈴「あ、ああ…」








    こうして、俺と赤松先輩は教室を後にする…






  4. 8 : : 2017/09/30(土) 13:10:35
     教室から出た俺と赤松先輩は校内をあるいた。校内はほんのり暗く、照明の明るさもそれを助長させる。

     校内も迷路化しており、地図がなければ迷いそうだ。


    赤松「ここが食堂だよ!」


     赤松先輩はそう言うと指を指して、立ち止まった。俺は中を覗いたらそこには3人の生徒がいた。どうやら楽しく談笑しているようだ。


    赤松「あ、最原くーん!」

    最原「あ、赤松さんじゃないか!!」

    赤松「最原くんも案内を?」

    最原「うん!そうなんだ……ってあれ?キミは入学生かな?」


     そう言った最原という男性は帽子を取り自己紹介をした。


    最原「ボクの名前は最原終一です。よろしく。」

    五十鈴「あ……おれは、五十鈴和真です……」


     向こうの丁寧なお辞儀に対して、おれは不格好なお辞儀をしてしまい少し後悔した。


    最原「ほら、君たち2人も自己紹介をして!」


     そういうと、2人は立ち上がった。一人はクールな服にスカートをはいている。もう1人は紫色の着物を着ていて、頭に髪留めを止めている女の子だった。


    「私、いや、僕かな?の名前は上木出音。宜しく頼むよ」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    上木 出音(カミキ イヅネ)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    五十鈴「僕?私?」

    上木「あぁ、気にしないで……著つと使い分けて話してみたらはまっちゃってさ……」

    五十鈴「そ……そうなんだ……」


     悪いやつで話さそうと思っていると、もう1人の少女も自己紹介を始めた。


    「私の名前は九十九歩。女流棋士です。」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    九十九 歩(ツクモ アユム)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    五十嵐「女流棋士って、高校生だろ!?」

    九十九「そうですよ。」

    五十嵐「因みに段位は?」

    九十九「三段です。」

    五十嵐「さ……三段!?」


     俺が九十九の経歴に驚いていると、亜月が俺の袖を引っ張った。


    赤松「ねぇ!早く体育館行こうよ!」

    五十鈴「そ……そうですね……」


     俺はそう言うと彼らに別れを告げ、この薄暗い廊下をまた歩き始めた。
  5. 9 : : 2017/09/30(土) 13:37:04
    廊下を渋々歩いていると男子生徒が二人いた…


    目が合ったのか一人の男子が俺に話し掛ける


    「よう!お前も新入生か?オレは蜜火原風吾!気軽にふーちゃんとか、みっかんって呼んでくれよな!」

    ーーーーーーーーーーーーーーー
    蜜火原 風吾(ミカハラ フウゴ)
    ーーーーーーーーーーーーーーー

    五十鈴「ああ、よろしくな。俺は五十鈴和真だ」

    蜜火原「お!じゃあ、いっちゃんって呼ばしてもらうぜ?」

    五十鈴「いっちゃん?」


    かなり人に馴れ馴れしい奴だな…

    まぁ、そういう奴がいてもおかしくないけど…





    そして、俺はもう一人に男子に話し掛ける
     
    五十鈴「俺は五十鈴和真。お前は?」

    「…」

    赤松「えっと…名前を教えてくれないかな?」

    「はぁ…如月修だ…」

    ーーーーーーーーーーーーーー
    如月 修(キサラギ オサム)
    ーーーーーーーーーーーーーー

    五十鈴「ん?待てよ…如月って…」

    如月「国家専属特殊部隊隊長だ…知ってるだろ?」

    五十鈴「軍人なのか!」

    如月「ああ…まったく…なんでこんな所にいるんだ…」



    軍人がこの学園にいるなんてどんな学園なんだ!?


    五十鈴「もしかして二人も俺と同じように気付いたここにいた感じなのか?」

    蜜火原「そうなんだよ。いや待てよ…これはこの学園での一種のテストに違いないぜ!」 

    如月「あり得ないな…」

    五十鈴「うんうん…」

    ここで初めて如月と俺は意見が同じだったのかもな…


    赤松「五十鈴君、そろそろ次へ行こう?」

    五十鈴「あ、ああ…またな」


    蜜火原「もう行くのか?また後でないっちゃん!」

    如月「…」



    こうして、再び俺は歩き出した



  6. 10 : : 2017/09/30(土) 15:36:09
     更に廊下をあるく。エントランスであろうか、開けたところに出てきた。

     その場所で俺は新たに2人の女子と鉢合った。麗によって自己紹介が始まった。


    「あたいの名前は炎村しらはっていうんですぜ。ほ、む、ら、し、ら、は…覚えましょうぜ。」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    炎村 しらは (ホムラ シラハ)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     そのぽっちゃりとした体型からは想像し得ないような口調で話しかけてきた彼女は炎村というらしい。


    五十鈴「そういえば、この学校のことについて知らないか?」

    炎村「さぁ……あたいもいまあるいて回ってるところで……そうしていると彼女にあったわけで……」


     すると、炎村はもう1人の女性を指さした。

     その女性は清楚な出で立ちながらオーラがあり、目を見続けると吸い込まれそうなぐらいこちらを引きつける容姿だった。


    「ボクの名前は、エルファド・フローレライ。長いからエルでいいよ!」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    エルファド・フローレライ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    エル「なにかな?これは新手のリアル脱出ゲームってやつかな?」

    五十鈴「リアル脱出ゲーム?」

    エル「観客を閉じ込めて、様々なヒントを元に脱出させるんですが、知らないのですか?」

    五十鈴「あ……あぁ……」


     俺は彼女の話し方に翻弄されていた。フランクな口調だったのが急に丁寧に話してくる。初めての経験に胃が痛くなりそうだった。


    エル「さて……この脱出ゲームに勝つのは向こうかこちらか……」

    五十鈴「まだそう決まったわけじゃ……」

    エル「駄目ですよ~。楽しみを奪っちゃ……」

    五十鈴「わ……わりぃ……」


     そして、俺は彼女たちに別れを告げて、本来の目的である体育館へと歩を進めた。
  7. 11 : : 2017/09/30(土) 19:25:19
    良いぞ良いぞ~(*´ω`*)
  8. 12 : : 2017/09/30(土) 20:57:40
    寄宿舎に立ち寄るとそこには4人の人物がいた



    「おう、俺は九鬼平太だ」
    ーーーーーーーーーーーー
    九鬼平太(クキ ヘイタ)
    ーーーーーーーーーーーー

    なんか、怖そうな奴だな…

    あんまり、関わらないほうが良さそうだ

    九鬼「なぁ、ここは一体何処なんだよ?」

    五十鈴「先輩の話だとアニメ学園という名前だけど…」

    九鬼「チッ、それにしてはおかしくねぇか?」

    五十鈴「え?」

    九鬼「生徒の数が少な過ぎんだよ…学校ならもっと人数がいるはずだろ!」

    五十鈴「そ、そうだな…」




    九鬼と話した俺は男女二人に話し掛ける

    五十鈴「俺は五十鈴和真。お前らは?」

    「どうも。私は鳳志保です。よろしくお願いします」

    ーーーーーーーーーーーーー
    鳳 志保(オオトリ シホ)
    ーーーーーーーーーーーーー

    「鴉間國羽です。以降お見知りおきを」

    ーーーーーーーーーーーーーーー
    鴉間 國羽(カラスマ コクバ)
    ーーーーーーーーーーーーーーー

    鳳「寄宿舎の個室のベットの寝心地とても良かったです」

    鴉間「うん、とても寝心地が良くて眠りそうだったよ」

    五十鈴「そんなに良いものなのか?」

    鴉間「良かったら君も自分の部屋を見てみるといいよ?部屋はとてもキレイだし住むのにうってつけだから」

    五十鈴「また後でな…」






    「僕の番だね?矢吹霊士郎です。よろしく」

    ーーーーーーーーーーーーーーーーー
    矢吹 霊士郎(ヤブキ レイシロウ)
    ーーーーーーーーーーーーーーーーー

    矢吹「ねぇ?人間って何だと思う?」

    五十鈴「え?いや…そんなの考えたことなんて…」

    矢吹「まぁ、そうだろうね?でも人間の動きを観察すると意外と面白いものだよ?ぜひ君も一緒に観察してみない?」

    五十鈴「いや、いい…」

    矢吹「そっか…残念…でも君はいつか知るよ?生きる事と死ぬ事の素晴らしさを…」

    五十鈴「あ、ああ…楽しみだよ…」










    赤松「どう?クラスメイトと話してみて」

    五十鈴「なんか…個性溢れる人達ばかりだなと…」

    赤松「うんうん、青春は大切な事よ!さ、次行こう?」

    五十鈴「はい…」


    こうして、また俺は歩き出す

  9. 16 : : 2017/09/30(土) 21:52:46
    体育館に向かって歩いて行くと、体育館の前で1人の女の子と出会った。


    「…………」


     その女の子は口をパクパクさせたが、声が出ない。そこで俺は筆談を進めたが、首を横に振った。


    五十嵐「どうしたものか……」

    赤松「ねぇ!あの服にあるワッペンの文字が名前じゃないかな?」


     俺は赤松先輩に言われた服を見ると、そこには『ナツムラ ユキ』と言う文字が書かれていた。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ナツムラ ユキ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    五十嵐「ナツムラって言うのか……」


     俺はそこにあった名前を確認した後、彼女の表情を見た。その表情を見ると、どこか切なそうな顔をしていた。


    赤松「とりあえず、体育館に行こうか……」

    五十嵐「……そうですね」


     そういうと、俺は頭の中に疑問符を浮かべながら体育館の扉を開けた。少し寂しそうな彼女の背中を感じながら……












     体育館の中には一体のヌイグルミがいた。

    五十嵐「あれ?ヌイグルミ?」

    「ヌイグルミじゃないよ!モ・ノ・ク・マ!」


     ヌイグルミそういうと、動き出した。


    五十嵐「うわぁ!ヌイグルミがしゃべった!!」

    モノクマ「だから、ヌイグルミじゃないんだって!」

     そのモノクマというやつは、ゆっくりと僕の元に歩み寄り、近くにあった木の階段を上り僕と目線を合わせて話し始めた。

     そして、その様子を赤松さんは遠目からみていた。
  10. 17 : : 2017/09/30(土) 21:54:48
    モノクマ「今回、オマエラには、"この学園内だけ"で一生の共同生活を送ってもらうことになったのですが…」

    五十鈴「は?一生の共同生活だと?!」

    モノクマ「話はまだ終わってないよ?ご静粛に!シャラップ!!」

    五十鈴「ったく、赤松先輩、コイツ何なんすか?」

    赤松「学園長だよ?」

    五十鈴「コイツが?」

    赤松「まぁ、話を聞いてあげようよ」

    モノクマ「えー、ただし、どうしてもこの学園から出たい人の為に『卒業』というルールを設けました。では、その説明に参りましょう!」



    モノクマ「オマエラには、学園内での秩序を守った共同生活が義務付けられた訳ですが…もし、その秩序を破った者が現れた場合…その人物だけは、学園から出ていく事になるのです!それが、『卒業』のルールなのですっ!」


    五十鈴「どういう事だ?秩序って何なんだよ…」


    モノクマ「うぷぷ…それは…」












    モノクマ「人が人を殺すことだよ」











    五十鈴「…………は?」

    モノクマ「殺し方は問わないよ?撲殺斬殺刺殺毒殺など!殺せばそれでOK!誰かを殺した生徒だけがここから出られる。それだけの簡単なルールなのだから!」

    五十鈴「ふざけるなよ…テメェの言ってる事何もかも無茶苦茶じゃねぇかよ!!」

    モノクマ「うぷ…うぷぷ………」

    五十鈴「何がおかしいんだよ!!」

    モノクマ「寄宿舎の君の個室に行けば分かるよ?もう始まっていることに…迷わず行けよ!行けば分かるさ!」


    モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ…」


    五十鈴「俺の部屋?なぁ、赤松先輩…あれ?先輩?」

    さっきまで一緒にいたはずの赤松先輩が姿を消していた

    俺はモノクマに背を向け体育館を出る…


    するとそこに二人の人物が待っていたかのように立っていた

    「やぁ!君が五十鈴和真君だね?」

    「お前が俺達の後輩って訳だな」

    五十鈴「え…あんた達も先輩なのか?」

    苗木「うん、僕は苗木誠」

    日向「俺は日向創だ」

    五十鈴「ところで赤松先輩を見なかったですか?」

    苗木「ううん、僕達は今来たところだから見掛けてないよ?」

    五十鈴「そうですか…あ、そうだ!俺、寄宿舎の自分の部屋に行くところだったんだ」

    苗木「僕達も行っていいかな?」

    五十鈴「そ、それは構わないですけど…」

    日向「そう、警戒するな、俺達はお前の力になりたいんだ」

    俺の力になる?どういう事だ?

    それよりも俺の部屋だ!



    こうして、俺は二人の先輩と共に寄宿舎の俺の部屋に向かう


  11. 18 : : 2017/09/30(土) 22:08:53
     俺が寄宿舎につくと、日向先輩が後ろから話しかけてきた。


    日向「五十鈴!今日からここがお前の部屋だ!!」

    五十鈴「ここが……」

    苗木「僕たち生徒には部屋が1つずつ用意されてるんだよ!」

    五十鈴「そうなんですね……」


     俺はそう話すと、扉の方を見た。扉にはカタカナで『イスズ カズマ』と書かれており、その名前の上には恐らく俺の顔であろうドット絵が描かれていた。


    日向「まぁ、中入ってゆっくりしておく方がいいかもな!」

    五十鈴「そうですね……それでは、失礼します!」

    日向「あぁ!」

    苗木「またね!」


     日向先輩と苗木先輩に別れを告げた俺は、そのまま部屋に入り扉を閉めた。


    五十鈴「ここが俺の部屋か……」


     俺は部屋を見渡した。一見普通の部屋だ。監視カメラとモニターがある以外は……


    五十鈴「ん?あそこの扉が半開きになってる。」


     そう言って扉を開けると、そこには……

































     見知らぬドレッドヘアの男が誰かに刺されていた……






























     そして俺は叫ぶ……






























    五十鈴「誰だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
  12. 19 : : 2017/09/30(土) 22:44:51





    モノクマ『死体が発見されました!一定の自由時間の後、『学級裁判』を開きまーす!』




    モノクマの声で俺は我に返る…

    そして、ある言葉を言う

    五十鈴「学級…裁判…?」


    その時、モノクマが現れる


    モノクマ「ここにいる葉隠康比呂君を殺した犯人を決める学級裁判だよー!」


    五十鈴「どういうことだよ…人を殺したんだからこれで卒業できるんだろ?」

    モノクマ「あのね、『誰かを殺した者だけが卒業できる』訳だけどただ殺すだけじゃ駄目なの!他の生徒に知られないように殺さなければならないの」

    五十鈴「それで学級裁判って、なんだよ…」

    モノクマ「学級裁判では『身内に潜んだクロは誰か?』をオマエラに議論してもらいます。そこで、正しいクロを指摘出来れば、殺人を犯したクロだけが"おしおき"を受け、残ったメンバーは引き続き、この共同生活を続ける事ができますが…」



    モノクマ「もし、間違った人物をクロとしてしまった場合は罪を逃れたクロだけが生き残り、残った全員が"おしおき"されてしまいます以上!これが学級裁判のルールなのですっ!」


    五十鈴「おしおきって何だよ…」


    モノクマ「決まってんじゃん!処刑だよ!し・ょ・け・い」


    その時、俺は恐怖を感じた…今まで感じたことのない恐怖を…


    モノクマ「と言う訳で、オマエラはこれから捜査をす?訳だけど、まずはこれを配っておかないとね」

    モノクマは俺にとあるタブレットみたいな物を渡す

    五十鈴「これは…」

    モノクマ「それは僕がまとめた死体に関するファイル…その名も……ザ・モノクマファイル!!」

    モノクマ「素人なオマエラに死体を調べるって言っても限度があると思うから、僕が代わりに、死亡状況や死因っぽいのを、まとめておきました!」

    モノクマ「じゃあ!捜査を頑張って!後ほど裁判所で会いましょう」

    五十鈴「おい、待てよ…」

    モノクマ「ん?何かな?」

    五十鈴「お前…最初からこうなることを知ってて俺をここへ来いって呼び寄せたんだろ!?」

    モノクマ「あのね!グダグダ言っても時間の無駄だよ!それじゃバイならー!」

    呼び止める声も出ず、モノクマは姿を消した

    五十鈴「…」
     
    その時、俺の部屋に誰かが入ってくる音がした

    鴉間「おい!どうしたんだ!」

    九十九「今の叫び声は?!」

    最原「五十鈴君、何かあったの?」

    すると三人は葉隠の死体を見つける



    九十九「これは…死体……なの?」

    鴉間「ああ…見た通りだ……一体誰なんだよ…」

    最原「間違いなく葉隠君を殺した犯人は…僕達の中にいるよ…」

    五十鈴「どうしてこんなことに…」

    最原「とにかく捜査をしよう…五十鈴君、モノクマからファイルを預かってるんでしょ?見せてくれないかな?」

    五十鈴「はい…」

    俺はモノクマファイルを最原先輩に渡し、読み始めた
  13. 20 : : 2017/09/30(土) 23:48:22
     モノクマファイルに書いていた死因は、


    【モノクマファイル】
     被害者は葉隠康比呂。腹部を刃物で刺されて即死。死体発見現場は五十鈴和真のバスルーム。


     と書かれていた。しかし、なぜ見ず知らずのやつがここに倒れているのかわからない。すると、最原先輩が口を開いた。


    最原「なるほどな……刺殺で一撃か……」


     そうつぶやくと、最原先輩は赤松先輩に声をかけた。


    最原「赤松さん!ちょっと、捜査したい場所があるんだ!ついてきて!あ、五十鈴くん!ファイルありがとう!」


     そういうと、ファイルを僕の手元に置き、赤松先輩を連れて外へと出て行った。

     日向先輩と苗木先輩もいつの間にかいなくなっていた。

     残された俺たち3人はお互いに顔を見合わせた。


    五十鈴「とりあえず、捜査しないといけないんだよな?」

    九十九「そうですね……私達も始めますか……」

    鴉間「やるしかないようだ……」


     お互い確認すると思い思いに部屋中を見渡し始めた。


    五十鈴「バスルームを調べるか……」


     そういうと、俺はバスルームを調べることにした。


    五十鈴「凶器はこれか……」


     俺は胸に刺さっていた包丁を見た。おそらく、包丁があるのは厨房だろう……


    五十鈴「あとで、厨房に行くか……」


     すると俺は、葉隠という人物の背中にある血文字に気づいた。


    五十鈴「この血文字……逆さになってる!?」


     俺は壁に書かれた文字をひっくり返して読んだ。そこには、


    『411224036*03』


     と書かれていた。


    五十鈴「これは……なんだ?後で誰か聞いてみるか……」


     その言葉を残し俺はバスルームを後にした。


    【コトダマ:モノクマファイル】
     被害者は葉隠康比呂。腹部を刃物で刺されて即死。死体発見現場は五十鈴和真のバスルーム。

    【コトダマ:胸に刺さった刃物】
     恐らく包丁。厨房にあるものを持ち込んだ可能性がある。

    【コトダマ:謎の数字列】
     葉隠の背中部分に逆さ向きに書かれていた。何かの暗号と思われるが、何を表すかは不明。
  14. 21 : : 2017/10/01(日) 06:34:30
    鴉間「何か気付かないか?」

    五十鈴「え?」

    鴉間「部屋の状態だよ。ベッドや壁に刃物で斬り付けたような跡がいくつも見えるぞ?」

    五十鈴「つまり、ここで誰かと誰かが争ってたって事なのか?」

    鴉間「そういうことになるな」




    九十九「五十鈴君、あなたはこの部屋に一度来ていた?」

    五十鈴「いや…葉隠を見つけた時が初めてだった」

    九十九「なるほど…」

    五十鈴「どうかしたのか?」

    九十九「これよ」

    五十鈴「髪の毛?」

    九十九「これは貴方の物かしら?」

    五十鈴「いや…俺のはそんなに長い髪じゃない…」

    九十九「被害者の髪にしては黒色だし、全然違うから被害者の髪でもないとすると五十鈴君と葉隠さん以外の誰かのようね」

    五十鈴「なるほどな…」

    九十九「これなら貴方の容疑も晴れそうね」

    五十鈴「え?」

    九十九「まだ気付かないの?モノクマファイルを見てみなさい」



    被害者は葉隠康比呂。腹部を刃物で刺されて即死。死体発見現場は五十鈴和真のバスルーム。



    五十鈴「これがどうかしたのか?」

    九十九「五十鈴君、あなたどんだけ鈍感なのですか…死体発見場所ですよ?あなたのバスルームと記載されています。ここまで言えば分かるでしょ?」

    五十鈴「っ!まさか…俺が殺した…なんて容疑が出ているのか?」

    九十九「そうですよ!ちゃんとそういう事にも気付かないとあなた本当に死にますよ?」

    五十鈴「悪かった…」

    九十九「多分、ここでの捜査は調べ尽くしたと思うから五十鈴君は他の捜査をしてきて」

    五十鈴「分かった…」






    寄宿舎 大広間

    そうだ!アイツ等に聞けば誰が俺の部屋に入ったのか分かるかもしれない!


    五十鈴「なぁ、鳳」

    鳳「はい、何でしょうか?」

    五十鈴「お前はこの学園に来てからずっとこの寄宿舎に居たのか?」

    鳳「死体発見アナウンスがなる30分前まではここにいました」

    五十鈴「その時、俺の部屋に怪しい奴が入ったところとか見なかったか?」

    鳳「いえ、見ていませんでした…恐らく葉隠さんが死んだのは私、九鬼君、鴉間君が寄宿舎を離れた時かと…」

    五十鈴「矢吹は?」

    鳳「矢吹に関しては分かりません」

    五十鈴「そうか、ありがとうな!」

    鳳「いえいえ、誰かの役に立てたなら良かったです」



    【コトダマ:争った形跡】
    五十鈴の部屋のベッドや壁に刃物で斬り付けたような跡が残っていた

    【コトダマ:髪の毛】
    五十鈴の部屋にあった髪の毛。五十鈴の髪と比べとても長く。葉隠の髪にしては色が黒過ぎるとの事。

    【コトダマ:鳳の証言】

    鳳によると死体発見アナウンスがなる30分前には鳳、九鬼、鴉間は何処かへ行ってたとの事。矢吹に関しては不明。

  15. 22 : : 2017/10/01(日) 09:07:48
    五十鈴「厨房に来てみたが……おっと、あそこにいるのは……炎村だったっけか?」

    炎村「あ、あなたは……」

    五十鈴「五十鈴だ!!」

    炎村「あちゃぁ……あたいとしたことが……」

    五十鈴「ま、いっか……それよりさぁ、ここの包丁ってどこにあったかわかるか?」

    炎村「包丁ならあそこに……ん?」

    五十鈴「どうした?」

    炎村「1本足りない……ですぜ……」

    五十鈴「なんだって!?」

    炎村「30分前に一度ここをはなれる前にはあったはずですぜ?」

    五十鈴「そうか……」







    九鬼「あ?事件当時のアリバイだ?テメェ!俺を殺しの犯人だと思ってんのか?あ?」

    五十鈴「ち……違うって!!そういえば……鳳の話だと寄宿舎にいたって聞いたんだけど……」

    九鬼「あぁいたぜ!俺がトイレの帰りに鴉間と会ってな!駄弁ってたところだ!」

    五十鈴「その時に変わった人物がいなかったか?」

    九鬼「そういえば、俺が部屋に戻る前に長髪のやつが寄宿舎の扉の前を通り過ぎたなぁ……見たことないやつだったぜ?」

    五十鈴「ふむふむ……」


    【コトダマ:胸に刺さった刃物(更新)】
     恐らく包丁。厨房にあるものを持ち込んだ可能性がある。厨房の包丁が1本なくなっていた。

    【コトダマ:炎村の証言】
     炎村が30分前に厨房をはなれるまでは包丁は全種類揃っていた。

    【コトダマ:九鬼の証言】
     部屋に戻る前に、寄宿舎入り口を長髪の人物が通り過ぎた。九鬼はその人物との面識はない。
  16. 23 : : 2017/10/01(日) 10:01:36

    そして、いま一番気になる人物が二人に会わないと…



    五十鈴「矢吹!」

    矢吹「五十鈴君か、僕に何か用?」

    五十鈴「お前、死体発見アナウンスがなる直前どこに居た?」

    矢吹「何処って…食堂にいたけど?」

    五十鈴「その時、変わった事はないか?」

    矢吹「うーん、居眠りしていたから分からないよ」

    五十鈴「おい、本当に何かないのか?」

    矢吹「そう言われてみれば…誰か来ていたような…」

    五十鈴「本当なのか?」

    矢吹「僕が嘘付くわけないでしょ?本当だよ!」

    五十鈴「わかった信じる」







    五十鈴「赤松先輩!」

    赤松「あ、五十鈴君…」

    五十鈴「赤松先輩、単刀直入に聞きます。体育館で俺がモノクマと話している間に何処に行って何をしていたのですか?」

    赤松「うん…この学園から出るために出口を探していたの」

    五十鈴「本当なんですね?」

    赤松「まさか疑ってるの?私を信じて五十鈴君」

    嘘を付いている感じはしない…

    でも何か引っ掛かる赤松先輩は本当に何をしていたんだ?

    でも、赤松先輩を信じない訳にもいかない…

    五十鈴「分かりました。先輩を信じます」

    赤松「うん!ありがとう!」


    【矢吹の証言】
    死体発見アナウンスがなる直前まで食堂で居眠りをしていてたそうだが、途中で人がやってきた所を見かけたとの事。

    【消えた赤松】
    体育館でモノクマと会話している最中に消えた赤松。本人は学園から出るために出口を探していたとのこと




    キーンコーンカーンコーン!

    モノクマ『えー、ボクも待ち疲れたんで、そろそろ始めちゃいますか?お待ちかねの…学級裁判を!オマエラ、廊下の奥にある赤い扉までお集まり下さい!』





    五十鈴「もう、そんな時間なのかよ…」

    日向「あ、いたいた!」

    五十鈴「え?日向先輩と苗木先輩」

    苗木「五十鈴君、学級裁判に始まる前にこれだけ言わせてもらうよ?」

    五十鈴「なんですか?」

    日向「いまお前には殺人の容疑がかけられている」

    五十鈴「俺は殺ってない!」

    苗木「うん、分かってる。僕は君を信じているから」

    五十鈴「っ!そうですか…」

    苗木「だからこそ君がみんなを真実に導いてほしいんだ」

    五十鈴「俺が真実を導くですか?」

    苗木「うん!君ならできる…僕は君に期待するよ」

    日向「ああ、俺もだ!俺や苗木、赤松に最原も全力でお前をサポートする」

    五十鈴「頼もしいですね…先輩達は…」

    苗木「さ!裁判所に向かおう。もうみんな行ってるはずだから」

    五十鈴「はい!」


    苗木先輩達は俺を信じている…

    なら俺も先輩達を信じるしかない…



  17. 24 : : 2017/10/01(日) 19:00:31
    《コトダマ整理》
    【コトダマ:モノクマファイル】
     被害者は葉隠康比呂。腹部を刃物で刺されて即死。死体発見現場は五十鈴和真のバスルーム。

    【コトダマ:謎の数字列】
     葉隠の背中部分に逆さ向きに書かれていた。何かの暗号と思われるが、何を表すかは不明。

    【コトダマ:争った形跡】
    五十鈴の部屋のベッドや壁に刃物で斬り付けたような跡が残っていた

    【コトダマ:髪の毛】
    五十鈴の部屋にあった髪の毛。五十鈴の髪と比べとても長く。葉隠の髪にしては色が黒過ぎるとの事。

    【コトダマ:鳳の証言】
    鳳によると死体発見アナウンスがなる30分前には鳳、九鬼、鴉間は何処かへ行ってたとの事。矢吹に関しては不明。

    【コトダマ:胸に刺さった刃物】
     恐らく包丁。厨房にあるものを持ち込んだ可能性がある。厨房の包丁が1本なくなっていた。

    【コトダマ:炎村の証言】
     炎村が30分前に厨房をはなれるまでは包丁は全種類揃っていた。

    【コトダマ:九鬼の証言】
     部屋に戻る前に、寄宿舎入り口を長髪の人物が通り過ぎた。九鬼はその人物との面識はない。

    【コトダマ:矢吹の証言】
    死体発見アナウンスがなる直前まで食堂で居眠りをしていてたそうだが、途中で人がやってきた所を見かけたとの事。

    【コトダマ:消えた赤松】
    体育館でモノクマと会話している最中に消えた赤松。本人は学園から出るために出口を探していたとのこと。



    《学級裁判開廷!!》


    モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

    モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。」

    モノクマ「正しいクロを指摘出来れば、クロだけがおしおき。」

    モノクマ「だけど……もし間違った人物をクロとした場合は……クロ以外の全員がおしおきされ、みんなを欺いたクロだけが晴れた卒業となりまーす!」

    五十鈴「本当に…この中に犯人がいるんだよな?」

    モノクマ「当然です!」

    九鬼「裁判しろっつったって、何から話し合えばいいんだよ!!」

    炎村「凶器が分からなければどう殺したかも分からないですぜ?」

    九十九「それならまずは凶器から話し合ってみましょう……推理小説とかならそこからが基本です。」


    五十鈴「(炎村や九十九が言うように、凶器が分からなければ殺害方法が分からない。そこから導き出すか……)」



    ー議論開始ー

    【コトダマ:鳳の証言】
    【コトダマ:胸に刺さった刃物】
    【コトダマ:炎村の証言】


    苗木「葉隠君の【胸に刺さっていたもの】……」

    苗木「アレが【凶器】のはずだ!!」

    九鬼「というかアレしかねぇかだろ!?」

    鳳「あれって、【ナイフ】か何かですかね?」

    炎村「なるほど!それでぐさりと……」

    日向「く……葉隠……」


    五十鈴「(この中で怪しいのはアイツの発言だな……)」





    苗木「葉隠君の【胸に刺さっていたもの】……」

    苗木「アレが【凶器】のはずだ!!」

    九鬼「というかアレしかねぇかだろ!?」

    鳳「あれって、【ナイフ】か何かですかね?


    五十鈴【コトダマ:胸に刺さった刃物】チャキッ
    五十鈴「それは違うぞ!!」バーーン

    ーBreak!ー
  18. 25 : : 2017/10/01(日) 20:10:42

    五十鈴「おい待て、葉隠の腹部に刺さっていたのは、ナイフじゃなくて"包丁"だったんじゃないのか?」

    鳳「え?そうなの?」

    鴉間「自分も見たけどあれは間違いなく包丁だったな」

    九十九「私も確認しました」

    矢吹「本当ですかー?三人とも見間違いでもしたんじゃないんですかー?」

    五十鈴「いやいや!包丁を他の物と見間違いをする方が難しいぞ!」

    最原「包丁か…確か、厨房に置かれていたよね。あれが凶器になったんだ…」

    炎村「最原さんの言うとおりですぜ!あたいが30分前に厨房をはなれるまでは包丁は全種類揃っていたし…」

    如月「なら次は…誰が包丁を持ち出したのかだな…」



    ー議論開始ー

    【コトダマ:矢吹の証言】
    【コトダマ:モノクマファイル】


    九十九「一体、誰が厨房から包丁を持ち出したのか…」

    九鬼「【犯人】じゃねぇのか?」  

    上木「誰か厨房から包丁を持ち出した所を見た人はいないの?」

    炎村「あたいは厨房から離れた30分前から食堂でエルと話に夢中だったから気付かなかったですぜ」

    エル「食堂には【ボク達二人だけ】だったからねー」
     



    五十鈴(いや…食堂には炎村とエル以外にも居たはずだ…)





    九十九「一体、誰が厨房から包丁を持ち出したのか…」

    九鬼「【犯人】じゃねぇのか?」  

    上木「誰か厨房から包丁を持ち出した所を見た人はいないの?」

    炎村「あたいは厨房から離れた30分前から食堂でエルと話に夢中だったから気付かなかったですぜ」

    エル「食堂には【ボク達二人だけ】だったからねー」


    五十鈴【コトダマ:矢吹の証言】 チャキッ
    五十鈴「それは違うぞ!」

    ーBreak!ー





    五十鈴「いや、食堂には炎村やエル以外にも利用してた人物が居るはずだ」

    炎村「え?誰?」

    矢吹「僕だよー」

    エル「いつから食堂に…」

    矢吹「いやー、ついつい居眠りしちゃってね!僕って影薄いキャラなのねー」

    五十鈴「矢吹、お前確か居眠りしている途中誰かが、厨房に入るのを見かけたって言ったよな?それは誰なんだ?」

    矢吹「ああ、ようやく思い出した…もうこの場には居ない人物だよ」



    五十鈴(この場には居ない人物?まさか…)



    Question1.この場に居ないのは?

    Answer.被害者


    Question2.被害者は誰?

    Answer.葉隠



    ーCOMPLETEー

  19. 26 : : 2017/10/01(日) 21:47:38
    改行の間を一段落より二段落にした方が読者も読みやすいよ
  20. 27 : : 2017/10/02(月) 19:05:02
    >>26
    了解です!

    これから先は二行あけで書いていきますね(っ´ω`c)
  21. 28 : : 2017/10/02(月) 19:48:45
    五十鈴「包丁を持っていったのは葉隠じゃないのか?」


    矢吹「うん!厨房に来た人は彼なんだよねー!」


    九鬼「っつうことは、葉隠が自分の持ってきた包丁で刺されたってのか?」


    九十九「恐らくそうだと思います。恐らく犯人が何かしらの抵抗をした時におとしたんだと思います。」


    エル「それじゃぁ、次はなにするの?いろいろ整理することがあると思うんだけど!」


    鴉間「なんでそんなに楽しそうなんですか……」


    エル「そんなことより早く早く!次は犯行現場だよね!」


    炎村「ん?」


    日向「どうしたんだ?」


    炎村「犯行現場が『五十鈴和真のバスルーム』ってなってるのはどういうことですぜ?」


    上木「ということは……」


    蜜火原「いっちゃんが犯人ってことか!?」


    五十鈴「(視線が俺に集まる。なんでいっちゃんで俺なんだよ……)」


    五十鈴「(そんなことよりも俺の無実を証明しなければ……)」


    九十九「あの……その決断は少し待ちましょう……」


    エル「なんで?犯人なんて決まったものじゃん?」


    九十九「……本当にそう思ってるかどうかは別にして、少し話し合ってみませんか?」


    最原「話し合っても無駄だと思うけど……」


    五十鈴「(いや……無駄じゃない!!)」


    五十鈴「(俺の疑いを晴らさないとみんなの命が消えてしまう……)」


    五十鈴「(それはいやだ!)」


    炎村「それにしても話し合うって、何を話し合うのですぜ?」


    蜜火原「犯人はいっちゃんなんだろ?」


    五十鈴「だから俺じゃないって!!」


    九十九「落ちついてください。五十鈴さん、あなたが犯人じゃない証拠はあなたが持ってるはずです。」


    五十鈴「俺が持っている?」



    ー証拠を提出しろ!ー
    【コトダマ:髪の毛】


    五十鈴「そうだ!これだ!」





    五十鈴「髪の毛の長さだ!!」


    上木「髪の毛?」


    五十鈴「あぁ。俺の部屋にこの髪の毛が落ちてたんだ!」


    蜜火原「ありゃ……この髪はいっちゃんのより長いぞ?」


    苗木「と言っても、葉隠君の髪質じゃないね……」


    九十九「そうです。この髪の毛だけでも彼と葉隠君以外の第三者がこの部屋にいた可能性があると思うのですよ。」


    赤松「なるほど……それじゃぁ、五十鈴くんクロ説は保留だね!」


    五十鈴「そうだな……って、保留!?」


    赤松「うん!振り出しに戻っただけだからね……」


    五十鈴「(それもそうか……ま、リセットできただけよしにしよう……)」
  22. 29 : : 2017/10/02(月) 22:35:10
    ー議論開始ー

    【コトダマ:争った形跡】
    【コトダマ:胸に刺さった刃物】
    【コトダマ:モノクマファイル】



    九十九「被害者の葉隠さんは五十鈴君の部屋で包丁によって殺害された…」


    如月「正確には五十鈴の部屋の【シャワールーム】だな…」


    九鬼「あの葉隠って奴は…五十鈴の部屋のシャワールームにいるところを犯人に襲われて【抵抗する間もなく死んだ】ってのか?」


    蜜火原「なんとも残酷な話だな…」




    五十鈴(いや…アイツの発言は明らかに矛盾している…)



    九十九「被害者の葉隠さんは五十鈴君の部屋で包丁によって殺害された…」


    如月「正確には五十鈴の部屋の【シャワールーム】だな…」


    九鬼「あの葉隠って奴は…五十鈴の部屋のシャワールームにいるところを犯人に襲われて【抵抗する間もなく死んだ】ってのか?」


    五十鈴【コトダマ:争った形跡】チャキッ


    五十鈴「それは違うぞ!」





    ーBreak!ー





    五十鈴「いや、葉隠は抵抗せずに死んだとは到底思えない!」


    九鬼「は?どういうことだよ?」


    五十鈴「現場を思い出してみてくれ…俺の部屋の状態を…」


    鴉間「確か、ベッドや壁に刃物で斬り付けたような跡があったな…」


    九十九「そこで誰かと誰かが争ってた筈よ」


    五十鈴(俺の部屋で争ってた二人の人物…それは…)



    【葉隠と五十鈴】
    【葉隠と犯人】←
    【葉隠とモノクマ】
    【モノクマと犯人】   




    五十鈴「葉隠と犯人だな…」


    九十九「そういう事ですね…」


    エル「まぁ、まだこれだと五十鈴の潔白はまだ証明したとは言えないね」


    矢吹「残念!五十鈴君の容疑は晴れませんでした!」


    日向「まだ五十鈴が犯人と決まった訳じゃないが…犯人は抵抗している葉隠から包丁を奪い、シャワールームに逃げ込んだ葉隠を殺害した…そういうことでいいんだな?」


    エル「ねぇ、こんな議論どうでも良くない?」


    九鬼「はぁ?なんでだよ!」


    エル「だって、私見ちゃったもん。五十鈴の部屋から犯人らしい人物が出てきた所を」


    炎村「え!マジですか!」


    矢吹「つまり、エルちゃんがその犯人の名前を言えば全て終わるわけだね」


    蜜火原「ようやく終わるのか…」


    鳳「それでその人物は誰なんですか?」


    エル「そ・れ・は…赤松なのよ!」


    五十鈴「え…」


    赤松「…」


  23. 30 : : 2017/10/02(月) 23:16:22
    苗木「え!?赤松さんが!?」


    最原「嘘だ!!赤松さんがそんなことするはずがない!!」


    エル「いいえ!私は見たんです!あの女が……赤松楓が部屋から出るところを!!」


    赤松「……証拠は…………あるの?」


    エル「あれ?みとめないなぁ……なら教えてあげるよ!」


    五十鈴「(いや、赤松先輩は絶対に犯人じゃない!)」


    五十鈴「ここは守らないといけない!!」


    五十鈴「(例え嘘をついてでも!!)」




    ー議論開始ー
    【コトダマ:九鬼の証言】
    【コトダマ:矢吹の証言】
    【コトダマ:消えた赤松】



    エル「私は見たんだ!【赤松楓】を!!」


    如月「……と言われても何ともなぁ……」


    赤松「私は五十鈴くんを部屋で待ってただけ!」


    赤松「案内の役割があったから……」


    上木「もしそうだとしたら……」


    上木「エルさんが見た赤松さんは?」


    赤松「【あまりに遅いから様子を見た】だけ……」


    赤松「だから、私はやってないよ!!」


    五十鈴「(そうだ……赤松先輩はやってないはずだ……)」


    五十鈴「(それを証明する!)」




    エル「私は見たんだ!【赤松楓】を!!」


    如月「……と言われても何ともなぁ……」


    赤松「私は五十鈴くんを部屋で待ってただけ!」


    赤松「案内の役割があったから……」


    上木「もしそうだとしたら……」


    上木「エルさんが見た赤松さんは?」


    赤松「【あまりに遅いから様子を見た】だけ……」


    【コトダマ:消えた赤松】チャキッ
    →【ウソダマ:消えてない赤松】カチャッ

    五十鈴「この嘘を真実に変える!!」バーーン

    ーBreak!ー
  24. 31 : : 2017/10/02(月) 23:54:55

    五十鈴「実は赤松先輩は死体発見までずっと一緒にいたんだよ…」


    九十九、鴉間「?」


    矢吹「ほう?」


    五十鈴「だから、エル…お前が嘘を付いている…」


    エル「ふーん、まぁ嘘だけどね」


    九鬼「テメェ…なんで嘘を付きやがった!?」


    エル「うん?犯人を動揺させるためですけど?それがなにか?」


    九十九「エルさんの嘘も悪いけど…まさか五十鈴君まで嘘を付くなんてね…」


    九鬼「っ!五十鈴…テメェも嘘をついたのか…」


    五十鈴「すまない…どうしても赤松先輩を守りたくてよ…」


    九十九「死体発見アナウンスが鳴った直後私と鴉間君は五十鈴君の部屋に来たけど、部屋の中には五十鈴君だけしか居なかったわ」


    五十鈴「…」


    赤松「五十鈴君…ありがとう。私を信じてくれたのね…」


    矢吹「赤松さんを助けようとした行動は賞賛する…けれどね五十鈴君…君は人の命を何なのか分かってないみたいだね…」ギロッ


    五十鈴「っ!」ブルッ


    なんだ?さっきの矢吹の目は…まるで…別人…


    矢吹「まぁ、助けようとした行動は素晴らしいよ!」ニコ


    炎村「というか!死体発見アナウンスが鳴った直後まで私ずっとエルと一緒にいたのになんであたい納得してしまったんだぜ!」


    蜜火原「それはいいんだけどさ…結局のところ誰が犯人なのよさ?」


    エル「やっぱり、部屋の主で第一発見者でもある五十鈴なのかもねー」


    苗木「五十鈴君だけを疑っても何も議論は進まないよ?」


    鳳「でも…五十鈴しか…怪しいと思えない…」


    九鬼「あまり人を疑いたくねぇが…五十鈴、お前が葉隠を殺したのか?」


    五十鈴「だ、だから俺じゃ…」


    苗木「それは違うよ!」


    日向「それは違うぞ!」


    赤松「それは違うよ!」


    最原「それは違うよ!」




    モノクマ「おやおや?旧主人公の四人が論破した!いよいよクライマックスだね!」


    五十鈴「クライマックス?」 


    苗木「五十鈴君、君はまだ証拠が残っている筈だよ?」


    五十鈴「え?」


    日向「葉隠の葉隠の背中部分に逆さ向きに書かれていたアレだ」


    五十鈴「まさか、あの数字列の事か?」


    赤松「それと貴方は気付いている筈だよ?」


    五十鈴「?」


    最原「君の部屋のとある違和感をね」


    五十鈴「っ!まさかそれって!!」


    モノクマ「ちょっと待って!これ以上はさせないよ!!」


    五十鈴「え?何でだよ!」


    モノクマ「だって…だって…」
















    モノクマ「だってこれ予告なんだからーーーーー!!!!」













    《学級裁判 中断!!》






  25. 32 : : 2017/10/03(火) 00:14:43


    主人公達のコロシアイ学園生活…


    アニメキャラ達のコロシアイ学園生活… 





    そして…


    五十鈴「ここは…」



    オリキャラ達のコロシアイ学園生活…







    五十鈴 和真

    「俺は写真で何かを残したいんだ…友達や…思い出を…」


    九十九 歩

    「このトリック……絶対に解かせていただきます!!」


    九鬼 平太

    「チッ、人を殺そうとする奴は絶対に許さないからな…」


    鳳 志保

    「どうですか?私の描いた漫画は?」


    蜜火原 風吾

    「よーす!みんなの人気者ふーちゃんでーす!」


    鴉間 國羽

    「悪は裁かないと駄目なんだよ…」


    ナツムラ ユキ

    「っ!」ニコ


    矢吹 霊士郎

    「君は生きる事と死ぬ事の素晴らしさを実感してみない?」


    如月 修

    「人はいつか裏切られる…お前にもいつかそれが来る…」


    エルフェルド・フローレライ

    「いつか手に入れる…あなたの存在をね?」


    上木 出音

    「僕…いや私かな?……どっちなんだろうね…」


    炎村 しらは

    「悩んではいけませんぜ!あたいがいつでも相談にのりますから!」







    クロを追い詰め…


    五十鈴「それは違うぞ!」


    仲間を信じ…


    五十鈴「この嘘を真実に変える!!」


    生き残れ!




    「うぷぷ………超高校級の絶望は間もなく誕生するかもね…」







    『オリキャラ達のコロシアイ学園生活』








    END
  26. 33 : : 2017/10/03(火) 00:17:59
    あとがき


    今回はオリキャラ達のコロシアイ学園生活の予告2でダンガンロンパの体験版みたいな展開にさせていただきました。

    ルカさん!合作ありがとうございました!


    さて、いよいよ…○○達のコロシアイ学園生活シリーズも終わり近くなったので、創作に燃え上がってきました!

    本日は読んでいただきありがとうございます
  27. 34 : : 2017/10/03(火) 00:21:21
    お疲れさまでした(っ´ω`c)


    そして合作ありがとうございました(っ´ω`c)


    これから先、この話がどのように展開していくのか非常に楽しみです(っ´ω`c)

    これからもこのシリーズを楽しみにしながら過ごせればと思います(っ´ω`c)

    このシリーズだけでなく、スイッチさんの作品をこれからもよろしくおねがいしますm(_ _)m

    では、また次回の作品でお会いしましょう(っ´ω`c)
  28. 35 : : 2017/10/03(火) 01:04:47
    本編の方を楽しみにしています!

    細かいようで申し訳ないですが、鳳は基本的には人をさん付けで呼ばせて下さい。それと、見た目は小学生に近いという設定なのでそれを話のネタに取り入れてくれると嬉しいです。
  29. 36 : : 2017/10/03(火) 07:09:16
    これ超高校級書き忘れてますよ
  30. 37 : : 2017/10/03(火) 09:33:21
    >>35 了解です  

    >>36 本作は才能は要らない設定となっています

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○○○達のコロシアイ学園生活 シリーズ

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