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【CPSS】七海「恋愛ゲームは難しい……」
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- 1 : 2017/08/11(金) 18:14:16 :
- ※ルカの初とりくみ!
※新シリーズ始動!
※短編です!(10~20レスぐらい)
※今回は『先輩後輩の恋愛模様』シリーズの最後です!
※駄文注意
※皆様思うところがあるかもしれませんが、ケンカしないでね!(カップリングの組合せなど……)もし、ケンカがあった場合、非表示対応をさせて頂き、それでもなおらない場合はこの取り組みは終了しますのでよろしくです!
※あと、荒らし厳禁!
※ちょくちょく他のキャラが出ることもあるからよろしくです!
※いろいろなくみあわせでやっていきますので、よろしくです!
では、足湯につかった気持ちで見てください(´・ω・`)!
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- 2 : 2017/08/11(金) 18:25:54 :
- 「……あれ?」
1人の少女はゲームにいそしんでいた。彼女は超高校級のゲーマーの七海千秋。彼女に攻略不可能なゲームはない!
……はずなのだが…………
「この選択肢は……こっち!」
……テロレロレーン…………
「あ……またバッドエンド……」
どうしても『恋愛ゲーム』というジャンルだけはできなかった。
本人はできないというより苦手と思っているだけなのだが、それにしても中々クリアできずにいた。
「恋愛って私にとって無理ゲーなのかな?」
そう思いながら、今日も布団にもぐった。
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- 3 : 2017/08/12(土) 08:58:51 :
- 今日は超高校級のプログラマーとともにゲーム制作をするために会うことになっている。
七海と一緒に制作する人の名前は不二咲千尋。プログラミングの世界にはこれ以上の人はいないというぐらいのスキルを持っている。
今日はその人との初顔合わせ……個室ほ扉を開けた七海は、
「おっすー!七海千秋……だと思うよ?」
といつもの感じで挨拶した。個室にいた人物は椅子に座っていた。スカートをはいていることから恐らく女の子だろう。その子は椅子から立ち上がると、小さく会釈をし、
「初めまして……不二咲千尋ですぅ……」
と挨拶をした。小動物のような性格をしているその子は手をもじもじさせながら話し始めた。
「今回、ボクが造ろうと思っているのはノベルゲームなんだ。」
ノベルゲームか……ノベルゲームにも種類があるが……
「うん……いいと思うよ……どんな感じなのにするの?」
「うん……恋愛シュミレーションみたいな感じにしていこうかなと思って……」
「(よりによって苦手なやつ……)」
七海はその後の打ち合わせが気が気でなかった。そして、不二咲にあることが伝えられた。
「ボク、女の子の気持ちが分からないから、色々と教えて欲しいんだぁ……」
「(いや、君は女の子でしょ?)」
心の中でそうツッコミながら、打ち合わせの時間を過ごした七海であった。
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- 4 : 2017/08/14(月) 01:15:44 :
- フジナミ...かなぁ?
新しいですね!
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- 5 : 2017/08/14(月) 10:35:42 :
- >>4
そうですね!ただ、色々考えてるところなので亀更新になりそうです(ToT)
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- 6 : 2017/08/14(月) 17:57:26 :
- その後、不二咲と七海は頻繁に会うようになった。基本は造るゲームの話だが、それ以外は不二咲が七海の趣味などについて知りたいらしく、不二咲から色々質問して、七海が答えるという形だった。
今日も不二咲の部屋で打ち合わせをしていた。七海はベッドに座り、不二咲はベッドの近くにある椅子に腰かけていた。
「ねぇ!七海さんはどんなゲームがすきなのですか?」
「う~ん、そう言われると困っちゃうなぁ……」
「ですよね、超高校級のゲーマーですもんね……」
七海は何かしっくりときてなかった……それは何なのかを考えていた。
「どうしたんですか?七海さん……」
「いや、なんだかしっくりこなくて!」
不二咲はいきなり言われたことに訳が分からなくなった。
「え?それって、どういうことですか?」
と、不二咲が疑問に感じていると、いきなり七海が叫びだした。
「それだ!?」
「ふぁ??」
あまりに急なできごとだったので、不二咲は口を開けたまま硬直してしまった。
「それだよ!敬語だよ!敬語!」
「え?でも、七海さんは先輩なので……」
「だからって、ビジネスパートナーとはふつうにしゃべりたいよ……」
そういう七海はジリジリと近づき、不二咲の顔をのぞき込んだ。あまりに近かったため、不二咲の顔が赤くなっていく。
「わ……わかったよ……七海さ……ん!?」
「どうしたの?」
慌てた不二咲に七海は首をかしげて質問した……
不二咲きの視線の先には、不二咲きの胸板に押しつぶされている七海の胸があった。
「胸!!胸があたってるよ!」
「……あぁ、これ?当ててるんだよ……」
不二咲は目が飛び出そうだった。頭の中がぐるぐる回って、とてつもない感覚を覚えた。七海の柔らかい胸の圧力が更にかかる。不二咲はその感触に、もうKO寸前だった。
「なぁんて、冗談だよ……」
そういうと、七海は不二咲の口を人差し指で押さえて、立ち上がった。
「今のやりとり、ゲームに使えるかもね!」
そういうと、メモを取って七海は扉の方に歩いて行った。
「それじゃぁ!またね!」
七海は不二咲の部屋を後にした。
「(そういえば、不二咲さんの股間のところに硬いものがあったような……)」
気のせいか……と思い、そのまま部屋へと戻った七海であった。
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- 7 : 2017/08/14(月) 22:17:34 :
- 一方、不二咲はというと……
「柔らかかった……アレが女の子……」
自分の胸にあたっていた『本当の女の子』の胸の感触に呆然としていた。
「(あの感触は……プリンのような……いや、マシュマロ……)」
不二咲がらしくない思考を巡らせていると、自然に笑みがこぼれた……
「ぼ……ボクは何を考えているんだ!!」
そしてふと自分の股間に目をやる。その股間はスカートを押し上げるまでに膨れ上がっていた。自分で触ってみると未だに感じたことのないほど硬い感触だった。その感触を感じた瞬間、胸が苦しくなった。淡い吐息が口から漏れる。
「(……何を考えているんだろう…………)」
そういうと、不二咲はシャワーを浴びた。そのシャワーの中でふと不二咲は考えた。
「(ボクの股間が大変なことになったことは置いといて、今日のやりとりはゲームに盛り込めそうだな……)」
そう考えた不二咲はシャワーを止め、そのままパソコンの前にいき、今日のできごとを鮮明に書き残した。
「よし!今日はここまでにしよう!」
時計の針が頂点を過ぎた頃、不二咲は眠りについた。
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- 8 : 2017/08/16(水) 14:56:04 :
- 翌朝も打ち合わせを行った。とここで、不二咲には疑問に思っていることがあった。それは、七海の行動である。
あるときは、不二咲に熱が出たふりをさせて、自分に看病をするシチュエーションを造って実演したり、またあるときは、デートの一場面のような展開を造ってそれを実演していた。
それを見て、不二咲にこの場面はゲームに使えるかな?と聴いてきていたのだ。
さすがに不二咲は限界であった。おそらく、七海は同じ女性として不二咲から意見が聞きたかったと思っていたのだが、さすがにガマンの限界だった。
毎回このような展開を要求してくる七海に、本当のことを打ち明けないといけないと言うことを決心した。
この日の打ち合わせ終わりに自分の部屋に七海を呼んだ不二咲は、ベッドに七海を座らせていた。
「どうしたの?」
「実は僕、七海さんに隠してたことがあるんだ。」
そういうと、不二咲は七海の手を自分の胸へともっていき。胸を触らせた。
七海は最初は何をしていたか分からなかったが、女性特有の感触がないことに疑問を感じていた……
しかし……
「まぁ、貧乳はステータスだしね!」
といって、話を聴いてくれなかった。
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- 9 : 2017/08/16(水) 21:33:15 :
- 不二咲はどうしたものかと思った。七海は天然なのだろうか、不二咲の胸を貧乳かと思ってしまった。
実際は男子の胸板なのに……挙げ句の果てには、
「大丈夫!まだ大きくなるよ!」
といわれる始末だった。不二咲はため息を1つすると、七海の方を見た。すると、七海の視線が不二咲の下半身を指していた。
「不二咲さんのスカート……なんかもっこりしてない?」
そう……男子としての当たり前の生理現象が起きていたのだ。巨乳の女の子に色々なシチュエーションで構ってもらって、挙げ句の果ては不二咲の胸を揉んだのだ。
不二咲はこれはチャンスだと思った。そして七海に、
「これは、男子が起きる生理現象なんだよ……勃起って言うんだ。」
と説明した。七海は驚いた表情を見せて、不二咲のスカートの裾を掴んでバサッとめくった。
いつもの不二咲なら抵抗するのだが、今回は抵抗せずにありのままの姿を見せることにした。
七海は驚いた。不二咲の下着は男性用なのは驚いていなかったが、股間部が盛り上がっていたのだ。
それを見た七海は顔を赤らめて不二咲とは反対側を向いてしまった。
2人の間には気まずい空気が流れてしまった……
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- 10 : 2017/08/18(金) 13:19:15 :
- 不二咲と七海の間に沈黙が続いた。その沈黙を破ったのは七海だった。
「ねぇ……不二咲……くん。私が最後にやりたかったシチュエーション……やってもいい?」
「う……うん……」
不二咲の了承を得て、七海は不二咲の横に腰かける。
そして、顔を赤らめながら話を始めた。
「あのねぇ……私、あなたに始めてあったときから好きだったんだ……」
「え?」
まさかの告白に不二咲は硬直してしまった。不二咲に選択肢がでた。
『ちょ……ちょっとまって……』
『ご……ごめん……』
ここで継続させるには上の選択肢だろうと不二咲は選択肢通りに話す。
「ちよ……ちょっとまって……」
「なんで?私はこんなにも好きなのに……」
というと、七海は不二咲の右手をとり、自分の左胸にあてた。
トクン……トクン……
不二咲は七海の鼓動と胸の感触を感じながら思考がオーバーヒートしていた。
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- 11 : 2017/08/18(金) 13:22:29 :
- 面白いです‼期待してます。
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- 12 : 2017/08/18(金) 13:25:13 :
- はたから見たら百合ですね!!期待
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- 14 : 2017/08/18(金) 18:38:15 :
- 思考が停止している不二咲に更に追い打ちをかけるように七海は不二咲きの耳元に近づいた。そして……
「ねぇ……あなたはどうなの?」
と耳元でささやいた。不二咲は完全にノックアウト状態だった。
そして、今の不二咲の選択肢は……
『好きだ!』
『ごめん!』
この2つだった。しかし、悩ましそうな表情を浮かべる七海に対して、『ごめん!』という選択肢を不二咲が出せるはずもなかった。ましてや、不二咲自身も七海に好意を抱いているのに交際を否定する理由が見当たらなかった。
そうして……不二咲も答を決めた。
「ぼ……僕も七海さんが好きだ……付き合ってくだ……さい…………」
それを聴いた七海はうれしくなり不二咲を自分の胸に抱き寄せた。不二咲は七海の谷間に埋もれながら七海を見上げた。
そこには子どものように泣きじゃくる七海の姿があった。
「やっと……クリアできたよぉ…………」
七海が苦手であったゲームをクリアした瞬間だった。
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- 15 : 2017/08/18(金) 19:03:40 :
- その後、2人の造ったゲームは大ヒット作となり、不二咲と七海もテレビ出演などが増えてかなり忙しくなった。
そして、今日も2人は仕事へとむかう。
「ねぇ……千尋くんはこれからも私を大事にしてくれる?」
「もちろんだよ!千秋さんのためにがんばるよ!あ、少し打ち合わせしようよ!」
「移動時間ぐらい寝かせてよ……ねみぃ…………」
「アハハ……ごめんね……」
不二咲は七海の寝顔を横目で見た。その顔は笑顔であった。今の生活を彼女は楽しんでいるようだ。
その寝顔を見ながら不二咲も目を瞑る。彼らの長い長い、恋愛シュミレーションとはまた違った感覚を感じながら……
2人の甘いストーリーはまだ始まったばかりだ!
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- 16 : 2017/08/18(金) 19:05:27 :
- みなさんありがとうございました!今回はCPSSの投稿が遅れてしまいすいませんでしたm(_ _)m
これからCPSSの期間も少し考えながら、僕自身のいける範囲で投稿していきたいと思います!
次からは男子同士の友情カップリングに取り組みたいと思いますので、よろしくおねがいします!
では、また次回の作品でお会いしましょう(っ´ω`c)
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CPSS~週刊 カップリング~ シリーズ
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