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アニ&ユミル「弟は私達が守る」エレン「プレゼント!」

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  1. 1 : : 2017/07/15(土) 01:16:37
    アニ&ユミル「弟は私達が守る」part2の続きになります
  2. 2 : : 2017/07/15(土) 01:17:17
    http://www.ssnote.net/archives/54466

    前作です!
  3. 3 : : 2017/07/15(土) 01:30:49
    ~昼休み~

    エレン「はぁ…」ボー

    ライナー「どうしたエレン、ユミルとアニがいないとずっとそんな調子だな」

    エレン「…昨日いろいろあってな…」

    ライナー「…ふーん」ニヤニヤ

    「ライナー、気持ち悪いよ?」

    ライナー「ひどくねぇかベルトルト?」

    ベルトルト「で、どうしたんだい?エレン」

    ライナー「無視⁉」

    エレン「ん~まぁ、昨日の夜ユミルとアニのことでな…」

    ベルトルト「…言いたくないことかい?」

    エレン「別に言いたくないって訳じゃないんだが…」

    ライナー「なら、俺らに言ってみたらどうだ?多少は力になれると思うぜ?」

    エレン「…それじゃ今日の放課後、どっか落ち着けるとこに行かないか。ここではちょっとな…」

    ベルトルト「いいよ」

    ライナー「OKだ」

    エレン「っと、その前に陸上部の入部の件だったな」

    ライナー「ああ、そういやそうだな」

    ベルトルト「今日は自己紹介と説明だけって言ってたね」

    ライナー「それじゃすぐ終わると思うし、大丈夫だろ」

    エレン「それじゃ、放課後よろしく」



  4. 4 : : 2017/07/15(土) 01:40:43
    2組では…

    クリスタ「今日の陸上部の自己紹介が終わったあと女子でどこか食べにいこーよ!」

    ユミル「どこにいくんだよ」

    クリスタ「クレープとか?」

    ミカサ「私はいく」

    アニ「私も」

    ユミル「なら、行くしかねーな」

    クリスタ(うふふ、ユミルとアニにエレンのこと根掘り葉掘り聞いちゃお♪)

    ミカサ(クリスタ悪い顔してる…)





    ~放課後~

    エレン「なぁアルミン、陸上部ってどこに集まるんだ?」

    アルミン「ああ、たしか3年1組だったかな、黒板にプリントが貼ってあると思うよ?」

    ベルトルト「ホントだね」

    ライナー「3年の教室か…」

    アルミン「…ちょっと緊張するね」

    エレン「よし、それじゃ行くか」

    ユミル「おいおい」

    アニ「私達を置いてくっていうの?」

    クリスタ「ひどい!」

    ミカサ「…」

    エレン「忘れてるわけねーだろ、はやくいこーぜ?」

    皆「うん(おう)(ええ)」
  5. 5 : : 2017/07/15(土) 02:07:10
    ~3年1組~

    エルヴィン「皆よく集まってくれた。私は顧問のエルヴィンだ。今日はそれぞれ自己紹介と部活の道具などの説明をする」

    エルヴィン「よし、それじゃリヴァイ頼む」

    リヴァイ「…ああー、俺が部長のリヴァイだ。競技は棒高跳びをしてる」

    リヴァイ「3年から自己紹介してけ」

    ハンジ「やっほー、副部長のハンジだよ~競技は百メートル走しているよ!」

    ミケ「同じく副部長のミケだ。競技は走り高跳びだ」

    ファーラン「俺はファーランだ、400メートル走をしてる」

    イザベル「私はイザベルだ!走り幅跳びをしている!」
  6. 6 : : 2017/07/15(土) 07:09:50
    リヴァイ「っとまあ、3年はこんなもんだ」

    リヴァイ「次二年やれ」

    「はい!」

    グンダ「グンダだ!競技は砲丸投げをしてる。よろしくな」

    エルド「エルドだ、長距離競技をしてる、よろしくな」

    オルオ「…ふっ、俺はオルオだ。競技はハードルをやってる。」

    オルオ「…おい一年、お前ら中学校に入ったからって調子に乗るなよ。俺は、そんなお前らの腐った根性を叩き…」

    ペトラ「長い」ゲンコツ、ガン!

    オルオ「グハァ!」ダラダラ

    ペトラ「私、マネージャーのペトラっていうの!よろしくね!」

    リヴァイ「よし、2年も終わったな。次は1年がやれ。そうだな…名前とやりたい競技の簡単なものでいい」

    エレン「はい!」





    エルヴィン「ほう、今回は新入部員が多くて良かったな」

    リヴァイ「…そうだな」ニヤ

    ペトラ「クリスタちゃん、マネをやるっていったよね?よろしくね!」

    クリスタ「はい!よろしくお願いします」ペコッ

    エルド(天使が…)

    グンダ(二人も…)

    オルオ「…」ダラダラ

    オルオ(血がとまんねぇ…)

    エルヴィン「よし、それじゃ部活について簡単な説明をするぞ!」

    エルヴィン「うちの陸上部の施設はこの辺では随一と言っていいほど整ってる」

    エレン「そーなんですか?」

    リヴァイ「ああ、うちの学校のようにタータンがしかれてて全てのピットが整ってる中学校なんて早々ないだろう…」

    アルミン「…なるほど」

    エレン「?」

    エルヴィン「とまぁ、リヴァイの言うとおりだ。だから、練習は存分にできるので頑張ってくれ」

    エルヴィン「あとは部活は基本的に平日は毎日、休日は土曜日の午前中だ」
  7. 7 : : 2017/07/15(土) 07:28:16
    エルヴィン「とまぁ、簡単な説明はこんなもんかな。質問がある人はいるかい」

    アルミン「はい」スッ

    エルヴィン「アルミン君…だったかな?」

    アルミン「はい、部活で使うもの…シューズとかはどうすればいいですか?」

    エルヴィン「それにはハンジに説明してもらった方がいいな」

    ハンジ「はいは~い、それじゃ説明するね!」

    ハンジ「まずそうだね。スパイクについてかたっていこうか。スパイクってのは靴の裏にピンって言うトゲがあって、このトゲが走るときに…」ベラベラ





    ~15分後~

    ハンジ「とまぁ、こんな感じかな!」

    1年「…」

    (なげぇよ!)

    ユミル「…ちなみに、スパイクっていくらぐらいするんですか?」

    ハンジ「そうだねぇ、モデルにもよるけど…一万ってところかな」

    ユミル「…ありがとうございます」

    エレン「…」

    アニ(ユミル…)

    エルヴィン「よし、それじゃ練習は明日からする。今日は解散してくれ」





    ユミル「…はぁ」

    アニ「…」ポン

    ユミル「あ、ああアニか」

    アニ「あんたの考えてることなんとなくわかるよ」

    ユミル「やっぱりか?」

    アニ「まぁね」

    ユミル「一万円か…少し切り詰めれば大丈夫かな」

    アニ「私の親にも相談しようか?」

    ユミル「いや、今まで色んなことでお世話になってるのに、こんなことまでしてもらうわけにはいかねぇ」

    アニ「…でも」

    ユミル「いいんだよ」

    ユミル「ほら、今日はクレープ食いにいくんだろ?」

    アニ「…そうだね、いこうか」







  8. 8 : : 2017/07/15(土) 07:44:17
    エレン「…」

    ライナー「どうしたエレン」

    エレン「…いや、ユミルのことでな」

    ベルトルト「ユミルがどうかしたの?」

    エレン「あいつスパイクを買うほどの余裕があるのかな?って」

    ライナー「…ああなるほどな」

    ベルトルト「そっか、ユミルにしたら結構な痛手なんだもんね…」

    エレン「まぁ今はこの話を置いといて、マックでも行こうぜ」

    ライナー「ああ」

    ベルトルト「うん」




    ライナー「で?悩みってのは?」

    エレン「…実はな」

    エレンは昨日の夜のことを話した
    ユミルとアニのエレンに対する気持ち
    そして、その返事にエレンは嘘をついてしまったことを…

    ライナー「…まぁ」

    ベルトルト「やっとここまで来たかってかんじだね」クスクス

    ライナーはポテトを頼んでポテトを、食べながら俺の話を聞いていた

    エレン「なぁライナー、俺にもポテトくれよ」

    ライナー「ほらよ」スッ

    エレン「サンキュ」モグモグ

    ライナー「おう」

    ベルトルト「それで嘘ってのはなんなんだい?それで悩んでたんだろ?」

    エレン「…ああ、俺はあの時ユミルとアニのことを「大好き」って返事したんだ」

    ライナー「なら、いいじゃねーか」

    エレン「…俺のあの時の「大好き」は恋愛としての大好きじゃなく、姉弟としての大好きだった…」

    ベルトルト「…つまり、ユミルとアニのことを女の子としてみれないってこと?」

    エレン「いや、そういうわけじゃないんだが…」







  9. 9 : : 2017/07/15(土) 08:02:09
    エレン「俺も二人のことは、女の子として凄い可愛いと思うし一緒にいて凄く楽しい」

    ベルトルト「ならいいじゃないか」

    エレン「…でもこの俺の気持ちが二人を女の子として好きなのかどうか、わからないんだ」

    ライナー「…あまりにも、姉弟として長くいすぎたのかもな」

    ベルトルト「ライナー?」

    ライナー「幼稚園の頃からお前ら3人はいつもベッタリだったからな。もう3人でいるのが当たり前だっただろ?」

    エレン「そうだな」

    ライナー「いつも一緒にいたっていうのがその気持ちの切り替えを止めているんだろ」

    エレン「…」

    ベルトルト「それじゃあユミルとアニはどうなんだろうね」

    ライナー「さぁな、俺は女がどういうことで男を好きになるか知らんからな」

    エレン「…そうか」

    ライナー「別に今すぐ答を出す必要もないんじゃないか?」

    エレン「なんでだ?」

    ライナー「普通のやつらならともかく、お前らは長くいすぎたぶん、ちょっと特殊だ」

    ベルトルト「うん、だから急いで答を出してもいい結果になるとは思えないしね」

    エレン「でもなぁ…」

    ライナー「エレン…俺たちはまだ、中1だぞ?この間学ランに袖を通したばっかりだぞ?」

    ライナー「時間はまだまだたっぷりある」

    ベルトルト「そうだよ、ユミルとアニだって待ってくれるさ、今までずっと一緒にいたんだから」

    エレン「…うん、俺が俺の気持ちに納得いく答をゆっくり考えて探すとするよ…」

    ライナー「そうしろそうしろ」ニッ

    ベルトルト「うん」

    エレン「今日はありがとな」

    ライナー「なにいってんだ俺たち友達だろうが」

    ベルトルト「そうだよ」

    エレン「?」

    ライナー「…いやさすがにそれは傷つくぞ?」

    ベルトルト「…」

    エレン「…いや、俺たち親友だろ?」

    ライナー「⁉」

    ベルトルト「⁉」

    ライナー「フッ、嬉しいこといってくれるじゃないか」ジワァ

    ベルトルト「ふふっ、ライナー泣いてるの?」ジワァ

    ライナー「お前こそ」ゴシゴシ

    ベルトルト「うん」

    エレン「?」

    ライナー「さて、今日のところは解散だな」

    ベルトルト「そうだね」

    エレン「よし、帰って勉強するか!」

    ホントニベンキョウスルノカヨー
    アタリマエダロ?
    エレンハマジメダネ
    ソウカー?
  10. 10 : : 2017/07/15(土) 08:18:29
    ~クレープ屋にて~

    クリスタ「ねぇねぇ!ユミルとアニはエレンのこと好きなの?」

    ユミルは飲んでいた水を危うく吹き出しそうになり、アニはクレープを食べる手を止めクリスタを直視しようとしたが焦点があっていなかった…

    ミカサ(クリスタ、ド直球…)

    ユミル「…なんでいきなりそんな話になるんだ?」ゲホゲホ

    アニ「…」

    クリスタ「えっ?だって二人ともエレンを弟のように思ってるわりにはイチャイチャしすぎだもん」

    ミカサ「まぁ、それは…私も思う」

    ユミル「…そうか」

    アニは正気を取り戻し、残りのクレープを食べ始めたが味が感じられなかった…

    アニ「…」

    クリスタ「で?ほんとのとこどーなの?」

    ユミル「あぁー…」

    アニ「…好きだよ、あいつのこと」

    ユミル「…」

    ユミル「…私もだ」

    ミカサ「それは…弟してでなく、男として?」

    ユミル&アニ「…」コクン

    クリスタ「へぇ~」ニヤニヤ

    ユミル「でもまぁ、あいつが私達のことをどう思ってるか、わからないんだけどな」

    アニ「…そうだね」

    ミカサ「…ねぇふと疑問に思ったんだけど」

    ミカサ「エレンが二人のうち、どっちかと付き合った場合どーするの?」

    ユミル「そのときは応援するさ」

    アニ「うん」

    クリスタ「二人は仲がいいんだね、喧嘩はしないの?」

    ユミル「そういや喧嘩という喧嘩はしたことないな」

    アニ「ちょっとした言い合いくらいならあるけどね」

    ミカサ「で、二人はエレンに告白するの?」

    ユミル「…もうしたさ」

    アニ「私はまだ直接いってないけど…」

    クリスタ「えっ?エレンはもう、二人の気持ちを知ってるってこと?」

    アニ「そーなるね」

  11. 11 : : 2017/07/15(土) 08:30:32
    クリスタ「だからかぁ、エレンが二人のいないときに凄い悩んだ顔をしてたのは」

    ユミル「そうだったのか⁉」

    アニ「…エレン」

    クリスタ「…エレンは二人のことを真剣に考えてるよ…だから待つしかないね」

    ユミル「ああ…」

    アニ「そうだね…」

    ミカサ「なんか…青春してる」

    クリスタ「あははっ!そうかもね、青い春だね!」

    ユミル&アニ「…」カァァァァァ

    ミカサ「二人とも、顔真っ赤」

    ユミル「うるせぇ!はやく食って帰るぞ!」

    アニ「うん」モグモグ

    アニ(ああ、やっと味を感じるよ…)





    クリスタ「それじゃね!二人とも!」

    ミカサ「また明日」

    ユミル「おう」スッ

    アニ「またね」フリフリ




    二人はミカサとクリスタと別れたあと並んで歩いていた

    ユミル「なぁ、アニ…」

    アニ「うん?」

    ユミル「ごめんな…エレンにお前の気持ちも勝手に言ってしまって」

    アニ「…そうだね。でもいいよ」

    ユミル「…」

    アニ「必ず自分で伝えるから」

    ユミル「…フッ」

    アニ「あ、笑った」クスクス

    ユミル「ふ、ふん」ハヤアルキ

    アニ「あ。ねぇ、ちょっとはやいよ!」

    ウルセェアシガミジカインダロ?
    ナッ、ソレハイワナイヤクソクデショ!
    ヘッ、クヤシカッタラココマデガンバッテツイテキナ
    イジワル!



  12. 12 : : 2017/07/15(土) 08:45:57
    ~夜~

    アニ「んー、今日は疲れたし寝ようかなぁ」ノビー

    スマホ エモノヲホフルイェーガー♪

    アニ「ん?電話…エレン?」

    アニ「はい、もしもし」

    「おうアニ」

    アニ「どうしたの?」

    「いや実はなユミルのスパイクのことで話があってな…」

    アニ「…なるほど、やっぱり私達は姉弟だね」

    「?」

    アニ「なんでもない、んで?どーするの?」

    「ああ、それなんだが今からうちにこれるか?」

    アニ「えっ?こんな夜に女の子を歩かせるってわけ?」

    「夜って…歩いて1分もかかんねぇだろうが」

    アニ「…」

    「…だああ、わかったよ俺が今からアニん家に行くよ!」

    アニ「はいはい」

    プチッ

    アニ「…」

    アニは嬉しくなっていた。エレンが家に来てくれることじゃない。エレンがユミルの悩みに対して同じ気持ちを持っていてくれたことに対してだ

    アニ「エレンは優しいね」

    だから…だから私はあんたを好きになったんだけどね…

    ピンポーン

    そうこうしてるうちにインターホンの音が鳴った

    「ごめんくださーい」

    愛しの彼の声が聞こえる

    アニ「…自分の気持ちは自分で伝えなくちゃね」

    アニは階段を下り、エレンを自分の部屋に促した




    エレン「ユミルのことなんだけど…」

    アニ「スパイクをプレゼントしようってこと?」

    エレン「なんだ、わかってたか」

    アニ「とーぜん」フフッ

    エレン「なんだよ、それだったら電話で済ましてよかったかな」

    アニ「あんた、スマホじゃないだろ?家電だと夜は迷惑だからね」

    エレン「へいへい」
  13. 13 : : 2017/07/15(土) 09:10:06
    アニ「せっかくきたんだ、お茶でもしてきなよ」

    アニはそういうとパタパタと部屋からでて階段を下りていった

    エレン「…」

    改めてアニの部屋を眺める
    何度もアニの部屋には来てたため、見慣れた光景ではあったが普段のアニからは考えられないような可愛いぬいぐるみがズラッと並んでいる

    エレン「可愛い趣味してるよな…」ボソッ

    「なにが可愛いって?」

    エレン「⁉」ビクッ

    そこにはアニが麦茶を持って立っていた
    そして、驚いていたエレンにアニは驚いていた様子だった

    エレン「あー、ビックリした」

    アニ「私はあんたにビックリしたよ」クスクス

    アニ「ほら、麦茶でいいかい?」スッ

    エレン「サンキュ」ゴクゴク

    アニ「で、スパイクの件はどうするんだい?」

    エレン「そのことなんだが…」

    エレン「土曜日の部活が終わったあとスポーツショップに行って見てみないか?」

    アニ「なるほど、それでユミルが気になったものをプレゼントしようと」

    エレン「そういうこと」ニシシ

    この、屈託のない笑顔
    いつでもみてられる気がする
    ああ、やっぱり私は…エレンのことが、好きなんだね

    エレン「さて、俺はそろそろ帰ろうかな」スクッ

    アニ「まって」グイ

    エレン「あ、アニ?」ストン

    アニ「あのね?」

    …昨日の夜のこと…実は聞いてたんだ
    それでユミルが私の気持ちも言ってくれたけど私も自分で言いたくてね…
    エレン…私はね…
    あんたのことが…

    大好きだよ…

    エレン「…うん」

    アニ「わかってる、今あんたがこの事で悩んでることを」

    エレン「⁉」ギクッ

    アニ「…まつよ」

    エレン「えっ…?」

    アニ「私達はまつよ、あんたの返事を」

    悩んで悩んで…自分の答を見つけて
    それを私達に、伝えてちょうだい?
    どんな答えだって受け止めるよ
    私達はいくらでも待つし、
    その間他の男に心を奪われることはないからさ…

    エレン「…うん、ありがとなアニ」

    アニ「やれやれ、たいへんなやつを好きになっちまったもんだね」

    エレン「ははっ、ごめんな?」

    エレン「それじゃ、そろそろ俺は帰るよ」

    アニ「気を付けてね」

    エレン「おう、また明日な」

    アニ「うん、また明日」
  14. 14 : : 2017/07/15(土) 09:22:32
    エレンが家をでたあと、アニはゆっくりとベッドに横になった

    アニ「言っちゃった」

    エレンのことが、好きって

    アニ「……」

    アニ「~~~~///」ギュッ

    今さらながらアニはさっきの自分の発言が恥ずかしくなり枕に顔をうずめて、枕を抱き締めるのであった…

    その頃エレンは

    家でシャワーを浴びながらさっきのことを考えていた

    エレン「…」

    俺は…幸せものなんだろうな…
    二人の女の子から好きって言ってもらえる
    俺は…

    俺は…二人のことが…好き…なんだろうか…



  15. 15 : : 2017/07/16(日) 16:08:04
    ~土曜日の部活後~

    エレン「つ、疲れた…」グテェ

    ベルトルト「エレン…」

    ライナー「…トレーニングポールを持って50メートルダッシュ30本はツラそうだな」

    エレン「…リヴァイ部長は毎日やってるらしいぜ…」

    ライナー「化け物だな」

    ベルトルト「ほんとにね」

    「だれが化け物だって?」

    エレライベル「⁉」ビクッ

    ユミル「おう」ケラケラ

    エレン「なんだユミルか…」

    ベルトルト「し、心臓が止まるかと思った…」

    ライナー「勘弁してくれ…」

    ユミル「わりぃわりぃ」

    「なにしてんのさ?」

    ユミル「おう、アニとミカサか。そっちも練習終わったか」

    ミカサ「うん、ストレッチまで終わした」

    エレン「なぁ、誰かストレッチ手伝ってくれ」

    ユミル「あいよ」スッ

    アニ「仕方ないね」スッ

    エレン「いや…どっちか一人でいいんだが…」グイグイ

    ユミル「いいだろ別に」グイグイ

    アニ「やりたくてやってるんだから」グイグイ

    クリスタ「みんな、おつかれ~。飲み物準備したよー」

  16. 16 : : 2017/07/16(日) 16:54:37
    ライナー「女神…いや、クリスタありがとう」

    ベルトルト「もう、隠す気もないんだねライナー」

    ミカサ「…そういえばアルミンは?」

    ベルトルト「ああ、そういやみてないね」

    ユミル「ああ、アルミンならあそこで…」ユビサシ

    アルミン「…」チーン

    ライナー「アルミーン!」

    ベルトルト「ハンジ先輩も凄い練習量だからね」

    ユミル「クリスタ、脈みてみろよ」

    クリスタ「うん」ピトッ

    クリスタ「…」

    ライナー「まさか…」

    クリスタ「…残念ながら」

    ベルトルト「そんな…」

    クリスタ「生きてます…」

    エレン「そりゃそうだろ、日陰に運んで飲み物渡してやれ」

    クリスタ「うん」ヒキズリ

    アルミン「」ズルズル

    ミカサ「…アルミンは体力がないから…」トコトコ

    エレン「なぁ、ユミル」

    ユミル「おう、どうした?」

    エレン「この後、アニとスポーツショップでスパイクとか見に行かないか?」

    ユミル「買うわけじゃないだろ?」

    エレン「下見だ下見」

    ユミル「いいぜ、可愛いエレンの誘いなら断らねえよ」

    エレン「アニもいいか?」

    アニ「もちろん」

    ライナー「エレン、俺とベルトルトもいいか?」

    エレン「いいぞ」

    ベルトルト「ありがとう」

    エレン「ならいっそ皆でいくか」

    アニ「それがいいかもね」

    ユミル「んじゃミカサ達誘ってくるわ」スッ

    エレン「おう」




  17. 17 : : 2017/07/16(日) 17:09:21
    ~スポーツショップ~

    エレン「ここだな」

    ライナー「アルミン大丈夫か?」

    アルミン「うん…水分とったから少し元気が出てきたよ…」

    ミカサ「アルミンは体力がない。ので、もっと基礎的な所から練習するべき」

    アルミン「うん、こんどハンジ先輩と相談してみるよ」

    ユミル「さっさと入ろうぜ」

    アニ「はやくいこ」

    カランカラン

    「いらっしゃい」

    エレン「あの、陸上競技のスパイクってありますか?」

    「ああ、陸上のスパイクなら…って、ミカサじゃねーか」

    ミカサ「こんにちは、ケニーさん」

    ケニー「おう、しばらくぶりだな」

    アニ「知り合いかい?」

    ミカサ「親戚のおじさん」

    エレン「へぇ」

    ケニー「んじゃ、あいつも呼ぶか」

    ケニー「おーい、ちょっと手伝ってくれ!」

    「チッ、うるせーな」テクテク

    エレン一行「えっ」

    リヴァイ「おう、お前ら何の用だ」

    エレン「ここってリヴァイさんの家なんですか?」

    リヴァイ「ああ、ここで世話になってる」

    ライナー「まじかよ」

    リヴァイ「おう、ミカサも来てたのか」

    ミカサ「うん」

    エレン「えっ、ってことは二人は親戚?」

    アルミン「僕も初耳だよ…」

    ミカサ「うん、誰にも言ったことないもの」

    リヴァイ「別に言う必要もないしな」

    リヴァイ「それで?スパイクでも見にきたのか?」



  18. 18 : : 2017/07/16(日) 17:27:47
    エレン「あっ、はい」

    ケニー「なら、リヴァイ。お前色々説明してやれよ。色々競技によってスパイクも違うんだからよ」

    リヴァイ「ああ、わかった。ほらお前らこい」

    ゾロゾロ

    リヴァイ「ここが陸上競技のコーナーだ」

    リヴァイ「競技ごとにスパイクが別れてるからわかると思うが、わからないことがあるなら俺に聞け」

    ライナー「あの先輩。砲丸の専用のシューズってあるんですか?」

    リヴァイ「ああ、それはこっちだ…」




    アニ「エレン」ヒソヒソ

    エレン「おう」ヒソヒソ

    アニ「ユミルがあのスパイク凄いみてる」ヒソヒソ

    エレン「ああ、なかなかいいデザインだな」ヒソヒソ

    アニ「あっ、でも値段をみて諦めたね」ヒソヒソ

    エレン「…あれにするか」ヒソヒソ

    クリスタ「あっ、そういえばさ!」

    ユミル「うん、どうした?」

    クリスタ「陸上部のユニフォームってどういうのなの?」

    エレン「そういや、俺も知らん」

    ライナー「俺もだ」

    ベルトルト「僕はテレビでみたことあるけど…」

    アルミン「うん、恥ずかしがる人もいるかもね」

    リヴァイ「陸上部のユニフォームなら、うちの店にあるが見るか?」

    エレン「はい!みたいです!」

    リヴァイ「ちょっと待ってろ。今持ってきてやる」





    リヴァイ「これだ」スッ

    女子「え⁉」

    エレン「へぇ、こういう形なのか」

    ライナー「動きやすくていいんじゃないか?」

    ユミル「おいおい、タンクトップとホットパンツ並みに短いのを履くのかよ」

    リヴァイ「ああ、ちなみに下はスパッツタイプもある」

    ライナー「じょ、女子のボディラインが…」

    アニ「変態…」ゲシゲシ

    ライナー「ちょ、やめ、痛いから、マジで」

    ベルトルト「今のは君が悪いよ」

    アルミン「こうなると思ったよ…」ハァ
  19. 19 : : 2017/07/16(日) 17:45:23
    クリスタ「へぇ、ユミルとかスタイルいいから映えそうだね!」

    ユミル「そうか?」

    アニ「そうだよ」

    ユミル「へっ、ありがとよ」

    クリスタ「ねぇ、エレンもそう思うよね?」

    ユミル「⁉」

    エレン「へっ、俺?」

    ミカサ「エレンはあなたしかいない」

    エレン「いや、そーだけども」

    クリスタ「で、エレンはユミルのユニフォーム姿似合うと思う?」

    エレン「そうだな…」

    ユミル「…」ドキドキ

    エレン「身長高いし、手足も長い。その上シュッとしてるから似合うだろうな」

    ユミル「あ、ありがと///」

    エレン「?、おう」

    アニ(いいなぁ、身長高くて)

    エレン「アニもシュッとしてるし、肌も綺麗だから似合いそうだな」

    アニ「え?」

    エレン「え?」

    アニ「…いきなりなにさ?」

    エレン「いや、思ったことを述べただけだが」

    アニ「そう…ありがと」

    エレン「おう」

    アニ(ホントに…私はあんたをどれだけ好きになるんだい…)
  20. 20 : : 2017/07/18(火) 12:43:16
    エレン「そういやアニ」ボソッ

    アニ「なんだい?」ボソッ

    エレン「俺ユミルの足のサイズ知らないぞ」ボソッ

    アニ「…」

    エレン「…」

    アニ「なんとかしなきゃ…」

    エレン「よし」

    エレン「リヴァイ部長、少しいいですか?」

    リヴァイ「どうした」

    エレン「スパイクを実際に履いてみていいですか?」

    リヴァイ「かまわん、むしろスパイクを選ぶ時は履いて選んだほうがいい」

    エレン「わかりました」

    エレン(アニ、後は頼んだ)ウィンク

    アニ(エレンのウィンクかわいい…)コクン

    アニ「ほらユミル実際に履いてみよ」

    ユミル「いや、私はちょっと…」

    アニ「いいでしょ、履くだけタダなんだから」

    ユミル「…わかったよ」







    エレン「リヴァイ部長、ありがとうございました!」

    リヴァイ「別にかまわん」

    ケニー「今後ともうちをごひいきになぁ」フリフリ





    ライナー「エレンこの後どうする?」

    エレン「俺はこの後やることあるから帰るよ」

    ベルトルト「それなら僕も帰ろうかな」

    アルミン「そっか、じゃあ僕も帰るよ」

    ライナー「おう」

    エレン「アニ、また後でな」ボソッ

    アニ「うん」ボソッ

    ユミル「なにボソボソしてんだ?」

    エレン「ん?別になんでもないぞ」

    アニ「そうだよ」

    ユミル「…」

    ユミル(こいつらなにか隠してやがるな…)

    ユミル「…まぁいいや、帰ろうぜ」

    エレン「おう」

    アニ「うん」
  21. 21 : : 2017/07/18(火) 12:52:33
    ~イェーガー家の前~

    エレン「んじゃ、今日はおつかれ」

    アニ「うん、おつかれさま」

    ユミル「なぁ」

    エレン「うん?」

    ユミル「いきなりなんだが明日の夜うちでご飯食べないか?」

    ユミル「こないだご馳走になったからよ」

    エレン「いいぜ」

    アニ「是非ともいくよ」

    ユミル「よし、腕によりをかけて作ってやる」

    エレン「楽しみにしとくよ、それじゃな」フリフリ

    ユミル&アニ「また明日」フリフリ

    ユミル&アニ(ハモった…)




    エレン「アニにメール送っとくか」

    エレン「ユミルのスパイクの件、明日の昼でいいか?っと」ピッピッ

    エレン「よし、OKだ」




    アニ「ん、エレンから…」

    アニ「明日の昼、了解」ピッピッ

    アニ「ふふっ、明日はエレンとお出かけ」

    アニ「ユミル喜んでくれるかな…」
  22. 22 : : 2017/07/20(木) 00:07:29



    ユミル「…明日なに作ろうかな」

    ユミル「二人が好きなもの…やっぱ、チーハンかな」

    ユミル「明日の昼に買い物に行くか」

  23. 23 : : 2017/07/20(木) 00:24:54
    ~次の日~

    エレン「ん~、今何時だ?」時計チラッ

    エレン「11時か…アニに連絡するか」ピッピッ




    アニ「今日、なに着てこ…」ライーン

    アニ「あっ、エレンから…今から行っていいか…って!」

    アニ「あっやばい!早く準備しなきゃ!とりあえずOKって送っとこ!」ドタバタ ピッピッ




    エレン「おっ返信が…」

    エレン「…」

    アニ OH YEAR!

    エレン「…行っていいってことなのか…?」

    エレン「まぁ、違ったら外で待ってるし行くか」スッ テクテク




    エレン「…」ピンポーン

    ドタバタガタガタガン!

    ガチャ

    アニ「…いらっしゃい」

    エレン「…とりあえず待ってるから、ゆっくりでいいぞ」

    アニ「…うん」スッ ガチャ

    エレン「…相変わらずだな」





    ガチャ

    アニ「おまたせ」

    エレン「おう。ほんとにまったわ」

    アニ「乙女は準備に時間がかかるんだよ」

    エレン「そーですか…そーいやアニ。お前別にラッパーなわけじゃないよな?」

    アニ「…は?」

    エレン「いや、いいんだ。心当たりがないならマジでいいや」

    アニ「…?」

    エレン(多分慌てて打って変換ミスったんだよな)

    アニ(なんか私したっけ)ウーン
  24. 24 : : 2017/07/20(木) 14:19:47
    面白い!期待!
  25. 25 : : 2017/07/20(木) 20:49:13
    >>24 期待ありがとうございます!
    書けるときにちょっとずつ書いていくんでよろしくお願いします!
  26. 26 : : 2017/07/20(木) 20:56:53
    エレン「ほら、はやくスパイク買いにいこーぜ」テクテク

    アニ「あ、置いてかないでよ」ムスー

    エレン「はやく歩きゃいいだろ」

    アニ「私服だから歩きにくいの」

    エレン「…スカートなんけ履くからだろ…しかもちょっとタイトなやつ」

    アニ「あんた…女心わかってないね」

    エレン「?」

    アニ(ったく、ちょっとは意識してもらおうとお洒落したのに…)

    アニ「ほらいくよ!」

    エレン「はいはい」

    アニ「返事は一回」

    エレン「は~い」

    アニ「蹴るよ?」スッ

    エレン「スカートで構えるな、見えちまう」

    アニ「…」

    アニ「…変態//」ボソッ

    エレン「?」

    エレン(いきなり照れて…なんで?)

    アニ「…」

    エレン「…」

    アニ「…」

    エレン「…いくか」

    アニ「…うん」


  27. 27 : : 2017/07/20(木) 21:12:32
    アニ「そういやさ…」

    エレン「あん?」

    アニ「あんたいい加減スマホ買わないの?」

    エレン「俺に言うな、俺の親に言え」

    アニ「iPodで連絡するって…」

    エレン「そう言うなよ」

    アニ「頼んでみたら?」

    エレン「今度聞いてみるよ」





    エレン「よし、ついた」

    アニ「お金持ってきた?」

    エレン「もち」

    アニ「よろしい」

    エレン「アニは?」

    アニ「もち」

    エレン「なんかテンション高くね?」

    アニ「そう?」

    アニ(そりゃアンタと一緒にいたらテンションも上がるよ…)

    エレン「ん~まぁ、可愛いからいいと思うぞ」

    アニ「…//」

    アニ(ったくこいつは…私の気持ちをわかった上で言ってるんだから質がわるい…)

    エレン(なんか悪いこと言ったかな…)

    エレン「おーい、アニさーん?」

    アニ「うるさい」ゲシ

    エレン「あでっ!」

    アニ「ほら行くよ!」

    エレン「…うーい」
  28. 28 : : 2017/07/20(木) 21:20:10
    カランカラン

    ケニー「へい、いらっしゃい…ってえーとお前ら、リヴァイの後輩か」

    エレン「はい」

    アニ「スパイク買いに来ました」

    ケニー「なんだ、デートか?」ニヤニヤ

    アニ「…//」

    エレン「…?そんなんじゃないですよ?」

    アニ「…」ゲシ

    エレン「あでっ!」

    アニ「いくよ」ギロ

    エレン「…はい」

    ケニー「…」

    ケニー(ありゃ尻に敷かれるタイプだな)





    エレン「えーと…これか」

    アニ「それだね、足のサイズもそれで大丈夫」

    エレン「よし買うか」

    アニ「行ってらっしゃい」

    エレン「あほ、俺一人で買わせるきか?」

    アニ「女の子に財布を出させるの…?」

    エレン「勘弁してくれ、さすがに高すぎる」

    アニ「冗談だよ」クスッ

    エレン「…」ドキッ

    アニ「ん?どうしたの?」

    エレン(そうやって笑ってると凄く可愛くてドドキドキする…)

    エレン「いや、なんでもねぇ//」

    アニ「なに照れてんのさ?」

    エレン「なんでもねぇって、ほらカウンター行くぞ」スタスタ

    アニ「あっ、だから置いてくなってば!」
  29. 29 : : 2017/07/20(木) 21:29:52
    エレン「これお願いします」

    ケニー「おう…って女用のスパイク?」

    エレン「はい」

    ケニー「この子にプレゼント?」

    エレン「いや、そういう訳じゃないんですけど…」

    ケニー「わけありか?」

    アニ「まぁ、そうですね」

    ケニー「聞かせてみろよ、話次第じゃ安くしてやる」

    アニ「ただじゃないんですね?」

    ケニー「あほ、こっちだって生活がある」

    エレン「ってかカウンターで話混んで大丈夫なんですか?」

    ケニー「心配すんな、昼時にこんなスポーツショップなんか誰も来ねぇよ」

    アニ「…」

    エレン「…まぁ、そういうことなら」





    ケニー「…なるほど」

    アニ「…」

    エレン「…」

    ケニー「訳はわかった!俺も男だ!安くしてやる!」

    ケニー「2割引きでどうだ⁉」

    アニ「いや、もうちょい!」

    ケニー「なにぃ!まだいくか⁉」

    ケニー「っく!なら3割でどうだ⁉」

    アニ「乗った!」

    ケニー「売ってやらぁ!」

    エレン(このテンションに着いてけねぇ)

    エレン「で?いくらですか?」

    ケニー「えーと、元がこの値段だから…」

    ケニー「8600円だな」

    アニ「そかは8000円に」

    ケニー「お前まだ言うか」

    エレン「いい加減にせい」ビシィ

    アニ「ちょ、女の子にチョップはひどくない?」



  30. 30 : : 2017/07/20(木) 23:21:37
    エレン「いいから、はやく半分だせよ」ゴソゴソ

    アニ「仕方ないね」ゴソゴソ

    エレアニ「これで」サシダス

    ケニー「はい、たしかに」ウケトリ

    ケニー「いつ渡すか決めてんのか?」

    エレン「ああ、いつにしようか」

    アニ「今日の夜、ご飯食べる時でいいんじゃない?」

    エレン「そうだな」

    ケニー「喜んでもらえるといいな」

    アニ「はい」

    エレン「それじゃ俺達はそろそろ…」

    ケニー「またこいよ」

    アニ「まけてくださいね」

    ケニー「…」

    エレン「ははっ…」




    エレン「昼どこかで飯食うか?」

    アニ「奢り?」

    エレン「わっーたよ、奢ってやるよ」

    アニ「やった」グッ

    エレン「なに食う?」

    アニ「奢ってくれるならなんでも」

    エレン「んーまぁ、歩きながら考えるか。町に行きゃなんかあるだろ」

    アニ「りょーかい」





    ユミル「ああー、ダリいな」

    昼飯と夜の飯の材料買ったけど重いなクソ

    こういう時、エレンがいればな…

    …ってあれは…エレン…とアニか

    二人でってことは…デートか?

    アニも服決まってるし…

    もしかして…アニの気持ちにエレンは応えた…のか?

    もし、それなら…私は応援してやらないと…な

    あれ、なんだろこのモヤモヤは…

    涙が浮かんできた…

    ああ、もしかして…

    これが失恋…ってやつか…



  31. 31 : : 2017/07/20(木) 23:28:10
    ユミル・・・切ない(>_<)
    アニもユミルもエレンと幸せになってほしい・・・。期待!
  32. 32 : : 2017/07/20(木) 23:33:13
    昨日私に隠してボソボソ話してたのは…

    はぁ、なんか馬鹿みたいだ

    いいじゃねぇかエレンとアニが付き合ったって…

    さっさと認めちまえよ…私

    そうすりゃ苦しくならなくて済むのによ…

    ユミル「もう帰ろ…」

    その足取りはとても重く
    その後ろ姿はとても悲しく
    その肩は垂れ下がったまま、
    帰路につくのだった…

    と、思ったその時

    「やあユミル」

    自分の名前を呼んだ方向を見た…
    いや睨んだと言った方が正しいか…

    ユミル「アルミンか…」

    アルミン「どうしたのさ」

    ユミル「なにが?」

    アルミン「いや、誰がどうみてもおかしいと思うよ?そんなに顔を涙で、濡らして」

    ああ、涙が出てたのは気づいていたけど自分が思っていたより出てたのか…

    ユミル「…まぁな」

    アルミン「ん?あれはエレンか?」

    アルミン「おーい、えれー…」

    ユミル「おい、ちょっとまて」ガシッ

    アルミン「⁉」ギリギリ

    ユミル「アルミン…お前にはあいつらが何に見える?」

    アルミン「なににって…」

    ユミル「…例えば…付き合ってようにみえる…とか」

    アルミン「…」
  33. 33 : : 2017/07/20(木) 23:51:44
    アルミン(ああ、なるほど…そういうことか)

    その時アルミンの脳はとても忙しく働いた

    ユミルの様子…エレンとアニの様子…
    エレンが今持っているもの…

    ん?…

    エレンが持っているもの?

    あれは?

    リヴァイ部長の店の箱…だよね

    あの大きさだと…シューズってとこか

    そういや昨日チラッと、二人がユミルに内緒でとか聞こえたような…

    そういやユミルは親がいないとか…

    その時アルミンの脳の中で全てが繋がった!

    アルミン「ユミル…大丈夫だよきっと」

    ユミル「その自信はどこからくるんだよ」ウルウル

    アルミン「…まぁその答えは近いうちわかると思うよ?」ニコッ

    ユミル「…へっ、だといいな」ゴシゴシ

    アルミン「大丈夫だよ二人はユミルのこと大事に考えてるから」

    ユミル「ああ、ありがとよ」

    アルミン「ところでその荷物はなんだい?」

    ユミル「ああ…これは昨日あいつらを誘って飯を作ろうと思ってたんだが…邪魔しちゃ悪いよな」ウルウル

    アルミン「!、いやダメだよ⁉約束したことは守らなきゃ!」

    ユミル「え、あ、うん」ウルウル

    アルミン(うっ、ウルウル顔のユミルが可愛く見える…いや落ち着け僕…僕には天使が…ってあれ?)

    アルミン「…」

    ユミル「アルミン?」

    アルミン「…とりあえずちゃんと二人を信じて待つこと!いい⁉」

    ユミル「!、はい!」ビクッ

    アルミン「ほらいつまでも泣かない!」

    ユミル「…なんか母親みたい…」クスッ

    アルミン「は、母親って…」

    ユミル「いや、なんでもない…ありがとな」

    アルミン「どーいたしまして」

    ユミル「私は帰って二人が話してくれるまで待つとするよ」

    アルミン「気をつけて帰りなよ」

    ユミル「わーってるよ」スッ

    ユミル「じゃあな」フリフリ

    アルミン「うん」

    その後ろ姿はさっきに比べ

    まだ、足取りは重かったが

    それでも背すじは伸び

    まるで、覚悟を決めたかのように見えた

    …気がする







  34. 34 : : 2017/07/21(金) 00:03:41
    アルミン「ああ、なんで僕には状況をこんなにもはやく把握できてしまうんだろう」

    アルミン「…一応確認とってみるか」





    エレン「んー、牛丼とかでいいかなー」

    アニ「女の子に牛丼奢るの?」

    エレン「だよな…」

    「エレーン、アニー」

    呼ばれたほうを見れば、そこにはアルミンがいた

    エレン「アルミンじゃないか」

    アニ「なにしてるの?」

    アルミン「ちょっと本屋にね…それはそうと、その大きな箱はなんだい?」

    エレン「これか!これはスパイクだ!」

    アルミン「…誰の?」

    アニ「…ユミルにプレゼントしようと思ってね」

    エレン「俺達二人で金を出して買ったんだ」

    ああ、やっぱり…僕の考えは間違えちゃいなかった…

    アルミン「二人とも、ユミルのこと大好きなんだね」

    エレン「もちろんだ」

    アニ「じゃなきゃこんなことしないよ」

    アルミン「はははっ!そうだね」

    アルミン「じゃあ、僕はそろそろ行くよ」

    エレン「おうまたな!」

    アニ「また明日」フリフリ

    アルミン「うん」フリフリ

    ああ、おじいちゃん…

    僕は凄く人の優しさに触れあえた気がするよ

    あの3人はきっと…

    幸せになれるはず…

    おじいちゃんもそう思わない?

  35. 35 : : 2017/07/21(金) 00:16:54
    エレン「…んー、結局なに食うか」

    アニ「じゃああれにしない?」

    エレン「ん?」

    いやいや、あれは…

    エレン「クレープ?…だよな」

    アニ「そ、クレープだね」

    エレン「もっかい聞くぞ?クレープなんだよな?」

    アニ「?、そうだよ、あれはクレープだよ」

    エレン「…」

    ああ、こいつマジで言ってやがる

    エレン「…なぁ、ハンバーガーじゃダメか?」

    アニ「ええー」

    エレン「…シェイクもつけるから…」

    アニ「OK」ビシッ

    ああ、よかった… 昼飯クレープはちょっとな…

    エレン「そうと決まれば行くか」テクテク

    アニ「そうだね」テクテク





    エレン「ああうまかったな」

    アニ「そうね」ズズー

    エレン「いつまでシェイク飲んでんだよ」

    アニ「仕方ないじゃない、なかなか吸えないんだもの」ズズー

    エレン「…とりあえず帰るか…」

    アニ「そうだね」ズズー

    エレン「…」

    アニ「…」ズズー

    エレン「…」

    エレン(…なんか可愛い)

    アニ「なにさ?」ズズー

    エレン「いやなんでもない」プイッ

    アニ「?」ズズー





    エレン「そういや何時頃に行くといいんだろうな」

    アニ「6時頃でいいんじゃない?」

    エレン「後でユミルに連絡するよ」

    アニ「んじゃよろしく」

    エレン「おう」

  36. 36 : : 2017/07/21(金) 00:24:19
    ユミル「んんー、なんだかなぁ」

    アルミンはあんなこと言ってたけど…

    正直、やっぱ考えしまうとツラいなぁ

    まぁ、夕飯の約束をしたのは私だし…

    ユミル「気合い入れて作るか…」

    ブー、ブー

    ユミル「ん?…エレンからか」

    ユミル「6時ね、」

    ユミル「今のうちに仕込みしとくか」





    エレン「よし、OKみたいだな」

    エレン「アニにも伝えとこ」





    アニ「ん?」スマホチラッ

    6時でOKだってよ!
    迎え行くからまってろよ!

    アニ「迎えいくって…ユミルの家も近所なのにね」クスクス

    アニ「でも、ありがとエレン」

    こんな些細なことでも嬉しい

    エレンはなんでこんな優しいんだろうね

    そんなこと考えると惚れ直してしまいそうになるよ…

  37. 37 : : 2017/07/21(金) 00:25:02
    今日はこの辺で!
  38. 38 : : 2017/07/22(土) 00:38:29
    ~しばらくして~

    ユミル「…よし、仕込み終わりっと…」

    ユミル「はぁ、今は…5時半か」

    しかし、なんて二人に言ったらいいんだ…

    おめでとう?

    いやいや、まだ付き合ってるかもわからんのに…多分…

    …あーもう嫌になる

    …私はまた…一人になるのかな

    あの二人が付き合っていたとしても…

    私と今までと同じように接してくれるのかな…

    ユミル「はぁ…」

    ユミル「……エレン…」ボソッ

    エレンが本気になることは、私も本気でやる…

    エレンにとって大事なものは私にとっても大事なもの…

    お前は私の…大事な光なんだ…

    ああ…やっぱり…

    私は…


    エレンが大好きなんだ

  39. 39 : : 2017/07/22(土) 00:47:05
    ピンポーン

    ユミル「きたか…」スクッ トットットッ

    ユミル「…いらっしゃい」

    エレン「おう!」ニコッ

    ユミル「…っ」

    やめろよその笑顔…

    エレン「どうした?」

    ユミル「なんでもない」

    つらい…これから起こることがとても…

    ユミル「…そういやアニは?」

    アニ「いるよ」ヒョコ

    ユミル「エレンの後ろにいたのか、見えなかったぜ…」

    アニ「はいはい、私はどうせ小さいですよ」

    エレン「はっはっは」

    アニ「うるさい」ゲシゲシ

    エレン「あでっ!痛いから!」

    ユミル「…」

    いつもと同じ光景なのに…

    どうしていつもと違うように見えるんだ…?

    ユミル「…とりあえず飯作るから待っとけ」

    エレン「おう」

    アニ「うん」




    アニ「ねぇ」

    エレン「わかってる、ユミルのことだろ?」

    アニ「うん…」

    エレン「いったいどうしたんだろうな」

    アニ「…」





  40. 40 : : 2017/07/22(土) 00:57:28
    ユミル「ほら、飯が出来たぞ」ゴトッ

    エレン「おおぅ、これは…」

    アニ「チーハンだ!」

    ユミル「お前らの好きなものっつったらこれだろ」

    エレン「ありがとなユミル!」ニコッ

    ユミル「ああ」

    ホントに…その笑顔には私の心が揺れてしまう…

    勘弁してくれ…

    諦めきれねぇよ…畜生





    エレン「ふぅ、食った食った」

    アニ「ごちそうさま」

    ユミル「おう。お粗末様」

    ユミル「それじゃ片付けるよ」

    アニ「私も手伝う」

    ユミル「わりーな、頼むよ」

    アニ「…」エレンチラッ

    エレン「…」コクン

    スッ

    ユミル「ん?エレンどこいった?」

    アニ「さぁ?トイレじゃない?」





    ユミル「ありがとな洗い物手伝ってもらって」

    アニ「ご馳走になったんだからこれくらいわね」

    エレン「…ユミル」

    ユミル「ん?」

    エレン「…話がある」

    ああ、これは…

    恐れていたことが…

    ユミル「ああ…」

    エレンとアニは二人横に並び私と対面するように座った

    もうこんな流れは1つしかないだろ…

    ユミル「…で?」

    エレン「実はな…」

    ああ、聞きたくない…

    勘弁してくれ…

    エレン「ユミルにはサプライズがあってな…」

    サプライズってなんだよ…

    もう最悪なサプライズだよ…
  41. 41 : : 2017/07/22(土) 01:11:13
    ああ、覚悟を決めるときが来たんだな…

    ユミル「…わかった、私は全てを受け入れる覚悟ができた」

    エレン「…?おう。」

    エレン「実はな」ゴソゴソ

    ユミル「…」

    あんなこと言ったけど、覚悟なんか出来てねぇよ!

    もう嫌だよ…

    聞きたくねぇよ…

    エレン「俺とアニがな…」

    ユミル「…」グッ




    エレン「お前にプレゼントだ!」ドン!

    ユミル「うわああああああ!…あぁぁ…あ?」

    エレン&アニ「は?」

    ユミル「…は?」

    アニ「…」

    エレン「…どうした?ユミル…」

    ユミル「…ちょっとまってくれ、今大特急で頭の中整理する…」

    エレン「お、おう」

    ユミル「…」

    今こいつなんて言った?

    プレゼント…?

    ユミル「…開けていいか?」

    アニ「もちろん」

    エレン「はやく開けろよ」ウキウキ

    ユミル「…」ガサゴソ

    パカッ

    ユミル「…これは」

    エレン「…これな…俺とアニからの感謝の印だ」

    アニ「いつもユミルにはお世話になってるからね…二人のお小遣いで買ったんだ」

    エレン「だからよ…これ受け取ってくれよ」

    ユミル「…」

    私…バカじゃねぇか…

    ユミル「…がとう」ボソッ

    エレン「…ん?」

    ユミル「エレン…アニ…ありがとう…」ツー

    この二人は私のために…

    なのに私は…私は…

  42. 42 : : 2017/07/22(土) 01:23:08
    ユミル「ホントに…ホントにありがとう!」ギュー

    エレン「お、おい、ちょっと苦しいって」

    アニ「ゆ、ユミル?」アセアセ

    ユミル「…不安だった…」

    エレン「…あ?」

    ユミル「…二人が私を置いて行ってしまうんじゃないかって…」

    アニ「…」

    ユミル「…でも全部私の思い過ごしだった…」

    ユミル「ごめんな、信じてあげられなくて…」

    エレン「…」グスッ

    アニ「…バカ」ウルウル

    エレン「俺達がユミルを置いてくわけねーだろ?」ギュッ

    ユミル「うん…」





    それから私は二人に話した

    二人に抱いてしまった感情

    二人に抱いてしまった思いを…





    エレン「…」

    アニ「…」

    ユミル「…」

    エレン「とりあえずそれ、履いてみろよ」

    アニ「うん、スパイク履いてみな」

    ユミル「おう…」

    私は箱からスパイクを取りだし

    スパイクの足の形に合わせて紐を締めていった

    ユミル「…どうだ?」

    エレン「かっこいいな」

    アニ「うん」

    ユミル「…ありがとな」

    エレン「何度でも言うけどよ。これは俺とアニからの感謝の印だ。」

    ユミル「…ああ!」

    アニ「ふふっ、やっと普段のユミルに戻ってきた」

    エレン「よし、じゃあ今日はこれでお開きにしますか」

    ユミル「ああ、わかった」



  43. 43 : : 2017/07/22(土) 01:28:05



    二人が帰ったあと私なスパイクを眺めていた

    そうだよな、あの二人は私をいつも信じてくれた…大事にしてくれた…

    父さんと母さんを失った時も泣いてる私とずっと一緒にいてくれた

    じいちゃんとばあちゃんが天国に旅立った後、私に一緒に暮らさないかと言ってくれた

    あの二人には感謝してもしきれない

    …私は信じよう

    それがどんな結果になろうとも




    大好きなアニと…






    愛しのエレンを







  44. 44 : : 2017/07/22(土) 01:43:31
    ~次の日~

    ピンポーン

    ユミル「…」ガチャ

    アニ「おはよ」

    ユミル「…珍しいな、アニが私を迎えに来るなんて…」

    アニ「ふふっ、昨日のことが頭から離れなくてね」

    ユミル「…もう忘れろよ」

    アニ「無理」

    ユミル「…ちっ、待ってろすぐ行く」

    アニ「うん」





    ユミル「はぁ…」

    アニ「どしたの?」

    ユミル「エレンのことさ…」

    アニ「大丈夫だって」

    ユミル「…」

    アニ「…」

    ユミル「…まぁ、気長に待つしかねぇな」

    アニ「…フフッそうだね」

    ユミル「ほらエレン家行くぞ」テクテク

    アニ「うん」テクテク





    ガチャ

    エレン「はよー」ポリポリ

    アニ「おはよ」

    ユミル「おはよーさん」

    エレン「おっユミルその袋はもしかして…?」

    ユミル「ああ、スパイクだ」

    エレン「今日の部活で使うのか?」

    アニ「そりゃ、そうでしょ」

    ユミル「…私頑張るよ、二人の気持ちに答えられるように」

    エレン「ああ、頑張ろうな!」

    アニ「私もミカサには、負けないようにしなきゃ」

    エレン「俺はリヴァイ部長を目標に頑張るよ」

    ユミル「皆、頑張ろうな」

    エレン「おう」

    アニ「うん」

    そして3人は学校へ歩きだした

    いつもの同じ道

    いつもと同じ店

    いつもの同じ空

    その中で違うのは

    ユミルの肩に掛けられた袋が歩く度に揺れていたことくらい



    ~to be continued~
  45. 45 : : 2017/07/22(土) 01:49:24
    これでpart3を書き納めたいと思います

    エレンもこんなに想ってくれる人が二人もいるんだから幸せですねw

    これからどんな展開にしていくか…

    仕事の時より頭を使っていて大変ですww

    今後ともよろしくお願いします!

  46. 46 : : 2017/07/22(土) 01:53:11
    あと、皆様の期待というコメントがとても励みになります!

    私自身、こんな内容でいいのかな?と思いながら書いてるのでコメントを貰えるととても嬉しいです!

    今までコメントを頂けた方々、

    ありがとうございます!

    そして、これからもよろしくお願いします!
  47. 47 : : 2017/07/22(土) 07:52:11
    乙です。続き待ってます♪
  48. 48 : : 2017/07/24(月) 20:04:26
    >>47 いつもコメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします
  49. 49 : : 2017/07/25(火) 00:14:17
    http://www.ssnote.net/archives/54762

    part4です!
  50. 50 : : 2018/12/01(土) 00:46:13
    何この神スレ

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misagori339

みさごり

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