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ミカサ「エレンはエレンだと言いきれるのか」

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  1. 1 : : 2017/02/22(水) 22:17:08
    -調査兵団兵舎-




    サシャ「ミカサ……ミカサってば!」




    ミカサ「……何?」




    サシャ「何?じゃないですよ……さっきから呼んでるのにぼーっとして……最近多いですよ?」




    ミカサ「……ごめん」




    サシャ「まぁ良いですけど!それじゃ、調理の続きを行いましょうか」




    ミカサ「分かった」




    ジャン「……なぁ、アルミン。最近ミカサがぼーっとしてるのって……」




    アルミン「うん、エレンのことだろうね」




    ジャン「ああ、もうあいつが起きなくなってから1ヶ月だ」




    アルミン「……うん……そろそろ起きてほしいよね……」




    ジャン「ああ……ミカサのためにもな」




    ドン!!!!!




    ミカサ「……!!」ダッ




    アルミン「ん?」




    ジャン「なんだ?」




    アルミン「……今の音…………エレンの部屋の方だ!」ダッ




    ジャン「おい、俺をおいてくなよ!!」ダッ




    ーーーーー


    ーーー









    ──────────────────────────────────



    このssは

    【例えば俺が俺じゃないとして】

    http://www.ssnote.net/archives/51670

    の続きとなっております。執筆中のコメントは非表示にさせていただきます。ご勘弁くださいm(__)m

    ※亀更新
  2. 5 : : 2017/02/25(土) 23:09:24
    ー調査兵団兵舎・エレン部屋ー




    アルミカ「!?」




    ジャン「アルミン、ミカサ、なにかたまってんだ!?なんかあったのか!?」




    コニー「え、エレンじゃねえか!起きたのか!?いつだ?なあなあ……」




    ミカサ「分からない……さっきの音で駆けつけたら……起きていた」




    アルミン「ともかく、エレン!おはよう……!!」




    エレン「ああ……おは、よう……?」




    コニー「なんだ?お前ちょっとしゃべり方おかしくないか?」




    アルミン「まぁ、しょうがないよ。一ヶ月近くも寝てて、喋ってなかったし……それより、起きてくれて良かった!」




    エレン「いや、喋れるけどさ……」




    エレン「俺は……エレンっていうのか……ずっと寝てた、のか?」




    ミカサ「エレン?……何を言っているの」




    エレン「いや、お前らこそなにいってるんだ?さっきから俺の知り合いみたいな感じだしやがって」




    コニー「?」




    エレン「だからさ……」











    エレン「お前ら、誰だ……?」




    一同「!?」




  3. 8 : : 2017/02/26(日) 14:08:22
    ジャン「は?」




    コニー「エレンが何をいってるのか分からないのは、俺がバカだからじゃねえよな!?」




    アルミン「うん……皆わかってないはずさ」




    サシャ「エレン、何を言っているんです?」




    エレン「いや、お前らこそ何言ってるんだよ。俺は誰だか聞いてるんだが?あと、ここもどこだ?」




    ミカサ「本当に……何も……分からないの?」




    エレン「ああ?分からないからきいてるんだが?」




    アルミン「そうか……まず、僕はアルミン。よろしく」




    エレン「おう」




    アルミン「でね、ここは調査兵団の兵舎なんだ」




    エレン「ああ?なんだ?調査兵団って」




    アルミン「それは、壁の外を調査するhガチャ




    リヴァイ「何事だ?こんなに集まって」




    ジャン「リヴァイ兵長、実は……」




    エレン「誰だ?このチビ」




    一同「」




  4. 10 : : 2017/02/26(日) 20:12:59
    リヴァイ「……ほう……やっと起きたと思ったら……その発言……よほど殺されたいようだな……」ゴゴゴ




    エレン「は?本当のこと言っただけだろ?なにきれてんだ?」




    ジャン「(こいつ……兵長に向かってそんな口きいたら……)」




    アルミン「ち、違うんです……兵長に向かってそんなこと言ったわけじゃなくて……」




    リヴァイ「あ?」




    ミカサ「そう、誤解しないでほしい。今のエレンはエレンのようでエレンじゃない」




    ジャン「記憶を失っているんです」




    リヴァイ「そうか……つまり、戻ったら蹴っても良いってことだな」




    「そんな訳ないじゃないか……」




    サシャ「ハンジ団長、おかえりなさいです」




    ハンジ「うん、ただいま。それより……はぁ……まいったね……昏睡の次は、記憶喪失か……」




    ハンジ「私はハンジ。エレン、君はどこまで覚えているんだ?」




    エレン「ハンジさんか。えっと……知ってるのは、さっきこいつらが言っていた、俺が『エレン』って名前ってことと、ここが調査兵団?の兵舎ってことだけだ」




    リヴァイ「なんも覚えてねえじゃねえかよ……」




    ハンジ「とりあえず、もう遅いし、ご飯にしよう。話はそれからだ」




    一同「はい」




    ーーーーー




    ーーー









  5. 18 : : 2017/08/06(日) 18:19:36
    ハンジ「それじゃ、ご飯もある程度片付いたし、そろそろ質問させてもらってもいいかな?」




    エレン「まぁ、少しくらいならいいぞ」




    コニー「おい、団長に対してそんな口きいたら、後でどうなるか……」




    エレン「えっ?マジ?やべぇの?敬語にしよ」




    ハンジ「別に大したことじゃないよ。コニーは黙ってようね?」




    ハンジ「気をとりなおして、一つ目。さっきも訊いたけど本当に何も覚えてないの?」




    エレン「さっきもいった通り、なんも覚えてないですね」




    ハンジ「(いきなり口調変わると気持ち悪いなぁ)二つ目。君は1ヶ月間も昏睡状態だったんだけど、どこか痛かったり、気持ち悪かったりする?」




    エレン「いや?至って健康だと思いますよ?」




    ハンジ「(じゃあ、ただ眠ってたってことなのかな?)三つ目。眠っている間、何か夢とか見なかった?」




    エレン「夢は見ました。……なんだったっけ、思い出せねぇな……すっごい長い夢を見てた気がするんだけど……考えてたら頭痛くなってきた。ちょっと風に当たってきてもいいですか?」




    ハンジ「ああ、構わないよ」




    エレン「じゃあ、失礼します」ガチャ




    バタン




    ハンジ「今のを聞いて、皆はどう思う?」




    ミカサ「良いですか?」




    ハンジ「構わないよ」




    ミカサ「あの、エレンが見た、夢の話なんですが……」




  6. 19 : : 2017/08/14(月) 23:52:31
    俺は応援してるぜ!頑張って描いてくれ、ずっと楽しみにしているぞ!
  7. 20 : : 2017/08/20(日) 12:50:03
    面白い!期待
  8. 21 : : 2017/08/21(月) 15:43:50
    期待してます。
  9. 22 : : 2018/02/18(日) 23:41:00
    期待です!

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著者情報
karino

@karino

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例えばエレンがエレンじゃないとして シリーズ

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