ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

アルミン「どうしたじゃないよ!どう見てもくりそつじゃないか!」2

    • Good
    • 2

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2017/01/16(月) 22:01:51
    閲覧ありがとうございます。

    今作は、前作が長くなったため、シリーズ化したもので続編になります。
    シリーズ作ですので、前作を読んでくださると話の内容が分かると思います。

    前作はこちら
    http://www.ssnote.net/archives/50793

    誤字脱字、キャラ崩壊あるかと思いますが、ご了承ください。
    コメントも頂けると励みになります!

    よろしくお願い致します。
  2. 2 : : 2017/01/16(月) 22:10:25
    ジャン「なんだ?キース教官が来たぞ」

    キース「食事中悪いが、緊急の任務が入ったので通達する」

    アルミン(珍しく教官が焦ってるなぁ)

    キース「昨晩から、街中で人攫いの事件がいくつか起きたらしく、今日から臨時で全ての団で協力して警備することになった。相手は立体起動を使う情報が入っている、我が訓練所からも、私の推薦で4名任務に当たってもらう。」

    コニー「まじか。なんか大変なことになってるんだなー」

    アルミン(あれ…立体起動を使うということは、内部の犯行の可能性が…)

    キース「まず一人目。ブラウン訓練兵!」

    ライナー「はっ!」

    キース「次に。フーバー訓練兵!」

    ベルトルト「はっ!」

    キース「次に。イェーガー訓練兵!」

    エレン「はっ!」

    キース「次に。キルシュタイン訓練兵!」

    ジャン「はっ!」

    キース「以上の4名!食事を取り次第準備し、街に向かい警備班に合流後任務にあたれ」

    ライベルエレジャン「「「「はっ!」」」」

    キース「相手は、立体起動を使うということから、かなり優秀な兵士達だと推測される。日頃の成績などを考慮した上での選出だ。この任務には拒否権はない」

    アルミン(上位の訓練兵だけしか召集しないってことは、かなり危険な任務なのか)

    キース「ボット訓練兵、スプリンガー訓練兵、アルレルト訓練兵には万が一に備えて、ここの場所で待機してもらう。ここも狙われる可能性が十分あるからだ。以上!」

  3. 3 : : 2017/01/16(月) 22:11:49
    ライナー「なんか大変なことになったな」

    ベルトルト「そうみたいだね・・・とりあえず、犯人らしき人を捕まえるってことかな?」

    エレン「警備だからな。怪しいやつがいたら捕まえてやる!」

    ジャン「こりゃ、一人でも捕まえて情報引き出せるまでやらされるんじゃねぇか。たりーなぁおい」

    ライナー「下手したら、当分帰って来れないな」

    アルミン「立体起動が使えるとなると、もしかしたら仲間であるはずの人間を捕まえなくちゃいけないかもしれないね」

    コニー「俺は何すりゃいいんだ??」

    マルコ「コニーとアルミンと僕は、ここの警備だね」

    コニー「捕まえりゃいいのか?」

    アルミン「それが最善なんだろうけど、僕らじゃエレン達みたいにはいかないだろうから、早めの発見かな?」

    マルコ「ある意味、僕達には最強の兵士がついているけどね」

    アルミン「万が一の時は、多分ミカサが一番だとは思うけど…」
  4. 4 : : 2017/01/17(火) 00:04:00
    ミカサ「任せてアルミン。私の家族を傷付ける者は私が許さない」

    コニー「頼もしいなミカサ!」

    アニ「あんたらが、頼りなさすぎるんだよ」

    アルミン「ごめん…としかいいようがないよ…」

    クリスタ「ア、アルミンは頭脳戦で勝てばいいんだよ!それに、こっちは数で勝負だからね!」

    アルミン(天使っ!)

    ユミル「なんかあったら、お前らはクリスタの盾ぐらいにはなれよ!」ケラケラ

    アルミン「善処致します…」

    クリスタ「もうっ!ユミルっ!」

    ジャン「そろそろ行くか」

    ライナー「そうだな。ここは任せたぞお前ら」

    ベルトルト「僕達も頑張ってくるから」

    コニー「任せとけ!」

    マルコ「自信と元気だけだよねコニー」
  5. 5 : : 2017/01/17(火) 00:05:02
    エレン「よっしゃ行くか!あ、そうだクリスタ。いつ帰ってこれるかわかんねぇから、あんまり遅くに部屋から出るなよ」

    クリスタ「大丈夫だよー。お風呂はみんなで行くし、早めに部屋に入ることにするよー」

    エレン「寝るとき鍵忘れるなよー」

    クリスタ「大丈夫ですぅー」ブー




    ライナー「二人のやりとりみてても、もう怒りの感情すら湧かないな」

    ベルトルト「僕達も慣れちゃったんだね」

    ライナー「羨ましいけどな」

    アルミン(クリスタとレイだけ……あっ!!)

    ミカサ「エレン気を付けて。暖かい格好して」

    エレン「わーってるよ!お母さんか!」

    アルミン(ってことは)

    ジャン「早くしろ!この死に急ぎ野郎!」

    エレン「わりぃわりぃ!じゃっ!行ってくるな!」

    クリスタ「気を付けてね!」

    ユミル「お前が死んだら私が引き継いでやるよ」

    エレン「おいおい、不吉なこというなよ」

    ミカサ「エレンになにかあったら私が駆けつける」

    アニ「どうやって行く気だい?あんた」
  6. 6 : : 2017/01/17(火) 01:10:28
    期待
  7. 7 : : 2017/01/18(水) 00:12:09
    >>6
    ありがとうございます!
  8. 8 : : 2017/01/18(水) 00:12:59
    ~夕食前~

    アルミン「あっ!クリスタ!」

    レイ「アルミンだっ!」

    クリスタ「アルミンも食堂に行くの?」

    アルミン「こんばんはレイちゃん。そうなんだ。今日は、お腹減っちゃってね」

    アルミン(待ち伏せしてたんだけど)

    クリスタ「んじゃ一緒に行こうよ」

    アルミン「ありがとう。そういえば、最近物騒だよね。事件が起きたりして、エレン達も駆り出されちゃうし」

    クリスタ「そうだねー、まぁエレン達は成績いいからしょうがないよね」

    アルミン「レイちゃんもいるから、余計怖いよね」

    レイ「怖い人来たら、ママが守ってくれるもん!」

    クリスタ「ママが守ってあげるからねー」

    アルミン「頼もしいね!あ、そうだ!もしよかったら、巡回がてら、レイちゃん寝るまで一緒にいようか?」
  9. 9 : : 2017/01/18(水) 00:13:24
    アルミン(エレンがいない今がチャンス!クリスタのパジャマ姿見れるし、レイちゃんが寝たら…仮に、なにかあっても、僕が二人を守れば、僕の株もあがるし!)

    クリスタ「大丈夫だよ!遅くなったらアルミンも危ないし」

    アルミン「巡回もあるからそんなに遅くまでいないよ」

    アルミン(だ、だめか?でも、ここで引き下がるわけには)

    クリスタ「んー、まぁアルミンならいいかな」

    アルミン(よしっ!よしっ!)

    クリスタ「あんまり部屋の中綺麗じゃないから、誰かに見られたくなかったんだけど、なんかあっても怖いし、お願いするね!」

    アルミン「任せてよ!」

    アルミン(ここまでは成功だ!落ち着け…このまま作戦を成功させるんだアルレルト!)

    アルミン「んじゃ、巡回して交代したら行くね!」

    クリスタ「お願いします」

    レイ「アルミン遊びにくるのー?」

    クリスタ「違うよー。アルミンはお仕事しにくるの!」

    レイ「えーつまんなーい」

    アルミン「遊んであげるからねー」ナデナデ

    レイ「わーい!」
  10. 10 : : 2017/01/18(水) 00:13:37
    クリスタ「ごめんね、アルミン」

    アルミン「大丈夫大丈夫!これぐらいエレンの代わりのつもりで頑張るよ!」

    アルミン(レイちゃんも予定通り…遊びまくって早く寝ちゃうようにしなくちゃ)

    アルミン「あっ、ごめん。僕ちょっとトイレ行くから、先行ってて」

    クリスタ「うん。先行ってるね!」

    アルミン(このまま三人で行ったら、ユミルに絡まれて余計なこと言っちゃうからね。なんとしても遂行してみせる!)
  11. 11 : : 2017/01/18(水) 22:48:27
    ~夕食後自由時間~

    マルコ「お疲れ様。交代するよ」

    アルミン「ありがとうマルコ。とりあえず、問題なかったよ」

    マルコ「それはよかった。3人で1時間交代で見回るようにしてるけど、何もないのが一番だからね」

    アルミン「そうだね。とりあえず、深夜に見回りは出来ないし僕らが回れそうな3時間ぐらいなにかしなくちゃと思って提案したんだけど、大丈夫だった?」

    マルコ「大丈夫だよ!ライナーやエレン達だって働いてるんだから、僕らも何かしなくちゃとは思ってたしね!」

    アルミン「ありがとうね!んじゃ、あと一時間よろしくお願いするよ!」

    マルコ「ゆっくり休んでね!」

    アルミン(よしっ!あとはクリスタの部屋に行くだけだ)
  12. 12 : : 2017/01/18(水) 22:51:39
    ~共同部屋の前~

    コンコン

    アルミン「こんばんはー。クリスタ来たよー」

    ガチャ

    クリスタ「お疲れ様アルミン。散らかってるけど、入って入って」

    アルミン(な…に…パジャマじゃないだと…)

    アルミン「お邪魔しまーす」

    レイ「アルミンだ!」

    アルミン「こんばんはレイちゃん」

    アルミン(不覚だった!ある程度遅い時間ならばお風呂後になると思って、その後ならば、パジャマ姿を拝めると思ったのに…)

    アルミン「ごめんね、遅くなっちゃって」

    クリスタ「それは大丈夫なんだけど。こっちこそ見回りの後なのにごめんね」

    アルミン「いやいや、寮なら人数がいるからともかく、クリスタはレイちゃんと二人だからね」

    クリスタ「お風呂の時はみんないるんだけどねー」

    アルミン「部屋だって綺麗じゃない?」

    クリスタ「あ、あんまり見ないでね//い、急いで片付けたんだから!」

    アルミン「クリスタのことだからそんなに汚くないと思うけどなぁ」

    クリスタ「汚ないの!それにアルミン来るからある程度きちんとした服だけど、いつもパジャマだし」

    アルミン(くそぅ!なんて羨ましいんだエレン!君ってやつは!)


    レイ「ねー、ねー、アルミン遊ぼーよー!」

    アルミン「ごめんごめん!んじゃなにして遊ぶ?」

    レイ「これ!」

    クリスタ「レイー、アルミンに遊んでもらったら寝るんだからね!」

    レイ「はーい!」
  13. 13 : : 2017/01/18(水) 22:51:59
    ~館周辺~

    エレン(流石にこの時間だと肌寒いな)

    エレン(ここら辺も異常なさそうだ…ん?)


    ガサガサ


    エレン(なんだあいつ?見るからにコソコソしてるな)

    エレン(あいつ…この方向だと、俺らの館の方に向かっているな…とりあえず尾行するか)
  14. 14 : : 2017/01/18(水) 22:52:56
    ~共同部屋~

    レイ「スー…スー…」

    アルミン「レイちゃん寝ちゃったね」

    クリスタ「ありがとね、相手してもらっちゃって」

    アルミン「こちらこそ。たまには、僕もレイちゃんとたくさん遊びたかったしね!」

    アルミン「そういえば、クリスタって結構変わったよね」

    クリスタ「え?そ、そうかな?」

    アルミン「そうそう、任務を始めたからだと思うんだけど、訓練は元々まじめだったでしょ?なんとなく取り組み方というか意気込みというか、そんなところが強くなってる感じがするし、成績も最近急に伸びてきたよね!」

    クリスタ「んー、私自身あんまり変わった感じはないんだけど。最近はエレンにいろいろ教えてもらいながらやることが多いし、そのおかげかもしれないね!」

    アルミン「影響受けてるのはあるかもね。立体機動の訓練でも、エレンとペア組む時が一番成績いいもんね!」

    クリスタ「えへへ//そこはちょっと最近自覚あるんだ!エレンとは、こうして生活している分いろんなこと話したりするから、なんとなく感覚的に他の人より合わせやすいのかな?って思うし」

    アルミン「そういうのはあるのかもしれないね」

    クリスタ「っていっても、エレンうまいから着いて行くのがやっとなんだけどね」アハハ;

    アルミン「外から見てると結構息合ってるように見えるけど」

    クリスタ「最初は、本当に大変でエレンに合わせてもらうばっかりだったんだけど。最近は、エレンの動きが分かるようになってきた感じはするよ」

    アルミン「なんだかすごいね!」

    クリスタ「こうして、改めて褒められると、嬉しいね//」

    クリスタ「それに、エレンは訓練のこととかいろんなこと話してくれるから、聞いているうちに、アルミンの言う通り影響を受けてるかもね!」
  15. 15 : : 2017/01/18(水) 22:53:38
    アルミン「そっかそっか。エレンとは生活してみてどう?」

    クリスタ「最初は、男の子と一緒に生活なんて、大丈夫か不安だったけど。エレンは色んなこと協力的にやってくれるし、分からないこととかたくさんあるけど、二人で話し合ったりして、段々慣れていくうちに、夫婦ってこういう感覚なのかなって思うようになったかなぁ」

    アルミン「恋人とは違う感覚?」

    クリスタ「なのかな?私は今まで恋人って呼べる人はいた事ないから、分からないんだけどね。なんとなく生活の中心にレイがいて、隣にエレンがいて、三人で生活していると、ふと家族っぽいなって思えるよ」

    アルミン「エレンとはいい関係を築けてるんだねぇ」ウンウン

    アルミン(なんとなく、こんなにもクリスタに思われているエレンに嫉妬しちゃうけど、ユミルの願いは叶ったのかな)

    アルミン「でも、そんなにエレンの間近にいて、好きになっちゃってたりしてない?」

    クリスタ「ええ!?//ないない!//だって任務だよ?//」

    アルミン(焦る天使もまた//でも、任務は関係ないんじゃないかなクリスタ…)

    クリスタ「それに、アルミンも知っての通りエレンってすっごい真面目でしょ?好きってよりは、尊敬に近い気がするかな。そんなうつつを抜かすこと考えてたら、エレンに怒られちゃうし」

    アルミン「でも、ほら。いつも隣にいるから分からなかった、みたいなことあるでしょ?」

    クリスタ「そ、そうかな?頼りにしちゃってるとかならあるけど…」

    アルミン「まぁ、クリスタがあんまりそういうのはないんなら、そうなのかもね。ユミルも喜ぶよ」ハハッ

    クリスタ「もー!ユミルは心配しすぎなの!」

    アルミン「クリスタが大好きだから、しょうがないねー」

    アルミン(ユミルは、クリスタの心配もしながらも、エレンならいいかなって表情もしてたん気がするけどね)



    ドタドタドタドタ

    ドタドタドタドタ



    アルミン「ん?なんだろう。外が騒がしいね」

    クリスタ「そうだね。なにかあったのかな?」

    アルミン「もしかして、事件の犯人が現れたのかな?」

    クリスタ「それは、ちょっと怖いね…」
  16. 16 : : 2017/01/18(水) 22:54:17
    アルミン「ちょっと、僕見てくるね!すぐ戻るから、クリスタはここにいて」

    クリスタ「大丈夫?アルミン」

    アルミン「ちょっと様子を見るだけだから。部屋出ちゃだめだよ?」

    クリスタ「分かった。気をつけてね」

    アルミン「うん。とりあえず、行ってくるね」

    ギー…バタン…



    クリスタ「なにかあったのかな…犯人が来たら私がレイを守らなきゃ!」

    レイ「スー…スー…」


    ガタガタ

    ガタガタ
  17. 17 : : 2017/01/18(水) 23:28:25
    期待!
  18. 18 : : 2017/01/19(木) 02:14:24
    とても期待してます。
  19. 19 : : 2017/01/19(木) 22:49:12
    >>17
    >>18
    ありがとうございます!
    がんばります!
  20. 20 : : 2017/01/19(木) 22:50:42



    ガタガタ

    ガタガタ



    クリスタ「え…?!」



    ガタガタ

    ガタガタ




    クリスタ「ま、窓……?」



    ガタッ



    クリスタ「だ、誰っ…?!」

    黒い男「いたいた。わりぃがお嬢ちゃん。俺と来てもらうぜ」

    クリスタ「ちょっと!部屋に入らないで!」

    黒い男「そういうわけにはいかないだ。こっちの事情があるんでな」

    クリスタ「私なら行くから、この子は連れていかないで!」

    黒い男「俺は、お嬢ちゃんしか用はねぇから、その子は連れていかねぇよ。」

    クリスタ(とりあえず、私が行けばレイは大丈夫)
  21. 21 : : 2017/01/19(木) 22:53:35
    黒い男「ちくしょう、窓からじゃ入りづらないな」

    クリスタ(怖いけど、そうするしか方法はない…あとは、エレンに任せればレイは…)

    クリスタ(ごめんねエレン。でも、私も兵士だから、エレンと同じように戦うよ)


    黒い男「とりあえず、その子を、傷つけて欲しくないな…ウッ」ドンッ!!


    クリスタ「えっ…?」

    黒い男「痛ってぇな。誰だぁちくしょう」


    エレン「誰だじゃねぇ。人の家族に手ぇ出してんじゃねぇぞ」パンッ


    黒い男「あぁん?!このガキが…ウッ」バタン

    エレン「そのガキにやられてんじゃねぇか」

    クリスタ「エ、エレン?!」

    エレン「遅くなってごめんな。大丈夫か?クリスタ」

    クリスタ「だ、大丈夫!」ドンッ

    エレン「おっと。どうした急に抱きついて」ハハッ

    クリスタ「エレン見たら急に安心して…//」

    エレン「そっかそっか」ハハッ



    バタンッ!



    アルミン「クリスタ!大変だ!犯人がここ…エ、エレン!」
  22. 22 : : 2017/01/19(木) 22:55:53
    エレン「お。アルミン」

    アルミン「なんで、エレンがここに?それに、隣で倒れてるその人…」

    エレン「あぁ、こいつか。今回の犯人の一人みたいだ。悪いんだけど、こいつ縛る縄持ってきてくれないか?」

    アルミン「分かった!急いで持ってくる!」

    エレン「クリスタ。とりあえず、ベットに座ってくれないか?」

    クリスタ「あっ//ご、ごめんね//」

    エレン「こいつを、上官のとこに突き出してくるからちょっと待っててくれ」

    クリスタ「うん!」

    アルミン「エレン!もってきたよ!」ハァハァ

    エレン「ありがとな。こうして縛って…よし。アルミン、こいつを上官のところに運ぶの手伝ってくれ」

    アルミン「分かった。とりあえず、マルコに事情を、伝えて貰うように言ったから、上官もこっちに向かってると思うよ」

    エレン「よしっ。んじゃちょっと行ってくる。すぐ戻るから」

    クリスタ「わ、私は大丈夫だから!窓塞いどくね?」

    エレン「わりぃ、頼むな!」
  23. 23 : : 2017/01/19(木) 22:57:40
    ~30分後~

    エレン「遅くなった!」

    クリスタ「あ、おかえりエレン。もういいの?」

    エレン「あぁ。とりあえず、犯人は上官達が監視するってさ。詳しいことは明日話すって言って帰してもらったから」

    クリスタ「そっか。なら、ひと安心かな?」

    エレン「多分な。ふぅ疲れたー」ドサッ

    クリスタ「フフッ。お疲れ様。はい、紅茶入れたよ」

    エレン「ありがとうな。ほら、クリスタも座って」ポンポン

    クリスタ「ありがとう」

    エレン「とりあえず、怪我はないみたいで安心したよ」

    クリスタ「エレンが早く駆けつけてくれたからだよ!」

    エレン「ここらへん見回りしてたら、変な奴がいてな。付いていったらこの部屋の前に立ってるから、焦ったよ」

    クリスタ「とりあえず、無事でよかった…狙いは私だったみたいだし、レイを守れるならって…イタッ」トンッ

    エレン「おいおい。そんな簡単に諦めるな。兵士なら戦わないと駄目だろ?」

    クリスタ「だって…レイになにかあったら…」

    エレン「あいつらを外に出すなりして、戦うってことも出来ただろ?」

    クリスタ「うぅー…」

    エレン「ま、とりあえず間に合ってよかったわ」
  24. 24 : : 2017/01/19(木) 23:01:58
    クリスタ「うん。そういえばエレン?部屋に入りながら、俺の家族とか言ってなかった?///」

    エレン「え?俺そんなこと言ってたか?」

    クリスタ「えー!?覚えてないの!?」

    エレン「えっと、あの時は頭に血がのぼってたから…それにほら、危険なところだったし…」

    クリスタ「むー!」

    エレン「頬を膨らましても、出てこないもんは出てこないぞ!」

    クリスタ「もう!」

    エレン「怒ってみせても無理だぞ」

    クリスタ「あんな風に、誰かに守られたことなかったから、ちょっと嬉しかったのに!」

    エレン「いや、そこは素直に喜んだらいいんじゃないか…」

    クリスタ「いいですよーだ!素直に喜んでますー!」

    エレン「あれ…クリスタって、なんか面倒なやつだったんだな…」

    クリスタ「私じゃない!覚えてないエレンがいけないの!」

    エレン「えぇ…なんかごめん…」

    クリスタ「とりあえず、今日寝るときはエレンの腕を借ります!」

    エレン「そ、それぐらいならいいけど」

    クリスタ「それじゃ早速寝よ?」グイグイ

    エレン「分かったから引っ張るなよー」

    クリスタ「エレンは真ん中ね」

    エレン「なんか両方にいると変な感じだな」

    クリスタ「たまにはねー」

    エレン「それもそうか」

    クリスタ「おやすみエレン。今日はありがとうね」

    エレン「おう。おやすみ」
  25. 25 : : 2017/01/20(金) 21:32:04
    ~次の日~


    コンコン


    エレン「はい」


    ガチャ


    上官「朝は早くにすまないな、イェーガー訓練兵。キース教官のところに朝食後、レンズ訓練兵と来いとのことだ」

    エレン「はっ!ありがとうございます!」

    バタン

    クリスタ「誰だったの?」

    エレン「上官だった。クリスタとキース教官のところにこいってさ。とりあえず、朝飯取ってからでいいみらいだから」

    クリスタ「分かった!とりあえず、準備しちゃうね!」

    エレン「レイー起きろー朝だぞー」

    レイ「うーん…おはよぅ…」

    クリスタ「ほらほら。顔洗ってね、ご飯行くよー」

    レイ「はーい…」ゴシゴシ
  26. 26 : : 2017/01/20(金) 21:32:54
    ~教官室~

    エレクリ「失礼します」

    キース「二人に上からから、通達がきている」

    エレン「通達というのは?」

    キース「レイのことに関してだ、昨日人攫いの襲撃があった件と関係がある」

    クリスタ「昨日の事件に関しては、私が狙われたはずですが・・・」

    キース「昨日の事件に関しては、レンズ訓練兵が狙われたものだ。だが、今回イェーガー訓令兵が捕らえた犯人に尋問したところ、レイも誘拐の対象になってるいることが分かった」

    エレン「二人とも危なかったのか…」

    クリスタ「私が捕らえられても、結局レイも危なかったんだね…」

    キース「この情報から、上層部はレイを一旦安全な王宮近くに戻すことになった」

    エレクリ「そんな…」

    キース「今まで、二人はよく面倒を見てくれていると、いろんなところから報告もある。急にこのようなことになって申し訳ない」

    エレン「いえ…任務である以上突然の別れも覚悟していましたから…ですが、お別れを惜しむくらいの時間も頂けないのでしょうか?他のみんなにも、別れを言わせてやりたいんですが」

    キース「すまない。現状レイを帰すことが我々の重要任務になっている。二人だけになってしまうが、レイにはきちんと二人から話して欲しい」

    クリスタ「分かりました」

    キース「訓練は遅れても構わない。話しが終わったら、レイをここにつれてきてくるように」

    エレクリ「はっ」

    キース「話は以上だ」

    エレクリ「失礼します」

  27. 27 : : 2017/01/21(土) 08:45:55
    期待
  28. 28 : : 2017/01/21(土) 12:11:54
    ~廊下~

    エレン「なんか、急展開になったな」

    クリスタ「そうだね…」

    エレン「元気ないな。やっぱり寂しいか?」

    クリスタ「うん。思い出すこと沢山あるからね。エレンは寂しくないの?」

    エレン「そりゃ寂しいけど、こればっかりはな」

    クリスタ「そうだよね…最初っから分かってたことだし、しょうがないよね…」

    エレン「ほらほら、どうせ見送るなら笑顔で見送ってやろうぜ!」

    クリスタ「そうだね…レイには寂しい思いさせちゃだめだよね。私たちがしっかりしないと!」

    エレン「あぁ!レイにも最後まで笑顔でいて欲しいしな!」

    クリスタ「うん!とりあえず、レイにちゃんとこのこと、私たちのこと伝えなきゃね!」

    エレン「その意気だ!よし、行くぞ!」

    クリスタ「よしっ!」
  29. 29 : : 2017/01/21(土) 12:12:13
    >>27
    ありがとうございます
  30. 30 : : 2017/01/23(月) 09:18:56
    頑張って下さい!期待です!
  31. 31 : : 2017/01/23(月) 22:17:00
    >>30
    ありがとうございます!
    頻繁に更新出来てませんが、完結させますので最後まで読んでやってください!
  32. 32 : : 2017/01/23(月) 22:18:22
    ~共同部屋~

    エレン「レイー帰ったぞー!」

    クリスタ「ただいまーレイ!」

    レイ「おかえりなさーい!」

    エレン「本を読んでたのかー?レイ?」

    レイ「うん!」

    クリスタ「ねぇ、レイ?ちょっと大事なお話しするから、ご本を置いてここ座ってくれる?」

    レイ「はーい」

    エレン「よく聞けレイ。お前は帰らなくちゃ行けなくなった」

    レイ「え…」

    クリスタ「ごめんね。戻って来て欲しいって言われちゃったの」

    レイ「もう、パパとママには会えないの?」

    エレン「そうだな…」

    レイ「そっか…」

    クリスタ「ママたちも寂しいけど、お仕事だからレイとはさよならしなきゃいけないんだよ…」

    レイ「…本当はね、怖い人が来たときになんとなくパパとママとお別れしなくちゃいけない気がしてたの…」
  33. 33 : : 2017/01/23(月) 22:20:15
    エレン「そうだったのか…ごめんな。本当はみんなとお別れする時間作れたらよかったんだけど、なるべく早く帰らなくちゃいけないんだ」

    レイ「大丈夫…だけど、最後くらいみんなと会いたかったな…」

    クリスタ「ごめんね…」

    レイ「パパとママのせいじゃないことは分かってるよ。そうだ!パパとママにプレゼントあげる!」

    エレクリ「?」


    ガサガサ


    レイ「これ!ずっと大事にしまっておいた、ペンダントなの!」

    クリスタ「わぁ!綺麗なペンダントだね!」

    レイ「でしょ!パパとママの大事なペンダントなの!」

    エレン「そんなに大切なものもらっていいのか?」

    レイ「うん!エレンパパとクリスタママも本当の
    パパとママだから、私にこのペンダントをくれたように、パパたちにもあげる!」

    クリスタ「そっか…ありがとうね。レイ」

    レイ「うん!寂しくなったらこれでレイのこと思い出して!」

    エレン「ありがとうな」ナデナデ

    レイ「えへへ///」

    クリスタ「じゃ、ママからこの赤いブレスレットあげるね!」

    レイ「わぁ!ありがとうママ!」

    クリスタ「今度はレイがこれを見てパパたち思い出してね!」
  34. 34 : : 2017/01/23(月) 22:20:29
    レイ「うん!大切にする!」

    エレン「よかったなレイ!」

    レイ「うん!」



    コンコン




    エレン「んじゃ、寂しいけど、レイ。そろそろお別れの時間だ」

    レイ「うん…」

    クリスタ「はい」ガチャ

    教官「イェーガー訓練兵、レンズ訓練兵。そろそろ時間だがいいか?」

    エレクリ「はい!」

    教官「では、レイ。付いてきなさい」

    レイ「はい…」

    エレン「またな。レイ」

    クリスタ「元気でね!なにかあったら私たち呼ぶんだよ!」

    レイ「ありがとう!パパ。ママ。元気でね!」



    ガチャ


    エレン「俺たちもご飯食べて訓練行くか…」

    クリスタ「そうだね…」

    エレン「ほら、あんまり悲しい顔してっとレイ怒られるぞー」

    クリスタ「そうだね。みんなには夕飯の時に伝えればいいかな」

    エレン「あぁ。それまでは、バレないよう頑張ろうぜ!」

    クリスタ「うん!」
  35. 35 : : 2017/01/25(水) 22:59:30
    あああああ
  36. 36 : : 2017/01/25(水) 23:00:27
    >>35
  37. 37 : : 2017/01/25(水) 23:51:01
    ~夕食~

    ユミル「なぁアルミン」

    アルミン「なに?」

    ユミル「今日のあいつら、妙に元気じゃねぇか?」

    アルミン「あいつらって、エレンとクリスタのこと?」

    ユミル「あぁ」

    アルミン「確かにね。僕も同じこと思ってたとこだよ」

    ユミル「なんか、隠してんじゃねぇのか?」

    アルミン「それはどうなんだろ。何かいいことがあったのかもしれないし。逆かもしれないしね」

    ユミル「ちょっくら探り入れてみるか」

    アルミン「だめだよユミル!例え何かあったとしても、それが悪いことでもさ。二人から何か言われるまで僕らは見守っていようよ」

    ユミル「えー。気になるじゃねぇか」

    アルミン「そうなんだけどさ。二人で元気がいいってことは、少なからずレイちゃんのことだろうし」

    ユミル「悪いことだったらどうすんだよ」

    アルミン「それは、二人で乗り越えるべきことなんじゃないかな」

    ユミル「なんか夫婦みたいな言い方だな」

    アルミン「まぁ、言い方はどうあれ遠くない関係性だし」

    ユミル「しゃーねぇ。もうちょい信じて待ってみっか」
  38. 38 : : 2017/01/25(水) 23:52:11
    ~夕飯~

    エレン「みんな!夕飯の終わり時に悪いんだがちょっと聞いてくれ!」


    ユミル「なんだ?」


    エレン「レイは急遽帰ることになったんだ!」

    ミカサ「!?」

    アニ「なんだって…」

    エレン「すまないみんな!実は今日の朝にはこっちを出たんだ。みんなにお別れする時間すらなかったんだ」

    ライナー「そうだったのか」

    ベルトルト「もう会えないんだね…」

    エレン「本当はもっと早く言うべきだと思ったけど、訓練もあったし、クリスタと話し合って、夕食のときにって決めたんだ」

    クリスタ「ごめんね。みんなに黙ってて」

    アルミン「しょうがないよ。確かに、朝それを聞かされてたら僕たちだってショックで、元気なくなるしね」

    ミカサ「エレンたちは、お別れできたの?」

    エレン「あぁ。キース教官が俺たちには時間を作ってくれたんだ」

    ミカサ「そう。ならよかった。エレンたちと別れを言わないで離ればなれになるのは良くない」

    アニ「そうだね。私たちも会いたかったけど、とりあえずあんたたちと会えたなら良かったよ」

    サシャ「寂しくなりますね」

    ミーナ「朝はいつも賑やかだったもんね」
  39. 39 : : 2017/01/25(水) 23:52:57
    アルミン「ってことは、明日からまたエレンたちは、それぞれ前のような生活に戻るの?」

    エレン「そうだな。今日は流石に時間がないから荷物まとめて、明日の夜には寮に戻ることになると思う」

    クリスタ「みんな、今までありがとうね!とりあえず、また元の生活に戻るから!」

    ユミル「クリスタ!やっと帰ってくるのか」

    クリスタ「うん!またよろしくね!」

    エレン「とりあえず、今日は荷物まとめたりやらなきゃいけないことあるから、先に部屋に戻らせてもらうな!」

    アルミン「こっちのことは気にしなくていいからね」

    エレン「ありがとなアルミン!」

    クリスタ「んじゃ、みんなお先にお休みなさい!」

    エレン「みんな、お休み!」


    ガチャ
    バタン

    アルミン「そうか。今日の二人の元気はみんなに心配かけさせまいと。だったんだね」

    ユミル「急なことで驚いたな」

    アルミン「ま。明日から元の生活に戻るわけだし、また頑張らないとね!」

    ユミル「それはそうなんだが、あいつらかなり落ち込んでるぞ。特にミカサとアニ」

    アルミン「そうだね。ライナーたちは大丈夫そうだけど、あの二人は特に溺愛してたからなぁ」

    ユミル「その反動か…」

    アルミン「まぁ時間が解決してくれるのを待つしかないね」

    ユミル「ミカサとか慰めてやればいいじゃないか」

    アルミン「慰めてもいいんだけど、ミカサには乗り越えて欲しいからね。それに一番つらいのはあの二人だしさ」

    ユミル「そうだな。私たちはあいつらが普通の生活に戻れるようにしてやるだけだな」

    アルミン「そうだね。んじゃ、僕もそろそろ部屋に戻るよ。ユミルには悪いんだけど、あそこの二人よろしくね」

    ユミル「わかってるよ。こればっかりはしょうがねぇからな。引きずって部屋に連れて帰るよ」

    アルミン「ハハッ。それじゃお願いするね。お休みなさい」

    ユミル「あぁ。また明日な」
  40. 40 : : 2017/01/29(日) 01:31:58
    ちょうきたいです!


    あと、レイがオリジナルキャラクター
    ならオリジナルキャラクターありっ
    て設定しないといけないらしいですよ(^^)
  41. 41 : : 2017/01/29(日) 03:55:39
    期待してます
  42. 42 : : 2017/01/29(日) 09:02:26
    >>40
    設定漏れでした;
    ありがとうございます!

    >>41
    有難うございます!

    今日の夜に、更新予定です。
  43. 43 : : 2017/01/29(日) 18:48:46
    ~共同部屋~

    クリスタ「ただいまぁー」

    エレン「おかえりクリスタ。ゆっくり出来たか?」

    クリスタ「のんびりしてきたよー。逆上せるかと思っちゃった」

    エレン「長かったもんなーいつにもまして。今日は、俺が紅茶淹れてみたんだ。ほら」

    クリスタ「ありがとうー。珍しいねエレンが淹れてくれるなんて」フフッ

    エレン「たまにはな。クリスタに淹れ方は教わってたし」

    クリスタ「教えたけど、全然淹れてくれなかったもんねぇー」

    エレン「いや、ほらさ。あんまり俺こういうの勝手がわからなくてさ」

    クリスタ「それにしては、美味しく出来てるよ!」

    エレン「ちょっとだけ練習したからな」
  44. 44 : : 2017/01/29(日) 18:49:30
    クリスタ「そういう割には美味しく出来てるし、突然どういう風の吹回しかと思っちゃったよ!」

    エレン「ほら、二人でこういう時間ってなかったろ? 共同生活始めてからさ」

    クリスタ「そうだね。訓練以外はレイがいたもんね」

    エレン「だからさ、たまにはこうして二人でゆっくりお茶もいいかなって」

    クリスタ「確かに二人で一緒にゆっくりってなかったかもね。もうずっと二人で任務してきたのに」

    エレン「だろ?」

    クリスタ「ねぇ。エレン?隣行ってもいい?」

    エレン「いいぞ。ほら」

    クリスタ「お邪魔しまーす」ポンッ

    エレン「なんか、こうして二人っきりの時間になると不思議だよな。レイが来るまでは、こんな風になるなんて想像すらできなかったもんなー」

    クリスタ「それは私もだよ。普通に訓練に励んで、みんなと一緒にそのまま何もなく卒業するんだと思ってたよ」

    エレン「いろいろあったな」

    クリスタ「ねぇー」

    エレン「なぁ、クリスタ?」

    クリスタ「んー?」

    エレン「俺はレイに何かあげれたのかな」
  45. 45 : : 2017/01/29(日) 18:50:32
    クリスタ「あげれたんじゃないかな。私は少なくとも、一緒に生活してきた今までの時間は大切なものだよ」

    エレン「あいつもそうだったらいいな。俺らがそうなようにさ」

    クリスタ「そうだね。他にももっと大切なもの見つけてくれたらいいね!」

    エレン「そうだな。長い時間と言えるほど長くはなかったかもしれないけど、本当に思い返すといろいろあったよなぁ」

    クリスタ「うん。レイがいい子でよかったよね!」

    エレン「あぁ。元気があって人懐っこくてさ。俺らが元気貰ってたもんな」

    クリスタ「そう…だね…色んなところ走り回って…ライナーたちにね…飛びついたりね…」

    エレン「そうそう。本当の意味で手の掛からないやつだったよな」

    クリスタ「うん…」

    エレン「あいつにはいつまでも笑っていて欲しい」

    クリスタ「わたしもだよ…」

    エレン「今頃どうしてっかなぁーレイのやつ」

    クリスタ「ねぇ…エレン…。わたしね…」

    エレン「なんだ。クリスタ」

    クリスタ「いつかね…別れは来るってわかってたし、今日だってちゃんとお別れ出来たからね…大丈夫だと思ったんだよ…」

    エレン「…」

    クリスタ「会えなかったみんなだって寂しいし…私だけじゃないんだから…そう思ってたけど…」グスッ

    エレン「うん」

    クリスタ「やっぱり…ダメみたい…」グスッ

    エレン「いいんだ」ギュッ

    クリスタ「なんでだろうね…エレンと二人になったら…急に溢れてきちゃって…」ポロポロ

    エレン「泣けるうちに、いっぱい泣いておけばいいんだ」ナデナデ

    クリスタ「ごめんね…」ポロポロ

    エレン「今日は気が済むまで、こうしてそばにいるからさ」ナデナデ

    クリスタ「ありがとう…」ポロポロ

    エレン「今までよく頑張ったな」ギュッ

    ウァーン
    ヨシヨシ
    ウァーン

    …………
    ………
    ……

  46. 46 : : 2017/01/29(日) 19:12:16
    ~卒業前日~

    ユミル「お。アルミンじゃねぇか。どうした?こんなところで黄昏ちゃって」

    アルミン「いやいや、さっきまでエレンとミカサと三人で話してたんだけど、二人とも中に戻っちゃって帰ってこないんだよね」アハハ

    ユミル「へぇ。友達に捨てられて傷心中だったのかププ」

    アルミン「まぁね」

    ユミル「にしてもまぁ。よく卒業パーティーなんか開けたよな」

    アルミン「教官達の粋な計らいだもんね。ユミルこそどうしたの?こんなところに一人で」

    ユミル「あぁーまぁ、クリスタが相手してくれねぇんだよ」

    アルミン「エレンと一緒にいるんだね」

    ユミル「そういうことさ。邪魔者みたいになりたくないしな」

    アルミン「ハハッ。まぁ、あの任務以来エレンとクリスタの間には、確かな絆が出来たもんね」

    ユミル「私らからみても、分かるもんな」

    アルミン「今だから言えるけど、任務が始まった最初の頃は、どうなるかひやひやだったもんね。今にしてみれば、うまくいったみたいだからよかったけどさ」

    ユミル「確かになぁ。あの頃はこんな風になるなんて思いもしなかったもんなぁ」

    アルミン「そんなこと言ったら、僕もユミルとこんな風に話してるとは想像も出来ないよ」

    ユミル「そうだね。ま。私たちは同盟みたいなもんだからな」

    アルミン「そうだね。なんだかそれが一番しっくり来るよ」アハハ
  47. 47 : : 2017/02/04(土) 19:04:08
    ~一時間後~

    エレン「ちょっと食べすぎたかな」

    ミーナ「ご馳走だもんね!私もお腹やばいよー」

    エレン「あんまり食べ過ぎて太っても困るよな」ハハッ

    ミーナ「むー。エレン。それは私に向かって言ってるー?」

    エレン「言ってるつもりないけどなー、ミーナには心当たりがあるようだな」

    ミーナ「最近重くなってきたの気にしてるのにー」

    エレン「別に太ったわけじゃねぇだろ?筋肉とかついてきてるんだよ」

    ミーナ「それでも、重くなるのは気になるんですぅ!エレンだって軽い方がいいでしょ?」

    エレン「そんなの気にしたことないけどなー、どっちでもいいだろ」

    ミーナ「クリスタは軽いでしょー?」

    エレン「なんでクリスタが出てくるんだよ。お、これもうまいな」モグモグ

    ミーナ「えー。だってさっきからちょくちょくこっち気にしてるよ?」

    エレン「そうか?あ、やばいな。流石にお腹きついな」

    ミーナ「そうそう!私たちのこと気になるんだよ!」

    エレン「ミーナじゃ、気にするようなことじゃないけどな」ハハッ
  48. 48 : : 2017/02/04(土) 19:04:34
    ミーナ「あー!エレンの意地悪!」

    エレン「ミーナは弄ったほうが面白いからなー。うっぷ。俺ちょっと外で休憩してくるわ」

    ミーナ「大丈夫?私もついていくよ?」

    エレン「大丈夫大丈夫。ちょっと休んだら戻るから」

    ミーナ「きつかったら言ってねー」

    エレン「あぁ」

    ガチャ

    エレン「やべぇ…調子乗って食べすぎたな…腹いっぱいで動けねぇ」

    エレン(流石に食い過ぎたな…もう当分ご飯いらない気分だ)

    クリスタ「もう!エレン!食べ過ぎたでしょ!」

    エレン「クリスタか、どうした急に?」

    クリスタ「ミーナと別れて、エレンがふらふら外に出ていくの見えたから」

    エレン「なんだ心配になったか?」ハハッ

    クリスタ「そ、そんなことないもん!私も、お腹いっぱいで休憩しにきただけなんだから!」

    エレン「そうかそうかー。ここ座るか?」

    クリスタ「何その棒読み!折角来たから座るけど!」
  49. 49 : : 2017/02/04(土) 19:55:44
    エレン「そうだな、折角来たんだし明日はここを出るんだ。こうしてクリスタとゆっくり話せるのも最後かも知れないしな」

    クリスタ「そうだね。エレンとはいろいろあったから話すこと多いと思ったけど。なんだろうねー、いざこうなると何話していいのか分からなくなってきちゃった」

    エレン「まぁな。でも、あの任務があったからか、クリスタのこと大分分かった気がするよ」

    クリスタ「それは私もだよー。任務が言い渡された時は、どうしようかと思ったけどね」

    エレン「ビックリしたよなぁ。俺ら訓練兵なのにな」ハハッ

    クリスタ「そうそう。最初は訓練と両立出来るか不安だったけど、エレンとやることには不思議と不安はなかったんだよね。今思えば、エレンのこと全然知らないんだけどね」フフッ

    エレン「俺は、対して不安はなかったかなぁ。まぁクリスタとはそんなに喋らなかったけど、訓練の様子とか見てれば真面目で真っ直ぐなやつだなってのは分かってたしな」

    クリスタ「私もだよ!エレンは色んなところで目立ってたし、いざ始めてみたら頼れる存在だったし」

    エレン「なんか嘘のような期間だったよなー」

    クリスタ「ね。普通の生活とのギャップがありすぎてね!」

    エレン「あの時も、レイが寝たあとよくこうして話したもんなー、どうしようーあーしよーってさ」

    クリスタ「話したね!結局寝れなくなっちゃった時もあったね」

    エレン「あったあった!次の日訓練つらかったもんなぁ眠くて」
  50. 50 : : 2017/02/06(月) 02:37:33
    頑張ってください期待してます
  51. 51 : : 2017/02/07(火) 00:24:31
    >>50
    ありがとうございます。

    今リアルの方が多忙のため週末ちょっとしか更新できていませんが、ちょっとずつ書き留めたものを週末に出せるようにしていきたいと、思いますので宜しくお願いします。
  52. 52 : : 2017/02/11(土) 15:44:13
    めっちゃ支援
  53. 53 : : 2017/02/15(水) 00:49:06
    クリスタ「アニに起こされてたもんね」

    エレン「あいつ容赦ないからな。こっちの睡眠不足をついてくるんだよ」

    クリスタ「アニらしい厳しさだね」フフッ

    エレン「」ボー

    クリスタ「何ボーッとしてるの!」

    エレン「いや、なんかさ」

    クリスタ「?」

    エレン「世話になったなクリスタ」

    クリスタ「な、なに急に///」

    エレン「思い出すことたくさんあって、話すこともあるけどさ、なんだかんだでさ」

    クリスタ「私こそ、こんな私と一緒にありがとうねエレン」

    エレン「おう。こうして話すのも最後かもしれないと思ったから、今言っとかないとな」

    クリスタ「そうだね。エレンは調査兵団だよね?」
  54. 54 : : 2017/02/15(水) 00:50:15
    エレン「あぁ!やっとここまできたんだ」

    クリスタ「私はどうしよう…」

    エレン「クリスタも頑張ったんだし、10位以内だろうからどこでも選べるぞ」

    クリスタ「入れたらいいなぁ。って言っても全然決まってないんだけどね」

    エレン「この後、ゆっくり考えればいいさ」

    クリスタ「うん」

    エレン「クリスタはもっと笑っていいと思うぞ」

    クリスタ「え?私笑ってない?」

    エレン「いや、笑ってはいるんだけど、なんか急に怖くなるんだよな。クリスタの笑顔じゃなくなるというか」

    クリスタ「えぇ!そ、そうかな?」ドキッ

    エレン「んー、いや!気にしないでくれ!」

    クリスタ「フフッ。変なエレン!」

    クリスタ「そっか…もしかしたらエレンには話すときが来るのかもしれないね」ボソッ

    エレン「ん?」

    クリスタ「気にしないで!」

    エレン「クリスタも変だぞ」ハハッ

    クリスタ「いいのいいの!独り言だから!」

    エレン「ならいいけど。そろそろ中に戻るぞ?」

    クリスタ「うん!これからもよろしくねエレン!」

    エレン「おう!」

    ガチャ

    クリスタ(いつか…エレンに話せる時が来たらいいな)
  55. 55 : : 2017/02/15(水) 00:50:41
    ~三ヵ月後~

    アルミン「よいしょっと。これで買い物は全部かな」

    エレン「ふあぁぁ」

    アルミン「あ、エレン!」

    エレン「おう。アルミン!なんか数日間会ってないだけだけど、久しぶりだな」

    アルミン「そうだねー。そうだ!実験はうまくいってる?」

    エレン「あぁ。うまくいけば人が死なずに巨人を全滅出来るぜ!」

    アルミン「そりゃすごいね!これからヒストリアのところ?」

    エレン「今日も呼ばれてな」

    アルミン「今じゃ女王だもんね。呼ばれることが多々あるけど、何してるの?」

    エレン「大したことしてないさ。身の回りの雑用みたいなもんだ」

    アルミン「そうなんだ。あっ僕もう行かなきゃ間に合わなくなるから、また今度話し聞かせてね!」

    エレン「あぁ!またなアルミン!」

    アルミン「ばいばい」
  56. 56 : : 2017/03/20(月) 03:20:39
    激しく期待するベシ…ピョン
  57. 57 : : 2017/03/24(金) 22:24:05
    ~城内~

    ガチャ

    エレン「おーい。ヒストリアー?来たぞー」

    シーン

    エレン「あれ、まだ帰ってないのか?」

    メイド「エレン様!申し訳ありません。王女様はまだお戻りになられてないのです」

    エレン「こんな時間に?」

    メイド「はい…夕食前にお出掛けになられて、かれこれもうすぐつ二時間になります」

    エレン「どこ行ったのかわかる?」

    メイド「いえ…いつもは一時間位でお戻りになられるので、夕食のお時間にはいるのですが」

    エレン「何か嫌な予感がするな」

    メイド「私どもも心配なのですが、ここを離れるわけにもいかず…エレン様。王女様をお願い致します」

    エレン「あぁ。何か事件に巻き込まれたのかもしれないし、俺が探してくるよ」

    メイド「ありがとうございます」

    エレン「あと、この事今は他言無用で」

    メイド「承知いたしました」
  58. 58 : : 2017/03/24(金) 22:24:28
    ~街中~

    ヒストリア「んー!ん!んー!」

    人拐い1「おいおい、暴れるよ王女様」

    人拐い2「自業自得だぞ。一人でふらふらしてっから」

    人拐い1「そのお陰で、俺達は楽に仕事が出来たけどな」

    ヒストリア(縄がほどけない…このままだとまた皆に迷惑をかけたてしまう…)

    ~30分程前~

    ヒストリア「遅くなっちゃった。早くあの子達のところに持っていかないと」

    ヒストリア「こんなに食べ物持ってきちゃったけど、喜んでくれるかなぁ」

    馬「ヒヒーン」

    ヒストリア「ありがとうね!お馬さん」


    プスッ

    馬「ヒヒーン!」

    ヒストリア「どうしたの急に⁉きゃぁっ⁉」


    バタン

    ヒストリア「痛たたた」

    人拐い1「」スッ

    ヒストリア「ンッ!んンーッ!」

    人拐い1「悪いな。ちょっとばかり寝ててもらうぜ」

    ヒストリア(な、何!?何か嗅がされてる!た、助けて…エ)

    ヒストリア「」Zzz…

    人拐い1「そっち持て」

    人拐い2「あいよ」

    人拐い1「このまま荷馬車に積んで、手足縛るからお前は準備してこい」

    人拐い2「へいへい」

    ………
    ……

  59. 59 : : 2017/03/24(金) 22:38:50
    人拐い2「にしても、バカだよなぁあんた。普通あんたみたいな奴は、あんなところウロウロしちゃいけねぇや」

    人拐い1「お陰で仕事は早く済みそうだ。こんなあぶねぇ仕事さっさと終わらせたいからな」

    人拐い2「おめぇはいつも心配しすぎなんだよ」

    人拐い1「お前こそ分かってないな」

    人拐い2「なにがあるってんだい。こんな王女一人に」

    人拐い1「ないに越したことない心配だ。この立体機動装置を出来れば使わずにな」

    人拐い「へいへい。にしても、急に静かになったじゃねぇか。どうした?怖じ気づいたか?」

    ヒストリア(どうしよう…どうやってここから脱出できるのか)

    人拐い2「よく見りゃ綺麗な肌してんじゃねぇか、へへへ。ちょいと楽しんでも罰は当たらねぇよな」

    ヒストリア「ンンーッ!」

    ヒストリア(や、止めて!触らないで!)

    人拐い1「商品なの忘れるんじゃねぇぞ」

    人拐い2「わーってるよ!んじゃ早速見せて貰いますか」

    ヒストリア「ンンーッ!ンーッ!」

    ヒストリア(た、助けて!エレンッ)

    人拐い2「こいつ!暴れるるんじゃ…」



    ピカッ!


    人拐い2「うおっ!なんだ眩しい!」
  60. 60 : : 2017/04/02(日) 08:13:11
    期待してます
  61. 61 : : 2017/05/01(月) 22:55:13
    グオオオオォォォオォォォ!


    人拐い2「うるせぇ!なんなんだ!」

    人拐い1「チッ!おい!立体機動装備しろ!どうやら最悪の事態だ」

    人拐い2「一体どうしたってん…」


    バキバキバキ!


    人拐い2「おいおい、荷馬車の天井が!こっちは走ってんだぞ」

    人拐い1「とりあえず、任務放棄だ!立体機動でここを離れるぞ」

    人拐い2「どうなってんだか説明を…えっ」ガシッ

    人拐い1「くそっ」パシュッ


    グオオオオオオオ!

    人拐い2「ぐっ!きょ、巨人じゃねぇか…なんでこんなとこ…」


    ブシュー!


    人拐い1「馬鹿野郎!だから言ったんだ!しかし、本当に出てくるとは…噂は本当だったか」
  62. 62 : : 2017/05/01(月) 22:55:38
    グオオオオオオオ!



    人拐い1「こうなっちゃ任務どころじゃねぇ!」



    グオオオオオオオ!



    人拐い1「くそっ!追ってきやがるな。」

    人拐い1(王女は巨人が守ってる。なんて意味のわからねぇ噂だったが、こりゃとんだ貧乏くじ引かされたな)


    パシュッ


    人拐い1(どうりで破格の値段なのに、誰もやりたがないわ…ぐっ)



    グオオオオオオオ!



    人拐い1(こいつ!ワイヤーをひ…)

    グシャッ!


    グオオオオオオオ!

    ヒストリア(エレン…?)

  63. 63 : : 2017/05/01(月) 22:55:57
    プシュー…


    エレン「大丈夫かクリスタ!」


    ヒストリア「エレンッ!」

    エレン「怪我はないか、うぉっと」ドンッ!

    ヒストリア「ありがとう…すごく怖かった…」ギュッ

    エレン「今回も間に合ってよかったよ」ナデナデ

    ヒストリア「ごめんね…また迷惑かけちゃって…」

    エレン「何いってるんだ。こうして無事なんだから良かったじゃないか」

    ヒストリア「でも…」

    エレン「いいから!とりあえず、一旦戻ろう。みんな心配してるからな」

    ヒストリア「ありがとうね。本当エレンには助けてもらってばっかり」

    エレン「ハイハイ。話しは帰ってからゆっくり聞くから、ほら行くぞ」グイ

    ヒストリア「うん…」
  64. 64 : : 2017/06/19(月) 09:11:53
    期待!非常に続きが気になる……。いつまででも待っているのでどうか続きを恵んでください作者さま!!
  65. 65 : : 2017/06/21(水) 01:18:47
    久しぶりにログインしたらコメントありがとうございます。
    もう9割方書き終わってますが、また練りながら書いていきます!
  66. 66 : : 2017/06/21(水) 01:20:08
    ~ヒストリア部屋~

    ヒストリア「はい。エレン紅茶だよ」

    エレン「ありがとう」


    ズズー


    エレヒス「ふぅー」

    エレン「落ち着いたか?」

    ヒストリア「うん。だいぶ落ち着いたかな」

    エレン「まぁ、なんであんなところにいたとは聞かないけどさ、もう少し気を付けろよ」

    ヒストリア「ごめんなさい。でも、なんで場所がわかるの?」
  67. 67 : : 2017/06/21(水) 01:20:37
    エレン「ヒストリアの後の後を辿ったらな」

    ヒストリア「そうだったんだね…」

    エレン「もう、お前一人の体じゃないんだからな」

    ヒストリア「分かってはいるんだけどね。どうしても、あの子達のこと忘れられなくて…」

    エレン「行くのはかまわないけど、もう一人で行ったりするなよ」

    ヒストリア「うん…」

    エレン「行きたくなったら、俺を呼べよ。一緒にいってやるからさ」

    ヒストリア「ありがとうねエレン。」

    エレン「ずっとやりたいことの一つだったんだろ?なら応援するよ」

    ヒストリア「うん。なにからなにまでごめんね。今日だって呼び出しといていなかったし」

    エレン「そりゃ誘拐されてたんだからしかたないけどさ」

    ヒストリア「それもあるんだけどね、今までちょくちょく来てもらってたじゃない?」

    エレン「別にそんなこと」

    ヒストリア「全然あるよ!王女になったとき覚悟したのに、結局エレンに色んな話し聞いてもらったりして、頼りっぱなしだった…」
  68. 68 : : 2017/06/21(水) 01:21:48
    エレン「いいんだよ。王女だからって全部を抱える必要ないんだ。時には甘えていいんだ」

    ヒストリア「そうかな…」

    エレン「あぁ」

    ヒストリア「ねぇ…エレン?」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「私の最後の我が儘聞いてくれる?」

    エレン「別に最後じゃなくったって、聞いてやるけど」


    ヒストリア「ずっと私の側にいてくれない?」
  69. 69 : : 2017/06/22(木) 23:34:19
    64でコメ入れたら早速続きが!(名無しだったけど)
    ありがとうございます!!しかもエレヒスいい雰囲気だー
  70. 70 : : 2017/06/23(金) 00:21:55
    >>69
    ありがとうございます!
    あく間隔は狭めるのでよろしくお願いします!
  71. 71 : : 2017/06/23(金) 00:23:06




    エレン「ずっとか…無理かもな」

    ヒストリア「え…」

    エレン「ごめん。言い方悪かったな。ほら、俺たち兵団は前線だろ?いつどこで死ぬか分からないんだぜ?」

    ヒストリア「そうだよね…」

    エレン「だからさ、それでもいいなら一緒にいてくれないか?」

    ヒストリア「え?」

    エレン「お前の側にいていいかって聞いてるんだよ」

    ヒストリア「あ…うん!側にいていいよ!というか、いて欲しい!」

    エレン「そっか、なら良かったよ」

    ヒストリア「振られたのかと思っちゃった」

    エレン「わるかったな。説明なしに言っちゃったからな」
  72. 72 : : 2017/06/23(金) 00:24:01
    ヒストリア「でも、良かった…私にとって、もう気付いたときにはエレンは大きい存在だったんだよ」

    エレン「お前にそう言われるとは光栄だな。こうしてさ、毎回ここに来る度にずっと何か出来ないかって考えてばっかりだったし」

    ヒストリア「いつもしてばっかりだからね!」

    エレン「そんなことねぇよ。それに、俺から気持ち伝えるにも、さっきみたいな引っ掛りがあったしな」

    ヒストリア「これからは、私からもエレンのために出来ることはなんでもするから、エレンは私に我が儘言ってよね!」

    エレン「なんでもって」ハハッ

    ヒストリア「王女だからなんでも出来るもんね!」

    エレン「それはまずいだろ…」

    ヒストリア「えへへ///でもね、エレンには感謝しきれないぐらい沢山もらったから、私も何か返したいの」

    エレン「それは俺も同じだからな。側にいてくれるだけでいいよ。ずっとな」

    ヒストリア「うん///」

    エレン「んじゃ、改めてこれからよろしくな」

    ヒストリア「こちらこそ、よろしくお願いします!」
  73. 73 : : 2017/06/25(日) 23:44:21
    エレヒス結ばれた おめでとう
    もうだいぶクライマックスに近い気がしますが更に続きを期待!
  74. 74 : : 2018/08/23(木) 19:34:02
    こういうのは良い

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
singeki_ss

通りすがり

@singeki_ss

この作品はシリーズ作品です

アルミン「どうしたじゃないよ!どう見てもくりそつじゃないか!」 シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場