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エレン「王の資質」~裏切りと救済者~
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- 1 : 2013/12/16(月) 22:33:39 :
- エレン「王の資質」~覚醒~の続編です
更新は明日以降になります!
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- 2 : 2013/12/16(月) 22:34:17 :
- 期待でぇーす
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- 3 : 2013/12/16(月) 22:37:16 :
- >>2
早くもありがとうございますm(。≧Д≦。)m
とりあえず前作までのやつです↓
http://www.ssnote.net/archives/3188
http://www.ssnote.net/archives/4505
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- 4 : 2013/12/16(月) 22:40:48 :
- 最高に面白い
早く明日にならないかなぁー
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- 5 : 2013/12/16(月) 22:41:06 :
- 期待しかない!!
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- 6 : 2013/12/16(月) 22:44:08 :
- 期待
エレアニ希望
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- 7 : 2013/12/16(月) 22:49:20 :
- 来たー!
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- 8 : 2013/12/16(月) 22:58:28 :
- エレクリに期待!
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- 9 : 2013/12/16(月) 22:58:56 :
- 期待!
すげー楽しみ!
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- 10 : 2013/12/16(月) 23:25:50 :
- 期待
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- 11 : 2013/12/16(月) 23:27:56 :
- 題名的に、
裏切りはアニで
救済者はエレンかな?
めっちゃ期待!!
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- 12 : 2013/12/16(月) 23:29:58 :
- 期待だな
期待しかない
毎日が楽しみだ
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- 13 : 2013/12/16(月) 23:37:46 :
- 期待
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- 14 : 2013/12/16(月) 23:48:06 :
- リミッター外れたらやっぱ
ムキムキのマッチョマンになるのかな?
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- 15 : 2013/12/17(火) 00:30:16 :
- 期待!エレアニ希望!
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- 16 : 2013/12/17(火) 00:49:30 :
- 期待です
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- 17 : 2013/12/17(火) 01:00:21 :
- やっと追いついた
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- 18 : 2013/12/17(火) 01:02:33 :
- エレン×アニを最大級に要求する
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- 19 : 2013/12/17(火) 07:37:10 :
- エレンが強いと殆どエレアニなので今回はエレクリにして欲しいです
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- 20 : 2013/12/17(火) 09:12:42 :
- 頑張って(^-^)/
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- 21 : 2013/12/17(火) 14:42:59 :
- 追いついた
めちゃおもろいです‼
続き期待*\(^o^)/*
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- 22 : 2013/12/17(火) 16:24:04 :
- メチャクチャ楽しみです
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- 23 : 2013/12/17(火) 16:42:21 :
- エレクリ増えるといいな~
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- 24 : 2013/12/17(火) 17:14:36 :
- エレアニに期待
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- 25 : 2013/12/17(火) 17:42:23 :
- >>14教官!それだけは嫌であります!
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- 26 : 2013/12/17(火) 18:05:20 :
- 楽しみ過ぎて寝れない
続き期待
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- 27 : 2013/12/17(火) 18:14:21 :
- >>14
ムキムキにはならないのでご安心下さい(笑)
それと今回のは予想してる人もいますが、エレアニが多くかの可能性がありますが、ちゃんとエレクリもエレミカもあるのでご安心下さい(*´ω`*)
ハーレムエンドです(笑)
更新は夜には行いますので、少々お待ちくださいm(__)m
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- 28 : 2013/12/17(火) 18:47:39 :
- 糞スレ頑張れ
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- 29 : 2013/12/17(火) 18:52:57 :
- エレクリ増やしてください!
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- 30 : 2013/12/17(火) 19:03:32 :
- やっと追いつきました!
メッチャ楽しみにしてます!
期待♪( ´▽`)
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- 31 : 2013/12/17(火) 19:06:11 :
- >>29 ハーレムエンドって作者が言ってるだろ
後、最近多い"増やしてください"って他人頼みの言い方やめてほしい。期待とかならいいけど。
安価なり色んな方法あるからそれで"自分で"増やそうね
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- 32 : 2013/12/17(火) 19:08:22 :
- ↑長文失礼しました。
気分を害された方はすいません。
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- 33 : 2013/12/17(火) 20:17:09 :
- 期待!
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- 34 : 2013/12/17(火) 20:27:08 :
- ハーレムエンド!
嬉しい!
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- 35 : 2013/12/17(火) 20:44:56 :
- それではこれから更新しますが、その前にとりあえずお伝えしておきますね。
まず、皆さんからもらえるコメントは(誹謗中傷や荒らし以外)本当に書いていて励みになっています!なのでコメントは嬉しいです。だけど、31さんの言うようにハーレムエンドにする予定なので、今から変更はしませんm(__)m
変更してしまうと不平等になってしまうので。
その点はご了解頂きたいです。
そして、やはり人には好みがあるのでハーレムが嫌だったり、特定のカップリングが良いという考えがあると思います。
よって、少しでも満足してもらえるように、最終的にはハーレムとしますが、途中ではエレンとヒロイン(アニ、クリスタ、ミカサ)の2人だけの時間やエピソードを加えていく努力をします。
なので、なるべく荒らし等は控えて下さい。楽しく読んでくださってる方の迷惑になりますので。
以上のことだけご了承頂けたら幸いです。
長々と失礼しましたm(__)m
では次より本編に入ります
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- 36 : 2013/12/17(火) 20:49:32 :
- (*-`ω´-)9 ヨッシャァ!!
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- 37 : 2013/12/17(火) 20:56:58 :
- ハーレムでも俺得!!
支援!!期待!!
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- 38 : 2013/12/17(火) 20:57:21 :
- 空には雲ひとつ無く太陽が一際輝いているが、気温は低く、風も冷たい。そんな季節も3渡目を向え、あと数ヵ月で104期訓練兵たちは訓練過程を終える。
その寒空のもとエレン・イェーガーは訓練に励んでいた。
エレン「おりゃ!」ヒュッ
ライナー「グハッ…」
ライナー「イッテテテ…もう完全にお前に勝てなくなったな」サスサス
エレン「大丈夫か?」つテヲサシダス
アルミン「もう見事にエレンは力を制御しちゃってるみたいだね!」
エレン「ああ!だけど、これも協力してくれたお前たちのおかげだよ」
ライナー「恐ろしく強くなったよな」
エレン「まあな。今では100%までは制御できるようになったからな!」
アルミン「通常が20%弱しか使えてないことを考えると約5倍の筋力を使えてるってことだからね」オソロシイ
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- 39 : 2013/12/17(火) 21:04:27 :
- エレン「それでも多少は負担がかかっちまうしな。時間も限られるし」
ライナー「通常状態でも今やミカサやアニと互角だからな。そう考えると、恐ろしいよな」
アルミン「成績もこの2ヶ月弱で10番以内に戻ったし(僕よりいいなんて…)」ポロ
エレン「はは、でも俺に成績なんて関係ないしな!」
アルミン「そうだよね、調査兵団入るわけだしね」
エレン「それもだけど、」
「エレン!」
会話の途中でエレンは呼ばれた。
振り向くとそこには黒髪の少女がいた。
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- 40 : 2013/12/17(火) 21:10:42 :
- エレン「ん?ミカサか!どうかしたのか?」
ミカサ「エレンに組み手の相手をしてほしくて!」ワクワク
エレン「ああ、でも俺はライナーと…」
ライナー「どうせ、俺じゃ相手にならんしな。ミカサとやってくれ!」
エレン「悪いな。じゃあミカサあっちでやろうぜ」
ミカサ「うん。ライナーありがとう」ルンルン
ライナー「さて、相手がいなくなったしアルミンやろう」
アルミン「いいよ。まあ、僕なんかでライナーの相手が務まるかわからないけど」
ライナー「お前も強くなっただろ!だから自信を持て。さて、行くぞ」ダッ
訓練兵たちは訓練に励んでいた。
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- 41 : 2013/12/17(火) 21:16:16 :
- 先ほど書き忘れましたが、ハーレムエンドですが希望がある部分は頑張って書いていくので、コメントお願いしますねm(__)m(あまり他の人の迷惑にならない程度でお願いします)
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- 42 : 2013/12/17(火) 21:18:11 :
- 期待でぇーす
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- 43 : 2013/12/17(火) 21:20:33 :
- うーん…
やはりアニにはエレンに巨人とバラして、それを含めてエレンが守ると言う事がいいですかね?
本当に希望ですが…
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- 44 : 2013/12/17(火) 21:34:50 :
- ハーレム最高っす!
期待してます!
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- 45 : 2013/12/17(火) 22:18:35 :
- 出来たらエレクリ多めでお願いします
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- 46 : 2013/12/17(火) 22:25:03 :
- とろろさんが好きなように書いたらいいですよ!
ちなみに私はエレクリ派ですが(´ω`)
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- 47 : 2013/12/17(火) 22:42:07 :
- 期待です
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- 48 : 2013/12/17(火) 22:49:00 :
- 面白いです!期待&支援!!
出来れば、そのハーレムの中にペトラさんを入れて欲しいです。
無理なら無理で構いません!
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- 49 : 2013/12/17(火) 23:06:46 :
- ここにペトラさん入れんのは
難しい気が...だって訓練兵だしねー
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- 50 : 2013/12/18(水) 00:18:23 :
- 巨人状態のアニを説得したら万々歳では?
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- 51 : 2013/12/18(水) 00:21:28 :
- 期待
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- 52 : 2013/12/18(水) 00:22:31 :
- >>45君は作者の言ってる事理解してないね。
そういう要望じゃなくて、内容の要望を言うべきだと思う。
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- 53 : 2013/12/18(水) 07:47:05 :
- 要望に答えられるかわかりませんが、努力はするので(荒らしなど以外の)コメントは歓迎ですよ( *・ω・)ノ
それでは少しだけ更新します!
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- 54 : 2013/12/18(水) 07:54:09 :
- 日も落ち、夜になり一層寒さが増した。
そんな暗闇の中に、とりわけ仲が良いように見えない3人組が人気のない倉庫に集まっていた。
ライナー「俺たちはそろそろ卒業だ…」
ベルトルト「そうだね」
アニ「……」
ライナー「前に言ったこと覚えているか?」
ベルトルト「戦士に戻るか、兵士として生きるか、だよね?」
ライナー「ああ。そろそろ答えを出すべき時期だと思ってな」
ライナー「だから、率直に問う。お前らはどうしたい?」
ベルトルト「…僕は…」
アニ「……」
暫しの沈黙が訪れた。それは3人にとって永遠ともとれるほど永く重く感じた。
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- 55 : 2013/12/18(水) 08:00:53 :
- ライナー「…そうだよな、やっぱりあいつらを殺すことなんて出来ないよな」
ベルトルト「……」
ライナー「…なら、俺がやろう。お前たちも故郷に帰りたくないわけでないだろう?」
ベルトルト「そ、そんな。ライナー一人に任せるなんて」
ライナー「…お前たちが故郷のことを想ってるのは知ってる。そして、それと同じくらい、ここのやつらを想ってるのもな」
ライナー「だから、お前たちに辛い思いはさせん。…俺がお前たちの兄貴分として、戦士としての役目を全うする。」
ベルトルト「…ライナー、僕もやるよ。君一人に任せるなんて無責任なこと出来ないよ。僕なんかで一緒に背負う」
ライナー「お前、いいのか?」
ベルトルト「うん、僕には前にシガンシナの扉を破った前科もあるからね…そんな僕が彼らと一緒に幸せに生きるなんて許されないよ」
ライナー「…わかった。そして、アニお前は…」
ライナー「お前は…もう戦士をやめろ」
アニ「え!?どういうことさ?」
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- 56 : 2013/12/18(水) 08:12:46 :
- ライナー「お前は、エレンのことが好きなんだろ?そんな愛する人がしの状況で参加させるなんて酷なことはさせんさ」
ベルトルト「そうだね、僕たち二人で任務は全うするよ」
アニ「そんな…二人に全てを…」
ライナー「俺達二人は、お前の兄貴分だぞ?妹の幸せが俺達の幸せでもあるんだ!」
ベルトルト「そう!だから、アニは無理しないで」
アニ(私は…どっちにもなれない…どうすれば…)
アニ「……私も戦士に戻るよ」
ベルトルト「!?何を言ってるんだい?」
ライナー「…それはお前にとって辛い選択になるんだぞ?いいのか?」
アニ「…ああ、それが…私の使命だから…。」
アニ「それに…もしかしたら…エレンが助けてくれるんじゃないかって思ってね…」
ベルトルト「ん?どういうこと?」
アニ「…ううん、何でもないよ。でも私は…戦士としての使命を全うする覚悟がある。」
ライナー「…わかった。だったら、俺達の3人で戦士と戻る。それでいいな」
ベルトルト「…うん」
アニ「ああ。ただ、1つだけお願いがあるんだけど…」
ライナー「なんだ?」
アニ「…残りの時間は兵士として、一人の女として生きたい」
ライナー「もちろんいいぞ!」
ライナー「俺達も兵士として、あいつらと一緒にいたいからな…」
ベルトルト「…そうだね」
そして月日は流れ、訓練兵としての時間は1ヶ月を切った。
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- 57 : 2013/12/18(水) 08:23:08 :
- 何か切ない(;_;)
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- 58 : 2013/12/18(水) 13:05:42 :
- これは...期待するしかないだろう...!!!
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- 59 : 2013/12/18(水) 15:52:38 :
- 泣きそうって打ち込んでいる間に泣いてしまいました(´д⊂)‥ハゥ
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- 60 : 2013/12/18(水) 16:25:46 :
- 期待
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- 61 : 2013/12/18(水) 23:35:59 :
- まだかなぁー|´-`)チラッ
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- 62 : 2013/12/18(水) 23:38:23 :
- どうなるんだろう? 期待してます!
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- 63 : 2013/12/19(木) 00:45:50 :
- 家政婦は見てます|д゚)チラッ
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- 64 : 2013/12/19(木) 08:04:16 :
- 昨日は更新出来ずすいませんでしたm(__)m
昨日の午後から高熱で寝てたもので(;゜∇゜)
今日の夜には更新しますので
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- 65 : 2013/12/19(木) 08:16:30 :
- お大事に!!!!
早く元気になってください!!!!
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- 66 : 2013/12/19(木) 18:36:01 :
- お大事に!!
無理をせずに頑張ってください!!
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- 67 : 2013/12/19(木) 18:50:03 :
- 頑張って
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- 69 : 2013/12/19(木) 21:30:26 :
- 期待
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- 70 : 2013/12/19(木) 21:47:41 :
- 期待です〜ヽ(*´∀`)ノ
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- 71 : 2013/12/19(木) 21:51:58 :
- ハッピーエンド…ですよね?
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- 72 : 2013/12/19(木) 22:08:31 :
- 訓練兵たちにとってここでの生活も残り1ヶ月を切り、見た目も体格も当初とは比べ物にならないくらい、強く逞しくなっていた。
ここを卒業すればそれぞれが、別々の道を歩み、中には死ぬものもいる。そんな世界だからか、少しでも思い出を作ろうと努力も欠かさなかった。
アルミン「今日の休暇はみんなどうやって過ごすの?」
ライナー「俺とベルトルトとコニーは街に遊びにいく予定だ!」
コニー「ああ、遊べるのは今だけだからな♪」
ベルトルト「…すこしでも思い出が欲しいからね」
ジャン「俺とマルコは訓練所でのんびりしてるぜ」
マルコ「ここにいれるものあと少しだからね」
アルミン「そっか!エレンは?」
エレン「俺はミカサとアニとクリスタと午後から出かける予定だよ」
ジャン「くっそ、羨ましい!!」
ライナー「俺も天使と出掛けたい」
アルミン「アハハハ、買い物か何か?」
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- 73 : 2013/12/19(木) 22:09:07 :
- >>71
もちろんハッピーエンドです!
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- 74 : 2013/12/19(木) 22:28:17 :
- >>73
そうですか!良かったです!
めっちゃ期待!!
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- 75 : 2013/12/19(木) 23:13:26 :
- 期待!
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- 76 : 2013/12/19(木) 23:18:42 :
- エレン「ちげーよ。俺の定期診断だよ!それにあいつらがついてくるんだとよ!」
アルミン「そうなんだ、いってらっしゃい!」
エレン「アルミンは何するんだ?」
アルミン「僕は今日予定ないからね!図書館で読書かな?」
エレン「じゃあ、なんかお土産買ってくるな!」
アルミン「期待して待ってるよ♪」
エレン「おう!」
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- 77 : 2013/12/20(金) 02:44:21 :
- 期待
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- 78 : 2013/12/20(金) 05:51:48 :
- きたい
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- 79 : 2013/12/20(金) 07:17:30 :
- それでは少しだけ更新。
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- 80 : 2013/12/20(金) 07:31:05 :
- 午後になり、エレンは待ち合わせ場所に向かった。そこにはすでに、アニ・ミカサ・クリスタが待っていた。
エレン「よう!みんな早いな」
アニ「あんたが遅すぎるんじゃないの?」
エレン「え?俺は時間通りに来ただろ?」
アニ「待ち合わせには男が先に来て待ってるものじゃないの?」ハァ
クリスタ「まあまあ、エレンは時間通りに来たわけだし!」ニコッ
ミカサ「遅れなかっただけエレンは偉い」ナデナデ
エレン「なんで上から目線なんだよ、お前らが俺の検診に着いてきたいっていったのによ」
ミカサ「私はエレンの家族、だからエレンの体調を知る権利がある」
クリスタ「それに私たちは…もう恋人同士でしょ//」
アニ「彼女は彼氏のこと知る権利があるし、何よりも…休暇ぐらい一緒に過ごしたい//」
エレン「ハァー分かったよ。俺が悪かったって」
あれは数週間前のこと
雲ひとつ無く、綺麗な星空の日であった。
その日、アニ・クリスタ・ミカサはある小屋にエレンに呼び出された。
小屋の中は、月の光によって照らされてランプがなくても十分に明るかった。
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- 81 : 2013/12/20(金) 07:54:12 :
- エレン『全員来たみたいだな』
エレン『さて、お前たちに来てもらった理由は…大体創造つくよな?』
アニ『あのときの…』
クリスタ『告白の』
ミカサ『…返事ってこと?』
エレン『その通りだ。かなり悩んだよ、正直誰かを選べば、きっと誰かは悲しむし。かといって、良い方法も見つからないし』
エレン『だからさ、決めたよ!』
エレン『お前たちが良ければだけど…ここにいる全員と付き合わないか?』
アニ『ん?どういうこと?』
エレン『最低なことを言ってるのは承知だよ。それでもとりあえず最後まで聞いてくれよ』
エレン『今まで一緒に仲間として過ごしてきただろ?それでお前たちは、俺のこと好きになってくれたわけだが…』
クリスタ『うん…』
エレン『仲間としての俺しか知らないってことだろ?すると、絶対俺の嫌な部分とか見えてくるとおもうんだよな、その親密な関係なるとさ//』
エレン『だから、何て言うか…とりあえず付き合ってみて、もしお前たちに俺の嫌な部分とかできて、付き合ってられないってなったら、他の人のとこいって良いからよ』
ミカサ『つまり…エレンが私たちの誰か選ぶのではなく、私たちがエレンと一緒にいたいか選んで良いってこと?』
エレン『まあ、そういうことだな。無責任で悪いな」
アニ『じゃあ、仮に私たち全員がエレンと一緒にいることを望んだら?』
エレン『えーっと…考えてません」スマン
クリスタ『じゃあ…その時は私たち全員を幸せにしてよね//』
ミカサ『確かに、エレンにはその責任がある』フフッ
エレン『えっ?えっ?』アセアセ
アニ『だって、あんたが選ばないのがいけないんだから!だから、その時は全員を幸せにしてよね//』
エレン『お、お前らはそれで良いのかよ!?』
ミカサ『私は問題ない!』
クリスタ『私もだよ♪』
アニ『私もさ!他の女に取られる心配とかしなくてすむし』
クリスタ『ミカサとアニと一緒なら楽しそうだしね♪』
ミカサ『お互い認め合ってるから問題ない』
エレン『じゃあ、そうなったときは…俺が全員を幸せにしてやるよ//』
ミカサ『よろしくね」
クリスタ『お願いだよ♪』
アニ『私を守ってよね//』
エレン『ま、まあそうなるのなんて可能性だしな』アセアセ
ミカサ『私は今日からエレンの彼女//』
クリスタ『エレンが彼氏か//』
アニ『(今だけは幸せでもいいよね?)…』
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- 82 : 2013/12/20(金) 12:53:23 :
- 期待!
-
- 83 : 2013/12/20(金) 16:47:12 :
- 期っ待!期っ待!(*´ω`*)
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- 84 : 2013/12/20(金) 18:40:19 :
- エレン…罪な男だ…
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- 85 : 2013/12/20(金) 19:51:58 :
- やっぱりハーレム最高!!
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- 86 : 2013/12/20(金) 20:51:20 :
- 期待
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- 87 : 2013/12/20(金) 21:57:10 :
- このSSの作者さんにエレクリ書いて欲しいです!
このSSが終わってやる気があればの話ですが。
それはそうと、期待&支援です!
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- 89 : 2013/12/21(土) 00:51:54 :
- >>88例えばポケモンとコラボしてエレンがポケモンマスターになる!見たいな感じですかね?
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- 90 : 2013/12/21(土) 00:55:29 :
- それと毎日楽しく見せてもらってます!!
頑張ってください!!
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- 91 : 2013/12/21(土) 01:11:58 :
- >>89 ざっくり言えばそんな感じです(ポケモンではないですら笑)
見てくださって感謝です!
とりあえず本日分を更新!
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- 92 : 2013/12/21(土) 01:14:17 :
- ―――――
――――
――
エレン(俺はこいつらを幸せにできるかな…)
ミカサ「エレン!ぼーっとしてどうしたの
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- 93 : 2013/12/21(土) 01:25:57 :
- すいませんm(__)m上のなしで
――――――
―――――
――――
エレン(俺はこいつらを幸せにできるかな…)
ミカサ「エレン!ぼーっとしてどうしたの?」
エレン「ん?あ、なんでもねーよ」
クリスタ「大丈夫?」
アニ「体調悪いの?」
エレン「ちげーよ、お前らと付き合い始めたときのこと思い出してただけだよ」
エレン「それよりも、そろそろ向かわねーとな!」
ミカサ「行こう//」ギュッ
ミカサはエレンの右手を握った。
アニ「ムッ、ずるい。じゃあ私はこっち//」ギュッ
アニは左手を握った。
エレン「おっ、おい。お前らなんだよ//」アセアセ
クリスタ「あーずるいよ二人とも!私の握るとこないじゃん」プンプン
ミカサ「早い者勝ち♪」
アニ「一足遅かったね」ルンルン
クリスタ「プーッ!!いいもん、私はこうするから//」ダキッ
クリスタは後ろからエレンに抱きついた。
エレン「ちょっ//歩きにくいし、色々当たってるし//」
クリスタ「当ててるんだよ//」
アニ「ムッ…」ダキッ
エレン「お、おい!アニ、なんで腕に抱きつくんだよ//」
アニ「こ、恋人同士はこうするだよ//」
ミカサ「じゃあ私も//」ダキッ
エレン「おい、ミカサまで抱きつくなよ//」
ミカサ「恋人同士だから許される//」
そんなこんなで、30分は出発できなかった…
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- 94 : 2013/12/21(土) 01:29:03 :
- すいませんm(__)m
なんか誤字が山のようにありますね
脳内変換お願いしますm(。≧Д≦。)m
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- 95 : 2013/12/21(土) 01:38:53 :
- エレン「ふぅ、やっと着いたよ」ハァー
アニ「…ごめん」ペコ
ミカサ「ごめんなさい」ペコ
クリスタ「ごめんなさい」ペコ
結局、一向に進めないのでエレンは誰とも手を繋がずに歩いたのであった。
エレン「お前らが俺のこと好きなのは嬉しいから良いんだけど…時と場合を考えてくれよ!」
エレン「…それに恥ずかしいしよ//」
アニ「…次からは気を付けるね」
ミカサ「私も…」
クリスタ「私も…」
エレン「もう謝らなくていいよ!ほら、せっかくなんだし楽しい雰囲気のがいいだろ?びょういんだから難だけど…」アセアセ
アニ「…そうだね、一緒にいれる時間を楽しまないとね!」
ミカサ「…うん。次からはエレンの横は平等にしよう」
クリスタ「じゃあ、ローテーションにしよっか!」
アニ「そうだね♪」
エレン「…俺抜きで決まったな…俺のことなのに」ショボーン
ミカサ「さて、早くエレンの検診をしてもらおう」
アニ「ほら、エレン!」
クリスタ「しょぼーんとしてどうしたの?」
エレン「いや、何でもない…」
ミカサ「?変なエレン」
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- 96 : 2013/12/21(土) 13:39:13 :
- 明日の午後まで更新できないので、今からなるべくたくさん書いちゃいます!
それでは次より( *・ω・)ノ
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- 97 : 2013/12/21(土) 13:40:15 :
- 期待でぇーす
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- 98 : 2013/12/21(土) 13:49:10 :
- 病院内に入り、エレンは主治医に定期検診をしてもらった。この検診の意味は、どこかしらに異常がないかを探すようなものでしかなかった。そして、検診が終わりどこにも異常なく、むしろ怪我をしたのかを疑いたくなるようなものであった。
アニ「本当にエレンは怪我してたんだよね?」
エレン「ん?当たり前だろ」
クリスタ「この結果を見ると、疑いたくなるよね…」アハハ
ミカサ「エレンの回復力がすごいのだろう…医者も本当に驚いていた」
エレン「まあ、治ったんだし良いじゃねーか!」
アニ「そうだね!」
「あっ!お兄さーん!」タッタッタ
四人が会話をしていると、向こうから少女が走ってきた。そして、その少女はエレンに抱きついた。
エレン「うおっ!」
少女「お兄さん久しぶりだね」ギュー
-
- 99 : 2013/12/21(土) 13:54:02 :
- その少女はエレンが入院中に出会い、エレンに勇気を与えた少女本人であった。
エレン「久しぶりだな!元気にしてたか?」ナデナデ
少女「えへへへ♪元気にしてたよ!お兄さんいなくなって寂しかったけど」ギュー
エレン「そうか~…はっ!?」ビクッ
少女と親しくしていると、エレンは背後に恐ろしい殺気を感じた。振り向くと、3人が睨んでいた。
-
- 100 : 2013/12/21(土) 13:59:07 :
- アニ「…その子は誰なのかな?」
クリスタ「なんかやけに親しいけど…」ニコッ
ミカサ「説明して…」
エレン「えーっとですね…この子は俺が入院中に知り合った子で…」
少女「お兄さんには色々よくしてもらいました!」ニコッ
エレン「単なる知り合いだぞ?本当にそれだけだからな」アセアセ
少女「お兄さん、この人たちはお兄さんの知り合いですか?」
アニ「私たちは」
クリスタ「エレンの」
ミカサ「彼女です」
エレン「まあ、そういうことだ…」
-
- 101 : 2013/12/21(土) 14:00:12 :
- 少女にヤキモチ焼くなよ・・・
-
- 102 : 2013/12/21(土) 14:06:54 :
- 少女「ん?なんかよくわかりませんが、お兄さんモテモテですね♪」ギュー
エレン「あ、ああ。」アセ
ミカサ(私たちが抱きついても撫でてくれないのに)ムー
アニ(あの子には撫でてる)ムー
クリスタ(私も抱きついて撫でられたい)ムー
そのあと、エレンは3人の視線を強く感じながら少女と会話をし、帰路についた。
エレン「あの~…怒って…ますよね?」
アニ「…別に」プイ
ミカサ「…そんなことない」ムー
クリスタ「…羨ましいなんて思ってないもん」プンプン
エレン「(完全に怒ってるよ…)…お前らこっち向けよ」ダキッ
エレンは3人を後ろから抱きしめた。
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- 103 : 2013/12/21(土) 14:11:37 :
- アニ「ちょっ//」
ミカサ「え//」
クリスタ「ふぇ///」
エレン「俺はお前らのこと大切だし、大好きだぞ」ギュー
エレン「だから、怒らないでくれよ?お前たち以外の女子に興味なんてないんだからよ」
アニ「あ、あ//」プシュー
ミカサヲ「ーーっ//」プシュー
クリスタ「……///」プシュー
-
- 104 : 2013/12/21(土) 19:00:47 :
- エレン罪な男ですな〜( ̄▽ ̄;)
-
- 105 : 2013/12/21(土) 22:09:28 :
- >>88
全然おkです!
是非よろしくお願いします!
このSSも頑張ってください‼︎
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- 106 : 2013/12/22(日) 15:56:13 :
- 続きいつですか?
-
- 108 : 2013/12/22(日) 21:34:51 :
- お待たせしました!
続きいきますね♪
-
- 109 : 2013/12/22(日) 21:43:53 :
- エレン「さて、時間が少し余ったしこれから散策でもしねーか?」
ミカサ「!ぜひ行こう♪」
クリスタ「いこいこ♪」
アニ「いいね♪」
そうして四人は街を散策した。
その後、意気揚々と訓練所に戻ったのである。
アルミン「あ!エレンお帰り。検診はどうだった?」
エレン「おう、ただいま!問題なかったよ」
アルミン「それならよかったね」
エレン「ああ!それと、これはアルミンにお土産だぞ」
アルミン「ありがとね!何だろう?」
エレン「御菓子とペンだよ!ミカサとかが探すの手伝ってくれたんだよ」
アルミン「ありがとね!明日、ミカサたちにもお礼を言わないとね」
エレン「さて、疲れたし今日はもう休むかな」ノビー
アルミン「おやすみ」
-
- 110 : 2013/12/22(日) 22:09:24 :
- 卒業まで1週間と迫ったこの日の訓練も無事に終えた。そして、いつもなら、すぐに食事となるわけだが、この日は異なっていた。
キース「全員いるな?」
訓練終わりに集められたのである。
キース「本日をもって貴様らの訓練課程は修了である。明日の卒業試験に合格すれば貴様らは晴れて一人前の兵士だ」
キース「これまでの過酷な訓練によく耐えた。その調子で明日の試験も合格するように。以上だ!今日はしっかり休むように」
―――――
――――
―――
アルミン「今日で訓練終わりだね」
エレン「そうだな。なんか感慨深いものがあるな」
アルミン「そうだね!」
ミカサ「今日までエレンはよく頑張った」ナデナデ
エレン「撫でるなよ」
クリスタ「頑張った、頑張った♪」ナデナデ
エレン「だから撫でるなよ」
アルミン「相変わらずだね」ハハハ
エレン「ったく…」
ライナー「…(ついに、か)」
ベルトルト「……」
アニ「…(私は…)」
エレン「……」ジー
ジャン「やっと卒業だな!」
マルコ「そうだね!ところでジャンはやっぱり憲兵になるの?」
ジャン「…どうだかな。前だったら憲兵になるって即答できたがな」
マルコ「ふふっ、変わったんだね!あのジャンが」
コニー「あのジャンって、どのジャンだ?ジャンに種類あるのか?」
サシャ「種類があるって馬の品種みたいですね!」
コニー「じゃあジャンは馬なのか!どおりで馬に似てると…」
ジャン「俺は人間だ!!」
ワハハハ、ウマガナイテルゾー!ダレガウマダ
アルミン「あっちはいつもどおり元気だね」フフッ
クリスタ「そうだね♪」
クリスタ「それはそうと、エレンはやっぱり調査兵団に行くの?」
エレン「ん?ああ、そうだな」
ユミル「相変わらずだね、折角成績上位なのに」
アルミン「まあ、エレンはそのために訓練頑張ってたようなものだからね!」
ミカサ「うん。エレンはすごい」
-
- 111 : 2013/12/22(日) 22:16:40 :
- エレン「別にすごくねーよ。それに成績なんて俺には関係ないしな」
ユミル「まあそうだな。悪くても調査兵になれるからな」
エレン「それに…」
アルミン「それに?」
エレン「いや何でもない。それより早く飯食ちまおうぜ!」
クリスタ「?変なエレン」
ユミル「こいつが変なのは前からだろ」ハハハ
エレン「ひっでーな」
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- 112 : 2013/12/22(日) 22:27:51 :
- 夕食後の自由時間にアニはいつもの密会場所に向かっていた。
アニ「…二人とも待たせたね」
ライナー「悪いな、急に集めて」
アニ「…別にいいさ。それに私も話したいことあったし」
ベルトルト「話したいこと?」
アニ「…おそらく二人が話したい用件と同じだと思うけど…」
ライナー「…戦士としての使命のことでいいか?」
アニ「…ああ」
ベルトルト「やっぱりアニも不安だし、嫌なんだよね…」
アニ「…当たり前でしょ、誰が…」
ライナー「…ここにいる全員が同じ気持ちだ。だが、故郷のため、そこにいる家族や仲間のため、戦士としての使命を全うする責任と義務がある」
アニ「わかってる…だからこそ集まったんでしょ?」
ライナー「ああ、具体的な作戦を伝えるためにな」
ベルトルト「うん」
ライナー「まず作戦日時だが……」
―――――――
――――――
―――――
ライナー「以上だ。質問はないか?」
アニベル「ああ」
ライナー「じゃあ今日は解散だ。最後に一つだけ」
ライナー「残りの1週間を悔いの残らないように過ごせよ」
ベルトルト「…そうだね、兵士として最後だもんね」
アニ「…じゃあ私は戻るから」
ライナー「気を付けろよ」
-
- 113 : 2013/12/22(日) 22:33:43 :
- ここで突然ですが、本編の進行に関係しないけどそれぞれのヒロイン(アニ・ミカサ・クリスタ)の過去やエレンとの交友(訓練兵時代限定)の部分について詳しく書いていないのですが、読みたい人いますかね?
いるなら別スレに書こうと思うのですが…
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- 114 : 2013/12/22(日) 22:37:42 :
- なんか変な日本語になってるm(__)m
簡単に言えば訓練兵時代のエレンとヒロインたちの日常みたいなものです!
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- 115 : 2013/12/22(日) 23:37:23 :
- お願いします!
-
- 116 : 2013/12/22(日) 23:46:55 :
- 番外編として欲しいですね。
本編も気になりますので。
-
- 117 : 2013/12/22(日) 23:54:53 :
- 見たいですお願いいたします(^人^)
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- 118 : 2013/12/23(月) 11:00:55 :
- サイドストーリーのスレ立てました!
ミカサ編 http://www.ssnote.net/archives/5612
アニ編 http://www.ssnote.net/archives/5613
クリスタ編 http://www.ssnote.net/archives/5615
上記のは超不定期更新ですのでm(__)m
それでは続き行きます!
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- 119 : 2013/12/23(月) 11:15:21 :
- アニが重い足取りで寮に戻る途中、誰かの話し声が聞こえ咄嗟に気配を消し、その声の出所に接近した。
耳を澄まして聞いてみると、二つの聞き慣れた声がした。
1つは聞くだけで、恐怖する者の声。
もう1つは、聞くと安心する者の声であった。
アニ(あれは…教官とエレン?なんで?)
アニは会話の内容が気になったので気配を消して更に接近する。
キース「ーーーだ。きょうーー。ーー。」
エレン「ーーーました。おやすみなさい」ビシッ
アニ(何を話していたんだろう?聞こえなかったな…)
エレン「さて…おい!いい加減隠れてないで出てこいよ」
アニ「ビクッ!!……」
アニ「いつから気づいてたの?」
エレン「アニだったのか!ついさっきから人の気配がしてたからな」
アニ「…気配を消してたつもりだったんだけどね…」
エレン「ん?ああ、ちゃんと消せてたよ!だから俺しか気付いてないんだよ」
アニ「相変わらずすごいね」
-
- 120 : 2013/12/23(月) 11:33:21 :
- エレン「んで、アニはこんな遅くに何してたんだ?」
アニ「私かい?私は…散歩をね」
アニは咄嗟に嘘をついた。助けて欲しいくらい辛いのに…
エレン「…ふーん、そうなのか。今日は星もきれいだしな」
アニ「ああ。それで、エレンは…教官と何してたの?ただ、会話をしてるようには見えなかったけど…」
エレン「まあ、隠すことでもないしな。俺は教官に自主トレを観ててもらったんだ。特別訓練みたいなもんかな」
アニ「底知れない向上心だね。前からなの?」
エレン「訓練に復帰したあとからだな。週に3回ほど付き合ってくれてたんだよ!」
アニ「知らなかったよ」
エレン「まあ人知れずやってたからな。付き合ってもらえて感謝だよ」
アニ「…意外に優しい人なんだね、驚いたよ!」クスッ
エレン「あの人はすごい優しい人だぞ?いつでも俺たちのこと思ってくれてるからな」
エレン「さて、そろそろ寮に戻るか!アニも戻るだろ?」
アニ「うん」
エレン「じゃあ一緒に行こうぜ!ほら」
エレンはアニのスラッとした腰の部分に手を回した。
アニ「え//なんか…//」モジモジ
エレン「ん?どうした?嫌か?」
アニ「え、嫌じゃない!やめないで!…あ///」
エレン「じゃあ、やめねーよ♪」グイッ
エレンはさらにアニを引き寄せた。
アニ「///」モジモジ
-
- 121 : 2013/12/23(月) 13:59:14 :
- 期待
そして続きを!
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- 122 : 2013/12/23(月) 21:29:38 :
- それでは続きいきます!
-
- 123 : 2013/12/23(月) 21:41:02 :
- エレン「そういえばアニはどこの兵団に行くんだ?」
アニ「私は…まだ考え中だよ」
エレン「そうか、アニは成績優秀なんだし憲兵団に行けよ!」
アニ「憲兵団にいってほしいの?」
エレン「まあな。だって憲兵団に行けば一応は安全だろ?」
アニ「…そうだね。でも…」
エレン「まあ、お前が近くにいないのは寂しいけどな」
アニ「えっ?//」
エレン「だってそうじゃねーか。折角できた大切な人なんだからな//もちろんミカサもクリスタも近くにいてほしいさ」
エレン「だけど大切な人だからこそ、やっぱり少しでも安全なとこにいてほしいんだよな…」
アニ「…//」ダキッ
エレン「急に抱きついてどうしたんだよ//」
アニ「…そう想われて嬉しいよ//」ギュー
アニはそう言ってエレンに顔を近付ける。
そのアニの顔はとても色っぽく、見とれてしまう
エレン「お、おい、アニ?//」
アニ「エレン…私…」
「あー!!何してるの!?」
不意に後ろから声が聞こえ二人は驚く。
そこにはクリスタがいた。
クリスタ「アニ、何してたの?抜け駆け?」プクー
アニ「べ、別に。なにもしてないよ」
-
- 124 : 2013/12/23(月) 21:41:59 :
- クリスタァァァァァァ!!!!!!!!!!いいとこで来んなァァァァァァ!!!!!!!!!!
-
- 125 : 2013/12/23(月) 21:52:40 :
- クリスタ「ズルい!私も抱きつく」ダキッ
エレン「お、おい!クリスタまで//」
クリスタ「えへへ♪//エレン温かい//」ギュー
エレン「ったく//クリスタ、お前こんな遅くに何してたんだ?」
クリスタ「私?私は厩舎で馬の世話してたんだ♪その帰りに二人を見つけたの!それで、エレンとアニは何してたの?」ジーッ
エレン「俺か?俺は自主トレしてただけだよ。アニとはその帰りにあったんだよ!本当だぞ?」
アニ「私はちょっと散歩してただけさ」
クリスタ「ふーん…じゃあ今二人は何してたの?」
アニ「えーっと…それは…//」モジモジ
エレン「ちょっと話してただけだよ!な?」
アニ「そ、そうだよ//」アセアセ
クリスタ「ふーん…じゃあ今度は私がエレンとお話しする♪」ギュー
エレン「ちょ、クリスタ//いろいろ当たってるから//」
クリスタ「あ、当ててるんだよ//」ジーッ
クリスタはエレンを見つめた。
つぶらな瞳を前に、エレンは次第に近づいていく。
そして、互いに吐息がかかるくらいまで近付く
アニ(え?え?ちょっとズルいよ!)アセアセ
アニが声を出せずにいると、
「クリスタ待ちなさい!」
また声がした。
エレンとクリスタは驚きで離れて、アニは呆然と立ち尽くす。
-
- 126 : 2013/12/23(月) 22:05:15 :
- エレン「み、ミカサ!お前までどうして?」
ミカサ「外の空気を吸いに出てきていただけ。ところでクリスタは何をしてるの?」ジーッ
クリスタ「え、エレンとお話してただけだよ//」
ミカサ「そんな雰囲気には見えなかった。そしてアニもなぜ止めなかった?」
ミカサ「もしかして…二人で抜け駆け!?」
ミカサ「そ、そんな…ズルい」ポロ
エレン「お、おいミカサ泣くなよ。俺たちは本当に何もなかったぞ!」
ミカサ「うっうっ…」ポロポロ
エレン「泣くなよ」ダキッ
エレンはミカサを包み込むように抱き締めた。
ミカサ「!!え、えれん?//」
エレン「たまたま自主トレの帰りに二人に会ったんだよ!本当にそれだけだ!」
アニ「本当にそうだよ!まあ…何かあって欲しかったけど…//」
クリスタ「私もだよ…アニと同じで何かあって欲しかったくらいだよ//」
エレン「お、おい//」アセアセ
アニ「…むしろエレンに抱き締められてるミカサのがズルいくらいさ」
クリスタ「本当だよ、うらやましい」ジーッ
ミカサ「///」ギュー
エレン「ったく//」ポリポリ
エレン「ほら、全員これで平等だろ?//」ギュー
エレンは3人を引き寄せ、全員を抱き締めた
エレン「お前ら3人とも俺には特別だよ。大切な人だよ//」ギュー
ミカアニクリ「///」
そのまま少しの間、抱き合っていた。
-
- 127 : 2013/12/23(月) 22:11:58 :
- エレン「…少しは俺の気持ち伝わったか?//」ポリポリ
ミカアニクリ「うん//」
エレン「じゃあ戻ってもう寝ようぜ、明日は大切な試験だし!」
アニ「うん…」
クリスタ「でも…」
ミカサ「その前に…」
3人は顔を見合わせ互いに頷いた。
エレン「ん?」
次の瞬間エレンは固まった。
ミカサ「んっ//」チュ
アニ「んっ//」チュ
クリスタ「んっ//」チュ
ミカサがエレンの額に、アニが右頬に、クリスタが左頬に、それぞれキスをした。
ミカサ「私たちから…」
アニ「おやすみと…」
クリスタ「明日頑張ろうって意味の…」
ミカアニクリ「キスだよっ//」
3人は駆け足で寮に戻って行った。
エレンは10分ほど硬直して動けなかった
-
- 128 : 2013/12/23(月) 23:02:46 :
- >>107
こんな第三者の話を聞いてくださってありがとうございます!
楽しみにしてます!
それにしてもエレンは、リア充を超越してますね(笑)
羨ましい限りだ!
-
- 129 : 2013/12/23(月) 23:21:49 :
- >>
128確かにwwwwでも爆発してくも欲しくないwww
-
- 130 : 2013/12/23(月) 23:22:51 :
- ↑ミスったww
>>128で
-
- 131 : 2013/12/24(火) 02:12:04 :
- そして次の日、卒業模擬戦闘試験が実施された。
この試験は丸一日費やされた。
エレンは余裕で通過し、他の成績上位者たちも難なく通過。
最終的には104期生全員が通過するという結果になり、訓練兵生活もあと6日後の解散式を残すだけとなった。
この6日間は訓練兵たちの成績処理期間として設けられているもので、訓練などは一切行われない。
ただ、完全休養という訳でもなく交代で買い出しや固定砲整備などの雑務を行う必要がある。
それ以外はどう過ごそうと個々の自由であり、エレンは、ミカサ・アニ・クリスタとそれぞれ一日ずつを過ごした。
そして4日目を迎えた。
-
- 132 : 2013/12/24(火) 02:18:05 :
- 何が起きるんだ!?ドキドキp(*゚v゚`*)qワクワク
-
- 133 : 2013/12/24(火) 02:27:25 :
- エレン、ライナー、ベルトルトは自室にいた。
ライナー「もうそろそろ卒業か…」
ベルトルト「そうだね…あと二日後には卒業だよ」
エレン「まあな。でも卒業してそれぞれの道を歩んでも、兵士であることには代わりないだろ」
ライナー「…そうだな(俺たちは戦士に…)」
ベルトルト「…うん」
エレン「…なあお前ら、運命って変えられないと思うか?」
ライナー「どうした突然?」
エレン「普通さ、人って運命は決まってるとか言うだろ?だからお前らはどう思ってるのかと思ってさ…」
ライナー「…決まってるんじゃないかな」
ベルトルト「…僕もそう思うな(そうじゃないなら…僕は…)」
エレン「俺はそうは思わねーけどな」
エレン「確かに運命はあるかも知れない。けど変えられると思うんだ」
エレン「人って助け合えるだろ?一人じゃ変えられなくても、きっと誰かが助ければ運命も変わると思うんだ…」
エレン「…なんてな、急に変なこと言って悪かったな」
エレン「さて、アルミンとの約束あるし行ってくるわ!」
ライナー「お、おう」
ベルトルト「いってらっしゃい」
-
- 134 : 2013/12/24(火) 02:31:41 :
- エレンが部屋を出ようとして、ドアを開けた。
エレン「…ライナー、ベルトルト。お前たちは俺の大切な仲間だ。…それを忘れないでくれよ」
そう言ってエレンは出ていった。
ベルトルト「エレンはどうしたんだろうね?」
ライナー「…わからん。もしかしたら…ふっ、そんなわけないか」
ベルトルト「ん?どうかしたの?」
ライナー「いや、なんでもない」
-
- 135 : 2013/12/24(火) 02:33:56 :
- その日を境にエレンは訓練所から姿を消した。
-
- 136 : 2013/12/24(火) 02:46:30 :
- そして、エレンがいなくなってからついに解散式の当日を迎えた。
アルミン「きっと今日はエレンも現れるよ」
ミカサ「エレン…どうしたの?」
サシャ「エレンどうしたんでしょうね?」
クリスタ「…なんでよ…」ポロ
ユミル「あいつのことだ、きっとなんか用事でもあったんだろ?今日にでも戻ってくるだろ?」
マルコ「そうだといいね…」
ジャン「ちっ、あの野郎…どこ行きやがった…」イライラ
コニー「エレンはなにやってん
?」
ライナー「とりあえず、今日の解散式で何か分かるだろ?成績処理も終わって教官にも会えることだし」
ベルトルト「そうだよ、だから落ち着こ」
アニ(エレン…)
キース「それではこれより104期訓練兵団の解散式を行う」
キース「まず、今期の成績上位10人の発表を行う
首席 ミカサ・アッカーマン
次席 ライナー・ブラウン
3位 アニ・レオンハート
4位 ベルトルト・フーバー
5位 ジャン・キルシュタイン
6位 マルコ・ボット
7位 クリスタ・レンズ
8位 ユミル
9位 サシャ・ブラウス
10位 コニー・スプリンガー
以上だ」
-
- 137 : 2013/12/24(火) 02:49:42 :
- お知らせです!
これからサイドストーリーのほうも更新を始めていきます!
そちらのほうも合わせて読むと面白い(かもしれない)ので是非覗いて見てくださいm(__)m
一応読まなくて大丈夫なように本編は進行します
サイドストーリーは明日より始めます
-
- 138 : 2013/12/24(火) 09:15:17 :
- エレンは巨人化するのかな?
-
- 139 : 2013/12/24(火) 12:13:15 :
- >>138
それは…本編を読んでからのお楽しみということで…m(。≧Д≦。)m
-
- 140 : 2013/12/24(火) 18:09:29 :
- 解散式のあと、食堂へと移動した。
例年なら訓練兵たちはここで歓喜に湧き、嬉しそうな話し声や、別れを惜しむ声などが聞こえてくる。
だが今年度は違った…喜びの声が聞こえず、戸惑いと怒号の混ざった声が響くだけである。
ジャン「なんでだよ!なんであの野郎がいねーんだ」
マルコ「ジャン落ち着けよ」
ジャン「落ち着けるかよ!あの野郎の行方がわからねーんだからな」
アルミン「エレンは…どうしたんだ…」
ライナー「確かにおかしいな…今日の解散式ぐらい現れると踏んでいたんだが…」
ベルトルト「…それどころか、成績上位に名前すら呼ばれなかったもんね」
アルミン「エレンは1ヶ月前の発表の時点で2番だった…なのにおかしい」
ジャン「くっそ…意味わかんねーよ」
ミカサ「…エレン…どこにいるの…」
クリスタ「…なんでよ…なんで…」ポロポロ
ユミル「泣くなよ、クリスタ」ナデナデ
アニ(…エレンどこにいるのさ…)
サシャ「ほ、ほら、皆さん!せっかくの料理なんですから…ね」アセアセ
ジャン「今飯なんて気分じゃねーよ」
キース「お前たち、何を怒鳴っているだ?」ガチャ
アルミン「あっ!教官!」
キース「なんだ、アルレルト?」
-
- 141 : 2013/12/24(火) 18:21:08 :
- アルミン「エレン…イェーガーはどうしたんでしょうか?解散式でも見かけなかったのですが…」
キース「イェーガーか…ヤツならもういないぞ」
キースから発せられた言葉を全員すぐに理解することができなかった。
アルミン「…それは…いったいどういう意味で…?」
キース「イェーガーから聞いてないのか…」
キース「イェーガーが特別試験により復帰したのは覚えているな」
アルミン「…はい」
キース「その特別試験を受けるにはある条件が設けられている」
ライナー「ある条件?」
キース「そう。その条件とは、どこかの兵団により推薦を受ける必要があるということだ」
キース「そして…推薦を受けたからには…」
アルミン「…その推薦した兵団に所属するってことですか?」
キース「そうだ!そして、その所属は他の訓練兵より早くになる。つまり、ヤツは卒業模擬戦闘試験に合格した段階で訓練兵から他の兵団に所属を移さなければいけないということだ」
アルミン「だから…エレンはいないんですか?」
キース「そういうことだ。わかったらさっさと料理を食べよ。いらないなら片すぞ」
-
- 142 : 2013/12/24(火) 18:28:20 :
- ライナー「つまりあいつは先に兵士として働いているということか…」
ベルトルト「そうだね…」
アルミン「ああ、そうだね(ただ、問題はエレンが誰にも何も言わなかったことだ…他に何か理由が…)」
ジャン「チッ、あの野郎はなんなんだよ」
マルコ「でも、良かったじゃないか!とりあえずまた会えるんだから」
ジャン「ああ、だが問題はどこの兵団に所属したか分からないってことだ」
コニー「エレンだから調査兵団じゃないのか?」
ジャン「その可能性はあるな…だが、知ってるか?調査兵団は明日から壁外遠征を行うってことをよ?」
コニー「ん?ってことは…」
ジャン「あの野郎には当面会えないってことだ…下手したら…」
全員が静まった…静寂が続く
-
- 143 : 2013/12/24(火) 18:45:46 :
- 結局盛り上がることはなかった。
そして、その後アニ・ライナー・ベルトルトは人知れず集まった。
ライナー「今日で…兵士最後だ」
ベルトルト「…明日…決行するんだよね?」
ライナー「ああ…俺たちは戦士に戻る…」
アニ「…(結局あいつに会えなかったな…)」
ライナー「もう後戻りは出来ない…」
ベルトルト「…うん」
ライナー「ただ…本当に些細なことだが、一つだけ気掛かりがある」
ベルトルト「なんだい?」
ライナー「チラッ…エレンのことだ」
アニ「…ビクッ」
ベルトルト「…何が気掛かりなの?」
ライナー「…もしかしたら、あいつは俺たちのこと気付いてるかも知れん」
アニ「!!どういうこと?」
ライナー「エレンがいなくなる前に、俺とベルトルトに対して変なこと言ってたんでな…それが少し気になってな」
ベルトルト「運命がとか言ってたね…」
アニ「運命…か」
ライナー「ん?何かあるのか?」
アニ「いや…別に…(そういえばエレンが助けてくれるとか言ってたっけ…ハァ~なに期待してるんだろ…)」
ライナー「何もないなら明日の段取りについて確認する」
ライナー「まずベルトルト、お前が扉を壊して巨人どもを中に入れる。そして、混乱している隙に俺がローゼを突破する」
アニ「私は…なにすればいい?」
ライナー「…お前はアルミンのやつをマークしておいてくれ」
アニ「アルミン?なぜ?」
ライナー「念のためだ。確証はないが…アルミンはエレンの次に警戒すべき人物だからな」
ベルトルト「…そこまでライナーが言うなんて」
ライナー「まあ本当に万が一のためだ。俺とベルトルトが作戦実行するまでの間アルミンの注意を引き付けておいてくれ」
アニ「…わかったよ」
こうしてそれぞれの運命の日が訪れる。
-
- 144 : 2013/12/24(火) 21:18:41 :
- 続きをお願いします 支援
-
- 145 : 2013/12/24(火) 23:17:09 :
- 期待
-
- 146 : 2013/12/25(水) 07:06:46 :
- それでは本日分をいきまする!
-
- 147 : 2013/12/25(水) 07:19:30 :
- 当日、嵐の前の静けさなのか、いつもの日常と何ら変化のない朝を迎える。
その日、アルミンはミカサを呼び出した。
ミカサ「…アルミン何か用事でもあるの?」
ミカサの表情は依然として暗いままであった。
アルミン「うん…ちょっとエレンのことで気になることがあってね」
ミカサ「っ!!?何が気掛かりなの?」ガシッ
アルミン「これは…単なる思い込みかも知らないけど…」
アルミン「仮に調査兵団に所属したんだどしても、新兵をこんなすぐに壁外調査に連れていかないと思うんだ」
ミカサ「…確かに」
アルミン「それに僕らに何も言わないのも気になる」
ミカサ「どういうこと?」
アルミン「そんな制度があるなら先に知らせてくれてもいいと思わない?特別入隊試験のことを事前に伝えてくれたんだから尚更のことだし」
アルミン「だから…もしかしてエレンは何か隠してるのかもしれないってことさ」
ミカサ「それは…一体何?」
アルミン「分からない…けど、知ってる可能性のある人物たちには心当たりがある」
ミカサ「誰なの!?」
-
- 148 : 2013/12/25(水) 07:29:26 :
- アルミン「一人目はキース教官だ」
ミカサ「なぜ、教官?」
アルミン「昨日の成績発表のとき、エレンの名前がなかったの覚えてるよね?」
ミカサ「…ええ」
アルミン「だったらおかしいと思わないかい?ほんの1ヶ月前には2番にあった名前が消えるなんて」
ミカサ「それは昨日教官が説明した通りなんじゃないの?」
アルミン「そうなんだとしたら最初からエレンの成績なんて評価する必要ないじゃないか!だって、所属兵科は確定してるんだし」
アルミン「それなのにエレンの成績は評価されていた…つまりキース教官は嘘をついている可能性がある」
ミカサ「!!じゃあすぐに教官のとこに」ダッ
アルミン「教官なら昨日の深夜から外出しているらしいよ。つまりキース教官には聞けないのさ」
ミカサ「そんな…せっかくのエレンの行方がわかると思ったのに…」
アルミン「ミカサ、僕は言ったでしょ?人物"たち"って」
ミカサ「他にもいるの?」
アルミン「あくまで可能性だけどね」
ミカサ「誰?」
-
- 149 : 2013/12/25(水) 07:35:41 :
- 誰だ!!?
-
- 150 : 2013/12/25(水) 07:39:38 :
- アルミン「ライナーとベルトルト、そしてアニだ!」
ミカサ「ライナーとベルトルトはいいとして、アニは知らないと思うけど…」
アルミン「おそらくエレンの行方は知らないだろうね、ライナーとベルトルトも含めて」
ミカサ「?どういうこと?」
アルミン「行方は知らないけど、おそらくその3人は何か秘密を隠しているんじゃないかな…そしてエレンはその秘密に気がついた」
ミカサ「どんな秘密?」
アルミン「僕には分からない…それに3人に聞いても教えてはくれないだろうね」
ミカサ「じゃあどうするの?」
アルミン「今日3人の内誰かをマークする。固定砲整備と買い出しの日だから絶好の機会だし」
アルミン「おそらくライナーたちが何かを画策してるなら今日実行する可能性もあるからね」
ミカサ「そっか…今日は街の中を自由に動けるから」
アルミン「ああ、だから今日3人の秘密について分かれば…」
ミカサ「エレンに会える!」
アルミン「十分可能性があるよ!」
ミカサ「問題は誰をマークするの?」
アルミン「うーん…ライナーとベルトルトは今日は確か固定砲整備の班だったとおもうよ」
ミカサ「アニは…買い出し班」
アルミン「僕たちも買い出し班だし、途中で抜けてアニをマークしてみよう」
ミカサ「わかった!」
-
- 151 : 2013/12/25(水) 07:45:34 :
- ここからかなり激アツな展開になります!
一番書きたかった場所なので長くなると思いますが、お付き合いお願いしますm(__)m
続きは次の更新で(笑)
-
- 152 : 2013/12/25(水) 07:46:36 :
- きたい
-
- 153 : 2013/12/25(水) 08:35:32 :
- 期待
-
- 154 : 2013/12/25(水) 11:28:11 :
- 期待!!いつまでも待つ自信がある!
-
- 155 : 2013/12/25(水) 12:08:20 :
- 期待!
-
- 156 : 2013/12/25(水) 12:08:59 :
- 期待
-
- 157 : 2013/12/25(水) 13:04:21 :
- 期待!!
-
- 158 : 2013/12/25(水) 22:22:50 :
- 期待
-
- 159 : 2013/12/25(水) 23:49:02 :
- 期待!
本当にエレンはきずいているのかな?
続きよろしくおねがいします!
-
- 160 : 2013/12/25(水) 23:56:28 :
- めっちゃ期待!!
-
- 161 : 2013/12/26(木) 09:20:16 :
- 期待
-
- 162 : 2013/12/26(木) 16:04:26 :
- 書き溜めてるのかな?
頑張って下さい!!
-
- 163 : 2013/12/26(木) 17:31:54 :
- 皆さん期待してくれてありがとうございます!
>>162書き溜めとか一切してないですm(__)m
単純に忙しくて書いてる暇がなかっただけなので
夜には再開しますのでm(。≧Д≦。)m
-
- 164 : 2013/12/26(木) 22:20:20 :
- 期待
-
- 165 : 2013/12/26(木) 22:22:45 :
- さて、それでは本編いきますよ!
-
- 166 : 2013/12/26(木) 22:32:33 :
- それぞれの思惑が交錯しながら、その時は刻一刻と迫っていた。
ー買い出し4班ー
ユミル「さて、あとは…包帯とか救急機材か」
モブA「そうだね」
クリスタ「……」
ユミル「…クリスタ、あの野郎は無事だよ。だからそんなに落ち込むなよ」
アニ「…ごめん、ちょっと体調悪いから先に戻っていいかい?」
ユミル「はぁ~お前もか。…ああ戻ってていいぞ。クリスタも難なら戻れよ」
アニ「…悪いね」
ユミル「どうせあと買うもんも少ないしな」
クリスタ「…私は大丈夫だよ」
ユミル「…なら良いけどよ」
-
- 167 : 2013/12/26(木) 22:36:26 :
- ー買い出し9班ー
アルミン「あと買うものあったかな?」
ミカサ「買い物はこれでおしまい」
マルコ「あとは食糧の注文ぐらいかな!」
アルミン「じゃあマルコ、悪いんだけど注文頼めるかな?荷物は僕とミカサで先に持って帰るから」
マルコ「ああ、大丈夫だよ!任せておいて」
アルミン「ごめん、ありがとうね」ペコ
ミカサ「マルコ、感謝する」
マルコ「気にしないで!」
-
- 168 : 2013/12/26(木) 22:49:41 :
- 同刻ー固定砲整10班ー
ライナー「悪いが、少しトイレに行ってきていいか?」
モブA「大丈夫だよ!」
モブB「トイレは先に行っておけよ、班長~(笑)」
モブC「まあ、もう終わるし後で合流でいいよ!」
ライナー「悪いな」ダッ
ー固定砲整備7班ー
モブD「あと少しで終わりだな」
ベルトルト「ごめん、教官に呼ばれてるから先に戻っていいかな?」
モブE「おう、大丈夫だぞ」
ベルトルト「ごめんね」
ー固定砲整備4班ー
ジャン「おい、サシャのやつどこにいったんだよ?」
ミーナ「あれ?いないね」
ジャン「ったく、あいつ。…おい、コニーそのやり方間違ってんぞ」
コニー「ん?違ってたか?」
ジャン「手順逆だよ、ったく何でこの班はこんなに世話がかかるんだよ」
ミーナ「何だかんだ言っても世話してくれてるけどね」フフッ
ジャン「あっ?仕方ねーだろ、ここの班長になったんだから。エレンのやつがいたら俺は買い出し班だったのによ」チッ
サシャ「ヘヘヘ…皆さん、教官の食糧庫からお肉盗ってきました!」ジュル
ジャン「なんでこの班は問題しか持ってこないんだよー」グワー
-
- 169 : 2013/12/26(木) 22:59:03 :
- ー壁上 開閉扉付近ー
ライナー「…やっときたか」
ベルトルト「…遅くなったね」
ライナー「さて、じゃあそろそろ作戦実行するか…」
ベルトルト「…うん」
ライナー「…大丈夫か、ベルトルト?」
ベルトルト「少し…怖いかな。やっぱり、戦士に戻るとは言え…ね」
ライナー「…辛い役割を押し付けてすまんな」
ベルトルト「…ううん、ライナーだって、アニだって背負ってるものは同じさ。だから、ね」
ライナー「…ああ」
ベルトルト「…じゃあ、やるね」
ベルトルトが手をくわえようとすると、ライナーが制止した。
ライナー「まて」
ベルトルト「えっ?なに?」
ライナー「…どうやら、お客さんがいるようだ…ふぅ、隠れてないで出てこいよ」
ライナーが声をかけると、背後の物陰からある人物が姿を現した。
ライナー「…久しぶりだな!どこに行ってたんだよ?」
-
- 170 : 2013/12/26(木) 23:25:45 :
- エレンか!?
-
- 171 : 2013/12/27(金) 00:29:21 :
- 続きめっちゃ気になる!
-
- 172 : 2013/12/27(金) 01:54:56 :
- はやくはやく
-
- 173 : 2013/12/27(金) 07:21:48 :
- 続きいきますね!
-
- 174 : 2013/12/27(金) 07:27:37 :
- エレン「久しぶりだな、ライナー、ベルトルト」
ベルトルト「…エレン」
エレン「俺がどこに行ったのかは教官に聞いただろ?」
ライナー「ああ。だが、それならなんでお前はここにいるんだ?調査兵団は今壁外調査のはずだが…」
エレン「新兵だから残ってるんだよ。足手まといになるからな」
ライナー「…冗談はよせ。お前ほどの奴が足手まといになる分けないからな」
ライナー「おそらく…別の理由があるんじゃないか?」
-
- 175 : 2013/12/27(金) 07:39:09 :
- エレン「…さすがライナー。気付いてたか」
エレン「お前の予想通りだよ。確かに調査兵団から推薦されて戻ったし、調査兵団に入ることになっているが、1つだけ嘘がある」
エレン「兵団に所属する時期は早くないってことさ」
ライナー「やはりか…じゃあ改めて聞こう。今まで何してたんだ?わざわざこんなとこに来てまで、俺たちと世間話したかったわけではないだろ?」
エレン「どこに行ってたかは言えないが、俺がここに来た目的は一つだよ」
エレン「ライナー、ベルトルト、そしてアニ…お前たち3人を助けに来た」
ベルトルト「助けに?」
ライナー「…俺たちじゃなくて、壁の中の奴らを助け来たの間違いじゃないのか?」
エレン「もちろんミカサやクリスタ、アルミンや仲間たち含め壁の中の人々全員を助けるつもりさ」
エレン「…だけど、お前たち3人も俺の大切な仲間だ。だからここに助けるために来たんだよ」
-
- 176 : 2013/12/27(金) 07:48:58 :
- ライナー「…残念だな、俺たちは戦士なんだ。だから、もう元には戻れない」
ライナー「確かに、壁の中に大切な仲間が出来たのは事実だ…しかし、古郷のため、家族のために俺たちは引けないんだ」
ベルトルト「…ごめんね」
エレン「故郷…か。その気持ちわかるよ、俺は故郷を奪われたからな」
エレン「…だからこそ、この場所は譲れないな。俺にとってシガンシナに次いで大切なとこだから」
エレン「ここトロスト区は、大切な仲間と出会い、育ち、かけがえのない存在と巡り会えた大切な場所だ」
エレン「この思い出の地を、第二の故郷とも言えるこの場所を、もう一度故郷を奪われるのを阻止する」
エレン「そして…もう一度お前たちを仲間に引き戻すためにもな。だから考え直してくれないか?」
-
- 177 : 2013/12/27(金) 08:05:51 :
- エレンかっこいいな
-
- 178 : 2013/12/27(金) 08:09:00 :
- ライナー「残念だがそれは無理だ。この壁の中に未来があるならいい、だがエレン、お前ほどのやつなら分かるだろ?」
ライナー「シーナの内側にいる奴等は自分の利益しか考えていない…そんな奴等のために生きていられるか?」
ライナー「そんな奴等のために自分を犠牲に出来るか?そんな奴等と一緒に生きれるか?」
ライナー「…答えはノーだ。そして、それ以前に…俺たちは大量殺人者だ」
ライナー「そんな俺たちを許すのか?お前の親の敵とも言える俺たちを受け入れるのか?」
エレン「…お前たちのこの三年間は嘘だったのか?」
ベルトルト「嘘じゃない。君たちと過ごした日々に偽りはない」
エレン「じゃあ俺は受け入れるさ。お前たちを大切な仲間として」
ライナー「…なんで受け入れられる?」
エレン「…言ったろ?俺は仲間を守りたいんだって!この三年兵士としてのお前らに偽りがないなら、お前たちは大切な仲間だ」
エレン「そして大切な仲間が苦しんでるなら助けてやりたいんだ…」
ライナー「…お前が受け入れても他は受け入れないさ。所詮人類の敵にしかなり得ないんだからな」
エレン「そんなことはない、きっと…」
ライナー「これ以上は無駄だ!俺たちは戦士なんだからな」
ライナー「何故俺たちに気付けたのか気になるが今はそんなことどうでもいい」
ライナー「それより、それよりエレン。俺たちの方に来ないか?お前ほどの男なら大歓迎だ」
エレン「…無理に決まってるだろ、俺は仲間をまもりたいんだからな」
ライナー「そう言うと思ったさ…さて、これ以上は不毛だな」
エレン「…ライナー、ベルトルト」
ライナー「もうその名で呼ぶな、知ってるんだろ?俺たちの正体をな」
-
- 179 : 2013/12/27(金) 08:16:07 :
- ライナー「俺たちは、鎧の巨人と超大型巨人だ!」
エレン「…もう俺の声は届かないのか。俺はお前たちを殺したくないのに…」
ライナー「殺したくない、か。お前はとことん優しいな…だがそれが命取りとなるぞ」
エレン「…わかった。もう殺さないなんて考えない」
エレン「前言撤回だ…俺はお前たちを」
エレン「戦士としてのお前らを…殺す」ギロッ
刹那、エレンから恐ろしいほどの殺気が放たれた。
ライナーとベルトルトはそれを本能で感じたのか、りのまあ間合いを取った。
ベルトルト(…普段のエレンとは大違いだ)
ライナー(これが…こいつの本気というわけか)
エレン「…覚悟しろよ…鎧の巨人、超大型巨人」ギロッ
-
- 180 : 2013/12/27(金) 10:28:28 :
- 期待
-
- 181 : 2013/12/27(金) 12:45:23 :
- 期待
-
- 182 : 2013/12/27(金) 14:00:22 :
- 期待
-
- 183 : 2013/12/27(金) 16:21:02 :
- この時間に見てる人いるのか知らないけど、時間が出来たから続きいきまーす!
-
- 184 : 2013/12/27(金) 16:31:23 :
- 壁上でのやり取りの数分前、街中ではミカサとアルミンがアニを追っていた。
アルミン「アニがすぐに見つかってよかった」
ミカサ「ええ、あとはこれで少しでも秘密についての手掛かりが掴めれば…」
アニ「……」キョロキョロ
アニは大通りから少し外れた路地裏に入った。
そこは少し行けば、すぐに大通りに戻れる場所だが人は全くいない。
アニ「…そろそろ出てきたらどうだい?わざわざ人のいないとこに来たんだからさ」チラッ
アルミン「さすがだね!いつから気が付いてたの?」
アニ「少し前だよ。視線を感じてたから」
アニ「…で、何の用さ?ストーカーってわけじゃないでしょ?」
アルミン「エレンについて何か知ってるかと思ってね」
アニ「…残念だけど何にも知らないよ、本当に」
ミカサ「うん…アニは嘘をついてない」
アルミン「じゃあ質問を変えるよ…君たちの隠してる秘密って何かな?」
アニ「…君たちって?」
アルミン「…ライナーとベルトルト、そしてアニ、3人の隠している秘密についてだよ!」
-
- 185 : 2013/12/27(金) 16:40:20 :
- アニ「…ライナーの言ってた通りだね。アルミン、やっぱりあんたは要注意人物だったみたいだよ」
ミカサ「アニ、話を逸らさないで。その秘密について教えて」
アニ「…3人の秘密なんだから簡単に話せるはずないでしょ?それにそんなこと知って何になるのさ?」
ミカサ「エレンの手掛かりになる」
アニ「…同じ男に惚れた仲として教えてあげたいけど、残念ながらこれだけは言えないよ」
ミカサ「アニ教えて!」ギロッ
アニ「…そろそろか」
アルミン「何がそろそろなの?」
アニ「そろそろ私たちの秘密がわかると思うよ…」
アルミン「?それは、いったい…
刹那、雷鳴が轟いた。
その音は5年前の、あの時の、あの日感じたものと同じであった。
-
- 186 : 2013/12/27(金) 16:44:25 :
- ミカサ「!!?これは、まさか!」チラッ
アルミン「間違いない、あいつが現れたときの音だ」ビクッ
ミカサ「…はっ!音に気を取られている隙にアニに逃げられた」
アルミン「…まさか…秘密って…」
ミカサ「アニを追わないと」ダッ
アルミン「待ってくれ」パシッ
ミカサ「!アルミン、アニに逃げられる」
アルミン「アニはあと回した。すぐに門の方へ急ごう」ダッ
ミカサ「なぜ?」
アルミン「もしかしたら…エレンに会えるかもしれない」
-
- 187 : 2013/12/27(金) 17:01:12 :
- 同刻ー固定砲整備4班ー
ジャン「ったく、馬鹿二人のせいで余計に時間がかかったわ」チッ
コニー「おいサシャ、お前のせいだってよ!」ビシッ
ジャン「オメーもだよ」ビシッ
コニー「え、俺もか!!」ガーン
サシャ「なんだコニーのせいだったんですか」ムシャムシャ
ジャン「サシャ、テメーもだ!ってか、何食ってんだよ」イライラ
サシャ「え?何って盗んできたお肉ですよ♪」ムシャムシャ
サシャ「あ、欲しいんですね!しかし、残念ですね。これは私のなんであげませんよ」ドヤッ
ジャン「あーもーう」イライラ
ミーナ「まあまあ、落ち着いて」
サムエル「落ち着けよ、ジャン」
ジャン「ったく、何なんだよ…」
ピシャーン
ジャン「!!何の音だ!?って…ぐっ」
雷鳴と共に突風が吹き荒れ、固定砲整備班は吹き飛ばされ、壁から落ちた。
ジャン「くっ、全員立体起動に移れ!」バシュ
ジャン「全員無事か?」
ジャン以外「おう(はい!)」
ジャン「よし!にしても一体何なんだ?」バシュ
壁の上に戻るとそこに広がる風景に目を疑った。
コニー「なんで、超大型巨人がいるんだよ!?」
ジャン「コニー、サシャ、お前らは住人の避難誘導に行け!それ以外は本部への情報伝達だ!行け」
ミーナ「ジャンはどうするの?」
ジャン「俺は接近して情報を集めた後、本部に戻る。お前らは先に行け」
コニー「おい、あんま無茶するなよ」バシュ
-
- 188 : 2013/12/27(金) 17:59:24 :
- ジャンが驚くほどイケメンだ
-
- 189 : 2013/12/27(金) 18:25:14 :
- ハッピーエンド…ですかね?
-
- 190 : 2013/12/27(金) 19:15:39 :
- >>189 もちろんハッピーエンドですよ!安心してください
-
- 191 : 2013/12/27(金) 19:35:41 :
- 面白いけど、エレン「仲間か…」と展開が似てきた、面白いけど
-
- 192 : 2013/12/27(金) 20:40:52 :
- >>191 似てましたか?だったらそちらの作者さんに申し訳ないですねm(。≧Д≦。)m
-
- 193 : 2013/12/27(金) 20:47:56 :
- 似た展開になってたら教えてください(;>_<;)
-
- 194 : 2013/12/27(金) 20:48:28 :
- >>192
僕がエレン「仲間…か…」の作者ですが…
そんなに似てるかな…?
まあ似てるとしても大丈夫ですよ!
面白いですし!
期待してます!!
-
- 195 : 2013/12/27(金) 20:50:05 :
- 期待
-
- 197 : 2013/12/27(金) 21:02:08 :
- ー開閉門付近ー
エレン「よお…何年振りだろうな、超大型巨人」ギロッ
超大型巨人「グオー」ブン
超大型巨人は壁上のエレンめがけ凪ぎ払いをした。
エレン(くっ、やっぱりでかいだけあって攻撃範囲は広いな…だが、鈍い)バッ
エレンは交わして、反撃に移ろうとする。しかし、超大型巨人の腕の陰から刃が飛び足してくる。
エレン「うおっ…あぶねーな。どうやらサシでは殺らせてもらえないようだな…ライナー!」バシュ
ライナー「お前は危険過ぎるから、俺たちのコンビネーションで確実に仕留めさせてもらう」シャキン
-
- 198 : 2013/12/27(金) 21:16:29 :
- 1対1でならエレンに分があるだろう。
しかし、超大型巨人の遅さをライナーの立体起動でカバーしながら、間髪入れずに攻撃されてはどちらに分があるかは目に見えていた。
エレン(くそっ、さすが幼馴染みだ…コンビネーションに隙がない。避けるので精一杯で反撃できない)バシュ
ライナー「エレン、どうした?そんなんじゃ何も守れんぞ」バシュ
ライナーの素早い斬撃からの超大型巨人の一撃の繰り返しは単調ではあるが、威力は十分であった。
加えて、ここは壁の上。アンカーを射す場所も少ないから余計エレンには不利な状況となった。
エレン(このままじゃジリ貧だ…一か八かライナーに接近するしかない)ダッ
超大型巨人の一撃は絶大だが、次の動作までは遅い。そして、そこをライナーがカバーしている。
エレン(だったらチャンスはここしかない)バシュ
エレンは超大型巨人の攻撃をかわした後、ライナーの斬撃をかわすのではなく、受け止めた。
エレン「ぐはっ」ツー
エレンの腹部にブレードが刺さる。
ライナー「悪いなエレン…終わりだ…」シャキ
え「
-
- 199 : 2013/12/27(金) 21:28:55 :
- エレン「やっと捕まえたぜ、ライナー!」ガシッ
ライナー「なっ!?お前…」
エレン「無傷で終わるのは無理そうなんでな…だが、ここからは覚悟しろよ、ライナー」ギロッ
ライナー(くそっ、ヤバい。こいつがリミッター外した時の強さは尋常じゃない)クッ
エレン「おらっ」ブン
エレンは腹部にブレードが刺さったまま、ライナーに一撃入れ、街へと投げ飛ばした。
超大型巨人(なんていうやり方だ…ライナー生きていてくれよ)
エレン「さて…あとはお前だけだ!超大型巨人」ズボッ
エレンは刺さっているブレードを抜いた。
その傷からは血が溢れだし、服を紅に染める。
エレン「…さて、行くぞ」ギロッ
超大型巨人(これが死にかけてる男の目なのか…)ゾクッ
エレン「そう言えば、お前たちの巨人化って自傷行為ともう一つある条件が必要なんだろ?」
超大型巨人の動きが止まった
超大型巨人(なぜ…それを?)
エレン「せっかくだからお披露目してやるよ」
そう言うと、エレンの腹部の傷から蒸気が出始めてみるみるうちに塞がる。
超大型巨人(そんな…まさか…あり得ない)
エレンは右手に持っているブレードで左腕を切りつけた。
すると、再び雷鳴が響いた。
-
- 200 : 2013/12/27(金) 21:45:12 :
- エレンい、いつの間に巨人化を?
-
- 201 : 2013/12/27(金) 21:57:50 :
- >>200
リミッター解除と同時に手に入れたんでしょう。
-
- 202 : 2013/12/27(金) 22:26:36 :
- 続きを続きを続きを続きを続きを続きを続きを続きを続きを続きを続きを続きを
-
- 204 : 2013/12/28(土) 01:14:55 :
- さて、それでは書いていきます…と言っても、見てる人…いないよね(;゜∇゜)ショボーン
-
- 205 : 2013/12/28(土) 01:23:36 :
- 雷鳴が鳴りやみ、土煙が晴れるとそこには黒髪の巨人がたっていた。
黒髪の巨人(ふぅ、どうやら成功したな…さて)ギロッ
超大型巨人(なぜ、どうしてだ?…くそっ、わからない…)ブン
超大型巨人は黒髪の巨人目掛けて拳を降り下ろした。
しかし、黒髪の巨人は身軽な動きでそれをかわした。
超大型巨人(なんて動きだ…巨人体であんな動き出来るなんて…)
超大型巨人(しかし、壁の上での巨人はリスクが大きい!現に動けるスペースは少ない!)
超大型巨人は腕を目一杯使い、壁の上の物を全て巻き込みながらエレン目掛けて攻撃した。
超大型巨人(これならかわすスペースも与えない!巨人化が仇となったな)ブン
-
- 206 : 2013/12/28(土) 01:25:29 :
- 見てますよ!
-
- 207 : 2013/12/28(土) 01:29:52 :
- 黒髪の巨人「ウォー」ズン
普通なら立体起動装置を使っていても避けるのは至難の技かも知れない、ましてや巨人体では尚更のこと。
しかし黒髪の巨人は宙を舞い、ヒラリとかわしたのである。
超大型巨人(嘘だろ!アニでもあんな動きできないぞ!?)
黒髪の巨人(…もらった!)ドカッ
黒髪の巨人は空中で体勢を立て直し、そのまま雷の如く拳を降り下ろした。
その拳は超大型巨人の掌を貫き、壁にも食い込んだ。
-
- 208 : 2013/12/28(土) 01:30:53 :
- >>206 見てくれてる人がいて嬉しい!
ならもっと書いちゃいます!笑
-
- 209 : 2013/12/28(土) 01:33:38 :
- ワクワクq(^-^q)
-
- 210 : 2013/12/28(土) 01:39:11 :
- 更新が楽しみでしょうがない(*∩∀∩*)ワクワク♪
-
- 211 : 2013/12/28(土) 01:39:37 :
- すいません。調子に乗りました…
自分のペースで進めて下さいね。
-
- 212 : 2013/12/28(土) 01:41:31 :
- 超大型巨人「グァー(なんて威力だ…)」
黒髪の巨人(これで捕まえだぞ…あとは)ギロッ
超大型巨人(…まずい)ゾクッ
超大型巨人「(こうなったら奥の手だ)グオー」ブシュー
突如、超大型巨人から高熱の蒸気が出始めた。
超大型巨人(これならエレンも近づけまい)
2体の巨人が闘っている壁の周囲は濃霧に包み込まれ、1㍍先も見えない状況になった。
超大型巨人(この熱に加えて、これだけ視界を奪ったんだ…エレンでもそう簡単には…)ゾクッ
ベルトルトは悪寒に襲われた。
何故なのか…その正体は頭上にいた。
エレン「よお、覚悟はいいか?」ギロッ
超大型巨人(いつの間に!?)
エレンは超大型巨人の動きを封じてすぐに巨人化を解いていたのである。
そしてすぐさま、立体起動に移り巨人の弱点であるうなじを刈り取る体勢を取ったのであった。
-
- 214 : 2013/12/28(土) 01:53:18 :
- 超大型巨人から発せられる高温の蒸気、一般の兵士ならまず近づくことすら出来ないだろう。
しかしエレンはそれが可能だった。
理由はエレンがリミッターを外していたこと、そして落下の勢いと共に全力でガスを吹かしたからである。
超大型巨人(くそっ…せめて戦士としての役割を果たさせてもらう)
超大型巨人(…ライナー、アニ…どうやら一緒に故郷には戻れそうにないよ…)
エレン「もらった!」ズバッ
エレンはうなじを削落とした…しかし、ほんのわずか遅かった。
とてつもない轟音と共に開閉扉が崩れ落ちたのである。
エレン「なっ!?くそっ…少し遅かったか」ツー
エレンの鼻からは血が流れ落ちた。
-
- 215 : 2013/12/28(土) 01:58:56 :
- 期待
-
- 216 : 2013/12/28(土) 02:04:04 :
- 続き期待!
-
- 217 : 2013/12/28(土) 06:25:17 :
- 力使い過ぎたな
でも、治るだろ?治るだろ?
期待大
-
- 218 : 2013/12/28(土) 07:28:10 :
- それでは少し更新!
-
- 219 : 2013/12/28(土) 07:43:35 :
- 少し前ー固定砲整備4班ー
ジャン(確か今日は調査兵団は壁外遠征のはず…最悪のタイミングで攻めてきたな)チッ
ジャン(ん…あれは…エレンか!?何故あいつが?もう一人はライナーか!?)
ジャン(ライナーの奴をぶん投げた!?)
ジャン(一体何が起きてんだよ?)バシュ
壁上ー開閉門付近ー
エレン「ハァハァハァ…(さすがに巨人化とリミッター解除は負担がでかいな…)」フラッ
エレン(だが、やることがまだ残ってる)バシュ
エレンはフラフラの身体を無理矢理動かし、超大型巨人の残骸のうなじ付近に近づいた。
エレン(…よし、とりあえず第一段階完了か…)ハァハァ
「おい、エレンこれは一体どういう状況なんだよ?」
エレン「んあ?…ジャンか」
ジャン「テメーが超大型巨人と闘ってると思ったら、巨人になるし、その超大型巨人からはお前の横で倒れてるコイツがいるし」
ジャン「何が起きてんだよ!?」
エレン「ハァハァ…悪いがここで悠長に話してる時間はない。そろそろ駐屯兵団が動き出す頃だからな…見られたら都合が悪い」
エレン「だから…話が聞きたいなら悪いが俺に着いてこい」フラフラ
ジャン「…フラフラじゃねーか」ガシッ
ジャン「なら手伝ってやるから1つだけ教えろ…お前は人類の味方でいいんだな?」
エレン「ああ…俺は…人類復興のために命を捧げた兵士だ!」
ジャン「…わかった。これからどこに行くんだ?」
エレン「悪いな…とりあえず着いてきてくれ」バシュ
-
- 220 : 2013/12/28(土) 07:51:39 :
- エレンと超大型巨人たちとの戦闘前ー街中ー
ミカサ「アルミン、本当にあそこにエレンが…?」
アルミン「きっといるはずだ…エレンはなら…」
「おい、お前たち待て!」
ミカサとアルミンは逃げ惑う人々をかき分けて進んでいるとき、呼び止められた。
アルミン「(こんなときに…)何でしょうか?」バッ
駐屯兵「お前たちは兵士だな?なら、すぐに本部へ戻り待機せよ」
ミカサ「(ちっ…)しかし、我々は住人の避難誘導を…」
駐屯兵「それなら、我々駐屯兵が既に行っている。お前たちは訓練課程を終えているんだ。一人前の兵として、今は本部へ戻り闘いに備えよ」
アルミン「…くっ、わかりました」
ミカサ「…ちっ」
-
- 221 : 2013/12/28(土) 12:54:35 :
- 期待!!!!!
-
- 222 : 2013/12/28(土) 13:31:16 :
- 期待!!
-
- 223 : 2013/12/28(土) 13:43:11 :
- これは俺のに似てるのではなく
エレン「そっか、これが…」
というものに似ている気が…
-
- 224 : 2013/12/28(土) 14:26:58 :
- 期待
-
- 225 : 2013/12/28(土) 14:38:47 :
- >>223 確かに似てましたね(;゜∇゜)
-
- 226 : 2013/12/28(土) 14:57:52 :
- この先の展開を被らないように再考するので、明日まで更新しません(;>_<;)
暖かい目で見守ってもらえるとありがたいですm(._.)m
-
- 227 : 2013/12/28(土) 15:28:10 :
- 待ってるぜ!
-
- 228 : 2013/12/28(土) 21:02:25 :
- 待ちま〜す!
-
- 229 : 2013/12/29(日) 11:32:16 :
- 頑張れ
-
- 230 : 2013/12/29(日) 15:41:18 :
- とりあえず思いついたので書きます!
-
- 231 : 2013/12/29(日) 15:47:44 :
- アルミン「…今は黙って上官の指示に従おう」
アルミン「この状況下なら隠れてあそこに近づくことは可能だろう…だが、僕らの身勝手で周りを巻き込むのはまずい…」
アルミン「なにより…」
ミカサ「…エレンがそんなこと許さないだろう」
アルミン「ああ…仲間想いのエレンだから、きっと僕たちがそんなことをしたら怒るだろうね」
ミカサ「エレンに会いたい…けど仕方ない」クッ
アルミン「だけど、諦めるわけじゃないよ!」
ミカサ「どういうこと?」
アルミン「会えなくても、情報は手に入るはずだ!そして一番情報が集まりそうなとこは…」
アルミカ「本部!」
アルミン「だから、今からすぐに戻り何かしらの情報を得よう…そしてそれから行動だ!」
アルミンたちは急ぎ足で本部に向かい、情報を得ようとしていたその頃…
-
- 232 : 2013/12/29(日) 15:53:43 :
- ぜひ続きを!
-
- 233 : 2013/12/29(日) 16:11:09 :
- ジャンとエレンは気を失っているベルトルトを担いで移動していた。
ジャン「おい、エレン!これからどこに行くつもりだ?このままだと、訓練所にしか着かねーぞ」
エレン「ああ、そこが目的地なんだからな」
ジャン「訓練所なんかに行ってどうするんだ?あそこには確かに今は誰もいないが…?」
エレン「だから好都合なんだよ。とりあえず着いてきてくれ」
エレンたちは人目に付かぬように進みながら訓練所にたどり着いた。
ジャン「やっぱ誰もいねーよな…んで、ここでどうすんだ?」
エレン「なあ、お前営倉に入ったことあるか?」
ジャン「はぁ?あるわけねーだろ、これでも憲兵目指してんだからな」
エレン「じゃあ営倉がどんな造りかも知らないな?」
ジャン「知ってる分けねーだろ!」
エレン「営倉ってのは地下に造られるわけだが、深さおおよそ10㍍ほどの地中に造られてるんだ」
エレン「んで、中は結構頑丈にできてんだ。ここまで言えば分かるだろ?」
ジャン「…まさか、コイツをそこに閉じ込めておくってことか?」
エレン「その通り。恐らく簡単には目を覚まさねーが、仮に目を覚まして、巨人化されても身動きが取れないようにするためにな」
ジャン「…なるほどな。だが、営倉の鍵はあるのか?」
エレン「ちゃんと持ってるぜ」つカギ
ジャン「そんなもんどうしたんだよ?普通は教官しか持ってないはずだろ?」
エレン「前もって借りておいたんだ」
ジャン「…お前はそんなに前からコイツらの正体に気が付いてたのか?」
エレン「…まあな。だからこうして準備してあるんだよ…壁を壊されちまったがな」クッ
ジャン「…恐らくお前のことだ、他に何か策があるんじゃないか?」
エレン「本当にお前はキレるな、憲兵を目指すなんてもったい いな」
ジャン「けっ、お前に誉められても嬉かねーよ。んで、なんかあんのか?」
エレン「…一応策は講じたが、正直言って望みは薄いな」
エレン「…だから俺たちで何とかするのが今のとこ最善策だ!」
-
- 234 : 2013/12/29(日) 16:17:51 :
- エレン「とりあえず、俺は鎧の巨人の方を追う」
ジャン「鎧の巨人…ライナーか。あの野郎を止めれるのはお前しかいなさそうだからな」
ジャン「じゃあ、俺はどうすればいい?」
エレン「前はとりあえずみん皆と合流してくれ。お前がいれば助かる命は多いはずだ」
ジャン「随分と高い評価だな」フッ
エレン「お前以上の指揮役はいないからな。アルミンと共に皆を導いてやれ」
ジャン「わかったよ、必ずあいつらを守ってやる…だからテメーもライナーの野郎を止めてやれよ」
エレン「ああ、必ず止めてやるよ!」
二人は拳を交わし、それぞれの戦場へ向かった。
-
- 235 : 2013/12/29(日) 16:46:13 :
- 期待
-
- 236 : 2013/12/29(日) 17:26:24 :
- 期待
-
- 237 : 2013/12/29(日) 18:03:24 :
- エレンとジャンが仲いいな♪
-
- 238 : 2013/12/29(日) 20:17:37 :
- 期待
-
- 239 : 2013/12/29(日) 22:36:39 :
- 期待!
-
- 240 : 2013/12/30(月) 03:54:37 :
- 期待
-
- 241 : 2013/12/30(月) 10:57:55 :
- 期待すぎてやばい!!
-
- 242 : 2013/12/30(月) 13:02:33 :
- 期待
-
- 243 : 2013/12/30(月) 13:40:18 :
- 皆さんありがとうございます!
早ければ15時くらいから再開しますのでお待ち下さい!
併せてサイドストーリーの方も書く予定です
-
- 244 : 2013/12/30(月) 21:02:10 :
- 期待です!
-
- 245 : 2013/12/30(月) 21:03:00 :
- ↑名前入れ忘れた…
-
- 246 : 2013/12/30(月) 22:00:38 :
- かなり遅くなりました(;>_<;)
いまから書きますので
-
- 247 : 2013/12/30(月) 22:07:34 :
- その頃、本部では…
アルミン「誰か超大型巨人が出現した場所の近くで固定砲整備してた人はいないかな?」
ミーナ「私たちの班は比較的近かったよ」
ミカサ「それは本当?」
ミーナ「うん」
アルミン「じゃあ超大型巨人と闘ってる人とかいなかったかな?」
ミーナ「うーん…私は見えなかったな…」
アルミン「他の班員は?」
ミーナ「サシャとコニーとサムエル。あと班長がジャン」
アルミン「サムエルはどうかな?」
サムエル「俺も見えなかったな…ってジャンの指示ですぐに本部へ情報を伝えに来たから」
ミカサ「サシャとコニーはどこ?」
ミーナ「二人ならジャンの指示で避難誘導してる!そろそろ戻ると思うけど…あっ来たよ」
-
- 248 : 2013/12/30(月) 22:15:51 :
- ミーナ「二人ともお疲れ様、どうだった?」
サシャ「まだまだかかりそうですね」
コニー「ああ、とりあえず俺たち二人は先に戻れと言われて戻ってきただけだからな」
アルミン「二人ともお疲れ様。それで、早速で悪いんだけど超大型巨人が壁を壊す前に誰かと闘ってるの見たかな?」
コニー「誰か闘ってたのか?そういえば確かに出現してから壁を壊すまでやたら時間があったな」
サシャ「詳しくは見てませんが、二人ほど立体起動しているのは見えましたよ」
アルミン「それは本当かい!?」ズイ
サシャ「え、ええ。本当ですよ、見えましたから」
コニー「もしかしたらジャンなら誰がいたのか知ってるかもしれないぞ!あいつ、情報を得るためって言って超大型巨人に接近したから」
ミカサ「ジャンはどこにいるの?」
マルコ「ジャンならまだ戻ってないよ…他にライナーとベルトルト、アニもここにはいないね」
アルミン(ニの口振りにからすると、もしかして3人とも…)
アルミンが考え込んでいると、遠くでミカサとアルミンを呼ぶ声がした。
その方向を見ると、二人には馴染みのある駐屯兵がいた。
-
- 249 : 2013/12/30(月) 22:30:15 :
- 期待
-
- 250 : 2013/12/31(火) 03:22:21 :
- ハンネス「おーい、ミカサにアルミン」ハァハァ
アルミン「ハンネスさん、どうしたの?」
ハンネス「はぁ、実はお前らに伝えなければならんことがあるんだが…少しいいか?」
ミカサ「ええ」
ハンネス「ふぅ…とりあえず今は緊急事態だから簡潔に伝えるが…」
ハンネス「まず確認したいんだが、エレンのやつはどうした?」
アルミン「エレンは…行方がわからないんだ」
ミカサ「エレンについて何か知ってるの?」ハッ
ハンネス「まあ知ってるというか…」
アルミン「何を知ってるんですか?」
ハンネス「…超大型巨人とエレンが交戦していたらしいんだ」
ミカサ「それは本当なの?エレンは、エレンは無事なの?」
ハンネス「無事だと思われる…何て言ったってエレンのやつが超大型巨人を倒したらしいからな」
アルミン「本当なんですか!?エレンが!」
ハンネス「…ああ確かな情報だ。たが、同時にどうしても信じられん情報も入ってきた…」
ハンネス「エレンが巨人になったという情報がな」
アルミンとミカサは耳を疑った。
エレンが巨人に?そんなはずはあり得ないと
アルミン「一体どいうことなんですか?」
ハンネス「わからん…だがあいつが巨人になり超大型巨人を倒したらしいんだ…そして今エレンの行方を追っている最中だ」
ミカサ「なんの冗談?私の家族が巨人のはずない」
ハンネス「認めたくないのは分かる。俺だって受け入れられないんだから」
ハンネス「だが、あいつと親しかったお前たちには教えておく必要があると思ってな」
アルミン「…駐屯兵団はエレンをどのように見てるんですか?」
ハンネス「…敵とも味方とも判断出来てない…だが、このままではエレンは攻撃対象となりかねん」
アルミン「そんな!?」
ミカサ「エレンは絶対に守る!アルミン、エレンを探しにいかなくては!」ダッ
アルミン「待っててくれ、今下手に動くとエレンの立場が更に悪くなりかねない」
ミカサ「ならどうしろと言うの?殺されるのを見てろとでも?」ギロッ
アルミン「そんなことは言ってない!とりあえず、今は巨人が街に侵入し始めている」
アルミン「おそらく僕らも戦うことになるはずだ!その時にエレンを探す」
-
- 251 : 2013/12/31(火) 16:38:30 :
- その頃壁外では巨人が続々と壁を目指し進行していた。
「急いで退却の準備だ!」
「なぜだ?」
「巨人が一定の方向を目指し、移動を始めているんだ。そしてその方角が…」
「まさか…街のほうなのか?」
「その通りだ!キース元団長からの連絡通り、最悪の事態が起こっている可能性がある」
「…まさかあの報告が現実になるとは…」
「正直言って、冗談か何かだと思ってたよ」
「今は無駄話をしている暇はない!全速力で帰還するぞ!」
――――――――
―――――――
――――――
-
- 252 : 2013/12/31(火) 16:49:20 :
- 再び舞台は市街地
アルミン「なっ、前衛がほぼ総崩れしているじゃないか!」
ミーナ「私たち中衛まで前線に駆り出されてるよ」
アルミン(決して楽観視してた訳じゃない…しかし、これはあまりにも…)
彼らが見た景色はとてもおぞましいものだった。
訓練課程を終えて、一人前の兵士として鍛えられたのだが、訓練と実戦はあまりにも異なるものだった。
その瞳に写ったのはまさに地獄そのものであった。
ミカサ「みんな、今は怖じ気付く暇はない。少しでも周囲を警戒して」バシュ
サムエル「あ、ああ!」
アルミン(エレン…君は一体どこにいるんだ?)
-
- 253 : 2013/12/31(火) 17:00:28 :
- 彼らが出撃する少し前
アルミン『みんな、聞いてくれ!』
マルコ『どうしたんだい?』
アルミン『ついさきほど、超大型巨人が討伐されたらしい』
コニー『なんだって!?』
サシャ『じゃあもう壁は壊される心配は無いんですね!』
ミカサ『残念ながら、壁は壊されてしまった』
その報せを聞き、彼らの瞳は絶望に染まった。
アルミン『しかし、吉報もある!超大型巨人を倒したのはエレンなんだ!』
クリスタ『っ!エレン、エレンは生きてるの!?』
アルミン『ああ、そして超大型巨人を倒したそうだ』
クリスタ『よかったぁ~、エレンは生きてたんだ、帰ってきてくれたんだ』ポロポロ
アルミン『みんな、確かに今は壁を破壊され巨人たちが街に侵入して絶望的な状況かもしれない』
アルミン『だが、同時にエレンが希望をもたらした。僕たちはエレンと共に訓練を乗り越えてきたんだ』
アルミン『その同期の彼が超大型巨人を倒したんだ!だったら、僕らにだって巨人くらい倒せるはずだ』
アルミン『今もエレンは闘っているはずだ!だったら、ここで僕たちが立ち止まってどうする?』
アルミン『もう一度言う!今は絶望かもしれないが、ここで立ち止まっててもなにも変わらない』
アルミン『希望のために、何かを変えるために、』
『奴等の好きにさせないために、闘おう!』
-
- 254 : 2013/12/31(火) 17:23:14 :
- エレンチートは原作よりおもろい。
やはり主人公は最強であるべき
-
- 255 : 2013/12/31(火) 18:54:14 :
- >>254同意
-
- 256 : 2013/12/31(火) 21:50:46 :
- >>254確かにwww俺これ見はじめて最近エレンチート好きになってきた
-
- 257 : 2013/12/31(火) 22:55:13 :
- >>256 そう言ってもらえると光栄ですね!
文才がないので下手な文章にしかなりませんが、読んでもらえて嬉しいです!
-
- 258 : 2014/01/01(水) 00:17:25 :
- あけおめー
-
- 259 : 2014/01/01(水) 01:44:42 :
- >>258 今年も見てもらえたら嬉しいです!
-
- 260 : 2014/01/01(水) 01:45:07 :
- 皆さんあけおめでーす( *・ω・)ノ
-
- 261 : 2014/01/01(水) 02:16:46 :
- あけおめーー
-
- 262 : 2014/01/01(水) 02:44:57 :
- ミーナ「前方に10m級一体!」バシュ
サムエル「僕たちがここで怖じ気付くわけにはいかない」バシュ
アルミン「!!サムエル、単騎行動は危険だ!」
ミカサ「はっ!みんな避けて!奇行種」バシュ
トーマス「あっ…サムエルが…」
サムエル「…お…れは…まだ…」グハッ
ミーナ「そんな…サムエル」
ミカサ「ふっ!」ザクッ
ミカサ「今は感傷に浸っている暇はない、生きるために最善を尽くすのが先」
アルミン「ミカサの言う通りだ!とりあず、2~3人で確実に仕留めるんだ!バシュ
-
- 263 : 2014/01/01(水) 02:47:23 :
- あけおめ〜
-
- 264 : 2014/01/01(水) 03:02:19 :
- サシャ「コニー止めを!」ザクッ
コニー「任せろ!おらっ!」ザクッ
コニー「よしっ!とりあえずでかいのは倒したな」
サシャ「マルコの指揮のお陰ですね」スタッ
マルコ「二人ともまだ油断はしないで!ナック、そっちの調子は?」
ナック「とりあえずは無事だ!だが…」
ミリウス「数が一向に減らない」クッ
マルコ「とりあえず、今は生き残ることが優先だ!撤退まで時間を稼ぐしかない」
「おーい、マルコ」
マルコ「ん?この声は…ジャン!生きてたんだな!」
サシャ「ジャン!無事たったんですね!」
コニー「心配させんなよ」
ジャン「心配させたな。で、今の状況はどうなんだ?」
マルコ「正直言って最悪だ…」
マルコ「前衛はほぼ壊滅状態で、中衛は主に訓練兵だけで構成されている班だ」
マルコ「撤退までの時間を稼ぐのも辛い状態だ」
ジャン「ちっ、いつも威張ってやがったわりにこれかよ…とりあえず、俺はこの班に合流する」
ジャン「なるべく、周囲の班と協力して時間を稼ぐしかない」
コニー「わかった!」
サシャ「そういえば、エレンが超大型巨人を倒したって本当なんですか?」
ジャン「呑気な質問しやがって、だが事実だ!」
コニー「やっぱエレンはすごいな!」バシュ
マルコ「エレンは今どこに?」バシュ
ジャン「(士気に影響しそうなことは隠した方が賢明だな)あの野郎なら他の班の援護にいった」バシュ
ジャン「とりあえず話はここまでだ!周囲を警戒しろ!」
-
- 265 : 2014/01/01(水) 03:42:36 :
- あ
長文失礼しました!
-
- 266 : 2014/01/01(水) 15:07:10 :
- 最近は毎日来ているよ!(`∀´)♭
-
- 267 : 2014/01/01(水) 15:23:20 :
- 期待してる
-
- 268 : 2014/01/02(木) 11:20:05 :
- >>266 毎日なんてありがとうございますm(._.)m
昨日は書けなくてすいませんm(。≧Д≦。)m
後程書くのでお待ちください!
-
- 269 : 2014/01/02(木) 11:55:43 :
- 了解です!頑張ってください!
-
- 270 : 2014/01/02(木) 17:53:59 :
- 期待
-
- 271 : 2014/01/02(木) 22:32:58 :
- 今から続きいきますよー( *・ω・)ノ
-
- 272 : 2014/01/02(木) 22:50:33 :
- ー別の班ー
ユミル「おい、クリスタ少し無茶しすぎだ!」
クリスタ「大丈夫だよ、それよりも今は避難のための時間を少しでも稼がないと…」バシュ
ユミル(…あいつを探してるのか…)
ユミル「一端冷静になれ!」バシュ
モブA「お前ら待ってくれよ」
モブB「こんなペースじゃガスが無くなるぞ!」バシュ
ユミル「(このままじゃ全滅だ…クリスタを止めないと)クリスタ止まれ!」
クリスタ「ユミル、今は緊急事態だよ!少しでも迅速な行動をしn」
パチン
鋭い音が戦場に響いた
ユミル「いい加減にしろよ、クリスタ」
ユミル「お前は今、兵士として、誰かの為に動いてない。エレンのやつに会うために動いてんだ」
ユミル「それであいつに生きて会えるのか?冷静じゃないやつは戦場では死ぬぞ」
ユミル「仮に会えたとして、お前は胸張って会えるか?」
ユミル「エレンの野郎は何よりも仲間を大切にしてただろ?力の無い人を守る立派な兵士だったろ?」
クリスタ「……」
ユミル「今のままだと、アイツが守りたいもの全て壊すことになるぞ!」
ユミル「…認めたくないが、お前はエレンの彼女なんだろ?だったらエレンを信じろよ、アイツの守りたいものを並んで守れよ、」
「胸張ってアイツに会えよ!」
ユミル「私の言いたいことはそれだけだ。…少しは落ち着いたか?」
クリスタ「…ごめんなさい」ポロポロ
クリスタ「私…エレンに会いたいって必死になりすぎて、冷静じゃなかった」
クリスタ「…私の我が儘でみんなを巻き込むとこだった」
クリスタ「…本当にごめんなさい」ポロポロ
ユミル「分かればいいんだよ」ナデナデ
ユミル「お前が死んじまったら、アイツが悲しむぞ?それに私だって凄く悲しい…だから、生きてアイツに会いに行こうぜ!」
クリスタ「うん!ユミルありがとね」ポロポロ
ユミル「ああ。さてと、クリスタの暴走も収まったことだしここからはしっかりやれよ!」
-
- 273 : 2014/01/02(木) 23:09:49 :
- 巨人か徘徊する街中に二つの人影があった。
アニ「大丈夫かい?」
ライナー「…ああ、だがかなり予想外だ」サスサス
ライナー「ベルトルトがやられちまった」クソッ
ライナー「…あいつは戦士としての使命を全うしてくれた」
ライナー「たから今度は俺がやらなければならない」
ライナー「だが、エレンの奴が問題だ」
アニ「…巨人化だね」
ライナー「なんで巨人になれるんだ!?
れにかなり慣れているようだったし」
アニ「…まさか座標?」
ライナー「…わからん。だが…」
アニ「エレンが座標なら捕まえないと…」
ライナー「…どちらにしても難しい作業だ」
ライナー「俺は一体どうすればいいんだ!!」クソッ
「もう一度俺たちの仲間になればいいんじゃねーか?」
アニ「!!?」サッ
ライナー「…ずいぶんと早いお出ましだな?エレン!」
エレン「これでもかなり探したんだぜ?投げ飛ばした場所から離れたからよ」
エレン「回復力を含めて、お前が動けない程度にしてたつもりだったのに移動してたからな」
エレン「だから、アニの登場が予想外ってとこかな…戦士に戻ったのか?」
アニ「…その口ぶりだとやっぱり私が敵だって気付いてたんだね」
-
- 274 : 2014/01/02(木) 23:21:21 :
- エレン「…一応な、だから残念だよ」
アニ「…言っただろ?私は…あんたを裏切ってしまうって」ポロポロ
エレン「俺はアニのこと大好きだぜ?今も変わらなくな」
エレン「もちろんミカサもクリスタもだけど」
アニ「…私だってエレンのこと大好き…だけど、もう引き返せない」ポロポロ
エレン「まだ大丈夫さ!だから、もうやめないか?ライナーも」
ライナー「…俺は戦士だ。故郷のため、家族のため、戦うしかないんだ」
エレン「…やっぱり殺すしかないのか?」
ライナー「俺たちはそういう運命なんだ」
エレン「…わかったよ、覚悟しろよ」
ライナー「ああ、だが聞きたいことがある。答えてくれないか?」
エレン「…いいぞ、巨人化のことか?」
ライナー「…さすがだな!なぜ、お前は巨人になれる?」
エレン「俺に不思議な能力があるって分かったのは怪我したときだよ」
エレン「リハビリの途中でさ、なんで俺にこんな回復力があるんだろって考えたことあったんだよ」
エレン「歩くことも不可能かもしれないとまで言われたのに歩けるようになり始めてたからさ」
エレン「んで、俺がずっと鍵を持ってるのに気が付いたんだ!」つカギ
エレン「その時に思い出したんだよ、親父に昔変な薬を注射されたってな」
-
- 275 : 2014/01/02(木) 23:34:17 :
- エレン「最初は傷の治りが速くなる薬でも打たれたのかと思ったよ。でも、最近になってこの異常さは何かに似てるって思ったんだ」
エレン「その時に、巨人って答えにたどり着いたよ。それから、もしかしたら巨人になれるんじゃって考えて…あとは訓練してこんな感じになったのかな」
ライナー「…なるほどな」
アニ「…まさかエレンがZ」モガッ
ライナーがアニの口を封じた。
ライナー「じゃあ最後にもうにとつだけ…ベルトルトはどこに連れていったんだ?俺たちを殺すんじゃないのか?」
エレン「確かに殺すとは言ったな…だけど"戦士としてのお前らを"殺すって俺は言ったんだぜ?」
ライナー「…どこまでもお人好しなんだな」
ライナー「俺はもう…止まれないんだよ、壊れた機関車なんだ」
ライナー「…だから、戦士としての俺を殺してくれ。そうすれば、俺はお前に従う」チャキ
ライナーはそう言って構えた。
エレン「ああ、今俺が使命から解放してやる!」
ライナー「…お前が仲間で本当に良かった」
ライナー「アニ、離れてろ」
両雄は持っているブレードで手の肉を引き裂いた。
すると、雷とともに激しい音が響き、鎧の巨人と黒髪の巨人が姿を現した
-
- 276 : 2014/01/03(金) 00:10:21 :
- 期待
-
- 277 : 2014/01/03(金) 01:47:18 :
- 続きを早く・・・・飢え死にしそうだ・・グハッ
-
- 278 : 2014/01/03(金) 01:56:55 :
- めっちゃ気になる!
早く早く!!
-
- 279 : 2014/01/03(金) 13:18:46 :
- 毎日見に来てます!これが楽しみでしかたないぐらいです!期待!!!
-
- 280 : 2014/01/03(金) 14:57:45 :
- >>279 そこまで言ってもらえると嬉しいです( *・ω・)ノ
これから書きますね♪
-
- 281 : 2014/01/03(金) 15:12:19 :
- 鎧の巨人「グォォォ~」
黒髪の巨人「ウォォォォ~」
両雄はにらみ合いながら互いに牽制していた。
ゴゴゴゴゴゴ
先に動いたのは黒髪の巨人だった。
黒髪の巨人(行くぞ)ダッ
黒髪の巨人は俊敏な動きで鎧の巨人の間合いに入ると、そのまま顔面を狙い鋭いパンチを繰り出した。
黒髪の巨人(チッ…やっぱ硬いな)
攻撃を繰り出したのは黒髪の巨人だったのに、ダメージを負っていたのも黒髪の巨人だった。
腕が無くなっていたのである。
黒髪の巨人(打撃は相性最悪だな、一先ず距離を…)
間合いを取ろうと下がろうとした瞬間、鎧の巨人が攻勢に出た。
鎧の巨人(逃がすかよ!)ガシッ
黒髪の巨人の腕を掴むと、そのまま引き寄せて腹部に渾身の一撃を放った。
ズドーン
黒髪の巨人は宙を舞い、そのまま地面に叩きつけられた。
黒髪の巨人(ゲホッ…なんつーパワーしてんだよ、ゲホッゲホッ)
鎧の巨人(ほう、咄嗟に体を捻って衝撃を逃がしたか…流石だな)ズンズン
鎧の巨人(だが、かなりのダメージのようだな。久々にお前に膝をつかせることが出来た)
-
- 282 : 2014/01/03(金) 15:26:16 :
- 黒髪の巨人はなかなか反撃の糸口を掴めず、闘いは防戦一方であった。
黒髪の巨人(クソッ、再生とかは出来てるが正直言ってこのままじゃジリ貧だ…)
黒髪の巨人(アイツの間合いに入るのは危険だが、このままじゃらちが明かない。一か八か、接近戦で締め技しかないな )ダッ
鎧の巨人(自ら突っ込んで来たか、だが、お前にはこの鎧は壊せん!)ブンッ
接近した黒髪の巨人に対して、鎧の巨人は右拳を繰り出した。
黒髪の巨人(これをかわして、そして!)ガシッ
黒髪の巨人はかわすと同時に、腕を掴んだ。
そして、腕を引くと同時に相手の顔面をもう片手で掴み押し込んだ。
鎧の巨人(ま、マズイ!)バキバキ
鎧が剥がれはじめ、すぐに鎧の巨人の
腕が破壊されたのである。
鎧の巨人「ヌォー」プシュー
黒髪の巨人(ハァハァ、ちっとは聞いたかよ)
アニ(流石だね、まさかあんな攻撃に出るなんて)
-
- 283 : 2014/01/03(金) 15:35:48 :
- 黒髪の巨人(どうやらあの鎧は打撃などの攻撃には強いが、伸縮性が無い分、締め技や力の加え方によっては脆いようだな)
黒髪の巨人(そうと分かれば…覚悟しろよ!)ダッ
鎧の巨人(あいつは恐らく弱点に気付いたようだな…だが、そう簡単にやられるわけには行かん!)ダッ
突破口を見つけたエレンが有利になるかと思われたが、簡単にはいかなかった。
巨人の力をエレンよりも知り、自らの力を把握している。何より戦士としての責任がライナーを強くしていた。
闘いはお互いの意地と意地がぶつかり合い、両者ともボロボロの状態となり決着を迎えた
-
- 284 : 2014/01/03(金) 15:49:31 :
- 「…ん……ここは…」
「よお…目を覚ましたようだな」
「俺は…負けたんだな…」
「そうだよ…あんたは負けたんだよ…」
「ライナー」
ライナー「やはり勝てなかったか…だが、負けたのに凄く心が軽いな」
ライナー「…俺はお前に救われた、エレン!感謝する」
エレン「俺もお前を救えて良かったよ、もう一度俺の仲間になってくれるか?」
エレンは寝ているライナーに手を差し出した。
ライナー「…お前と知り合えて良かったよ」
ライナー「エレン、お前の申し出は受け入れられない。その代わり、俺の頼みを聞いてほしい」
ライナーは土下座した。
「頼む、こんな俺でいいならもう一度お前の仲間にしてほしい」
エレン「ハッ、相変わらず熱血漢だな!」
「もう一度俺と共に巨人を殺すのを手伝ってくれよ、相棒!」
ライナー「ありがとう、この恩は忘れない。俺はお前を決して裏切らないと誓う」
ライナー「俺の生涯をお前の夢のために捧げよう」バッ
ライナーはエレンに敬礼をした。
-
- 285 : 2014/01/03(金) 15:59:14 :
- ライナー「ところで、アニはどうするんだ?」
アニ「戦士としての私はとうの昔にエレンに駆逐されてしまってたみたいだよ」
エレン「ああ、アニは仲間になってくれたよ」
アニ「…それにエレン、前に言ったでしょ?」
「私の全てをエレンに捧げるって//」
ライナーな!なんだ、お前たちは既にそういう関係だったのか」ハハ
エレン「そういう関係って?」
ライナー「えっ?けっこnムグッ」
アニ「黙れ//」ゲシゲシ
エレン「ん?よくわからんが、とりあえず俺は他のやつらを助けに行くぞ。お前たちはどうする?」
ライナー「すまんが、少し休ませてくれ。まだ体がうまく動かない」
アニ「私はエレンを手伝うよ!死んでほしくないからね//」
エレン「わかった、じゃあ行くかアニ!」
エレン「っと、ライナー!これを渡しとくよ」ポイ
ライナー「ん?これは…鍵か?」パシッ
エレン「ああ、動けるようになったらベルトルトのとこ行って出してやれよ!今は営倉で寝てるからよ」
ライナー「本当にお前には感謝の言葉しかないな、ありがとう」
エレン「気にすんなよ!さて、行くぞ」バシュ
-
- 286 : 2014/01/03(金) 16:35:32 :
- 今日自分もSS書いたけどこんなに面白く書けない(@_@)マジ期待してます!
-
- 287 : 2014/01/03(金) 17:54:59 :
- 期待♪期待♪
-
- 288 : 2014/01/03(金) 23:49:37 :
- 期待&頑張れ!!
-
- 289 : 2014/01/04(土) 00:33:09 :
- >>286 そんな勿体ないお言葉ありがとうございますm(。≧Д≦。)m
どんなss書いてるんですか(´・ω・`)?
-
- 290 : 2014/01/04(土) 00:43:22 :
- 進撃ですよ~エレアニになるかなーみたいな感じです良かったら見てください!ただ貼り方とかわかんないんで…EreAniの名前で題名が英語なんで良かったら!
-
- 291 : 2014/01/04(土) 01:03:38 :
- じゃあ探して読ませてもらいますね!
-
- 292 : 2014/01/04(土) 02:24:27 :
- ありがとう!この話しめちゃくちゃ好きなんで頑張ってください!期待してます!
-
- 293 : 2014/01/04(土) 03:23:35 :
- エレン…っと、あいつらはどこにいるんだ?」フラフラ
アニ「エレン大丈夫かい?…やっぱり巨人化の影響が」
エレン「ああ、みたいだな…さすがに一日二回もなるとキツいな」フラ
アニ「…あまり無理しないでよ」ダキッ
エレン「…善処するよ」
エレン「それにしても…壁の上に避難してるやつ少なくないか?」
エレン「撤退の鐘は鳴ったはずだろ?」
アニ「ああ、二人が闘ってる間に鳴ってたよ。」
エレン「それなのにおかしくないか…まさか、ガス切れか?」
アニ「…かもね。あっ、あそこ見て!」
エレン「ん?補給所に巨人が群がってるな…まさか」
アニ「そのまさかみたいだね、最悪のシナリオのようだよ」
エレン「…通りで、か。仕方ないな、もう一度俺が巨人化して周りの巨人を蹴散らす。その隙にアニはあいつらの援護にまわってくれ!」スッ
エレンが手をくわえた瞬間アニが止めた。
アニ「待ちなよ、さっき無理するなって言ったばかりでしょ」
エレン「でも、今は仲間の命が優先だ!俺がやらないで誰が…」
アニ「私が巨人化するよ」
エレン「はっ?そんなことしたらお前が…」
アニ「私の巨人は見られたことないし、奇行種扱いくらいですむよ!だからここは任せな」
エレン「…無茶はしてくれるなよ」
アニ「大丈夫、任せてよ」フフ
-
- 294 : 2014/01/04(土) 03:30:08 :
- よーし、もう少しで終わりだ~!
ってことで残りは明日書きます
-
- 295 : 2014/01/04(土) 04:34:28 :
- アニ幸せになってくれ~(〃▽〃)
期待
-
- 296 : 2014/01/04(土) 05:01:30 :
- めっちゃ面白いです!
期待
-
- 297 : 2014/01/04(土) 10:52:41 :
- 期待×999999999
頑張れ~頑張れ~
-
- 298 : 2014/01/04(土) 15:19:11 :
- 期待!
-
- 299 : 2014/01/04(土) 23:49:42 :
- 頑張れーー!!
あっ!続編ある?よね?
-
- 300 : 2014/01/05(日) 01:47:37 :
- >>299 一応内容だけは考えてありますが、続けるかは要望次第ですね(笑)
-
- 301 : 2014/01/05(日) 02:07:54 :
- ~二人の闘いが終わる少し前~
カーン、カーン、カーン、カーン
撤退を報せる鐘の音が街に響いた。
ミカサ「ふぅ、どうやら避難が完了したらしい。(ガスは…ギリギリか)」
ミカサ「みんな、ガスの残量は?」
アルミン「僕は壁まで持ちそうにないかな」
ミーナ「私たちも壁は登りきれないと思う」
ミカサ「じゃあ本部に寄ってスを補給してから撤退しましょう」
――――――――
―――――――
――――――
ジャン「撤退の警鐘だ、お前らやっと終わりだぞ」
サシャ「ふー、疲れましたね」クタ
コニー「あ~疲れた~」
マルコ「とりあえず生き残れたね」
ジャン「ああ、だが壁の上に行くまでは油断するなよ!特にお前ら」チラッ
サシャ「ふー、わかってますよ」ドヤ
コニー「そうだぜ」ドヤ
ジャン「ったく、相変わらず調子狂うな」ハァ
ジャン「んで、ガスの残量はどうだ?壁まで足りそうか?」
マルコ「うーん、微妙だね。それに、何があってもいいように補給してから登ろう」
ジャン「じゃあ、とりあえず本部に向かうぞ」バシュ
-
- 302 : 2014/01/05(日) 02:19:54 :
- 期待&支援!
あのー?ベルトルさんは駆逐されて死んだのですか?
-
- 303 : 2014/01/05(日) 02:25:46 :
- 本部から少し離れた高台に多くの訓練兵たちが集まっていた。
クッソナンデダヨ、フザケルナヨ
ジャン(ん?なんであんなとこにたくさんいるんだ?)
ジャン「よう、ユミルにクリスタじゃねーか!こんなとこで立たずんでなにしてんだ?」
ユミル「ん?なんだお前らか」
クリスタ「ユミル、そんな言い方ダメだよ」
クリスタ「ごめんね、ジャン。今ちょっと、ね」
ジャン「気にしてないが…何があったんだ?」
クリスタ「実は…補給班が本部に籠城しちゃったみたいで…」
ジャン「んだど!?じゃあ、もしかして…」
ユミル「ああ、補給が完全に遮断されちまってるよ」
マルコ「なんで籠城なんて…もしかして」
ユミル「流石に察しがいいな、想像通り本部に巨人どもが群がってるんだよ」
ユミル「おかげでガスを補給出来ず、壁も登れずじまいだ」ハッ
-
- 304 : 2014/01/05(日) 02:28:04 :
- >>302 ベルさんは生きてます!
戦士としてのベルさんが死んで、兵士として生きてほしいとエレンは考えているので!
-
- 305 : 2014/01/05(日) 02:32:39 :
- 面白い!期待!俺も更新せねば!
-
- 306 : 2014/01/05(日) 02:44:40 :
- ジャン「マジかよ…最悪じゃねーか…」
ジャン(どうする…決死の覚悟で突っ込むか、いやリスクが高すぎる…クソッ)
「あっ、ジャン!これは一体どういう状況なんだい?」
ジャン「あん?アルミン、それにミカサも!生きてたか」
ミカサ「ええ、お陰さまで。それよりも一体どういう状況なの?」
マルコ「ああ、どうやらガスの補給が完全に遮断されてしまってるようだ…おかげでみんなここから動けないんだ」
ジャン「お前たちもガス欠か?」
ミカサ「ええ」
ジャン「折角生き抜いたのに、この地獄から抜け出す術がないなんてな…」
アルミン「まだ、諦めるのは早いよ!どうにか本部に突入出来れば可能性はある!」
ジャン「じゃあ聞くがなんか作戦でもあるのか?」
アルミン「っ…それは…ジャン「作成が作戦がないんじゃどうにもならないだろ…」チッ
ミカサ「…それでもここから動かない理由にはならない、そうでしょ?」
ジャン「だがな!」
ミカサ「エレンは今も一人で闘ってるんでしょ?だったら、私たちが諦めてどうするの?」
『あいつらのこと頼んだぞ!』
ジャン「…ったく、忘れてたよ!あの野郎に言われたことをよ」チッ
クリスタ「え!?エレンはまだ闘ってるの?」
ジャン「ああ、あの野郎は一人で鎧の巨人と闘ってるはずだ!」
ジャン「それなのに俺たちが普通の巨人相手に逃げ腰なんて、笑えないよな!」
ミカサ「ふふっ、やっとジャンらしくなった」
ミカサ「負ければ死ぬ。だけど、勝てば生きる」
ミカサ「闘はなければ勝てない、でしょアルミン?」
アルミン「ああ、その通りだ!」
-
- 307 : 2014/01/05(日) 02:57:32 :
- 期待!
-
- 308 : 2014/01/05(日) 03:08:46 :
- いつの間にかたくさんの人に見てもらえるようになってたんですね~凄く嬉しいわm(。≧Д≦。)m
ってことで、また明日!
-
- 309 : 2014/01/05(日) 13:50:49 :
- 頑張って!!このssは自分の中でも1.2を争うssになってますます!w
-
- 310 : 2014/01/05(日) 14:08:22 :
- >>309
それは言えてる
-
- 311 : 2014/01/05(日) 23:30:46 :
- >>309、310
わかるわ~その気持ちと言うか考え
-
- 313 : 2014/01/05(日) 23:56:40 :
- 楽しみ!期待!
-
- 314 : 2014/01/05(日) 23:56:58 :
- 二回もすみません
-
- 315 : 2014/01/06(月) 00:01:12 :
- そして現在、彼らは本部のすぐそばの建物に集結していた。
ジャン「なんとかここまでは接近できたが…」
アルミン「ここまで来ると、巨人の多さに少し尻込みしちゃうね」
クリスタ「だけど、ここを突破しないと」
ミカサ「ええ、私たちはエレンと肩を並べて闘えない」ジャキ
マルコ「そうだけど、ここは少し落ち着かないとダメだ」
ジャン「マルコの言う通りだ!」
ユミル「そうだぞリスタおち落ち着け」
アルミン「いくら僕らがここを突破して本部に突入したとこで、事態はむしろ悪化してしまうからね…」
アルミン「どうにか、周りの巨人を倒さないと…」クッ
ジャン「ああ、それに恐らく本部の中にも巨人はいる可能性があるしな」
アルミン「…さすがジャン、よく見てるね」
ミカサ「…わかった、なら周りは私が片付けよう。その代わり、内部は他に任せた」
ジャン「それは流石に承服しかねるな、ミカサお前のガスもそれほど残っちゃいねーだろ」
ミカサ「ええ、でも誰かがやらなければならない。なら、この中で一番可能な私がやるのがいい」
ジャン「なのなぁ、せっかくここまで生き残ってんだ!だったら、最後まで全員で生き残るぞ」ガシッ
アルミン「そうだよ!それにがいないとエレンに会わせる顔がないし、エレンも悲しむ」
-
- 316 : 2014/01/06(月) 00:02:47 :
- 最後のアルミンのセリフ
アルミン「そうだよ!それに君がいないとエレンに会わせる顔がないし、エレンも悲しむ」
に変更でm(._.)m
-
- 317 : 2014/01/06(月) 00:16:26 :
- ミカサ「そんな感情論では戦場は生き残れない。ほら見て、向こうから更に巨人が…」つユビサス
指差した方からは金色の髪をした珍しい女型の巨人が現れた
アルミン「女型の巨人…あんなの今まで見たことないぞ」
ミカサ「今はそんなことよりも、巨人が増え続けてることが問題。時間が経てばその分、成功率は低くなる」
アルミン「っ!?だからと言って、君を…」
コニー「おい、お前ら!あの巨人を見てみろよ!」
ジャン「あ?巨人なんか見て…えっ?」
その場にいる全員が驚愕した。
先ほど現れた女型の巨人が本部に張り付いてる巨人を倒しているのである。
アルミン「これは…一体?」
ミカサ「巨人にしか興味を示していない…はっ!みんな避けて!」バシュ
ジャン「なんだ!?ちっ、ヤバイ」
振り向くとすぐそこまで巨人が接近し、歓喜の湧いた顔で、今にも手を伸ばして捕らえようとしていたのである。
ジャン「くそっ…せめて、少しでも逃がさねーと」クッ
「伏せろ!!」
ザシュ…ドカーン
突如謎の声が聞こえたと思った矢先、巨人が絶命したのである。
「ふぅ…よお、お前ら無事か?」
-
- 318 : 2014/01/06(月) 01:07:18 :
- 期待!期待!
-
- 319 : 2014/01/06(月) 05:39:42 :
- ミカサ「…エレン…えれーん」ダキッ
エレン「おっと…たくっ」ナデナデ
クリスタ「うっうっ…えれーん」ダキッ
エレン「うわっ、クリスタもかよ」ナデナデ
アルミン「…エレン無事だったんだね」
エレン「ああ、心配かけたな!」
ジャン「お前がここに来たってことは…やったのか?」
エレン「…とりあえずな。だが、ここで詳しく話してる暇はない」
エレン「さっさと撤退するぞ」
マルコ「それが…できないんだよ」
エレン「ガスが無いんだろ?安心しろよ、俺が周りの巨人を排除する。その間にお前たちはガスの補給作業に移れ」
ジャン「いくらお前でもあの数は無茶だろ?」
エレン「俺一人ならキツいかもな…だが、一人じゃない」
アルミン「…あの巨人が関係してるのかい?」
エレン「流石アルミンだな、その通りだよ!まあ、詳しくは後で話す」
エレン「とりあえず今は目先のことに集中してくれ」
エレン「あと分かってると思うが、中にも巨人はいる…だから無茶はしてくれるなよ」
ジャン「…ああ、分かってるよ」
エレン「そうか…じゃあ突入のタイミングは任せる」バシュ
-
- 320 : 2014/01/06(月) 05:54:08 :
- さすがですね(#^_^#)おもしろいです!
-
- 321 : 2014/01/06(月) 05:54:36 :
- それから数分の内に周囲にいる巨人は数を減らした。
エレンの機動力と女型の巨人の格闘術があったからこその早さであろう。
ジャン「よし、お前ら今が好機だ!突入するぞ」バシュ
この号令を皮切りに次々と突入していった。
ジャン「全員無事か?」
アルミン「とりあえず大丈夫そうだね」
ジャン「よし、ならすぐに内部の情報を集めろ!」
―――――――
――――――
―――――
アルミン「現状を整理すると、補給所に3~4m級が6体いる。そして、ガスは全員残ってない」
ミカサ「つまり、補給所にいる巨人を立体起動無しで倒さなくてはならないってこと」
マルコ「…策も無しに闘うのはあまりにも無謀すぎるね」
ユミル「かといって、あいつらに太刀打ちする手段があるのか?」
ジャン「…思い付かないな」
サシャ「…やはりエレンの助けを待つしかないのでしょうか?」
コニー「確かにリスクは回避できるけど…」
クリスタ「エレンの負担が大きすぎるよね」
ジャン(どうする?…待つべきか、やるべきか…)
ミカサ「…アルミン、あなたはどう思う?」
アルミン「えっ?僕?」
ミカサ「ええ、あなたの判断を聞きたい」
-
- 322 : 2014/01/06(月) 06:03:13 :
- アルミン「なんで、僕なんだい?みんな僕より成績いいのに…」
ミカサ「成績が全てではない。それにアルミン、あなたに私もエレンも何度も救われた。だから、アルミンの判断を聞きたい」
アルミン「えっ?いつそんなことが…」
ジャン「そうだな、アルミンお前に指示を仰ぎたい。エレンが信頼してるお前の判断をな」
マルコ「うん、君は座学トップだし」
ユミル「なんだかんだ根性あるしな」
コニー「お前は頭良いんだから自信持てよ!」
サシャ「そうですよ、だからお願いします」
クリスタ「うん、みんなアルミンを信じてるよ」
アルミン(僕は大切な仲間たちに信頼されてる…だったら今度はこの信頼に答える番だ)
アルミン「…分かった。今から作戦を言うよ。これは、みんなの力を信じなきゃ出来ない作戦だ」
-
- 323 : 2014/01/06(月) 06:05:28 :
- >>320 EreAniさん こんな朝早くからありがとうございます!
-
- 324 : 2014/01/06(月) 06:33:47 :
- いえいえ!これ読むの楽しみにしてますし!自分のSSもこうなりたいと思っているので!期待!です!!
-
- 325 : 2014/01/06(月) 15:46:27 :
- 期待&応援&支援
頑張れ~
-
- 326 : 2014/01/07(火) 02:23:28 :
- 期待!!
-
- 327 : 2014/01/07(火) 05:05:22 :
- 補給所に向けてリフトは少しずつ降りていた。
それは死への道なのか、それとも生きるための道なのか…彼ら次第であった。
マルコ「よし、こっちの準備は完了だ」カチャ
アルミン「うん、あとは彼ら次第だね」
ミカサ(こんな大胆な作戦を思い付くなんて…流石アルミン)
ジャン(ったく、本当に肝が座ってやがるな)
ユミル(まあ、やることはシンプルだな…ただクリスタは大丈夫か?)
クリスタ(失敗は出来ない…皆の命がかかってるんだから)
サシャ(絶対に成功させないといけませんね)
コニー(誰も死なせないために…一撃で決めるんだ!)
―――――――――
――――――――
―――――――
アルミン『作戦はこうだ。まず、リフトを使って補給所に人間を投下。補給所にいる巨人を引き付ける』
アルミン『そして、巨人の目に向けて散弾を発砲、視覚を奪う』
アルミン『このあとが作戦の肝だ。天井に隠れていた6人が同時に巨人の急所に切りかかる。この作戦では、1回のみの攻撃に…全員の命を懸ける』
アルミン『それで攻撃する6人だけど…ミカサ・ジャン・コニー・サシャ・クリスタ・ユミル君たちに任せたいと思う』
ミカサ『マルコは?』
アルミン『うん、運動能力的にマルコにもお願いしたかったんだけど、リフトでの指揮が必要だからね。それをマルコにお願いしたくて』
アルミン『ただ6人には全員の命を背ってもらってしまって…本当にごめん』
ジャン『まあ、誰がやっても同じことだ』
ミカサ『リスクは変わらない、だから気にしないで』
ユミル『作戦に異議がないならさっさとやろうじゃないか』
マルコ『だね、時間が経つと巨人が入ってくる可能性もあるし』
コニー『よし、ささっと準備しようぜ!』
-
- 328 : 2014/01/07(火) 05:25:44 :
- リフトは補給所へとたどり着いた。
マルコ「よし、巨人は増えていない…作戦を続行する」カチャ
補給所にリフトが到着すると瞬く間に巨人たちがリフトに人間がいるのに気が付いた。
そして、満面の笑みを浮かべ一歩、また一歩近寄ってくる
ズシン…ズシン…
モブ「ひぃー」ガダガダ
マルコ「お、落ち着け!しっかり引き寄せるんだ」カチャ
マルコ「まだだぞ………」
「撃てぇ~!!」
ズドドドドドドドドド
発砲音が響きわたる。
ミカサ(今だ!)ダッ
ジャン(絶対に誰も死なせねーぞ!)ダッ
ユミル(ここだな)ダッ
クリスタ(失敗は出来ない!)ダッ
サシャ(生きて美味しいものを!)ダッ
コニー(これで決める!)ダッ
ザシュ、ザシュ、ザシュ…ドォン
ミカサ「捕らえた!他は?」
ユミル「ちっ、クリスタ早く逃げろ!」ダッ
コニー「サシャ、早く離れるんだ!」
クリスタ「あ、あ…」
サシャ「あ…あぁ…」
マルコ「サシャとクリスタだ!」
ジャン「援護急げ!」ダッ
ユミル(くそっ、ここからじゃ遠すぎる)
ミカサ(二人とも硬直してる。まずい)ダッ
バシュ、ギュイーン
突如風のごとく、影が横を通り過ぎたのである。
アルミン「えっ?」
ザシュ、バシュ、ザシュ…ズドーン
「…ふぅ、間一髪だったか」スタッ
-
- 329 : 2014/01/07(火) 05:41:50 :
- ミカサ「エレン!」
エレン「なかたい大胆な作戦だったな」
ジャン「ったく、来るのが遅いんだよ」
エレン「そう言うなよ、間に合ったろ?」
ジャン「ギリギリもいいとこだよ、ったく」
クリスタ「えれーん、ありがとう」ダッ
エレン「ほら、泣くなよ」ナデナデ
サシャ「ありがどうございまず」ポロポロ
エレン「無事で何よりだ」
アルミン「エレン!」ダッ
エレン「アルミン、お前だなこの作戦立案者は!」
アルミン「…ああ、少し無茶だったね」ウツムキ
エレン「いや、お前らしい作戦だよ。流石だな」
アルミン「はは、ありがどうね。…ところで外の状況は?」
エレン「とりあえず、あらかた片付いたとこだ!だが、一時的に過ぎないからさっさと避難するぞ」
ジャン「分かった。すぐに補給作業に移行してくれ!」
エレン「俺は先に外に行って様子を見てくる!」ダッ
ジャン「分かった、俺たちもすぐに追う」
エレン「っと、そうだ!アルミン、お前に頼みたいことがあるんだが…」
アルミン「なんだい?」
エレン「実は…」ゴニョゴニョ
エレン「できるか?」
アルミン「とりあえずやってみるよ!」
エレン「悪いな、頼んだぞ!」ダッ
-
- 330 : 2014/01/07(火) 05:43:00 :
- 上のエレンの最初のやつ
エレン「なかなか大胆な作戦だったな」
ですm(._.)m
-
- 331 : 2014/01/07(火) 06:49:07 :
- 期待!期待!
-
- 332 : 2014/01/07(火) 08:47:47 :
- 期待
-
- 333 : 2014/01/07(火) 09:26:31 :
- 期待
-
- 334 : 2014/01/07(火) 10:23:49 :
- 続ききになる
期待してます
-
- 335 : 2014/01/07(火) 13:19:17 :
- 期待!
-
- 336 : 2014/01/07(火) 19:12:55 :
- 期待!!
-
- 337 : 2014/01/07(火) 19:18:05 :
- 皆さんありがどうございます!
今日は久々に早めに書く予定ですのでお楽しみに(してる人いたらですが…)
-
- 338 : 2014/01/07(火) 19:33:49 :
- 俺は常に楽しみにしております!!!期待!
-
- 339 : 2014/01/07(火) 19:34:02 :
- 楽しみに決まってるだろバカヤロー!!
めっちゃ期待だぜ!!
-
- 340 : 2014/01/07(火) 21:12:32 :
- 楽しみにしてくれてる人がいるので書きまーす!
-
- 341 : 2014/01/07(火) 21:28:15 :
- ジャン「…にしても結局エレンの奴が全員を引っ張ってるんだな」
マルコ「うーん…それは違うと思うよ」
ジャン「なんでだ?結局今もあいつがいないとどうなってたかわかんねーし」
マルコ「確かにそうかもしれないけどさ、エレン一人じゃ全員は引っ張れないよ」
マルコ「エレンは凄い奴だし、はっきり言って強いよ。だけど、今回はジャンお前がいたからみんな前に踏み出せたんだよ」
マルコ「ジャン、君は強い人ではないから弱い人の気持ちが理解できる。それでいて現状を正しく認識することに長けているから、今何をすべきか分かるだろ」
マルコ「大半の人間ははっきり言って弱い。だからこそ、同じ弱い人に放たれた指示なら困難でも聞けると思うんだ」
マルコ「だからさ、今回はエレンがジャンやミカサ、アルミンといった人達に勇気を与え、その勇気を貰った君たちが今度は弱い僕たちに希望を与えてくれた」
マルコ「だから成功したんだと僕は思うんだ」
ジャン「…じゃあ俺も少しは役に立てたのかな」ハッ
マルコ「人は一人では何も上手くいかないものだと思うよ」
マルコ「エレンは何かを変えることができる人間だと思う。だけど、それは君やミカサみたいな人達がいないと成し遂げられないと思うんだ」
ジャン「エレンは差詰め王様で、俺たちはそれに従う騎士みたいだな」
マルコ「はは、そうかもね!本当にエレンには王の資質みたいなのを感じるよ」
ジャン「…だな。さて、準備もできたし行くか」
-
- 342 : 2014/01/07(火) 21:49:37 :
- 本部奪還からから少しして、補給を終えた者たちが次々と外に出てきた。
エレン(もうそろそろ全員の補給が終わる頃か…)
エレン(…これ以上はアニにも負担がかかるし、早めに避難したいな)
ジャン「エレン、今のうちに確認したいことがある」
エレン「ん?ジャンにミカサ、アルミンまで…なんだ?」
ミカサ「まず…エレンあなたが巨人になったとは本当なの?」
エレン「ああ、事実だ。理由については後で話す」
アルミン「じゃあ、あの女型の巨人も君と同じような原理なのかな?」
エレン「…流石アルミン、理解が早いな」
ジャン「誰なんだ?あの二人に関係してる人物なのか?」
エレン「お前達を信頼して話そう。超大型巨人がベルトルト、鎧の巨人がライナー、そして女型の巨人がアニだ」
エレン「…許せないかもしれないけど、あいつらにも事情があるんだ。それに、もうあいつらは俺たちの味方になってくれるって言ってるんだ」
エレン「だからこの事は他言無用で頼むぞ」
ジャン「…分かったよ。その代わり責任はとってもらうからな」
ミカサ「私はエレンに従うけど、アニの正体はバレる可能性は高いと思う。」
アルミン「…そのためにあんなものを僕に頼んだんだね」
エレン「ああ、あいつの正体を晒すわけにはいかないからな。んで、出来たか?」
アルミン「もちろん。コレだよ」つハイ
エレン「サンキュー!これでどうにかなるな」
クリスタ「おーい、エレーン!全員の補給が完了したよ」
エレン「了解!じゃあ、俺が先導するから全員周囲を警戒しながらついてきてくれ!」バシュ
-
- 343 : 2014/01/07(火) 22:15:50 :
- エレンを筆頭に成績上位者が続き、後ろを女型の巨人が守る形で壁を目指した。
エレン「よし、着いたな。ここからの誘導はお前たちに任せる」
ジャン「お前はどうするんだ?」
エレン「俺は女型の巨人のとこにいく」
ジャン「分かった。しっかりやってこいよ」
ミカサ「エレン、周囲の駐屯兵たちが騒ぎ始めてるから気をつけて。おそらく女型への対策をたて始めてたる
エレン「分かった。すぐに戻る!」ダッ
―――――――
――――――
―――――
女型の巨人は周囲に巨人を倒し続けていた。
女型の巨人(とりあえず、あいつらの撤退の時間を稼がないとね)
女型の巨人の周りに巨人がいなくなると肩に人が乗ってきた。
エレン「ありがとな、全員の撤退が終わった。巨人化を解いても大丈夫だ!」
エレン「ただ、駐屯兵たちがお前に注目し始めてる。だから、これからコレを使って姿を隠す。そしたら、すぐに避難してくれよ」
エレンはそう言うと、アルミンから受け取った物を投げた。
たちまち白煙が上がり、周囲は煙に包まれ姿が見えなくなった。
駐屯兵A「目標周辺に謎の白煙が発声。見えません」
駐屯兵B「いったい何事なんだ?」
白煙が晴れる頃にはそこに女型の巨人の姿は無くなっていた。
-
- 344 : 2014/01/07(火) 22:23:18 :
- 期待だーーーーー!!!!!
-
- 345 : 2014/01/07(火) 22:25:08 :
- ~白煙の中~
アニ「ぷはっ…」
エレン「お疲れさん!ほら掴めよ」つテヲサシダス
アニ「ありがとね」つ
アニ「それにしても、この煙どうやったの?」
エレン「アルミンに頼んだんだ!煙玉みたいの出来ないかって」
アニ「成る程ね。それを作ったんだ」
エレン「ああ、やっぱりアルミンは頼りになるよ」
アニ「…それで全員無事なの?」
エレン「お前のお陰で無事に避難できたよ。あとは俺とお前だけだ」
アニ「それなら良かった。それじゃあ避難しようか」
エレン「そうだな。だが、別々に避難するぞ」
エレン「俺はもう巨人とバレてるみたいだし、一緒にいるとまずいからな。とりあえず、アニはライナーたちと合流してくれ」
アニ「分かったよ…無茶しないでね」
エレン「しねーよ。まだ、やることあるんだからな。じゃあ、先に行け!」
アニ「…分かった。また後でね//」チュ
エレン「ん…//ったく//」ポリポリ
-
- 346 : 2014/01/08(水) 13:46:05 :
- よーし、今日中に書き上げるぞ!(←願望)
おそらく終わるのは早くて明日です笑
それで、見てくれてる皆さんに質問です
このシリーズまだ続けてほしい人いますか?
いないならこのスレで完結するようなendにしますが…
夜までに誰か答えてくださーい( *・ω・)ノ
-
- 347 : 2014/01/08(水) 13:56:15 :
- 続けてください!!
-
- 348 : 2014/01/08(水) 14:09:44 :
- 続けてほしい!
もはやファンですわ(笑)
-
- 349 : 2014/01/08(水) 15:13:46 :
- 続けて〜
俺もファンですわ
-
- 350 : 2014/01/08(水) 15:38:26 :
- 続きに期待
-
- 351 : 2014/01/08(水) 17:34:05 :
- まさかファンまでいるとは予想外でした(笑)
頑張って続きを書きますね!
これからも見てください!
書くのは夜ですm(._.)m
-
- 352 : 2014/01/08(水) 18:28:26 :
- がんばってください。
続き気になる〜
-
- 353 : 2014/01/08(水) 20:49:51 :
- 頑張って!
貴方のSS最高です!
-
- 354 : 2014/01/08(水) 21:58:44 :
- 見てる人たくさんいて、書いてて嬉しいです!
駄文ですがお付き合いお願いしますm(._.)m
-
- 355 : 2014/01/08(水) 22:04:50 :
- 駄文じゃない!!俺はぜんぶ見てるぞ!
見てる人いると嬉しいよね(笑)
期待!
-
- 356 : 2014/01/08(水) 22:16:57 :
- エレンはアニと別の場所に避難した。
壁の上に到着すると、街を眺めていた。
エレン(とりあえず、アニも避難出来たし第一段階完了だな)
「おい、貴様!」
エレン「ん?」
振り向くと、大柄な駐屯兵を中心にエレンを取り囲むように駐屯兵が並んでいた。
それぞれ、ブレードや銃を構え、固定砲もエレンに向けられている。
キッツ「貴様はエレン・イェーガーだな!?」
エレン「そうですが…?」クルッ
キッツ「動くな、化け物め。貴様の正体は巨人なんだろ!!」
エレン(…やっぱり見られてたか)
キッツ「貴様の目的はなんだ?貴様なんなんだ?」
エレン(とりあえず抵抗の意志がないことを示すか)スッ
エレンは両手を挙げた。
エレン「俺は人間です。そして、目的は巨人どもを倒すことです」
キッツ「嘘をつくな、化け物め!」
キッツ「人の姿に化け、街に入り込み人類を滅亡させることが目的なんだろ!」
エレン「いえ、決してそんなこと…」
キッツ「黙れ化け物!私には貴様を処刑する権利があるのだからな!」
エレン(ダメだ、話を聞いてもらえない。どうする…今なら十分逃げることは可能だ)
エレン(だけど、ここで逃亡すればさらに立場が悪くなる…クソッ)
その時、エレンの足下に物が飛んできた。
するとそこから白煙が発生し、なにも見えなくなった。
キッツ「何事だ!何が起きたんだ!」
イアン「隊長、これではイェーガーの様子が分かりません」
-
- 357 : 2014/01/08(水) 22:42:34 :
- エレン(何事だ?…これはまさか)
「やあ、エレン。無事かい?」
エレン「やっぱりお前か、アルミン。それにミカサも」
ミカサ「無事で良かった」
エレン「ったく、無茶するな」
アルミン「君が危険にさらされてるのを黙ってみてるわけにはいかないからね」
エレン「だからって、これは立派な反逆行為だぞ?」
ミカサ「緊急事態だったから仕方ない」
エレン「そんなここまでする必要はないんじゃ…」
アルミン「残念ながら急を要する事態だ!エレン、君に射殺命令が出ている」
エレン「まじかよ!?」
アルミン「ああ、ジャンが聞いたらしい。それで、ここに来たってわけだ」
エレン「だったら尚更お前らダメだろ」
ミカサ「エレン、私達は家族。助け合うのが当たり前、でしょ?」
エレン「だからって、お前達を巻き込むわけにはいかねーだろ」
エレン「こうなったら、ここから逃げるしかないな…俺が先に出て注意を逸らすからその内にお前たちはばれないように逃げろ!」
ミカサ「それじゃあ意味がない。それに余計に立場が悪くなってしまう」
エレン「仕方ないだろ、こうなっちまった以上はな…」
エレン「だがアルミン、お前が駐屯兵団のやつらを説得できるなら話は別は別だが」
エレン「正直言って、あいつらは俺の話を一切受け入れてくれない…だから、説得は困難だと思うが…」
アルミン「…一応してみるよ。無策でここまで来たってわけでもないから」
アルミン「…ただ」
エレン「お前がやるなら俺は信じる。説得出来ればそれに越したことはないからな」
アルミン「…なんで僕をそんなに信じてくれるの?」
エレン「お前ってヤバイときほど正解を導く能力あるだろ、それに何回も救われたからな」
アルミン「…そんな…いつ?」
エレン「5年前だってお前がハンネスさんを呼んできてくれたから俺もミカサも生きてる」
ミカサ「私もアルミンを信じる」
アルミン「「わかった、二人は抵抗の意志がないことを示してくれ」ダッ
アルミン(…僕のもう一つの策のために時間を稼ぐことがマスト、駐屯兵団の人達を説得出来ればベスト)
アルミン(とりあえずやれることをやるしかない)
-
- 358 : 2014/01/08(水) 23:11:08 :
- アルミン(僕がなんでこんな無茶をしたのかやっとわかった。
エレンのためだからだ、親友だからとかじゃない、僕はエレンの隣いたいからだ
こんな僕を信頼してくれる、エレンだからこそこんな無茶をしたんだ
彼のために、やれることは全てやってやる )
そのころ、白煙の外側では…
キッツ「クソッ、イェーガーめこんなものを隠し持っていたのか!」
リコ「これは完全に反逆です」
キッツ「砲撃部隊、一瞬たりとも油断するなよ!やつは巨人なんだからな」
イアン「っは!隊長、何かがこちらに向かってきます!」
キッツ「ひぃ~」ビクビク
白煙の中より現れたのは黒髪の少年ではなく、ん金髪の小柄な少年であった。
キッツ「き、貴様は何者だ!?巨人の味方なのか!?」ビクビク
アルミン「はっ!私は第104期訓練兵団所属、アルミン・アルレルトです」
キッツ「き、貴様はなぜそこにいる、やつの協力者なのか!?」ビクビク
アルミン「私はエレン・イェーガーの親友です!そしてこの白煙を発生させたのも私です!」
キッツ「化け物を逃がすつもりか、反逆者と見なすぞ!」
アルミン「エレンは…彼は人類の敵ではありません」
キッツ「何を根拠にそんなことを…感情論など説いたところで無駄だぞ!」
-
- 359 : 2014/01/08(水) 23:28:49 :
- >>355 EreAniさんいつもありがとう!
俺のは本当に駄文ですよ(;゜∇゜)文才ないし…
でも見てくれてる人がいると本当に嬉しいですよね♪笑
-
- 360 : 2014/01/08(水) 23:30:47 :
- え!俺かなり好きですこのSS!
これからもみますんで頑張ってください!
期待!
-
- 361 : 2014/01/09(木) 00:22:14 :
- >>360
同じくこのss大好きです!
とろろさん、すごく素敵な作品ですよ?
期待してます!
-
- 362 : 2014/01/09(木) 00:23:48 :
- 期待♪期待♪
-
- 363 : 2014/01/09(木) 00:42:50 :
- いいですね!初投稿です!
-
- 364 : 2014/01/09(木) 01:16:15 :
- >> 361勿体ないお言葉ありがとうございます(*´ω`*)
>>363 初ですか!なんか嬉しいですね(笑)
後程サイドストーリーのほうをこうしんしたいと思ってます!
-
- 365 : 2014/01/09(木) 07:19:31 :
- 今日中に終わるかな~…とりあえず書きまーす( *・ω・)ノ
-
- 366 : 2014/01/09(木) 07:39:27 :
- アルミン「では問います。何故、彼を人類の敵と見なすのですか?彼が巨人になれるからですか?」
キッツ「その通りだ!奴は人間の言葉を労し、人の姿に化け、我々を欺こうとしているのだ!」
アルミン「ならば、その巨人の姿で超大型巨人に立ち向かい、倒したのは誰でしょうか?正しくイェーガーそのものでないでしょうか!」
キッツ「くっ……」
アルミン「それに彼は命懸けで我々を救ってくれました!街に取り残され、撤退できない我々を支援し、助けてくれました!」
アルミン「これは仲間として認めるのに充分な根拠となるはずです!」
アルミン「そして何より、彼が敵ならばこの機会を逃すのはおかしいと思います!」
アルミン「扉が破壊され、巨人の往来があるこの状態なのに彼は巨人と戦いました!これは彼が我々の仲間である証拠です」
キッツ「くぅ…な、何としても私は騙されんぞ!危険分子は即刻排除する、これが人類のためなのだ!」バッ
アルミン(ダメだ…考えることを放棄している、考えるのが怖いんだ)
アルミンは後ろを振り返った。
そこにいる親友たちは真剣な眼差しでアルミンを見る…ただ、アルミンなら出来ることを信じて。
アルミンは力強く敬礼をした。
アルミン「私はとうに人類復興のためなら心臓を捧げると誓った兵士!!」
アルミン「その信念に従った末に命が果てるなら本望、彼の持つ”力”と残存する兵力が合わさればこの街の奪還も不可能ではありません!」
アルミン「人類の栄光を願い、これから死に行くせめてもの間に」
「彼の戦術的価値を説きます!!」ドン
キッツ(わ、私は正しい…規則に則り規則に反するものを排除するのだ…)
キッツが腕を降り下ろし、砲撃の合図を送ろうとしたまさにその瞬間、
「辞めんか」バシッ
-
- 367 : 2014/01/09(木) 07:52:44 :
- 「お主にはあの者の見事な敬礼が見えんのか?」
キッツ「ぴ、ピクシス司令!?」
ピクシス「全く相変わらず図体だけで、小鹿のように繊細な男じゃな」
ピクシス「それにしても、お主の教え子たちは本当に見事に肝が座っておるの、キース」
ピクシスに続いて、キースが姿を現した。
キース「私の優秀な教え子たちだからな」
アルミン「ピクシス司令に、キース教官まで!?何故?」
「何故?それは俺たちが呼んできたからだよ」
アルミン「っ!ジャン、それにクリスタまで!」
クリスタ「間に合って本当に良かったよ。みんな怪我はない?」
ジャン「お前のいった通り、駐屯兵団のお偉いさんを呼んできたんだよ。感謝しろよ?」
アルミン「まさかここまで偉い人呼んでくるなんて」ヘタッ
アルミンは腰が抜けたのか、その場に座り込んだ。
アルミン「ん?じゃあキース教官は…?」
キース「私はアルレルト、お前の後ろにいる男に頼まれて、ピクシスのところに言ってたのだ」
アルミン「え?エレンが?」
エレン「…まあな、ってもどうなるかは正直賭けだったけどな」
エレンとミカサはアルミンの横に歩み寄った。
キース「それでは私は戻るぞ、ピクシス後は頼んだぞ」
ピクシス「さて、まず話を聞く前に…キッツお主は増援の指揮を執れ。他の者たちもすぐに持ち場にもどれ!」クワッ
駐屯兵団「はっ!」
ピクシス「さて、これで話を聞けそうじゃの」
-
- 368 : 2014/01/09(木) 07:57:44 :
- やべえかなり良いところ!期待!
-
- 369 : 2014/01/09(木) 08:03:13 :
- ピクシス「まず…イェーガー訓練兵、お主は人類の敵か?味方か?」
エレン「俺は…人類のために心臓を捧げた兵士、人類の味方です!」
ピクシス「そうか…ならその力はなんのために奮う?」
エレン「大切な人、大切な仲間、人々を守るために奮います!」
ピクシス「…そうか、ならこれ以上聞く必要はないの。次に、アルレルト訓練兵」
ピクシス「お主は先ほどイェーガー訓練兵の戦術的価値を説いておったが…その作戦とやらを聞かせてくれんかの?」
アルミン「え?あ、その…」
ピクシス「なんじゃ?助かりたいが為のハッタリだったのか?お主がそんなこと言う男には見えんが…」
アルミン「…巨人化したエレンが前門付近にある大岩を持ち上げ塞ぐという作戦です。ただ、可能かはエレン次第ですが…」
ピクシス「お主は親友の力を信じておるから、戦術的価値を説いたのであろう?だったら、胸を張らんか」
エレン「ああ、アルミン!俺はお前を信じてる、だからお前も俺の力を信じてくれ!」
アルミン「…わかった。エレンの巨人の力であの大岩を運び穴を塞ぎます!」
ピクシス「…そうか、わかった」
-
- 370 : 2014/01/09(木) 08:07:02 :
- ピクシス「なら、早速参謀を呼び詳細な作戦を立てよう!アルレルト訓練兵、お主も加われ」
アルレルト「はっ!」バッ
ピクシス「それにしても素晴らしい逸材ばかりじゃのう…お主たち駐屯兵団に来る気はないか?」
「…えっーと」
ピクシス「…やはりダメか。これほどの逸材が一挙に来てくれるとワシも楽が出来るのだが…」
-
- 371 : 2014/01/09(木) 09:00:15 :
- 期待だ!
-
- 372 : 2014/01/09(木) 14:28:58 :
- 期待!!
-
- 373 : 2014/01/09(木) 19:11:13 :
- 続きをみたい!
-
- 374 : 2014/01/09(木) 23:10:36 :
- これはもう最高です!
-
- 375 : 2014/01/09(木) 23:55:11 :
- 期待しかありません!!d(^-^)
-
- 376 : 2014/01/09(木) 23:58:58 :
- 続きが気になって寝れない。最高です!
-
- 377 : 2014/01/10(金) 02:46:46 :
- 続きをお願いします
-
- 378 : 2014/01/10(金) 02:50:15 :
- 続きが気になる人が多いようなので今から少し書きますね( *・ω・)ノ
-
- 379 : 2014/01/10(金) 03:04:08 :
- 参謀A「…巨人と闘わなくていいだと?」
アルミンえ、こ。今回は住人の避難が目的ではなく、エレンになるべく巨人を接近させないのが目的なので」
アルミン「巨人の大勢の人間に近寄る習性を利用すれば、闘わなくて済みます!」
アルミン「具体的には、大勢で巨人を壁際まで集めることさえ出来れば巨人との接触は最小限に抑えることが出来ると思います」
参謀B「なるほど。それではイェーガーの方は少数精鋭のがいいということか」
アルミン「はい。なのでエレンの方には駐屯兵団の精鋭を2班ほど付けてもらえればありがたいです」
参謀A「2班では少なくないか?」
アルミン「あと一班は、エレンとなるべく連携のとれる人材で構成した班を同行させたいと考えています」
アルミン「エレンは元々ポテンシャルが高いですし、何より巨人化した際は周りとコミュニケーションが取れません。なので、少しでもエレンのことを知っている人材が近くにいた方が連携がとれるかと思います」
参謀B「わかった!駐屯兵団 の精鋭班はこちらで用意する。残り一班の編成は任せた」
-
- 380 : 2014/01/10(金) 03:23:51 :
- ジャン「にしても、エレンの野郎はキース教官にまで頼んでたなんてな」
クリスタ「うん、そこまで先を読んでたなんてね」
クリスタ「それにしても、ジャンも仲間思いなんだね♪」
ジャン「あん?どこがだよ?」
クリスタ「巨人と闘ってる時、ずっとみんなのこと心配してたでしょ!それに、今だってエレンのために頑張ってたし」
ジャン「…結局は全部エレンは一人で解決しちまったがな」ポリポリ
クリスタ「そんなことないよ、一人で出来ることなんて限られてるもん!」
クリスタ「エレンはきっと、こんな頼れる仲間がたくさんいるから成功してるんだよ♪」
ジャン「まあ、ミカサは強いし
アルミンは根性あって頭も良いからな」
クリスタ「ジャンもだよ?ジャンみたいな優秀な指揮役がいるから」
ジャン「…ったく、そんなおだてても何にも出ねーぞ」ポリポリ
ユミル「おっ!クリスタ~」ダキッ
クリスタ「わっ!ユミル」
ユミル「無事で良かった~」ナデナデ
クリスタ「危険なとこ行ってないから大丈夫だよ~」ギュー
ユミル「おう、お前も戻ったのか!」
ジャン「俺はついでかよ」
ユミル「んで、エレンはどうなった?」
クリスタ「うん、大丈夫だよ!」
ジャン「ああ、とりあえず問題は解消された」
サシャ「それなら良かったですね!」
マルコ「お疲れ、ジャン」
コニー「そっか、ならとりあえず上位陣は全員ぶしだな」
ジャン「全員?」
コニー「ああ。ほらあっちにライナーとベルトルト、アニがいるだろ?」
ジャン「ちっ…あいつら」
コニー「ん?そんな怒ってどうしたんだよ?」
ジャン「少しあいつらと話してくる、クリスタお前も付き合え」
クリスタ「え?わかった」トテトテ
ジャン「他のやつらはとりあえず待機してろ!これから次の作戦の説明があると思うからな」
-
- 381 : 2014/01/10(金) 07:29:22 :
- ジャン「よお、お前ら」
ライナー「ジャンか!どうした?」
ジャン「どうしたもねーよ、お前らに話がある。付き合え」
ベルトルト「…なんだい?」
ジャン「…お前らの秘密についてだよ」
「…!!」ビクッ
3人は驚きの表情を浮かべた。
ジャン「…ここじゃ話しにくいだろ?だからついてこい」
ジャンに連れられるがまま、人気のない場所に移動した。
ジャン「とりあえずここならいいだろ?」
ライナー「…まず確認したい、お前はどこまで知ってるんだ?」
ジャン「お前らの正体くらいだよ」
クリスタ「え?正体ってなんのこと?」
アニ「クリスタは何も知らないの?」
ジャン「ああ。知ってるのはおそらく俺とアルミン、ミカサくらいだな」
ベルトルト「じゃあなんでクリスタはここに?」
ジャン「クリスタもエレンと親しいだろ?それなのに一人だけ知らないのもどうかと思ってな」
クリスタ「ねぇ、さっきからなんのこと話してるの?」
ジャン「エレンに関わる話だな」
エレンという単語にクリスタは反応をした。
ジャン「とりあえず、エレンの奴にお前らのことを恨むなと言われてるし
別に今さらとやかく言うつもりもない」
ジャン「だが、お前らの口で真実と、これからのお前らの身の振り方を聞きたい」
ライナー「…わかった、話そう。お前たちにも散々迷惑をかけてしまったからな」
-
- 382 : 2014/01/10(金) 07:40:38 :
- ライナー「まずはエレンが巨人になれることは知っているな?」
クリスタ「うん、実際に見たわけではないけど、それでついさっきも騒動があったし」
ライナー「なら人が巨人になれることについて信じれるってことだな」
クリスタ「一応ね…でもそれが何なの?」
ライナー「…さっき話していた正体についてだが、」
「実は俺たちは巨人なんだ」
クリスタは衝撃を受けた。
クリスタ「えっ?どういうこと?巨人?3人とも?」
ライナー「ああ、俺が鎧の巨人と呼ばれている」
ベルトルト「…僕は超大型巨人なんだ」
アニ「私はさっきあったと思うけど…女型の巨人とでも言うのかな」
それから3人はことの顛末を簡潔に話した。
そして、今回エレンに救われたことも。
ライナー「…これが俺たちの正体なんだ。隠していて本当にすまなかった」
ベルトルト「謝ってすむ問題でないのは重々承知してる…でも本当にごめん」
-
- 383 : 2014/01/10(金) 07:49:55 :
- クリスタ「…エレンはみんなのこと仲間だって認めてるんだよね?」
ジャン「ああ、だから今回単独で動いてたんだと思う。こいつらを救うために、危険を覚悟して」
クリスタ「じゃあ、私は今まで通り3人を仲間として頼るね!」
3人は呆気にとられていた。
ライナー「…俺たちを責めないのか?」
クリスタ「だって私の信じてるエレンが3人を仲間だって認めてるなら疑う必要ないもん!それに、これまで共に過ごした日々に偽りはないんでしょ?」
ライナー「ああ、もちろんだ!」
アニ「何も嘘はないよ、共にエレンのこと大好きであることも」
クリスタ「だったら立派な仲間じゃない!だからこれからも助けっていこうね」ニコッ
ジャン「ああ、俺もお前たちを仲間だと信じてるよ。その代わり、エレンのやつを裏切ったりしたら絶対に許さないからな」
ライナー「本当に、本当にありがとう」ポロポロ
ベルトルト「こんな僕たちなのに…」ポロポロ
アニ「うぅぅ…」ポロポロ
-
- 384 : 2014/01/10(金) 21:49:52 :
- ちょっと書きます!
-
- 385 : 2014/01/10(金) 21:58:57 :
- 期待!
-
- 386 : 2014/01/10(金) 22:07:14 :
- 「感動的なところ悪いんだけど、いいかな?」
クリスタ「!アルミン、ミカサどうしたの?」
ジャン「司令との話は終わったのかよ?」
ミカサ「一応エレンのことについては終わった」
アルミン「けど、次のことで少し君たちに用事があってね」
ジャン「次って…トロスト区奪還作戦のことか?」
アルミン「その通りだよ!まあ詳しい作戦についてはこれからピクシス司令から説明があると思うけど」
クリスタ「それで私たちに用があるの?」
アルミン「正確にはジャンとクリスタの後ろにいる3人に、かな」
ライナー「…俺たちにか?」
アルミン「そうだよ」
ミカサ「だけど、その前に確認したい。あなたたちは本当にエレンの力になるの?」ギロッ
ライナー「ああ、エレンに救われた命だ。必ずエレンの力になることを約束する」ビシッ
ベルトルト「僕も、この辛い運命から救ってくれたエレンに命の限り尽くす」ビシッ
アニ「私はエレンに全てを捧げてるから」
ミカサ「…そう。ならこれ以上は何も言わない」
ミカサ「でも、エレンに最初に救われたのは私ということを忘れないで」ジーッ
アルミン「それじゃあ、話がまとまったみたいだから本題に移ろうかな」
アルミン「実はこれからエレンの巨人の能力を使って大岩で穴を塞ごうと思うんだけど、その作戦中のエレンの護衛班を編成しないといけないんだ」
アルミン「それで、僕はその班に、ミカサ・ライナー・ベルトルト・アニをいれたいと思ってる」
アルミン「だけど、この班はこの作戦においてとても重要かつ危険な任務をしなければならない」
アルミン「そのため一応任意だけど…エレンに命を捧げる覚悟はあるかい?」
ミカサ「アルミン、そんなの聞くまでもない」
ライナー「そうだな」
ベルトルト「僕たちはエレンに救われた」
アニ「そしてエレンに命を捧げると誓った」
「だから、慎んでその任務受けさせてもらう!」
アルミン「それなら良かった!じゃあ僕は報告に行ってくる」ダッ
-
- 387 : 2014/01/10(金) 22:16:06 :
- このSSは漫画のようにその場面が想像できてしまう!面白い!俺も頑張らねば!期待してます!
-
- 388 : 2014/01/11(土) 05:30:55 :
- それからピクシス司令より今回の作戦について発表された。
始めのうちは動揺や恐怖、疑心により兵士たちのまとまりがなく作戦を実行するのが危ぶまれた。
しかし、ピクシス司令による恫喝によって秩序が保た。
アルミン「エレン、大丈夫?」
エレン「ん?ああ、改めて背負ってるものの大きさと重さを実感したら緊張しちまってな」
ミカサ「エレン、今は一人じゃない。私たちを頼って」ダキッ
エレン「…ああ、ありがとな」ナデナデ
「よお、エレン…」
エレン「おっ!ライナー、ベルトルト、アニ」
ライナー「…本当にすまんな、お前に色々と」
エレン「気にすんなよ、俺たち“仲間”だろ?」
ベルトルト「…ありがとう」ポロ
エレン「それにお前たちは俺と一緒に闘ってくれんだろ?」
ライナー「もちろんだ!」
エレン「それなら心強いよ、頼りにしてるぜ!」グッ
エレンはライナーとベルトルトに向けて拳をつき出した。
ライナーとベルトルトも拳を出し、互いに拳を合わせた。
そして騎士が王に忠誠を誓うかのようエレンに向かって唱えた
「 俺たちは必ずやお前の力になってみせる!」
「兵士として、エレンの剣となり巨人を倒し、盾となり巨人から守ってみせる」
「命の限りお前に尽くすことを誓う」
エレン「期待してるぜ!」
アルミン「二人とも義理堅いな~」フフ
-
- 389 : 2014/01/11(土) 05:38:31 :
- アニ「私も忘れないでよ。」
エレン「忘れてねーよ、それにさっきお前は行動で示してくれたから十分だよ!」
アニ「それでも言わせてよ…。エレン、私の全てをあなたに捧げます//」ダキッ
エレン「ありがとな//」ナデナデ
ミカサ「はっ!?アニ、それは抜け駆け?」ジーッ
アニ「わ、私はただエレンに忠誠を誓っただけさ//」
ミカサ「むっ…わ、私もエレンのものだということを忘れないでほしい//」
エレン「ったく//ありがとな」ナデナデ
-
- 390 : 2014/01/11(土) 05:57:31 :
- アルミン「おアツいところ悪いんだけど、そろそろこっちの作戦の説明してもいいかな?」
エレン「あ、悪いな」アセ
アルミン「じゃあとりあえず説明しちゃうね!」
アルミン「エレンを含めここにいる6人と駐屯兵団い精鋭2班で大岩の所まで行く」
アルミン「次に到着した信煙弾を上げて作戦開始を報せる。この煙弾は駐屯兵団の方で上げるからね」
アルミン「ここからが重要だよ?エレンが巨人になったら、僕たちの班はエレンの近くに付く」
アルミン「そもそも僕たちの班があるのはエレンと連携が取りやすいって意味で存在してるからね。だから、基本は戦闘は少ないと思う」
アルミン「だけど、実際どうなるかは一切不透明だからわからない。そこは肝に銘じておいてほしい」
アルミン「そして、エレンが穴を塞いだらエレンを回収して直ちに避難。これがこの班の役割だからね!」
アルミン「ただ、さっきも言ったけど何が起きるか全くわからない。どんな不測の事態にも対応 出来るようにはしておいてほしい」
アルミン「さて、説明はおしまい。何か質問は?」
ライナー「仮にエレンになにかあったとして…俺たちは巨人にならないほうがいいのか?」
アルミン「そうだね、なるべく人の姿で対応してほしいかな、でしょエレン?」
エレン「そうだな、お前らの正体はまだバレるわけにはいかないからな。だから今回は絶対に巨人にならないでくれ、頼む」
ライナー「わかった…だが、エレンお前は無茶しすぎるなよ」
エレン「わかってるよ!」
アルミン「他はないかな?無いなら精鋭班と合流して作戦開始だ!」
-
- 391 : 2014/01/11(土) 07:39:11 :
- いっけええぇぇ!ウェレン!
-
- 392 : 2014/01/11(土) 09:28:53 :
- やっぱり面白い!期待期待期待!
-
- 393 : 2014/01/11(土) 11:17:39 :
- 期待!!更新早くていいですね!!
-
- 394 : 2014/01/11(土) 22:33:50 :
- 貧血?肉を食え、肉を!わーハッハッハ!!
-
- 395 : 2014/01/12(日) 02:45:16 :
- >>394 ワイルドな治療法だな笑
-
- 396 : 2014/01/12(日) 02:55:37 :
- 作戦開始場所に向かうと、そこには既に精鋭班が待機していた。
イアン「お前がイェーガーか。私は護衛班一班のイアンだ」
リコ「私は二班のリコだ、よろしく」
エレン「よろしくお願いします」
イアン「とりあえず我々二班は周辺の巨人を片付ける。それ以外は、お前たちの方で対応を頼むぞ」
アルミン「了解しました」
イアン「よし、ではこれから作戦を開始する。リコ、煙弾を頼む」
リコ「わかった」パシュ
空に黄色の蛇が昇る。
ジャン「どうやらエレンたちが動き出したみたいだな、俺たちも行くぞ!」バシュ
クリスタ「うん!」バシュ
ユミル「いいか、バカ共!今回は巨人を引き連れてくるのが目的だからな?」
サシャ「わ、わかってますよ!」パシュ
コニー「おう!エレンの邪魔をさせないようにすればいいんだろ!」バシュ
ユミル「バカにしては上出来だ!」バシュ
こうしてトロスト区奪還作戦が始まった…
-
- 397 : 2014/01/12(日) 03:02:50 :
- アルミンの考えた作戦は順調に進み、巨人たちは街の中心部から壁際に誘われ、エレンたちは滞りなく大岩付近に到着した。
エレン「よし、じゃあ皆は離れててくれ!」ガリッ
ピカッ!ドーーーン
黒髪の巨人が姿を現した。
黒髪の巨人(よし、成功だ!さて、リミッターも外してすぐに終わらせる!)ガッ
黒髪の巨人「ウォーーーー!」
アルミン「よし、そしたらこのままエレンを前門まで守れば僕たちは初めて巨人に勝てる!」
???「あれ?まだ壁は突破できてないの?」
???「仕方ないな~、僕が少しだけ力を貸してあげようかな」ビリビリ
-
- 398 : 2014/01/12(日) 03:13:21 :
- ー壁の上ー
ユミル「…っ!!?」ゾクッ
ユミル(な、なんだ?今の嫌な感じは…)ゾクゾクッ
クリスタ「ん?ユミル、どうしたの?」
ユミル「ああ、別に何でもねーよ」ナデナデ
「クソッ、急に何が起きたってたんだよ!?」
クリスタ「わっ!ビックリした、ジャン急に大声出してどうしたの?」
ジャン「どうしたじゃねーよ!下を見てみろ!」
ユミル「ん?…なっ!?」
先程まで壁の下で、物乞いでもするかの様に集まっていた巨人たちが急に方向転換し、街の中心部へと脱兎のごとく走ってくのである。
サシャ「これはどういうことでしょうか?」
ジャン「知るか!だが、このまはまだとエレンたちの方に巨人がいっちまう!」
コニー「それってまずくないか!?」
ジャン「ああ、最悪の事態だ!とりあえず、少しでもここで仕留めるしかない」ダッ
ユミル「ちっ、やるしかねーのかよ!」バシュ
参謀A「ピクシス司令、緊急事態です!」
ピクシス「分かっておる。ここままでは穴を塞げなくなる。全員、巨人を仕留めよ!」
-
- 399 : 2014/01/12(日) 03:22:24 :
- 同刻ー大岩付近ー
ライナー「っ!!?」ゾクッ
ベルトルト「ウッ!!?」ゾクッ
アニ「くっ!!?」ゾクッ
黒髪の巨人(っ!!?なんだ、今の悪寒は…)
ライナー「お前らも感じたか?」
ベルトルト「うん…なんだかすごく嫌な感じがした」バシュ
アニ「…ああ、何も起きなければいいけど…」
「総員、迎撃体勢をとれ!」
ミカサ「なに!?」
イアン「巨人が四方八方から押し寄せている!このままではまずい。イェーガーは絶対に死守せよ!」
アルミン「何故だ!?さっきまで巨人はこっちに興味を示していなかったのに」
ミカサ「アルミン考えるのは後にして。アニ、ライナー、ベルトルト、絶対にエレンに巨人を近付けないようにして!」
ライナー「もちろんだ!ベルトルト、やるぞ!」バシュ
ベルトルト「ああ、わかった!」バシュ
アニ「ミカサ、手伝うよ」バシュ
黒髪の巨人(クソッ、何が起こってんだよ!?)
彼らの周囲には巨人が大群となり押し寄せていた。
-
- 400 : 2014/01/12(日) 03:40:48 :
- 黒髪の巨人(こうなったら俺も岩を置いて闘わないと!)
大岩をその場に置こうとした瞬間、アルミンが叫んだ。
アルミン「エレン、君は君の使命を果たすんだ!」
アルミン「エレンが今すべきことは闘うことじゃない、穴を塞ぐことだ!」
アルミン「周りは僕たちに任せて君は運ぶことに専念するんだ!」
黒髪の巨人(な!?何言ってんだよ、アルミン!そんなことしたら、お前らが…)
アルミン「巨人ことはほぼく僕たちでも出来る。しかし、穴を塞ぐことは君にしか出来ないんだ!」
アルミン「それに、僕たちを信じてくれ!だから君にしか出来ないことをしてくれ!」
黒髪の巨人(…今は信じて運ぶしかない)ズシン
エレンは心を鬼にして運ぶことに専念した。
最初は巨人の数も少なく、精鋭班とミカサやライナーたちの活躍によりエレンに巨人が接近することはなかった。
しかし、時間が経つにつれ徐々に事態は悪化の一途を辿った。
ベルトルト「あ、打ち漏らしがエレンの方に!」パシュ
ライナー「ウォォー」ザクッ
ライナー「はぁはぁはぁ、どんどん巨人の数が増えてきてやがる」ハァハァ
アルミン「まずい、精鋭班がほとんど総崩れだ。このままじゃもたないよ」ハァハァ
アニ「はぁはぁ…こうなったら私が巨人になるしか…」
ライナー「やめろ!今の状態で巨人化しても満足に闘えない。それに…」
ベルトルト「エレンとの約束を破ることになる」
アニ「だけど、死んだら意味がない。それに穴も塞げなくなる」
ライナー「ああ、だから俺がなる!」
アニ「そんなの同じことじゃないか!」
ライナー「同じじゃない!少なくともお前を守れる」
ライナー「お前の正体がバレずに済む。エレンも
悲しませずに済む、だから俺が」
ミカサ「あなたもなってはいけない!エレンはあなたがいなくなっても悲しむ」バシ
ライナー「だが、だったらどうやって…」
アルミン「僕たちはこのまま尽くすしかないんだ!ここまま闘い、生き残るんだ!」バシュ
-
- 401 : 2014/01/12(日) 08:15:38 :
- 面白いです!
期待です!期待してます!!!
-
- 402 : 2014/01/12(日) 08:28:45 :
- >>401 ありがとうございます!
おそらく今日中には書き終わります(予定)
-
- 403 : 2014/01/12(日) 08:46:53 :
- ついには替えのブレードも底をつき、完全に巨人に包囲され身動きが取れなくなった。
最終的にエレンも巨人と闘い始めた。しかし、劣勢なのは明らかであった。
黒髪の巨人「ウォォーーー」バキッ
ライナー「クソッ、せっかくここまで来たのに最終的にエレンに頼らないといけないなんて」ハァハァ
ベルトルト「だけど、エレンの方もかなり消耗してる。このままじゃ危険だ」ハァハァ
ミカサ「どうにかエレンの負担を減らす方法は…」ハァハァ
アニ「やっぱり…私が」ハァハァ
アルミン「ダメだ、結局この状況を覆すことはできない。それに…」ハァハァ
ライナー「ああ、今の俺たちに巨人化する余力は残されてない」ハァハァ
ベルトルト「もう、どうにもならないのか」ハァハァ
黒髪の巨人「グァーーー」
ライナー「まずい、エレンも限界だぞ!…どうにかエレンだけでも俺が…」バシュ
ライナーが力を振り絞り動こうとした瞬間、
ザクッ、ザシュ、ザシュ…ズーン
エレンの周りの巨人たちが倒されたのである。
ライナー「な、何事だ!?」ハァハァ
黒髪の巨人(な、なんだ!?)
「ふぅ、なんとか間に合ったか?」
「ちっ、汚ねーな。にしても、これはどういう状況だ?」
「うほっー!!巨人が巨人と闘うって本当だった~!!」ワクワク
「君たち、大丈夫か?」
アルミン「あ、あなたは…調査兵団のエルヴィン団長!?」
-
- 404 : 2014/01/12(日) 08:53:01 :
- きた!最強!
期待です!期待してます!!!
-
- 405 : 2014/01/12(日) 08:57:45 :
- ライナー「これは…幻か?」ハァハァ
ベルトルト「僕にも見えるから幻ではないと思う」ハァハァ
「おい、ガキ共!質問に答えろ!」
エルヴィン「まあ待て、リヴァイ。それでこの巨人は扉を塞ごうとしてるという解釈でいいのかな?」
リヴァイ「ちっ」
アルミン「あ、はい」ハァハァ
エルヴィン「わかった。よし、リヴァイ、ミケ、ハンジ、君たちの班で彼らを援護してくれ!」
ミケ「わかった。」バシュ
リヴァイ「ああ。おい、クソメガネいつまで興奮してんだ!?」
ハンジ「だって~、巨人が味方なんだよ~こんなゾクゾクするシチュエーションないでしょ♪」
リヴァイ「気持ちわりーな。ペトラ、そいつらを介抱してやれ!それ以外は俺と巨人を片付けるぞ」バシュ
ハンジ「あっ、待ってよリヴァイ~」バシュ
ペトラ「あなたたち、大丈夫?」
アルミン「なんとか…あ!エレンの状況は!?」ダッ
黒髪の巨人「「(調査兵団が間に合ったのか…じゃあ最後ひと一踏ん張りだな…)ウォォー!!」
-
- 406 : 2014/01/12(日) 09:06:07 :
- そして、駆けけた調査兵団の協力のもと、エレンは見事穴を塞ぐことに成功した。
その後、巨人たちは主に調査兵団の主力部隊と駐屯兵団工作部により掃討され、人類は初めて巨人から領土の奪還に成功した。
しかし、失ったモノの多さ、尊さにより人々が歓喜の声をあげることは決して無かった。
「…まさか壊された扉を塞がれちゃうなんて」
「それにどうやら裏切りもあったみたいだしな…」
「なにより、あいつの存在だね…」
「エレン・イェーガー…奴がアナザーなのか」
「まあ、これからが楽しみだよ…」
-
- 407 : 2014/01/12(日) 09:06:53 :
- 更新される瞬間初めて見たw
-
- 408 : 2014/01/12(日) 09:08:17 :
- ふぅ、これでや~っと終わりました!
長々と書いてましたね(笑)
途中途中、ミスや誤字が多々ありますがご勘弁を(;>_<;)
と言うわけで続きは別にスレをたてます!
-
- 409 : 2014/01/12(日) 09:11:06 :
- ってか、最後早足でかなり雑になったな…ごめんなさい(;>_<;)
-
- 410 : 2014/01/12(日) 09:15:15 :
- やべえ!マジ期待してます!!!
-
- 411 : 2014/01/12(日) 09:18:47 :
- 続編です
http://www.ssnote.net/archives/7635
-
- 412 : 2014/05/05(月) 21:00:05 :
- >>255原作より面白いとかww
頭沸いてるんじゃないか?
たしかにこの作品は面白いと思うよ
でも、原作より面白いってのはちょっとおかしいんじゃないか
-
- 413 : 2015/07/17(金) 21:17:31 :
- 感じかたは人それぞれだろーが
いちいち、頭沸いてるとか言うなや
この、ボンクラが
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- この作品はシリーズ作品です
-
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