この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
新たな王の器
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- 1 : 2016/09/08(木) 22:09:16 :
- マギです。色々な人視点で進めていきます。
楽しいように書いていくつもりですので、よろしくお願いします。
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- 2 : 2016/09/08(木) 22:30:36 :
- 小説っぽく書いてきます
シンドリア______________
普段から賑やかな王宮に更にけたたましい足音がなりひびく。
「す、すみませんシンさん!呼び出し忘れてました!!」
扉を両手で突き破るように飛び込んできたのは、少し前から王宮に住み込んでいる青年だ。青年というよりは少年に近いかもしれない
シン「ああ、いやいいんだアヤト。急な呼び出しだったしね、早くきすぎたと思ったくらいだ。」
シンドバットは息を乱し慌てふためいている少年を片手で制しながら言った
アヤト「···ところで用ってなんすか?」
アヤトと呼ばれた少年は片手で髪を弄びながら問う
シン「ああ、君は少し前から王宮に住んでいるね?その事何だが、始めにただで飯は食べさせないと言った。だから仕事をしてもらおうと思ってね」
アヤト「分かりました!仕事っていったらなんすかね?資材運びとか掃除とか···」
シンドバットはアヤトの前に立った。
シン「いや、そのどれでもない。君には迷宮攻略にいってもらう」
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- 3 : 2016/09/08(木) 22:52:05 :
- アヤト「ダ、迷宮攻略···」
アヤトは少し面食らったようでまた慌て出した。右や左をキョロキョロしている。
シン「ああそうだ。迷宮は知っているね?迷宮には様々な仕掛けや罠があり、とても危険だ。だがその試練を乗り越えた者には巨万の富と絶大な力が与えられる」
シンドバットは歩きながら続ける
シン「巨万の富とは、多くの財宝、そして絶大な力とは、ジンの金属器だ」
アヤト「ジンの···金属器···?」
シン「そうだ。俗に言う、魔法が使えるようになる道具だ」
近頃は戦争があって物騒だ、シンはそう言ってアヤトの方を向いた
シン「いつ、この国に戦争の火種が落ちるか分からない。その時のために金属器は一つでも多く必要なんだ
· · · · · やってくれるね?」
強く言うシンドバットにアヤトは戸惑う。
迷宮の恐ろしさは町に出れば嫌でも耳にはいる。子供が入ってでてこれなくなったとか、この前なんかは兵士が50人くらいではいったのに誰も帰って来ていないと聞いた。
そこに自分が入る。怖くて仕方がない!
王宮に住んでいるだけでなく、シンドバットには恩もある。しかし死にたくはない。
アヤト(ど、どうする!!?)
アヤトは自分の命とシンからの恩を天秤にかけ、口を開いた
アヤト「あの、シンさんすいません、いくらなんでも兵士でもないオレが一人でってのは無理なんでその···」
行きません、と言おうとしたがシンの言葉に遮られた
シン「大丈夫!君は兵士よりも強いじゃないか!それに、一人ではないよ、先輩を一人つけてやろう」
こうして無理やり迷宮へと行かされるのだった
アヤト(チキショオオオオオオオオオオオオオオオオ)
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