このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
エレン「俺は……復讐者だ」巨人襲来編
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- 1 : 2016/06/27(月) 22:57:33 :
- エレン「俺は……復讐者だ」訓練兵団編の続きです
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- 2 : 2016/06/27(月) 23:00:14 :
- 1作品目
http://www.ssnote.net/archives/45217
2作品目
http://www.ssnote.net/archives/45821
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- 3 : 2016/06/29(水) 18:38:04 :
- きたい
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- 4 : 2016/06/29(水) 19:16:49 :
- 期待です!!
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- 5 : 2016/06/29(水) 21:51:46 :
- 3番!
期待!
あと何故にエレンは首席じゃなかったんですか?
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- 7 : 2016/06/30(木) 01:38:57 :
- 地味にジャンスゲーww
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- 8 : 2016/06/30(木) 23:18:35 :
- 期待してます。
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- 9 : 2016/07/02(土) 18:35:18 :
- キャラの設定紹介とこのまま続き……
どっちにしますか?
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- 10 : 2016/07/02(土) 20:14:43 :
- 続きで
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- 11 : 2016/07/03(日) 00:12:09 :
- 上に同じく
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- 13 : 2016/07/03(日) 03:57:38 :
- 期待!
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- 14 : 2016/07/03(日) 03:58:38 :
- ~ウォール・ローゼの上~
エレン「は?調査兵団に入る?コニー、前まで憲兵団がダメだったら駐屯兵団にするって……」
コニー「そのつもりだったんだけど……気が変わったっていうか……」
ミーナ「昨日のエレンの演説が効いたのよ!」
コニー「そ、そういうのじゃねえよ!お、俺はただ……そうだ!漢字が分からねえから!」
サムエル「情けねえ理由だな……」ハハハ
サシャ「あの~、皆さん……教官の食糧庫から、お肉取ってきました~」
皆「ふぁッ!!?」
トーマス「おま、独房にぶちこまれたいのかよ!?」
コニー「馬鹿ってすげぇ~……」アキレ
サシャ「いいじゃないですか!ウォール・マリアを奪還すれば土地が増えて、牛や羊も増えるんですから!」ヨダレタラー
エレン「なるほど……前祝いの景気付けって訳か」
トーマス「そういうことなら俺は食うぜ!」
サムエル「俺も食う!」
ミーナ「ちょっと!私も食べるんだから!」
コニー「俺にも食わせろ~!」
サシャ「ちょ、取ってきたのは私ですよ!?」
エレン「俺にも残してくれよ~……」チラッ
「……そろそろか」ボソッ
ピカーーーンッ‼
超大型巨人「……」ゴゴゴゴゴ
エレン(来たか……!)
エレン「全員!立体機動に移れ!」
超大型巨人「」プシュゥゥゥゥッ‼
トーマス「熱ッ!!?くっ……!」パシュッ
ミーナ「きゃっ!!?」パシュッ
コニー「うわっ!!?」パシュッ
サムエル「う、うわああぁぁっ!!!」
ミーナ「いけない!サムエルが!!」
サシャ「任せてください!」パシュッ ガシッ
サムエル「あ、ありがとう、サシャ」
サシャ「動かないでください!」
エレン「俺が行く!」パシュッ
トーマス「エレン!?」
パシュッ クルクル スタッ
エレン「……よう」
「昨日ぶりだな……ベルトルト」
超大型巨人(ベルトルト)「(本当にいいのかい?)」チラッ
エレン「そのままやれ」ボソッ パシュッ
超大型巨人(ベルトルト)「っ!」ブンッ
ドッカーーーンッ!!!!
エレン「よし、後はさっさと戻れ」パシュッ
超大型巨人(ベルトルト)「(分かったよ)」プシュゥゥゥゥッ‼
エレン「さてと……」スタッ
「楽しい狩りの時間だ」ニヤッ
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- 15 : 2016/07/03(日) 11:06:00 :
- 期待してます♪
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- 16 : 2016/07/03(日) 12:25:54 :
- 期待!
更新楽しみにしてます!
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- 17 : 2016/07/03(日) 22:46:17 :
- トーマス「エレン!」
エレン「トーマス!」
コニー「エレン!超大型巨人は倒しちまったのか?」
エレン「……いや、5年前と同じだ……いきなり現れたと思ったら壁を壊してすぐに消えた」
トーマス「そっか……」
「訓練生!何をしている!」
エレコニマス「!」
駐屯兵「すでに超大型巨人出現時の作戦は始まっている!直ちに本部に戻れ!」
エレコニマス「ハッ!」バッ
~本部~
キッツ「それでは各班に別れ、巨人の討伐を行ってもらう!前衛部を駐屯兵団の迎撃班!中衛を支援班が率いる訓練兵団!後衛を駐屯兵団の精鋭班がそれぞれ受け持つ!」
キッツ「なお伝令によると、先遣班は既に全滅したとのことだ!外門が突破され、巨人が侵入してきている!」
キッツ「住民の避難が完了するまで、ウォール・ローゼを死守せよ!解散!」
皆「ハッ!」バッ
ジャン「チクショォォウ!何で今日なんだよ!?明日から内地に行けたっつうのに……!!」
エレン「もう敗けを認めるのか?個々で生き延びれば、お前の大好きな内地へ行けるだろ?」
ジャン「ふざけんな!!俺はお前とは違うんだよ!巨人を見るのは初めてなんだぞ!!」
エレン「いい加減にしろ!!お前は今まで何の訓練をしてきた!!目的は内地に行くためだったかもしれねぇが、巨人を殺すための訓練をしてきただろ!!それも8番目の実力者だって認められたんだろ!!」
エレン「巨人を見るのが初めての奴なんかここには一杯いる!それでも戦ってる奴だっているんだ!!」
「いつまでも甘ったれんじゃねぇよ!!!この敗北主義者!!!!!!」
ジャン「っ……」ギリッ
ミカサ「エレン、それ以上言っても無駄。戦う気がない人間は、放っておけばいい」
エレン「……あぁ、そうだな」
イアン「アッカーマン、お前は後衛部隊に入れ。住民の近くに、1人でも多くの精鋭が必要だ」
ミカサ「!?ま、待ってください!私の腕では、足手まといになります!」
エレン「行けよミカサ!自分勝手な都合を押し付けてる場合じゃねぇってことは分かってるだろ!」
ミカサ「けど……」
エレン「後ろにお前がいてくれりゃ、俺も安心して戦える!だから行け!」
ミカサ(後ろにいると安心できる!?これはエレンの遠回しなプロポーズ!!?)
ミカサ「分かった////それなら、後ろは任せて欲しい////」
エレン「何赤くなってんだ?」
ミカサ「気にしなくていい。でもエレン、1つだけ頼みがある……」
「どうか……死なないで」
エレン「死なないさ……こんなところで、死んでられないからな」
エレン(アイツに……ジークに復讐するまでは……絶対に!!!)
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- 18 : 2016/07/05(火) 19:00:35 :
- 期待してます❗
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- 19 : 2016/07/07(木) 00:10:53 :
- アルミン「エレン!」
エレン「よう、アルミン」
アルミン「こんな時に余裕そうだね、と言いたいところだけど……このままだと3年前の繰り返しだ」
エレン「繰り返しにはならないさ……俺達がいるんだから。それにこれはチャンスだと思わねぇか?」
アルミン「チャンス?」
エレン「ここで巨人を多く殺せば……スピード出世間違いなしだ!」
アルミン「……うん、そうだね!」
トーマス「だったら、この中で誰が1番多く巨人を狩れるか、勝負しようぜ!」
サムエル「その話のった!」
ミーナ「私だって!調査兵団志望だからね!」
エレン「へへ、数をちょろまかすんじゃねぇぞ!」
「第34班、いくぞおおおぉぉぉ!!!」パシュッ
ミートーサムアル「おおおおぉぉぉぉ!!!」パシュッ
トーマス「記念すべき1体目は……」キョロキョロ
8m級通常種「ハラヘッター」ドシンドシンッ
トーマス「お前だッ!!」ザシュッ
8m級通常種「ヤラレター」ズシーンッ
ミーナ「私は……」キョロキョロ
6m級通常種「アソボーヨー」ドシンドシンッ
ミーナ「あなたよ!!」ザシュッ
6m級通常種「アソベナカッター」ズシーンッ
アルミン「僕も頑張らないと……」キョロキョロ
11m級通常種「ネムイナー」ドシンドシンッ
アルミン「……これかな」ザシュッ
11m級通常種「オヤスミー」ズシーンッ
エレン「さてと……」ギロッ
15m級通常種×5「ニヤニヤ」
エレン「お前らについてこれるか?」パシュッ
15m級通常種×5「ハヤーイニヤニヤ」
エレン「遅い!!」ザシュザシュッ
15m級通常種×2「ヤラレター」ズシーンッ
エレン「まだまだ!!」ザシュザシュッ
15m級通常種×2「マケチャッター」ズシーンッ
エレン「切り刻む!!」ズバズバズバッ
15m級通常種「キレメタップリ」
エレン「終わりだ!!」ザシュッ
15m級通常種「ソコマデシナクテモー」ズシーンッ
トーマス「エレン!どんだけ倒した?俺はさっきので2体だ!」
サムエル「俺はまだだ」
ミーナ「私は1体よ!」
アルミン「僕は2体」
エレン「俺は5体だ!」
トーマス「流石だな!けどまだ終わりj12m級奇行種「イタダキマース」ピョーンッ ガブッ
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- 20 : 2016/07/07(木) 01:11:00 :
- アルミン「……え?」
サムエル「……は?」
ミーナ「……うそ?」
エレン「……トーマス?」
「ぐ……がふっ……」ボタボタ
12m級奇行種「モグモグ」バキバキ
トーマス「あ……が……」ガクッ
アルミン「き……奇行種だ」
ミーナ「そ、そんな……奇行種まで来るなんて……」
サムエル「や……野郎……」
エレン「……に……る」ボソッ
アルミン「……エレン?」
エレン「何しやがる……!」ギロッ
「よくも……よくもトーマスを!!!!!」ダンッ
アルミン「エレン!!」
エレン「ぶっ殺してやる!!!」パシュッ
アルミン「エレン!避けて!!下から来てる!!!」
5m級奇行種「チャーンス」ピョーンッ
エレン「邪魔だッ!!!」クルッ
「奥義……"龍爪拳 青龍(りゅうそうけん せいりゅう)"!!!」
ズドォォォォォォォォォォン!!!!!!
5m級奇行種「」
エレン「トーマスを……返せェェェ!!!」ザシュッ
12m級奇行種「」
トーマス「」ダランッ
アルミン「トーマス!」パシュッ
エレン「くっ!」ガシッ
エレン「一旦下がるぞ!」パシュッ
ミーナ「!」パシュッ
アルミン「分かった!」パシュッ
サムエル「お、おう!」パシュッ
~建物の上~
アルミン「エレン、トーマスは?」
エレン「……全身の骨が折れてる……もう持ちそうにない」ギリッ
ミーナ「そんな……ここまで一緒に頑張ってきたのに……」ウルウル
サムエル「クソッ……いい奴だったのに……」
アルミン「……」
エレン「……トーマス」
「お前の無念は……俺達が晴らす」
アルミン「……」
ミーナ「……」グスッ
サムエル「……」
エレン「第34班……ここからは何があっても1人で動くな」
アルミン「……分かった」
ミーナ「……うん」
サムエル「……了解」
エレン「とりあえず、他の奴等と合流するぞ」
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- 21 : 2016/07/08(金) 00:26:24 :
- ~ウォール・ローゼ 扉~
13m級奇行種「ワーイ」ドスドスドスドスッ
「クソッ!何故俺達を無視する!?」パシュッ
「奇行種だ!考えても無駄だ!」パシュッ
「速い!精鋭の私達が追い付けないなんて……このままじゃ……!」パシュッ
ミカサ「ハァァァッ!!」パシュッ ザシュッ
13m級奇行種「ヤラレター」ズシーンッ
ミカサ(避難が遅れてる?一体何が……!?)
リーブス「押せ!モタモタするな!」
住民「荷物がでかすぎるんだ!住民の避難を先にさせろよ!」
リーブス「バカを言うな!!これにはお前達が生きるための物資や食糧が詰まってるんだ!これさえ入れちまえば後が楽になるだろうが!!」
住民「そんなことしてる間に巨人に食われたら意味ないじゃない!」
「何をしているの?」
リーブス「誰だこんな時に……!?お、お前さんは!!」
ミカサ「今、前衛で何人もの兵士達が死んでいる」
リーブス「それが兵士どもの役割ってもんだろうが!無能どのが100年ぶりに活躍してるからって調子にのるな!」
ミカサ「ならば……私にも考えがある」
リーブス「へっ!どんな考えか言ってみな!」
ミカサ「ならば言わせてもらおう。ここで荷物を引かないのであれば……」
「今後一切……エレン達と貴方のもとへ買い物には行かない」
皆「」
リーブス「そ、それだけか……?たた、たたた大したことねねねぇななな」ガクガクブルブル
ミカサ「それだけではない」
「お手伝いもすることはない」キッパリ
皆「」
リーブス((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
ミカサ「荷物を引いてはくれないだろうか?」
リーブス「おいお前ら!今すぐに荷物を引け!!モタモタするな!!!」
ミカサ「私の思い(脅迫)が通じたみたいで嬉しい限りです」ニッコリ
住民たち(えぇ~……)
駐屯兵団精鋭班(く、黒い……)
イアン「アッカーマン!よくやってくれた!」
ミカサ「そんなことはありません。これから前衛の撤退を支援してきます」パシュッ
イアン「お、おい!」
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- 22 : 2016/07/08(金) 02:14:02 :
- ~本部付近~
ジャン「やっと撤退命令が出たってのに……ガス切れで壁を登れねぇ……」
コニー「だったら、イチかバチかあそこに群がる巨人どもをやるしかねぇだろ!」
巨人ども「ワーワー」
コニー「本部ならガスを補給できる!ただ逃げ回って、残り少ないガスを使い果たせば、本当に終わりだぞ!!」
ジャン「じゃあ聞くが!俺達訓練生の誰に!そんな決死作戦の指揮がとれる!!?」
アニ「喧嘩なんてしてる場合かい?今は奴等をどうするかが問題でしょ?」
クリスタ「そうだよ!ガスは残り少ないけど、皆で戦えば少ないガスでも行けるよ!」
アルミン「……」
パシュッ スタッ
ミカサ「アルミン、大丈夫なの?」
アルミン「」コクッ
ミカサ「……エレンはどこ?」キョロキョロ
アルミン「ッ!」ギリッ
ミカサ「……?」
アルミン「訓練兵団……第34班……
トーマス・ワグナー訓練生
ミーナ・カロライナ訓練生
サムエル・○○○訓練生
エレン・イェーガー訓練生の4名は……」
「自分の使命を全うし……壮絶な戦死を遂げました……」ポロポロ
ミカサ「……え?」
クリスタ「……うそ?」
アニ「……そんな」
~遡ること少し前~
エレン「行くぞ」パシュッ
アルミン「う、うん」パシュッ
サムエル「……」パシュッ
ミーナ「……」パシュッ
10m級通常種×7「ワーワー」ドスドスドスドスッ
エレン「なっ!?」
アルミン「か、囲まれた!?」
サムエル「うわああぁぁっ!!!」
エレン「サムエルッ!!」パシュッ
ミーナ「キャアアァァァッ!!!」
アルミン「ミーナ!!」パシュッ
10m級通常種×2「イカセナイヨー」
エレン「邪魔するなっ!!!」ズバズバズバッ
10m級通常種×2「ウワー」ズシーンッ
サムエル「ぐああああぁぁぁ!!!」バキバキ
エレン「サムエル!!?クソッ!やめろおおぉぉぉ!!!」ザシュッ
10m級通常種「ウワー」ズシーンッ
アルミン「クソッ!巨人が邪魔でミーナが!!」パシュッ
10m級通常種×3「トオサナイヨー」
エレン「アルミン!援護する!」パシュッ
アルミン「頼んだ!エレン!」パシュッ
エレン「オラァッ!」ズバズバズバッ
10m級通常種×3「ウワー」ズシーンッ
ミーナ「がふっ!!」バキバキ
アルミン「ミーナ!!!」パシュッ
エレン「クソッ!またかよ!!」パシュッ
アルミン「うわああぁぁっ!!!」ザシュッ
10m級通常種「ウワー」ズシーンッ
-
- 23 : 2016/07/08(金) 03:00:08 :
- エレン「クソッ!また間に合わなかった……!!」
アルミン「エレン!今は進まないとダメだ!これ以上の犠牲を出さないためn15m級奇行種「ミーツケタ」ガシッ
アルミン「なっ!?」
エレン「アルミン!!!」パシュッ
15m級奇行種「アーン」
エレン「やめろおおぉぉぉ!!!」パシュッ
アルミン「うわああぁぁっ!!!」ズルッ
ガシッ
エレン「ぐっ……おおおおおぉぉぉぉ!!!」ブンッ
アルミン「ッ!!エレン!!」
エレン「アルミン……くっ……!」グググッ
アルミン「エレン!早く!!!」
エレン「俺は……死なねぇ!こんなところで、死んでたまるか!!」グググッ
15m級奇行種「シツコイゾー」ツンツン
エレン「なっ!?」ズルッ
アルミン「エレン!!?」
エレン「うわああぁぁっ!!!」
15m級奇行種「ゴックン」ゲプッ
アルミン「うわああぁぁっ!!!エレェェェン!!!!!」
~現在~
アルミン「エレンは……僕の身代わりに……ごめんミカサ……ごめんクリスタ……ごめんアニ……僕は……何も出来なかった……」
クリスタ「そんな……エレン」ポロポロ
アニ「あんたが死んで……どうするのさ……」ポロポロ
ミカサ「……アルミン、感傷的になってる場合じゃない」
アルミン「……え?」
ミカサ「……」スッ
ミカサ「私は強い……!すごく強い!」
アニ「ミカサ?」
ミカサ「……ので、私はあそこの巨人を蹴散らすことができる……例えば……1人でも……!」
ミカサ「……」エート
ミカサ「あなた達は腕がたたないばかりか、臆病で腰抜けだ。とても残念だ……ここで指をくわえたりしていればいい……くわえて見てろ」
「お、おい!あの数に1人で相手する気か!?そんなこと出来るわけが……」
ミカサ「出来なければ死ぬだけ……でも、勝てば生きる」
「"戦わなければ……勝てない……大切なものを守れない"。エレンが……私に教えてくれた……ので……私は戦う!」ダッ パシュッ
ジャン(……残念なのはお前の言語力だ。あれで発破かけたつもりなのかよ)
ジャン「テメェのせいだぞ……エレン」ボソッ
ジャン「おい!!俺達は仲間に1人で戦わせろと学んだか!?このままじゃ本当に腰抜けになっちまうぞ!!!」パシュッ
ライナー「……そいつは心外だな」フッ パシュッ
アニ「行かないなんて一言もいってないけどね……!」パシュッ
ベルトルト「……」パシュッ
クリスタ「私だって戦う!」パシュッ
ユミル「チッ……しゃーねーか」パシュッ
ウオオオオオオオォォォォォォ!!!!!!
「俺は……まだ終わりじゃねぇ」
-
- 24 : 2016/07/11(月) 11:22:26 :
- ジャン「とにかく短期決戦だ!俺達のガスがなくなる前に本部に突っ込め!!」パシュッ
コニー「ミカサの奴すげぇな……どうやったらあんなに速く動けるんだ?」パシュッ
アルミン「……」パシュッ
ミカサ(エレン……エレン……)パシュッ
アルミン「!?」パシュッ
アルミン(ガスを蒸かしすぎだ!あれじゃすぐにガス欠になる!いくら腕があっても、機動力がなければ僕らは無力だ)パシュッ
アニ(エレン……)パシュッ
クリスタ(エレン……)パシュッ
アルミン(アニとクリスタもだ……いつもみたいに冷静じゃない!動揺を行動で消そうとしてる!このままじゃいずれ……!)パシュッ
プスンッ
ミカサ「……!?」ガクッ
アニ「なっ!?」ガクッ
クリスタ「きゃっ!?」ガクッ
アルミン「ミカサ!!アニ!!クリスタ!!」パシュッ
ミカサ「はぁ……はぁ……」
アニ「くっ……ミカサ……」ハァ…ハァ…
クリスタ「うっ……だ、大丈夫?」ハァ…ハァ…
ミカサ(ガスが無くなるまで……気付かないなんて)
ミカサ(まただ……またこれだ……また家族を失った……またこの痛みを思い出して……またここから……始めなければいけないのか)
15m級通常種「ニヤニヤ」ズシンズシンッ
ミカサ(この世界は……残酷だ)
(そして……とても美しい)
アニ(大切な人や……大好きな人がいなくなるのが……こんなに悲しいことだったなんて……思わなかったな……)
アニ(こうなる前に……言っておけばよかったな……エレン……)
(あんたの事が……大好きだった……)
クリスタ(私に生きる希望を与えてくれた……居場所のない私に居場所を作ってくれた……)
クリスタ(いつか……全部話せる日が来ればなんて……甘かったのかな……でも……これだけは言わせて)
(ありがとうね……エレン)
戦え!
ミカサ(!)
勝てば生きる!戦わなければ……勝てない!
ミカサ(ごめんなさいエレン……私はもう……諦めない)スクッ
ミカサ(死んでしまったら……もう……あなたを思い出すことさえ……出来なくなる)ツゥー
アニ「……ミカサ?」
ミカサ(だから……なんとしてでも勝つ!)スッ
クリスタ「ミカサ?」
ミカサ(なんとしてでも生きる!!)
ミカサ「うああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
黒い影 ヒュンッ
ズドォォォォォォォォォォン!!!!!!
15m級通常種「グハー」ズシーンッ
-
- 25 : 2016/07/11(月) 11:55:51 :
- ミカサ「……え?」
アニ「……何?」
クリスタ「……誰?」
黒い影「……」パラパラ
ミカサ(巨人を……吹っ飛ばした?)
アニ(人のような影……でも、何か違う)
クリスタ(煙が……晴れる!)
サァーーーーー
人の形をした黒い獣のようなもの「……」
ミカサ(黒い……獣?)
アニ(敵なの?それとも味方?)
クリスタ(分からない……あれは何?)
人の形をした黒い獣のようなもの改め黒き獣「ぐおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!!!」ビリビリ
ミカクリアニ「っ!!」ミミオサエ
15m級通常種 グググッ
黒き獣「があああああぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」シュッ
ズバァァァンッ!!!
15m級通常種「ヤラレター」ズシーンッ
ミカサ(うなじを……えぐった?)
アニ(つ、強い……)
クリスタ(……怖い)
ダンッ!!!
ミカサ「巨人だけ狙ってる?」
アニ「どうなってんだろうね」
クリスタ「と、とりあえず……あの人について行かない?」
ミカアニ(人かどうかは怪しいところだけど……)
ミカサ「そうしよう。今の私たちは、戦力にはなれない」
アニ「ひとまず、あれの後ろについていけばある程度は安全だね」
-
- 26 : 2016/07/11(月) 23:36:30 :
- アルミン「ミカサ!!アニ!!クリスタ!!」パシュッ
ミカサ「アルミン!」
アルミン「大丈夫!?怪我はない!?」
ミカサ「大丈夫。それよりあれ……」
黒き獣「ぐおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」ブンッ ズバァァァンッ
13m級通常種「ギャー」ズシーンッ
アルミン「あれは何なんだ?」
アニ「分からない……けど、今のところは害はなさそうだね」
クリスタ「もしかしたら、味方かも……」
アルミン「味方とは限らないんじゃないかな?」
クリスタ「で、でも!」
アルミン「もしもあれがこっちに牙をむいたら……僕達には対抗できないよ」
ミカサ「……」
アニ「確かに……素手で巨人を殺せる奴がこっちを攻撃してきたら……考えるのも嫌になるね」
クリスタ「じ、じゃあどうすれば……」
アルミン「決まってるよ……」
「アイツには……1秒でも長く暴れてもらう」
ミカサ「それがいい」
アニ「それしかなさそうだね」
アルミン「それでいいよね?クリスタ」
クリスタ「……うん」
アルミン「それじゃあ、本部に急ごう!」
コニー「おい!お前ら大丈夫か!?」
アルミン「こっちは大丈夫だよ、コニー!」
コニー「それにしても、アイツが何なのか分からねえのは、俺が馬鹿だからじゃねえよな?」
アルミン「僕にも分からないけど、今はそんなことより本部に急ごう!」
~本部~
ガシャァァンッ!!!
ジャン「くっ!」ズザザァッ ドンッ
ジャン(何人たどり着いた……?俺の指合図で……何人死んだ……?)ハァ…ハァ…
補給兵「あ……」
ジャン「お……お前ら……補給の班……だよな!?」
補給兵「あぁ……」
ジャン「っ!!」バキッ!
マルコ「よせ!ジャン!」ガシッ
ジャン「こいつらだ!俺達を見捨てやがったのは!!テメェらのせいで、余計に人が死んでんだぞ!!!」
補給兵「補給所に巨人が入ってきたの!どうしようもなかったの!!」
ジャン「それを何とかすんのがお前らの仕事だろうが!!」
ライナー「伏せろ!!」
ガシャァァンッ!!!
ジャン「っ!?」
ジャン(しまった……人が集中しすぎた……)
ミカサハドコイッタンダ!
ハヤク!ナカニ!
ミカサハトックニガスキラシテクワレテルヨ!
ジャン(これが現実っもんだろうな……俺は夢か幻でも見ようとしてたのか?俺は知ってたはずだ……現実って奴を……)
(普通に考えれば簡単にわかる……こんなデケェ奴には勝てねぇって事ぐらい……)
ズドォォォォォォォォォォン!!!!!!
皆「!!!?」
黒き獣「グオオオオオオオォォォォォォォッ!!!」
ジャン「……は!?」
ジャン(な……何だ……ありゃあ!?)
ガシャァァンッ!!!
ジャン「!?」
コニー「危ねぇ……もう空だ……やったぞ!ギリギリ間に合った!」
アニ「ふぅ……何とかなるもんだね」
クリスタ「し、死ぬかと思った……」
ジャン「お、お前ら!?」
-
- 27 : 2016/07/13(水) 00:12:48 :
- 期待です
-
- 28 : 2016/07/13(水) 00:27:12 :
- つまらんなww
-
- 29 : 2016/07/13(水) 17:25:38 :
- >>28
なら見なくて結構です
-
- 30 : 2016/07/13(水) 21:38:32 :
- 今後名無しでの投稿は禁止とします
見つけた場合は投稿を削除します
-
- 31 : 2016/07/13(水) 22:01:46 :
- 駄作の宝庫(笑)
-
- 32 : 2016/07/13(水) 22:27:40 :
- コニー「みんな!あの黒い奴は巨人を殺しまくる奴だ!今んところは味方だ!アイツの周りの巨人を俺とアルミンで排除してここに群がる巨人の元まで誘導してきた!アイツを上手いこと利用できれば、俺達はここから脱出できる!」
ジャン「あの黒い奴を利用するだと!?正気か!?今は味方かも知れねぇが、いつこっちに攻撃してくるかもわからねぇ化け物だぞ!!第一そんな夢みたいなことが……」
アニ「夢じゃないよ……」
「化け物でも何でも構わない……ここであの黒い奴により長く暴れてもらうのが、私たちが生き残るための最善策でしょ?」
~本部内部~
グオオオオオオオォォォォォォォッ!!!
ズドォォォォォォォォォォン!!!!!!
ドシンドシンッ!!!
アルミン「大丈夫だよ……あの黒い奴は並みの巨人より強い……外で暴れてるうちは……この建物も潰されないはずだから……」
ライナー「お前ら、あの黒い奴についてどこまで知ってるんだ?」
コニー「は?そんなこと助かってからでいいだろ?」
ライナー「……そうだな……まずは助かってからだな……」
ベルトルト「……」
アニ「……」
ジャン「あったぞ!憲兵団管轄の品だ!埃を被っちゃいるが……」
カチャカチャ……
ジャン「しかし……こんなものが巨人に通用するのか?」
アルミン「ないよりはずっとマシだと思う……補給室を占拠してる3~4m級が7体のままならこの程度の火力でも7体同時に視覚を奪うことは不可能じゃない」
~作戦説明中~
アルミン「うなじを斬るのはミカサ、アニ、ライナー、ベルトルト、ジャン、コニー、僕でやるよ」
モブ「リフトの用意ができたぞ!鉄砲もすべて装填した!」
コニー「けどよ……立体機動装置なしで巨人を仕留めきれるか?」
ライナー「いけるさ!相手は3~4m級だ。的となる急所は狙いやすい」
ジャン「あぁ、大きさに拘わらず頭より下、うなじにかけての縦1m幅10cm!」
ライナー「もしくはコイツを奴らのケツにぶちこむ!弱点はこの2つのみ!」
ミカアニアルベル「……」
コニー「知らなかった!そんな手があったのか!」
ジャン「ライナー……それが最後の台詞にならなきゃいいな……」
-
- 33 : 2016/07/13(水) 22:34:26 :
- >>31期待と受け取っておきます
あとディスるなら今度傑作書いてくださいね?(  ̄▽ ̄)
-
- 36 : 2016/07/15(金) 01:01:38 :
- 期待なう
-
- 37 : 2016/07/15(金) 09:31:32 :
- ~作戦開始~
3~4m級通常種×7「イッパイダー」トテトテ
マルコ「まだだ……まだ撃つな……」
3~4m級通常種×7「ツカマエチャウゾー」トテトテ
マルコ「!今だ!!!」
ダダダダダダッ‼
3~4m級通常種×7「マブシー」ヨロヨロ
ダンッ
ズバズバズバッ
ズバズバズバッ
ライナー「よし!」スタッ
ベルトルト「やったぞ!」
アルミン「まだだよ!討ち漏らしは……」
コニー「やべぇ!しくった!」ドテッ
アルミン「コニー!!」
ミカアニ「ハァッ!」ザシュッ
4m級通常種「ワー」
コニー「た……助かった……すまねぇな」
ミカサ「気にしないで」
ジャン「よし!全部仕留めたな!皆補給するぞ!」
ライナー「これで脱出できるな!」
ベルトルト「あぁ、早いところここから抜け出そう!」
クリスタ「み、皆!あれ!」
皆「?」
15m級奇行種「ツカマエタゾー」
黒き獣「グオオオオオオオォォォォォォォッ!!!」ギチギチ
アニ「!?助けないと!」パシュッ
アルミン「アニ!!」
アニ(何でかは分からない……でも……あんたに死んでほしくない!)パシュッ
アニ「ハァッ!」ザシュッ
15m級奇行種「イツノマニー」ズシーンッ
黒き獣「ガァッ……」ドサッ
アニ「はぁ……はぁ……」
黒き獣「……」ギロッ
アニ「う……」ビクッ
ア……ニ……
アニ「!?」
黒き獣「」ガクッ
アニ「まさか……でも……そんな……」
黒き獣「」ズズズズズズ……
アニ「う……嘘……」ポロポロ
「」ズズズズズズ……
「エ……エレン」
エレン「」
アニ「エレン……」ダキッ
アニ「……」ムネニミミアテ
ドクンッ ドクンッ
アニ「うっ……うぅ……」ポロポロ
アニ「うわああぁぁぁん!」ポロポロ
アニ「よかった……グスッ……よかったよぉ……」ポロポロ
ミカサ「エレンが……生きてる?」ポロポロ
クリスタ「エレン……エレン!」ポロポロ
アルミン「一体……何が……」ポロポロ
ジャン「……」チラッ
巨人の死体の山
ジャン「まさか……これをエレン1人でやったってのか……?」
-
- 39 : 2016/07/15(金) 10:39:30 :
- 力が溢れる……
巨人ヲ殺セル……
コレダケチカラガアレバ……
ミンナヲ……ナカマヲ……アニヲ……
エレン「マモレル」
アルミン「その前に自分を守ろうか」
エレン「!?」ハッ
駐屯兵 ズラァッ
アニ「……」ブルブル
ミカサ「……」チャキッ
エレン「……どういう状況?」
アルミン「覚えてないのかい?君は黒い獣のような格好をして巨人を殺しまくってたんだ」
エレン「!?」
エレン(やっちまった……しかも覚えてないってことは……理性が保てなかった?)
アルミン「とにかく、知ってることを話して。きっと分かってもらえるから」
キッツ「イェーガー訓練生!貴様がやったことは人類に対する反逆行為だ!貴様の処遇を問わせてもらう!下手に誤魔化したりそこから動こうとすれば、そこに榴弾をぶちこむ!」
エレン「……」
キッツ「率直に問う!貴様の正体は何だ!?」
エレン「くだらねぇ」
キッツ「何?」
エレン「質問の意味がわからねぇよ!」
キッツ「シラを切るつもりか!?ここにいる者のほとんどが見たんだ!貴様が黒い獣から姿を戻したところを!」
エレン「だったら、俺が巨人を殺していたことも分かる筈だろ!?何で俺が反逆者に仕立てあげられてるんだよ!?」
キッツ「貴様は危険な存在だ!こちらに牙を向けないとも限らん!例え貴様が王より授けられた訓練生の1人だとしても、リスクの早期排除は妥当だ!私は間違っていない!」
エレン「……訳がわからねぇ……俺がお前らに何したってんだよ!!」
リコ「隊長、彼らの反抗的な態度は明らかです。これ以上の問答は無意味かと」
ミカサ「私の特技は……肉を削ぎ落とすことです。必要に迫られればいつでも披露します。私の特技を体験したければ……1番に近づいてください」
イアン「彼女はミカサ・アッカーマンです。我々精鋭と共に後衛に就きました。彼女の働きは並みの兵士100人と同等です。彼女を失うのは人類にとって大損害です」
キッツ「まだ判断を下すのは早いが、聞かせてもらおう!貴様は何者だ!?」
エレン「俺は……人間だ!!!」
キッツ「……貴様の気持ちも分かるが……悪く思うな。誰も自分が悪魔じゃないと証明することは出来ないのだからな」スッ
ドォォォォンッ!!!
エレン「ふざけやがって……」ズズズズズズ
ドカァァァァァァァンッ!!!!!!
-
- 40 : 2016/07/15(金) 11:30:45 :
- モクモク
キッツ「……やったか?」
サァーーーーー
駐屯兵「あ、あれは!?」
黒き獣「グルルル……」ポタポタ
駐屯兵「うわああああぁぁぁぁ!!!」
アニ「エレン!腕が!?」
黒き獣「ガァウ……」ズズズズズズ……
エレン「グッ……」ハァ…ハァ…
エレン(腕の修復で体力を持ってかれたか……くそ、ダルい……)
アルミン「3人とも、抵抗の意思がないことを示して待っててほしいんだ。僕が説得してくる!」
エレン「ア……アルミン……出来るのか……?」
アルミン「やって見せるよ……」スタスタ
キッツ「貴様!そこで止まれ!」
アルミン「彼は人類の敵ではありません!」
キッツ「命乞いに耳を貸すつもりはない!目の前で正体を晒しておいて今さら何を言う!」
アルミン「ならば彼が巨人と戦っていたことも分かっているはず!彼の何が危険なのですか!?」
キッツ「そんなことも分からんのか!?奴は化け物なんだぞ!」
ミカサ「ッ!」ギリッ
アニ「くっ」ギリッ
アルミン「では言わせていただきますが、私からすればあなたの方が危険に思われます!」
キッツ「何だと!?」
アルミン「彼は私達を巨人から救ってくれました!それだけではありません!巨人は彼を捕食対象として襲いかかっているのです!」
アルミン「そんな彼に対して、"危険だから"の一言で榴弾を撃ち込んだあなたを危険と呼ばずして何と呼びましょう!?」
駐屯兵a「た……確かに……アイツが戦わなかったら今頃……」
駐屯兵b「もしかしたら……味方かもしれない……」
キッツ「迎撃体制をとれ!!奴らの巧妙な罠に惑わされるな!!」
エレン「っ!!!」バッ
皆「!!?」
エレン「俺達はとうに人類復興のためなら、心臓を捧げると誓った身!!その信念に従った末に命が尽きるなら本望!!!」
エレン「俺が持つ"獣の力"と残存する兵力が合わされば、この街の奪還も不可能じゃない!!!」
エレン「納得がいかないなら、例え俺1人でも、この街の奪還を成し遂げて見せる!!!だから……俺達を信じてくれ!!!!!」
アルミン「!!!」バッ
ミカサ「エレン……」バッ
アニ「……フッ」バッ
-
- 41 : 2016/07/18(月) 13:12:15 :
- 期待!
-
- 42 : 2016/07/19(火) 11:44:54 :
- キッツ「ッ……」
キッツ(わ……私は間違っていない……どう命乞いをしようと……規則に従って……)スッ
「よさんか」
キッツ「!?」
「相変わらず図体の割には小鹿のように繊細な男じゃな。お主にはあの若者の見事な敬礼が見えんのか?」
キッツ「ピ、ピクシス司令!?」
ピクシス「今来たところじゃが状況は早馬で伝わっておる。お前は増援の指揮に就け」
ピクシス「ワシはあの者達の話を聞いてくる」
エレン(ドット・ピクシス……父さんの話にも出てた……確か……)
エレン「とてつもない変態だったか?」
アルミン「失礼だろ!?」
~ウォール・ローゼの上~
ピクシス「……やはり見当たらんか……超絶美女の巨人になら食われてもいいんじゃが……」
アニ「」ゾワッ
エレン「やっぱりとてつもない変態だろ」
アルミン「……(もうそれでいいや)」
~壁の前~
キッツ(司令が何を考えているのか分からん……得体の知れん者達を警護も付けずにあんな所に……)
駐屯兵「隊長!部隊編成が完了しました!」
キッツ「あぁ……ご苦労……」
~ウォール・ローゼの上~
ピクシス「……なるほど、その巨人を殺せばすべて終わると……」
エレン「はい……父さんの話によればですが……信じていただけますか?」
ピクシス「一先ず……と言ったところかのう……確証がない以上は頭の片隅に置いとくくらいじゃ」
アニ「……」
ミカサ「……」
アルミン「……」
エレン「……」
ピクシス「しかし、物事の真意を見極める程度のことは出来るつもりじゃ。お主らの命はワシが保証しよう」
エレン「さすが変態司令」
アルミン「いい加減にしろ!!」スパーンッ
エレン「いだっ!?」
ピクシス「ホッホッホ!元気がええのう!」
アルミン(変態でいいんですか!?)
アニ「変態だね」
ミカサ「まごう事なき変態」
エレン「やっぱりとてつもない変態だったか」
アルミン(もう疲れた)
-
- 43 : 2016/07/19(火) 12:23:38 :
- ピクシス「エレン訓練生」
エレン「?」
ピクシス「お主は先ほど"獣の力"とやらを使えばトロスト区を奪還できると言っておったが……あれは本気か?それとも苦し紛れの命乞いか?」
エレン「……命乞いなんかじゃない」
「俺は本気で、この街を奪還してみせる!」
ピクシス「ホッホッホ!頼もしい限りじゃ!しかして、その方法を教えてはくれんか?」
エレン「俺の"獣化"であの大岩を壁の前まで運ぶ……ただそれだけです」
アルミン「ち、ちょっと待ってエレン!君のその獣化って奴は僕らとそんなに大きさは変わらないだろう?それでどうやって?」
ピクシス「確かに……どうしうるつもりかの?」
エレン「俺の獣化は7m級にならなれる……それ以上は無理だけど……」
ピクシス「ホッホッホ!どこまでも頼もしい限りじゃな!」
アニ「エレン……私にも手伝わせて?」
エレン「は?」
アニ「二人でやれば……もっと早く終わるでしょ?」
エレン「確かにな……」
ピクシス「どう言うことじゃ?」
アニ「皆……黙っててごめんね……実は私……」
「巨人なの……」ポロポロ
アルミン「……え?」
ミカサ「……え?」
ピクシス「なんと」
アニ「ホントに……ヒック……ごめんなさい……」ポロポロ
ピクシス「お主は……巨人になれるのか?」
アニ「……」ポロポロ
ピクシス「どの様な容姿をしておる?」ジリジリ
アニ「じ、女性のような……姿です」
ピクシス「ほ、本当か?」ジリジリ
アニ「は、はい……」アトズサリ
ピクシス「ホッホッホ!まさかこんなところに超絶美女の巨人がおるとはのう!是非巨人になってワシの事を食ってくれぃ!」ルパンダーイブ
アニ「え?い、嫌です!」
エレン「俺のアニに近付くなこの変態ハゲラッパァ!!!」ジュウケンカゼ!
ピクシス「ぐふぁっ!?」ドシンッ
アニ「え、エレン……今……俺のアニって////」
エレン「あ////」
ミカサ「」←石化
アルミン(うぐっ!?あ、アルミ胃ンが……)キリキリ
-
- 44 : 2016/07/19(火) 12:57:54 :
- ~隊列内~
クリスタ「ハッ」キュピーン!
ライナー「ウホッ!?」ビクッ
クリスタ(エレンが誰かを選んだ気がする……!ミカサかアニだったら……祝福しないといけないよね!)
キッツ(何か上が騒がしい気がする……)
~ウォール・ローゼの上~
ピクシス「とりあえず下の者に作戦を伝えなければな」ボロッ
エレン「早くしてくれ」アニヲギュッ
アニ「エレン////」エレンニギュッテサレテル
ミカサ「」セキカチュウ
アルミン「……ハァ……」
ピクシス「注!!もおおおおおおおく!!!!!」
~作戦説明中~
フザケルナ!オレハカエル!
サイゴノトキヲカゾクトスゴシマス!
ムスメノトコロニカエル!
テキゼントウボウハシザイダゾ!
ザワザワ……
ピクシス「ワシが命ずる!今この場から去る者の罪を免除する!」
キッツ「な……」
ピクシス「1度巨人の恐怖に屈した者は2度と巨人に立ち向かえん!!巨人の恐ろしさを知った者はここから去るがいい!!そして!!」
「その巨人の恐ろしさを自分の親や兄弟、愛する者にも味わわせたい者も……ここから去るがいい!!!!!」
駐屯兵「それだけはダメだ……俺にとって娘は……最後の希望なんだから」
エレン(俺の獣の力だけだったら……岩を持ち上げることは出来なかったかもしれない。でも、アニと一緒なら……何だって出来る気がする……何でだろうな?さっきだって……ピクシス司令がアニに近づいたとき……)
エレン(いや、今は置いとこう……俺は俺の役割を果たさないといけないんだ……俺は……)
(皆の希望なんだから……)
to be continued……
-
- 45 : 2016/07/19(火) 13:02:59 :
- http://www.ssnote.net/archives/47229
続きです
-
- 46 : 2017/03/14(火) 00:45:06 :
- チートじゃねーだろ
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- 47 : 2018/09/16(日) 21:05:51 :
- >>46それな
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- 48 : 2018/09/16(日) 21:08:18 :
- 1 : 進撃のJUN : 2016/06/27(月) 22:57:33 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
エレン「俺は……復讐者だ」訓練兵団編の続きです
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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復讐者、エレン・イェーガー シリーズ
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