このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
進撃のウォーキングデッド season4 ep2 乖離(ルートB)
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- 1 : 2016/05/15(日) 12:13:56 :
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ルートB ep1の続きです。
http://www.ssnote.net/archives/36783
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- 2 : 2016/05/15(日) 12:24:24 :
- 10月21日 快晴
イアンだ。
今日から絵と一緒に日誌をつけることにした。
ジャンたちが来てから一週間が経った。
おかげで調達が大分楽になっている。彼らもかなりの場数を踏んできたのだろう。
ウォーカーへの対処の仕方が私とは数段違う。
しかしどうもジャンはマルロとうまくいっていないようだ。
うまく振る舞っているつもりだろうが、私にはどこかぎこちなさなを感じる。
気掛かりな事といえば、最近のリコの様子もおかしい。
まぁ定期的にくる”アレ”だろうから心配はないだろうが…
今日はジャン、ヒッチと8番街まで足を伸ばそうと思う。
こうして捜索範囲が広がるのは喜ばしい事だな。
今日はここまで。
絵のテーマは、’理想と現実”だ。
左右で色のトーンが違ってなかなか味が出てるだろ?
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- 3 : 2016/05/15(日) 13:02:40 :
「サッサと走りなさいよ。置いていくわよ。」
裏路地を走り回って小一時間、ジャンは早くも息を切らしていた。
ジャン「待てっ、ちょっとはスピードを落とせっての。」
ヒッチ「ここいらは奴らが集まりやすいのよ。わかったら走る!」
ヒッチは思っていたよりも体力があった。
まるで自分の庭のように縦横無尽に走り回るその姿は、かつてのコニーを思い起こさせる。
ジャン「イアンはどこで待ってるんだ?」
ヒッチ「別のルートから向かってるわ、安全な方からね。」
ジャン「…安全なだと?おい、まるで俺が貧乏クジ引いたみてぇに…」
ヒッチ「だぁぁぁ!うるさいわね、あんたは空飛べないでしょ!!」
まともにヒッチが取り合ってくれないのもあったが、ジャンは息が上がっていて
イアンは実は鳥人間なのか?というアホな考えしかできなかった。
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ヒッチ「着いたわよ。」
8番街ーー古めかしい看板が迎えた先はブティックが建ち並ぶ通りだった。
これから冬を迎えることになる。
このような軽装ではとても冬は越せない。今回は衣料品目当ての探索だった。
ヒッチ「わぁ、アレいい!絶対欲しい!!」
ジャン「おいおい、あんなマドンナみたい衣装どうする気だ?」
ヒッチが駆け寄ったのは、いわゆるセレブが社交界で着るような毛皮のロングコートだった。
ヒッチ「どうよ?」
早速羽織ってポーズを決めてみせるが、馬子にも衣装の典型としか思えない。
ジャン「あー…うん、いいんじゃねえの?」
ヒッチ「決めた!これは絶対持って帰るわ!」
まるで普段のショッピングのように大はしゃぎする。
その様子を見ながらジャンは入り口の階段に腰掛けた。
(俺はこのままここにいていいのか?)
どうもここに来てから調子を狂わせられっぱなしだ。
アホで能天気、このままだと今まで磨いてきた危機管理力が無くなってしまいそうだ。
悪い奴らではない、それはわかるが
その内自分はものすごい下らない事に巻き込まれて、アッサリ死ぬんじゃないかと考えてしまう。
そう、特にマルロとヒッチの言い争いとかに…
(お前なら上を目指せたろ?!)
ジャン「チッ…」
バサッ
ジャン「うぉっ?!」
頭上からバサバサと衣類を被せられる。
ヒッチ「それ、あんたの分の荷物。イアンが来るまで持ちなさい。」
ジャン「おいおい…こんなにどうする気だ?この量持ちながらじゃ、万が一の時に走れねぇだろ。」
ヒッチ「みんなの分もあるんだよ。それにイアンが来たら渡せばいいから。」
ジャン「おい、そろそろわかるように説明を…」
そう言いかけた瞬間数百メートル先の屋根に、何か飛び回るような物体が見えた。
バッタのような…近づいてくるそれがイアンだとわかって思わず大口を開けた。
「なんだっけ…そうそう、パルクールってやつよ。」
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- 4 : 2016/08/18(木) 11:41:40 :
- はやくーほうちなの?
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- 5 : 2016/10/02(日) 18:14:57 :
- ほうちなの?
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- 6 : 2017/12/07(木) 01:25:06 :
- ほうちなの?
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- 7 : 2018/09/21(金) 11:02:56 :
- 気長に待ってます。
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