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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

リアル·ダンガンロンパ

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    • 7

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  1. 1 : : 2016/03/21(月) 17:19:58
    注意事項

    文などが絶望的に下手です

    おかしいところが有りましたら、指摘をお願いします

    分かりにくいところが有りましたら、質問お待ちしています

    ネタが被っているかもしれません。ごめんなさい

    それでも良ければ、読んでみてください

    (終了後追記。三点リーダ等の誤りは、少しずつ訂正していくので、見逃してください)



    ショートカット
    プロローグ 次から


    一章 >>23


    二章 >>96


    三章 >>163


    四章 >>224


    五章 >>268


    六章 >>292


    エピローグ >>347

  2. 2 : : 2016/03/21(月) 17:47:16
    書いて行きます

    「ただいま!!」

    僕は、学校から帰ってきてすぐにPSvitaの電源を付け、
    ダンガンロンパ1.2リロードをやり始めた

    「ん?」

    見慣れない文字が表示される

    「君もダンガンロンパの絶望を体験しないか?」

    そんな文字の下に、はいといいえを選ぶようになっていた

    僕が冷静になった時には、「はい」と、選択していた
  3. 3 : : 2016/03/21(月) 17:56:15
    気が付くと、目の前にモノクマ···

    苗木「うわっ!!!」

    モノクマ「やっと気が付いたね、苗木君」

    なんで、モノクマが目の前に!?

    モノクマ「君だけずっと気を失っていてさ。先に皆には説明しちゃったんだ」

    苗木「今どんな状況なんだ!?」

    モノクマ「勝手に説明するからね」

    モノクマ「オマエラ15人の高校生にはコロシアイをしてもらいます!」
  4. 4 : : 2016/03/21(月) 18:04:30
    え?

    モノクマ「殺し方は問いません」

    何言ってんだ、コイツ

    モノクマ「殺したクロはこの学園から出られます!」

    しかも、なんで僕の姿が苗木君になっているんだ?

    モノクマ「以上」

    そう言い残すと、モノクマは消え失せた

    この時、僕は、この事を夢か何かだと思っていた

    苗木「はぁ、仕方ない、ひとまず教室から出るか」


  5. 5 : : 2016/03/21(月) 21:43:38
    見てくれている人がいて嬉しいです
    明日更新します お休みなさい
  6. 6 : : 2016/03/21(月) 21:44:10
    期待してます
  7. 7 : : 2016/03/22(火) 10:55:43
    >>6 直方正典さん
    自分みたいな者の作品に期待して頂き本当にありがとうございます!
  8. 8 : : 2016/03/22(火) 11:02:50
    /1階廊下/

    どうやら学園エリアの教室に居たみたいだ

    苗木「本当にダンガンロンパの世界そのものだな」

    壁、雰囲気、広さまで完全に再現されている

    苗木「まさか、本当にダンガンロンパの世界に入った訳じゃないよな」

    学園エリアは調べ終わり、寄宿舎エリアに向かった

    苗木「あっ!」

    食堂から声が聞こえてくる

    僕は食堂に走って向かった
  9. 9 : : 2016/03/22(火) 11:13:43
    /食堂/

    苗木「うわっ!」

    食堂に着くと、とても驚いてしまった

    自分以外にもダンガンロンパのキャラクターの姿をした人達が居たからだ

    左右田「おっ、今頃人が増えたぞ」

    超高校級の電子工作員 左右田和一

    十神「おそらく、黒幕の手先だろう」

    超高校級の自信家 十神白夜

    苗木「うわっ!かませ眼鏡だ!」

    十神「なんだと!?」
  10. 11 : : 2016/03/22(火) 13:16:14
    戦刃「モノクマは15人居るって言ってたし、1人まだ寝てるって言ってたから内通者じゃないと思います」

    超高校級の格闘家 戦刃むくろ

    苗木「うわっ、ネタバレまっしぐら」

    終里「早くここから出てぇな」

    超高校級の体操選手 終里赤音

    苗木「左右田ね」

    左右田「呼んだ?」

    霧切「何?」

    超高校級の探偵 霧切響子

    苗木(この人だけ本物じゃないのか?)
  11. 12 : : 2016/03/22(火) 13:32:07
    石丸「やぁ、よろしくな!苗木君!」

    超高校級の努力家 石丸清多夏

    苗木「よ···よろしく」

    大和田「なに見てんだよ?」

    超高校級の大工 大和田紋土

    苗木「大工なのか・・・」

    山田「ぶー子ぉぉ!待っててくれぇぇ!」

    超高校級のオタク 山田一二三

    苗木「あははっ」(コイツマジでぶー子が好きなのか)

    セレス「餃子食べたい」ボソッ

    超高校級のギャンブラー セレスティア·ルーデンベルク

    苗木「ちょっと、いきなり何言ってんの!?作者もふざけすぎだよ!!」
  12. 13 : : 2016/03/22(火) 13:41:30
    ソニア「よろしくお願いします!苗木さん!」

    超高校級の王女 ソニア·ネヴァーマインド

    苗木「良かった、マトモな人が居て」

    澪田「ヒャッホー!モノホンの誠ちゃんっす!!」

    超高校級のイベント企画者 澪田唯吹

    苗木「うわっ!モノホンの澪田さんだ!」

    葉隠「よろしくな!苗木っち!良かったら占ってやるべ!」

    超高校級の占い師 葉隠康比呂

    苗木「よろしく!占いは遠慮しとくよ」
  13. 14 : : 2016/03/22(火) 13:49:02
    狛枝「よろしく!僕は狛枝凪斗だよ」

    超高校級の幸運 狛枝凪斗

    苗木「幸運なんだ···」(僕は幸運では無いって事になるな)

    七海「よろしく~七海千秋だよ」

    超高校級の推理作家 七海千秋

    苗木「よろしく!推理作家なんだ・・・」

    七海「これ、モノクマに渡せって言われたんだけど」

    苗木「ありがとう!」

    電子生徒手帳を七海さんから受け取った
  14. 15 : : 2016/03/22(火) 17:24:28
    早速起動してみよう

    超高校級のゲーマー 苗木誠

    苗木「僕の才能はゲーマーなのか···なんだろ、しっくり来ないな」

    霧切「さて、全員自己紹介も済んだところで、本題に入っても良いかしら」

    イイゾ ウン ナンダロウ

    霧切「ここに来る前、ダンガンロンパを起動した人は何人居るの?」

    全員が挙手した

    霧切「更に、いつもと違う文面が出て、それに応答した人は?」

    これも全員挙手した
  15. 16 : : 2016/03/22(火) 17:36:12
    苗木「全員全く同じ行動をとっている!?」

    霧切「やっぱり。更に高校生の人は?」

    やはり、全員ーーーいや、葉隠君以外は挙手した

    霧切「そう」

    苗木「あの、ちょっと良いかな?」

    ソニア「どうされました?」

    苗木「いや、皆このまま今の姿の名前で呼びあうのかなって」

    大和田「流石に本名は言えないぜ?」

    苗木「デスヨネー」

    澪田「性格はキャラクターに合っているんすか?」

    石丸「余り変わらないな」

    霧切「流石に黒幕も全然性格の違う人は選ばないでしょう」
  16. 17 : : 2016/03/22(火) 17:43:57
    十神「そろそろ馴れ合う時間は終わりで良いか?」

    葉隠「馴れ合いとは何だべ!?」

    セレス「珍しく葉隠君が良いこと言いましたね」

    葉隠「失礼だべ」

    狛枝「僕はそろそろ寝たいけど、やっぱり疲れちゃった」

    戦刃「今日は、その、解散でいいですか?」

    十神「当たり前だ、愚民」

    少しずつ解散していった

    石丸「はぁ、仕方ない!皆、また話し合おうじゃないか!」

    ポジティブな石丸君だ

    そして、全員帰っていった
  17. 18 : : 2016/03/22(火) 20:11:18
    /苗木の個室/

    苗木「はぁ」

    さっきから溜め息しか出ない
    目が覚めた時にはPM8:00位だった
    空腹感も特にない

    苗木「はぁ」

    仕方ない、何もする事が無いから寝よう

    苗木(これからどうなるんだろう)

    意識が途絶えた
  18. 19 : : 2016/03/22(火) 20:20:19
    <モノクマ劇場>

    モノクマ「やぁ、オマエラ!」

    モノクマ「こんなSSを見てくれて、本当にありがとう!」

    モノクマ「ん?何でモノクマ劇場をやるかって?」

    モノクマ「それはね、特に理由はありません!」

    モノクマ「強いて言うなら、僕がちょっとしか出てないから!」

    モノクマ「これからも、ネタが有ればやっていくからね」

    モノクマ「言い忘れてたけど、質問はここで答えるからね!」

    モノクマ「じゃあね~~~」
  19. 20 : : 2016/03/22(火) 20:29:00
    プロローグ「はじめまして、絶望学園」
                      END

    ノコリ 15人

    to be continued
  20. 23 : : 2016/03/23(水) 15:20:36
    CHAPTER‚1「己の正義を信じる者」(非)日常編

    校則1 才能溢れる皆さんを保護するため、ここで一生暮らしてもらいます

    校則2 但し、人を殺し、学級裁判を乗り越えることでここから出る権利が得られます

    校則3 ここから出られる権利を持てる人数は5人です

    校則4 PM10:00~AM7:00は夜時間とし、一部の場所は立ち入り禁止になります

    校則5 モノクマ、学園長への暴力は校則違反になります

    校則6 調べることは自由です

    校則7 学園長の都合によって、校則が追加されることがあります
  21. 24 : : 2016/03/23(水) 15:25:00
    駄作 消せよ
  22. 25 : : 2016/03/23(水) 15:46:21
    >>24 さん

    もう少しだけ書かせて頂いても良いでしょうか?

    また、どの点が悪いのか、>>1で言った通り指摘して頂くと有り難いです

    出来れば、ここでなくグループの方で言って貰いたいです

    宜しくお願いします


  23. 26 : : 2016/03/23(水) 17:15:28
    書かせて頂きます また何か有ったらどんどん言ってください

    しつこい様ですが

    作者はSS初心者で、しかも文が下手です

    それでも良い人は読んでいってみて下さい
  24. 27 : : 2016/03/23(水) 17:22:00
    モノクマ「朝です!起きてください!」

    モノクマのアナウンスで僕は目が覚めた

    苗木「はぁ」

    相変わらず溜め息しか出ない

    苗木「夢じゃなかったか···」

    昨日、何も食べて無かったからか、とてもお腹が空いている

    僕は食堂に向かった
  25. 28 : : 2016/03/23(水) 17:29:05
    /食堂/

    石丸「おはよう!苗木君!」

    苗木「うん、おはよう」

    この時には大体揃っていた。皆早いなぁ

    霧切「苗木君、ちょっと良いかしら?」

    苗木「いいけど、どうしたの?」

    霧切「全員揃ってから食べるとき、あのテーブルで待っているわ」

    苗木「あっ!ちょっと待ってよ!」

    言い終わる前に霧切さんは行ってしまった

    石丸「よし、全員揃ったな!それでは食べていこう!!」

    食事が始まった
  26. 29 : : 2016/03/23(水) 17:41:43
    どうやら、早く来た人が用意してくれていたみたいだ

    僕は用意してもらった朝食を持って霧切さんに言われたテーブルに座った。 霧切さんは既に座っていた

    苗木「で、どうしたの?」

    霧切「昨日、朝食は皆で食べよう、って全員に伝える様に石丸君に言われたんだけど、あなただけ反応が無かったから」

    苗木「ごめん、寝てた」

    霧切「そう。話はそれだけよ」

    苗木「えっ」

    霧切「じゃあね、苗木君」

    そう言って霧切さんは食堂から出ていった。因みに朝食は残していない

    苗木「···食べるの、早いなぁ」

    ちょっとしてから、僕も食べ終わり食堂から出ていった
  27. 32 : : 2016/03/24(木) 10:19:28
    苗木「今日はなにをしyモノクマ「オマエラ!視聴覚室に集合!」···絶望的だ」

    /視聴覚室/

    モノクマ「オマエラ、分かっているよね?そう、動機だよ!」

    狛枝「その程度で、僕達の希望が打ち破れるって本気で思っているの?」

    モノクマ「うるさいなぁ、とにかくDVDを見てね!」

    仕方ない、と皆はDVDを見始めた

    苗木「···見たくないけど見るしか無いよな」
  28. 33 : : 2016/03/24(木) 15:05:06
    映し出されたのは···



    いきなり、"苗木"ではなく"僕"の家族の死体だった

    苗木「嘘だろ?なんでだよ!?」

    僕は恐怖で動けなくなっていた

    皆はもう一度見たり、僕みたいになっていたり、すぐ帰っていったりと、バラバラだった

    僕はその後、昼食をとり、現実逃避にモノモノマーンを回していた
    因みに、アイテムコンプリートもした

  29. 34 : : 2016/03/24(木) 15:59:09
    モノモノマーンも飽きてきた頃、石丸君が「夕飯、一緒に食べないか?」、と誘ってくれたので一緒に食べた

    石丸君は料理が上手く、旨かった

    石丸「苗木君、コーヒーはどうだい?」

    苗木「ありがとう!淹れてくれるの?」

    石丸「あぁ!少し待っててくれ」

    旨かった、もう一度言います、旨かった

    気をきかせてくれて無くなりそうになったら直ぐに淹れ直してくれた

    石丸君は優しい、覚えておこう

    コトダマ「夕食に関して」
         夕食の時に石丸君がコーヒーを淹れてくれた 無くなりそうになったら淹れてくれて、有り難かった
  30. 35 : : 2016/03/24(木) 16:01:43
    石丸君と別れた後、自室に戻った

    /苗木の個室/

    なんだか、疲労とかじゃない眠気が襲ってきた

    今日は色々有ったから眠いのだろう

    お休みなさい

    苗木「zzz」
  31. 36 : : 2016/03/24(木) 16:09:59
    <モノクマ劇場>

    モノクマ「えっ、やるの?左右田な、ネタは有るかな」

    モノクマ「有るとすれば、別に咎める訳じゃないけどね」

    モノクマ「>>24 が来たとき作者は鼓動が速くなっちゃって」

    モノクマ「絶望しました」

    モノクマ「>>24 さん、一章が終わったら一旦終了するのでお待ちください」

    モノクマ「期待も少ないしね、見てる人が居るか分かんないしね」

    モノクマ「どうでもいいけど、次の時人が死んでいるから。宜しく」
  32. 37 : : 2016/03/25(金) 20:46:19
    モノクマ「オマエラ!起きろ!」

    雑な起こし方で僕は起こされた

    昨日とあまり変わらない?

    あれ?なんで僕は包丁を手に持っているんだ?

    え?なんで霧切さんが倒れて、血を流しているんだ?

    僕の鼓動が速くなっていく

    気づいた頃には叫んでいた

    石丸君と左右田くんが叫び声に気付いたのか部屋に入ってきた

    モノクマが何か放送している

    意識が途絶えた
  33. 38 : : 2016/03/25(金) 20:56:14
    /体育館/

    苗木「ん?ここは?」

    戦刃「体育館、モノクマに呼ばれたから集まった」

    大和田「んで、気を失ったお前を運んできてやったんだ。俺と戦刃でな」

    苗木「ありがとう、二人とも···」

    モノクマ「待ちくたびれた!苗木君起きるの遅い!」

    澪田「正直唯吹も思ったっす!」

    モノクマ「結論から言うと、学級裁判を行います!」

    ···そうだ、霧切さんが死んだんだ 

    モノクマ「じゃあ、調べるなり、殺すなり、殺されるなりしてください!また後でね!」
  34. 40 : : 2016/03/26(土) 15:32:47
    苗木「」

    セレス「どうされました?殺人を犯した後悔を今頃しているのですか?」

    苗木「なんでもないよ···ただ本当に人が死んでしまって驚いていただけだから」

    石丸「なにを言っているのだ君は!」

    苗木「え?」

    終里「犯行場所はオメーの部屋だろ?」

    苗木「嘘だろ」

    狛枝「諦めないで!君がクロでも、頑張らないと!希望が有る限りはね」

    ソニア「そろそろ調査を始めた方が良いんじゃありませんか?」

    左右田「そうですね!ソニアさん!!!」

    <調査開始>
  35. 41 : : 2016/03/28(月) 21:21:20
    批判コメントへの大人過ぎる対応にグッと来ました…。

    せっかく閃いて、執筆を決意したんですから、諦めずに最後まで頑張ってください!(自分が言えた義理じゃありませんがw)



    今のところは、メンバー構成以外に変わった点はありませんがここから緩急が増すのでしょうか?

    期待です( ̄  ̄)ノ
  36. 42 : : 2016/03/29(火) 17:19:12
    >>41 燃え尽くす雑草魂さん

    期待本当にありがとうございます!頑張ります!

    絶望的に少しずつなっていくかも知れません(事件の内容と大体の設定しか考えていないとは言えない)

    また、今日は書けるか分かりません
  37. 43 : : 2016/03/29(火) 21:36:06
    CHAPTER,1「己の正義を信じる者」非日常編

    まずは、モノクマファイルを見てみよう

    被害者は霧切響子 超高校級の探偵 犯行場所は苗木誠の個室
    死亡推定時刻は夜10:00~11:00の間と思われる

    苗木「なるほど、本名は明かさない方針か···」

    にしても、本当に探偵だったとは

    コトダマ「才能」
         霧切さんは実際に探偵の才能を持っていた

    あとは···あれ?死因が明記されていない!?一応覚えておこう

    コトダマ「死因」
         モノクマファイルに死因が明記されていなかった
  38. 44 : : 2016/03/29(火) 21:37:31
    少しだけ更新しました
    暇だったら、犯人の予想をしてみて下さい
    お休みなさい
  39. 45 : : 2016/03/30(水) 10:55:32
    よし、犯行場所に行ってみよう

    /体育館前/

    苗木「あれ?ショーケースの中に模擬刀が無い?」

    おかしいな···なんでだろう

    コトダマ「消えた模擬刀」
         体育館前のショーケースに模擬刀が無かった

    個室に移動した

    /苗木の個室/

    ベッドのすぐ近くに霧切さんの死体がある

    苗木「···」

    怖い、だって死体なんてテレビドラマでしか見たことがないから

    覚悟を決め、調べようとしたときーーー
  40. 46 : : 2016/03/30(水) 11:02:52
    大和田「おい」

    苗木「うわぁ!!!!」

    戦刃「証拠隠滅させないように見張っているだけだから」

    大和田「驚きすぎてて、こっちが驚いたぜ」

    苗木「ごめん、調べさせてもらうね」

    大和田「おう」

    苗木「霧切さん···ごめん!」

    血が多く出ていたとみられるのは頭部、頭部には殴られた痕があった。他に外傷は無いと思う

    コトダマアップデート「死因」
         頭部に殴られた痕があった。これが死因とみて良さそうだ
  41. 47 : : 2016/03/30(水) 11:11:56
    戦刃「そろそろ良い?」

    苗木「うん、ありがとう」

    調べられるところが無さそうだから、移動しよう

    苗木「ん?」

    扉を開けようとしたら、違和感があった

    扉に細工がしてあるみたいだ。犯人がやったのかな?

    コトダマ「扉の細工」
         苗木の個室の扉に細工がしてあり、廊下に音が筒抜けになっていたようだ(金具のところに大きい隙間が出来ていた)

    苗木「そういえば、僕の持っていた包丁はどこの物なんだろう」
  42. 48 : : 2016/03/30(水) 13:29:44
    補足 十神は痩せています
  43. 49 : : 2016/03/30(水) 13:34:41
    /食堂/

    苗木「やっぱり!」

    厨房の包丁が1本欠けている!

    コトダマ「包丁」
        厨房の包丁が欠けていた

    苗木「そういえば、朝食を摂っていなかったな···食べるか」

    朝食を摂った

    苗木「あれ?昨日石丸君が淹れてくれたコーヒーのカップに白い粉がついている?」

    コトダマ「白い粉」
         石丸君が淹れてくれたコーヒーのカップに白い粉がついていた
  44. 50 : : 2016/03/30(水) 13:38:05
    モノクマ「初めての事って大体恐いよね」

    モノクマ「そんな時の為に、準備はいつでも整えるべきだよね」

    モノクマ「オマエラ!初めての学級裁判の準備は大丈夫ですか?」

    モノクマ「赤い扉の先で待っています!」

  45. 51 : : 2016/03/30(水) 13:47:05
    もう始まるのか···少し心配だな

    赤い扉の先へ向かった

    /エレベーター前/

    皆、僕を疑っている様に思える。仕方ないか
    でも、犯人じゃないって証明してみせる!皆の為にも!

    モノクマ「先に行っているから、早く裁判場に来てね!」

    皆、進みエレベーターに乗っていく

    七海「···私は、信じているから。頑張ってね!」

    七海さんに励まされ、覚悟を決め、僕も進む




    真実を明らかにして、嘘を吐いて、騙されて

    命を懸けて、命を奪われて、命を奪って

    嘘と、真実が混ざり、交ざった絶望の裁判へ
  46. 52 : : 2016/03/30(水) 13:49:42
    次回、裁判です 予想してくれた人がいたら、当たっているか、楽しみにしていてください

    因みに、苗木君は犯人じゃないです

    そもそも、見ている人が居ないと思いますが
  47. 53 : : 2016/03/30(水) 18:04:18
    <モノクマ劇場>

    モノクマ「裁判だと思った?ねぇ、思った?」

    モノクマ「残念だけど、これをやるんだなぁ」

    モノクマ「今回のネタは···」

    モノクマ「大ヒーント!」

    モノクマ「裁判じゃなくて、この作品の変な所が校則にあります!」

    モノクマ「分かった人で、気が向いたらコメントして下さい」

    モノクマ「いずみが寂しい思いをしています。感想でも良いので!」

    モノクマ「ま、どうでも良いけどね」
  48. 54 : : 2016/03/30(水) 18:06:09
    そういえば、質問をモノクマ劇場で答えていませんでした
    ごめんなさい
  49. 55 : : 2016/03/30(水) 20:16:38
    コトダマ 才能 死因 消えた模擬刀 扉の細工 白い粉 夕食に関して 包丁

    学級裁判 開廷!!

    (抜けていたり、間違っていた所を直しておきました)
  50. 56 : : 2016/03/30(水) 20:28:04
    モノクマ「まずは、学級裁判の簡単なルールについて···って要らないよね!では、霧切さん殺しの犯人を突き止めて下さい!」

    左右田「良いけどよ、何から話すんだ?」

    葉隠「犯人はもう決まっているべ!」

    セレス「何か言いましたか?」

    葉隠「酷いべ!」

    十神「で、誰だと言うんだ?」

    葉隠「俺の占いでは···」

    ー議論開始ー
  51. 57 : : 2016/03/30(水) 20:35:22
    葉隠「俺の占いでは、苗木っちが犯人だべ」

    ソニア「確かに、犯行場所は苗木さんの個室でしたからね」

    終里「なんか違う気がするんだけどな」

    石丸「そういえば、最初苗木君は[包丁を手に持っていた]な!」

    大和田「なら、苗木が[包丁で刺した]んだろ」

    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「死因」>
    break

    苗木「分かりにくいけど、[]内がウィークポイントだよ」
  52. 58 : : 2016/03/30(水) 20:41:30
    大和田「何が違うんだ?」

    苗木「死因は見たところ、頭部への殴打だと思うよ」

    狛枝「成る程ねぇ、つまり包丁で刺して殺された訳ではないと」

    七海「うん、私も調べさせて貰ったけど、頭部の殴打以外には傷が無かったし」

    山田「なら、凶器は一体何ですかな?」

    苗木「それは···」
    コトダマ「消えた模擬刀」

    苗木「これだ!」
  53. 59 : : 2016/03/31(木) 00:30:37
    おもしろいですよ!見ている人がいないなんて言わないでください!
  54. 60 : : 2016/03/31(木) 08:23:37
    >>59 伊予柑さん

    ありがとうございます!!!!

    なるべく言わないようにします。
  55. 61 : : 2016/03/31(木) 09:32:22
    これは期待せざるを得ない。
  56. 62 : : 2016/03/31(木) 13:31:45
    >>61 Deさん

    期待、本当にありがとうございます!期待に添うよう尽力します!!
  57. 63 : : 2016/03/31(木) 13:38:54
    苗木「体育館前のショーケースの模擬刀が無かったんだ!それに、模擬刀なら殴殺出来るしね」

    澪田「なら、包丁を持っていた誠ちゃんは犯人じゃないってことっすか?」

    苗木「うん!」

    石丸「少し危なかったな!」

    ソニア「あのままだったら、苗木さんに投票していたと思いますし」

    葉隠「外したのは残念だけど、助かったべ!」

    終里「あれ?」

    狛枝「どうしたの?終里さん」

    終里「いや、その模擬刀とか言うやつを苗木が持っていたらどうすんだ?」

    苗木「っ!?」
  58. 64 : : 2016/03/31(木) 20:02:16
    十神「わざわざ自分が犯人だと疑われる証拠はバカ以外出さないだろう」

    セレス「苗木君はバカではなく、平凡ですからね。やるとすれば葉隠君くらいでしょう」

    七海「そうだね、主に葉隠君の部分に」

    葉隠「2人とも俺に恨みでもあるのか!?酷すぎるべ!!!」

    大和田「なら、信用して良いのか。···葉隠以外は」

    葉隠「」

    狛枝「···ねぇ、苗木君は犯行時刻は何をしていたの?」

    苗木「寝てたよ」

    狛枝「つまり、犯行は苗木君の目の前で行われた、と言うことだね」

    七海「!」

    苗木「そうなるね···あれ?」

    七海「苗木君、気付いたみたいだね。犯行のおかしいところに」
  59. 65 : : 2016/03/31(木) 20:08:31
    苗木「うん、確かにおかしいね」

    左右田「何がおかしいんだ?苗木の目の前で犯行が行われて、そのまま犯人が帰って···あっ!」

    苗木「そう、何故か霧切さんだけを殺して、目の前の僕を殺していないんだ!」

    澪田「この事に関して、もう少し話し合うべきですな!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ、それっぽくなって来ましたな」

    ー議論開始ー
  60. 66 : : 2016/03/31(木) 20:16:06
    ソニア「何故、苗木さんを殺さなかったのか話し合いましょう」

    十神「殺人を犯せば犯すほど[証拠が増えるから]だろう」

    七海「[眠かった]からじゃない?」

    終里「···腹減ってきたな」

    澪田「朝食は摂りましたか?赤音ちゃん!」

    セレス「[初めから霧切さんを殺そう]としたんじゃありませんか?」

    苗木「その意見に賛成だよ」[コトダマ「才能」>
    break
  61. 67 : : 2016/03/31(木) 20:18:52
    中途半端ですいませんが今日は更新終了します
    期待して下さる方が多くて驚きました
    犯人とトリック、予想して見てください(2回目)
    お休みなさい
  62. 68 : : 2016/04/01(金) 09:14:49
    苗木「そうか!犯人は最初から霧切さんだけを殺すつもりだったんだ!」

    戦刃「なんで、霧切さんだけを殺すの?理由が分からない」

    苗木「それは···」

     苗霧が個人的に嫌いだから
    →探偵の才能が邪魔だったから
     十神君のファインプレーだから

    苗木「これが僕の答えだ!」

    苗木「探偵の才能が邪魔だったからじゃないかな?」

    山田「成る程ね!殺人を犯せるし、探偵の才能ですぐに正体がバレることも無くなる、一石二鳥だ!と、僕のゴーストが囁いておりますな」

    苗木「···言おうとしたこと全部言われちゃった」
  63. 69 : : 2016/04/01(金) 09:27:26
    石丸「なら、何故苗木君の個室で殺人を犯したんだ?」

    大和田「苗木に罪を被せる為だろ」

    十神「そうだ。おそらく、苗木の個室に入る所をわざと霧切に見つかり、誘き寄せてから犯人は霧切を殺したんだろう。苗木は寝ているから簡単には見付からないだろうしな」

    セレス「十神君の推理はイマイチ分かりづらいのですが、簡単に言えばーーーわざと見つかり、誘き寄せて殺し、苗木君に罪を被せた、と言うことですね」

    十神「作者は説明が下手なだけだ。俺は悪くないぞ」
  64. 70 : : 2016/04/01(金) 15:48:21
    戦刃「あの、1つ訊いても良いですか?」

    葉隠「どうしたんだべ?」

    戦刃「個室って防音の筈なのに、どうして石丸君と左右田君は死体を発見出来たのかなって」

    セレス「確かにおかしいですわね」

    左右田「ちょっ、なんで俺らが疑われるんだよ!」

    石丸「その通りだ!何故僕が疑われる!」

    七海「まずは、議論してみようよ」

    狛枝「そうそう、議論してから結論を出しても遅くないしね」

    ー議論開始ー
  65. 71 : : 2016/04/01(金) 17:41:45
    七海「もしかしたら、[苗木君の個室の扉が開いていた]んじゃない?」

    澪田「犯人が[自分の個室の扉に張り付いて]耳を澄ましてたとか!?」

    狛枝「それか[犯人が個室の扉を開けていた]のかもね」

    葉隠「[単純に全部]だべ!」

    苗木「その意見に賛成だよ!」[コトダマ「扉の細工」>
    break
  66. 72 : : 2016/04/01(金) 17:55:33
    葉隠「どうしたんだべ?」

    苗木「そう、単純に全部だったんだ!···多少違うけど」

    七海·狛枝「成る程ね!分かったよ!」

    セレス「すみませんが、説明してもらえませんか?」

    苗木「うん。僕の個室の扉には細工がしてあって、音が廊下に漏れるようになっていたんだ。そこで、犯人は自室の扉を開けて、廊下に漏れた僕の部屋の音を耳を澄まして聞いていたんだ」

    戦刃「つまり、苗木君の個室の音は、扉を開けている人に筒抜けだった、と言うことですか?」

    七海「そうみたいだね」

    大和田「だが、どっちが犯人なんだ?」

    左右田「俺は、石丸に「苗木君の部屋から叫び声が!」って言われたから付いていっただけだぞ」

    石丸「嘘をつくな!それはこっちの台詞だぞ!」

    <なっ!嘘じゃねーよ <いや、嘘だ! <アーダコーダ

    苗木「···ねぇ、犯人は君じゃないかな?」
  67. 73 : : 2016/04/02(土) 09:13:10
    苗木「石丸君」

    石丸「なっ!?」

    セレス「訳が分かりません、2人とも条件は同じなのに何故石丸君なんです?」

    石丸「そうだ!何故なんだ苗木君!」

    狛枝「···何か心当たりがあるのかな?」

    終里「黙ってないで答えろよ!」

    苗木「分かったよ、答えるからさ、MTBみたいに責めないで貰える?」

    十神「良いだろう、もっと責めてやろうと思ったが···答えるまでは責めないでやろう」

    大和田「お前は責めてなかっただろうが」

    戦刃「かませ眼鏡」ボソッ

    ー議論開始ー
  68. 74 : : 2016/04/02(土) 09:21:31
    セレス「さぁ、答えて下さい」

    葉隠「俺の占いだと···[犯人はモノクマ]だべ!」

    モノクマ「失礼な!僕は殺して無いよ!」

    左右田「ありがとう苗木!助けてくれて![俺とお前はソウルフレンド]だ!」

    苗木「それはちが···まぁ、いいや」

    ソニア「苗木さん、冗談はよし子ちゃんです!」

    石丸「僕が君に何かしたか!?[何もしていない]だろう!!!」

    苗木「それは違うよ!!!」[コトダマ「白い粉」「夕食に関して」>
    break
  69. 75 : : 2016/04/03(日) 09:42:13
    苗木「昨日の夕食の時に石丸君がコーヒーを淹れてくれたんだけど···」

    石丸「それがどうしたんだ!!?」

    苗木「調査中に見てみたら白い粉がカップに付いていたんだ」

    石丸「!?」

    澪田「砂糖か、何かじゃないんすか?」

    苗木「いや、これはおそらくーーーー」

    す い み ん や く

    苗木「そうか!解ったぞ!」

    苗木「昨日の夜、凄い眠気に襲われたんだ!疲労やそんなものではなくて、得たいの知れない眠気にね」

    十神「まさか、その粉は!?」

    七海「睡眠薬···みたいだね」

    狛枝「でも、もしかしたら違うのかもよ?」

    モノクマ「それが何なのかは議論しても埒が明かないので言っちゃうけど、大正解!そう、それは睡眠薬だよ」

    石丸「っ!!?」

    大和田「マジかよ、怪しいのは石丸かよ」

    苗木「石丸君、これが僕の結論だよ!」

    ークライマックス推理ー
  70. 76 : : 2016/04/03(日) 12:13:51
    犯行1
    まず犯人は僕に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませたんだ。この時睡眠薬に気付かなかったのは、犯人が気を利かせて無くなりそうになったら淹れてくれたからだ

    犯行2
    犯人の思惑通り睡眠薬で寝てしまった僕は、眠気で鍵を閉め忘れてしまったんだ。これも犯人の狙いだったのかも知れないね。そこで、犯人はわざと霧切さんに見つかり僕の部屋へ誘き寄せた

    犯行3
    誘き寄せられた霧切さんは、犯人にいきなり模擬刀で殴られ、死んでしまった。目の前で行われたにも関わらず、睡眠薬で眠らされた僕は気付けなかったんだ。その後、犯人は予め持ってきていた包丁を僕に持たせた後、扉に細工を施し、僕の部屋から出ていった

    犯行4
    朝になり、目を覚ますと、僕は思わず叫んでしまった。霧切さんの死体が目の前に有ったからね。それを、間接的に聞いていた犯人は左右田君を呼び、僕の部屋に駆けつけたーー

    苗木「そんなことが出来るのは、左右田君と駆けつけ、僕に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませた、石丸清多夏君、君しか居ない!!!」

    complete
  71. 77 : : 2016/04/03(日) 12:19:37
    石丸「違う!」

    セレス「何が違うのですか?」

    石丸「何故なら、僕は睡眠薬を入手出来るわけが無い!」

    苗木「!」

    十神「確かにそうだな。そこさえ分かれば、完璧なんだが」

    狛枝「困ったね、石丸君じゃない可能性が出てきたよ?」

    石丸「僕は、霧切君を殺してなんかいない!!!断じて違う!!!」

    MTB(マシンガン·トーク·バトル)開始
  72. 78 : : 2016/04/03(日) 14:25:05
    石丸「やっていない!」
           「証拠は有るのか!?」
                「ふざけるな!」
                    「僕は超高校級の努力家だ!」
    石丸「睡眠薬をどこで、どうやって入手したって言うんだ!?」

    苗木「それは、これで証明する!」[コトダマ「才能」>

    石丸「まだだ!まだ諦めない!」

    PTA(パニック·トーク·アクション)開始

    石丸「それがどうしたんだ!」
          「そんなもの認めないぞ!」
              「大和田サンドこそ至高!」(個人の感想です)             「証拠をだせ!確固たる証拠を!」

    石丸「才能と睡眠薬、どこに接点が有るんだ!?」 

    苗木「これで証明できるはずだよ!!」 
      薬関            
    係の   才         →     「薬関係の才能」
       能     
  73. 79 : : 2016/04/03(日) 14:40:54
    石丸「は?どういう意味かね?」

    苗木「霧切さんは実際に探偵の才能を持っていた、だよね?モノクマ」

    モノクマ「その通りだけど?それがどうしたのさ」

    苗木「つまり、ここにいる全員がそれぞれの才能を持っている、って事だよね?」

    モノクマ「そうだよ?」

    苗木「なら、石丸君は睡眠薬を作れる才能を持っているんじゃないかな」

    戦刃「でも、>>78でも、>>12でも才能は努力家だって言っていますよ?」

    苗木「そう、でもね戦刃さん。もしそれが嘘だとしたら?」

    全員「!?」
  74. 80 : : 2016/04/03(日) 14:47:18
    石丸「何を言っているのかね?苗木君。僕は嘘なんか吐いてないぞ」

    苗木「なら見せてよ、君の電子生徒手帳を」

    石丸「なっ!?」

    苗木「電子生徒手帳は起動時に自分のキャラクターと才能が表示される、石丸君の才能を見せてくれないかな」

    石丸「···」

    葉隠「どうしたんだべ?石丸っち」

    石丸「僕の···負けだ」

    苗木「罪を認めるんだね、石丸君」

    モノクマ「なんか締まらないなぁ。まぁいっか。じゃあ投票タイム!」
  75. 81 : : 2016/04/03(日) 15:00:54
    vote
    石丸 石丸 石丸

    モノクマ「大正解!霧切さんを殺したのは、超高校級の薬剤師、石丸清多夏君でした!」

    七海「薬剤師だったんだ」

    狛枝「成る程ね、で、なんで殺人を犯したの?」

    石丸「あの、動機のビデオに、酷い状態の患者が映されていたんだ。それで、一刻も早く助けたくて···」

    苗木「つまり、自分の正義を信じて行ったんだね···悲しい結末になってしまったけど」

    モノクマ「ちょっといい雰囲気の間悪いんだけどさ、石丸君に絶望的なお知らせがあります!」

    石丸「オシオキだろ?許されないことをやったんだ、覚悟は出来ている」

    モノクマ「それもあるけど···あの患者を病気にしたの、石丸君だよ?」

    苗木「は?」

    モノクマ「では、お待ちかねの···オシオキターイム!」

    石丸「どういう事だ?説明しろモノクマァァァァ!!!!!」

    石丸君がクロになりました オシオキを開始します
  76. 82 : : 2016/04/03(日) 15:09:18
    「人生の課題」自称超高校級の努力家 石丸清多夏 死刑執行

    石丸君の正面にモニターが設置されている。そこに突如問題が映し出される。

    どうやら、制限時間内に全ての問題に正答しなければならないようだ

    石丸君はどんどん正解していき、最後の問題が映し出される

    石丸君は唖然として、答えられなかった。瞬間、背後にいる無数のモノクマが爆発し石丸君は木端微塵になってしまった

    最後の問題は「君の人生の意味は何か答えろ」というものだった
  77. 83 : : 2016/04/03(日) 15:21:06
    モノクマ「うぷぷぷぷ」

    みんな、恐怖している。仕方ない、人が死ぬところを見たんだから

    モノクマ「いやー、最高だね!さすが僕のオシオキだね!じゃあね、オマエラ!」

    モノクマは消えていった

    みんな動けないでいる···数名を除いて

    十神「つまらない事件だったな」

    戦刃「お先に」

    その他、死体に慣れているのか、数名が出ていった

    苗木「みんな、僕らは生き残ったんだ」

    山田「それがどうしたんです?わーい、生き残ったぁ、やったね!と言えとでも?」

    苗木「そうじゃなくてさ、死んでしまった2人のためにも僕らは生きなくちゃいけない、と僕は思うよ。そう、希望を持ってさ」

    僕はそう言い残し、出ていった みんなが元気になってくれれば、と思う

  78. 84 : : 2016/04/03(日) 15:22:21
    期待してます
  79. 85 : : 2016/04/03(日) 15:25:12
    狛枝(僕が言おうとしたこと言われちゃった)



    CHAPTER,1「己の正義を信じる者」 END
    ノコリ 13 ニン

    to be continued?
  80. 86 : : 2016/04/03(日) 15:31:15
    アップテンポでハイスピードでCHAPTER1を終わらせましたが、一旦ここで、民意を聞かせて頂きたいと思います

    このSSを続けるかどうか、理由つきでお願いします

    続けると言ってくれる人は、ここを、こうしてほしいなども言ってくれると嬉しいです

    先に5票入った方にさせて頂きます

    感想も待っているのでお願いします

    (1人につき、1票とさせて頂きます)
  81. 87 : : 2016/04/03(日) 15:56:38
    >>84 直方正典さん

    期待ありがとうございます!気が向いたら、票も入れてくれると幸いです
  82. 88 : : 2016/04/03(日) 16:04:11
    続きをお願いします

    理由は…一言いえば、続きをみたいと思ったからですかね。

    地の文とストーリーも初めてにしては上手いと思います。
  83. 89 : : 2016/04/03(日) 16:42:39
    >>88 直方正典さん
    期待に続き、続きを望んでくれてありがとうございます!

    理由がとても嬉しかったです!そこまで大した作品じゃありませんが
  84. 90 : : 2016/04/03(日) 16:43:36
    自分の作品が という意味です

    直方正典さんの作品は、とても面白いです
  85. 91 : : 2016/04/04(月) 11:25:36
    票があんまり来ないので、ルールを変更します

    4/10までに多かった方にさせて頂きます

    それ以外は同じでいきます
  86. 92 : : 2016/04/05(火) 10:07:41
    続けてほしい

    理由
    他に見た事のないようなテーマの作品でとてもおもしろいから。

    それとSSは書ききってナンボだと思いますよ。見てくれてる人にも申し訳ないと思います。それこそパソコン、スマホ等を没収とかで書けないとかなら仕方ないですけど。
  87. 93 : : 2016/04/05(火) 10:23:17
    続けてほしい

    理由
    何か他の作品には無い面白さとストーリーに惹かれたから。

    是非続きが見てみたいです。頑張ってください!
  88. 94 : : 2016/04/05(火) 20:11:52
    >>92 伊予柑さん

    ありがとうございます! 没収されることはおそらく無いので、頑張って書ききらせて頂きます!

    >>93 KUMA08さん

    ありがとうございます! 続きを詳しいところまで考え中なので、大体決まったら頑張って書かせて貰います!
  89. 95 : : 2016/04/10(日) 11:29:16
    3票続けて欲しいという票が来たので続けます

    皆さん、本当にありがとうございます!
  90. 96 : : 2016/04/13(水) 18:31:33
    CHAPTER,2「怒りに飲まれて、溺れて、消え失せた」

    /苗木の個室/

    苗木(霧切さんと石丸君が死んでから一夜が過ぎた)

    苗木(あの時からおそらく皆会っていないだろう)

    苗木(一度に2人も死んでしまい、その死体を見てしまったのだから仕方ないだろう)

    苗木「···なにか食べるか」

    食堂に移動した

    /食堂/

    十神「来たか、遅いぞ」

    苗木「えっ?」
  91. 97 : : 2016/04/13(水) 18:39:56
    十神「まぁいい、お前には朝食を作って貰おう」

    苗木「えっ?なんで僕が?」

    十神「いいから作れ、俺とお前の分だけで良い」

    苗木「はぁ」

    十神君に睨まれながら朝食を作った

    十神「まぁ、愚民にしては上出来だ」

    苗木「ありがとう」

    十神「···今日お前は暇か?」

    苗木「うん、暇だけど?」

    十神「なら手伝ってもらう事がある。暇でなくてもやってもらうつもりだったがな」

    苗木「手伝うって何を?」

    十神「決まっているだろう?学園内の探索だ」
  92. 98 : : 2016/04/13(水) 19:54:40
    十神「学級裁判が開かれたんだ、学園内の行動範囲も広がっているだろう」

    苗木「確かに···それに2人で探せばすぐ終わるだろうし、流石十神君!!」

    十神「何を言っている?俺はここで、これから来る奴らにもこの話をして、人数を増やすだけだ」

    苗木「えっ」

    十神「ということでだ、お前には一階の探索をやってもらう」

    苗木「えっ、ちょ、待ってよ」

    十神「早く行け!!」

    十神君に食堂から追い出された
  93. 99 : : 2016/04/13(水) 20:06:31
    苗木「それにしても、1階の探索か···」

    そこに希望を求めてみるか

    10分後ーーー

    苗木「後はここだけか」

    十神君の思った通り、2階へのシャッターが開いてあった。ただ、狛枝君が来て「2階は僕が調べるよ!苗木君も頑張ってね!」と言ってくれたので行くのはやめておいた

    後は、保健室、倉庫、大浴場が開放されていた

    /玄関ホール/

    残ったのはここだけか

    苗木「ん!!」

    開かないと分かっていながら、扉を押してみる。するとーーー
  94. 100 : : 2016/04/13(水) 20:16:50
    苗木「うわっ!」

    力を入れ過ぎたのか、転んでしまった。···あれ?

    苗木「開いた?でもこれって···」

    開いた扉の先には、南国の景色があった

    /遺跡前/

    これって、スーパーダンガンロンパ2の!?

    モノクマ「うぷぷぷぷ、苗木君、驚いた?」

    苗木「モノクマ!どういう事だ!?」

    モノクマ「え?何が?見ての通りジャバウォック島に繋がってただけだよ?」

    苗木「まさか、僕達が居たのってーーー」

    モノクマ「正解!ジャバウォック島の遺跡の部分なのでした!」

    苗木「なっ!」

    南国の景色が見えたとき、予想はしていたが、やはり驚いてしまった

    モノクマ「あ!だからといってここがプログラム世界かって言われたら違うからね!」
  95. 101 : : 2016/04/13(水) 20:45:21
    MTBからのPTAや、希望が峰学園とジャバウォック島がつながってるなど1と2が繋がっているところがあって面白いです!期待してます!
  96. 102 : : 2016/04/14(木) 18:06:59
    >>101さん

    期待ありがとうございます! 面白いと言ってくれて、とても嬉しかったです!
  97. 103 : : 2016/04/16(土) 07:25:25
    苗木「そ、そっか」

    モノクマ「じゃあね~」

    そう言い残して、モノクマは消え失せた

    苗木「とにかく、十神君に報告しなきゃ!」

    食堂に移動した

    /食堂/

    十神「苗木か。まぁいい、探索の結果はどうだった?」
  98. 104 : : 2016/04/18(月) 18:29:47
    結果を話した

    十神「そうか、ジャバウォック島がか」

    苗木「うん、モノクマが言うにはここは遺跡だったみたい」

    十神「苗木、昼食の時に全員を集めるから、その事を報告しろ」

    苗木「あっ、うん」

    十神「···謎が一つ解けたな」

    苗木「謎?何か有ったっけ?」

    十神「気付かなかったのか、愚民らしいな。校則を確認してみろ」>>23

    校則3 ここから出られる権利を持てるのは5人です

    十神「学園ではなく、"ここ"になっているだろ?これが分からなかったんだが、やっと理解出来た」

    苗木「そっか、良かった」

  99. 105 : : 2016/04/18(月) 18:40:23
    十神「そろそろ12時だな。2階に居る狛枝と七海を連れてこい」

    苗木「分かったよ!他の人は?」

    十神「···モノクマ、呼んでこい」

    モノクマ「了解したよ!」

    苗木「···行ってくるね」

    十神「さっさとしろ」

    /2階 廊下/

    狛枝「分かったよ!今すぐ行くね!」

    七海「分かったよ、すぐ行くから待ってて」

    /食堂/

    既にほとんどの人が来ていた

    苗木「2人共呼んできたよ!」

    十神「そうか、よくやった」

    ···あれ?僕じゃなくて、モノクマを使えば良かったんじゃないか?

    十神「それでは、探索の結果を報告しろ」
  100. 106 : : 2016/04/21(木) 18:41:55
    七海「私たちが調べたところ、2階が開放されていたよ」

    狛枝「図書室も見てみたけど、ノートパソコンは見当たら無かったよ」

    十神「そうか、他には有るか?」

    山田「1階を見ていたら、購買のモノモノマシーンがすっからかんでしたぞ」

    苗木「それ、僕だ。この間回していたら、アイテムコンプリートしたから」

    山田「な、苗木殿は暇人だったの?」

    苗木「···僕からも報告で、玄関ホールが開いていたんだ」

    左右田「って事はここから出られるってことか!?」

    苗木「残念だけど、ジャバウォック島に繋がってたんだ」

    ソニア「そんな···」
  101. 107 : : 2016/04/21(木) 20:11:09
    十神「逆に考えれば行動範囲が広がったんだ。少しは前向きに捉えろ」

    苗木「後は、一階の全ての場所が開放されていたよ」

    終里「そろそろいいか?腹が減って仕方がないんだ」

    十神「もう報告する事は無いか?」

    シーン

    十神「よし、解散だ!後は自由にしろ」

    僕は昼食を摂った後に、ジャバウォック島に向かった

    /砂浜/

    苗木「モノクマメダル999枚確認OK、夕食までの時間も十分ある、よし!!」

    モノクマ「本気なの?苗木君」

    苗木「もちろんだよ、モノクマ!モノモノヤシーンが有るからには、アイテムコンプリートしなくちゃでしょ!」

    30分後ーーー

    苗木「よし!コンプリート!」

    モノクマ「暇人かよ」

    苗木「何故かチャプタークリアアイテムまで出てきてビックリしたよ」

    モノクマ「モノモノマシーンとモノモノヤシーンの再入荷は5日位後だからね」

    苗木「えっ、それまで僕は何をしていればいいんだ?」

    モノクマ「えっ、そんなに情熱を注いでいたの?嬉しい様な、悲しい様な」

    苗木「はぁ」
  102. 108 : : 2016/04/21(木) 20:31:49
    その後、僕は図書館に行き、ダンガンロンパ/ゼロを読んでいた

    モノクマ「ダンガンロンパ/ゼロ(上·下巻)好評発売中!定価1100円(税抜)
     最初から1のネタバレがあるので要注意!」

    /食堂/

    苗木「結構お腹が減ったなぁ」

    七海「ん?あぁ、苗木君かぁ」

    苗木「七海さん!これから夕食?」

    七海「うん、良かったら一緒にどう?」

    苗木「なら、お言葉に甘えて」

    七海さんと夕食を摂った

    七海「それじゃあ、また明日」

    苗木「うん、お休みなさい」

    /苗木の個室/

    部屋に戻ると、端の方に大量の乾パン モノモノヤシーンから出てきた物だ

    苗木「···餓死は無いな」

    そんな事を呟いて、僕は眠った
  103. 109 : : 2016/04/21(木) 20:41:04
    <モノクマ劇場>

    モノクマ「オマエラ久しぶり!モノクマ劇場の時間だよ!」

    モノクマ「え?忘れてたって?酷いなぁ」

    モノクマ「読んで下さっている皆様、本当にありがとうございます!」

    モノクマ「いや~、一章の結末は意外だったね!」

    モノクマ「え?分かっていたって?凄いなぁ、確かに単純な事件だったけど」

    モノクマ「ん?もう時間だって?今回の劇場、あと一言で終わりなの?」

    モノクマ「ではでは、楽しんでいって下さいね!···見ている人が居るか心配になってきたよ」
  104. 110 : : 2016/04/21(木) 20:42:58
    久しぶりに更新しました それではお休みなさい

    感想などを待っています
  105. 111 : : 2016/04/23(土) 14:58:47
    モノクマ「オマエラ!起きろ!みろ、清々しい朝日が昇っている!」

    訳の分からない起こされ方で僕は目覚めた

    苗木「朝日が見える訳無いだろ」

    モノクマ宛にそんな事を呟いた

    苗木「···お腹が減ったな」

    食堂に向かった

    /食堂/

    狛枝「おはよう!苗木君。希望の朝だね!」

    苗木「そうだね、今日も希望を持って過ごしたいね」

    狛枝「もちろんだよ!」

    狛枝君と朝食を摂った

    /廊下/

    苗木「さて、今日は何をs「オマエラ!体育館に集合!」···またかよ」

    どっちにしろ暇だったから、体育館に向かった
  106. 112 : : 2016/04/23(土) 15:23:06
    /体育館/

    モノクマ「いや~、オマエラにはもっともっと殺しあって欲しいからさ!定番の動機の時間だよ!」

    澪田「モノクマちゃんがまた何か企んでいるみたいっすね!」

    モノクマ「今回は、優しい僕が本をプレゼント!」

    モノクマ「しかも今なら、モノクマメダルも付いてくる!」

    ソニア「でも、お高いんでしょう?」

    モノクマ「いえ!なんと、殺人一回です!ほら、オマエラ持ってけ!」

    モノクマはそう言うと、本の入った段ボールを取り出した

    モノクマ「じゃあ、ご自由に持っていってね!」

    十神「下らない、俺は帰るぞ」

    戦刃「私も、余り興味ない」

    数人が帰っていった

    苗木「読んでみようかな」

    山田「ぐへへ、あんなものやこんなものが···ぐへへ」

    山田君がおかしくなっている!?

  107. 113 : : 2016/04/23(土) 19:43:05
    /苗木の個室/

    その後、多くの人が本を持っていった 一つ一つ違うわけでも無かったのに、山田君はおかしくなっていた コーラ不足かな?

    苗木「暇だし読んでみるか」

    動機の本だから、ロクな物じゃないだろうけど、読むことにした

    <被害者xの絶望>

     ある所に、とても心優しい少年がいました。その少年は父母と3人暮らしで、父は会社員、母は主婦のごく普通の家族でした。
     ある日、父の帰りが遅く、少年と母は心配していました。残業や飲み会の時は連絡が有るのに、今日は何も連絡が無いのです。電話などをこちらから掛けても全く繋がりません。仕方がないので、置き手紙を書き、その日は二人とも寝ました。
     翌日、起きても父の姿は在りません。何かあったのかと、二人が本気で心配していると、殺人事件のニュースがテレビの話題になりました。
  108. 114 : : 2016/04/23(土) 20:14:36
     そこに映ったのは殺人事件の被害者。そのなかにここに居ない、少年の父の姿がありました。二人はそれはそれは絶望しました。考えたくもない事実を突き付けられたのだから。被害者は他に2名、会社の同僚で、少年たちの知り合いでした。
     翌日、少年が学校から帰ってくると、家に脂と血の混ざったような、嫌な臭いがしていました。少年が家の中で臭いの元を探していると、足に何かが引っ掛かりました。少年は転んでしまいました。何に引っ掛かったか見てみると、これまた絶望的な光景がありました。そう、母の死体がそこに在ったのです。少年は、慌て、驚き、困惑し、絶望しながらも、警察にすぐに電話を掛けるという、冷静な対処をしました。
     凶器に使われたのは、恐らく鈍器。少年の母ということもあり、警察では少年の父を殺した人物と同一人物だと考えられました。父も鈍器で殺されていた、ということを少年はここで初めて知りました。
     犯人は意外と早く見つかりました。少年と同じくらいの年齢の男の子でした。ここでは犯人の事を、少年Bとします。少年Bは、ダンガンロンパというゲームに影響され、殺人を犯した、そう証言しました。少年Bはまだ若いということもあり、いわゆる少年院という施設に送られました。また、少年Bの現在は暴走族のリーダーの様です。
     ですが、ダンガンロンパには罪は有りません。問題なのは、影響され、おかしな思想を持つかどうかです。
     一方少年はというとーーーそれは分かりません。ただ、一つ言えるのは、絶望し、殺人を犯しているとか。
                           終わり

    (この物語は一部フィクションです)

  109. 115 : : 2016/04/23(土) 20:18:16
    今投稿したのは、SSの中では一部フィクションですが、現実では、完全なフィクションです。そこを一応注意してください
              
    また、本の中なので少し書き方を変えました。読みにくいかもしれませんが、宜しくです。
                 いずみ@yuki0513
  110. 116 : : 2016/04/24(日) 19:44:59
    苗木「ふぅ」

    なかなか長い話だった。>>114の他にも、少年の詳しい話や、犯人の事などが詳しく書かれてあった。

    苗木「そろそろ昼食の時間だな」

    思っていたよりも、長く読んでいた様だ

    食堂に向かった

    /食堂/

    山田「!···な、苗木殿でしたか」

    苗木「山田君!君もご飯を?」

    山田「ええ、動機の本に母親以外女性が出て来なかったので、やけ食いを兼ねて」

    山田君と昼食を摂った 山田君は本の着目点が違うようだ

    /苗木の個室/

    それにしても、動機の本が気掛かりだ あの本の何処が動機に為るのだろうか? それに最後の「一部フィクションです」というのも気になる

    苗木「考えても仕方ないか」

    その日は、何事もなく過ぎた 動機の本で殺人が起きることもなく、僕は安心して寝た

    ただ、この時には既に事が始まっていたんだ 悲しみに溢れた殺人事件が
  111. 117 : : 2016/04/25(月) 21:06:12
    <モノクマ劇場>

    モノクマ「えっ、さっきやったばっかりじゃないの?」

    モノクマ「まぁ、いいか」

    モノクマ「さて、2章もそろそろ折り返しです!」

    モノクマ「結構難しい謎にしておくらしいから、お楽しみに!」

    モノクマ「なんか、皆からコメントが無いから、見てるの作者だけな気がするんだけど」

    モノクマ「では、これからも、余りうまい文では有りませんがよろしくお願いします!」

    モノクマ「マジで!マジで、何か反応して!ホントに心配で夜も眠れないから!」

    モノクマ「···らしいです」
  112. 118 : : 2016/04/26(火) 17:12:04
    モノクマ「起きろ!」

    苗木「いつもに増して雑だなぁ」

    まだ眠いから、山積みの乾パンを食べた 飲み物はモノモノマシーンから出た水を飲んだ

    苗木「結構旨いな」

    そんな独り言を言った直後ーーー

    ピンポーン

    呼び鈴が鳴った

    苗木「え?あぁ、はーい」

    扉を開けるとそこには狛枝君の姿があった

    狛枝「苗木君!大和田君がプールで···」

    苗木「なっ!早く行こう!」

    驚くより先に僕は足を動かした

    狛枝「もう一人読んでくるね!」

    狛枝君とはそこで別れた

    /プール/

    苗木「はぁ、疲れたな」

    そう言いつつも、僕は大和田君を探した 狛枝君のあの言い方だと、もしかして···

    苗木「!」

    その僕の予想は残念ながら当たってしまった
  113. 119 : : 2016/04/26(火) 17:27:55
    大和田君はプールの縁に掴まり、近くに文字を残して血を流していた。縁に掴まっていない手を伸ばし、その先に文字がある。顔は縁の上、体は水の上に。

    苗木「!!」

    モノクマ「死体が発見されました!一定の自由時間の後に学級裁判を開きます!」

    苗木「えっ」

    僕は少しモノクマの放送に疑問を抱いた 死体発見アナウンスは三人以上が発見して初めて流されるものだと思っているからだ

    狛枝「苗木君!」

    七海「苗木君!えっ!大和田君!?」

    苗木「あっ、狛枝君!七海さん!」

    七海「酷いね、これ」

    苗木「うん···あっ狛枝君、僕と七海さん以外に誰か呼んだの?」

    狛枝「いや、君たちしか呼んでないけど」

    七海「···死体発見アナウンスがおかしいね」

    狛枝「確かに、そうだね」

    七海「謎は学級裁判でどうにかするとして、まずは捜査をしよっか」

    苗木「そうだね」
  114. 120 : : 2016/04/26(火) 17:51:24
    CHAPTER,2 「怒りに飲まれて、溺れて、消え失せた」非日常編

    <調査開始>

    まずはモノクマファイルから見てみよう

    被害者は超高校級の大工 大和田紋土、殺害場所はプール 凶器は鈍器と思われる 死亡推定時刻はPM11:00頃

    苗木「別におかしい所はないな」

    コトダマ「モノクマファイル」
         凶器は鈍器でプールで殺されていたらしい

    苗木「鈍器って何だろう?」

    そろそろ、大和田君を調べたいと思う 

    苗木「失礼します」

    うわ、これは酷い。骨が折れている!凶器の鈍器で折ったのか?

    コトダマ「骨折」
         両腕と片足の骨が折れている 凶器の鈍器でやったものと思われる

    頭から血が出ているから、ここを殴られて死んでしまったのかな?

    コトダマ「死因」
         死因は頭部への殴打と考えられる

    苗木「これは?ダイイングメッセージ!?」

    文字は···十神!?

    苗木「これ、もう犯人決まったんじゃ···?」

    コトダマ「ダイイングメッセージ」
         血文字で「十神」と書かれてあった
  115. 121 : : 2016/04/27(水) 00:38:47
    ふむ、ついに動き出しましたね。
    ここに推理とか気づいたことって書いていいんですか?
  116. 122 : : 2016/04/27(水) 14:14:26
    >>121 KUMA08さん
    ここに書いて貰って大丈夫です 要望などはグループでお願いです
  117. 123 : : 2016/04/27(水) 18:41:01
    了解です。
    といっても今現在「腕骨折してるのに血文字を残せたのか」ぐらいしか見つかってませんけど
  118. 124 : : 2016/04/28(木) 07:15:14
    狛枝「>>123の謎を明かすためにも、さぁ、調査を再開させようか!」


    苗木「ところで、七海さんと狛枝君は事件の時何をしてたの?僕は寝てたけど」

    狛枝「僕も寝てたよ?」

    七海「私は十神君と図書室に居たよ」

    苗木「そっか、ありがとう」

    七海さんの話にも出てきたけど、ダイイングメッセージのあの人に会いに行こう

    /図書室/

    十神「大和田が死んだ様だな」

    苗木「うん···」

    十神「モノクマファイルに載っていたが、不審な所はないな。で、何の用だ?」

    苗木「大和田君の残したダイイングメッセージが十神君の名前だったんだ」

    十神「俺は事件の時、七海とここで本を読んでいた。犯人じゃないぞ」

    苗木「そっか」

    十神「いや、一度トイレに立ったが、それっきりだ」

    苗木「成る程、ありがとう」

    十神「別にいい」

    コトダマ「十神と七海のアリバイ」
         十神君と七海さんは事件の時、図書室に居た。十神君は一度だけトイレに行った様だ

    十神「苗木、こっちに来い」

    苗木「え?何かな?」

    /図書室,書庫/
  119. 125 : : 2016/04/28(木) 15:53:09
    十神「殺人が有ったと聞いてから、ここで動機の事件について調べていたが、どうやら実際に有ったらしい」

    苗木「つまり、本の事件はノンフィクション?」

    十神「そうだ。面白いだろう?」

    苗木「厄介な事件だな」

    コトダマ「動機」
         配られた動機の本はノンフィクションのようだ

    十神「一応、証拠だ」

    十神君は事件のファイルを見せてくれた

    苗木「ありがとう、十神君」

    正直呼びたくないけど、聞きたい事が有るから仕方ないか

    苗木「モノクマ!」

    モノクマ「なんだよ!モノモノマシーンは明日だよ!」

    苗木(明日なのか。楽しみだな)

    コトダマ「モノモノマシーン」
         再入荷はマシーン、ヤシーン共に明日らしい

    苗木「僕が大和田君を見つけたとき、何人が発見してた?」

    モノクマ「そんなこと?苗木君を含めて3人だけど?」

    苗木「見た人全員だよ?本当に3人なの?」

    モノクマ「もちろんだよ!江ノ島盾子に誓うよ!」

    苗木「なら、本当なのか」

    コトダマ「発見者」
         僕が大和田君を見つけたとき、他に見つけていたのは2人だけらしい
  120. 126 : : 2016/04/29(金) 20:47:36
    それにしても、今回の事件は厄介な事件だな。凶器の正体が全く分からない。

    鈍器と言っても、模擬刀なのか、ジャスティスハンマーなのか、はたまたダンベルなのか。

    苗木「少なくとも、島には無いか」

    今島に有ったとすると、おそらく島全体にサイレンが鳴る筈だ。何故なら、ポイ捨て禁止の校則が原作に有ったからだ。ここでは知らないけど

    /倉庫/

    考えても仕方がないから、鈍器を手に入れられそうな倉庫にやって来た。

    苗木「鈍器~鈍器~っと」

    探して見ると、意外と物が揃っている。飼育員が持ってそうなイヤリング、消火弾、雑誌のプレゼントのバッグなど、少しトラウマが甦りそうな物も有った。

    苗木「!?」

    青いジャージの入った段ボールを退けるとそこにはーーー
  121. 127 : : 2016/04/30(土) 20:22:01
    苗木「これか···」

    そこには、血に染まったペットボトルが有った。中には···水と少しのモノクマメダルが入っていた。これで殴られたら、死んでしまうな···

    コトダマ「凶器」
         倉庫に血に染まったペットボトルが有った。中に水とモノクマメダルが入っていたため、凶器に使われたと考えられる

  122. 128 : : 2016/04/30(土) 20:28:19
    モノクマ「オマエラ!事件の情報は得られた?」

    モノクマ「でも、得られただけじゃ駄目だよ!」

    モノクマ「それが何なのか、どう使うかが重要なんだ!」

    モノクマ「人間は考えられるから、一歩先じゃなくて、十歩先に行かなくちゃ!」

    モノクマ「あっ、でも僕は熊だった」

    モノクマ「···それでは、赤い扉の先で」
  123. 129 : : 2016/04/30(土) 23:13:53
    ・ここまでで(個人的に)気づいたこと等まとめ
    ○犯人は大和田が大工であることを知らないで犯行に及んだ
     (動機には少年Bは現在暴走族のリーダーとしか書かれてない
      →早とちりでの犯行の可能性?)
    ○死体発見者は犯人・狛枝・苗木で三人

    以上。推理でもなんでもないですが。
  124. 130 : : 2016/05/02(月) 20:08:57
    >>129 凄すぎる!私の書くSSが要らない位です!

    /エレベーター前/

    モノクマ「さぁ、裁判場に早速行こうか!ではお先に」

    戦刃「朝食摂ってたら、余り調査出来なかった···」

    終里「調査?何の事だ?」

    セレス「殺人が起きたのですが···」

    終里「マジかよ!?」

    僕達は向かう。学級裁判に。大和田君を殺した犯人を見付けるために。


    嘘と真実が交差して、答えを見付ける裁判

    死と生の境に存在して、命を奪う裁判

    悲しみと怒りの混ざり交ざった絶望の裁判が始まる···!
  125. 131 : : 2016/05/02(月) 20:16:39
    <モノクマ劇場>

    モノクマ「世間はGWらしいけど、皆さんはどうお過ごしですか?」

    モノクマ「その過ごすなかで、このSSが読まれていたら、幸いです!」

    モノクマ「ちなみに>>1は、裁判の内容を考えて過ごしてました」

    モノクマ「さて、裁判は今回、複雑になっています」

    モノクマ「犯人は分かるかな?うぷぷぷぷ」

    モノクマ「分かったら凄いよ!その人を崇めちゃうよ?」

    モノクマ「まぁ、楽しみにしててね!」
  126. 132 : : 2016/05/02(月) 20:18:11
    次回裁判です やっぱり下手な文ですが、楽しんでくれれば、嬉しいです お休みなさい
  127. 133 : : 2016/05/02(月) 20:39:07
    凄すぎるだなんてとんでもない。
    このSSあっての推理(?)なんですからいらないはずがありませんよ。
    裁判、今からとても楽しみです!
  128. 134 : : 2016/05/02(月) 21:02:39
    引き続き期待しています!
  129. 135 : : 2016/05/03(火) 10:29:02
    >>133 楽しみにしてくださり、本当にありがとうございます!
    >>134 期待、本当にありがとうございます!

    もう少し時間を頂きます
  130. 136 : : 2016/05/04(水) 12:13:28
    コトダマ モノクマファイル 骨折 死因 ダイイングメッセージ 十神と七海のアリバイ 動機 モノモノマシーン 発見者 凶器

    学級裁判 開廷!!
  131. 137 : : 2016/05/05(木) 14:31:54
    モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明を···しません!」

    左右田「どっちだよ!いや、しないのは分かるけど、何で言ったんだよ!」

    狛枝「とりあえずさ、気になる事について話し合ってみない?」

    十神「なら、凶器だな。モノクマファイルには鈍器としか書かれていない。明白にするべきだ」

    セレス「では、そうしますか」

    ー議論開始ー

    戦刃「鈍器、かぁ」

    山田「[見つかっているのでしょうか]?」

    十神「模擬刀、ダンベル、[種類が多いな]」

    終里「で、誰が殺されたんだ?」

    澪田「[紋土ちゃん]っすよ」

    葉隠「きっと[ペットボトル]だべ!」

    苗木「その意見に賛成だよ!」[コトダマ「凶器」>

    break
  132. 138 : : 2016/05/05(木) 14:44:19
    苗木「凶器はペットボトルで間違いないよ」

    山田「葉隠殿に続いて苗木殿までおかしくなってしまいましたな」

    苗木「いや、ペットボトルでも人は殺せるよ」

    十神「その通りだ。中に金属や水を入れれば、十分凶器となる」

    セレス「でも、本当に今回使われたのですか?」

    苗木「うん、倉庫に血に染まったペットボトルが有ったんだ。中にはモノクマメダルと水が入った状態で」

    戦刃「なら、間違いないね」

    狛枝「凶器が判明したけど、どうしよっか?」

    ソニア「気になる事は、他に有りましたっけ?」

    七海「今回は、多分衝動的な殺人だから難しいんだよね」

    セレス「なら、アリバイから崩していきますか」

    苗木「そうだね」

    アリバイとなると、あのコトダマが使えそうだな

    ー議論開始ー
  133. 139 : : 2016/05/05(木) 19:50:07
    狛枝「僕は寝てたよ」

    セレス「私は[自室に居ました]」

    戦刃「私も[一緒にセレスさんの部屋に]」

    左右田「俺は[機械を弄っていた]な···もちろん自室でな」

    七海「私は図書室に居たよ。[十神君とね]」

    十神「あぁ、[図書室に二人で居た]ぞ?」

    苗木「その意見に賛成だよ!」[コトダマ[十神と七海のアリバイ]>
    break


    十神「そうだ、俺と七海のアリバイは証明出来る」

    七海「ただ、一度だけ十神君がトイレに行ったけどね」

    山田「それ以外は夜に女子と一緒···十神殿は何故トイレに!?」

    十神「愚民は発想が下らないな」

    苗木「ダンガンロンパにも少しそういう要素は有るけどね。例えば、花村君とか」

    十神「俺は推理を楽しんでいただけだ!」

    終里「そういえば、エレベーターの中で聞いたんだけどよ」

    終里「ダイイングメッセージに十神って書かれていたらしいじゃなーか」

    十神「えっ」
  134. 140 : : 2016/05/07(土) 17:17:58
    セレス「そういえばそうでしたね」

    十神「えっ、えっ」

    澪田「犯人も決まったし、プリーズモノクマちゃん!」

    十神「おい待て!そもそもダイイングメッセージは本物なのか?」

    苗木「一応、現場に有ったけど」証拠品「ダイイングメッセージ」

    狛枝「流石の十神君も、現場位は見ておこうよ」

    七海「いくら才能が有ってもねぇ」

    モノクマ「学級裁判の予告は、十神に当てはまんないね!そもそも情報が無いもん」

    十神「」

    苗木「一応、話し合ってみない?」

    ー議論開始ー


    ソニア「話し合うも何も、あれは[本物]でしょう?」

    終里「簡単な事件だったな!」

    セレス「話し合っても無駄ですわ」

    セレス「[犯人は十神]君だったんですから」

    戦刃「ダイイングメッセージに変な所でも有ったの?」

    左右田「普通に[手で血文字を書いた]んだろ?」

    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「骨折」>
    break
  135. 141 : : 2016/05/07(土) 17:31:04
    十神「」

    澪田「ヒャッハー!breakする前から、白夜ちゃんのメンタルはbreakされてたっすね!」

    苗木「十神君···大丈夫?」

    十神「コワイ、ミンナコワイ」

    ソニア「相当危ない状況ですね」

    セレス「それで、ダイイングメッセージのどこに矛盾点が有るのですか?」

    苗木「そもそも、大和田君はダイイングメッセージを残せなかったんだ」

    七海「大和田君は両腕と片足が骨折していたんだよ」

    狛枝「つまり、腕が動かせない状態だったーーーだから残せなかったんだね」

    終里「なんだ、つまんねーの」

    葉隠「偽物だったとは···驚いたべ」


    ···あれ?おかしいな。···だとすると僕は重大な事に気付いたんじゃないか?
  136. 142 : : 2016/05/07(土) 17:36:40












    苗木「手掛かりが、無い!?」

    全員「!?」

    苗木「少なくとも、僕の持っているコトダマでは···何も出来ない」

    狛枝「困ったね、犯人が分からないよ?」

    十神「いや、手掛かりはまだ有る!」

    苗木「えっ?」

    十神「それも、俺だけが知っている、重大な手掛かりだ!」

    七海「教えて貰って良いかな?手掛かりって何?」

    十神「良いだろう、教えてやる。だが、その前に一つ条件が有る」
  137. 143 : : 2016/05/07(土) 17:44:49
    十神「>>140で俺を貶した奴は、今すぐ謝れ!」

    全員「なっ!」

    苗木(下らないなぁ、十神君 ···ツマラナイ)

    澪田「そんな事っすか?」

    十神「そんな事ではない、重大な罪だ!俺を貶すなど許される事ではない!」

    セレス「仕方ないですわ、ここは素直に謝りましょう」

    貶した人達「ごめんなさい」

    十神「クックック、不様だな」

    全員(器が小さいけど傲慢な奴だな)

    十神「まぁいい、俺の知っている手掛かり、それはだな」

    苗木「それは···?」
  138. 144 : : 2016/05/07(土) 17:49:58
    あれ?直方正典さんが、いない?どういう事だ説明しろ苗木!
  139. 145 : : 2016/05/07(土) 20:28:22
    十神「俺が一度図書室から出て、トイレに行った時の事だが···」


    ーー
    ーーー

    十神「さて、図書室に戻り、早く続きをーーー」

    ???「確か、プールだったよね」

    十神(アイツ、こんな夜中に何故プールに向かっている?)

    ???「大丈夫、僕は幸運なんだから」

    十神(まぁ、俺には関係の無いことだ)

    ーーー
    ーー


    苗木「えっ、それってもしかして、もしかしなくても···」

    十神「そう、狛枝凪斗だ」

    狛枝「っ!!」

    苗木「なら、朝、僕に大和田君の事を伝えるずっと前に殺人の事を知っていた?」

    七海「おかしいね。普通なら、夜中でも人を起こすはずだよ?殺人が起きたんだもん」

    十神「だが、何故か朝まで殺人の事を黙っていた。行動がおかしい」

    澪田「凪斗ちゃん?凪斗ちゃんが殺したんすか?」

    狛枝「くっ」

    疑いの目線を狛枝君に向かう 束の間の沈黙 それを狂気の笑いに満たしたのは、もちろんあの人だった

  140. 146 : : 2016/05/07(土) 20:43:18
    狛枝「······あはっ」

    狛枝「あはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」

    苗木「っ」ゾクッ

    狛枝「素晴らしい!超高校級の才能を持つ皆が、一つのヒントから、真実を見付ける!それが希望の力なんだね!」

    十神「ここまで本物と似ていると、探し出したモノクマが凄いと思わせるな」

    狛枝「結論から言うと···そう、大正解!全部僕の仕業だったんだ!」

    狛枝「プールで、大和田君を殺した凶器を倉庫に隠したのも、僕。ダイイングメッセージを書いたのも、僕」

    狛枝「今回の黒幕は、この僕だったんだ!」

    澪田「ちょっと、マジでヤバい感じっすよ!」

    セレス「狂人、ですわね」

    七海「···」

    十神「自白した、か···最後はつまらないがまぁいい。モノクマ、投票タイムだ」

    モノクマ「了解しましたぁ!では、誰が犯人なのか、お手m「ちょっと待った!」んぐっ!?」

    モノクマ「ちょっと、噛んじゃったじゃん!急に何なの?苗木君?」
  141. 147 : : 2016/05/08(日) 11:43:49
    苗木「おかしいんだ···確かに僕も狛枝君が犯人かと思ったけど、やっぱり変なんだ!」

    狛枝「はぁ?何が違うの?」

    十神「俺が見たのは事実だ!事実は変えられない」

    苗木「なら、その事実を矛盾に変える!この証拠品でね」

    証拠品「発見者」

    苗木「狛枝君、確認するけど、僕を呼ぶ前は誰にも大和田君の事を伝えて居なかったんだよね?」

    狛枝「···それがどうかした?」

    苗木「他の皆は?死体発見アナウンスの前に発見した人は居る?」

    シーン

    苗木「じゃあ、モノクマ。僕が発見した時、僕を含めて何人死体を発見していたの?」

    モノクマ「さっきも言った通り3人だよ!」

    苗木「なら、狛枝君は犯人じゃない!」

    苗木「死体発見アナウンスは3人以上が発見した時に流れる、そうだよね?」

    モノクマ「そうだけど?」
  142. 148 : : 2016/05/08(日) 11:55:17
    苗木「僕が発見した時、死体発見アナウンスが流れたから、僕は3人目の発見者になる。でも、発見していたのは、僕と犯人の狛枝君の二人なんだ」

    澪田「でも、その前にその3人の中に犯人は含まないんじゃ?」

    苗木「それはあくまで、基本的なルール。今回は犯人を含んでいても、おかしくは無いよ」

    苗木「ねぇ、狛枝君。もしかして君は犯人じゃなくて、現場を荒らしただけじゃないの?」

    苗木「ダイイングメッセージと凶器の処分を行っただけじゃない?」

    狛枝「なっ」

    苗木「そうすると、辻褄は合うんだ。さっき君が自白した時も、ダイイングメッセージと凶器の処分に関してだけだし、発見者は、僕と狛枝君、そして真犯人の3人になるからね」

    狛枝「はぁ、バレちゃったか。流石は希望、だね」

  143. 149 : : 2016/05/08(日) 12:33:21
    狛枝「そう、僕はただの発見者。いや、現場を荒らしたから、ただの、じゃないか」

    十神「おい待て、なら何故お前はあんな夜中にプールに行った?」

    狛枝「僕は、葉隠君の占いに乗っただけだよ」

    葉隠「あっ、そういやお前に「今日の夜中にプールに行くと良いべ」って言ったな!」

    左右田「お前かよ!お前のせいかよ!」

    葉隠「いや、占いに従うかはソイツ次第だべ!」

    苗木「···なんで現場を荒らしたの?」

    狛枝「希望に相応しい事件にするためだよ。ダイイングメッセージで複雑にして、さらに十神君に見付かれば、僕が犯人だって勘違いさせる事も出来るからね」

    十神「まさか、わざと俺に見付かったのか!?」

    狛枝「さぁ?どうだろうね?僕が幸運なだけかもしれないし」

    七海「···結局、狛枝君が偽装工作したのが判っただけだったね」

    そうだ、まだ犯人は判らないんだ。本当に厄介な事件だな

    狛枝「そういえば、さっきの苗木君、格好良かったよ!「その事実を矛盾に変える」ってセリフがね」

    えっ、勢いに乗ってそんな事言ってたのか、僕。···イタイな
  144. 150 : : 2016/05/11(水) 20:28:29
    セレス「でも、どうするんです?他の手掛かりは無さそうですが···」

    十神「そうだな···そういえば、アリバイが全員はっきりしていない。さっき言ってない奴は今すぐ言え」

    澪田「白夜ちゃんは立ち直り早いっすね!」

    七海「じゃ、アリバイに関して話そっか」

    ー議論開始ー

    澪田「はっきり言って、[寝てた]っすね!」

    葉隠「俺は占ってたべ」

    ソニア「私は[自室で本を読んでいました]」

    山田「僕は、[地味ながら、モノモノマシーンを回して]いましたな!」

    苗木「モノモノマシーンは地味じゃない!それに、それは違うよ!」[コトダマ「モノモノマシーン」>
    break

    苗木「山田君、君はとうとう言ってしまったね」

    山田「何がですかな?」

    苗木「モノモノマシーンは999枚のメダルを使い、僕が空にした!」

    山田「なっ!暇人!?」

    苗木「もしかして、モノモノヤシーンと間違えたのかな?」

    山田「そ、そうですぞ!モノモノヤシーンを回していたんです!」

    苗木「残念!モノモノヤシーンも空にした!」

    山田「えーーー!?」

    苗木「空にしたかもしれないが、もう再入荷されている、そう思っている人はいる?」

    十神「違うのか?」

    苗木(お前かよ)「それも違うよ!モノクマが言うには明日再入荷なんだ!」

    モノクマ「その通り!どっかの暇人で、人と関わろうとしない奴が空にしたから、面倒が増えて困ってるんだよ!」

    苗木「それは···まぁいいや」
  145. 151 : : 2016/05/11(水) 23:03:07
    まさかモノモノマシーンが裁判に出るとは...予想外でした。(斬新で面白いの意)
  146. 152 : : 2016/05/12(木) 07:24:03
    >>151 引き続き予想外な展開にしていく様に頑張ろうと思います!
  147. 153 : : 2016/05/14(土) 20:48:07
    山田「くぅっ!嵌めやがって!」

    苗木「嘘を吐かなければ嵌められなかったよ!でも、嘘を吐いたって事は、君が犯人なんじゃないの?」

    狛枝「それは違うよ」ネットリ

    苗木「!?」

    狛枝「有り得ないって!だって、あの山田君だよ?殺人なんてするわけ無いよ!」

    苗木「でも、一度嘘を吐いたんだ!疑うべきだよ!」

    狛枝「なら、苗木君、僕と勝負しようよ!僕を打ち破り、その素晴らしい希望を見せてよ!」

    苗木「仕方ない、この証拠で打ち破ってみせる!!」

    MTB(マシンガン·トーク·バトル)開始
  148. 154 : : 2016/05/14(土) 21:01:12
    狛枝「有り得ないよ」
        「希望が溢れている」
           「僕は幸運なんだ」
              「絶望的だね···」
    狛枝「山田君が殺人を犯すわけ無いよ!」

    苗木「可能性は有るんだ!」[コトダマ「動機」>

    山田「それでも、僕は殺っていない!」

    PTA(パニック·トーク·アクション)開始

    山田「有り得ませんな!」
        「二次元こそ至高!」
          「オタクなめるなー!」
            「嘘吐いているのはそっちでしょう?」
    山田「動機がどうしたんです?僕には関係ない!」

        動
    機の     少    →    「動機の少年」
        年

    苗木「これが君の正体だ!」
  149. 155 : : 2016/05/15(日) 19:54:50
    苗木「山田君が殺人を犯す理由が一つだけ有るよ!」

    山田「な、なんですかな?その理由とは?」

    苗木「単純な事だよ!今回の動機の少年が、そう、君の事だったんだ!」

    山田「っ!!!」ギクッ

    苗木「あの動機はノンフィクション、実際に起きた事件なんだ。つまり、山田君がその少年でもおかしくはない」

    ソニア「ですが、その少年が山田さんという確証は無いでしょう?」

    苗木「動機がここに居ない人を題材にしても、動機になり得ない。それに、動機が発表されてすぐに殺人を犯すんだから、動機に関係する人物と考えられるよ!」

    ソニア「ですがっ!」

    モノクマ「まぁ、仲間と積極的に関わっていたソニアさんには信じられないかもね」

    山田「···動機の少年、一度吐いてしまった嘘。疑って当然ですな···そう、僕が大和田君を殺した犯人ですぞ···」

    苗木「認めるんだね?」

    山田「えぇ、ですが一つだけやって欲しい事が···苗木殿に」

    山田「この事件を振り返り、終わらせて下さい!」

    山田君は泣きながらそう言った。せめて、彼の願いを叶えてから終わらせたい!

    苗木「うん···これが事件の全貌だよ!」

    ークライマックス推理ー
  150. 156 : : 2016/05/16(月) 20:34:52
    犯行1 まず、犯人は昨日の動機を見て、犯行を決意した。殺す相手は、「出たい」という思いで殺すのではなく、「憎み」で殺すため、標的は定まっている。それが今回の被害者、少年B、大和田君だ。

    犯行2 犯人はおそらく、大和田君とプールで待ち合わせをして、隙をつき襲ったんだろうね。まず、足と両腕を骨折させ、そのあとに、頭部を殴り殺した。

    犯行3 犯人はそのまま帰ったみたいだけど、葉隠君の占いを信じてやって来た狛枝君が現場を荒らしたんだ。大和田君の血を使い、「十神」とダイイングメッセージと見せかけた血文字を書き、そして犯行に使われた凶器を倉庫に捨てた。この二つの偽装を行い、この時は帰ったんだろうね。

    犯行4 その後、狛枝君は朝になってから僕に大和田君のことを伝えて、現場に向かわせた。普通、プールにいく人は少ないからかな?

    苗木「この事件の犯人は、動機に出てくる少年、そう、山田君だ!!」
    complete
  151. 157 : : 2016/05/17(火) 20:13:00
    山田「···そうです。全て苗木殿の言った通りですぞ」

    苗木「···」

    山田「さぁ、モノクマ、始めてください···投票タイムとやらを」

    モノクマ「了解しましたぁ!さて、誰が犯人になるでしょうか?結果はいかに!?」

    vote
    山田 山田 山田

    モノクマ「今度も大正解!大和田君を殺した犯人は、超高校級のオタク、山田一二三君でした!」

    山田「やっと、終わったんですな···」

    モノクマ「まぁ、動機が有ったから予想通りだけど、少年Bを本に書いてある様に暴走族にしたから余計に分かりやすかったかな?」

    苗木「じゃあやっぱり、少年Bは大和田君?」

    山田「そうですぞ。あの時告白しましたしな」



    ーー
    ーーー

    山田「はぁはぁ、これで動けないでしょう?足と両腕を骨折させたんだから!」

    大和田「···ま··さか···お前が···あの時の···?」

    山田「あぁ、そうですぞ!大和田殿が殺した2人の息子ですぞ!!」

    大和田「やっぱり···あの2人の··息子···だったか···あの時は···すまなかった···本当に·······」

    山田「···謝っても、もう遅い!!!!!!」

    グシャ

    ーーー
    ーー


    山田「僕は、人生で最初で最後の罪を犯し、大和田殿を殺しました」

    モノクマ「は?何言ってんの?罪を後悔するほどの事じゃないでしょ?君はこの何倍も罪を犯したんだから!」

    山田「え?」

    モノクマ「ま、どうでもいっか!それじゃあお楽しみのオシオキターイム!」

    山田「罪が何倍も有るってどういうことだ!?モノクマーーー!!!!!」
  152. 158 : : 2016/05/17(火) 20:25:53
    山田君がクロに決まりました オシオキを開始します



    「辛い思い出、もう一回!」超高校級のオタク 山田一二三 死刑執行

    狭い部屋に山田が座っている。どうやら、鎖で動けないようになっている様だ

    すると、壁に布が掛かり、映像が流れ出す。その映像は勿論ーーー


    山田の両親の死体だった。細部まで細かく映り、山田は気絶寸前だった

    映像が終わり、落ち着きを取り戻した山田の目の前に、大和田の死体が現れた。これには殺人犯も平静を保てない

    その背後からモノクマが、山田の足と両腕を鈍器で殴り、最後に頭をーーー

    山田は、愛する両親の下に行けました
  153. 159 : : 2016/05/17(火) 20:36:12
    モノクマ「やっぱり、殺ったからには、自分も同じことをされないと、痛みが分からないよね!まぁ、お前らも今回の事に習って、やり過ぎには注意を!じゃあね!」

    今回は本当に酷い 僕が同じ立場なら、発狂してしまう モノクマもそうだが、作者も頭おかしいんじゃないか!?

    十神「···」

    七海「···?」

    皆、帰れないみたいだ 悲しみ、恐怖、絶望、色々な物が混ざって

    苗木「···前に進もう、犠牲になった人の為にも」

    僕は、僕達は進まなくちゃいけない このコロシアイを終わらすために!

    CHAPTER,2「怒りに飲まれて、溺れて、消え失せた」 END
    ノコリ 11 ニン

    to be continued?
  154. 160 : : 2016/05/17(火) 20:40:22
    CHAPTER,2が終わりました 山田君には、申し訳ないです ごめんなさい また、気を悪くさせてしまったら、本当にごめんなさい 山田君のオシオキはあれしか思い浮かばなかったんです←言い訳

    少し時間を頂きますが、出来たら感想や黒幕の予想などをお願いします 見ている人がいるか心配なので

    それでは、お休みなさい
  155. 161 : : 2016/05/17(火) 21:49:42
    執筆お疲れ様です!
    やっぱりこのどこか惹かれるストーリー性が見ていてとても面白いです。
    引き続き頑張ってください!
  156. 162 : : 2016/05/18(水) 07:07:17
    >>161 ありがとうございます! 引き続き頑張って行くのでこれからも宜しくお願いします!
  157. 163 : : 2016/05/20(金) 19:53:13
    CHAPTER,3「殺人者の欲望」

    校則7 ジャバウォック島での生活は、原作と同様にします

    校則8 死体が発見され、他にも死体がある場合は、学園内か、島に有るかを伝えます

    校則9 一人につき、殺せるのは二人までです

    校則10 学園長の都合によって、校則が追加されることがあります

  158. 164 : : 2016/05/20(金) 20:04:47
    /???/

    狛枝「僕は、希望を愛している」

    狛枝「素晴らしい才能を持つ人はもちろん、常に希望を抱いている人も愛している」

    狛枝「···ただ、希望を抱いているだけでは駄目なんだ」

    狛枝「ある程度の絶望、困難、悲しみが無ければね」

    狛枝「本当に希望と言える人なら、その程度では挫けない」



    狛枝「···苗木君の姿を借りている人みたいにね」


    /???/

    モノクマ「···やっぱりーーーは予想通りだなぁ」

    モノクマ「流石はあのーーーに耐えた人だよ!」

    モノクマ「···一番良いのは、ーーーの記憶が目覚めない事だなぁ」

    モノクマ「記憶が目覚めたらーーーが要らない位だし···」

    モノクマ「さて、次の動機を考えないと」

    モノクマ「これに耐えられるかな?ーーーさん?」

    モノクマ「全滅は防ぎたいけど、校則が有るし大丈夫か」

    モノクマ「うぷぷぷぷ」
  159. 165 : : 2016/05/20(金) 20:07:31
    そろそろ折り返しです 黒幕に繋がる手掛かりをどんどん散りばめるので、予想してみてください(しつこい)


    それでは、お休みなさい
  160. 166 : : 2016/05/21(土) 17:51:52
    /苗木の個室/

    モノクマ「オマエラおはよう!そしておやすみ!」

    苗木「う~ん」

    起きたくないが、起きてみる ずっと寝ていたい 異常に疲れている

    モノクマ「やぁ!」

    苗木「うわあああああああ!」

    モノクマ「そんなに驚かないでよ!良いこと教えようと思ったのに!」

    苗木「!良いこと?何だよそれ」

    モノクマ「慌てない、慌てない!まず1つ目!校則を追加しました!」

    苗木「どれどれ···」サッ

    苗木「ふむふむ、校則7で島に凶器を捨てられないのか。校則8では、確かにどっちにあるか判らないとずっと見つけられないからか?校則9は全滅を防ぐため?」

    モノクマ「大体当たり!2つ目はね、皆と仲良くしよう!」

    苗木「えっ」

    モノクマ「一応主人公の姿してんだからさ!ヒロイン枠作れば死ななくなるんじゃない?友達枠もそうだし」

    苗木「そうだな、そうするか」

    モノクマ「じゃあね!」

    苗木「うん」

    <ピンポーン
  161. 167 : : 2016/05/21(土) 17:55:57
    ガチャ

    狛枝「苗木君!ヤバイよ!」

    苗木「!?また死体!?」

    狛枝「十神君が柄にもなく朝食会を開くって!」

    苗木「!!それはヤバイ!急いで行かないと!」

    狛枝「食事も十神君が作っているんだ!」

    苗木「っ!狛枝君は皆に知らせて!僕は味見してくる!」
  162. 168 : : 2016/05/22(日) 20:17:15
    /食堂/

    苗木「急いで、走っちゃったよ···あっ!十神君!」

    十神「ん?何だ苗木か。丁度良い、この卵焼き、味見してくれ」

    苗木「えっ?ああ、うん」パクッ

    十神「どうだ?旨いか?」

    苗木「···十神君、君は神かい?」

    十神「そこまで、不味かったか?」

    苗木「旨すぎる···!!」

    十神「そうか、良かった」

    苗木「あっ!そうだ!十神君、何で急に朝食会を開くなんて言い出したの?」

    十神「···昨日の学級裁判で俺はこう感じた」

    十神「自分だけに自信を持ち、過信し過ぎていたとな」

    苗木「···」

    十神「俺は今まで、自分しか信用していなかった。だが、俺はこれから[仲間にも]自信を持ちたい!」

    苗木「···簡単に言えば「仲間を信じて、過ごしたい」って事?」

    十神「まぁ、そうだな」

    一人狼の十神君が、皆と信頼する仲になりたい、と言っている
    本気で変わったみたいだな 自信家という才能に恥じない形で

    澪田「ひゃっはー!旨そうっすね!」

    左右田「おいおい、マジかよ!凄すぎるぜ!」

    十神「全員揃ったな、では朝食会を始める!」

  163. 169 : : 2016/05/22(日) 20:37:19
    ソニア「なんて美味しいんでしょう!流石はジャパニーズ和食!!」

    戦刃「···美味しい」ボソッ

    狛枝「希望が溢れている···!!」

    セレス「手伝いますか?」

    十神「いや、大丈夫だ。料理にも自信が持てるよう、努力したい」

    葉隠「ヤベーって!詐欺じゃなかったべ!」



    苗木「···隣良い?」

    七海「うん、ご自由に」

    七海さんが一番死んで欲しくないから積極的に行こう ···ゲームの時は、ガチで泣いて、親に心配掛けたな

    終里「···」バクバク

    左右田「お前は食い過ぎだって!」

    終里「ん?旨いぞ?」

    苗木「七海さん、推理作家なんだよね?」

    七海「うん、そうだよ~」

    苗木「今度読ませて貰って良いかな?」

    七海「勿論!!こちらとしても嬉しいよ!」

    苗木「じゃあ、今日良いかな?」

    七海「ん~、今書いているのは完成してないから、図書室の「解けて欲しい密室事件」っていう前書いたのを読んでもらおうかな」

    苗木「了解!読ませて貰うね」

    十神「よし、全員食うのを止めろ!」

    苗木「?」

    十神「今日は行動範囲が広がっている筈だ!探索を頼むぞ」

    <うーい <へーい <了解しましたぁ

    十神「それじゃ、解散だ!」
  164. 170 : : 2016/05/27(金) 07:50:04
    風邪を引きました もう少し時間を頂きます
  165. 171 : : 2016/05/28(土) 06:21:50
    あらら...お大事にですよ~
  166. 172 : : 2016/05/28(土) 06:33:32
    >>171 ありがとうございます!
    大体治ったので、時間が出来次第、更新します
  167. 173 : : 2016/05/28(土) 17:35:26
    /図書室/

    苗木「···さて、探索も終わって、昼食も摂ったし、七海さんの作品を読むか」

    え~と、確か推理系統はこっちか ···あった、解けて欲しい密室事件 作者の名前は···消されている

    1時間後

    苗木「ふぅ、面白かった。まさか、ここまでとは···流石は超高校級」

    /購買部/

    苗木「残りの時間は、モノモノマシーン!」




    苗木「よし、空になった」

    モノクマ「」

    /ダイナー/

    たまには、こっちでも良いな 

    一人で食べたら、寂しかった でも、旨かった

    /苗木の個室/

    何も無い 暇で素晴らしい1日だった ただ、やっぱり明日は忙しくなるだろう 動機が発表されると思うから

    苗木「」zzz

    モノクマ「つまらない1日だなぁ」
  168. 174 : : 2016/05/30(月) 20:12:13
    モノクマ「キルミーベイベーは復活したんだ!だから君達も、起きるときが来たんだ」

    苗木「···わさわさしてきた」

    さて、今日も十神君主催の朝食会が有るな 行くか

    /食堂/

    他の皆も来ていて、十神君が料理を作っていた

    苗木「では、頂きます!」

    七海「やっぱり美味しいね!流石は超高校級!」

    十神「そこまで言うか?まぁ、嬉しいが」

    苗木「ははは···」

    /苗木の個室/

    苗木「ふぅ」

    やっぱり大勢で食べると一層旨いな 
    ん?あぁ、七海さんの本、持ってきたんだっけ 返しに行くか

    本を手に取った時、本から何かが落ちた

    苗木「ん?」

    ···ただの紙。何かが書かれている。それは、この時の僕には理解できない内容だった


    192回目

    いよいよ、200回目に近付いてきた。今回も、ーーーがオシオキされた。仕方がない。ーーーーーーのにも慣れた。絶望が希望になることは有り得るのか?心配になる。だが、幸いこちらにはーーーが居る。ーーをーーーているが、核は変わらない筈だ。今度こそ上手くいくよう願う


    苗木「は?」

    理解できない。所々読めなく成っているのがそれを際立たせる。何が、200回目に近付いてきたのか、誰がオシオキされたのか。この文章は何なのか。やはり理解できない。

    苗木「···考えても仕方ない、か」

    紙を引き出しに仕舞い、本を返しに行った
  169. 175 : : 2016/05/31(火) 00:08:25
    ...この現象(ゲームに吸い込まれる)は過去にも起きていた?
  170. 176 : : 2016/05/31(火) 07:03:13
    >>175 ネタバレになるので詳しく言及出来ませんが、惜しい!になると思います
  171. 177 : : 2016/06/03(金) 20:49:35
    /図書室/

    苗木「···」

    考えても仕方ない。だが、今は考えるべきだ。あの紙に似た物は少し探したけど、見当たらない。おそらくこれは、

    苗木「黒幕からのヒント、か?」

    ゲーマーと言われるだけあって、ゲームはよくやっていたが、推理系統のゲームは、時々ヒントが出される。ダンガンロンパだと、学園生活の写真、の様なものだ

    苗木「何のヒントになるのか、そこが問題だな」

    戦刃「?何が?」

    苗木「ん?いや、何でも無いよ」

    戦刃「そっか」

    苗木「うん、そう···って、戦刃さん!?」

    戦刃「気付くの遅い」

    苗木「ごめん、って何時から居たの?全然気付かなかったけど」

    戦刃「最初から。苗木君が本を返しに来たとき」

    苗木「」

    戦刃「えっ、本当に気付かなかったの?」

    苗木「うん、ごめんなさい。で、戦刃さんはどうしてここに来たの?」

    戦刃「書庫を調べに。少しでも、ヒントが無いかなって」

    苗木「成る程、原作でも、国家機密の物が有ったり、重要な物がある可能性が高いもんね」

    何故今まで気付かなかったのだろうか?2つの意味で
  172. 178 : : 2016/06/05(日) 15:18:20
    戦刃「···」

    苗木「?どうしたの?」

    戦刃「可能性だけだった」

    苗木「」

    戦刃「有ったのは、ダンガンロンパの本ばっかり。後は···この紙」

    苗木「一応、何か有ったのか」


    PS:11037


    苗木「···これは!!」

    戦刃「本に挟まっていた。確か···七海千秋の特集ページ」

    苗木「七海···千秋···」

    戦刃「じゃあ、また」

    苗木「えっ、あぁ、うん。また」

    七海千秋。朝の本。11037。本編の裏切り者。可愛い。
    謎は深まるばかりだ。

    モノクマ「体育館に来て欲しい!真実はそこに無いけど!いつも一つ!」

    苗木「···いよいよか」
  173. 179 : : 2016/06/05(日) 18:19:07
    おお、ここでもLEOIIを見ることになるとは...
    いよいよクライマックスっぽくなってきましたね!楽しみです!
  174. 180 : : 2016/06/06(月) 07:30:00
    >>179 っぽくなってますが、まだ三章なので、道のりは長いです
    楽しみにしていただき、とても嬉しいです!

    /体育館/

    モノクマ「久し振りぃ!」

    澪田「そんなに久し振りじゃないっす!」

    モノクマ「細かいことは気にしない!さて、今回の動機は···」

    モノクマ「ベタにお金!一人死ねば、ひゃっくおっくえーん!二人死ねば、にひゃっくおっくえーん!とまぁ、死んだ人数に比例していきます!」

    葉隠「なら、全員殺せば···」

    モノクマ「そんなあなたに、追加の校則!!」

    葉隠「二人までしか殺せない!?うわあああ!」ジタバタ

    モノクマ「まぁ、そういうことだね。じゃあ、まったねー!」

    セレス「どうでも良いですわ」

    十神「確かに、仲間の命の方が金より価値がある」

    左右田「殺しそうなのは、葉隠だけか。裁判でも余裕だな!」

    終里「金か···そんな事より、腹減ってきたな!」

    ソニア「···じゃあ、解散にしますか?」

    苗木「そうだね、僕もお腹空いて来ちゃった」


    お金の為に殺人をする人は居ない。僕らはそう思っていた。あの時までは···
  175. 181 : : 2016/06/06(月) 21:30:48
    /苗木の個室/

    苗木「ふぅ、旨かった」

    昼食は僕と十神君と作ったのだが、意外と良い出来だった

    さて、今日は不可解な事が沢山有った。特にあの紙。

    何かの記録の様だけど、肝心そうな所が読めなく成っているのが残念だ。黒幕からのヒントかもしれないが、微妙なヒントだ。

    もう一つは、あの11037。PS:と書かれていたが、何かのパスワードだろうか?パスワードが必要な物は今のところ見てないし

    この二つの共通点は、七海千秋が関係していること。書いた本と、特集ページ。何故七海千秋なのだろうか?まさか、裏切ーーー

    ピンポーン

    呼び鈴が鳴る。珍しいな、来客なんて。誰だろうか?まさか、殺しに?

    苗木「···」

    慎重に動く。万が一が有るから

    ドアを開けるとそこにはーーー

  176. 182 : : 2016/06/10(金) 07:23:34
    葉隠「おっ!苗木っち、居たのか!来ないから居ないかt」バタン

    苗木「何もない。そう、何もなかった」

    葉隠「良かった、鍵は閉まってないべ。急に勢いよく閉められてビビったぞ!」

    苗木「···久し振りの更新でいきなり君が来たら、普通は閉めるよ」

    葉隠「酷い!···そんでな、苗木っち、来て欲しい所があんだが」

    苗木「?どこかな?」

    葉隠「来れば分かるべ!」

    苗木「!···じゃあ、行こうかな」

    葉隠君は「十神っちが呼んでいる」と書かれた紙をそっと見せてきた。達筆だ

    葉隠「そうか!じゃあ、こっちだべ!」

    葉隠君に連れられて、移動した

    /大浴場/
  177. 183 : : 2016/06/12(日) 13:57:06
    十神「これで全員揃ったか?」

    葉隠「そうだな!苗木っちで最後だべ!」

    苗木「どうしたの?十神君」

    ソニア「なにか有ったのですか?」

    十神「···場所で察しろ」

    狛枝「黒幕には言えない事、かな?」

    十神「そうだな、余り聞かれたくは無いな」

    セレス「で、なんですの?用件は」

    十神「···2階の男子トイレ」

    七海「隠し部屋が有ったの?」

    舞園「まさか、HAL部屋!?」

    左右田「なんで居るんだよ!?あと声優ネタやめろよ!!えっ、ちょっと待てよ、初めから居たとかやめろよ?」

    舞園「違いますよ!ネタです!SSですから!じゃあ、また~」

    澪田「···もう来なくていいっすよ~」

    十神「···そこの隠し部屋にこんなものが有ったんだ」

    終里「?なんだこれ」


    セレス「DVD?」

    十神「よく見ろ、文字が書かれている」

    苗木「霧切の動機?」

    七海「まさか、最初の動機?」

    十神「···その通りだ」
  178. 184 : : 2016/06/12(日) 14:24:54
    十神「隠し部屋に何が有るか、察したか?」

    舞園「ハンマーのコピーですね!それとも、ロボボ復活組?」

    苗木「···作者はカービィのファンなのか?」

    十神「···今までの動機だ。DVDは全員分、山田の本も有った」

    葉隠「まさか、ひゃっくおっくえーんも!?」

    狛枝「今までの動機だから、無かったんじゃない?」

    七海「それ本物の動機?」

    十神「あぁ、俺のを観たが、確かに本物だ」

    澪田「じゃあ、なんで響子ちゃんのを持ってきたんすか?」

    十神「視聴覚室で全員で観るぞ!興味深いものが写っていた」

    左右田「お前、自分が何言ってんのか分かっているよな?」

    十神「愚民が!」

    ソニア「こっちに来ないで下さい!このチョベリバ男!」

    左右田「酷い!あと、使い方に違和感を覚えます!」

    苗木「とりあえず、観てみよっか。DVD」

    終里「そうだな。たまには良いこと言うじゃんか!パーカー!」

    苗木「服!?」

    セレス「···」
  179. 185 : : 2016/06/12(日) 14:29:46
    舞園さんは本当にネタです!あと、自分はカービィのファンです!

    明日休日なので、大幅に更新したいです!今日は、あと夜に出来たら···位です。

    今年中に完結させたい(願望)

    読んで下さり、ありがとうございます!コメントなど待ってます
  180. 186 : : 2016/06/13(月) 10:01:28
    /視聴覚室/

    投影機により、スクリーンに映像が映し出される


    モノクマ「やぁ、霧切さん!今回の君への動機はーーー」











    モノクマ「コロシアイ学園生活の大ヒントだよ!」

    モノクマ「君はここに集められた人の共通点を見出だしたね」

    モノクマ「ただ、もう一つ共通点が有るんだなぁ」

    モノクマ「あっ、それは流石に言えないよ?言ったらヤバいからね。色んな意味で」

    モノクマ「但し、その共通点に当てはまらない人が居るんだよ!」



    モノクマ「苗木君、彼だよ!」

    モノクマ「意味は自分で探して!出来れば、苗木君は殺して欲しくないなぁ」

    モノクマ「君の動きが楽しみだよ!うぷぷぷぷ」




    苗木「は!?」

    意味が分からない!僕は裏切り者ではない。黒幕でもない。

    なのに何故僕が、共通点に当てはまらないんだ!?

    十神「···以上だ。何か不明な点は有るか?」

    葉隠「ひいいいいい!!!苗木っちが黒幕だったなんて!」

    セレス「ふふ、チェックメイトですわね」

    七海「···」

    狛枝「絶望的だねぇ?苗木君?」

    終里「そのパーカーは放っておいて良いのか?」

    十神「···考えて置く」

    苗木「っ」

    澪田「じゃあ、解散でいいっすか?」

    視聴覚室から、皆出ていく。僕に疑いの目を向けて

    苗木「···十神君は行かないの?」

    十神「そうだな、お前に伝える事が有るから、その後で出ていくか」

    苗木「?伝える事って?何かな?」

    十神「大浴場に行くぞ。そこで話す」

    苗木「···」
  181. 187 : : 2016/06/13(月) 10:32:23
    /大浴場/

    十神「さて、話すか」

    苗木「···十神君は僕を疑わないの?映像を見る限り、僕は危険性が有るでしょ?」

    十神「俺は疑わない。お前は信用している」

    十神「根拠はこれだ!霧切の残したメッセージだ」

    十神君はそう言うと、動機のDVDのケースに挟まっていた紙を取った

    苗木「あれ?さっきケースなんて持ってたっけ?」

    十神「いや、持ってなかったさ。この紙を全員に見られると困るからな」

    十神「ここにはこう書かれている」


    十神君、苗木君へ

    この紙を見付けたのは、おそらく十神君でしょう?なら、これは貴方と苗木君だけの秘密にして欲しい。その代わり動機のDVDは全員に見せても良いから

    さて、DVDには苗木君だけ共通点に当てはまらないとモノクマが言ってた。おそらく、これを聞いたら大半が苗木君を疑うでしょうね。ただ、それは違う。根拠は有るけど、まだそれは言えない。

    単純に言えば、モノクマが動いている時、苗木君も近くに居て、不審な行動をしていなかったから。動機を配られた時の事よ。他にも有るけど、さっきも書いた通り、まだ言えない

    七海千秋に気を付けて

    色々不明な点は有ると思うけど、その「根拠」は危険なもの。許して頂戴

    DVDには、本当にヒントが有る。本質を見抜いて欲しい

    霧切響子の姿を借りている者


    十神「···と、いう訳だ。裏切り者の可能性は有るが、それはどうしようも無い。信じるしかないからな」

    苗木「ありがとう。十神君、霧切さん」

    十神「じゃあな」
  182. 188 : : 2016/06/13(月) 10:40:58
    /苗木の個室/

    七海千秋に気を付けて

    霧切さんの手紙にも七海さんの事が書かれて有った。七海千秋は何者なのか。それに、霧切さんの「根拠」とは何なのか?謎が多すぎる。

    霧切さんの動機だけヒントを与えるモノクマも変だ。僕を殺すように、という動機かと思いきや「出来れば、苗木君は殺して欲しくないなぁ」と言う。目的が不明だ

    ただ、霧切さんと十神君は僕を信じてくれている。霧切さんの場合は、くれていた、か。その事実に感謝して、進んでいこう

    苗木「乾パン食べよ」

    乾パンを食べて、寝た。不安に包まれつつ、殺人計画が実行されつつ
  183. 189 : : 2016/06/13(月) 10:50:34
    <モノクマ劇場>

    モノクマ「久し振りぃ!作者が一回忘れて飛ばしたから、久し振りぃ!」

    モノクマ「いやぁ、ここに来て、一気に物語の真実へのヒントを与える作者」

    モノクマ「遅い!遅い!遅いぃぃぃ!」

    モノクマ「これ絶対長くなるよ!このSS長くなるよ!」

    モノクマ「そんで、途中で飽きられて、一人寂しく書いていくんだ!」

    モノクマ「しかも、舞園さんが出てくるし!最近投稿亀だし!訳が分からない!」

    モノクマ「今年中に完結させたいとか言ってるけど、長さと更新ペース考えると無理だろ!馬鹿かこの作者は!」

    モノクマ「···数少ない読者の心を代弁しました」

    モノクマ「っていうか、一ヶ月に一章ペースじゃ、9月まで終わんないよ!このまま行くとヤバいよ!」

    モノクマ「以上です」
  184. 190 : : 2016/06/13(月) 20:18:48
    モノクマ「おはようございます!今日の朝食は件と人魚の刺身だよ!」

    苗木「想像上の怪物は居ないから!ってかこのネタは伝わるかな?」

    さて、朝食会に行くか。気まずいだろうけど····


    /食堂/

    苗木「···おはよう」

    狛枝「···」

    七海「···」

    十神「苗木か。そこに座れ」

    苗木「う、うん」

    十神「安心しろ。昨日の夜、全員説得した。手紙の事は話さずにな」ヒソヒソ

    苗木「!なんかありがとう」ヒソヒソ

    十神「気にするな」ヒソヒソ

    狛枝「なんか昨日はごめんね?苗木君」

    七海「ちょっと疑って、ごめん。仲間なのに、信頼していたのに」

    苗木「気にしなくていいよ!悪いのは、モノクマだから」

    十神「···澪田、葉隠、ソニアが来ないな」

    セレス「おかしいですわね。特にソニアが早く来ないのは」

    戦刃「探しにいく?」

    十神「もう少し待とう。全員食べ終わって、それでも来ないなら探しにいく」

    苗木「そうだね、そうしよう」

    全員食べ終わっても、3人は来ない。そんな気がしていた

    そしてそれは、見事に命中した。最悪の形で


    十神「来ないな」

    終里「もう食えねぇや」

    左右田「な、なぁ。そろそろ探しに行こうぜ」

    十神「そうだな···なら、1のキャラは学園。2のキャラは島を探すか」

    狛枝「じゃあ、解散で良いかな?」

    皆急ぐ。万が一の場合が有るから···もう仲間の死体は見たくない。そう思っているはずだ

    /ライブハウス/

    狛枝「絶望的だねぇ」

    七海「···!!!」

    2人の前には、葉隠と澪田の死体が有った。

    モノクマ「ピンポンパンポーン!死体が発見されました!もう一つは学園内に有ります!」

    /娯楽室/

    苗木「なっ!!」

    戦刃「!!」

    娯楽室の中にはソニアの死体が有った。

    モノクマ「ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間の後に学級裁判を行います!」
  185. 191 : : 2016/06/13(月) 20:21:49
    次回から非日常編です!期待しない程度にみて頂ければ幸いです

    アップテンポに進めたので、不明な点が有りましたら、指摘お願いします

    感想もお待ちしております お休みなさい
  186. 192 : : 2016/06/14(火) 20:50:08
    おお、三人死亡ですか...
    推理しがいがありそうですね~
  187. 193 : : 2016/06/15(水) 20:09:53
    >>192  なるべく難しく、解きがいの有るものにするよう頑張って行きます!

    ただ、コトダマで少し悩んでいるので時間をもう少し頂きます
  188. 194 : : 2016/06/17(金) 18:30:43
    CHAPTER,3「殺人者の欲望」非日常編

    苗木「!!」

    一回目の死体発見アナウンスが流れてから、さらに僕達がもう一人の死体を発見した。殺されていたのはソニアさん、それともう一人。校則で3人以上は殺せないからだ

    ー捜査開始ー

    まずは恒例、モノクマファイルからだ···恒例と言える程殺人が起きているのか···残念だな···

    何々?殺されたのは澪田唯吹、葉隠康比呂、ソニア·ネヴァーマインドの三名···三名?

    コトダマ「殺された人数」
         校則で縛られつつも、三人も殺された

    死亡推定時刻は、葉隠康比呂、ソニアは午前1時頃。澪田唯吹は午前3時頃。

    コトダマ「殺された時刻」
         葉隠、ソニアが午前1時頃なのに対し、澪田は午前3時と離れている

    死因は葉隠康比呂とソニアは腹部を刺された事による失血死。澪田唯吹は絞殺と思われる。

    コトダマ「死因」
         葉隠とソニアの死因は失血死。澪田に関しては絞殺らしい

    苗木「···こんな所かな?」

    さて、目の前のソニアの死体を見てみるか。腹部に傷か有るか、不審な点は無いか、ね

    戦刃「ちょっと良いかな?」

    苗木「?どうしたの?」

    戦刃「いや、ソニアさんの死体を発見したのは、私と苗木君だけだよね?」

    苗木「···そうだね」

    戦刃「なんで、死体発見アナウンスが流れたのかな?」

    苗木「!!そっか!二人しか発見していないのに、三人以上が条件の死体発見アナウンスが流れるのはおかしいのか!」

    戦刃「うん、何でだろうね?」

    苗木「···まだ分からないけど、考えてみるよ」

    戦刃「うん···私も」

    コトダマ「死体発見アナウンスの謎」
         ソニアさんの死体を発見したのは、二人しか居ないのに、死体発見アナウンスが流れた
  189. 195 : : 2016/06/17(金) 22:05:07
    (状況&コトダマ&推理メモメモ)ふむ、面白くなりそうですね~
  190. 196 : : 2016/06/19(日) 14:06:59
    >>195  面白いと思われる様に頑張って行きます!


    ソニアさんの死体を仰向けにする。どうやら本当に腹部を刺された様だ。それに、血が大量に出ている

    ん?これは何だ?手に紙を握っているな···見てみよう

    苗木「んっ···結構強く握っているな···よっ!」

    苗木「···手紙?」

    ソニアさんへ
    午前1時頃に娯楽室に来てください。待ってます

    苗木「ソニアさんは呼び出され、そして呼び出した奴が殺したのか?」

    コトダマ「手紙」
         ソニアさんが持っていた手紙。丸っこい文字で、午前1時頃に娯楽室に来てください、と書かれて有った

    この位かな?ここで調べられるのは

    苗木「澪田さんと葉隠君の所に行こう」



    /ライブハウス/

    苗木「ここかな?」

    セレス「あら?一番怪しい人が来ましたね」

    七海「セレスさん、やめた方が良いよ?そんなこと言うのは」

    苗木「···やっぱり疑われてるか」

    狛枝「ソニアさんまで殺されたらしいね?」

    苗木「うん、そうなんだ···七海さん達が見つけたの?」

    七海「うん、私と狛枝君でね···その時点でアナウンスが流れたよ」

    やはり、二人しか発見していないのに、アナウンスが流れたのか

    苗木「···二人を調べて良いかな?」

    セレス「私達が見ていますが、それでも良いのなら」

    苗木「じゃあ、失礼します」



  191. 197 : : 2016/06/22(水) 07:27:39
    葉隠君はソニアさんと同様、腹部を刺され血が大量に出ている。澪田さんは首に痕が残っているから、本当に絞殺と見て良いかな?

    苗木「ん?」

    葉隠君の死体を調べていると、何かが落ちた

    苗木「···あぁ、これか!」

    それは、「十神っちが呼んでいる」と書かれた紙。これのお陰で安全に大浴場へ行けたんだっけ

    コトダマ「葉隠のメモ」
         「十神っちが呼んでいる」と書かれた紙。達筆だ

    苗木「この位かな?」

    セレス「終わりましたか?」

    苗木「うん···あっ、セレスさんは犯行時刻、何してたの?」

    セレス「私を疑っているのですか?」

    苗木「えっ!?いや、そうじゃなくて···」

    セレス「そうですね···寝てました」

    苗木「そっかぁ」

    コトダマ「セレスのアリバイ」
         犯行時刻、セレスは寝ていたらしい
  192. 198 : : 2016/06/22(水) 19:59:14
    苗木「さてと···」

    個室も開放されているだろうし、被害者の個室に行ってみるか

    /葉隠の個室/

    苗木「水晶玉、タロット···いろいろ有るな」

    でも、事件の証拠に為りうる物は無いか

    /ソニアの個室/

    苗木「品格が有り、整理整頓してあるなぁ」

    やっぱり、事件の証拠に為りうる物は無いか

    /澪田の個室/

    苗木「···色々有るな···まぁ、整理整頓してあるし良いけど」

    イベント企画者の割に、イベントを開催しなかったな、澪田さん

    苗木「ん?ゴミ箱に···また手紙?」

    澪田さんへ
    ライブハウスに貴女を狙っている人がいます。返り討ちにしたらどうでしょう?

    苗木「」

    苗木「えぇ」

    コトダマ「澪田宛の手紙」
         殺人を促す内容が書いてあった。丸っこい文字

  193. 199 : : 2016/06/23(木) 20:09:18
    さて、暇になったな···他に調べる所、有ったかな?

    苗木「もう一度ソニアさんの所に行こう」

    /娯楽室/

    苗木「う~ん、進展無しかぁ」

    十神「ん?ここに居たのか!苗木!」

    苗木「えっ?どうしたの?十神君」

    十神「ほら、証拠だ。お前には見せて置こうと思ってな」

    苗木「!!これは···ベルト?」

    十神「あぁ、ベルトだ。絞殺に使われたな」

    苗木「···どこに在ったの?」

    十神「書庫だ。そこに隠されていた。黒く、長い髪が付いているだろう?おそらく、澪田の毛だ」

    苗木「凶器に為りうるしね···これが凶器で間違いない、かな?」

    コトダマ「ベルト」
         書庫に有ったベルト。黒い長い髪が付いている。おそらく、澪田の毛で、これが凶器と見て、良いだろう
  194. 200 : : 2016/06/24(金) 19:47:50
    モノクマ「進む、進む、進む!」

    モノクマ「クズと言われても、死ねと言われても、前に進む!」

    モノクマ「見えているのは未来だけ。過去は絶対振り返らない!」

    モノクマ「そういう人も良いと思うよ!」

    モノクマ「ただ、その背中には、黒歴史と孤独を背負っているだろうね!」

    モノクマ「僕?僕は横を見ているよ?」

    モノクマ「でも、オマエラは進んで!赤い扉の向こうへ!」
  195. 201 : : 2016/06/26(日) 17:42:56
    期末テストとやらのせいで、明日、明後日は書けません

    ごめんなさい

    次回、裁判です
  196. 202 : : 2016/06/26(日) 20:39:52
    期待です!
  197. 203 : : 2016/06/26(日) 21:02:42
    >>202 ジャン最高さん 
    チラッっと見たら期待が有って驚きました!期待、ありがとうございます!
  198. 204 : : 2016/06/28(火) 19:59:26
    http://www.ssnote.net/groups/2032/archives/2

    要望や、批判、有難い意見をお願いしたいグループです!私に関する事でしたら、スレを建てて貰って結構です(やった事無いので出来るか解りませんが) 是非お願いします!

    前に建てたスレは消しました 画像も変えました 書いていきます

  199. 205 : : 2016/06/28(火) 20:12:29
    /赤い扉の向こう/

    モノクマ「待っているね~」

    七海「だんだん適当になってきた···ね」

    セレス「···そうですわね」

    十神「苗木、今回も頑張れよ」

    苗木「···十神君もね」


    僕達は、進む。葉隠君、澪田さん、ソニアさんを殺したクロを見つけるため


    欲望に心奪われ、行われる裁判

    命をクロに奪われ、行われる裁判

    欲望と嘘と真実。絡み、絡んだその先とはーーー

    儚く、美しい議論が今、始まる!
  200. 206 : : 2016/06/28(火) 20:18:59
    <モノクマ劇場>

    カムクラ「モノクマ?誰でしょうか?その人は?」

    カムクラ「私が今までこのコーナーを務めて来ました」

    カムクラ「このコーナーは、私が務めてこそ、オモシロイ」

    モノクマ「···もう良いかな?」

    カムクラ「えぇ、やはりこのSSはツマラナイ事が判りましたから」

    モノクマ「···出てくるのが早いよ···カムクラ君?」

    モノクマ「えー、安心して下さい。僕がこのコーナーを務めて来ました」

    モノクマ「ネタ(?)です。安心して下さい」

    モノクマ「まぁ、このSSの作者が書いている時点で、安心も何も無いけどね」
  201. 207 : : 2016/06/29(水) 18:40:16
    コトダマ 殺された人数 殺された時刻 死因 死体発見アナウンスの謎 手紙 葉隠のメモ セレスのアリバイ 澪田宛の手紙 ベルト

    学級裁判 開廷!!
  202. 208 : : 2016/06/29(水) 20:23:39
    モノクマ「まずは、学級裁判のルールを···説明しません!」

    狛枝「始める前に訊いて置きたいんだけどさ、良いかな?」

    モノクマ「何かな?ルールに関する事だったら何でも良いよ?」

    狛枝「ありがとう。じゃあ訊くけどさ」













    狛枝「死体発見アナウンス、横着した?」

    モノクマ「う~ん、難しいなぁ。ハッキリとは言えないけど···まぁ、横着したね」

    狛枝「ありがとう···理由は要らないよ?それは希望の皆が突き止めるからね」

    左右田「やるって前提かよ!!」

    終里「オメー、やらないのか?」

    左右田「やるよ?やるけどさ!?」

    十神「さっさと始めるぞ」

    七海「じゃ、気になってる事を出していこう作戦で!」

    戦刃「···長い」

    ー議論開始ー
  203. 209 : : 2016/06/29(水) 20:43:21
    セレス「気になってる事、ですか?」

    左右田「事件自体が[結構単純そう]だからなぁ」

    十神「確かにな···だが」

    十神「[単純こそ難解]じゃないか?」

    終里「う~ん、[校則違反は流石にしていない]よな」

    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「殺された人数」>

    break


    苗木「校則違反···しているんじゃないかな?」

    十神「流石にそれはあり得ないだろう?」

    苗木「三人殺されたんだよ?校則違反に為るんじゃない?」

    七海「う~ん、確かにね···三人殺されたのは事実だし」

    狛枝「何かしらの手段で校則の網を掻い潜ったんじゃない?モノクマは校則に関して厳しいし」

    苗木「何かしらの手段···」

    何かしら、それが何かが重要なんだよな

    十神「···今解らない事を話しても仕方ない。他に何か無いか?」

    戦刃「えっと、それなら···」

    セレス「何でしょうか?」

    戦刃「死体発見アナウンスの事、何か変じゃない?」

    七海「···」

    狛枝「···」

    死体発見アナウンスの謎、戦刃さんと話したな 確かーーー

    は っ け ん し た に ん ず う

    発見した人数

    苗木「そうか、解ったぞ!」

    苗木「戦刃さんが言いたいのは、発見した人数の事だよね?」

    戦刃「うん、二人しか発見してないと思う」

    狛枝「あぁ、確かに僕達もそうだったね」

    七海「問題は「何故」なんだよね」

    十神「やはり、厄介だな」

    モノクマ「···多分読者の方々はもう分かってると思うよ?何となくでも」

    左右田「いきなりメタ発言かよ!」

  204. 210 : : 2016/06/30(木) 20:11:58
    苗木「一応、凶器を提示しておくね」

    七海「えっと、誰の?」

    苗木「えっ、あぁ、澪田さんの」

    証拠品「ベルト」

    苗木「このベルトだよ!」

    十神「わざわざ、書庫に隠してあったからな、間違いないだろう」

    七海「···?髪が挟まってない?」

    狛枝「おそらく、澪田さんのじゃないかな?黒いし、長いし」

    セレス「確かに、絞殺された際、挟まってしまったのかも知れませんね」

    苗木「そうだね」

    一応、髪を取っておこう 

    コトダマ「ベルトの髪」
         黒く、長い髪。澪田さんのと思われる。真っ直ぐな髪でない


    十神「···仕方ない。何か一つでもハッキリさせておこう」

    セレス「必要なのは、情報、ですわね」

    左右田「なら、共通点でも見出だそうぜ!」

    戦刃「共通点が有れば、真相に近づくかも」

    苗木「そうしよっか」

    七海「共通点を探す作戦、だね!」

    終里「意外と短いな!?」

    ー議論開始ー
  205. 211 : : 2016/07/02(土) 20:10:19
    七海「共通点は何かなぁ?」

    左右田「[特に無い]だろ」

    戦刃「言い出しっぺなのに」

    十神「···[結構有る]な」

    終里「有るのか!?」

    セレス「···何でしょうか?」

    十神「[一人だけ当てはまっていない]がな」

    苗木「ん?これか?」コトダマコピー

    モノクマ「仕方ない、もう一周!」


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    十神「···[結構有るな]」

    苗木「それに賛成だ!」[コトダマ「一人だけ当てはまっていない」>
    break

    十神「···深入りしたくないが、二回同じことを言った気がするのは気のせいか?」

    苗木「た、多分ね···」

    セレス「一人だけ当てはまっていないとは、どういう事です?」

    苗木「舞園さんの残した、ダイイングメッセージだよ!」

    左右田「頼むからお前はボケに回らないでくれ!」

    苗木「ゴメン、ふざけた」

    左右田「本気でやったら怖いわ!恐ろしいわ!」

    狛枝「そんな事より、事件について話し合おうよ」

    十神「···お前が言えるか?」

    苗木「話を戻すね?えっと、共通点が有るけど、一人仲間外れって話だよね?」

    セレス「えぇ、そうですわね。ただ、大体見当はつきますが」

    苗木「えっ、そうかな?」

    十神「結構簡単だがな」

    戦刃「比較的にね」

    苗木(結構悩んだとは言えない)

    苗木「はい、これがその証拠だよ」証拠品「死因」「殺された時刻」

    終里「軽いなっ!」

    左右田「お前はツッコミなのか?」困惑
  206. 212 : : 2016/07/02(土) 20:20:07
    最近、あんまり更新出来なくてすいません。漢検で、少し忙しくなってます。

    受かんなかったら、没収らしい(これを投稿している端末を)です。少しずつやっていくので、すみませんが気長にお願い致します

    お休みなさい
  207. 213 : : 2016/07/03(日) 10:54:05
    苗木「まず、殺された時刻について説明するよ。葉隠君とソニアさんの殺された時刻は、午前1時頃なのに対して、澪田さんは午前3時頃に殺されているんだ!」

    左右田「た、確かに!澪田だけ仲間外れだ!」

    十神「死因も同じだ。葉隠とソニアが失血死、又、共に腹部を刺されているが、澪田だけ絞殺だ」

    七海「これって、犯人が意図的にやったのか、それとも···」

    狛枝「それは違うよ」ネットリ

    苗木「狛枝君の言う通り、意図的にやった事では無いと思うよ!」

    七海「確かに、メリットが無いと言っても良いような事だしね」

    十神「と、なると、何故そうなったかが解らないな」
  208. 214 : : 2016/07/03(日) 17:19:15
    苗木「···もしかして、犯人が意図的にやったのかも知れない」

    全員「は?」

    左右田「おいおいおーい、そりゃ可笑しいぜ?」

    狛枝「待ってよ、苗木君の話を聞こうよ」

    左右田「いーや、話さなくても分かる」

    左右田「コイツが間違っているのはな!」

    「考えを改造してやる!」

    左右田「さぁ、どこからでもかかってこい!」

    苗木(平仮名ばっかりで読みづらい!)

    ー反論ショーダウンー

    左右田「良いか?極めて 単純な事だろ?」
    左右田「偶然だ、偶然! たまたまだよ!」
    左右田「確かに、意図的 にやったとも取れるぞ?」
    左右田「だが、刺した刃 物が刃こぼれしたのかもしれないしな」

    ー発展ー

    苗木「そうだとしても、犯人が意図しない内に意図的にやったら?」

    左右田「意図しない内に意 図的にやったぁ?」
    左右田「ボケんのもいい加 減にしろ!」
    左右田「そんな犯人いねー って!」
    左右田「[そんな一度に複数の考え方なんて出来ねーって]」

    苗木「その矛盾、斬らせて貰うよ!」
    []==[コトノハ「殺された人数」二二>

    break



  209. 215 : : 2016/07/03(日) 17:38:49
    左右田「いやいや、お前が矛盾してんだろ!!」

    苗木「···モノクマ」

    モノクマ「ん?何苗木君?僕、押入れでNeruという素晴らしい行為をしてたのに」

    苗木「押入れ無いじゃん」

    モノクマ「···で?何苗木君」

    苗木「押入れn」

    モノクマ「うるさい!冗談だよ!」

    苗木「声優ネタと、ボカロPの名前をマッチングさせないでよ」

    モノクマ「気付いた?」

    苗木「読者の方に伝わりにくいと思うよ?」

    モノクマ「一応、ファンの方には謝っておくよ」

    苗木「でさ、モノクマ。校則違反者は、グレートなオシオキをされるんだよね?」

    モノクマ「もちろん!モチロン!勿論!」

    苗木「それが犯人でも?」

    モノクマ「勿論だってば!」

    苗木「皆、ここまで言えば、解るよね?」

    十神「まぁ、解るだろう」

    セレス「···えぇ」

    終里「なんだ、そういう事か!」

    戦刃「厄介、だね」

    左右田「えっ、えっ」

    七海「予想はしてたけど、そうなると面倒だね」

    七海「ムジュラの仮面並だね!」

    狛枝「ムジュラの仮面は面倒なのかな?」

    七海「サブイベント多いじゃん」

    狛枝「あぁ···確かに」

    左右田「えっ?えっ?」

    モノクマ「···左右田君、解んないの?」

    苗木「一応説明しよっか」

    セレス「えぇ、馬鹿が一人居るので」

    左右田「」

    苗木(葉隠君が死んだから、虐められポジションが左右田君に···!)

  210. 216 : : 2016/07/03(日) 18:02:15
    苗木「最初に校則違反はしてなくて、何らかの方法を犯人が用いた、って話してよね」

    左右田「ん?おう、そうだったな」

    苗木「それでね、その方法はーーー」
























    苗木「単純に犯人が二人居たんだ」

    左右田「え?」

    苗木「それで、仲間外れなのはね」

    左右田「えっ?余計解んねぇ」

    苗木「澪田さんが葉隠君とソニアさんを殺したからだよ」

    左右田「ーーー!!!」

    左右田「そうか!」

    苗木「解ったみたいだね?でも、一応説明するよ」

    苗木「ソニアさんと葉隠君が失血死なのは、澪田さんが刃物で犯行に及んだから」

    苗木「ソニアさんと葉隠君が午前1時頃に殺されたのは、澪田さんが続けざまに殺したから」

    苗木「澪田さんだけが絞殺なのは、真のクロが澪田さんを殺したから。時刻についても同じ」

    苗木「澪田さんは真のクロに操られて殺した。この手紙がきっかけでね」証拠品「澪田宛の手紙」

    苗木「そして、ソニアさんと葉隠君も真のクロに操られたと考えられるよ」証拠品「手紙」

    七海「筆跡が同じだね」

    苗木「うん、一応言っておくと、葉隠君のじゃないよ」証拠品「葉隠のメモ」

    苗木「死体発見アナウンスが流れたのは、おそらく真のクロも、僕達が発見する前に見てたから、かな」

    苗木「澪田さんに関しては、そこだけ犯人を含む3人にモノクマがして、その上で横着し、葉隠君と澪田さんのアナウンスを纏めたんだ」

    左右田「···一気に行ったな」

    狛枝「そうだね」

    終里「で、犯人は誰なんだ?」

    十神「そこが問題だな」

    モノクマ「1レスが長いなぁ」
  211. 217 : : 2016/07/03(日) 20:12:37
    七海「やっぱり、ここはアリバイに限るね!」

    左右田「最近そればっかだな!」

    十神「まぁ、良いんじゃないか?」

    戦刃「じゃ、話そっか」

    ー議論開始ー

    十神「俺は島の探索をしていたな」

    終里「寝てたぞ?勿論、部屋でな」

    左右田「俺は、[図書館に居て、本を読んでいたな]」

    セレス「私は[食堂に居ました]」

    苗木「それは···違うよ!!!!!」[コトダマ「セレスのアリバイ」>
    break

    セレス「は?」

    苗木「セレスさん、君は寝てたんじゃないの?」

    セレス「は?」

    苗木「捜査中の言動と違うよね?」

    セレス「そうですか。私を疑っている、のですか」

    苗木「疑いまでは行かなくても、怪しいよ?」

    セレス「ふぅ」
























    セレス「っざっけんのもいい加減にしろ!!この能無し野郎が!!!!」

    狛枝「安定の豹変、だねぇ」

    七海「安定の、で良いのかな?」

    左右田「駄目じゃね?」

    終里「ま、苗木に任しとくか」

    戦刃「そうだね、クロと決めるのは苗木君がぴったりだよね」

    十神「アイツは信用でき、正しい奴だからな」

    モノクマ「最終回じゃないのに、そんな事言うなよ」


    苗木「でも!怪しいよ!手紙の筆跡も丸っこくって、女性っぽかったし!」

    セレス「うっせぇ!んなもん幾らでも変えられるわ!この脳内お花畑が!!!!」

    苗木「でも、「寝ていた」という、ある意味安全策を捨て、嘘のアリバイを言ったって事はやっぱり可笑しいよ!」

    セレス「はぁ!!?安全策だぁ??あんなん適当に答えただけだっつーの!!」

    苗木「なら、どうしても粘るなら、証明してやる!!」

    MTB(マシンガン·トーク·バトル)開始
  212. 218 : : 2016/07/03(日) 20:44:15
    セレス「はぁ!?」
           「このゴミがっ!」
               「嘘を吐くなんてしてません」
                      「餃子、ですわね」

    セレス「そもそも、証拠がねーだろ!」

    苗木「有るんだよ!この証拠がね!」[コトダマ「ベルトの髪」>

    セレス「まだまだ終わる訳には行かない!」

    PTA(パニック·トーク·アクション)開始

    セレス「言ってません」
           「イチイチうっせーんだよ!」
                  「殺すぞ?この虫けらがぁ」

    セレス「嘘を吐いた証拠なんて有りませんわ」

    苗木「···君、本当にダンガンロンパプレイしたの?」

         バッ
    ク         グ  → バックログ
          ロ

    complete


    苗木「電子生徒手帳のバックログ、そこに証拠があるよ」

    セレス「···っ」

    苗木「振り返る必要は無いよね?さっき説明したし」

    十神「捕捉するなら、絞殺する際、ベルトに髪が引っ掛かってしまった、という事くらいか」

    戦刃「澪田さんはストレートだから、髪質が違う」

    セレス「もう良いですわ。投票と行きましょう」

    モノクマ「待ってました!」


    vote

    セレス セレス セレス

    モノクマ「三連勝!澪田さんに葉隠君とソニアさんを殺させ、最後に澪田さんを殺したのはセレスティア·ルーデンベルクさんでした!」

    セレス「苗木君」ボソッ

    苗木「何かな?」

    セレス「私の部屋の鍵です。持って居て下さい」

    苗木「え?」

    セレス「じゃ、オシオキを始めて下さる?」

    モノクマ「まぁ、数え切れない程人を殺した君に相応しいのにするよ」

    セレス「···」

    モノクマ「じゃあ、張り切って行きましょう!オシオキターイム!」
  213. 219 : : 2016/07/03(日) 20:53:13
    「負け知らずのセレスさん」超高校級のギャンブラー セレスティア·ルーデンベルク 死刑執行

    セレスの前には五枚のカード、その前に居るモノクマの前にも五枚のカード。どうやらポーカーで負けると殺されるようだ

    十、二十、三十と勝ち進めるセレス。だが、百三十二戦目、ついに負けてしまう

    え?何でかって?あぁ、それはモノクマにオシオキされたからさ


    いつ、負けるとオシオキって言ったっけ?それは単なるセレスの予測なんだよ

    セレスの死に顔は、美しかった
  214. 220 : : 2016/07/03(日) 20:57:06
    モノクマ「ゲーム最高!」

    酷い、今回のオシオキは特に酷い

    十神「先に進め」

    静寂を破ったのはその声だった

    十神「苗木は希望を信じていた、いや、信じている」

    十神「それに応えなくてはな、と思っただけだ」

    そうだ、進むんだ、未来に、希望に向かって

  215. 221 : : 2016/07/03(日) 22:24:18
    今回の章もお疲れ様でした!
    前回と違って自分の推理が外れていたので
    ワクワクしながら読む事ができました。
    引き続き楽しみにしています!
  216. 222 : : 2016/07/04(月) 07:03:30
    >>221
    ありがとうございます!深く考えない方が大体当たります(単純な謎なので)引き続き楽しんで頂けるなら、幸いです
  217. 223 : : 2016/07/04(月) 07:13:27
    CHAPTER,3「殺人者の欲望」 END
    ノコリ 7 ニン

    to be cotinued? 
  218. 224 : : 2016/07/06(水) 07:23:34
    CHAPTER,4「希望の為に絶望する」(非)日常編

    苗木「···」

    夜中に目が覚めた。そして、脳が冴え始め、僕は醒める。

    セレスさんの一件が有り、過ごし、日を跨いだ頃だ。

    苗木「···もう、7人、か」

    あっという間に過ぎ去った日々。気付いた頃には、殺人は止まらない。止められない。

    此処に迷いこんだ時点で、絶望は決定的だったのだろうか?

    考えても仕方ない。一足先に探索をしようか?

    僕は身を起こし、直立して歩き、扉の前へーーー

    苗木「待てよ?」

    何故今思い出したかは置いておき、僕は思い出してしまった

    何気重要な事を
  219. 225 : : 2016/07/09(土) 20:51:32
    最初の事件の時、扉に細工が施された。つまり、ここの音は廊下に筒抜け

    下手に出れないな。ちょっとした音でも扉さえ開いていれば聞かれてしまう

    苗木「どうしよ」

    目が完璧に覚めた。醒めた。

    苗木「···良いよね?」

    自問自答、自問他答、他問自答。連れ回した結果、出ていってみる

    ガチャ

    そっと出る。抜き足、差し足、忍び足。差し足、ってなんでそう言うんだろうか?

    バタン

    さて、所謂4章な訳だからーーー学園は4階、島の方は4の島か

    ヤバイな。凶器が溢れる。ドッキリハウスには自由に入れるか訊いてみよう

    苗木「ん?」

    さて、何処に行こうか?そんな事を考えていると、人影が見えた。

    苗木「ちょっと!何処に行くの?」

    自分が言える立場ーーーでは無いが、夜中に行動する人は放って置けない

    苗木「無視!?無視なの!?おーい!?」

    いつも積極的に関わっていないからって、無視は酷い!

    追い付こう!そう思っていつの間にか走り出す

    苗木「っ!?」

    何故だろう?その人影は見覚えの有るもの。でも、今居てはならないもの。有り得ない。

    苗木「ーーーーーー
























    霧切さん?」

    初めて殺された仲間。初めて信用してくれた仲間。ヒントを遺してくれた、仲間

    霧切響子。その姿を借りた人。

    何故、死んだはずの彼女が居るのだろう?

    苗木「あっ!待ってよ!」

    /玄関ホール/

    苗木「···追い付いたぞ!」

    苗木「!!」

    誰も、居ない。霧切さんも。誰も

    苗木「···まさか!?」

    気付いてしまった。謎が解けた

    答えはーーー





    苗木「ネタだ!」

    舞園さん的な?SSとやらだ!

    そう思って納得したことにしておこう。うん
  220. 226 : : 2016/07/09(土) 22:33:12
    伏線なのかガチネタなのか...面白いことしますね~(小並感)
  221. 227 : : 2016/07/10(日) 11:44:32
    >>226 伏線という難しいものは、私では張れないのです(子並脳)
  222. 228 : : 2016/07/10(日) 21:37:14
    苗木「さて」

    ネタ、とやらも終わったみたいだし、適当に探索をしようか

    そう、モノモノマシーンの探索を!

    ~午前7時~

    苗木「ふぅ、終わった、終わった」

    モノクマ「」

    苗木「ん~っと、今は···7時か」

    朝食会には行って置くかな?イクノデス

    /食堂/

    十神「苗木か、おはよう」

    苗木「おはよう、十神君」

    七海「ねみぃ」

    狛枝「まぁまぁ、朝食は食べようよ、七海さん」

    左右田「···少なくなったな」

    戦刃「うん···左右田ね」

    終里「飯!そう、飯だ!」

    苗木「···いただきます」

    十神「あぁ、冷める前に食べてくれ」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    苗木「結構食べたな」

    左右田「食えねー、腹一杯だ」

    戦刃「···お腹痛い」

    終里「もっとくれ!」

    苗木「」

    十神「···じゃ、例の如く探索を頼むぞ」

    狛枝「うん、勿論だよ」



    苗木「さて、探索も終わったし、誰と過ごすか」




    今頃になって安価です

    狛枝、七海、十神、戦刃、この四人より一人選んで下さい

    ちょっとだけ分岐したり、しなかったり

    >>229さん、あなたに任せます!
  223. 229 : : 2016/07/11(月) 18:22:42
    とりあえず残姉さんでお願いします
  224. 230 : : 2016/07/11(月) 20:37:57
    >>229 了解です

    苗木「戦刃さんと過ごすか!」

    /娯楽室/

    戦刃「あっ、苗木君」

    苗木「戦刃さん、一緒に暇でも潰さない?」

    戦刃「私で良ければ、幾らでも」

    戦刃さんとトランプをして過ごした

    苗木「···ねぇ、戦刃さん」

    戦刃「?何かな?苗木君」

    苗木「今日はありがとう、楽しかったよ」

    戦刃「こちらこそ、ありがとう」

    苗木「···もし僕が裏切り者でも、戦刃さんは殺さないよ」

    戦刃「えっ、それ、原作の戦刃さん」

    苗木「ははっ、バレちゃった」

    戦刃「判るよ···裏切り者でも、私は信じるよ、苗木君の事」

    苗木「なんだろ、嬉しいな···裏切り者じゃないよ!本当に!」

    戦刃「支離滅裂してない?」

    苗木「···ごめん」

    現時点での分岐:戦刃ルート



    苗木「そろそろお昼かな?」

    モノクマ「そだね」

    苗木「うわっ、モノクマか」

    モノクマ「yes,I am Monokuma.」

    苗木「うん、それは知ってた」

    モノクマ「そういえば、苗木君は戦刃ルートを開拓したね」

    苗木「ごめん、舞園さん並に意味が判んない」

    モノクマ「意味は判明してるでしょ!戦刃さんと仲良くしちゃって!」

    苗木「いや、仲間だし」

    モノクマ「頼むから、頼むからハーレムはやめてください」

    苗木「築かないよ、主人公じゃあるまいし」

    モノクマ「一応主人公だけどね」

    苗木「···姿は、ね」

    モノクマ「うぷぷぷぷ、姿だけ、だよねぇ」

    苗木「そうだよ、解ったら帰ってくれ。今から、乾パン食べるから」

    モノクマ「oh」

    苗木「···」

    モノクマ「まぁ、からかいに来ただけだし、帰りますか」

    モノクマ「じゃ、グッバイ」

    苗木「グッバイロックンロール」

    モノクマ「···それCD収録曲だっけ」

    苗木「うん」

    モノクマ「じゃ、今度こそ、グッバイ」


    苗木「何がしたいんだろ、黒幕は···」

  225. 231 : : 2016/07/13(水) 17:27:46
    昼食後

    苗木「さて、もう少し誰かと過ごそうか」

    >>232さん 先程と同じです。お願いします
  226. 232 : : 2016/07/15(金) 23:20:08
    男性ルートはなんだかな
    というわけで七海さんでオナシャス
  227. 233 : : 2016/07/16(土) 20:02:16
    >>232 ありがとうございます!

    苗木「七海さんと過ごすか!」

    /図書室/

    七海「あっ、苗木君」

    苗木「七海さん、時間空いてる?」

    七海「空いてる、と思うよ?」

    推理小説について話し合った


    苗木「ねぇ、七海さん」

    七海「何かな?苗木君」

    苗木「七海さんは裏切り者、とかじゃないよね?」

    七海「···どうして?そういう素振りをしたかな?」

    苗木「···いや、なんとなく」

    七海「···少なくとも、今の私は(· · · ·)違うよ」

    苗木「今の私?」

    七海「···ごめん、何でもないよ。私は裏切り者じゃないよ」

    苗木「そっか、そうだね。変な事訊いちゃったね」

    七海「気にしないから、いいよ」

    苗木「ありがとう?」

    七海「···何で疑問文?」

    苗木「いや、何て言えば良いのか分かんなくて」

    七海「そっかぁ」

    苗木「うん、そう」

    苗海「···」

    苗木「きょ、今日はありがとう、楽しかったよ!」

    七海「う、うん、こちらこそ、ありがとう!」

    苗木「じゃあ、また明日!」

    七海「じゃあ、ね」

    七海さんと別れた

  228. 234 : : 2016/07/17(日) 18:06:22






    CHAPTER,4:七海ルート

    CHAPTER,6:戦刃ルート








    苗木「さて、夕食も食べたし、寝るか!」

    動機、次は何が来るのだろうか?そんな心配をして、僕は意識が途絶えた












    苗木「えっ?」

    江ノ島盾子、彼女が、そう彼女が、目の前に居た

    何故だろうか?いや、この何故だろうか?、は彼女が居る理由に対してじゃなくて



    苗木「···何故、死んでいるの?」

    彼女が死んでいる事に対してだ















    苗木「うわっ!」

    あれ?江ノ島さんは?死体は?

    苗木「···夢、か」

    嫌な夢、例えるなら、王女が仕えていた砂漠の民に反旗を翻され、馬に乗って逃げているような

    苗木「···なんか、阿良々木さん見たいな物言いな気がする」

    苗木「···まさか、怪異!?」

    モノクマ「違うよ」

    苗木「あっ、マーブル!」

    モノクマ「リアアカじゃないよ」

    苗木「···ごめん」

    モノクマ「いいけど」

    苗木「暇なの?」

    モノクマ「いや、ツッコミたくなって」

    苗木「ふ~ん」

    モノクマ「じゃね」

    苗木「うん、ナビィ」

    モノクマ「ゼル伝多いな!」

    苗木「怒るって事は···」

    モノクマ「チャットでもない!!」

    苗木「えぇ」

    モノクマ「えぇって」

    苗木「ミドナなの?」

    モノクマ「ゼル伝から離れろ!」

    苗木「お、おう」

    モノクマ「はぁ、じゃあ」

    苗木「じゃあ」




    苗木「そこから、五日は何も無かった」

    苗木「動機、安価、殺人、何もなく、普通の日々だった」

    モノクマ「そんな所を書いても、ただのレス稼ぎみたいになるし、ツマラナイから、都合よく飛ばしておくね」

    苗木「要望が有れば、この話が終わった後にこのスレに、番外編として書くつもりらしいよ」

    モノクマ「無いだろうけどね」


  229. 235 : : 2016/07/18(月) 12:01:37
    苗木「なんだろう、五日間すっ飛ばしたこの感覚は!」

    モノクマ「憎い!」

    苗木「愛しい!···じゃないよ」

    モノクマ「チッ」

    苗木「さてと、朝食会へGO!」

    モノクマ「えっと」朝食会:

    苗木「ごめん、分かりづらいよ。誰も「goto」文って言う嫌われもの使わないよ」

    モノクマ「えっ、分かるの?」

    苗木「分からない人は、c++で検索しよう」

    モノクマ「どうでもいいよ」

    苗木「じゃね」

    モノクマ「ういうい」

    苗木「···梨本?」

    モノクマ「うい」

    苗木「死にたがりぃ!」

    モノクマ「ジサツブシぃ」






    /食堂/

    十神「苗木か、そこに座っとけ」

    苗木「あ、うん」

    左右田「急展開!?」

    苗木「!?」

    左右田「あっ、いや、五日間すっ飛ばしたから、急展開が来るかなって思ってよぉ」

    苗木「確かに」

    終里「オレの勘もそう言ってるぜ!」

    苗木「バグ有りRTAはしてないよ?」

    十神「そもそも、RTAはここじゃ出来ないだろう」

    苗木「急展開、いきなりラスボス!」

    左右田「RTAじゃよくあるな」
  230. 236 : : 2016/07/18(月) 13:15:41
    十神「そういえば、七海と狛枝が遅いな」

    苗木「···まさか」

    嫌な事だ、そんな事を考えるなんて

    嫌な事を、叶って欲しくないと願うのは普通だろうか?

    でも、現実はうまくいかない














    七海「助け···て······苗木君················」








    苗木「!!!!!」

    幻聴だろうか?いや、確かに聞こえた、聴こえた!七海さんの声が!!


    苗木「っ!探してくる!」

    そう言った頃には、走り出していた。自分の行動を、自分で把握する前に、身体が動くーーー!!!

    タッ、タッ、タッ、タッ、タッ

    そんな音が聴こえるような、いや、本当は

    ダッ、ダッ、ダッ、ダッ、ダッ

    だった

    とか、考えていると、赤く、紅く染まった窓の部屋。

    苗木「またここかっ!!!!」

    娯楽室、三回目の殺人、ソニアさんの殺された場所


    ガチャガチャ

    そんな音が鳴り響く。





    鍵。

    ーーー鍵

    思考が止まる。鍵なんて付いてたっけ?




    苗木「おい、モノクマ」

    モノクマ「なんだい?」

    苗木「ここ、鍵が付いているのか?」

    モノクマ「おぉ、怖い···えっと、付いてないはずだよ?」

    大神さんの事件、確かに椅子で密室が作られていた筈だ

    ···心配だから、違っていたら、読者の方はそう言って下さい

    いや、アニメでは付いてたっけ、鍵

    なんで窓を壊しても校則違反にならないのか疑問だった


    開かない

    開かない

    開かない

    窓は紅く染まって、中が見えない

    苗木「···校則」

    電子生徒手帳を見てみる

    苗木「···よし」

    モノクマ「困ったなぁ、これじゃあ···どしたの?」

    苗木「」スゥゥー

    息を吸う、呼吸を整える、調える

    ···調えるは、違うか

  231. 237 : : 2016/07/18(月) 13:43:03
    ナエギ の とっしん

    ゴラクシツのトビラ に 300 ダメージ !!

    苗木「ふぅ」

    強行手段!

    開かない、開くじゃないんだ!




    開けるんだ!

    モノクマ「力パネェ」

    苗木「···」






    最悪の事態

    僕の絶望





















    苗木「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁ··ぁ···ぁ」


    苗木「嫌だ!嫌だ!なんで!なんで!!!」

    そこには、七海千秋と狛枝凪斗の死体が有った

    苗木「ぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁ」

    苗木「七海さん!七海さん!七海さん!」

    叫ぶ、叫ぶ、二百回目の叫び

    七海「···········」

    七海さんはナニモイワナイ

    ナニモ······イワナイ






























    七海「な···え···くん?」

    苗木「七海さん!!!?」

    近寄る、血なんか気にせず

    七海「そっか···やっぱり···私達は···会ったことが···何回も···有ったんだね」

    七海「···犯人は今···いk···」

    苗木「え?」

    七海「」

    七海さんは、今度こそ、ナニモイワナイ



    苗木「···」
















    十神「おい、苗木!···っ!!」

    左右田「ん?どうした?とが···うわああああああああああああああああああああああああああああ!」

    モノクマ「死体が発見されました!一定の自由時間の後、学級裁判を開きます!因みに、今回は、横着したよ!」














    苗木「···っ!」
  232. 238 : : 2016/07/18(月) 13:45:15
    CHAPTER,4「希望の為に絶望する」 非日常編

  233. 239 : : 2016/07/18(月) 22:06:57
    おおう...何故か微妙な罪悪感。(だが何かいい感じの展開に今後どうなるかwkwk)
    あ、ゲーム版は知りませんがアニメ版には鍵あったはずですよ~
  234. 240 : : 2016/07/20(水) 18:54:07
    >>239 wkwkして下さり、私のやる気も上昇しました!アニメ版の情報ありがとうございました!





    苗木「···」

    十神「おい」

    苗木「···」

    十神「苗木!」

    苗木「···何?十神君」

    十神「捜査しないのか?」

    苗木「···出来ないよ」

    十神「そうか、なら退け。捜査の邪魔だ」

    苗木「嫌だ」

    十神「···退け」

    苗木「七海さんは、七海さんと狛枝君に触らせない」

    十神「そうか、苗木」











    十神「よく漫画である展開だから気が引けるが、言わせてもらおう」

    苗木「···は?」



































    十神「お前はその程度の価値だったんだな?」

    苗木「え?」

    十神「七海と狛枝の仇も討とうとせず、死に執着するんだな?」

    十神「七海と狛枝の無念も晴らさず、無駄に時を過ごすんだな?」

    十神「一瞬でも、お前に希望を見出だした俺が馬鹿だった」

    十神「もう一度訊こう」


    十神「七海と狛枝の残した希望を頼りに仇を討つか」

    十神「七海と狛枝の希望を踏みにじり、無駄に時を過ごすか」

    十神「後者なら、邪魔だ、退け。ここから立ち去れ。目障りなだけだ」

    苗木「···」

    十神「答えろ!!苗木誠の姿を借りている者!」







    苗木「僕は···」
  235. 241 : : 2016/07/22(金) 20:32:04
    閲覧数1000行ったか!?



    苗木「僕は···」

    そうだ、そうじゃないか!何故、二人は死んだんだ?それも、知りたいし、殺った奴も許せない


    だから、








    苗木「進むよ。犠牲になった皆の思いを背負って」

    十神「なら、さっさと捜査するぞ!」

    苗木「勿論だよ!」




    苗木「やってやる!!!」


    ー捜査開始ー


    苗木「まずは、安定のモノクマファイルで」

    被害者は、七海千秋、狛枝凪斗。共に娯楽室で殺されている

    コトダマ「現場」
         被害者二人は、娯楽室で殺されている

    凶器は、現時点では不明である

    苗木「···不明?」

    コトダマ「凶器」
          モノクマファイルにも記載されていなく、不明らしい

    死亡推定時刻は二人とも午前3時頃

    コトダマ「死亡推定時刻」
         二人とも午前3時頃らしい

    苗木「こんな所か?」

    ふむ、現時点では判らない事だらけだな

    これは、今までで一番厄介じゃないか?
  236. 242 : : 2016/07/23(土) 11:56:15
    苗木「···七海さん、狛枝君、失礼します」

    苗木「えっと、七海さんは、胸の辺りに円い穴が空いているな。これが死因かな?血が出てるし」

    苗木「狛枝君は、傷も特に無いけど、口元に血が付いているなぁ。吐血したのか?」

    コトダマ「死因」
         七海さんは、胸の辺りに円い穴が空いていて、血が大量に出ている。狛枝君は、吐血したようだ

    苗木「···吐血したって事は···」


    苗木「有った!」

    コトダマ「怪しいビン」
         いかにも怪しいビン。中に液体が入っている。毒だと思われる


    苗木「うん、このくらいかな?」

    十神「おい、苗木」

    苗木「どうしたの?十神君」

    十神「あぁ、この扉、元々鍵が着いていないようだったんだ」

    苗木「···つまり、誰かが鍵を着けたってこと?」

    十神「あぁ、それで密室状態になっていた、と考えられるな」

    苗木「そっか、ありがとう」

    コトダマ「娯楽室の鍵」
         後から着けられたもの。中々良くできている

  237. 243 : : 2016/07/23(土) 20:25:23
    苗木「ふむ」

    どうしよう 凶器が不明な以上、調べる事がない

    「犯人は···今···いk」

    苗木「ん!?」

    犯人は、いk?

    まさか···

    コトダマ「サイゴノオモイ」
         七海千秋のサイゴノオモイ。犯人は、今、いk

    苗木「モノクマ!」

    モノクマ「もっと遠くまで、引き返せ無い様に~♪」

    苗木「歪んだレールを走っていけ~♪」

    十神「今更寂しくなって~♪」

    左右田「窓の外を眺めても~♪」

    苗木「···良いかな?」

    モノクマ「ゴメンゴメン。AJISAI聴いてた」

    苗木「だろうね」

    左右田「趣味が一致してたな!」

    十神「意外だな」


    モノクマ「んで?何さ」

    苗木「何で凶器が不明なの?」

    モノクマ「単純明快!判んないから!」

    苗木「えぇ」

    苗木「後、ドアは全部開いてるよね?」

    モノクマ「ん~、大体?」

    苗木「ん、判ったよ、ありがとう」

    モノクマ「全くだ」

    苗木「」イラッ
  238. 244 : : 2016/07/23(土) 20:28:27
    明日は結構更新できそうなのです

    見て下さっている方々には、感謝する限りです

    それでは、お休みなさい  希望を胸に抱いて
  239. 245 : : 2016/07/24(日) 20:43:37
    すいません、急な予定(学校の)が入ってしまいました。少しでも更新します




    /寄宿舎/

    苗木「よし!」


    ガチャガチャ

    苗木「···また?」

    モノクマ「あっ!ゴメン!」

    苗木「モノクマ、嘘はいかんよ」

    モノクマ「え?いや、開けたんだけど、その後もう一度閉められたみたい」

    苗木「開けてよぅ」

    モノクマ「プライバシー!」

    苗木「えぇ?」

    ピンポーン 

    苗木「···」

    モノクマ「じゃ、失礼」

    苗木「ん、判ったよ」

    ガチャ

    戦刃「?あっ!苗木君!」

    苗木「やぁ、戦刃さん」

    戦刃「うん、こんにちは」

    苗木「···事件の事は知ってる?」

    戦刃「···え?」

    苗木「知らない?」

    戦刃「···ごめんなさい」

    ~説明中~

    戦刃「そっか、そうだったんだ」

    苗木「うん、だから一応アリバイをお願いします」

    戦刃「···笑わない?」

    苗木「勿論」

    戦刃「···怒るよ?」

    苗木「えっ?」

    戦刃「失礼、噛みました」

    苗木「···違う、わざとだ」

    戦刃「かみまみた」

    苗木「わざとじゃない!?」

    戦刃「垣間見た」

    苗木「僕の才能をか!?」

    戦刃「解った?」

    苗木「アニメ観てたんだ?」

    戦刃「モノクマに頼んで、テレビを貰って」

    苗木「いつまでかな?」

    戦刃「う~ん、午前4時位かな?それから一回寝て、もう一度観てた」

    苗木「そっか、ありがとう」

    コトダマ「戦刃のアリバイ」
         物語シリーズを午前4時位まで観てたらしい
  240. 246 : : 2016/07/26(火) 15:19:16
    戦刃「あっ、一応言っておくと、テレビを貰ったのは、ダンガンロンパを観るためだったんだけどね」

    苗木「モノクマに観せられらのか」

    戦刃「うん」

    苗木「···御愁傷様」

    戦刃「いえいえ」

    苗木「じゃ」

    戦刃「じゃ」




    苗木「···怪しいビン」

    これに、毒が入っていて、それが凶器って事かな?

    苗木「毒···」

    苗木「あっ」



    /ドッキリハウス/

    モノクマ「ん!どしたの?苗木君」

    苗木「ファイナルデッドルームへ入れてくれないかな?」

    モノクマ「···いいけど、良いの?」

    苗木「すぐに出るって」

    モノクマ「ふーん」



  241. 247 : : 2016/08/02(火) 17:10:35
    苗木「謎解きはカット!」

    /オクタゴン/

    苗木「どうしてそこに八角形が有るのかな?」

    モノクマ「おいやめろ」

    苗木「何でそこまで難しいって言われんのかな?」

    モノクマ「えっ、難しいよ!めっさ」

    苗木「>>1は、オクタゴンって言葉を忘れてもう一回やったらしいけど、ロジカルダイブの方が難しいって言ってた」

    モノクマ「ふむ、確かに」

    苗木「僕は、あのスクール水着に砂入れる奴が難しいと思う」

    モノクマ「あ~」

    苗木「さて、冷蔵庫の中身は?」



    苗木「怪しいビンと同じ物が有るから、やっぱり毒か」

    コトダマアップデート「オクタゴンの毒薬」
               怪しいビンはオクタゴンに有る毒薬だった

    苗木「後は?」


    苗木「ふむ、銃が一つ欠けてるな」

    コトダマ「欠けた銃」
         オクタゴンの銃が一つ欠けていた




  242. 248 : : 2016/08/02(火) 17:16:52
    モノクマ「死」

    モノクマ「僕は、それが憎い」

    モノクマ「そう言っている奴が憎いんだ」

    モノクマ「誰だって死は嫌だよ、嫌に決まっているさ」

    モノクマ「憎いから、どうしたの?」

    モノクマ「お前は止められるの?」

    モノクマ「言って何になるの?」

    モノクマ「自然の理に反する事が許されるの?」

    モノクマ「···僕は、少なくともここまで追及します」

    モノクマ「僕が言いたいのは、追及されて、詰まる様な事は言うべきで無い、ということさ」

    モノクマ「100手先まで責任を持て」

    モノクマ「それだけさ」
  243. 249 : : 2016/08/05(金) 13:24:12
    /赤い扉の先/

    モノクマ「じゃ、来てね~」

    十神「···」

    戦刃「···」

    左右田「···」

    苗木「···」




    終里「何黙ってんだよ?」


    左右田「雰囲気ぶち壊し!?」





    始まる、いや、始めよう



    愛と憎しみの裁判

    友情と裏切りの裁判



    自らを捨て、相手を蹴落とす裁判



    赤く染まった、学級裁判を!!!!
  244. 250 : : 2016/08/05(金) 13:28:26
    <モノクマ劇場>


    モノクマ「最近、更新ペースが遅いなぁ」

    モノクマ「いや、だって、夏休みだよ!」

    モノクマ「やることは一杯有るさ」


    モノクマ「···作者は、宿題に追われたり、独りで居たり、SS書こうにも裁判の進行で悩んだり、なんてしてないよ!!」

    モノクマ「ぼぼぼ、ぼっちちゃうわ!!」


    モノクマ「らしいっす」

  245. 251 : : 2016/08/08(月) 09:08:49
    コトダマ 「現場」 「凶器」 「死亡推定時刻」 「死因」 「娯楽室の鍵」 「サイゴノオモイ」 「戦刃のアリバイ」 「オクタゴンの毒薬(怪しいビン)」 「欠けた銃」

    学級裁判 開廷!!!!!
  246. 252 : : 2016/08/09(火) 01:50:22
    おぉ…やっと追いついた…
    さて、この後どうなるやら…期待です!
  247. 253 : : 2016/08/09(火) 07:14:53
    >>252 アメリカン三郎さん

    期待ありがとうございます!
    やっととは、そこまで長いですかね?このSS
  248. 254 : : 2016/08/11(木) 18:12:30
    モノクマ「えっと、説明は···するわけないじゃん!」

    苗木「なにそれ」




    十神「さて、議論を始めるぞ」

    戦刃「でも、何から話すの?」

    苗木「安定の、凶器で良いんじゃない?」

    終里「そうだな!そうしようぜ!」

    左右田「凶器か、え~と、あれだな!」


    ー議論開始ー

    左右田「凶器は、[悲しい動機]だ!」

    戦刃「···は?」

    左右田「は?は、酷い!」

    十神「狛枝は[毒殺]だろう、そして七海は[串で刺された]のか?」


    苗木「それは違うし、賛成だよ!」[コトダマ「オクタゴンの毒薬」「欠けた銃」>
    break


    左右田「ややこしい!めっさややこしい!」

    モノクマ「左右田君は、ちょっと黙ってて?」





    十神「ん?どういう事だ?」

    苗木「狛枝君に関しては、吐血してるし間違いないと思うけどね。でも、七海さんは銃で撃たれて殺されたんじゃないかな?」

    終里「じゅ、銃だって!?」

    苗木「うん、オクタゴンの銃が一つ欠けていたんだ」

    十神「なるほど、なら、間違いないだろう」

    左右田「で、でもよう」

    苗木「ん?どうしたの」


    左右田「モノクマファイルには、不明って書いてあるんだが」

    戦刃「え?」
  249. 255 : : 2016/08/18(木) 17:53:23
    苗木「確かに、その通りだよ」

    戦刃「どういう事?」

    苗木「モノクマには判らなかったんだよ」

    十神「成る程な、狛枝の幸運なら有り得る」

    左右田「そんなもんか」

    十神「一旦、凶器は仮定出来た。次は何を話す?」


    終里「ならさ、娯楽室の鍵はどうだ?」

    苗木「それで行こう」


    ー議論開始ー

    左右田「娯楽室の鍵、かぁ」

    左右田「確か、[着いていた]よな」

    十神「アニメ版でも、着いていたぞ」

    戦刃「ゲームではどうだったっけ」

    モノクマ「とりあえず、ここでは[着いていない]はずだよ!」

    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「娯楽室の鍵」>
    break





    苗木「いや、娯楽室には、鍵が着いていた筈だよ」

    十神「あぁ、但し後から着けられた様だが」

    モノクマ「うん、そうらしいね」

    戦刃「あれ?」

    左右田「ん?どうした?」

    戦刃「鍵は掛かっていたの?」

    十神「そうだ、鍵は掛かっていた」


    戦刃「···密室、ってこと?」

    終里「なっ!」

    左右田「えっ!?」






    左右田「男女の仲だったのか!?」

    苗木「それは違うよ!」

    終里「密室だったとは!」







    終里「密室ってなんだ?」

    戦刃「そこから?」
  250. 256 : : 2016/08/21(日) 08:00:43
    苗木「う~ん、どういう事だろ」

    十神「···そういえば、苗木」

    苗木「え?何?十神君」

    十神「狛枝と七海は、ダイイングメッセージとかは遺してないのか?」

    苗木「えっと···」


    苗木「これだ!」証拠品「サイゴノオモイ」

    苗木「確か、「犯人は···今…いk」って七海さんが最後に告げたよ」

    十神「いk···この言葉から察するに、犯人は戦刃だ!」

    戦刃「えっ!えっ!えぇ!!?」

















    苗木「慌てるの、かわいい!!」

    左右田「お前、何言ってんだよ!」

    本当に、戦刃さんが犯人なのか?


    ー議論開始ー

    十神「ikusaba···遺言のいkにあてはまるぞ!」

    戦刃「えっ?」

    終里「なんか違うきがするけどなぁ」

    左右田「た、確かに[朝食会には来てない]けどよ」

    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「死亡推定時刻」>

    十神「だが、[戦刃のアリバイが無いのも事実]だろう?」

    苗木「それも違うよ!」[コトダマ「戦刃のアリバイ」>
    break



    苗木「モノクマ、ちょっと良いかな?」

    モノクマ「なんだい?苗木君」

    苗木「昨日の夜、戦刃さんはずっと、物語シリーズを観てたよね?」

    モノクマ「勿論!途中で観なくなったら、脅しに行ったし」

    苗木「おい」


    十神「つまり、戦刃にはアリバイが有ったのか」

    戦刃「う、うん」


    終里「で、誰が犯人なんだ?早く飯が食いてぇ」

  251. 257 : : 2016/08/24(水) 20:16:28
    左右田「···とりあえず、動機は何かが判れば、犯人も判るんじゃね?」

    十神「そうだな、動機について話そう」

    終里「つったって、モノクマは何もしてきてねぇじゃねえか」

    苗木「5日間も、何もしてこなかったよね」

    コトダマ「空白の5日間」
         モノクマが何もしなかった、平和な5日間




    十神「判らないな」

    左右田「何なんだろうな?」

    戦刃「とりあえず、議論しておこっか」

    終里「よーし!負けねぇぞ!」

    ー議論開始ー

    戦刃「動機は何でしょうか?」

    モノクマ「さぁね?」

    左右田「モノクマがソイツに[限定して動機を与えた]とかか?」

    終里「いや、単純に[出たいから]だろ」

    十神「···[何も無いのが動機]、なのか?」

    苗木「それに賛成だよ!」[コトダマ「空白の5日間」>
    break


  252. 258 : : 2016/08/27(土) 17:49:28
    苗木「···最悪だ」

    十神「···何がだ?」

    苗木「動機、密室、そして被害者、結局単純な事件だったんだ」

    左右田「どういう事だよ」

    苗木「動機は、何も無い事、平和なこと···変化の無いこと」

    戦刃「···!」







    苗木「密室が作れるのって、限られるよね?」

    終里「おいおい···!」







    苗木「犯人は···今…いk」




    犯人は、今、




    苗木「生きていない···!!!!!」

    十神「!!」









    苗木「犯人は、狛枝君だ」





















    左右田「は?」

    左右田「ふざけるなよ?いくらアイツが希望厨だからって!」

    苗木「原作では、行動したじゃないか」

    戦刃「で、でもどうやって」

    苗木「密室にした上で、七海さんを殺し、自殺したんだよ」

    終里「七海は容認しちまったのか?」

    苗木「睡眠薬でも飲ませて、行動不能にしてから殺したんだ。薬を使ったから、モノクマも凶器は不明にしたんだろうし」






    十神「···睡眠薬は、石丸のを使ったのだろうな」

    苗木「うん、たぶんね」


    苗木「···そして」








    そして、













    苗木「···この事件が出来上がったんだ」




    モノクマ「ちょーっと分かりにくい可能性が有るからさ?纏めてよ」

    苗木「あぁ、勿論だ」


    ークライマックス推理ー

  253. 259 : : 2016/08/27(土) 17:51:30
    期待しています
  254. 260 : : 2016/08/27(土) 17:53:32
    >>259 縁縄さん
    期待ありがとうございます!頑張って行きます!
  255. 261 : : 2016/08/27(土) 18:08:11
    犯行1
     まず、犯人は娯楽室に鍵を着けた。事件を複雑にする、そんな理由のはずだよ。動機も、平和を壊して変化を作る為だからね

    犯行2
     そして、午前3時前に七海さんを娯楽室に呼び出した。事前に伝えたかは判らないけど、小説を書いていただろうから、その時に呼んでも、連れてこれただろうね

    犯行3
     娯楽室に呼び出した後、犯人は睡眠薬を七海さんに飲ませた。飲み物に入れて、かな?そして、寝た七海さんに、犯人は罪を犯す

    犯行4
     娯楽室の鍵を閉めた後、犯人は七海さんをオクタゴンの銃で殺した。多分、撃たれ所が良かったのか、瀕死の状態にまでしか追い込めなかったけどね。

    犯行5
     七海さんを殺した、そう確信した犯人は、最後の大仕事をする。オクタゴンから持ってきた、毒を飲んで自殺する、というね。そして、それは見事成功した

    犯行6
     そして、朝食会の時になり、僕は七海さんを探しにいく。見つけた時、死ぬ寸前だったけど、サイゴノオモイを残し、事件は完成することとなる



    密室を作れ、七海さんのサイゴノオモイにも沿った、犯人はーーー




    苗木「狛枝凪斗、被害者である彼だ!」

    complete

  256. 262 : : 2016/08/27(土) 18:37:10
    vote

    狛枝 狛枝 狛枝








    モノクマ「大正解!殺した上に、自殺したのは、狛枝君だよ!」

    苗木「···」




    モノクマ「オシオキどうしよ」

    十神「知るか」

    苗木「···僕を殺してくれ」

    モノクマ「はぁ?」

    苗木「···一緒に居たのに、気づけなかった、僕の責任だから」

    モノクマ「は?」

    モノクマ「はぁ!!!!!!!??」

    モノクマ「ふざけるなよ!逃げるなよ!現実から目を逸らすな!」

    モノクマ「···あっ、うぷぷぷぷ。いいよ!苗木君にオシオキしよう!」

    十神「待て、苗木だけじゃない、全員の責任だぞ」

    モノクマ「うん、そう。全員にも関係するよ!」






    モノクマ「オシオキはぁ······」







































    モノクマ「裏のルールを潰すことだよ」

    苗木「う、裏のルール!?」

    左右田「はぁ?」

    モノクマ「裏のルールってのはね?」





















    モノクマ「一ヶ月、つまり30日間コロシアイをしなければ、出られる、って言うね!」

    全員「!!!」

    モノクマ「コロシアイを勧めるけれども、コロシアイをして欲しいとは思ってないからね」


    苗木「何だよ、それ」


    モノクマ「苗木君、君は希望を持ってよ!そして、










    僕と戦おうよ」




    苗木「最終決戦、か」



    苗木「やってやる!そしてここから出てやる!七海さんのためにも、僕らの為にも!」

    モノクマ「最終決戦は、やるべき時にやろう!それまで、待っててね!オマエラ!!」


    宣戦布告、最後が有ると、明確にされた


    やってやる!生き延びてやる



    終里「少年漫画か?これ」

    苗木「台無しだよ!」

  257. 263 : : 2016/08/27(土) 19:28:39
    CHAPTER,4 「希望のために絶望する」

    END

    ノコリ 5 ニン 

    to be continued
  258. 264 : : 2016/08/27(土) 19:33:00
    次章予告

    「僕はやってない!」
        「江ノ島、盾子?」
    「やめろ!やめてくれ!」
         「うぷぷぷぷ」
    「何で、だよ···!!」
          「コロシアイなんて!!」
    「学級裁判、開廷!!」




        
                       「君が殺ったんだよ、苗木君?」


    次章、「このコロシアイには問題がある!」
  259. 265 : : 2016/08/27(土) 19:57:09
    4章、お疲れ様でした。見て下さっている方には、感謝しても、感謝しきれません
    もう少し続くので、暇な時に見てください。今年中に終わるのか?

    コメント待ってます
  260. 266 : : 2016/08/27(土) 23:30:16
    まさかの自殺だったとは...
    今回も予想外の展開に楽しませてもらいました
    引き続き頑張ってください!
  261. 267 : : 2016/08/28(日) 06:59:10
    >>266
    ありがとうございました!楽しんで下さったなら、幸いです
    引き続き頑張っていきます!
  262. 268 : : 2016/08/28(日) 17:58:21
    CHAPTER,5「このコロシアイには問題がある!」



    苗木「僕はやってない!」

    左右田「で、でもよう」

    十神「苗木が殺るわけ無いだろ!」

    終里「···」

    戦刃「これ以上議論出来ないし、可能性の有るーーー」

    苗木「違う!これは、これは罠だ!黒幕の、罠なんだ!」

    モノクマ「うるさいなぁ、投票するよ?」

    十神「なっ!?」


    vote

    苗木 苗木 苗木







    モノクマ「大正解!苗木君が、江ノ島さんを殺したんだよ!」

    苗木「僕はやってないのに!なんで!?」













    モノクマ「君が殺ったんだよ、苗木君?」


    苗木「は?」

    モノクマ「じゃ、オシオキターイム!」

    苗木「嫌だ!まだ、まだ、最終決戦は···!!」

    ーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー
    ーーーー
    ーー













    ここに至るまで、普通なら最後の学級裁判の時までについて話そう



    終わりの始まりだ









    /苗木の個室/

    苗木「···モノクマ」

    モノクマ「なんだい?」

    苗木「テレビを個室に着けてくれたのは助かってるよ?だから、一緒に観ているのにも、突っ込まない」

    モノクマ「うん」

    苗木「でもさ」






















    苗木「CHAPTERの題名、この美じゃん」

    モノクマ「そだね」

    苗木「だれも二次元嫁に興味無いから」


    モノクマ「山田」

    苗木「すいません」

  263. 269 : : 2016/08/31(水) 20:25:06
    モノクマ「さて、裁判の翌日だけど、動機発表するかな」

    苗木「ん?今日?」

    モノクマ「うん、後でね」




    モノクマは消えた

    苗木「···さてとぅ」



    /セレスの個室/

    苗木「ふぅ、本当にここの鍵だったとは」

    探索しますか、見える所だけでも


    苗木「おっ」

    パソコンだ

    アルターエゴの入っていた

    そんな


    え?






    苗木「なんで持ってんの?」

    まぁ、いいや

    電源を点けてみよう


    苗木「···パスワード?」

    なんだこれ

    わっかんねぇ

    苗木「よーし、俺の占いは3割当たるぅ!···ということで」

    >>270さん

    パスワードをお願いします!

    ヒントは···SS内にありまっせ


    苗木「···わっかんねぇ」
  264. 270 : : 2016/09/05(月) 19:17:37
    とりあえず[11037]かな。ちょっと出てきてた記憶あるし
  265. 271 : : 2016/09/05(月) 20:20:34
    苗木「···11037、か」

    えっと、打ってと

    Enter!!!


    苗木「解除···合ってたのか」

    さてと、中身はぁ···?















    苗木「被験者リスト?」

    ファイルだな、開いてみるーーーーー




    モノクマ「至急体育館に集合!!遅れんなよ!」

    苗木「···仕方ない、また今度だね」



    /体育館/

    苗木「動機、かな」

    モノクマ「正解、動機です!」

    十神「もう、コロシアイはしないぞ?」

    モノクマ「うっそぬ」

    終里「早く言ってくんねーかな?」

    モノクマ「はいはい、言いますよ。今回の動機はーーー」

















    モノクマ「裏切り者について、かな」

    全員「!!?」

    モノクマ「はっきり言いますよ!それはねぇ」


























    モノクマ「苗木君、何だよねぇ!」

    は?

    苗木「僕···?」

    モノクマ「yes」

    戦刃「嘘、ですよね」

    左右田「いやいやいや、苗木が裏切り者はねーって」

    モノクマ「霧切さんの動機!!!」

    十神「っ!!」


    モノクマ「共通点に当てはまらないってのは、こういうこと何ですわ!」

















    苗木「···嘘、だろ」

    僕は、裏切り者じゃないのに、裏切り者に為ってしまった





  266. 272 : : 2016/09/11(日) 06:44:45
    /苗木の個室/

    苗木「···」


    数時間後


    苗木「···」

    夜、夜になった


    苗木「寝るか···」

    考えたくない、何も



    意識が途絶えた、2人の




    <モノクマ劇場>

    モノクマ「最近、更新が遅いのは、仕方ないね」

    モノクマ「気にしない、気にしない」



    モノクマ「重大発表!」

    モノクマ「五章は短めです」

    モノクマ「もう、半分終わったです」

    モノクマ「但し、六章は結構長いのです」

    モノクマ「···終わるか?これ」

    モノクマ「さて、駄文ですが引き続きお楽しみ下さい」
  267. 273 : : 2016/09/19(月) 07:20:11
    目が醒めた

    苗木「ふぅ」

    ちょっと寝覚めは良いかな?



    さて、朝食会に行こうか······?



    赤黒い?床が?何故?


    苗木「シャワールーム···?」


    何かそっちに続いている




    開けようか?いや、何か、嫌な予感が···







    開けよう、開けてみよう


    苗木「よし!」



    ドアノブを捻る













    苗木「何で?」





    そこには、余りにも早い、コロシアイの証拠があった







    苗木「···江ノ島、盾子」









    居ない筈の人の死体が、僕の個室のシャワールームにあった








    苗木「!!」


    急いで皆に知らせないと!報せないと!





    /食堂/


    苗木「皆!ちょっと良いかな!?」

    十神「···息を切らしているのに、人の都合を気にするのか?お前は」


    左右田「···」

    戦刃「···」

    終里「?どうしたんだよ」

    苗木「僕の個室で···江ノ島盾子の死体が···見付かった!」




    全員「!?」






    悪夢が、始まった
  268. 274 : : 2016/09/22(木) 19:03:51
    /苗木の個室/

    モノクマ「死体が発見されました!じゃ、またあとで」





    十神「···何故、こいつがいる!?」



    左右田「やっぱり裏切者だったんだな!?」

    苗木「それは···違うよ」

    戦刃「でも、おかしい」




    終里「なぁ、モノクマファイルはどうしたんだよ」


    苗木「あっ!」


    渡されて、いない!?



    絶望的だ、本当に




    苗木「···」



    でも








    苗木「解いてやる!このコロシアイの謎を!」





    ー捜査開始ー
  269. 275 : : 2016/09/22(木) 19:06:50
    CHAPTER,5「kおのこrosい愛んいhあ問題がaる」非日常編



    モノクマ「さぁ、終わりの始まり、だよ」

    「####君」
  270. 276 : : 2016/09/22(木) 19:08:40
    次は捜査回です
    毎日は更新無理そうです すいません
    感想、いつでも待ってます
  271. 277 : : 2016/10/08(土) 15:16:35
    ~ちょっと報告的な何か~


    苗木「ちょっと!いずみさんは何をしてたの!?全然更新してないじゃないか!」

    いずみ「すいません、すいません。諸事情で!諸事情で!」

    苗木「何で二回言ったの!?って、諸事情ってなんなの!」

    いずみ「文化祭、定期テスト、英検、その他諸々です」

    苗木「私的過ぎない!?」

    いずみ「さらに、漢検が近々···」

    苗木「は?」

    いずみ「え?」

    苗木「さっさと更新しろよ」

    いずみ「」






    っていう夢を見たので、夜更新します
  272. 278 : : 2016/10/08(土) 20:07:53
    まずは、現在の状況を整理しよう

    · モノクマファイルは未配

    · 居ない筈の江ノ島盾子が死体として発見

    · 殺人現場は僕の個室

    · 僕は裏切り者として扱われ、疑念の意を抱かれている




    苗木「···最悪じゃん」

    コトダマ「今回の前提」
    大まかに4つ程前提が有るようだ



    十神「おい」

    苗木「?十神君?どうしたの」

    十神「···いや、今回の事件は中々に面倒だなってな」

    苗木「?うん」

    十神「原作の、ダンガンロンパの五回目の殺人は覚えているな?」

    苗木「勿論!」

    十神「だから、ふと思ったんだがな」



    十神「黒幕が関わっている可能性が高い、とは考えられないか?」

    苗木「あぁ、なるほど」


    コトダマ「十神の考え」
    黒幕が関わっている可能性が高い、らしい


    苗木「···ありがとう、十神君」

    十神「なにがだ?」

    苗木「···いや、なんでもないよ」


    僕が犯人じゃないって思ってくれてるんだ!



    苗木「さて、死体を調べるか······」
  273. 279 : : 2016/10/14(金) 19:38:45
    苗木「···」

    改めて見ると酷すぎるな

    両腕、両足が骨折。頭部へ殴打した痕。絞殺した痕。胸を銃で撃たれている。

    苗木「···」

    誰がこんなことしたんだよ······


    コトダマ「死因」
    四肢骨折、殴打と絞殺の痕、銃で撃たれた様子。死因は不明

    ん?これは······?

    コトダマ「縄」
    縄が死体の近くに落ちていた。所々擦れた痕が有るようだ。



    さて、そろそろ移動するか


    終里「おい、ちょっといいか?」

    苗木「え?何?」

    終里「この死体の状況さ、どっかで見なかったか?」

    苗木「?」

    終里「何か見たことがある気がしてよ?知らねぇか?」

    苗木「······ちょっと分かんないかな」

    終里「ん、ありがとな!」

    苗木「う、うん?」

    ふむ、どっかで見たことがある、か

    コトダマ「死体の状況」
    終里曰く、どっかで見たことがあるらしい
  274. 280 : : 2016/10/16(日) 21:15:45
    さて、何処に行こうか···

    ···プール?

    あそこのロッカー、何かありそうな気がする

    /プール/


    ······何もねぇ。ロッカー?ハハッ、何もねぇよ


    無駄足だったか······時間は無いのに

    ガッ


    ん?

    苗木「何か、足に当たった様な···」

    これは······

    苗木「模擬刀?」

    コトダマ「模擬刀」
    プールに落ちていた。意味が解らない



    /廊下/


    左右田「なぁ、苗木」

    苗木「左右田君?どうしたの」

    左右田「いや、まあ、その、頑張れよ!」

    苗木「」

    左右田「何て言うか······裏切り者とか黒幕が言ってるけど、やっぱ俺は信じてるからな!」

    苗木「う、うん」

    左右田「じゃな!」

    苗木「じゃ、じゃあね」

    コトダマ「希望」
    仲間は僕を信じてくれる。僕は皆を信じる
  275. 281 : : 2016/10/28(金) 17:53:28
    モノクマ「ピンポンパンポーン!学級裁判です」

    モノクマ「苗木君は無事に最終決戦に臨めるのか?」

    モノクマ「こんな前座で死なないでね?」

    モノクマ「オマエラ!難解な事件を解いて、僕との最終決戦に来てね?」

    モノクマ「今言えるのはそれだけだよ!」

    モノクマ「じゃ、赤い扉の先で」
  276. 282 : : 2016/10/29(土) 17:24:54
    苗木「···」

    始まる。僕の命運を賭けた、学級裁判が。


    「うわ···ぁ···あぁ·········霧···切···さん···十神······ま···てて······がっ···!?」

    苗木「!?」


    なんだ、今の?





    どこかで見た、言った様な···


    気のせいか?

    コトダマ「???」
    見たことのある、絶望



    /赤い扉の向こう/


    全員「···」


    始まる、判っているけど、解っているけど、怖い












    苗木「さぁ、行こう」


    絶望の学級裁判、希望は無い

    決まっている学級裁判、選択肢は無い

    逃げ道の無い学級裁判、コトダマは無い




    運命の学級裁判、全てが決まる学級裁判、全てを変える学級裁判



    ーーー矛盾の塊の、学級裁判

  277. 283 : : 2016/11/02(水) 18:02:38
    コトダマ「今回の前提」「十神の考え」「死因」「縄」「死体の状況」「模擬刀」「希望」「???」

    学級裁判、開廷!!!
  278. 284 : : 2016/11/03(木) 11:13:54
    モノクマ「学級裁判の説明を···って要らないね!じゃ、始めてください!」

    十神「······とはいえ、今回の事件は謎が多すぎる」

    左右田「余り言いたくねぇし、信用してるけどよ」



    左右田「······やっぱ苗木が犯人じゃね?」



    苗木「っ!」

    戦刃「断定するのはまだ早い」

    終里「そだな、もうちょっと考えろよ!ツッコミ繋!」

    左右田「ええええ!ツッコミ繋って何だよ!」

    苗木「それは違うよ!左右田君はツッコミモブだ!」

    左右田「」


    十神「とりあえず、今回の前提ーーーというか怪しいものを挙げてみよう」



    ー議論開始ー
  279. 285 : : 2016/11/06(日) 09:03:34
    十神「何か怪しいものは無いか?」


    戦刃「とりあえず[モノクマファイルが配られていない]のと…」


    左右田「後は[江ノ島が死体で現れた]ことと」


    終里「[苗木が裏切り者]ってのも怪しいな」


    十神「[急に現れたのに苗木の部屋で殺人]、というのも変だな」


    苗木「全くその通り!!」[コトダマ「今回の前提」>
    break



    苗木「いきなり全員で答えだすって!!これ議論開始の意味無くない!?」

    終里「まぁまぁ、そんなに怒んなって」

    苗木「…うん、そうだね」


    十神「これだけでも面倒なのにこれ以上謎があると思うと…」


    十神「嫌になるな」

    左右田「その片言隻語の為に括弧二つ使ったのかよ!!」

    十神「あぁ、そうだ」

    左右田「えぇ」




    苗木「さぁ、次は死体の状況について話し合わない?」

    十神「そうだな、あの死体は特に謎だ」


    ―議論開始―
  280. 286 : : 2016/11/10(木) 06:56:56
    十神「とりあえず、[死因は不明]だな」


    戦刃「四肢骨折、殴打と絞殺の痕、さらには銃で撃たれた痕も有ったっけ」


    左右田「ひでぇな、誰だよ、やったやつ」


    苗木「それを今考えてるんだよ」


    左右田「いやまぁ、そうだけどよぉ」


    終里「死因が不明なら[凶器も判らない]か」


    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「縄」「模擬刀」>
    break



    苗木「確かに死因も凶器も判らないけど、怪しいものなら有ったんだ」

    十神「···というと?」

    苗木「死体の側に有った<縄>、プールに有った<模擬刀>だよ」

    左右田「ん?あぁ、確かに有ったな、縄」



    十神「······ちょっと良いか?」

    終里「んー?どうした?」

    戦刃「何か判ったの?」

    十神「がっつくな!」














    十神「この死因、凶器ーーー」
















    十神「今までの殺人と酷似していないか?」
  281. 287 : : 2016/11/13(日) 17:21:49
    苗木「あっ!!!」

    霧切さんの撲殺



    大和田君の四肢骨折



    澪田さんの絞殺



    そして、七海さんの出血多量、銃で撃たれた痕





    苗木「それに賛成だよ!!!」証拠品「死体の状況」



    終里「さすが、オレ!!」




    十神「···江ノ島、ファイル未配、ふざけた死体の状況···こrーーーーーー」













    モノクマ「はい、そこまで!投票始めるよ!」



    苗木「は?」


    十神「おい!どういう事だ!説明しろ!苗木!」

    苗木「おい」




    モノクマ「あー、いやね?最終決戦が近いし、こんなの”ただの前座”だし、邪魔が入ったていうか···」

    モノクマ「時間かけてる暇無いんだよねぇ」


    苗木「ふざけるな!これは、学級裁判だろ!犯人が判らないのに終わるのかよ!」



    モノクマ「そんな事言うなら、焦っているなら、君が犯人じゃねーの?裏切り者さん?」



    苗木「···」







    モノクマ「じゃあ、投票始めるよ!」








    vote

    苗木 苗木 苗木







    モノクマ「大正解!江ノ島盾子さんを殺したのは、苗木君でした!」




    苗木「なんで!皆?」



    シーン





    苗木「罠だ、これは罠だ!黒幕の罠なんだ!」


    モノクマ「僕はなにもしてません!デスノートも使ってませーん」



    十神「おい!お前ら何で苗木に投票した!」

    戦刃「だって、あの中で一番怪しいのは······」













    モノクマ「とにかく、冒頭と多少違っていても、何でも!」






    モノクマ「苗木君をオシオキします!」

    苗木「おい、最終決戦はどうなったんだ!モノクマ!」




















    モノクマ「じゃあね、希望さん」
  282. 288 : : 2016/11/15(火) 00:15:53
    まさかの苗木処刑!?いったいどうなるんだ...(期待)
  283. 289 : : 2016/11/26(土) 16:53:36
    >>288さん 遅れてすみません。さらに期待ありがとうございます!




    「サヨウナラ!みんなの希望」超高校級のゲーマー 苗木誠 死刑執行



    オシオキが始まると、僕の足に重い足枷?がついた。流石にモノクマも説明をしてくれる。
    「その状態で罠に耐えて自分の個室へ行ったら、君の勝ちだよ!」

    僕はそれを聞き、エレベーターへ向かう。






    すると、エレベーターのすぐ前で地面からトゲが出てきた。それが足に刺さる
    「ーーーーーー!!っぁ!!」

    声に為らない声が漏れる。罠とはこう言う事か···









    「···うっ······ぐぅ···」
    食堂前辺りまで来た。

    「うぅ、霧···切さ···ん···十神···君······待ってて············わあっ!?」
    ---ヒュウン
    針か何かが手に刺さる。


    「ーーー!!」


    それでも、もう、目の前に、個室が、ある



    息を整え、個室の扉を開くーーー
  284. 290 : : 2016/11/26(土) 16:57:03
    モノクマ「お疲れ様!」

    声がひビku

    「「苗木君!危ない!」」

    重なった声が聞こえる


    首に手錠的なのがつけられた

    桑田くんの如く、個室に引っ張られーーー






    個室に永遠に閉じ込められた、苗木誠

  285. 291 : : 2016/11/28(月) 07:16:54
    CHAPTER,5 「このコロシアイには問題がある!」

    END

    ノコリ 4 ニン?

    to be contenued
  286. 292 : : 2016/12/08(木) 17:39:25
    CHAPTER,6 「超高校級のゲーマーが超高校級の希望と超高校級の絶望を引き寄せた理由」
    (非)日常編
  287. 293 : : 2016/12/14(水) 20:40:12
    CHAPTER,6ーーー戦刃ルート





    戦刃「···」

    あれから、苗木君のオシオキから、十日程経ったのか、もしかしたら、もっと経っているかもしれない


    ヒトゴロシ




    間接的に、私は、私達は苗木君を殺した。ボタンを軽く押すだけで





    儚く、夢のように、命は消えた。



    終里さんは、いつもと変わらない。でも、どこか表情が暗い

    左右田君は、食事以外は個室に籠りっきり

    十神君は、5日位前から図書室で本をずっと読んでる

    私は···?











    ナニヲシテイルノダロウカ
  288. 294 : : 2016/12/14(水) 20:47:34
    「戦刃さん」
    「あっ、戦刃さん」
    「それは違うよ!」
    「今日はありがとう、楽しかったよ」





    戦刃「あああああああああああああああぁぁぁあぁぁっ!」


    そうだ、私は、泣いていた。

    悔しくて

    情けなくて

    自分が憎くて

    離れるのが嫌で






    「希望を捨てちゃ駄目だ!」

    「希望は前に進むんだ!」



    声が聞こえた気がする




    苗木君なら、どうするか

    希望を見るだろう

    じゃあ、私は、どうするか






    ···希望を見に行きたい



    考えなかった、考えが及ばなかった


    こんな1レスで終わることを



    戦刃「希望を、見に行こう···!」
  289. 295 : : 2016/12/15(木) 20:46:07
    ピンポンパンポーン


    モノクマ「hello,オマエラ!とりあえず、体育館に集合!」

    ···動機?それとも、他に何か有るのだろうか?

    早く行こう···!


    あれ、ドアが開けっ放し···声、廊下に聞こえてた!?

    恥ずかしい


    -体育館-

    モノクマ「やぁ、オマエラ!十日ブリかな」

    左右田「十日···もうそんなに経つのか」

    終里「···早くしてくんねーかな?」

    モノクマ「おっと、そうだね、そうしよう」



    モノクマ「えー、十日程前、一人の人がオシオキされました」

    モノクマ「そもそも、苗木君が生きている時点で、合計5人だったので、校則に則り、権利を持った生き残った奴等が卒業!となる筈だったのですが···」

    十神「江ノ島盾子が居た···」

    モノクマ「そう、ずっとジャバウォック島のコテージに居た江ノ島さんが居たんだ」

    モノクマ「参加者は、実は6人だったんだ」

    モノクマ「でも、今は、何人居るのかな?」

    戦刃「4人···!!」

    十神「黒幕を含めても、5人だな」

    モノクマ「そう!そうなのです!でも、流石にこのまま終わっても、腑に落ちない箇所があるでしょ?」








    モノクマ「と、いうことで、最終決戦をここに宣言します!」

    左右田「ギニャアアアアアアア!?最終決戦だって!?」


    モノクマ「台無しだよ!」

    左右田「すいません」


    モノクマ「決戦日は今日!いつも通り、裁判場で行います!」


    モノクマ「オマエラが、この場所の謎を解くことが出来たなら、オマエラの勝ち!」

    モノクマ「それが出来なかったらボクの勝ち!」



    モノクマ「それじゃ、裁判場で!うぷぷぷぷ!」
  290. 296 : : 2016/12/17(土) 20:51:59
    ー捜査開始ー

    とりあえず、謎って何なのか整理してみよう

    えっと、そもそもここは何処なんだろう?

    それから、何故私達は集められたのだろう?

    後、ダンガンロンパの、あのメッセージは何だったのだろう?

    ···そして、苗木君は犯人だったのだろうか?

    コトダマ「謎」
    where,why,what,really?


    戦刃「十神君は移動しないの?」

    十神「···お前はどうなんだ?」

    戦刃「いや、いくけど」

    十神「そうか、ならヒントを与えてやる」

    戦刃「?」



    十神「···黒幕は江ノ島だった」

    戦刃「···は?」

    十神「留意しておけ、そして、見方を変えろ」

    戦刃「えっ、あの、ちょ」

    十神「じゃあな」

    そそくさと行ってしまった···

    コトダマ「江ノ島盾子」
    黒幕は江ノ島盾子だったらしい


    ???謎が深まっていく



    よし、移動しよう。どこに行こうかな?
  291. 297 : : 2016/12/18(日) 20:58:27
    -情報処理室-

    鍵が掛かっていたけど、開いている。全ての部屋が開放されたのかな?

    さて、モノクマ操作室に行こうか



    あれ?

    大画面には、ウィンドウしか表示されていない······?

    どういう事かな?

    コトダマ「モノクマ操作室」
    大画面びっしりにウィンドウが表示されている。他の物は特に無さそう


    戦刃「次は···」



    -ホテル-

    ジャバウォック島のコテージに江ノ島さんが居たらしい

    とりあえず、ポスト?の表札には江ノ島さんの物は無い

    ···全部開けてみよう





    後は、七海さんの所だけ。他の部屋には特に無かった


    ガチャガチャ

    あれ?開かない?

    鍵が···掛かっている?

    戦刃「···バルス!」

    シーン


    戦刃「///」

    コトダマ「七海さんのコテージ」
    七海さんのコテージだけ鍵が掛かっていた
  292. 298 : : 2016/12/19(月) 21:14:07
    -七海の個室-


    ちゃんと捜査の為に、入っています

    と、言うのも、七海さんのコテージだけ鍵が掛かっていたので、何か有るのではないか、と思い入っています


    適当に調べても、何もなかった

    おかしいなぁ、何か有ると思ったのに




    引き出しに、手帳が入ってた。それ以外に収穫はなし

    とりあえず、中身を見てみよう




    <<<<<<<<<<>>>>>>>>>>

    今日から、希望ヶ峰学園らしき場所に閉じ込められた様子。コロシアイが始まった


    霧切さんが、殺された。犯人は苗木君?捜査は難しそうだ。いつも書いているのに




    狛枝君に呼び出された。恐らく殺される。万が一の確率だが、殺人を止めてみたい





    何故か、既に書こうとしていたことが記されていた。黒幕の罠か?真相は判らない





    既に書こうとしていたことが記されていた。同じ記述が多い。もしかして、この世界はループしているのか?


    狛枝君に呼び出された。今までと同じ様に、私は死ぬだろう(狛枝君に呼び出された後の事が記されていないため)だが、もしループしているなら、未来の私に告げておく。ここに記されていることは、全て事実だ。






    前回、と形容すべきだろうか?その前回の私の言った通り全て記された通りに起きた。数えた結果、今回で153回目だ。狛枝君に呼び出された為、後の事は次の私に託す。一つアドバイスだ。止めようとしても無駄だ。



    200回目の様子だ。切りが良いから、今回で終わってくれ。今までの私よ、報われろ。苗木君には、優しくしてもらった。次の私、苗木君は信用できる、と言っておく。狛枝君に呼び出された。さようなら

    <<<<<<<<<<>>>>>>>>>>


    戦刃「···」


    ループしている?このコロシアイが?

    確かに、記されている事は、今まで起きた事と一致しているけど···



    もう、訳が判らないよ!!!

    コトダマ「七海の手帳」
    ループしている、と記述がある。記されている事は全て事実の様子。現在は200回目らしい
  293. 299 : : 2016/12/20(火) 17:55:23
    戦刃「次行こう······」


    -学園長室-


    左右田「おっ!戦刃、丁度良い所に来た!」

    戦刃「え?」

    左右田「今、ここを漁ってたらよう、モノクマが現れて、」

    「左右田君、苗木君の部屋の鍵、渡しておくね。一応死体を発見しないと学級裁判開けないから。オシオキの死体でも、ね」


    左右田「って言われたんだがよ、まだここを調べきって無いんだわ。代わりに行ってくんね?」

    戦刃「···良いよ。じゃあ、ここは任せるね」

    左右田「おう!」




    -廊下-

    十神「ん?戦刃じゃないか、どこに行くんだ?」

    戦刃「苗木君の個室だよ、十神君は?」

    十神「奇遇だな、俺もだ。鶏小屋にマスターキーが落ちていたからな。因みに、モノクマの許可もとった」

    戦刃「私は、左右田君に頼まれて、ね」その他の事情も説明

    十神「成る程な、よし、じゃあ行くか」




    -苗木の個室前-

    十神「···二十は鍵があるな」

    戦刃「オシオキの殺し方が餓死だからね、完全に出れないようにしたんだよ」

    十神「じゃ、開けるか」

    戦刃「うん!」

    ガチャ···ガチャ···ガチャ···

    ガチャ、ギーー······
  294. 300 : : 2016/12/20(火) 19:39:15
    そこには、意外な事実が待っていた








































    苗木「あれ?戦刃さん?十神君?どうしてここに?」



    戦刃「!?ちょ!!!??」

    十神「おい、どういう事だ!説明しろ、苗木!」

    苗木「生きているよ、以上」


    涙が零れている。私の目から、とても、とても。

    戦刃「···苗木君、ごめんなさい···」

    苗木「?何が?」


    戦刃「苗木君に、投票したこと···本当に」

    苗木「いいよ、別に。どちらにしろ、誰かがオシオキされていたんだ。寧ろ僕で良かったくらいだよ」


    十神「···何故、生きている?」

    苗木「え!駄目だった!?」

    十神「そうじゃない、十日も経っていたにも関わらず、何故生き延びて居られたのか、理由を訊いているんだ!」


    苗木「あぁ、そういう事?それは単純な事だよ」


    苗木「それはーーー」
  295. 301 : : 2016/12/20(火) 19:49:09


































    苗木「モノモノマシーンで出てきた乾パンを食べたり、ミネラルウォーターを飲んだりしてたからだよ」











    戦刃「結局モノモノマシーン!?」


    十神「モノモノマシーン有能過ぎるだろ!」

    戦刃「斬新にも程がある!」

    十神「読者(居るかはイマイチ判らないが)も呆れ返るわ!」



    苗木「それは違うよ!」[モノモノマシーンは凄い>

    戦刃「なにそのコトダマ!」


    苗木「いやぁ、<それは違うよ>って練習しといて良かった!今上手く使えたからね」

    戦刃「ん?」








    戦刃「あれ?もしかして>>294で聞こえたのは本物の声?」

    苗木「···もしかして、ドア開けてた?」

    戦刃「あっ、うん」


    十神「最初の殺人で石丸が細工したから、廊下にここの音が漏れていたんだな」

    苗木「うん、だからドアを開けていると僕の声が聞こえる筈だね」




    戦刃「えぇ?」(困惑)
  296. 302 : : 2016/12/21(水) 17:22:50
    CHAPTER,6 「超高校級のゲーマーが超高校級の希望と超高校級の絶望を引き寄せた理由」非日常編


    苗木「ここからは僕の番だよ!」










    このSSの続編的な奴を考えているのですが、書くかどうか悩んでいるんで、出来たら意見を下さい いずみ
  297. 303 : : 2016/12/23(金) 19:47:23
    苗木「とりあえず、二人の捜査の結果を教えてくれるかな?」

    戦刃「はい、どうぞ」

    戦刃からコトダマを譲り受けた


    十神「ほら、霧切の遺書だ。内容を確かめていた。後で読め」

    苗木「···分かった、ありがとう」

    十神「あと、アドバイスだが、今までの疑問や結果を振り返るのも良いと思うぞ」

    苗木「成る程、ありがとう!」

    十神「じゃあな、また後で」

    戦刃「また後で、会おうね」

    苗木「うん」




    とりあえず、疑問点を振り返るか


    ···動機?

    そう言えば、裁判の最後にモノクマがいつも追い打ちを掛けていたな。石丸君なら、動機の映像は仮病だった、的な


    コトダマ「モノクマの追い打ち」
    裁判の最後に動機に関する追い打ちを掛けていた


    そもそも、ここは一体何処なんだろう?

    こんなにダンガンロンパの世界を忠実に再現するなんて。って言うか、キャラクターの姿になるのも、ロジックせずとも疑問だと判るじゃないか


    コトダマ「この世界」
    一体何処なんだろうか?


    疑問は概ねそんなものか?
  298. 304 : : 2016/12/24(土) 21:07:44
    結果、結果ねぇ


    とは言え、重要な結果は5回目の学級裁判位か?


    コトダマ「学級裁判の結果」
    江ノ島が殺され、苗木が濡れ衣を着せられた




    後は、僕は生き残っている、生きている、ってことか


    コトダマ「生還」
    オシオキを受けても、生き残れた


    ···さて、霧切さんの遺書も気になるけれども、セレスさんのパソコンのデータも気になるな。そっちを優先させるか


    /個室前/

    モノクマ「や、やややぁ、苗木君!生きていてうれししししいいいいいよぉぉぉ!」

    苗木「そうかい?僕こそ、生き残れて嬉しいよ」

    モノクマ「···」

    苗木「過去の僕はここで死んでいたんだね?」

    モノクマ「···!!!」

    苗木「192回目だけでなく、他にもメモを残して居たなら、場所を教えてくれるかな?」

    モノクマ「······本気だねぇ」

    苗木「許せないからね、僕の事も、君の事も」

    モノクマ「···そっか」

    苗木「···教えてくれないの?」

    モノクマ「いくら君にも見せられない物もあるんだよ」

    苗木「ふ~ん、そっか」

    モノクマ「···じゃ」

    苗木「じゃ」


    コトダマ「192回目のメモ」
    七海千秋の本に挟まっていたメモ

    コトダマ「監視カメラ」
    僕が個室で何をしていたのか、そもそも生きていた事にモノクマは気づいて居なかったため、監視していなかった様子
  299. 305 : : 2016/12/25(日) 20:45:11
    /たえちゃんの個室/


    苗木「11037、っと!」

    苗木「被験者リスト······か」


    大体察しはついているけど、中身は確かめないと





    <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<


    このリストは、希望へ更正するため、忌まわしき道具へ被験したもの全員のデータである。故に、所謂、超高校級の希望のデータも含まれる。




    苗木 誠  ####

    十神 白夜 ###

    ・・・・・・・・・・


    以上、計十六名が被験者となる。

    >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


    苗木「ん?」

    僕の所に僕の個人情報が載っていたから、このデータは正しいはず。でも、















    黒幕の情報がない


    コトダマ「被験者リスト」
    ここに居る全員のデータがあるはずなのに、黒幕のデータが無い
  300. 306 : : 2016/12/26(月) 19:42:52
    苗木「さて、じゃあ、見てみますか」

    霧切さんの遺書。おそらく、彼女が書き残した、「僕が犯人でない根拠」

    危険なもの、だと言う。でも


    苗木「ここで見ないのも、どうかと思うんだよね」




    >>>>>>>>>>>>>


    黒幕は、私達の中に居る。これを踏まえて話すわ。
    その前に、七海さんの手帳は見た?あれは正しい考察よ。私も手帳を使い、同じことをしていたもの。この世界はループしている。これは確定と見ていいわね。
    さて、動機に「苗木君は条件に当てはまらない」ってモノクマが言っていたけど、あれ自体は事実よ。但し、いい意味でね。いい意味で条件に当てはまらないのよ。ダンガンロンパの二作品目は、何故閉じ込められたのかしら?ここは何をモチーフにした世界なのかしら?···恐らく、苗木君が当てはまらない条件は










  301. 307 : : 2016/12/26(月) 19:45:30























































    所謂、超高校級の絶望だ、ってことね
    これは、黒幕の正体にも繋がるわ。留意しておいて。この情報は上手く使って頂戴。
    今夜、撲殺される。後は頼んだわよ。

    霧切の姿になっていた者
  302. 308 : : 2016/12/28(水) 17:05:49
    <<<<<<<<<<<<<<<<


    苗木「···え?」

    僕は、僕だけが、超高校級の絶望ではない?

    なら、他の人は···


    コトダマ「霧切の遺書」
    僕だけが、超高校級の絶望ではないらしい。この情報は黒幕にも繋がるらしい








    コトダマ「希望」
    より良い状態を期待し、その実現を願うこと。また、その事柄

















    ピンポンパンポーン
  303. 309 : : 2017/01/01(日) 15:19:18
    明けましておめでとうございます!
    もうクライマックスっぽいですが今年も引き続き楽しく読ませて貰いますね~
  304. 310 : : 2017/01/09(月) 13:52:58
    >>309さん 明けましておめでとうございます!今年もどうぞ宜しくお願いします!

    いずみが最近更新出来なかったのは、新年早々インフルエンザにかかってたからです
  305. 311 : : 2017/01/09(月) 20:41:07
    モノクマ「とうとう、この時がやって来ました」

    モノクマ「最終決戦です!」

    モノクマ「さぁ!赤い扉を!開いて!やって来て!」

    モノクマ「その扉が、希望か絶望か、はたまたそれ以外か、掴み取るのはオマエラだ!」

    モノクマ「じゃ、待ってるね!」


    モノクマ「リアルなダンガンロンパも此で最後だ······!」
  306. 312 : : 2017/01/10(火) 20:34:47
    /赤い扉/

    左右田「···」

    終里「···」

    戦刃「···」

    十神「···行くか」

    苗木「うん、行こう···」

    モノクマ「じゃ、待ってんね~」







    始まる、終わる、学級裁判



    希望、絶望、学級裁判





    未来、過去、学級裁判







    現実、仮想、学級裁判







    さぁ、始めよう!最後の、決戦の




















                  学級裁判を!
  307. 313 : : 2017/01/11(水) 19:22:10
    学級裁判 開廷!!









    ···の前に!




    <モノクマ劇場>

    モノクマ「いやぁ、もう出来ないと思うから今のうちにやっておきたかったんだぁ、モノクマ劇場」

    モノクマ「この物語って、一種のオリロンパだと思うんだ(適当)」

    モノクマ「って言うのも、一応全員に現実での名前を付けてるし、ダンガンロンパのssっぽくないssだからね···?」

    モノクマ「という話は捨てといて」


    モノクマ「黒幕についての、いや、推理のコメントはいつでも待ってるって言いたかったんだ!」

    モノクマ「作者的にも、嬉しくてどんどんやって欲しいらしいから」


    モノクマ「宣伝も捨てといて」


    モノクマ「愈々、明日ダンガンロンパV3発売だね」

    モノクマ「プレイしまくるのは良いけど、休憩時間や暇な時間にこのSS読んでくれると有り難いです」

    モノクマ「>>1はアンジーちゃんが好みらしいです」

    モノクマ「さて、そろそろ終わりにしようかな」

    モノクマ「じゃあ、裁判でね!」





  308. 314 : : 2017/01/12(木) 19:12:43
    コトダマ「謎」「江ノ島盾子」「モノクマ操作室」「七海のコテージ」「七海の手帳」「モノクマの追い打ち」「この世界」「学級裁判の結果」「生還」「192回目のメモ」「監視カメラ」「被験者リスト」「霧切の遺書」「希望」




    最後の学級裁判 開廷!!!
  309. 315 : : 2017/01/21(土) 16:35:12
    モノクマ「まずは、今回の学級裁判の説明をします」

    モノクマ「この学園の謎を解き明かし、黒幕を当て、満場一致で外に出る、と投票されたら」


    モノクマ「オマエラの勝ち!」

    モノクマ「逆に、謎を解き明かせなかったり、黒幕を当てられなかったり、外に出たくない、と投票されたりしたら」


    モノクマ「ボクの勝ち!」



    苗木「要は、1の学級裁判みたいなんだね」

    モノクマ「そうだよ!」


    モノクマ「あっ、黒幕の正体の議論もするから、今回はボクも参加するよ!」




    十神「フン、それじゃ、議論開始といこうか」

    モノクマ「ごめん、もう一個業務連絡」

    十神「そうか、じゃあ、さっさとしろ」








    モノクマ「えー、読者の方々に連絡です

    モノクマ「えー、このSSの結末が、もしかしたらV3と被ってしまいそう何ですよねぇ」

    モノクマ「まぁ、その、結末は>>1時点で決定してたんで」

    モノクマ「パクっとんちゃうぞゴラァ!」

    モノクマ「とか言われても困窮しちゃうんです」

    モノクマ「要約しますと、”結末は>>1時点で決定してたので、V3への類似は見逃して下さい”、という事です」

    モノクマ「御理解戴きますようお願いします」




    終里「何独り言いってんだよ」

    モノクマ「業務連絡って言ったでしょ!放っといてよ!」

    戦刃「···V3って何?」

    苗木「···記憶に無い単語だね」

    コトダマ入手「記憶に無い単語」
    記憶に無い単語をモノクマが発していた
  310. 316 : : 2017/01/23(月) 01:20:51
    なんかそんな気はしてた(苦笑)
    ともあれ最後までお付き合いしまする~
  311. 317 : : 2017/01/23(月) 20:00:27
    >>316 お付き合いして下さるなんて本当に有り難いです。どうかお願いしますね!




    モノクマ「さて、何から議論しようか?」

    十神「黒幕、いや、とりあえず、江ノ島盾子を殺した犯人の特定だな」


    左右田「確かに、そこはハッキリさせた方が良いな」




    <議論開始>

    苗木「さぁ、話そうか」

    終里「どうせ[左右田]だろ」

    左右田「はぁ!?なんでだよ!意味わかんねーよ!」

    十神「どうせ[左右田の知能が低いから]左右田は理解出来ないのだろう」

    左右田「」

    モノクマ「っていうか、それ[苗木君でしょ?犯人]」

    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「生還」>
    break



    苗木「いや、僕は犯人じゃない」

    モノクマ「え?”嘘”はいけないよ?苗木君」

    苗木「じゃあ、何故僕が生きているんだ!」

    モノクマ「······あ!」

    苗木「僕が犯人なら、個室から出て直ぐにもう一度殺し直せば良い。なのに、僕は未だに生きているんだ」

    十神「つまり、苗木は犯人じゃないから今も生きている、という事か」

    モノクマ「あー、はいはい、分かった、分かった!苗木君は犯人じゃないよ!!」
  312. 318 : : 2017/01/25(水) 21:13:53
    十神「···つまり、貴様は裁判の結果を偽っていたのか?」

    モノクマ「さ、さぁ」

    十神「···チッ」

    苗木「さて、次はこの世界についてかな?」

    左右田「ん?ちょっと待てよ」

    苗木「どうしたの?黄色いモブ君」

    左右田「」

    苗木「あっ、ゴメン、左右田君」

    左右田「······江ノ島盾子は、殺されるまで何処に居たんだ?」

    終里「んー、確かに気になるな!」

    苗木「じゃあ、それについて議論しようか」

    <議論開始>

    左右田「まぁ、単純に情報処理室とかか?」

    終里「んな訳ねーよ!」

    終里「ずっと[生物室で死体のまま保管されてた]んだ!!」

    戦刃「うーん、私はリタイアするね」

    十神「···入れない所とかか?」

    十神「特に[捜査中も入れなかった所が怪しい]な」

    苗木[それに賛成だ!][コトダマ「七海のコテージ」>
    break
  313. 319 : : 2017/01/28(土) 20:12:26
    苗木「戦刃さんが捜査中に七海さんのコテージを調べたらしいんだ」

    戦刃「でも、鍵が掛かってて入れなかったんだ」

    終里「あー、そりゃ怪しいな」

    左右田「でも、なんで鍵が掛かった部屋なんかが有ったんだ?」

    苗木「勿論、そこに江ノ島盾子が居たからだよ」

    左右田「あぁ、成る程······ん?ちょっと待てよ」

    苗木「どうしたの?」

    左右田「いや、捜査中も鍵が掛かった部屋に、なんで江ノ島盾子が居たのか解んないだが」

    苗木「あぁ、それなら」




    証拠品「江ノ島盾子」





    苗木「江ノ島盾子は黒幕だった、からだよ」

    十神「あぁ、恐らくな」

    苗木「それなら、捜査中も部屋が開放出来なくても納得出来るよね?」

    戦刃「?どういうこと?」

    苗木「だって、黒幕だった人が居た所だよ?開放したらーーー」

    戦刃「重大な秘密がバレる······!!」

    苗木「うん、そのとおr」


    モノクマ「聞き捨て為らないよ!その言い分!!」
    反論



    苗木「え?」


    モノクマ「よく考えてよ!」

    モノクマ「黒幕が江ノ島盾子なら、このコロシアイが続くわけが無いんだよ!」

    苗木「······」

    モノクマ「黙っちゃって、どうしたの?」


    <―反論ショーダウン―>

  314. 320 : : 2017/01/31(火) 20:45:01
    モノクマ「江ノ島盾子 が黒幕!!」
        「確かに筋が通 っているかもね?」
        「だけどさ?忘 れていないよねぇ?」
        「彼女が黒幕な らさぁ!!」


          「今、現在進行形でこのコロシアイ//が続いている訳がないよ!」


    苗木「その言葉、斬らせて貰うよ!!」[コトノハ「江ノ島盾子」「モノクマ操作室」ーーー>
    break




    苗木「いいか?江ノ島盾子は黒幕”だった”んだ」

    モノクマ「ん?どういう意味かなぁ?」

    苗木「十神君、ここまで言えば、解るよね!」

    十神「だった、と言うことは、過去形を用いている、つまり」




    十神「現在は別の人が黒幕へと成っているんだ!!!」



    モノクマ「いや、ちょいまち!!だったら僕はどうなるの?」


    モノクマ「苗木君が言うには七海さんのコテージに重大な秘密が在るんでしょ?」

    モノクマ「それに、江ノ島盾子が黒幕だったなら僕の操作はそこで行っていたんだよね?」

    モノクマ「じゃあ、僕の操作は今誰がやっているのさ!」

    モノクマ「生き残った人が入れ替わっても居ないでしょう!」

    モノクマ「だったら、僕の操作が出来る人は誰も居ないって事に成らないかな!?」

    苗木「それは違うよ。モノクマ操作室のモニターが証明してくれている」

    モノクマ「······!」

    苗木「モノクマ操作室のモニターにはウインドウしか表示されてなかったらしい」

    苗木「操作室、表示されているのはウインドウのみ、江ノ島盾子が居なくとも操作出来る方法、それはーーー」






















    苗木「単純明快、人工知能だよ」
  315. 321 : : 2017/02/03(金) 20:01:09
    左右田「まぁ、人工知能ってのは予想がつくよな」

    モノクマ「······」

    苗木「でも、おかしいよね?」

    左右田「ん?どこがだよ」

    十神「モノクマが人工知能という事に違和感は覚えないな」

    戦刃「うん、おかしい点て何?」


    終里「あっ、もしかして人工知能がモノクマに搭載されてねーって事か!?」

    モノクマ「うぷぷぷぷ、いやいや、それは違うよ」

    苗木「なんで違うのかな?」

    モノクマ「だって、そんな証拠無いじゃんか!」


    1,モノクマが操作室にて操作されてるから
    2,俺の占いは三割当たる!迷路帳だべ!
    3,モニターにウインドウが有るから←


    苗木「これが僕の答えだ!」


    苗木「モノクマ操作室にウインドウが表示されていた」

    苗木「と言うことは、人工知能自体はそこに有って、そこで処理を行っているって事だ」

    苗木「でも、それは変だよね」

    苗木「だって、人工知能をモノクマに搭載すればわざわざモノクマ操作室というモノクマから離れた場所で処理を行う必要性がないから」

    苗木「例え、モノクマにそこまでの容量が無かったって言うのも違うよね」

    苗木「だって、こんな大掛かりな舞台を創る黒幕なら、モノクマに人工知能を載せる程度の容量を与える筈だからね」
  316. 322 : : 2017/02/06(月) 20:00:15
    モノクマ「何が言いたいの?」

    苗木「モノクマは何故か遠隔操作されている、ってことさ」

    十神「違和感しか無いな。一体どういう事なんだ」

    苗木「じゃあ、この世界に就いて話そうか!」

    戦刃「苗木君は何を知っているの?ねぇ」

    苗木「え?あぁ、それはねぇ」


























    苗木「全て············知ってしまったんだよ······!」

    モノクマ「は?」

    終里「おいおい、そりゃ無いだろ!」

    モノクマ「そうだよ!何で全てわかってんのさ!」

    苗木「ずっと、考えてた。個室で過ごしていた間、ずっと」

    十神「······」

    苗木「そして!!!捜査していく中で!全て繋がったんだ!」



    モノクマ「あっそぉ?じゃあさ、僕は問いたいんだけどさ?」

    モノクマ「この世界は一体全体何なのさ!」



















    証拠品「七海の手帳」「192回目のメモ」


















    僕は、正しい筈だよね?そういう意味だよね?七海さん?

















    苗木「プログラム、此処は、此処は······!!!」


    苗木「仮想空間だ!」
  317. 323 : : 2017/02/07(火) 20:05:19
    十神「······」

    終里「······」

    左右田「······」

    戦刃「······」

    モノクマ「······」

    苗木「······」




    左右田「お、おい!ちょっと待てって!此処がプログラム世界?いやいや、流石に有り得ねーって!」

    モノクマ「······」

    左右田「ってか何でモノクマも黙ってんだよ!おい!!おい!!!」

    十神「正解だから、図星だから黙っているんだろ」

    左右田「はぁ!?」

    十神「忘れたのか?此処は、ダンガンロンパを完全に再現している空間だ。抑、俺達がキャラクターの姿に成っているのも、仮想空間なら納得できる」

    左右田「そりゃ······姿が変わっているのは可笑しいけどよ!」

    十神「スーパーダンガンロンパ2だ」

    左右田「!!······おい!まさか」


    十神「恐らく、そこまで再現しているんだ」

    終里「つまり、新世界プログラムが現実になったって訳か!?」

    苗木「そうだよ。これは新世界プログラムだ」

    左右田「新世界プログラム······だとすると、黒幕って······!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ、ちょっと良いかな?」

    苗木「何だよ、急に」

    モノクマ「ここがプログラム世界だっていう根拠は!?有るよねぇ!」

    苗木「勿論だよ、無かったらわざわざ発言しないって」

    モノクマ「じゃあ、教えて貰おっかな!」
  318. 324 : : 2017/02/08(水) 20:04:06
    苗木「一つ目」

    苗木「192回目のメモ。」

    苗木「今度こそ上手くいく、ーーーがオシオキされた」

    苗木「そして"192回目"」

    苗木「今度こそ上手くいく、192回目、この二つから繰り返しているのでは無いか?という仮説を立てられる」

    苗木「"誰かが"オシオキされた事に依り、繰り返すとも考えられるよね」

    モノクマ「うぷぷぷぷ!それだけなの?」

    苗木「あぁ、確かにこれだけなら、推測の域を出ないね」

    モノクマ「含みが有るね。他にも有るのかい?」

    苗木「七海さんの遺書だよ」

    苗木「繰り返している、という事が明確に記されている」

    苗木「毎回同じ展開に為っている、というのも、モノクマが同じ様に動機発表とかを行っているって事だよね?」

    モノクマ「う~ん、確かに証拠は揃っている、とも言えるけどさ?証明は出来ないよね?」

    苗木「······出来なくは無いよ?ここで僕が自殺でもすれば初めに戻るだろうからね」



    十神「とりあえず、仮想空間と仮定して進めよう。これ以上信憑性について話していても決着が着くのは日が暮れた後だ」

    苗木「そうだね、じゃあ、次はさ」







    苗木「黒幕行ってみようか」
  319. 325 : : 2017/02/09(木) 20:44:57
    モノクマ「は?」

    十神「おう、で?誰なんだ?」

    モノクマ「ちょ」

    終里「ってか、黒幕何か居るのか?」

    モノクマ「あの」

    戦刃「確かに、居るのかも判らないね」

    モノクマ「えっと」

    苗木「じゃあ、そこをハッキリさせようか!」


    <議論開始>

    苗木「じゃあ、黒幕は本当に居るのかな?」

    十神「居るだろう、黒幕」

    モノクマ「うぅ」

    戦刃「いや、居ないよ」

    終里「居ねー可能性も有るだろ!」

    モノクマ「おーい!」

    左右田「うーん、何て言うかさ」

    左右田「それも証明出来ない気がするな」

    モノクマ「······」

    終里「だって[ここに居る奴ら意外ここに居ねー]だろ」

    苗木「それは違うよ!」[コトダマ「被験者リスト」>
    break



    苗木「確かに、ここに居るのは」

    苗木「苗木、十神、終里、戦刃、左右田、そしてモノクマだけだね」

    苗木「この、被験者リストもそれを証明している」


    終里「ん?ってこたぁ黒幕は居ないんじゃないか?」

    戦刃「じゃあ、モノクマは完全な人工知能って事だね」

    苗木「残念!」

    苗木「モノクマは人工知能だけども、指示を出した人間が居るよ」

    苗木「この五人の中にね」





    モノクマ「あの、そろそろ反応してもらっていいすか?」

    苗木「はいはい」


    苗木「それにしても、モノクマ!」

    モノクマ「な、何?」

    苗木「君はこれから正体がバレるんだけどさ」

    モノクマ「う、うん、自信満々だね」

    苗木「こちらとしてはココロオドルんだよね」

    モノクマ「!!!」
  320. 326 : : 2017/02/09(木) 20:51:48
    モノクマ「エンジョーイwww音楽は鳴り続けるwww」

    苗木「イッジョーインwww届けたい胸の鼓動www」

    モノクマ「コッコロオドルアンコール沸かすwwwダンスダンスダンスwww」

    苗木「レディゴーwww」

    モノクマ「今ゴーインゴーより通り越し音に乗り泳ぎ続けるwww」

    苗木「エンジョーイwww」

    モノクマ「エンジョーイwww」

    苗木「イッジョーインwww」

    モノクマ「イッジョーインwww」

    苗クマ「呼応するココロ響き続けるwww」







































    苗木「掛かったな、モノクマ!」

    モノクマ「え?」

    十神「まさかこの意味わからん言葉の投げ合いが黒幕の正体を示しているのか!?」

    苗木「うん、勿論だよ」
  321. 327 : : 2017/02/13(月) 19:40:08
    苗木「なぜ、僕の言葉一つで、ココロオドルに乗れたのか?」

    モノクマ「!」

    苗木「そして、被験者は僕達五名」

    モノクマ「!!」

    苗木「それらから、考えられるのは、解るよね?」

















    苗木「黒幕は僕だ」

    証拠品「霧切の遺書」


    苗木「僕だけが絶望ではない」

    苗木「裏を返せば、僕以外は絶望だ」

    苗木「そして、プログラム世界」

    苗木「スーダン2は、元々希望へと更生させるプログラムが舞台だった」

    苗木「なら、希望である僕が何故ここに居るのか?」

    苗木「なら、僕は絶望を希望へと更生させる手伝いをする役割だった」

    苗木「そして、被験者リストに五名しか残っていないなら、希望である僕が黒幕だと考えられるよね?」

    終里「じゃあ、オメーがモノクマを紐で操っていたのかよ!」


    終里「ずっと騙してよぉ!!」

    苗木「あぁ、それは違うよ」

    苗木「黒幕は僕であって、僕でないから」

    苗木「プログラム世界だよ?あっても良いよね?」



    苗木「アルターエゴ」
  322. 328 : : 2017/02/15(水) 16:35:05
    苗木「黒幕は僕のアルターエゴ」

    苗木「僕は正真正銘、僕自身だ」

    苗木「あっ、いや、ややこしくなるな」

    十神「差別化出来ないか?解りにくいぞ」

    苗木「じゃあ、アルターエゴの方は僕の現実の名前、本名の」

    苗木「峰城 幸太で」


    超高校級の黒幕? 峰城 幸太



    苗木「んで、早急僕達の知らないV3?っていう単語を発していたから、記憶に違いがある」

    苗木「って事は、やはり記憶が消されているんだ」

    左右田「じゃあ、お前から見れば峰城は未来の自分って事か?」

    苗木「そうだね、そうなるね」





    モノクマ「ちょい待ちぃ!」

    モノクマ「苗木君以外が絶望?いやいや、それは無いって」

    戦刃「信じたくは無いけど、それなら、理解は出来る」

    モノクマ「じゃあ?外はどうなってんのさ?オマエラは外で何をしたって言うのさ!」

    苗木「は?」

    モノクマ「判ったとしても証拠は無いじゃん!」

    苗木「は?」

    モノクマ「だーかーら!そういう事だから!希望更正プログラムとか、黒幕が峰城君だ、っていう事は証明出来ないよね?それとも、全部判った上で言ってるのかなぁ?」


    苗木「は?」

    モノクマ「酷くない!?やっぱ苗木君だけは絶望だよ!」

    苗木「じゃあ、外で何をしたかを答えれば、証明にも為りうると?」

    モノクマ「······証明には為らずとも、可能性は格段に上がるね!」
  323. 329 : : 2017/02/19(日) 17:56:08
    苗木「ほい」

    証拠品「モノクマの追い打ち」

    苗木「1~3回目の学級裁判で、モノクマはクロに追い打ちを掛けた」

    苗木「例えば、石丸君なら、動機の患者を病気にさせたのは石丸君本人だって言ったりね」

    モノクマ「それが何さ」

    苗木「石丸君だけの場合なら、見過ごしたのにね?」

    苗木「じゃあ、山田君は?」

    左右田「確か、それ以上の事をしたとか、そんな感じだったな」

    苗木「じゃあ、やす······セレスさんは?」

    十神「もっと殺したとか、なんとか言ってたな」

    苗木「石丸君だけじゃ判断不可能だけど、後の二人も視野に入れると、共通点が有るんだよね」

    戦刃「······大量殺人······!!」

    苗木「そう、全員大量殺人していたんだよ」

    苗木「大量殺人したなら、更正させようとしても理解は出来るよね?」

    終里「い、いやいや、俺らがそんなことするわけねぇよ!」

    苗木「それも含めて、峰城君に訊いてみようか?」

    苗木「ほら、観念しろよ。モノクマ、いや、峰城幸太」



    モノクマ「み、認めないよ!」

    -MTB(マシンガン·トーク·バトル)開始-
  324. 330 : : 2017/02/21(火) 20:32:31
    モノクマ「うぷぷぷぷ」
           「はい?もう一回言ってよ!」
                 「有り得ないって!」
                      「希望だ?絶望か?」

    モノクマ「[そもそも、ここがプログラム世界ってそんな訳無いよ]」

    苗木「まずは前提としてこれが有るよね?」[コトダマ「被験者リスト」>


    モノクマ「だから何さ!」

    PTA(パニック·トーク·アクション)開始


    モノクマ「ぶっひゃっひゃっひゃ!」
              「聞こえないなぁ?」
                   「届かないよ?そんなの」
                         「希望だ!絶望だ!」



    モノクマ「[決定的な証拠を出しなよ!]」



         舞
    園         さや   →    舞園さやか
         か


    苗木「じゃあ、これは何なんだ!」


    rいろnn部装 開始


    モノクマ「······」
          「······」
            「······」
             「希望だよ!」



    モノクマ「それだけなの?[証拠はそれしか無いの?]」

          霧
    切          子     →  霧切響子
          響




    苗木「いいや、これが答えだ!」


    break
  325. 331 : : 2017/02/25(土) 20:46:40
    苗木「大前提として、此処には残り五名しか居ない」

    苗木「これは、リストに載っているだけであって、同一人物ならもう一人居たって別にいい」

    苗木「で、それが僕だって証拠は「霧切の遺書」や「生還」している事から導き出せる」

    苗木「でも、同一人物が複数、まるでクローンの様に存在しているなんて、現実味がない」

    苗木「だったら、スーダン2みたくプログラム世界なら、有り得るのでは?」

    苗木「ダンガンロンパをモチーフにしているなら、十分有り得るよね」


    モノクマ「だから!プログラム世界だって証明は!?」




    苗木「舞園さやかだよ」






    苗木「動機の棚を見つけて話し合っていた僕らの前に現れた、舞園さやかだよ」










    いずみ「えぇーーー!そんな馬鹿な!」


    左右田「だっ、誰だよ!」

  326. 332 : : 2017/02/26(日) 19:53:50
    苗木「ほら、今作者が出てきたのも不自然でしょ」

    いずみ「これは特権だから、じゃあね」





    苗木「取り敢えず、作者の件は措いといて、被験者リストに無い舞園が出てくるのは怪しい」



    苗木「それに加えて、夜時間だったかな?霧切さんが、死んだはずの霧切さんが現れた事も有った」



    苗木「プログラム世界でもないと有り得ないよね?」


    モノクマ「うぅ」


    十神「どうした?諦めたか?」

    終里「ほら、何とか言いやがれ!」

    左右田「そうだそうだを黙ってちゃ進まねえよ!」

    戦刃「出てきてよ···早く来て!」

    苗木「だが断る······じゃなくて」


    苗木「観念しろ!モノクマ、否、峰城幸太!」







    モノクマ「うぷぷぷぷ」

    モノク「うぷぷぷ」

    モノ「うぷぷ」

    モ「うぷ」

    ####「アハハハハハハ!」
















    峰城「はぁ、バレちゃった······か」

    現れたのは、大人びた苗木誠の姿だった
  327. 333 : : 2017/02/27(月) 20:49:44
    苗木「やっぱり、僕っぽいね」

    峰城「まぁ、仕方無いさ、希望の為だったからね?」

    苗木「じゃあ、全て話して貰っても良いかな?」

    峰城「いや、何でさ?君は解けてんだろう?ん?」

    苗木「いいや?僕は解けて無い、解いてない」

    苗木「思い出しただけさ」

    峰城「ふーん?」








    左右田「ちょっと待てよ」

    苗木「え?」

    左右田「なにナチュラルに話してんだよ!もう少し驚けよ!」

    苗木「いや、言われても」

    十神「まぁ、話は進めないとならない、驚いている暇は無いのさ」

    左右田「えぇ」






    峰城「全て話して、って言われてもなぁ」

    峰城「話すこと一杯有るんだよね」

    戦刃「取り敢えず、外はどうなっているの?私達は何をしたの?」

    峰城「あぁ、君達はねぇ」






















    峰城「既出だけど、大量殺人したんだ」

    峰城「個人差はあれど、五十は殺してたね」
  328. 334 : : 2017/02/28(火) 20:01:10
    十神「五十···だと···?」

    峰城「あぁ、信沢ーーあぁ、十神君は六十三人だったかな?」

    終里「な、何でだよ!おかしいだろ!そんなに人を殺すなんて!」


    峰城「いや、おかしいとかじゃなくて、殺ったんだよ、お前らが」

    左右田「!そんな、嘘だろ、おい······!!」



    苗木「嘘さ!それはね」

    峰城「ん?」


    苗木「だって、洗脳されたんだからさ?”君達”はやってないのさ」

    峰城「まぁ、洗脳されてても、殺ったのはお前らだけどな」

    苗木「思い出してよ?ダンガンロンパをプレイしていたら、見慣れない選択肢が現れて、了承したらーー」

    十神「ここにいた」

    苗木「つまり」

    左右田「その時が」

    苗木「記憶の境目であり、その選択肢が」

    終里「洗脳の引き金ってことか?」

    苗木「その洗脳を施したのは」

    戦刃「···江ノ島盾子?」







    峰城「そう、江ノ島盾子······黒島 望美が殺人者に成るように洗脳したのさ、大正解」
  329. 335 : : 2017/03/02(木) 20:58:13
    峰城「でも、よく洗脳って解ったね?苗木君」

    苗木「当たり前だろ?ダンガンロンパなんだから」

    峰城「江ノ島は、何らかの方法で君達16名のダンガンロンパのソフトを書き換え、洗脳を施した」


    峰城「ダンガンロンパ3の御手洗君の技術を再現してね」




    苗木「そして、僕だけは洗脳を免れた」

    峰城「>>1の通り、君は「はい」と選択して直ぐに冷静になった。御手洗君の技術をあくまでも再現をしただけで、結局劣化品。映像に集中してなければ効果は無かった様でね」



    峰城「そして、始まったのさ、殺人がね」




    峰城「絶望は伝染する。まさにその通りさ。殺しの祭り、そう、パレードに世界は包まれた!」

    峰城「馬鹿みたいに人は消えていった!平常心を保っているのはほんの少数!他は殺人者、発狂、その他諸々!」




    峰城「人の命ってのは、軽いって、薄いって、軟らかいって、嫌でも感じてしまう世界さ!」




    峰城「そして、お前らは"才能や性格に乗っ取られて"殺しまくった!才能を持っているほど、洗脳が本当によく効いていたよ!だから江ノ島盾子はお前らを選んだな!」
  330. 336 : : 2017/03/05(日) 13:18:08
    峰城「石丸は、毒を作り毒殺して、他には免疫力を超低下させて病を流行らせた」

    峰城「霧切は、依頼の来た事件のトリックを使い、起きた事件とは別の事件を起こした」

    峰城「大和田は木材で人を潰し、鉄柱で刺し殺した」

    峰城「山田は動けない状態にしてから殺しを犯した」

    峰城「ソニアはデマを流し、集団同士をぶつけさせ、手を汚さず間接的に殺した」

    峰城「葉隠は興味無い」

    十神「おい」


    峰城「澪田は殺人のプランを売り、コイツも間接的に殺した」

    峰城「セレスは······まぁ、人を操って殺人を連鎖させた······とでも言っておこう」

    峰城「狛枝は、普通に殺しを犯した」

    左右田「普通って何だよ」

    峰城「七海は、推理小説の実験の為に殺した」










  331. 337 : : 2017/03/12(日) 20:54:32
    峰城「お前ら四人も然りだよ!私利私欲に、利己的に殺したのさ!たったの一挙手一投足でな!」


    十神「······っ」

    苗木「······」

    左右田「あぁぁあぁぁあぁぁ!あぁぁあぁぁあぁぁっ!」

    戦刃「······」

    終里「っ······」





    峰城「絶望したか?ん?ん?」


    苗木「············な」

    峰城「今回も、やり直しかぁ、次はここまで来れるかな?」

    苗木「···ざ······な」

    峰城「いつなれば、僕の理想の」

    苗木「···ざ···るな」

    峰城「結果になるんだよ」

    苗木「ふざ···るな」

    峰城「···あれ?涙がーー」




































    峰城「!?!?」
  332. 338 : : 2017/03/15(水) 20:55:05
    峰城「ふざけるな、だと?」

    苗木「あぁ、そうだ!ふざけた言葉を連ねるなよ!」

    峰城「どこがだよ?ん?どこがふざけてるって?え?」

    苗木「お前の人を落とす言葉だよ!もう一回やり直すか?お前がこうしたのにか!なのに勝手に涙を溢すんじゃない!」

    峰城「僕の言葉で絶望するんじゃ、甘いんだよ!」

    苗木「甘い?ここから出せないってことか?」

    峰城「あぁ、出せないね。もう一回、もう何千回だって繰り返してやる!」

    苗木「いぃや!出れる!謎は解けたんだ!出て見せる!」

    峰城「やってみろよ!この絶望してる奴等を!希望へ変えられるのか?」












    苗木「希望?寝惚けてるのか?」
  333. 339 : : 2017/03/16(木) 11:53:38
    苗木「希望とか、絶望とか、そうじゃないだろう」

    十神「······」

    苗木「希望を持っているか、絶望しているかじゃない」

    左右田「······」

    苗木「今のその人を見るべきだ!」

    戦刃「······」

    苗木「未来も、過去も措いておいて」

    終里「······」

    苗木「現在を見据えるべきだ!」


    峰城「······」







    苗木「でも、絶望してるんじゃ、本当のその人が分からない。だから」




    苗木「希望を持って貰おうかな!」




    <議論開始>
  334. 340 : : 2017/03/17(金) 11:15:08
    十神「······」

    左右田「······」

    終里「······」

    戦刃「······」


    峰城「やっぱり、無理なんじゃないか?」










    苗木「どうかな?」

    苗木(黙っていたら埒が開かないな。喋りにいこう)




    十神「······」

    終里「······」

    戦刃「······」

    左右田「······」


    峰城「······苗木君?」









                          十神「······」

                          終里「······」

         [コトダマ「希望」>

                          左右田「······」

                          戦刃「······」

                          峰城「!!」






    !!

  335. 341 : : 2017/03/17(金) 11:16:39
    break

    despair → hope
  336. 342 : : 2017/03/19(日) 20:08:47
    苗木「いいかい?ある漫画家は言ったんだ」

    苗木「いいかい?最も難しい事は、自分を乗り越える事さ。ってね」

    苗木「君達には、乗り越える力が有るだろう?ねぇ、どう?」

    苗木「左右田君、君は”超高校級の電子工作員”だよね?」

    苗木「超高校級の才能を、確かに持っているじゃないか!未来を切り開ける、今も切り開ける!」

    左右田「!!」



    苗木「終里さんは、”超高校級の体操選手”だ」

    苗木「廃れた世界を建て直せる力を持っている!今を”築ける”!!」

    終里「!!」



    苗木「戦刃さん、君は”超高校級の格闘家”」

    苗木「今も暴れているだろう殺人者を止めて、命を救える!今を護れるよ!」

    戦刃「!!」



    苗木「十神君は、”超高校級の自信家”」

    苗木「自分に自信を持ち続け、時には、僕に自信を待たせてくれた!立ち向かう力を与えてくれた!」

    苗木「君のその自信は、今の世界を広くさせ、個々を強くさせる」




    十神「······あぁ、そうだった」

    十神「俺は、自信家じゃないか!」




  337. 343 : : 2017/03/21(火) 11:28:09
    苗木「さぁ、投票と行こう!」

    左右田「あぁ!終わりにしよう!」

    戦刃「そうだね!下ばかり見ていても仕方ないもんね!」

    終里「苗木の言う通り、今を創って行こうぜ!」

    十神「おう!早く出て、今を守ろうじゃないか!」









    十神「ちょっとまて」

    苗木「どうしたの?」

    十神「結局江ノ島を殺したのは誰なんだ?」

    苗木「それは黒幕でしょ」

    峰城「まぁ、僕ということでいいさ」

    峰城「そんなことより、投票しようか」









    vote

    峰城 峰城 峰城













    峰城「長かったな、”丁度1年か”?作者?」

    いずみ「始まってから、丁度一年さ。これで絶望は終わりさ」






    苗木「さ、どうしようか」

    十神「峰城はオシオキされるのか?」

    苗木「あぁ、そうだったね」





    峰城「じゃあ、苗木君。スイッチ押してよ」

    苗木「え?」

    峰城「今を見るんだろ?未来を消してくれ」

    苗木「······良いんだな?」

    峰城「君が押せば、プログラムのマスターは君になる。後は好きにしな」


    苗木「じゃあな、未来の僕」

    峰城「待ってるよ、過去の僕」














    黒幕がクロに決まりました。オシオキを開始します


  338. 344 : : 2017/03/21(火) 11:36:10
    「補習」超高校級の### 峰城幸太 死刑執行



    ベルトコンベアに運ばれる、椅子に座った峰城。黒板には、なにも書いてない。モノクマも居ない。

    背後には、プレス機が音をたて、峰城を待っている。

    峰城はなにも言わず、涙を流している。但し、全てに満足したような、笑顔を浮かべて。







    峰城「後は頼んだよ、世界の希望たち······」










    峰城は、潰れた。
  339. 345 : : 2017/03/21(火) 11:41:08
    苗木「さぁ、行こうか。出口に」

    十神「······あぁ」




    苗木「モノクマ!」

    モノクマ「はいよ!なんじゃらほい」


    左右田「な、何で生きてんだよ!」

    苗木「何でって、峰城とは別のプログラムだし」

    モノクマ「苗木君はマスターだし」

    左右田「」





    苗木「じゃあ、取り敢えず、出口に案内してよ」

    モノクマ「んじゃ、付いてきて」





    左右田「色々有ったけど、今のが一番焦ったわ」

    戦刃「そだね」



    学級裁判 閉廷
  340. 346 : : 2017/03/21(火) 11:49:34
    CHAPTER,6 「超高校級のゲーマーが超高校級の希望と超高校級の絶望を引き寄せた理由」 END

    ノコリ 5 ニン


    This story continue a little more.
  341. 347 : : 2017/03/21(火) 17:15:56
    エピローグ「今と未来と過去と僕」




    /寄宿舎二階 学園長の個室/



    苗木「ここか?」

    モノクマ「うん、ここの隠し扉を潜ると、意識が本体に戻るよ」

    十神「ここで、この体とも別れるのか」

    左右田「そうだな、そっか、そうだな」

    苗木「じゃあ、ちょっと先に行っててよ」

    終里「ん?何でだ?」

    苗木「えっとねぇ」


    モノクマ「苗木君はマスターだから、マスターを解除しないと出れないんだ」


    戦刃「······そう」


    苗木「じゃ、また後で」

    左右田「おう、ソウルフレンド!」

    苗木「ははは······は?」

    左右田「」



    モノクマ「じゃあ、開けるよ」

    モノクマ「kirigiri kyouko っと」


    ガラガラ、ガタッ

    モノクマ「ほい、開いたよ」









    終里「じゃ、お先に~」

    左右田「あっ、おい待てよ!」

    戦刃「······ふふっ」







    左右田、終里、戦刃は戻った


    苗木「十神君は行かないの?」

    十神「苗木、お前は、もう一度繰り返すのか?」



    苗木「うん、そうするよ」


    苗木「やっぱり、十神君は鋭いや」

    十神「まぁな」




    十神「死ぬなよ」

    苗木「生きるさ」




    十神は戻った



  342. 348 : : 2017/03/21(火) 17:22:13
    苗木「えっと、どうすれば良いの?」

    モノクマ「取り敢えず、マスターだから、”物判定”になってるんだ。だから、隠れたりしてれば良いよ」

    苗木「物は状態を引き継ぐ、やっぱりね。物なら、食事も要らないだろう?」

    モノクマ「うん、プログラム、アルターエゴと同じさ」

    苗木「それで、人判定のモノは復活する」

    モノクマ「うん、あ、でも、今回は何人か補充するよ。他にも殺人者を捕らえているから」

    苗木「了解」

    苗木「じゃ、手伝ってね?」

    モノクマ「勿論、ずっと付き合うよ」





    苗木「······」

    ナイフで、首を、切る

























  343. 349 : : 2017/03/21(火) 17:24:44
    苗木「······戻ったの?」

    モノクマ「うん、じゃあ、始めようか」

    苗木「うん、救いに、今を見つめる力を与えるために」
















    物語は、苗木誠、いや、峰城幸太の”今は”続いていく















  344. 350 : : 2017/03/21(火) 17:25:45
    エピローグ「今と未来と過去と僕」 END

































    リアル·ダンガンロンパ    END







  345. 351 : : 2017/03/21(火) 17:47:29
    ////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

    先ずは、ここまで読んで下さり、本当に有難う御座いました!拙く、幼い文章でしたが、少しでも楽しんで頂けたなら、幸いです。

    期待して下さった方々には、感謝しても仕切れません。又、>>24さんにも、感謝させて頂きます。

    宜しければ、感想なども頂ければ、嬉しいです。

    ”今まで”有難う御座いました!”これからも”どうか宜しくお願いします!



    それでは、又の機会に!

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yuki0513

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