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エレン「傭兵?」

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  1. 1 : : 2016/03/06(日) 09:19:23
    立ててみました
    まだぼんやりとしか話を考えていないです...笑
    一応エレンチートでシリーズ化するのつもりでいます(グダったらやめるかも)
    CPは未定ですので意見をください
    それではお付き合い下さいよろしくお願いします┏○ペコッ
    ネタバレ注意です
  2. 2 : : 2016/03/06(日) 09:28:13
    グリシャ「そうだ!お前は傭兵になるんだ!」

    エレン「」ポカーン

    グリシャ「なんだ?」

    エレン「え?何?全く話が読み込めないんだけど?」

    グリシャ「仕方がない...最初から話そう...」



    ここは844年シガンシナ区

    エレンは父、グリシャと母、カルラとともに暮らしている

    そしてこの日...グリシャは調査兵団になりたいと言うエレンに突然言ったのだ


    お前は傭兵になりなさい!


    と...
  3. 3 : : 2016/03/06(日) 09:47:38
    グリシャは語った

    この壁の成り立ちを...

    100年以上前...この世界には二つの大国があった....

    その名はアトランティス王国とムー帝国

    二つの国はいがみ合い多くの戦争を生み出した

    そしてある時...アトランティス王国はより敵を倒すためある兵器を作り出した...

    それは巨人...

    人の傷の再生力を何十倍にも高め巨大化するというものだった

    しかし平和をこよなく愛したレイス王によりその技術は封印された...はずだった

    なぜかその技術はムー帝国に渡りそしてあろうことか暴走した...

    人が勝手に巨人化して人を喰らっていく......それはまさに地獄絵図だったという...

    しかしレイス王は元々巨人軍を指揮する軍事司令であったためその統帥能力「座標」を発動させた

    結果アトランティス王国の民は記憶を改竄され巨人の硬質化によって作られた壁の中に避難した

    ムー帝国の民の殆どは無知性巨人と化したが僅かに生き残ったものは地下へと逃れた
  4. 4 : : 2016/03/06(日) 10:09:23
    グリシャは続ける

    この話には別のストーリーがあると

    この動乱のなかどちらの国にも属さない軍隊がいた

    傭兵組織サーペント

    彼らは色々な一族が集まり構成されていた...

    そして様々な依頼を請け負い遂行していた...

    しかしこの中にも争いはあった

    大国に付き安定をと説く親強国派と自身の信念を貫く中立派

    そして親強国派の行動により巨人化の技術が渡り世界は崩壊した...

    がサーペントは巨人化の秘薬を全員持っていたため巨人に対抗し生き残った...そしてその巨人化は代々遺伝的に伝わるようになった...

    そして親強国派と僅かな中立派は壁の中に入り残りの中立派はムー帝国とアトランティス王国の情報を集めるため壁外へ残った

    壁内に移った中立派サーペントはアッカーマン一族そして東洋の一族

    親強国派は貴族となった
  5. 5 : : 2016/03/06(日) 10:25:43
    一旦やめますまた午後に戻ってくるかな?
    http://www.ssnote.net/archives/43900
    ↑前回作ですよろしければどうぞ
  6. 6 : : 2016/03/06(日) 10:28:37
    設定とかしっかりしてて面白い!!続きに期待!!
  7. 7 : : 2016/03/06(日) 17:58:38
    >>6
    ありがとうございます!
  8. 8 : : 2016/03/06(日) 18:08:23
    グリシャ「...ま、こんなとこだ。我々イェーガー家は元々璧外にいたが近々ムー帝国が動くとの情報が入ってここに潜入した」

    グリシャ「だからお前は傭兵になるんだ!」

    エレン「......この話が理解出来ないのは俺が子供だからかな?」

    グリシャ「そうだ!」ドヤッ

    エレン「そんなドヤ顔で言われても...」

    グリシャ「まぁお前が調査兵団に入るというならそこで傭兵としての活動をしてもらうことは出来るぞ?」

    エレン「マジで!?やるやる!傭兵でも何でもやるよ!」

    グリシャ「(我が息子ながら扱いが楽すぎる...)よしそれじゃあ三年後の訓練兵団入りまでに修行をするぞ!」

    エレン「おう!」
  9. 9 : : 2016/03/06(日) 18:12:01
    期待してます
  10. 10 : : 2016/03/06(日) 18:26:34
    半月後...

    エレン「9997...9998...9999...10000!父さん!上体起こしと腕立て両方とも10000回終わったよー!」

    グリシャ「よし!じゃあ出かけるぞ!」

    エレン「?今日は立体機動しないの?」

    グリシャ「ああ。今日は山奥にあるアッカーマンさんの家を訪ねる」

    エレン「俺も必要?」

    グリシャ「お前ひとりだと勝手に立体機動するしな...この前なんて街の人に見つかって通報されただろ?ハンネスさんがうまく誤魔化したからいいものを...それに今から行くアッカーマンさんの家にはミカサっていう同い歳の女の子がいるらしいから」

    エレン「わかったよ」



    ーー山奥の一軒家

    グリシャ「アッカーマンさん?イェーガーです。」コンコン

    ミカサ父「あーお待ちしてました。ほらミカサ!ご挨拶なさい!」

    ミカサ「こ...こんにちは...」

    グリエレ「こんにちは!」

    グリシャ「東洋の血...奥さんですか?」

    ミカサ父「ええ...東洋の一族は私の妻で最後なんです...」

    グリシャ「そうですか...エレン!奥でミカサちゃんと遊ばせて頂きなさい」

    エレン「わかった!行こうぜ!ミカサ!」

    ミカサ「う...うん」

    ミカサ父「エレン君。ミカサは人見知りが激しいからよろしくね」

    エレン「はい!」タッタッタッ

    ミカサ父「では我々はこちらで...」

    グリシャ「はい...」
  11. 11 : : 2016/03/06(日) 18:27:22
    >>9
    ありがとうございます!
  12. 12 : : 2016/03/06(日) 19:56:42
    ー数時間後

    コンコン

    ミカサ父「?来客の予定はもうないはずだが...」

    グリシャ「まさか...敵...か...?いやこんな所に...?」

    ミカサ母「私が開けます。警戒していてください。」

    グリシャ「!?今までどこに...?」

    ミカサ父「あーこれは東洋の特性です。自分の気配を消し同族でなければまず見つかりません」

    グリシャ「なるほど...アッカーマン一族の体の支配と同系列の特性ですか...知りませんでした...」

    ミカサ母「私達はあまり目立つ一族ではなかったので...それに東洋の子はみんな人見知りですから子供同士の交流も昔からなかったのでしょう」

    ミカサ父「今はそんな事気にしてる場合じゃない。グリシャさん子供たちにこのことを伝えてください」

    グリシャ「わかりました。きをつけてください」

    ミカサ母「あなた...開けるわよ」ヒソヒソ

    ミカサ父「頼む...」ヒソヒソ

    ミカサ母 ガチャ

    人攫い1「こんばんは...あれ?誰もいない...?」

    ミカサ父「(手にナイフを持っている!)はぁーー」ザクッ

    人攫い1「うっ」

    ミカサ父「一人だけか...」

    <ウオォォー!

    ミカサ父「しまった裏口からか!」


    ー奥の部屋

    バタン

    グリシャ「エレン!警戒しろ!敵かもしれん!」

    エレン「わかった!」

    ミカサ「え...え...?」

    グリシャ「ミカサちゃんを...(バタン!!)..!?」

    人攫い2「こんばんは」

    グリシャ「(斧!?)クソ...うおぉぉぉ!」

    人攫い2「なに?こいつ素手で?」ザシュッ

    グリシャ「遅い」スッ ブン

    グリシャの蹴りが決まった

    人攫い2「うう...クソ!」ザシュッ

    グリシャ「危ない...なかなか固いな...こいつ...」シュッ



    エレン「はぁぁぁ!」シュッ

    人攫い3「このガキが!」ナイフザクッ

    エレン「そんなの...当たらない!」ブンッ

    人攫い3「うが...」

    エレン「もう大丈夫だぞ!ミカサ!」

    人攫い3「このクソガキがー!」ボカッ

    エレン「なっ...」ダンッ

    人攫い3「死ね!ガキ!!!」

    ザクッ

    エレン「!?」

    ミカサ「お父さん!?」

    ミカサ父「エレン君...危ないところだった...」セナカニナイフ

    ミカサ母「あなた...!」

    人攫い3「そこにいたか...東洋人」ナイフナゲル

    ミカサ母「!?」ハラニナイフ

    エレン(く...まずい...立てない...このままじゃみんな...)

    ミカサ父「ミカサ...戦え...」

    ミカサ「!?」

    人攫い3「まだいるのか!?どこだ...どこにいる!」 注:ミカサは東洋とアッカーマンのハーフなので気配を隠す特性があります

    ミカサ父「支配しろ...この残酷な世界に...立ち向かえ...!」

    ミカサ「!」ビリビリ

    ミカサ(これは...体が支配できる!?)チラッ

    ミカサ父 コクッ

    ミカサ「はぁぁぁ!」シュッ

    人攫い3「なっ...」



    ドーン!!!
  13. 13 : : 2016/03/06(日) 20:54:34


    その後人攫い達は全て憲兵に引き渡された

    しかしミカサの両親が負った傷はかなり深く内地の病院で治療することとなった

    ミカサ父「グリシャさん...ミカサを頼みます...どうか鍛えてやってください...」

    グリシャ「わかりました...」






    ー半年後

    エレン「今日も疲れたな!ミカサ!」

    ミカサ「うん...」

    カルラ「お二人共お疲れ様!夕ご飯にしましょう!」

    グリシャ「エレン、ミカサ、私は明日内地に行ってアッカーマンさんたちの様子を見てくる。だから明日はゆっくりしてなさい」

    エレミカ「わかった」


    次の日 朝

    グリシャ「では行ってくるよ。二人にはこれを渡しておく」

    エレン「何このマント...?」

    グリシャ「これは我々サーペントの戦闘服だ。もし何かあればこれを着て戦え。お前達は強いが命は大切にな」

    エレミカ「はい!」

    グリシャ「この地下室の鍵はミカサに預けておく。立体機動は地下室にあるからな。緊急時以外は使うなよ!」

    ミカサ「はい」

    グリシャ「それじゃ行ってくる」

    カルラ「いってらっしゃい!」



    午後

    ドォォォン!!!!

    エレン「なんの音だ?行ってみようミカサ!」タタタ

    ミカサ「うん!」タタタ



    エレン「な...あれは...」

    ミカサ「巨人...」

    超大型巨人 ドォォォォン!

    エレン「まずい!穴を開けられた!父さんが言ってたのはこのことか!」

    ミカサ「エレン!速く地下室に!」タタタ

    エレン「わかってる(扉の破片...家に当たってないよな...)」タタタ




    案の定カルラは家に潰されていた...幸か不幸か地下室の入口は瓦礫で塞がれておらずすんなり入れそうだった

    エレン「母さん!」

    カルラ「エレン...ミカサ...速く地下室に...」

    エレン「母さんを置いて行けるわけないだろ!」

    カルラ「いいから!速く地下室にいって戦いなさい!」

    ミカサ「いや...いや...」

    ドン...ドン...

    エレン「くそ...巨人が来る...」

    カルラ「速く!」

    エレン「く...ミカサ!行くぞ!」

    ミカサ「いや...無理...」

    エレン「さっさとあいつら倒せば助かるだろ!」タタタ

    ミカサ「!......わかった」タタタ


    ハンネス「カルラ!大丈夫か!?」

    カルラ「ハンネス...逃げて!」

    ハンネス「見くびってもらっちゃ困るぜ!」タタタ

    巨人「ニタ」 ドン...ドン...

    ハンネス「う......」

    「ハンネスさん!危ない!」シュー ザクッ

    巨人 ドーン!

    ハンネス「な...何...?あ、あれは...」

    ハンネス「エレン!?」

    エレン「ハンネスさん!母さんを頼む!ここら辺の巨人はおれとミカサでやるから!」

    ハンネス「どういう...事だ...?」

    エレン「今はどうでもいいだろ!頼んだ!行くぞミカサ!」

    ミカサ「了解!」
  14. 14 : : 2016/03/06(日) 22:38:13
    グリシャとの修行により立体機動術を身につけたエレンとミカサは片っ端から巨人を倒していった

    エレン「ミカサ!別行動だ!門の付近で避難の支援をしろ!」

    ミカサ「了解!エレンは?」

    エレン「母さんみたいに動けなくなってる人を助けてくる!」パシュッ

    ミカサ「気を付けて」パシュッ



    エレンは住宅街へ向かった

    そこで悲痛な声がした

    ???「父さん!母さん!」

    ???「アルミン!じいちゃんと逃げろ!」

    アルミン「やだ!一緒に逃げる!」

    アルミン父「早く行け!」

    巨人 ニタニタ ドン...ドン...

    エレン(畜生!)パシュッ ザクッ!

    アルミン「え...?」

    エレン「早く助けろ!援護する!」

    アルミン祖父「子供...?」

    エレン「早くしろっ!」パシュッ

    アルミン「うん!」

    ギギギー

    アルミン「よし!テコで上手くいった!父さん母さん早く!」タタタ

    エレン「よし!助けられた!次!」





    一方ミカサは...

    ミカサ「はぁぁぁ」ザクッ

    モブ駐屯兵「なんだあの子供は...?」

    ハンネス「早く住民の避難を進めろ!」

    モブ駐屯兵「しかしあの子は...」

    ハンネス「俺の知り合いの子だ!今はそんなことより重要なことがあるだろ!」

    モブ駐屯兵「は!」

    ハンネス(ミカサ...死ぬなよ!)

    ミカサ(いつも通り...体を支配できてる...早くここを片付けてエレンのとこに行かなければ!)パシュッ ザクッ!
  15. 15 : : 2016/03/06(日) 22:40:39
    今日はここまで!また明日続きを書きます!
    CPの要望も受け付けてますのでお願いします!
  16. 16 : : 2016/03/06(日) 22:52:13
    期待‼ エレアニがいいです
  17. 17 : : 2016/03/07(月) 15:39:34
    絶対エレミカ
  18. 18 : : 2016/03/07(月) 15:39:46
    期待してます
  19. 19 : : 2016/03/07(月) 16:41:33
    アルミンの親生きてるのかw
  20. 20 : : 2016/03/07(月) 17:56:57
    >>16 >>17
    ありがとうございます

    >>19
    コミックだと奪還作戦で亡くなったようなので今は生きてる設定にしました
  21. 21 : : 2016/03/07(月) 17:59:21
    では19時までエレアニかエレミカで安価とります
    よろしくお願いします
  22. 22 : : 2016/03/07(月) 18:00:04
    ここまでしっかりした設定のSSは久々に見た
    期待です!

    >>20の事ですが奪還作戦に参加したのは確かアルミンの祖父だけで、原作開始時点で両親は出てきてなかったはずなので、完全にオリキャラとして使えばいいと思います、カップリングはエレミカで
  23. 23 : : 2016/03/07(月) 18:01:41
    エレミカで!♪( ´▽`)
  24. 24 : : 2016/03/07(月) 18:01:51
    あれ、気球で空飛んでたところを撃たれたんじゃなかった?
  25. 25 : : 2016/03/07(月) 18:03:03
    エレミカ希望します!
  26. 26 : : 2016/03/07(月) 19:23:06
    エレミカいと多しwwではエレミカで書かせていただきます。引き続きよろしくお願いします┏○ペコッ

    >>22
    自分の持っているコミックだと4巻の開拓地の場面でアルミンが「何が奪還作戦だ...口減らしに父さんと母さんを殺したくせに...」と言ってるのがあるのですがこれは後で追加された描写ってことなんですか?
  27. 27 : : 2016/03/07(月) 19:44:21
    エレン「ここの避難は済んだか...ミカサのところに戻らないと...!」パシュッ

    エレン「ん...あんなところに子供...?なぜ逃げないんだ...?」パシュッ

    ドーン!!!

    エレン「な!?巨人になった!?まさかこいつらが帝国の!?」

    鎧の巨人 ノシ...ノシ...

    エレン「まずい!あの方向にはミカサが!足止めしないと!」パシュッ

    エレン「うぉぉぉぉ!」ガキン!

    鎧の巨人(!?)

    エレン「うお!かてぇなぁ!おい!」パシュッ

    鎧の巨人(なんだこのガキ!)ブンッ

    エレン「ヒョイ 危ねぇな!この野郎!」パシュッ ガキン!

    エレン「ち...これが硬質化って奴か...父さんは確か...」



    ーー

    グリシャ「知性巨人はその殆どが硬質化という能力を持つ...稀に違う能力をもつものもいるが大体は硬質化だ...」

    グリシャ「これらの種は硬質化を保つことは普通はできない...そして関節は絶対に硬質化出来ない様になっている...」

    ーー



    エレン「って言ってたな...こいつは硬質化を保てるやつなんだろうが関節は......関係ないな!」パシュッ

    エレン「足を削いで時間を稼ぐ!」パシュッ ザクッ!

    鎧の巨人(な...こいつ足を...?)グラッ ドーン!

    エレン「よし!こいつはうなじを狙えそうにねぇな...さっさとミカサ連れて撤退するか...」パシュッ
  28. 28 : : 2016/03/07(月) 21:24:15
    ミカサ「もう...巨人はいない...か...」

    ミカサ「エレンのところへいkエレン「おーいミカサ!」エレン!」

    エレン「大丈夫か?」スタッ

    ミカサ「うん!そっちは?」

    エレン「こっちも大丈夫だ!撤退するぞ!母さんのところに行かないと!」パシュッ

    ミカサ「わかった!多分ウォールローゼにもういると思う!」パシュッ

    エレンとミカサは立体機動をうまく隠して船に乗った...



    ー避難所にて

    エレン「母さん!」タタタ

    ミカサ「おばさん」タタタ

    カルラ「エレン...ミカサ...無事だったのね...」

    エレン「そりゃもちろん!」

    ミカサ「おばさんも無事でよかった...」

    カルラ「シガンシナ区は?」

    エレン「壊滅した...穴を塞げない時点で当たり前だけど...」

    カルラ「そう...」

    避難民「おい!!!ウォールマリアが破られたらしいぞ!!!」

    エレン「な...!なんで...!?」

    避難民「鎧を纏った巨人に破壊されたらしい!!」

    エレン(ちっ...あいつか...)

    ミカサ「エレン...?」

    エレン「父さんが来たら話す...」

    ミカサ「そう...」

    カルラ「まぁ二人とも休みなさい...」





    「エレン...ミカサ...起きなさい...」

    ミカサ「ん...」

    エレン「ん...父さん!」

    グリシャ「二人ともお疲れ様...外で話そう...」



    グリシャ「何があったんだ?」

    エレン「突然60mの超大型の巨人が現れて...扉を破壊した...俺達は避難の支援のために巨人を倒してた...」

    グリシャ「ウォールマリアは?なぜ突破された?」

    ミカサ「鎧を纏った巨人に破壊されたらしい...」

    エレン「そのことなんだけど...俺多分そいつ見たんだ...全身が硬質化されてて殺せなかった...ムー帝国の戦士が巨人化してたみたい...」

    グリシャ「そうか...私はこれから少し調べる事があるからアッカーマンさんと行ってくる...」

    ミカサ「お父さんとお母さんもう大丈夫なの?」

    グリシャ「ああ...お前達はこのまま残って訓練兵団へ行きなさい...内地は私達が調査しておくから調査兵団に潜入しなさい...」

    エレミカ「了解!」

    グリシャ「それとどこに敵がいるかわからないからこの話はできるだけ避けるように...そして最後にもう一つ重要なことがある...」

    グリシャ「さっきエレンが言った帝国の戦士は子供じゃなかったかい?」

    エレン「!?なんでそれを...?」

    グリシャ「実は帝国の方にこちらのスパイの一族がいるんだ...それでもしかしたら送り込まれた戦士は内地に行くために訓練兵団へ行くかもしれない...訓練兵団はこの混乱で2年後まで新しい訓練生を入れないそうだから同期になる可能性がある...」

    エレン「なるほど...そのための潜入捜査にもなるのか...」

    グリシャ「そうだ...そしてそのスパイの一族からも今回の戦士を出したらしい...」

    ミカサ「!?てことはその人を見つければいいの?」

    グリシャ「そうだ...その一族の名は...レオンハート家だ...」

    エレン「レオンハートか...わかった...いたらコンタクトをとる...」

    グリシャ「頼んだ...そして帝国に残っているレオンハートさんからここ最近連絡が来ないらしいんだ...もし会ったらそれも聞いてみてくれ...」

    エレミカ「了解!」

    グリシャ「それじゃあ頼む」

    グリシャはそのまま夜の闇に消えた...

    エレン「ミカサ戻るぞ...」

    ミカサ「うん...」

    少年と少女もまた歩き出した...与えられた任務のために...
  29. 29 : : 2016/03/07(月) 21:25:40
    わ〜ぃ!エレミカ期待です( ^ω^ )
  30. 30 : : 2016/03/07(月) 22:16:47
    今日はここまで!また明日続きを書きます!
    ご意見、質問等ありましたらお願いします。

    >>29
    頑張ります!
  31. 31 : : 2016/03/08(火) 01:35:32
    わ~!期待だよ!
  32. 32 : : 2016/03/08(火) 14:51:29
    続き書いていきます!

    >>31
    ありがとうございます
  33. 33 : : 2016/03/08(火) 15:21:02
    次の日からエレン達は開拓をさせられた

    それは相当きつい作業であったが普段から鍛えていたエレンとミカサにとっては準備運動よりも楽だったという

    その言葉通りエレンとミカサは1日で大人10人分の土地を耕していた

    そしてある日...

    憲兵「お前らに命令だ!これから我々はウォールマリア奪還作戦を行う!」

    憲兵「18歳以上70歳未満の者は男女問わず絶対参加だ!いいな!」

    避難民「待ってください!ろくに訓練も受けていない我々がなぜ!?」

    憲兵「命令だ!黙って従え!作戦は明後日決行する!準備しておけ!」


    避難民「ひでぇ話だ...どうせ俺達の口減らしじゃねぇか...」

    避難民「くそ...なんで俺達が...」

    ザワザワ

    エレン「母さん!どうするの!?」

    カルラ「仕方ないでしょ...助けてもらったハンネスさんには悪いけど...私も行くしかないのよ...」

    ミカサ「おばさん!行っちゃダメ!絶対死んでしまう!」

    カルラ「いいのよ...あなた達が生き残れるなら...」

    エレン「くそっ...」タタタ

    ミカサ「エレン!」

    カルラ「ミカサ待って!これからも...エレンをよろしくね...?」

    ミカサ「嫌だ...ダメだよおばさん...!」タタタ


    エレン「お願いします!母でなく僕に行かせてください!」

    憲兵「ダメだ!お前はまだ10歳だろ!それでは命令違反だ!」

    エレン「お願いします!」

    憲兵「ダメだ!諦めろ!」

    ミカサ「エレン!何をしてるの?」タタタ

    エレン「ミカサ...母さんの代わりに俺が行きたいって言ってるんだけど...」

    憲兵「それは命令違反だ!」

    ミカサ「なら私も行く!」

    憲兵「お前も18歳ではないだろ!」

    ミカサ「私とエレンは10歳...ので合わせて20歳...問題はないでしょ?」ギロ

    憲兵「ビクッ わ、わかった...そうしよう...」

    エレン「ミカサ!お前...」

    ミカサ「私もおばさんを助けたい...」

    エレン「...わかった...ありがとう...」

    その後帰ったエレンたちはカルラに報告...勿論大反対されたが結局最後にはカルラが折れた...

    カルラ「もう憲兵では受理されてしまったでしょうし...わかったわ...二人ともありがとう...絶対帰ってきて...!」

    エレン「勿論!」

    ミカサ「ええ...!」
  34. 34 : : 2016/03/08(火) 15:56:44
    決行の日

    憲兵「それではこれからウォールマリア奪還作戦を行う!内容は扉付近では我々が壁の上から巨人が来るのを伝えるので巨人を倒せ!」

    憲兵「扉周辺が終われば各地へ散って巨人を掃討しろ!終わったら帰ってこい!帰ってきてまだ巨人がいるとの報告を受けた場合!敵前逃亡として死罪にするからな!それでは幸運を祈る!」

    避難民「ちっ...完全に死ねってことだろ...あいつらは安全な壁の上にいやがって...」

    エレン「ミカサ...大丈夫だな?」

    ミカサ「うん!」

    避難民「君たちはまだ子供じゃないか...なぜ...」

    エレン「母の代わりです...前の襲撃で足に怪我をしてまだ完治していないので代わりに志願しました...」

    避難民「そうか...かわいそうに...」

    エレン「...」

    アケルゾーガラガラガラ

    憲兵「進めー!」

    エレン「いいかミカサ...まずは遠くに行くぞ...そして夜になったらこっそり帰って来るんだ...」

    ミカサ「了解!」

    キョジンガキタゾー ウワータスケテー

    エレン「ごめんなさい」パシュッ

    ミカサ「...」パシュッ



    避難民で組織された軍は結局一体も倒せずに全滅した...エレンたちは憲兵に立体機動を使っていることを気づかれないように逃げていた...

    エレン「くそ...堂々と立体機動が使えれば...あんなに人が死なずに済んだのに...」

    ミカサ「仕方ない...世界は残酷だ...」

    立体機動で遠くまで逃げたエレンとミカサは避難民を助けられなかった後悔を巨人にぶつけた...

    その日の討伐数は一人50はくだらなかったという...




    エレン「そろそろ大丈夫だろう...帰るぞ!」パシュッ

    ミカサ「わかった...」パシュッ



    避難所

    カルラ(二人とも無事かしら...)

    エレン「母さん!」タタタ

    ミカサ「おばさん!」タタタ

    カルラ「!?お帰りなさい...!よかった...」

    エレン「みんな死んじゃった...助けられなかった...」

    カルラ「あなた達が生きていれば敵はいつでもとれるわ...」

    ミカサ「エレン...みんなの敵をとろう...!」

    エレン「ああ...あいつらを駆逐してやる!! この世から、一匹残らず!!」





    to be continued...
  35. 35 : : 2016/03/08(火) 16:00:41
    とりあえずこれで一区切りにします!
    次回は訓練兵団編です!引き続きよろしくお願いします!
  36. 36 : : 2016/03/08(火) 16:09:20
    お疲れ様ー
  37. 37 : : 2016/03/08(火) 16:14:03
    >>36
    ありがとうございます!
  38. 38 : : 2016/03/08(火) 16:15:21
    http://www.ssnote.net/archives/44042
    ↑続きです

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stardust

刹那

@stardust

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エレンの傭兵物語 シリーズ

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