クリスタ 「ねぇ。エレン」
- 進撃の巨人
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- 1 : 2016/02/13(土) 15:28:11 :
- よろしくです!
-
- 2 : 2016/02/13(土) 15:39:20 :
- エレン 「なんだ?クリスタ」
クリスタ 「私たち、別れよう」
エレン 「え…なんでだよ!」
クリスタ 「ごめん…でも、こうするしかないの。さよなら」スタスタスタ
エレン 「待てよ!」ガシッ
クリスタ 「離して!」ブンッ
エレン 「おい…」
スタスタスタ
あぁ
いってしまった
でもこれでいいんだ
これで…
数日前
クリスタ 「エレンおはよう!」
エレン 「おう!おはよう」
エレン 「今日も一緒に食おうぜ」
クリスタ 「うん!」
ライナー 「今日も相変わらずラブラブだな。あぁ、羨ましい!」
ユミル 「エレン羨ましい」
私たちは付き合って3ヶ月!
今日もエレンはかっこいい!
そういえば、明日はデート!
楽しみだなぁ!
クリスタ 「♪〜」
ミカサ 「ねぇクリスタ」
クリスタ 「ん?どうしたの?」
ミカサ 「話がある…」
クリスタ 「話しって?」
ミカサ 「エレンと別れてほしい」
クリスタ 「え?」
なんで?なんでなの?
教えてミカサ!
ねぇ
私の地獄の生活はここから始まった…
-
- 3 : 2016/02/13(土) 16:10:05 :
- 次の日
エレン 「おはようクリスタ!」
クリスタ 「おはよう…」
エレン 「どうした?元気ないぞ」
クリスタ 「実は…」
エレン 「なんだって!」
エレン 「俺があいつに言ってやるよ!俺たちと関わるなって!」
クリスタ 「うん…」
数分後
ミカサ 「あなたエレンにいったわね」
クリスタ 「え?ち、違うよ」
ミカサ 「ククク…まぁいい」ニヤリ
次の日
エレン 「おい!なんだこれ!?」
机 血まみれ
ザワザワザワザワ
クリスタ 「なんで…」
ミカサ 「犯人は多分、クリスタ」
クリスタ 「!?」
ミカサ 「昨日見た」
「天使が?」「嘘だろ」
ミカサ 「正真正銘、事実」
キース 「何事だ!」
ミカサ 「レンズ訓練兵が動物の血を机にかけた件です」
キース 「なに!?本当か、レンズ訓練兵!」
クリスタ 「え!?違います!」
ミカサ 「嘘は駄目よ。私は見たのだから」ニヤリ
キース 「もう一度やったら開拓地行きだぞ!レンズ訓練兵!」ガチャ
ミカサ 「…」ニヤニヤ
エレン 「おい!ミカサてめぇ!」ガシッ
エレン 「許さねぇぞ!クリスタに手を出すな!」
ミカサ 「エレンには関係ない」
エレン 「次やったらただじゃおかないからな!」
ミカサ 「…」
この時から私はいじめられていた
もう嫌だというほどに
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- 4 : 2016/02/13(土) 18:09:44 :
- 翌朝
クリスタ 「ふぁ〜。おはy…ひっ!」
その時、私の意識が飛んだ
そこにあったのは
ユミルの死体だった
内臓が引きちぎられ
目ん玉が片方、もぎ取られていた
ミカサ 「ヒヒ、ヒ、ヒヒヒヒヒ」ニヤニヤ
私が起きたらそこは牢獄だった
手首と足首ががっちりと鎖で締め付けられ首には鎖の首輪が付いていた
??? 「やっと起きたか人殺し」
クリスタ 「わ、わ、私は殺してない!」
??? 「嘘つけ!」
手首と足首、首が強く締め付けられた
痛い、痛いよー
エレン!
私の顔から笑顔が消えたのはこの時だ
??? 「証拠は揃ってるんだぞ!」
クリスタ 「そんな、はずは…」
そこには私の立体起動装置があった
ブレードにユミルの血が付いていた
多分、ミカサが私の立体起動装置を使ったんだろう
??? 「お前の立体起動装置だ!それにユミルの血液とお前の指紋も付いていた!」
私の…
指紋?
あぁ私が気絶している時に指にこすりつけたのか
クリスタ 「うぅ…えぇ」涙
私は自由じゃなくなった
残酷という名の闇に囚われたのか
もう嫌だ…
誰か私を殺して…
-
- 5 : 2016/02/13(土) 19:07:38 :
- 数日後
やっと外へ30分だけ出れるようになった…エレンがきてくれたようだ
エレン 「クリスタ!おい!大丈夫か!」
クリスタ 「あは、エレンだ、ははははははは」
私の脳はおかしかった
大好きなエレンでさえ表情変えずに笑っている
こんな私、気持ち悪いよね
エレン
エレン 「おい!目が死んでるぞ!本当に大丈夫か!?」
クリスタ 「…」
とうとうエレンに話しかけられても何も言わなくなった
そしてようやく口を開けたかと思えば、
こんな言葉が出た
クリスタ 「ねぇ。エレン」
エレン 「なんだ?クリスタ」
クリスタ 「私たち、別れよう」
エレン 「え…なんでだよ!」
クリスタ 「ごめん…でも、こうするしかないの。さようなら」スタスタスタ
エレン 「待てよ!」ガシッ
クリスタ 「離して!」ブンッ
エレン 「おい…」
次の日
起きると前にはまたあの人だ
??? 「おいっ!飯だ」
また腐ったパンだ
カビが生え、ゴミがついている
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- 6 : 2016/02/13(土) 20:57:34 :
- 吐き気がする
でもカビが苦くて美味しい…
あはははは…
もう味覚が壊れてきた
目もぼやけるし
触覚も痛すぎて何も感じない
なんだろう
もう私、おかしくなってきた…
あは…あはは…あはははははは
もう…もう?も……う?もうううう?ももももう?
あは、言葉って楽しい
あはうふふうふおふふよほほ
そういえばいつもご飯くれる人に会いたい
あれ?これって…あぁ、洗脳ってやつか
でももう1人の私が会いたいって叫んでる
アイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイアイタイ
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- 7 : 2016/02/13(土) 21:15:48 :
- お互い頑張ろう(執筆を)
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- 8 : 2016/02/13(土) 21:28:52 :
- 数ヶ月後
管理人「大変ダァー!」
管理人2 「どうした!いきなり」
管理人 「数ヶ月前に訓練兵殺人事件があったろ」
管理人2 「あぁ。こいつが起こしたな」
グイッ
クリスタ 「…」
管理人 「新犯人が見つかったらしいぞ!」
管理人2 「なんだって!?じゃあこいつは…
本当の犯人じゃない!」
管理人 「新犯人は…エレンイェーガーって男だ!」
クリスタ 「!!!」
管理人2 「その名前どっかで…」
管理人2 「あ!こいつがいっつもボソボソ言ってるやつじゃねぇか!」
ねぇエレン…
………なんで私を庇ったの?
それとも……
こうして私は牢獄から解放された
でもエレンは今…
エレン 「クリ…スタ…」
エレンは苦しんでいる
5年後
クリスタ 「ねぇエレン」
クリスタ 「私、他の男性と結婚したんだ」
エレン 「!!!」
クリスタ 「ごめんね。私を庇って牢獄に入ったのに…」
クリスタ 「でも分かったんだ。牢獄で過ごして」
クリスタ 「私にエレンはいらないんだって」
クリスタ 「だから…
失せろゴミ」
エレン 「そんな…ク…リ…ス…タ…」
一度失った光は…
一生取り戻せない
だからエレン…
私、あなたを殺すわ
だって邪魔なんだもん
クリスタ 「死ね」グサッ
エレン 「」
クリスタ 「あはっ!あの時のユミルみたい」
こうしてクリスタは他の男性と結婚生活を過ごしていたのだが…
男性 「なぁクリスタ」
クリスタ 「なぁに、あなた」
男性 「なんでお前…
若い男性をずっと背負ってるんだ?」
クリスタはエレンという霊に取り憑かれていた
一生…
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- 9 : 2016/02/13(土) 21:29:49 :
- ーENDー
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- 10 : 2016/02/13(土) 21:32:06 :
- >>7
そうですね
今回は短編だったのでもう終わってしまいましたが
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