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高嶺のミカサさん~一目惚れから初恋は始まる~

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  1. 1 : : 2016/01/10(日) 15:54:55
    久し振りの新作です!今までギャグ,シリアス,ファンタジー,バトル等を書いてきましたが今回は初の恋愛ものになります!コメントよろしくお願いします!
    backnumberの俺はファンなのでこのタイトルにしましたがタイトルであの歌だ!って気づいた人もいるのかな?


    アテンションプリーズ

    更新は遅め

    初めてだから変な場面があるかもしれません。暖かく見守ってくださったり,応援してくれると嬉しいです!
  2. 2 : : 2016/01/10(日) 16:02:50
    ジャン最高さんの恋愛もの!?
    期待です!
  3. 3 : : 2016/01/10(日) 16:22:37
    期待です!!(*^^*)
  4. 4 : : 2016/01/10(日) 22:29:32
    >>2>>3 早速ありがとうございます!
  5. 5 : : 2016/01/10(日) 22:57:02
    852年

    調査兵団が巨人との決戦を行い、獣の巨人を討伐してから2年の月日が流れていた

    シガンシナ区、及びウォール・マリアの復興も3兵団が協力し復興は進んでいた





    トロスト区



    ここでは、104期訓練兵団を6位で卒業し調査兵団入団後3ヶ月でリヴァイ班の班員となり、スピード出世をした、ジャン・キルシュタインが上官のリヴァイ兵長を自宅でもてなしていた



    ジャン「今は本当に平和ですね…リヴァイ兵長…」



    リヴァイ「そうだな、体がなまっちまうな…巨人も絶滅したからな…」


    ジャン「俺達、調査兵団がさせたんですけどね!」


    そう言うと、ジャンはリヴァイに紅茶を出す


    リヴァイ「すまないな…ジャン…」


    ジャン「これくらい大丈夫です。」ゴク


    ジャン「うん!成功だ!上手い!」


    俺は自分の淹れた紅茶を自画自賛する


    リヴァイ「そうか…」ゴク


    リヴァイ「ほう、悪くない…」


    リヴァイ班にいるとリヴァイ兵長が人をべた褒めしないことは無いことはすぐに分かる…


    だから、俺はリヴァイ兵長が「ほう、悪くない…」と言うことは「良い」と言うことと同じ意味だと解釈している


    ジャン「誉めてくださり、光栄です!」


    リヴァイ「ああ…」


    リヴァイ「なあ、ジャン…」


    ジャン「どうしたんですか?兵長?」


    リヴァイ「ただ紅茶を飲むだけではつまらねぇ…何か話せ…」


    ジャン「何か…話せ…」


    ジャン「う~ん…え~っと…?」


    リヴァイ「何でもいいぞ!」


    時間がかかっているからかリヴァイ兵長の声がいつもより大きくなる


    そして、俺は話す内容を思いついた!


    ジャン「訓練兵団の時の話でもいいですか?」


    リヴァイ「どんな話だ?」


    ジャン「俺の初恋の話です!」


    恋ばななんてリヴァイ兵長が聞きたがるか分からないが俺は提案してみる…すると、リヴァイ兵長の返答は


    リヴァイ「ほう、悪くない…話してみろ…」


    正直意外だった、リヴァイ兵長が俺の恋の話を聞いてくれるだなんて、俺は口を開く


    ジャン「もう5年前ですね…847年、俺が訓練兵団に入団した時からの初恋の話です!」


    リヴァイ「ああ…」
    ―――――――――――――――――
    ――――――――――――――――
    ―――――――――――――――

  6. 6 : : 2016/01/13(水) 16:03:48
    847年 訓練兵団グラウンド


    俺はジャン・キルシュタイン!今年から訓練兵団に入団する!何で訓練兵になるのかって?世間では訓練兵にはなるべきと言う風潮だからだ

    そして、何より俺は卒業後に憲兵団に入って内地で快適に暮らすのさ!


    今日は入団式だから、自己紹介からだな…でも、キース教官がやってるのは自己紹介させると言うより、どちらかと言えば恫喝に近いな…


    キース「貴様は何者だ!!」


    アルミン「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!」


    キース「そうか!バカみてぇな名前だな!親がつけたのか!?」

    アルミン「祖父がつけてくれました!」



    キース「アルレルト!貴様は何しにここへ来た!!」


    アルミン「人類の勝利の役に立つためです!」


    キース「それは素晴らしいな!貴様には巨人の餌になってもらおう…3列目後ろを向け!」



    ったく…こんなことして何になるんだよ。
    そういや、何も聞かれてない奴もいるな…


    一体何故だ?

    ミカサ「…」


    アニ「…」


    エレン「…」


    ライナー「…」


    ベルトルト「…」


    ユミル「…」


    おっと!次は俺の番だな…


    キース「貴様は何者だ!」


    ジャン「トロスト区出身!ジャン・キルシュタインです!」


    キース「何しにここへ来た!?」


    ジャン「憲兵団に入って内地で暮らすためです!」


    キース「そうか!貴様は内地に行きたいのか?」


    ジャン「はい!」


    よし!これで終わりだな…


    キース「ふん!」


    そうキース教官がいったと思ったら、頭にゴツン!という鈍い音が響き俺は倒れ込む

    ジャン「いってぇ!」


    キース「誰が座って良いと言った!こんな所でへこたれる者が憲兵団に等なれるか!」


    何だよ…いきなり、頭突きかよ!くそ!すげーいってぇ!


    キース「貴様は何者だ!」


    マルコ「ウォール・ローゼ南区ジナエ町出身!マルコ・ボットです!」


    キース「何しにここへ来た!?」


    マルコ「憲兵団に入り!王にこの身を捧げるためです!」

    キース「それは結構なことだ…目指すと良い…」


    キース「だが、王は…貴様の体なんぞ欲しくない…」


    キース「貴様は何者だ!!」


    コニー「ウォール・ローゼ南区!ラガコ村出身!コニー・スプリンガーです!」


    キース「逆だ!コニー・スプリンガー!貴様の心臓は右にあるのか!?」ガシッ!


    敬礼の向きを間違えたのか?バカすぎるな…それに頭掴まれて痛そうだな…コニーだったな?ドンマイだな…


    サシャ「…」モグモグ


    キース「貴様は…何をやっている?」


    サシャ「…」クル モグモグ


    キース「貴様だ!貴様に言っている!何者なんだ!貴様!!」


    サシャ「…」モグモグ ゴクン


    サシャ「ウォール・ローゼ南区!ダウパー村出身!サシャ・ブラウスです!」


    キース「サシャ・ブラウス…貴様が右手に持っているものは何だ?」


    サシャ「蒸かした芋です!調理場に頃合いの物があったので!つい!」


    ジャン「…」チラ


    入団式で芋を食うとは…さっきのコニーと同じくバカ…いや、それ以上のバカだな…


    キース「貴様、盗んだのか?何故だ…何故今…芋を食べ出した…」


    サシャ「冷めてしまっては元も子もないので、今、食べるべきだと判断しました!」


    キース「いや、分からないな…何故貴様は芋を食べた?」


    サシャ「それは…何故 人は芋を食べるのか?という話でしょうか?」


    ジャン「…」

    こいつ!相当なバカだな…


    サシャ「…」


    サシャ「チッ…半分…どうぞ…」


    キース「半…分…」


    サシャ「…」フーッ


    キース「…」



    ジャン「!!」


    こうして、入団式は終わったコニーとサシャこの二人がとにかく目立っていた…
  7. 7 : : 2016/01/17(日) 10:43:57
    期待ー
  8. 8 : : 2016/01/17(日) 22:55:30
    期待‼
  9. 9 : : 2016/01/18(月) 14:26:47
    夕方になり、俺達は食堂に集まった。明日からは訓練か…


    ジャン「それにしても…訓練兵団でもパンとシチューか…」


    「だから、見たことあるって…」


    コニー「本当か!?」


    ミリウス「どのくらい大きいんだ?」


    俺のテーブルの近くで人だかりが出来ていた


    何だ何だ?誰だ?あいつ?結構人気じゃねぇか!


    ジャン「あいつは…誰だ?」


    思い出した!確かアルミンがエレンって呼んでたな!


    エレン「壁から首をだすぐらいだ…」


    トーマス「俺は壁を跨いだと聞いたぞ!」


    ミーナ「私も!」


    コニー「俺もそう聞いたぞ!」


    エレン「そこまで、でかくはなかった…」


    ミーナ「どんな顔だったの?」


    エレン「皮膚が殆んど無くて口がでかかったな!」



    ジャン「…」

    なるほど、超大型巨人を見たんだな…


    コニー「ウォール・マリアを破った鎧の巨人は!?」


    エレン「そう呼ばれてるけど、俺の目には普通の巨人に見えたな…」


    マルコ「そうなんだ…」


    サムエル「じゃあ、普通の巨人は!?」



    エレン「うっ……」カラン




    ジャン「ん?何だ…ビビってんだな…」


    ジャン(巨人の恐怖を目の当たりにしたんだな…あいつも憲兵団に行くな!)



    マルコ「皆!もう質問はよそう…思い出したくないこともあるだろう…」


    コニー「す、すまん!色々と思い出させちまって!」


    エレン「違うぞ!」


    マルコ「え?」


    エレン「巨人なんてな…実際大したことねぇ!俺達が立体機動装置を使いこなせるようになればあんなの敵じゃない!」



    何だ?いきなりどうしたんだ?



    エレン「やっと兵士として訓練出来るんだ!さっきは思わず感極まっただけだ!!」


    エレン「そんで、調査兵団に入ってこの世から巨人を駆逐してやる!」


    は?あいつ…今何て言った?調査兵団に入るとかアホなこと言ってたよな?


    ジャン「おいおい正気か?」


    ジャン「今お前、調査兵団に入るって言ったのか?」


    エレン「ああ…そうだが…」


    エレン「お前は確か…憲兵団に入って楽したいんだっけ?」


    こいつ!言うじゃねぇか!


    ジャン「俺は正直者なんでね…心底怯えながらも勇敢気取る奴より、よっぽどさわやかだと思うがな。」


    ガタッ!!


    エレンがいきなり立ち上がる…何だよ?やる気か?


    エレン「そりゃ、俺のことか?」


    ガタッ!


    俺も立ち上がる…喧嘩売ってんのか?買ってやるよ!


    カンカンカン!


    鐘が鳴る…これで晩飯は終わりだ…


    ジャン「悪かったよ、あんたの考えを否定したいんじゃない…どう生きようと人の勝手だと思うからな!」


    エレン「分かったよ、俺も喧嘩腰だったな…」


    何だよ、話せば分かるじゃねぇか!


    ジャン「ああ、これで手打ちにしよう!」スッ


    エレン「はいよ!」ポン


    エレンは食堂を出ていき、俺も出ようとする


    その時だった


    ミカサ「…」スタスタ スッ


    ジャン「!!」


    俺の前を女子が通った…!顔立ちは見慣れないが整っていて美しい、それにとても綺麗な黒髪だ…俺はその女子を目で追っていた


    そうか…俺は一目惚れしたんだ…これが恋なんだな!


    ジャン「な、なあ…あんた…!」


    ミカサ「?」クル


    その子が振り返った…うん?振り返った?しまった!つい声に出ちまった!












  10. 10 : : 2016/01/19(火) 23:01:16
    ジャン最高さんの恋愛ものだとぅ⁉
    見ない訳にはいかんと即来ましたww
    期待です!
  11. 11 : : 2016/01/24(日) 15:39:23
    >>10 ありがとうございます!
  12. 12 : : 2016/01/24(日) 16:03:14
    ジャン「あ、ああ…え、えっと……」

    ダメだ…何言おうとしたか忘れちまった!振り返ったからよく顔が見える…綺麗だ!


    ミカサ「?」


    いやいや、そうじゃねぇ!見とれてる場合か!
    あの子が不思議そうな顔をして俺を見てる…


    恋をすると、話すだけでも緊張しちまうのか!?


    いや、もう思ってることを言ってやる!!



    ジャン「す、すまない…とても綺麗な黒髪だ…」


    ミカサ「どうも…」スタスタ


    ジャン「…」ホッ


    引かれなくてよかったぜ……ん?そういやあの子は何て名前なんだ??


    ジャン「しまった!名前を聞き忘れた!」ダッダッダッ



    バタン!


    食堂のドアを開け、急いであの子を追いかける


    ジャン「まだ遠くには行ってないはずだ!女子寮に行く前に会わねぇと!」


    ジャン「あ!!」


    いた!まだ、女子寮には行っていなかった…それに女子はよく集まるが一人でいる、話しかけるなら…今だ!!


    ジャン「うん?」


    俺の視線の先ではあの子がさっき出ていったエレンに近付いていく…そんな、嘘だろ………






    エレン「喧嘩なんかしてねぇよ!」


    ミカサ「熱くなるとすぐ衝動的に行動する…」


    エレン「またその話か、そんなことよりお前髪長すぎやしねぇか?立体機動の訓練で事故になるかもしれんぞ…」バサッ


    ミカサ「!!」





    ジャン「なっ!?」


    黒髪に触れやがった!!エレンの奴め!羨ましい!それにあの子も嫌がってなかった…


    てことは…エレンとあの子は…付き合ってるのか……?そんな……あり得ない……



    ジャン「」


    コニー「~~♪」


    ズリィィィィ!!


    コニー「いっ!!」


    コニー「おい!お前!人の服で何拭いてんだよ!」


    コニー「何を拭ったんだ!お前!!」


    ジャン「人との…信頼だ…」







  13. 13 : : 2016/01/24(日) 16:05:23
    期待です。
    続きが欲しい…
  14. 14 : : 2016/01/24(日) 17:31:26
    期待です!
    ジャンの心情がどう変化するのか、すごく楽しみです。
  15. 15 : : 2016/01/24(日) 22:52:25
    ジャン「……」

    驚愕、ショック、悲しみ、怨み、嫉妬、絶望…
    負の感情が沸き上がってくる


    俺はその場から動けなくなった…何人かが俺を不思議そうに見たが、最終的には声をかけることもなく立ち去っていった


    既に月明かりが俺を照らし出していた…月光が俺に降り注ぎ孤独感…いや、残念な気持ちが余計に感じられる…


    ジャン「はぁ……」


    ため息が出てしまう…そうか、この恋は叶わぬ恋…つまり、俺から見たあの子は高嶺の花なのか…


    ジャン「まだ、名前も聞いてねぇじゃねぇかよ…会ったばかりじゃねぇかよ…」


    「あれ?まだ寮に行ってない人がいたんだ…」


    ジャン「誰だよ?」


    そう言って俺は振り返る…そこには黒髪で顔にそばかすのある男子がいた…えーっと、確か名前は…


    マルコ「僕は、マルコ・ボット…君は確かジャン・キルシュタインだよね?」


    そうだ!マルコだ!


    ジャン「あ、ああ…俺はジャンだ…」


    マルコ「間違ってなくてよかった…でも、どうしたの?もう夜だよ…」


    ジャン「い、いや…俺は別に……」


    マルコ「そんなわけないよね?だって顔が残念そうだよ?」


    ジャン「は!?」


    マジかよ…顔に出てたのかよ!そんなに俺って分かりやすいのか?


    ジャン「ま、まあ気にするな!俺は大丈夫だ!」

    俺はマルコにバレたくないから心の中の感情を押し殺し、そう答える


    マルコ「本当かい?だったらよかったよ…」


    ジャン「なあ、どうして初めて会ったやつのことを心配するんだ?」


    マルコ「それは、ジャンが僕の仲間だからだよ!確かに、初対面では友達とは言えないけど…」


    マルコ「明日からは訓練を共にする仲間だからね!それに同じ憲兵団を目指すんだからね!」


    ジャン「そうだな!マルコは立体機動とかは出来そうなのか?」


    マルコ「うーん…僕は勉強は得意なんだけど、運動神経は悪くはないけど…いいとは言えないから立体機動は上手くはないかもね…」


    ジャン「おいおい、立体機動が一番配点が高い!それが苦手って憲兵団になるには不利じゃないか?」


    マルコ「確かにそうだけど…憲兵団になって王の元で働くのは僕の憧れと言うか、夢なんだ!」


    マルコ「僕はいつもこう思うんだ!やってもないのに最初から諦めるな!ってね…」



    「最初から諦めるな!」マルコの言った言葉が俺の頭に響く…そうだ!まだ、あの子とはまともに話してもないんだ!


    まだ、アピールすらしてねぇのに諦めるなんて…そんなの、憲兵団になりたいけど上位10名になれないからって諦めるのと同じじゃねぇか!!こんなとこで諦めてたまるもんか!


    負の感情で埋め尽くされていた俺の心に希望が煌めいた瞬間だった…



    ジャン「お前の言う通りだな…マルコ!」


    マルコ「ははは、君もそう思うかい?」


    ジャン「もちろんだ!!」




    これが後に、俺の唯一無二の親友となるマルコとの出会いだった…








  16. 16 : : 2016/01/25(月) 23:04:09
    マルコ「おっと、もう暗いね…夜は寒いし寮へ行こうよ。」


    ジャン「そうだな!」


    その後も俺とマルコは寮までの道でもいっぱい雑談をした


    マルコ「ジャンが憲兵団になるのは本当に内地で暮らしたいだけなの?」


    ジャン「そうだな!巨人の驚異に晒されないしな!マルコも本当はそうじゃないのか?」


    マルコ「な、何てことを言うんだよ!僕はそんなこと!」


    ジャン「冗談だ…」


    マルコ「そっか…」


    ジャン「お!着いたみたいだぜ!通り過ぎるところだったな!」


    マルコ「ふふ、そうだね…入ろうか…」


    ジャン「そうだな!」ガチャ


    ドアを開けて中に入ると談話室があったが話しているやつは殆どいなかった


    マルコ「部屋に行こうか!」


    ジャン「おう!俺たちの部屋はどこだ?」


    マルコ「確か、僕とジャンは同じ部屋だったから…階段を上がってすぐ右の部屋だよ!」


    ジャン「それじゃ、ここだな!」


    マルコ「うん!ここだね!」


    俺はマルコと部屋に入り、中を見渡すといくつかのベッドがある良くも悪くもない普通の部屋だった


    コニー「お!お前らも同じ部屋なんだな!俺はコニー・スプリンガー!よろしくな!」


    ジャン「もう知ってるぜ…」


    コニー「そうか!俺って有名なのか!?」


    ジャン「心臓の向きを間違えるバカの名前をすぐには忘れられるか…」


    コニー「おい!俺は天才だ!」


    マルコ「まあまあ、落ち着いて…」


    「お前らも同室か?」


    ジャン「誰だ?」


    振り返ると二人の男がいた、一人は金髪で背が高く,更にはがたいがいい、もう一人は黒髪で細身で金髪の男よりも背が高い…でかいな…こいつら本当に10代かよ!?


    ライナー「俺はライナー・ブラウンだ!これからよろしくな!」


    ベルトルト「ベルトルト・フーバーだよ…」


    ジャン「俺はジャン・キルシュタインだ!よろしくな!」


    マルコ「僕はマルコ・ボット、よろしくね!」


    アルミン「僕も挨拶がまだだったね!アルミン・アルレルト!よろしく!」


    ジャン「おう!これからよろしくな!」


    「どうした?アルミン?まだ同じ部屋のやつがいたのか?」


    この声…まさか……


    ジャン「おっと、まだいたのか?」


    エレン「俺も挨拶がすんでなかったな!」


    エレン「エレン・イェーガーだ!これからよろしくな!」


    何で、お前がルームメイトなんだよ!!?



    ジャン「……ジャン・キルシュタインだ!よろしくな!」

  17. 17 : : 2016/01/29(金) 17:11:05
    ジャン「チッ…!」ギロッ


    無意識に舌打ちしてしまい、エレンを睨み付ける


    エレン「おいおい!何だよ?」


    ジャン「いや、何もねぇよ…」


    エレン「嘘つけ、睨んでただろ?調査兵団志願だからか?俺が?」


    アルミン「そうか!確かに、調査兵団になりたい人と憲兵団になりたい人が一緒だと考えに違いが出てくるから嫌なのかもね…」


    エレン「そういうことか!気にすんな!俺はそんなことをいちいち言わないからよ!」


    いや、そういう意味で睨んでたんじゃねぇよ!ただ…羨ましいんだよ!!ちくしょー!



    ジャン「いや、俺も気にしてない…すまなかったな…」


    エレン「おう!いいぜ!」


    マルコ「喧嘩にならなくてよかったよ…」


    ライナー「確かにな…」


    ジャン「喧嘩なんか初日からするかよ…」


    ジャン「!!」


    そうだ!いいこと思いついた!!エレンはあの子ことを知ってるよな!名前を聞くチャンスだ!


    ジャン「な、なあ…エレン…」


    エレン「どうした?」


    ジャン「そういや、お前と一緒にいたあの子誰だよ?黒髪の女子!」


    エレン「あいつはミカサ…ミカサ・アッカーマンだ!ミカサと俺は家族で俺とミカサ,アルミンは幼馴染みだ!」


    アルミン「うん!3人ともシガンシナ区出身だよ!でも、それがどうかしたの?」


    ジャン「いや、そういや名前聞かれてないやつもいたなと思ってな…」


    エレン「そういうことか…」


    ジャン「あ、ああ…」


    あの子名前ミカサって言うのか!やっと分かってよかったぜ!これで声がかけやすくなったな…

    それに俺がミカサのことを好きだと気づいたやつもいないみたいだしな…よかった…



    ライナー「女子の名前を聞き出すなんて好きなのか?と思ったら違ったな…」


    は?ライナー!疑ってるのか?やばい!バレねぇように!


    ジャン「は、は…は?そ、そんなわけねーだろ!ひ、一目惚れなんてそんなしねーよ!」


    アルミン「そうなんだ……」(この反応…ジャンはミカサのことが…)


    コニー「ライナーの言ってることは外れたな!」


    エレン「流石に疑いすぎだろ!ライナー!」


    ライナー「ああ…そうだったな…ははは!」(疑いは今の反応で確信になったな…)


    ベルトルト「僕もジャンが一目惚れするとは思わないよ…」(ジャンって意外に分かりやすいんだね…)


    マルコ「確かに、訓練兵として仲間の名前ぐらい覚えないとね!」(だから、落ち込んでたのか?ジャンはミカサのことが…)






    マルアルライベル(好きなんだな(ね)…)



    ジャン「やっぱ、マルコもそう思うよな!!」


    さっきの反応で怪しまれたと思ったが誰も気付いていないな…よかったよかった
  18. 19 : : 2016/02/06(土) 22:09:25
    その後、俺達は雑談を続けていた


    エレン「そろそろ、就寝時間だな…」


    マルコ「そんなに眠くないんだけどな…」


    ライナー「おいおい、でも寝ないと怒られるぞ!」


    ジャン「確かにな、教官の頭突きははんぱねぇからな…」


    アルミン「ジャンも痛そうだったからね……」


    ベルトルト「もう寝てる人もいるみたいだよ…」


    コニー「zzzzzz」


    ジャン「こいつ、爆睡だな…!」


    マルコ「いつの間に寝てたんだろうね…」


    アルミン「僕もそろそろ寝ようかな…おやすみ!」


    ベルトルト「それじゃ、僕もおやすみ!」


    アルミンとベルトルトはそれぞれのベッドに入る


    エレン「おやすみ!」


    ジャン「おやすみ!」

    マルコ「おやすみ!」


    ライナー「おやすみ!」


    ライナー「明日からは忙しくなるだろうな…」


    マルコ「そうだね、どんな訓練からやるのかな?」


    ジャン「走りとか、立体機動の基礎からじゃないか?」


    エレン「そうかもな…やっと、兵士としての訓練だな!」



    「就寝時間だ!!もう寝るように!」


    ドアの外からキース教官の声が響く


    マルコ「寝たほうがいいみたいだね。おやすみ!」


    ライナー「ああ、俺も寝る…おやすみ!」


    エレン「それじゃ、俺も寝るかおやすみ!」


    ジャン「もうそんな時間か…そんじゃ、俺もおやすみ!」


    そういって俺も寝る…いや、寝ようとしたがミカサのことが思い浮かび頭の中はそれでいっぱいだ…


    実際雑談中でもミカサのことは頭から離れなかった!


    明日の朝は絶対に話しかけるぞ!でも、どう話せばいいんだ?普通におはようでいいか?いや!こんなのシンプルすぎる!もっと他に…

    おはよう!ミカサ!か よう!ミカサ!とかがいいかもな!待てよ!名前でいきなり呼んだら不自然で怪しい奴に見られちまうかもな…そうか!エレンの話で聞いたって言えばいいのか!


    うーん…なんかな…エレンに頼ったみたいで嫌だな!マジでどうすれば??恋ってこんなに悩むのかよ!ダメだ!全然眠れねぇ!!




  19. 20 : : 2016/02/09(火) 21:20:52
    一方女子寮

    私が女子寮の自分達の部屋に着いたときにはまだ部屋には誰もいなかった…


    ミカサ「一人部屋では無いはずなのだけど…」


    ミカサ「とにかく、エレンに言われた通り髪を切ろう…」


    ハサミを持ち鏡の前に椅子を持っていき座る

    チョキチョキ


    手先は器用な方なので一人で髪を切ることはできる


    ガチャ


    不意にドアが開き金髪の女子が入ってくる



    アニ「何してるんだい?」


    ミカサ「髪を切っている…」


    アニ「そう…」


    ミカサ「名前何て言うの?」


    アニ「アニ⚫レオンハートよろしく…あんたは?」


    ミカサ「私はミカサ…ミカサ⚫アッカーマン。」


    ミカサ「よろしく…」


    これからルームメートととなるアニと簡単な自己紹介を済ますとまた私は髪を切るのを続けた








    しばらくしてガチャというドアが開く、入ってきたのは黒髪にそばかすの女子と金髪で小柄な女子,それにその二人に担がれて走らされて、疲れて眠ったと思われるサシャが入ってくる


    クリスタ「着いたね!ユミル!」


    どうやら、黒髪そばかすの女子はユミルと言うようだ


    ユミル「そうだな、クリスタ!それに芋女以外と軽かったな…」


    そう言い終わるとユミルはサシャをベッドに寝かせる


    サシャ「zzz」スヤスヤ


    ミカサ「相当疲れたみたいね…」


    クリスタ「あんなに走らされてたからね!あ!私はクリスタ⚫レンズ!これからよろしくね!」


    ユミル「ユミルだ、よろしく!」


    ミカサ「ミカサ⚫アッカーマン…よろしく…」


    アニ「アニ⚫レオンハートだよ、よろしく…」


    クリスタ「でも、明日から訓練だね!どんなことやるか気になるけど…ついていけるか心配だな…」


    ミカサ「体力に自信はないの?」


    クリスタ「うん、そうなんだ…」


    アニ「確かに、お嬢様って感じだからね…」


    クリスタ「そうかな?」


    ユミル「そうだぞ!クリスタ!」


    アニ「でも、最初だし簡単な訓練からじゃない?」


    ミカサ「私もそう思う…」


    クリスタ「そっかー!」


    ユミル「あ、私明日水汲みだ!サシャに擦り付けよっと!」


    クリスタ「ちょっとユミル!ダメだよそんなこと!」


    ユミル「その為に助けたんだからな…」


    アニ「そうだったんだね…割りと計算高いんだね…」


    ユミル「まあ、そうかもな!」


    ユミルは笑いながら答える


    ミカサ「何も言われないの?」


    ユミル「多分、大丈夫だろ…」


    ミカサ「そう…」

    そう言い私はまた髪を切り始める…もう、あと少しだ


    ユミル「お前、髪を切ってたのか?」


    ミカサ「うん…」


    ユミル「気づかなかった!」


    クリスタ「ミカサ、髪切るんだね!綺麗な黒髪だからもったいないかも!」


    あれ?綺麗な黒髪ってどこかで?


    「す、すまない…とても綺麗な黒髪だ…」


    そうだ!こう言われたんだ!誰に言われたのだっけ?確か茶髪を刈り上げた男の人…名前は……






    分からない…でも、少しだけ嬉しかった



    ミカサ「よし、切り終わった…」


    鏡に映る私はロングヘアーからショートヘアーになっていた

  20. 21 : : 2016/02/13(土) 16:15:00
    ――――――――――――――――
    ―――――――――――――――
    ――――――――――――――

    ジャン「ん?……うん?俺、いつの間に寝てたんだ?」

    全然眠れないとか思ってたけど結局は寝れたみたいだな…よかったよかった…ってよくねぇ!ミカサにどう話しかければいいか思い付いたのに寝て忘れちまった!!


    マルコ「おはよう、ジャン!」


    ジャン「おう、おはよう!マルコ!」


    マルコ「あれ?ジャン、隈ができてるよ眠れなかったの?」


    ジャン「そうか、寝てたはずだが…」

    いや、思い返せば睡眠時間は4時間ぐらいか?そんな寝れてないな…頭使ったから余計寝たように感じたのか?


    ライナー「ジャンも起きたか!おはよう!」


    ジャン「おはよう!ライナー!」


    エレン「おはよう!ジャン!」


    ジャン「お、おう…おはよう、エレン……」


    やっぱりダメだ…エレンとはどうしても昨日のせいで何か仲良くなれねぇ…


    エレン「それにしても、ライナー早起きだな!」


    ライナー「そうか?まあ、小さいときからそうだった…」


    アルミン「おはよう!皆!」


    唐突にアルミンが声をかける、こいつも…もう目は覚めてるようだな…俺はまだだけどよ


    コニー「ん…?もう起きたのか?早いな…おはよう…」


    ジャン「おはよう!コニー!」


    今目覚めたばかりのコニーはいかにも眠そうに皆に挨拶する…もう、ベッドに人はいない全員起きたみたいだな!


    ジャン「これで、全員起きたな!」


    ライナー「いや、まだだ…」


    エレン「でも、ベッドには誰も!」


    ライナー「ベッドにはな…」


    そう言うとライナーは1つのベッドを指差す


    そして、そのベッドを見たとき全員吹き出し爆笑した


    コニー「どうなってんだよ!?」


    マルコ「夜どんな寝方なのかな?」


    ジャン「何だよ!あの寝相!」


    そのベッドに人はいなかったがベッドから落ちたベルトルトがいた、ただ完全には落ちておらず足をベッドにかけていてブリッジをしているようだ…


    ジャン「もう、ここまで来ると芸術だな…」


    それに信じられないことに


    ベルトルト「zzz」スヤスヤ


    ベルトルトは爆睡していた


    エレン「そろそろ、食堂行かないか?」


    アルミン「そうだね!行こう!エレン!」


    コニー「お!俺もいく!!」


    ライナー「俺はベルトルトが起きるのを待ってからいくか…」


    マルコ「ジャン!、僕達も行こうか…」


    ジャン「そうだな!マルコ!」


    って言うか!食堂にいったらミカサに会えるじゃねぇか!どう話しかけよう…何でだ?食堂に行くだけで凄く緊張するな…隣に座るよう誘ったりできたりして!そう思うと、もっと緊張してきた……
  21. 22 : : 2016/02/19(金) 20:57:42
    ジャン「も、も…もう、そろそろしょっ、食堂か!!」


    マルコ「そうだけど…ジャン、どうしたの?」


    ジャン「ど、どうしたってな、何がだよ?」


    マルコ「何で緊張してるの?」


    ジャン「は、は?え?いや、緊張なんかしてねーよ!」


    マルコ「絶対してるよ!だって上手く話せてないし…手を落ち着きなく動かしてるし…」


    マルコ「もしかして、食堂に行けばミカサと会うからそれで緊張してるの?」


    ジャン「…!?」


    いや、マルコ!!何言ってるんだ!何でミカサが好きだと思われてるのか?当たってるじゃねぇか!!だが、ここは隠し通すぞ…


    ジャン「はぁぁ!?な、何言ってるんだ!ミカサに会えるとか///」


    マルコ「そうなんだ、違うんだね…」(やっぱり、好きなんだね…)


    ジャン「おう///」


    ギリギリセーフか?ボロも出してないな…


    マルコ(とか思ってるんだろうな…ジャンって分かりやすいな…そうだ!いいこと思い付いた!)


    マルコ「じゃあ、ジャンは何で緊張してるの?」


    ジャン「まあ、あれだな…まだここにいる奴等は会ってから2日だからな!」


    マルコ(嘘だね…ここからかな…)


    マルコ「でも、ジャンはミカサが好きだと思ったんだけどね。」


    ジャン「何言ってるんだ///ちげーよ!」


    何だよ!マルコ!


    マルコ「そうなんだね…それじゃ、僕が告白しようかな…?」


    え?マルコ!今、何て言った!?ミカサに告白するって言ったのか!?


    その後、俺の口からでた言葉は




    ジャン「マジかよ!?お前もミカサの事が好きだったのか!!?」


    マルコ「なんてね!冗談だよ!」


    そう言うとマルコは微笑む


    マルコ「そういえば、ジャンさっき…お前も好きだったのかって言ったよね?」


    は?嘘だろ…?まさか、マルコ!!


    ジャン「誘導尋問か?」


    マルコ「その通りだよ、やっぱりミカサが好きだったんだね。」


    ははは!もう、ここまで言われたら認めるしかねぇな…


    ジャン「ああ、そうだ…いつから気づいてたんだよ?」


    マルコ「昨日からだよ!」


    ジャン「そうか…でも、何で分かったんだ?」


    マルコ「ジャンは自分が思うより分かりやすいからね!」ニコッ


    ジャン「そ、そうなのか?」


    マルコ「うん、ジャン!それと…僕はそろそろ行くね!」


    ジャン「何でだよ?一緒に飯食うんだろ?」


    マルコ「ジャン、よく見て!」


    そう言うと、マルコは食堂の一つのテーブルを指差す


    ジャン「どこだ?……!!!」


    その先にいたのは…


    ミカサ「…」


    テーブルの椅子に座るミカサだった…


    ジャン「ショートヘアーでも可愛いと言うか、綺麗だな…」


    マルコ「ジャン、声に出てるよ…」


    ジャン「マジか?誰にも聞かれてないよな?」


    マルコ「僕以外ではね、じゃあ僕は行くね…ジャン頑張って!」


    ジャン「おう!ありがとな!マルコ!」


    マルコ「うん!」


    ジャン「よし、行ってくる!」


    遂に、俺は食堂の中に入っていった






  22. 23 : : 2016/02/21(日) 22:23:23
    ジャン「お、おはよう!ミ、ミカサ!」

    やっぱ、緊張する!そのせいで噛んじまった…


    ミカサ「どうして、名前を?」クル

    ミカサが振り返って俺を見る…本当に綺麗だ…!!やっぱり凄く美人だな!


    ジャン「…///」


    ミカサ「顔が赤い、熱があるの?それとも聞いた質問が悪かったのなら謝ろう…」


    ジャン「い、いや!悪くなんかない!名前を知ってるのはエレンに聞いたからだ!」


    ミカサ「そう、エレンと同じ部屋なの?」


    ジャン「ま、まあな…」


    ミカサ「そう言えばあなた、昨日私の髪を誉めてくれた人?違わない?」


    ジャン「そ、そうだぜ!覚えててくれたのか///」


    ミカサ「やっぱり…あなたの名前は何て言うの?」


    ジャン「!!」

    昨日のことを覚えてて、俺の名前を聞いてきた!これ…!俺と同じく恋をしてるのか…?
    その相手は…まさか!俺なのか///


    ジャン「お、俺はジャン⚫キルシュタイン!よ、よろしくな///」


    ミカサ「うん。よろしく、ジャン…」


    ジャン「ああ…///」


    ミカサが俺の名前を呼んでくれた…このまま行けるかも知れねぇな!


    ミカサ「ジャン、さっきはどうして呼んだの?私に話があったの?」


    また、名前呼んでくれた!それにミカサから聞いてくれた!よし!言ってやる!


    ジャン「な、なあ、ミカサ!俺と飯食わねぇか?///」


    よし言えた!これでミカサと一緒に朝飯食える!最高だ!!


    ミカサ「ごめんなさい…」


    ジャン「え……?」


    ミカサ「私は、エレンとアルミンの二人と朝ごはんを食べる。ので、あなたと食べることは出来ない…」


    ジャン「……そ、そうか……」


    ジャン「悪かったな…!時間とって!それじゃ…」ダッ


    そんな…嘘だろ?朝飯食えると思ってたのに…それに…よりによって…また、エレンかよ!!

    と、取りあえず…朝飯取ってこねぇとな…


    ジャン「朝飯は持ってきたな……」

    朝飯を貰う列から朝飯を貰ってテーブルに向かおうとすると、マルコが同じくパンとスープを持ってやって来た


    マルコ「あ!ジャン!」


    ジャン「お、おう…マルコ…」


    マルコ「それで、ミカサとはどうだったの?」


    ジャン「マルコ、朝飯一緒に食おうぜ……」


    マルコ「…う、うん…」


    ジャン「ありがとな…」


    マルコは俺がミカサにどう言われたかを言わなくても結果を察したようだ…


    マルコ「ライナー達と食べようか?」


    ジャン「いや、あのテーブルで食おうぜ!」


    俺はそう言ってミカサ達が座るテーブルの横のテーブルを指差す


    マルコ「うん、そうだね…」


    ジャン「よし!ありがとな!マルコ!」


    マルコ「どういたしまして…」


    マルコ「そういえば、今日の訓練は立体機動の姿勢制御の訓練らしいよ…」


    ジャン「…」ジーー


    マルコ「聞いてる?ジャン?」


    ジャン「あ、ああ!姿勢制御だよな!」


    マルコ(ミカサを見てて、話半分だったね…)


    ジャン「…」ジーー


    ここの位置いいかもな!ミカサがよく見える!


    マルコ(ジャン、それは引かれるかもよ…)


  23. 24 : : 2016/02/25(木) 17:26:37
    エレン「遅れてごめんな!ミカサ!」


    アルミン「待たせちゃったね!ごめん!」


    ミカサ「ううん、問題ない。ので、朝ごはんを食べよう…」


    エレン「そうだな!訓練もあるしな!」


    ミカサ「ん…?誰なの?」


    気のせいだろうか何だか誰かに見られている気がする…


    エレン「どうした?ミカサ?」


    ミカサ「あっ、えっと、何でもない…」


    エレン「そうか、ならいいけどよ!」


    ミカサ「うん…」


    エレン「なあ、アルミン!」


    アルミン「どうしたの?エレン?」


    エレン「今日の訓練って何だった?」


    アルミン「立体機動の姿勢制御だって…エレンとミカサなら簡単だと思うよ!」


    ミカサ「…!?」


    まただ…やっぱり視線を感じる…見た方がいいのだろうか?


    アルミン「僕は出来るか分からないけど、運動は苦手だから…」


    エレン「大丈夫だって!アルミン!お前なら出来る!ミカサもそう思うよな?」


    ミカサ「…え?…う、うん…アルミンなら出来る!」


    エレン「なあ、ミカサ…今日のお前変だぞ?」


    アルミン「確かに、そうだね…」


    二人にも聞いてみよう…


    ミカサ「二人は視線を感じない?誰かに見られている感覚がするとか?」


    エレン「いや、俺はねーよ!」


    アルミン「うん、僕もエレンと同じくだよ…」


    ミカサ「そう…」


    エレン「気のせいじゃないのか?」


    ミカサ「そうかもしれない…」


    でも、やはり見られている…いっそのこと誰が私を見ているの確認してみよう…

    そう決意した私は視線を感じる方を振り返る



    ジャン「……」ジーーー


    ミカサ「…!?ジャン?」


    ジャン「////」プイッ


    ミカサ「あ……」


    どうやら、私を見ていたのはジャンのようだ…いや今日私はジャンの誘いを断った。ので、ジャンは私を睨んでいたのかもしれない…だから、私がジャンを見たときにそっぽを向いたのだろうか?


    ミカサ「分からない…」

    ダメだ…考えたところで分からない…でも、ジャンは私に怒っているに違いない…もしかしたら嫌っているのかもしれない…
  24. 25 : : 2016/02/28(日) 15:03:58
    マルコ「ジャン!ジャン!」


    ジャン「ああ、マルコどうしたんだよ?」


    マルコ「何で、そっぽ向いて僕と話してるの?」


    ジャン「え?いや…!ミカサに見られてるんだぞ…つい目をそらしちまったんだ…」


    マルコ「ジャン?ミカサなら…さっきエレン達と訓練場へ向かったよ…」


    ジャン「は!?そうなのか?行くぞ!マルコ!」ダッダッダッ


    マルコ「おい、ジャン!待って!」ダッダッダッ


    マルコ(ジャンはミカサに夢中だね…)


    ジャン「どのみち、訓練もあるんだし急いだ方がいいだろ?」


    マルコ「分かったよ…」
    ―――――――――――――――
    ――――――――――――――
    ―――――――――――――

    グラウンド


    ジャン「着いたな…」


    マルコ「もう教官もいるみたいだね…」


    ジャン「そうだな……」


    ミカサはどこだ…?



    ミカサ「…」


    いた!もう準備万端って感じだな!


    エレン「もう、準備いいのか?ミカサ?」


    ミカサ「うん…エレンも準備いい?」


    エレン「もう少しだ!」




    ジャン「チッ…ちくしょー!」


    まだエレンと一緒にいるのか…羨ましい!
    ――――――――――――――――
    ―――――――――――――――
    ――――――――――――――


    キース「貴様ら!今から、訓練を行う!!」


    訓練兵「はっ!!」


    キース「これから行う訓練はベルトを固定しぶら下がり姿勢制御を行う訓練だ!」


    キース「これが出来ない者は囮にも使えん!開拓地へ移ってもらう!!」


    キース「それでは、順番に一人ずつぶら下がれ!」


    ジャン「いよいよ、始まるな…」


    マルコ「そうだね、ジャン…」


    ジャン「ミカサにいいとこ見せれるぜ…」ボソッ


    マルコ「ん?ジャン、何か言った?」


    ジャン「いや、何も…」


    マルコ「そっか…」

    そう話している間にも次々と姿勢制御の訓練を終える訓練兵が増えていく



    キース「次!スプリンガー!」


    コニー「はっ!」



    コニー「よっと!」ギィィ グラッ


    コニー「よし!安定した!」ギィ


    コニーはバカだけど運動神経はいいみたいだな!


    キース「ほぅ、やるな…合格だ!」


    キース「次!レオンハート!」


    アニ「はっ!」


    アニ「……」ギィィ


    キース「上手いな、合格だ!」


    キース「次!ブラウン!」


    ライナー「はっ!」


    ライナー「合格してやる…!」ギィィィ


    キース「貴様も上手いな合格だ!」


    ライナーも上手いって言われてるな


    キース「次!ブラウス!」


    サシャ「はっ!」


    サシャ(開拓地には帰りません!合格していっぱい美味しいものを!)ブラーン


    キース「合格だ!今期は出来るものが多いな!」


    キース「次!ボット!」


    マルコ「はっ!」


    マルコが呼ばれたか…頑張れよ!一緒に憲兵団に行くんだからよ!



    マルコ「こういう風かな?」ブラギィィ


    キース「ふん…合格だ!」


    マルコ(よかった……)


    やったな!マルコ!俺も絶対に…


    キース「次!アルレルト!」


    アルミン「はっ!」


    アルミン(頼む!合格してくれ!開拓地に戻されるわけには…)ブラブラギィィィ


    アルミン「…!!」グラッギィィ


    キース「何とか合格だな!」


    アルミン「よかった…」ホッ


    キース「次!キルシュタイン!」


    ジャン「はっ!」


    いよいよ…俺の番絶対に合格して憲兵団への道のりのスタート地点に立つんだ!


    ジャン「…」チラ


    ミカサ「…」


    上手くいけば、ミカサも俺のことを…


    ジャン「…」ギィ

    どうだ?合格できるか!ぶら下がるぐらい簡単だ!


    キース「立体機動の素質があるな、現段階で一番安定していた…合格だ!」


    ジャン(よし!出来たぜ!)チラ


    ミカサ「……」チラ


    おお!こっち見てる!凄いとかくれてるのか?エレンよりかっこいいとか思ってくれねぇかな?


    マルコ「凄いじゃないか!ジャン!」


    ライナー「現段階で一番だってな!」


    アルミン「教官も誉めてたね!」


    キース「次!アッカーマン!」


    ミカサ「はっ!」


    ミカサの番になったな!ミカサは合格できるのか?簡単だったけど女のミカサには難しいかも知れないな…

    いや、逆に上手くなかったらその分俺のことを凄いと思って好印象かもな…


    ジャン「……」ジー



    ミカサ「……」ピタ



    ジャン「!?」

    微動だにしねぇ!全くブレがない!上手すぎるだろ!


    キース「全くブレがないとは逸材になる可能性が高いな!合格だ!」


    ジャン「……」


    俺よりも普通に上手かったんだな…







  25. 26 : : 2016/02/29(月) 20:13:53
    ジャン「はぁ……」


    マルコ「どうしたの?ジャン?ため息なんかついて…」


    マルコ「ジャンは教官にも上手いって言われてたしよかったんじゃないの?」


    ジャン「ま、まあ…そうだけどよ……」


    マルコ「そうだけど?」


    ジャン「やっぱり、今のは忘れろ…」


    マルコ(こう言うってことはミカサ関係の可能性が高いね…)

    ジャン「……」


    俺が上手かったからミカサが誉めてくれると思ってたのにミカサが俺より上手くて残念だったとか絶対に言えねぇ…



    キース「何をしている!エレン・イェーガー!!」


    キース教官の怒鳴り声がし、俺は声のする方を見る


    キース「上体を起こせ!」


    エレン「!!」クルッ ブラーン


    ミカサ「エレン!」


    アルミン「そんな…」


    ジャン「は?何だよあれ?」

    調査兵団に入るとか言ってやがった、エレンはぶら下がっているのだが上体を起こせずにひっくり返っている


    ジャン「フフッ!これぐらいも出来ないのかよ?」ボソッ


    マルコ「ジャン、そう言うことを言っちゃダメだよ!」


    ジャン「聞いてたのか!?マルコ!」


    マルコ「うん…」


    コニー「あの訓練余裕だったよな…なあ、ライナー!」

    ライナー「コニー、そう言う発言は状況を考えろ!」


    ベルトルト「そうだよ、コニー…」


    コニー「そうなのか?」



    エレン「くそっ!何でだ!?」ブラーン


    オイオイアレガデキナイノカヨ?ハハハハ!ナンダヨアレ!
    オトリニモツカエナイナ!アレデチョウサヘイダンイクナンテナ!


    気づけば周りの奴等もエレンのことをバカにしていた…まあ、俺はあいつが嫌いだしどう言われようと興味ない。俺が見ても笑えるものだし

    ジャン「無様だな…」ボソッ

    隣のマルコにも聞こえないように呟くとミカサの方を見る。


    ミカサ「エレン、あなたなら出来る…」


    アルミン「頑張って!エレン!」


    ミカサはアルミンと一緒にエレンを応援していた…何でだよ?何であんな奴より素質あるって言われてる俺に興味は無いんだ?




    エレン(こんなの、どうやって?)


    キース「もういい、イェーガー!今日は不合格だ!」


    エレン「いや、俺は!」


    キース「聞いてなかったのか?今日はと言ったので明日が最後だ…明日できなければ開拓地へ移ってもらう!分かったか?」


    エレン「はっ!」


    キース「今日の訓練はこれで終わりだ!各自、夕食まで自由に過ごすといい!」


    訓練兵「はっ!」



    マルコ「行こうか、ジャン!」


    ジャン「そうだな!マルコ!」


    続々と皆はそれぞれ、グラウンドを離れ自由時間を楽しみにいこうとする…3人を除いては


    エレン「お前ら!手伝ってくれるのか!」


    ミカサ「うん…」


    アルミン「だってエレンは諦めないんでしょ?」


    エレン「ああ、絶対に調査兵団に入るんだ!こんなところで止まってる場合か!」




    ジャン「……!!」


    どうしてあそこまで?エレンは調査兵団に?それにミカサやアルミンはエレンの何に惹かれてるんだ?


    ジャン「なあ、マルコ…」


    マルコ「どうしたの?」


    ジャン「俺やっぱり、寮に戻るの後にするわ…だからお前は先に行ってくれ!」


    マルコ「うん、分かった…」


    ジャン「悪いな、マルコ!」


    さて、少し見せてもらうとするか…


  26. 27 : : 2016/03/06(日) 21:04:40
    ―――――――――――――――
    ――――――――――――――
    ―――――――――――――

    エレン「何でだ?何で出来ないんだ!?」


    ミカサ「エレン、もうやめた方が…」


    エレン「止めるわけねぇだろ!!」


    ミカサ「そう…」

    エレンは調査兵団に入りたいから一生懸命になるのは分かる。でも、もう暗くなってきた


    アルミン「エレン落ち着いてやれば出来るよ…僕でも出来たんだから!」


    ミカサ「アルミンの言う通り…落ち着いてやればいい…上手くやろうと考えなくていい…」


    ミカサ「あくまでも基本に忠実に…」

    エレンにかけてあげれるアドバイスは私とアルミンは全て言ったはずだ…でも、何故だろう…?



    ジャン「……」


    どうして、ジャンはエレンの方を見ているのだろう…黄昏ているのだろうか?



    ミカサ「…」チラ

    何かをしているのだろうか?



    ジャン「!!///」プイッ


    まただ、朝もこんなことがあった。ジャンにそっぽを向かれた…朝ごはんを一緒に食べなかったからやはり嫌われているのだろうか…


    エレン「今度こそ、出来る気がする!!上げてくれ!アルミン!」


    アルミン「うん!分かった!」


    エレンは凄い自信だ…今回はエレンが出来る気がする…


    エレン「絶対に成功する!」ギィィィ


    ミカサ「あとは、体を安定させるだけ…」


    エレン「そうだな!」パッ


    エレンは手を離し、姿勢制御にうつる…だがグルン!と音がした…


    エレン「え……?うわっ!」ゴンッ!!


    エレンは一回転すると頭を地面にぶつけた…


    ミカサ「エレン!大丈夫?」


    エレン「」


    ミカサ「頭から血が……」


    アルミン「それに気絶してる…急いで医務室へ運ぼう!」


    ミカサ「うん、分かった…」


    私とアルミンはエレンを連れ、医務室へ向かい走った










  27. 28 : : 2016/03/11(金) 16:03:16
    ジャン「結局、あいつは一回も出来なかったな…」


    ジャン「俺も戻るとするかな…」

    だが、俺にはミカサがエレンにベッタリの理由が分かった気がする

    あいつは死に急ぐし、無鉄砲で立体機動の初歩の初歩が出来てないから才能は無いんだろうな

    でも、あいつは一回も諦めない高い精神力と根性があるんだろうな…ミカサが惹かれるのもそこなのか?


    ジャン「人間わかんねぇもんだな…」

    だからって!俺は諦めねぇぞ!お前とミカサが幼馴染みだからって関係無い!

    お前は俺のライバルだ!!


    ジャン「お前だけには負けねぇ!エレン!」


    ジャン「誰もいないグラウンド見ても意味ないし俺も寮に戻るか!」


    俺はグラウンドを後にし、男子寮へと向かっていく


    ジャン「あ!もう夕飯じゃねぇか!」ダッダッダッ


    ジャン「もうそんなに時間がたってたのか…」


    マルコ「あれ?ジャン!」


    ジャン「おお!マルコ!」


    マルコ「遅かったね、今からご飯だよ。」


    ジャン「知ってるぜ!」


    マルコ「ところで何をやってたの?」


    ジャン「何してたか知りたいか?」


    マルコ「まあ…」


    ジャン「ライバルの観察だな!」


    マルコ「ふふっ、そっか…」


    ジャン「何がおかしいんだ?」


    マルコ「別に何でもないよ!」


    ジャン「本当かよ…」
  28. 29 : : 2016/03/14(月) 15:57:44
    ―――――――――――――――――
    ――――――――――――――――
    ―――――――――――――――

    昨日と同じようなそんなに旨くない飯を食ってから、俺は部屋へと向かった

    ジャン「さて、部屋でくつろぐか…」ガチャ


    マルコ「ジャンもやっぱりそうするんだね!」


    ジャン「まあな…」


    マルコ「僕は明日の座学に備えて、予習しようかな…」


    ジャン「真面目だなマルコ!」


    マルコ「ありがとう。」


    コニー「おお!お前ら!寝るまで暇だしトランプでもしないか?」


    ジャン「そんなことしねぇよ…チェスなら面白いしいいけどな!」


    コニー「チェスか、俺動かし方とかわかんねぇ…あれ難しいからよ…」


    ジャン「へっ、まあコニーには難しいかもな!」


    コニー「うるせー!俺は天才だ!チェスだってすぐに出来る!」


    ジャン「出来るといいな!」


    コニー「ジャン!マルコ!今度教えてくれよ!」


    ジャン「分かったよ。」


    マルコ「喜んでね!」


    「なあ、ジャン!コニー!」


    ジャン「誰だよ?」クル


    エレン「俺だ、立体機動の姿勢制御のコツを教えてくれ!」


    ジャン「は?何で俺なんだよ?」


    コニー「確かにな…」


    エレン「二人とも上手いって言われてたからな!」


    アルミン「僕からもお願いできないかな?」


    何だ、そういうことで俺に聞くのかよ…俺とは仲が悪いと知ってて聞いてるのか?よくわかんねぇ奴だな…


    エレン「頼む!!」


    何でライバルに聞いてるんだよ!俺は教えない!


    コニー「悪いけど、俺天才だから感じろとしか言えん。」


    コニー、お前は何言ってるんだ?


    ジャン「俺は逆に教えてほしい!あんな無様な姿晒しておいて正気を保っていられる秘訣とかをよぅ!」

    こう言うときは、エレンに勝ってる気がして強気で感情を発散できるな!


    エレン「お前ら!人が頭を下げて頼んでるのに!」


    マルコ「まあまあ、ジャンとコニー以外にも上手いって言われてる人はライナーとベルトルトだったよ。」


    エレン「ありがとな!マルコ!」


    アルミン「行こう!エレン!」



    ジャン「……」

    これでいいんだ…ライバルに助けてもらっちゃいけねぇんだよ!競い合う仲じゃねぇとな!
  29. 30 : : 2016/03/17(木) 18:49:45
    エレンとアルミンはマルコの助言通りライナーとベルトルトのとこへ行った


    マルコ「ジャン!」


    ジャン「どうしたんだ?マルコ?」


    話しかけて来たマルコはどこか怒っていた


    ジャン「何だよ?怖い顔すんなよ!」


    マルコ「エレンに対してあの言い方は無いだろ?」


    ジャン「別にいいだろ?出来なかったのはあいつだ!」


    ジャン「調査兵団志願で立体機動で姿勢制御も出来ないんだぜ?それで調査兵団はっ!笑えるな!」


    マルコ「そっか……」


    ジャン「そうだよ!」


    マルコ「その理由は違うよね?ジャン?」


    ジャン「!!」


    ジャン「ああ、そうだよ…お前分かりすぎだろ…」


    マルコ「何となくね…ミカサの件でかい?」


    ジャン「そうだな、一番はそこだ!あいつのせいでミカサは俺を俺が見てくれない……」


    マルコ「それは、まだ会ってから日も少ないし…先にならないと分からないよ!」


    ジャン「待った!一番はって俺は言っただろ?」


    マルコ「そうだったね…他には気に入らないところとかあるの?」


    ジャン「ああ、ある!あいつとは性格から俺とは会わないんだよ!それに目指してる兵団も違う!更には恋敵…」


    ジャン「言っちまえば、あいつと俺は真逆なんだよ!巨人を駆逐し壁の外に出る理想を語るエレン…」


    ジャン「人類が巨人に勝てないと悟り憲兵になると言う現実を考えている俺…」


    マルコ「…」


    ジャン「理想主義と現実主義の時点で仲が悪くなるのはわかんのに、それ以外にも対立する…気に入らないとこあげたらキリがねぇ!」


    マルコ「そうかも知れないけど、僕達は仲間なんだし!」


    ジャン「でもよ、マルコ…さっき俺は一人でエレンの訓練を続けてるのを見たんだ…その時にはミカサとアルミンもいた。」


    ジャン「それで、あいつは成功しなかったけど諦めなかった…それを見て俺は…ミカサがエレンに惹かれる理由が少し分かったんだ!」


    ジャン「だから…俺はエレンをライバルに認めたんだ!認めたく無かったけどよ…」


    マルコ「そっか、そうなんだ!」


    ジャン「ライバルに軽々しく俺は技術を教えねぇ!」


    ジャン「ここで、エレンが不合格になればあいつはその程度…そして!」


    ジャン「そいつをライバルに認めた俺も、その程度だったってことだ…」


    マルコ「なるほどね、ジャン…」


    ジャン「まあ、俺の選択は当っているはずだ!」


    マルコ「ジャン、僕もそう思うよ!」


    マルコ「今日は遅いし、もう寝ようか…おやすみ!」


    ジャン「おやすみ!マルコ!」
  30. 31 : : 2016/03/22(火) 22:03:48

    翌日

    ジャン「姿勢制御か…俺とマルコは合格したから関係無いよな…」


    マルコ「そうだよ、でもジャン…どうしてわざわざこんなに早く起きたの?」


    ジャン「あ?そ、それはだな……」チラッ

    ミカサ…やっぱり、エレンの為か…

    ミカサ「…」モグモグ


    ジャン「特に理由はねーよ!何となくだな…」


    マルコ「ふーん…そうなんだ…」


    ジャン「あ、ああ…」

    今日もミカサはエレンとアルミンと一緒に朝飯を食べていた…エレンは今日の姿勢制御に合格しないと開拓地に帰ることになる…


    ジャン「…」モグモグ

    あいつはこのピンチを乗りきるのか…それとも、ここで落ちるクズだったか…俺のライバルなんだ!やれるはずだ!



    モブ1「おい!今日、姿勢制御最終日だな!」


    モブ2「そうだな、でもこれぐらい楽勝だろ!」


    モブ3「出来ない奴なんているのか?」


    モブ4「いるだろ!エレン⚫イェーガーとかよ!」


    ジャン「あいつら、食堂で…」


    マルコ「いくらなんでも、失礼だよね…」



    モブ1「ははっ!そうだな!エレンがいたな!」


    モブ2「調査兵団志願があれも出来ないとはな!」


    モブ3「ははは!正気か?イカれてるだろ?」


    モブ4「そもそも、エレンじゃなくて調査兵団目指すやつら全員イカれてるだろ!」


    モブ1「違いねぇ!」


    まだ、言ってやがるのか…調査兵団志願がイカれてる?てことは、これ聞いたらミカサ達は


    ジャン「絶対嫌な思いを…」チラッ



    エレン「クソ!あいつら!俺の次は調査兵団をバカにするのか?」ガタッ


    ミカサ「エレン、落ち着いて…」


    アルミン「そうだよ…問題を起こしたら…」


    エレン「チッ…分かったよ…!」スッ




    ジャン「3人とも…怒ってるよな…」



    モブ1「おいおい、立ちやがったぞ!」


    モブ2「喧嘩売ってんのかよ?」


    モブ3「あいつ、立てるんだな!その内転ぶだろ!」


    モブ4「昨日はひっくり返ってばかりだったからな!」


    まだ、エレンを逆撫でするつもりか?いや…エレン達をか…



    エレン「……」ギリッ ギロッ


    ミカサ「エレン!冷静になって…」


    アルミン「今日上手くいけばいいんだよ!」



    モブ1「上手くいかないだろ!あれは酷かったし!」


    モブ2「そうそう!論外だったな!」



    ジャン「いい加減に…」ボソッギロッ


    マルコ「ジャン…?」



    モブ3「お前は開拓地に行けばいいんだ!」


    エレン「っ!」


    モブ4「飯の金の無駄何だ「おい!黙れ!」


    遂に俺はあいつらに怒鳴った…食堂にいた奴等が次々に俺を振り返る


    モブ1「どうしたんだ?ジャン?」


    モブ2「お前には関係無いだろ?」


    ジャン「朝からうるせぇんだよ!!飯ぐらい静かに食えよ!」


    ジャン「それに…確かに、エレンは出来ねぇかも知れねぇがお前らもあの程度で満足してるのか?」


    モブ1「出来ないよりはいいだろ?」


    ジャン「そんなんで、憲兵団になれるわけねぇだろ!お前らが上位10名?笑わせんな!」


    マルコ「ジャン!落ち着いて!」


    モブ1「…っ!行くぞ!」


    モブ2 モブ3 モブ4「おう!」



    ジャン「行ったか…」


    マルコ「今日はいい人だねジャン…」


    ジャン「今日は余分だ…」


    エレン「おい!ジャン!」


    突然俺がエレンを呼ぶ


    ジャン「何だよ?」


    エレン「さっきはありがとな…」


    ジャン「俺は別に…」


    アルミン「僕からもありがとう!」


    ジャン「ああ……」


    ミカサ「ジャン、ありがとう…」


    ジャン「お、おう…いいぜ///」


    ジャン「マルコ、行こうぜ…」


    マルコ「そうだね…」









    私には分からない…ジャン⚫キルシュタインという人物がエレンと仲が悪いはずなのに昨日もエレンに姿勢制御のコツを教えなかったとエレンに聞いている。でもさっきはエレンを助けた…あなたは優しいの?優しくないの?あなたは分からない人だ…だから、思ったことがある。


    ミカサ「あなたに少し興味が湧いてしまった…」
  31. 32 : : 2016/03/28(月) 02:45:27
    期待です!
  32. 34 : : 2016/03/31(木) 20:38:04
    >>32 ありがとうございます!
  33. 35 : : 2016/04/07(木) 21:03:49
    マルコ「ジャン!かっこよかったよ!」


    ジャン「うるせー!バカにするなよ!」


    ジャン「ただ、あいつらにはイラついたからな…」


    マルコ「なるほどね…僕はジャンが正しいと思うよ。でも、少なからずはミカサが絡んでるんだろうね!」


    ジャン「は?///何でそうなんだよ!!」


    マルコ「図星なんだね。」


    ジャン「そんなことより、今日姿勢制御の訓練の最終日だな…」


    マルコ「そうだね…これで出来なかった人は開拓地に行かないとダメなんだよね…」


    ジャン「そうらしいな…おい、マルコ!いつから始まるんだった?」


    マルコ「もう、そろそろだよ!」


    ジャン「そうか…じゃ、行くぞ!」


    マルコ「うん!」


    姿勢制御訓練を行う場所には既に人がいた


    ジャン「もういるんだな…」


    マルコ「そうみたいだね…」


    アルミン「あ!ジャン!マルコ!」


    ジャン「よう。」


    マルコ「食堂ぶりだね!」


    ライナー「マルコはともかく、ジャンが来るとはな…」


    ジャン「ライナー!お前も来てたのか…」


    ライナー「まあ、エレンと昨日は話したからな。コツは教えれなかったがな…」


    ジャン「そうなのか…」


    ライナー「お前はどうしてきたんだ?」


    ジャン「暇だったからだな…訓練はこれの後だしよ!」


    マルコ「僕は、皆が合格できるかなって思ってね…」


    ライナー「なるほどな!」


    ベルトルト「あの、僕もいるんだけど…」


    ライナー「知ってるぜ…」


    ジャン「よう!ベルトルト!」


    マルコ「おはよう!ベルトルト!」


    ベルトルト「エレンは合格できるかな?」


    アルミン「エレンなら絶対に合格出来るよ!」


    アルミン「エレンは小さい頃から最後にはやり遂げてたから!」


    ジャン(そういえば、ミカサはどこだ?)


    俺はミカサの姿を探す


    ミカサ「エレン!落ち着いてやれば絶対に出来る!だから、諦めないでほしい!」


    エレン「諦めるわけねぇだろ!絶対に俺は兵士になる!」


    やっぱり、ミカサはエレンの隣にいたか…


    ミカサ「それと、怪我をしないでほしい…」


    エレン「心配しすぎだ!」


    キース「エレン・イェーガー!」


    エレン「はっ!」


    キース「次は貴様だ!!すぐに始めろ!」


    エレン「了解です!」


    ミカサ「…」コクッ


    アルミン「…!」グッ!


    ミカサは頷き,アルミンはグッドサインをエレンに見せていた


    マルコ「始まるみたいだね…」


    ライナー「そうみたいだな…」


    ジャン(見せてもらうぜ!エレン!お前の本気を!)
  34. 36 : : 2016/04/20(水) 22:23:59
    ミカサ「エレン…」

    エレンは成功するだろうか…?もし不合格になってしまったら…私も開拓地に戻る…!


    …?視線を感じる…


    ミカサ「…」チラ


    ジャン「///」プイ


    ミカサ「…??」


    また、ジャンに見られていた…何でだろう??


    キース「上げろ!!」


    キース教官の声がして、エレンが訓練を始める


    エレン「!!」


    エレンはぶら下がる


    エレン(俺には才能はねぇかもしれねぇ!でも、根性だけは誰にも負けねぇ!)ギィギィ


    ミカサ「エレン!出来てる!」


    アルミン「エレン!安定してるよ!」


    エレン「う、うわ!!」グルッ!ブラーン


    ミカサ「エレン…?」


    惜しくも、姿勢制御が最後まで出来なかった…と言うことはエレンは…


    キース「イェーガーを降ろせ!」


    エレン「教官!俺はまだやれます!もう一度やらせてください!」


    キース「黙れ!言う通りにしろ!」


    キース「ワーグナー!イェーガーとベルトを交換しろ!」


    トーマス「はっ!」カチャカチャ


    エレン「これをつけるのか…」カチャカチャ


    キース「ぶら下がってみろ!」


    エレン「はっ!」
    ―――――――――――――――――――
    ――――――――――――――――――
    ―――――――――――――――――

    エレン「あれ?何で?」ギィギィ


    エレン「急に出来るようになったんだ?」ギィギィギィ


    キース「降りろ!イェーガー!」


    キース「貴様の使用していた…装備に欠陥があった!ここが破損するとは聞いたことがないが…新たに整備項目に加えなければな…」


    エレン「では、適正判断は?」


    キース「問題ない!訓練に励め!」


    エレン「!!!」ガッツポーズ


    エレン(やった!やったぞ!出来たんだ!ミカサ!これでお前に世話焼かれなくてもいいな!)


    ライナー「何とかなったようだな…」


    アルミン「目でどうだって言ってるよ!」


    ジャン「中々やるじゃねぇか…」


    ミカサ「いや、私と離れなくてよかったと安心している…」


    アルミン マルコ ライナー ベルトルト「………」


    ジャン(そうだったのか!?エレンの奴!羨ましい!)


    ジャン(だが、開拓地に戻らなかったお前は俺のライバルだ!そして…恋敵だ!)スタスタ


    エレン「おい!出来たぞ!お前ら!」ダッダッ


    アルミン「おめでとう!エレン!」


    ライナー「よくやったな!エレン!」


    ベルトルト「よかったね!」


    マルコ「お疲れ様!出来てよかったね!ジャンもそう思うよね?」


    マルコ「あれ?ジャンは?」


    マルコが辺りを見回すと、ジャンは男子寮に戻り始めていた


    ミカサ「本当によかった…エレン!」


    エレン「皆!ありがとな!」


    私は、エレンが合格したことを喜んでいた…でも、視界の片隅には帰っていくジャンの姿がはっきりと焼き付けられていた









  35. 37 : : 2016/05/08(日) 22:16:26
    男子寮

    バタン!

    大きな音がしてドアが開く、それに続いて

    「ジャン!」と声がした…まあ、予想はしていたが


    マルコ「やっぱり、ここにいたんだね!」


    やはり、マルコは俺を追ってきたか


    ジャン「寮以外にどこに行けばいいんだよ?」


    マルコ「エレンの合格は嬉しくなかったのかい?」


    ジャン「だから、ライバルとしては認めてるよ…」


    マルコ「でも、ミカサがエレンばっかりだから嫉妬してるんでしょ?」


    ジャン「そんなんじゃねぇよ///」


    ジャン「確かに羨ましいけどよ…」


    マルコ「そう言えば、次の休日にミカサが教官から食料の買い出しを任されてたよ!」


    ジャン「そうなのか!?」


    マルコ「だけど、教官はもう一人誘えって言ってるんだ!」


    ジャン「ほうほう、それで?」


    マルコ「ミカサは僕に来てくれないか?って誘ってきたんだ。」


    ジャン「マルコにか!?他の女子には聞かなかったのか?」


    マルコ「他の女子は街に出掛けたりするからね…」


    ジャン「んじゃ、エレンとアルミンは?」


    マルコ「ミカサが言うには、アルミンは壁外の本を買いに行くみたいで、エレンは付き添うんだって!」


    ジャン「だから、マルコにか…で、マルコは何て答えたんだ?」


    マルコ「僕は、コニーに座学を教えるから行けないって言ったよ…」


    マルコ「そして、ジャンなら行けると思うよって言っておいたよ!」


    ジャン「本当か!マルコ!」


    マルコ「うん!だから、後でミカサが来ると思うよ!」


    ジャン「よし!やったぜ!」


    マルコ「喜んでるね!ジャン!」


    ジャン「当たり前だろ!!取りあえず、夜だし食堂に行くぞ!ミカサに会えるし!」


    マルコ「そうだね…」
  36. 38 : : 2016/05/08(日) 22:47:16
    期待でございます(∩´∀`)∩
  37. 39 : : 2016/05/09(月) 06:45:16
    >>38 ありがとうございます!
  38. 40 : : 2016/05/28(土) 23:01:29
    食堂

    ジャン「よし!ミカサはどこだ?」

    食堂に着くなり、俺はミカサを探す


    ジャン「ん?いた!!」


    マルコ「ジャン、少し声を落として…」


    ジャン「ああ、そうだな…」


    ミカサを見ると、ライナーとベルトルトに話し掛けに行った………話し掛けに!?


    ジャン「おい!マルコ!ミカサがライナー達に頼みに行ったんじゃねぇか!?」


    マルコ「うん、そうみたいだね。」


    ジャン「そうみたいだねじゃねぇよ!」


    マルコ「大丈夫だよ!ジャン!」


    ジャン「何でだよ!?このままじゃ、ミカサはライナーと買い出しに行くじゃねぇか!」


    マルコ「だから、落ち着いて…安心してて…」


    ジャン「落ち着けるわけが!」


    マルコ「まあ、見てて!」


    ジャン「分かった……」

    少し不満だが、様子を見てやるか…



    ミカサ「ライナー、ベルトルト…」


    ライナー「どうした?ミカサ?」


    ベルトルト「…どうしたの?」


    ミカサ「今日、教官に次の休日買い出しに行くよう頼まれた。ので、一緒に来てほしい…」


    ライナー「なるほどな…」









    ジャン「あいつらは予定が無いんじゃ?一緒に行くんじゃないか?ライナーは性格も困ってる
    奴は助ける性格だし!」


    マルコ「だから、大丈夫だって!」


    ジャン「何でだよ?」





    ライナー「だが、悪いな…俺はベルトルトと街に休日は出掛けるんだ。すまないな…」


    ベルトルト「ごめんね、ミカサ…」


    ミカサ「そう、それならいい…他の人に聞いてみる。」


    ライナー「だったら、ジャンはどうだ?」


    ミカサ「ジャンは時間があるの?」


    ベルトルト「そうみたいだよ…」


    …???ライナー達が断ったうえに俺と一緒に行くことをすすめた?本当に大丈夫だったな!


    マルコ「だから、言っただろ?ライナーとベルトルトには根回し済みだったんだよ…」


    ジャン「そういうことか!流石!マルコだぜ!」


    そう言っているとライナーとベルトルトがこっちへ来た


    ライナー「これはチャンスだからな!頑張れよ!ジャン!」


    ベルトルト「それじゃ、またあとで…」


    マルコ「後は、ジャンとミカサの話だから僕もライナー達と先に行くね…」


    ジャン「おう!分かった!」


    ありがとよ!マルコ,ライナー,ベルトルト…行ってくるぜ!


    ジャン「よう!ミカサ!」


    ミカサ「ジャン、探してた…」
  39. 41 : : 2016/06/19(日) 10:24:40
    ジャン「探してた?俺をか?」


    ミカサ「ええ、その通り…」


    ジャン「そりゃ珍しいな!んで、何の用なんだ?」


    ミカサ「教官に次の休日に買い出しに行くように言われた。ので、一緒に来てくれない?」


    ジャン「エレンとアルミンはどうしたんだ?」

    本当はエレンとアルミンに断られたことを知りながらもすぐに行くって言うのも何だから知らないふりを装ってみる


    ミカサ「エレンとアルミンは、次の休日は忙しいようだから…」


    ミカサはうつむきながら小さな声でそう言った


    ジャン「そうだったのか…なるほどな…」


    ジャン「分かった!一緒に行こう!!!」


    ミカサと一緒に街へ行けるなんて最高だ!!
    俺の心は喜びに満ち溢れていた


    ミカサ「本当に、行ってくれるの…?」


    ジャン「当たり前じゃねぇか!!行くに決まってるだろ?」


    ミカサ「そう…」


    ミカサ「ジャン、ありがとう…」


    ジャン「おう…」


    ミカサ「次の休日は朝から買い出しに行く。ので、10時に訓練兵舎の入り口に来て。」


    ジャン「了解だ!」


    ミカサ「では、また…」


    ジャン「ああ、またな!」


    ジャン(マジで幸せだ…!)
  40. 42 : : 2016/09/12(月) 21:35:58
    おもしれえ!!
  41. 43 : : 2017/01/08(日) 12:10:31
    >>42 ありがとうございます
  42. 44 : : 2017/05/27(土) 21:29:42
    翌日 8時

    ジャン「ふあぁ…ん?8時か…よし!準備するか!」

    ジャンは起きると、顔を洗い髪型をセットする

    ジャン「よし!バッチリだな!寝癖もないし、これなら大丈夫だな!服はどうするか…」

    鏡の前に立つと、ジャンは服とズボンの配色を考えながらコーディネートを考えている

    ジャン「迷う…どうすりゃいいんだ?ミカサはどんな服装が好きなんだろ?」


    ジャン「そもそも、ミカサは男子と一緒にいねーからな……いや、あいつがいたか…」

    ジャンの脳裏にエレンがよぎった、あいつより…俺の方が服のセンスはいいのによ!だいたい、エレンはファッションとか無頓着だしよ


    ジャン「いかん!コーディネートと関係ないことを考えてるじゃねぇか!!」

    そっから少し悩んだが、結局ジャンはいつも通りの私服を着ることにした

    ジャン「ありのままでいこう!変に飾らずに…いつもの俺で行こう!」

    その後は軽く朝食を食べると、持ち物の準備を整えてから入り口に向かった

    ジャン「着いた…時間は9時過ぎか、1時間前に着いちまったな…」

    ミカサが来るのを待つか
  43. 45 : : 2017/09/11(月) 18:17:16
    期待
  44. 46 : : 2023/08/01(火) 15:43:18
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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