進撃のCP短編集
- 進撃の巨人 × ラブコメ
- 2001
- 15
-
- 1 : 2016/12/07(水) 20:38:06 :
- 注意です!
・ほとんどが現代パロディで、作者の妄想から出来た短いお話を投稿していく予定だよ!
・本当に凄く短いです。長くて2~3程度だよ!
・作者の男体化させたい病が再発してしまい、ヒストリアの性別が男の子設定で、しかも作者の都合でロシア人だよ!(勿論女の子のヒストリア(クリスタ)も出る予定)
・進撃のCP短編集とか書いてあるけど、多分ほとんどヒスサシャだよ!しかもその場合絶対ヒストリア男体化してる!
性格は原作寄りで書いていきたいけど、きっとキャラ崩壊してるよ!
・地の分は突然キャラの語りになったり、第三者目線からのになったりするよ!後、会話文だけのもあるよ!
気が向いたら投降するよ!
以上のことを踏まえた上で、お読みください!
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- 2 : 2016/12/07(水) 22:36:43 :
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CP→ヒスサシャ
今日は学校も部活働もお休みで、ただただ緩やかに時間だけが流れていく暇な休日。
周りからは王子様などと呼ばれる彼――――ヒストリア・レイスは現在、恋人のサシャと共に食べ物巡りと言う名のデートの真っ最中で、アイスを片手に公園をぶらぶらと歩いていた。
「ヒストリア、ヒストリア!」
無意識にやっているのだろうか…可愛らしく、服の袖をつんつんと指の先で引っ張りながら呼んでくるサシャ。
ヒストリアが隣へと視線を向ければ、そこには薄黄色をしたお芋のアイスクリームを片手に、何かを強情るようにヒストリアを見つめてくるサシャが居て。
ヒストリアは自分の恋人の可愛さに顔がだらしなくにやけてしまいそうなのを持ち前のプライドと演技力で我慢しながら、満面の笑みでどうしたの?っと問う。
「ヒストリアの抹茶アイス、一口食べたいです!」
どうやら強情るようにヒストリアを見ていたその目線の意味は、ヒストリアが持っていた抹茶のアイスクリームだったようで。
駄目ですか?っと首をこてんと傾げながら聞いてくるサシャに、ほんの少しの悪戯心はあってもあげない選択肢などヒストリアの中には端からなく…。
「抱き締めてくれたら、お好きなだけ食べて良いよ?」
悪戯っ子が浮かべるような笑みで言えば、きょとんとした表情で固まるサシャ。
まあ、当たり前の反応かな…。
純粋過ぎて異性からの大好きと言う言葉だって、何気ない顔で受け止めて私も大好きです!っと返してくれるサシャだが、流石にこれは…人がいっぱい居るし、やってくれないか…。
そんなことを思いながらサシャの口に抹茶のアイスクリームを持っていこうとした――――――が、それがサシャの口に入ることはなかった。
何故なら、サシャが満面な笑みで抱きついてきたからだ。
自分で言っておきながら、やってくれるとは思ってもみなかったヒストリアは、目を丸くしてサシャを見る。
普段は同じ目線で見れるサシャの顔は現在ヒストリアの胸板の辺りにあり、その状態で見上げてくるので自然と上目使いになっていた。
あぁ、なんて可愛いんだろうか
上目使いなんて、いつも下心が見え隠れしていてときめきもしないのに、大好きな人 がやる上目使いはこんなにも胸がときめくのか…
今すぐにでも抱き締め返したい衝動に駆られそうになるヒストリアだが、そこは持っている抹茶のアイスクリームが大変なことになってしまうのでなんとか抑える。
耐えろ…耐えるんだ、ヒストリア・レイス。
ヒストリアは自分に言い聞かせるように、頭の中でその言葉を繰り返しリピートする。
「抱き締めましたよ!さあ、抹茶のアイスクリームくださいヒストリア!」
「あ、駄目だ」
そう小さく声を漏らすと、ヒストリアは抹茶のアイスクリームを手放して両腕の中にサシャを閉じ込めた。
両腕に閉じ込められて視界をシャットダウンされたサシャだったが、それでもぺしゃりと地面に落ちる音が聞こえたのか、抹茶のアイスクリームぅぅ!!っと騒いだ。
しかし、そんなサシャをお構いなしにヒストリアは抱き締める腕に力を込める。
「可愛い、サシャ。大好き」
「ヒストリア!そんなことより、抹茶のアイスがぁ!!」
「……そんなことよりって、酷いよ…」
抹茶のアイスぅ!!と悲鳴にも似た叫び声をあげるサシャと、サシャは僕のこと好きじゃないの?っと、今にも泣き出しそうな……と言うか、もう既に泣き始めているヒストリア。
二人をじっと静かに見つめていた通行人や、遊んでいた子供達は思った。
「いちゃつくなら余所でやれ…」っと。
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- 3 : 2016/12/09(金) 19:31:26 :
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ポッキーゲーム
エレミカ?編
エレン「ミッ、ミカサ!!」
ミカサ「どうしたの、エレン?」
エレン「……そっ、そのっ、だな…。」
ミカサ「…?宿題の問題が分からないの?」
エレン「違げーよ!いや、違くはないけど……でも、宿題じゃなくてだな…。」
ミカサ「…では、なに?」
エレン「いや、だからその…だな…。」
ミカサ「…言いたいことは、はっきり言わなければ分からない。」
エレン「あぁー!だから!!……ぽっ、ポッキーゲーム…」
ミカサ「…?」
エレン「お前に、ぽっ、ポッキーゲームを申し込む!!」
ミカサ「っ!…エレン、貴方は本気でそれを言っているの?」
エレン「あっ、あぁ!」
ミカサ「そう…ならば、良いだろう。エレン、ポッキーを」
エレン「まっ、負けねーからな!」
ミカサ「…私もエレンだからと言って、手加減はしない。」
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アルミン「……ねっ、ねぇ…エレン、ミカサ?一応聞くけど、何やってるの…?」
エレン「ん?聞いてなかったのかアルミン、ポッキーゲームだ!」
ミカサ「…アルミンも、加わる?」
アルミン「いっ、いや…僕は見てるよ……。」
アルミン(…ポッキーゲームって、ポッキーの両端を咥えて食べ進めていく遊びじゃなかったっけ…あれ、いつからポッキーをクロスさせて引っ張って、先に折れなかった方の勝ちみたいな遊びになったんだ……?)
エレン「あぁ!また折れちまった!!ミカサ、もう一回勝負だ!!」
ミカサ「良いだろう…でも、次も勝つのは私。」
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- 4 : 2016/12/09(金) 21:52:21 :
- ポッキーゲーム
ベルアニ編
ベルトルト「…」ジー
アニ「…」ポリポリ
ベルトルト「…」ジー
アニ「……なに。」
ベルトルト「えっ!?あっ、いや……。」
アニ「ポッキーが食べたいなら、勝手に取って食べれば良かったじゃないか。もういま食べてるのしかないよ。」
ベルトルト「べっ、別に…食べたいってわけじゃ…」
アニ「じゃあ、なんでじーっとこっち見てくるの。食べたいからじゃないの?」
ベルトルト「……」
アニ「……あぁ、なるほど。」
ベルトルト「っ!」
アニ「あたしとポッキーゲーム…ってやつ?やりたいんだ。」
ベルトルト「……うっ、うん。」
アニ「なら、最初からそう言えば良いじゃないか。無言でこっち見たってなにも伝わらないよ」
ベルトルト「だって、アニはそんなこと言ったってやってくれないだろ?」
アニ「よく分かってるじゃない。」
ベルトルト「やっぱり…。」ショボン
アニ「……ポッキーも、いま私が食べてるやつで最後だ。まあ、食べかけで良いってんなら、良いよ?」
ベルトルト「えっ…。」
アニ「なに、その驚いた顔は。」
ベルトルト「いっ、いや、まさか君がやってくれるなんて思ってもみなかったから…。」
アニ「まあ、あんたとは……こ、こいび……さあ、良いから早くしな!」
ベルトルト「うっ、うん!」パクリ
アニ「…。」
ベルトルト「…。」
アニ「…なんで食べないの。」
ベルトルト「きっ、緊張しちゃって…。」
アニ「…はぁ。」
ポリポリ…ポリポリ…ポリッ…
ベルトルト「っ!!」
アニ「何、驚いた顔してんの。」
ベルトルト「だっ、だって今!!」
アニ「…あのさぁ…ポッキーゲームって、先に離した方が負けなんだろう?あたしは負けず嫌いだからね。それともなに、あたしとキスするのが嫌だった?」
ベルトルト「っ!ううん、そんなことないよ!むしろ、アニとその、きききす出来て嬉しいさ!」
アニ「……あっそ」
アニ(…あんな赤くなられると、こっちまで恥ずかしくなる…)
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- 5 : 2016/12/10(土) 11:58:54 :
- いいぞもっとやれ
期待です(・∀・)
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- 6 : 2016/12/10(土) 12:35:23 :
- >>5
期待、ありがとうございます!
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- 7 : 2016/12/10(土) 12:38:52 :
ポッキーゲーム
ヒスサシャ編
ヒストリア「サシャぁ~、今日も女子からの視線で疲れたよ…だから、サシャで僕を癒し………」
サシャ「あっ、いらっしゃいヒストリア!」ポリポリ
ヒストリア「…サシャ、そのピンクの奴なに食べてるの?」
サシャ「ポッキーです。しかも、期間限定の苺味…!」ポリポリ
ヒストリア「へぇ、ポッキーか」
サシャ「ヒストリアも、食べたければどうぞ?まだいっぱいありますから!」
ヒストリア「えっ、サシャのポッキー…貰って良いの?」
サシャ「えぇ、まだ十箱くらいあるので!」
ヒストリア「そっか。じゃあ、遠慮なくいただきまーす!」
サシャ「はい、どう――――――――!」
ポリポリ…ポリポリ…ポリッ…
サシャ「……」
ヒストリア「ごちそーさまでした」
サシャ「なんで、私の咬えてたポッキーなんか食べたんですか?新しいの、机の上にあったのに…」キョトン
ヒストリア「ん~、サシャが咬えてる奴の方が美味しく見えたから、つい」
サシャ「なるほど!!それでは、お味の方はどうでしたか?」
ヒストリア「Вкусный 」
サシャ「あぁー!またロシア語!私、愛してる以外分かりませんよ!」
ヒストリア「美味しいって言ったんだよ」クスクス
サシャ「あっ、なるほど!そういうことでしたか!」
ヒストリア「うん、そういうこと!」
ヒストリア(…でも、美味しいってポッキーのことじゃなくて、君の唇のことなんだけどね)
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- 8 : 2016/12/21(水) 17:24:21 :
- ヒス♂サシャ
恋人同士に27の質問
1.まずは簡単に自己紹介をお願いします。
ヒストリア「ヒストリア・レイスだよ」
サシャ「サシャ・ブラウスです!」
2.あなたから見た恋人はどんな人ですか?
「少し食い意地の張った、可愛らしい子かな」
「かっ、可愛らしいなんて照れますね…。えっと、ヒストリアはかっこよくて優しい人です!」
3.恋人との出会いはいつ、どのように?
「放課後に通りかかった公園かな。そこで、お腹を空かせたサシャが死にそうな顔をして倒れてたんだ…懐かしいね」クスクス
サシャ「あの時は予備用のパンを忘れてきてしまって、お腹が空きすぎてどうなるかと思いました…。」
ヒストリア「あの時は偶々コンビニで買ったパンを僕が持ってて良かったね、サシャ」
サシャ「ほんとです!あの時はありがとございました!」
サシャ(…出会った時、どこか冷たく扱われたことは内緒にしておきましょうかね)
4.第一印象と今の印象は違いますか?
サシャ「もう全く違います!!」
ヒストリア「えぇ?そんなに違うかな?」
サシャ「違いますよ!!学校の皆が今のヒストリアを見たらきっと、ビックリして目が飛び出しちゃいます!」
ヒストリア「そんなにかなぁ…あはは…僕は変わらないけどね」
サシャ「…っと言うと…?」
ヒストリア「料理ならなんでも美味しそうに食べる、ポニーテールがよく似合う女の子」
サシャ「……そんな風に言われると、なんか恥ずかしいですね…」
5.恋心を自覚したのはいつですか?
ヒストリア「サシャと出会ってから、8ヶ月くらい経った頃くらいからかなぁ」
サシャ「私は…ヒストリアに告白をされてから…だと思います」
ヒストリア「思いますって…覚えてないの?」
サシャ「いやぁ…そのっ、私はヒストリアのこと、気づいたら好きになってましたから…」
ヒストリア「あっ、そういうことね!」
6.告白はどちらからですか?また、どんな言葉でしたか?
ヒストリア「僕からだよ。」
サシャ「あれは告白と言うより、むしろプロポーズでしたがね…『私 の全てを僕に頂戴』なんて、そうそう言われませんよ」
ヒストリア「あれ、いやだった?」
サシャ「嫌、じゃないですけど…あそこ、喫茶店でしたから恥ずかしくて…」
ヒストリア(…周りの目なんて気にしないで、僕だけ見てればよかったのに)
7. そのときの相手の反応は?
ヒストリア「最初は困惑してて、段々顔が真っ赤になってった。熟した林檎みたいで可愛かったなぁ」
サシャ「…」俯く
8.相手のどこが一番好きですか?
サシャ「そうですね…放課後に手料理を毎日振る舞ってくれる所、とかでしょうか!」
ヒストリア「サシャの好きなところは色々あるけど…やっぱり笑顔かな。いつだってサシャの笑顔に僕は元気付けられるよ。」
9.相手の嫌いなところはありますか?
サシャ「これと言って嫌いなところはありませんが…強いて言うなら、誰にでも笑顔を振り撒くところですかね…」
ヒストリア「それってもしかして、嫉妬?」
サシャ「大好きな人が誰にでも(特に女子に)笑顔を振り撒いてたら、嫉妬もしちゃいます…こ、恋人ですから…」
ヒストリア「嫉妬してくれてるなんて、なんか嬉しいなぁ。…でも安心して、僕はサシャ一筋だから!」
サシャ「わ、わかってますよぅ……あ、えーとヒストリアは、私のどういうところが嫌いですか?」
ヒストリア「そうだねぇ…遠慮するところかな。」
サシャ「え、私遠慮なんてしてますかね?」
ヒストリア「してるしてる。例えばほら、先週の金曜日とか」
サシャ「んな、あれは流石に遠慮しますよ!パンを一年分買い占めてくれるなんて、私だって流石に常識くらいはあります!」
ヒストリア「そうなんだ…。わかった、じゃあ今度からは一ヶ月くらいにするね」
サシャ「そういうことではありません!」
10.ライバルはいますか?
サシャ「ライバル…居ますね。えぇ、そりゃもう、両手じゃ数えきれないくらいに…。」遠い目
ヒストリア「サシャは素直で可愛いから、密かに男子達に人気だからね…まあ、そりゃ居るさ。」
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- 9 : 2016/12/21(水) 20:52:21 :
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11.相手を好きで辛いことはありますか?
サシャ「辛いこと…は、特にはないですかね」
ヒストリア「んー、僕はあるよ」
サシャ「…えっ、あるんですか!?」
ヒストリア「うん。サシャと離れている時間がとても辛い」
サシャ「…そんな、離れてるって言っても仕方ないじゃないですか…夜になったら家に帰らなきゃいけないんですから…」
ヒストリア「僕はずっとサシャの側に居て、サシャが笑ってる顔を見ていたいの」
サシャ「よくそんな恥ずかしい事を何気ない顔で言えますね、ヒストリア…」顔真っ赤
12.恋人について、あなたしか知らないことはありますか?
サシャ「ありますよ!例えば、ヒストリアはこう見えて以外にもめんどくさがりだとか!」
ヒストリア「そうだなー…サシャって普段は純粋無垢な可愛らしい子だけど、夜になると大人の女性顔負けの色気と大胆さが――――――」
サシャ「わーわー!!!! ヒストリアなんてこと言ってるんですか!」
ヒストリア「ごめん冗談だよ。…そうだなぁ、彼女は果てしない食欲と意地汚さが目立つけれど、本をよく読むんだよ。眼鏡を掛けながら。そのときの彼女はとても理知的に見えて、また新鮮で好きなんだ。」
13.愛ゆえにやらかしてしまったことはありますか?
サシャ「これも、私は特にはないですかね」
ヒストリア「僕もないかなぁ……今のところ」
サシャ「今のところ?!」
14.束縛はする方ですか?
サシャ「束縛なんてしませんよ!!むしろ私の方がされてます!まあいいんですけどね!」
ヒストリア「うん、少しはするかな」
サシャ「あれが少し…」
15.束縛されたいですか?されたくないですか?
サシャ「出来ることならされたくないですけど…ヒストリアくらいの束縛なら…まあ大丈夫ですね」
ヒストリア「サシャからの束縛なら大歓迎だよ!」
16.恋人の前で泣いたことはありますか?
ヒストリア「色々溜めてた物とかが爆発しちゃって、僕はその時かな」
サシャ「私は……」
ヒストリア「―ベッドの上でなら――」
サシャ「ヒストリア!!」
17.そのときの相手の反応は?
ヒストリア「最初は驚いたみたいだけど、何も聞かないで黙って抱き締めてくれたよ」
18.恋人が目の前で寝ています。どうしますか?
サシャ「風邪を引かないように、タオルケット掛けてあげますかね」
ヒストリア「サシャと一緒に寝るかなぁ」
19.恋人に「なんでもする」と言われました。どうしますか?
サシャ「ヒストリアの手料理をいっぱい振る舞ってもらいます!美味しいんですよ~!」
ヒストリア「僕は……うん、あれかな」
サシャ「あれってなんですか?」
ヒストリア「あれはあれだよ」
サシャ「あれじゃわかりません!」
20.相手から別れを切り出された!どうしますか?
サシャ「うーん…別れを切り出されちゃったら、どうすることも出来ませんよねぇ…まあ今まで通りとは言わずとも、親友として側に居たいです」
ヒストリア「僕もサシャと同じかな。でも、もしそれすら許されないなら僕は離れるよ。すごく辛いし悲しいけれど、サシャの幸せが僕の幸せだからね。」
サシャ「ヒストリア…」
ヒストリア「あ、でも一つだけ…。君を想うことだけは許してね。僕の最初の恋も最後の恋も、サシャだけって決めてるんだ。」
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- 10 : 2016/12/23(金) 10:16:07 :
21.贈り物をするなら何をあげますか?
サシャ「私オススメのパン屋のパンをあげたいです!」
ヒストリア「アクセサリー…って言いたいところだけどサシャは食べ物が好きだから、何か美味しい食べ物かな」
22.恋人に言われたこと、されたこと等で一番嬉しかったことは?
サシャ「私の食い意地が張ってる所とか、それを含めて私 が好きなんだよって言われた事ですかね!」
ヒストリア「そうだなぁ…泣きたいのを我慢してる時に、泣いても良いんだよって言われた事が僕は一番嬉しかったかな」
23.恋人にしてあげたいことはありますか?
サシャ「そのっ、私からキスをしたことがないので、いつかはしてあげたいなぁーっと」
ヒストリア「じゃあ、今してサシャ!」
サシャ「えっ、やっ、やですよ!!今は無理です!」
ヒストリア「じゃあ、今度してね?」
サシャ「えぇ、はい…あっ、ヒストリアはありますか?」
ヒストリア「あるよ?」
サシャ「なんですか?」キラキラ
ヒストリア「…内緒!」クスクス
サシャ「えぇー!」
24.これから恋人と一緒にしてみたいことはありますか?
サシャ「二十歳になったら外国にでも行って、美味しい食べ物巡りをしたいですね!」
ヒストリア「いっぱいありすぎて何から言えば言いか迷っちゃうよ」
25.愛の深さを何かに例えると?
ヒストリア「んー…海かな!」
サシャ「えぇーっと……ヒストリアと同じく!」
26.お互いの気持ちはこれからも変わらない?
ヒストリア「僕は変わらないよ。むしろ、サシャを今以上に好きになっちゃいそうだ」
サシャ「私も変わりませんよ」
27.最後に、お互いへのメッセージをどうぞ!
ヒストリア「サシャ、これからもよろしくね」
サシャ「こちらこそ!」
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- 11 : 2017/01/03(火) 22:43:36 :
- ヒストリア+サシャ?
私は、雪が嫌いだ
雪は、私がこの世でもっとも嫌う人達を思い出すから
雪は、真っ白過ぎて…嘘を付き過ぎて汚れた自分が誰かに見られてしまうような気がするから。
「ヒストリア、ヒストリア!雪、凄いですね!」
たかが雪が積もっただけで、新しい玩具を買って貰えた子供のように大はしゃぎするサシャ。
雪は嫌い…大嫌い…見るのだって、あんまり好きじゃないし、出来れば降らないで欲しいとも思う。
けど……大切な友達 がこんなにも笑顔なら…
「…雪も、たまには良いかな」
不思議と、何故かそう思えるの。
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- 12 : 2017/01/06(金) 22:16:48 :
- ヒスサシャいいですね~!
期待してます~(*^^*)
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- 13 : 2017/01/23(月) 21:22:35 :
- >>12
ヒスサシャ、良いですよね(о´∀`о)和みます…。
期待ありがとうございます!
-
- 14 : 2017/01/23(月) 21:34:50 :
- 「貴方が羨ましい」
クリスタが出し抜けにそんなことを突然言うものだから、恋人とのデート帰りで気分が上昇したまま帰宅したヒストリアは、立ち止まってリビングのソファーに腰掛けるクリスタを振り仰いだ。
常に浮かんでいるあの可憐で優しげな笑顔はなく、無表情ながらも何処か怒った様子のクリスタがヒストリアの目に映る。
きっと、皆が見たら驚くだろうなぁ。
常に優しげな笑顔を浮かべていて、誰彼構わず世話を焼き、男女共に人気のある女神・クリスタ様が本当はこんなにも無表情で、氷のように冷たい声を出せる人だなんて知ったら。
そんなことを思いながら、ヒストリアは閉じていた口を開いた。
「……えーっと……僕が?」
「貴方以外に、誰が居るの?」
両親は仕事で留守、姉弟はヒストリアの目の前に居るクリスタだけなのだから、当たり前にヒストリアにだ。
ヒストリアはそうだよねぇ…っと小さく呟いて、桜貝のような爪先で白い頬を掻いた。
羨ましいと言う言葉が自分に向けられた物だと言うことは分かったが、しかし、何故羨ましいなどと思われているのかがヒストリアには理解出来なかった。
クリスタは猫かぶりだとは言え、その優しい性格と整い過ぎた容姿から周りからは天使だ女神だと言われ、友人や知り合いも多い。
それに比べ、ヒストリアもクリスタに負けず劣らず整った容姿と優しい性格を持ち王子様などと呼ばれるが、クリスタのように友達や知り合いも多いと言うわけではない。
それなのに、何故自分を羨ましいと?
「…なんで僕なんかが羨ましいの?クリスタなんて、誰もが羨むような青春送ってるじゃない。
告白は日常茶番、異性にモテるからと言って同性からのいやがらせもなく、男女や年齢を越えて人気者なのに」
「告白が多くて人気者なのは貴方も同じでしょ?」
「そこは否定しないけど、僕はクリスタ――――君みたいに友達が沢山居るわけではないよ。まあ欲しいわけでもないけどね。でも、僕の何処が羨ましいの?」
「…貴方も私と同じく“良い子”を演じているのに、貴方には、気が許せる友達がいっぱい居るんだもん」
そこで、今まで無表情だったクリスタの表情が、少しだけ寂しそうな表情へと変化した。
綺麗に整った眉を落として、まるで小さな子供のように唇の先を尖らせる。
「…なに言ってるの。
クリスタにも居るじゃない、気が許せる人が。」
「居ないよ」
「居るって」
「居ーなーいっ」
居る居ないの攻防戦に苛立ちが募ったのか、少しだけ声を荒げて言うと、「もう良い」っと言ってテレビを付けた。
まるで、小さな子供が怒られて不貞腐れているような態度を取るクリスタに、ヒストリアはこれでも姉なのかと呆れる一方で、仕方がない姉だと小さく微笑んだ。
――――居るじゃないか、君のすぐ側に。
ただ、呼吸をするのと同じくらいにあのそばかすの子と居るのが当たり前になっているから、気づかないだけ。
-
- 15 : 2019/11/20(水) 19:00:49 :
- CP ヒスサシャ
あんなにも暑かった夏の名残はもはや何処にもなく、肌寒い風が僕の住む町にも吹き始めたのは一ヶ月も前のこと。
最近では息すら白くなってしまうほど寒いわけだが、今日は雲一つない青空にぽつんと浮かんだお日様がぽかぽかと暖かくて、少しだけ過ごしやすい一日。
けれども他の人より体温の低い僕からしたらやっぱり寒くて、氷に当てていたかのように冷たくなった指先を暖めようと両手で擦り合わせる。
すると、それを見ていたサシャが僕の手を掴んでぎゅっと握りしめてきた。
「えへへ、こうしたら少しは暖かくなるかなぁっと思って…」
そう言って照れくさそうに笑う彼女が可愛くて、ほんのりとした体温が暖かくて、手を握っていることが嬉しくて。
うわぁ、どうしよう、にやけちゃう。
彼女に情けない顔を見られたくなくて、僕は彼女から顔を背けた。
- 著者情報
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