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エレン「俺がそっちに戻ることはない」
-
- 1 : 2016/01/08(金) 22:23:49 :
- 最新作です!!!よろしくお願いします!!!
できればこちらもよろしく!
エレン「必ずお前を倒す!!!」
http://www.ssnote.net/archives/41243
七色の魔法世界5
http://www.ssnote.net/archives/41750
ツンデレな姉とヤンデレな妹
http://www.ssnote.net/archives/41303
-
- 11 : 2016/01/09(土) 08:13:32 :
・・・・夜
ザワザワ
「・・・」トントン
「戦士長、ガキがどこにもいません」
戦士長「・・・・そうか」ジロ
「「」」ギチギチ→縄
戦士長「グリシャ・・・・お前のガキはどこにいる」
グリシャ「・・・知らない(うまく逃げれたようだな)」
戦士長「・・・・チッ」
グリシャ「もう一度考え直せ、馬鹿者が」
戦士長「皆で考えた結果だ・・・・決まったことだ」
グリシャ「」ギロ
戦士長「このままでは良くないことくらいわかってるだろ?協力してくれ」
グリシャ「断る」
戦士長「・・・そうか」スゥ
カチャ→刀
グリシャ「・・・」
「」ゴクリ
戦士長「・・・最後のチャンスだ。もう一度だけ言う」
グリシャ「」
「」
戦士長「きょうry「嫌です」
グリシャ「!」
「協力なんてしません・・・・あの子に・・・させたくない」
グリシャ「カルラ・・・」
戦士長「・・・戦士諸君、よく見ておけ」カチャ スゥ
戦士たち「」
戦士長「裏切り者の・・・・死ぬ時を」カチャ
戦士たち「はい」
グリシャ「・・・カルラ」
カルラ「はい」
グリシャ「すまない・・・本当にすまない」ポロポロ
カルラ「・・・大丈夫ですよ」
グリシャ「 」クル
カルラ「大丈夫です」ニコ ツー
グリシャ「・・・・ありがとう・・・・カルラ」ポロポロ
戦士長「」シュンッ!!
ザクッ ザクッ
戦士長「」カチャ
ーーーー
ーーー
ーー
ー
タタタタタ
「ハァハァハァ!」タタタタ
父さん
母さん
「くっ・・・・くそ」タタタタ
タタタタタ
「・・・・(暗くてよく見えない・・・このまま走ってあそこに着くんだろうか?)」タタタタ
ドッシン
「!」ピタ
ドッシン ドッシン
「・・・(音が近い・・・・近くにいる!!)くっ!!」ダッ
タタタタタ
「ハァハァハァ!!(走れ!俺!!走れよ俺!!怖がってる場合じゃねェんだ!)」タタタタ
ドッシン ドッシン
「ハァハァハァハァ!」タタタ ツー
ポチャン
・・・・
・・・
・・
・
-
- 12 : 2016/01/09(土) 08:14:28 :
ーシガンシナ区ー
ヒュウウウウウウ→風
「」スゥ
ガコ→薪
「ふぅ・・・重い」スタスタ スゥ
ガコッ→薪
「これくらいあればいいかな?(1、2、3・・・・8本)」
薪×8本
「・・・(どうしよう・・・・これだけだったら絶対に怒られちゃう)」オロオロ
!
「・・・そうだ、川の近くだったら薪がいっぱいあったはず」スタスタ
・・・・数分後
川
「うん、いっぱいある」スタスタ スゥ
ガコ
「(これなら大丈夫だよね)」スゥ
ガコッ
「よし(でも、家まで遠くなっちゃったな)」スタスタ
チャプ
「ん?」クル
「」チャプチャプ→川水
「!!」
「」チャプチャプ
「だ、誰?」ソー
「」チャプチャプ
「い、生きてるかな?」ソーー
「」ピク
「!!」ビクッ!
「うっ・・・・・ぐっ・・・」チャプチャプ グググ
「だ、大丈夫?」
「あ・・・があ・・・・・」グググ
「・・・・」スゥ
ーーー
ーー
ー
ー森ー
家
ガチャ
「あら、ミカサ。おかえり」
ミカサ「うん、ただいま。お母さん」
ミカサ父「随分遅かったな。また薪がなくて遠くまで行ったのか?」
ミカサ「う、うん・・・」
ミカサ母「それで?薪は?」
ミカサ「」ピク
ミカサ母「・・?ミカサ?」
ミカサ「あ、あのね・・・・お父さん、お母さん・・・・その・・・」モジモジ
ミカサ母・父「?」
ミカサ「こ、この人を・・・見て欲しいの」スゥ ズルズル
ミカサ母・父「!!」
「」ビチャビチャ
ミカサ「川沿いに倒れてたの・・・・」
ミカサ母「こ、子供?」
ミカサ父「びしょ濡れだな・・・・よし、母さん」
ミカサ母「!は、はい」
ミカサ父「毛布と暖炉に火を」
ミカサ母「はい」タタタ
ミカサ父「ミカサ、怪我がないか見るからその子をベットに」
ミカサ「うん」ズルズル
「」ズルズル
・・・2日後
「」スースー
ミカサ「全然起きないね」
ミカサ父「怪我をしていたわけでもないし・・・そろそろ起きてもいいころだと思うんだがな」
「」スースー
ミカサ母「まだ子供ね。ミカサと同じくらいかしら」
ミカサ父「しかし、この子いったいどこの子だ?」
「」スースー
ミカサ「・・・」スゥ
ツン
「」ツンツン
ミカサ「・・・起きない」
「」
スゥ
「」パチ
ミカサ・母・父「!!」
-
- 13 : 2016/01/09(土) 08:14:34 :
「・・・・ここは?」ムク キョロキョロ
ミカサ「お父さん、お母さん。起きたよ」
「!!」バッ ザッ
ミカサ・母・父「!!」
「だ、誰だお前ら・・・」ジリ
ミカサ父「お、落ち着いて・・・」
「」ジリ
ミカサ母「あ、貴方・・・川で倒れていたのよ」
「!」
ミカサ母「そこをこの子がここまで運んで来てくれたの」
「」チラ
ミカサ「」ササ
「・・・」スゥ
ミカサ父「落ち着いてくれたようだね」
「あ、ありがとう・・・ございます・・・・それと・・・ごめんなさい」ペコ
ミカサ父「いいんだよ、突然のことで警戒するのは当たり前さ」
「・・・あ、あの」
ミカサ父「ん?」
「こ、ここはどこですか?」
ミカサ父「?ここはシガンシナ区だよ」
「!壁の中!?」
ミカサ父「そ、そうだけど・・・」
「そっか・・・・俺、川に落ちたんだ・・・」
ミカサ父「・・・」
ミカサ母「ねえ」
「!}
ミカサ母「貴方はなんてお名前なの?歳は?」
「・・・エレン・・・・エレン・イェーガー」
ミカサ母「エレン・・・」
エレン「歳は8歳」
ミカサ父「おっ、ミカサと一緒だな」
エレン「」チラ
ミカサ「!」ササ
エレン「・・・」
ミカサ母「ごめんね、この子人見知りなの」ポンポン
エレン「・・・・」
ミカサ父「エレン君」
エレン「!は、はい」
ミカサ父「君、家は?家族はどこ?」
エレン「!・・・・・家族」ボソ
ミカサ父「」
エレン「か、家族は・・・・もう・・・・いません」
ミカサ父・母「!」
ミカサ「」
エレン「家・・・・ない・・・・帰る場所・・・・ないです」ギュッ
ミカサ母・ミカサ父「・・・」
ミカサ「」
ミカサ父「ミカサ、少しここにいなさい」
ミカサ「え?」
ミカサ母「ちょっとお父さんとお話があるの」スタスタ
ミカサ「う、うん」
ミカサ父「」スタスタ
ミカサ「・・・・」クル
エレン「」
ミカサ「・・・」
ーーーーーー
ミカサ母「どうする?」
ミカサ父「う~ん」
ミカサ母「兵士呼びます?」
ミカサ父「う~ん」
ギュッ
ミカサ父「ん?」チラ
ミカサ「あの人・・・兵士さんに渡すの?」
ミカサ母「ミカサ・・・」
ミカサ「あの人・・・・悲しい目してるの」ギュッ
ミカサ父「・・・」
ミカサ「」ギュッ
ミカサ父「・・・・」クル スタスタ
エレン「」
ミカサ父「エレン君、ちょっといいかな?」
エレン「は、はい」
ミカサ父「よかったら、私たちと一緒に暮らさないか?」
エレン「!!}
ミカサ父「君さえよければだけど」
エレン「・・・いいんですか?」
ミカサ父「ああ」
エレン「・・・」
ギュッ
エレン「!」
ミカサ父「私たちが・・・君の家族になってあげる」ギュッ
エレン「家族・・・」
ミカサ父「」
ポチャン
エレン「ううっ・・・うう・・・・・」ポロポロ
ミカサ父「よしよし」ナデナデ
エレン「ううっ・・・」ポロポロ ギュッ
ミカサ「」
この日私の家に家族が増えた
ーーーー
ーーー
ーー
ー
・・・・・一年後
-
- 17 : 2016/01/09(土) 23:54:03 :
ガチャ
エレン「それじゃあ、おばさん。いってきます」
ミカサ「いってきます」
ミカサ母「いってらっしゃい」
エレン「いくぞ、ミカサ」スタスタ
ミカサ「うん」スタスタ
ミカサ母「まるで姉弟ね」クス
ミカサ父「どちからと言うとエレン君がお兄さんかな?}
ミカサ母「ふふふ、そうね」
ミカサ父「それにしても大丈夫か?二人だけで町に行かせて」
ミカサ母「あら心配?」
ミカサ父「ミカサがな」
ミカサ母「そうね、ちょっと前だったら一人じゃ町に買い物なんて行けなかったわね」
ミカサ父「まあ、エレン君がいれば心配ないか」
ー町ー
エレン「えっと、買うのは・・・」ピラ→メモ
ギュッ
エレン「ん?」
ミカサ「」ササ
エレン「ミカサ、服つかまれると歩きにくいんだけど」
ミカサ「」ギュッ
エレン「・・・(相変わらずだな)離すなよ」
ミカサ「うん」ギュッ
エレン「」(そう言えばそろそろあの日か・・・)」スタスタ
ミカサ「」トコトコ
・・・・買い物終了
エレン「よし、買い忘れないしと」ガサ
ミカサ「エレン、帰ろ」ギュッ
エレン「ああ」スタスタ
ミカサ「」トコトコ
エレン「ん?」チラ ピタ
ドンッ
ミカサ「あうっ」
エレン「!わ、わりぃ!大丈夫か?」
ミカサ「う、うん」ウルウル
エレン「ごめんな・・・」チラ
服屋
エレン「・・・」
服屋 赤いマフラー
エレン「・・・行こう、ミカサ」スタスタ
ミカサ「(お鼻痛い・・・)」グス トコトコ
ーーー
ーー
ー
ミカサ家
ガチャ
エレン「ただいま」
ミカサ母「おかえり」
エレン「買ってきたよ」スゥ
ミカサ母「ありがとう」スゥ
ミカサ「」ギュッ
エレン「なあ、いい加減離してくれないか?」
ミカサ「」ギュッ
エレン「まいったな・・・俺しなくちゃいけないことがあるんだけど」ポリポリ
ミカサ母「ほら、ミカサ。エレンくんが困ってるわよ。離してあげなさい」
ミカサ「・・・うん」パッ
エレン「ありがとな・・・・そう言えばおじさんは?}
ミカサ母「外で野菜に水あげていると思うわ」
エレン「手伝ってくる」タタタ
ミカサ「わ、私も」トコトコ
ガチャ
ミカサ母「あらあら」クス
ー外ー
-
- 18 : 2016/01/09(土) 23:54:07 :
ミカサ父「~~♪」ジャアア→水
タタタ
ミカサ父「ん?」
エレン「おじさん、手伝うよ」
ミカサ父「おっ、エレン君。いつもありがとう」
エレン「うん」ブチブチ→雑草
ミカサ父「」クル
ミカサ「エレン、待って」トコトコ
ミカサ父「・・・フッ(本当に兄妹みたいだな)」
エレン「ミカサ、やらなくていいぞ。俺がやるから」
ミカサ「私もやる」ブチブチ
エレン「わかったよ(これ終わったらいつものしに行くか・・・)」ブチブチ
・・・・数時間後
コトコト
ミカサ母「ご飯出来たわよ」
ミカサ父「おっ、いい匂いだな」
ミカサ母「ミカサ、エレン君を呼んできて」
ミカサ「うん」トトト
ガチャ
ミカサ父「しかし、よくも毎日やるな」
ミカサ母「ほんとね」
ー外ー
ミカサ「エレン、ご飯できたよ」
エレン「あ?」クル ポタポタ
ミカサ「・・・すごい汗、大丈夫?」
エレン「ああ、大丈夫だから。ご飯できたんだな、すぐ行くから」スタスタ
ミカサ「うん」スタスタ
ワイワイ
エレン「うめェ!やっぱりおばさんの作ったご飯は最高だ!」モグモグ
ミカサ母「ほらほら、焦らなくていいのよ」
ミカサ父「ほら、ミカサもいっぱい食べろ」
ミカサ「・・・」
エレン「ん?どうした?」モグモグ
ミカサ「に、にんじん入ってる」コロ
ミカサ母「ほら、好き嫌いしちゃダメよ」
エレン「ミカサは相変わらずにんじんが嫌いだな」ヒョイ
パク
エレン「うまいのに」モグモグ
ミカサ父「ほらミカサ、いつもエレン君に食べてもらってたらダメだぞ」
ミカサ「ううっ・・・」
エレン「ほら、ミカサ」スゥ
ミカサ「!」
エレン「あ~ん」スゥ→にんじん
ミカサ「ううっ・・・」
ミカサ母「ほら、ミカサ」
ミカサ父「がんばれ!」
ミカサ「・・・あ・・・・あー」スゥ
エレン「ほい」シュン
パクッ
ミカサ「」モグモグ
エレン・ミカサ父・母「」
ミカサ「・・・美味しい」パア
ミカサ母「よくできました」ナデナデ
ミカサ父「この調子で他の嫌いな物もなくしていくんだぞ」
ミカサ「ううっ・・・・エレン」ギュッ
エレン「がんばれミカサ!」
ミカサ「うう・・・」
ミカサ父「はははは!」
ミカサ家 ワイワイ
「「「」」」スゥ
ーーー
ーー
ー
・・・・次の日
-
- 29 : 2016/01/11(月) 08:46:53 :
ガチャ
エレン「ありがとう、おじさん」チャリン→金
ミカサ父「いいんだよ」
エレン「・・・あ、あの・・・えっと」
ミカサ父「わかってるよ。ミカサには内緒だね」
エレン「!うん!」
ミカサ父「ほら、行っておいで」
エレン「うん!行ってきます!」タタタタ
ミカサ父「ああ」フリフリ
エレン「」タタタタタ
ゴソゴソ
「おい、ガキが一人どっか行っちまったぞ」
「どうすんだよ」
「・・・チッ、仕方ねェ。母親と娘だけ攫うぞ」
「父親は?」
「殺せ」
「へいへい」カチャ
ーーー
ーー
ー
タタタタタ
エレン「ハァハァハァハァ!!」タタタタ
買えた
エレン「ミカサ・・・(喜んでくれるかな)」ギュッ→紙袋
ミカサ家
エレン「!」パアア タタタタタ
ガチャ
エレン「ただいま!!!」
ピチャ
エレン「!!!」
「」ピチャ ベチャ
エレン「お、おばさん・・・?」
ミカサ母 ベチャベチャ
エレン「」クル
ミカサ父 ベチャベチャ
エレン「おじさん・・・・」
ミカサ母・父 ベチャベチャ
エレン「!!ミカサ!!」キョロキョロ
シーーーーーン
エレン「ミカサ・・・」ギュッ
ーーーーーーーーーーーーーーー
ー山奥ー
ガンッ!!
人攫い1「おい!!なんで母親まで殺すんだ!!」
人攫い2「仕方ねェだろ!!!あの野郎いきなり襲ってきやがったんだから!!」
人攫い3「そんなことよりこのガキ本当に売れるんだろうな?わざわざ攫ったんだ」
ミカサ「」
人攫い1「ああ、そいつは東洋人なんだよ。人間にしては珍しい種類のやつらで壁の中に逃げてきた一族の最後の末裔みたいなもんだ」
人攫い2「おいおい、そんなに珍しいなら男の方のガキも攫ったほうがいいだろうが!!」
人攫い3「今から攫いに行くか?」
人攫い2「そうだな、幸いあんな山で暮らしているような奴らだ兵士の目も届かないだろう」
ミカサ「」
お父さん
お母さん
ミカサ「(寒いよ・・・・とっても・・・・・)」ツー
一人はやだ
ミカサ「(一人はやだよ・・・・怖い・・・・)」ポロポロ
エレン・・・
ミカサ「・・・・助けて・・・エレン」ポロポロ
ガチャ
人攫いたち「!!」クル
エレン「」ザッ
人攫い1「お、お前!!ガキ!!」
人攫い2「!おい!!コイツあの家にいたガキだぞ!!」
エレン「」チラ
ミカサ「・・・エレン」ポロポロ
エレン「ミカサ・・・」スゥ→ナイフ
人攫い3「まさか自分から来るとはついてるな」スゥ
エレン「」ギロ シュンッ!!
ザクッ!!
人攫い3「・・・え?」ポタポタ
エレン「死ねよ・・・クソ野郎」ズブ
人攫い3「ごっ・・がああ・・・・」ポタポタ プルプル
人攫い2「こ、このガキ!!!!」ダッ
エレン「」ダッ!!
人攫い2「!!}
ガシッ!
エレン「殺す」シュンッ!
ザクッ!
人攫い2「がっ!」ズブ
エレン「殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!」ザクザクザクザク!!
人攫い2「」ピク ドクドク ピク
エレン「」ギロ
人攫い1「!ひぃ!!」
エレン「・・・お前も死ねよ」カチャ
人攫い1「や、やめろ・・・」ジリ
エレン「」シュンッ!
ザクッ!
人攫い1「がっ・・・」ドテッ
エレン「・・・」クル
ミカサ「」
エレン「ミカサ!」タタ
ミカサ「エレン」
-
- 30 : 2016/01/11(月) 08:48:11 :
エレン「怖かっただろ・・・助けに来たぜ」シュルル→縄
ミカサ「」ウルウル
エレン「もう大丈夫だ・・・・」ギュッ
ミカサ「ううっ・・・・・うわあああああああああああ」ポロポロ
エレン「」
ミカサ「ううっ・・・・エレン・・・・お父さんとお母さんが・・・・」ポロポロ
エレン「・・・」ギュッ
ミカサ「ううっ・・・・う・・・・」ポロポロ グス
エレン「・・・・ミカサ、かえrズブッ!!
ミカサ「!!」
エレン「が・・・ああ・・・・・・」グググ
人攫い1「死にやがれ・・・・クソガキが」ギロ
ズブッ
エレン「がはっ!」ベチャ
人攫い1「殺してやる・・・・絶対殺してやる」カチャ
エレン「がっ・・・・くっ!」シュンッ
ドンッ!!
人攫い1「がっ!!」ザザザザ
エレン「ぐっ・・・」ポタポタ
ミカサ「え、エレン!」
エレン「っ・・・」ギロ
人攫い1「ガキのくせにどんな力してやがんだ」ムク カチャ→ナイフ
エレン「・・・・くそ(どうする・・・やるか・・・でも)」チラ
ミカサ「エレン・・・」ギュッ
エレン「・・・・」 ムク
人攫い1「!!」
エレン「ふぅ・・・・」 シュウウウ
人攫い1「な、なんで立てる・・・」
エレン「・・・・ミカサ」
ミカサ「!」
エレン「一年前・・・俺を助けてくれてありがとう」スー
ミカサ「エレン・・?」
エレン「例えこれからお前に怖がられたり・・・嫌われたりしても構わない」スー
人攫い1「こ、この化物がああああああああ!!!!」ダッ!! カチャ
エレン「俺はただ・・・」
カプッ
エレン「お前に生きてほしいんだ」ガリッ
ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
モクモク→ホコリ
ミカサ「・・・」
ピチ
ミカサ「」チラ
人攫い1「」グチャグチャ
ミカサ「!ひぃっ!!」ドサ
ザッ
ミカサ「!」
エレン「」シュウウウウ→煙
ミカサ「エ・・・・レン?」
エレン「怖いか?」
ミカサ「!」
エレン「コレが俺だ・・・ミカサ」
ミカサ「」
エレン「ごめんな・・・・怖いもの見せちまって」クル
ミカサ「!」
エレン「もう・・・お前の前には姿を現さない」スタスタ
ミカサ「・・・」スゥ
ダキッ
エレン「」
ミカサ「怖くない・・・・怖くないよ」ギュッ
エレン「・・・」
ミカサ「もっとエレンと一緒にいたいよ・・・・一人は嫌だ・・・エレンと一緒がいい」ポロポロ
エレン「・・・」ギュッ
ミカサ「一人にしないで・・・・エレン」ポロポロ
エレン「・・・・」スゥ
ギュッ
エレン「しない・・・・しない・・・・絶対に一人にしない」ギュッ
ミカサ「エレン」ポロポロ
エレン「ありがと、ミカサ・・・・・こんな俺と・・・一緒にいたいと思ってくれて」ツー
ミカサ「・・・帰ろ、エレン」
エレン「ああ」
ーーー
ーー
ー
ミカサ家
-
- 37 : 2016/01/11(月) 21:59:51 :
エレン「」スタスタ
ピタ
エレン「ん?」クル
ミカサ「・・・・」
エレン「・・・ミカサ、少し我慢できるか?」ポン
ミカサ「う、うん・・・」
エレン「それじゃあ、ここで待っててくれ」クル スタスタ
ミカサ「・・・」ギュゥ
エレン「」スタスタ
ガチャ
エレン「・・・」
ミカサ母・父 死体
エレン「・・・おじさん、おばさん・・・・ごめん」スゥ
ガシッ
エレン「」ズルズル
ミカサ母・父「」ズルズル
・・・・数十分後
ポンポン→土
エレン「・・・できた」
ミカサ母・ミカサ父 お墓
エレン「ほら、ミカサ。こっちに」
ミカサ「」ジリ
エレン「・・・ちゃんと別れを告げるんだ。ミカサ」
ミカサ「・・・・うん」スタスタ
エレン「」
スゥ
ミカサ「・・・お父さん・・・お母さん」ウルウル
ミカサ母・父 お墓
ミカサ「さ・・・さようなら・・・」ポロポロ
エレン「」ナデナデ
ミカサ「ううっ・・・・うわああああああああああああ」ポrポロ ギュッ
エレン「・・・・」ナデナデ
おじさん
おばさん
ミカサは俺が守る
絶対に守ってみせるから
エレン「・・・安心して逝って」ギュッ
ミカサ「うううっ・・・・・うう・・・・」グス グス
エレン「・・・・ミカサ、お前に渡したいものがあるんだ」
ミカサ「え・・?」グス
エレン「」スタスタ
紙袋
エレン「」スゥ
紙袋 ガシッ
エレン「」ゴソゴソ
ミカサ「」
エレン「ほら」スゥ
クルクル
ミカサ「!・・・・マフラー?」
エレン「今日・・・ミカサが俺を助けてくれて一年だぜ・・・そのお礼だ」ポン
ミカサ「・・・暖かい」ホッコリ
エレン「ありがとな・・・・ミカサ」ナデナデ
ミカサ「・・・うん///」ポロポロ
ーーーー
ーーー
ーー
ー
・・・・そして事件から約1年後
-
- 41 : 2016/01/12(火) 21:14:52 :
ヒュウウウウウウウ→風
エレン「」
ミカサ「」スースー
エレン「・・・」ナデナデ
ミカサ「ん・・・・」
エレン「おっと」
ミカサ「んん・・・エレン?」ウトウト
エレン「悪い起こしちまったか?」
ミカサ「ううん・・・大丈夫」
エレン「ん?」
ミカサ「?なに?」ツー
エレン「・・・・泣いてるのか」
ミカサ「え・・・?」ポロ
エレン「・・・またおじさん達の夢でも見てたのか?」ナデナデ
ミカサ「・・・わからない」フキフキ
エレン「ほら、帰るぞ」
ミカサ「!で、でも薪まdガコ
ミカサ「!」
エレン「拾っといた」
ミカサ「ううっ・・・・ごめん」
エレン「気にするなよ、寝てるお前を起こすわけにはいかないからな」
ミカサ「じゃ、じゃあ・・・私がカゴもつ!」
エレン「いいよ、お前じゃ持てないから」ガコ
ミカサ「」シュン
エレン「ほら」スゥ
ミカサ「・・・」スゥ
ギュッ
ミカサ「///」
エレン「帰ろう」スタスタ
ーーーーーーーーー
スタスタ
エレン「帰る前にちょっと休憩していくか?」
ミカサ「ううん、大丈夫」
エレン「そっか」
「おっ!エレンとミカサじゃねェか~///」ヒク
エレン「ん?」チラ
「よう//」ヒク
エレン「ああ、駐屯兵団のえっと~・・・」
「ハンネスだ///」
エレン「ああ、酔っぱらいの」
ハンネス「たく、相変わらず小馬鹿にするな~この」グリグリ
エレン「だって兵士なのに酒飲んでばっかだし働いてないじゃん」
ハンネス「働いてるさ~///門の門番///」
エレン「いつもそればっか」
ハンネス「ははははは!!そうだな!」
ミカサ「」ギュッ
ハンネス「おっ、相変わらずエレンにべったりか?ミカサ///」ヒク
ミカサ「」ペコ
ハンネス「で?お前たちは何をしてるんだ?///」ヒク
エレン「薪拾い」
ハンネス「か~!頑張るな~///」
エレン「別に・・・」
ハンネス「何かあったらおじさんを頼るんだよ~///」
エレン「うん、金貰いに来る」
ハンネス「おいおい!」
エレン「・・・ふふ、冗談」
ハンネス「お前が言うと冗談に聞こえないんだよな・・・」
エレン「それじゃ」
ハンネス「じゃあな」
エレン「うん」
ミカサ「」トコトコ
ハンネス「・・・ふぅ」
兵士「おい、ハンネス。またあのガキと話してたのか?////」ヒク
ハンネス「あ?ああ、アレはエレンとミカサだ」
兵士「ふ~ん」
ハンネス「一年ぐらい前に親を殺されててな、二人で暮らしてるんだよ」
兵士「へえ、ガキ二人でね~//」ヒク
ハンネス「ああ///」
カンカンカン!!!→鐘
ハンネス「おっ!」
兵士「ああ、そろそろだったな」
兵士「調査兵団様のお帰りだ」ヘラヘラ
カンカン
エレン「これ・・・」
ミカサ「調査兵団の帰還の鐘・・・」
エレン「調査兵団・・・ね」スタスタ
ミカサ「!え、エレン!どこ行くの?」
エレン「聞いたことあるけど見たことないから見に行く」スタスタ
ミカサ「ま、待ってよ」トトトト
ーーー
ーー
ー
ガラガラガラ パカパカ→馬車
エレン「」ジロ
ミカサ「」ソー
調査兵団「」ボロボロ
ミカサ「!ひ、ひどい傷・・・」
エレン「・・・」
民たち「」ヒソヒソ
「やっぱりダメだったか」
「出て行った時の半分もいないんじゃないか?」
「無駄だったな」
エレン「・・・帰るぞ。ミカサ」
ミカサ「う、うん」クル
-
- 50 : 2016/01/13(水) 21:51:04 :
ーーーーーーーーーーーー
ー川ー
ポチャン
エレン「」シュン→石
ミカサ「・・・・調査兵団の人たち・・・・・大丈夫かな?」
エレン「・・・・どうして壁の外に行くんだろうな」
ミカサ「え?」
エレン「壁の中にいれば安全なのは確かなのに・・・・危険をおかしてまで外に出ようとする意味がわからない」
ミカサ「・・・」
エレン「外には巨人がいっぱいいるんだ・・・・人間がどうにかできるわけねェんだよ」
ミカサ「・・・・」
エレン「・・・なあ、ミカサ」
ミカサ「!な、なに?」
エレン「俺・・・あと二年で12歳だよな」
ミカサ「う、うん」
エレン「12になったら俺・・・訓練兵団に入ろうと思うんだ」
ミカサ「!!」
エレン「今は俺たちがどっちも子供だから生活できているけど・・・・大人になればそうはいかないだろ?」
ミカサ「う・・・うん」
エレン「だから訓練兵団に入って駐屯兵団か憲兵団?ってのになろうと思う」
ミカサ「わ、私もなる!」
エレン「・・・・やめとけ」
ミカサ「!ど、どうして・・・」
エレン「訓練兵団に入ったら厳しい訓練があるんだろ?ミカサには・・・」
ミカサ「で、でも・・・・エレンと一緒にいたい」モジモジ
エレン「・・・・ふぅ(どうしたもんか)」
ドッシイイイイイイイイイイン!!!!
エレン・ミカサ「!!」
ドゴオオオンッ!!!
エレン「な、なんだ!?」
ミカサ「じ、地震?」ユラユラ
エレン「音は・・・・(あっちか)ミカサ、付いて来い」タタタタ
ミカサ「ま、待ってエレン!」トトトト
ーーー
ーー
ー
タタタタ
ザッ
エレン「!!」
シュウウウウウウウウ→煙
「お、おい!!アレ!!」
ズズズズ
エレン「・・・・アレは」ギリ
ミカサ「巨人・・・?」
超大型巨人「」シュウウウウウウウ ドッシン
「う、動くぞ!!」
超大型巨人「」ググググ
エレン「チッ!!!ミカサ!!」スゥ
ミカサ「!」
エレン「乗れ!!!行くぞ!!」
ミカサ「え?え・・?」オロオロ
エレン「早くしろ!!!」
超大型巨人「」ブオオオオオオオオンッ!!!!
ドッカアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!
みんな「!!!」
ドドドドドドド ドドドド ドドドド→瓦礫・岩
ミカサ「あ・・ああ・・・・・・か、壁が」プルプル
「壁が壊された!!!」
「逃げろ!!!」
ドッシン
巨人「」ヌン
「巨人が入ってくるぞ!!!」
エレン「ミカサ!!!!」
ミカサ「!!」スゥ
ガシッ!!
エレン「行くぞ!}タタタタ
ミカサ「」プルプル ガタガタ
エレン「(くそ・・・・)」タタタタ
-
- 54 : 2016/01/15(金) 16:43:06 :
ドッシン ドッシン
巨人ども「」ゾロゾロ
「巨人だ!!!」
「壊れた穴からどんどん入ってくぞ!!」
「ま、マリアに逃げろ!!」
タタタタ
エレン「ミカサ!!!大丈夫か!?」タタタ
ミカサ「」ガタガタ
エレン「・・・(大丈夫だ、俺が守ってやるから)」ギュッ タタタ
ガラ
エレン「!!」クル
「ぐっ・・・っ・・・・」グググ
エレン「は、ハンネスさん!!」タタタタ
ハンネス「ぐっ・・・え、エレンか?」ポタポタ
エレン「!!(頭から出血・・・・飛んできた瓦礫か!)」
ハンネス「っ・・・いったい何がどうなってるんだ・・・」グググ
エレン「説明はあと!立てる?」
ハンネス「あ、ああ・・」グググ フラ
エレン「!」シュン
ドンッ!!
ハンネス「ぐっ・・・」
エレン「・・・ミカサ」
ミカサ「!」
エレン「悪いけど降りてくれるか?」
ミカサ「え・・・?う、うん」ガタガタ トン
エレン「ハンネスさん、乗って」
ハンネス「な、何言ってんだ!何キロあると思ってんだ!」グググ
エレン「いいから!!!」
ハンネス「!!」
エレン「早く・・・巨人が来る」
ハンネス「・・・」スゥ
ガシッ
エレン「ミカサ、歩けるか?」
ミカサ「う・・・うん」ギュッ
エレン「よし、早く行くぞ」ダッ
ミカサ「」タタタ
ーーー
ーー
ー
救護船 ゾロゾロ
「もっと詰めろ!!」
「女子供を乗せろ!!」
エレン「ハンネスさん、大丈夫?」
ハンネス「あ、ああ・・・・悪いな・・・」
エレン「・・・今は大人しく寝てなよ」
ハンネス「ああ」
エレン「」クル
ミカサ「」
エレン「ミカサ、大丈夫か?」ポン
ミカサ「・・・うん」
エレン「・・・」ナデナデ
ドッカアアアアアアアアアアアアアン!!!
みんな「!!」
鎧の巨人「」シュウウウウウ
「ま、マリアまで壊された・・・」
「おしまいだ・・・人類はおしまいだ」
エレン「」ジロ
鎧の巨人「」
エレン「・・」ギリ
ミカサ「エレン・・」ギュッ
エレン「・・・わりぃ、ミカサ。憲兵団か駐屯兵団に入るって話・・・あれなしだ」
ミカサ「・・え?」
エレン「俺は調査兵団に入って・・・・アイツ等ぶっ殺しに行く」ギリ
ミカサ「・・・」
エレン「」ギュッ
この日人類は『ウォール・マリア』の領土を失った
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ゾロゾロ
兵士「おい、集まれ!食料の配給を始めるぞ!」
ゾロゾロ
エレン「・・・」
ミカサ「エレン、ご飯取りに行こ」
エレン「・・・ああ」
-
- 58 : 2016/01/15(金) 23:14:50 :
・・・・数十分後
ミカサ「」パク
エレン「ミカサ、それじゃ少ないだろ。俺のも食え」スゥ
ミカサ「ううん、エレンが食べないとダメ」
エレン「いいんだよ、みkギュルルル
エレン「・・・」
ミカサ「ふふ、食べよ」
エレン「・・・ああ」パク
-
- 72 : 2016/01/17(日) 02:01:07 :
- http://www.ssnote.net/groups/1062
『お話の間』と言うグループです。
-
- 75 : 2016/01/17(日) 15:26:53 :
「たくよ!」
エレン「ん?」クル
兵士「なんで避難した奴らに俺たちの食料までわけてやんねェといけねェんだよ」
兵士「全く」
避難民たち「」
エレン「・・・」スタスタ
ミカサ「?エレン」
兵士「食料だって限りがあるんだ、どうせならもっと巨人に食われてたら良かったんだよ」
シュンッ!!
兵士「ぐっ!」ガンッ
兵士「!だ、誰だ!?」クル
エレン「」
兵士「お前か!!ガキ!!」
エレン「」
兵士「っ・・・このガキ・・・ぶっころすぞ!!」
エレン「・・・・せよ」ボソ
兵士「あ”!?」
エレン「・・・うるせェよ」
兵士たち「!!}
エレン「お前らは何も知らないだろ・・・・巨人の恐ろしさも何も」
兵士「んだと!!」
エレン「お前ら兵士の役目は民を守ることだろ・・・・・守れてねェじゃねェか!!!」
避難民たち「」
エレン「お前らはただ餌をもらってのうのうと生きている豚と同じだ!家畜以下だ!」
兵士「こ、このガキ・・・」
エレン「何もできねェなら兵士やめろよ!!無駄なんだよ!!」
兵士「っ!このっ!!」シュンッ
スゥ
兵士「!」
エレン「ほら、子供に拳を当てることもできない」
兵士「」
エレン「お前が死ねばよかったんだよ!!」
カチャ
みんな「!!」
エレン「」ジロ
兵士「・・・殺す・・・殺す」カチャ→銃
兵士「お、おい。銃はまずい!」
兵士「うるせェ!!!ぶっ殺してやる」ギロ
エレン「・・・・今度はそうやって武器を持って脅すのか」
兵士「」ギロ
エレン「撃てよ・・・豚野郎」
兵士「このガキイイイイイイ!!!」カチャ
「やめなさい!!」
みんな「!!」
兵士「あ?}クル
「子供相手に大人気ない」
兵士「誰だおまえ!!」
「・・・・アナタたち周りを見てみなさい」
兵士たち「・・」キョロキョロ
避難民たち「」ジーーーー
兵士「!なっ・・・」
「自分の立場をわきまえた上で発言しなさい」
兵士「くっ・・・行くぞ」スタスタ
兵士「ああ」スタスタ
「・・・ふぅ、全く」
エレン「」
ミカサ「エレン!」トコトコ
エレン「ミカサ・・・」
ミカサ「だ、大丈夫?怪我は?」
エレン「ねェよ。心配かけて悪かったな」ナデナデ
ザッ
エレン「ん?」クル
「君」
エレン「・・・なに」
-
- 76 : 2016/01/17(日) 15:27:28 :
「君も君だよ、あのままだったらアイツ等撃ってたかもしれないよ」
エレン「・・・別に・・・本当のことを言っただけだし」
「・・・・・・ハァ、私が言ってるのは言いたくても我慢して言わないってことだよ」
エレン「・・・」
「君、名前は?」
エレン「・・・エレン」
「エレン・・・」クル
エレン「・・・」
「もう喧嘩売るようなことするんじゃないよ」スタスタ
エレン「・・・(余計なお世話だ)」
ミカサ「エレン・・・」ギュッ
エレン「ミカサ、俺は二年後訓練兵団に入る」
ミカサ「・・・う、うん」
エレン「お前も一緒に行くって言ってたけど・・・・今でも変わらないか?」
ミカサ「・・・」
エレン「無理はしなくていい・・・自分で決めてくれ」
ミカサ「・・・一緒にいたい」
エレン「・・・わかった」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
スタスタ
「ここだよな」
「ハンネスさん」
ハンネス「おっ、エレン」
エレン「どうも」
ハンネス「どうした?こんな森に呼び出して」
エレン「・・・お願いがあるんだ」
ハンネス「お願い?」
エレン「ソレ・・・・俺に使い方教えてくれ」
ハンネス「!ど、どうして・・?」
エレン「」ジロ
ハンネス「・・・・ハァ、まあお前には助けてもらったからな」
エレン「ありがとう、ハンネスさん」
ハンネス「ああ」
ーーーーーーーーーーーーーー
ガンッ ガンッ シュン
エレン「ハァ・・・ハァ・・・・」ポタポタ
ギュッ
エレン「アイツ等・・・」ギリ シュンッ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
エレン「」ポン ポン
ミカサ「・・エレン」ギュッ
エレン「ミカサ、大丈夫だから。安心して寝ろ」ポン ポン
ミカサ「うん」ギュッ
エレン「」ポン ポン
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
・・・・・2年後
-
- 77 : 2016/01/17(日) 15:28:23 :
ー訓練兵団ー
キース「貴様は何者だ!」
アルミン「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!」
キース「そうか!馬鹿みたいな名前だな!親がつけたのか?」
アルミン「祖父がつけてくれました!」
キース「貴様はなんのためにここに来た!!」
眼鏡教官「お~お~今年もやっているな」
教官「ええ…。しかし、あの恫喝には何の意味が…?」
眼鏡教官「通過儀礼だ。それまでの自分を否定して、真っさらな状態から兵士に適した人材を育てるためには必要な過程だ」
キース「貴様は何者だ!!!」
ジャン「トロスト区出身!ジャン・キルシュタインです!」
キース「何のためにここに来た!」
ジャン「...憲兵団に入って内地で暮らすためです」
キース「そうか」
シュン
ジャン「がっ!!」ドテ
キース「誰が倒れていいと言った!!」
ジャン「くっ・・・」ググ
キース「」スタスタ
エレン「」
キース「・・・」ジロ
ミカサ「!}
キース「貴様は何者だ!!!」
ミカサ「!し、シガンシナ区出身・・・み、ミカサ「声が小さい!!!」
ミカサ「は、はい!し、シガンシナ区出身!ミカサ・アッカーマンです!」
キース「貴様みたいな臆病者には巨人の餌が一番だな!!!」
ミカサ「え・・あ・・・・」オロオロ
キース「戦闘になれば貴様は真っ先に死ぬ!!!巨人に食い殺されておしまいだ!!!」ガシッ
ミカサ「!!」
キース「やめてしまえ!!!」
ミカサ「・・・うう」ツー
「ふぁ~あ~あ~」
みんな「!!」
「「!」」
「・・・」
キース「・・・」クル
エレン「あ~あ~」アクビ
ミカサ「(エレン・・)」
キース「」スタスタ
エレン「」
ザッ
キース「貴様!!貴様は何者だ!!」
エレン「シガンシナ区出身!エレン・イェーガーです!」
キース「貴様か!!!先ほどの間抜けなあくびは!!」
エレン「・・・はい」
キース「なぜあくびをした!!!」
エレン「眠たかったのでしました」
キース「・・・」
「・・・(エレン・・・なのか?)」
「・・・」ギュッ
エレン「」
キース「もういい・・・貴様は死ぬまで走ってろ」
エレン「はい!」タタタタ
キース「・・・」クル
スタスタスタ
キース「!!」ジロ
「」モグモグ
キース「そこの貴様!!!」
「?」キョロキョロ
キース「貴様だ!!!貴様に言ってるのだ!!!」
「!!!」
キース「貴様は何者だ!!!」
「ウォール・ローゼ南区ダウパー村出身!!サシャ・ブラウスです!!」
キース「貴様は何をしている!!!」
サシャ「はい!蒸かした芋を食べています!!」
キース「なぜ今ここで食う!!!」
サシャ「冷めてはもったいないと思い食べました・・・」
キース「・・・・もういい。」
サシャ「」ホッ
キース「死ぬまで走ってこい。そして飯抜きだ!!」
サシャ「!」ガーーン
ーーーー
ーーー
ーー
ー
サシャ「ハァハァハァハァ」タタタ
エレン「」タタタタ
-
- 79 : 2016/01/17(日) 16:35:53 :
コニー「アイツ等、まだ走ってやがる。」
マルコ「仕方ないよ」
アルミン「なんか可哀そうだね」
ミカサ「エレン・・・」
アルミン「あっ、君」
ミカサ「!」キョロキョロ
アルミン「君だよ、えっと・・・ミカサだっけ?」
ミカサ「う、うん」
アルミン「君、シガンシナ区出身なんでしょ?僕もなんだよ。よろしく」
ミカサ「こ、こちらこそ」ペコ
マルコ「シガンシナ区と言えばあの走ってる男の子もシガンシナ区だよね」
エレン「」タタタタ
アルミン「そうだったね。名前は確か・・・「エレン」
マルコ・コニー・アルミン「」クル
ミカサ「エレンって言うの・・・」ギュッ
アルミン「・・・うん」
コニー「すげェなアイツ、ほとんどペース変えてないぞ」
マルコ「あくびさえしなければ走らなくて済んだのにね」
アルミン「ん~~」
マルコ「ん?どうしたの?」
アルミン「・・・いや、彼のあくび・・・ワザとらしかったな~と思って」
ミカサ「」ピク
コニー「は?ワザと?」
マルコ「う~ん、言われてみれば」
アルミン「まあ、過ぎたことだからなんとも言えないけど」
コニー「だな。そんなことよりさ!!」クル
アルミン・ミカサ「!」
コニー「お前らシガンシナ区なんだろ!!だったら教えてくれよ!!あの日のこと!!」
アルミン「う、うん」
ー食堂ー
ー食堂ー
ガヤガヤ
アルミン「見たよ。」
みんな「おおお!!」
「超大型巨人ってどんなだった?」
アルミン「壁から顔を出すくらいで人間の皮膚をなくしたような感じの巨人だった。」
「鎧の巨人は!?」
アルミン「僕は遠くにいたからよくわからないけど・・・・普通の巨人と一緒に見えたよ」
「な、なら!!普通の巨人は!?}
アルミン「・・・」
シーーーーーン
マルコ「も、もうやめよう。聞かれたくない過去もあるよ」
アルミン「・・・大丈夫だよ」
みんな「!」
アルミン「巨人なんてたいしたことないよ・・・僕たちが立体起動を覚えれば殺せる」ギュッ
みんな「」
アルミン「そして僕はお爺ちゃんの敵を討つ・・・・巨人を駆逐するために調査兵団に入るんだ」ギリ
「おいおい、それ本気で言ってるのか?」
みんな「」クル
ジャン「調査兵団に入るって言ったか?」
アルミン「・・・・そうだけど、君は憲兵団希望だったね」
ジャン「俺は勇敢気取っているよりも正直に生きていたほうがいいと思ってるんでな」
アルミン「・・・勇敢気取ってるって・・・僕のことかい」
ジャン「ああ、調査兵団とかいう自殺志願者が行くところに行く奴はだいたい勇敢気取りだろ」
アルミン「」
-
- 83 : 2016/01/18(月) 21:28:59 :
ジャン「なんだよ」ガタ
アルミン「・・・別に」
ジャン・アルミン「」
カンカン→鐘
みんな「!」
ジャン「消灯前の鐘か・・・・・・・」
アルミン「」
ジャン「悪かったよ。別にお前の考えをバカにしたわけじゃないんだ。」
アルミン「うん」
ジャン「これで手打ちにしようぜ」スッ
アルミン「うん」スゥ
パンッ
アルミン「」スタスタ
ミカサ「」ササ トトト
アルミン「ん?ミカサ、パンなんか持ってどこ行くの?」
ミカサ「え・・・あ、あの・・・その・・・」ギュッ
アルミン「?」
ミカサ「」クル ダッ
アルミン「・・・変わった子だな」
ーーー
ーー
ー
サシャ「も・・・もう・・・・ダメです」フラフラ
エレン「ふぅ・・・」ポタポタ
サシャ「み、水・・・」ドテ
エレン「・・・おい、大丈夫か?」ユサユサ
サシャ「ううっ・・・は、腹が・・・」ギュルルル
エレン「ハァ・・・・(早くミカサのところにいかねェといけないのに)」
タタタタ
エレン「ん?」クル
サシャ「」ピク クンクン
「」タタタタ
サシャ「パアアアアアアアアアアアアアアアn!!!!」ダッ!!!
「!!!」
ガブッ!!
「きゃっ!!」ドテ
サシャ「!!こ、コレは・・・・パンッ!!!」
「それだけしか持ってくれなかったけど・・・」
サシャ「」ジーー
「お水も飲まないと」スゥ
サシャ「あ、あなた様は神ですか!?」
「え?」
エレン「・・・」チラ
スゥ
エレン「・・・」
「あっ、アナタの分・・・この子が食べちゃったの・・・ごめんね」
エレン「別にいい」
「・・・や、優しいんだね」
エレン「あ?なにが」
「だって、通過儀礼のときのあくび・・・アレわざとでしょ?」
エレン「」ピク
「あの・・・えっと~ミカサ?って子が困ってたからワザとやったんでしょ?」
エレン「・・・おまえ・・・名前は」
「え?」
エレン「名前」
「・・・ヒストリア」
エレン「そっか・・・なら、ヒストリア。そこに隠れている奴に手伝ってもらってそいつを女子寮まで連れて行ってくれ」
ヒストリア「?隠れてる?」
エレン「・・・」クル
「・・・」スタスタ
ヒストリア「!」
エレン「隠れるならもう少しちゃんと隠れたほうがいいぞ」
「ご忠告どうも」スタスタ
ヒストリア「あ、貴方は・・・?」
「・・・ユミル、お前がパンを持ってどっか行くのを見たから何するのか気になって見ていた」
ヒストリア「私を?」
ユミル「ああ」
エレン「・・・とにかく、そいつ運んd「エレン」タタタ
エレン「!」クル
ミカサ「エレン!」タタタ
エレン「ミカサ・・・」
-
- 84 : 2016/01/18(月) 21:29:51 :
ミカサ「ハァ・・・ハァ・・・」タタタ
ガツッ
ミカサ「!」ヒュー
ドッシャアアアアン!!!
エレン「!ミカサ!」タタタ
ミカサ「ううっ・・・」
エレン「ミカサ!大丈夫か!?」
ミカサ「うん・・・大丈夫・・・・・!」
パン 土だらけ
エレン「?パン?」
ミカサ「・・・うっ・・・せっかく・・・エレンにあげるパンだったのに・・・」ウルウル
エレン「ミカサ・・・」
ミカサ「ううっ・・・・うう・・・ご、ごめんなさい」ポロポロ
エレン「!よしよし、泣くな。」ナデナデ
ミカサ「ううっ・・・」グス グス
エレン「・・・」ヒョイ スゥ
パクッ
ミカサ・ヒストリア・ユミル「!!}
エレン「」モグモグ ジャリジャリ
ミカサ「え、エレン!汚いよ・・・」グス
エレン「・・・ミカサが俺のために持ってきてくれたんだ、食べないと勿体無いだろ」モグモグ ジャリジャリ
ミカサ「エレン・・・」ウルウル
エレン「ほらほら、泣くな。」ナデナデ
ミカサ「う、うん」グス
エレン「ほら、女子寮に行くぞ」スタスタ
ミカサ「うん」ギュッ スタスタ
ヒストリア「よいしょっと」グイ
ユミル「コイツ重い」グッ
サシャ「」スースー
ー女子寮ー
ガチャ
女子たち「」クル
ユミル「ちょっとどいてくれ」スタスタ
ヒストリア「そこに寝かせよう」スゥ
トン
サシャ「」スースー
ユミル「たく」
ヒストリア「私たちも寝よう。消灯時間そろそろだし」
ユミル「ああ」クル
エレン「ミカサ、冷えるからちゃんと毛布は足までかけろよ」
ミカサ「うん」
ユミル「・・・おい!!!」
女子たち「!!」
ヒストリア「ど、どうしたの?」
ユミル「アレ!」ビシ
ヒストリア「」クル
エレン「」ナデナデ
ミカサ「」スースー
ヒストリア「・・・え?」
「アレって男でしょ」
「うそ!?なんで女子寮に・・・」
「・・・」
ユミル「おい!!おまえ!!」
エレン「・・・ん?」クル
ユミル「なんでここにいるんだよ!!!」
エレン「あ?ああ、安心しろ。襲いはしねェから」
ユミル「安心できるか!!!男子寮に戻れよ!!」
エレン「」ツーン
ユミル「おい!!」
ヒストリア「ゆ、ユミル。あんまり大きい声出すと教官が来ちゃうよ」
ユミル「チッ」
ヒストリア「・・・えっと・・・エレンだっけ?」
エレン「・・ああ」
ヒストリア「どうしてここにいるの?」
エレン「・・・ミカサは俺が添い寝してやらねェと寝付けないんだよ」ナデナデ
ヒストリア「へ、へえ・・・」
エレン「ミカサが寝たら出て行くから・・・それまでいさせてくれ」ナデ
ミカサ「」スースー
ユミル「添い寝してやらねェと寝れないとか・・・ガキかよ」
エレン「」ギロ
ユミル「!な、なんだよ!」
エレン「・・・いや、悪い」クル
ヒストリア「ま、まあ、寝たら出るみたいだし・・・いいんじゃない?」
ユミル「チッ・・・・さっさと寝かせろよ」ゴソ
女子たち「・・・」ゴソ
ヒストリア「はい、じゃあ、消灯」スゥ
エレン「」
-
- 85 : 2016/01/18(月) 21:30:28 :
ヒストリア「・・・・(何もしないよね・・・)」
エレン「・・・」ナデ
ミカサ「・・・エレン」スゥ
エレン「?まだ起きてたのか?」
ミカサ「・・・うん・・・・あの」
エレン「ん?」
ミカサ「・・・ごめんね」
エレン「・・・フッ、いいよ。寝るまで俺が付いていてやるから安心しろ。怖い時はいつものように俺の手を握れ」
ミカサ「うん」ギュッ
エレン「」ナデナデ
「・・・・」
・・・・1時間後
ミカサ「」スースー
エレン「よし・・・じゃあな」スタスタ
ガチャ
みんな「」
ユミル「・・・(マジでただ添い寝しただけか)」
ヒストリア「(よかった・・・)」
「(男の人が一緒にいるとドキドキして寝れない)」
「(もしかして・・・・毎日来るのかな?)」
「(教官に報告しなくていいのかな?)」
「・・・」ガバ
ユミル「ん?」チラ
「」スタスタ
ガチャン
ユミル「・・・(トイレか?)」
ーーーーーーーーーーーーー
ー外ー
スタスタ
エレン「教官たちに見つかんねェようにしねェと」スタスタ
タタタタタ
エレン「!(足音!?教官か!?)」ダッ
「!」タタタタ
エレン「」タタタタ
「・・・チッ」カク タタタタ
エレン「・・・(諦めたか?)」クル
シーーーーン
エレン「よし」クル
「」ザッ
エレン「!!」ザザザ
-
- 86 : 2016/01/18(月) 21:31:50 :
「・・・エレンかい?」
エレン「あ・・・・あ・・・・」
「」
エレン「ア二・・・姉ちゃん」
ア二「エレンなんだね?」
エレン「あ、ああ・・・・」
ア二「・・・ちょっとここで待ってな、すぐ戻る」タタタタ
エレン「・・・」ギリ
・・・・数十分後
エレン「」
タタタタ
エレン「」クル
ダキッ!!
「エレン!!!」ギュッ
エレン「・・・ライナー・・兄ちゃん」
ライナー「本当にエレンなんだな!?エレンなんだよな!」ギュッ
エレン「・・・」
「エレン・・・」
エレン「・・・ベルトルト兄ちゃん」
ベルトルト「信じられないよ・・・本当にエレンだったんだね」
ライナー「ああ!通過儀礼のときお前を見て驚いたが今はめちゃくちゃ嬉しいぞ!!」ギュッ
エレン「」
ア二「ねえ、ここで話してると教官に見つかるかもしれない・・・移動しよう」
ライナー「ああ」
ベルトルト「うん」
エレン「・・・」
ー倉庫裏ー
エレン「」
ライナー「エレン。4年前、お前とおじさんとおばさんが巨人に殺されたと聞いたときは本当に辛かったぞ」
ベルトルト「本当だよ、突然だったもん」
エレン「」
ア二「まさかアンタは生きていたとはね・・・・正直嬉しいよ」
エレン「」
ライナー「・・・どうした?さっきから黙り込んで?」
エレン「・・・」ギュッ
ベルトルト「それよりライナー、エレンにもあれの説明しないと」
ライナー「!ああ、そうだな!」
エレン「・・・・」プルプル
ア二「・・・ねえ、本当にどうしたんだい?エレン」スゥ
パシンッ!
ア二・ベルトルト・ライナー「!!」
-
- 87 : 2016/01/18(月) 21:32:59 :
エレン「・・・知ってるよ・・・なんで兄ちゃん達・・・・いや、お前らがここにいるのか」ギュッ
ライナー「え?」
エレン「探してるんだろ・・・・『座標』」
ベルトルト・ア二・ライナー「!!」
エレン「俺がいなくなったから・・・中止になると思ってた・・・・なのに」ギュッ
ベルトルト「え、エレン!どうしたんだ!?」
エレン「ベルトルト兄cy・・・・・ベルトルト、ライナー」
ライナー・ベルトルト「」
エレン「ア二も」
ア二「」
エレン「あの日・・・・壁を壊して・・・巨人を・・・」ギュッ
ライナー「あ、アレは・・・「知ってるよ」
エレン「戦士長の命令通り・・・・まずは人類に全て死んでもらうんだろ」
ベルトルト「・・・うん、その通りだよ」
エレン「・・・なんで・・・・なんで」ギュッ
ア二「・・・・私たちは戦士だよ」
エレン「それだけの理由で壁の中の人間達を殺すのかよ」ギリ
ア二「・・・エレン、アンタはおそらく壁の中にいすぎておk「うるさい!!!」
ア二「!」
エレン「俺は反対だ!!!戦士長のやろうとしてること!!お前ら戦士のやってること!!」
ライナー「え、エレン・・・」
ベルトルト「エレン、君も戦士だろ?ならわかるはずだよ」
エレン「俺は戦士じゃない」
ア二「・・・」スタスタ
エレン「」
ア二「」シュン
パシンッ!!!
ライナー・ベルトルト「!!」
エレン「」
ア二「・・・・エレン、姉ちゃんたちの言うこと聞きなよ・・・・あの頃のように」ギュッ
エレン「」
ア二「戻ってきな、エレン」
エレン「・・・」
ライナー・ベルトルト・ア二「」
エレン「俺がそっちに戻ることはない」
ア二「・・・そう」クル
ライナー「!お、おい!ア二!」
ア二「・・・諦めな、アンタたち」
ライナー・ベルトルト「!」
ア二「エレンはもう戦士じゃない・・・・私たちの敵になったんだよ」
ライナー「お、俺たちの弟分だぞ!!!敵になって殺せっていうのかよ!!」
ア二「・・・」
ライナー「くっ・・・おい!エレン!」
エレン「」
ライナー「考え直せ!戻ってこい!」
エレン「・・・」プイ
ライナー「!」
ポン
ライナー「!」クル
ベルトルト「」フリフリ→首
ライナー「くっ・・・・」
エレン「・・・」ギュッ
ライナー「」クル スタスタ
ベルトルト「じゃあね・・・エレン」スタスタ
エレン「」
ア二「・・・」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
・・・次の日
ー食堂ー
-
- 94 : 2016/01/20(水) 23:22:38 :
ガヤガヤ
ライナー「ハァ・・・」
ベルトルト「ライナー、元気だしなよ」
ライナー「ああ・・・努力する」
「ねえ」
ライナー「ん?」
ヒストリア「ここいい?」
ライナー「!(天使)ど、どうぞ!!」
ヒストリア「ありがとう」ニコ
ライナー「ベルトルト・・・元気出たぞ!」
ベルトルト「アハハハ・・・そう」
ユミル「邪魔するぜ」
ベルトルト「!う、うん」
ライナー「お、俺はライナー。よろしくな」
ヒストリア「ヒストリアです。よろしく」ペコ
ベルトルト「べ、ベルトルトです」
ユミル「ふぁ~~ユミルだ」アクビ
「眠たそうですね」
ユミル「ん?ああ、お前か」
サシャ「あっ!!神!!」バッ
ヒストリア「神じゃないよ、ヒストリアだよ」
サシャ「いえ!!神です!!神様です!!」
ベルトルト「この子って・・・・昨日走ってた子だよね」
ユミル「芋女のサシャだよ」ニヤ
ヒストリア「コラッ!ユミル!」
「芋女はよくないよ」
ユミル「あ?」ギロ
アルミン「ここいいかな?」
ユミル「ああ、調査兵団行く死に急ぎ野郎か」
アルミン「!し、死に急ぎ野郎!?」
「プッ!お前にお似合いの名前だな」
アルミン「」クル
ジャン「おはよう、死に急ぎ野郎」
アルミン「・・・僕は死に急ぎ野郎なんて名前じゃない!アルミンって名前があるんだ!」
マルコ「まあまあ、落ち着いて。みんなもからかいすぎだよ」
ユミル「へいへい」
ライナー「大丈夫か?」
アルミン「う、うん・・・心配してくれるの?」
ライナー「まあ、これから3年か同じ屋根の下で暮らしていく仲間だからな」
アルミン「(いい人だ)ありがとう、えっと・・・」
ライナー「ライナーだ」
アルミン「うん、ありがとう。ライナー」
ライナー「おう」
ガチャン
ユミル「」ジロ
エレン「」スタスタ
ユミル「あ・・・」
ヒストリア「どうしたの?」
ユミル「アイツ」ビシ
ヒストリア「ん?」クル
エレン「」キョロキョロ
ヒストリア「あ・・・」
ベルトルト「・・・(エレン)」
ライナー「ん?ヒストリア、どうかしたのか?」
ヒストリア「え?あ・・ちょ、ちょっと」
ジャン「アイツって通過儀礼のときあくびしてた奴だろ」
サシャ「私と一緒に走った仲間ですね!」
エレン「!」タタタ
ユミル「」ジロ
ミカサ「」モグモグ
エレン「ミカサ」タタタ
ミカサ「!エレン」
エレン「おはよう。悪いな遅くなって」
ミカサ「ううん、大丈夫。」
エレン「ちゃんと一人で起きれたんだな。えらいぞ」ナデナデ
ミカサ「////」ポッ
ユミル「・・・はっ、寝てる時以外でもベッタリかよ」
アルミン「・・・ん?寝てる時?」
ユミル「アイツは昨日の夜女子寮であのミカサって奴と添い寝してたんだよ」
みんな「!!」
-
- 95 : 2016/01/20(水) 23:23:00 :
ジャン「おいおい、マジかよ!」
マルコ「確か女子寮って就寝時間内は男子は立ち入り禁止じゃなかったけ?」
ライナー「エレン・・・」
ヒストリア「ちょ、ちょっとみんな!誤解があるよ!」
みんな「?」
ヒストリア「ちゃんとエレンはミカサが寝たら自分の寮に戻ったよ。何もしてないよ!」
ジャン「いや、それでもダメだろ」
マルコ「教官にバレたら大変だよ」
ジャン「下手したら開拓地送りだな」ニヤ
アルミン「開拓地・・・」
ヒストリア「・・・そ、それよりも今日の訓練ってなんだっけ?」
アルミン「!確か立体機動の適正判断だったと思うけど」
ライナー「確か初歩中の初歩だっけ?」
ベルトルト「できなかったら・・・開拓地送りだっけ?」
ヒストリア「なら頑張らないとね!」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ー訓練場ー
キース「これより立体起動の適性判断を行う!」
眼鏡教官「これはまだ初歩の初歩だが立体起動の素質は見てとれる。能力を使わないといけないようじゃダメだ。」
ライナー「(意外と簡単だな)」ピク
ベルトルト「(いける)」ググ
ア二「」ピク
眼鏡教官「んん!今期はできるものが多いな」キョロキョロ
教官「ん?あの・・・・あの2人は?」
ミカサ「え・・・?」プラーーン
アルミン「」プラーーン
眼鏡教官「ああ、人並みにできる者もいれば・・・それ以下の者もいるさ」
キース「どうした!?貴様ら!!状態をあげろ!!」
アルミン「(な、なんで・・・言われた通りにやってるのに!)」グググ
ミカサ「え・・・あ・・・ふっ」グググ
キース「貴様らだけだぞ!!早くしろ!!」
ジャン「あ~あ~才能ねェな」
マルコ「そんなこと言っちゃいけないよ」
エレン「」スタスタ
みんな「!」
ライナー「エレン!」
ユミル「・・・(何する気だ)」
ア二「・・・」
エレン「」スタスタ
キース「ん?イェーガー・・・なんの用だ」
エレン「すぐ終わります」スタスタ
ミカサ「ふぐっ!ふぐうううう!」グググ
エレン「ミカサ」
ミカサ「!エレン」
エレン「」スゥ
ギュッ
ミカサ「!」
エレン「状態をこのままにして足に力を入れるんだ」
ミカサ「こ、こう・・・?」
エレン「違う、そっちじゃなくてこっちだ」ポンポン
ミカサ「こっちに」
エレン「ゆっくりでいい。ゆっくり力を入れろ」ギュッ
ミカサ「う、うん!」スゥ グッ
エレン「・・・離すぞ」
ミカサ「うん」
エレン「」パッ
みんな「!!」
キース「ほお」
ミカサ「で、できた」ピク ピクピク
キース「」チラ
エレン「」
キース「・・・フッ、アッカーマン合格だ。降りていいぞ」
ミカサ「は、はい!!}
キース「(残るは・・・)」チラ
アルミン「(僕だけだ・・・・なんとしてもやらないと!!)」グググ
エレン「ほら、ミカサ。ゆっくり降りろ」
ミカサ「うん」トン
エレン「よくやったな」ナデナデ
ミカサ「うん///」
アルミン「くっ・・・(ダメだ・・・状態を上げれない)」
キース「・・・アルレルトよ」
アルミン「!は、はい!!」
キース「明日もう一度チャンスをやる・・・・できなかった場合は開拓地に行ってもらう」
アルミン「!!」
エレン「・・・」ジー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ー食堂ー
-
- 96 : 2016/01/20(水) 23:23:12 :
アルミン「」
クスクス
「おい、アイツ昨日巨人を駆逐するとか言ってなかったか?」
「言ってた言ってた。笑っちゃうよな!」
「初歩もできないでどう巨人と闘うっての」
アルミン「・・・」
マルコ「あ、アルミン。気にすることないよ、明日頑張ればいいんだから!」
アルミン「う、うん・・・」
ジャン「おいおい、巨人を駆逐するって言ってたわりには初歩もできないんですか~?」ニヤ
アルミン「くっ・・・」
マルコ「ジャン!」
ジャン「俺は正直に思ったことを言っただけだぜ~なあ、コニー」
コニー「まあ、俺は天才だからできたからよ~凡人のことはよくわかんねェよ」
アルミン「・・・」
ヒストリア「あ、アルミン!頑張ろうよ!言われた通りにやればできるよ!私でもできたもん!」
アルミン「ヒストリア・・・」
ユミル「いや~残念だったな。アイツも失敗してればできない者が2人で寂しくなかっただろうに」ケラ
アルミン「」チラ
ミカサ「」モグモグ
エレン「ミカサ、少ないなら言えよ。俺のをやるから」
ミカサ「大丈夫」
マルコ「あのエレンだっけ?すごいよね、ちょっとアドバイスしてあの子を合格させたんだから」
ジャン「お前も是非ともご教授願ったらどうだ?」
アルミン「うん、そうする」ガタ
エレン「ミカサ、寝るときはマフラー外せよ。訓練の時もマフラー付けてると教官になんて言われるかわからないからな」
ミカサ「うん、でもコレ外したくない」
エレン「・・・そっか」ナデナデ
アルミン「あ、あの」
エレン「ん?」クル
アルミン「やあ、エレン・・・君」
エレン「・・・エレンでいい」
アルミン「あっ、うん」
エレン「・・・で?俺に何か用か?」
アルミン「えっと・・・り、立体起動の適正判断についてなんだけど」
エレン「ああ、そう言えばお前だけできてないんだっけ」
アルミン「うん、そこでエレンにアドバイスしてほしくて」
エレン「俺に?」
アルミン「ほら、その子にしたように」
エレン「・・・俺はミカサに教官から言われた通りのことを教えただけだ。それ以外何もしてない」
アルミン「ぼ、僕も言われた通りにやってるけどできないんだ!だから!「一つ聞くぞ」
アルミン「!」
エレン「どうして調査兵団を目指す」
アルミン「え・・?」
エレン「まあ、周りが言ってたことだから本当かどうかは知らないけど」
アルミン「・・・ほ、本当だよ。調査兵団を目指しているのは」
エレン「ふ~ん、で?なんで?」
アルミン「巨人を駆逐するためさ、お爺ちゃんの敵を討つ」
エレン「そうか、立派だな」ガタ
アルミン「!エレン!まだ何も聞いてないよ!」
エレン「あ?ああ、アドバイスな」
アルミン「うん」
エレン「ベルト代えろ」
アルミン「!」
エレン「右下のところが少しだが破損してる・・・点検項目の中になかったとはいえ、ちゃんと確認しないとダメだぜ」スタスタ
ミカサ「エレン」トコトコ
アルミン「・・・ベルト」
ーーー
ーー
ー
・・・次の日
-
- 97 : 2016/01/20(水) 23:23:17 :
キース「アルレルト・・・準備はいいな」
アルミン「はい!}
キース「よし・・・では始めろ」
アルミン「ふっ!」グッ
みんな「!!」
アルミン「」プルプル
キース「・・・うむ、合格だ」
アルミン「(やった!!エレンの言われた通りベルトを替えたらできた!!)」
エレン「」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
ー食堂ー
アルミン「ありがとうエレン!本当にできたよ!」
エレン「別に」
マルコ「おめでとう、アルミン」
ジャン「けっ」
ユミル「おめでとさん、そこのお前も」パチパチ
ミカサ「」ササ
ユミル「あ?」イラ
エレン「悪い、コイツ人見知りなんだ・・・」
ヒストリア「人見知りなら仕方ないよ、ほら、ユミル。睨まない」
ユミル「チッ」
ミカサ「エレン」ギュッ
エレン「ん?眠いか?」
ミカサ「うん」
エレン「わかった。就寝時間まで時間あるけど・・・もうベットに行くか?」
ミカサ「うん」
エレン「ああ」ガタ
ジャン「本当だったんだな、女子寮でそいつと添い寝するのって」
エレン「・・・ああ」
マルコ「半信半疑だったけど。昨日も遅くに部屋に帰ってきたからね・・・」
エレン「・・・教官には言わないでくれ」
アルミン「言わないよ」
コニー「俺はそんなせこい事しねェよ!」
ヒストリア「まあ、バレたときはどうしようもないけどね・・・アハハハ」
ユミル「つぅかそいつが一人で寝れるようになればいいだけだろ」
ミカサ「」ギュッ
エレン「・・・行くぞ、ミカサ」クル
ミカサ「う、うん」スタスタ
ガチャン
ジャン「アイツ等兄妹か?」
マルコ「でも、名前が違うけどね・・・」
ユミル「もし盗難があったら真っ先にアイツを疑ってやる」
ヒストリア「エレンはそんなことしないよ。多分」
アルミン「・・・でも、3年間毎日やる気かな?」
ユミル「こっちが迷惑だ」
ー女子寮ー
ガチャ
エレン「ん?」チラ
ア二「・・・」チラ ペラ→本
-
- 98 : 2016/01/21(木) 00:37:54 :
- エレミカ! 期待!
-
- 99 : 2016/01/21(木) 07:11:42 :
- アニが見てるのは薄い本か!?
-
- 100 : 2016/01/21(木) 20:06:49 :
- 違うぞ、厚い本だ(内容は多分薄い本と同じ)
-
- 101 : 2016/01/21(木) 20:42:09 :
- 期待です!
-
- 102 : 2016/01/21(木) 20:52:04 :
- エレン「・・・」
ミカサ「?エレン」
エレン「!ああ、悪いな。ほら」スタスタ
ミカサ「」トコトコ
バサ
ミカサ「」ゴロ
エレン「明かりがあるけど・・・平気か?」
ミカサ「うん、平気」
エレン「そっか」ナデナデ
ミカサ「///」プシュウウ
エレン「おやすみ、ミカサ」ナデナデ
ミカサ「おやすみ、エレン」ウト
エレン「」ポン ポン
ア二「・・・」
・・・・30分後
ミカサ「」スースー
エレン「よし」ポンポン
ア二「・・・」
エレン「・・・さっきから何見てんだよ。ア二」
ア二「別に・・・少し気になっただけさ」
エレン「あ?」
ア二「その子はなんだい?友達かい?」
エレン「・・・家族だ」
ア二「あっそ」
エレン「・・・」
ア二「後悔するよ」
エレン「」ピク
ア二「私たちを敵に回す・・・故郷の戦士たち全員を敵に回すってことだよ」
エレン「」
ア二「エレン、アンタ私やライナーやベルトルトに一度でも勝ったことあるかい?」
エレン「うるせェ」ギロ
ア二「・・・」
エレン「」スゥ
ガチャン
エレン「」ピク
女子たち「」ゾロゾロ
ヒストリア「ふぁ~眠いよ」ウトウト
ユミル「ん?何だまだいるのかよ」
エレン「・・・今から出て行くところだ」ムス
ア二「・・・」ペラ
「あっ、ア二。食堂にいないと思ったら部屋に戻ってたんだ」
ア二「悪いね。ミーナ」
ミーナ「も~たまには一緒に食べようよー」ツンツン
ア二「つつくな」ペシ
エレン「・・・」
ヒストリア「エレン」
エレン「」クル
ヒストリア「じゃあね。おやすみ」
エレン「・・・おやすみ」スタスタ
ガチャン
ユミル「あ~あ~やっと目障りな奴がいなくなった~」
ヒストリア「そんなこと言っちゃダメだよ!」
ユミル「へいへい」
ア二「・・・」チラ
ミカサ「」スースー
ア二「」
・・・・数時間後
-
- 103 : 2016/01/21(木) 20:52:08 :
ユミル「」スースー
サシャ「ううっ~美味しいパンです」ムニャムニャ
ヒストリア「」スースー
ミーナ「」スースー
女子たち「」スースー
ミカサ「」スースー
ザッ
ア二「」ジロ
ミカサ「」スースー
ア二「(コイツがエレンの家族・・・)弱そうな奴」ボソ
ミカサ「んん」ゴロ
ア二「!」
ミカサ「エレン」ムニャ スースー
ア二「・・・フッ」クル
ーーーーーーーーーーー
ー男子寮ー
エレン「」スースー
そして次の日から訓練は本格的に厳しくなった
ザアアアアアアアアア→雨
みんな「ハァハァハァ!」タタタタタ
キース「どうした!?ペースが落ちてきてるぞ!!走れ!!」パカラ→馬
みんな「はい!!」
ジャン「くそ!!」タタタタ
マルコ「20キロもある荷物を持って走るのはやっぱりキツいね」タタタ
ジャン「何回やっても慣れねェよ!!」
ヒストリア「ハァ・・・ハァ・・・」タタタ
ユミル「頑張れよ、ヒストリア」
ヒストリア「うん」タタタ
キース「」ジロ パカラパカラ
アルミン「ハァハァハァ!くっ!」タタタ
キース「どうしたアルレルト!!遅れてるぞ!!」パカラ
アルミン「は、はい!」タタタ
ライナー「アルミン!がんばれ!」タタタ
アルミン「うん、ありがとう・・・」タタタ
ベルトルト「ゴールまであと少しだよ」タタタ
キース「・・・」クル パカラ
ミカサ「ハァハァハァハァ・・・うぷっ」ヨロ タタ
エレン「ミカサ、大丈夫か?」ガシッ
ミカサ「き、キツいよ・・・・」タタタ ヨロ
エレン「・・・」チラ
キース「・・・」パカラ ダッ
エレン「・・・(よし)」シュン
ガシッ
ミカサ「!」
エレン「教官が見ていない今がチャンスだ。いつものように最後で荷物を渡すからな」タタタ
ミカサ「う、うん・・・ごめんなさい」タタタ
エレン「いいから」タタタ
ーーー
ーー
ー
ーゴールー
みんな「ハァハァ!」
ジャン「ふぅ」
コニー「つかれたー!」
サシャ「早くご飯食べたいです」ギュルル
ユミル「お前の頭の中は飯のことだけかよ」
ヒストリア「でも、お腹すいた」
ダッ ザッ
みんな「」クル
ミカサ「ゼェ・・・ゼェ・・・ハァハァハァ」
エレン「ふぅ」
キース「遅い!!!」
ミカサ「は、はい!!」フラ
エレン「すいません!」
キース「貴様らはいつも遅い・・・このノロマ共が!!!」
エレン「申し訳ありません!!」ペコ
「ぷぷ、まーた怒られてる」
「ドベコンビ・・・ぷっ!」
ジャン「相変わらずトロイやつらだな」
ユミル「2人でやめるのも時間の問題だな」ニヤ
ヒストリア「だ、大丈夫だよあの二人なら!なんだかんだで頑張ってるもん!」
ライナー「・・・」
-
- 110 : 2016/01/23(土) 13:11:37 :
ーーーーーーーーーーーー
パシュッ パシュッ パシュッ
ジャン「はっはー!立体起動は俺の独占上だぜ!」パシュッ
マルコ「ジャンすごい・・・速いよ!」パシュッ
コニー「あ~でも、こんな点数の少ない訓練あんまりしたくねェ~」パシュッ
ライナー「文句言うなコニー。コレも立派な訓練だ」パシュッ
コニー「だってよ~ただの競争だぜ!点数だってあんまり貰えないんだぜ!」パシュッ
ベルトルト「まあまあ」パシュッ
アルミン「くっ!・・・ふっ!」パシュッ
ユミル「おーい、アルミンちゃーん。遅れてるぞー」ケラケラ パシュッ
ヒストリア「アルミン、ガスを出しすぎるとゴールまでもたないよ!」パシュッ
アルミン「うん・・・わかってる」パシュッ
ア二「・・・」クル パシュッ
ミカサ「わわわっ!」フラ パシュッ
エレン「ミカサ!落ち着け!」
ミカサ「で、でも!」フラフラ
エレン「木をちゃんと狙え!」
ミカサ「わ、わかった」フラ パシュッ
ーーー
ーー
ー
ーゴールー
パシュッ
エレン「よっと」トン
ミカサ「きゃっ!」ドテッ
エレン「!ミカサ!大丈夫か!?」
ミカサ「ううっ・・・痛いよ」シクシク
エレン「よしよし」ナデナデ
ユミル「安定のドベだな」ヘラ
ジャン「流石『最弱コンビ』だな」
アルミン「・・・変なあだ名付けるもんじゃないよ」
ユミル「おっ!死に急ぎ野郎はアイツ等の味方か~」
ヒストリア「コラ!」
ーーーーーーーーーーーーーー
ガンッ シュン ドンッ!!
ジャン「ふぁ~対人格闘術なんかめんどくせェ」
コニー「だな~」
ヒストリア「おりゃっ!」シュン
ユミル「おっと」スゥ
アルミン「ふっ!!」シュン
ライナー「甘い!」ガシッ
アルミン「!」
ライナー「おらっ!!」ブオオオンッ!!
ドッシイイイイイン!!
アルミン「ぐっ!」
ライナー「はははは!まだまだだな!」
アルミン「くそ・・・」
ア二「・・・」ササ チラ
エレン「いいかミカサ、要は勝てばいいんだ。どんな卑怯なことをしても勝てばいいんだ」
ミカサ「う、うん」
エレン「そのための技術を教える。ちゃんと覚えろよ」
ミカサ「・・・・うん」
エレン「大丈夫だ。ミカサはやれば出来る子だろ」ナデナデ
ミカサ「///うん」ギュッ
ーーーー
ーーー
ーー
ー
・・・・一年後
-
- 111 : 2016/01/23(土) 13:54:26 :
ー食堂ー
ガヤガヤ
サシャ「美味しいです!!」モグモグ
ライナー「訓練が終わったあとの飯は最高だな」
コニー「だな」
マルコ「もうここに来て1年ぐらいになるんじゃない?」
ヒストリア「一年か・・・長かったような短かったような・・・」
ユミル「おいおい、一年ぐらいでグチグチ言ってたらあと2年なんかもたねェぞ」
ヒストリア「・・・うん、そうだね」
ジャン「で?アルミン」
アルミン「ん」
ジャン「巨人を駆逐するための実力はつきましたか~?」ニヤ
アルミン「・・・」
ジャン「未だに俺よりも成績悪いだろ、それで巨人殺せるのかよ」ヘラ
アルミン「くっ・・・」
ジャン「まっ、俺は10番以内に入って憲兵団に行くからいいけどな」
マルコ「ちょっとジャン」
ジャン「なんだよ、マルコだって憲兵団希望だろ」
マルコ「・・・僕は王のもとで働くのが夢だからだよ」
ジャン「はいはい、いい子ちゃんだな」
マルコ「・・・」
ジャン「あっ、そう言えばどこ希望か気になる奴らがいるな~」
ベルトルト「え?誰?」
ジャン「決まってるだろ」
ユミル「・・・ああ」ヘラ
ジャン「おーい、エレン、ミカサ」
エレン「ん?」クル モグ
ミカサ「」ササ
ジャン「お前らってどこの兵団希望だ?」
エレン「・・・」
ユミル「勿体つけてないで教えろよ」ニヤ
エレン「・・・調査兵団」
みんな「!!」
ジャン「・・・・ぷっ!お前もかよ!!」
ユミル「だははははは!!!おもしれェ!!」
ヒストリア「ゆ、ユミル!!}
ジャン「くくっ・・・・てことは!ミカサも調査兵団か!?」
ミカサ「・・・う、うん」コクン
ジャン「ぎゃはははははははは!!!マジかよ!!!最弱コンビで調査兵団かよ!!」
ライナー・ベルトルト「」
ユミル「あー腹イテェ・・・よかったなアルミン、お仲間がいたぜ」
アルミン「・・・・エレンとミカサも調査兵団希望だったんだね」
エレン「・・・ああ」
アルミン「い、一緒に頑張ろうね!巨人を倒そう!」
エレン「・・・・少し勘違いしてるぞ・・・アルミン」
アルミン「え・・・?」
エレン「俺は別に巨人を倒すために調査兵団に入るわけじゃない」
アルミン「・・・」
ミカサ「・・・エレン」ユサユサ
エレン「ん?もう寝るか?」
ミカサ「うん」
エレン「悪い、急いで食うから待ってろ」モグモグ ガツガツ
ユミル「・・・はっ、意味わかんねェ」
マルコ「巨人を倒すためじゃないとしたら・・・なんのためだろうね」
ヒストリア「き、きっと言えない事情があるんだよ!」
ジャン「けっ・・・それにしてもあの態度・・・気に入らねェな」
マルコ「あんまり話さないからそう思うだけだよ。そうカッカしない」
ジャン「はっ!一番イライラするのはあのミカサって奴だよ!いっつもコソコソとアイツの後ろに隠れやがって・・・あんなのが一番嫌いなんだよ俺は!」
ユミル「まっ、わからなくもねェな。話しかけてもウジウジして全然答えないところがイラつくし」
ヒストリア「コラッ!!仲間にそんなこと言わない!」
ユミル「ふんっ!」プイ
エレン「よし、行くぞミカサ」スタスタ
ミカサ「うん」トコトコ
ユミル「・・・未だに添い寝だぜ。マジでいい加減教官に言っていいか?」
ジャン「言えばいいじゃねェか」ニヤ
ヒストリア「!ちょっと!」
-
- 112 : 2016/01/23(土) 14:53:17 :
- 期待
-
- 113 : 2016/01/23(土) 16:13:26 :
- あのジャンが・・ミカサをきらてる・・・だと・・・
-
- 114 : 2016/01/23(土) 17:29:50 :
ー女子寮ー
ガチャン
エレン「・・・・チッ」
ア二「」
ミカサ「?エレン・・・」
エレン「ああ、寝よう」スタスタ
バサ
ミカサ「」ゴロ
エレン「・・・・ミカサ」
ミカサ「なに?」
エレン「無理して俺について来なくてもいいぞ」
ミカサ「?」
エレン「休みの日もずっと俺といるだろ、たまには友達と出かけたりしていいんだぞ」ポン ポン
ミカサ「・・・」
エレン「飯の時も俺以外と食べてもいいんだぞ」
ミカサ「・・・エレンがいい」
エレン「・・・そっか」
ミカサ「それに・・・」
エレン「ん?」
ミカサ「わ、私・・・友達いない・・・」ゴソ
エレン「・・・友達作りたいか?」
ミカサ「・・・」コクン
エレン「そっか。なら頑張らないとな」ニカ
ミカサ「////」バサ
エレン「(少し冷えるな・・・)ミカサ、寒いか?」
ミカサ「え?う、うん・・・少しだけ」
エレン「わかった、少し待ってろ」スタスタ
ガチャン
ミカサ「・・・エレン」
ア二「・・・ねえ」
ミカサ「!」
ア二「アンタだよ・・・ミカサ」
ミカサ「は、はい・・・えっと・・」
ア二「ア二・・・呼び捨てでいいから」ガタ
ミカサ「あ、ア二・・・・なに?」
ア二「アンタ、エレンの家族なんだろ」スタスタ
ミカサ「え・・あ・・・その・・・」
ア二「・・・どっちなんだい?」ムカ
ミカサ「!は、はい!家族です!」
ア二「そう・・・」
ミカサ「(この人・・・怒ってるのかな)」チラ
ア二「」ジーーー
ミカサ「・・・(怖いよ)」ギュッ
ア二「・・・アンタがいるからエレンはこっちに来ないのかもね」
ミカサ「・・・え?」
ア二「本来エレンはそっちにいるべき奴じゃない・・・こっちにいるべきなんだ」
ミカサ「あ・・・あの・・・・」
ア二「アンタがいなければエレンはこっちに来るかもね」スゥ
ミカサ「え・・・?」
ア二「」スー
ガチャン
ア二「」ピタ
エレン「悪い、ミカサ。遅くなった・・・!}
ミカサ「あっ、エレン」
ア二「・・・」
エレン「・・・何やろうとしてんだ・・・ア二」ギロ
ア二「・・・別に」クル スタスタ
エレン「・・・ミカサ」タタタ
ミカサ「!な、なに?」
エレン「大丈夫か?何かされたか?」
ミカサ「う、ううん・・・・お、お話しただけ・・・」
エレン「・・・そかう。それより、ほら」スゥ→毛布
ミカサ「毛布?」
エレン「風邪ひいたらいけないからな、ちゃんと暖かくして寝ろ」
ミカサ「エレン・・・ありがとう」ニコ
エレン「・・・フッ、ほら」バサ
ミカサ「////暖かい、エレンの匂いがする///」クンクン
エレン「そりゃ、俺の毛布だからな」
ミカサ「そっか、エレンの・・・・・!!」
エレン「ん?どうした?」
ミカサ「い、今冬だよ・・・エレン・・・」
エレン「俺はいい、むしろ暑いくらいだったからいいんだよ」
ミカサ「う・・うそだよね・・・・」
エレン「・・・・ほら、さっさと寝ろ」ポンポン
ミカサ「・・・」
ア二「・・・」
ーーー
ーー
ー
・・・数日後
-
- 115 : 2016/01/23(土) 17:58:55 :
ー森ー
キース「これより!!二人一組での立体起動訓練を行う!!」
みんな「はい!!」
キース「コースはいつものように行き2人でゴールを目指せ!いいな!」
みんな「はい!!!」
キース「なお!2人でゴールであることが条件だ!例え片方の立体起動が壊れても2人で歩いてゴールを目指せ!」
みんな「はい!!」
キース「それでは!!ペアを発表する!!」
ユミル「私はヒストリアとがいいな~」
ヒストリア「ありがとう」
ジャン「あ~それにしても寒いな」
マルコ「冬だからね」
キース「ボット!!ユミル!」
マルコ「あっ、僕か」
ユミル「チッ・・・」
キース「ブラウン!スプリンガー!」
ライナー「よろしくな」
コニー「おう」
キース「レオンハート!!アッカーマン!」
エレン「」ピク
ア二「」チラ
ミカサ「(エレンとじゃない・・・)」シュン
キース「次~~~~~~」
ーーー
ーー
ー
キース「ラスト!レイス!イェーガー!」
ヒストリア「」クル
エレン「・・・(ミカサとだいぶ離れちまった・・・くそ)」
キース「以上!全員の準備が完了次第!先ほど呼ばれた順番に始めろ!!」
みんな「はい!!」
ユミル「ヒストリア!可哀想に!ドべとペアとか」ダキッ
ヒストリア「ちょっと抱きつかないでよ!}グググ
ユミル「おい!テメェ!!ヒストリアに迷惑かけたらただじゃおかないからな!!」
エレン「」スタスタ
ユミル「おい!!」
ヒストリア「もうユミル!!ユミルはあっち行ってて!!」
エレン「」スタスタ
ア二「」カチャカチャ
ミカサ「えっと・・・こっちがこうで・・・こっちが・・・・あれ」オロオロ
ア二「・・・」
ミカサ「あ・・・間違えちゃった・・・・」オロオロ
ア二「」
スゥ
ア二「」チラ
エレン「・・・ミカサに何かしたら絶対許さねェぞ」スタスタ
ア二「・・・」ジロ
ミカサ「えっと・・・えっと・・・」オロオロ
ア二「」
・・・数十分後
キース「それでは!!!行け!!!」
マルコ「行くよ」パシュッ
ユミル「へいへい」パシュッ
キース「1分後に次のペアは出ろ!前の奴を抜けるなら抜け!!」
コニー「おっ!やってやりうぜ!ライナー!」
ライナー「ああ」
ーーーーーーー
ミカサ「あ、あの・・・ア二」
ア二「・・・なんだい」
ミカサ「め、迷惑かけるかもしれないけど・・・・・よろしくお願いします」ペコ
ア二「・・・こちらこそ」
ーーーーーーーーー
エレン「(1分か・・・ミカサと俺の間には・・・結構いるな)」
ヒストリア「・・・」
エレン「(追いつきたいけど・・・今日は)」チラ
ヒストリア「!」
エレン「・・・(コイツがいる)」
ヒストリア「よろしくね!エレン」ニコ
エレン「・・・ああ、よろしく」
ーーーーーーーーー
・・・・数十分後
-
- 116 : 2016/01/23(土) 17:59:26 :
キース「ラスト!!行け!!」
ヒストリア「はい!」パシュッ
エレン「」パシュッ
キース「・・・さて、私は先回りでゴールを目指すか」スチャ→馬 クル
パシュッ パシュッ
ヒストリア「エレン、速すぎたら言ってね!ペース落とすから!」パシュッ
エレン「」パシュッ
ヒストリア「・・・そ、それにしても今日は寒いね!」パシュッ
エレン「」パシュッ
ヒストリア「・・・き、木も滑るから気を付けないと事故につながっちゃうよね!気をつけてね、エレン」パシュッ
エレン「」パシュッ
ヒストリア「(き、気まずい・・・あんまり喋ったことがないからどんなこと話せばいいのかわからない)」パシュッ
エレン「・・・ヒストリア」パシュッ
ヒストリア「!な、なに!?」パシュッ
エレン「コレがお前の全力か?」パシュッ
ヒストリア「・・・え?」パシュッ
エレン「全力か?」パシュッ
ヒストリア「え・・・えっと・・・やろうと思えばもっとスピードあげることできるよ」パシュッ
エレン「そうか・・・ならしてくれ」パシュッ
ヒストリア「!で、でも!エレンが付いてこれなくなっちゃうかもしれないし!」パシュッ
エレン「・・・もういい」パシュッ
ヒストリア「!(い、今の言い方だと馬鹿にした風に聞こえたのかな・・・)」パシュッ
エレン「」パシュッ
ヒストリア「(よくよく考えれば私エレンを見下してるように喋ってたような・・・)」パシュッ
エレン「」パシュッ
-
- 117 : 2016/01/23(土) 17:59:29 :
ヒストリア「あ、あの・・・エレン」
エレン「ん?」パシュッ
ヒストリア「ご、ごめんね」パシュッ
スカ
ヒストリア「!」ガク ヒュウウウウウ
エレン「!!!」
ヒストリア「あっ・・・・」ヒュウウウウ
エレン「」クル グッ
ヒストリア「(やっちゃった・・・)」ヒュウウウウウ
パシュッ!!
ヒストリア「!」
エレン「」シュンッ!
ガシッ!!
ヒストリア「え、えrガッシャアアン!!!! グキ!
エレン「っ!」グググ
ヒストリア「うっ!」ズキ
エレン「っ・・・イテェ・・・」
ヒストリア「うっ・・・・!!え、エレン!!大丈夫!?」
エレン「ああ、大丈夫だ。ちょっと木にぶつかっただけだ」
ヒストリア「で、でもすごい音したよ!」
エレン「音?ああ、コレじゃないか?」スゥ
ヒストリア「」チラ
壊れた立体起動装置
ヒストリア「り、立体機動が・・・」
エレン「勢いつけすぎたな・・・・それよりいつまでも木にぶら下がるわけにもいかないから降りるぞ」シュウウウウ→降りる
ヒストリア「・・・」
トン
エレン「ふぅ」
ヒストリア「ご、ごめんなさい!」
エレン「あ?なにが?」
ヒストリア「わ、私がミスして落なければエレンは・・・」
エレン「・・・いいよ、幸い立体機動が壊れただけで怪我なんてねェし」
ヒストリア「・・・」
エレン「謝るならこっちだな。これでタイムは大幅に落ちた・・・悪い」
ヒストリア「タイムなんてどうでもいいよ!本当に怪我ないの!?」
エレン「ああ、それよりヒストリアこそ怪我ないか?」
ヒストリア「わ、私は・・・」ジリ
ズキ
ヒストリア「!っ!」グググ
エレン「!お、おい、大丈夫か?」ササ
ヒストリア「ううっ・・・」
エレン「足・・・やったのか?」
ヒストリア「う、うん・・・たぶん打撲ぐらいだと思うけど」
エレン「・・・俺が木にぶつかった時にやったのか?」
ヒストリア「ち、違うよ!」
エレン「」
ヒストリア「・・・・うん」
エレン「そっか・・・ごめん」
ヒストリア「・・・(私が悪いのに)」
エレン「・・・ゴールまで結構あるな」
ヒストリア「うん。でも歩いて行けば何とか着けるよ」
エレン「そうだな・・・よし」スゥ
ヒストリア「・・・・ん?」
エレン「乗れよ、おんぶだ」
ヒストリア「!!!///」
-
- 118 : 2016/01/23(土) 18:17:07 :
- 期待
-
- 119 : 2016/01/23(土) 19:33:51 :
- エレンはどれぐらい強いんですか?
-
- 120 : 2016/01/23(土) 20:46:32 :
- 強いよ、エレンは、、、
期待です!
-
- 121 : 2016/01/23(土) 22:50:59 :
- 強さはどれくらいか決めてません
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレン「ほら」
ヒストリア「え・・・?でも・・(男の人におんぶなんて初めて)」
エレン「安心しろ。重くても大丈夫だ」
ヒストリア「」イラ
エレン「ほら」
ヒストリア「・・・エレンってデリカシーないね」スゥ
エレン「あ?なんか言った?」グッ
ヒストリア「なんも言ってません」
エレン「?行くぞ」スタスタ
ヒストリア「・・・」
エレン「そう言えば、ヒストリア」
ヒストリア「なに?」
エレン「落ちる前に俺に謝ったけど・・・なんで?」
ヒストリア「!そ、それは・・・私がエレンを見下してるように話してたから」
エレン「は?見下す?」
ヒストリア「だ、だってエレン、ずっと黙ってから」
エレン「・・・・!ああ、そう言えばお前なんか色々喋ってたな。わりぃ、考え事してたから聞いてなかった」
ヒストリア「!」
エレン「なんて言ってたんだ?」
ヒストリア「!え、えっと・・・スピード速かったら言ってねとか。今日は寒いねとか。木が滑るから気をつけてねとか・・・かな」
エレン「ふ~ん」
ヒストリア「・・・ごめんね。エレンがスピードあげてくれって言ったとき私が変にエレンに気を使ったから」
エレン「別にいいよ。ドベの心配してくれてたんだろ」
ヒストリア「・・・ねえ、エレン」
エレン「ん?」
ヒストリア「エレンって・・・ミカサに合わせてるからドベなの?」
エレン「・・・」
ヒストリア「さっきの立体起動の動きすごかったし・・・」
エレン「・・・それじゃあまるで俺が訓練で手を抜いてるみたいだな」
ヒストリア「!そ、そんなつもりじゃないよ!!」
エレン「フッ・・・お前の想像におまかせするよ」
ヒストリア「・・・」
エレン「・・・なあ、そろそろゴール近いんだけど・・・一つ質問してもいいか?」
ヒストリア「なに?」
エレン「おまえ・・・・俺とどっかで会ったことあるか?」
ヒストリア「・・・え?」
エレン「・・・いや、忘れてくれ」
ヒストリア「?」
ーゴールー
スゥ ザッ
みんな「!!」
エレン「ふぅ・・・着いた」
ユミル「ヒストリア!!」タタタ
ミカサ「エレン!」トトト
エレン「おろすぞ」
ヒストリア「ありがとう、エレン」トン
ユミル「ヒストリア!!心配したぞ!!」ガシッ
ヒストリア「えへへへ、ごめんね」
ミカサ「エレン!」ギュッ
エレン「悪い、遅くなったな」ナデナデ
ユミル「ヒストリア!コイツにおんぶされてたけど、どこか怪我してるのか!?」
ヒストリア「ちょ、ちょっと足を・・・」
ユミル「・・・おい!!テメェ!」ガシッ
ミカサ・ヒストリア「!!」
エレン「あ?」
ユミル「テメェが・・・テメェがやったのか」ギロ
エレン「(まあ間接的とは言え・・・)そうだな」
ユミル「!このっ!!」シュンッ
エレン「」スゥ
ユミル「!!」
エレン「教官に見られてるぜ・・・おまえ」
ユミル「!」クル
キース「」
ユミル「・・・チッ」スタスタ
キース「・・・遅かったな、貴様ら」
エレン「すいません、自分が立体起動を壊したためです!」
ヒストリア「!!」
キース「そうか・・・修理に出しておけ・・・いいな!!」
エレン「はい!!」
キース「レイス、貴様は怪我をしているのなら見てもらえ」
ヒストリア「は、はい!!」
キース「以上をもって訓練は終了だ!!解散!!」
みんな「はい!!」
ーーー
ーー
ー
ー食堂ー
-
- 123 : 2016/01/23(土) 22:56:59 :
サシャ「ヒストリア、大丈夫ですか?」
ヒストリア「うん、ちゃんと動くよ」クイクイ
ユミル「チッ・・・あのあくび野郎」
ヒストリア「コラッ!エレンのせいじゃないって言ってるでしょ!」
ユミル「だってよ!」
ヒストリア「・・・もう」ガタ
ユミル「!どこ行くんだよ!」
ヒストリア「ユミルうるさいから違うところで食べるの」ベー
ユミル「そんな・・・」
ライナー「(天使が行ってしまった・・・・)」シュン
ベルトルト「ライナー、顔に出てるよ」
ヒストリア「(どこにいるかな~)」キョロキョロ
エレン「ミカサ、今日の訓練でなんかあったか?」
ミカサ「?何もなかったけど・・・・」
ヒストリア「(いたいた)」スタスタ
エレン「いいか、アn「ここいいかな?」
エレン・ミカサ「!」
ヒストリア「ダメと言っても座るけどね」スチャ
エレン「ヒストリア、なんだ?おまえあっちで食べてただろ」
ヒストリア「ユミルがうるさいからこっちに来たの。それにエレンとミカサと話したいこともあるしね」
ミカサ「」ササ
ヒストリア「・・・ミカサ、そう恥ずかしがらないで」ニコ
ミカサ「・・う、うん」スゥ
エレン「で?話したいことってなんだよ」
ヒストリア「ん~まあ、ちょっとしたお話」
エレン・ミカサ「?」
ユミル「そんな・・ヒストリア」
ジャン「おーおー、ヒストリア様の優しい愛情ですかな?」
マルコ「仲間思いなんだよ。ヒストリアは」
ユミル「・・」ギリ
ヒストリア「というのはどう?」
エレン「却下」
ヒストリア「酷い!!」
エレン「ダメに決まってんだろ」
ヒストリア「ん~ミカサはどうおもう?」
ミカサ「!わ、私?」
ヒストリア「うん」
ミカサ「わ、私は・・・その・・・」モジモジ
ヒストリア「教官も話せばわかる人だと思うけど」
エレン「いや、そんな俺だけ特別みたいなことできるわけねェだろ」
ヒストリア「でも、いつまでもバレないとは限らないでしょ?」
エレン「バレたらごまかすんだよ」
ヒストリア「ごまかせるかな~?}
エレン「とにかく、なしだ」
ヒストリア「もう・・・」
ミカサ「」モジモジ
エレン「ミカサ、行くぞ」スタスタ
ミカサ「うん」トトト
ヒストリア「ん?女子寮に行くの?」
エレン「・・・そうだよ」
ヒストリア「なら、やってみたいことがあるんだけど」
エレン「・・・」
ー女子寮ー
ミカサ「・・・」チラ
ヒストリア「どう?ミカサ、寝れる?」
ミカサ「あ・・・その・・・・」
エレン「無理だよ。お前が添い寝しても」
ヒストリア「ん~なんかコツでもあるの?」
エレン「コツなんてねェよ」
ヒストリア「まいったな~」
エレン「だいたいどうしてお前がミカサの添い寝を試さないといけないんだよ」
ヒストリア「え?私でもいいなら今度から私がしようと思って」
エレン「・・・・は?」
ヒストリア「そしたらエレンは女子寮に来なくていいし教官に見つからいないように自分の寮に戻る必要もない」
エレン「・・・」
ヒストリア「エレンには助けてもらったからね、少しでも役に立てればと思ってるんだよ」
エレン「・・・・ありがとよ」
ミカサ「」
ヒストリア「まあ、最終的にはあr「却下だ」
エレン「ほら、わかったらそこどいてくれ」
ヒストリア「もう、全く」トン
ミカサ「・・・エレン」
エレン「ん?どうした?」ポン ポン
ミカサ「・・・」ギュッ
-
- 124 : 2016/01/23(土) 23:36:03 :
エレン「?」
ミカサ「(エレン・・・ヒストリアのこと好きなのかな)」モゾ
エレン「・・・」ポン ポン
・・・・30分後
ミカサ「」スースー
エレン「よし」クル スタスタ
ガチャン
ヒストリア「」スースー
ーーー
ーー
ー
ー教官室ー
キース「そろそろ、あの訓練をするぞ」
眼鏡教官「ん?ああ、アレですか」
教官「そうですね、そろそろ雪も積もる頃ですし」
眼鏡教官「今期は死者が出ないといいんだが」
キース「それは奴ら次第だ」
教官「人数は何人でしますか?自分の時は5人でしたが」
キース「・・・3人にするぞ」
眼鏡教官「3人とは・・・キースさんは厳しいですな」
キース「3人だ・・・1週間後までにチームを決めて行う」
眼鏡教官「はいはい」
キース「・・・フッ」
(続)
-
- 125 : 2016/01/23(土) 23:40:07 :
- エレン「お前を見捨てるくらいなら・・・死んだほうがマシだ」ギュッ
http://www.ssnote.net/archives/42871
続きになります!!
よろしくお願いします!!
-
- 126 : 2016/01/23(土) 23:47:35 :
- 期待です。頑張ってくださいね
-
- 127 : 2016/02/06(土) 17:30:52 :
- ここまで読みました!
現時点の感想は・・
3人ですか…エレン達いけるかな?
アルミンかヒストリア来ればいいけど……
続き見ます!
-
- 128 : 2017/10/25(水) 20:08:03 :
- こういうミカサもあり!可愛い(*≧з≦)
期待してます!
-
- 129 : 2018/05/16(水) 18:23:41 :
- ヒストリアにイラつく
-
- 130 : 2018/07/11(水) 09:01:45 :
- なにこのミカサ・・・超可愛いんですけど!!この先の話に期待してます!
-
- 131 : 2019/05/16(木) 16:50:57 :
- ミカサもっと頑張れよ~~いつまでもエレンに甘えてたらダメでしょ〜
-
- 132 : 2019/05/16(木) 16:51:35 :
- (°Д°)アッ…忘れてた
期待です!!!
-
- 133 : 2020/10/06(火) 09:21:26 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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害悪ユーザーカグラ
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何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=12
-
- 134 : 2023/07/04(火) 01:31:32 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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アカウントの譲渡について
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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