このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
苗木「弱くて忘却ニューゲーム」【安価】
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- 1 : 2015/11/13(金) 19:05:27 :
- 苗木クンは強いのでしょうか?
確かに強いのかもしれませんが、もとは普通の人間
忘れた何かを思い出せない弱い苗木クンでニューゲームしても面白いと思いますよ?
※初投稿です
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- 2 : 2015/11/13(金) 19:23:33 :
- 期待
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- 3 : 2015/11/13(金) 20:17:24 :
- タイトルに惹かれました! 期待です!
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- 5 : 2015/11/13(金) 21:07:05 :
- ......その学園は大都市の中心にそびえ立っていた
《私立 希望ヶ峰学園》
国が認めた選ばれた人が集まるまさに、人生の勝ち組が集結する学園...
そんな、すごい学園の目の前に、僕は立っていた
.....近くで見ると迫力がある.....
怖気付いてもいいほどだ
僕は、この学園に今日から入学する
........まずは、オーソドックスに自己紹介から始めたいと思う
僕の名前は..................
僕の名前は........
アレ?
ボクッテ、ダレダッケ.....
ココデナニシテルンダッケ....
アァ、ソウダ
ミンナコノガクエンデ
シヌンダ
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- 6 : 2015/11/13(金) 21:19:11 :
- 苗木「!」ガバッ
突如として訪れた夢に、僕は目覚める
苗木「はぁ.....はぁ......」
いや、ただの夢じゃない
悪夢だ
みんな、死ぬ?こんな環境にいるせいでそんな夢を見たのだろうか?
なんにせよ、今見たら本当に起こりそうで不吉だ
.........コロシアイ
それが、僕らに課せられた環境
閉鎖されている希望ヶ峰学園思しきとこに、僕らは捕らえられている
そんな中、自ら希望ヶ峰学園学園長を名乗るモノクマが現れ、僕らは....
コロシアイをしなきゃいけなくなった
僕は超高校級の幸運のはずなのに、これじゃ超高校級の不運だ...
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- 7 : 2015/11/13(金) 22:39:07 :
- コンコン....
だけど、最近変な映像が脳をよぎる....
苗木「...ちょっと待ってて」
.....ガチャ.....
ガチャリ
舞園「おはようございます!苗木クン!」
彼女.....舞園さんも含め、14人の不吉な
予感がする映像が見える
と言っても、ほとんど砂嵐で見えていない
だけど...不吉な予感はするんだ
絶対、その映像通りにはしてはいけない.....
そんな気が......
舞園「苗木クン?」
苗木「えっ?」
舞園さんの呼び声に現実に引き戻される
舞園「もう、苗木クンったら!いくら話しかけても返事してくれないんですから!」
苗木「あっ、あれっ?あはは...ごめんね」
舞園「いえいえ!気にしないでください!」
舞園さん.....
中学が一緒、ただそれだけの関係だけど...
この環境では、なんとも頼もしい関係だ
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- 8 : 2015/11/13(金) 22:46:59 :
- 苗木「ここじゃ、なんだしさ...どこが別のところで話さない?」
舞園「えっ?私は別に苗木クンのお部屋で構いませんよ?」
そっ、それはそれで緊張するなぁ...
部屋で2人きり.....
苗木「やっ、やっぱり移動しない?ちょっと気分を変えたいんだ!」
舞園「えぇ!わかりました!では、どこに行きましょうか?」
監禁されて3日目...
この生活に慣れてきた気がする...
最も、嫌な成果だけど...
苗木「食堂...とかで、いいんじゃないかな?」
舞園「そうですね!では、行きましょう!」
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- 10 : 2015/11/15(日) 20:43:25 :
- 大和田
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- 11 : 2015/11/17(火) 21:46:51 :
- 苗木「あれ?不二咲さんと、大和田クン?」
不二咲「あれ?2人ともどうしたのぉ?」
大和田「あぁ?.....おう、確か...お前は苗木、そっちの女は舞園だったか?」
舞園「はい!合ってますよ!だけど、そっちの女とかはやめてほしいです」
大和田「........気をつけるよ、ったく」
......珍しいな、不二咲さんと大和田クンが2人でいるなんて....
..........ん?珍しい、のかな?
確かに、男子と女子だからあまり見ない光景ではあるかもしれないけど...
...........いや、違う
.........もっと違うことに違和感が感じる....
一体何に......?
不二咲「ーーー苗木クン?」
苗木「えっ?」
不二咲「どっ、どうしたのぉ?なんか、怒ってるの......?」
苗木「いっ、いや違うんだ....ごめんね、変な心配させて」
大和田「なんだ?なんか悩み事でもあんのか?気難しい顔しやがって」
みんな、心配してくれたのか....
......きっと僕の考えすぎか.....忘れよう
舞園「苗木クン、今日大丈夫ですか?具合が優れないんですか?」
苗木「ちっ、違うよ!ただ、考え事しててさ....」
大和田「考え事だぁ?...そういうのは自由だけどよ、あまり女の前で見せてやんなよ」
大和田「...心配しちまうぞ。女泣かせる奴は許さねえからな?」
苗木「ごっ、ごめん...あっ、不二咲さんも舞園さんもごめんね...」
舞園「わっ、私は気にしませんよ!なにか、相談できることならいつでも言ってくださいね!」
不二咲「......あっ、僕もできる限り協力するように頑張るからね!」
あはは...なんだか、周りに助けられてばかりだな...
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- 12 : 2015/11/17(火) 22:02:40 :
- 舞園「.....そうだ!なんなら、みんなでお話ししませんか?」
大和田「おはなしだぁ?」
舞園「はい!お互い、相手のことを知る事で協調性が高まるじゃありませんか!」
舞園さん、うまく場の空気を変えてくれてまとめてくれた...さすがだな...
大和田「そういうもんか?よく、わかんねぇなぁ......そういうきょーちょーせいってみたいなものはよ」
不二咲「みんなで協力するためだもんね!.....でも、何を話すのぉ?」
ここは、手助けしないと...さっき助けてもらったし
苗木「無難に...自己紹介みたいなのをしたらどうかな?」
舞園「いいですね!それじゃ、コホン...私から」
舞園「私は舞園さやかって言います。アイドルグループのメンバーです。超高校級のアイドルとして招待されました!」
舞園「うーんと、あっ!私、エスパーです!」
不二咲「えぇっ!?」
大和田「.....なんじゃそりゃぁ!?」
.....不二咲さんは興味津々のように目を輝かせている
一方、大和田クンは少し混乱している様子だ...
まぁ、僕も初めて聞いたときは困惑したし仕方ないかも...
舞園「例えばそうですね...不二咲さんは何か悩み事がありますね?」
不二咲「えぇ.....!どっ、どうして!?」
舞園「うーん、身体的な悩みでしょうか...そこら辺をお持ちですか?」
不二咲「あっ、あぅ!なっ、なんで、わかったのぉ!?」
舞園「私、エスパーですから」
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- 13 : 2015/11/17(火) 22:11:45 :
- 不二咲「うっ、凄いなぁ....!図星だよぉ!....えっと、ちなみに具体的にはわかるのぉ.....?」
舞園「いえいえ!そこまではさすがに...」
不二咲「そっ、そうなんだ....」ホッ
そういうと、不二咲さんは安堵の表情を浮かべた...
よっぽど知られたくなかったのかな?
舞園「大和田クンは何か、強い劣等感を持っていませんか?あれより弱い...あれより凄くない...といったものを」
大和田「っ!おっ、おめぇ....!?」
舞園「とても気にしている悩みですかね?具体的にはわかりませんけど」
大和田「マジか、お前......」
舞園「だって、エスパーですから」
舞園「苗木クンは...何か不可思議な事に悩まされていませんか?」
苗木「えぇっ!?」
舞園さんには、いつも驚かされる...
舞園「どんなことかはわかりませんけど、今まで体験したことないものですよね?」
ずっ、図星....ジャストミートしてる...
舞園「私、エスパーですからね!」
舞園「すみません、ただの勘でした!」
苗木「!?」
大和田「!?」
不二咲「!?」
みんなの反応見ている限り、図星なのが逆に凄い...
勘だけでここまで...
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- 14 : 2015/12/27(日) 20:34:46 :
- 舞園「じゃあ、次は苗木クンから!」
苗木「えぇっ!僕?...うーんと」
突然指名されて、なぜか緊張してしまった
苗木「苗木誠です...えっと、普通の高校生なんだけど...人より少し前向きが取り柄かな」
大和田「へぇ、良い取り柄だな」
苗木「うーん、一応抽選枠の超高校級の幸運で呼ばれたんだけど...なんだか、あんまりパッとしないっていうか...」
舞園「幸運って逆に凄いですよ!」
苗木「そうかな...?」
たとえ舞園さんでも、何故かすごいとは思えないのが僕の才能だ
苗木「好きなものは、大体みんながすぐパッと思いつく人気No.1の物が僕の好きな物...かな」
不二咲「うーん、僕は思いつかないやぁ...」
苗木「特技もこれといってないから、何もできないけど...ごめんね」
大和田「いんや、お前はまともだから一番安心できそうっていう感じがするな」
大和田「俺はあいつといるのが一番居心地が悪りぃ...!あの、風紀野郎...!俺ばっか目ぇつけやがって!」
苗木「あはは...大和田クン、相変わらず石丸クンと仲が良い...」
................あれ?
..........................どうして?
どう、して?
どうして.....?僕は彼らの事を仲が良いなんて?
誰がどう見ても、仲が悪い犬猿の仲なのに...
大和田「あぁ!?俺とあいつが仲良いだぁ!?全然違ぇよ!」
苗木「いやっ、僕もそうだと思ったんだけど...」
不二咲「もしかして、あれかなぁ?ほら、喧嘩するほど仲が良いっていう...」
大和田「全っっっ然、違ぇよ!!!」
不二咲「ひっ!?ごっ、ごめなさい...」
大和田「あっ...いや、すまねぇ。俺もカッとなり過ぎちまった」
.....しまった、空気を悪くしてしまった...
大和田「.....チッ、俺ぁ部屋に戻る」
苗木「あっ、大和田クン...」
大和田「ついてくんじゃねぇよ」
そういうと大和田クンは、2度とこっちは振り向かなかった...
バタンッ!!!
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- 15 : 2016/12/13(火) 16:06:45 :
- ヌッ!
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- 16 : 2020/08/03(月) 01:59:56 :
- 放置中なのか失踪かな
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