十神「どけよ、プランクトン」大和田「何ィッ⁉︎」

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十神「どけよ、プランクトン」大和田「何ィッ⁉︎」

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1 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 07:53:30

今日は夏休み最終日…といってもほとんどその前に終わってますよね。
私なんか夏休み無以下略

・キャラ崩壊
・見切り発車
・短編の予定
2 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 08:08:03

大和田「どういう意味だッ⁉︎」

十神「言葉通りの意味だ。大海に漂うプランクトンのようなちっぽけな存在が何をしようが、広い海に影響を及ぼす事はない」

大和田「俺が…プランクトン…」

十神「わかったらさっさと…」

大和田「俺は…いてもいなくても変わらない存在…」

苗木「そうだよね。ボクなんか抽選で選ばれただけの凡愚だし」

朝日奈「超高校級っていってもそれしか能がないし」

葉隠「3割(笑)だし」

舞園「忘れられたらただの人だし」

十神「当たり前だろう。愚民共が【超高校級の完璧】である俺に肩を並べられると思っていたのか？」

桑田「超高校級の完璧様は俺たちの悩みなんかわかんねーんだろうな」

十神「知るかそんなもの」

不二咲「完璧じゃないじゃん。フヒヒッ」

十神「」

セレス「【完璧】でもこの程度だなんて…」

大神「我には力がない」

山田「僕らはみんな生きるべきではなかったんですな…」

腐川「ど、どうせこの学校に閉じ込めたのもあたし達をじわじわ死に追いやるためなんだわ…」

江ノ島「いや、そんな…」

霧切「ある日私が教室に行くと私の席に花が飾ってあったまたある日は机自体が無かった出席簿には横線が引かれていた新しいクラスに名前が無かった卒業式で名前を呼ばれなかった気がつくと家畜小屋に住んでたそこでも私は気にされなかった私はみんなから忘れられた私に生きる意味は無かった私は私自身にさえ必要とされなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は存在していなかった私は…存在してはいけなかった」

石丸「よし！死のう！」

みんな「おー‼︎」

十神&江ノ島「⁉︎」
3 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 08:19:02

江ノ島「ち、ちょっと待てって…もしかしたらどこか出られるところがあるかもしれないだろ？」

石丸「それはそうだな！よし、手分けして捜査だ‼︎」

・・・・・・・・・

苗木「とりあえずここから出られないってことはわかったね！よし絶望した！死ぬぞーー‼︎」

みんな「ヒャッハー‼︎」

江ノ島「いやだから待てってば！」

江ノ島「このまま待ち続けていれば…希望があるかもしれないだろ？」

苗木「キ…ボウ？」

江ノ島「希望！」

苗木「キ…希ボ……」

江ノ島「そう！その調子！」

苗木「だが断る」
4 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 08:29:15

大和田「そういやたしか監視カメラブッ壊したヤツはグレートな体罰だったな⁉︎」

桑田「抑えきれないこの衝動！オレの青春を白球に込めてFIRE‼︎」

ダダダダダダ

大和田「あぎゃぁぁあああ‼︎」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

桑田「アポポポポポポ‼︎」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

朝日奈「二人が蜂の巣に！」

石丸「彼らに続けーー！」

シーン

石丸「…」

モノクマ「えー、校則を変えます。監視カメラを壊してもお咎めナシです！」

全員「なんだって⁉︎」

モノクマ(こんな死に方されたんじゃ、死体が発見されても裁判開けないよ！)

十神「ふん、こr山田「これじゃ死ねませんぞぉぉぉぉおおおおお‼︎」

江ノ島「え？いいの？カメラ壊せばプライベートとか舞園「そんなことはどうでもいいんです！」えー…」

不二咲「そういえば焼却炉があったね。フヒヒッ」

みんな「！」

葉隠「葉っぱはよく燃えるんだべぇぇぇぇ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

山田「うおおおお！肉は焼くためにあるんですぞおおおお‼︎」ﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽﾄﾞｽ

腐川「く、腐ったものこそ焼却処分よぉぉおおお！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

セレス「このビチグソがぁぁぁぁああああああ‼︎」

朝日奈「お前(ビチグソ)はトイレで溺死してこい」

セレス「その手があったか‼︎」
5 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 08:36:24

焼却炉

石丸「！なんだこれは！開いてないではないか！」

葉隠「くそう！無駄足だったべ！」

霧切「開けろ開けろ開けろ開けろ開ーーーけーーーろーーーーッ！」ｶﾞﾝｯｶﾞﾝｯ

大神「我の力でも無理だ。当然のことだな、我には何もできない」

舞園「…こんなところにいても仕方ありませんね。他のところを探しましょう」

苗木「ったく…誰だよ焼却炉なんて言ったヤツは……」

不二咲「ごめんリー。フヒヒッ」

・・・・・・・・・

十神「…」

江ノ島「…」

十神「…お前…この状況を理解できるか？」

江ノ島「……むり。」
6 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 08:43:58

江ノ島「あ、戻ってきた」

十神「…おい、セレスと山田はどうした？」

朝日奈「ビチグソ(セレスちゃん)はトイレで山田は……」

朝日奈「山田は⁉︎」

葉隠「そういえばいないべ！」

みんな「まさか！」

焼却炉

バァーーーン

山田(焼豚)「」

舞園「まさか鍵を持っていたとは…」

石丸「おそらく彼が当番だったのだろう…」

不二咲「入り込む隙間すらないね。フヒヒッ」

苗木「くそう！順番考えろよ！」

モノクマ(これ…やばいんじゃね？)

モノクマ「え、えー…みなさん！二階を解放します！とっとと遊びに行ってください！」

モノクマ(自殺禁止……はできなさそうだね。そうなったら舌噛みそう)
7 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 10:38:50

朝日奈「プールだ！やったぁ！」

朝日奈「死ぬまで泳ごう！ひゃっほぉぉぉぉおおおおおおおおお‼︎」

朝日奈「‼︎脚つったー！ガボボゴガボボ……」

・・・・・・・・・

腐川「ここは図書室ね…私の本は……無い⁉︎なんでよぉぉおおおお⁉︎ラノベや漫画はあるのにぃぃいいいい！」

腐川「は！あたしハサミ持ってるんだったわ…えいっ！」ｸﾞｻｯﾌﾞｼｭｩｩｳ

違う本棚にて…

十神「…ほう、これは腐川の本か……」ﾁﾗｯ

十神「…」

・・・・・・・・・

不二咲「あれぇこんなところにダンベルが……フヒヒッ」

不二咲「頭の上に落とせば……フヒヒッ」

モノクマ(やばい！やばいよ！こいつらの自殺願望高すぎて手に負えない！かくなる上は……！)

モノクマ「オマエラ！全階層の全施設を解放します！頼むからみんなで楽しく生活してください‼︎」
8 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 10:51:56

大神「全施設が解放だと⁉︎こうしてはおれん！ぬおおおおおおお‼︎」

モノクマ(ふぅ、大神さんならきっと大丈夫だね……はっ⁉︎)

モノクマ(彼女が向かっているのは……)

モノクマ( まさか保健室 )

大神「ふっ…やはりあったなプロテイン」

モノクマ(なんだプロテインか…)

モノクマ(って違う！別の棚！それは毒！)

大神「ぬおお…最近のプロテインは…こんな味なのか……」

モノクマ(大神すぁぁああああん！！！)

モノクマ(キミの死に様は一生忘れないよ！教訓として‼︎)
9 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 11:08:22

舞園「楽しく生活ですって。苗木くん！」

霧切「苗木くんは私と生活するのよ。ね？」

苗木「え…えぇ……」

舞園「私ですよね！」

霧切「私よね！」

苗木「…ええっと……」

舞園「ちょっと霧切さん！でしゃばらないでください！苗木くんが困っているじゃないですか！」

霧切「あなたこそ大人しくしてなさいよ！苗木くんは私を選ぶのよ！それこそが世界の真理！」

舞園「そんなのデタラメですよ！あなたは一生一人で過ごすんですよぼっち！」

霧切「ぼっち…⁉︎…う…ぐすっ……
あ…あなたなんか枕じゃない！その地位を確立するためにどれだけ色目使ってきたのよ！」

舞園「枕なんてやってませんよ！このぼっち！」

霧切「私はいつかぼっちじゃなくなる日が来るわ！でも過去は変えられない！この枕！」

舞園「ぼっち！」

霧切「枕！」

舞園「ぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっちぼっち！」

霧切「枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕枕ぁ！」ｳｪｪｴｴｴｴﾝ
10 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 11:52:35

ナニヨコノーボカスカ

苗木「え…ケンカはよくないよ…」

モノクマ(いいよいいよ！このままどちらかが相手を殺して、ここにもう一人誰かくれば裁判だヒャッハー！)

石丸「何事かね⁉︎」

モノクマ(お前はお呼びじゃねぇよ風紀委員ーーッ！そしてなんで最初に『死のう！』って言ったヤツが未だに生きてんだよーーッ！)

苗木「あ、石丸クン！大変なんだ！あの二人が…」

グサッ

モノクマ&苗木「へ？」
11 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 11:54:22

苗木「ぐ、偶然通りかかった葉隠クンの頭のトゲが……！」

モノクマ「石丸クンの心臓部にグッサリと……！」

モノクマ(はっ！ここには3人以上いる！今こそ言える！言ってやる！)

モノクマ(アナウンス)『死体が発見されました！一定の捜査時間の後…』

苗木「いや、捜査も何も…犯人葉隠クンだから……」

モノクマ「……」

モノクマ(しまったぁ〜〜〜！大誤算だよ！)

モノクマ「えー、では人を殺した葉隠クンにはオシオキを……」

葉隠「タダで死ねるべ！ラッキー！」

モノクマ(ちくしょうやっぱそうなるか)
12 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 11:59:11

葉隠オシオキ

葉隠「この扉だべーーー！」

扉「ガブリ」

終わり
13 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:04:07

十神&江ノ島「何事だ⁉︎」

苗木「あ！二人共！葉隠クンが石丸クン殺してタダで死ねたんだよ！だからキミたちボクのために死んでよ。両得でしょ？」

十神「何を言っt舞園&霧切「私で良ければいくらでも！」

ﾊﾟｧﾝ…ﾊﾟｧﾝ…

舞園「」

霧切「」

モノクマ「」

戦刃「苗木くん聞いて。私は戦刃むくろ。江ノ島盾子の正体は実は私」

苗木「⁉︎……………そう……戦刃さんは、ボクたちを騙していたんだね……」

戦刃「！」

戦刃(苗木くんに嫌われた…)

戦刃(もう生きている意味なんてない……)

戦刃「死のう……」ﾊﾟｧﾝ

戦刃「」

モノクマ「」
14 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:23:51

十神「なん…だと…」

十神「あ…ありのまま今起こった事を話す!
『俺は江ノ島と共に階段を登ったと思ったら、江ノ島は実は戦刃で、自ら頭を撃って死んだ』
な…何を言っているのかわからないと思うが、俺も何がなんだったのかわからなかった… 」

十神「おいどういうことだ説明しろ苗木！」

苗木「ははっこんなところに拳銃が。やったねボク。最初で最後の幸運だ」ﾊﾟｧﾝ…

十神「苗木ーーーーーッ！」
15 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:30:37

十神「くそっ…苗木…」

モノクマ「……」

モノクマ「……えー、たった今生き残りが十神クンただ一人となりました」

十神「…そうか」

モノクマ「…えっと……」

十神「…正体を現すなら早くしろ。でなければ帰る」

モノクマ「！」

モノクマ「現すよ！現すからちょっと待って！」

江ノ島「…よっと。」

江ノ島「改めましてこんにちは。私が本物の江ノ島盾子ちゃんです。」

十神「！」

江ノ島「驚いてくれるんだ。優しいね。十神は…」

十神「江ノ島！上だ！」

江ノ島「え？」

不二咲「くたばれ黒幕ぁああーーーーーーーッ‼︎‼︎」
16 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:34:42

不二咲「この時を待っていたッ！人数が少なくなり！黒幕が現れるこの瞬間をォォォ‼︎」

不二咲「貴様とて頭を潰せば生きてはおれまい！」

不二咲「ダンベルだッ！」

ﾄﾞｸﾞｵｵﾝ!!!

江ノ島「うぐうっ」

江ノ島「」

十神「江ノ島！」

十神「おい不二咲！これはどういう……」

不二咲「…」ﾎﾟﾀｯ…ﾎﾟﾀｯ…
17 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:44:00

十神「不二咲…お前……」

不二咲「…十神君」

不二咲「…実は僕は黒幕の目を欺くためとはいえ致命傷を負っていてね……もう長くないんだ……」

不二咲「…出入り口は、このスイッチで開くから……」つ脱出スイッチ

十神「不二咲……！
お前のスイッチ、有り難く使わせてもらうぞ！」
18 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:48:11

不二咲「十神君…最後に聞いてもらいたい事があるんだ……」

十神「…なんだ？いくらでも聞くぞ？」

不二咲「…僕…本当は男なんだ……」

不二咲「背も小さいし力も弱くて……それが恥ずかしくて女の格好をしてたんだよ……」

不二咲「でも、希望ヶ峰学園に入ったら『強くなりたい』『ありのままの自分と向き合いたい』と思ったんだ……！」

不二咲「ねぇ…僕……強くなれたかな……？黒幕を殺して……」

十神「…ああ。お前は強かっt不二咲「…ふふっ…十神君は嘘が下手だね。」

不二咲「わかってたんだ…僕だって…いや……今、わかったのかな……」

不二咲「力だけが全てじゃない……本当の強さは心……他者の為に使う、それこそが強さなんだとね……」

不二咲「…改めて…聞く、よ……」

不二咲「……僕は……強く…な………」
19 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:52:30

・・・・・・・・・

エントランスホール

…もちろんだ…不二咲……

お前は最期にそれに気づくことができた…

だが…

……それに比べて…俺は弱いな……

原因を作ったのも……発言の責任をとれなかったのも……俺が弱いからだ……

俺は…変わらなくてはならない。

そして……
いつの日か全ての人を救ってやる……！
どんな小さな犠牲もない世界を作ってみせる‼︎

だから…待っててくれ……

「 ──────」
20 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:55:52

おわり
21 : おしまい : 2015/08/31(月) 12:56:33

何これ胸熱
(・ω・｀)乙
22 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:59:03

見切り発車なので細かいところが変ですが…なんとか終わりました

命は一つしかありません
どのように使うかは自由ですが、自ら命を絶ってはいけません

閲覧して下さった皆様、ありがとうございました！
23 : ライチィソルト伯爵 : 2015/08/31(月) 12:59:45

>>21
コメントありがとうございます
とても嬉しいです
24 : さっとん@動く : 2015/09/02(水) 07:39:44

これは絶望が２割増でしたね……間違いない
25 : ライチィソルト伯爵 : 2015/09/03(木) 08:00:36

>>24
そうなんですよねぇ……
この時点でもう……
26 : ベータ : 2015/09/04(金) 19:24:02

お疲れ様でした‥！！
27 : 霧兎@ガンガン行こうぜ！ : 2015/09/05(土) 00:21:55

お疲れ様です！
28 : ライチィソルト伯爵 : 2015/09/05(土) 20:28:10

>>26-27
ありがとうございます！
29 : 白鬼派のバカな末っ子hozuki : 2017/03/20(月) 12:26:37

自殺は黒縄地獄に落ちます！絶対ダメです！好きな漫画とかアニメの続き見れませんよ！