エレン「理由なんてないけど。」
- 進撃の巨人
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- 1 : 2015/08/01(土) 11:47:45 :
- http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/archives/37542#res_num45
の番外編です。エレアニ注意!上のはエレアニ要素薄いです。
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- 2 : 2015/08/01(土) 11:54:38 :
- 〜進撃大学・玄関前〜
エレン「……でかい」
エレン(ていうか俺のクラスに同高の奴いないじゃん…不安なってきた)
エレン(でもコレも教師になる為!いっそ友達ドーンと作って
「痛っ!」
エレン「あ、すいませんっ!…って」
エレン(すげえ綺麗な人だ……)
「別に平気だよ。じゃあね」
エレン「えっあっハイ!」
「…変な人だね」
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- 3 : 2015/08/01(土) 12:05:49 :
- エレン「…っと教室行かねえと」
〜教室〜
エレン「……」ポツン
エレン(はあ…どうしようどうしようどうしよう……)
エレン(隣誰だろ…優しい人ならいいけど……)
ガタッ
エレン「あっ」
??「……朝の…」
エレン「え、えっと…エレン・イェーガーです。よろしくお願いします。」
アニ「アニだよ。アニ・レオンハート。」
エレン「アニ……」
「おーい!!アニーー!」
アニ「…なんだジャンか。」
ジャン「なんだとは失礼だな。ん?なんだこの隣の男は?」
エレン「えっ」ビク
アニ「エレンだよ。エレン・イェーガー。」
ジャン「ふーん」
エレン(な、なんだこの人…)
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- 4 : 2015/08/01(土) 12:11:01 :
- エレン「と、友達?」
アニ「友達っていうか…高校の時妙に寄ってきたというか……」
ユミル「ジャンの初恋はアニだもんな!」
ジャン「うるせえ!いつからいたんだよ!」
アニ「えーと…この子はユミル。」
ユミル「えーと、エレン?よろしくな!」
エレン「よろしくです。」
エレン(聞いてるとジャンの片思い、か。)
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- 5 : 2015/08/01(土) 18:26:00 :
- ユミル「……」
ユミル「エレンって高校の時友達いた?」
ジャン「おい聞くなよ。思い出したくない事は根掘り葉掘り聞くもんじゃねえよ。」
ユミル「そうか…ごめんなエレン。」
アニ「これから作っていけばいいさ…。」
エレン「あの……」
エレン「高校の時とか…友達いたんだけど…普通に。」
3人「「「………」」
ユミル「なんか…ごめん。」
ジャン「悪い…」
アニ「…ごめんよ。」
エレン「あ…はは、大丈夫だ。」
ユミル「じゃあ改めて自己紹介いくか。」サラっ
アニ「あんたのそういう切り替え早いトコ、嫌いじゃないよ。」
ユミル「お?そうか?」
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- 6 : 2015/08/01(土) 18:32:35 :
- ユミル「まあ自己紹介っていうか…エレン、お前のこと教えろよ。」
エレン「は!?」
ユミル「こっちも教えるぜ。『男子高校生ジャン、アニへの届かぬ想い。』」
エレン「! じゃあ…えっと俺は小さい頃から
ジャン「おい待て。」
ジャン「それ俺圧倒的に損じゃねえか。」
ユミル「はは、冗談だって。エレン、そんな事しなくてもしっかり教えてやる。耳貸せ。」
ジャン「おい!」
エレン「あ、じゃあ俺から質問するけどいいか?」
ユミル「なになに?」
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- 7 : 2015/08/01(土) 18:38:40 :
エレン「アニは今好きな人いるのか?」
アニ「」
ジャン「え」
アニ「今日あったばかりの女の子に恋愛事情を聞くとはね…」ハア
エレン(ため息!?)ガーン!
エレン「わ、悪い。」
アニ「……今朝ぶつかった奴」ボソ
エレン「え?」
アニ「別にいいだろ。始業式始まるよ。」
エレン「あ、ああ。」
エレン(い、いるのか!?誰か!)ハラハラ
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- 8 : 2015/08/01(土) 18:49:36 :
〜放課後〜
ユミル「初日って早く終わって楽だよなー」
ジャン「どっか寄ろうぜ。カフェとかさ。」
アニ「……。」
エレン「……。」
ユミル「お前ら2人はずっと無言だなー。」
エレン「ちょっと悩み事があってな。」
ジャン「へー。」
ジャン「あ、ここ入ろーぜ。」
カランカラーン
エレン「俺コーヒー。ジャンは?」
ジャン「俺は紅茶派だ。あの味はたまらん。」
アニ「ここ紅茶ないよ。」
ジャン「えっマジかよ…じゃあ〜」
ジャン「これだ!このプレミアムビックパフェ!」
ユミル「じゃあ私もそれにしよ。アニはコーヒー?」
アニ「コーヒー。」
エレン「ジャン…ユミル…それ大きい上に高くね?」
ユミル「いーのいーの!店員さーん!」
エレン「腹壊すぞ…」
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- 9 : 2015/08/01(土) 19:01:55 :
- ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー
〜街中〜
ユミル「う''っ……」ぐるるるる
ジャン「ト、トイレ……」ぎゅるるるる
ユミル「じゃあ二人共…待ってて…くれ」ダッ
アニ「…言わんこっちゃない。」
エレン「はは…(二人っきり…)」
アニ「……エ、エレンさ!LINEやってる!?」
エレン「え、やってるぞ。」
アニ「交換とかしない!?」
エレン「! いいのか!?」
アニ「えっと…✖︎✖︎✖︎のー」
エレン「わわわ」
ーーーーーーーー
ーーーー
ー
エレン「試しに送ってみていいか?」
アニ「どうぞ。」
エレン「……」
エレン「えーと、なんで送ろう。」
今…伝えたいことを
エレン「………。」
伝えてみよう
ピロリーン
アニ「! えーと…」
=========================================
アニの事が本当に好きです。付き合ってください。
=========================================
これが
エレン「……」
アニ「ーえ」
伝えたいこと
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- 10 : 2015/08/01(土) 19:09:05 :
-
- 11 : 2015/08/01(土) 20:20:26 :
- アニ「えと…あの…す、」
アニ「少し、考えさせてください!」ダッ
エレン「…」
エレン「……ハッ!俺何してたんだっけ!?」
エレン(そうだ…アニにLINEで好きって…ん?)
エレン(え?俺…)
エレン「告った…の?」
ジャン「エレーン!悪い悪い待たせた!」
ユミル「ん?エレンお前大丈夫か?顔赤いぞ。」
エレン「」
ジャン「ん?アニがいねえな。」
エレン「」
ユミル「どうしたんだよ。ってうわっ今度は青白くなってやがる。」
エレン「…実は」
〜☆説明チュー☆〜
ユミル「つまりエレンは今日あったばかりの女に」
ジャン「いきなりLINEで告白したと。」
エレン「……バカなことした…………」
ジャン「まあ結果は…目に見えてるな。」
ユミル「せめてもっと時間が経ってから告ればいいものを…。」
エレン「はあ…」
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- 12 : 2015/08/01(土) 20:29:44 :
- ーーーーーーーー
ーーーー
ーー
〜エレン宅〜
ドタドタドタドタバンッッ!
カルラ「あ!コラ!エレン走んないの!」
in部屋
エレン(やっちまった)
エレン(明日どんな顔して会えばいいんだよ……ぼっち確定じゃん…)
ピロリン♪♪
エレン「!」ビク
エレン「そーっと…そーっと……」
エレン「エイッ!(> <)」ぱかっ
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今日はびっくりした。
朝ぶつかってきた男が自分の事が好きでその上
私もそいつの事が好きだったから。
だから、付き合いたい
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エレン「」
エレン「」
エレン「」
エレン「え?」
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- 13 : 2015/08/01(土) 20:39:17 :
- 〜進撃大学〜
エレン(え…何コレ何コレ)
エレン(へんじ?返事をするべきなの?)
アニ「…エレン」
エレン「はい!?」
アニ「返事、待ってんだけど。」
エレン「え!あ!あの!」
エレン「あ、アニのことが大好きです!つきあってください!」
アニ「」
アニ「とても嬉しいよ…でもねエレン。」
アニ「ここ教室。」
「お幸せにー!」 「後で話聞かせてね!」 「ヒューヒュー! 「リア充爆発しろー!」
エレン「あ」
エレン「……ごめん。なんか色々…」
アニ「いい。」ギュッ
エレン「えっ」←ギュッとされてる
アニ「嬉しさでいっぱいだから。」
エレン「アニ。ここ教室。」
アニ「知ってる。」
エレン「あの…だからあの…」
エレン「胸が当たってるんですケド…」
アニ「!??///」バッ
エレン「ぐえっ」
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- 14 : 2015/08/01(土) 20:46:25 :
- エレン「…ゴメンナサイ」
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ーーーーーーーー
ーーー
〜放課後♪〜
アニ「…ここだよ。」
エレン「ほう…」
アニの家に来ている。
エレン「ん?こ両親は?」
アニ「一人暮らし。だからつまり…あの…」
エレン「…完全な二人きり……」
アニ「あ、学校明日休みだからさ…と、泊まりなよ。」
エレン「え!?いいのか!?じ、じゃあ」
アニ「で、でも!《そういう事》はダメだから!」
エレン「…はい。」シュン
-
- 15 : 2015/08/01(土) 20:53:38 :
- アニ「ご飯作るよ。えと…チーズハンバーグでいい?」
エレン「おう!」
〜1時間後〜
エレン「うまい…!上手だなアニ!」
アニ「そ、そんな事ない」テレッ
エレン「何個でも食えそうだ……」
アニ「ありがと。」
エレン「……」じー
アニ「? どうしたのエレ…んっ」
エレン「ん………」チュウウゥ〜
アニ「っ…エレ…んっ…ぷはっ!」
アニ「エ、エレン……///」
エレン「わ、悪い。つい」
アニ「ううん…嬉しいよ」
エレン「/////」まっか
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- 16 : 2015/08/01(土) 20:59:17 :
- 〜お風呂上がり〜
アニ「じゃあ…えっと、寝ようか。」
エレン「おう。」
アニ「…ねえエレン。」
アニ「キスして…ほしい」
エレン「…なあアニ」
アニ「え?」
エレン「お前、男が好きな子と二人っきりで泊まって、我慢できると思うか?」
アニ「え?エレンー」
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ーーーーーー
ーーー
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- 17 : 2015/08/01(土) 21:06:53 :
- 〜数年後〜
エレン先生「進撃小学校…」
ジャン先生「四人とも見事に同じ学校だな。」
ユミル先生「まあよかったじゃんか。」
エレン先生「行こうぜ、学校。」
アニ先生「…ねえエレン。」
エレン先生「ん?」
アニ先生「エレンはなんで」
アニ先生「私を好きになったの?」
エレン先生「……んー……」
『痛っ!』
『す、すいません!』
エレン先生「理由なんてねえよ」
エレン先生「運命だったんだ。」
【完】
-
- 18 : 2015/08/01(土) 21:08:13 :
- ふう〜!
恋愛モノは初で、読みにくかったらゴメンナサイ!
ありがとうございました!
-
- 19 : 2015/08/03(月) 01:01:09 :
- 途中から槍投げすんなwww
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- 20 : 2015/08/03(月) 12:48:15 :
- >>19
恋愛モノが不得意ということが書いててよ〜くわかったwww
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- 21 : 2017/11/14(火) 16:15:55 :
- 過去?未来?
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