この作品は執筆を終了しています。
アルミン「星のような親友」☆おまけ後編あり
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- 1 : 2015/07/22(水) 21:36:54 :
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「お前に出会えて…良かっ…」
バクッ
アルミン「うわあああああああああぁぁ」
目に映るその光景は
僕の人生で一番恐ろしかった。
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前回の続きからとなっております
前回はエレン主人公でしたが、今回はアルミン主人公です
今回もエレンとアルミンの友情を詰め込みたいと思います☆
エレン「オレの自由の翼」
http://www.ssnote.net/archives/37410
↑こちらから読んでいただけたら嬉しいです
読まなくても話自体に影響はないので大丈夫です
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- 3 : 2015/07/22(水) 22:41:08 :
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ーー嘘 だ。
『これはきっと悪い夢か何かだ』
人は何か嫌なことがあるとすぐに現実逃避をしようとする生き物だ。
それは僕も含まれる
今まさに僕がそうだ
これは夢だと必死に思おうとした。
こんなの現実なわけがないだろう
早く目を覚ましてくれ!
そう願っても
先ほどの嫌な光景がフラッシュバックされるばかりだ。
「大丈夫か、しっかりしろ、アルミン!」
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- 6 : 2015/07/22(水) 23:07:37 :
一瞬、エレンの声にすら聴こえた
それくらい僕は今、エレンを求めていた。
アルミン「コニー…?」
コニー「なんでこんなとこでひとりなんだよ?おまえ確かエレンと同じ班だよな」
アルミン「……ああ……うわあああああ」
コニー「お、おい…!?」
ユミル「おい、コニー。お前馬鹿なのはまだいーが、空気くらいよんどけ」
コニー「どういう意味だよ!この糞オンナ!」
ユミル「見ればわかんだろぉが。コイツはただ一人生き残った!他の奴らはみんな喰われちまったってことだよ!」
コニー「まだアルミンは何も言ってねーのに勝手なこと言うな」
ユミル「ふん…おい、劣等生。あのエレンも死んだのかよ?」
クリスタ「ちょっとユミル、そんなこと聞くなんて…!」
アルミン「…エレンは……」
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- 8 : 2015/07/22(水) 23:35:29 :
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ミカサ「アルミン…!」タタタ
ミカサ……だめだ
合わせる顔なんてないよ。
僕のせいでエレンはーーー
ミカサ「アルミン、怪我はないの?」
アルミン「ありがとうミカサ、大丈夫だよ」
ミカサ「良かった…無事で」ホッ
ユミル「まだ安心するのは早いぜミカサ。エレンの安否はわかんねぇーぞ?」
クリスタ「さっきから酷いよユミル。どうしたの?」
ユミル「アルミンみたいな奴見てると……イライラしてくんだよ!(過去の私を見てるみたいで)」
ミカサ「そうだった。アルミン、エレンはどこにいるの?」
アルミン「……ミカサ、ごめん。エレンは僕の…」
ミカサ「……」
ダキッ
アルミン「え、ミカサ…」
ミカサ「それ以上言わなくて…い…い…グスッ」
アルミン「ミカサ!」
ミカサ「アルミン。エレンが死んだのはあなたのせいじゃない。だから自分を責めないで」
ミカサ……
本当は悲しいのに
僕のために、必死に涙を堪えている……
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- 10 : 2015/07/23(木) 04:46:36 :
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そうだ…
ミカサだって普通の女の子なんだ
いつも冷静で、強くて、ずっと僕の憧れだった
でもミカサの強さは紛れもなくエレンという大切な人を守るためであり
エレンという存在がなければ彼女は強くはないのだ。
ダキッ
アルミン「ミカサ…我慢しないで」ナデナデ
ミカサ「アルミン…うっ、うっ、うえええん」
アルミン「(やっぱり我慢してたんだね。ミカサごめんね)」
…ねぇエレン
なんで僕なんかを助けたの?
足手まといで、役に立たない僕なんかを。
死ぬのは僕だけで良かったのに。
君のそういう死に急ぐところが昔から
危なっかしくて
大嫌いだった
でも誰よりもカッコ良く見えていた。
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~
「アルミン!大丈夫か!」タタタ
アルミン「う…大丈夫。ひとりで立てるから」
エレン「うわ…結構ひどい傷だな。家来いよ、手当てするから」
アルミン「……エレンはさ、僕なんかとつるんで恥ずかしくないの!?」
エレン「は?何言ってんだよ…」
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- 11 : 2015/07/23(木) 09:41:36 :
アルミン「どうなの!」
エレン「アルミンは凄い奴だ!恥ずかしいわけないだろ!」
アルミン「でも…僕は…」
エレンに迷惑をかけてばかりだ
弱虫で泣き虫で臆病で…
いつもエレンの背中を見てばかり。
本当は僕も肩を並べたいのにーー
自信を持って君の友人だって言いたいのにーー
ーーーーーー
……結局、今も僕は何も変わっていない
エレンは自分の命なんか顧みず、僕を助けてくれた。
そして君が最期に言った言葉……
『お前が…教えてくれたから…オレはーー』
“外 の 世 界 に”
嬉しかったーー
あの時約束した夢を覚えてくれていたから。
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- 12 : 2015/07/23(木) 13:42:43 :
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けどエレンはもうこの世界にいないーー
夢だって、エレンがいなければ意味なんてないのに……
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ーー
ー
「アルミン、大変です!補給本部に巨人が群がってるんです…!」
アルミン「サシャ…!?ごめんボーッとしてて…」
サシャ「一緒に先陣を切りましょう…!」
アルミン「もう無理だよ……」
ミカサ「アルミン、諦めては駄目!私達は生き残った……皆やエレンの死を無駄にしてはいけない」
アルミン「ミカサ……ごめん」
サシャ「ミカサ…!」
ミカサ「(エレン……私達は強く生きる)」
ーーーーーーーーーーー
…その後ミカサはみんなを説得し、
なんとか本部までたどり着くことができた。
僕が考えた作戦で本部に侵入した巨人を倒すことにも成功した。
ミカサ「またアルミンは私達を救ってくれた。ありがとう」
アルミン「え…?」
マルコ「訓練兵のときも、アルミンの作戦で何度も救われたよ」
アルミン「そうかな……こちらこそありがとう」
僕が皆を救った…のか?
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- 13 : 2015/07/23(木) 14:34:05 :
もし救えたのなら、僕はすごく嬉しい
…でも僕は最期までエレンを救うことは出来なかった
僕は何度も、何度も、何度も…エレンに助けられたのに
僕は何も君にしてあげられなかった…
ねぇ……神様
エレンを返してください。
僕の命と引き換えで良いので、
返してくれませんか?
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- 15 : 2015/07/23(木) 16:39:10 :
ウオオオオオオオオォォ…‼
…突然、地響きとともに
叫び声が聞こえる。
「なんだ…!?」
「すぐ近くで巨人が巨人を殺している…!」
どうやら様子が変だ
僕は割れた窓ガラスに顔を覗かせてみた。
ウアア…ウア…!
ゴ…シ…ヤル…!
…15メートル級の巨人が、3メートル級の巨人を殺している光景。
次から次へと巨人が殺されていく…
みんなそれを見て唖然としていた。
どうやらこの謎の巨人は、感情があるようだ…
『怒り』という感情…
アルミン「ミカサ…あの巨ーー」チラ
ミカサ「……!」
ミカサの瞳が生き生きとしている…
ミカサ「…この巨人がいれば、もしかしたら私達が戦わなくても巨人を駆逐することができるかもしれない…」
アルミン「あの巨人を…利用してみよう!」
ジャン「おいアルミン、まだあの巨人の事なんもわかんねぇのにリスクでかすぎんだろ!」
アルミン「でも、成功したらこれまでに亡くなった兵士の仇がとれる…!」
エレンの仇がとれるかもしれない…
バ タ ッ…
アルミン「あっ…」
ジャン「あーあー。もうコイツ力尽きたみてーだな」
アルミン「そんな……」
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- 17 : 2015/07/23(木) 17:47:00 :
ミカサ「…!」
アルミン「…え!!」
エレン「……」
アルミン「あ…あ…」
巨人のうなじから出てくる
その姿を僕は見逃さなかった
そして僕らはエレンの心臓の音を確認した。
ドクン ドクン…
ミカサ「うわぁぁああん」ギュー
アルミン「…生きてる…うっ…ああっ…!」ギュ
僕は強く手を握りしめた
君の手の温度を久しぶりに感じることができた
温かい……
もうこの手をずっと
離したくないよ
きっと離したらまた君は遠くへーー
僕を置いて行ってしまう。
いつも届かなくて…
見上げているだけで
捕まえることも、追いつくこともできない
そう、君は……
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- 18 : 2015/07/23(木) 18:10:09 :
ギラギラと燃えて消えるようなーー
真っ暗な闇を照らすようなーー
エレン「…ぁ…」パチリ
…遠くて儚いーー
エレン「……アルミン、オレ、生きていて良かった」
アルミン「エレン!……うわぁぁああん!」
エレン「…ただいま…アルミン」
アルミン「おかえり…エレン…!」
星のような存在。
ーー君は僕が目指すべき星だ……。
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- 19 : 2015/07/23(木) 18:19:05 :
『星 の よ う な 親 友』
ーTo be continuedー
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- 20 : 2015/07/23(木) 18:26:20 :
ーあとがきー
ここまで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございます
期待のコメントや、お気に入りの登録など…とても感動しました☆
次回の執筆はまだ未定ですが、続きを書こうかなと思っております
また他の作品でお会いできたら嬉しいです♪
ありがとうございました!
【梅田茉莉】
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- 21 : 2015/07/25(土) 07:09:04 :
〜ちょっとしたおまけ後編〜
読んでくださったみなさんに感謝の気持ちを込めて、執筆します
『数年後のエレンとアルミンのお話』後編です
エレン「オレの自由の翼」
http://www.ssnote.net/link?q=http://www.ssnote.net/archives/37410
↑のおまけ前編の続きになっております
前編から読んでもらえたら嬉しいです☆
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- 22 : 2015/07/25(土) 07:16:33 :
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僕は絶対に君を孤独にしたくないーー
ーーーーーー
ーーー
ー
ハンジ「…それで、相談とは何かな?」
アルミン「エレンの事について…なんですけど」
ハンジ「エレンか……」
ハンジ「彼には、今まで無理をさせてきてしまったね」
アルミン「はい……まさかあんな代償があるとは思っていませんでした」
アルミン「僕の憶測だと…エレンは2000年、あの姿のまま孤独に生きることになると思います」
アルミン「だから……何とかして、エレンが後2000年幸せに生きれるようにしてあげたいんです」
ハンジ「エレンはやっぱり、君みたいな『親友』という存在が必要なんじゃないかな?」
アルミン「僕の代わり……」
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- 23 : 2015/07/25(土) 16:44:19 :
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ハンジ「とは言っても、『普通の人間』の寿命は80年弱だ。2000年もエレンの傍にいてあげられる人間なんていない」
アルミン「……僕もエレンと同じになれればいいのに」
ハンジ「いいの? 2000年も生きるなんて絶対辛いと思うけど」
アルミン「エレンと一緒なら、辛くても幸せです」
ハンジ「はは……君たちは本当にお互いが大切なんだね」
ハンジ「実はエレンも私に相談しに来たんだよ」
アルミン「えっ」
~~~~~~~~
~~~~~~
~~
エレン「オレは、アルミンやミカサがいない2000年を生きる意味なんてあるんですかね?」
エレン「オレ……独りは嫌だ。あいつらが先にいなくなはるなんて嫌だ……」
ハンジ「私がもし、エレンの立場だったらちゃんと生きるよ。せっかくある命だし……2000年あれば色んな研究もできるしね。エレンももっと前向きになりなよ」
エレン「……」
ハンジ「でも、私は君たちのような友情で結ばれる相手が居なかったから……こんなことが言えるのかもしれない」
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- 26 : 2015/07/31(金) 06:55:45 :
ハンジ「そうだ…ミカサやアルミンにも巨人の能力を与えるのはどうかな? 地下室に確かあったよね?」
エレン「それはだめです。巨人化の能力を使いこなせる人間は限られているじゃないですか。オレは母さんの子だったから使いこなせる事ができた」
エレン「それに、あいつらをオレのために巻き込むことはしたくないんです。昔からあいつらはオレを心配して付いてきてくれた…けどもうオレは自立しなきゃいけない」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アルミン「そんな事言ってたんですか」
ハンジ「うん。結構いろんな話をしたよ。昔の思い出とかも聞いたし」
ハンジ「エレンは君たちがいて、本当に幸せ何だって事がわかったよ」
アルミン「けど…エレンが言ってることは1つ間違っています」
ハンジ「?」
アルミン「僕とミカサは巻き込まれてなんかいないんです。僕達はエレンと同じ場所にいたいから…ついていくんです」
アルミン「だから僕はエレンの為なら何でもできます! 他人の命も、自分の命も捨てることができます。エレンがそれを望んでいなかったとしても」
アルミン「ミカサもきっと僕と同
じです」
ハンジ(この子達はどうやったら幸せに生きれるんだろうか……)
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- 27 : 2015/07/31(金) 17:55:18 :
数十年後…
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- 28 : 2015/07/31(金) 18:01:28 :
―墓の前―
エレン「……」
ミカサ「……」
エレン「享年83年…長生きしたよな…アルミン」
ミカサ「エレン…アルミンはまだ死んでいない」
エレン「…おいミカサ、気遣わなくていいから。こうなることは覚悟していたんだから…」
ミカサ「違う。エレン、この手紙を読んで」
エレン「手紙…?」パラッ
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- 29 : 2015/07/31(金) 18:04:23 :
親友の君へ
君の第一印象は酷かった。
目も合わせようとしないし、僕が勇気を出して挨拶をしてもそっぽを向くもんだから
きっとこの人も僕と仲良くなれない…って思っていたんだ。
でも、僕の長ったらしい話に耳を傾けてくれたのは君が初めてだった。
君は誤解されやすい性格で、よく敵を作っていたね。
だけど僕は君が誰よりも真っ直ぐで優しい人だって知ってる。
君みたいな勇敢な人になりたいってずっと思っていたよ。
僕にできないことを何でもしてしまう君に何度も嫉妬した。
もちろんミカサにも嫉妬した。
女の子で細い体をしているのに僕なんかよりずっと強くて
男なのに守られている自分に嫌気がさした。
・
・
・
エレン「なぁ…何枚あるんだこの手紙は…すっげぇぎっしり書いてあるぞ」
ミカサ「それだけアルミンはエレンに伝えたい事があるの」
エレン「うっ……アルミ…ン……ぁああ」
ミカサ「泣かないで。アルミンは死んでいない」
エレン「まだそんな事言ってんのかよ…」
ミカサ「手紙の最後から三枚目を見て」
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- 30 : 2015/07/31(金) 18:11:06 :
最後に僕はエレンにある物を贈ります。
これは僕やミカサ、ハンジさん、ジャン達にも協力してもらって作ったんだ。
大切にしてね?
君が死ぬまで壊したら駄目だよ。
・
・
・
―――――
――
―
ミカサ「はい、エレン」
エレン「なんだよこのリモコンは…」
ミカサ「押せばわかる」
エレン「……」
ポチ…
エレン「? 何があるんだ」
ドドドドドドド…‼
ズシンズシンズシン…‼
エレン「!?」
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- 31 : 2015/07/31(金) 18:32:38 :
ミカサ「…きた」
エレン「なんだよこの金髪の巨人は…… いや、もう巨人はいないんじゃなかったのか?」
ミカサ「違う。あれはアルミン・アルレルトっていう名前のロボット」
エレン「ロボットって……お前らこんなのずっと作ってたのかよ」
アルミンロボット「エ…レ…ン! アソボウ。サア、ボクニノッテ……」
エレン「ハハ、オレ見た目は15歳のままだが中身はじいさん何だぞ。遊ぶって言われても…」
アルミンロボット「エ…レ…ン! ハ…ヤ…ク!」
アルミンロボット「イッショニ…ボウケンシヨウ!」
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- 32 : 2015/07/31(金) 19:42:13 :
『一緒に…いつか冒険しようね、エレン』
エレン「……!!」
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- 33 : 2015/07/31(金) 20:11:07 :
エレン「アルミン………」ウルウル
アルミンロボット「エ…レ…ン! ナカナイデ…」
エレン「なぁ、オレのために作ってくれてありがとな。アルミン…」
エレン「最高の贈り物だよ」
ミカサ「エレン、早くアルミンの肩に乗って?」ニコッ
エレン「ミカサは…?」
ミカサ「私の体はまだまだ大丈夫だから行けるけど……」
ミカサ「冒険する夢は、エレンとアルミン…二人の夢だから……私は家でエレンとアルミンの帰りを待っている」
エレン「……わかった。オレ、アルミンと冒険してくるよ。必ず帰ってくる!」
アルミンロボット「ミ…カ…サ! イッテキマス!」
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- 34 : 2015/07/31(金) 20:20:16 :
ミカサ「いってらっしゃい。エレン、アルミン」
【エレンとアルミンの数年後のお話】
――――fin――――
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- 35 : 2015/07/31(金) 20:30:34 :
おまけを読んでくださった皆様、ありがとうございます!
思ったよりおまけが長くなってしまいました(笑)
また他の作品でお会い出来たら嬉しいです
ありがとうございました☆
【梅田茉莉】
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