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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

ダンガンロンパダブルマグナム [プロローグ]

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  1. 1 : : 2015/07/03(金) 23:53:10
    ダンガンロンパの完全な二次創作です。
    オリキャラの詳細は別のスレに記してあります。
    http://www.ssnote.net/groups/1586/archives/2

    ⚠注意⚠
    ・拙い文章
    ・他ユーザー様のオリキャラ再現できない可能性アリ
    ・トリック考えてません、なので更新が絶望的に遅い



    こんなスレですがよかったら見て下さい。
  2. 2 : : 2015/07/04(土) 00:01:41
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーー


    真っ赤な嘘





    真っ青な空




    真っ黒な思考




    俺は




















    僕は






















    誰だ?







    ーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  3. 3 : : 2015/07/04(土) 00:12:04
    ある朝、俺はある学校の前に立っていた。


    私立希望ヶ峰学園


    誰でも名前ぐらい知っているであろうその学園は都市のど真ん中にそびえ立ち、俺を見下ろしていた。

    この学園はある一文野においてずば抜けた才能を持つ高校生のみがスカウトされ、それ以外に入学方法はない。

    世間ではここにスカウトされた高校生のことを『超高校級の~』と呼んでいる。
    例えば、『超高校級の野球選手』というように

    超超高校級の才能を持った高校生を集め、将来的に活躍できるような希望の人間を創る、それがこの学園の目的らしい。実際、ここをでた卒業生が世間で活躍している。


    だが………………………………


    「気に入らないな………………」
  4. 4 : : 2015/07/04(土) 00:25:07
    俺はそう呟いて校舎を見上げた。

    人間に才能の有る無しはれっきとして[ある]

    だが、才能のない人間も別分野にまわったり、様々な形で世間に貢献している。努力が報われない人間もいる、しかしそういう人間も素直に割り切って自分にできることをやっている。理不尽な才能の有無と必死に闘っている。


    この学園の方針は「才能のない者は希望の人間になる資格はない」と言っているようなものだ。


    で、俺はその希望の人間(笑)を創る学園にスカウトされ、親の強い要望で入学することになったという訳だ。

  5. 5 : : 2015/07/04(土) 00:37:16
    自己紹介が遅れたな、まあ別スレを見た方がはやい気もするが


    「俺の名前は 左 翔真。」

    左「『超高校級のIQ』として希望ヶ峰学園にスカウトされた。」



    左(まあ、門の前で突っ立ってるのもアレだし、中に入るか)


    俺は中に足を踏み入れた。


















    もし、親に反対して入学を拒否していたら
    俺の人生は変わっていたのだろうか?
    それともこれが運命?



    まあとにかく俺は足を踏み入れた瞬間、

















    気を失った
  6. 6 : : 2015/07/04(土) 00:55:22
    目覚めるとそこは見知らぬ教室。
    そして俺は椅子に座り、机に頭を置いて





    寝ていた







    左「……………は?」

    何があったか全く思い出せない。どうやら俺の記憶は門の前に立っていた所で途絶えている。


    左(誰かに運ばれた?いつ?どうやって?)

    俺は必死に考えた、が

    この状況を理解することは到底できなかった。

    左(どうなってる………………)

    その時、俺は机の上に一枚の紙が置かれているのに気づいた。

    俺はその紙を取り上げ、中身を見た。

    そこには幼稚な字で




    オマエラノニュウガクシキ、ヤル

    タイイクカン、コイ
  7. 7 : : 2015/07/04(土) 09:19:20
    左「なんとまあご親切に……………」

    俺は皮肉を言った。どう考えても普通の学園じゃない。体育館、そこに行けば誰かいるはずだ。手紙には[オマエラ]と書いてたからな。そいつにここに来るまでの経緯を聞こう。

    俺は手紙に書かれた地図を頼りに体育館へ向かった。途中に通った校舎の中は薄暗く、灯りこそあるものの、不気味な雰囲気だった。

    左「良い趣味してるぜ、全く」








    スタスタ








    左「ここか…………」


    扉の前に立って位置を確認する。
  8. 8 : : 2015/07/04(土) 11:51:10
    更新楽しみにしています!
  9. 9 : : 2015/07/04(土) 12:04:56
    >>8
    ありがとうございます!
    やる気でます!
  10. 10 : : 2015/07/04(土) 12:17:16
    俺は体育館の扉を開けた。
    そこには




    ???「おっ、また誰かきたよー」

    ???「これで16人か………………」

    ???「お前も手紙を見て来たのか?」

    中には15人の高校生らしき人物、こいつらも『超高校級』の才能をもった奴らなのか?



    左「ああ、気付いたら教室にいてな……………………訳が分からない。」


    ???「えっ!君も!」


    [君も]だと?
    つまり、こいつら全員俺と同じようにここに来るまでの記憶がない…………………


  11. 11 : : 2015/07/04(土) 12:26:03
    期待です!
  12. 12 : : 2015/07/04(土) 13:14:33
    >>11
    ありがとうございます!
    これも皆さんがオリキャラを投稿してくださったおかげです。
  13. 13 : : 2015/07/04(土) 22:45:57
    左(これは何かマズイことが起きているのか?
    それともこれが希望ヶ峰学園のイベントなのか?)

    俺の険しい表情を見て察したのだろう。
    一人の女子が慌てた様子で言った。


    ???「と、とにかくさ!大分人も集まったし、何かあるまで皆で自己紹介でもしない?ほら、私たち、お互いのこと何も知らないから」


    ???「そうだな、それがいい」


    ???「はぁ……………面倒くさいわね」


    俺もその意見には賛成だった。このままボーっとしていても何もわからない。何か起こるまでここにいる奴らのことを知っておいた方がよさそうだ。



    ???「なら適当にちらばろうぜ」


    こうして自己紹介が始まった。
  14. 14 : : 2015/07/05(日) 07:09:44
    超!期待!
  15. 15 : : 2015/07/05(日) 10:22:21
    >>14
    ありがとうございます!
  16. 16 : : 2015/07/05(日) 10:33:04
    ???「磯貝蒼空美(いそがい そらみ)です!どうぞ、仲良くして下さい!」

    ・磯貝 蒼空美
    超高校級の宇宙科学者

    自己紹介をしようと提案した女子だ。
    青のワイシャツ、黒のネクタイ、白衣。
    宇宙科学者というのも分かる服装だ。だが俺が気になったのは

    左「高校生で宇宙科学者?」


    磯貝「あー…………まあそんな大それたモンじゃないよ。宇宙が好きで中2の時に衛星設計コンテストで賞をもらってさ」


    磯貝「それから研究したことが科学者さんたちに認められて、多分それで宇宙科学者って肩書きがついたんだと思う」

    いや、それ結構凄くないか?


    左「とにかくよろしくな、磯貝」

    磯貝「うん!よろしくね左くん!」
  17. 17 : : 2015/07/05(日) 10:49:04
    ???「阿須野 真斗(あすの まと)だ」

    ・阿須野 真斗
    超高校級の害虫駆除

    超高校の害虫駆除…………シロアリとか?
    害虫駆除の技術が凄いってことか?それだけでスカウトされるもんか?

    左「害虫駆除か、主に何を?」

    阿須野「まあいろいろだ……………………社会の害虫とかな」

    左「……………………こえー事いうなよ」

    阿須野「いや、マジの話だ」


    左「………………………」

    左(こいつがスカウトされた理由はそっちか)

    左「まあ、よろしく」

    阿須野「………!」

    阿須野「ああ、よろしくな」
  18. 18 : : 2015/07/05(日) 11:17:53
    蒼空美ちゃんが自己紹介の言い出しっぺとは…凄くいいです!
    期待してます(^o^)
  19. 19 : : 2015/07/05(日) 12:15:49
    >>18
    ありがとうございます!
    魅力的なキャラを提供していただき、感謝の気持ちです。
  20. 20 : : 2015/07/05(日) 14:50:33
    ???「紅美帆(ホン・メイファン)。よろしく頼む。」

    ・紅美帆
    超高校級の拳法家

    チャイナドレスに黒色の髪、中国人か。噂で聞いたことはある、中国の武術大会で右にでる者はいないとか。

    左(希望ヶ峰学園の影響は中国までか、それだけはこの学園を認めてやる)


    紅「しかし妙な所だな、入学式のはずなのだが」

    左「ああ、そうだ。校舎も暗くて変なデザインばかりだしな」


    紅「だが、気にしていても仕方ないなよろしく頼むぞ左」

    左「ああ、よろしく」
  21. 21 : : 2015/07/05(日) 15:15:27
    ???「…………………………何よ」

    左(何よ、じゃねぇよ。自己紹介の流れだろ)

    ???「はぁ~……………なんであんたらなんかに」

    その女子は俺の方に向いて言った。

    ???「…天城 ゆかり(てんじょう ゆかり)よ」

    ・天城 ゆかり
    超高校級の令嬢

    天城、十神財閥に次ぐ財閥の跡取り嬢ってわけか、にしても険悪な態度だな。初対面だぞ。


    左「ご挨拶だな」

    天城「別に…………貴方の存在になんて興味ないし、馴れ合う気もないわ。」


    少し幼さを残した、けれど整った顔をしている。

    左(こいつの性格を知らなければ大抵の男は虜だな。)

    天城「もういい?無駄な時間を過ごしたくないの」

    左(虫唾が全力疾走するな)

    左「どーぞご勝手に」





  22. 22 : : 2015/07/05(日) 15:29:38
    ゆかりのキャラいい感じです。
  23. 23 : : 2015/07/05(日) 15:36:54
    セリフや一人称を書いておらず申し訳ございませんでした
    そちらに一任いたします
  24. 24 : : 2015/07/05(日) 15:44:11
    >>22
    それは良かった!


    >>23
    いえ、大丈夫ですよ。わかりました!
  25. 25 : : 2015/07/05(日) 18:09:34
    天城「いくわよ、朱」

    ???「恐れながらお嬢様、私の自己紹介が終わっておりませんので………」

    天城「じゃあ勝手にやってて、私は適当に体育館を回っておくから」

    ???「承りました」

    天城はそう言って歩いて行ってしまった。[朱]と呼ばれた男は真っ直ぐ俺の方を向くと突然頭を下げ


    ???「先ほどの非礼、平にお許し下さい」


    左「え?」

    俺は困惑した。

    左「いや別にお前は何もしてないっていうか………………」


    ???「お嬢様は多感な方、この状況に不安を感じていらっしゃるのでしょう。どうかお許し下さい」


    左「いやいいけどよ…………お嬢様?」

    男はハッとした様子で

    ???「申し遅れました、私、桐識 朱(きりしき しゅう)と申します。」

    ・桐識 朱
    超高校級の執事


    天城の執事?なるほど……………しかし、こっちは礼儀正しい奴だな


    桐識「左さん……ですね、『超高校級のIQ』とは素晴らしい才能をお持ちですね」


    [素晴らしい]という言葉がお世辞には感じられず、好感が持てた。

    左「ありがとう。まあ才能があったのかもしれないけどここまでこれたのは努力の結果だと思ってる、だから才能とは思って欲しくないな」


    桐識「これは失礼いたしました」

    桐識はまたハッとした様子で

    桐識「お嬢様をお待たせしているので失礼します。これからよろしくお願いしますね」


    桐識は笑って一礼すると急ぎ足で去っていった。


  26. 26 : : 2015/07/05(日) 18:53:10
    紅のキャラが大体自分の想像していた感じで良かったです。どうかこの作品は最後まで完結してほしい限りです。本当に。
  27. 27 : : 2015/07/05(日) 20:46:49
    >>26
    見てくださる方がいる限り頑張ります!
  28. 28 : : 2015/07/06(月) 15:22:46
    ???「荒垣 真(あらがき しん)だ」

    ・荒垣 真(あらがき しん)
    超高校級の医者


    超高校級の医者か………………

    左「医者とはまた凄いな」

    荒垣「ってもオレが診れるのはまだ内科の範囲内だけどな、外科の知識はあるけど医師免許もないしな」


    左「いや高校生じゃ持てないだろ」

    荒垣「にしても暗いな、陰気くさいっつーか」

    左「全くだ」


    左(しかし害虫駆除(社会の)やら医者やら凄い肩書きの奴らばっかだな)


  29. 29 : : 2015/07/07(火) 17:55:11
    ???「吉田 愛璃翠(よしだ ありす)です!よろしくお願いします!」

    ・吉田 愛璃翠
    超高校級の美化委員

    黄色い瞳にドレスエプロンのような制服、美化委員というより……………


    左「俺は左だ、よろしくな」

    吉田「了解です。左さん、よろしくお願いします!」

    左「………………お前はこの状況が不安じゃないのか?」

    吉田「まあ確かに分からないことだらけですけど、イベントでしょう!そう思っておきましょう!」

    意外とテンション高い、というかポジティブだな。ポジティブ過ぎんだろ。


    左(でもまあ、そんくらいの考えでいかなきゃダメなのかもな)
  30. 30 : : 2015/07/19(日) 17:58:13
    ???「ユニ・セルビアです。よろしくお願いいたします」

    ・ユニ・セルビア
    超高校級のシャーマン

    白のワンピースを着た女子。青い髪と瞳が印象的だ。
    シャーマン、超自然的存在と交流する存在、いわば巫女のようなものだ
    見えた未来は93%当たるということだが………


    左「よろしくな、セルビア」

    セルビア「よろしくお願いいたします」

    セルビアは深々と頭を下げた




    すると



    セルビア「見えました」


    左「……………は?」


    セルビア「貴方の未来…………ほんのかすかに…………抽象的に見えました」



    左「へえ…………」


    セルビア「興味がおありなら伝えさせてもらってもよろしいでしょうか?しかし本当に抽象的なものですが」


    左(どうするかな………)



    【安価】

    聞くor聞かない

  31. 31 : : 2015/07/19(日) 18:13:27
    聞かない
  32. 32 : : 2015/07/21(火) 18:42:04
    聞く
  33. 33 : : 2015/07/22(水) 16:20:25
    『聞かない』が先だったのでそれでいきます






    左「いや、聞いたところでどうなるわけでもない」


    セルビア「普通の人は知りたがるのですが…………………やはり貴方は違う」


    左「やはり?」

    セルビア「私は全ての未来が見える訳ではありませんが…………………」




    セルビア「貴方の未来だけは抽象的にしか見えない、ですが…………………いつか話すときがくるようです」


    謎めいた言葉を残してセルビアは行ってしまった。


    左「俺の未来…………………ね」
  34. 34 : : 2015/07/22(水) 19:15:18
    期待!
  35. 35 : : 2015/07/23(木) 16:16:19
    >>34
    ありがとうございます!
  36. 36 : : 2015/07/23(木) 16:27:48
    ???「オッス!俺は若浜 遊戯(わかはま ゆうぎ) っていうダンサーなんでヨロシク!」

    ・若浜 遊戯(わかはま ゆうぎ)
    超高校級のダンサー


    左「…………………左翔真だ」


    チャラチャラした格好に軽そうな態度、そしてそれに似合わない低身長。見た目が全てな訳ではないが俺は『軽薄そうな奴だ』と思った


    若浜「つーか入学式みたいなのまだはじまんねぇの?あー暇、マジでダルいわ」


    気を失ったことを忘れているような態度
    本当に軽い奴なんだろう


    若浜「とりまヨロシクな!ヒカリ!」


    左(いちいち返すのも面倒だ)
  37. 37 : : 2015/07/23(木) 21:36:36
    ???「久高 暁(ひさたか さとる)です!よろしくお願いしますな!」

    ・久高 暁(ひさたか さとる)
    超高校級の警備員


    約2meterある身長にがっしりとした体つき、ニュースでも話題になった警備員だ。


    久高「IQ!羨ましいですなぁ!私はそちらの方はからっきしで」


    大きな声と大きな体、それに高校生とは思えない貫禄。



    左「そっちこそ凄いじゃないか、まあよろしくな」



    久高「はい!よろしくたのんますよ!」

  38. 38 : : 2015/07/25(土) 14:48:20
    ???「おーい」

    左「!」

    声をかけられた?でも誰もいな
    ???「聞こえる?」

    左「うおっ!」


    俺は隣に急に出てきた女子を見て驚いた、いや最初からいたのを俺が気づかなかっただけか


    左「おお…………悪い、気づかなかった」


    ???「いいの、いつものことだし」

    ???「八神 真理菜(やがみ まりな)」

    ・八神 真理菜(やがみ まりな)
    超高校級の???



    左「思い出せない…………?」

    八神「そうなの、記憶に無くて………ごめんなさい」


    左「いや、こんな状況だから仕方ない、よろしく」

    八神「よろしく……」
  39. 39 : : 2015/07/26(日) 07:52:46
    ???「米矢 恵(よねや めぐみ)です、よろしくお願いします」


    ・米矢 恵(よねや めぐみ)
    超高校級のピアニスト


    コンクールでは入賞間違い無しの絶対音感を持ったピアニスト、確かに超高校級と呼ぶに相応しいかもな

    米矢「あのさ………」



    左「なんだ?」



    米矢「外からみた感じと大分変わった校舎だけど………本当に希望ヶ峰学園なのかな」



    左「さあな…………ただ今は………何もできないだろ」
  40. 40 : : 2015/07/26(日) 20:21:10
    ???「ボクは星野 健太(ほしの けんた)っていうんだ、よろしくね」


    ・星野 健太(ほしの けんた)
    超高校級の幸運


    左「幸運……………?」


    星野「ん?……………あぁ」


    星野は決まり悪そうに俯くと、


    星野「ボクは全国の一般的な高校生から抽選で選ばれたんだ、それで超高校級の幸運」


    左「…………は?」


    左(幸運ってそんな適当な…………ていうか才能なのかそれ)

    星野は俺の反応を見て、


    星野「まあそうなるよな…………正直居づらいよ、何の才能も俺には無いし………」


    でも、と星野は向き直って


    星野「でもだからこそ希望ヶ峰学園に入って自分をレベルアップさせたいとおもったんだ!………………………だからその…………よろしく」


    こいつは何の才能も無い自分を認めて、さらにその自分を変えようとしているんだな


    久しぶりに気持ちのいいやつに会った


    左「よろしくな、星野」

    星野「あぁ、健太でいいよ」

    左「じゃあ俺のことも翔真でいい」

    星野「うん!よろしく翔真!」







  41. 41 : : 2015/07/26(日) 22:18:32
    ???「」キョロキョロオドオド


    周りを見てもじもじしている女子がいる。
    確かあの高校生は……………


    左「よお」


    俺はその女子に話しかけた


    左「俺は左翔真っていうんだ、よろしく」


    自己紹介を終えた時、彼女はニコッと笑った。その表情に俺は心臓の鼓動が微かに速くなるのを感じていた。


    ???「出雲 彩香(いずも あやか)です、よろしく!」


    ・出雲 彩香(いずも あやか)
    超高校級の華道部


    人当たりは良さそうだが、自分から話すのは苦手なんだろう。キョロキョロしていたのはそのためか


    左「よろしくな出雲」

    出雲「うん…………よろしく左くん!」


    出雲の頬がほんのり赤く見えたのは気のせいだろう。



    俺の頬が赤くなってるのも気のせいか。
  42. 42 : : 2015/07/27(月) 10:19:18
    そして最後、ヘアバンドにノースリーブのシャツの男子


    ???「おう、俺は天川 耒斗(あまかわ らいと)だ」


    ・天川 耒斗(あまかわ らいと)
    超高校級のボクサー


    身長は俺より少し高いくらいか、シャツからのぞかせた腕がボクサーらしさを物語っている。


    左「俺は左翔真だ、よろしく」

    天川「おう!よろしく」












    何だろう

    初めて会うはずなのに初めてではないような

    この感覚は











    天川「不思議だな、お前とは初めて会った気がしないわ」

    左「………あぁ、俺もだ」


    天川「ま、これからよろしくな………翔真」


    左「あぁよろしく……………耒斗」
  43. 43 : : 2015/07/27(月) 10:26:41
    左(一通り自己紹介は終えたか…)



    その時、



    ???「あーっ!やだなぁもー、自己紹介なんて退屈退屈。待つこっちの身にもなってよね」


    とても能天気で明るい声、それでいてその奥にどす黒いなにか渦巻いているような声。


    その声を聞いた俺は本能的に不快感を覚えた。



    天川「おい!誰だ!」

    天川が怒鳴り声をあげた、どうやら不快感を覚えたのは俺だけではないらしい。



    ???「誰だ、だって。最近の高校生は礼儀がなってないよね」



    その声は体育館の舞台の方から聞こえてきた

    そしてそこから現れたのは………………






    ???「ヤッホー!」



    荒垣「………………………ぬいぐるみ………?」
  44. 44 : : 2015/07/27(月) 10:45:43
    ???「失礼な!ボクはぬいぐるみじゃないよ荒垣クン」

    荒垣「何でオレの名前を………」

    磯貝「ぬいぐるみが………しゃべった………」




    突然のことで俺達の頭は思考を停止させた。


    なんだ?このぬいぐるみ(?)は


    右半分が白くてかわいらしいイラスト、左半分が黒くて邪悪な感じのぬいぐるみ(?)だ。



    ???「ゴホン!何で名前を知ってるかって?トーゼンだよ!ボクはこの学園の学園長、モノクマなんだよ!」


    ・モノクマ
    希望ヶ峰学園学園長(?)


  45. 45 : : 2015/07/28(火) 22:07:46
    阿須野「ぬいぐるみが学園長?希望ヶ峰学園がこんな馬鹿げた所だとはな」

    吉田「凄いサプライズです!さすが希望ヶ峰学園!」

    若浜「ハハハハッ!マジで笑うわ!」


    左(こいつら……………)


    モノクマ「もういいよ………じゃあ………

    左「ちょっと待て」

    俺はモノクマの話を遮った。



    モノクマ「なんだよ!キミまでジャマするの?」


    左「…………ふざけるな」



    俺の中に不安が渦巻く。
    俺はモノクマを睨み付けて言った。
  46. 46 : : 2015/08/03(月) 17:18:43
    左「ここは何処だ?」


    モノクマ「え?」


    左「まさか希望ヶ峰学園なんて言うんじゃないだろうな?マップの内部の造りからしてもっと大規模な建造物であることは間違いない」


    モノクマ「キミ、小さいってよく言われない?」


    出雲「そうだよね、やっぱり形がおかしいよ、左くんの言う通りじゃ………」


    モノクマ「でもザンネーン!」


    モノクマは出雲の話を遮るように言った


    モノクマ「ここは希望ヶ峰学園だよ、だから入学式をするって言ったじゃん」


    左「何を………」


    モノクマ「いいからボクの話を聞いてよ、学園長なんだよボクは」


    本当にここは希望ヶ峰学園なのか?

  47. 47 : : 2015/08/08(土) 21:18:14
    モノクマ「オマエラ!ご入学おめでとうございます。さっそくですがオマエラにはこの学園で共同生活をおくってもらいます。期限はありまっせーん!」


    左(?…………つまりそれは………)


    久高「………………一生ここで暮らせ、ということですか?」


    米矢「な………なにそれ!」


    モノクマ「今言った通りだよ?」


    阿須野「ふざけるな!何を寝言言ってる!」


    モノクマ「まあここから出る方法も無いわけじゃないよ」


    星野「それって…………?」


    モノクマはニヤリと笑って














    モノクマ「人が人を【殺す】ことだよ」

    そう言った。














    プロローグ:超高校級の高校生とぬいぐるみ END
  48. 48 : : 2015/08/25(火) 22:55:27
    すみません。一つお願いがあるんですが、もし大丈夫でしたら非常さんのダブルマグナムのキャラを使わせてもらってもいいですか?まあダメだったら別にいいんですが
  49. 49 : : 2015/08/28(金) 08:01:04
    OKです。
    是非!
  50. 50 : : 2015/08/28(金) 17:26:29
    ありがとうございます。

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kou0128

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ダンガンロンパダブルマグナム シリーズ

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