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進撃の巨人Another 第25話 『帰る先』 ――憲兵団配属編 No.17――

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  1. 1 : : 2013/11/26(火) 11:18:45

    進撃の巨人Another 第25話 『帰る先』

    ――憲兵団配属編 No.17――


    ――――トロスト区滞在 6日目(配属19日目)――――

    ユーク「おはよう、アニ」

    アニ「おはよう」

    ユーク「…それじゃあ、朝食へ向かおうか」

    アニ「アンタ、今日は何も言わないんだね」

    ユーク「…アニが最後まで甘えて来たって事を?」

    アニ「…別に言わなくてもいいさ」プイッ
  2. 2 : : 2013/11/26(火) 11:19:42

    ユーク「ははっ、どっちなんだい?」

    アニ「知らないっ!」プク

    ユーク「…こことも、これで本当に最後だね」

    アニ「…うん」

    ユーク「思い出には…十分浸っただろ?」

    アニ「もう…ここで思い残す事はないかもね」
  3. 3 : : 2013/11/26(火) 11:20:01

    ユーク「それじゃあ、思いも振り切った事だし、帰ろうか!」

    アニ「うん、ご飯の後でね」

    ユーク「…また、馬に揺られるけど、大丈夫かい?」

    アニ「もしもまた、『そう』なった時は、アンタにマッサージでもしてもらうさ」

    ユーク「そうだな、任せとけ!」

    アニ「それより…もう、お腹すいたよ」グゥゥ
  4. 4 : : 2013/11/26(火) 11:20:52

    ユーク「…俺もだ」グーー

    アニ「それじゃあ、行こ?」ジッ

    ユーク「しっかり食べて行こうな!」

    アニ「うん」

    ユーク「ここでの食事も…最後…なんだし」

    アニ「…そうだね」


  5. 5 : : 2013/11/26(火) 11:21:23

    ――――朝食の席――――

    ユーク「そういえば、一昨日、先に1人で朝食へ来た時に、面白い2人が居たんだよ」

    アニ「『面白い』って?」モグモグ

    ユーク「…身長が対極的でね」

    アニ「…ふぅーん」ジトーーッ

    ユーク「…別にアニの事は、何とも思っていないからね?」

    アニ「……」ジトーーッ
  6. 6 : : 2013/11/26(火) 11:21:47

    ユーク「ほら、俺達の事だとも言っていないし」アセアセ

    アニ「私…まだ何も言っていないんだけど?」ジトーーッ

    ユーク「…それよりさ!」アセアセ

    アニ「…ねぇ」ジッ

    ユーク「…話、続けていいかな?」アセアセ

    アニ「…それで?」ジーーッ
  7. 7 : : 2013/11/26(火) 11:22:05

    ユーク「うっ…本当に下心なんてなかったんだよ…」シュン

    アニ「…冗談だよ?」ニコ

    ユーク「アニ!」キラキラ

    アニ「ふふっ」ニコニコ

    ユーク「(ふぅ…危ない、危ない…)」

    アニ「(面白いなぁ)」ニコニコ
  8. 8 : : 2013/11/26(火) 11:22:33

    ユーク「話を戻すけど、アニを待っていた時に、男性2人が入って来てね」

    アニ「その2人の伸長差が、とても大きかったって話?」

    ユーク「30~40cm位、差があったんじゃないかな?」

    アニ「それは…すごいね」

    ユーク「あまり観察はしていないんだけどね」

    アニ「その2人、どんな話してたの?」
  9. 9 : : 2013/11/26(火) 11:23:03

    ユーク「いや、離れた席に座ったから、内容は聞こえなかったよ」

    アニ「そう…」

    ユーク「でも…」

    アニ「...?」

    ユーク「暫く眺めていたら…勘が訴えて来てね」

    アニ「『勘』が?一体、何を?」
  10. 10 : : 2013/11/26(火) 11:23:34

    ユーク「…『すぐに眼を逸らせ』…ってね」

    アニ「…大丈夫だったの?」

    ユーク「俺の心配なら大丈夫だ。勘に従って、すぐに観察を止めたからさ」

    アニ「…そう」

    ユーク「…一般人だった…はず」

    アニ「…根拠は?」
  11. 11 : : 2013/11/26(火) 11:23:55

    ユーク「…わからない…ただ」

    アニ「…『ただ』?」

    ユーク「…小柄な方の男性の眼は…鋭かった」

    アニ「……」

    ユーク「…あの眼は…俺も見ていて直感的に『やばい!!』って…思った」

    アニ「…まぁ、何もなくて何よりだよ」
  12. 12 : : 2013/11/26(火) 11:24:17

    ユーク「…そうだな」

    アニ「……」

    ユーク「…とは言っても、こんな公の場で堂々と話す内容なんて、大した事でもないさ」

    アニ「あまりにリスクが高いから…でしょ?」

    ユーク「あぁ、あの人達が何者かは、あの短時間ではわからなかったが、これだけは言える」

    アニ「…何?」
  13. 13 : : 2013/11/26(火) 11:24:41

    ユーク「…今の俺達には、きっと関係ないさっ!」ニッ

    アニ「…そうだね、そう信じたいよ」ニコ

    ユーク「さっ、気分が下がらないうちに食べよう!」

    アニ「私はもう、さっきから食べてるけど?」クスッ

    ユーク「…なんだ、俺が話に夢中になっていただけか!」ハハッ

    アニ「ほら、早く食べなよ。冷めるよ?」
  14. 14 : : 2013/11/26(火) 11:25:03

    ユーク「大丈夫さ!ここの料理は、冷めても味が落ちないから」

    アニ「本当に、いい所だね」

    ユーク「いただきます!」スッ

    アニ「今度は、私がアンタの食べてる姿を眺めているよ」ニヤリ

    ユーク「照れるだろ?」ニカッ

    アニ「ふんっ、勝手に言ってな?」ニコ
  15. 15 : : 2013/11/26(火) 11:25:49

    ユーク「それでな、その直後にアニが来て――――」ペラペラ

    アニ「(食べるんじゃなかったのかい?)」

    ユーク「――――」ペチャクチャ ペラペラ

    アニ「(ユークは本当に、饒舌になった時に楽しそうな顔をしているよ――――)」


  16. 16 : : 2013/11/26(火) 11:27:27

    ――――門の手前――――

    ユーク「思い返したら、いい宿だったよな」

    アニ「そうだね。ご飯も美味しかったし」

    ユーク「割と“自由奔放”に居られたしね?」ニコ

    アニ「…悪かったね」

    ユーク「俺は“何が”自由だったとかは、言及してないだろ?」ニヤリ

    アニ「わかってるくせに」ムスッ
  17. 17 : : 2013/11/26(火) 11:28:08

    ユーク「(こういう所が、可愛いな)」

    アニ「……」ムスーーッ

    ユーク「……♪」

    アニ「結局、“あれ”はアンタの杞憂に終わったのかい?」

    ユーク「…あぁ、監視や盗聴の可能性の事かい?」

    アニ「ん」コクリ
  18. 18 : : 2013/11/26(火) 11:28:33

    ユーク「…多分、無かったんじゃないかな?」

    アニ「どうして、そう思うの?」

    ユーク「…勘だよ」

    アニ「変なの」クスッ

    ユーク「(本当はアニが寝てる間に、周囲の見回りをおこなってたんだけど…)」

    ユーク「(天井裏とか壁の中とかには、特に人の気配はなかったんだよね)」
  19. 19 : : 2013/11/26(火) 11:29:01

    ユーク「(…あの『彼女』じゃあるまいし)」

    ユーク「(でもそれらを疑ったのは、やっぱり…)」

    ユーク「(訓練兵時代、『彼女』に散々やられてきたからなんだよね)」

    ユーク「(経験値として戴いたよ、ミカサ?)」

    アニ「……」ユラユラ

    ユーク「(見回りの事を正直に話せば、アニが心配するか拗ねちゃうからな)」
  20. 20 : : 2013/11/26(火) 11:30:03

    ユーク「(言わないが吉だろう)」

    アニ「もうすぐ、門に差し掛かるね」

    ユーク「…下手に証拠と成り得るものは…ないよね?」チラ

    アニ「うん。大丈夫なはずだよ」

    ユーク「昨日も寝る前に、綿密に確認したからね」

    アニ「そうだね」
  21. 21 : : 2013/11/26(火) 11:30:24

    ユーク「今の俺達に最も大事なものは、“記憶”だ」

    アニ「“あの情報”だね?」

    ユーク「うっかり、忘れるんじゃないよ?」クスッ

    アニ「アンタこそ、大丈夫かい?」クスリ

    ユーク「俺の記憶力を疑ってるの?」

    アニ「はいはい、座学王」
  22. 22 : : 2013/11/26(火) 11:33:50

    ユーク「厳密には、アルミンだったけどね?」

    アニ「僅差だったじゃないか」

    ユーク「まっ、成績は別に、2位でも構わないんだよ」

    アニ「なんで?」

    ユーク「俺が『アニにとっての1番』であれば、他は何だっていい」ニカッ

    アニ「…!!」
  23. 23 : : 2013/11/26(火) 11:35:00

    ユーク「……」ニコニコ

    アニ「…アンタ、少しは恥ずかしいと思いな///」テレテレ

    ユーク「恥ずかしがっているのは、アニだけ?」

    アニ「うるさいよっ!///」プイ

    ユーク「アニ、恥ずかしがらないで?」

    アニ「…わかったよ///」テレテレ
  24. 24 : : 2013/11/26(火) 11:35:58

    ユーク「…ほら、もう門をくぐるよ?」ユラユラ

    アニ「…うん」ユラユラ

    ユーク「……」ユラユラ

    アニ「……」ユラユラ

    ユーク「(じゃあな、皆…そして、エレン)」

    アニ「(ばいばい、ミーナ、クリスタ…ミカサ)」
  25. 25 : : 2013/11/26(火) 11:36:40

    ユーク「(今度、また会う時は、おそらく…)」

    アニ「(私達は…アンタ達の敵として…)」

    ユーク「(これまでの積み重ねを…全て崩壊させるだろう…)」

    アニ「(ごめんね…でも…仕方のない事なんだ)」

    ユーク「(俺達の宿願を達成する為の…代償となってくれ)」

    アニ「(ごめんなさい…ごめんなさい…)」

    ユーク「……」ユラユラ

    アニ「……」ユラユラ


  26. 26 : : 2013/11/26(火) 11:37:17

    ――――ウォール・ローゼ内――――

    ユーク「検問、少し厳しくなってたな」ユラユラ

    アニ「仕方のない事さ」ユラユラ

    ユーク「『警戒は一応しています』って感じだった」

    アニ「荷物の中身を見られただけだったしね」

    ユーク「…判断は正しかったな」

    アニ「そうだね。アンタはまた正しかった」
  27. 27 : : 2013/11/26(火) 11:38:49

    ユーク「いつまで続けられるかな?」

    アニ「アンタなら、これからもきっと大丈夫だよ」

    ユーク「……」

    アニ「アンタは4日前に…誓ってくれたでしょ?」

    アニ「私達を…『正解』へ導いてくれるって」

    ユーク「…勿論だ」
  28. 28 : : 2013/11/26(火) 11:41:10

    ユーク「俺はこの先、選択を誤るつもりは、毛頭ない」

    アニ「頼りにしてるんだよ?」ジッ

    ユーク「ありがとな、アニ」ニコ

    アニ「…うん」ニコ

    ユーク「…帰ろう」

    アニ「いつか…故郷にね」
  29. 29 : : 2013/11/26(火) 11:41:25

    ユーク「……」ユラユラ

    ユーク「(でも、アニ…)」

    ユーク「(俺がその誓いを立てたのは、やはり…)」

    ユーク「(君を護る為なんだよ…)」

    ユーク「(俺が行う選択…)」

    ユーク「(ずっと…信じ続けてくれ…アニ)」
  30. 30 : : 2013/11/26(火) 11:42:12

    アニ「……」ユラユラ

    アニ「(いつも…アンタに守ってもらってばかりだね…私)」

    アニ「(ユーク…私はずっと…信じてるからね)」

    アニ「(アンタの考えている域までは…まだ私は到達していないけどさ)」

    アニ「(私にできる事は…アンタを信じる事だけだから…)」

    アニ「(だから、ユーク!私達を導いて!!――――)」


  31. 31 : : 2013/11/26(火) 11:43:44

    今日は、番外編との同時投稿

    この話の後編は、また明日
  32. 32 : : 2013/11/27(水) 11:25:15

    ――――帰路 草原――――

    ユーク「……」ユラユラ

    アニ「……」ユラユラ

    ユーク「帰り道もまた、この風景だな」

    アニ「違う点と言えば、順序が逆なくらいだからね」

    ユーク「俺もこういう風景が、何となく好きになりそうだよ」

    アニ「来た時とまるで、逆の事言ってるね」
  33. 33 : : 2013/11/27(水) 11:25:31

    ユーク「そうだったな」

    アニ「どういう風の吹き回しだい?」クスリ

    ユーク「見えているものが逆になったから…かな?」

    アニ「何だい、それ?」クスッ

    ユーク「『逆』を掛けてみた」ニッ

    アニ「あんまり、上手くなかったけど?」
  34. 34 : : 2013/11/27(水) 11:25:50

    ユーク「そう言うなよ。言い回しが思いつかなかったんだからさ」

    アニ「まっ、別にいいけどね」シレッ

    ユーク「もう少し、絡んでよ!アニぃぃ」イジイジ

    アニ「(たまにこういう可愛いところ見せるんだよね、ユークは…)」クスス

    ユーク「ねぇ、アニったらぁ…」イジイジ

    アニ「はいはい――――」ニコ


  35. 35 : : 2013/11/27(水) 11:26:19

    ――――夕方――――

    ユーク「……」ユラユラ

    アニ「……」ユラユラ

    ユーク「…暗くなってきたね」

    アニ「…そうだね、陽も沈んじゃったよ」

    ユーク「最近、陽が落ちるのが、少し早く感じるよ」

    アニ「そう?」
  36. 36 : : 2013/11/27(水) 11:26:41

    ユーク「…壁の所為かな?」

    アニ「…そっか、ここはトロスト区よりも内側だもんね」

    ユーク「シーナはもっと内側だから、相対的に陽が見える時間が短くなるからね」

    アニ「まだ2週間程度しか居なかったから、気が付く余裕がなかったよ」

    ユーク「緊張してたの?」

    アニ「そりゃあ…するでしょ?」
  37. 37 : : 2013/11/27(水) 11:27:07

    ユーク「…そうだな」

    アニ「…ねぇ」

    ユーク「…今日寝るところは、どうしようか」

    アニ「うん…周囲には、何もないね」

    ユーク「来た時に泊めてもらった家も、もう随分と後ろだしな」

    アニ「少し計画性が…なかったかもね」
  38. 38 : : 2013/11/27(水) 11:27:31

    ユーク「…ごめん」

    アニ「アンタだけの所為じゃないさ」

    ユーク「……」

    アニ「仕方ないね」

    ユーク「何がだい?」

    アニ「…今日は、野宿でも構わないよ?」
  39. 39 : : 2013/11/27(水) 11:28:01

    ユーク「大丈夫なの?」

    アニ「訓練では、もっと厳しい環境だったでしょ?」

    アニ「これくらいの野宿なんて、何の苦でもないよ」

    ユーク「…わかったよ」

    アニ「それよりさ」ジッ

    ユーク「ん?」
  40. 40 : : 2013/11/27(水) 11:28:35

    アニ「ご飯、食べない?」ジーーッ

    ユーク「お腹空いた?」

    アニ「うん」グゥゥ

    ユーク「じゃあ、今日は早く食べて、早く寝て、明日に備えよう!」

    アニ「そうだね」

    ユーク「今、用意するから――――」

  41. 41 : : 2013/11/27(水) 11:29:03

    ――――――――

    ユーク「何食べる?一応、色々あるけど」ガサゴソ

    アニ「久しぶりに…“アレ”…食べてみない?」

    ユーク「…あぁ、『アレ』?」

    アニ「うん」

    ユーク「…一応、持っているけどね」ガサゴソ

    アニ「…偶に食べたくなるんだよ」
  42. 42 : : 2013/11/27(水) 11:29:28

    ユーク「…訓練兵時代の思い出が…恋しいの?」

    アニ「…そうなの…かもね」ボソリ

    ユーク「…うん!じゃあ、それを食べようか」サッ

    アニ「…ありがと」

    ユーク「いただきます!」スッ

    アニ「いただきます」スッ
  43. 43 : : 2013/11/27(水) 11:29:54

    ユーク「……」モグモグ

    アニ「……」パクパク

    ユーク「野戦食糧を食べたのも、久しぶりな気がするな」モグモグ

    アニ「そうだね…うん、美味しくない」パクパク

    ユーク「不味いとも思わないけどね」

    アニ「ねぇ、ユーク」ボソリ
  44. 44 : : 2013/11/27(水) 11:30:23

    ユーク「何だい、アニ?」チラ

    アニ「今日、寝る時は…その…」モジモジ

    ユーク「…?」

    アニ「…だ、抱きしめて…寝てほしい」ジッ

    ユーク「…初めから、そのつもりだけど?」ケロッ

    アニ「…!!」
  45. 45 : : 2013/11/27(水) 11:30:45

    ユーク「…?」

    アニ「そ、そうなんだ…///」モジモジ

    ユーク「…いつも言ってるでしょ?」

    ユーク「アニには、寂しい思いはさせないって」

    アニ「ありがと…じゃあ、お願い」ギュ

    ユーク「もう寝る?」
  46. 46 : : 2013/11/27(水) 11:31:26

    アニ「うん…」ギュッ

    ユーク「それじゃあ、敷物出すか」ゴソゴソ

    アニ「あれ?それって…」

    ユーク「わかった?」

    アニ「宿にあった毛布?」

    ユーク「そっ!一枚拝借した」
  47. 47 : : 2013/11/27(水) 11:31:44

    アニ「永遠に?」クスリ

    ユーク「まぁね」

    アニ「『借りた』とは言わないでしょ、それ」

    ユーク「そうとも言うな」ニッ

    アニ「まぁ…いっか」

    ユーク「さっ、アニ。寝ていいよ?」ドウゾ
  48. 48 : : 2013/11/27(水) 11:35:02

    アニ「なんか気が引けるけど…まぁいいや」ゴロン

    ユーク「おやすみ、アニ」ギュッ

    アニ「…おやすみ」ギューーッ

    ユーク「(シーナヘ帰ったら、時間はすぐに過ぎ去るだろう)」

    アニ「(トロスト区に居る時は、それほどの緊張感でもなかったけど、これからはきっと…)」

    ユーク「(俺達が“この世界(壁内)”に居るのも…本当に…あと僅かな時間だけだ――――)」

  49. 49 : : 2013/11/27(水) 11:36:11

    ――――――――

    翌日、俺達2人は無事にストヘス区へ帰還した

    1週間分の仕事は、マルロやヒッチに積み上げられていたようで

    “そう言う点”では、彼らには悪い事をしたと思っている

    さて、俺達にとって次に見えているものは、約2週間後の壁外遠征だ

    それまでの間、俺は装置の隠蔽と壁を抜ける為の工作でも行うとするかな――――



    To be continued...

  50. 50 : : 2013/11/27(水) 11:36:38

    【あとがき】

    後悔を残さない為の方法

    我々にとってそれは、経験と知識と脳を使う他ない

    周囲への注意を怠らなければ、きっとそのヒントを拾える筈である

    そして、最後に必要なのは、行動する為の勇気

    たったそれだけ、されど、それ程の事でもある――――

  51. 51 : : 2013/11/27(水) 11:37:01

    【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】

    ――本編――

    【13/11/23 進撃の巨人Another 第24話 『隠れる』】
    http://www.ssnote.net/archives/3249

    【13/11/21 進撃の巨人Another 第23話 『行き互い』】
    http://www.ssnote.net/archives/3189

    【13/11/18 進撃の巨人Another 第22話 『次世代』】
    http://www.ssnote.net/archives/2988

    【13/11/15 進撃の巨人Another 第21話 『鍵《ヒント》』】
    http://www.ssnote.net/archives/2740

    【13/11/10 進撃の巨人Another 第20話 『懐古、そして展望』】
    http://www.ssnote.net/archives/2440

    【13/11/08 進撃の巨人Another 第19話 『待つ者』】
    http://www.ssnote.net/archives/2307

    【13/11/06 進撃の巨人Another 第18話 『以心』】
    http://www.ssnote.net/archives/2219

    【13/11/05 進撃の巨人Another 第17話 『志と命』】
    http://www.ssnote.net/archives/2140

    【13/11/04 進撃の巨人Another 第16話 『選ぶ』】
    http://www.ssnote.net/archives/2041

    【13/11/03 進撃の巨人Another 第15話 『悪癖』】
    http://www.ssnote.net/archives/1992

    【13/11/02 進撃の巨人Another 第14話 『クチは...』】
    http://www.ssnote.net/archives/1943

    【13/11/01 進撃の巨人Another 第13話 『ドウキ』】
    http://www.ssnote.net/archives/1886

    【13/10/31 進撃の巨人Another 第12話 『人柄』】
    http://www.ssnote.net/archives/1841

    【13/10/30 進撃の巨人Another 第11話 『危機と嬉々』】
    http://www.ssnote.net/archives/1815

    【13/10/29 進撃の巨人Another 第10話 『見上げる先』】
    http://www.ssnote.net/archives/1748

    【13/10/28 進撃の巨人Another 第9話 『辛辣』】
    http://www.ssnote.net/archives/1702

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
    http://www.ssnote.net/archives/805

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
    http://www.ssnote.net/archives/800

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
    http://www.ssnote.net/archives/796

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
    http://www.ssnote.net/archives/795

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
    http://www.ssnote.net/archives/793

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
    http://www.ssnote.net/archives/792

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
    http://www.ssnote.net/archives/791

    【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
    http://www.ssnote.net/archives/790
  52. 52 : : 2013/11/27(水) 11:37:24

    ――番外編――

    【執筆中 進撃の巨人Another ――番外編―― 第12話】
    http://www.ssnote.net/archives/3487

    【13/11/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第11話】
    http://www.ssnote.net/archives/3066

    【13/11/17 進撃の巨人Another ――番外編―― 第10話】
    http://www.ssnote.net/archives/2668

    【13/11/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第9話】
    http://www.ssnote.net/archives/2257

    【13/10/27 進撃の巨人Another ――番外編―― 第8話】
    http://www.ssnote.net/archives/1550

    【13/10/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第7話】
    http://www.ssnote.net/archives/1374

    【13/10/15 進撃の巨人Another ――番外編―― 第6話】
    http://www.ssnote.net/archives/1078

    【13/10/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第5話】
    http://www.ssnote.net/archives/1040

    【13/10/13 進撃の巨人Another ――番外編―― 第4話】
    http://www.ssnote.net/archives/941

    【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第3話】
    http://www.ssnote.net/archives/923

    【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第2話】
    http://www.ssnote.net/archives/878

    【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
    http://www.ssnote.net/archives/845


    ――雑談――

    【13/10/14 進撃の巨人Another シリーズ ――思い出(過去コメント)保管所――】
    http://www.ssnote.net/archives/1038

    【13/10/12 進撃の巨人Another シリーズ ――雑談所――】
    http://www.ssnote.net/archives/924
  53. 53 : : 2013/11/27(水) 12:18:40

    25話これにて完

    番外編12話もPart2後半を投稿しました。

    予定では次の第26話にて、憲兵団配属編も終了します

  54. 54 : : 2013/11/27(水) 12:43:44
    期待!
  55. 55 : : 2013/11/27(水) 14:52:02
    >>54
    こちらもコメントありがとう

    最近では、本編書くの脳の要領的にしんどいんだけど、頑張るよ
  56. 56 : : 2013/11/27(水) 20:39:18
    だいたい何話くらいで終わる予定とかあるんすか?
  57. 57 : : 2013/11/27(水) 22:06:03
    何話という考えは、まだないです

    イベントの大筋や最期の結末は決めてありますが、
    どのくらい膨らむかは、その時次第なので、わからないです。

    だから早いうちに書いて、後日、校正していく中で会話が伸ばしたり改良を加えて、常に精度の高い作品を目指します

    今は、番外編と交互に投稿して、6日間で本編2話、番外編1話の投稿ペースなので、おそらくずっと先まで続きます

    飽きずにお付き合いいただけたらと存じます

  58. 58 : : 2013/11/28(木) 06:06:02
    >>57
    こんなに面白かったら飽きない。テスト期間なのに…
  59. 59 : : 2013/11/28(木) 09:20:38
    >>58
    テスト頑張って!
    今しかないからね
  60. 60 : : 2020/10/06(火) 15:15:53
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=51

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