ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

川崎「最近同じ夢を見る…」

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2013/11/25(月) 13:50:04
    川崎「なんなんだろ、この不思議な夢…妙にリアルなんだよな~…あれはたぶん小2くらいかな…」
    ~回想~
    ???「沙希ちゃんパスパス!!」

    川崎「わかった。いくよー、えい!」

    ???「ナイスパス!!よっしゃ…!?(ヤバイ…これじゃシュート出来ない…)

    川崎「???~こっちこっち~あたしノーマークだよ!」

    ???「よしいけ!沙希ちゃんシュートだ!!」

    川崎「えい!
    あっ、ごめんね、道路に出ちゃったよ。取ってくるね~」

    ???「うん…あっ、沙希ちゃん危な…
    くそ…間に合え~」

    川崎「え?あ………」

    キキー ドン

    川崎「キャー
    え?」ドス

    川崎「???君…ど…して…………」キゼツ

    ~回想終了~

    川崎「でもここでいつも終わるんだよな…
    ま、どうせ夢だしいいか。
    …あっ、遅刻してる…まぁいいかいつものことだし…」ハァ
  2. 2 : : 2013/11/25(月) 14:10:55
    平塚「おお、比企谷、遅刻とはいい度胸してるな…」

    比企谷「いや、これにはわけがあ平塚「知るか!!」」ウッ ドサ

    平塚「これに懲りたら…、てお前もか川崎、もう少し早く来れんのかね君らは…」

    川崎「あほらし…」(ヒキガヤヲヨコメニ)

    平塚「挨拶もなしか…、おい、比企谷いつまで寝てるんだ。さっさと席につきたまえ。それともなにか?次の授業は私のだから聞きたくないのか?」ハァ

    比企谷「ヒッ はい、急ぎますから殴らないで~」

    川崎「(なんかさっきの光景見たことがあるような…)ま、いいや」ハァァ ネム

  3. 3 : : 2013/11/25(月) 14:53:21
    放課後~

    比企谷「くっそ雪ノ下のやつ今日はなんであんなに舌好調だったんだ?俺なんかしたかなあいつに…?」

    川崎「(あ、比企谷今帰りか…ま、あたしには関係ないけど…)さ、早くバイトに行かないとね。」

    比企谷「(お、川崎だ、こんな時間にどこいってるんだあいつ?……あ、バイトね。
    頑張るな~あいつ……!?車が……あいつ気付いてねーのか!?)」

    川崎「ハァァネム
    なんでこんなに眠いんだろ?」ハァァ

    比企谷「くっそ、沙希!!」タッタッタ

    川崎「!?(なんであいつあたしの名前叫んだの!?)ドキ」

    ~回想~
    比企谷「サンキュー沙希!!愛してるぜ」タッタッタ
    ~回想終了~

    川崎「なんでこんなときに思い出して…(ってこっち来たー)」カァー

    比企谷「沙希、危ない!!」

    川崎「へっ?あっ、」
    キキー ドン

    ???「グハッ」

    運転手「ヤバイ!?人跳ねちまった………
    捕まりたくねぇょ……うわーー」ニゲタ

    ???「お前怪我してねーか?」ハァハァ

    ???「うん、大じょ……じゃなくて、なんであんた…………」

    キャー ヒキニゲダ ダレカケイサツトキュウキュウシャ

    比企谷「そっか…お前怪我…して…ねーん…だ…な……」

    川崎「どうして………」

    川崎「あ………これって………」イタッアタマガ

    ~記憶~
    川崎「え?あ………」
    キキー ドン
    川崎「キャー
    え?」ドス

    川崎「はちまん君…ど…して…………」
    ~終了~

    川崎「あ、あんたもしかして…」

    ピーポーピーポー
    オイ ダイショウブカアンタ イマキュウキュウシャキタゾ
    ハイ サガッテサガッテ イマカラハンソウシマス
    カノジョサンデスカ コチラヘ
  4. 4 : : 2013/11/25(月) 15:01:54
    病院~
    イソゲ シュッケツガオオイ キンキュウシュジュツダ

    川崎「比企…谷……」

    コノセイフクハソウブコウコウノモノカ ダレカソウブコウコウニデンワシロ
    カノジョサンデスカ コノヒトノナマエトカゾクヘノレンラクオネガイシテモイイデスカ

    川崎「あ、はい……」
  5. 5 : : 2013/11/25(月) 15:17:34
    手術室前~

    平塚「、、、!!
    川崎大丈夫か?怪我はないか?」

    川崎「あたしは大丈夫だけど比企谷が、はちまん君があたしのせいでまた………」

    平塚「(はちまん君!?また?)
    大丈夫だ川崎。あいつは目は腐ってるが悪運だけは強いんだ、きっと帰ってくるさ。」ナデナデ

    川崎「でも、でもあたしのせいで……」グス

    小町「お兄ちゃんはどこ!!」

    平塚「おお、比企谷妹、こっちだ。この中で今手術を受けている。
    ところでお前だけか?親御さんは?」

    小町「親は今仕事場からこっちに向かっています。
    先生お兄ちゃんはどうなったんですか?」

    平塚「すまん、今のところまだ………
    しかしきっと大丈夫だ。君のお兄さんは悪運の強い男だ。必ず帰ってくるさ。」

  6. 6 : : 2013/11/25(月) 15:37:01
    2時間後~
    病室~

    平塚「手術は成功だと病院の先生が言っていた。まだ麻酔が効いているが今晩中には目が覚めるそうだ。」

    川崎「良かった、良かったよ~」グス

    平塚「あと警察からは轢き逃げ犯はまだ見付かってないが目撃者も多いから時間の問題だろうということだ。」

    小町「えっ、轢き逃げ!?お兄ちゃんまた轢き逃げにあったの!?」

    平塚「また?おいおい、入学式の時は轢き逃げではなかったはずだぞ?」

    小町「いえ、その時じゃなくて昔、確かお兄ちゃんが小2の時に一度轢き逃げひあってるんです…」

    川崎「!?………」

    平塚「何!?そうなのか…
    どうした川崎!?そんなに怯えて…」

    川崎「あれはやっぱり……
    またあたしは彼を………」

    平塚「川崎?いったいどうしたんだとりあえず落ち着くんだ。すまない比企谷妹鎮痛剤を貰ってきてくれ。」

    小町「わ、わかりました…」
  7. 7 : : 2013/11/25(月) 16:02:03
    平塚「ふう、川崎もやっと落ち着いて寝てくれたか。」

    小町「先生、お兄ちゃんがどうして腐った目をしているか知っていますか?」

    平塚「?いや、知らないが…というかなぜ今その事を?」

    小町「昔、小2の時に一度轢き逃げにあったって言いましたよね。」

    平塚「ああ。しかしそれとこれとは」

    小町「いえ、この事故が原因でお兄ちゃんはボッチになっていって目まで腐ってしまったんです。」

    小町「あの事故がおきる前はお兄ちゃんはボッチではなくたくさんの友達に囲まれて、葉山さんのような存在だったそうです。
    でもあの事故の後、1ヵ月お兄ちゃんは目を覚ましませんでした。
    目を覚ましたお兄ちゃんは事故の影響で事故前の数日間の記憶を失っていました。
    だから記憶を取り戻すための治療とリハビリをするために半年学校に行けない日々が続きました。
    そして戻って来たときには学年もひとつ上に上がり、クラスも替わって、勉強も遅れたお兄ちゃんはどんどん話しかけてくる友達が減っていきクラスで浮いた存在になっていきました。」
  8. 8 : : 2013/11/25(月) 16:14:32
    平塚「そうだったのか…しかしだからといった目が腐るとは限らないだろ。」

    小町「それだけだったら良かったんですけど…」

    平塚「?何かあったのか?」

    小町「はい…
    その時、お兄ちゃんのクラスで他人のものを盗んだり壊したりするいじめが流行っていたそうなんです。
    で、そのいじめの犯人をその時の先生が見つけようとしたらしいんですけど、どういうわけかお兄ちゃんが犯人にされたらしく、お兄ちゃんは否定したらしいんですけど結局犯人にされて
    それからお兄ちゃんがいじめられるようになったらしいんです。」

    平塚「そんなことが………」

    小町「はい…それでお兄ちゃんはだんだん今のお兄ちゃんになっていきました。」

  9. 9 : : 2013/11/25(月) 16:17:04
    平塚「そうだったのか…すまんな、比企谷
  10. 10 : : 2013/11/25(月) 16:20:38
    平塚「そうだったのか…すまんな比企谷妹。こんな話をさせてしまって」

    小町「いえ、小町が勝手に話をしただけですから。」

    平塚「いや、そうはいっても」
  11. 11 : : 2013/11/25(月) 16:34:09
    30分後~
    病院の先生「比企谷さんの容態はどうですかな?」

    看護師「変わりはないようです。まだ麻酔が効いてよく寝ています。」

    比企谷親「大丈夫八幡!!」

    小町「あ、お父さん、お母さん遅いよ。」

    親「ごめんね、ちょっと道路が混んでて」

    平塚「どうも比企谷八幡君の担任の平塚静です。」

    親「先生、すいません。うちの子が迷惑をかけたようで。」

    平塚「いえいえ、私は構いませんよ。では、私は帰ります。
    川崎~もう帰るぞ…て、起きているんなら早くいいたまえ。」

    病院の先生「あ、その子も一応検査をしないといけないので今日は検査入院をさせますがよろしいですか?」

    平塚「そういうことでしたら私の方から家に連絡をしておきましょう。」

    病院の先生「あ、お願いします。では、川崎さん、こちらに来てください。」

    川崎「…………えっ?あ、はい…わかりました…」
  12. 12 : : 2013/11/25(月) 20:45:34
    看護師「お疲れ様でした。これで検査はすべて終了しました。結果は明日の朝お知らせしますので今日はゆっくりお休みください。」

    川崎「おつかれさまでした……」

    看護師「(大丈夫かしらこの子。ずっと心ここにあらずって感じだけど……)」

    川崎「?どうしました?あたしの顔になにか?」

    看護師「!?
    いえなんでも…では、失礼します。」
  13. 13 : : 2013/11/25(月) 21:46:46
    川崎「ふう、さすがに今日は疲れたな…」

    比企谷「う、うぅ…」

    川崎「!?
    はちまんく、比企谷!大丈夫?どこか痛いところある?」

    比企谷「う、ここは、いったい……
    お前は、、、川崎か…
    えっ川崎!?なんでい、、、いっっってぇーーー」バタバタ

    川崎「大丈夫?ちょっと比企谷!
    あ、先生呼ばないと」ナースコール

    看護師「はい、どうしました~。あ、目が覚めたのね。あまり動いちゃダメじゃない。
    あ、先生~比企谷さん目が覚めました。早く来てください。」




    先生「うん、大丈夫そうですね。手術をしたので当分の間は手術後が痛みますが痛みがひどいときは言って下さい。
    え~、一週間は絶対安静ですので。
    それでは。」

    比企谷「わかりました。ありがとうございました。」

    看護師「それではお大事に~」ガラガラガラ

    川崎「………あんたって医者と普通に話せるんだ。」

    比企谷「は?なに言ってんのお前、どんだけ俺のこと馬鹿にしてるの?
    俺はボッチのなかのボッチだぜ?医者とかサイゼのウェイターなら余裕で話せるに決まってるだろ。」

    川崎「そ、とりあえず一発殴りたい気分だけど手術後だし助けて貰ったから我慢するは。
    だからこれでチャラだから。」

    比企谷「おい、ちょっとまて、俺はお前のために命張って助けたのに一発殴るの我慢するのと同価値ってどういうこと…
    ああ、ごめんなさい俺の間違いでした。あなたが正しいです。だから殴らないで。」ヒッ

    川崎「判ればいいさ判れば。
    昔も今回も助けてなんて言ってないし…」ボソッ

    比企谷「は?何だって?」

    川崎「なんでもないよ!!」

    比企谷「そ、そうかならいいが………
    そう言えばまだ状況が把握出来てないな…
    おい、川崎、ちょっと教えてくれ。」

    川崎「ハァしょうがないね。
    まずあんたがあたしを庇って跳ねられ(ry

    ってところだよ。」

    比企谷「そ、そうか、だいたいは理解した。
    だからお前がここに居るわけか……
    そう言えば俺の親と小町は?」

    川崎「さぁ知らないね。あたしが検査から戻ったら居なかったからもう帰ったんでしょ」

    比企谷「さっすが俺の家族だな。俺が轢かれても結構あっさりしてるな。小町だったら擦り傷創っただけでめちゃくちゃ心配されんのにな。」フッ

    川崎「あんたってどんだけ嫌われものなのよ、家族からもなんて…」

    比企谷「いや、小町だけは俺の味方のはずだ。そのはずだ。そうだよね。」

    川崎「いや、あたしに聞かれても…
    ま、そんだけ騒げるんなら大丈夫でしょ。
    あーあ、心配してたから疲れたは。」

    比企谷「えっ、心配してくれ 川崎「してない。」お、おう…」

    川崎「あんたの相手してっと余計につかれたは。じゃああたしは寝るから。少しでも近付いたらわかってるよね…」グッ

    比企谷「何にもしねーよ。てかその前に動けねーし…」

    川崎「そ、じゃあおやすみ」

    比企谷「はぁ、おやすみ」
  14. 14 : : 2013/11/25(月) 21:48:42
    夜中~
    川崎「ねぇ比企谷、まだ起きてる?」

    比企谷「」スースー

    川崎「はぁ~寝よ。」
  15. 15 : : 2013/11/25(月) 21:51:23
    支援
  16. 16 : : 2013/11/25(月) 21:59:15
    次の日~
    川崎「う、ん~よく寝た。」
    ウ、ウ~ン
    川崎「あ、起こしちまったか。」

    比企谷「ん、ああ気にすんな。どうせそろそろ起きんといかん時間だろうしな。」

    川崎「そうね。じゃあたしは学校行くは。」

    比企谷「おう、がんばれー(棒読み)」

    川崎「なんかいちいちムカつくわねあんた。」

    比企谷「早く行けよ、遅刻するだろうが。」

    川崎「別にいいさ、今日は先生もわかってるだろうし。」

    比企谷「そーか、じゃーな。…」

    比企谷「あ、そうだ、由比ヶ浜と雪ノ下には大丈夫だって言っといてくれ。」

    川崎「なんであたしが…わかったよ。」ガラガラガラ
    コツコツコツ

    比企谷「行ったか……
    さて、もう一眠りすっかな~」

    看護師「比企谷さーん、朝ですよ~。」

    比企谷「はぁ、起きとくか…」

  17. 17 : : 2013/11/25(月) 22:37:31
    支援です!
  18. 18 : : 2013/11/25(月) 23:53:23
    夕方~
    比企谷「はぁ~暇だな…
    (これじゃ入学式の時と同じじゃねえか…)」

    川崎「なに黄昏てんの?」

    比企谷「うわ、って川崎か…脅かすなよ。なんだ?忘れ物なんてなかったぞ。」

    川崎「別になにも忘れ物なんてしてないよ。」

    比企谷「はぁ?じゃあ何しに来たんだよ、お見舞いなんかじゃねーだろうし…」

    川崎「あんた馬鹿じゃないの?普通お見舞いしかないでしょ。」

    比企谷「お、おう…そうか………」

    川崎「な、なによ…」

    比企谷「いや、お見舞いなんて初めてで…」

    川崎「いや、普通誰か来る…あ、そうかあんた友達いないんだったね。」

    比企谷「く、言い返せねぇ…
    てかお前も言えねぇじゃねえか。」

    川崎「まーね。」

    比企谷「で、本当に何しに来たんだよ、わざわざ俺のハート砕きに来たのかよ、雪ノ下かお前は…」

    川崎「は?さっき言わなかったっけお見舞いだって」

    比企谷「本当に?なんで?」

    川崎「なんでってあたしのせいで入院してるんだし、
    それに聞きたいことあるし…」ボソッ

    比企谷「えっ、なんだって?」

    川崎「なんでもないし!!」

    比企谷「そ、そうか。とりあえず座れよ、ずっと立ってるのもなんだからな…」

    川崎「そう、ね…じゃあそうする…」

    比企谷「で、なんだ?」

    川崎「え、うん、あのね聞きたいことがあるんだけど…」

    比企谷「ん?なんだ?」






    比企谷「(え、え~なにこの沈黙~スッゲー気まずいんですけど…)」

    川崎「あの、
    比企谷「あの、

    ビクッ

    比企谷「お、お前言えよ」

    川崎「う、うん、あの、さ…

    由比ヶ浜「ヒッキー大丈夫?今日平塚先生からヒッキーが入院してる…あ、サキサキだ、ヤッハロー」

    川崎「サキサキ言うなし!どうも」

    雪ノ下「ちょっと由比ヶ浜さん病院では静かにしてちょうだい。子供じゃないんだから…」

    川崎「あんたもいっしょか、なら結衣のことちゃんと見てなよ。」

    雪ノ下「ごめんなさい、でもタクシーを降りてから急に走って行くんだもの私が一概に悪いわけではないわ。
    でもそうね、由比ヶ浜さんを止められなかった私の責任ね。謝るわ。」

    川崎「ま、いいけどね、あたしは」

    由比ヶ浜「なんか変なこと言われた気がするけどまあいいか。ゆきのんもサキサキも仲良くね~」ダキダキ

    雪ノ下「由比ヶ浜さん暑苦しいから離れてくれないかしら、あとゆきのんって呼ばないで」

    川崎「サキサキって呼ばないで。あと離れて」

    由比ヶ浜「え~んゆきのんとサキサキに嫌われちゃったよ~ヒッキーどうしよー」

    比企谷「お前らここがどこかわかってやってんのか?」

    雪ノ下「?」

    比企谷「なに変なこと言ってんのこの人、てか誰この人みたいな目で首かしげるのやめてくんない!?傷付くから!!」

    雪ノ下「あら、私はあなたのことなんて知らないわ。それに私はあなたが人だと思ってなかったのだけれど」

    比企谷「なにお前俺にどうしてほしいの?俺一応怪我人なんだけど」

    雪ノ下「あらそういえばそうね、御愁傷様、ひきがえる君」

    比企谷「なんでお前俺の小学校の時のあだ名しってんの?エスパーなの?超能力あんの?」

    川崎「比企谷、あんたも結構騒いでるけど大丈夫な訳?」

    由比ヶ浜「あ、そうだよね、ヒッキー怪我してるんだよね、ごめんね…大丈夫?」

    比企谷「ああ、俺は大丈夫。今のところな、」

    由比ヶ浜「ならいいけど」

    比企谷「あ、そう言えば川崎の聞きたいことってなんだったんだ?こいつらが来て話がそれたが…」

    川崎「いや、今日はその事はもういいよ。そのうち…ね…」

    比企谷「ああ、お前がいいなら構わんが…」

    雪ノ下「ちょっと比企谷君それだと私と由比ヶ浜さんが邪魔みたいじゃないの。私はあなたが心配だって言う由比ヶ浜さんについてわざわざ来たくもないあなたのお見舞いに来てあげたのにどういうことなの?それだと私と由比ヶ浜さんに失礼じゃない。」

    由比ヶ浜「ゆきのんそれはちょっと言い過ぎかな~アハハ。
    あとヒッキー、本当にゆきのんが言ったこと考えたの?
    ひどいよヒッキーキモい!!」

    比企谷「なんで思ってもないことなのに二人から貶められないといけないの?これって死刑宣告なの?」

    川崎「ハァとりあえずあんたらその辺で止めたら?入り口で看護師さんが怒ってるんだけど…」

    比企谷、雪ノ下、由比ヶ浜「あ、ごめんなさい」
  19. 19 : : 2013/11/26(火) 02:20:05
    川崎「ハァあんたらの部活はいつもこんな感じなの?」

    由比ヶ浜「うん、だいたいこんな感じかな?」

    雪ノ下「由比ヶ浜さん、質問に対して?を付けて回答するのはおかしいわ。
    でも、そうね。由比ヶ浜さんがいった通りこのような会話をしていることもあるわね。この卑屈谷君と会話をするのは誠に遺憾なのだけれども。」

    比企谷「おい、なんでそんなにさらっと俺に対するいじめができるの?
    ユキペディアって実は俺をいじめる為の用語集とかなの?
    まあ、そうだな。いつもはこんな感じか、もしくは俺と雪ノ下は読書で由比ヶ浜がケータイ弄っているかのどちらかだな。」

    川崎「ねぇあんたらの部活って奉仕部じゃなかった?いつからそんな訳のわからない活動の部活になったわけ?」

    雪ノ下「いえ、私が部を設立してから今まで変わらずに奉仕部よ。
    変わったとしたら由比ヶ浜さんが入ったことだけよ。」

    比企谷「おい、俺を勝手に外すな。今のはさすがの俺でも本気で落ち込むぞ。」

    雪ノ下「あら、あなたは奉仕部を抜けたがっていたのではなかったかしら、それなのに今の発言は自分は奉仕部の正部員なのだから外されたくないと言っていたように聞こえたけど?」

    比企谷「く、しまった…絶好のチャンスを自分で潰すとは…」

    由比ヶ浜「ヒッキー、やっぱり奉仕部のこと好きだったんだね~。良かった~。そうならそうと嘘つかなきゃいいのに…」

    比企谷「くそ、雪ノ下の言葉に答えたせいで否定できない…」

    川崎「はいはい、そういうのは部室でやってね…」
  20. 20 : : 2013/11/26(火) 02:39:55
    小町「お兄ちゃん着替え持ってきたよ~。遅くなってごめんね~。
    あ、結衣さん、雪乃さんあと大志君のお姉さんもヤッハロー」

    由比ヶ浜「あ、小町ちゃんだ、ヤッハロー」

    雪ノ下「どうも小町さんお久し振りです。」

    川崎「どうも、あとあたしのことは沙希でいいよ」

    小町「了解です。沙希さん」

    比企谷「お~小町ありがとう。いつもすまないねぇ…」

    小町「お兄ちゃん、それは言わない約束でしょ?
    それよりお兄ちゃん、どうしたのこれ、こんなに綺麗な人ばかり側に置いてお兄ちゃんは何をするつもりなのかな~?」ww

    由比ヶ浜「えっ、綺麗だなんて///どうしよー」ニヤニヤ

    比企谷「ちげーよ、こいつらはたまたま見舞いに来てくれただけだ。俺はなにもしてない。」

    雪ノ下「そうよ、小町さん。それに私は比企谷君のお見舞いに来たのではなくて、由比ヶ浜さんが何かされないように監視の為に来たのであって勘違いされては困るわ。」キリッ

    小町「雪乃さんまたまた~。わかってますよ、そんなこと言わなくても。」

    比企谷「わかってるんなら聞く意味なくねーか?」

    小町「ごみいちゃんは黙ってて!!」

    川崎「あんたも大変だね~」ハハッ
  21. 21 : : 2013/11/26(火) 02:57:49
    雪ノ下「あら、もうこんな時間。由比ヶ浜さんそろそろ帰らないと親御さんが心配するわ。」

    由比ヶ浜「あ、ホントだ。もう終わりか…
    ヒッキー早く元気になってね~学校で待ってるから。」

    比企谷「おう、また今度な。」

    由比ヶ浜「うん、バイバーイ」

    雪ノ下「では、小町さん川崎さんさよなら」

    小町「ありがとうございました~」

    川崎「ええ、サヨナラ」

    比企谷「え、なんで俺省かれたの?俺の見舞いに来てくれたんじゃないの?」

    雪ノ下「あら、ごめんなさい、見えなかったわ卑猥谷君、さよなら」

    比企谷「そこまで徹底して罵倒しなくても…
    ごめんなさい、来てくださってありがとうございました。感謝しています。だからそんなに睨まないでお願いします…」

    雪ノ下「ハァ…ではまた」

    由比ヶ浜「ゆきのん遅いよ~」

    雪ノ下「ごめんなさい由比ヶ浜さん。今行くわ。」

    川崎「二人もいったしあたしも帰るは。」

    比企谷「おう、気を付けてな。もう車に轢かれそうになるなよ。」

    川崎「うっさい、わかってるよ
    じゃあね、妹さん。」

    小町「沙希さん、小町でいいですよ」

    川崎「そ、そう?じゃあ、こ、小町またね」

    小町「はい、ありがとうございました。」



    小町「じゃお兄ちゃん、あたしも帰るね~。」

    比企谷「おう、お前も気を付けてな~」

    小町「わかってるって。じゃあね~
    (これはもしかして小町のお姉さん候補が3人に増えたってことかな~)」

    比企谷「ふう、やっと静かになったか…
    でも、たまにはああいうのも良いもんだな…
    夕飯まで時間があるな………寝よ。」

  22. 22 : : 2013/11/26(火) 03:00:52
    支援です
  23. 23 : : 2013/11/26(火) 03:19:49
    二週間後~
    比企谷「はー、初めてのリハビリは
    疲れたな~……
    あ、お前また来てたのか。」

    川崎「まあね、あんたには助けられた借りがあるからね、時間があるときは、なるべく来ようと思ってね…」

    比企谷「お、おう…ありが、とう。
    てか、俺がお前を助けたのってチャラになんなかったっけ?」

    川崎「あんたも妙なことを覚えてるね…
    あれは冗談に決まってるじゃないか」

    比企谷「そうなのか?ま、いいけど…」

    川崎「(聞きたいことまだ聞いてないし…)」

    比企谷「?どうした、川崎」

    川崎「な、なんでもないよ」

    比企谷「そうか?ならいいが…
    てかさ、早く部屋入ろうぜ、おれ疲れてんだよ。」

    川崎「あ、ごめん。てか何かあったの?」

    比企谷「あれ、昨日言わなかったっけ?
    今日からリハビリ始まるんだよ。」

    川崎「そうだったね、忘れてたよ。
    リハビリってきついのかい?」

    比企谷「いや、そうでもないと思うぞ…
    ただ、二週間なにもしてないから筋肉が落ちたりしてるな…あ、体力もか。
    それにぜんっぜん面白味がない。」

    川崎「そうかい。ま、頑張んなよ。」

    比企谷「はあ、他人事だと思って…簡単に言うなよ…想像以上に退屈過ぎて辛いからな。」

    川崎「はいはい、ごめんごめん。」

  24. 24 : : 2013/11/26(火) 20:29:25
    川崎「そういえば今日はあの二人は来てないね…
    昨日まで毎日来てあんたのこと罵倒しまくってたのに」

    比企谷「二人?ああ、由比ヶ浜と雪ノ下か、
    あの二人は今日は来ないぞ。」

    川崎「?なんであんたがそんなことしってんの?」

    比企谷「ふっ…それは俺がエスパーだから、、、ごめんなさい冗談です。そんな目で見ないで…
    ふ~、さっき由比ヶ浜から連絡があったんだよ。急に依頼がはいったから来れないって。」

    川崎「そうなの。じゃあ今日は静かな時間になりそうだね。」

    川崎「(ということは、今日はこいつと二人きり…。あの事を聞くなら今日が最高の機会じゃないか…)」

    比企谷「おい、川崎~どうした?急に黙って…」

    川崎「え?ああいや…なんでもないよ」



    川崎「あの、さ、あんたに聞きたいことがあるって言ったの覚えてる?」

    比企谷「ああ、そういやそんなことあったな。
    すっかり忘れてたわ。で、なんだ?聞きたいことって」

    川崎「うん、その前にさ、確認したいことがあるんだ…」

    比企谷「?別に構わねえよ。早く聞け。」

    川崎「うん、……あの、さ、あんたって小2の時轢き逃げ事故にあったんだよね…」

    比企谷「はぁ!?なんでお前そんなことしってんの?エスパーなの?」

    川崎「ち、違うよ…ただ、あんたが寝てる間に小町が教えてくれたんだよ…」

    比企谷「そ、そうだったのか……
    まぁ、別にいいけどね。どうせ、覚えてねぇし…」

    川崎「えっ!?あんた覚えてないの?
    確かカウンセリング受けたって小町が」

    比企谷「ん?小町そんなことも話したのか…
    ああ、受けたことは受けたんだが、何度やっても思い出せなかったんで治療はやめて自然に思い出すのを待つってことになったんだけど、結局なんにも出てこなかったよ。
    ま、今さら思い出しても意味ねーけど。」

    川崎「そうなの……」

    比企谷「で、お前の聞きたいことって?」

    川崎「ん、ああ、それは…
    うん、やっぱりいいや。」

    比企谷「そうか?お前がいいなら構わんが…」

  25. 25 : : 2013/11/26(火) 21:10:40
    比企谷「そういや事故にあってからずっと変な夢を見るんだよな…」

    川崎「ふーん…一応聞いてあげるよ。」

    比企谷「一応って何だよ…
    まぁ、この夢っていうのが妙にリアルなんだけどな…
    たぶんあれは小2ぐらいの時かな~
    友達とサッカーしてるんだよ。」

    川崎「!?(えっ、それってまさか………)」

    比企谷「ああ、そんときの俺ははぶかれたりしてないからな。勘違いすんなよ。」

    川崎「ふ、ふーんそうなのかい…
    別に勘違いしてないしね、それに夢でしょ。
    は、早く続けて…」

    比企谷「なんか急に乗り気になったな…
    まぁ、俺のチームに女子がいて、俺とそいつで相手ゴールに攻めこんでるんだけど、その女子からボールをもらった俺は相手に囲まれたんだよ。で、その女子はノーマークだったからパスしてシュートさせたらゴールの向こうの道路までいっちゃったんだよ。だからその女子がボールを取りに行くんだけど、そこにたまたま車が突っ込んできやかったんだ…」

    川崎「ふ、ふーん…
    でそれから?
    (やっぱり…)」

    比企谷「だから俺はその子が危ないとおもってその子に走りながらタックルしたんだよ…
    でも、そこから先がわかんねーんだよな…
    急に真っ暗になるんだよ。しかも周りには暗闇だけで俺一人だけなんだよ。
    まぁ、そこでいつも目が覚めるんだけどな…
    な?変な夢だろ。」

    川崎「うん、…うん、変な夢だね…」グスグス

    比企谷「は?なんでお前泣いてるんだよ!?おれなんもしてねーよ!?
    なに、どうしたの…もしかして哀れみの涙なの?そんなの要らねーし…
    てか、お前そんなキャラじゃねーだろ。」

    川崎「な、泣いてないし!!あくびをかみ殺したら涙が出ただけだし。」グス

    比企谷「いや、ないてんじゃん……」

    川崎「」キッ

    比企谷「ごめんなさいあなたは泣いてません、勘違いでした。だから睨まないで…」

    比企谷「はぁ……
    あ、よく考えてみればなんか見覚えがあるんだよな……誰かに似てるような気もするが…誰だ?
    それにその子俺が退院したあと学校で見た覚えないし…
    やっぱしらないやつかな…?」

    川崎「あんた覚えてんじゃない…」グス

    比企谷「ん?なんのことだ?」

    川崎「昔の事故のことよ。
    それにあたしの聞きたいことって言うのはそのことよ。」

    比企谷「はぁ?夢のことを聞きたいって何だよ…
    しかもこの夢のことってなんでこの夢のことしってんだよ…やっぱお前エスパーなの?」

    川崎「教えてあげるよ…
    その夢はあんたが昔の事故で失った記憶よ。
    たぶんこの前の事故が鍵になって思い出したんだよ…」

    比企谷「そーなのか?
    てか、なんでお前が俺の過去知ってるんだよ…
    それも小町に聞いたの?
    あいつどんだけ記憶力いいの?」

    川崎「小町は関係無いよ。
    そうだね…実はあたしも変な夢を見るんだよ…
    それはこんな夢なんだ…」
  26. 26 : : 2013/11/26(火) 21:36:12
    比企谷「………えっ、それって俺の夢とそっくりなんだけど…」

    川崎「そりゃそうよ。この夢は最近まであたしが忘れていたあたしの記憶なんだから…」

    比企谷「ん?そりゃどういう……
    あー駄目だ、頭がこんがらがってきた…
    結局何なんだ、答えを言ってくれ。」

    川崎「そうだね。
    比企谷、いや、はちまん君小2の時とこの前の事故の二回も助けてくれて、ありがと…」カァー///

    比企谷「………
    すまん訳がわからん…」

    川崎「だから……


    あんたが昔助けたその女子はあたしなの!!」

    比企谷「ん?…は?………えぇーーー!?」

    川崎「ちょっ、そんな大声出さないでよ…
    びっくりするだろ…」

    比企谷「いや、だって普通驚くだろ
    そのカミングアウト…
    そうか、あの子川崎に似てるんだ…」

    川崎「だから、似てるんじゃなくてあたしなの!!それ」

    比企谷「いや、だって………
    あ、でも俺達高2で初めて知り合ったはずだよな…
    あの子がお前ならなんで学校で会ったこと無いんだ?」

    川崎「それは、あたしが引っ越したからだよ…
    あたし、小3からおとうさんの仕事で離れたところに引っ越したからあんたに会って無いんだよ…」

    比企谷「いや、それでも普通事故の前に会ってるはずだろ?」

    川崎「それは、あたしが引っ越してきたのがあの事故の半年前だ
    からだよ。あの頃は、おとうさんの転勤で何度も何度も学校が変わったからね…
    あ、今の家はあたしが高校に入る直前に引っ越して来たから
    だからあんたがしらなくても当然だよ…」

    比企谷「そうか、お前ん家って大変なんだな…
    ということはお前に関する記憶が失われたってわけか…
    信じられんな…」キョウガク

    川崎「あんたが信じられなくても状況証拠が全てを物語っているからね…」
  27. 27 : : 2013/11/26(火) 23:05:51
    川崎「あ、そろそろ面会時間が終わるな。
    じゃああたし帰るは。」

    比企谷「……おう、………じゃあな………」

  28. 28 : : 2013/11/26(火) 23:37:19
    夜~

    比企谷「あ~全然すっきりしない…
    寝よ…」

    ~夢の中~

    先生「はーい、今日はこのクラスに転校生が来ましたよ。
    さ、入って入って。」

    ???「はい、え~と川崎沙希って言います。
    これからお願いします。」

    先生「はい、じゃあ川崎さんは、そうね…
    比企谷君の隣の空いてる席にいってちょうだい。」

    川崎「はーい。」
    「えっと、ひきがやくん?だっけ、よろしくね。」

    比企谷「うん、よろしく。僕はひきがやはちまんだよ。仲良くしようね。」

    川崎「うん!!」




    比企谷「やったー昼休みだ。
    みんな~なにする?」

    A「サッカーしようぜ!!はちまん!!」

    比企谷「よし、みんないくぞーサッカーだー」

    オー

    比企谷「ほら川崎さんはいかないの?」

    川崎「行きたいけど…でも、…

    比企谷「大丈夫。みんないいやつだから。
    さ、川崎さんも行こう。」

    川崎「うん!!あと沙希って呼んでね。はちまん君♪」

    比企谷「うん、行こう。沙希ちゃん。」


  29. 29 : : 2013/11/27(水) 01:25:10
    支援、支援ですっ!
  30. 30 : : 2013/11/27(水) 21:02:11
    翌日~
    比企谷「んあ~よー寝た…
    今日もまた変な夢だったな…
    おそらくこれも記憶なんだろうな…信じられんが…」

    ヒキガヤサンアサゴハンデスヨ

    比企谷「あ、ありがとうございます。…
    はぁ、いつまでも戸惑ってらんねーな。」

    午後~
    比企谷「お、また来たのか、川崎」

    川崎「うんまーね。」

    比企谷「お前もよく飽きないで来るよな、」

    川崎「なんか最近ここであんたの顔見ないとなんか嫌なんだよ…
    変な習慣付いちまった。
    あんたのせいだかんね。」

    比企谷「なんでそこで俺のせいになるんだよ!!
    俺はなんにも頼んでねーよ。」

    川崎「あはは、そうだね。ごめんごめん。
    (昔のこと思い出したのと、この前の事故でこいつのこと好きになったなんて言えない…)」

    比企谷「あ、そうだ、ちょっと授業ノート見してくんない?」

    川崎「なんだい?急に勉強なんてあんたらしくないじゃないか。」

    比企谷「いや、病院ってやることないからひまなんだよ。それに事故のせいでまた授業が分かんなくなるのは嫌なんだよ。」

    川崎「そうだね。ちょっと待ってね…
    はい、これノート。
    わかんないところは質問してくれてもいいから。」

    比企谷「おう、サンキュー沙希」

    川崎!? ゴホッゴホッ
    「いきなりなにさ、さ、沙希なんて呼び捨てするなんて…ば、バカじゃないの !!」ドキドキ

    比企谷「ふははは、そんなに怒んなよ~」ニヤニヤ

    川崎「ふざけんな…ノート取り上げるよ!!」

    比企谷「すまん、ちょっと昔みたいに呼んでみたんだ…」

    川崎「へ?どういうこと…」

    比企谷「ん、昨日あんな話したせいか、今日初めて見る夢を見たんだよ…
    お前が転校してきた時の夢をな。」

    川崎「え!?それってまさか思い出し始めてるってことなんじゃ…」

    比企谷「ああ、おそらくそうだろうな。
    それにしてもあの時のお前って結構可愛かったな。」

    川崎「へ?か、かわ、かわいい………///
    そんなこと言って、、、
    ちょっとあんたあの時のってどういうこと?
    答えによるけどあんた死ぬことになるよ…」ゴゴゴォ

    比企谷「だ、だって今のお前って可愛いってよりも…き、キレイって感じじゃねーか…
    まぁ、俺から見たらってだけなんだけど…」

    川崎「へ?き、キレイ?あたしが!?
    そんな、キレイなんてあたし…///
    (ヤバイ、キレイって言われちゃった。どうしよ………あ、そうだ、お礼言わないと…)」

    比企谷「お前は性格というか、ボッチだからあれだけど
  31. 31 : : 2013/11/27(水) 21:15:59
    比企谷「お前は性格というか、ボッチだからあれだけど、大人っぽいしな…そういう面でもキレイとか思われるんじゃないか?
    由比ヶ浜とかも言ってたしな。」

    川崎「そ、そう。あ、ありがとう………


    はちまん君………」カァー

    比企谷「へ、はちまん…君!?
    な、おま、なにいきなり人のファーストネーム呼んでくれちゃってんの!?」

    川崎「お返しだよ、あんたにね。
    さっきあんたもあたしのこと名前で呼んだし、
    小学校の時の呼び方ははちまん君だったからね!!」ドヤッ

    比企谷「いや、ドヤ顔しても赤い顔じゃ…
    (やべ、今ちょっとドキッとしてしまった…
    さっきあんなこと言ったけど、こいつ可愛くね!?)」

    川崎「え、ちょっ、まっ、見るな.今ちょっと見ないで~」カァー///

    比企谷「ハハハ、もっと赤くなりやがった。」ハハハ

    川崎「くそ、笑うなし…
    さっさと勉強しろし!!」カァー

    比企谷「わかったよ。
    あ~面白かった…」ニヤニヤ

    川崎「あんた大概にしないとしばくよ!!」

    比企谷「すまんすまん。
    さ、勉強だ。よろしく頼むな。」

    川崎「はぁ、そんなのいいからちゃっちゃっとやるよ?」
  32. 32 : : 2013/11/27(水) 21:19:00
    比企谷「なぁ、沙希、ここってどうすんだ?」

    川崎「なんかもう抵抗なく沙希って呼んでるんだけど………ハァ
    えっとここはこうやってこうすんだよ。次の問題も似たようなもんだからやってみな?」


  33. 33 : : 2013/11/27(水) 21:21:12
    比企谷「サンキュ。
    お前の教え方って分かりやすくていいな。」

    川崎「ハイハイ、そうですか。そりゃどうも。
    (やった、はちまん君に褒められた。)」
  34. 34 : : 2013/11/27(水) 21:23:45
    数時間後~
    川崎「あ、もうこんな時間か、、、
    もう帰るよ。」

    比企谷「ああ、ありがとな、沙希。
    じゃ、また明日な」

    川崎「ん。じゃーね。」
  35. 35 : : 2013/11/27(水) 21:43:00
    数日後~
    由比ヶ浜「ヤッハロー!!ヒッキー久しぶり♪元気だった?」

    雪ノ下「だから由比ヶ浜さん、走ってはいけないと何度言った…
    由比ヶ浜さん、私は夢を見ているのかしら…」

    由比ヶ浜「ゆきのん大丈夫。あたしも驚いてるから…」

    比企谷「おい、うるせーぞお前ら、
    あ、沙希ここなんだか…」

    川崎「どうも、雪ノ下に結衣。
    ん?ここはこうやって…」

    由比ヶ浜「ゆきのんどうしよ…ヒッキーが、ヒッキーが………」

    比企谷「ハァ、本当にうるせーな…勉強する気なくしたわ。沙希、ちょっと休憩しよう。」

    川崎「わかったよ、八幡。
    じゃ、あたしは飲み物でも買ってくるよ。」

    比企谷「おう、サンキュ。」


    由比ヶ浜「なんか二人ともスッゴい自然な感じだよ。
    しかも二人とも名前で呼びあってるし…」ガーン

    雪ノ下「そ、そうね…私もとても驚いているわ…」

    比企谷「別にいいだろそんなこと」

    由比ヶ浜・雪ノ下「別によくない(わ)!!」

    比企谷「おう、な、なんだよ…」

    川崎「買ってきたよ。って何やってんの、あんたら?早く座んなよ。
    はい、八幡。
    あとあんたたちがなにがいいかわかんなかったから適当に買ってきたよ。」ハイ

    由比ヶ浜「あ、ありがとう…」

    雪ノ下「ありがとう。戴くわ…」

    由比ヶ浜・雪ノ下「ってそうじゃなくて(そうではなくて)!!」

    比企谷「だからうるせーよ!!何なの?静かにできないの?
    取り敢えずそれ飲んで落ち着け。話はそれからだ。」
  36. 36 : : 2013/11/28(木) 20:59:28
    比企谷「少しは落ち着いたか?
    で、なんだっけ…俺と沙希が名前で呼びあってることだっけ?」

    由比ヶ浜「そ、そうだよ!!あたしたちが来ない間に何があったの?」

    川崎「それは、あたしが答えるよ。」

    由比ヶ浜「え、それってまさか…
    いや、やっぱ聞きたくないかな……
    ね、ゆきのん…」

    雪ノ下「え、由比ヶ浜さんどうしたのいったい?」

    比企谷「おい、由比ヶ浜、おま

    由比ヶ浜「いいよいいよ、二人はそういうことなんでしょ?
    ならあたしはもう………」シクシク

    川崎「結衣、あんたたぶん勘違いしてるよ…。
    八幡とあたしは実は幼なじみだったってだけだよ。」

    由比ヶ浜「え、それだけ!?なんだ~そうだったんだ~
    ごめんね~勘違いしちゃって~」エヘヘ

    雪ノ下「いえ、由比ヶ浜さん、ちょっと待って。少し変な事が聞こえたのだけど。」

    由比ヶ浜「ん?どうしたのゆきのん?」

    雪ノ下「今川崎さんは何て言ったの?私には川崎さんが比企谷君の’幼なじみ’って聞こえたのだけど…」

    川崎「雪ノ下、聞き間違えじゃなく、確かにそう言ったよ。あたしは。」

    雪ノ下「そんなのあり得ないわ…
    この生まれる前から友達ができない運命の男に幼なじみがいるなんて…」

    比企谷「雪ノ下、お前は俺の何を知っているんだ?俺がお前に初めて会ったのは高2の春だったはずだぜ?
    なのになんでお前が俺の過去を語れんだよ…」

    雪ノ下「そんなの当たり前じゃない。あなたに友達がいないのはいわなくてもわかることだし、今まであなたが自分でさんざん言っていたじゃない。あなたの過去に起きた辛い思い出を」ビシッ

    比企谷「そうだな。確かに俺は過去の黒歴史を話したな…
    だが、それは、ある時期以降のことだけだ。
    なのになぜお前はそれ以前のことまで俺に友達がいないと決め付けていたんだ?」

    雪ノ下「くっ、それは、あなたが自分で

    比企谷「いや、俺はなんにも言ってないぞ。というかなにも言えなかったんだがな…」

    雪ノ下「?比企谷君、それはどういう…」

    比企谷「ふ~、なんか最近俺のことみんなに知られ過ぎてる気がするんだか…

    しゃーない、自分で蒔いた種は自分で処理しないとな…

    それはな、…

  37. 37 : : 2013/11/28(木) 21:07:36
    比企谷「……ということだ。」

    由比ヶ浜「ヒッキー…」グスッ

    雪ノ下「ごめんなさい。比企谷君………

    あなたの過去にそんなことがあったなんて…
    本当にごめんなさい。今まであなたに言っていたことであなたがどれ程傷つくかなんて考えずに発言していたわ…」

    比企谷「いいよもう。何年も前に終わっていることだからな…」

    雪ノ下「でも…

    川崎「雪ノ下さん、八幡がこう言ってんだ。もういいと思うよ。」

    雪ノ下「本当にごめんなさいね。」

    比企谷「いいよ、気にしてないから。
    さ、これでこの話は終わりだ。
    いい時間になったしみんなもう帰れ。」

    川崎「そうだね。さ、二人とも、帰ろうか。
    じゃあね、八幡」

    由比ヶ浜「……バイバイ、ヒッキー…」

    雪ノ下「……………」

    比企谷「はぁ、じゃあな。」
  38. 38 : : 2013/11/28(木) 23:35:23
    1ヶ月後~

    川崎「今までお疲れ。」

    比企谷「ああ、やっと退院だ。長かったな…」

    川崎「先生が驚いてたよ。あんたの異常な回復力に…」

    比企谷「ああ、俺もびっくりしてるよ。お前が幼なじみだったって話をしたあとからなんか知らんが回復するスピードが上がったからな~」

    川崎「良かったじゃないか。早く退院できたし、記憶もだいたい戻ったんだろ?
    いいこと尽くしじゃない。
    あたしに感謝しなよ?」

    比企谷「ああ、ありがとな沙希。
    さ、帰ろうか。」

    川崎「そうだね。でも退院したからってふざけたりしないでね。頼むから」ハハハ

    比企谷「わかってるよ。」ハハハ





    川崎「あ、ここは…」

    比企谷「ん?ああ、事故現場か…
    そういや、俺を轢いた奴はどうなったんだ?」

    川崎「ああ、そいつは事故の三日後にあっさり捕まったよ。」

    比企谷「そうか、そりゃ良かった。」

    川崎「どうもケータイで話ながらの前方不注意だったって話だよ」

    比企谷「へ~、
    そういや、あの時もそうじゃなかったか?」

    川崎「………そう、だったね…」

    比企谷「そうだ、お前この後なんか用事ある?」

    川崎「いや?なんにもないけど…」

    比企谷「そうか、ちょっと付き合ってくれ。」

    川崎「いいよ。どこにいくんだい?」

    比企谷「それは着いてからのお楽しみかな?」



  39. 39 : : 2013/11/29(金) 01:56:55
    期待です( ^ ^ )
  40. 40 : : 2013/11/29(金) 06:22:22
    ???~
    川崎「ここって…」

    比企谷「お!覚えてたか。」

    川崎「当たり前じゃない!!忘れる訳がないじゃない!!
    あんたが…八幡が初めて助けてくれたところだからね。」

    比企谷「そんなたいそうなもんじゃねぇだろ。
    ただの小学校のときに事故った場所だよ。」

    川崎「でもどうしてここに?」

    比企谷「いや、あの時の記憶が戻るまで、こんなところ知らなかったからな…
    思い出してしまうと、今がどうなっているのか気になってな。」

    川崎「そうか、、、で何をするためにここへ?」

  41. 41 : : 2013/11/29(金) 21:52:57
    比企谷「ん?いや、なんとなく来ただけだけど?」

    川崎「はぁ、そんなことじゃないかと思ってたよ…」

    比企谷「すまんな。付き合わせちまって。」

    川崎「別にいいよ。そんなこと」

    比企谷「わり、じゃあ帰るか!!」

    川崎「あ、八幡待って!!」

    比企谷「ん?なんだ?」

    川崎「えっと、………よし決めた!!」

    比企谷「なんだよ急に、なんかあんの?」

    川崎「八幡…あ、あたしね…あんたに言いたいことがあるんだ…」

    比企谷「な、なんだよ…」

    川崎「あのね…あたし、あんたに二回も命助けてもらったじゃない?
    だからって訳じゃないけど…あ、あたしね…
    あたしは、八幡が好きです!!
    あたしと恋人になってください!!」

    比企谷「えっ……
    ほんとうか?沙希……ありがとう、嬉しいよ。
    でも、ごめんな…」

    川崎「あ、そ、そうか…
    ごめんね。あたしなんか

    比企谷「まて、待ってくれ沙希。俺の話を聞いてくれ!!」テ ギュッ

    川崎「いや、嫌だよ…離して…」グスッ

    比企谷「沙希…」

    チュッ

    川崎「え、ちょっとあんた………
    いまのって………」カァー

    比企谷「沙希、俺はお前のことがす、
    好きだ!!
    お、俺と付き合ってください!!」

    川崎「え!?どうして…
    本当にあたしみたいなのでいいの?」

    比企谷「俺は、お前じゃなきゃ嫌だ…
    確かに雪ノ下に憧れていたときもあった。由比ヶ浜に助けられたこともあった。だから、正直に言うと二人のことも好きだ…
    でも、俺はお前にこの記憶を思い出させてもらってからずっと気持ちがすっきりしなかった。その理由が今日の最後の夢を見てやっとわかったんだ。
    俺は、あの時、小学校の時にお前に惚れていたんだ…そして、今日までずっと一緒にいてくれたお前に改めて惚れちまった、ベタ惚れだ。
    だから、俺にはもうお前しか考えられないんだ。
    だから、お願いします!!」

    川崎「…八幡…
    あたしもあなたのことが好きです。たから…
    よろしくお願いします!!」グスッ

    比企谷「沙希!!」ギュッ

    川崎「!!~~~~!」ギュッ



  42. 42 : : 2013/11/30(土) 07:33:40
    二年後、大学生~

    比企谷「沙希、大学入学おめでとう。」

    川崎「八幡もおめでとう。てか二人ともおんなじ大学のおんなじ学科に入ったんだからいまさらじゃない?」

    比企谷「いいんだよ。俺が言いたかったんだから。」

    川崎「ふ~ん…
    あ、そうだ、ねぇあたしたちが付き合い始めた日のこと覚えてる?」

    比企谷「なんだよ急に…あれだろ、俺が退院した日のことだろ?」

    川崎「うん、そう。」

    比企谷「やめてくれよ、そんな昔の話…恥ずかしいから…」

    川崎「あの時さ、あたしが最初に告白したじゃない?なんであの時一度振ったの?」

    比企谷「ん?それは…言わなきゃダメか?」

    川崎「お願い!!八幡。教えて!!」

    比企谷「わかったよ…
    あれは、俺の我が儘なんだよ。お前から告白されて嬉しかったんだけど、やっぱ、そういうことは男として俺から言いたかったんだよ。
    それにな、こういうもんは先に好きになった奴が言わないとな。
    これでいいか?
    いま、スッゲー恥ずかしいんたけど。」カァー

    川崎「まさかそんな真面目な話になるとは、考えてなかったよ…
    でも、先に好きになったって?」

    比企谷「だから、俺は、小学校の時にもうお前のことが好きだったんだよ!!」

    川崎「それはあたしもおんなじだよ。だからあんたに助けられた時にすごくショック受けたんだよ。八幡が死んじゃうかも知れないって…」

    比企谷「そうなのか…でも、俺は生きている。生きてお前の隣にいるから…安心しろ。」

    川崎「そうだね。ありがとう。大好きだよ。八幡」チュッ

    比企谷「ああ、俺も大好きだ。
    ……愛してる。」ギュッ

    川崎「うん。」



  43. 43 : : 2013/11/30(土) 07:39:22
    ありがとうございました。これで、この作品は終了です。

    初めて書いた作品がこんなに長く、そして、書くスピードが遅かったので皆さんにはご迷惑をかけたと思います。拙い文章で、すみません

    キャラも定まっていませんでしたか楽しんでもらえれば幸いです。

    ありがとうございました。
  44. 44 : : 2013/11/30(土) 14:27:25
    乙です!
    良かったです(*^_^*)
  45. 45 : : 2014/02/17(月) 03:55:51
    うん。
    サキサキ√も良いですね!
    つか、可愛い。
    。(≧ω≦)/
  46. 46 : : 2014/03/04(火) 18:37:45
    セ滅こ
    ッ茶の
    ク苦あ
    ス茶と

  47. 47 : : 2014/03/24(月) 09:14:08
    46のせいで台無しだwww
  48. 48 : : 2014/07/07(月) 01:11:22
    47と同意見
  49. 49 : : 2015/06/10(水) 08:19:47
    中学生が書いたのかな?って思うぐらいの駄作でした
  50. 50 : : 2015/06/17(水) 21:17:29
    ↑俺も思ったわ
  51. 51 : : 2016/04/06(水) 02:54:48
    >>49>>50
    うるせえ。
    駄作と思うなら見るんじゃねぇよ
    そもそもこれで中学生だったとしても
    良いほうだろう。
    話のスピードは速かったけど、そこも良いところの一つだし
    話の構成はしっかり組み立てられてたじゃねぇか

  52. 52 : : 2016/09/02(金) 23:33:12
    中学生のような文章だと言うが、そもそもこのssnoteが....
  53. 53 : : 2017/08/19(土) 18:39:16
    いきなりの急展開だったけど、ストーリー的にはすごくいい作品でした
  54. 54 : : 2018/07/21(土) 12:33:10
    いい作品
  55. 55 : : 2018/07/31(火) 15:01:46
    この続きを作って欲しい!
  56. 56 : : 2020/04/13(月) 20:28:33
    46てめぇwww

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
Destino

giantDEFY

@Destino

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」カテゴリの最新記事
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」SSの交流広場
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 交流広場