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第六部 新たな仲間 最強の味方参上!
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- 1 : 2015/04/06(月) 13:29:47 :
- お久しぶりです。進撃×テラフォのssシリーズ第六部です
今回は強力な味方。リヴァイとハンジがエレンとミカサの能力を最大限引き出していきます。原作で言う壁外調査に行くまでです
↓今までのssです
http://www.ssnote.net/series/1816
更新は結構遅いと思うので気長に見ていてください
(1〜2日に2〜3レスくらい)
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- 2 : 2015/04/06(月) 13:42:18 :
- パカラッ パカラッ
エレン「…」
パカラッ パカラッ
オルオ「旧調査兵団本部。古城を改装した施設ってだけあって〜〜〜」
ミカサ「……」
オルオ「こんなに壁と川から〜〜」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リヴァイ「…どういうわけか知らねぇが俺とてめぇは同じ能力らしい」
ミカサ「…つまりチ…兵長もパラポネラ…ということですか?」
ハンジ「まあリヴァイに二つ目の能力なんかはないんだけどね」
ハンジ「現時点で最強なのは二つ能力を持ってるミカサかなw?人類最強ももうダメかー」
リヴァイ「黙れクソメガネ。基礎能力は俺が上だ」
エルヴィン「だが今回一番特殊なのは…エレン。君だ」
エレン「俺…ですか?」
エルヴィン「あぁ。リヴァイとミカサ…言ったかな?二人は壁内にいる生物だが君の能力は壁内に存在しないものだ」
ハンジ「アルミン君曰く壁外に存在する『海』という塩水に住んでいる『魚』らしいよ」
リヴァイ「そんなのはどうでもいい。今はこいつの能力を確かめることが最優先だ。それには……」
ハンジ「私の出番だね!滾ってきたあああ!!!」
エレン「は…はぁ…?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オルオ「おい。おい!聞いてんのか?お前のような小便臭いガキが_____」ガリッ
オルオ「〜〜〜!!!」
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- 3 : 2015/04/06(月) 13:47:20 :
- 新キャラ説明
原作読んでいる人がほとんどだと思うので軽く
リヴァイ班…下記に記されてる人とリヴァイとエレンとミカサが組む班。通称リヴァイ班
ペトラ・ラル
性別 女
リヴァイ班の華
オルオ・ボザド
性別 男
よく舌を噛む
エルド・ジン
性別 男
リア充
グンタ・シュルツ
性別 男
髪型が栗っぽい
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- 4 : 2015/04/06(月) 13:50:11 :
- 続きが楽しみ
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- 5 : 2015/04/06(月) 14:15:29 :
- 期待です!
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- 6 : 2015/04/06(月) 15:24:31 :
- 頑張ってください
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- 7 : 2015/04/06(月) 16:01:34 :
- ミカサ「……ここ?」
オルオ「なんだ?何か文句あんのか!」
ミカサ「いえ…」
ペトラ「ちょっとオルオ!ミカサに何を言ってるの!ミカサはあんたなんかより全然強いんだからね!」
オルオ「照れんなよペトラ。俺がモテるからって……」
ペトラ「気持ち悪い」
エルド「おいお前ら。もうついたから夫婦漫才するんじゃない」
エレン「それにしてもかなり荒れていますね…」
グンタ「久しく使われてなかったからな」
リヴァイ「それは重要な問題だ…」
リヴァイ班「!」
リヴァイ「早急に取り掛かるぞ」
ーーーー
ーーー
ーー
ー
:
:
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- 8 : 2015/04/06(月) 17:27:07 :
- 期待 期待 期待 期待 期待
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- 9 : 2015/04/06(月) 17:55:24 :
- 続きが楽しみ
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- 10 : 2015/04/06(月) 18:40:02 :
- 頑張ってください
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- 11 : 2015/04/06(月) 19:04:06 :
- バターン!!!!
エレン「上の階の清掃完了しました」
ミカサ「完了しました」
エレン「俺とミカサはどこで寝るべきでしょうか?」
リヴァイ「お前らは地下室だ。聞いた話じゃお前ら家族なんだろ。間違えても何か間違いを起こすんじゃねぇよ」
エレン「い、いえ。その心配は…」
ミカサ「私はエレンと寝れるのならどこでもいい」
エレン「また…地下室ですか…」
リヴァイ「当然だ。お前たちは自分自身を掌握出来ていない。最低俺と同じレベルまで扱えるようになるまでは地下室行きだ」
リヴァイ「そしてこれはお前らの身柄を確保する際に提示された条件の一つ。守るべき"ルール"だ」
エレン「……」
リヴァイ「お前らが掃除した部屋を見てくる。ここをやれ」
エレン「は、はい」
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- 12 : 2015/04/07(火) 10:40:48 :
ミカサ「思っていたより上従順ね…」
エレン「あぁ…意外だ」
「二人とも失望したっ…て顔だね」
エレン/ミカサ「!」
ペトラ「珍しい反応じゃないよ」
ペトラ「世間の言うような完全無欠の"新人類"には見えないでしょ?」
エレン「新人類…ですか?」
ペトラ「あっ、世間一般じゃ英雄か。調査兵団の中ではリヴァイ兵長は新人類って言われてるの」
ミカサ「どういうことですか?」
ペトラ「エレンとミカサも新人類に含まれるかな?」
エレン「つまり…この力を持っている人は新人類と…」
ペトラ「うん。リヴァイ兵長はその力を最初に行使し巨人の大群を退けたの」
エレン「へぇー気になりますねその話は」
ミカサ「兵長はどこでこの力を知ったのですか?」
ペトラ「私もよく知らないんだけど噂では都の地下街で死にかけた時に開花した…らしいよ」
エレン「兵長が死にかけた!?」
ペトラ「あっ…えーと…(エルヴィン団長がやりすぎたんだよね…確か。これは言わない方が…)」
ペトラ「私もよく知らないなぁー」
エレン「そうですか…」
ミカサ「あの人が…」
リヴァイ「おい」
ペトラ「!」ビクッ
エレン「あっ!」ビクッ
ミカサ「…」
リヴァイ「全然なってない。全てやり直せ」
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- 13 : 2015/04/07(火) 19:30:21 :
ミカサ「こんなに綺麗にしたのに…どこが不満なの…?」
エレン「多分机の裏とカーテンの埃だな」
ミカサ「そんなところを…!?」
エレン「噂通りの潔癖症だ…"潔癖の英雄"だけあるな…」
ミカサ「蒸発する巨人の血さえ拭き取るのだからビックリ」
エレン「よし、じゃあ掃除するか」
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- 14 : 2015/04/07(火) 19:35:53 :
- 続きが楽しみ
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- 15 : 2015/04/08(水) 15:34:24 :
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エルド「我々への待機命令はあと数日つづくだろうが30日後には大規模な壁外遠征を考えてると聞いた」
エルド「それも今期卒業の新兵を混じえると」
グンタ「エルド…そりゃ本当か?ずいぶん急な話だな」
オルオ「あの巨人の襲撃にはガキ共はすっかり腰を抜かしただろうな」
エレン「本当ですか兵長?」
リヴァイ「作戦立案は俺の担当じゃない」
リヴァイ「エルヴィン のことだ。俺たちよりずっと多くのことを考えているだろう」
リヴァイ「それよりエレン ミカサ。俺は力でなんとかしたが…身の安全は確保しておけよ」
ミカサ「?」
エレン「それはどういう…?」
リヴァイ「これから後でこの能力に説明がある。俺の身体を弄くりまわしやがってあのやろう…」
エレン「……?」
ハンジ「こんばんはーリヴァイ班の皆さん。お城の住み心地はどう?」
リヴァイ「」ガタッ
オルオ「頑張れよ」ガタッ
エルド「すまんな、俺も巻き添えは嫌だ」ガタッ
グンタ「あー、ちょっと筋トレしてくる(棒)」ガタッ
ペトラ「あ、私は明日の準備してくるね!」ガタッ
ハンジ「みんなしてどこに行くのー?」
エレン「あ、では俺も…」
ミカサ「私も…」
ハンジ「二人は逃がさないよ」ニコッ
エレン「」
ミカサ「」
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- 16 : 2015/04/09(木) 18:15:25 :
エレン「…」
ミカサ「…」
ハンジ「二人とも元気ないね?どうした?リヴァイに何かやられた?」
エレン「いや…」
ハンジ「あーわかった!ミカサはセクハラされたんでしょリヴァイに!あ、パワハラだっけ?」
ミカサ「い、いえ…」
エレン「あの…ハンジさん」
ハンジ「ん?どうしたの?あ、ミカサは何かあったらすぐに教えてね」
エレン「兵長が能力についての説明はハンジさんから聞けると言っていたんですが…」
ハンジ「…?」
ハンジ「あー!そういえばそうだったね!忘れてたよ」ハハハ
エレン「(流石"仕事そっちのけ奇行種"だ…)
*そんなものはありません
ハンジ「…じゃあ説明させてもらうよ。大事な話だからよく聞いてね」
エレン「は、はい!」
エレン「(雰囲気が変わった…やっぱり仕事するんだな)」
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- 17 : 2015/04/11(土) 16:00:56 :
- ハンジ「まず君達とリヴァイが持っている能力、昔リヴァイに依頼して研究させてもらったんだけどわかったのは1つ」
エレン「兵長を研究したんですか…」
ハンジ「あまりさせてもらえなかったけどね、リヴァイも嫌がってたし」
ミカサ「(…ん?もしかして…)」
ハンジ「それでわかったのはこの能力はある物質を体内に取り込むことで真の力が発揮できる…ということ」
エレン「…その物質とは?」
ハンジ「本来人の身体には無い物質。仮にAにしよう、このAをリヴァイの身体に入れることで蟻の力が引き出せた」
エレン「!じゃ、じゃあその物質を他の人に使ったら…」
ハンジ「ダメだった」
エレン「え?」
ハンジ「やってみたよ、最初はモブリットを後ろから『チクッ』とやったよ」
エレン「ちょっ!何やってんですか!」
ミカサ「(あ…私の勘当たりそう)」
ハンジ「まあ最初は何も変化はなかったんだ」
エレン「良かった…」
ハンジ「5分後に気絶したけどね」
エレン「モブリットさーーーん!!」
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- 18 : 2015/04/11(土) 16:08:27 :
- ハンジ「とても強い拒絶反応が起きたよ、やっぱり人の身体は寄せ付けないのかな?」
ミカサ「それってつまり…私たちが人ではないと?」
エレン「……」
ハンジ「違うよ!リヴァイもそうだったけど身体のどこを調べたって普通の元気な人の身体だったよ!」
エレン「そう…ですか」
ハンジ「…なんだかごめんね」
エレン「い、いえ!大丈夫です!」
ハンジ「それじゃあここからが本題なんだけれど…」
エレン「…」
ミカサ「…」
ハンジ「2人にも研究を手伝って欲しいんだ」
エレン「そのくらいなら…」
ミカサ「エ、エレン!ダメ______」
ハンジ「本当!?ありがとう!いやーリヴァイは完全に拒否するからねー!助かったよ!」
ハンジ「じゃあ早速注射から…ね?」
ミカサ「(あぁ…勘が当たってしまった)」
エレン「その注射って…」
ハンジ「物質Aだよ!2人にも注射してみようかな!」
ミカサ「エレンにさせるくらいなら私が!」
ハンジ「じゃあミカサ!早速打つから研究室に来て!」
ミカサ「は、はい」
ハンジ「エレンにも打ちたいからついて来て」
エレン「わかりました」
ハンジ「じゃあ行こっか!」
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- 19 : 2015/04/11(土) 18:23:46 :
〜研究室〜
エレン「お、お邪魔します!」
ハンジ「どうぞいらっしゃーい」
モブリット「分隊長、なぜエレンとミカサを…」ハッ
モブリット「!まさかあの物質を!?やめてください!生き急ぐ必要はありませんよ!!」
ハンジ「大丈夫だよー」
モブリット「うわああぁぁぁ!!」
エレン「…トラウマになってるみたいだな」
ミカサ「…そうね」
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- 20 : 2015/04/12(日) 12:45:11 :
- ハンジ「じゃあモブリットはほっといてやるよー」
モブリット「無事を祈ってます…」
ミカサ「では私から」
ハンジ「よーしブスッと行くよー」
エレン「あの…ハンジさん。兵長は能力が一つしかないから蟻の力が出せたんですがミカサは二つあります」
ハンジ「?」
エレン「どっちの力が引き出せられるんですか?」
ハンジ「それも実験の内だよ」
エレン「あ…そうなんですか」
ハンジ「じゃあ行くよー痛くない痛くない」ブスッ
ミカサ「んっ…」ブスッ
エレン「…」ゴクリ…
モブリット「…」ゴクリ…
ミカサ「くううぅぅ…あぁぁっ!」チキチキ
モブリット「兵長と同じ反応だ!」
ハンジ「これで蟻の力が…」
エレン「(!?なんだ?蟻の力だったら腕の形状が変わるはず…だが変わらないぞ!)」
エレン「(…脚か!)」
エレン「ハンジさん!モブリットさん!離れてください!」
ハンジ「!?なんでだ!」
エレン「本来ミカサの持つ能力じゃない!制御できずに暴れだす可能性がある!」
モブリット「ミカサの脚の形状が変わってます!」
エレン「(…!やっぱり…)」
エレン「バッタか!」
ミカサ「ああっ!!ぐうぅっ!」チキチキ
ハンジ「これは…マズイ!」
エレン「(あの感じ…俺のあの時みたいに…!)」
ドカッ!
ミカサ「あ…」ドサッ
リヴァイ「少し休んでろ。バッタ野郎」チキチキ
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- 21 : 2015/04/12(日) 14:52:30 :
ミカサ「…ん…ここは…は?」パチッ
リヴァイ「起きたか」
ミカサ「私は…確か…ぐっ!」ズキン
リヴァイ「悪い、急な事だからついやりすぎちまった」
ミカサ「兵長に…止めてもらったんですね」
リヴァイ「あぁ」
ハンジ「あ!ミカサ起きた?」
ミカサ「はいハンジさん」
ハンジ「やっぱり危険だったよあの注射は…けどその分成果も出た」
ハンジ「やっぱり君達はリヴァイと少し違う。注射をしなくても能力を引き出せる」
ハンジ「さらに驚いたのが注射をすると違う能力が引き出せるということ」
ハンジ「現にミカサは蟻の能力じゃなかった」
リヴァイ「…」
ハンジ「リヴァイと同じ蟻の能力だから何か関係あるかもしれないけどそれは置いておこう」
ミカサ「は、はい…」
ミカサ「!エレンにはあの注射を…!?」
ハンジ「大丈夫だよ、流石に危険だと判断して注射はしてない。だからエレンの能力は今のところ『ノコギリエイ』だとしか判明してない」
ミカサ「良かった…」
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- 22 : 2015/04/12(日) 14:59:02 :
- 続きが楽しみ
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- 23 : 2015/04/12(日) 15:03:37 :
- リヴァイ「おいハンジ。注射をしなくても能力が使えるってことは…」
ハンジ「うん、つまりエレンとミカサは物質Aを体内で生産し使用することができる」
ミカサ「…!」
ハンジ「まさに"新人類"だね」
リヴァイ「おい」
ハンジ「あぁごめんごめん。リヴァイも新人類だね」
リヴァイ「…」
ハンジ「でもリヴァイ以上に君たちには期待してるよ!物質Aを生産することができるなんて…!夢を見てるみたいだ!」
リヴァイ「生産するもなにもまずは使いこなせなけりゃ意味ねぇだろうが」
ハンジ「それはリヴァイがレクチャーしてくれると助かるよ」
リヴァイ「わかってる」
ハンジ「それにミカサは注射した時の能力"バッタ"もマスターしてくれ」
ミカサ「……」
ハンジ「大丈夫。今度はリヴァイの管理下でやるから暴走しても問題ないよ」
ミカサ「わかりました…。必ずマスターしてみせます」
ハンジ「うん!いい心がけだ!それじゃあ私は物質Aの大量生産の準備をしなきゃね…」
リヴァイ「その物質Aは…他の言い方はねぇのか?」
ハンジ「うーん…特に考えてないなぁ」
ハンジ「せっかくだし何か案はある?リヴァイ」
リヴァイ「……そうだな…」
リヴァイ「新人類活性物質 …ってのはどうだ?」
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- 24 : 2015/04/12(日) 18:31:46 :
- 続きが楽しみ
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- 25 : 2015/04/13(月) 18:48:24 :
グンタ「おいエレン、エレン?」
エレン「は…はい?グン…タさん…」
グンタ「目の下のクマがすごいぞ…寝てないのか?」
エレン「えぇ…まぁ…」
エレン「(あの後巨人の話ばかりで疲れた…)」
エルド「巨人が二体殺された件だが結局犯人は見つからなかったらしい」
オルオ「それより調査兵団に入る___」
ペトラ「それより調査兵団に入る104期生は何人だろうね…」
オルオ「今回の襲撃は____」
エルド「あぁ…今回の襲撃はかなり響いたからな」
オルオ「おいエレン、お前の同期に____」
グンタ「なぁエレン、お前の同期にウチを志願するやつはいるのか?」
エレン「いますよ……いえ…」
エレン「いましたが…今はどうかわかりません」
-
- 26 : 2015/04/14(火) 17:42:56 :
ザッザッ
「ジャン」
「…」
サシャ「ジャンはどうして調査兵団に?その…怖くないのですか?」
ジャン「は?嫌に決まってんだろ 調査兵団になんか…」
コニー「えっ?じゃあお前はなんで…」
ジャン「別に巨人が怖くないから調査兵団に決めたわけじゃねぇよ」
ジャン「……そして有能なやつは調査兵団になる責任があるなんて言うつもりもねぇ」
ジャン「だがな、今俺には何をすべきかがわかるんだよ」
コニー「…」
ジャン「…いいか?くれぐれも死に急ぎ野郎と俺を一緒にすんなよ」
ジャン「俺はな…」
ジャン「誰かに説得されて自分の命を懸けてるわけじゃない。こればっかりは自分で決めずに務まることじゃねぇよ」
「訓練兵!整列!」
ジャン「…行くぞ」ザッザッ
コニー「…」ザッザッ
サシャ「…」ザッザッ
-
- 27 : 2015/04/19(日) 15:44:07 :
エルヴィン「私は調査兵団団長 エルヴィン・スミス。調査兵団の活動方針を王に託された立場にある」
エルヴィン「私が諸君らに話すのはやはり調査兵団の勧誘に他ならない」
エルヴィン「しかし」
エルヴィン「今回の巨人の襲撃により諸君らは壁外調査並みの経験を強いられた」
エルヴィン「既に巨人の恐怖も己の力の限界も知ってしまっただろう」
エルヴィン「しかしだ、今回の襲撃で失ったものは大きいがこれまでにないほど人類は前進した」
エルヴィン「それは周知の通り、エレン・イェーガー、ミカサ・アッカーマンの存在だ」
エルヴィン「彼らの活躍で巨人の進行は阻止され我々は巨人の正体を知る術を獲得した」
エルヴィン「恐らく彼らの力は巨人の力と本質的な問題では同じだろう」
エルヴィン「その証拠に人類最強の兵士 リヴァイが彼らと同じ力を持っている」
訓練兵「「「…!?」」」ザワザワ
アルミン「(兵長がその力を持っていることまで公にするなんて…兵長まで身柄を拘束される可能性だってあるんだぞ!?)」
アルミン「(何か意図があるのか…?)」
アルミン「一体…団長は…」
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- 28 : 2015/04/22(水) 16:47:26 :
- エルヴィン「さらには、先ほど紹介したエレン・イェーガーの生家の地下室」
エルヴィン「ここに巨人の謎が眠っていると我々は確信した」
エルヴィン「そこにさえ辿り着けばこの100年に亘る巨人の支配から脱却できるだろう」
ライナー「…地下室だと…?」
ベルトルト「(ライナー…)」
ライナー「(分かった)」
アニ「(…)」
エルヴィン「シガンシナ区内の一室をじっくり調べるにはウォール・マリアの奪還が必要不可欠となる」
エルヴィン「つまり目標は今まで通りだがトロスト区の扉が封鎖された以上、東のカラネス区から遠回りするしかなくなった」
エルヴィン「4年かけて作った行路もすべて無駄になったのだ」
エルヴィン「その4年間で調査兵団の9割以上が死んだ。4年で9割だ」
エルヴィン「少なく見積もっても我々が再びウォール・マリアに大部隊を送るにはその5倍の犠牲者と20年の歳月が必要となる
現実的ではない数字だ」
訓練兵「「「……」」」
エルヴィン「調査兵団は常に人材を求めている
毎回多数の死者がでることにより慢性的に人員が不足している」
エルヴィン「隠したりはしない。今期の新兵も一月後の壁外調査に参加してもらう」
エルヴィン「新兵が最初の壁外遠征で死亡する確率は5割といったところだ。それを超えたものが生存率の高い優秀な兵士となる」
エルヴィン「この惨状も知った上で自分の命を賭してもやるというものはこの場に残ってくれ」
訓練兵「「「「………」」」」
エルヴィン「もう一度言う…調査兵団に入るためにこの場に残るものは近々殆ど死ぬだろう」
エルヴィン「自分に聞いてみてくれ。人類のために心臓を捧げることができるのかを」
エルヴィン「以上だ。他の兵団を希望する者は解散したまえ」
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- 29 : 2015/04/22(水) 16:53:21 :
ザッザッザッザッ
ジャン「(クソ…ッ)」ドクン
サシャ「(動かないと…動かないと…)」ドクン
コニー「(…お、俺は…)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレン「お前らは大人しく巨人の餌になりたいのか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドクンドクン!
ドクンドクンドクン!!
エルヴィン「君たちは…死ねと言われたら死ねるのか?」
「死にたく…ありません!!」
エルヴィン「そうか…皆いい表情だ」
エルヴィン「では今!ここにいる者を新たな調査兵団として迎え入れる!
これが本物の敬礼だ!」
エルヴィン「心臓を捧げよ!!」
新 調査兵団「「「ハッッ!!」」」
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- 30 : 2015/04/22(水) 16:55:40 :
-
ーー1ヶ月後ーー
調査兵団「これより人類はまた一歩前進する!お前たちの訓練の成果を見せてくれ!」
「開門!始めッ!!」
エルヴィン「これより第57回壁外調査を開始する!」
エルヴィン「前進せよ!!!!」
調査兵団ズ「「「「「オオオオオオオ!!!」」」」」
ーー次回に続くーー
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- 31 : 2017/09/21(木) 00:22:42 :
- 次回ってどこですか?
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- 32 : 2019/02/11(月) 21:02:04 :
- ↑同意見です
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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進撃の巨人×テラフォーマーズ シリーズ
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