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エレン「刻印を刻まれし者」
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- 1 : 2015/03/31(火) 13:50:22 :
- 更新不定期
『父さん止めてよ。父さんは母さんが死んでからおかしくなったんだ。』
『エレン、今からお前に記憶障害がおこる。アルミンやミカサを守りたくば…この力を使いこなさねばならない。使い方は、彼らが教えてくれる。』
『うぁぁぁぁぁ。』
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- 2 : 2015/04/01(水) 10:30:14 :
- エレン「ハッ。」ハァハァハァ
アルミン「大丈夫かい?ずいぶんうなされてたけど…。」
ジャン「あぁ。そういやなんか寝言も言ってたな。『父さん』がなんとか。」
ライナー「なんなら今日の訓練は休むか?教官には俺から言っておこうか?」
エレン「あ、あぁ。すまねぇ、心配かけちまったな。……それよりベルトルトはどうしたんだ?」
ライナー「やべぇ、ベルトルトの事忘れてた。食堂に先行ってもらってたんだった。」
エレン「じゃあさっさと飯食いにいこうぜ。」
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- 4 : 2015/04/01(水) 11:03:22 :
- 食堂
ベルトルト「遅いなぁ。君もそう思うだろ。マルコ。」
マルコ「確かに遅いよね。あれから30分はたってるよ。」
ミカサ「エレンたちが居ないようだけどどうしたの?」
サシャ「食べないならこの朝食もらっていいですかねぇ。」
アニ「この時間にもなってまだ来てないなんて珍しいじゃないか。」
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- 5 : 2015/04/01(水) 11:08:14 :
- エレン「おっと、遅れてすまねぇな。ベルトルト。」
アルミン「ちょっと今日は珍しくエレンが起きるの遅くてね。」
マルコ「珍しい事もあるものだね。エレンが遅いなんて。」
ジャン「今日は雪でも降るんじゃないか?」
ライナー「とにかく遅くなってすまねぇな。ベルトルトとマルコ。」
ベルトルト「早く食べないと教官に怒られるよ。」
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- 8 : 2015/04/03(金) 07:45:29 :
- キース「イェーガー、アルレルト、フーバー。以上だ。先ほど言った組み合わせで訓練を行ってもらう。では第8訓練場に集合すること。」
エレン「なぁアルミン、今日の訓練はなんだった?」
アルミン「たしか…巨人討伐訓練だったと思うよ。」
ベルトルト「へぇ、たしか僕らのなかではエレンが一番成績がよかったよね。」
アルミン「まぁ属性が風だからね。」
エレン「風とか関係あるもんなのか?」
アルミン「十分あるよ。風の属性はスピードと斬撃の威力を高めることができるんだよ。この訓練ではこの2つが重要だからね。」
ベルトルト「水や樹はスピードや斬撃の威力とは異なるからね。」
エレン「じゃあ水や樹はどういう魔力なんだ?」
アルミン「水は体力とか魔力量を高めるんだ。つまり持久戦に向いているんだ。」
ベルトルト「樹は防御力とか自然回復力が高まるのさ。援護には一番向いてるだろうね。」
ジャン「おいお前ら急げよ。時間ねぇぞ。」
エレン「やべぇ。」
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- 9 : 2015/04/03(金) 08:25:13 :
- キース「全員集まったな。ではまず第1班行け。」
ライナー「ハッ。」バシュッ
エレン「ライナーと同じ班はいいよな。」
アルミン「急にどうしたの?」
エレン「だってよぉ。ライナーは刻印を刻まれし者なんだぜ。それに風の属性だしさ。」
アルミン「まぁこの訓練では2番目の成績を誇るからね。」
キース「第5班、行け。」
ベルトルト「2人とも、行くよ。」バシュッ
エレン「あっ、やべっ。」バシュッ
アルミン「あっ…ちょっ…待ってよぉ。」バシュッ
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- 10 : 2015/04/03(金) 09:01:23 :
- ベルトルト「前方巨人3体発見。」バシュッバシュッ
エレン「OK、俺が前側2体殺る。2人はその後ろの奴を頼む。」
アルベル「了解。」
エレン「まずは左側1体。」バシュッ プシューギュィィィン
エレン「いける!!」ズザァァ
エレン「もう1体。」バシュッ プシューギュィィィン
アルミン「エレン!危なぁぁい。」
エレン「くそがぁぁ。」
訓練用巨人模型a「ウガアァァァ。」
エレン「神風!」ギュィィィンキィィィィィィンズザァァァァァ
アルミン「模型を……粉々に!!」
ベルトルト「さすがエレンだ。僕らの標的まで同時に破壊するなんて。」
エレン「ちっ。魔力を半分近く使っちまった。」
アルミン「でもこれである程度はスコアを稼げたと思うよ。」
ベルトルト「どうしてそう思うんだい?まだスコアは3体しか稼げてないはずだよ。」
アルミン「これだよ。」ガァァァ
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- 11 : 2015/04/03(金) 09:13:14 :
- ベルトルト「?」
アルミン「僕の刻印が二重式なのは知ってるだろう?二重式の刻印は他の刻印とは少し特殊でね。その人の魔力に呼応して分身を作り出せるんだ。その分身がここから7mほど離れたところで巨人を4体ほど見つけたんだけどその巨人が全て破壊されたのさ。」
エレン「なら今のところスコアは10体だな。」
ベルトルト「これなら1位も狙えるよ。」
エレン「よし、行くぜ。」バシュッバシュッ
アルミン「エレン、そっちは…。」バシュッバシュッ
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- 12 : 2015/04/03(金) 09:33:11 :
- ライナー「なぁマルコ、今のスコアは何体だ?」バシュッ
マルコ「8体だったと思うよ。」バシュッ
ライナー「そうか。」バシュッ
モブ1「前方巨人2体発見。」バシュッバシュッ
ライナー「よし、マルコは右を頼む。モブ1は補佐を頼む。行くぞ。」バシュッバシュッ
マルコ「まずは足を切り落とす。」バシュッバシュップシュー
ライナー「モブ1、目は潰して行動を封じるぞ。」グシャァ
モブ1「分かった。」バシュップシュー
ライナー「くらえぇ。」バシュッグシャァ
訓練用巨人模型e「ウガアァァ、ガァァ。」ジュゥゥゥゥ
ライナー「今なら、いけるッッッ。」バシュッギュィィィン
ライナー「まず1体。」
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- 13 : 2015/04/03(金) 09:39:03 :
- マルコ「動きは封じたっ。あとは、トドメをさすだけ。」ギュィィィン
訓練用巨人模型g「ウガアァァァ。」ガシィ
マルコ「うぁぁ。」ミシミシィ
ライナー「マルコォ。」バシュッギュィィィン
ズザァァァァァ
マルコ「うっ。」
ライナー「大丈夫か?」
マルコ「なんとか…ね。」
ライナー「ちょっと休んでから行くか。」
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- 14 : 2015/04/03(金) 10:07:35 :
- ジャン「ちっ。運がねぇな。まだスコアをまったく稼げてないのに全然遭遇できないなんてよ。」
サシャ「そうですね。」
コニー「いたぞっ。巨人が!……5体も居やがる。」
ジャン「はぁ?5体もかよ。」
サシャ「1人につき1、2体ですか?」
ジャン「だな。俺が3体殺る。終わり次第手伝ってくれ。」バシュッバシュッ
コニー「分かった。」バシュッギュィィィン
ジャン「魔力全開放。」ゴォォォォォ
サシャ「大樹縛り……喝っ。」ドドドドドドッ
ドゴゴォォォォ
サシャ「やりましたぁっ。」ヨシッ
コニー「魔力包囲網……氷柱落としッ。」ギィィィィィィ ピキィィィィン ドォォン
コニー「やったぜ。」
ジャン「雷電ッッ。」ゴォォォォォズザァァァァズザァァァァズザァァァァ
ジャン「殺ったか?」ハァ ビリィ ハァ ハァ ビリィビリィビリィ
ビビビビビ…ビリィィィィィィィィィ
ジャン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。」ビリビリビリビリビリビリドゴォォン
コニー「ジャン!?どうした!大丈夫か!」
サシャ「大丈夫なんですか?」
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- 19 : 2015/04/03(金) 17:39:46 :
- ミカサ「アニ、クリスタ、周囲に巨人はいる?」バシュッバシュッ
アニ「こっちは居ないよ。」バシュッバシュッ
クリスタ「あっ、あそこに巨人が!」バシュッ
アニ「あれは……5体!?」
ミカサ「大丈夫…私とアニで2体ずつ殺る。クリスタは残りの1体をお願い。」バシュッバシュッ
アニクリ「分かった!」バシュッ
訓練用巨人模型f.d「ウガアァァァ。」ドォォ
ミカサ「これなら一気に2体殺れる!」プシューギュィィィンザシュッッザシュッッ
ジュゥゥゥゥ
アニ「ふっ。負けてらんないね。」ギュィィィンズザァァァァザシュッッ
ジュゥゥゥゥゥゥゥ
クリスタ「2人とも、すごい。私も…。」バシュッバシュッ
訓練用巨人模型c「ウガアァァァ。」ガシィィィィ
クリスタ「んっ。捕まった!?」プシュープシュー
アニ「あれは!?くっ、助けるしかないね。」バシュッバシュッギュィィィン
クリスタ「このままじゃっ。」ズザァァァァ
アニ「大丈夫かい?クリスタ。」スタッ
クリスタ「ありがとう、アニ。」
ミカサ「2人とも、あれを。」ユビサシ
ドドドドドドッ
アニ「ま、まさかっ!?巨人が…7体も。それに、奇行種まで!」
ミカサ「この連戦…流石に…きつそう…。」
クリスタ「大丈夫かなぁ。」
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- 20 : 2015/04/03(金) 19:16:37 :
- エレン「なぁアルミン、あれ見ろよ。」ユビサシ
アルミン「ん?あれって……。」
エレン「あぁ、おおかた誰かの魔力が暴走したってとこだろうな。」
ベルトルト「あの魔力の属性…雷か。」
エレン「って事は……ジャンッ。ジャンの身に何かあったんじゃ!?」
アルミン「急ごう、エレン。このままだとジャンは訓練用巨人模型がきたらやられてしまう。」
ベルトルト「うん。訓練用の模型とはいえ捕食されれば魔力が奪われる。急ぐに越した事はないね。」バシュッバシュッ
エレン「くっそぉ。2人とも、俺につかまれ。」
アルミン「分かった。」バシュッバシュッ
エレン「行くぜ。」キィィィィィィンドゴォォン
ビュービュービュービュー
エレン「俺は……もう……。」
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- 21 : 2015/04/03(金) 19:19:28 :
- エレン「もうすぐだ。もう少し。」ビューゥゥゥゥゥゥ
アルミン「(エレン、やっぱり…あの事を……。)」ビュゥゥゥゥゥゥ
ベルトルト「!?」
エレン「あれは!」キィィィィィィン
アルミン「なんだ…あれは…。」
エレン「巨人が…7体も居やがる。」
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- 22 : 2015/04/03(金) 23:33:30 :
- ベルトルト「エレン、あれ。」
訓練用巨人模型b(奇行種)「ウガァ。」ダッダッダッダッダッダッ
エレン「ちっ。奇行種かよ。まぁいい。アルミン、ベルトルト。俺は奇行種を2体殺る。お前らは通常を出来るだけ殺ってくれ。」バシュッバシュッ
アルベル「分かった。」バシュッバシュッ
エレン「あの奇行種…ちょっと速いな。風速上昇!」キィィィィィィンドゴォォン
ブゥゥゥン
エレン「あぶねぇだろ。この奇行種共がアァァァァァ。」ギュィィィンズザァァァァ
ジュゥゥゥゥ
エレン「!?もう1体は何処行きやがった?」キョロキョロ
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- 23 : 2015/04/03(金) 23:49:45 :
- アルミン「魔力の出し惜しみなくいかせてもらうよ。」キィィィィィィン
ドドドドドドッ
アルミン「魔力全開放!!」ガァァァァァァァァァァァ
ベルトルト「なら僕も…、魔力全開放!!」キィィィィィィンガァァァァァァァァァ
アルミン「大樹縛り……爆。」カァァッッ グッシャァァァァ
ベルトルト「水流掌落。」ドォォォドゴォォン
アルミン「どれぐらい…殺ったかな。」ハァ ハァ ハァ
ベルトルト「ただまだ少し残っているみたいだよ。」ハァ ハァハァ ハァ
アルミン「ただ残った奴も腕とかいろいろとやられてるから戦いやすいだろうね。」
ベルトルト「ただ、もうガスがないんだ。」カチカチ
アルミン「僕もだよ。」カチカチ
ベルトルト「魔力も半分ないよ。」ハァ…ハァ…ハァ…
アルミン「絶対…絶…命だね…。」グッ
ベルトルト「アルミン!?」
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- 24 : 2015/04/04(土) 00:00:56 :
- クリスタ「2人とも、大丈夫?」プシュー
ベルトルト「クリスタ…なぜここに?」ハァ…ハァ…
クリスタ「いや、さっきいた場所からちょうど見える場所で巨人がいたから駆けつけて来たんだ。」
アルミン「(おじいちゃん……今…目の前に…女神がいます。…僕も…そっちにすぐつくかも…知れません。…)」ガクッ
ベルトルト「アルミン!?」
訓練用巨人h「ウガァァァ。」ギュィィィンズザァァジュゥゥゥゥ
ミカサ「アルミン、ベルトルト、エレンは何処?」プシュー
ベルトルト「エレンなら奇行種の巨人を…。」
ミカサ「そう。」
クリスタ「ミカサ…後ろっ。」
ミカサ「!?」
ガシッ
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- 25 : 2015/04/04(土) 00:05:06 :
- 訓練用巨人模型i「ウガァ。」
ミカサ「くっ!ガスがない!」カチツカチッ
クリスタ「ミカサっ。くそぉ、こんなときに限って破損!?(もしかして…捕まった時…。)」
ベルトルト「僕達はガスもない。クリスタは立体機動装置が破損…。」
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- 26 : 2015/04/04(土) 00:13:08 :
- アニ「エレン…アンタここで何やってんだい?」プシュー
エレン「あっあぁ。奇行種の巨人がいなくなっちまったんだよ。」
アニ「安心しな、もう1体は私が殺った。」
エレン「そうか。ならいい。じゃあ今度はあっちだな。!?」
アニ「どうしたんだい?」
エレン「ミカサ!?」バシュッバシュッ
アニ「ミカサが捕まってる?」バシュッバシュッ
アニ「くそっ。この距離じゃ。」バシュッバシュッ
エレン「いやっ。間に合う。暴風速!!」キィィィィィィンガァァァァァガァァァァァ
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- 27 : 2015/04/04(土) 00:20:19 :
- エレン「ミカサァァァァ。」
ミカサ「エレン。」
エレン「この距離なら届くか!?いや、届かせる!!」キィィィィィィン
エレン「神風ェェ!!」ギュィィィンキィィィィィィンズザァァァァ
ドゴォォン
訓練用巨人模型i「グガァァ。」ボロッ
ミカサ「なんとか…助…かっ…た。」ハァハァ ハァ
ドォォン
ベルトルト「エレン!!」
アニ「もうすぐで終わるはず。連れていくよ。」
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- 28 : 2015/04/04(土) 07:34:36 :
- ライナー「マルコ、あれを見ろ。」バシュッバシュッ
マルコ「ジャンの魔力が…暴走している!?」バシュッバシュッ
モブ1「前方巨人5体接近。」
ライナー「くっ。このままじゃジャンはっ。」バシュッバシュッ
マルコ「巨人に喰われる!」バシュッバシュッ
マルコ「ライナー…君の魔力は確か風だったよね。僕を魔力で連れていってくれないか。」
ライナー「いいぞ。つかまれ。」キィィィィィィンドゴォォン
マルコ「ジャアァァァァァン。」キィィィィィィン
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- 29 : 2015/04/04(土) 07:44:15 :
- コニー「ハァ…ハァ…もうあれからジャンを守って…どのくらい巨人を殺しただろうな。」ハァ…ハァ…ハァ…
サシャ「7体は殺りましたよね。でもここまで来ると流石に疲れますね。もうガスもないですし、魔力も残りわずかです。」ハァ…ハァ…カチッカチッ
コニー「クッソォォ。また巨人が来やがった。もうガスはねぇし、魔力もねぇのに。」ハァ…ハァ…
ジャン「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ。」ビリビリビリビリビリビリィ
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- 35 : 2015/04/11(土) 07:34:44 :
- >>32>>33>>34ありがとうございます。風邪が治り、熱も下がったので更新したいと思ってます。待たしてしまい、すいませんでした。
では、更新します。
訓練用巨人模型j「ウガァアァァァァァ。」
コニー「ジャンの暴走も止められず、もう魔力もガスも使い切った。俺は…こんなところで…終わるのか…。」
ガシッ
サシャ「コニー!?」
コニー「ジャン…サシャ…。」
ギュィィィンズザァァァァ
コニー「!?(何が…起こったんだ?)」
ライナー「大丈夫かぁぁ、コニー…サシャー。」
マルコ「ジャン…やっぱりジャンだったのか…。」
ライナー「マルコ、前方巨人2体…俺が1体殺るからお前はモブ1ともう1体を殺れ。」バシュッバシュッ
ライナー「(マルコ……何故…それを…お前が知っている!?)」
マルコ「分かった。」バシュッバシュッ
ライナー「(どういう事だ?本来この事を知っているのはあいつと俺達だけ…あいつはもう…いない筈だ。俺達は誰も誓いを破ってない。となるともしかして…。」
バシュッバシュッギュィィィン
ズザァァ
マルコ「モブ1は足を切り落としてくれ…その隙に…殺る!!」バシュッギュィィィン
モブ1「了解!!」ギュィィィンズザァァ
マルコ「うおぉぉぉぉ。」ズッザァァ
ライナー「マルコ、モブ1、大丈夫か。」
マルコ「うん、大丈夫だよ。あとはジャンの暴走を止めるだけ…。」
ジャン「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ。」ビリィビリビリビリビリィ
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- 36 : 2015/04/11(土) 07:49:29 :
- マルコ「確か…魔力の暴走は…魔力の放出を止める事で止められた筈だ。魔力は気絶させる事で放出が止まる。ジャンにはすまないけどね。」
ライナー「なら俺がやる。この中で魔力が一番多いのは俺だからな。」スタッスタッスタッスタッ
ビリビリビリビリィ
ライナー「ぐはっ。」ドンッ
マルコ「ライナー!!」
ライナー「くっ、ジャンの奴…なんて量の魔力だ。俺が弾かれるとはな…。」
マルコ「なら…僕が行く。魔力の量では君には劣るけど…属性では僕が有利だ。」スタッスタッスタッスタッ
ビリビリィビリビリビリ
マルコ「くっ…弾かれて…たまるかぁ。」スタッ
ビリビリビリ
マルコ「うっ。」スタッスタッ
ビリ…ビリビリ…
マルコ「ジャン……今…助けるよ…。」スタッ…スタッ…スタッ
ビリビリビリ
ジャン「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
マルコ「うっ。ううっ。」スタッ…ビリビリィビリ…スタッスタッ…ビリビリビリビリビリィ
スタッ
マルコ「ジャン…ごめんよ。」ドンッ
ジャン「!!(マルコ…何故…ここに!?)」
マルコ「なんとか…大丈夫…みたいだ…ね……。」ドンッ
-
- 37 : 2015/04/11(土) 17:59:22 :
- エレン『ここは……何処……だ…?俺は……確…か…訓練をしていて……。』ズギィ
エレン『そうだ。俺は訓練中にミカサを助けようとして……あの後どうなったんだ?ミカサは大丈夫なのか?』
『大丈夫…ミカサという少女は生きています。』
エレン『だれだ。』
スウゥ
『私の名はフリーダ。それにしても何故貴方はここに来れたの?ここは貴方の深層意識の中……ここには貴方が来るのは早すぎる。今はまだ…その時ではない。』
エレン『どういう事だよ。その時って何時だよ。おい。何よりも…何故お前がここにiフリーダ『貴方の魂には力が封印されている。その力は他の6人をもっても勝利することはほぼ不可能…そしてその力はこのままだと破滅をもたらすだけ…貴方には選択する事が出来る…ただ、今のままだと選択することは出来ない。貴方にはこれを与える……さあ戻りなさい。貴方の力、私に見せてみなさい。』
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- 39 : 2015/04/11(土) 18:44:38 :
- エレン「はっ。」ハァハァハァ…ハァ
ミカサ「エレェン。」ドンッギュウゥゥゥ
アルミン「よかった。気がついたみたいだね。」ハァ
アニ「アンタ、倒れた時の事…覚えているかい?」
エレン「ああ、確かミカサを助けようとして倒れたんだっけか。」
クリスタ「うん。原因は魔力の使い過ぎだってさ。」
ドクッ
エレン「ああ…そうか。(どういう事だ?クリスタを見た瞬間胸が…。)」
ライナー「大丈夫かよ、エレン。」
サシャ「皆心配してたんですよ。倒れたって聞いて。」
コニー「そうだぜ。まったくよう。」
エレン「ああ、すまねぇ。それとジャンはどうしたんだ?」
マルコ「ジャンは……刻印を刻まれし者だったよ。ただ、普通の刻印を刻まれし者とは少し変わってるんだ。ジャンは…刻印の影響を受けて魔力に体を奪われかけている。」
エレン「どういう事だ?魔力に体を奪われかけている?まだ覚醒はしてない筈だ。くそっ。」ギィィスタッ
アルミン「あっ、エレン。待て。」
ドンッ
エレン「ちっ。歩けもしねぇのかよ。」
ミカサ「エレン、貴方の魔力はまだ回復しきっていない。」
エレン「知るかあァァァァ。」ゴゴゴゴゴ
ゴォォォォ
ライナー「エレン!?」
マルコ「どういうことだい?アルミン。」
アルミン「まさか……皆…逃げて…。」
コニー「おいおいおい、これじゃあまんまじゃねぇかよ。」
アニ「爆発する!?」
ドゴォォン
-
- 41 : 2015/04/12(日) 00:24:15 :
- エレン「アァァァァァ。」ゴォォォォ
ミカサ「アルミン。あれはどういう事?」
アルミン「さぁ?僕にも分からないよ。ジャンの場合は魔力がちゃんと残ってたけどエレンの場合は魔力はまったく残ってない。もしあれが回復した魔力による暴走なら早くしないと…。」
コニー「エレンは死んじまう……ってか。」
サシャ「いや、それはなさそうですよ。」
ベルトルト「うん、そうみたいだね。」
アニ「確かエレンの魔力は風の属性だったね。」
クリスタ「でもあの魔力の属性は……。」
ミカサ「どの属性にも該当しない。」
ライナー「いうならば『無』ってとこだろうな。」
アルミン「『無』……属性を持たぬ異質な存在……でもこの異質な魔力を扱えるのはとある極一部の一族だけの筈。(エレン…君はどこまで……。)
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- 42 : 2015/04/12(日) 00:52:19 :
- エレン「うぁぁぁぁぁ……ハァ…ハァ…なんだ…この感じ……これが…くっ…ドクン……うぁぁぁぁぁ……くそぉぉ……意識が……奪われ…る。…ドクン…うぁぁぁぁぁ。」
エレン「ウガァァァァァァァ。」ジュウゥゥゥゥゥズズズズズズズザァァズザァァ
アルミン「ついに……目覚めてしまったのか。」
コニー「どういう事だ!?エレンに翼がある。」
ミカサ「あの姿……まるで…大昔に存在したという……『竜』のよう……。」
サシャ「『竜』…ですか?」
クリスタ「え……。」
ベルトルト「まさか…まさか…ね……。」
アニ「ああ、あれは確実に……。」
ライナー「ついに目覚めたようだな。『竜の血を受け継ぐ者』が……。」
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- 44 : 2015/04/12(日) 08:54:33 :
- アルミン「あの方向……ジャンの所へ向かっている。」
マルコ「そんな……今のジャンはとても動けないんだ。ジャンの親友としてここは僕が食い止める。」ジャキン
ミカサ「あのエレンは…もうエレンの意識をもたない。あのエレンを倒す事でエレンが助かるのなら私は戦う。」ジャキン
アルミン「待つんだミカサ…エレンの意識はないかもしれない。でもエレンの体はすでに崩壊寸前……ここでエレンを倒せばエレンの体は確実に消滅する。」
アニ「じゃあなんだい?エレンの体が消滅するのを怖れて奴を放っておくのかい?」ジャキン
アルミン「……。」
ライナー「おいアルミン、1つ言わせてもらう。もし俺がエレンだったらこのままでいるより消滅を選ぶぜ。」ジャキン
アルミン「でも……。」
ミカサ「アルミン、落ち着いて…貴方は昔から私達に答を導いてくれていた。貴方なら分かる。」
アルミン「……。行こう、エレンには悪いけど…エレンの為にも。」ジャキン
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- 45 : 2015/04/12(日) 09:38:09 :
- アルミン「まずは翼からだ。翼が無くなれば飛ぶ事は出来なくなる。」
ライナー「分かった。ベルトルト、行くぞ。」バシュバシュ
ベルトルト「うん。」バシュバシュ
ミカサ「アニ…私達はもう片方をやる。」バシュバシュ
アニ「あんたに言われなくても分かってるよ。」バシュバシュ
アルミン「(あとここにいるのはコニー、サシャ、クリスタ、マルコ。あの4人が翼をやってくれるはず。もしそれが出来れば勝率が上がる。ただ、攻撃パターンが分からない今、成功確率はとても低い。)」
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- 46 : 2015/04/12(日) 10:18:17 :
- ライナー「ベルトルト。」バシュゥ
ベルトルト「魔力掌握。」バシュバシュ
ライナー「風速三段強化。風刃斬舞。」キィィィィンズッザアァァァ
ベルトルト「開放。」ズババババ
エレン「グアァァァァ。アァァァァァ。」ジュウゥゥゥゥゥドゴォォォ
ライナー「くっ。」
ベルトルト「うぁぁぁぁぁ。」グハッ
ライナー「ベルトルトォォ。」
-
- 47 : 2015/04/12(日) 14:00:05 :
- アルミン「!?」
コニー「どうした?アルミン。」
アルミン「ベルトルトがやられた。」
サシャ「なっ。ベルトルトが……。」
マルコ「ベルトルトの様子は?」
アルミン「死んだわけじゃないけど、傷は深いみたいだ。」
アルミン「(さっきエレンの翼を切った時、エレンの右手が黒く発光した。もしかして…。)」
-
- 48 : 2015/04/12(日) 14:33:23 :
- アニ「(ベルトルト…。)」バシュ
ミカサ「アニ…前を見て。」バシュバシュバシュ
アニ「!!」バシュバシュ
アニ「あぶない所だった。」
ミカサ「アニ、お願い。」
アニ「分かってるよ。猛毒の憎刃。」
ミカサ「業火の双刃。」ジャキンゴォォォォザシュッ
エレン「ウガァァァァァァァ。」ジュウゥゥゥゥゥズズズズズズドゴォォォン
ミカサ「うっ、あぁぁぁ。」ジュウゥジュウゥ
アニ「ミカサ!?くそっ。」バシュバシュ
アルミン「ミカサまでっ。くっ。」
クリスタ「アニ、駄目!!」バシュ
コニー「クリスタ!待てよぉ。」バシュ
アルミン「コニー…クリスタ…サシャ、マルコ、行こう。」バシュ
マルコ「分かった。」バシュバシュ
-
- 51 : 2015/04/13(月) 07:08:19 :
- アニ「エレン……この際だから教えてあげるよ。私はね…ずっとあんたが好きだった。でも…すぐ分かったよ。あんたと私じゃつりあわないって。だから別に返事がほしいわけじゃない。ただ、あんたのそばにずっといたい。それが私の望みだよ。」バシュバシュ
エレン「ウオォォォォ。」ゴォォォォォォ
アルミン「(エレンの左手が黒く発光した。来る!!)皆…散開しろ!」バシュゥ
コニー「うおぉぉぉ。」ザシュッ
エレン「アァァァァ。」ゴォォォォズズズズズズ
クリスタ「コニー…危ないよ。」バシュッバシュッ
エレン「!」
エレン「ウアァァァァァァ。」ズズズズズズ
アルミン「やばい。クリスタ、コニー、逃げろぉ。」
ズズズズズズ
エレン「ウオォォォォ」ゴォォォォ
クリスタ「!」
ドゴォォォン
アルミン「クリスタァァァァ…コニーィィィィ。」
コニー「どうした?アルミン、人の名前なんかよんで。」
アルミン「え?だって君たちさっきエレンの攻撃を…。」
クリスタ「いいや、攻撃を受ける瞬間この人が助けてくれたんだよ。」
アルミン「!?」
?「なんだよ、アルミン。俺がいたら悪いか?」バシュッ
アルミン「君…なんでここに居るの…君はあそこに…居るじゃないか。」
コニー「おい。」
クリスタ「つまりこの人が…。」
アルミン「どういう事だい?エレン。」
-
- 53 : 2015/04/13(月) 23:12:53 :
- エレン「おい、どういう事も何もずっと俺は近くにいたぞ。」
アルミン「じゃああのエレンはどういう事なんだい?」
エレン「う~ん。まぁ言ってしまえばよろiドゴォォォン
アルミン「!?」
エレン「ウオォォォォ。ガァァァァァ。」ズズズズズズ
エレン「ちっ。今は話してる時じゃないみたいだぜ。」バシュバシュッ
アルミン「そう…みたいだね…。」バシュッ
エレン「ウオォォォォ。」ゴォォォォォォ
エレン「まだあいつはアレを使えねぇ。8分だ。8分で終わらせるぞ。もし10秒でも遅れたら訓練所が崩壊する。今教官や訓練生のほぼ全員がこの訓練所に居ないからまだいいもののジャンとかは間違いなく死ぬか死にかける。」
アルミン「エレン…その確証はどこから来たんだい?この状況を見てみなよ。辺り一面が焼け野原だ。それにライナー…ベルトルト…アニ…ミカサ…さっき先陣をきった4人はどこかに行ってしまった。君の魔力の暴走が原因でだよ。正直僕は君を信用できない。僕は僕でやらせてもらう。」バシュッバシュッ
アルミン「コニー、サシャ、クリスタ、今敵は魔力を蓄積している。少なくとも技が発動するまで30秒はかかる。行こう、今がチャンスだ。」バシュッ
コニー「…。」バシュッ
サシャ「私が先に行きます。」バシュッバシュッ
クリスタ「エレン…ごめんね…。」バシュッ
エレン「……。」
-
- 55 : 2015/04/13(月) 23:21:29 :
- エレン「そうだよな。アルミンの言った通りだ。俺のせいじゃないわけがない。
俺にはもうその資格はないんだよな。なら……俺は俺にできる方法で罪を償うよ。アルミン。」バシュッキィィィィン
エレン「ガァァァァァ。」
アルミン「3人共…四方の陣だ。マルコ、準備は?」
マルコ「あと5秒くれ…。」
アルミン「よし、じゃあ頼むよ…。」バシュッ
コニー「頼んだぜ。」バシュッ
サシャ「お願いしますっ。」バシュッ
クリスタ「お願いね。」バシュッ
-
- 58 : 2015/04/13(月) 23:29:35 :
- それと今さらですがエレンだけだとどっちがどっちか分かりづらいので暴走しているエレンはエレン(暴)、通常のエレンはエレン(通)でいきます。エレンが2人出てくるときはこれを使っていきます。
-
- 60 : 2015/04/13(月) 23:36:18 :
- マルコ「OKだよ。」
アルミン「分かった。コニー。」
コニー「おうっ。」バシュッ
コニー「氷結晶・散弾…壱の段。」バババババババババ
エレン(暴)「ウオォォォォ。アァァァァ……。」ズズズズズズ
アルミン「サシャ。」
サシャ「はいっ。」
サシャ「大樹包囲・4式。」ドドドドドド
エレン(暴)「ガァァァァァ。」ズズズズズズミシミシ
-
- 62 : 2015/04/13(月) 23:47:54 :
- アルミン「木柱刺突捕縛陣。」グサグサグサグサガシィ
エレン(暴)「ググググググ。」ミシミシギギギ
アルミン「トドメだ、クリスタ。」
クリスタ「雷電七光。」ドゴォォォンガガガガガ
エレン(暴)「ギギギ…ウオォォォォ。」ゴォォォォォォ
ガガガガガ
アルミン「やばい…散っ!」
-
- 65 : 2015/04/16(木) 06:31:02 :
- アルミン「(どういう事だ!?まだ攻撃には時間がかかる筈なのに…。)」
コニー「おい、アルミン。ぼぉーとしてんじゃねぇ。早くかわせ。後ろだ。」
アルミン「えっ!?」
エレン(暴)「ウオォォォォ。」ゴォォォォ
アルミン「やばい…やられる!!」
-
- 66 : 2015/04/16(木) 07:11:16 :
- エレン『おいアルミン、今日はなんの話だ?』
アルミン『ああ、今日はこの本だよ。」スッ
エレン『ん~?魔力大全?』
アルミン『うん、そうさ。この本の200ページを見てみてよ。』
アルミン『ほら、これを見て。』スッユビサシ
エレン『なんだ?属性をもたない魔力?』
アルミン『うん、『無』の魔力っていうんだ。』
エレン『へぇー。』
アルミン『そうさ。ほら、これを見て。』
『無』の魔力とは…属性をもたない魔力でほかの魔力にも特性があるようにこの魔力にも特性があり、3つの特性がある。
-
- 68 : 2015/04/16(木) 22:41:42 :
- エレン(暴)「ウオォォォォ。」ゴォォォォズガガガガガガガ
スッ
エレン(通)「火は消える…水は渇れる…樹は腐る…風は止む…氷は溶ける…雷は止まる…毒は絶える。」
第一の特性は触れた物の魔力を消滅させる破壊の能力。
エレン(通)「消滅せよ!解呪!!」ブゥゥゥゥン
エレン(暴)「!」
サシャ「攻撃を…。」
コニー「消した!?」
-
- 70 : 2015/04/16(木) 23:26:16 :
- マルコ「どういう…事だい?」
アルミン「これが『無』の魔力の力なんだ。有を無に…無を有にする。この相反する2つの力を得たエレンに到底僕達じゃ敵わない。ここはエレンに任せよう。」
エレン(暴)「グググ…グオォォォ…グアァァァ。」ゴォォォォズズズズズズ
エレン(通)「勝負は今、ここで決める。」
エレン(通)「火は燃える…水は流れる…樹は生える…風は吹く…氷は固まる…雷は轟く…毒は滅する。」
第二の特性は無から物質を出現させる創造の能力
エレン(通)「出現せよ!付呪!!」ギュイィィィィン
エレン(通)「暴風迅槍・グングニル。」スッ
エレン(暴)「ウオォォォォ。」ゴォォォォズガガガガガガガ
-
- 72 : 2015/04/16(木) 23:37:49 :
- 考えてはいます。ただ本当に出すかは分からないのでこれを終わって続編を書くときに決めます。おこがましいようですがこのスレはエレンの訓練生時代ですので続編は書きます。
クリスタ「エレンはなんで槍を?」バシュッ
アルミン「ああ、エレンは昔親に剣術を習ってたんだ。ただエレンは昔から剣が嫌いでね。いつも槍を使ってたんだよ。だからだと思う。」バシュッ
マルコ「へぇ、てっきりエレンは剣かと思ったんだけどな。」バシュッ
コニー「でも俺はエレンに剣術教えてもらったぜ。」
サシャ「私は槍を教えてもらいましたよ。」バシュバシュッ
-
- 73 : 2015/04/16(木) 23:46:00 :
- エレン(通)「風の前の塵とかせ。爆迅槍術・覇迅。」スッズザザザザゴォォォォ
エレン(暴)「グアァァァ。グオォォォ。」ゴォォォォ
ドゴォォォン
エレン(通)「終わっ…た…な…。」ドォン
-
- 75 : 2015/04/16(木) 23:57:53 :
- エレン、貴方はよくやりました。
エレン『よくやったも何もあんたが俺の意識を覚醒させてくれたから皆を護れたん
だ。』
フリーダ『いいえ、これも貴方の力…私は到底貴方の深層意識の中に存在しているにすぎない。』
エレン『ま、どっちでもいいや。そんなことより本当にもらってよかったのか?この槍…。』
フリーダ『ええ、いいんです。この神器は風の魔力を持った者しか扱えませんから。それより貴方にお願いが…。』
-
- 77 : 2015/04/17(金) 00:14:19 :
- キース「今から第104期訓練生の卒団式を始める。」
首席
ミカサ・アッカーマン
次席
エレン・イェーガー
3位
ライナー・ブラウン
4位
アニ・レオンハート
5位
フリーダ・レンズ
6位
ジャン・キルシュタイン
7位
コニー・スプリンガー
8位
マルコ・ボット
9位
サシャ・ブラウス
10位
クリスタ・レンズ
以上10名が憲兵団への志願を許される。期日は1週間後だ。いいな。」
-
- 79 : 2015/04/17(金) 00:27:48 :
- はい。原作ではヒストリアの姉のフリーダです。このスレではエレンの深層意識の中に存在していた謎のキャラですがクリスタの姉という設定で出しました。このフリーダはエレンの深層意識に存在していたフリーダと同一人物です。このフリーダが存在している謎は続編で出します。そして続編ではフリーダがカギです。
ハッ
エレン「なぁフリーダ、お前意外に弱いのな。」
フリーダ「黙りなさい。」
クリスタ「エレン…お姉ちゃんをいじめないでよ。」
エレン「はいはい。」
アルミン「おーい、エレン。」
アルミン「(あのあとなんとか暴走エレンを倒せた。そしてあれからはこのフリーダという人が来た意外は何事もなかった。だが悲劇はすぐにやって来た。)」
-
- 80 : 2015/04/17(金) 00:30:14 :
- 以上です。ありがとうございました。続編スレはたてしだいに貼ります。続編もよろしくお願いします。
-
- 81 : 2015/04/17(金) 00:40:55 :
- http://www.ssnote.net/archives/34042
続編 エレン「竜の血を受け継ぐ者」です。
今夜はここまで…続編で会いましょう。
-
- 82 : 2015/08/28(金) 23:05:56 :
- もう少し「。」じゃなくて「!」を使って下さい。無理にとは言いませんが、感情移入がしにくいです。
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- この作品はシリーズ作品です
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刻印を刻まれし者 シリーズ
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