episode5「全身全霊」
-
- 1 : 2015/03/10(火) 14:50:01 :
- こんにちは、monoです(´▽`)ノ
『取り憑かれのエレン』というシリーズの第五話になります!
うらる↓↓
http://www.ssnote.net/users/m0n0/series
いやぁ、やっと五話です(^_^;
まだまだ先が長いですね!
一応スレ立てはしておきますが、投稿は明日からになります。
ごめんなさい(´・_・`)
-
- 2 : 2015/03/10(火) 17:16:20 :
- 期待!!!!
-
- 3 : 2015/03/10(火) 21:30:42 :
- 期待!気体?機体?
-
- 4 : 2015/03/10(火) 21:35:19 :
- 頑張れー!
何時も、期待しています!
-
- 5 : 2015/03/10(火) 22:07:53 :
- ...リヴァイか
続き待ってます
-
- 6 : 2015/03/11(水) 15:17:14 :
- 〉リンドウさん
期待感謝です!!
〉黒猫さん
いろいろなキタイをありがとうございます笑
〉角砂糖さん
いつもコメントありがとうございます!
〉ルルさん
コメントありがとうございます!
今日中に投稿しますので、よろしくです!
-
- 7 : 2015/03/11(水) 22:12:01 :
エレン「う……、ぁ」
「所詮、この程度か」グググ‥
目が霞む。
息が詰まる。
意識が……遠のく。
「先生!!!やりすぎです!!」
その瞬間、声が聞こえた。
「……ッチ」バッ
エレン「ぅ、ゲホッ!!ゲホッ!!」ハァ、ハァ‥
これもまた、聞き覚えのある声だった。
エレン「ぺ、ペトラ……先生?」ゲホッ!!ゲホッ!!
ペトラ「イェーガー君、大丈夫!??」
立ち止まってた2つの黒。
どうやらそれはマントらしく、フードを取り払ったペトラ先生は駆け寄ってきて背を撫でてくれた。
エレン「は……はい、なんとか」
ペトラ「リヴァイ先生!!」キッ!!
そしてその眼は俺から離れる。
俺に斬りかかり、首を絞めてきた黒……リヴァイ先生に。
ペトラ「約束したはずです!イェーガー君には手出しをしないと!」
リヴァイ「力量を確かめただけだ」
ペトラ「だとしてもやりすぎです!現にイェーガー君はこんなにも消耗しています!」
コニー「エレン!大丈夫か!?」ガシッ
エレン「わ、悪いなコニー。俺は大丈夫だ」
だが、どういうことだ?
いまいち状況が把握出来ねぇ。
何でわざわざ黒いマントを着て先生達は現れたんだ?
『お、お兄ちゃん……』ウルウル
エレン「だから大丈夫だって」ナデナデ
エレン(……!そういや、アルミン達は?)
目を向けると……当のアルミンは霊刀を弾かれ、一方アニは表情一つ変えずに立ったままであった。
ペトラ「あなた達、今日はもう帰りなさい」
今日のことはまた明日説明するからと、ペトラ先生は続けた。
-
- 8 : 2015/03/11(水) 22:20:06 :
- 期待です!
-
- 9 : 2015/03/11(水) 22:39:13 :
- 〉和する式さん
期待コメントありがとうございます!
-
- 10 : 2015/03/11(水) 23:30:53 :
その日の夜、学校から家に直接電話がかかってきた。
明日は規定の時間よりも早く登校しろというものだった。
エレン(……明日、起きれっかな)ゴロン
ベットに転がり、考える。
授業は……どうせ午前中だけだろう。
でも内容は確か座学が入ってたはず。
普通ならば必要な教科書やらノートやら色々用意するものなんだが、そこは普通じゃない矢白高校。
教科書が無い。
いや、もしかしたら授業中にすべて配るのかもしれないが……とにかく、事前に渡されてはいないのだ。
これにより学習において重要な予習という行為が行えない。
ま、あったからってやるわけじゃないけどな。
だから教科書なんて配ってなくてもいいじゃないかって言われるとそういう問題でもないよな。
まぁ、そんなことはどうでもいいか。
エレン「……慶次、聞いてるか?」
今はこっちに聞きたいことがいくつかあるんだ。
エレン「お前さ、俺の体を使って霊獣を倒してきたよな」
エレン「でも、昨日のサシャは自分自身の意識で戦ってた。今日のリヴァイ先生だって多分そうだ」
エレン「俺はサシャと同じように契約の儀を受けた。なのに俺には慶次がいて、サシャにはいない。何でだ?」
もし、サシャに慶次のような存在がいるなら簡単に霊獣なんて倒せたはずだ。
でもそうはいかなかった。
今日のリヴァイ先生だって、口調や雰囲気とか一切替わってなかったしな。
エレン「……なぁ、無視か?」
慶次は答えない。
まぁ、さっきリヴァイ先生に完全にやられたからな。
意気消沈ってやつなのかもしれない。
俺の声自体聞こえてるのかさえわかんねぇなこれじゃ。
エレン(……明日を待つしかねぇ、か)
朝も今日より早くしないといけないし、さっさと寝ちまうか。
-
- 11 : 2015/03/12(木) 17:07:48 :
エレン「……!」
朝、早いんだよな。
下手したら入れ違いになるんじゃないか?
いやでも向こうが勝手に来てるだけだしな~。
あーどうしよ。
うーん。
エレン「……ったく、めんどくせ」ピピピピ‥
プルルルルルル、プルルルピッ!
『ん~、なに~?』
エレン「なんだよその気の抜けた返事は」
クリスタ『寝てたの~』
どうやら寝ていたらしい。
エレン「昨日の仕返しだ、ざまぁみろ」
クリスタ『もぉ~。もしかしてそれだけのために電話してきたの?』
エレン「んなわけねぇだろ」
クリスタ『じゃあなに?』
エレン「俺明日30分くらい早く家出るから」
クリスタ『うん』
エレン「だから俺んちまで来るんだったらお前も少し早めに来ないと入れ違いになるからな」
クリスタ『つまり、来てほしいってこと?』
エレン「バーカ。誰もんなこと言ってねぇだろ」
クリスタ『え~』
エレン「えーってなんだよ」
クリスタ『なんでもない。それじゃ明日は少し早く行くね』
エレン「いや別にキツいなら来なくても……」
クリスタ『キツくないから行くの。……ありがと、エレン』
エレン「おう、おやすみ」
クリスタ『おやすみ』
やっぱ来るんじゃねぇか。
言っといて正解だな。
-
- 12 : 2015/03/12(木) 19:13:07 :
- 期待大!
これからも、頑張って、執筆して下さい。
-
- 13 : 2015/03/13(金) 16:18:40 :
- 〉角砂糖さん
本日も期待感謝です!
亀更新で申し訳ないのですが、毎日更新はしていきますので、どうかお付き合いください(^^;;
-
- 14 : 2015/03/13(金) 16:30:47 :
「エレン、起きて」ユサユサ
エレン「……ん」
「今日、朝早いんでしょ?遅刻するよ」ユサユサ
……誰だ?
エレン「ミカサ……?」ボーッ
「残念でした。私はミカサさんじゃありません」
ミカサじゃないって、なら誰なんだよ……。
エレン「……ん?」パチッ
「おはよ、エレン♪」ニコッ
エレン「……クリスタ?」
クリスタ「うん♪」
エレン「…………はあぁぁぁぁぁああ!!!????」
-
- 15 : 2015/03/13(金) 16:49:02 :
ミカサ「はい、朝ご飯」コトッ
クリスタ「あの、私もいいんですか?」
ミカサ「いいのいいの。ウチの寝坊助を起こしに来てくれたんだからこれくらいはしないとね」
クリスタ「ありがとうございます!」
エレン「……言っとくが、俺は起こして貰わなくても起きたからな」
ミカサ「エレン、そんなこと言わないの」
エレン「……」パクッ
クリスタ「あ、それじゃあ頂きます」
ミカサ「はい、どうぞ」
エレン(ったく、なんでこうなるんだろ)
クリスタは30分どころか1時間以上早く来るし、ミカサはクリスタを快く俺の部屋に通すし。
ミカサ「そういえばクリスタちゃんが一緒に食事するのって結構久しぶりよね」
クリスタ「そうですね。最近は入学とかいろいろ忙しかったので」
エレン「ウチの前まではよく来てるけどな」モグモグ
ミカサ「エレン、あんたは早く食べちゃいなさい。まだ顔洗って着替えないといけないんだから」
エレン「……わかってる」モグモグ
なんだかな~。
自分の家なのにアウェイな感じがする。
ミカサ「……そうだ、今度ウチに泊まりに来なさいよ」
エレン「ぅ゛!!?」ゴホッ、ゲホッ!!!
クリスタ「いいんですか?」
ミカサ「もちろん。色々話したいこともあるし」
エレン「待て待て待て待て。話したいことあるなら別に泊まる必要ないんじゃないか?」
ミカサ「あんたは黙ってなさい」
エレン「……」
ミカサ「そうね……今日が木曜日だから、明日明後日とかどう?」
明日かよ。
急すぎるだろ。
クリスタ「……じゃあ、よろしくお願いします」
オッケーちゃうし。
あーもう俺知らね。
-
- 16 : 2015/03/13(金) 20:58:42 :
- 期待です!!!
-
- 17 : 2015/03/14(土) 07:47:21 :
- ここまでやっと追いついた…
ってかすげー面白いよ!作者さんすげー!
今後に期待!
-
- 18 : 2015/03/14(土) 15:52:38 :
- 〉オレンジさん
期待感謝です!
〉副会長さん
ありがとうございます!
気に入ってもらえて光栄です(^ω^)
-
- 19 : 2015/03/14(土) 16:21:06 :
スタスタスタ‥‥
身支度を整え、学校へ。
もちろん、クリスタと一緒に。
クリスタ「まさか、エレンの家に泊まることになるなんてね」
エレン「しかも明日からな」
クリスタ「うん、急すぎるね」
エレン「承諾したのはお前だろ」
クリスタ「あ、そうでした」テヘッ
エレン「……」
-
- 20 : 2015/03/14(土) 16:22:23 :
-
クリスタ「……怒ってる?」
エレン「別に怒ってねぇよ」
クリスタ「ゴメンね、エレンの意見聞かずに決めちゃって」
エレン「……まぁ、いいけど」
クリスタ「友達と遊ぶ約束でもあったの?」
エレン「ない」
クリスタ「じゃあ学校の課題が多いとか……」
エレン「違う」
クリスタ「課題テストが近くて勉強したいとか……」
エレン「一切聞いてない」
クリスタ「……私が家に泊まるのが嫌?」
エレン「さぁ、どうだろうな」
クリスタ「……そっか」ピタッ
-
- 21 : 2015/03/14(土) 16:25:48 :
-
エレン「ん、クリスタ?」
クリスタ「エレン、先に行ってて。私忘れ物しちゃって」
エレン「ったく、待っててやるからダッシュで行ってこい」
クリスタ「ダーメ!エレンは朝早いんでしょ?私は時間あるし、ゆっくりするから」
エレン「そういやそうだな。ゆっくりし過ぎて遅刻すんじゃねぇぞ~」
クリスタ「そんなことしないって。エレンじゃないんだし」
エレン「うっせ。じゃあな」
クリスタ「……うん、バイバイ」
エレン(……にしても、クリスタが忘れ物って珍しいよな)
優等生だからそういうところはちゃんとしてたと思うんだが……。
ま、学校行くか。
-
- 22 : 2015/03/14(土) 18:33:44 :
- 期待!
-
- 23 : 2015/03/15(日) 08:47:39 :
- 期待
-
- 24 : 2015/03/15(日) 22:15:43 :
- お二人とも、期待感謝です!
本日も投稿をしますのでよろしくです!
-
- 25 : 2015/03/15(日) 23:34:10 :
ガラガラ
アルミン「!……おはよ、エレン」
エレン「おはよ。コニーはまだ来てないのか?」
アルミン「アニもね」
なんだ、アニも来てないのか。
エレン「でももう時間ギリギリだぞ?」
アルミン「……そうだね」
エレン「呼び出されといて遅れるってマジかよ」
アルミン「確かに」
エレン「ま、コニーならやりかねないと思えるけどな」
アルミン「クスッ、そうだね。でもアニまで来ないってのは少し意外だったかな」
エレン「そうか?俺はよくわかんねぇな」
アルミン「僕の勝手なイメージなんだけどね」
エレン「イメージ……ねぇ。俺はアイツがどんな奴なのかさえ想像がつかねぇよ」
アルミン「エレンもアニとはまだ一言も話したこと無いんだよね?」
エレン「おう。アルミンもだろ?」
アルミン「僕はそうだけど……エレンって確かアニの隣の席じゃなかったっけ?」
エレン「そうだが、話しかけても聞いてるのかすらわかんねぇからな~」
アルミン「そうなんだ。ホントによくわからないね」
-
- 26 : 2015/03/22(日) 08:26:52 :
- 最近、投下してないですが、何かあったんですか?
執筆頑張って下さい!
-
- 27 : 2015/03/22(日) 15:33:39 :
- 期待!
-
- 28 : 2015/03/23(月) 20:14:32 :
- 〉角砂糖さん
すみません(^^;;
学校の課題が多く、それに加えてアルバイトもしてますので今は時間があまりなくてですね、、
〉ハンジさん
期待感謝です!
みなさん、決して放置ではありませんので、
よろしくお願いしますm(_ _)m
-
- 29 : 2015/04/11(土) 14:34:38 :
- まだなのかな汗
-
- 30 : 2016/03/28(月) 19:33:32 :
- まだですか?
-
- 31 : 2016/07/23(土) 21:31:58 :
- 期待です♪
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
取り憑かれのエレン シリーズ
- 「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場