このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
進撃の調査劇団 ~マッチ売りの少女~
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- 1 : 2015/03/01(日) 17:58:58 :
- こんばんは。執筆を始めさせていただきます。
今回の条件はこちら↓↓↓
* 不定期更新
* エルヴィンのキャラ崩壊がもう止まらない
* 原作と世界観が異なる部分があります。(電話が存在するなど)
…以上の条件でもかまわない、という方は、ぜひ劇場まで足をお運びください。よろしくお願いします。
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- 2 : 2015/03/01(日) 18:15:44 :
- <公演前、挨拶>
エルヴィン 「皆さま、本日はご来場いただき、ありがとうございます。私が調査劇団座長、エルヴィン・スミスです。」
エレン 「エルヴィン座長、今回の公演は何ですか!?桃太郎ですか!?」
ハンジ 「何言ってんのさエレン。ジャックと豆の木に決まってるだろ!」
エルヴィン 「マッチ売りの少女だ。」
ハンジ&エレン 「「えっ!?」」
エレン 「マッチ売りの少女…確かに名作ですが…登場人物といっても、少女とおばあさんの2人ぐらいなものですよ!?」
ハンジ 「でもさでもさ、今回の公演のために、けっこうな人数が配役のために集まってるよ!?」
エレン 「あと、配役といえば…マッチを売る少女の前を冷たく通り過ぎる町人ですが…」
ハンジ 「地味過ぎるよねー。」
エルヴィン 「…その点は、全く問題ない。ちゃんと人数分の配役を考えてある。」
エレン 「…そうですか…」
ハンジ 「…にしても、なぜにマッチ売りの少女なの?もう季節も春めいてきてるし、花咲かじいさんとかでも良かったんじゃないの?」
エルヴィン 「いや。今回は、マッチ売りの少女だ。」
ハンジ 「私たち基本的にセリフはアドリブなんだし、今から変更しても…」
エルヴィン 「ダメだ。」
エレン 「もっと明るい話にしても…」
エルヴィン 「ダメだ。」
ハンジ 「たまにはエルヴィンが主役でもいいんだよ?」
エルヴィン 「ダメだ。」
エレン 「…座長、そこまでして、今回の公演をマッチ売りの少女にする何かが、あるのですね…」
エルヴィン 「察しが良くて助かるよ、エレン。」
ハンジ 「えっ。何かってなーに?」
エルヴィン 「…すまないがハンジ、長年共に戦い続けてきたお前にも、それは明かすことはできないんだ。分かってくれ。」
ハンジ 「…そうなんだ。何か深い事情があるんだね。分かったよ。」
エルヴィン 「ありがとう、ハンジ。」
ハンジ 「いやいや。苦楽を共にしてきた仲間じゃないか!これくらい当然さ。」
エレン 「ハンジさん…」
エルヴィン 「…では、さっそく準備に取りかかろう。観客の皆さま、今しばらくお待ちください。」
ハンジ 「また後でね!」
エレン (はぁ…でも、桃太郎、やりたかったな…言えやしないけどさ…)
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- 3 : 2015/03/01(日) 18:16:28 :
- 期待
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- 4 : 2015/03/01(日) 18:17:41 :
- 私このシリーズ大好きです!
全てエルヴィン拒否してるww
期待だぁー!!!!
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- 6 : 2015/03/01(日) 18:46:45 :
- <開演>
エルヴィン 「昔むかし、雪の降る寒い大晦日の夜、1人の貧しい少女が、マッチを売っていました。」
ペトラ 「久しぶりの出演ね!気合い入れて頑張らなきゃ!」
エルヴィン 「…ペトラ、元気過ぎるのも、ほどほどにな。あと、肝心な物を忘れているぞ。」
ペトラ 「あら、なにかしら。メイクはバッチリなんだけど…」
エルヴィン 「……黒子、頼む。」
黒子(モブリット) 「…了解です…ペトラ、これ…」コソ。
マッチの入ったバスケットを渡すモブリット。
ペトラ 「あらいやだ。ごめんなさい、私ったら…」
エルヴィン 「…いや、かまわん。続けよう。」
ペトラ 「…ちゃんと大事なマッチが汚れないように、上から布を被せてあるのね。けっこう大量だけど。」
エルヴィン 「少女は、一生懸命マッチを売り歩きますが、いっこうにマッチは売れません。」
ペトラ 「マッチは要りませんか~!…って、誰も歩いてないじゃない。町人役はいないのかしら。困ったわね…」
エルヴィン 「するとそこへ、誰かが歩いて来るのに、少女は気づきました。」
ペトラ 「あら、あれは104期の中でも一番背が高いっていう…名前忘れちゃったけど……って、何よ、あれ!?」
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- 7 : 2015/03/01(日) 18:59:51 :
- まさかベルトルトの事かな?
そうだったらベルトルトドンマイだねww
期待してます!
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- 8 : 2015/03/01(日) 19:00:43 :
- ベルトルト 「はは…どうも…」
エルヴィン 「現れたのは、馬とゴリラとバカを連れた、桃太郎でした。」
ジャン 「ちょっと待て!今のセリフ、限りなく悪意を感じるぞ!」
ライナー 「ジャンの言うとおり、ここは怒るべきだろうな…」
コニー 「つーか、おかしいぞ今のナレーション!バカじゃ鬼を退治できないだろ!鬼をなめてかかったら、死んじまうぞ!」
ペトラ 「それよりもまず、なんで桃太郎が出て来るのよ!このお話は、マッチ売りの少女じゃなかったの!?」
エルヴィン 「あまりにも登場人物が少なすぎるからな。特別ゲストとして登場させた。まだまだいるんだぞ。」
ペトラ 「それなら最初から桃太郎にすればいいじゃない!」
エルヴィン 「それは…アレだ…ほら、ペトラだって主役をやりたいだろう?」
ペトラ 「それはそう…だけど…」
ベルトルト 「…え、えっと…マッチだっけ?どうしよう…買おうかな…」
ペトラ 「お願いします!1つだけでも良いので!」ウルウル。
ベルトルト 「う~ん…どうしよう…これから、鬼退治もあるし…どうする、ライナー?」
ライナー 「そうだな…鬼ヶ島に行くには、海を渡らなきゃならんわけだし、途中で湿気ってしまうんじゃないか?」
ジャン 「というかベルトルト!ここはビシッとてめぇで決めるべきだろう!?俺たちはお前のお供なんだしよ。ちなみに、俺は犬だ。」
ベルトルト 「…あ、そっか…ごめん。でも、途中で湿気っちゃったら意味ないしな…やっぱり、やめとこうかな…」
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- 9 : 2015/03/01(日) 19:01:10 :
- ベルトルさんwww
可哀想だなぁwww
ドンマイww
期待だぁー!!!!
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- 10 : 2015/03/01(日) 19:01:52 :
- 馬とゴリラ??!!www
ジャンwwライナーwww
期待www
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- 12 : 2015/03/01(日) 19:17:24 :
- さだはる殿!期待です♪
待ってましたぁ!今回は、どんな展開に...
はっ!リヴァハン!?
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- 13 : 2015/03/01(日) 19:26:44 :
- >>12 ゆう姫さま
ご来場いただき、ありがとうございます。
今回は、リヴァハン要素は無いかなぁ。
…今、トラブルにより13レス目に書こうとしてたやつ全部消えた(T_T)
くじけずに頑張るよ。
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- 14 : 2015/03/01(日) 19:44:02 :
- ペトラ 「そ…そんな…あんまりだわ…」ウル。
ベルトルト 「…えっ。」
ペトラ 「う…う…うわあぁぁぁん!!!」
ベルトルト 「!!!?」
ペトラ 「わ…私…ヒック…いい、一生懸命…マッチ売ってたのに…ヒック…い…1個も売れないなんてっ…」グスッ。
ベルトルト 「そ、そんな…この先、売れるかもしれないし…」
ペトラ 「そんなのムリよ!通行人だってまばらなんだし…私、このまま借金も返せずに…オッサンにいやらしい事をされるようなお店で働く事になるんだわーっ!!!」ウワーン。
ベルトルト 「いやらしいって…」ソンナ…。
ペトラ 「うっ…まだ嫁入り前なのに…お父さん、お母さん、ごめんなさい…」クスン。
ベルトルト 「あ…えっと…その…」
ペトラ 「ああ…でも、私にそんなお仕事がつとまるのかしら…こわいわ…でも、マッチが売れないんだもの。仕方ないわ…」
ベルトルト 「あの…その…か、買おうかな、マッチ…」
ペトラ 「えっ!?」クルッ。
ベルトルト 「あ、いや…1つくらいなら…買おうかと…」
ライナー 「おいベルトルト。この先、道中長いんだぞ。金の無駄遣いは慎むべきだ。」
ベルトルト 「あ、そっか…」
ペトラ 「ああっ、私はこの先どうすれば…」ウルウル。
ベルトルト 「う…ライナー、やっぱり僕、マッチ買うよ。」
ライナー 「ベルトルト…」
ベルトルト 「持ち運びの時に注意すれば、湿気る事もないだろうし、それに、鬼退治にも役立つと思うんだ。」
ジャン 「何言ってんだベルトルト。お前の腰には、立派な刀があるだろ。」
ベルトルト 「いや…そんな直接的な方法じゃなくて、夜、鬼たちが寝静まるのを見計らって、鬼の家に火を放つんだ…そうさ、みんな燃えてしまえばいいのさ…ははは…はは…」
ライナー 「…ベルトルト…」
コニー 「その手があったか!お前、天才か!?」
ジャン 「ベルトルト…俺でよかったら、悩みごととか、話聞くぜ…」
ライナー 「俺もだ…」
ベルトルト 「ありがとう、みんな…」
ペトラ 「お買い上げ、ありがとうございまーす。では、さっそく…」ゴソ。
エルヴィン 「待て、ペトラ!!!」
ペトラ 「きゅ、急になんですか!?」
エルヴィン 「言い忘れていたが、マッチを渡す時は、相手の懐に強引に押し込むんだ。」
ペトラ 「普通に手渡しすれば…」
エルヴィン 「ダメだ。もし、相手の気が変わって、返品でもされたらどうする!?」
ペトラ 「そ、それもそうね…じゃあ…はいっ!」バッ!
ベルトルト 「おおっ!?…懐に入ったみたいだけど…どんなマッチかは、あとで見ようかな…」
ペトラ 「ふう…マッチを売るのも、なかなかの重労働ね…」
「おい、ベルトルト!!!」
ベルトルト 「…ん?」
ペトラ 「…あら…」
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- 15 : 2015/03/01(日) 20:58:10 :
- ※公演の途中ですが、ご来場の皆さまに、お知らせです。
本スレッド冒頭にて、エルヴィンのキャラ崩壊について、記載いたしましたが…
これから先、他のキャラクターにおいても、崩壊する可能性が出てまいりました(…もう手遅れかもしれませんが…)
それでもかまわない、という方は、どうぞこの先も、公演をお楽しみください。
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- 16 : 2015/03/01(日) 21:11:16 :
- エレン 「おいベルトルト!これはいったい、どういう事なんだ!説明しろ!」
ベルトルト 「エ、エレン…説明って…何の事だい…?」
エレン 「とぼけるなよ!オレは、この劇団立ち上げ当初から、桃太郎の役をやりたくてやりたくて仕方がなかったんだぞ!それをお前が平然と演じやがって…」ウヌヌ。
ベルトルト 「それで僕を恨むのはお門違いだよ!僕は座長に言われて仕方なく…」
ジャン 「けっ。みっともねぇなエレン…自分のやりたい役が出来ねぇくらいでギャアギャアわめきやがって…」
エレン 「お前は黙ってろ!て言うかお前、馬面で馬役のくせに、どう見ても衣装が犬じゃねーか!」
ジャン 「ふざっけるなよ!オレは馬面じゃねぇし、馬役じゃなくて犬の役なんだよ!」
ペトラ 「ねーねーエレン、マッチ買わない?」
エレン 「すみません、ペトラさん。オレ今、それどころじゃなくて…」
ベルトルト 「…はあ…ところで、エレンは何の役なんだい?」
エレン 「見れば分かるだろ!オレは…」
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- 17 : 2015/03/01(日) 21:29:47 :
- エレン 「オレは…浦島太郎だ!」
ベルトルト 「そうなんだ…」
ジャン 「じゃあ、そんなとこでぼさっとしてねぇで、さっさと亀を助けに行けよな。」
エレン 「座長にここに来るように言われたんだよ!」
ペトラ 「じゃあ、マッチ買わない?」
エレン 「ペトラさん、話はあとで聞きますから…というわけでベルトルト、役、代わってくれ!」
浦島太郎の釣りざおを、ベルトルトに押し付けるエレン。
ベルトルト 「えっ、ちょっと困るよ…」
ライナー 「そうだぞエレン。いくらなんでも、無茶苦茶だ。」
コニー 「お前、オレよりバカだろ。」
エレン 「でもオレ…どうしても桃太郎を演じて、鬼どもを駆逐したかったんだ…ううっ…」
ベルトルト 「…そうか…そうなんだ。分かったよ、エレン。交代しよう。」
エレン 「ほ、本当か、ベルトルト!」パアア
ベルトルト 「うん。だからエレンはせいぜい、大した戦術も練らずに、そこらの道端にうろついてた動物たちを、団子1つで手なずけて、わざわざ船をこいで、船酔いに耐えながら、鬼ヶ島に行って、鬼と戦って来ればいいさ。」
エレン 「…お、おう…」
ベルトルト 「それで命からがら、鬼を駆逐して、宝物を村へ持ち帰ったは良いものの、ほとんど年貢に持っていかれて、お供の動物たちにも愛想をつかれ、手に職もつけることなく、いつまで~もおじいさんとおばあさんに養われて、一生独身でいれば良いのさ…」
エレン 「…お、おいベルトルト…お前、今日どうしたんだ…」
ベルトルト 「一方僕は、竜宮城で精一杯のもてなしを受けて、乙姫さまと、むふふ~なロマンスとか経験しちゃったりなんかして…玉手箱だって、開けなきゃいいわけだし。そもそも、帰るって言いださなければ、逆玉だって狙えそうだし。僕、浦島太郎のほうが、ずっとやりたい役だと思うよ!」
ライナー 「ベルトルトが…自分の意思をもっている…」
ベルトルト 「じゃあ、せいぜい死なずに頑張ってよね、エレン!」
エレンに、日本一ののぼりを渡すベルトルト。
ペトラ 「あと、マッチ買ってよね、エレン!」
エレン 「…ああ…なんかオレ、浦島太郎でも良くなってきたな…」
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- 18 : 2015/03/01(日) 21:42:29 :
- ペトラ 「もう、どの役でもいいじゃない。マッチ買ってくれさえすれば。」
エレン 「ペトラさん…どうしてそんなに、マッチを売りたいんですか…」
ペトラ 「あらやだエレン。マッチ売りの少女の話、知らないの?」
エレン 「すみません…自分はあまり、童話を読まなくて…ガキの頃も、アルミンと外の世界の本ばかり読んでたし…」
ペトラ 「そうなの…ま、良いわ。マッチ、いくつ欲しい?」
エレン 「マッチですか…旧本部にはまだ、予備があったと思いますが…」
ジャン 「ぷっ…なにガチで答えてやがるんだよ…」
エレン 「何か言ったか!?」
ジャン 「いいや?別に。」
エレン ムウ。「…ペトラさんがお困りなら…1つ、いただきます…」
ペトラ 「今なら、3個買うと、もう1個付いてくるのよ!」
エレン 「そ、そうなんですか!?じゃあ、あと2つ…」
エルヴィン 「ペトラ。懐に、だぞ。くれぐれも見えないように…」
ペトラ 「見えないように?」
エルヴィン 「あ、いやいや。何でもない。浦島太郎は、4個も買ってくれたんだな。良かった良かった。」
ペトラ 「は、はあ…」
エルヴィン 「あー…ごほん。すると今度現れたのは…」
ペトラ 「…えっと、あの子は確か…」
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- 19 : 2015/03/01(日) 22:18:25 :
- エレンぺトラスルーしすぎwww
どんだけもも太郎やりたいんだよwww
ってゆうかマッチ売っちゃったら話変わっちゃうよ??ww
ってかエレンサギとかにかかりそう…w
期待~!
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- 20 : 2015/03/02(月) 11:32:41 :
- >>19
…………あ!Σ( ̄□ ̄;)そうですよね。
なにげにマッチ売れてるwww
調査劇団なので、これからどんな展開になるのか、誰にも分かりませんf(^_^;
引き続きよろしくお願いします。
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- 21 : 2015/03/02(月) 11:46:51 :
- 「…あ、どうも…」
エレン「アルミン!なんだその格好は!?」
アルミン「…見て分からないかな…金太郎さ。」
ペトラ「いらっしゃいませ‼マッチいかがですか?」
アルミン「…気を悪くしないでもらいたいんだけど…僕は買わないよ。」
ペトラ「まあ‼なんですって!?」
アルミン「僕は、さっきも言ったとおり金太郎だから、金太郎の立場で言わせてもらうけど…僕、安定した職に就いてるわけじゃないし…山の中で火を焚くと危ないし…」
ライナー「たとえマッチ1個の金でも、節約しないとな…」
アルミン「…そういう事さ…」
ペトラ「そう…そうなの…なら、仕方ないわね…」
アルミン「!!わ、分かってくれるんですね‼また泣かれたらどうしようかと…」
ペトラ「あの手を使うしかないわね…」
アルミン「……えっ!?」
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- 22 : 2015/03/02(月) 16:37:08 :
- なんか某携帯電話会社のCMを彷彿させるメンバーになってきましたな。
意思のあるベルトルトw
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- 23 : 2015/03/02(月) 16:48:16 :
- >>22
たしかにぃ!!wwwww
私あのCM大好き!!
もうセリフ全部覚えてしまいました!!!(どうでもいい)
期待!!
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- 24 : 2015/03/02(月) 19:59:25 :
- ベルトサイユ最高wwwwwww
期待です!
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- 26 : 2015/03/02(月) 21:25:59 :
- エレン 「ペトラさん…あの手って…?」
ペトラ 「あー…おっほん。金太郎さん、あなたは、足柄山では一番強くて、それでいて優しくて、動物からも人間からも愛されている存在なのよね?」
アルミン 「えっ…ま、まあ…そうなんじゃないかな…」
ペトラ 「あなたが、足柄山での地位を獲得した、天下分け目の決戦こそ、森に住むクマとの相撲対決だったのよね?」
アルミン 「う~ん…ちょっと大げさかもしれないけど、そういうことだね。その相撲対決で、僕は見事勝利して、クマとも仲良くなれたんだ。」
ライナー 「お馬の稽古をやるんだよな。」
エレン 「ジャンとやればいいのにな。」
ジャン 「あ!?なんか言ったか!?」
エレン 「べつに?」
ペトラ 「そう…あの日、あなたは相撲に勝利した…でも私は、衝撃の事実を知ってしまったのよ!!!」
アルミン 「え!?なに、それ。金太郎に後日談とか裏話なんて、あったかな…」
ペトラ 「私も、正直信じられなかったわ…」
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- 27 : 2015/03/02(月) 21:33:51 :
- ペトラ 「でも、度重なる取材の結果、分かったのよ。あの相撲が…八百長だったってことがね!!!」
「「「な、なんだって!?」」」
アルミン 「あのペトラさん…こんなときにアレですが…金太郎はあくまで、おとぎ話ですので…八百長もなにも…」
ペトラ 「実は私、金太郎と相撲をとったっていうクマと、コンタクトをとる事に成功したのよ。」
「「「な、なんだって!?」」」
アルミン 「あの、だからペトラさん…金太郎はおとぎ話で…」
ペトラ 「…これが、そのクマが書き留めた、相撲に関する手記よ…読むわね。」
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- 28 : 2015/03/02(月) 21:34:13 :
- 面白い!
期待です!
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- 29 : 2015/03/02(月) 21:40:40 :
- >>28 さっちさん
ご来場いただき、ありがとうございます。
この続きの公演も、団員一同頑張ります。
エルヴィン座長も今日は真面目に働いてます。
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- 30 : 2015/03/02(月) 21:54:42 :
- ペトラ 『…正直なところ、この行為が違法であることは、自分も認識していた…しかし、仲良しのウサギとのデート代がかさみ、生活が苦しくなり、つい出来心で手を染めてしまった。今は、大いに反省している…』
アルミン 「なんか…かなり本人も思い詰めてるみたいだね…」
ペトラ 「…これが、そのクマの顔写真よ。」ペラ。
アルミン 「どれ……ってこれ…」
ペトラ 「彼の名はブラ●ン。」
ライナー 「オレ?」
アルミン 「違うよ!ペトラさん!クマはクマでも、これは某無料通話アプリに出てくるキャラクターですよ!どこで接触したんですか!まったく…」
ペトラ 「まあ。森の中をうろついてて…ウサギとヒヨコと一緒に歩いてたんだけど…」
コニー 「ウサギか…」ムムム。
アルミン 「ちょっとその手記見せてください……ほら、最後にちっちゃく、『ところで金太郎って誰ww』って書いてあるじゃないですか!僕が八百長したなんて、デタラメですよ!」
ペトラ 「ちっ…」
アルミン 「舌打ちしないでください!」
ペトラ 「もー!!!とにかく、マッチ買いなさいよ!!!」
ライナー 「どうやら、金太郎の八百長ネタを使って、マッチを買わせようとしてたみたいだな…」
ジャン 「つーかそもそも、そのブラ●ンってクマは、何について手記を書いたのか気になる…」
ベルトルト 「八百長の他に何か、後ろめたい事でもしてたのかな…」
エレン 「時には荒ぶるみたいだしな…」
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- 31 : 2015/03/03(火) 18:49:57 :
- ブラ●ン!!
ウサギはコ●ーで
ヒヨコは●リーさんだ!!!
コニー「よんだか?」
エレン「さぁ?」
すいません!期待大です!
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- 32 : 2015/03/03(火) 21:03:26 :
- >>31
1人ラ○ンではもう一人いるだろぉ!
○ーンだぁぁぁ!!!!
スミマセン。。。
期待!
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- 34 : 2015/03/03(火) 23:22:20 :
- >>33
クマ君とウサギちゃんは仲いいですよ!!
期待です!!
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- 35 : 2015/03/05(木) 07:50:10 :
- >>34
そうなんですね良かった(^^)
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- 36 : 2015/03/05(木) 07:53:47 :
- アルミン 「とにかく、僕は遠慮します。堅実に貯蓄したいんです。」
ペトラ 「なによなによ!どうせこのペンダントみたいなの、金(かね)って読むんでしょ。」ジャラ。
アルミン 「きん、です!」ジャラ。
エルヴィン 「…かわいそうに、少女はマッチを売ることができず、1人さ迷っていました。」
エレン 「売れてますけど…」
ペトラ 「まだまだたっくさんあるのよ。重くてしょうがないわ…」ドサ。
エルヴィン 「するとそこへ…」
ペトラ 「誰かしら…またおとぎ話の主人公かしら…」
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- 37 : 2015/03/05(木) 08:06:38 :
- エルヴィン 「するとそこへ…ハンジ・ゾエがやって来ました。」
ハンジ 「やあ君たち。マッチの売れ行きはどうだい?」
ペトラ 「ハンジさん!」
エレン 「ハンジさんは、何か役を演じないんですか?」ソノマンマデスケド…
ハンジ 「ん?ああ、エルヴィンに聞いてみたんだけど、まあ、ハンジはハンジでいいやって事になって、そのまま登場させてもらったよ。」
アルミン 「座長…ついに考えることを放棄したんですね…」
ハンジ 「まあ、そう深く考えずに、気楽に行こうよ。…さて、これが問題のマッチだね…」
ペトラ 「そうなんです。アルミンって子が、1つも買ってくれないんです。」
エレン 「オレなんか4つも買ったのに…」ジト。
アルミン 「え!?僕そんなに悪いことした!?」
ハンジ 「よし。じゃあこれ、私が全部買うよ。ちょうど巨人の実験で、火を使おうと思っていたんだ。」
ペトラ 「ほ、ホントですか!?」
ハンジ 「うん。」
エレン 「あのハンジさん…ちなみに、火を使ってどのような実験を?」
ハンジ 「そうだね…火の上を歩かせたり、火の輪くぐりを仕込んだり…」
ベルトルト 「」
ライナー 「」
エレン 「…あの…その結果をもとに、どうするおつもりなんですか…?」
ハンジ 「うん。調査兵団も、劇団を立ち上げたことだし、今度は、他のジャンルも…そうだな…名付けて、タイタン・サーカス!…くっそたぎると思わない?」
エレン 「思いません。座長みたいに、いちいち小金を稼ごうとするのはお止めください。」
ライナー 「オ、オレもそう思うぞ。巨人だって、無意味な実験をさせられるのも、不本意なはずだ。」
ベルトルト 「うん…僕も、そう思う…」
-
- 38 : 2015/03/05(木) 20:06:10 :
- ハンジさんwww
ハンジ最高!!
期待!!!!
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- 39 : 2015/03/05(木) 21:10:38 :
- >>38
ありがとうございます。
このあとリヴァイも出て来ます(^^)
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- 40 : 2015/03/05(木) 21:20:23 :
- ハンジさんやさしーーーーぃ‼
ペトラもまた一段と金もうけだぁ‼
期待です‼
あと、リヴァイも出るんですか?!
楽しみにしています。
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- 41 : 2015/03/05(木) 21:22:32 :
- ハンジ 「よーし、このマッチは全部、このハンジ・ゾエ分隊長が買い取ったぁ!!!」
ペトラ 「ハンジさん、カッコいい、最高です!!!」
エルヴィン 「…なんだハンジ、買うのか。」
ハンジ 「へっ?買うのかって…これってマッチ買うお話じゃないの?」
ペトラ 「ハンジさんもこのお話ご存知無いんですね。実は、本来のマッチ売りの少女では、少女は1つもマッチを売る事ができずに…み、自らマッチをすって…だ、大好きなおばあさんの幻影に抱かれたまま…翌朝、死んでしまうんです…」グス。
ハンジ 「そ…そんな悲しいお話だったのか…私はてっきりマッチを売る少女の珍道中物語かと…」
ペトラ 「ちがいます。本来は、とても悲しいお話なんです…」
ハンジ 「そうか…でもペトラ。思い出してごらん。これは調査劇団の舞台なんだ。本来の物語の筋書きにとらわれず、自由に演じる事ができるんだ。私は買うよ。このマッチを。そして、この舞台の中だけでも、その少女を幸せにしてみせるよ。」
ペトラ 「ハンジさん…やだ私…なんだかハンジ班に配属されても、構わなくなってきたわ…ハンジさんについていきたい…」キラキラ。
ハンジ 「ペトラほどの優秀な兵士なら、いつでも歓迎だよ。」
ペトラ 「ハンジさん…」
ハンジ 「さあ、ペトラ。私の買ったマッチを、君に1つあげよう。これをすって、おばあさんに会ってごらん。最高の笑顔で…」
ペトラ 「はい…ああ…涙で目がかすんで、マッチがよく見えないわ…」
シュッ…ボ…
ペトラ 「ああ…炎の中から見えるのは………え!?」
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- 42 : 2015/03/05(木) 21:25:11 :
- >>40
ありがとうございます。
このあとリヴァイ出ますよ。(^^)
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- 43 : 2015/03/05(木) 21:35:21 :
- ペトラ 「へ…兵長!?」
リヴァイ 「ペトラ、火を消せ。劇場内は、火気厳禁だ。」
ペトラ 「はっ…!も、申し訳ありません!はい、消し消し。」パパパ。
ハンジ 「なんだリヴァイ。君も来てたのか。」
リヴァイ 「別に来たくて来たわけじゃねぇ…ペトラ、そのマッチ、全部俺によこせ。」
ペトラ 「兵長に、ですか!?」
リヴァイ 「…ああ。」
ハンジ 「ちょっと待ってよリヴァイ!このマッチは、全部私が買い取る事になってるんだよ!」
リヴァイ 「…その倍は出す。だからさっさとよこせ。」
ペトラ 「兵長…どうしてそこまで…」
リヴァイ 「理由なんざどうでもいい。」
ハンジ 「ん~?は、は~ん…さてはリヴァイ、私にヤキモチ妬いてるんでしょ?」
リヴァイ 「…あ?」
ハンジ 「さっきペトラが、私の班に来ても良い的な事を話してるのを聞いて、ジェラシー感じちゃったんでしょ?」
リヴァイ 「はっ…くだらん。」
ペトラ 「兵長…申し訳ありません…」
リヴァイ 「お前が謝る必要は無い。さっさとマッチをよこせ。」
ハンジ 「ペトラ~!私を裏切る気なの!?」
リヴァイ 「…ペトラは俺の部下だ。」
ハンジ 「私の部下でもあるんだけど!?」
リヴァイ 「いいから、よこせ…ペトラ。」
ハンジ 「ペトラぁ!」
ペトラ 「えっ…どうしましょ…」
-
- 44 : 2015/03/05(木) 21:43:58 :
- リヴァペトだったのかぁぁぁぁ??!!!
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- 45 : 2015/03/05(木) 21:48:54 :
- >>44
リヴァペト展開の予定は無いです…ごめんなさい(T_T)リヴァイはある理由から、ペトラが持っているマッチを、すべて回収しようとしています。
続きは明日以降になります。またよろしくお願いいたします。
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- 46 : 2015/03/05(木) 21:54:42 :
- はい♪待ってます!リヴァイ兵長大期待です!
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- 47 : 2015/03/05(木) 22:25:23 :
- リヴァペトじゃないの~ここまで来たからリヴァペトだって楽しみにしてたけど・・。
でも、頑張ってください。
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- 49 : 2015/03/06(金) 16:55:06 :
- ベルアニで浦島太郎の話がみたいです!
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- 50 : 2015/03/07(土) 21:11:02 :
- >>49
ベルアニですか!
数珠繋ぎとしては、未経験の領域です!
しかしながら、調査劇団でいただいた貴重なリクエストですし、ぜひチャレンジさせていただきたいと思います。
W公演しちゃおうか…どうしようかなぁ…
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- 51 : 2015/03/07(土) 21:27:38 :
- ペトラ 「じゃ…じゃあ、半分。半分ずつ、買ってください。それならば良いでしょう?」
リヴァイ 「はっ…何言ってやがる。」
ハンジ 「そうだよ!それじゃ私の気が済まない!全部買うよ、全部!」
リヴァイ 「そう言っておきながらハンジ…結局使う気が失せて、アレする気だろ。」
ハンジ 「アレ?」
リヴァイ 「そうだアレ…ほら、アレだ。」
ペトラ 「何の事ですか、兵長…?」
リヴァイ 「アレだ…ほら、売ったやつに返すっていう…」
ハンジ 「返品?」
リヴァイ 「そう!それだ。返品する気だろ。」
ハンジ 「しないよ!…てかリヴァイ…ついに会話にアレソレが出てきたねぇ。もうトシなのかねぇ。」
リヴァイ 「バカ言え。誰にだって起こりうる現象だろうが。」
ハンジ 「まあ確かにそうだけど?でも、私とペトラはまだ若いし?」
ペトラ 「は、はあ…」
リヴァイ 「お前とペトラじゃえらい差があるだろうが。どちらかと言うとお前は俺側だろ。」
ハンジ 「でも私はまだ会話にアレソレが出るほど落ちぶれてないもーん。」
リヴァイ 「チッ…とにかく、マッチは俺がもらう!」ガッ!
ペトラ 「へ、兵長…!」
ハンジ 「あ!ずるいぞリヴァイ!」ガッ!
ペトラ 「ハンジさんまで…そんなに引っ張ったら…!」
ドサッ…バラララララ…!
「「「あーっ!!!」」」
-
- 52 : 2015/03/07(土) 21:33:41 :
- ペトラ 「大変!マッチが全部床に…早く拾わないと…」
ハンジ 「こうして広げてみると、けっこうな量だねぇ…」
リヴァイ 「チッ…」
エルヴィン 「い、いかん!モブリット、早く照明を落とせ!」
モブリット 「しかし団ちょ…座長、公演中ですよ?」
エルヴィン 「構わん。これはれっきとしたアクシデントだ。早くしろ。」
モブリット 「は、はあ…では…」
ペトラ 「きゃあ、なによこれ…!」
ハンジ 「うわうわ。何これー?」
エルヴィン 「ああ…遅かったか…」
リヴァイ 「チッ…」
-
- 53 : 2015/03/07(土) 21:46:01 :
- ペトラ 「このマッチ…箱に{キャバレー***}って書いてあるわ。」
ハンジ 「マジ!?こっちは{クラブ###}だよ。」
エレン 「こっちは…きゃばくら…?」
ペトラ 「エレンはいーの。まだ早いから。」
エレン 「はあ…」ソウデスカ…。
ハンジ 「よく見ればこのマッチ…全部オトナの遊び場から仕入れてきた物みたいだね…」
エレン 「成人の娯楽施設…賭博ですか!?」ハンザイノニオイガ…。
ペトラ 「エレンは気にしなくていーの。」
エレン 「で、でも…」ハンザイノニオイガ…。
ベルトルト 「も、もしかして僕が買ったマッチも…!?」ゴソ。
…チラ。
ベルトルト 「…おお…///」
ライナー 「何にやついてるんだベルトルト?」
ベルトルト ドキィ!!!「…い、いやべつに…」
アルミン 「待って!…このマッチ箱、裏に何か書いてある…」
エレン 「何て書いてあるんだ?」
アルミン 「……『エルたんへ♡また来てね♡♡ちょお待ってる♡♡♡』…」
エレン 「…エルたん…」
アルミン 「それと…キャバ嬢と思しき娘の電話番号が…」
ハンジ 「なんだって!?」
エルヴィン (…これはまずいな…)ソロリ…ソロリ…
…ガシッ!!!
エルヴィン 「!?」
モブリット 「どこへ行くつもりですか?エルたん?」ニコ。
エルヴィン 「い…いや…べつに…」
-
- 54 : 2015/03/07(土) 21:50:05 :
- エルヴィンwww
えるたん(*´∀`;)そして、モブリットが怖いw
さだはる殿、期待です♪
-
- 55 : 2015/03/07(土) 21:52:05 :
- >>54
ゆう姫さまコメントありがとう(^^)
キャバクラのマッチとか若い方には馴染みが無いかなぁとちょっぴり不安だけど…
続きも頑張るよ。
-
- 56 : 2015/03/07(土) 22:04:52 :
- エルヴィン 「…。」
※エルヴィン座長、舞台上に引きずり出されました…。
ハンジ 「さあ、話してもらおうじゃないか、エ~ルたん?」ニヒヒ。
エルヴィン 「…さあ?何の事だか…」
エレン 「今さらしらを切るおつもりですか座長!こんな賭博場のマッチをこんなにたくさん持ち込むなんて…憲兵のやつらにそそのかされたんじゃ…」
エルヴィン 「賭博場か…まあある意味賭け引きの場だが…あと3年経てばエレン、君も行けるんだぞ?」
エレン 「オレは犯罪に加担するつもりはありません!」
エルヴィン 「犯罪じゃあないぞ?」ハハハ。
ペトラ 「エレンに変なこと吹き込まないでください!」
ハンジ 「なぜこんなアダルトなマッチを舞台上に…しかも、未成年のこの子たちにばらまこうとしたんだい?」
エルヴィン 「ばらまくつもりはなかったんだ。ただ少しの間だけ、預かっていてほしくて…」
ハンジ 「預かる?なぜ?」
エルヴィン 「もうすぐうちの兵団にも監査が入るんだ。団長室に隠しきれないし…自宅に戻っている暇はないし…」
ハンジ 「確かに…監査の最中にこんなものが見つかって、調査兵団全体のイメージダウンにも繋がりかねないしね…」
エルヴィン 「だろ?」
リヴァイ 「チッ…だからって…こんな大がかりなことを…しやがって…クソ、どこだ…」ガサガサ。
ハンジ 「…リヴァイ?何か探し物?」
リヴァイ 「…いや、気にするな。お前はエルヴィンの尋問を続けろ。」
ハンジ 「…そう…」ナライイケド。
-
- 57 : 2015/03/08(日) 17:08:22 :
- コニー 「…にしても、すごい勢いでぶちまけたから、けっこう遠くの方まで飛んでるな…ん?」
ベルトルト 「…こ、こんなアダルトな店に座長が…」ドキドキ。
ジャン 「お、おいベルトルト…オレにも見せてくれよ…」
ライナー 「オレも気にならないことも無いからな…」
ベルトルト 「うん、いいよ…ほら。」チラ。
ジャン&ライナー 「「おおーっ…」」
コニー 「お前らそんなところで集まって何見てるんだ?」
ベルトルト ドキィ!!!「…い、いや何でもないよ…ね、みんな?」
ジャン 「ああ。そうだ。ちょっと演技だとかそういう事について語り合っていただけだ。」
ライナー 「オレたちも舞台に立つようになって、長いからな…」
コニー 「そうか…いや、ちょっとこれ見てくれよ。変なことが書いてあるマッチを見つけたぜ。」
ジャン 「変なこと?」
リヴァイ 「!!!」
コニー 「これなんだけどs…」「コニー。」
コニー 「リ…リヴァイ兵長!?」
リヴァイ 「それをそのまま、こっちによこせ。」
コニー 「なぜですか?兵長も見ますか?」
リヴァイ 「俺だけが見る。だからよこせ。」
ジャン 「おいコニー、それもしかして…リヴァイ兵長の…」
リヴァイ 「バカ言え。」
コニー 「そうだぞジャン。このマッチ箱には、『リヴァたんだぁい好き♡×××』…って書いてあるんだぞ。リヴァたんなんて名前のやつなんか、うちの兵団にはいないだろ!」
リヴァイ 「!!!」
ジャン 「」
ベルトルト 「」
ライナー 「」
ペトラ 「」
エレン 「リ…リヴァ…」
エルヴィン 「」…フッ。
ハンジ 「リヴァ…たん…?」
リヴァイ 「………。」
パシッ。
コニー 「…あっ。」
件のマッチを奪うリヴァイ。
ハンジ 「ぷ…ぷははははははっ…リ…リヴァ…やっぱ君も男なんだね…そういうお店に…ははっ…腹いてぇ…」
ペトラ 「兵長…ああ…知りたくない事実を知ってしまったわ…」ウウウ。
リヴァイ 「ほんの付き合いで立ち寄っただけだ!それもこの1度きりでもうここには…」
ペトラ 「ここには!?じゃあ他のお店に行ってるのね!?こんな可愛い部下を残して!」
リヴァイ 「バカ言えどこにも行ってねぇ!」
エルヴィン 「まるで夫婦喧嘩だな…」ハハハ。
ハンジ 「エルたん。笑ってるけど、君の容疑が晴れたわけじゃないからね。」
エルヴィン 「いやあ、リヴァたんがまさか、あの時のマッチを俺の部屋に隠してたとはな…」
エレン 「座長と一緒に賭博場に…!?」ヘイチョウ…
リヴァイ 「てめぇが、俺が行かなきゃ兵団の存続に関わるとか脅しやがるから…」
エルヴィン 「いや、まさか本当に来てくれるとは思わなくてな…それで店に入ったとたん、リヴァたんは大人気で…人類最強の兵士の肩書きに、細マッチョな体、さらに寡黙でクールな一面に反して、小柄なところもウケて、ものの5分でキャバ盛りフルーツを前にして、ハーレム状態で、俺は完全にバーター扱いだった…別に悔しいとかそういうわけじゃないぞ。」
ジャン 「あ、あの座長をバーターに突き落とすとは…さすがだぜ…」
ハンジ 「エルたん、悔しいのは分かるけど、公演中にマジ泣きはやめてね。みっともないよ。」
エルヴィン 「これは…心の汗だ…」ウウウ。
-
- 58 : 2015/03/08(日) 17:21:52 :
- …ガサ…。
ペトラ 「…これでだいたい拾い終わったわ…」ハァ。
ハンジ 「ペトラ、元気出しなよ。リヴァイだって付き合いで仕方なく行ったって言ってるんだし…」
ペトラ 「…そうね…」
アルミン 「ペトラさん…1つも買っていない僕が言うのもなんですが…どうします、このマッチ…」
ハンジ 「やっぱり私がもらうよ。実験だけじゃなくても、色々使い道はあるんだし。」
エルヴィン 「ハンジの場合、実験中に火事を起こす危険もあるからな…モブリット、しっかり監督してくれよ。」
モブリット 「今さら威厳を保とうとしてもムダですが…しっかりと監督はさせていただきます…ほら座長、ティッシュで鼻水と涙、拭いてくださいね。ゴミはこちらに。散らかると後が面倒ですから…」
エルヴィン 「…ありがとう。俺は決して悔しいというわけでは…」チーン。
ハンジ 「はいはい。」
エルヴィン 「……はー。では、あらためて…」
-
- 59 : 2015/03/08(日) 17:35:23 :
- ペトラ 「バンザーイ、マッチ、完売よ!」
エルヴィン 「少女は見事マッチを売りさばき、温かい年末年始を過ごすことができました…めでたしめでたし。」
ハンジ 「ハッピーエンドだったね。」
リヴァイ 「原作とえらい違うが…悪くない。」
ハンジ 「ねえ、君が行ったお店のこと、詳しく聞かせてよ、リ~ヴァたん?」
リヴァイ 「チッ、勝手にほざいてろ。」
ペトラ 「あ、そういえばアルミン…」
アルミン 「なんですか、ペトラさん。」
ペトラ 「私、ダニ●ルのほかに、もう1匹クマに出会ったの。相撲のことを聞いても、ポワ~ンとしてて答えてもらえなかったけど。」
アルミン 「まあ確かに…金太郎のお話は、現実に起こったわけではありませんからね…」
ペトラ 「でも、なんかそのクマ見てると、すっごく癒されたというか…そのクマも、ヒヨコと、あと、一回りくらい小柄な白いクマと一緒にいたんだけど…」
アルミン 「…。」
ペトラ 「なーんか異様にダラダラしてて…気のせいだったと思うけど、後ろにファスナーみたいなのが見えて…」
アルミン 「ペトラさん!それ、リ●ックマです!どこで出会ったんですかホントに!!!」
-
- 60 : 2015/03/08(日) 17:38:38 :
- ※…以上で終了とさせていただきます。
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます。
次回につきましては、もうすぐ1周年とは言うものの、5月なので、まだ先です…。
もう1公演挟むか、それとも1周年記念公演を時間をかけて行うか、1度考えさせていただきたいと思います。
またよろしくお願いいたします。
-
- 61 : 2015/03/09(月) 18:56:30 :
- 執筆お疲れ様でした!
マッチにそんな秘密が……!
あの団長をバーターにするとはやりますね、兵長。しかも1つのマッチを探すのに全部お買い上げって。どれだけ必死なんだよ。
でも最近はあまりマッチを見かけませんね。昔は喫茶店にもあったんですが…。
次の公演も楽しみにしてます。
-
- 62 : 2015/03/09(月) 21:00:18 :
- お疲れ様でした(*´∀`*)
いやぁ、相変わらずに面白い♪
リヴァたんwこれからそう呼ぼうかなw
リ~ヴァた~ん!
さだはる殿、次の公演も、楽しみです!
エルヴィン座長、さだはる殿、頑張ってね(*`・ω・´)=b
-
- 63 : 2015/03/09(月) 21:14:31 :
- >>61 トリちゃん
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます(^^)
そうですね…マッチって最近見かけないですよね…
だから、今回のオトナのお店のマッチネタも、果たして若い世代の方々は、ピンときていただけたのか、
若干の不安を残しております…。
次回もご来場お待ちしてます♪
>>62 ゆう姫さま
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます(^^)
リヴァたんネタは、次回以降ちょいちょい盛り込むつもりです。
ゆう姫さまが応援してくれてたよって、座長にも伝えておきますね。
決してバーター扱いされたのが悔しいわけでは無いけど、いまだに落ち込んでるので…(^_^;)
-
- 64 : 2015/03/10(火) 07:19:31 :
- 執筆お疲れさまです。
取り合えず、原作通りの悲しい話にならなくて一安心(笑)
えるたん、キャバならまだかわいいですよ。
リヴァイ以外にも、ないるんと一緒に行ってるのでしょうか?
うちの職場には昔、ソ⭕プ通いで有名な人がいました…。
-
- 65 : 2015/03/10(火) 21:42:42 :
- >>64 ありゃりゃぎさん
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます(*^^*)
実は、件のマッチの中に、ないるんのも混じってて、弁解のためにないるんが劇場に乗り込んで来る予定でしたが…カオスの予感がしたので泣く泣くカットしました。とある有名ドラマDVD的に言えば、やむ落みたいな…
次回公演もお待ちしてます♪ヽ(´▽`)/
-
- 66 : 2015/03/12(木) 16:28:58 :
正直に言うと、私、リヴァイのキャラに傷つきました。
リヴァペト派だから余計に・・・・(つд⊂)
もちろんこれは私の勝手な思いです。私自信、文句があるなら読まなければいいとおもってもいます。
でも、私の場合はリヴァペトを好きになってから結構たつからなれていますが、本当に、純粋にリヴァペトを好きになったばかりの人が、この作品のリヴァイを見たらどう思うでしょうか。きっと中には、傷つく人がいると思います。
だから、もう少し、そのへんを考えてみてください。
・・・ごめんなさい。今読み返してみたらすっごく生意気なこと書いてますね・・・。じゃあ書くなよっていう話ですが・・・。
私はまだ中二ですし、不登校ですし、偉そうなこと言える立場ではないですが、こういうことを思っている人もいるって知ってください。
こんなこと書いててなんですが、これからも頑張って下さい。
-
- 67 : 2015/03/12(木) 21:23:23 :
- >>66 まなっちさん
ご来場いただいた事を感謝すると同時に、不快な思いをさせてしまった事を、深くお詫びします。申し訳ありません。
正直、私はこのシリーズを書く時、とても楽しいです。それは、言い方を変えれば、大して何も考えず、ただ自己満足のために書き進めている、とも言えると思います。
まなっちさん、あなたは本当にリヴァペトが大好きで、それにリヴァイも、進撃の巨人という作品自体も、とても大好きな方なのだと思います。
あなたは生意気な事なんて一切言っていませんよ。これからも、その思いを大切にしてくださいね。
あなたのお陰で、私は緩んでいた気持ちを、ぐっと引き締めることができました。
調査劇団1周年という節目の時期に、貴重なご意見をいただき、しかも応援の言葉まで、本当に感謝します。
ありがとうございます。
-
- 68 : 2015/03/12(木) 21:28:02 :
- >>36さん
そんな細かいこと言ってたら他のSSとかどうなっちゃうんですか?
リヴァペトが好きになったばかりの人でも全然傷つきません。あなただけです。
第一、そんなことまで考えてたらネタができないじゃないですか。
作者さんを困らせるようなこと書かないでください
-
- 69 : 2015/03/12(木) 21:28:34 :
- あ、>>66さんでした⇐
-
- 70 : 2015/03/12(木) 21:41:45 :
- >>68 通りすがりの腐女子さん
ご来場いただき、ありがとうございます(^^)
大丈夫ですよ。まなっちさんのご意見も、とても参考になりましたので…
う~ん…難しいですね、SSって。
きっと、人それぞれに、こんなCPが好き、とか、このキャラのこんな一面が好き、とかがあるなかで、
たまたま、まなっちさんの気に障ってしまうリヴァイが出てしまったという事ではないかと、私は解釈させていただきました。
通りすがりの腐女子さんにも、好きなCPとか、キャラクターとか、ありますよね(^^)私もです。
気遣っていただいて、本当にすみません。
これからも、数珠繋ぎは調査劇団をはじめ、SSの活動は変わらずさせていただきますので、よろしくお願いします。
-
- 71 : 2015/03/12(木) 22:04:57 :
- えるたんw
リヴァたん現実に居たらキャバクラでやっぱり人気なのかな?
私ならはんたんの周りを囲むけど…。
そして推しの強いペトラも可愛い‼︎
とっても面白かったです!
執筆お疲れ様でした♪
-
- 72 : 2020/10/27(火) 10:15:39 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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