小石
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- 1 : 2015/02/27(金) 09:21:01 :
- 僕は今からあの娘の家に行かなければならない。
なぜなら、下着を盗むためだ
◇
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◇
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- 2 : 2015/02/27(金) 16:58:49 :
- しょっぱなから下着盗むためとかww
期待
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- 3 : 2015/03/01(日) 09:28:15 :
- 早速僕は頑張って自分をアピールし、人に蹴って貰って駅についた。
当たり前だが、石は所詮石なので無料で電車に乗れる。
だがそんなことはどうでもいい。最大の壁にぶつかった
「どうやって電車に乗るか」である。
石は手足ついていないし丸っこい。ので自分で電車に乗ることができない。
頑張って人に運んでもらうしかないのだ。
小さい子を見つけて持って運んでもらうしかない。
頑張っても転がることしかできない俺。
人は通り過ぎていく。あ、下着見えた
そして俺は人ごみの中で一つの希望を見つけた。
幼稚園児ィ。貴様、我を運びたまえ!
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- 4 : 2015/03/01(日) 09:30:37 :
- 結論から言うと、運んではもらえた。目的地の駅までには既に着いている。
だが小石の心身共々既にボロボロだった。
ヒールで踏まれ、蹴っ飛ばされ、引きずられ、投げられ。
まるでサバイバルしている様な感覚だった。
だがもう少しだ。もう少しなんだ。僕が、覚醒するまで。
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- 5 : 2015/03/01(日) 09:32:36 :
- 期待
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- 7 : 2015/03/01(日) 16:06:24 :
- 僕は必死に転がった。転がり続けた。
目的地に向かって、ただひたすら転がった。
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