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進撃の巨人Another 第22話 『次世代』 ――憲兵団配属編 No.14――
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- 1 : 2013/11/18(月) 09:11:26 :
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進撃の巨人Another 第22話 『次世代』
――憲兵団配属編 No.14――
――――街中――――
ユーク「そうだ、クリスタ!」チラ
クリスタ「何、ユーク?」チラ
ユーク「調査兵団に所属してからの事で、話を聞いてみたかったんだ」
クリスタ「いいよ!どんな事?」ニコ
ユーク「まずは、そうだな。配属された後の気持ちとかから聞きたいな?」ニコ
クリスタ「うん。それは結構、迷ってたんだけどね。その後に――――」
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- 2 : 2013/11/18(月) 09:13:38 :
アニ「(ユークは機会を逃さずに、情報収集を開始したね)」
アニ「(手紙のやり取りだけじゃ、細かい事情までは聞けなかったから、好都合だ)」
アニ「(それに、ユークは『聞いてみたかった』とも言った)」
アニ「(おかげで『聞きたい』や『教えてほしい』って言うよりも怪しまれずに)」
アニ「(且つ、自然体に接する事が出来ている)」スゴイ!
アニ「(直接聞き出すのは、ユークの話術に任せて、私はサポートに回ろう)」
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- 3 : 2013/11/18(月) 09:14:00 :
クリスタ「――――って言う風に、私は皆の役に立ちたいって決めたんだっ!!」キラキラ
ユーク「クリスタは、優しい子だね」ニコ
クリスタ「えへへ、そうかな?」テレテレ
ユーク「皆も女神が調査兵団に入って、嬉しかったり、悲しかったりだろうね」クスッ
クリスタ「そ、そんな事ないぉ」モジモジ
ユーク「ユミル、君はよく納得したね」
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- 4 : 2013/11/18(月) 09:14:59 :
ユミル「まぁ、私も直前までは、強く反対してたんだがな」
アニ「アンタが納得するなんて意外だね」
ユミル「こいつは私が思っていた以上に、意志が強かったようでな」
ユミル「結局、私が押し切られて、折れる事になったんだよ」
クリスタ「私だって、いつまでも守られてばかりは嫌なんだよ!」
アニ「そういう事ね」
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- 5 : 2013/11/18(月) 09:15:11 :
クリスタ「うん!だから今度は私が皆を助ける番なんだよ!」フンス
ユーク「意気込みはいいけど、ちゃんと力はついてきたの?」クスッ
クリスタ「うっ…それはまだまだだけど…いつかきっと!」
ユミル「(いつか…ねぇ)」
ユーク「(頑張る他ないよ、クリスタ)」
アニ「(頑張れ、クリスタ)」
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- 6 : 2013/11/18(月) 09:15:30 :
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クリスタ「ところで!ユーク達の方は、憲兵団ではどう?お仕事は大変?」
ユーク「ん?あぁ、まだ新兵のうちは、精々掃除や見回りなんかの雑用ばかりだよ」
アニ「そっ、責任の付きまとう仕事は、危なかっしくて、任せられないってさ」
ユミル「まっ、保身を考えてる奴にしちゃ、その方が便利だもんな」
ユーク「よくわかってるね、ユミルは」
ユミル「それが、人間ってもんさ」
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- 7 : 2013/11/18(月) 09:15:54 :
クリスタ「ん?どういう事?」ポカン
ユーク「純粋なクリスタは、知らない方がいいさ」ニコ
ユミル「そうそう、そういう面倒事は、私達のような奴らが引き受けるもんさ」ワシャワシャ
クリスタ「きゃっ!ユミル、髪の毛くしゃくしゃにしないでよぉ」ジタバタ
ユーク「(ユミル、君はどこまで“解って”るんだい?)」
アニ「(でもそういう事も、いずれはクリスタだって、知らなきゃいけないだろうね)」
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- 8 : 2013/11/18(月) 09:16:13 :
ユーク「(彼女は既に、とても重たい責務を負っている)」
ユーク「(これ以上は、俺達としても彼女の精神を追い込みたくはない)」
アニ「(例え、私達が本当は敵だったとしても…ね)」
ユミル「(クリスタ、お前は必ず私が守るからな!)」
クリスタ「もーう、やめてよぉ」ジタバタ
ユーク「聞きたい事はそれだけかい、クリスタ?」
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- 9 : 2013/11/18(月) 09:16:29 :
クリスタ「ううん、他にもたくさんあるんだぁ」ワクワク
ユーク「ははっ、俺も君達の日常が知りたいから、聞かせてね?」
クリスタ「うん、いいよ!」
ユーク「じゃあ、次は何について聞きたいんだい?」
クリスタ「うんとね、新しい同期はどんな子達なのかなぁって」
ユーク「あぁ、特にユニークな奴が2人居てな。そいつらは――――」
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- 10 : 2013/11/18(月) 13:48:09 :
――――街の端《はずれ》――――
クリスタ「2人は、ここ来た事ある?」
ユーク「いや、なかったな」
アニ「そうだね、知らなかったよ。こんな風景があったなんて」
ユミル「まぁここは人気が少ないからな。秘密の場所だ」
クリスタ「どう?いい景色でしょ?」エヘン
ユーク「あぁ、春先で綺麗な花畑だな」
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- 11 : 2013/11/18(月) 13:48:20 :
アニ「綺麗だね」
ユミル「私はクリスタの方が、もっと綺麗だと思うけどな」ダキッ
クリスタ「きゃっ!もう、ユミル。また急に抱き付いて来て!!」プンプン
ユミル「はっはっは。いいじゃねぇか」ギューーッ
クリスタ「うぅーん、苦しいよぉ」ジタバタ
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- 12 : 2013/11/18(月) 13:48:40 :
アニ「ふふっ」クスリ
ユーク「ん?どうかしたの、アニ?」チラ
アニ「いやさ、本当に言う人が居たんだな、って思ってさ」
ユーク「何を?」
アニ「ユミルが言った“あの言葉”」
ユーク「…あぁ、『あれ』か」
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- 13 : 2013/11/18(月) 13:49:25 :
アニ「そっ、『あれ』」クスリ
ユーク「ははっ、そうだな。確かに、実際に聞くと面白いな!」クスス
アニ「昨日、アンタは言わなくて良かったかもね」
ユーク「全くだ、顔が茹で上がってしまう」
アニ「聞く方も恥ずかしくて、堪らないだろうさ」
ユーク「なら、言ってやろうか?」ニヤ
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- 14 : 2013/11/18(月) 13:49:44 :
アニ「いや、いいって。遠慮しとく」クスッ
ユーク「残念だなぁ、アニの恥ずかしがった顔を見たいのに」
アニ「…いつも近くで見ていただろ?」
ユーク「…それもそうだな!」ニッ
アニ「全く、いつも恥ずかしかったんだからね?」ニコ
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- 15 : 2013/11/18(月) 13:49:56 :
――――――――
クリスタ「2人ともー、こっちに来てみなよぉー」フリフリ
ユミル「いつまでも、いちゃついてんじゃねぇぞぉー?」ブンブン
ユーク「2人ともいつの間にかあんなところに行ってたな」
アニ「気づかなかったね」クスッ
ユーク「それじゃあ、俺達も行こう!」スタスタ
アニ「そうだね」スタスタ
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- 16 : 2013/11/18(月) 13:50:24 :
クリスタ「2人して、何の話をしていたの?」
ユーク「ん?君達の話だよ?」ニコ
クリスタ「どんな話?」
ユーク「君達2人は、バカップルだなぁって話」ニカッ
ユミル「おいおい、お前らがそれを言うかよ」ケッ
アニ「アンタの今の態度、ジャンみたいだね」クスッ
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- 17 : 2013/11/18(月) 13:50:38 :
クリスタ「え?ジャン!?」
ユミル「おいおい、あんな馬面と同じにするなよな?」
クリスタ「ちょっと、ユミル!そんな事、言わないでよ!!」プンプン
ユミル「悪かったって、だから許せよ、クリスタ?」
クリスタ「もう、知らないっ!」プイッ
ユミル「そんなぁ、クリスタぁぁ!」ガクッ
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- 18 : 2013/11/18(月) 13:50:53 :
アニ「自業自得だね」クスッ
ユーク「全くだ、俺達の事を馬鹿にしてるからさ」ニコ
ユミル「くっそぉぉ」
クリスタ「ふぅーんだっ!!」プンプン
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- 19 : 2013/11/18(月) 13:52:07 :
――――――――
ユーク「クリスタ、君は彼と同じ兵団に所属した」
ユーク「この先はやっぱり“そうする”のかい?」
クリスタ「うん、まだ早いかなって…思うんだ」
ユーク「いつか、言えるといいね」ニコ
クリスタ「うん!道は険しいけど、私、頑張るよっ!!」ニコ
アニ「頑張れ!クリスタ」ニコ
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- 20 : 2013/11/18(月) 13:52:25 :
クリスタ「ありがとね、アニ!」ニコ
ユミル「うおぉぉい、私だけ置いてけぼりなんて、許さねぇぞぉぉ」
ユーク「まだ、その状態だったのかい?」
アニ「いい加減、切り替えなよ」
クリスタ「もう怒ってないから、ね?」
ユミル「よっしゃぁー!立ち直ったぜぇー!!」
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- 21 : 2013/11/18(月) 13:53:02 :
ユーク「現金だなぁ」
アニ「全くね」
クリスタ「うふふ」
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- 22 : 2013/11/18(月) 16:09:39 :
――――――――
クリスタ「それじゃあ皆、そろそろ…あれ?」
ユーク「どうかした?」
アニ「あっちの方に、何かあるのかい?」キョロキョロ
クリスタ「あっちに子供がいるの」スッ
ユミル「ほんとだな、そしてあの様子から察するに」
アニ「迷子、だね」
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- 23 : 2013/11/18(月) 16:09:53 :
ユーク「そのようだな」
クリスタ「私、声掛けてくるね!」タッタッタ
ユミル「私達も行くか」
アニ「そうだね、でも」
ユーク「俺達4人が押し掛けても、きっと怖がるだろうからさ」
ユミル「…そうだな、まずはクリスタに任せてみるか」
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- 24 : 2013/11/18(月) 16:10:18 :
アニ「あの子は、子供をあやすのが得意そうだしね」
ユミル「なんたって、天使だから!!」エッヘン
ユーク「なんで、君が胸を張ってるんだい?」クスリ
アニ「ほんとだよ」クスッ
ユミル「まぁいいじゃねぇか。頃合いを見て、クリスタの所へ行こうぜ?」
ユーク「そうだな。今、クリスタが奮闘してるみたいだし」
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- 25 : 2013/11/18(月) 16:10:41 :
アニ「もう少し待ってから…だね?」
ユーク「あぁ、ここから見ていても、クリスタが奮闘している様子が面白い」ニマニマ
ユミル「あぁ、天使だなぁ」ウットリ
アニ「アンタ達もそういうの飽きないね、全くさ」クスッ
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- 26 : 2013/11/18(月) 16:10:55 :
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クリスタ「迷子なの?」
子ども「うん、お母さんとはぐれちゃって」シュン
クリスタ「そうなんだ。でもよく泣かなかったね。偉いよ」ナデナデ
子ども「えへへ、でもお母さんはどこだろう?」キョロキョロ
クリスタ「お母さんがどこへ行ったかは聞いてないの?」
子ども「うん。知らないうちにはぐれちゃってて」シュン
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- 27 : 2013/11/18(月) 16:11:14 :
クリスタ「そっかぁ。でも大丈夫だよ!」
子ども「え?」
クリスタ「私達が君のお母さんの所へ送り届けてあげるからさ!」ニコ
子ども「ほんとに?でも『私達』って?」
クリスタ「ほら、あそこに大きい人が2人と、小さい人が1人いるでしょ?」スッ
子ども「うん」
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- 28 : 2013/11/18(月) 16:11:36 :
クリスタ「あの人達は、私のお友達なの」
子ども「お友達?」
クリスタ「そう!だから、4人で一緒に探してあげるね?」ニコ
子ども「うん!ありがとう!!」キラキラ
クリスタ「皆優しいから、お母さんに会えるまで一緒に遊んでくれるよ?」
子ども「わーい、やったぁ!」ワクワク
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- 29 : 2013/11/18(月) 16:12:27 :
クリスタ「うふふ、3人ともこっちに来るみたいだから、行こうか?」ニコ
子ども「うん。お願いします」
クリスタ「それじゃあ、行きましょう!」ギュ
子ども「うん!」ギュ
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- 30 : 2013/11/18(月) 16:12:50 :
――――――――
ユーク「説得できたみたいだね」スタスタ
アニ「どうだった?」
ユミル「困った事があったら、私を頼れよぉ?」ニッ
子ども「あっ」サッ
ユミル「ん?」
クリスタ「もう、ユミル!いきなり顔を近づけたら、そりゃあ怖がるよ」
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- 31 : 2013/11/18(月) 16:13:07 :
クリスタ「大丈夫だよ?このおねぇちゃんも優しいからね?」ナデナデ
子ども「う、うん。怖がってごめんなさい」シュン
ユミル「ま、まぁいいって事よ」アハハ
ユーク「ちょっと傷ついてるな」ヒソヒソ
アニ「まぁ、顔が怖いって言われたらね」ヒソヒソ
ユミル「おい!聞こえてるぞ、2人とも!!」ギロリ
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- 32 : 2013/11/18(月) 16:15:09 :
子ども「ひっ!」サッ
クリスタ「あっ!もう、ユミルったら、また!!」ナデナデ
ユミル「いやいや、今のはこいつらが悪いのであって…」ワナワナ
ユーク「あれ?聞こえてた?」ニヤリ
アニ「地獄耳だね、アンタ」クスリ
クリスタ「ユミル?」プンプン
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- 33 : 2013/11/18(月) 16:15:30 :
ユミル「だから!さっきのは、『急に顔を近づけたから』であって」
ユミル「決して、『顔が怖かったから』じゃねぇんだからな!?」クワッ
ユーク「ほら、その顔だって」クスクス
ユミル「だから、ちげぇって!!」
ユーク「そうだったかな?ねぇ、アニ?」チラ
アニ「さぁ、どうだっただろうね?」クスッ
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- 34 : 2013/11/18(月) 16:16:14 :
ユミル「てめぇら!いい加減にしろぉーー!!」ガァーー!
クリスタ「いい加減にするのは、ユミルの方だよ!?」プンプン
子ども「びくびく」ガクブル
ユミル「あっ!すまん…」シュン
ユーク「それで、その子の親は何だって?」
クリスタ「うん。どうも知らないうちに、母親とはぐれたらしいの」
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- 35 : 2013/11/18(月) 16:16:40 :
アニ「待ち合わせ場所とかを聞いてないの?」
クリスタ「お母さんと待ち合わせとかした?」
子ども「あっ!そういえば、迷ったら街の方へ行きなさいって言われてたんだ!」ウッカリ
クリスタ「そうなんだ。じゃあそれまでは、私達が遊び相手になってあげるね?」
子ども「うん、ありがとう!」
ユーク「なんだ、案外、簡単に解決しそうだな」
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- 36 : 2013/11/18(月) 16:17:04 :
アニ「大事になりそうになくて、良かったね」ホッ
ユミル「私はまだ納得がいかねぇ…」イライラ
クリスタ「それじゃあ、何しながら、行こうか?」ニコ
子ども「肩車がいい!」
アニ「じゃあ、この大きいお兄ちゃんにやってもらいな」ニコ
ユーク「それは、俺の事か?」クスッ
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- 37 : 2013/11/18(月) 16:17:30 :
クリスタ「ユークしかいないじゃん!」ニコ
アニ「背が高い奴の宿命だよ」
子ども「お兄さん、お願い!」
ユーク「よぉーっし!ちゃんと掴まってろよ?」グイッ スクッ
子ども「わー!高っかいなぁーー!!」キャッキャッ
ユーク「見晴らしはどうだ?」
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- 38 : 2013/11/18(月) 16:17:51 :
子ども「とても綺麗だぁーー!!」キラキラ
アニ「それは良かったね」
クリスタ「いいなぁ」ウズウズ
アニ「アンタは、ユミルにでもやってもらいな」
クリスタ「えぇどうせなら、背が高いユークの方がいいかも」チラ
アニ「むっ、それはダメ!」
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- 39 : 2013/11/18(月) 16:18:15 :
クリスタ「冗談だよ、アニ?」ニヤニヤ
アニ「あっ!嵌められた」グヌヌ
クリスタ「嫉妬するアニ、可愛いね」ニマニマ
アニ「う、うるさいよっ///」プイッ
クリスタ「アニって案外、独占欲が強かったんだね?」ニヤニヤ
アニ「いい加減に、そのにやけた顔を何とかしなっ!」プーイ
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- 40 : 2013/11/18(月) 16:18:38 :
クリスタ「にやけてなんかないよぉ?」ニヤニヤ
アニ「だから、その顔だって」
ユーク「楽しいか?」
子ども「うん、とっても!!」キラキラ
ユミル「おぉぉい、皆ぁぁ、私の事を忘れないでくれよぉぉ!」シクシク
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- 41 : 2013/11/18(月) 16:19:19 :
――――街中――――
子ども「あっ!お母さん居たっ!!」スッ
クリスタ「よかったね」ニコ
子ども「うん、ありがとう!おかあさぁーん!!」タッタッタ
子どもの母「すみません。わざわざ連れて来てもらったようで」
クリスタ「いえいえ、当然の責務です」バッ
ユーク「これからは、あまり目を離さないように、お願いしますね?」ニコ
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- 42 : 2013/11/18(月) 16:20:42 :
子どもの母「ええ、気をつけます。ありがとうございました」ペコリ
子ども「また、あそんでねーー!」フリフリ
クリスタ「うん、ばいばーい!」フリフリ
ユーク「元気でな」フリフリ
アニ「またね」フリフリ
ユミル「へっ、まぁ、楽しかったぜ!」フリフリ
子ども「ばいばーい!!」ブンブン
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- 43 : 2013/11/18(月) 16:21:04 :
――――――――
クリスタ「さて、無事に街に戻って来たし、もう夕方だね」
ユミル「そうだな、また兵舎に戻らねぇとな」
ユーク「ん?今は、訓練兵団の兵舎に居るのか?」
クリスタ「うん。そうなんだよ」
ユミル「それがどうかしたか?」
アニ「一昨日、見に行った時は、誰も居なかったんだよ」
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- 44 : 2013/11/18(月) 16:22:02 :
ユーク「皆に会えるかと思って、期待して行ったんだけどな」
クリスタ「そうだったんだぁ」
ユミル「3日ごとに、交互に移動するからな」
ユーク「今日が1日目かい?」
クリスタ「ううん、2日目。だから明日は、まだ訓練兵舎に居るよ?」
ユーク「そうか。なら明日は、会いに行けるかもな!」ニカッ
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- 45 : 2013/11/18(月) 16:22:22 :
ユミル「そういう事か。まぁ大丈夫なんじゃないか?」
アニ「(ユーク、さり気なくローテーションの日程を聞き出せたね)」
ユーク「それじゃあ、俺達も宿に戻るよ。じゃあね!」フリフリ
アニ「ばいばい」
クリスタ「うん、また明日か、また今度ねーー!!」フリフリ
ユミル「またな」
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- 46 : 2013/11/18(月) 16:23:51 :
――――帰路――――
ユーク「…やったな」グッ
アニ「そうだね。良い情報が入った」
ユーク「明日は、何か得られそうな気がするな」
アニ「あいつらに会うのも、明日が最期かもしれないね」
ユーク「あぁ、悔いは残さないように、全力で行こうと思う」
アニ「私はサポート側に着くから、頑張って」
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- 47 : 2013/11/18(月) 16:24:16 :
ユーク「あぁ、任せておけ」
ユーク「何かヒントだけでも掴んでから、シーナヘ戻るから」
アニ「期待してるよ」ニコ
ユーク「じゃあ、今日も部屋に来る?」ニッ
アニ「…多分ね?」ニコ
ユーク「“それも”楽しみにしておくよ!」ニコ
アニ「全く、調子がいいんだから」クスッ
ユーク「これが、俺のいい所だと思ってるからさ!――――」
To be continued...
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- 48 : 2013/11/18(月) 16:24:33 :
【あとがき】
彼らが助けた子ども
彼らが動いた時、果たしてその子は生きていられるのか
世代が移り変わる時、歴史にも変化が訪れる
今は果たして、誰の時代なのだろうか――――
-
- 49 : 2013/11/18(月) 16:24:54 :
【投稿完了 / シリーズ名 / 話数 / タイトル / URL】
――本編――
【13/11/15 進撃の巨人Another 第21話 『鍵《ヒント》』】
http://www.ssnote.net/archives/2740
【13/11/10 進撃の巨人Another 第20話 『懐古、そして展望』】
http://www.ssnote.net/archives/2440
【13/11/08 進撃の巨人Another 第19話 『待つ者』】
http://www.ssnote.net/archives/2307
【13/11/06 進撃の巨人Another 第18話 『以心』】
http://www.ssnote.net/archives/2219
【13/11/05 進撃の巨人Another 第17話 『志と命』】
http://www.ssnote.net/archives/2140
【13/11/04 進撃の巨人Another 第16話 『選ぶ』】
http://www.ssnote.net/archives/2041
【13/11/03 進撃の巨人Another 第15話 『悪癖』】
http://www.ssnote.net/archives/1992
【13/11/02 進撃の巨人Another 第14話 『クチは...』】
http://www.ssnote.net/archives/1943
【13/11/01 進撃の巨人Another 第13話 『ドウキ』】
http://www.ssnote.net/archives/1886
【13/10/31 進撃の巨人Another 第12話 『人柄』】
http://www.ssnote.net/archives/1841
【13/10/30 進撃の巨人Another 第11話 『危機と嬉々』】
http://www.ssnote.net/archives/1815
【13/10/29 進撃の巨人Another 第10話 『見上げる先』】
http://www.ssnote.net/archives/1748
【13/10/28 進撃の巨人Another 第9話 『辛辣』】
http://www.ssnote.net/archives/1702
【13/10/10 進撃の巨人Another 第8話 『本物』】
http://www.ssnote.net/archives/805
【13/10/10 進撃の巨人Another 第7話 『捨てる』】
http://www.ssnote.net/archives/800
【13/10/10 進撃の巨人Another 第6話 『側』】
http://www.ssnote.net/archives/796
【13/10/10 進撃の巨人Another 第5話 『指令』】
http://www.ssnote.net/archives/795
【13/10/10 進撃の巨人Another 第4話 『再び』】
http://www.ssnote.net/archives/793
【13/10/10 進撃の巨人Another 第3話 『解散式の夜』】
http://www.ssnote.net/archives/792
【13/10/10 進撃の巨人Another 第2話 『見たもの、見るもの』】
http://www.ssnote.net/archives/791
【13/10/10 進撃の巨人Another 第1話 『4人目』】
http://www.ssnote.net/archives/790
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- 50 : 2013/11/18(月) 16:25:08 :
――番外編――
【13/11/17 進撃の巨人Another ――番外編―― 第10話】
http://www.ssnote.net/archives/2668
【13/11/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第9話】
http://www.ssnote.net/archives/2257
【13/10/27 進撃の巨人Another ――番外編―― 第8話】
http://www.ssnote.net/archives/1550
【13/10/24 進撃の巨人Another ――番外編―― 第7話】
http://www.ssnote.net/archives/1374
【13/10/15 進撃の巨人Another ――番外編―― 第6話】
http://www.ssnote.net/archives/1078
【13/10/14 進撃の巨人Another ――番外編―― 第5話】
http://www.ssnote.net/archives/1040
【13/10/13 進撃の巨人Another ――番外編―― 第4話】
http://www.ssnote.net/archives/941
【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第3話】
http://www.ssnote.net/archives/923
【13/10/12 進撃の巨人Another ――番外編―― 第2話】
http://www.ssnote.net/archives/878
【13/10/11 進撃の巨人Another ――番外編―― 第1話】
http://www.ssnote.net/archives/845
――雑談――
【13/10/14 進撃の巨人Another シリーズ ――思い出(過去コメント)保管所――】
http://www.ssnote.net/archives/1038
【13/10/12 進撃の巨人Another シリーズ ――雑談所――】
http://www.ssnote.net/archives/924
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- 51 : 2013/11/18(月) 16:27:14 :
2日間、番外編10話の為に間隔が開きましたが、
トロスト区滞在4日目がこれにて、終了です
翌日、彼らは今度こそ、ここでの『目的』を果たせるのか
今は、私だけが知っています
それでは!!
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- 52 : 2013/11/19(火) 00:28:37 :
- 宣伝忘れてたけど、
次回は、番外編11話の予定です
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- 53 : 2020/10/06(火) 15:11:06 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=51
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